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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-03-10
(45)【発行日】2023-03-20
(54)【発明の名称】照明器具
(51)【国際特許分類】
   F21S 8/02 20060101AFI20230313BHJP
   F21V 19/00 20060101ALI20230313BHJP
   F21S 2/00 20160101ALI20230313BHJP
   F21V 17/00 20060101ALI20230313BHJP
   F21V 17/10 20060101ALI20230313BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20230313BHJP
【FI】
F21S8/02 420
F21S8/02 410
F21V19/00 510
F21V19/00 600
F21S2/00 443
F21V17/00 155
F21V19/00 214
F21V17/10 201
F21Y115:10
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2019140500
(22)【出願日】2019-07-31
(65)【公開番号】P2021026796
(43)【公開日】2021-02-22
【審査請求日】2022-03-07
(73)【特許権者】
【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】390014546
【氏名又は名称】三菱電機照明株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001461
【氏名又は名称】弁理士法人きさ特許商標事務所
(72)【発明者】
【氏名】齋藤 公史
【審査官】安食 泰秀
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-170132(JP,A)
【文献】特開2015-053212(JP,A)
【文献】特開2017-162649(JP,A)
【文献】国際公開第2012/173787(WO,A1)
【文献】中国実用新案第203744059(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 8/02
F21V 19/00
F21S 2/00
F21V 17/00
F21V 17/10
F21Y 115/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
器具本体と、
前記器具本体の内部に固定して設けられ、第1の光を出射する第1の光源ユニットと、
前記器具本体および前記第1の光源ユニットのいずれか一方に設けられた第1係合部と、
前記第1係合部に係合する第2係合部を有し、前記第1の光源ユニットに対して取り外し可能に設けられ、第2の光を出射する第2の光源ユニットと
を備え、
前記第1の光源ユニットは、前記第1の光を出射する導光板を有し、
前記第2の光源ユニットは、前記第2の光を出射する拡散板を有し、
前記第1係合部と前記第2係合部とが互いに係合したときに、前記拡散板は、前記導光板に交差する向きで当接する、
照明器具。
【請求項2】
前記第1係合部は、ばね取り付け金具であり、
前記第2係合部は、前記ばね取り付け金具に係合されるばねであり、
前記第1係合部と前記第2係合部とが互いに係合したときに、前記第2係合部の前記ばねの復元力により、前記第2の光源ユニットは、前記第1の光源ユニット側に付勢され、前記第1の光源ユニットを押圧する、
請求項1に記載の照明器具。
【請求項3】
前記第1の光源ユニットの前記導光板は、前記第1の光を出射する出射面を有し、
前記第2の光源ユニットの前記拡散板は、前記第2の光を出射する発光面を有し、
前記第1係合部と前記第2係合部とが互いに係合したときに、前記拡散板の前記発光面は前記導光板の前記出射面との間に角を成して前記出射面に連続する、
請求項1または2に記載の照明器具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、2つの光源ユニットを有する照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、天井などの被取付部に設置された器具本体に、2つの光源ユニットがばねにより取り付けられている照明器具がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載の照明器具においては、2つの光源ユニットが一直線状に並んで配置されている。2つの光源ユニット端面どうしの間には、空隙が設けられている。
【0004】
