(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-03-10
(45)【発行日】2023-03-20
(54)【発明の名称】面接システム
(51)【国際特許分類】
G06Q 10/1053 20230101AFI20230313BHJP
【FI】
G06Q10/1053
(21)【出願番号】P 2022030019
(22)【出願日】2022-02-28
【審査請求日】2022-08-02
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】512010199
【氏名又は名称】株式会社ApplyNow
(74)【代理人】
【識別番号】100088155
【氏名又は名称】長谷川 芳樹
(74)【代理人】
【識別番号】100113435
【氏名又は名称】黒木 義樹
(74)【代理人】
【識別番号】100182006
【氏名又は名称】湯本 譲司
(72)【発明者】
【氏名】葛原 昭
【審査官】関 博文
(56)【参考文献】
【文献】特開2004-145518(JP,A)
【文献】特開2005-056360(JP,A)
【文献】特開2020-144550(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2021-0071499(KR,A)
【文献】特開2022-131992(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバと、前記サーバと通信可能であって応募者が使用する応募者用端末と、前記サーバと通信可能であって前記応募者と面接を行う面接官が使用する面接官用端末と、を備え、募集者からの依頼に応じて前記応募者との面接を行う面接システムであって、
前記サーバは、
前記応募者用端末から前記応募者による応募を受け付ける機能と、
前記応募者用端末への面接依頼書面を生成する機能と、
前記面接依頼書面を前記応募者用端末に送信する機能と、
前記面接の候補日時を前記応募者用端末に表示する機能と、
前記面接の候補日時から前記応募者によって選択された前記面接の日時を受け付ける機能と、
前記面接の日時を前記面接官用端末に通知する機能と、
前記日時に行われる前記応募者及び前記面接官の面接の動画を生成する機能と、
前記動画を前記募集者に送信する機能と、
を有し、
前記応募者用端末は、
前記サーバから前記面接依頼書面を受信する機能と、
前記応募者に前記面接の候補日時から前記面接の日時を選択させる機能と、
前記募集者による採否を受信する機能と、
外部サイトを通じて前記募集者に応募する機能と、
を有し、
前記サーバの前記応募を受け付ける機能では、
前記外部サイトを介して前記応募者による応募を受け付け、
前記面接官用端末は、
前記サーバから前記面接の日時を受信する機能と、
前記応募者との前記面接の記録を受け付ける機能と、
を有し、
前記サーバは前記面接の記録を前記面接官用端末から受信し、前記サーバの前記動画を前記募集者に送信する機能では、前記動画と共に前記面接の記録を前記募集者に送信
し、
前記面接の候補日時を前記応募者用端末に表示する機能では、面接可能日時一覧を含む面接日時調整画面を前記応募者用端末に表示し、前記面接可能日時一覧は面接可能時間帯を表示し、
複数の前記面接官が予め確保されており、前記面接可能時間帯は複数の前記面接官のうち少なくとも1人の面接官が面接可能な時間帯を示している、
面接システム。
【請求項2】
前記サーバは、
前記応募者への質問、及び前記質問に対する前記応募者の回答を入力可能な回答欄を前記面接官用端末に表示する機能と、
前記回答欄に入力された前記応募者の回答を受け付ける機能と、
前記質問及び前記回答を前記募集者に送信する機能と、
を有する、
請求項1に記載の面接システム。
【請求項3】
前記サーバは、
前記募集者による前記応募者の採否を受け付ける機能と、
前記採否を前記応募者用端末に通知する機能と、
を有する、
請求項1又は2に記載の面接システム。
【請求項4】
前記サーバは、
前記応募者を雇用するための雇用契約書を作成する機能を有し、
前記採否を前記応募者用端末に通知する機能は、前記募集者による前記応募者の採用を受け付けたときに、前記採用する旨の通知と共に前記雇用契約書を前記応募者用端末に送信する機能を含む、
請求項3に記載の面接システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、動画を用いて面接を行う面接システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から面接システムとしては種々のものが知られている。特開2005-56360号公報には、対話面接システムが記載されている。対話面接システムは、多数の応募者用端末と、面接代行を行う代行者用端末とからなる。応募者用端末は、管理者用のサーバーを介して代行者用端末と接続されて対話面接を行う。応募者用端末は、公共機関や、ファーストフード店・コンビニエンスストア等の店舗に設けられた面接コーナー、又はコイン式の証明写真スタンドに設置される。
【0003】
管理者用のサーバーは、応募者用端末から送信される応募者の画像と音声を記録して録画ファイルとして記憶する。この対話面接システムでは、募集者のスケジュールに関係なく、面接代行者が対話面接を行う。上記の録画ファイルは、募集者単位のフォルダ内で応募者毎のファイルとなって記録され、募集者用端末に送られて再生される。
【0004】
募集者は、募集者用端末からサーバーにアクセスし、Web面接の登録画面に進み、Web面接依頼データを入力し登録する。Web面接依頼データは、応募条件、期間及び質問項目である。応募者は、募集者用端末を操作してWeb面接を行う。Web面接では、サーバーを介して募集者用端末が代行者用端末と双方向で交信可能となり、ガイダンスに従って面接を実施する。
【0005】
応募者用端末は、カメラ部やマイクロフォンを介して面接時における応募者の態度や表情、回答等を入力し、当該面接時の動画はネットワークを介して管理者のサーバーに送信される。サーバーでは、応募者用端末から送信されたデータを代行者用端末へ送信する。応募者用端末から送られた面接での応募者の画像とデータは、募集者の募集者用端末に送られ、再生して見ることが可能である。更に、応募者の履歴書に相当する履歴書ファイルが上記の動画と共に募集者に提供される。これにより、募集者は、応募者の履歴を動画と共に文字データによって確認可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前述した対話面接システムでは、応募者用端末が、公共機関、ファーストフード店・コンビニエンスストア等の店舗に設けられた面接コーナー、又はコイン式の証明写真スタンドに設置される。従って、応募者は、公共機関等に出向かなければならないので、応募をスムーズに行うことができない。
【0008】
対話面接システムでは、募集者のスケジュールに関係なく、面接代行者が対話面接を行う。よって、面接代行者等の面接官は、応募者からの応募があったときに面接を代行しなければならないので、面接官の負荷が大きいという現状がある。更に、募集者は、募集者用端末からサーバーにアクセスし、Web面接の登録画面に進み、Web面接依頼データを入力し登録しなければならないため、募集者の負荷が大きいという問題が生じうる。
【0009】
