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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-03-10
(45)【発行日】2023-03-20
(54)【発明の名称】電気接続構造及びその製造方法
(51)【国際特許分類】
   H01R 13/66 20060101AFI20230313BHJP
   H01R 4/02 20060101ALI20230313BHJP
   H01R 13/52 20060101ALN20230313BHJP
【FI】
H01R13/66
H01R4/02 C
H01R13/52 B
【請求項の数】 9
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2018107769
(22)【出願日】2018-06-05
(65)【公開番号】P2019036528
(43)【公開日】2019-03-07
【審査請求日】2021-04-05
(31)【優先権主張番号】102017000060764
(32)【優先日】2017-06-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】IT
(73)【特許権者】
【識別番号】518263944
【氏名又は名称】ジョンソン エレクトリック インターナショナル アクチェンゲゼルシャフト
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100088694
【弁理士】
【氏名又は名称】弟子丸 健
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100067013
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 文昭
(74)【代理人】
【識別番号】100086771
【弁理士】
【氏名又は名称】西島 孝喜
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100109335
【弁理士】
【氏名又は名称】上杉 浩
(74)【代理人】
【識別番号】100120525
【弁理士】
【氏名又は名称】近藤 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100139712
【弁理士】
【氏名又は名称】那須 威夫
(72)【発明者】
【氏名】ダヴィデ ヴォルピン
(72)【発明者】
【氏名】ドナート モンテサーノ
【審査官】高橋 裕一
(56)【参考文献】
【文献】特開平07-254455(JP,A)
【文献】特開2014-057015(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2005/0092517(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2016/0142030(US,A1)
【文献】特開2011-108634(JP,A)
【文献】特開昭60-1775(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01R4/00-4/22
H01R13/40-13/533
H01R13/56-13/72
H01R43/00-43/02
H01R43/027-43/28
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部ケーシングと、
少なくとも2つの電気接続端子であって、各電気接続端子の少なくとも一部は、前記外部ケーシング内に固定される、少なくとも2つの電気接続端子と、
少なくとも2つのケーブルであって、前記少なくとも2つのケーブルの各々は、対応する電気接続端子に接続される端部を有する、少なくとも2つのケーブルと、
電子部品と、
を備える電気接続構造であって、
前記電気接続構造は、更に、前記少なくとも2つのケーブル上に成形される少なくとも1つのケーブルホルダを備え、前記少なくとも1つのケーブルホルダは、前記外部ケーシング内に取り付けられ、前記電子部品は、前記少なくとも2つのケーブルの前記端部の間に接続され、
前記外部ケーシングは、互いに連結される主蓋体及び本体を備え、前記少なくとも1つのケーブルホルダは、前記本体内に取り付けられ、前記少なくとも2つのケーブルのそれぞれの一端は、前記少なくとも1つのケーブルホルダの外側に配置されて、対応する電気接続端子を接続し、
前記本体は、前記少なくとも2つのケーブルと前記少なくとも2つの電気接続端子との電気接続領域に対応する貫通開口部を備え、前記外部ケーシングは、更に、前記本体の前記主蓋体と反対の側に連結されて、前記貫通開口部を覆う副蓋体を備えることを特徴とする電気接続構造。
【請求項2】