特許文献1に記載の照明器具の器具本体は、取付孔を有している。器具本体は、天井に取り付けられたアンカーボルトが取付孔に挿入されて取り付けられる。また、器具本体にはバネが設けられている。バネは、器具本体の底面に取り付けられたコイルバネと、コイルバネから延出した延出部とから構成されている。一方、各光源ユニットにはバネ受けが設けられている。各光源ユニットのバネ受けに、器具本体のバネの延出部が挿入されて、バネの復元力により、バネ受けとバネとが係合される。これにより、各光源ユニットは、照明器具本体に取り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2015-53212号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の照明器具においては、2つの光源ユニット間に空隙があり、2つの光源ユニットが連続して設けられていなかった。そのため、ユーザが、2つの光源ユニットの境目を感じてしまい、照明器具の外観の見た目が悪く、且つ、照明器具全体からの光の一様性または連続性が損なわれていた。
【0007】
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、外観の見た目が良く、且つ、照明器具全体からの光の一様性または連続性を実現させることが可能な、照明器具を得ることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る照明器具は、器具本体と、前記器具本体の内部に固定して設けられ、第1の光を出射する第1の光源ユニットと、前記器具本体および前記第1の光源ユニットのいずれか一方に設けられた第1係合部と、前記第1係合部に係合する第2係合部を有し、前記第1の光源ユニットに対して取り外し可能に設けられ、第2の光を出射する第2の光源ユニットとを備え、前記第1の光源ユニットは、前記第1の光を出射する導光板を有し、前記第2の光源ユニットは、前記第2の光を出射する拡散板を有し、前記第1係合部と前記第2係合部とが互いに係合したときに、前記拡散板は、前記導光板に交差する向きで当接する。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る照明器具は、第1の光源ユニットの導光板と第2の光源ユニットの拡散板とが当接することで、外観の見た目が良く、且つ、照明器具全体からの光の一様性または連続性を実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】実施の形態1に係る照明器具の構成を示す断面模式図である。
図2】実施の形態1に係る照明器具において、第1の光源ユニットに、第2の光源ユニットを取り付けた状態を示す図である。
図3】実施の形態1に係る照明器具の外観を示す斜視図である。
図4】実施の形態1に係る照明器具の器具本体を天井に取り付ける様子を示した図である。
図5】実施の形態1に係る照明器具の第2の光源ユニットの構成を示す分解斜視図である。
図6】実施の形態1に係る照明器具の第1の光源ユニットの構成を示す分解斜視図である。
図7】実施の形態1に係る照明器具の導光板及び反射シートを示す分解斜視図である。
図8】実施の形態1に係る照明器具の構成を模式的に示す部分断面模式図である。
図9】実施の形態1に係る照明器具の構成を模式的に示す部分断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明に係る照明器具の実施の形態について図面を参照して説明する。本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、本発明は、以下の実施の形態に示す構成のうち、組み合わせ可能な構成のあらゆる組み合わせを含むものである。また、各図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。また、明細書の全文において、床面から天井に向かう方向を「上方向」と呼び、天井側を「上側」と呼ぶこととする。また、同様に、天井から床面に向かう垂直な方向を「下方向」と呼び、床面側を「下側」と呼ぶこととする。また、各構成部材において、照明器具1の中央部分に設けられた開口側を「内側」と呼び、照明器具1の外部側を「外側」と呼ぶこととする。また、以下の実施の形態では、照明器具1を長方形の箱型と仮定して、長辺に平行な方向を「長手方向」と呼び、短辺に平行な方向を「短手方向」と呼ぶ。しかしながら、これは、説明を分かりやすくするためであり、照明器具1は正方形の箱型であってもよい。なお、各図面では、各構成部材の相対的な寸法関係または形状等が実際のものとは異なる場合がある。
【0012】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る照明器具1の構成を示す断面模式図である。図1は、図3に示す点Aと点Aとを結ぶ線A-Aを含む平面で切断した場合の上下断面を模式的に示している。図1に示すように、照明器具1は、器具本体50と、第1の光源ユニット300と、第2の光源ユニット200とを有している。
【0013】
図1に示すように、第1の光源ユニット300は、下ガイドプレート16、パッキン22、導光板17、青色用LEDモジュール18、上ガイドプレート19、絶縁板23、第二のモジュール保持部材24、固定部材25、導光板カバー26、および、弾性部材30を有している。
【0014】
第1の光源ユニット300は、第二のモジュール保持部材24をねじ63でねじ止めすることにより、照明器具1の器具本体50の内部に固定して取り付けられている。
