(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-03-14
(45)【発行日】2023-03-23
(54)【発明の名称】統合注文および統合配送が可能な電子商取引方法およびこのためのサーバー
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/0601 20230101AFI20230315BHJP
【FI】
G06Q30/0601
(21)【出願番号】P 2022505211
(86)(22)【出願日】2020-07-31
(86)【国際出願番号】 KR2020010133
(87)【国際公開番号】W WO2021025387
(87)【国際公開日】2021-02-11
【審査請求日】2022-03-14
(31)【優先権主張番号】10-2019-0094189
(32)【優先日】2019-08-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】522031641
【氏名又は名称】ブリンコ カンパニー,リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100091683
【氏名又は名称】▲吉▼川 俊雄
(74)【代理人】
【識別番号】100179316
【氏名又は名称】市川 寛奈
(72)【発明者】
【氏名】キム,ボ ジュン
【審査官】緑川 隆
(56)【参考文献】
【文献】特開2001-312672(JP,A)
【文献】特開2009-070326(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2018-0068140(KR,A)
【文献】韓国公開特許第10-2009-0132260(KR,A)
【文献】韓国登録特許第10-1934807(KR,B1)
【文献】米国特許出願公開第2013/0282533(US,A1)
【文献】特開2013-058131(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2009-0000702(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
統合ショッピングモールサーバーが海外に居住する使用者の国内オンラインショッピングモール利用を助けるために統合注文および統合配送を提供する電子商取引方法であって、
使用者端末に複数のオンラインショッピングモールを表示する段階、
少なくとも一つのオンラインショッピングモールで使用者の入力によって選択された複数の商品に対する、統合注文商品リストを使用者端末に表示する段階、
前記使用者端末から前記統合注文商品リストの商品に対する購入代行要請イベントを受信する段階であって、前記使用者端末から前記統合注文商品リストの商品に対する決済要請を受信することを含む、段階、
前記使用者端末から前記統合注文商品リストの商品に対する購入代行および決済要請を受信した後、前記統合ショッピングモールサーバーの決済処理部が決済サーバーと連結されて決済を要請し、決済承認を受信することによって前記使用者と前記統合ショッピングモール
サーバー間の決済がなされる段階、
前記統合ショッピングモールサーバーの購入代行部が購入代行を進行する段階であって、前記購入代行部は複数のオンラインショッピングモールのうちさらに安い商品を販売するオンラインショッピングモールで商品を購入する、段階、
購入代行された前記商品が予め設定された配送代行地に1次配送が完了した場合、管理者から1次配送完了情報を受信する段階、
前記1次配送完了情報を使用者端末に提供して通知する段階、
前記商品を使用者配送地に2次配送するための統合配送方法リストであって、前記商品による複数の配送方法を含む前記統合配送方法リストを、使用者端末に表示する段階、
使用者端末から2次配送要請情報および配送決済要請を受信する段階、および、
前記2次配送要請情報を管理者端末に提供して通知する段階、を含むことを特徴とする、統合注文および統合配送が可能な電子商取引方法。
【請求項2】
前記購入代行要請イベントを受信する段階後に、
前記商品の購入のための商品購入要請イベントを、それぞれの前記オンラインショッピングモール
のサーバーに伝送する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の統合注文および統合配送が可能な電子商取引方法。
【請求項3】
前記統合注文商品リストを使用者端末に表示する段階前に、
前記統合注文商品リストの生成要請を受けるためのポップアップを使用者端末に表示する段階、
使用者から前記統合注文商品リストの生成要請イベントを受信する段階、および、
使用者によって選択された前記商品に対する前記統合注文商品リストを生成する段階をさらに含む、請求項1に記載の統合注文および統合配送が可能な電子商取引方法。
【請求項4】
前記ポップアップは、前記使用者端末の表示画面のうち使用者が予め設定された領域をタッチするイベント発生時に前記予め設定された領域に一定時間の間表示されることを特徴とする、請求項3に記載の統合注文および統合配送が可能な電子上取引方法。
【請求項5】
前記使用者端末に複数のオンラインショッピングモールを表示する段階前に、
前記商品
に対する決済のための通貨を選択できる通貨選択オプションを前記使用者端末に表示する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の統合注文および統合配送が可能な電子商取引方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電子商取引技術に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネットを基盤としたネットワークを通じて各種オンラインリアルタイム取引がなされている。オープンマーケット(Open Market)はこのようなインターネットを基盤としたオンラインリアルタイム取引であって、個別販売者のそれぞれによって運営される個別オンラインショッピングモールとは異なり、誰でも物を買うことができ、また、誰でも物を売ることができる開かれた市場を意味する。
【0003】
このようなオープンマーケットプラットホームサービス提供者は、販売者と購入者を会員に誘致してそれら間の取引のための仮想空間を提供することになる。韓国内のオープンマーケットプラットホームサービス提供者は、Gマーケット、11番街、クーパンなど、多様である。
【0004】
オープンマーケットはオンラインの特性上、当然国内居住者はもちろん海外の購入者もオープンマーケットで接続して望む商品を購入することができる。この時、海外の購入者はやむを得ず国内の物を購入者が居住する海外に配送してもらわなければならないため、海外配送料を支払わざるを得ない。この時、一つのショッピングモールで複数の商品を購入したり、または互いに異なるショッピングモールで互いに異なる商品を購入する時は、それぞれの商品に対する配送料を負担しなければならない。
【0005】
現在いくつかのオンラインショッピングモールでは販売する商品に対して一括配送を実施しているものの、商品を販売する事業者が異なるか一括配送の条件に該当しないとそれぞれの商品を別途に配送を受けなければならず、これに伴い、配送料も別途に支払わなければならない。
【0006】
