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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-03-10
(45)【発行日】2023-03-20
(54)【発明の名称】ロボット装置
(51)【国際特許分類】
   B25J 13/08 20060101AFI20230313BHJP
【FI】
B25J13/08 Z
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2019181773
(22)【出願日】2019-10-02
(65)【公開番号】P2021053787
(43)【公開日】2021-04-08
【審査請求日】2021-06-23
(73)【特許権者】
【識別番号】390020477
【氏名又は名称】トライエンジニアリング株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003373
【氏名又は名称】弁理士法人石黒国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】岡 丈晴
(72)【発明者】
【氏名】東 和也
【審査官】國武 史帆
(56)【参考文献】
【文献】特開平05-008187(JP,A)
【文献】特開2018-187715(JP,A)
【文献】特開2011-041992(JP,A)
【文献】特開2008-105163(JP,A)
【文献】特開昭62-173123(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2019/0143511(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B25J 1/00 - 21/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ロボット(8)に装着されて前記ロボットの動作に応じて移動するとともに、所定の処理をワークに施すように制御されて前記ワークに対し力を及ぼす処理部(2)と、
前記ロボットに装着されて前記ロボットの動作に応じて移動し、前記処理部を、前記ロボットに対して相対移動するように駆動する駆動部(3)と、
前記処理部が前記ワークに前記所定の処理を施しているときに、前記処理部が前記ワークに及ぼす力に感応し、この力に応じた信号を出力する検出部(4)と、
前記検出部が出力する信号に応じて前記駆動部を制御する制御部(6)とを備え、
前記駆動部は、
前記処理部を前記ロボットに対して相対的に直線駆動するための駆動力を発生する電動モータ(13)と、
この電動モータが発生する駆動力を前記処理部に伝達する動力伝達部(14)とを有し、
この動力伝達部は、
前記電動モータが発生する駆動力としてのトルクを直線的な直動力に変換するボールねじ(16)と、
このボールねじのナット(16b)により、特定の方向に、直線的に駆動される直動体(11)とを有し、
この直動体は、前記処理部が装着される本体(11a)、および、前記ナットにより押圧される押圧部(11b)を具備し、
前記本体と前記押圧部との間に前記検出部が組み入れられ、
前記処理部、前記検出部および前記直動体は、前記ボールねじから伝わる直動力により、前記特定の方向に駆動されることを特徴とするロボット装置。
【請求項2】
ロボットに装着されて前記ロボットの動作に応じて移動するとともに、所定の処理をワークに施すように制御されて前記ワークに対し力を及ぼす処理部と、
前記ロボットに装着されて前記ロボットの動作に応じて移動し、前記処理部を、前記ロボットに対して相対移動するように駆動する駆動部と、
前記処理部が前記ワークに前記所定の処理を施しているときに、前記処理部が前記ワークに及ぼす力に感応し、この力に応じた信号を出力する検出部と、
前記検出部が出力する信号に応じて前記駆動部を制御する制御部とを備え、
前記駆動部は、前記処理部を特定の方向に、前記ロボットに対して相対的に直線駆動するための駆動力を発生する動力発生部(13)と、この動力発生部が発生する駆動力を前記処理部に伝達する動力伝達部(14)とを有し、
前記処理部は前記動力伝達部に固定され、
前記検出部は、前記動力伝達部に組み入れられて前記動力発生部から前記処理部に至る前記駆動力の伝達経路の一部をなし、
前記ロボット装置は、
前記動力伝達部の内、前記駆動力の伝達に関して前記検出部よりも前記処理部の側に存在する部分を、前記特定の方向に移動するようにガイドするガイド部(5)を備えることを特徴とするロボット装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、ロボット装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、様々な工業分野では、次のような処理部および制御部を備えるロボット装置が汎用されている。