【0015】
また、図1に示すように、第2の光源ユニット200は、フランジ部11、Vばね12、パッキン21、拡散カバー13、白色用LEDモジュール14、および、第一のモジュール保持部材15を有している。第2の光源ユニット200は、第1の光源ユニット300に対して、取り外し可能に構成されている。
【0016】
また、図1に示すように、器具本体50には、第1係合部であるVばね取り付け金具53が設けられている。第1係合部であるVばね取り付け金具53と、第2係合部であるVばね12とは、互いに係合される。なお、ここでは、第2係合部をVばね12として説明したが、この場合に限定されない。すなわち、第2係合部を、Vばね以外のばねで構成してもよい。その場合、第1係合部は、当該ばねに対応したばね取り付け金具から構成される。また、第1係合部を、器具本体50に設けずに、第1の光源ユニット300に設けるようにしてもよい。
【0017】
図2は、実施の形態1に係る照明器具1において、第1の光源ユニット300に、第2の光源ユニット200を取り付けた状態を示す図である。図2に示すように、第2の光源ユニット200のVばね12を、器具本体50のVばね取り付け金具53に係合させることで、第2の光源ユニット200は、第1の光源ユニット300に取り付けられる。このとき、Vばね12によって第2の光源ユニット200が器具本体50側に引き上げられると、第2の光源ユニット200の発光部である拡散カバー13が、第1の光源ユニット300の発光部である導光板17を押圧する。これにより、拡散カバー13と導光板17との間に隙間が生じることなく、拡散カバー13と導光板17とが当接する。このとき、拡散カバー13の発光面は、導光板17の出射面に対して、予め設定された角度で傾斜するように配置されている。
【0018】
以下、実施の形態1に係る照明器具1の構成について、詳細に説明する。
【0019】
図3は、実施の形態1に係る照明器具1の外観を示す斜視図である。また、図4は、実施の形態1に係る照明器具1の器具本体50を天井Cに取り付ける様子を示した図である。実施の形態1に係る照明器具1は、天井埋め込み型の照明器具である。照明器具1は、図4に示す天井Cに設けられた埋め込み穴Hに埋め込まれるように設置される。
【0020】
図4に示すように、照明器具1の器具本体50は、長方形の箱形に形成され、下側が開口している。第1の光源ユニット300および第2の光源ユニット200は、図3に示すように、器具本体50の開口内部に配置される。器具本体50は、図4に示すように、主面51と、4つの側面52とを有している。主面51は、長方形の板状に形成されている。また、側面52のそれぞれは、細長い長方形の板状に形成されている。側面52のそれぞれは、主面51に対して垂直な方向に、主面51の4辺のそれぞれから下方向に向かって延びるように設けられている。
【0021】
また、器具本体50の4つの側面52のうち、対向する2つの側面52の内側の面には、Vばね取り付け金具53が取り付けられている。Vばね取り付け金具53は、第2の光源ユニット200に設けられた後述するVばね12を引掛けて保持する。
【0022】
また、図4に示すように、主面51の四隅には、ボルト孔51-1が形成されている。また、天井Cの埋め込み穴Hからは、吊り下げボルトBが吊り下げられている。器具本体50は、ボルト孔51-1に吊り下げボルトBを挿入した後、吊り下げボルトBをナット61で締めることで、固定される。
【0023】
また、主面51には、電線孔51-2が形成されるとともに、端子台54が設けられている。端子台54は、照明器具1に設けられた電源装置および調光ユニットに電気的に接続されている。端子台54は、電源端子台と信号線端子台とを有する。図4において、電源端子台および信号線端子台は図示を省略している。電線孔51-2からは、電線および信号線が引き出される。電線孔51-2から引き出された電線は、端子台54の電源端子台に電気的に接続される。また、電線孔51-2から引き出された信号線は、端子台54の信号線端子台に電気的に接続される。
【0024】
図5は、実施の形態1に係る照明器具1の第2の光源ユニット200の構成を示す分解斜視図である。図6は、実施の形態1に係る照明器具1の第1の光源ユニット300の構成を示す分解斜視図である。
【0025】
まず、図5に示す第2の光源ユニット200について説明する。図5に示すように、第2の光源ユニット200は、フランジ部11、Vばね12、パッキン21、拡散カバー13、白色用LED(Light Emitting Diode)モジュール14、および、第一のモジュール保持部材15を備える。なお、パッキン21は、必ずしも設ける必要はなく、必要に応じて設けるようにすればよい。
【0026】
フランジ部11は、上述したように、長方形の枠形に形成されている。フランジ部11は、金属から構成されている。
【0027】
Vばね12は、フランジ部11の上面に、合計4個設けられている。
【0028】
第一のモジュール保持部材15は、平面視で長方形の枠形に形成されている。第一のモジュール保持部材15は、4つの部材を組み合わせて構成されている。4つの部材のそれぞれは、図1および図2に示されるように、L字断面を有している。また、図5に示すように、第一のモジュール保持部材15の4つの部材のそれぞれの下端には、取付フランジ15-1が設けられている。取付フランジ15-1は、ねじによってフランジ部11に取り付けられる。