前記電気接続構造は、電気モータを接続して、電源又は制御信号を送るように構成されるケーブルコネクタであり、前記電子部品はフィルタ要素であることを特徴とする、請求項1に記載の電気接続構造。
【請求項3】
前記電子部品は、コンデンサであり、前記少なくとも2つのケーブルは、2つの電力ケーブルを備え、前記電子部品は、前記2つの電力ケーブルの端部の間に接続されることを特徴とする、請求項1に記載の電気接続構造。
【請求項4】
外部ケーシングと、
少なくとも2つの電気接続端子であって、各電気接続端子の少なくとも一部は、前記外部ケーシング内に固定される、少なくとも2つの電気接続端子と、
少なくとも2つのケーブルであって、前記少なくとも2つのケーブルの各々は、対応する電気接続端子に接続される端部を有する、少なくとも2つのケーブルと、
電子部品と、
を備える電気接続構造であって、
前記電気接続構造は、更に、前記少なくとも2つのケーブル上に成形される少なくとも1つのケーブルホルダを備え、前記少なくとも1つのケーブルホルダは、前記外部ケーシング内に取り付けられ、前記電子部品は、前記少なくとも2つのケーブルの前記端部の間に接続され、
前記外部ケーシングは、互いに連結される主蓋体及び本体を備え、前記少なくとも1つのケーブルホルダは、前記本体内に取り付けられ、前記少なくとも2つのケーブルのそれぞれの一端は、前記少なくとも1つのケーブルホルダの外側に配置されて、対応する電気接続端子を接続し、
閉ループ溝又は閉ループ突起が、組み付けられた前記本体及び前記少なくとも1つのケーブルホルダの前記主蓋体に隣接する側に形成され、前記閉ループ溝又は閉ループ突起は、前記電子部品、及び前記少なくとも2つの電気接続端子と前記少なくとも2つのケーブルとの電気接続領域を連続的に取り囲み、前記主蓋体は、前記閉ループ溝又は閉ループ突起と係合されるように構成される対応する閉ループ突起又は閉ループ溝を備え、樹脂が、前記閉ループ溝に供給されることを特徴とする電気接続構造
【請求項5】
前記電気接続構造は、電気モータを接続するよう構成されたケーブルコネクタであり、前記電子部品はフィルタ要素であることを特徴とする、請求項に記載の電気接続構造。
【請求項6】
前記少なくとも2つのケーブルの各々は、矩形断面を有する複数の圧縮銅線を備え、前記対応する電気接続端子又は前記電子部品に電気抵抗溶接するようになっていることを特徴とする、請求項に記載の電気接続構造。
【請求項7】
外部ケーシングと、
少なくとも2つの電気接続端子であって、各電気接続端子の少なくとも一部は、前記外部ケーシング内に固定される、少なくとも2つの電気接続端子と、
少なくとも2つのケーブルであって、前記少なくとも2つのケーブルの各々は、対応する電気接続端子に接続される端部を有する、少なくとも2つのケーブルと、
電子部品と、
を備える電気接続構造であって、
前記電気接続構造は、更に、前記少なくとも2つのケーブル上に成形される少なくとも1つのケーブルホルダを備え、前記少なくとも1つのケーブルホルダは、前記外部ケーシング内に取り付けられ、前記電子部品は、前記少なくとも2つのケーブルの前記端部の間に接続され、
前記外部ケーシングは、互いに連結される主蓋体及び本体を備え、前記少なくとも1つのケーブルホルダは、前記本体内に取り付けられ、前記少なくとも2つのケーブルのそれぞれの一端は、前記少なくとも1つのケーブルホルダの外側に配置されて、対応する電気接続端子を接続し、
前記本体は、前記少なくとも2つのケーブルの延在方向に沿う第1及び第2の収容部を含み、前記少なくとも1つのケーブルホルダ及び前記電子部品は、前記第1の収容部に配置され、前記少なくとも2つのケーブルは、前記第1の収容部を貫通して前記第2の収容部に延在し、前記少なくとも2つの電気接続端子の第1の端部は、前記第2の収容部に配置されて前記少なくとも2つのケーブルを接続し、前記主蓋体は、前記第2の収容部に対向する第1の射出穴を含み、射出樹脂が前記第2の収容部を封止するようになっていることを特徴とする電気接続構造
【請求項8】
対向する2つの側を備える外部ケーシングと、
2つの電力ケーブルを備える少なくとも2つのケーブルと、
前記外部ケーシングの内部に配置される電子部品と、
を備える電気接続構造であって、
前記電気接続構造は、更に、少なくとも、前記2つの電力ケーブル上に成形され、前記外部ケーシング内に取り付けられる少なくとも1つのケーブルホルダを備え、
前記2つの電力ケーブルの各々は、順次、前記対向する2つの側を貫通し、
前記電子部品はフィルタ要素であり、前記2つの電力ケーブルの間に接続され、
前記外部ケーシングは、互いに連結される蓋体及び本体を備え、少なくとも1つのケーブルホルダは、前記本体に取り付けられることを特徴とする電気接続構造。
【請求項9】