本開示は、応募者、面接官及び募集者の負荷を低減させることができる面接システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示に係る面接システムは、サーバと、サーバと通信可能であって応募者が使用する応募者用端末と、サーバと通信可能であって応募者と面接を行う面接官が使用する面接官用端末と、を備え、募集者からの依頼に応じて応募者との面接を行う面接システムである。サーバは、応募者用端末から応募者による応募を受け付ける機能と、応募者用端末への面接依頼書面を生成する機能と、面接依頼書面を応募者用端末に送信する機能と、面接の候補日時を応募者用端末に表示する機能と、面接の候補日時から応募者によって選択された面接の日時を受け付ける機能と、面接の日時を面接官用端末に通知する機能と、当該日時に行われる応募者及び面接官の面接の動画を生成する機能と、動画を募集者に送信する機能と、を有する。応募者用端末は、サーバから面接依頼書面を受信する機能と、応募者に面接の候補日時から面接の日時を選択させる機能と、募集者による採否を受信する機能と、外部サイトを通じて募集者に応募する機能と、を有する。サーバの応募を受け付ける機能では、外部サイトを介して応募者による応募を受け付ける。面接官用端末は、サーバから面接の日時を受信する機能と、応募者との面接の記録を受け付ける機能と、を有する。サーバは面接の記録を面接官用端末から受信し、サーバの動画を募集者に送信する機能では、動画と共に面接の記録を募集者に送信し、面接の候補日時を応募者用端末に表示する機能では、面接可能日時一覧を含む面接日時調整画面を応募者用端末に表示し、面接可能日時一覧は面接可能時間帯を表示し、複数の面接官が予め確保されており、面接可能時間帯は複数の面接官のうち少なくとも1人の面接官が面接可能な時間帯を示している。
【0011】
この面接システムは、サーバと、応募者が使用する応募者用端末と、面接官が使用する面接官用端末とを備え、募集者からの依頼に応じて面接が行われる。サーバは、応募者用端末への面接依頼書面を生成する機能と、応募者用端末に面接依頼書面を送信する機能と、面接の候補日時を応募者用端末に表示する機能とを有する。応募者用端末には、面接依頼書面が送信されて面接の候補日時が表示されるので、応募から面接の日時の選択までの過程をスムーズにできる。サーバは、上記の候補日時から応募者によって選択された面接の日時を受け付ける機能と、当該面接の日時を面接官用端末に通知する機能とを有する。面接の候補日時を面接官の都合が良い日時としておくことで面接官にとって都合が良い日時が選択されるので、面接官の負荷を低減させることができる。更に、サーバが応募者用端末から面接の日時を受け付けると、面接の日時が面接官用端末に通知される。従って、面接官自身が面接の日時を調整しなくても自動的に面接の日時が通知されるので、この点でも面接官の負荷を低減できる。サーバは、応募者及び面接官による面接の動画を生成する機能と、生成した動画を募集者に送信する機能とを有する。募集者は依頼さえすれば応募者と面接官による面接の動画を入手できるので、募集者の負荷を低減させることができる。更に、応募者用端末は外部サイトを通じて募集者に応募する機能を有し、サーバの応募を受け付ける機能では外部サイトを介して応募者による応募を受け付ける。すなわち、サーバは外部サイトと連携して応募者の応募を受け付けるので、サーバの負荷を低減させると共に応募者の情報を効率よく取得できる。面接官用端末は応募者との面接の記録を受け付ける機能を有し、サーバの動画を募集者に送信する機能では、面接の動画と共に面接官による面接の記録が募集者に送信される。従って、募集者は依頼するだけで面接の動画と共に面接官による面接の記録を取得でき、募集者自身による面接を不要とできるので、募集者の負荷を著しく軽減させると共に応募者の採用を効率よく行うことができる。
【0012】
サーバは、応募者への質問、及び質問に対する応募者の回答を入力可能な回答欄を面接官用端末に表示する機能と、回答欄に入力された応募者の回答を受け付ける機能と、質問及び回答を募集者に送信する機能と、を有してもよい。この場合、面接官用端末に、応募者への質問と、当該質問の応募者による回答を入力可能な回答欄とが表示される。サーバは、面接官によって回答欄に入力された回答を受け付けると共に、当該質問及び回答を募集者に送信する。従って、募集者は、前述した動画及び面接の記録と共に、当該質問及び回答を取得できるので、応募者の採用を一層効率よく且つ精度よく行うことができる。
【0013】
サーバは、募集者による応募者の採否を受け付ける機能と、採否を応募者用端末に通知する機能と、を有してもよい。この場合、募集者は応募者に直接採否を伝える必要がないので、募集者の負荷を一層低減させることができる。
【0014】
サーバは、応募者を雇用するための雇用契約書を作成する機能を有し、採否を応募者用端末に通知する機能は、募集者による応募者の採用を受け付けたときに、採用する旨の通知と共に雇用契約書を応募者用端末に送信する機能を含んでもよい。この場合、募集者が応募者の採用を決めたときに、採用する旨の通知と共に雇用契約書が応募者用端末に送信される。従って、応募者は、採用が決定されたときには、採用通知と共に雇用契約書を受信するので、雇用契約書に記載されている条件等を速やかに確認できる。よって、応募者は、受信した雇用契約書に同意する旨を募集者に通知すれば、募集者の会社等に出向く手間を解消できるので、募集者が応募者を実際に雇用するまでの期間を短縮することができる。その結果、応募から雇用契約までの期間を十分に短縮することができる。
【発明の効果】
【0015】
本開示によれば、応募者、面接官及び募集者の負荷を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】実施形態に係る面接システムの構成の例を示すブロック図である。
【
図2】応募者用端末に表示される募集画面の例を示す図である。
【
図3】応募者基本情報入力画面の例を示す図である。
【
図6】面接の候補日時を表示する画面の例を示す図である。
【
図8】面接官用端末に面接の日時が登録された画面の例を示す図である。
【
図9】応募者と面接官による面接の動画の例を示す図である。
【
図10】面接官が行う応募者への質問と応募者による回答欄の例を示す図である。
【
図12】募集者が面接の動画を再生する画面の例を示す図である。
【
図13】募集者による応募者の評価フォームの例を示す図である。
【
図14】実施形態に係る面接方法の工程の例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下では、図面を参照しながら本開示に係る面接システムの実施形態について説明する。図面の説明において、同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。また、図面は、理解の容易化のため、一部を誇張又は簡略化して描いており、画面のレイアウト等の記載は図面に記載のものに限定されない。すなわち、面接システムにおいて用いられる画面のレイアウト等は、後述する例に限られず適宜変更可能である。
【0018】
一実施形態に係る面接システムは、人材を採用する人材採用システム及び採用選考システムのいずれかを含んでおり、応募者との面接を効率よく行うことを可能とする。面接システムでは、例えば、応募者及び面接官がスマートフォンを使って時間と場所を選ばずに面接を行い、企業等である募集者は当該面接の動画を用いて応募者の評価を行う。
【0019】
従来から、応募者が自分自身を撮影して自己PR等の動画を作成し、応募者が撮影された動画を募集者が受信して評価する採用選考システムが知られている。しかしながら、この採用選考システムでは、応募者が一方的に動画を作成して募集者に送付するので、募集者は応募者の自然な会話等の姿を見ることができず応募者の採否を判断しづらいという問題が生じうる。
【0020】