また、同一オンラインショッピングモール内では一つのショッピングカートを通じて統合注文することができるが、互いに異なるオンラインショッピングモール間の統合注文はなされないため、購入者はそれぞれのショッピングモールを個別訪問して個別注文しなければならない。すなわち、異種のオンラインショッピングモールを利用時は個別ショッピングモールごとに個別注文し個別決済しなければならないため、このようなショッピングの複雑性は海外の購入者の購入意欲を減少させることになる。
【0007】
そこで、本発明の発明者は、海外の購入者の国内オンラインショッピングモールの利用を容易にし、配送料の負担を減らして海外の購入者の国内オンラインショッピングモール購入を促進するための方法を長い間研究し試行錯誤を経た結果、本発明を完成するに至った。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は互いに異なる異種オンラインショッピングモールの商品を一つのショッピングカートに入れて統合注文できる電子商取引方法を提供しようとする。
【0009】
また、各商品の個別配送時に海外居住者は特に配送料に対する負担が大きくなり得るが、本発明は複数の商品を一括して統合配送することによって配送料を節約できる電子商取引方法を提供しようとする。
【0010】
一方、本発明の明示されていないさらに他の目的は下記の詳細な説明およびその効果から容易に推論できる範囲内で追加的に考慮されるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の実施例により海外に居住する使用者の国内オンラインショッピングモール利用を助けるための統合注文および統合配送が可能な電子商取引方法であって、
使用者端末に複数のオンラインショッピングモールを表示する段階、
少なくとも一つのオンラインショッピングモールで使用者の入力によって選択された複数の商品に対する、統合注文商品リストを使用者端末に表示する段階、
使用者端末から前記統合注文商品リストの商品に対する購入代行要請イベントを受信する段階、
購入代行された前記商品が予め設定された配送代行地に1次配送が完了した場合、管理者から1次配送完了情報を受信する段階、および、
前記商品を使用者配送地に2次配送するための統合配送方法リスト-前記統合配送方法リストは前記商品による複数の配送方法を含む-を使用者端末に表示する段階を含むことを特徴とする、
統合注文および統合配送が可能な電子商取引方法を提供する。
【0012】
本発明の一実施例によると、前記1次配送完了情報を受信する段階後に、
前記1次配送完了情報を使用者端末に提供する段階をさらに含むことができる。
【0013】
本発明の一実施例によると、前記購入代行要請イベントを受信する段階後に、
前記商品の購入のための商品購入要請イベントを、それぞれの前記オンラインショッピングモールサーバーに伝送する段階をさらに含むことができる。
【0014】
本発明の一実施例によると、前記統合注文商品リストを使用者端末に表示する段階前に、
前記統合注文商品リストの生成要請を受けるためのポップアップを使用者端末に表示する段階、
使用者から前記統合注文商品リストの生成要請イベントを受信する段階、および、
使用者によって選択された前記商品に対する前記統合注文商品リストを生成する段階をさらに含むことができる。
【0015】
本発明の一実施例によると、前記ポップアップは前記使用者端末の表示画面のうち使用者が予め設定された領域をタッチするイベント発生時に前記予め設定された領域に一定時間の間表示され得る。
【0016】
本発明の一実施例によると、前記使用者端末に複数のオンラインショッピングモールを表示する段階前に、
前記商品決済のための通貨を選択できる通貨選択オプションを前記使用者端末に表示する段階をさらに含むことができる。
【0017】
本発明は海外に居住する使用者の国内オンラインショッピングモール利用を助けるための統合注文および統合配送が可能な電子商取引用サーバーであって、
複数のオンラインショッピングモールと連動して前記オンラインショッピングモールの情報を呼び出して保存するデータベース部、
少なくとも一つのオンラインショッピングモールで選択された複数の商品に対する統合注文商品リストを生成する商品リスト生成部、
前記商品による複数の統合配送方法リストを生成する配送リスト生成部、および、
決済サーバーと連結されて使用者の購入要請によって購入代行される商品に対する決済を処理する決済処理部を含むことを特徴とする、
統合注文および統合配送が可能な電子商取引用サーバーを提供することができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明に係る統合注文および統合配送が可能な電子商取引方法を利用すると、互いに異なる異種オンラインショッピングモールの商品を一つのショッピングカートに入れて統合注文することができる。
【0019】
また、各商品の個別配送時に海外居住者は特に配送料に対する負担が大きくなり得るが、本発明は複数の商品を一括して統合配送することによって配送料を大きく節約できる。
【0020】
一方、ここで明示的に言及されていない効果であっても、本発明の技術的特徴によって期待される以下の明細書で記載された効果およびその暫定的な効果は、本発明の明細書に記載されたものと同然に扱われることを付言する。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図1】本発明の一実施例に係るビジネスモデルを示した図面である。
【
図2】本発明の一実施例に係る電子商取引のためのシステムを示した図面である。
【
図3】本発明の一実施例に係る統合注文および統合配送が可能な電子商取引用サーバーを示した図面である。
【
図4】本発明の一実施例に係る統合注文および統合配送が可能な電子商取引方法を示したフローチャートである。
【
図5】本発明の一実施例に係る統合注文および統合配送が可能な電子商取引方法を説明するための各構成間の相互間のデータの送受信を示した図面である。
【
図6】
図5とは互いに異なる本発明の一実施例に係る統合注文および統合配送が可能な電子商取引方法を説明するための各構成間の相互間のデータの送受信を示した図面である。
【
図7】統合ショッピングモールサーバーが駆動されて使用者端末に表示される表示画面を例示的に示した図面である。
【
図8】統合ショッピングモールサーバーが駆動されて使用者端末に表示される表示画面を例示的に示した図面である。
【
図9】統合ショッピングモールサーバーが駆動されて使用者端末に表示される表示画面を例示的に示した図面である。
【
図10】統合ショッピングモールサーバーが駆動されて使用者端末に表示される表示画面を例示的に示した図面である。
【
図11】統合ショッピングモールサーバーが駆動されて使用者端末に表示される表示画面を例示的に示した図面である。
【
図12】統合ショッピングモールサーバーが駆動されて使用者端末に表示される表示画面を例示的に示した図面である。
【
図13】統合ショッピングモールサーバーが駆動されて使用者端末に表示される表示画面を例示的に示した図面である。
【
図14】統合ショッピングモールサーバーが駆動されて使用者端末に表示される表示画面を例示的に示した図面である。
【
図15】統合ショッピングモールサーバーが駆動されて使用者端末に表示される表示画面を例示的に示した図面である。
【
図16】統合ショッピングモールサーバーが駆動されて使用者端末に表示される表示画面を例示的に示した図面である。
【
図17】統合ショッピングモールサーバーが駆動されて使用者端末に表示される表示画面を例示的に示した図面である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