【0029】
白色用LEDモジュール14は、平面視で、コの字形に形成されている。すなわち、白色用LEDモジュール14は、長方形の3辺を形成するように構成されている。白色用LEDモジュール14は、板状の3つの基板と、3つの基板のそれぞれに設けられた白色LEDとを有している。隣接する基板同士のなす角度は90°になっている。このように、白色用LEDモジュール14は、光源を有する光モジュールである。光源は、LEDに限定されず、他の発光素子または発光装置を用いてもよい。白色用LEDモジュール14は、3つの基板のそれぞれに設けられた白色LEDから、コの字形の内側に向かって白色光を出射する。このように、白色用LEDモジュール14は、コの字を構成する3方向から第2の光である白色光を出射する。白色用LEDモジュール14は、第一のモジュール保持部材15の内側に配置され、第一のモジュール保持部材15に設けられたガイド15-3に沿ってシリコーン接着剤等により接着されている。
【0030】
拡散カバー13は、平面視で、長方形の枠形に形成されている。拡散カバー13は、例えば、乳白色などの白色の樹脂から構成される。拡散カバー13は、上側と下側が開口した四角錐台に形成される。従って、拡散カバー13の4つの側面のそれぞれは、上下方向に対して予め設定された角度で傾斜している。拡散カバー13の4つの側面のそれぞれは、台形形状の拡散板13-A、13-Bから構成され、上辺の長さが下辺の長さよりも短くなっている。また、拡散カバー13の4つの側面のそれぞれが傾斜している関係で、平面視で、上辺の位置が、下辺の位置よりも内側になるように配置されている。それにより、拡散カバー13の内部空間は、下方向に向かってテーパ状に大きくなっている。拡散カバー13は、上述したように、4枚の台形形状の拡散板13-A、13-Bを組み合わせて形成される。しかしながら、この形成方法に限らず、拡散カバー13を一体成型で形成してもよい。
【0031】
拡散カバー13を構成している4つの拡散板13-A、13-Bのうち、3つの拡散板13-Aは発光面13-1を有し、他の1つの拡散板13-Bは非発光面13-2を有している。3つの発光面13-1は、コの字型の白色用LEDモジュール14に合わせて、コの字形状に配置されている。
【0032】
ここで、拡散カバー13の4つの拡散板13-A、13-Bのそれぞれにおいて、拡散カバー13の内部空間に面している内側の面を前面と呼び、外側の面を背面と呼ぶこととする。
【0033】
拡散カバー13は、白色用LEDモジュール14の内側に配置される。そのため、発光面13-1を有する拡散板13-Aのそれぞれの背面側に、白色用LEDモジュール14が配置されることになる。白色用LEDモジュール14から出射された白色光は、拡散板13-Aの入射面である背面から入射して、拡散板13-Aを透過して、拡散板13-Aの発光面13-1である前面から出射される。発光面13-1のそれぞれが傾斜しているため、3つの発光面13-1から出射される白色光は、斜め下方向を照射する。
【0034】
非発光面13-2を有する拡散板13-Bの背面には、遮光シートが貼付され、非発光面13-2から光が漏れないように構成されている。遮光シートは、図示を省略している。
【0035】
このように、拡散カバー13は、白色光を発する3つの発光面13-1と、光を発しない1つの非発光面13-2とを組み合わせた構成を有している。そのため、拡散カバー13から発せられる光は、3方向からの光となるため、太陽光に照らされたひなたの窓枠、あるいは、日陰の窓枠越しに、外からの光が差し込んでいるような奥行き感のある視覚効果を演出することができる。
【0036】
また、拡散カバー13は、第1端面である上側の端面13-3と、第2端面である下側の端面13-4とを有している。上側の端面13-3および下側の端面13-4は、フランジ部11の上面に対して平行な面である。
【0037】
照明器具1は、発光面13-1から出射される白色光により、発光面13-1の斜め下方向を照らす照明器具として用いることができる。なお、後述する導光板17から出射される青色光は、青空を見るような視覚効果を演出するための照明であって、照明用として用いる場合には光束が不足する。一方、発光面13-1から出射される光は、照明用として用いる場合の光束を満たしている。このように、発光面13-1から出射される白色光の光強度は、導光板17の出射面から出射される青色光の光強度と異なり、白色光の光強度の方が、青色光の光強度よりも強い。
【0038】
なお、発光面13-1から出射される白色光は、単一の色温度の白色光でなくてもよい。すなわち、具体的には、白色用LEDモジュール14が、色温度の異なる2種類の白色LEDを備えるようにしてもよい。このように、白色用LEDモジュール14が、白色LEDとして、1種類の白色LEDのみを備えていてもよく、あるいは、昼色用の白色LEDと暖色用の白色LEDとの2種類の白色LEDを備えるようにしてもよい。白色用LEDモジュール14が2種類の白色LEDを備えている場合、2種類の白色LEDの調光率を変化させることにより、発光面13-1から、様々な色温度および様々な光束の白色光を出射することができる。また、時刻に合わせて、昼色用の白色LEDと暖色用の白色LEDとを切り替えて使用するようにしてもよい。具体的には、例えば、午前8:00から午後5:00までの日中の時間帯は昼色用の白色LEDを用い、それ以外の時間帯は暖色用の白色LEDを用いるようにしてもよい。なお、これらの時間帯は、単なる一例であって、これらに限定されず、適宜設定してよい。