従来から、企業等の募集者は、採用選考以外の業務を抱えながら応募者との面接を行っている。しかしながら、応募者との面接のためには、面接のための時間等を確保する必要があって面接の準備等に時間を要するため、募集者が本来の業務に集中できないという現状がある。例えば、募集者が飲食店の店長である場合、店舗をオペレーションするという本来の業務の他に面接に時間等を費やさなければならないので、募集者の負荷が大きいという現状がある。
【0021】
そこで、一実施形態に係る面接システムでは、募集者からの依頼に応じて募集者とは異なる組織に属する面接官が応募者との面接をオンラインで行い、募集者は当該面接の動画を受信する。よって、募集者は依頼のみで応募者の面接の動画を受信して応募者の評価を行うことが可能であるため、募集者の負担を著しく低減させることができる。
【0022】
より具体的には、募集者は、依頼をするだけで面接官と面接を行う応募者の動画を受信できるので、採用の手間を著しく低減できる。更に、面接官と面接を行う応募者の動画を受信できるので、募集者は、面接官と話す応募者のインタラクティブなやりとり、すなわち、双方向でコミュニケーションをしている応募者の姿を把握できる。その結果、募集者は、他人と話すときの応募者の表情、話し方、及び話題の特徴を把握できるので、応募者の採否をより高精度に判断できる。
【0023】
募集者は、応募者の面接の状況に応じて当該動画の早送り又はスキップが可能であるため、応募者の採否をスピーディーに判断できる。すなわち、見たくない応募者の動画を早送りしたりスキップしたりできると共に、見たい応募者の動画をじっくり見ることができる。その結果、応募者の採否の判断に要する時間を著しく低減できる。更に、オンライン面接が行われることによって応募者の負担、及び面接官の負担も低減させることができる。
【0024】
本開示において、「応募者」は、募集者の求人に応募する者を示しており、例えば、パートアルバイトに応募する者、契約社員に応募する者、及び正社員に応募する者である。「面接官」は、応募者とオンライン面接を行う者である。例えば、「面接官」は、募集者とは異なる者であり、応募者と面接を行うために斡旋された者である。また、「面接官」は、応募者との面接を委託された者であってもよい。
【0025】
「募集者」は、応募者を募集する者であり、例えば、事業を行う企業等の経営体である。「募集者」は、一般的な会社だけでなく、個人企業、又は事務所であってもよい。「募集者」は、応募者を評価する者であってもよく、飲食店の店長等の採用責任者、及び採用責任者に指名されたベテランのアルバイト等を含む。「募集者」は、応募者の採用不採用(採否)を決定する者であってもよく、例えば、飲食店の店長、マネージャー、本社社員、役職者及び経営者等を含む。
【0026】
図1は、本実施形態において例示する面接システム1のブロック図である。例えば、面接システム1は、情報端末において実行されるアプリケーション等のプログラムである。面接システム1は、例えば、情報端末と通信可能なサーバ上で実行されてもよい。「情報端末」は、例えば、携帯端末である。「携帯端末」は、例えば、スマートフォンを含む携帯電話、タブレット又はノートパソコン等、携帯可能な情報端末を示している。「情報端末」は、携帯端末以外の端末であってもよく、例えば、パソコンであってもよい。
【0027】
「情報端末」は、一例として、オペレーティングシステム及びソフトウェア(アプリケーション)等を実行するプロセッサ(例えばCPU)と、ROM及びRAMによって構成される主記憶部と、フラッシュメモリ等によって構成される補助記憶部と、無線通信モジュール等によって構成される通信制御部と、入力装置と、ディスプレイ等の出力装置とを備える。但し、「情報端末」の構成は、上記に限定されず適宜変更可能である。
【0028】
「情報端末」の各機能要素は、プロセッサ又は記憶部(例えば前述した主記憶部又は補助記憶部)に所定のソフトウェアを読み込ませて当該ソフトウェアを実行することによって実現される。プロセッサは、当該ソフトウェアに従って、前述した通信制御部、入力装置又は出力装置を動作させ、記憶部におけるデータの読み出し及び書き出しを行う。「情報端末」の処理に用いられるデータ又はデータベースは記憶部に格納される。
【0029】
面接システム1は、複数のコンピュータによって構成される分散処理システムであってもよいし、クライアントサーバシステム、又はクラウドシステムであってもよい。面接システム1は、面接プログラムを備えていてもよい。本実施形態に係る面接システム1は、例えば、メインモジュール、データ取得モジュール、判定モジュール、及び出力モジュールを含む。
【0030】
データ取得モジュール、判定モジュール、及び出力モジュールが実行されることによって面接システム1の各機能要素が機能する。面接システム1は、一例として、CD-ROM、DVD-ROM、又は半導体メモリ等の有形の記憶媒体に固定的に記録された上で提供されるものであってもよい。また、面接プログラムは、搬送波に重畳されたデータ信号として通信ネットワークを介して提供されるものであってもよい。
【0031】
面接システム1は、例えば、サーバ10を備える。一例として、サーバ10は、応募者の情報端末である応募者用端末T1、面接官の情報端末である面接官用端末T2、及び募集者の端末である募集者用端末T3のそれぞれと通信可能とされている。サーバ10は、一例として、オペレーティングシステム及びアプリケーションプログラム等を実行するプロセッサ(例えばCPU)と、ROM及びRAMによって構成される主記憶部と、ハードディスク又はフラッシュメモリ等で構成される補助記憶部と、ネットワークカード又は無線通信モジュールで構成される通信制御部と、キーボード又はマウス等の入力装置と、モニタ等の出力装置とを備える。但し、サーバ10の構成は上記に限定されず適宜変更可能である。
【0032】
サーバ10の各機能要素は、プロセッサ又は主記憶部に所定のソフトウェアを読み込ませて当該ソフトウェアを実行することによって実現される。プロセッサは、当該ソフトウェアに従って、前述した通信制御部、入力装置又は出力装置を動作させ、主記憶部又は補助記憶部におけるデータの読み出し及び書き込みを行う。サーバ10の処理に必要なデータ又はデータベースは主記憶部又は補助記憶部に格納される。
【0033】
本実施形態において、サーバ10は、受信した情報を記憶する記憶部31と、応募者用端末T1、面接官用端末T2及び募集者用端末T3のそれぞれに表示する画面を制御する表示制御部32とを備える。応募者用端末T1、面接官用端末T2及び募集者用端末T3のそれぞれに表示される各画面は、例えば、表示制御部32によって制御される。
【0034】
面接システム1は、募集者からの依頼に応じて応募者と面接官との面接を実行するシステムである。例えば、面接システム1(一例としてサーバ10)は、機能的構成要素として、応募通知受付部11、応募者情報登録部12、面接依頼書面生成部13、面接依頼通知部14、面接日時決定部15、面接官決定部16、面接動画生成部17、面接動画送信部18、採否結果通知部19、及び雇用契約部20を有する。
【0035】
応募通知受付部11は、応募者用端末T1から応募者による応募を受け付ける機能を有する。
図2に例示されるように、応募通知受付部11は、外部サイトGを介して応募者による応募を応募者用端末T1から受け付ける。すなわち、応募者用端末T1は、外部サイトGを通じて募集者に応募する機能を有する。外部サイトGは、例えば、求人サイトである。
【0036】
応募者が応募を行うときに、応募者用端末T1に外部サイトGが表示される。外部サイトGは、一例として、面接システム1の外部のサーバによって表示されるサイトである。例えば、外部サイトGは、面接システム1を構築した会社とは異なる会社によって構築されたサイトである。
【0037】