添付された図面は本発明の技術思想に対する理解を助けるために参照として例示されたものに過ぎず、それによって本発明の権利範囲が制限されるものではない。
【0023】
本発明の説明において、関連した公知の機能に対して、この分野の技術者に自明な事項であって本発明の要旨を不要に曖昧にさせ得る恐れがあると判断される場合にはその詳細な説明を省略する。
【0024】
本出願で使った用語は単に特定の実施例を説明するために使われたものであり、本発明を限定しようとする意図ではない。単数の表現は文脈上明白に異なるように意味しない限り、複数の表現を含む。本出願で、「含む」または「有する」等の用語は、明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとするものであって、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものなどの存在または付加の可能性を予め排除しないものと理解されるべきである。
【0025】
以下、本発明に係る統合注文および統合配送が可能な電子商取引方法およびこのためのサーバーの実施例を添付図面を参照して詳細に説明することにし、添付図面を参照して説明するにおいて、同一または対応する構成要素は同じ図面番号を付与し、これに対する重複する説明は省略することにする。
【0026】
本発明の一実施例に係る、統合注文および統合配送が可能な電子商取引方法は、本発明の一実施例に係る、統合注文および統合配送が可能な電子商取引方法のためのサーバーによって具現され得る。本発明の一実施例に係る、統合注文および統合配送が可能な電子商取引方法のためのサーバーは「統合ショッピングモール」によって運営され、前記サーバーを「統合ショッピングモールサーバー」または「統合サービスサーバー」と指称して説明することにする。
【0027】
図1は、本発明の一実施例に係るビジネスモデルを示した図面である。
【0028】
図1を参照すると、統合ショッピングモール20は海外に居住する使用者10に国内オンラインショッピングモール30を効率的に利用できるようにする。海外に居住する使用者(海外消費者)10は国内オンラインショッピングモール30を利用するにおいて配送料が多くかかるという問題点があり得るが、統合ショッピングモール20は使用者10の過度な配送料を低減させることができる。
【0029】
具体的には、統合ショッピングモール20は複数の国内オンラインショッピングモール30の情報を持ってきてオンラインショッピングモールを使用者10に表示し、使用者10は国内オンラインショッピングモール30と同一の環境で商品を検索および商品を選択することができる。使用者10が選択した商品は国内オンラインショッピングモール30ではなく統合ショッピングモール20のショッピングカートに入れられ、使用者10は該当商品に対して統合ショッピングモール20で決済(商品決済)を進行する。統合ショッピングモール20は使用者が決済した内容通りに実際の国内オンラインショッピングモール30で購入代行を進行し決済(代行決済)を進行する。この時、国内オンラインショッピングモール30の販売者は統合ショッピングモール20の配送地(1次配送地)1に商品を配送(1次配送)する。すなわち、国内オンラインショッピングモール30の販売者は統合ショッピングモールが指定した配送代行地1に商品を配送する。
【0030】
統合ショッピングモール20は配送代行地1に1次配送された商品を使用者10配送地(2次配送地)に配送する。ここで、使用者10は統合ショッピングモール20が提示する配送方法(配送手段、配送速度、保険を含むかどうかなど)から望む配送方法を選択し、2次配送に対する決済(配送決済)を進行することができる。使用者の配送決済が完了すれば統合ショッピングモール20は使用者10の配送地に配送を完了する。
【0031】
使用者は統合ショッピングモール20の決済サーバーを通じて複数の購入商品に対して統合ショッピングモール20で決済をすることになる。したがって、使用者は統合ショッピングモール20の他に国内オンラインショッピングモール30それぞれで別途に決済をする必要がない。
【0032】
使用者の決済が完了した後に、統合ショッピングモール20は国内オンラインショッピングモール30で前記複数の購入商品を購入(決済)し、統合ショッピングモール20の住所地または統合ショッピングモール20所有の倉庫住所地などの配送地に購入商品の配送を受けると、統合ショッピングモール20は購入商品を使用者に海外配送する。
【0033】
従来の方法通り、使用者10が国内オンラインショッピングモール30それぞれで直接インターネットショッピングをすることになると、複数の購入商品に対して配送料がそれぞれ付加されるため、相当な金額の配送料が賦課される。しかし、本発明によると、使用者が国内オンラインショッピングモール30で購入しようとするそれぞれの商品を統合ショッピングモール20が統合して代理購入(購入代行)し、これを一括的に使用者10に配送するため、配送料が節約され得る。
【0034】
図2は本発明の一実施例に係る電子商取引のためのシステムを示した図面であり、
図3は本発明の一実施例に係る統合注文および統合配送が可能な電子商取引用サーバーを示した図面である。
【0035】
図2を参照すると、統合注文および統合配送が可能な電子商取引システムは、使用者端末100、統合ショッピングモールサーバー200、オンラインショッピングモールサーバー300、決済サーバー400、管理者端末500を含むことができる。
【0036】
使用者端末100は、使用者(特に、海外に居住する使用者)が統合ショッピングモールを利用できる端末であって、スマートフォン、携帯電話、タブレットPC、ノートパソコン、デスクトップ、ラップトップなどの多様な機器を含むことができ、制限されない。
【0037】
統合ショッピングモールサーバー200は統合ショッピングモールが運営するサーバーであり、使用者とネットワーク(network、N)を通じて通信することができる。ネットワーク(N)は端末、サーバーのようなそれぞれのノード相互間に情報交換が可能な連結構造を意味するものであり、このようなネットワーク(N)の一例は、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)、Wireless LAN(Wireless Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、PAN(Personal Area Network)、3G、4G、5G、LTE、VoLTE、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、NFC、RFID、ホームネットワークなどが含まれるがこれに限定されはしない。
【0038】
決済サーバー400は使用者端末100等の決済要請を受信して決済承認を進行するサーバーであって、カード会社、銀行、決済代理店などを含むことができる。
【0039】
管理者は統合ショッピングモールの運営者として統合ショッピングモールを管理し、使用者を代理して国内オンラインショッピングモールで商品を購入代行することができる。管理者端末500は管理者が使う端末であって、スマートフォン、携帯電話、タブレットPC、ノートパソコン、デスクトップ、ラップトップなどの多様な機器を含むことができ、制限されない。一方、管理者端末500は前述した決済サーバー400とも通信することができる。
【0040】
