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  • 特許-燃焼判定装置および燃焼装置 図1
  • 特許-燃焼判定装置および燃焼装置 図2A
  • 特許-燃焼判定装置および燃焼装置 図2B
  • 特許-燃焼判定装置および燃焼装置 図2C
  • 特許-燃焼判定装置および燃焼装置 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-03-13
(45)【発行日】2023-03-22
(54)【発明の名称】燃焼判定装置および燃焼装置
(51)【国際特許分類】
   F23N 5/00 20060101AFI20230314BHJP
   F23N 5/24 20060101ALI20230314BHJP
   F23N 5/26 20060101ALI20230314BHJP
【FI】
F23N5/00 H
F23N5/24 106A
F23N5/24 108Z
F23N5/26 101E
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2019056210
(22)【出願日】2019-03-25
(65)【公開番号】P2020159568
(43)【公開日】2020-10-01
【審査請求日】2021-12-23
(73)【特許権者】
【識別番号】000006666
【氏名又は名称】アズビル株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100098394
【弁理士】
【氏名又は名称】山川 茂樹
(74)【代理人】
【識別番号】100064621
【弁理士】
【氏名又は名称】山川 政樹
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 加代
(72)【発明者】
【氏名】熊澤 雄一
(72)【発明者】
【氏名】西山 武志
(72)【発明者】
【氏名】石井 重樹
【審査官】礒部 賢
(56)【参考文献】
【文献】特開2005-226893(JP,A)
【文献】特開2000-274669(JP,A)
【文献】特開平04-124517(JP,A)
【文献】特開2012-021731(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F23N 5/00 - 5/26
G01J 1/00 - 1/60
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
供給される燃料による燃焼炎を生成するバーナの燃焼炎より生じる紫外光の光量を計測するように構成された第1計測部と、
前記燃焼炎より生じる可視光の光量を計測するように構成された第2計測部と、
前記第1計測部が計測した第1計測結果と、前記第2計測部が計測した第2計測結果とに基づいて、前記燃焼炎の状態を評価するように構成された評価部と、
前記評価部の評価結果によって前記燃焼炎の燃焼状態を判定して判定結果を出力するように構成された判定部と
を備え
前記評価部は、
第1計測結果が設定されている第1基準値より大きく、かつ第2計測結果が設定されている正常値の範囲内の場合に第1状態と評価し、
第1計測結果が設定されている第1基準値より大きく、かつ第2計測結果が設定されている正常値の範囲の上限より大きい場合に第2状態と評価し、
第1計測結果が設定されている第1基準値より大きく、かつ第2計測結果が設定されている正常値の範囲の下限より小さい場合に第3状態と評価する
ことを特徴とする燃焼判定装置。
【請求項2】
請求項記載の燃焼判定装置において、
前記判定部は、
前記評価部が前記第1状態と評価すると、前記燃焼炎の燃焼状態は正常と判定し、
前記評価部が前記第2状態と評価すると、前記燃焼炎の燃焼状態は空気過多と判定し、
前記評価部が前記第3状態と評価すると、前記燃焼炎の燃焼状態は空気不足と判定する
ことを特徴とする燃焼判定装置。
【請求項3】
請求項1または2記載の燃焼判定装置において、
複数の前記第2計測部を備え、
複数の前記第2計測部が計測した全ての前記第2計測結果が、設定されている許容値の範囲内で一致していない場合に警報を発令するように構成された警報部をさらに備えることを特徴とする燃焼判定装置。
【請求項4】
請求項1~のいずれか1項に記載の燃焼判定装置において、
前記第1計測部は、紫外光域に波長感度を有する光センサから構成され、
前記第2計測部は、可視光域に波長感度を有する光センサから構成されている
ことを特徴とする燃焼判定装置。
【請求項5】
供給される燃料による燃焼炎を生成するバーナと、
前記バーナの燃焼炎より生じる紫外光の光量を計測するように構成された第1計測部と、
前記燃焼炎より生じる可視光の光量を計測するように構成された第2計測部と、
前記第1計測部が計測した第1計測結果と、前記第2計測部が計測した第2計測結果とに基づいて、前記燃焼炎の状態を評価するように構成された評価部と、
前記評価部の評価結果によって前記燃焼炎の燃焼状態を判定して判定結果を出力するように構成された判定部と