外部サイトGは、例えば、応募者用端末T1に表示される求人画面D1である。求人画面D1には、例えば、勤務地の画像情報D11、勤務地の地
図D12、募集者からのメッセージD13、募集者情報D14、勤務条件D15、仕事内容D16、待遇D17及び進むボタンD18が表示される。例えば、画像情報D11は勤務地の写真及び動画を含んでおり、募集者情報D14は募集者である採用責任者の氏名及び肩書を含んでいる。勤務条件D15は、例えば、給与、勤務地、勤務期間及び勤務時間を含んでいる。
【0038】
例えば、応募者用端末T1に表示された求人画面D1において進むボタンD18が押下されると、
図3に示されるように、応募者用端末T1に応募者基本情報入力画面D2が表示される。本実施形態において「押下」とは、画面に表示されたボタン又はリンク等を、タップすること又はクリックすることを含んでいる。
【0039】
応募者基本情報入力画面D2は、例えば、組織名D21、応募者氏名入力部D22、応募者ふりがな入力部D23、応募者性別入力部D24、応募者生年月日入力部D25、応募者メールアドレス入力部D26、及び次へボタンD27を表示する。なお、応募者基本情報入力画面D2は、例えば、組織名D21、応募者氏名入力部D22、応募者ふりがな入力部D23、応募者性別入力部D24、応募者生年月日入力部D25、応募者メールアドレス入力部D26、及び次へボタン27の全てを表示しなくてもよく、例えば、応募者生年月日入力部D25、応募者メールアドレス入力部D26及び次へボタンD27のみを表示してもよい。
【0040】
例えば、応募通知受付部11は、応募者氏名入力部D22、応募者ふりがな入力部D23、応募者性別入力部D24、応募者生年月日入力部D25、及び応募者メールアドレス入力部D26に応募者の情報が入力されて次へボタンD27が押下されたときに応募者による応募を受け付ける。
【0041】
例えば、応募者の情報が入力されたとき(一例として次へボタンD27が押下されたとき)に面接システム1に入力された旨の通知が送信されてもよい。この場合、応募通知受付部11は、当該通知の受領後に外部サイトGにアクセスして外部サイトGから応募者の情報を受け付けてもよい。具体例として、応募通知受付部11は、外部サイトGの管理画面にログインして応募者の情報を取得してもよい。
【0042】
応募者情報登録部12は、応募通知受付部11によって受け付けられた応募者の情報を記憶部31に登録する。
図4に示されるように、応募者情報登録部12は、例えば、応募者の情報をテーブルデータD28として記憶部31に記憶させる。テーブルデータD28は、例えば、外部サイトカラムK1、応募日時カラムK2、氏名カラムK3、及びメールアドレスカラムK4を有する。
【0043】
テーブルデータD28には、応募者基本情報入力画面D2において入力された応募者の情報がレコードデータとして入力される。例えば、応募者用端末T1に表示された外部サイトGの種類が外部サイトカラムK1に入力され、応募者が応募した日時(一例として、次へボタンD27が押下された日時)が応募日時カラムK2に入力される。
【0044】
そして、応募者氏名入力部D22に入力された応募者の氏名が氏名カラムK3に入力され、応募者メールアドレス入力部D26に入力された応募者のメールアドレスがメールアドレスカラムK4に入力される。例えば、テーブルデータD28には、応募者が応募したときに応募者情報登録部12によって自動で応募者の情報が入力される。しかしながら、テーブルデータD28への応募者の情報の入力は手動によって行われてもよい。
【0045】
面接依頼書面生成部13は、応募者用端末T1への面接依頼書面を生成する機能を有する。
図5は、面接依頼書面生成部13によって生成される例示的な面接依頼書面Mを示している。面接依頼書面Mは、電磁的に生成される書面である。一例として、面接依頼書面Mは電子メールの文面である。
【0046】
面接依頼書面Mは、応募者氏名M1、挨拶文M2、面接日時選択依頼文M3、及び備考文M4を含んでいる。応募者氏名M1としては、応募者氏名入力部D22に入力された応募者の氏名が表示される。挨拶文M2は、例えば、募集者が所属する組織名(一例として店舗名)及び定型的な挨拶文を有する。
【0047】
例えば、面接日時選択依頼文M3は、応募者と面接官との面接の日時候補を表示するサイトへのリンクを示すURLと、当該日時候補から面接の日時を選択する旨のメッセージとを有する。備考文M4は、例えば、今後の面接の進め方、オンライン面接のURLを送信する旨、及び注意事項を有する。
【0048】
面接依頼通知部14は、面接依頼書面Mを応募者用端末T1に送信する機能を有する。応募者用端末T1は、サーバ10から面接依頼書面Mを受信する機能を有する。例えば、面接依頼通知部14は、面接依頼書面Mを電子メールの本文として応募者用端末T1に送信する。面接依頼書面Mには面接日時選択依頼文M3が記載されているので、面接依頼書面Mを受信した応募者は面接日時選択依頼文M3から面接の日時を調整すればよいことを把握できる。
【0049】
面接日時決定部15は、面接の候補日時を応募者用端末T1に表示する機能を有する。
図6に示されるように、面接日時決定部15は、面接日時調整画面D3を応募者用端末T1に表示する。面接日時調整画面D3は、面接可能日時一覧D31と、面接可能日時表示部D32と、面接不能ボタンD33と、確認ボタンD34とを含む。
【0050】
例えば、面接可能日時一覧D31は、時間帯D35と、面接可能時間帯D36とを表示する。時間帯D35には応募者の画面操作に応じて異なる日時が表示され、操作によって時間帯D35に表示される日時を変更可能である。面接可能時間帯D36は、面接官が面接可能な時間帯を示している。面接官は、例えば、募集者とは異なる企業に属する。面接官は、当該企業に属する被雇用者であってもよく、一例として、副業を行う被雇用者として雇われた面接官であってもよい。この場合、面接官として雇われた者は、副業として自分の時間又は経験等を有効利用できる。また、面接官は、面接を委託された業務委託先であってもよい。すなわち、応募者に対して業務委託先としての面接官がマッチングされてもよい。業務委託先は、事業会社であってもよいし、個人事業主であってもよい。
【0051】
例えば、面接可能時間帯D36は、時間帯D35の面接可能時間帯D36以外の時間帯とは異なる色彩によって表示される。
図6では、一例として、面接可能時間帯D36を斜線によって示している。一例として、複数の面接官が予め確保されており、面接可能時間帯D36は複数の面接官のうち少なくとも1人の面接官が面接可能な時間帯を示している。
【0052】
応募者用端末T1は、面接の候補日時から応募者に面接の日時を選択させる機能を有する。応募者は、応募者用端末T1に表示された面接可能時間帯D36から面接可能な日時を選択する。応募者が選択した時間帯は面接可能時間帯D36の他の時間帯(応募者が選択していない時間帯)とは異なる色彩によって表示される。
図6では、一例として、応募者が選択した時間帯を面接可能時間帯D36の他の時間帯よりも濃い斜線によって示している。
【0053】
面接可能日時表示部D32には、面接官との面接が可能な日時が一覧として表示される。例えば、面接可能日時表示部D32では応募者が選択した時間帯が一覧の一番上の部分に表示される。これにより、応募者は自分が選択した日時を容易に把握できる。面接不能ボタンD33は、時間帯D35に応募者が面接可能な日時がないときに押下されるボタンである。
【0054】
確認ボタンD34は、面接の日時を確定させるボタンである。例えば、応募者が面接可能時間帯D36から面接の日時を選択して応募者によって確認ボタンD34が押下されたときに、面接日時決定部15は応募者と面接官との面接の日時を確定する。このように、面接日時決定部15では、応募者は、面接官との面接の日時を容易に確定させることができる。