図3を参照すると、本発明の統合ショッピングモールサーバー200は、データベース部210、商品リスト生成部220、配送リスト生成部230、通信部240、決済処理部250を含むことができる。また、統合ショッピングモールサーバー200は中央処理装置などを含む制御部260をさらに含むことができる。
【0041】
統合ショッピングモールサーバー200の各細部構成は物理的に区分されるものではなく、機能的に区分されるものと理解することができる。したがって、機能的に区分される細部構成も物理的には統合されて具現され得ることは自明である。また、統合ショッピングモールサーバー200の各細部構成は必要に応じて変更され得る。
【0042】
本発明の統合ショッピングモールサーバー200は、海外に居住する使用者の国内オンラインショッピングモール利用を助けるための統合注文および統合配送が可能な電子商取引用サーバーであって、複数のオンラインショッピングモールと連動して前記オンラインショッピングモールの情報を呼び出して保存するデータベース部210;少なくとも一つのオンラインショッピングモールで選択された複数の商品に対する統合注文商品リストを生成する商品リスト生成部220;前記商品による複数の統合配送方法リストを生成する配送リスト生成部230;および決済サーバー400と連結されて使用者の購入要請によって購入代行される商品に対する決済を処理する決済処理部250を含むことができる。
【0043】
データベース部210は複数のオンラインショッピングモールと連動され、オンラインショッピングモールの情報を呼び出して保存することができる。具体的には、データベース部210はオンラインショッピングモールで販売する商品、オプション、価格等、オンラインショッピングモールで提供するすべての商品情報を持ってくることができる。データベース部210はオンラインショッピングモールサーバー300と情報を共有することができ、スクレイピング、クローリング技法等を通してオンラインショッピングモールサーバー300から情報を持ってくることができる。データベース部210はオンラインショッピングモール別に情報を保存することができる。
【0044】
制御部260はデータベース部210に保存された情報を使用者端末100に提供することができる。すなわち、制御部260は複数のオンラインショッピングモールを使用者端末100に提供、表示することができる。
【0045】
制御部260はデータベース部210に保存された情報を利用して、実際のオンラインショッピングモールと同一または類似するオンラインショッピングモールウェブサイトを提供することができる。この場合、制御部260はデータベース部210に保存された情報を利用して実際のオンラインショッピングモールと同一または類似するようにウェブサイトを生成して提供することができる。
【0046】
例えば、使用者がAオンラインショッピングモールでショッピングすることを望む場合、制御部260は使用者の入力によりAオンラインショッピングモールの実際の姿と同一または類似するウェブサイトを使用者端末100に表示することができる。また、使用者がBオンラインショッピングモールでショッピングすることを望む場合、制御部260は使用者の入力によりBオンラインショッピングモールの実際の姿と同一または類似するウェブサイトを使用者端末100に表示することができる。
【0047】
一方、制御部260はデータベース部210に保存された情報を利用して実際のオンラインショッピングモールと異なる形態でオンラインショッピングモールウェブサイトを提供することができる。しかし、この場合にも制御部260は実際のオンラインショッピングモールと同一の環境(価格、オプションなど)を提供するので、使用者は実際のオンラインショッピングモールと同一の条件で商品を購入することができる。
【0048】
例えば、使用者がAオンラインショッピングモールでショッピングすることを望む場合、制御部260は使用者の入力によりAオンラインショッピングモールの実際の姿と異なるウェブサイトを提供するものの、販売商品、価格、オプションなどはAオンラインショッピングモール情報と同一であり得る。また、使用者がBオンラインショッピングモールでショッピングすることを望む場合、制御部260は使用者の入力によりBオンラインショッピングモールの実際の姿と実際の姿と異なるウェブサイトを提供するものの、販売商品、価格、オプションなどはBオンラインショッピングモール情報と同一であり得る。
【0049】
すなわち、制御部260がいかなる形態でオンラインショッピングモールを提供しても、データベース部210がオンラインショッピングモールの実際の情報を持ってきて保存し、これを制御部260が提供するので、使用者はオンラインショッピングモールの実際の情報に基づいてショッピングをすることができる。
【0050】
このように、統合ショッピングモールのサーバーは国内の複数のオンラインショッピングモールの商品情報を持ってきて提供することができる。使用者は一つの統合ショッピングモールで複数のオンラインショッピングモールの商品を見て購入することができる。
【0051】
商品リスト生成部220は少なくとも一つのオンラインショッピングモールで選択された複数の商品に対する「統合注文商品リスト」を生成することができる。ここで、統合注文商品リストは「統合ショッピングモールのショッピングカートに入れられた商品リスト」と同じ意味で解釈され得、望ましくは、「統合ショッピングモールのショッピングカート内で使用者が最終的に購入しようとする商品リスト」と解釈され得る。
【0052】
商品リスト生成部220は互いに異なるオンラインショッピングモールで選択される商品を一括的に集合して統合注文商品リストを生成する。例えば、使用者がAオンラインショッピングモールでa商品を選択し、Bオンラインショッピングモールでb商品を選択する場合、商品リスト生成部220はa商品、b商品を含む一つの統合注文商品リストを生成する。
【0053】
すなわち、使用者は複数のオンラインショッピングモールウェブサイトそれぞれで選択した商品を統合ショッピングモールのショッピングカートに入れることができる。また、使用者は統合ショッピングモールのショッピングカートに入れられてある商品を一括的に決済(商品決済)することができる。使用者は統合ショッピングモールでただ一度の決済を進行し、それぞれのオンラインショッピングモールでそれぞれ決済を進行しない。
【0054】
使用者が商品を一括的に決済する時、決済処理部250が決済サーバー400と連結されて決済サーバー400に決済を要請し、決済承認を受信することができる。決済承認がなされると、決済処理部250は決済完了事実を制御部260に伝送して制御部260が使用者端末100に決済完了事実を表示することができる(制御部260を経由せず、決済処理部250が使用者端末100に表示してもよい)。
【0055】
使用者の商品決済が完了すると、前述した通り、統合ショッピングモール管理者は購入代行を進行することができる。「購入代行」とは、統合ショッピングモールが使用者を代理して実際のオンラインショッピングモールで商品を決済(代行決済)する行為を意味する。
【0056】
購入代行は、統合ショッピングモール管理者が管理者端末500を通じて実際のオンラインショッピングモールに接続して決済を進行することによって達成され得る。
【0057】
または本発明の統合ショッピングモールサーバー200が購入代行部をさらに含む場合、購入代行は購入代行部が実際のオンラインショッピングモールに接続して決済を進行することによって達成され得る。この場合には決済処理部250が代行決済を処理することができる。
【0058】