を備え
前記評価部は、
第1計測結果が設定されている第1基準値より大きく、かつ第2計測結果が設定されている正常値の範囲内の場合に第1状態と評価し、
第1計測結果が設定されている第1基準値より大きく、かつ第2計測結果が設定されている正常値の範囲の上限より大きい場合に第2状態と評価し、
第1計測結果が設定されている第1基準値より大きく、かつ第2計測結果が設定されている正常値の範囲の下限より小さい場合に第3状態と評価する
ことを特徴とする燃焼装置。
【請求項6】
請求項記載の燃焼装置において、
前記判定部は、
前記評価部が前記第1状態と評価すると、前記燃焼炎の燃焼状態は正常と判定し、
前記評価部が前記第2状態と評価すると、前記燃焼炎の燃焼状態は空気過多と判定し、
前記評価部が前記第3状態と評価すると、前記燃焼炎の燃焼状態は空気不足と判定する
ことを特徴とする燃焼装置。
【請求項7】
請求項5または6記載の燃焼装置において、
複数の前記第2計測部を備え、
複数の前記第2計測部が計測した全ての前記第2計測結果が、設定されている許容値の範囲内で一致していない場合に警報を発令するように構成された警報部をさらに備えることを特徴とする燃焼装置。
【請求項8】
請求項のいずれか1項に記載の燃焼装置において、
前記第1計測部は、紫外光域に波長感度を有する光センサから構成され、
前記第2計測部は、可視光域に波長感度を有する光センサから構成されている
ことを特徴とする燃焼装置。
【請求項9】
請求項のいずれか1項に記載の燃焼装置において、
前記バーナへの点火を行うように構成された点火装置と、
前記バーナに燃料を供給するように構成された燃料供給部と、
前記バーナに空気を供給するように構成された空気供給部と、
前記燃料供給部による前記バーナへの燃料の供給流量と、前記空気供給部による前記バーナへの空気の供給流量とを調節して、前記バーナの燃焼状態を制御するように構成された燃焼制御部と
をさらに備えることを特徴とする燃焼装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃焼判定装置および燃焼装置に関する。
【背景技術】
【0002】
燃焼炉、乾燥炉、およびボイラなどで用いられる燃焼装置では、燃焼装置が異常な状態になるのを未然に防ぐことが重要であり、不着火や断火などが発生すると、この状態を検出して燃焼運転を停止させる。しかしながら、燃焼運転を停止させると、設備によっては操業停止となる。設備の復旧は緊急を要するが、燃焼装置における不着火や断火は、バーナ周辺機器の状況が複雑であるため、復帰に時間がかかることが多い。このため、燃焼運転中に、運転停止につながる予兆が診断できるようにすることが要求されている。
【0003】
例えば、バーナの燃焼炎の状態を把握することで、燃焼運転の停止につながる予兆の診断をすることが考えられる。バーナの燃焼炎の状態の把握としては、燃焼炎をカメラで撮影し、撮影した画像データの赤色成分に基づいて、バーナに供給されている燃料と空気との比を検出することで、バーナに供給されている燃料と空気との比を検出する技術が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2018-17413号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、燃焼炉などにおいては、高温燃焼状態で運転していると、燃焼室の壁面も加熱されて高温となる。このように、壁面が高温になると、炉壁の輻射と呼ばれている、壁面から光が放射される状態となる。この炉壁の輻射は、バーナが消炎した後も、ある程度の時間継続する。また、炉壁の輻射は、可視光域の光も含まれており、赤色の成分も含まれている。このため、前述した従来の技術では、消炎した後も、燃焼が継続しているものと誤判断する場合が発生するなど、バーナの燃焼炎の状態が正確に把握できないという問題があった。
【0006】
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、バーナの燃焼炎の状態をより正確に把握することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る燃焼判定装置は、供給される燃料による燃焼炎を生成するバーナの燃焼炎より生じる紫外光の光量を計測するように構成された第1計測部と、燃焼炎より生じる可視光の光量を計測するように構成された第2計測部と、第1計測部が計測した第1計測結果と、第2計測部が計測した第2計測結果とに基づいて、燃焼炎の状態を評価するように構成された評価部と、評価部の評価結果によって燃焼炎の燃焼状態を判定して判定結果を出力するように構成された判定部とを備える。
【0008】
上記燃焼判定装置の一構成例において、評価部は、第1計測結果が設定されている第1基準値より大きく、かつ第2計測結果が設定されている正常値の範囲内の場合に第1状態と評価し、第1計測結果が設定されている第1基準値より大きく、かつ第2計測結果が設定されている正常値の範囲の上限より大きい場合に第2状態と評価し、第1計測結果が設定されている第1基準値より大きく、かつ第2計測結果が設定されている正常値の範囲の下限より小さい場合に第3状態と評価する。