閉ループ溝又は閉ループ突起が、組み付けられた本体及び少なくとも1つのケーブルホルダの蓋体に隣接する側に形成され、前記閉ループ溝又は閉ループ突起は、前記電子部品及び前記電子部品と少なくとも2つのケーブルとの電気的接続領域を連続的に取り囲み、前記蓋体は、前記閉ループ溝又は閉ループ突起に係合される対応する閉ループ突起又は閉ループ溝を含み、樹脂が前記閉ループ溝に供給されることを特徴とする、請求項に記載の電気接続構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[0001] 本開示は、電気装置、特に、自動車の熱交換器のためのファンユニットに適用される電気モータのための電源及び/又は制御信号を送るための電気接続構造及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
[0002] 例えば、図1及び図2に示すような従来技術の電気接続構造1は、4つのケーブル2と、内部に2つの金属端子4が固定された外部ケーシングと、電気部品6とを含む。4つのケーブル2は、それぞれ、金属端子4の4つの端部に溶接される。電気部品6は、2つの金属端子4の間に接続される。
【0003】
[0003] 対応する金属端子4に溶接するためのケーブル2の正確な位置決めは、自動化が複雑且つ困難である。位置決めが正確ではないと、ケーブル2と金属端子4との間の接続は不安定であり、電気接続構造1も正常に作動しない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
[0004] したがって、配線作業を簡略化することができ、その結果、配線作業に必要な時間及びコストを低減することができる電気接続構造が望まれる。特に、電気モータの電気接続構造の配線作業を簡略化することができ、より詳細には、自動車の熱交換器のためのファンユニットと連結されるブラシレスモータの配線作業を簡略化する電気接続構造が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
[0005] 一態様では、電気接続構造を提供するものであり、この電気接続構造は、外部ケーシングと、少なくとも2つの電気接続端子と、少なくとも2つのケーブルと、電子部品とを含む。各電気接続端子の少なくとも一部は、前記外部ケーシング内に固定される。前記少なくとも2つのケーブルの各々は、対応する電気接続端子に接続される端部を有する。前記電気接続構造は、更に、前記少なくとも2つのケーブル上に成形される少なくとも1つのケーブルホルダを含む。前記少なくとも1つのケーブルホルダは、前記外部ケーシング内に取り付けられ、前記電子部品は、前記少なくとも2つのケーブルの前記端部の間に接続される。
【0006】
[0006] 別の態様では、電気接続構造の製造方法を提供するものであり、この方法は、各々が端部を有する少なくとも2つのケーブルを設ける工程と、射出成形によって、前記少なくとも2つのケーブルと一体の少なくとも1つのケーブルホルダを形成する工程と、前記少なくとも2つのケーブルの前記端部の間に、電子部品を接続し、内部に少なくとも2つの電気接続端子が固定された外部ケーシング内に、前記少なくとも1つのケーブルホルダを取り付け、前記少なくとも2つのケーブルの前記端部と、対応する電気接続端子とを接続する工程とを含む。
【0007】
[0010] 別の態様では、電気接続構造を提供するものであり、この電気接続構造は、対向する2つの側を含む外部ケーシングと、2つの電力ケーブルを含む少なくとも2つのケーブルと、前記外部ケーシングの内部に配置される電子部品と含む。前記電気接続構造は、更に、少なくとも、前記2つの電力ケーブル上に成形され、前記外部ケーシング内に取り付けられる少なくとも1つのケーブルホルダを含む。前記2つの電力ケーブルの各々は、順次、前記対向する2つの側を貫通する。前記電子部品は、前記2つの電力ケーブルの間に接続される。
【0008】
[0011] 本開示の実施形態では、電気接続構造は、ケーブル及び電気接続端子をそれぞれ位置決めする必要がないので、配線作業を簡略化することができ、その結果、配線作業に必要な時間及びコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】従来技術による電気接続構造の適用を示す図である。
図2】蓋体を取り外した状態の図1の電気接続構造を示す図である。
図3】本開示の第1の実施形態による電気接続構造の適用を示す図である。
図4図3の部分分解図である。
図5】蓋体を取り外した状態の図3の電気接続構造を示す図である。
図6】本開示の第2の実施形態による電気接続構造の適用を示す図である。
図7図6の電気接続構造の分解図である。
図8図7の電気接続構造のケーブルホルダの拡大図である。
図9図7の電気接続構造の部分IXの拡大図である。
図10】主蓋体を取り外した状態の図6の電気接続構造を示す図である。