統合ショッピングモールは、使用者が該当商品を選択した実際のオンラインショッピングモールで購入代行することができる。例えば、使用者がAオンラインショッピングモールのa商品およびBオンラインショッピングモールのb商品を統合ショッピングモールで決済した場合、統合ショッピングモールは実際のAオンラインショッピングモールでa商品を購入し、実際のBオンラインショッピングモールでb商品を購入することができる。
【0059】
ただし、これに限定されず、購入代行は使用者が該当商品を選択した実際のオンラインショッピングモールではなく他のオンラインショッピングモールでなされ得る。すなわち、購入代行先は商品のオプションと価格により柔軟に変更され得る。
【0060】
前記例において、統合ショッピングモールは実際のAオンラインショッピングモールでa商品だけでなくb商品も購入することもできる。特に、Aオンラインショッピングモールのb商品が、Bオンラインショッピングモールのb商品がさらに安いのであれば、使用者の選択とは異なって、Aオンラインショッピングモールでa商品だけでなくb商品を購入して営業利益を最大化することができる。このようなアルゴリズムが前述した購入代行部に入力されると、購入代行部が自動で営業利益を最大化できる条件で購入代行を進行することができる。
【0061】
特に、購入代行部は使用者の統合ショッピングモール決済が完了すると、複数のオンラインショッピングモールから商品の最安値を検索して、最安値に該当するオンラインショッピングモールから購入代行を進行することができる。
【0062】
一方、統合ショッピングモールの購入代行は、単一の使用者の商品決済ごとになされ得る。すなわち、単一の使用者が商品決済をするたびに統合ショッピングモールが購入代行を進行することができる。
【0063】
または統合ショッピングモールの購入代行は複数の使用者の商品決済ごとになされてもよい。すなわち、統合ショッピングモールは基準となる人数を設定し、該当基準を超過する人数の使用者が商品決済をした時にはじめて購入代行が開始され得る。例えば、20人の使用者が商品決済をするたびに購入代行がなされ得る。
【0064】
または統合ショッピングモールの購入代行は特定商品決済回数を基準としてなされ得る。例えば、いずれか一つの商品決済回数が基準回数(例えば、10回)以上である時ごとに購入代行がなされ得る。購入代行は商品別になされ得る。
【0065】
例えば、K使用者がa商品、b商品を決済したし、P使用者がb商品、c商品を決済したとすれば、統合ショッピングモールはb商品を優先的に進行することができる。
【0066】
もちろん、この場合には決済回数が基準回数(例えば、10回)未満の商品である場合にも、一定期間が経過すると購入代行は進行され得る。すなわち、前記の場合において、a商品やc商品も一定期間が経過すれば統合ショッピングモールが購入代行を進行することができる。
【0067】
または統合ショッピングモールの購入代行は特定商品の総注文個数を基準としてなされ得る。例えば、いずれか一つの商品の総注文個数が基準個数(例えば、10個)以上になると購入代行がなされ得る。ただし、総注文個数が基準個数未満であっても一定期間が経過すれば購入代行は進行され得る。
【0068】
統合ショッピングモールの購入代行が完了すると、統合ショッピングモールは商品の配送を受けることができる。ここで、統合ショッピングモールは配送代行地を設定し、前記配送代行地に商品の配送を受けることができる。配送代行地を「1次配送地」とし、統合ショッピングモールが配送を受けることを「1次配送」と称して説明を続けることにする。
【0069】
1次配送地は統合ショッピングモールの住所地、宅配の集荷場、物流倉庫、またはその近くの場所であり得るが、制限されない。統合ショッピングモールの1次配送が完了すると、統合ショッピングモールの管理者は統合ショッピングモールサーバー200に1次配送完了情報を入力することができる。また、統合ショッピングモールサーバー200は1次配送完了情報を保存し、使用者端末100に表示することができる。
【0070】
配送リスト生成部230は商品の1次配送が完了すると、商品による「統合配送方法リスト」を生成することができる。統合配送方法リストは、商品による複数の配送方法を含むことができる。
【0071】
配送方法は交通手段、配送速度などを含むことができる。例えば、交通手段は航空配送、船舶配送などに区分され得る。配送速度はエコノミー(economy)、一般配送(standard)、スピード配送(express)等にも区分され得る。ひいては、配送方法は配送位置を追跡できるかどうか、保険料を含むかどうかなどをさらに含むことができる。
【0072】
配送リスト生成部230が複数の配送方法を生成して使用者端末100に表示(使用者端末100に1次配送完了に対する通知を共に提供することができる)すると、使用者は複数の配送方法の中の一つを選択することができる。また、使用者の配送方法選択によると統合ショッピングモールサーバー200は配送料の決済(配送決済)要請の受信を受けることになり、決済処理部250が決済サーバー400に決済要請を送信後、決済承認の受信を受けて決済を完了することができる。決済承認がなされると、決済処理部250は決済完了事実を制御部260に伝送して制御部260が使用者端末100に決済完了事実を表示することができる(制御部260を経由せず、決済処理部250が使用者端末100に表示してもよい)。
【0073】
通信部240は使用者端末100、管理者端末500、決済サーバー400等と通信する手段である。通信部240は制御部260と連結され、制御部260により制御され得る。
【0074】
決済処理部250は前述したように、使用者の商品決済、使用者の配送決済を処理することができる。また、統合ショッピングモールサーバー200が購入代行サーバーを含む場合、決済処理部250は購入代行部の代行決済を処理することができる。
【0075】
使用者の配送決済が完了すると、統合ショッピングモールは使用者配送地に商品を配送する。説明の便宜のために、使用者配送地を「2次配送地」、使用者配送地への配送を「2次配送」として、1次配送地、1次配送と区別することにする。統合ショッピングモールは使用者が選択した配送方法の通りに2次配送を実施することができる。2次配送が完了すると、商品の配送が最終的に完了する。
【0076】
使用者は本人が複数のオンラインショッピングモールで選択した多数の商品を統合ショッピングモールから一括的に配送を受けることができるため、ショッピングの便宜性が最大化される。また、それぞれのオンラインショッピングモールで注文をすることになった時、賦課される配送料を節約することもできる。
【0077】
図4は、本発明の一実施例に係る統合注文および統合配送が可能な電子商取引方法を示したフローチャートである。
【0078】
本発明の電子商取引方法は、海外に居住する使用者の国内オンラインショッピングモール利用を助けるための統合注文および統合配送が可能な電子商取引方法であって、使用者端末に複数のオンラインショッピングモールを表示する段階;少なくとも一つのオンラインショッピングモールで使用者の入力によって選択された複数の商品に対する、統合注文商品リストを使用者端末に表示する段階;使用者端末から前記統合注文商品リストの商品に対する購入代行要請イベントを受信する段階;および購入代行された前記商品が予め設定された配送代行地に1次配送が完了した場合、管理者から1次配送完了情報の入力を受ける段階;および前記商品を使用者配送地に2次配送するための統合配送方法リスト-前記統合配送方法リストは前記商品による複数の配送方法を含む-を使用者端末に表示する段階を含むことができる。