【0055】
面接日時決定部15は、面接の候補日時から応募者によって選択された面接の日時を受け付ける機能を有する。例えば、面接日時決定部15は、応募者によって面接可能時間帯D36から面接の日時が選択された状態で確認ボタンD34が押下されたときに確定した面接の日時を受け付ける。
【0056】
例えば、面接日時決定部15は、面接システム1として用いられる外部ツールであってもよい。面接日時決定部15の外部ツールは、一例として、eeasy(登録商標)である。しかしながら、面接日時決定部15の外部ツールとしてはeeasy(登録商標)以外のツールを用いることも可能である。このように面接日時決定部15が外部ツールである場合、面接システム1に実装する機能を簡易にすることができる。しかしながら、面接日時決定部15は外部ツールでなくてもよい。
【0057】
例えば、面接日時決定部15は、面接の日時を応募者用端末T1に通知する機能を有する。
図7に示されるように、面接日時決定部15は、応募者用端末T1に面接日時確定画面D4を表示してもよい。例えば、面接日時確定画面D4は、応募者の氏名D41、オンライン面接の日時D42、及び面接案内リンクD43を有する。面接案内リンクD43は、日時D42に行われる面接官とのオンライン面接のURLを含んでいる。氏名D41の応募者は、日時D42に面接案内リンクD43をクリックすることによって面接官とオンライン面接を行うことが可能である。
【0058】
面接官決定部16は、応募者と面接を行う面接官を決定する機能を有する。面接官決定部16は、複数の面接官から応募者と面接を行う面接官を決定する。例えば、面接官決定部16によって面接官が決定された後に、面接日時決定部15が当該面接官の面接官用端末T2に面接の日時を通知してもよい。このように、面接官用端末T2はサーバ10から面接の日時を受信する。
【0059】
一例として、面接日時決定部15は複数の面接官のうち応募者が選択した日時が空いている面接官の全員の面接官用端末T2に当該日時を通知する。そして、面接官決定部16は当該応募者と面接を行う一人の面接官を決定する。面接官決定部16は、例えば、応募者と面接を行う一人の面接官を自動で決定する。しかしながら、面接官決定部16は、面接官を自動以外の方法で決定してもよい。
【0060】
図8に示されるように、面接官決定部16は、確定した面接の日時を示す面接日時確定画面D5を面接官用端末T2に表示してもよい。例えば、面接日時確定画面D5は面接官用端末T2のカレンダー機能と連動している。一例として、面接官決定部16は、決定した面接官の面接官用端末T2のカレンダーに面接の日時を登録する。カレンダーへの日時の登録は自動登録によって行われてもよい。
【0061】
例えば、面接官決定部16は、決定した面接官のカレンダーに面接の日時を登録すると共に面接官用端末T2に面接日時確定画面D5を表示する。面接日時確定画面D5は、例えば、面接の日時D51、面接を依頼する旨の文章D52、応募者との面接案内リンクD53、及び応募者の情報D54を有する。
【0062】
面接案内リンクD53は、面接の日時D51に行われる応募者とのオンライン面接のURLを含む。面接官は、面接案内リンクD53をクリックすることによって応募者とオンライン面接を行うことが可能である。応募者の情報D54は、例えば、応募者の氏名、及び応募者のメールアドレスを含む。この場合、急に日時の変更が必要になったとき等に面接官から応募者に連絡することが可能である。但し、応募者の情報D54に表示される情報は上記の例に限定されない。
【0063】
応募者と面接官とのオンライン面接は、面接の日時D51に開始される。応募者が前述した面接案内リンクD43をクリックし、面接官が面接案内リンクD53をクリックすると、応募者と面接官とのオンライン面接が開始される。
図9に示されるように、面接動画生成部17は、応募者用端末T1及び面接官用端末T2のそれぞれに面接動画D6(面接の動画)を表示すると共に面接動画D6を録画する。すなわち、面接動画生成部17は、応募者X及び面接官Yの面接の動画を生成する。
【0064】
一例として、面接動画D6は、ミュートボタンD61、参加者ボタンD62、チャットボタンD63、画面共有ボタンD64、及び終了ボタンD65を有する。ミュートボタンD61が押下されると面接の相手に音声が出力されなくなる。参加者ボタンD62が押下されると面接の参加者の一覧が表示される。面接の参加者は、例えば、1人の応募者X、及び1人の面接官Yである。しかしながら、複数の応募者Xが参加してもよいし、複数の面接官Yが参加してもよく、応募者X及び面接官Yの数は特に限定されない。
【0065】
例えば、チャットボタンD63が押下されると応募者Xと面接官Yとのチャットが可能となる。画面共有ボタンD64が押下されると、応募者用端末T1に表示された画面、又は面接官用端末T2に表示された画面が応募者Xと面接官Yとの間で共有可能となる。終了ボタンD65が押下されると面接が終了する。
【0066】
例えば、
図10に示されるように、面接が行われているときに面接官用端末T2に面接記録画面D7が表示される。面接官用端末T2は応募者Xとの面接の記録を受け付ける機能を有し、例えば、面接官Yは面接記録画面D7に応募者Xとの面接を記録する。一例として、面接記録画面D7は、面接官Yの氏名D71、応募者Xへの質問D72、及び質問に対する応募者Xの回答を入力可能な回答欄D73を有する。例えば、面接動画生成部17は、回答欄D73に入力された応募者Xの回答を受け付ける機能を有する。
【0067】
氏名D71には、面接官Yの氏名が入力可能とされていてもよいし、面接の前に予め自動入力されていてもよい。面接記録画面D7は、例えば、複数(一例として5つ)の質問D72を有する。一例として、複数の質問D72は、予め設定された定型的な質問である。しかしながら、質問D72は、定型的な質問に限られず、カスタマイズが可能であってもよい。更に、複数の質問D72の少なくともいずれかが募集者によって提供されたものであってもよい。この場合、募集者のニーズにマッチした質問を応募者Xに対して行うことが可能となる。
【0068】
例えば、回答欄D73は質問D72ごとに設けられる。回答欄D73は、応募者Xへの質問D72に対する応募者Xからの回答が面接官Yによって入力される。更に、面接記録画面D7は、面接官Yによる回答欄D73への入力を確定させる完了ボタンD74を有していてもよい。完了ボタンD74が押下されることによって回答欄D73への回答の入力が完了する。これにより、面接の記録が面接官用端末T2からサーバ10に送信され、サーバ10は当該面接の記録を受信する。
【0069】
例えば、面接官Y及び応募者Xのいずれかによって面接動画D6の終了ボタンD65(
図9参照)が押下されると面接が終了する。応募者Xと面接官Yとの面接が完了すると、面接動画D6が録画された動画ファイルが作成され、当該動画ファイルが面接動画送信部18によって募集者用端末T3に送信される。面接動画送信部18は、面接の動画を募集者に送信する機能を有する。
【0070】
図11に示されるように、例えば、面接動画送信部18は、面接官用端末T2に動画送信画面D8を表示する。動画送信画面D8は、面接動画D6の添付を依頼する文D81と、面接動画D6がドラッグアンドドロップされる場所を示すファイル添付部D82とを有する。面接官Yは、ドラッグアンドドロップによって面接動画D6をファイル添付部D82に添付することが可能である。ファイル添付部D82に添付された面接動画D6は面接動画送信部18によって募集者用端末T3に送信される。
【0071】