【0039】
拡散カバー13はフランジ部11上に載置される。拡散カバー13の下側の端面13-4は、パッキン21を介して、フランジ部11に保持される。金属製のフランジ部11に拡散カバー13を載せた状態で、地震などの振動を受けた場合、フランジ部11または拡散カバー13が振動し、互いにぶつかり合うことになる。その結果、拡散カバー13が割れてしまう可能性がある。そのため、フランジ部11と拡散カバー13の下側の端面13-4との間にパッキン21を挟み込むことが望ましいが、必ずしも設けなくてもよい。パッキン21を設けた場合、パッキン21は、フランジ部11または拡散カバー13が振動した際に、互いが直接的にぶつかり合うのを防止する。パッキン21が挟み込まれることで、パッキン21の弾力性により、フランジ部11から拡散カバー13に与える力が緩和され、拡散カバー13が割れてしまうのを防止することができる。また、フランジ部11と拡散カバー13との間にパッキン21を設けることで、窓枠としての印象を持たせることができる。特に、パッキン21が白色系の色調の場合に、窓枠としての印象を強めることができる。さらに、パッキン21は、拡散カバー13とフランジ部11との隙間から白色光が漏れることを防ぐ。
【0040】
なお、白色用LEDモジュール14に用いられる白色LEDの配光は、広角タイプである。白色用LEDモジュール14に広角タイプのLEDを用いることにより、拡散カバー13の発光面13-1の傾斜角度を変化させても、拡散カバー13から発せられる光の光度を変化しにくくすることができる。従って、傾斜角度が異なる拡散カバー13に対して、同じタイプの白色用LEDモジュールを用いることができる。
【0041】
次に、図6に示す第1の光源ユニット300について説明する。図6に示すように、第1の光源ユニット300は、下ガイドプレート16、パッキン22、導光板17、青色用LEDモジュール18、弾性部材30、上ガイドプレート19、絶縁板23、第二のモジュール保持部材24、固定部材25、および、導光板カバー26を備えている。
【0042】
下ガイドプレート16は、2本の棒状の部材から構成されている。下ガイドプレート16は、導光板17の長手方向に平行になる向きで配置される。下ガイドプレート16を構成する2本の棒状の部材の両端には、突起部16-3が設けられている。突起部16-3は、上下方向の上側に向かって延びている。突起部16-3は、導光板17の長手方向への移動を防止する。下ガイドプレート16上には、パッキン22を介在させて、導光板17が載置される。このとき、下ガイドプレート16上に、導光板17の端面17-1部分が配置される。
【0043】
パッキン22は、後述する図9に示すように、第2の光源ユニット200を第1の光源ユニット300に取り付けたときに、導光板17の出射面である下面17-3と拡散カバー13の上側の端面13-3との間に配置される。パッキン22は、導光板17の出射面と拡散カバー13の上側の端面13-3との間の遮光部として機能する。パッキン22は、青色用LEDモジュール18から出射された光により青く光った導光板17の出射面から拡散カバー13の上側の端面13-3に光が入り込まないよう遮光する。また、パッキン22は、白色用LEDモジュール14から出射された白色光が拡散カバー13の上側の端面13-3から導光板17の出射面に入り込まないよう遮光する。
【0044】
パッキン22の厚さは、拡散カバー13の発光面13-1と導光板17の出射面との境目をユーザに感じさせないようにする観点からは、薄い方が望ましい。一方、パッキン22は、照明器具1が地震等により揺れた場合の緩衝材としても機能する。そのため、パッキン22は、地震等の揺れによる振動を緩和して、当該振動を抑制する厚さにすることが好ましい。従って、パッキン22は、拡散カバー13の発光面13-1と導光板17の出射面との境目が目立たず、且つ、地震等の揺れによる振動を抑制できる厚みを有した弾性材で構成することが望ましい。
【0045】
上ガイドプレート19は、2本の棒状の部材から構成されている。上ガイドプレート19は、弾性部材30を介在させて、導光板17上に載置される。上ガイドプレート19は、導光板17の長手方向の対向する2つの端面17-1に平行になるように配置される。
【0046】
導光板17は、板状に形成される。導光板17は、平面視で、長方形に形成されている。従って、導光板17は、上面と、下面と、対向する長手方向に延びた2つの端面17-1と、対向する短手方向に延びた2つの端面17-2とを有している。導光板17は、図3に示すように、器具本体50の開口内部に配置される。導光板17の長手方向に延びた端面17-1のそれぞれは、下ガイドプレート16と上ガイドプレート19とで上下方向から挟持される。導光板17は、青色用LEDモジュール18から出射された光を透光させて、出射面である下面から青色光を出射する。また、導光板17は、光を散乱させる粒子である散乱体を内部に備える。導光板17は、アクリル樹脂で形成される。導光板17は、散乱体として、例えばシリカを含む。