【0079】
具体的には、
図4を参照すると、複数のオンラインショッピングモール表示段階(S100)、統合注文商品リスト生成要請を受けるためのポップアップ表示段階(S200)、統合注文商品リスト生成要請受信段階(S300)、統合注文商品リスト生成段階(S400)、統合注文商品リストの商品に対して購入代行要請受信段階(S500)、購入代行商品1次配送完了情報受信段階(S600)、2次配送するための統合配送方法リスト表示段階(S700)および2次配送要請受信段階(S800)を含むことができる。
【0080】
複数のオンラインショッピングモール表示段階(S100)は使用者端末に複数のオンラインショッピングモールを表示する段階である。
【0081】
まず、使用者端末には複数のオンラインショッピングモールに対するリンク(ショッピングモールの名前、ロゴ等で表示され得る)が表示され、使用者がいずれか一つのオンラインショッピングモールのリンクを選択すれば、該当オンラインショッピングモールウェブサイトが提供される。前記オンラインショッピングモールウェブサイトは、使用者が実際のオンラインショッピングモールと同一の環境でショッピングできるように、実際のオンラインショッピングモールの商品情報を含むことができる。
【0082】
複数のオンラインショッピングモール表示段階(S100)は統合ショッピングモールサーバーによってなされ得る。特に、統合ショッピングモールサーバーのデータベース部がオンラインショッピングモール情報を保存し、制御部が該当情報を表示することによってなされ得る。ただし、前記段階は必ずしもデータベース部と制御部によって進行されるものに限定されるものではなく、必要に応じて変更され得、以下の段階の類似する説明においても同一である。
【0083】
制御部はデータベース部に保存された情報を利用して実際のオンラインショッピングモールと同一または類似するオンラインショッピングモールウェブサイトを提供することができる。この場合、制御部はデータベース部に保存された情報を利用して実際のオンラインショッピングモールと同一または類似するようにウェブサイトを生成して提供することができる。
【0084】
一方、制御部はデータベース部に保存された情報を利用して、実際のオンラインショッピングモールと異なる形態でオンラインショッピングモールウェブサイトを提供することができる。しかし、この場合にも制御部は実際のオンラインショッピングモールと同一の環境(価格、オプションなど)を提供するので、使用者は実際のオンラインショッピングモールと同一の条件で商品を購入することができる。
【0085】
すなわち、制御部がいかなる形態でオンラインショッピングモールを提供しても、データベース部がオンラインショッピングモールの実際の情報を持ってきて保存し、これを制御部が提供するので、使用者はオンラインショッピングモールの実際の情報に基づいてショッピングをすることができる。
【0086】
統合注文商品リストを使用者端末に表示する段階は、少なくとも一つのオンラインショッピングモールで使用者の入力によって選択された複数の商品に対する、統合注文商品リストを使用者端末に表示する段階である。
【0087】
統合注文商品リストを使用者端末に表示する段階は、統合注文商品リストを生成した後に使用者端末に表示する段階である。統合注文商品リストを使用者端末に表示する段階は統合ショッピングモールサーバーの商品リスト生成部によってなされ得る。
【0088】
統合注文商品リストを使用者端末に表示する段階は、統合注文商品リスト生成要請を受けるためのポップアップ表示段階(S200)、統合注文商品リスト生成要請受信段階(S300)および統合注文商品リスト生成段階(S400)後になされ得る。
【0089】
統合注文商品リスト生成要請を受けるためのポップアップ表示段階(S200)は統合ショッピングモールサーバーが使用者端末に所定のポップアップを表示する段階であり、前記ポップアップは使用者から統合注文商品リスト生成要請を受けるためのものである。すなわち、使用者がポップアップを操作(タッチ、クリックなど)すると、統合注文商品リスト生成要請が入力される。統合注文商品リスト生成要請を受けるためのポップアップ表示段階(S200)は統合ショッピングモールサーバーの商品リスト生成部によってなされ得る。
【0090】
ポップアップは統合注文商品リスト生成の要請を表示する文面を含むことができる。例えば、ポップアップは「統合ショッピングモール価格を確認する、統合ショッピングモールショッピングカートにいれる」などの文面を含むことができる。
【0091】
使用者は統合ショッピングモールサーバーが提供するオンラインショッピングモールウェブサイトで商品を閲覧することができ、商品閲覧時にポップアップが表示され得る。具体的には、使用者が商品の「詳細を見るページ」を開けると、ポップアップが表示され得る。
【0092】
使用者端末で一定時間の間何の入力もなければポップアップが表示され得る。具体的には、使用者端末でスクロールが一定時間の間動かない場合、自動で表示され得る。ポップアップは端末の表示画面のうち所定の領域(例えば、下端部)に表示され得、所定時間の間のみ表示された後に消え得る。
【0093】
また、ポップアップは使用者の特定入力行為がある場合に表示され得る。具体的には、前記ポップアップは使用者端末の表示画面のうち、使用者が予め設定された領域をタッチするイベント発生時に前記予め設定された領域に一定時間の間表示され得る。
【0094】
例えば、使用者が使用者端末の表示画面のうち下端部領域をタッチする場合、ポップアップが前記下端部領域に表示され得、特に一定時間の間のみ表示された後に消え得る。ひいては、使用者のタッチが所定時間の間持続するときにポップアップが表示されてもよい。または使用者のタッチ圧力によりポップアップが表示され得、使用者が強くタッチする場合、ポップアップが表示され得る。この他にもポップアップを生成する使用者入力行為は多様であり得る。
【0095】
統合注文商品リスト生成要請受信段階(S300)は、使用者がポップアップを操作(タッチ、クリックなど)して、統合ショッピングモールサーバーが統合注文商品リスト要請イベントを受信する段階である。すなわち、統合ショッピングモールサーバーが該当商品を統合ショッピングモールショッピングカートに入れなさいという入力を受信する段階と言える。統合注文商品リスト生成要請受信段階(S300)は統合ショッピングモールサーバーの通信部によってなされ得る。
【0096】
統合注文商品リスト生成要請受信段階(S300)は使用者の単一段階の入力行為、または複数段階の入力行為によってなされ得る。
【0097】
まず、使用者の単一段階の入力行為で統合注文商品リスト生成を要請する場合を詳察する。
【0098】
使用者は商品を閲覧したし、ポップアップが使用者端末表示画面に表示された。使用者がポップアップをタッチ、クリックなどで操作すると、その操作がまさに統合注文商品リスト生成要請となる。例えば、使用者がポップアップをタッチすれば、該当商品を統合ショッピングモールのショッピングカートに入れなさいという入力となる。
【0099】
次に、使用者の複数段階の入力行為で統合注文商品リスト生成を要請する場合を詳察する。
【0100】
例えば、使用者は商品を閲覧したし、ポップアップが使用者端末表示画面に表示された。使用者がポップアップをタッチ、クリックなどで操作すると、「統合ショッピングモールショッピングカートに入れますか?」のような文面を含む確認ウィンドウが生成され得る。また、確認ウィンドウの確認ボタンを操作(タッチ、クリックなど)すると、該当商品を統合ショッピングモールのショッピングカートに入れなさいという入力となる。