すなわち、処理部は、例えば、ロボットアームの先端に装着されてロボットの動作に応じて移動するとともに、所定の処理をワークに施すように制御される。また、制御部は、ロボットの動作を制御することで処理部を3次元的に移動させ、さらに、所定の処理をワークに施すように処理部の動作を制御する。
【0003】
例えば、特許文献1、2では、それぞれ、切削ツール、研磨ツールが処理部としてロボットに取り付けられ、これら切削ツールや研磨ツールにより、ワークに対して切削または研磨が施される。
近年、処理部による処理後の品質に関し、品質向上の要求が高まっており、ロボット装置においても、処理後の品質を向上するべく改善策が要求されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2019-118990号公報
【文献】特開2019-115959号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、ロボット装置において、処理部による処理後のワークの品質を向上することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のロボット装置は、次の処理部、駆動部、検出部および制御部を備える。まず、処理部は、ロボットに装着されてロボットの動作に応じて移動するとともに、所定の処理をワークに施すように制御されてワークに対し力を及ぼす。また、駆動部は、ロボットに装着されてロボットの動作に応じて移動し、処理部を、ロボットに対して相対移動するように駆動する。
【0007】
また、検出部は、処理部がワークに所定の処理を施しているときに、処理部がワークに及ぼす力に感応し、この力に応じた信号を出力する。さらに、制御部は、検出部が出力する信号に応じて駆動部を制御する。
そして、本開示の第1の態様によれば、駆動部は、次の電動モータおよび動力伝達部を有し、電動モータは、処理部をロボットに対して相対的に直線駆動するための駆動力を発生し、動力伝達部は、電動モータが発生する駆動力を処理部に伝達する。また、動力伝達部は、次のボールねじと直動体とを有し、ボールねじは、電動モータが発生する駆動力としてのトルクを直線的な直動力に変換し、直動体は、ボールねじのナットにより、特定の方向に、直線的に駆動される。さらに、直動体は、処理部が装着される本体、および、ナットにより押圧される押圧部を具備し、本体と押圧部との間に検出部が組み入れられている。そして、処理部、検出部および直動体は、ボールねじから伝わる直動力により、特定の方向に駆動される。
また、第2の態様によれば、駆動部は、次の動力発生部および動力伝達部を有し、動力発生部は、処理部を特定の方向に、ロボットに対して相対的に直線駆動するための駆動力を発生し、動力伝達部は、動力発生部が発生する駆動力を処理部に伝達する。また、処理部は動力伝達部に固定されている。さらに、検出部は、動力伝達部に組み入れられて動力発生部から処理部に至る駆動力の伝達経路の一部をなす。そして、第2の態様のロボット装置は、次のガイド部を備える。すなわち、ガイド部は、動力伝達部の内、駆動力の伝達に関して検出部よりも処理部の側に存在する部分を、特定の方向に移動するようにガイドする。
これにより、ロボット装置において、処理部による処理後のワークの品質を向上する、という課題を潜在的に解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】ロボット装置の全体構成図である。
図2】ロボット装置の要部構成図である。
図3】ロボット装置の制御ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施形態のロボット装置を、以下の実施例に基づき説明する。
【実施例
【0010】
〔実施例の構成〕
実施例のロボット装置1の構成を、図1図3を用いて説明する。
ロボット装置1は、以下に説明する処理部2、駆動部3、検出部4、ガイド部5および制御部6を備える。
まず、処理部2は、ロボット8に装着されてロボット8の動作に応じて移動するとともに、所定の処理を、図示しないワークに施すように制御されてワークに対し力を及ぼす。以下の説明では、処理部2が所定の処理をワークに施しているときに、ワークに対して及ぼす力を「加圧力」と呼ぶことがある。
なお、処理部2は、例えば、ワークを研磨する研磨ツールである。
【0011】
ここで、ロボット8は、例えば、6つの関節を有する周知の多関節ロボットであり、6つの関節の軸は周知の第1軸8a、第2軸8b、第3軸8c、第4軸8d、第5軸8e、第6軸8fである。また、ロボット8は、例えば、水平面に対し第1軸8aが垂直となるように設置され、第1軸8aの周囲に回転駆動され、所定の作業スペースの床面に設置されている。
【0012】
また、ロボット8の先端には、所定のブラケット9が取り付けられ、ブラケット9に駆動部3が設けられている。そして、処理部2は、駆動部3の一部をなす直動体11の本体11aの先端に装着されている。つまり、処理部2は、ブラケット9および駆動部3を介してロボット8の先端に装着されている。