図11】反対側から見た図7の電気接続構造の主蓋体を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[0012] ここで、添付図面の図を参照して、単なる例示として本発明の好ましい実施形態を説明する。図において、複数の図に現れる同一の構造体、要素又は部品は、一般に、それらが現れる全ての図において同じ符号で表記される。図内に示される構成部品及び構造部の寸法は、一般に、便宜のため及び提示の明確さのために選択されたものであり、必ずしも縮尺通りではない。
【0011】
[0024] 添付図面及び好ましい実施形態と併せて、主題を説明する。説明された実施形態は、本開示の実施形態のいくつかに過ぎず、その全てではない。本開示の実施形態に基づいて、創作努力を払うことなく当業者によって得られる他の全ての実施形態は、本開示の保護範囲に属する。図面は、単なる参照のためのものであり、本発明を限定することを意図するものではないことを理解されたい。図面に示される寸法は、図示の便宜のためのものに過ぎず、限定的なものを意図するものではない。
【0012】
[0025] ある部品が他の部品に「接続される(connected)」と考えられる場合、ある部品は、他の部品に直接接続されることができるか、又は、中心部品を有することもできることに留意されたい。別段の定義がない限り、本明細書で使用する全ての技術用語及び科学用語は、当業者により一般的に理解されるものと同じ意味を有する。本開示の明細書で使用する用語は、特定の実施形態を説明する目的のためのものに過ぎず、本発明を限定することを意図するものではない。
【0013】
[0026] 図3及び図4は、本開示の第1の実施形態による電気接続構造10を示す。電気接続構造10は、少なくとも2つのケーブル16を有する電磁遮蔽箱であり、電磁干渉を遮蔽する。ケーブル16は、電源及び/又は制御信号を送るように構成される。電気接続構造10は、種々の用途に用いることができ、例えば、電気装置(図示せず)に接続することができる。電気装置は、電気モータ、特に、自動車の熱交換器のためのファンユニットに適用されるブラシレスモータにすることができる。
【0014】
[0027] 図示の実施形態では、少なくとも2つのケーブル16は、電源を送電するための2つの電力ケーブル16Aと、制御信号を送信するための2つの信号ケーブル16Bとを含む。信号ケーブル16Bの数は、1つだけでも、2つよりも多くてもよいことを理解されたい。
【0015】
[0028] 電気接続構造10は、電力ケーブル16Aと一体のケーブルホルダ20と、対向する2つの側を有する外部ケーシング12と、少なくとも1つの電子部品26とを含む。外部ケーシング12の第1の側は、電力ケーブル16Aの入口として設けられる第1の開口部14を含む。外部ケーシング12の第2の側は、電力ケーブル16Aの出口として設けられる第2の開口部15を含む。電力ケーブル16Aは、順次、第1の開口部14及び第2の開口部15を貫通する。
【0016】
[0029] ケーブルホルダ20は、電力ケーブル16A上に成形される。好ましくは、ケーブルホルダ20は、射出成形部品として設計され、プラスチック材料で、2つの電力ケーブル16Aに直接成形されて、電力ケーブル16Aが、ケーブルホルダ20によって保持されて、ケーブルホルダ20が、電力ケーブル16Aに沿って移動するのを防止するようになっている。信号ケーブル16Bは、外部ケーシング12の外側に固定される。代替実施形態では、ケーブルホルダ20は、全てのケーブル16上に成形することもでき、これにより、全てのケーブル16は、順次、第1の開口部14及び第2の開口部15を貫通する。
【0017】
[0030] ケーブルホルダ20は、外部ケーシング12内に配置される。ケーブルホルダ20と外部ケーシング12との間の連結作業は、ケーブルホルダ20の成形材料を固化させた後、行うことができる。ケーブルホルダ20は、摺動又は噛み合いにより、外部ケーシング12内に取り付けられ、位置決めされる。電子部品26は、フィルタ要素、好ましくは、コンデンサにすることができる。電子部品26は、ケーブルホルダ20によって保持される2つの電力ケーブル16Aの間に接続される。電子部品26と電力ケーブル16Aとの間の電気接続は、好ましくは、電気抵抗溶接であるが、これに限られず、シーミング(seaming)、ろう付け、はんだ付けなどの他の周知の方法を用いることもできる。
【0018】
[0031] 好ましくは、ケーブルホルダ20は、実質的に矩形フレームである。電力ケーブル16Aは、第1の側23から第2の側25に、ケーブルホルダ20を横断する。ケーブルホルダ20は、電力ケーブル16Aの一部を収納するためのスロット22を含む。スロット22は、開口して、外側から電力ケーブル16Aの一部に作業することができる。すなわち、スロット22に位置する電力ケーブル16Aの一部が、露出されるので、作業者が、2つの電力ケーブル16Aに対して、容易に作業して、対応する電気接続を行うことができる。スロット22は、間仕切壁28によって、2つのサブスロット22A、22Bに分割することができ、サブスロットの各々は、1つの電力ケーブル16Aの一部を収納する。