【0101】
さらに他の例として、使用者がポップアップをタッチ、クリックなどで操作すると、該当商品のオプション(色相、サイズなど)選択ウィンドウが表示され得る。前記オプション選択ウィンドウで使用者は商品の望むオプションを選択することができる。オプション選択ウィンドウには該当商品を統合ショッピングモールサーバーのショッピングカートに入れるためのUIが表示され得る。例えば、商品オプション選択ウィンドウには「統合ショッピングモールショッピングカートに入れる」のような文面を含むボタンが設けられ得る。使用者が前記UIを操作(タッチ、クリックなど)すると、該当商品を統合ショッピングモールのショッピングカートに入れなさいという入力となる。
【0102】
もちろん、二番目の例においても一番目の例のように、「統合ショッピングモールショッピングカートに入れますか?」のような文面を含む確認ウィンドウを経由することができる。この場合には、確認ウィンドウの確認ボタンを操作(タッチ、クリックなど)すると、該当商品を統合ショッピングモールのショッピングカートに入れなさいという入力となる。
【0103】
統合注文商品リスト生成段階(S400)は、使用者の入力により選択された商品で統合注文商品リストを生成する段階である。すなわち、使用者が統合ショッピングモールのショッピングカートに入れた商品でリストを作成する段階である。統合注文商品リスト生成段階(S400)は、統合ショッピングモールサーバーの商品リスト生成部によってなされ得る。
【0104】
統合注文商品リストが生成された後、使用者はショッピングカートUIを操作(タッチ、クリックなど)すると、統合注文商品リストを閲覧することができる。すなわち、統合注文商品リストが使用者端末に表示される。
【0105】
統合注文商品リストの商品に対して購入代行要請受信段階(S500)は、使用者端末から前記統合注文商品リストの商品に対する購入代行要請イベントを受信する段階である。統合注文商品リストの商品に対して購入代行要請受信段階(S500)は使用者端末から前記統合注文商品リストの商品に対する決済要請を受信する段階を含むことができる。統合注文商品リストの商品に対して購入代行要請受信段階(S500)は統合ショッピングモールの決済処理部および通信部によってなされ得る。
【0106】
具体的には、使用者がショッピングカートを閲覧して注文するボタンを操作する場合、決済ウィンドウが生成され、決済ウィンドウで決済を進行すると、使用者端末から統合ショッピングモールサーバーに決済要請が送信され得る。統合ショッピングモールサーバーは決済サーバーと通信して決済承認を受信することができる。統合ショッピングモールサーバーは、決済サーバーから決済承認を受けることによって、または決済サーバーから決済承認を受けた後に使用者から決済確認を受けることによって、統合注文商品リストの商品に対して購入代行要請を受信することができる。
【0107】
一方、統合ショッピングモールサーバーは、決済サーバーから決済承認を受けた結果、または決済サーバーから決済承認を受けた後に使用者から決済確認を受けた結果として、使用者端末に決済完了を表示することができる。
【0108】
使用者の商品決済が完了して統合ショッピングモールサーバーが購入代行要請を受信した場合、統合ショッピングモールサーバーは管理者にとって購入代行要請を認知できるようにする。例えば、メッセージ、Eメール、SMS、プッシュ通知などで管理者端末に通知を伝送することができる。または統合ショッピングモールサーバーが、購入代行要請を受信した事件に対してリストを作成および保存することができ、管理者がこれを確認することができる。
【0109】
管理者が購入代行要請を認知すれば、管理者が実際のオンラインショッピングモールを訪問して該当商品を直接購入することができる。これは管理者端末がオンラインショッピングモールサーバーに接続することによってなされ得る。
【0110】
一方、統合ショッピングモールサーバーは、購入代行要請イベントを受信する段階後に、前記商品の購入のための商品購入要請イベントを、それぞれの前記オンラインショッピングモールサーバーに伝送する段階をさらに含むことができる。
【0111】
すなわち、統合ショッピングモールサーバーは、管理者に購入代行要請を知らせるだけでなく、直接オンラインショッピングモールで購入代行を実施することができる。具体的には、統合ショッピングモールサーバーはオンラインショッピングモールサーバーに接続し、該当商品を検索し、決済を完了することができる。この場合、管理者の別途の行為がなくても統合ショッピングモールサーバーが自動で購入代行をすることができる。特に、統合ショッピングモールサーバーに特定アルゴリズムを入力して購入代行を実施する時点を指定することができる。
【0112】
購入代行商品1次配送完了情報受信段階(S600)は、購入代行された前記商品が予め設定された配送代行地に1次配送が完了した場合、管理者から1次配送完了情報の入力を受ける段階である。購入代行商品1次配送完了情報受信段階(S600)は統合ショッピングモールサーバーの通信部によってなされ得る。
【0113】
購入代行された商品は予め設定された配送代行地に1次配送される。予め設定された配送代行地は統合ショッピングモールの住所地であり得るが制限されるものではない。1次配送が完了すると、管理者は統合ショッピングモールサーバーに接続して1次配送完了情報を入力する。
【0114】
統合ショッピングモールサーバーが1次配送完了情報を受信した後に、1次配送完了情報を使用者端末に提供することができる。1次配送完了情報は、メッセージ、Eメール、SMS、プッシュ通知などの通知が使用者端末に提供され得る。また、使用者は配送確認ページで1次配送完了情報を確認することができる。
【0115】
2次配送するための統合配送方法リスト表示段階(S700)は、前記商品を使用者配送地に2次配送するための統合配送方法リストを使用者端末に表示する段階である。
【0116】
2次配送するための統合配送方法リスト表示段階(S700)は統合配送方法リスト生成段階を含むことができる。統合配送方法リストは前記商品による複数の配送方法を含む。
【0117】
配送方法は、交通手段、配送速度などを含むことができる。例えば、交通手段は航空配送、船舶配送などに区分され得る。配送速度はエコノミー(economy)、一般配送(standard)、スピード配送(express)等にも区分され得る。ひいては、配送方法は配送位置を追跡できるかどうか、保険料を含むかどうかなどをさらに含むことができる。
【0118】
また、使用者端末に提示される配送方法は商品の種類、重さ、状態などにより変わり得る。例えば、商品の重さが過度に大きい場合には、交通手段のうち航空配送が制限され、船舶配送のみ可能であり得、したがって使用者には船舶配送のみ提示され得る。また、比較的容易に腐敗し得る食べ物などは船舶配送が制限され航空配送のみが可能であり得、ひいてはスピード配送(express)のみ可能であり得、使用者には航空配送としてスピード配送のみが提示され得る。
【0119】
2次配送するための統合配送方法リスト表示段階(S700)は、統合ショッピングモールサーバーが1次配送完了情報を使用者端末に提供する段階と同時にまたは順次なされ得る。
【0120】