【0047】
青色用LEDモジュール18は、2つの板状の基板80を有している。青色用LEDモジュール18は、導光板17の長手方向に延びた対向する2つの端面17-1に平行になるように配置される。また、青色用LEDモジュール18は、基板80のそれぞれに配置された複数のLED81を備える。それらの複数のLED81は、例えば、青色LED、白色LED、および、緑色LEDを含む。青色用LEDモジュール18に設けられた青色LED、白色LED、および、緑色LEDは、照明器具1に搭載された電源装置および調光ユニットにより調光される。このように、電源装置および調光ユニットが各LED81を調光することにより、青色用LEDモジュール18が発する光を、全体として青色にし、且つ、当該青色光の色調を変化させることができる。それにより、照明器具1は、様々な青空を模した視覚効果を演出することができる。電源装置および調光ユニットは、LED81のそれぞれの色別に独立して設けてもよい。あるいは、白色LED及び緑色LEDをまとめて1組の電源装置および調光ユニットで調光してもよい。その場合、電源装置および調光ユニットの個数を減らすことができる。また、時刻に合わせて、青色光の色調を変化させるようにしてもよい。具体的には、例えば、午前8:00~午後5:00までの日中の時間帯は、明るい青色にし、それ以外の時間帯は暗い青色になるように、調光するようにしてもよい。このように、青色用LEDモジュール18は、光源を有する光モジュールである。光源は、LEDに限定されず、他の発光素子または発光装置を用いてもよい。
【0048】
青色用LEDモジュール18は、後述する図8に示す空隙33を介して、導光板17の長手方向に延びた2つの端面17-1に対向するように配置される。青色用LEDモジュール18から出射した光は、導光板17の端面17-1に入射され、導光板17の上面と下面とで全反射しながら導光板17内を進む。導光板17内を進む光の一部は、導光板17内の散乱体に当ると散乱する。導光板17の出射面である下面の全体から、第1の光である青色光が面発光される。
【0049】
導光板17の上面は、全反射するために平滑である。導光板17の上面は、鏡面仕上げであることが望ましい。照明器具1の組立て作業中に、導光板17の上面に傷がつくと、傷がついた箇所で全反射が起こりにくくなる。そのため、上面の傷がついた箇所に対応する下面の一部分が白っぽく光って見えてしまい、青空を演出できなくなるおそれがある。そこで、導光板17の上面の傷つきを防止するために、図7に示すように、導光板17の上面を反射シート28で覆うようにしてもよい。図7は、実施の形態1に係る照明器具1の導光板17及び反射シート28を示す分解斜視図である。ここで、導光板17の上面を反射シート28で覆う際、導光板17の上面と反射シート28との間に隙間を空けずに貼り付けると、導光板17の上面で全反射が起こりにくくなる。導光板17の上面で確実に光を全反射させるためには、導光板17と反射シート28との間に空気層が必要となる。空気層を形成するために、導光板17の上面に対向する反射シート28の反射面は、マット加工されている。マット加工とは、すりガラス状に微細な凹凸を形成する加工である。反射シート28の反射面がマット加工されることにより、導光板17と反射シート28との間に空気層を設けることができる。また、図7に示すように、反射シート28を導光板17に固定する目的で、反射シート28の縁に接着部28-1を設けてもよい。
【0050】
青色用LEDモジュール18は、後述する図8および図9に示されるように、第二のモジュール保持部材24によって位置決めされ、固定部材25により第二のモジュール保持部材24に取り付けられる。青色用LEDモジュール18は、両面基板であっても良い。その場合、青色用LEDモジュール18の第二のモジュール保持部材24側の面にも配線が設けられている。そのため、青色用LEDモジュール18は、絶縁板23を介して、第二のモジュール保持部材24に取り付けられる。従って、絶縁板23は必ずしも設けなくてもよく、必要に応じて設けるようにすればよい。
【0051】
第二のモジュール保持部材24は、断面がL字状の板金で形成されている。第二のモジュール保持部材24は、器具本体50の主面51に、後述する図8および図9に示されるように、ねじ63により取り付けられる。また、第二のモジュール保持部材24は、図6および図8に示されるように、下端に、下ガイドプレート16を固定するための取付フランジ24-1が設けられている。取付フランジ24-1は、図8に示すように、上方向に延びた立ち上がり部24-2を有している。一方、図8に示すように、下ガイドプレート16には、下方向に突出した突起部16-1が設けられている。突起部16-1が、取付フランジ24-1の立ち上がり部24-2と青色用LEDモジュール18の基板80との間に嵌ることで、下ガイドプレート16は位置決めされる。
【0052】