【0009】
上記燃焼判定装置の一構成例において、判定部は、評価部が第1状態と評価すると、燃焼炎の燃焼状態は正常と判定し、評価部が第2状態と評価すると、燃焼炎の燃焼状態は空気過多と判定し、評価部が第3状態と評価すると、燃焼炎の燃焼状態は空気不足と判定する。
【0010】
上記燃焼装置の一構成例において、複数の第2計測部を備え、複数の第2計測部が計測した全ての第2計測結果が、設定されている許容値の範囲内で一致していない場合に警報を発令するように構成された警報部をさらに備える。
【0011】
上記燃焼判定装置の一構成例において、第1計測部は、紫外光域に波長感度を有する光センサから構成され、第2計測部は、可視光域に波長感度を有する光センサから構成されている。
【0012】
本発明に係る燃焼装置は、供給される燃料による燃焼炎を生成するバーナと、バーナの燃焼炎より生じる紫外光の光量を計測するように構成された第1計測部と、燃焼炎より生じる可視光の光量を計測するように構成された第2計測部と、第1計測部が計測した第1計測結果と、第2計測部が計測した第2計測結果とに基づいて、燃焼炎の状態を評価するように構成された評価部と、評価部の評価結果によって燃焼炎の燃焼状態を判定して判定結果を出力するように構成された判定部とを備える。
【0013】
上記燃焼装置の一構成例において、評価部は、第1計測結果が設定されている第1基準値より大きく、かつ第2計測結果が設定されている正常値の範囲内の場合に第1状態と評価し、第1計測結果が設定されている第1基準値より大きく、かつ第2計測結果が設定されている正常値の範囲の上限より大きい場合に第2状態と評価し、第1計測結果が設定されている第1基準値より大きく、かつ第2計測結果が設定されている正常値の範囲の下限より小さい場合に第3状態と評価する。
【0014】
上記燃焼装置の一構成例において、判定部は、評価部が第1状態と評価すると、燃焼炎の燃焼状態は正常と判定し、評価部が第2状態と評価すると、燃焼炎の燃焼状態は空気過多と判定し、評価部が第3状態と評価すると、燃焼炎の燃焼状態は空気不足と判定する。
【0015】
上記燃焼装置の一構成例において、複数の第2計測部を備え、複数の第2計測部が計測した全ての第2計測結果が、設定されている許容値の範囲内で一致していない場合に警報を発令するように構成された警報部をさらに備える。
【0016】
上記燃焼装置の一構成例において、第1計測部は、紫外光域に波長感度を有する光センサから構成され、第2計測部は、可視光域に波長感度を有する光センサから構成されている。
【0017】
上記燃焼装置の一構成例において、バーナへの点火を行うように構成された点火装置と、バーナに燃料を供給するように構成された燃料供給部と、バーナに空気を供給するように構成された空気供給部と、燃料供給部によるバーナへの燃料の供給流量と、空気供給部によるバーナへの空気の供給流量とを調節して、バーナの燃焼状態を制御するように構成された燃焼制御部とをさらに備える。
【発明の効果】
【0018】
以上説明したように、本発明によれば、燃焼炎より生じる紫外光の光量を計測する第1計測部と、燃焼炎より生じる可視光の光量を計測する第2計測部とを用いるようにしたので、バーナの燃焼炎の状態がより正確に把握できる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1図1は、本発明の実施の形態1に係る燃焼装置の構成を示す構成図である。
図2A図2Aは、第1計測部101が、計測した第1計測結果の一例を示す特性図である。
図2B図2Bは、第2計測部102が、計測した第2計測結果の一例を示す特性図である。
図2C図2Cは、第2計測部102が、計測した第2計測結果の他の例を示す特性図である。
図3図3は、本発明の実施の形態2に係る燃焼装置の構成を示す構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
【0021】
[実施の形態1]
はじめに、本発明の実施の形態1に係る燃焼装置110ついて、図1を参照して説明する。燃焼装置110は、燃焼判定装置100、バーナ111、点火装置112,燃料供給部113、空気供給部114、燃焼制御部115を備える。また、燃焼判定装置100は、第1計測部101、第2計測部102、評価部103、判定部104を備える。
【0022】
バーナ111は、供給される燃料による燃焼炎121を生成する。点火装置112は、バーナ111への点火を行う。燃料供給部113は、バーナ111に燃料を供給する。空気供給部114は、バーナ111に空気を供給する。燃焼制御部115は、燃料供給部113によるバーナ111への燃料の供給流量と、空気供給部114によるバーナ111への空気の供給流量とを調節して、バーナ111の燃焼状態を制御する。また、燃焼制御部115は、点火装置112を介したバーナ111の点火制御、バーナ111の燃焼監視、およびバーナ111への燃料の供給と停止を制御する安全遮断弁(不図示)など制御も行う。