【0019】
[0032] 図示の実施形態では、電力ケーブル16Aの各々は、導体30及び外装32を含む。電子部品26は、2つのピン36を有し、ピンの各々は、導体30を切断することなく、外装32の一部を取り外すことにより、対応する電力ケーブル16Aに接続される。電子部品26のピン36は、好ましくは電気抵抗溶接により、外装32で被覆されていない導体30の部分に接続される。したがって、従来技術の正確な位置決めは、不要であり、電気接続構造10は、配線作業を簡略化することができ、その結果、配線作業に必要な時間及びコストを低減することができる。
【0020】
[0033] 好ましくは、導体30は、矩形断面を有する複数の圧縮銅線を含む。スロット22は、貫通開口部であり、電力ケーブル16Aの延在方向に対して垂直な方向に沿って、ケーブルホルダ20を貫通して、ケーブルホルダ20に収納される2つの電力ケーブル16Aの一部の両側が、作業可能であり、これは、電子部品26を2つの電力ケーブル16Aに電気抵抗溶接するのに便利である。
【0021】
[0034] 図示の実施形態では、外部ケーシング12は、噛み合い閉構造22を介して、互いに連結される蓋体12A及び本体12Bを含む。ねじ付け閉構造などの代替の閉構造を用いることもできる。外部ケーシング12、特に、その本体12Bは、室24を含み、電子部品26を収容する。好ましくは、室24及びケーブルホルダ20のスロット22は、間仕切壁29によって分割される。蓋体12Aは、更に、スロット22に対応する射出穴29を含むことができ、射出樹脂が、スロット22を封止するようになっている。
【0022】
[0035] 好ましくは、本体12Bの室24の底部は、更に、均圧弁(図示せず)を含み、電子部品26を収容する室24の圧力変化を補償する。均圧弁は、外気が出入りすることができる少なくとも1つの呼吸穴(図示せず)と、防水膜(図示せず)とを含む。膜は、微孔膜、例えば、ゴアテックス膜などのポリテトラフルオロエチレン製のものであり、通気性であるが、水密性である。呼吸穴は、室24の底部に一体に形成するか、又は、室24の底部に組み付けられる別個の要素に形成することができる。膜は、呼吸穴に対応して、室24の底部に固定され、好ましくは溶接される。代替実施形態では、均圧弁は、蓋体12Aに配置することもできる。
【0023】
[0036] 好ましくは、ケーブルホルダ20は、更に、ピン36に起こり得る何らかの損傷又はピン36間の短絡を回避するため、電子部品26の1つのピン36を案内するように配置される少なくとも1つの案内部34を含む。
【0024】
[0037] 好ましくは、閉ループ溝21が、組み付けられた本体12B及びケーブルホルダ20の蓋体12Aに隣接する側に形成される。閉ループ溝21は、電子部品26、及び電子部品26とケーブル16との電気接続領域を取り囲む連続溝であり、樹脂を供給する。好ましくは、閉ループ溝21は、内側境界壁21A及び外側境界壁21Bを含み、溝21を閉じる。蓋体12Aは、更に、閉ループ溝21に挿入される閉ループ突起(図示せず)を含み、組み立てた状態の電気接続構造10の確実な封止を実現するようになっている。代替実施形態では、閉ループ溝21は、蓋体12Aに形成することもでき、これに対応して、閉ループ突起は、本体12B及びケーブルホルダ20の少なくとも1つに形成することができる。閉ループ溝21は、好ましくは、矩形であるが、円形又は他の形状にすることもできる。閉ループ溝21は、本体12B及びケーブルホルダ20によって一緒に形成することができる。
【0025】
[0038] 図示の実施形態では、閉ループ溝21は、第1の部分2Aと、対向する2つの第2の部分2Bと、第3の部分2Cとを含む。閉ループ溝21の第1の部分2Aは、本体12Bに形成される。閉ループ溝21の対向する2つの第2の部分2Bは、ケーブルホルダ20に形成される。閉ループ溝21の第3の部分2Cは、本体12Bとケーブルホルダ20との間に形成される。
【0026】
[0039] 図6図10は、本開示の第2の実施形態による電気接続構造40を示す。この実施形態では、電気接続構造40は、ケーブルコネクタであり、種々の用途に用いられて、電源及び/又は制御信号を電気装置(図示せず)に送ることができる。電気装置は、電気モータ、特に、自動車の熱交換器のためのファンユニットに適用されるブラシレスモータにすることができる。
【0027】
[0040] 電気接続構造40は、少なくとも2つのケーブル46と、少なくとも2つのケーブル46と一体のケーブルホルダ50と、少なくとも1つの電子部品56と、第1の開口部44及び第2の開口部45を有する外部ケーシング42と、少なくとも2つの電気接続端子48とを含む。ケーブルホルダ50は、外部ケーシング42内に配置される。ケーブルホルダ50と外部ケーシング42との間の連結作業は、ケーブルホルダ50の成形材料を固化させた後、行うことができる。
【0028】