なお、青色用LEDモジュール18の基板80は、LED81から発生される熱によって熱膨張および熱収縮する。そのため、青色用LEDモジュール18を第二のモジュール保持部材24に完全に固定させてしまうと、青色用LEDモジュール18の基板に熱膨張および熱収縮による反りまたはゆがみが生じるおそれがある。そのため、図6に示すように、青色用LEDモジュール18の基板80の上部に複数の貫通穴18-1、18-2を設けている。基板80の中央部分に設けられた貫通穴18-1の形状は円形で、それ以外の貫通穴18-2はすべて長手方向に延びた楕円形に形成されている。また、固定部材25の青色用LEDモジュール18側の面には、円柱型の突起部25-1が設けられている。突起部25-1は、貫通穴18-1、18-2にそれぞれ、挿入される。突起部25-1が貫通穴18-1、18-2に挿入された状態で、固定部材25が第二のモジュール保持部材24にねじ止めされる。貫通穴18-2は楕円形に形成されているため、突起部25-1は貫通穴18-2に遊びを持って挿入される。従って、青色用LEDモジュール18の基板80が熱膨張および熱収縮した場合に、突起部25-1が楕円形の貫通穴18-2内を長手方向に移動することができる。これにより、青色用LEDモジュール18の基板80に、熱膨張および熱収縮による反りまたはゆがみが生じることを防止することができる。
【0053】
図6に示すように、青色用LEDモジュール18の各LED81は、側面視で、青色用LEDモジュール18の基板80の下側の領域に配置することが望ましい。各LED81をこのように配置した場合、側面視で、各LED81の上側部分に放熱空間を大きく確保することができる。第二のモジュール保持部材24は、青色用LEDモジュール18の基板80を保持するだけでなく、各LED81からの熱を外部に放出する放熱板としても機能する。
【0054】
導光板カバー26は、上ガイドプレート19上に載置される。導光板カバー26は、導光板17を上から覆い、導光板17を保護する。導光板カバー26は、図8に示されるように、対向する長手方向に延びた2辺に、突起部26-1が設けられている。突起部26-1は、図8に示すように、L字型断面を有している。突起部26-1のL字型のうちの水平方向に延びた部分は、図8および図9に示すように、上ガイドプレート19上に載置される。また、突起部26-1のL字型のうちの上方向に延びた部分は、上ガイドプレート19の端面に当接している。これにより、上ガイドプレート19は、導光板カバー26が上から加える力で保持されるとともに、突起部26-1により、短手方向の移動が防止される。
【0055】
次に、図8および図9を用いて、実施の形態1に係る照明器具1における、第2の光源ユニット200を第1の光源ユニット300に取り付ける際の取付方法について説明する。図8および図9は、実施の形態1に係る照明器具1の構成を模式的に示す部分断面模式図である。図8は、第2の光源ユニット200を第1の光源ユニット300に取り付ける前の状態を示している。また、図9は、第2の光源ユニット200を第1の光源ユニット300に取り付けた後の状態を示している。
【0056】
図8に示すように、第1の光源ユニット300は、第二のモジュール保持部材24をねじ63で器具本体50にねじ止めすることにより、器具本体50に取り付けられている。
【0057】
また、図1を用いて上述したように、器具本体50には、Vばね取り付け金具53が設けられている。第2の光源ユニット200は、Vばね12を器具本体50のVばね取り付け金具53に係合させることで、第1の光源ユニット300に取り付けられる。
【0058】
従って、図8に示す状態で、ユーザは、Vばね12をVばね取り付け金具53に係合させながら、第2の光源ユニット200を下から持ち上げる。このとき、Vばね12によって、第2の光源ユニット200が、第1の光源ユニット300側に引き上げられると、拡散カバー13によって導光板17が押圧される。これにより、図9に示すように、拡散カバー13の上側の端面13-3とパッキン22とが密着するとともに、拡散カバー13を構成している拡散板13-Aと導光板17とが互いに交差する向きで当接する。このとき、拡散板13-Aの発光面13-1は、導光板17の出射面である下面17-3との間に角を成して、下面17-3に連続する。その結果、拡散カバー13の発光面13-1と導光板17の下面17-3とが隙間なく隣接する。このように、実施の形態1では、第2の光源ユニット200と第1の光源ユニット300とが隙間なく連続して配置されるので、ユーザに2つの光源ユニット間の境目を感じさせないようにすることができる。
【0059】
以上のように、実施の形態1に係る照明器具1は、第1の光源ユニット300と第2の光源ユニット200とを備えている。器具本体50のVばね取り付け金具53とVばね12とが互いに係合したときに、拡散カバー13を構成している拡散板13-A、13-Bが導光板17に対して交差する向きで当接する。これにより、第1の光源ユニット300と第2の光源ユニット200とが隙間なく連続して配置される。その結果、ユーザが第1の光源ユニット300と第2の光源ユニット200との境目を感じることが無いので、照明器具1の外観の見た目が良くなる。さらに、第1の光源ユニット300および第2の光源ユニット200から出射される光の一様性および連続性が確保され、光の視覚効果の低下を抑制することができる。