【0013】
次に、駆動部3は、ロボット8に装着されてロボット8の動作に応じて移動し、処理部2を、ロボット8に対して直線的に相対移動するように駆動する。以下、駆動部3を、具体的に説明する。
駆動部3は、上記のようにブラケット9に設けられており、ブラケット9を介してロボット8に装着されている。また、駆動部3は、次の動力発生部13および動力伝達部14を有する。
【0014】
動力発生部13は、処理部2をロボット8に対して相対的に直線駆動するための駆動力を発生するものであり、例えば、3相の電機子コイルと永久磁石とを具備する周知のブラシレスモータである(以下、動力発生部13をモータ13と呼ぶことがある。)。そして、モータ13は、ブラケット9に固定されている。
【0015】
ここで、ブラケット9は、ロボット8の第6軸8fに垂直なプレート部9aと、プレート部9aに垂直、かつ、第5軸8eに平行なプレート部9bとを有する。そして、モータ13は、自身の回転軸がプレート部9bに垂直となるように、プレート部9bに固定され、モータ13の回転軸は、プレート部9aと平行である。
【0016】
なお、第5軸8eは、処理部2、駆動部3およびブラケット9を旋回駆動するときの回転軸であり、第6軸8fは、処理部2、駆動部3およびブラケット9を回転駆動するときの回転軸である。また、処理部2がロボット8に対して直線的に相対移動する方向は、第5軸8e、第6軸8fの両方に垂直な方向である(以下、処理部2がロボット8に対して直線的に相対移動する方向を特定方向と呼ぶことがある。)。
【0017】
動力伝達部14は、モータ13が発生する駆動力を処理部2に伝達するものであり、ボールねじ16および上記した直動体11を有する。ここで、ボールねじ16は、モータ13が発生する駆動力としてのトルクを直線的な直動力に変換するものであり、モータ13の回転軸と同軸に設けられたネジ軸16a、および、ネジ軸16aと螺合して回転が規制されるナット16bとを具備する周知構造である。なお、モータ13の回転軸およびネジ軸16aは、特定方向を指向している。
【0018】
また、直動体11は、処理部2が装着される本体11a、および、ナット16bにより押圧される押圧部11bを具備し、本体11aと押圧部11bとの間に検出部4が組み入れられている。さらに、処理部2は、上記したように本体11aの先端に固定されており、本体11aは、駆動力の出力端をなす。
以上により、処理部2、検出部4および直動体11は、ボールネジ16から伝わる駆動力としての直動力により、特定方向に駆動される。なお、本体11aとブラケット9との間には、後記するガイド部5が介在する。
【0019】
次に、検出部4は、処理部2がワークに所定の処理を施しているときに、処理部2がワークに及ぼす力(加圧力)に感応し、加圧力に応じた信号を出力するものである。
ここで、検出部4は、例えば、周知構造のロードセルである。また、検出部4は、上記のように本体11aと押圧部11bとの間に組み入れられて動力発生部13から処理部2に至る力の伝達経路の一部をなす。これにより、検出部4には、加圧力の反力がワークから処理部2および本体11aを経由して伝わるので、結果的に、検出部4は、加圧力に感応して加圧力に応じた信号を出力する。
【0020】
次に、ガイド部5は、動力伝達部14の内、駆動力の伝達に関して検出部4よりも処理部2の側に存在する部分を、特定方向に移動するようにガイドするものであり、具体的には、本体11aをガイドする。ここで、ガイド部5は、例えば、次のようなレール5aおよびスライダ5bからなる。まず、レール5aは、プレート部9a上に特定方向と平行に設けられ、スライダ5bは、本体11aに設けられてレール5aを挟みつつレール5a上をスライドする。
【0021】
次に、制御部6は、各種信号の入力装置や出力装置、マイクロコンピュータ、および、記憶装置等を有する周知構造を具備する。また、制御部6は、入力された各種の信号に基づき、ワークに所定の処理を施すための各種の制御フローを実行する。
【0022】
そして、制御部6は、これら制御フローを実行するときに、入力された各種の信号に基づき、処理部2、駆動部3およびロボット8等の動作を制御する。より具体的には、制御部6は、ロボット8の動作を制御することにより、処理部2を移動させるとともに、処理部2の動作を制御することにより、処理部2に、所定の処理をワークに対して施させる。また、制御部6は、検出部4が出力する信号に応じて駆動部3を制御して、処理部2をロボット8に対して相対移動させる。
【0023】
ここで、駆動部3、検出部4、制御部6等は、図3に示すように、フィードバック制御系を構成する。また、制御部6には、例えば、加圧力の好ましい数値を手入力するための教示ペンダント18が接続されている。
【0024】