[0041] 各ケーブル46は、第1の開口部44を貫通し、外部ケーシング42内に配置される端部(符号表記なし)を有する。電気接続端子48の第1の端部(符号表記なし)は、対応するケーブル46と接続され、電気接続端子48の第2の端部(符号表記なし)は、第2の開口部45に位置して、対応するコネクタと係合する。好ましくは、電気接続端子48は、外部ケーシング42と一体である。
【0029】
[0042] 電子部品56は、フィルタ要素、好ましくは、コンデンサにすることができる。電子部品56は、ケーブル46の間に接続され、外部ケーシング42内に配置される。電子部品56とケーブル46との間の電気接続は、好ましくは、電気抵抗溶接であるが、これに限られず、シーミング(seaming)、ろう付け、はんだ付けなどの他の周知の方法を用いることもできる。
【0030】
[0043] ケーブルホルダ50は、ケーブル46上に成形される。好ましくは、ケーブルホルダ50は、射出成形部品として設計され、プラスチック材料で、ケーブル46に直接成形されて、ケーブル46が、ケーブルホルダ50によって保持されて、ケーブルホルダ50が、ケーブル46に沿って移動するのを防止するようになっている。好ましくは、ケーブルホルダ50は、実質的に矩形フレームであり、各ケーブル46は、ケーブルホルダ50の外側に配置される一端を有するケーブルホルダ50を横断して、対応する電気接続端子48を接続する。
【0031】
[0044] 電気接続構造40は、ケーブルホルダ50を含むので、ケーブル及び電気接続端子をそれぞれ位置決めする必要がなく、したがって、配線作業が簡略化される。
【0032】
[0045] 図示の実施形態では、ケーブル46は、電源を送電するための2つの電力ケーブル46Aと、制御信号を送信するための2つの信号ケーブル46Bとを含む。これに対応して、電気接続端子48は、2つの電力端子48A及び2つの信号端子48Bを含む。信号ケーブル46Bの数は、1つだけでも、2つよりも多くてもよく、信号端子48Bの数も、1つだけでも、2つよりも多くてもよいことを理解されたい。少なくとも1つの電子部品56は、2つのコンデンサを含み、コンデンサの各々は、2つの電力ケーブル46Aの間に接続される。2つのコンデンサ56は、それぞれ、ケーブルホルダ50の対向する2つの側に配設される。コンデンサ56の数も、1つだけでも、2つよりも多くてもよいことを理解されたい。
【0033】
[0046] 図示の実施形態では、各電力ケーブル46Aは、導体460及び外装462を含む。各コンデンサ56は、2つのピン(符号表記なし)を有し、ピンの各々は、ケーブルホルダ50の外側に位置する対応する電力ケーブル46Aの端部に接続される。この接続は、電力ケーブル46Aの端部において、外装462の少なくとも一部を取り外すことにより、行われる。コンデンサ56のピンは、好ましくは電気抵抗溶接により、外装462で被覆されていない端部に接続される。導体460は、矩形断面を有する複数の圧縮銅線を含み、これにより、電気抵抗溶接を容易にすることができる。
【0034】
[0047] 図示の実施形態では、外部ケーシング42は、噛み合い閉構造(符号表記なし)を介して、互いに連結される主蓋体42A及び本体42Bを含む。ねじ付け閉構造などの代替の閉構造を用いることもできる。
【0035】
[0048] 好ましくは、本体42Bは、ケーブル46の延在方向に沿う第1の収容部421及び第2の収容部422を含む。ケーブルホルダ50及び2つのコンデンサ56は、第1の収容部421内に配置される。ケーブル46は、第1の収容部421を貫通し、第2の収容部422内に延在する。電気接続端子48の第1の端部は、第2の収容部422内に配置されて、ケーブル46を接続する。
【0036】
[0049] 好ましくは、第1の収容部421は、底部(符号表記なし)を有する。第2の収容部422は、貫通開口部であり、ケーブル46の延在方向に対して垂直な方向に沿って、本体42Bを貫通して、本体42Bの両側が、作業可能であり、これは、ケーブル46の端部を電気接続端子48に電気抵抗溶接するのに便利である。
【0037】
[0050] 主蓋体42Aは、本体42Bの一方の側に連結されて、第1の収容部421及び貫通開口部422を覆う。好ましくは、主蓋体42Aは、更に、第2の収容部422に対向する第1の射出穴61を含み、射出樹脂が、ケーブル46と電気接続端子48との間の接続を保護し、第2の収容部422を封止するようになっている。外部ケーシング42は、更に、副蓋体42Cを含む。副蓋体42Cは、本体42Bの他方の側に連結されて、貫通開口部422を覆う。
【0038】
[0051] コンデンサ56の1つは、第1の収容部421の底部とケーブルホルダ50の下側との間に配置される。コンデンサ56の他の1つは、ケーブルホルダ50の上側と主蓋体42Aとの間に配置される。図示の実施形態では、コンデンサ56は、円筒形である。第1の収容部421の底部及びケーブルホルダ50の下側の両方は、凹部560を有し、それぞれ、一方のコンデンサ56の一部を収容する。ケーブルホルダ50の上側の底部及び主蓋体42Aの両方は、凹部560を有し、それぞれ、他方のコンデンサ56の一部を収容する。好ましくは、凹部560の形状は、コンデンサ56の形状と一致する。