【0060】
また、実施の形態1においては、器具本体50に設けられた第1係合部は、Vばね取り付け金具53であり、第2の光源ユニット200に設けられた第2係合部は、Vばね12である。従って、Vばね取り付け金具53とVばね12とが互いに係合したときに、第2係合部のVばね12の復元力により、第2の光源ユニット200は、第1の光源ユニット300側に付勢される。これにより、第2の光源ユニット200が、第1の光源ユニット300を押圧する。その結果、第1の光源ユニット300と第2の光源ユニット200との間に隙間ができるのを抑制することができる。
【0061】
さらに、実施の形態1においては、Vばね取り付け金具53とVばね12とが互いに係合したときに、Vばね12の復元力により、拡散カバー13を構成している拡散板13-A、13-Bが、導光板17の下面17-3を押圧しながら当接する。その結果、拡散カバー13の発光面13-1と導光板17の下面17-3とが角を成して隙間なく連続して配置される。
【0062】
また、図8に示されるように、導光板17の出射面である下面17-3と、導光板17の出射面側に設けられた拡散カバー13の上側の端面13-3との間に、遮光部としてのパッキン22を設けている。これにより、図9に示すように、第2の光源ユニット200と第1の光源ユニット300との間の光漏れを防ぐことができる。具体的には、パッキン22は、導光板17の下面17-3から出射された青色光が、拡散カバー13の上側の端面13-3に入り込まないように、且つ、拡散カバー13の発光面13-1から出射された白色光が、導光板17に入り込まないように、遮光する。これにより、白色光と青色光という異なる光が、導光板17の下面17-3と拡散カバー13の発光面13-1という異なる面からそれぞれ発せられることによる視覚効果の演出が低下することを抑制することができる。
【0063】
また、弾性部材30が、図9に示すように、導光板17と上ガイドプレート19との間に設けられている。第2の光源ユニット200が第1の光源ユニット300を押し上げたとき、弾性部材30がクッションとして作用する。弾性部材30は、導光板17と上ガイドプレート19とが、互いに直接的にぶつかり合うのを防止する。弾性部材30が挟み込まれることで、弾性部材30の弾性により、上ガイドプレート19から導光板17に与える力が緩和され、導光板17が割れてしまうのを防止することができる。また、弾性部材30は、導光板17と上ガイドプレート19との間から光が漏れることを防止する。
【0064】
また、実施の形態1においては、白色用LEDモジュール14をコの字形状に形成するようにしたので、コの字型の内側に向かって3方向から白色光を出射することができる。これにより、拡散カバー13の3方向に設けられた発光面13-1から白色光が出射される。さらに、実施の形態1では、導光板17の下面17-3から青色光が出射される。これにより、実施の形態1に係る照明器具1は、太陽光に照らされたひなたの窓枠、あるいは、日陰の窓枠越しに、青空を見るような奥行き感のある視覚効果を演出することができる。
【0065】
なお、実施の形態1では、照明器具1を天井Cに取り付けることを前提として説明した。しかしながら、照明器具1は、室内の壁に設置してもよい。但し、その場合には、白色用LEDモジュール14を、コの字ではなく、L字型にする。また、これに合わせて、拡散カバー13についても、4つの拡散板のうち、隣接する2つの拡散板の前面を発光面13-1とし、他の2つの拡散板の前面を非発光面13-2とする。他の構成については、実施の形態1と同じにする。これにより、照明器具1を天井Cに取り付けた場合と同様に、照明器具1を室内の壁に設置した場合においても、太陽光に照らされたひなたの窓枠及び日陰の窓枠越しに奥行き感のある青空を見るような視覚効果を演出することができる。
【符号の説明】
【0066】
1 照明器具、11 フランジ部、12 Vばね、13 拡散カバー、13-1 発光面、13-2 非発光面、13-3 端面、13-4 端面、13-A 拡散板、13-B 拡散板、14 白色用LEDモジュール、15 第一のモジュール保持部材、15-1 取付フランジ、15-3 ガイド、16 下ガイドプレート、16-1 突起部、16-3 突起部、17 導光板、17-1 端面、17-2 端面、17-3 下面、18 青色用LEDモジュール、18-1 貫通穴、18-2 貫通穴、19 上ガイドプレート、21 パッキン、22 パッキン、23 絶縁板、24 第二のモジュール保持部材、24-1 取付フランジ、24-2 立ち上がり部、25 固定部材、25-1 突起部、26 導光板カバー、26-1 突起部、28 反射シート、28-1 接着部、30 弾性部材、33 空隙、50 器具本体、51 主面、51-1 ボルト孔、51-2 電線孔、52 側面、53 Vばね取り付け金具、54 端子台、61 ナット、63 ねじ、80 基板、81 LED、200 第2の光源ユニット、300 第1の光源ユニット、B 吊り下げボルト、C 天井、H 埋め込み穴。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9