例えば、面接動画送信部18は、前述した質問D72、及び質問D72に対する応募者Xの回答を募集者に送信してもよい。この場合、面接動画送信部18は面接動画D6と共に面接記録画面D7に入力された面接の記録を募集者用端末T3に送信する。面接の記録が面接動画D6と共に募集者用端末T3に送信されることにより、募集者は容易に且つ十分に面接の情報を取得できる。
【0072】
面接動画送信部18は、面接動画D6と共に面接の記録を募集者に送信する。募集者は、募集者用端末T3が受信した面接動画D6から応募者の採否を判断する。募集者用端末T3は面接動画D6を再生する機能を有する。
図12に示されるように、募集者用端末T3には面接動画D6の再生画面D9が表示される。一例として、再生画面D9は、時間表示部D91、リピートボタンD92、停止ボタンD93、逆再生ボタンD94、一時停止ボタンD95、早送りボタンD96、音量調整部D97、及び応募者情報D98を有する。
【0073】
時間表示部D91は面接動画D6の時間を表示する。リピートボタンD92が押下されると面接動画D6が再度最初から再生され、停止ボタンD93が押下されると面接動画D6の再生が終了する。逆再生ボタンD94が押下されると面接動画D6が逆再生し、一時停止ボタンD95が押下される面接動画D6が一時停止する。
【0074】
早送りボタンD96が押下されると面接動画D6が早送りされ、音量調整部D97によって面接動画D6の音量が調整される。募集者は、面接動画D6を再生するときにリピートボタンD92、停止ボタンD93、逆再生ボタンD94、一時停止ボタンD95、及び早送りボタンD96を操作することによって、自分の都合に合わせて面接動画D6を見ることが可能である。例えば、気になる応募者Xの面接動画D6を再生するときには複数回面接動画D6を再生したり、時間がないとき等には面接動画D6の再生を早送りしたりスキップしたりすることが可能である。
【0075】
例えば、募集者は、再生画面D9及び受信した面接記録画面D7から応募者Xの採否を判定する。採否結果通知部19は、募集者による採否を受信する機能を有する。すなわち、採否結果通知部19は、募集者による応募者Xの採否を受け付ける機能を有する。
図13に示されるように、例えば、採否結果通知部19は、応募者Xの採否を判定するための評価画面D10を募集者用端末T3に表示する。
【0076】
評価画面D10は、募集者用端末T3において募集者によって操作される。一例として、評価画面D10は、評価入力部D101、コメント入力部D102、採否入力部D103、メール通知決定部D104、及び確定ボタンD105を有する。例えば、評価入力部D101には、応募者Xに対する総合評価、面接のときの表情、話し方、内容、及びシフトのマッチング度合いのそれぞれが複数段階で入力される。
図13の例では、総合、表情、話し方、内容、及びシフトのそれぞれが5段階で評価可能である。
【0077】
コメント入力部D102には、例えば、応募者Xの面接、及び面接記録画面D7に入力された記録について募集者が気付いた点がコメントとして入力される。採否入力部D103には応募者Xの採否が入力される。一例として、採否入力部D103には、合格ボタン、不合格ボタン、及び条件確認中ボタンが表示される。採否入力部D103の合格ボタンが押下されると合格(採用)、採否入力部D103の不合格ボタンが押下されると不合格(不採用)となる。メール通知決定部D104は、例えば、応募者Xに採否をメールで通知するか否かを選択可能なチェックボックスである。
【0078】
採否結果通知部19は、採否を応募者用端末T1に通知する機能を有する。例えば、メール通知決定部D104にチェックが入っていないと採否結果通知部19は応募者用端末T1に採否を通知せず、メール通知決定部D104にチェックが入っていると採否結果通知部19が採否の結果を応募者用端末T1にメールによって通知する。
【0079】
確定ボタンD105が押下されると、評価画面D10において入力された情報が募集者用端末T3からサーバ10に通知される。このとき、採否結果通知部19は、メール通知決定部D104にチェックが入っているときには応募者用端末T1に採否をメールで通知し、メール通知決定部D104にチェックが入っていないときには応募者用端末T1に採否を通知しない。応募者用端末T1に採否を通知しない場合、例えば、募集者から応募者に直接採否を連絡する。
【0080】
雇用契約部20は、応募者を雇用するための雇用契約書を作成する機能を有する。例えば、採否結果通知部19は、募集者による応募者Xの採用を受け付けたときに、応募者Xを採用する旨の通知と共に雇用契約書を応募者用端末T1に送信する。確定ボタンD105が押下されると、例えば、応募者Xを採用する旨と共に雇用契約部20が雇用契約書を応募者用端末T1に送信する。
【0081】
上記の雇用契約書には、例えば、送信された日付、雇用期間、勤務場所、勤務時間、賃金及び雇用契約書同意確認ボタンが含まれている。この雇用契約書同意確認ボタンは、例えば、同意するボタン、及び同意しないボタンを含んでいる。応募者Xが雇用契約書に同意する場合には同意するボタンが押下され、応募者Xが雇用契約書に同意しない場合には同意しないボタンが押下される。なお、雇用契約書には、雇用形態(正社員、契約社員又はアルバイト等)、所属の職務、休憩時間、所定時間を超える勤務の有無、休日、休暇、契約の更新の有無又は退職等に関する事項が含まれていてもよい。
【0082】
次に、本実施形態に係る面接方法について
図14を参照しながら説明する。
図14は本実施形態に係る面接方法の例を示すシーケンス図である。
図14は、前述した面接システム1を用いて応募者Xと面接官Yとの間で行われる面接方法の流れの例を示している。例えば、募集者は、外部サイトGに求人を掲載する(ステップS1)。
【0083】
図2及び
図14に示されるように、ステップS1では、募集者は、求人画面D1を外部サイトGに掲載する。応募者Xは、応募者用端末T1によって求人画面D1を見て外部サイトGに応募する(ステップS2)。
図2、
図3及び
図14に示されるように、応募者Xは、求人画面D1の進むボタンD18を押下し、応募者用端末T1に表示された応募者基本情報入力画面D2に入力を行って次へボタンD27を押下する。
【0084】
次へボタンD27が押下されると、応募通知受付部11は、外部サイトGにアクセスして外部サイトGから応募者Xの情報を受信する(ステップS3)。これにより、応募通知受付部11が応募者Xによる応募を受け付ける。応募通知受付部11が応募を受け付けると、応募者情報登録部12が応募者Xの情報を登録する(ステップS4)。
【0085】
図4及び
図14に示されるように、応募者情報登録部12は、応募通知受付部11が受け付けた応募者Xの情報をテーブルデータD28として記憶部31に記憶する。このとき、テーブルデータD28に新たな応募者Xの情報を示すレコードが追加される。
図5及び
図14に示されるように、応募者情報登録部12が記憶部31に応募者Xの情報を登録した後に面接依頼書面生成部13が面接依頼書面Mを生成する(ステップS5)。例えば、面接依頼書面Mには予め応募者氏名M1が記載される。
【0086】
次に、面接依頼通知部14が面接依頼書面Mを応募者用端末T1に送信する(ステップS6)。このとき、面接依頼通知部14は、面接依頼書面Mが掲載された電子メールを生成し、当該電子メールを応募者用端末T1に送信してもよい。前述したように、面接依頼書面Mには面接の日時候補を表示するサイトへのリンクが含まれているので、応募者は面接の日時を調整すべきことを把握できる。
【0087】
応募者Xが面接の日時候補を表示するサイトへのリンクをクリックすると、
図6及び
図14に示されるように、面接日時決定部15が面接日時調整画面D3を応募者用端末T1に表示する。応募者Xは、面接日時調整画面D3において面接可能時間帯D36から面接の日時を選択し、確認ボタンD34を押下することによって面接の日時を決定する(ステップS7)。