【0039】
[0052] 好ましくは、コンデンサ56を収容する第1の収容部421の底部は、更に、均圧弁7を含み、第1の収容部421の圧力変化を補償する。均圧弁7は、外気が出入りすることができる少なくとも1つの呼吸穴710と、防水膜72とを含む。膜72は、微孔膜、例えば、ゴアテックス膜などのポリテトラフルオロエチレン製のものであり、通気性であるが、水密性である。呼吸穴710は、第1の収容部421の底部に一体に形成するか、又は、貫通穴を介して、第1の収容部421の底部に組み付けられる別個の要素に形成することができる。膜72は、呼吸穴710に対応して、第1の収容部421の底部に固定され、好ましくは溶接される。代替実施形態では、均圧弁7は、主蓋体42Aに配設することもできる。
【0040】
[0053] 図示の実施形態では、第1の収容部421の底部から内方にへこませることによって、第1の切欠き421Aが形成される。膜72は、第1の切欠き421A内に溶接される。第1の切欠き421Aは、部分的に、連続して内方にへこみ、第2の切欠き421Bを形成する。第2の切欠き421Bの側面は、第1の切欠き421Aの底部に対して垂直な複数の呼吸穴710を有する。
【0041】
[0054] 好ましくは、本体42Bは、更に、ケーブルホルダ50と第1の開口部44との間に位置する第3の収容部423を含み、ケーブルホルダ50の外側のケーブル46の一部を収容する。本体42Bに連結される主蓋体42Aは、更に、第3の収容部423を覆い、第3の収容部423に対応する第2の射出穴62を有し、射出樹脂が、第3の収容部423を封止するようになっている。
【0042】
[0055] ケーブルホルダ50は、摺動又は噛み合いにより、本体42B内に取り付けられ、位置決めすることができる。この実施形態では、本体42Bは、ケーブル46の延在方向に対して垂直な少なくとも1つの案内レール425を含む。ケーブルホルダ50は、少なくとも1つの案内レール425と係合するように構成される少なくとも1つの対応する案内溝426を含むので、ケーブルホルダ50は、本体42B内に、摺動可能に取り付けられ、位置決めされる。好ましくは、本体42Bの第1の収容部421は、ケーブルホルダ50の形状と一致する位置決め溝を含み、ケーブルホルダ50を更に位置決めする。一旦、ケーブルホルダ50が、本体42Bに取り付けられると、ケーブル46の端部は、自動的に、対応する電気接続端子48と位置合わせされ、この電気接続端子48上に、好ましくは電気接続端子48と接触して、配置されることができる。
【0043】
[0056] 好ましくは、閉ループ溝8が、組み付けられた本体42B及びケーブルホルダ50の主蓋体42Aに隣接する側に形成される。閉ループ溝8は、コンデンサ56、及び電気接続端子48とケーブル46との電気接続領域を取り囲む連続閉塞溝であり、樹脂を供給する。好ましくは、閉ループ溝8は、内側境界壁81A及び外側境界壁81Bを含み、溝8を閉じて、樹脂が溝8から流出するのを防止する。主蓋体42Aは、閉ループ溝8と係合されるように構成される閉ループ突起82を含み、組み立てた状態の電気接続構造40の確実な封止を実現するようになっている。代替実施形態では、閉ループ溝8は、主蓋体42Aに形成することもでき、これに対応して、閉ループ突起82は、本体42B及びケーブルホルダ50の少なくとも1つに形成することができる。
【0044】
[0057] 閉ループ溝8は、好ましくは、矩形であるが、円形又は他の形状にすることもできる。閉ループ溝8は、本体42B及びケーブルホルダ50によって一緒に形成することができる。図示の実施形態では、閉ループ溝8は、第1の部分8Aと、対向する2つの第2の部分8Bと、第3の部分8Cとを含む。閉ループ溝8の第1の部分8Aは、本体42Bに形成される。閉ループ溝8の対向する2つの第2の部分8Bは、それぞれ、本体42Bとケーブルホルダ50との間に形成される。閉ループ溝8の第3の部分8Cは、ケーブルホルダ50に形成される。
【0045】
[0058] 本開示は、また、第1の実施形態の電気接続構造10の製造方法を提供するものであり、この方法は、(a)2つの電力ケーブル16Aを備える少なくとも2つのケーブル16を設ける工程と、(b)射出成形によって、2つの電力ケーブル16Aと一体のケーブルホルダ20を形成する工程と、(c)2つの電力ケーブル16Aの間に少なくとも1つの電子部品26を接続し、外部ケーシング12内にケーブルホルダ20を取り付ける工程とを含む。
【0046】
[0062] 工程(b)では、好ましくは、ケーブルホルダ20は、プラスチック材料で、ケーブル16上に直接成形される。