【0023】
第1計測部101は、バーナ111の燃焼炎121より生じる紫外光の光量を計測する。第1計測部101は、紫外線検出管などの紫外光域に波長感度を有する光センサから構成することができる。第2計測部102は、燃焼炎121より生じる可視光の光量を計測する。第2計測部102は、可視光域に波長感度を有する光センサから構成することができる。第2計測部102は、例えば、アズビル株式会社製の「AFD100」である。
【0024】
評価部103は、第1計測部101が計測した第1計測結果と、第2計測部102が計測した第2計測結果とに基づいて、燃焼炎121の状態を評価する。評価部103は、例えば、第1計測結果が設定されている第1基準値より大きく、かつ第2計測結果が設定されている正常値の範囲内の場合に第1状態と評価する。また、評価部103は、第1計測結果が設定されている第1基準値より大きく、かつ第2計測結果が設定されている正常値の範囲の上限より大きい場合に第2状態と評価する。また、評価部103は、第1計測結果が設定されている第1基準値より大きく、かつ第2計測結果が設定されている正常値の範囲の下限より小さい場合に第3状態と評価する。
【0025】
判定部104は、評価部103の評価結果によって燃焼炎121の燃焼状態を判定して判定結果を出力する。判定部104は、例えば、評価部103が第1状態と評価すると、燃焼炎121の燃焼状態は正常と判定する。また、判定部104は、評価部103が第2状態と評価すると、燃焼炎121の燃焼状態は空気過多と判定する。また、判定部104は、評価部103が第3状態と評価すると、燃焼炎121の燃焼状態は空気不足と判定する。これらの判定結果が、例えば、図示しない表示部に表示される。
【0026】
例えば、第1計測部101が、ある時間の間に計測した第1計測結果が、図2Aに示すように変化し、第2計測部102が、ある時間の間に計測した第2計測結果が、図2Bに示すように変化した場合を考える。図2Aに示す第1計測結果は、全ての測定時間において、設定されている第1基準値より大きい。また、図2Bに示す第2測定結果は、全ての測定時間において、設定されている正常値の範囲内となっている。このような測定結果が得られた場合は、評価部103は、第1状態と評価し、判定部104は、燃焼炎121の燃焼状態は正常と判定する。
【0027】
一方、第1計測部101が、ある時間の間に計測した第1計測結果が、図2Aに示すように変化し、第2計測部102が、ある時間の間に計測した第2計測結果が、図2Cに示すように変化した場合を考える。図2Cに示す第2測定結果は、(a)の測定時間において、設定されている正常値の範囲の上限より大きい。このような測定結果が得られた場合は、評価部103は、第2状態と評価し、判定部104は、燃焼炎121の燃焼状態は空気過多と判定する。
【0028】
以上に説明したように、実施の形態1によれば、判定部104の判定結果を参照することで、バーナの燃焼炎の状態をより正確に把握することができる。
【0029】
[実施の形態2]
本発明の実施の形態2に係る燃焼装置110aついて、図3を参照して説明する。燃焼装置110aは、燃焼判定装置100a、バーナ111、点火装置112,燃料供給部113、空気供給部114、燃焼制御部115を備える。また、燃焼判定装置100aは、第1計測部101、第2計測部102、評価部103、判定部104を備える。これらの構成は、前述した実施の形態1と同様である。
【0030】
実施の形態2では、まず、燃焼判定装置100aが、複数の第2計測部102を備える。また、燃焼判定装置100aが、警報部105を備える。警報部105は、複数の第2計測部102が計測した全ての第2計測結果が、設定されている許容値の範囲内で一致していない場合に警報を発令する。複数の第2計測部102が計測した全ての第2計測結果が、おおよそ一致していれば、燃焼炎121の状態は正常であると判断することができる。これに対し、複数の第2計測部102が計測した全ての第2計測結果が、設定されている許容値の範囲内で一致していない場合は、燃焼炎121に異常が発生しているものと判断することができ、この場合に警報が発令される。
【0031】
以上に説明したように、本発明によれば、燃焼炎より生じる紫外光の光量を計測する第1計測部と、燃焼炎より生じる可視光の光量を計測する第2計測部とを用いるようにしたので、バーナの燃焼炎の状態がより正確に把握できるようになる。
【0032】
なお、本発明は以上に説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で、当分野において通常の知識を有する者により、多くの変形および組み合わせが実施可能であることは明白である。
【符号の説明】
【0033】
100…燃焼判定装置、101…第1計測部、102…第2計測部、103…評価部、104…判定部、111…バーナ、112…点火装置、113…燃料供給部、114…空気供給部、115…燃焼制御部、121…燃焼炎。
図1
図2A
図2B
図2C
図3