そして、制御部6は、手入力された数値を加圧力の目標値とし、この目標値と、検出部4から制御部6に入力された数値、つまり、加圧力の検出値との偏差を求める。そして、制御部6は、求めた偏差に応じて駆動部3に与える指令値を算出する。なお、制御部6において、加圧力の偏差に応じて駆動部3に与える指令値を算出する機能を指令値演算部19として、図3に図示した。
【0025】
駆動部3に与える指令値とは、例えば、モータ13の電機子コイルに通電される電流の目標値である。これにより、モータ13の通電に応じた駆動力としての直動力が処理部2に与えられ、処理部2は、ロボット8に対して相対移動する。
【0026】
以上のような構成により、ロボット装置1は、次のように作用する。
すなわち、何らかの要因により、処理部2がワークから離れて加圧力が小さくなると、検出部4が出力する検出値が低下する。これにより、加圧力に関して目標値と検出値との偏差が、例えば、プラス側に大きくなると、指令値演算部19は、例えば、モータ13が正方向に回転するように指令値を算出する。この結果、処理部2は、ロボット8に対して特定方向に相対移動してワークに近付くので、加圧力に関して偏差の絶対値が小さくなり、検出値が目標値に近くなる。
【0027】
逆に、処理部2がワークに接近して加圧力が大きくなると、検出部4が出力する検出値が増加する。これにより、加圧力に関して目標値と検出値との偏差がマイナス側に大きくなると、指令値演算部19は、モータ13が負方向に回転するように指令値を算出する。この結果、処理部2は、ロボット8に対して特定方向に相対移動してワークから遠ざかるので、加圧力に関して偏差の絶対値が小さくなり、検出値が目標値に近くなる。
【0028】
〔実施例の効果〕
実施例のロボット装置1は、次の処理部2、駆動部3、検出部4および制御部6を備える。まず、処理部2は、ロボット8に装着されてロボット8の動作に応じて移動するとともに、所定の処理をワークに施すように制御されてワークに対し加圧力を及ぼす。また、駆動部3は、ロボット8に装着されてロボット8の動作に応じて移動し、処理部2を、ロボット8に対して相対移動するように駆動する。
【0029】
また、検出部4は、処理部2がワークに所定の処理を施しているときに、処理部2がワークに及ぼす加圧力に感応し、加圧力に応じた信号を出力する。さらに、制御部6は、検出部4が出力する信号に応じて駆動部3を制御する。
これにより、ロボット装置1において、処理部2による処理後のワークの品質を向上することができる。
【0030】
すなわち、処理部2により処理すべきワークの表面に凹凸がある場合、検出部4を備えないロボット装置では、表面に対して加圧力を均一に与えようとすると、ロボット8の動作制御により、表面の各部位ごとに処理部2と表面との距離を均一に保つ必要がある。しかし、ロボット8自体の機械的な撓みにより、加圧力の加わり方が不安定になりやすく、しかも、処理部2を、より高速で移動させようとするほど、不安定さが大きくなる。
【0031】
そこで、ロボット装置1に上記のような検出部4を具備させ、ワークに作用する加圧力を直接的に検出して制御部6にフィードバックすることで、加圧力が表面の凹凸により変動しても、駆動部3を好適に操作して加圧力を制御することができる。このため、ロボット装置1において、処理部2による処理後のワークの品質を向上することができる。
【0032】
また、駆動部3は、処理部2を特定方向に直線駆動するための駆動力を発生する動力発生部13と、動力発生部13が発生する駆動力を処理部2に伝達する動力伝達部14とを有し、処理部2は動力伝達部14に固定されている。また、検出部4は、動力伝達部14に組み入れられて動力発生部13から処理部2に至る駆動力の伝達経路の一部をなす。さらに、ロボット装置1によれば、ガイド部5は、動力伝達部14の内、駆動力の伝達に関して検出部4よりも処理部2の側に存在する直動体11の本体11aを、特定方向に移動するようにガイドする。
これにより、特定方向以外の方向を指向する力が検出部4に作用するのを抑制することができる。このため、検出部4は、より高精度に加圧力を検出することができる。
【0033】
〔変形例〕
実施例は具体的な一例を開示するものであり、本発明は、実施例に限定されない。
例えば、実施例のロボット装置1によれば、処理部2がロボット8に対して直線的に相対移動する方向(特定方向)は、第5軸8e、第6軸8fの両方に垂直な方向であったが、特定方向は、このような態様に限定されず、例えば、特定方向を、第6軸8fに垂直、第5軸8eには非垂直としてもよい。
また、実施例のロボット装置1によれば、処理部2は、ワークを研磨する研磨ツールであったが、処理部2の態様は研磨ツールに限定されない。例えば、ワークを切削する切削ツール、ワークをヘミング加工するローラ、ワークを摩擦攪拌接合する接合ツール、ワークの表面を塗装するための塗料を吐出する吐出ノズル等を処理部2として採用してもよい。
【符号の説明】
【0034】
1 ロボット装置 2 処理部 3 駆動部 4 検出部 6 制御部 8 ロボット
図1
図2
図3