【0088】
応募者Xによって面接の日時が決定されると、面接官決定部16が面接官Yを決定する(ステップS8)。例えば、面接官決定部16は予め待機している複数の面接官から応募者Xと面接を行う一人の面接官Yを決定する。面接官決定部16は、ランダムに面接官Yを決定してもよいし、予め定められた規則に基づいて面接官Yを決定してもよい。
【0089】
面接官決定部16が面接官Yを決定した後には、決定された面接官Yの面接官用端末T2に面接日時決定部15が面接の日時を通知する(ステップS9)。
図8及び
図14に示されるように、面接官決定部16は、決定した面接官Yのカレンダーへの当該日時の登録を行うと共に面接日時確定画面D5を面接官用端末T2に表示してもよい。
【0090】
そして、面接日時決定部15は当該日時を応募者用端末T1に通知する(ステップS10)。
図7及び
図14に示されるように、面接日時決定部15は、応募者用端末T1に面接日時確定画面D4を表示してもよい。これにより、決定された日時に応募者Xと面接官Yとがオンライン面接を行うことが可能となる。
【0091】
そして、決められた日時に応募者Xと面接官Yとのオンライン面接が行われる(ステップS11)。具体的には、応募者X及び面接官Yのそれぞれが当該日時に面接案内リンクをクリックすることによってオンライン面接が開始し、
図9及び
図14に示されるように、面接動画生成部17が面接動画D6を応募者用端末T1及び面接官用端末T2のそれぞれに表示する。
【0092】
面接動画生成部17は、面接の開始と共に面接動画D6の録画を開始する(ステップS12)。面接官Yは、応募者Xとのオンライン面接を行うと共に、
図10及び
図14に示されるように、面接官用端末T2に面接記録画面D7を表示して面接の記録を行う(ステップS13)。具体的には、面接官Yは、面接記録画面D7を表示して質問D72に記載された質問を応募者Xに行い、応募者Xから得られた回答を回答欄D73に入力していく。
【0093】
終了ボタンD65が押下されてオンライン面接が終了すると(ステップS14)、面接動画生成部17による面接動画D6の生成が終了する(ステップS15)。そして、面接動画送信部18が面接動画D6及び面接の記録を募集者用端末T3に送信する(ステップS16)。
【0094】
図11及び
図14に示されるように、ステップS16では、面接動画送信部18が面接官用端末T2に動画送信画面D8を表示する。このとき、面接官Yは、面接動画D6をドラッグアンドドロップしてファイル添付部D82に添付することによって募集者用端末T3に面接動画D6を送信する。面接動画D6の送信と共に、面接記録画面D7に入力された面接の記録が募集者用端末T3に送信される。
【0095】
募集者は、面接動画D6、及び面接の記録を受信すると、面接動画D6、及び面接の記録から応募者の評価を行う。
図12及び
図14に示されるように、募集者は募集者用端末T3に再生画面D9を表示して面接動画D6を再生し、再生画面D9から応募者Xの情報を取得する。
【0096】
そして、
図13及び
図14に示されるように、募集者は、募集者用端末T3に評価画面D10を表示して応募者Xの評価を評価画面D10に入力し、確定ボタンD105を押下することによって応募者Xに対する評価を確定させる。このとき、評価画面D10に入力された応募者Xに対する採否が採否結果通知部19によってサーバ10に通知される(ステップS17)。
【0097】
そして、採否結果通知部19は応募者Xに対する採否を応募者用端末T1に送信する(ステップS18)。なお、募集者が採用の判断をしたときに雇用契約部20が雇用契約書を作成し、応募者用端末T1への採用通知と共に当該雇用契約書が応募者用端末T1に送信されてもよい。以上の工程を経て面接方法の一連の工程が完了する。
【0098】
次に、本実施形態に係る面接システム1から得られる作用効果について説明する。
図1に示されるように、面接システム1は、サーバ10と、応募者が使用する応募者用端末T1と、面接官が使用する面接官用端末T2とを備え、募集者からの依頼に応じて面接が行われる。サーバ10は、応募者用端末T1への面接依頼書面Mを生成する機能(面接依頼書面生成部13)と、面接官用端末T2に面接依頼書面Mを送信する機能(面接依頼通知部14)と、面接の候補日時を応募者用端末T1に表示する機能(面接日時決定部15)とを有する。応募者用端末T1には、面接依頼書面Mが送信されて面接の候補日時が表示されるので、応募から面接の日時の選択までの過程をスムーズにできる。
【0099】
サーバ10は、上記の候補日時から応募者によって選択された面接の日時を受け付ける機能(面接日時決定部15)と、当該面接の日時を面接官用端末T2に通知する機能(面接官決定部16)とを有する。面接の候補日時を面接官の都合が良い日時としておくことで面接官にとって都合が良い日時が選択されるので、面接官の負荷を低減させることができる。更に、サーバ10が応募者用端末T1から面接の日時を受け付けると、面接の日時が面接官用端末T2に通知される。従って、面接官自身が面接の日時を調整しなくても自動的に面接の日時が通知されるので、この点でも面接官の負荷を低減できる。
【0100】
サーバ10は、応募者及び面接官による面接の動画を生成する機能(面接動画生成部17)と、生成した動画を募集者に送信する機能(面接動画送信部18)とを有する。募集者は依頼さえすれば応募者と面接官による面接の動画を入手できるので、募集者の負荷を低減させることができる。更に、応募者用端末T1は外部サイトGを通じて募集者に応募する機能を有し、サーバ10の応募を受け付ける機能では外部サイトGを介して応募者による応募を受け付ける。すなわち、サーバ10は外部サイトGと連携して応募者の応募を受け付けるので、サーバ10の負荷を低減させると共に応募者の情報を効率よく取得できる。
【0101】
面接官用端末T2は応募者との面接の記録を受け付ける機能を有し、サーバ10の動画を募集者に送信する機能では、面接の動画である面接動画D6と共に面接官による面接の記録(面接記録画面D7に入力された情報)が募集者に送信される。従って、募集者は依頼するだけで面接の動画と共に面接官による面接の記録を取得でき、募集者自身による面接を不要とできるので、募集者の負荷を著しく軽減させると共に応募者の採用を効率よく行うことができる。
【0102】
図10に示されるように、サーバ10は、応募者への質問D72、及び質問D72に対する応募者の回答を入力可能な回答欄D73を面接官用端末T2に表示する機能と、回答欄D73に入力された応募者の回答を受け付ける機能と、質問D72及び回答を募集者に送信する機能と、を有してもよい。この場合、面接官用端末T2に、応募者への質問D72と、質問D72の応募者による回答を入力可能な回答欄D73とが表示される。サーバ10は、面接官によって回答欄D73に入力された回答を受け付けると共に、質問D72及び回答を募集者に送信する。従って、募集者は、前述した動画及び面接の記録と共に、当該質問及び回答を取得できるので、応募者の採用を一層効率よく且つ精度よく行うことができる。
【0103】
サーバ10は、募集者による応募者の採否を受け付ける機能と、採否を応募者用端末に通知する機能(採否結果通知部19)と、を有してもよい。この場合、募集者は応募者に直接採否を伝える必要がないので、募集者の負荷を一層低減させることができる。なお、募集者は、採否結果通知部19を使わずに、応募者に直接採否を伝えてもよい。この場合、採否結果通知部19を省略することが可能である。
【0104】