【0047】
[0063] 工程(c)では、2つの電力ケーブル16Aの間に少なくとも1つの電子部品26を接続する工程と、外部ケーシング12内にケーブルホルダ20を取り付ける工程の順序は、限定されない。
【0048】
[0064] 好ましくは、外部ケーシング12は、本体12B及び蓋体12Aを含む。工程(c)は、本体12B内にケーブルホルダ20を取り付け、組み付けられた本体12B及びケーブルホルダ20に蓋体12Aを取り付ける工程を含む。
【0049】
[0065] 好ましくは、閉ループ溝21が、組み付けられた本体12B及びケーブルホルダ20の蓋体12Aに隣接する側に形成される。閉ループ溝21は、電子部品26、及び電子部品26とケーブル16との電気接続領域を取り囲む連続溝である。閉ループ突起(図示せず)が、蓋体12Aに形成され、閉ループ溝21と係合されるように構成される。工程(c)は、更に、蓋体12Aを取り付ける前に、閉ループ溝21に樹脂を供給する工程を含む。
【0050】
[0066] 本開示は、また、第2の実施形態の電気接続構造40の製造方法を提供するものであり、この方法は、(a1)各々が端部を有する少なくとも2つのケーブル46を設ける工程と、(b1)射出成形によって、ケーブル46と一体のケーブルホルダ50を形成する工程と、(c1)ケーブル46の端部の間に、少なくとも1つの電子部品56を接続し、内部に少なくとも2つの電気接続端子48が固定された外部ケーシング42内に、ケーブルホルダ50を取り付け、ケーブル46の端部と、対応する電気接続端子48とを接続する工程とを含む。
【0051】
[0070] 工程(b1)では、好ましくは、ケーブルホルダ50は、プラスチック材料で、ケーブル46上に直接成形される。
【0052】
[0071] 工程(c1)では、上記の3つの工程の順序は、限定されない。
【0053】
[0072] 好ましくは、外部ケーシング42は、本体42B及び主蓋体42Aを含む。工程(c1)は、本体42B内にケーブルホルダ50を取り付ける工程を含む。この方法は、更に、組み付けられた本体42B及びケーブルホルダ50に主蓋体42Aを取り付ける工程(d1)を含む。
【0054】
[0073] 好ましくは、閉ループ溝8が、組み付けられた本体42B及びケーブルホルダ50の主蓋体42Aに隣接する側に形成される。閉ループ溝8は、電子部品56、及び電気接続端子48とケーブル46との電気接続領域を取り囲む連続溝である。閉ループ突起82が、主蓋体42Aに形成され、閉ループ溝8と係合されるように構成される。工程(d1)は、更に、主蓋体42Aを取り付ける前に、閉ループ溝8に樹脂を供給する工程を含む。
【0055】
[0074] 好ましくは、主蓋体42Aは、第1の射出穴61及び第2の射出穴62を含む。第1の射出穴61は、ケーブル46の端部に対応している。第2の射出穴62は、ケーブルホルダ50と本体42Bの第1の開口部44との間の領域に対応している。この方法は、更に、2つの射出穴61,62から樹脂を射出して、それぞれ、対応する本体42Bの領域を封止する工程(e1)を含む。
【0056】
[0075] 以上の説明は、本開示の好ましい実施形態に過ぎず、本開示を限定するためのものではない。本開示の精神及び原理内でなされるいかなる変更、均等物、修正等も、本開示の保護範囲に属する。
【符号の説明】
【0057】
1 電気接続構造
2 ケーブル
4 金属端子
6 電気部品
2A 第1の部分
2B 第2の部分
2C 第3の部分
7 均圧弁
8 閉ループ溝
8A 第1の部分
8B 第2の部分
8C 第3の部分
10 電気接続構造
12 外部ケーシング
12A 蓋体
12B 本体
14 第1の開口部
15 第2の開口部
16 ケーブル
16A 電力ケーブル
16B 信号ケーブル
20 ケーブルホルダ
21 閉ループ溝
21A 内側境界壁
21B 外側境界壁
22 スロット/噛み合い閉構造
22A、22B サブスロット
23 第1の側
24 室
25 第2の側
26 電子部品
28 間仕切壁
29 間仕切壁/射出穴
30 導体
32 外装
34 案内部
36 ピン
40 電気接続構造
42 外部ケーシング
42A 主蓋体
42B 本体
42C 副蓋体
44 第1の開口部
45 第2の開口部
46 ケーブル
46A 電力ケーブル
46B 信号ケーブル
48 電気接続端子
48A 電力端子
48B 信号端子
50 ケーブルホルダ
56 電子部品/コンデンサ
61 第1の射出穴
62 第2の射出穴
72 防水膜
81A 内側境界壁
81B 外側境界壁
82 閉ループ突起
421 第1の収容部
421A 第1の切欠き
421B 第2の切欠き
422 第2の収容部/貫通開口部
423 第3の収容部
425 案内レール
426 案内溝
460 導体
462 外装
560 凹部
710 呼吸穴
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11