サーバ10は、応募者を雇用するための雇用契約書を作成する機能(雇用契約部20)を有し、採否を応募者用端末T1に通知する機能は、募集者による応募者の採用を受け付けたときに、採用する旨の通知と共に雇用契約書を応募者用端末T1に送信する機能を含んでもよい。この場合、募集者が応募者の採用を決めたときに、採用する旨の通知と共に雇用契約書が応募者用端末T1に送信される。従って、応募者は、採用が決定されたときには、採用通知と共に雇用契約書を受信するので、雇用契約書に記載されている条件等を速やかに確認できる。よって、応募者は、受信した雇用契約書に同意する旨を募集者に通知すれば、募集者の会社等に出向く手間を解消できるので、募集者が応募者を実際に雇用するまでの期間を短縮することができる。その結果、応募から雇用契約までの期間を十分に短縮することができる。
【0105】
以上、本開示に係る面接システム及び面接方法の実施形態について説明した。しかしながら、本開示に係る面接システム及び面接方法は、前述した実施形態に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲において変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。すなわち、面接システムの各部の構成及び機能、並びに、面接方法の各工程の内容及び順序は、上記の要旨を変更しない範囲において適宜変更可能である。
【0106】
例えば、前述の実施形態では、表示制御部32によって応募者用端末T1、面接官用端末T2及び募集者用端末T3のそれぞれに面接システム1の画面が表示される。前述した実施形態では、求人画面D1、応募者基本情報入力画面D2、面接日時調整画面D3、面接日時確定画面D4、面接日時確定画面D5、面接動画D6、面接記録画面D7、動画送信画面D8、再生画面D9及び評価画面D10が表示される例について説明した。しかしながら、これらの画面のレイアウト及び表示内容は適宜変更可能である。例えば、画面表示されるボタンは、例えばリンクであってもよく、ボタン以外の態様であってもよい。
【0107】
前述の実施形態では、雇用契約部20が雇用契約書を作成し雇用契約書が採否の通知と共に応募者用端末T1に送信される例について説明した。しかしながら、雇用契約書が作成されなくてもよく雇用契約部20を省略することも可能である。また、前述の実施形態では、募集者が評価画面D10を用いて応募者を評価する例について説明した。しかしながら、募集者は、評価画面D10を使わずに応募者を評価してもよい。
【0108】
前述の実施形態では、面接官が回答欄に応募者の回答を入力し、当該回答がサーバ10にアップロードされる例について説明した。しかしながら、例えば、面接中又は面接後に応募者が回答欄に回答を入力し、応募者によって入力された回答がサーバ10にアップロードされてもよい。すなわち、面接官ではなく、応募者自身が質問に対する回答をアップロードしてもよい。また、応募者が面接動画以外の情報をアップロードしてもよい。更に、応募者が回答を入力し、当該回答がサーバ10にアップロードされた後に、面接官が面接動画D6をアップロードしてもよい。この場合も前述と同様の効果が得られる。
【0109】
前述の実施形態では、募集者が面接動画D6を見ながら応募者を評価する例について説明した。しかしながら、募集者が面接動画D6を見ながら面接官を評価してもよい。また、面接の終了後に応募者が面接官を評価してもよい。具体例として、面接官を評価する評価フォームに応募者が面接官の評価を入力し、評価が入力された評価フォームがサーバ10にアップロードされてもよい。そして、サーバ10に蓄積された面接官の評価に応じて面接官決定部16が面接官を決定してもよい。具体的には、より評価が高い面接官に面接の機会が多く与えられ、より評価が低い面接官に与えられる面接の機会が低減してもよい。この場合、面接官の質をより高めることが可能となる。
【0110】
前述の実施形態では、応募通知受付部11、応募者情報登録部12、面接依頼書面生成部13、面接依頼通知部14、面接日時決定部15、面接官決定部16、面接動画生成部17、面接動画送信部18、採否結果通知部19及び雇用契約部20を有するサーバ10を備える面接システム1について説明した。しかしながら、本開示に係る面接システムは、応募通知受付部11、応募者情報登録部12、面接依頼書面生成部13、面接依頼通知部14、面接日時決定部15、面接官決定部16、面接動画生成部17、面接動画送信部18、採否結果通知部19及び雇用契約部20の少なくともいずれかを有しないシステムであってもよい。このように、本開示に係る面接システムの機能構成は、前述した実施形態のものに限られず適宜変更可能である。
【符号の説明】
【0111】
1…面接システム、10…サーバ、11…応募通知受付部、12…応募者情報登録部、13…面接依頼書面生成部、14…面接依頼通知部、15…面接日時決定部、16…面接官決定部、17…面接動画生成部、18…面接動画送信部、19…採否結果通知部、20…雇用契約部、31…記憶部、32…表示制御部、D1…求人画面、D2…応募者基本情報入力画面、D3…面接日時調整画面、D4…面接日時確定画面、D5…面接日時確定画面、D6…面接動画(面接の動画)、D7…面接記録画面、D8…動画送信画面、D9…再生画面、D10…評価画面、D11…画像情報、D12…地図、D13…メッセージ、D14…募集者情報、D15…勤務条件、D16…仕事内容、D17…待遇、D18…ボタン、D21…組織名、D22…応募者氏名入力部、D23…応募者ふりがな入力部、D24…応募者性別入力部、D25…応募者生年月日入力部、D26…応募者メールアドレス入力部、D27…次へボタン、D28…テーブルデータ、D31…面接可能日時一覧、D32…面接可能日時表示部、D33…面接不能ボタン、D34…確認ボタン、D35…時間帯、D36…面接可能時間帯、D41…氏名、D42…日時、D43…面接案内リンク、D51…日時、D52…文章、D53…面接案内リンク、D54…応募者の情報、D61…ミュートボタン、D62…参加者ボタン、D63…チャットボタン、D64…画面共有ボタン、D65…終了ボタン、D71…氏名、D72…質問、D73…回答欄、D74…完了ボタン、D81…文、D82…ファイル添付部、D91…時間表示部、D92…リピートボタン、D93…停止ボタン、D94…逆再生ボタン、D95…一時停止ボタン、D96…早送りボタン、D97…音量調整部、D98…応募者情報、D101…評価入力部、D102…コメント入力部、D103…採否入力部、D104…メール通知決定部、D105…確定ボタン、G…外部サイト、K1…外部サイトカラム、K2…応募日時カラム、K3…氏名カラム、K4…メールアドレスカラム、M…面接依頼書面、M1…応募者氏名、M2…挨拶文、M3…面接日時選択依頼文、M4…備考文、T1…応募者用端末、T2…面接官用端末、T3…募集者用端末、X…応募者、Y…面接官。
【要約】
【課題】応募者、面接官及び募集者の負荷を低減させることができる面接システムを提供する。
【解決手段】一実施形態に係る面接システム1は、募集者からの依頼に応じて応募者との面接を行う面接システムであって、サーバ10は、応募者用端末T1に面接依頼書面を送信する機能と、面接の候補日時を応募者用端末T1に表示する機能と、面接の日時を面接官用端末T2に通知する機能と、応募者及び面接官の面接の動画を生成する機能と、動画を募集者に送信する機能と、を有する。応募を受け付ける機能では、外部サイトを介して応募者による応募を受け付ける。面接官用端末T2は、サーバ10から面接の日時を受信する機能と、応募者との面接の記録を受け付ける機能とを有する。サーバ10は面接の記録を面接官用端末T2から受信し、サーバ10の動画を募集者に送信する機能では、動画と共に面接の記録を募集者に送信する。
【選択図】
図1