すなわち、使用者は1次配送完了情報を受けながら、統合配送方法リストの提供を受けることができる。または使用者は1次配送完了情報を受けた後に、統合配送方法リストの提供を受けることができる。また、後者の場合、1次配送完了情報を確認する行為を進行した後にはじめて統合配送方法リストの提供を受けることができる。
【0121】
2次配送要請受信段階(S800)は、2次配送するための統合配送方法リスト表示段階(S700)後には使用者端末から選択された配送方法情報を受信し、使用者の配送決済を進行する段階である。使用者の配送決済を進行する段階は、使用者端末から配送決済要請を受信し、決済サーバーから決済承認を受信する段階を含むことができる。
【0122】
統合ショッピングモールサーバーによって提示された配送方法により配送料は異なるように策定され得る。使用者は提示された配送方法と配送料を検討して配送方法を選択すると、使用者入力により配送決済が進行され得る。
【0123】
具体的には、使用者が配送確認ページを閲覧して配送決済ボタンを操作する場合、決済ウィンドウが生成され、決済ウィンドウで決済を進行すると、使用者端末から統合ショッピングモールサーバーに決済要請が送信され得る。統合ショッピングモールサーバーは決済サーバーと通信して決済承認を受信することができる。統合ショッピングモールサーバーは、決済サーバーから決済承認を受けることによって、または決済サーバーから決済承認を受けた後に使用者から決済確認を受けることによって、2次配送要請を受信することができる。一方、統合ショッピングモールサーバーは使用者端末に決済完了を表示することができる。
【0124】
使用者の配送決済が完了して統合ショッピングモールサーバーが2次配送要請を受信した場合、統合ショッピングモールサーバーは管理者にとって2次配送要請を認知できるようにする。例えば、メッセージ、Eメール、SMS、プッシュ通知などで管理者端末に通知を伝送することができる。または統合ショッピングモールサーバーが、2次配送要請受信した事件に対してリストを作成および保存することができ、管理者がこれを確認することができる。
【0125】
管理者が2次配送要請を認知すれば、管理者は2次配送を実施する。すなわち、使用者が選択した配送方法で商品を2次配送地に発送する。
【0126】
図5は、本発明の一実施例に係る統合注文および統合配送が可能な電子商取引方法を説明するための各構成間の相互間のデータの送受信を示した図面である。
【0127】
図5を参照すると、統合注文および統合配送が可能な電子商取引方法は、使用者端末100、統合ショッピングモールサーバー(統合サービスサーバー)200、オンラインショッピングモールサーバー300、決済サーバー400、管理者端末500によりなされ得る。
【0128】
統合サービスサーバー200はオンラインショッピングモールサーバー300からオンラインショッピングモール情報の提供を受ける。特に、第1オンラインショッピングモールサーバー300から第1オンラインショッピングモール情報の提供を受け(S1)、第2オンラインショッピングモールサーバー300から第2オンラインショッピングモール情報の提供を受けることができる(S2)。統合サービスサーバー200はオンラインショッピングモールサーバー300と情報を共有したり、オンラインショッピングモールサーバー300からクローリング、スクレイピング技法で情報を持ってくることができる。
【0129】
使用者端末100は統合サービスサーバー200に接続(S10)することができる。統合サービスサーバー200は使用者端末100にオンラインショッピングモールを表示(S11)し、使用者はオンラインショッピングモールでショッピングをすることができる。使用者端末100で商品を選択(S12)することができる。
【0130】
統合サービスサーバー200は統合注文商品リスト生成要請ポップアップを使用者端末100に表示(S13)することができる。使用者端末100は統合注文商品リスト生成を要請(S14)することができる。統合サービスサーバー200は統合注文商品リストを生成(S15)することができる。
【0131】
使用者端末100が「ショッピングカートを見る」を入力するなどによって統合注文商品リスト表示要請(S16)をすると、統合サービスサーバー200が統合注文商品リストを表示(S17)することができる。
【0132】
使用者端末100は統合サービスサーバー200に購入代行を要請(S18)することができ、購入代行要請は決済要請を含むことができる。
【0133】
統合サービスサーバー200は決済サーバー400と通信して決済を要請(S19)し、決済承認(S20)の受信を受け、決済結果を使用者端末100に表示(S21)することができる。
【0134】
統合サービスサーバー200は管理者端末500に購入代行要請(S22)をすることができる。購入代行要請(S22)は管理者端末500に通知を伝送するか、購入代行要請された事件のリスト生成でなされ得る。
【0135】
管理者端末500は第1オンラインショッピングモールサーバー300および/または第2オンラインショッピングモールサーバー300に接続して購入を代行(S23、S24)することができる。商品が配送代行地に1次配送完了すると、管理者端末500は統合サービスサーバー200に1次配送完了情報を入力(S25)することができる。
【0136】
統合サービスサーバー200は1次配送完了情報を受信すると、統合配送方法リストを生成(S30)することができる。統合配送方法リストは商品により選択可能な配送方法を含むことができる。統合サービスサーバー200は統合配送方法リストを使用者端末100に表示(S26)することができる。
【0137】
使用者端末100は統合配送方法を選択し、配送決済を要請(S27)することができる。統合サービスサーバー200は配送決済を進行し、配送決済完了時に2次配送要請を受信することができる。
【0138】
2次配送要請が受信されると、管理者は商品を発送し、使用者が商品の配送を受けて2次配送が完了すると、商品の購入が完了する。
【0139】
図6は、
図5とは互いに異なる本発明の一実施例に係る統合注文および統合配送が可能な電子商取引方法を説明するための各構成間の相互間のデータの送受信を示した図面である。
【0140】
図6では、
図5での統合サービスサーバー200は管理者端末500に購入代行要請(S22)が省略され、統合サービスサーバー200がオンラインショッピングモールサーバー300に接続して購入代行を進行することができる。すなわち、統合サービスサーバー200がオンラインショッピングモールサーバー300に購入代行商品購入要請(S28、S29)をすることができる。この場合、管理者の行為がなくても購入代行が自動でなされ得る。
【0141】
図7~
図17は、統合ショッピングモールサーバーが駆動されて使用者端末に表示される表示画面を例示的に示した図面である。
【0142】
図7は、統合ショッピングモールサーバーに対するアプリケーションのアイコン110が使用者端末の表示画面に表示されたのを示した図面である。アプリケーションのデザインは多様に具現され得る。
【0143】
図8は、使用者が
図7に係るアプリケーションアイコンをタッチした場合、使用者端末表示画面を示す。特に、使用者は自動または手動で設定ウィンドウ115の提供を受けることができる。設定ウィンドウには言語設定116、通貨設定117、国設定118が提示され、使用者は予め保存された情報のうち所望のものを選択して設定することができる。
【0144】
図9は、使用者が
図7に係るアプリケーションアイコンをタッチした場合、さらに他の使用者端末表示画面を示す。
【0145】
図9に図示された通り、使用者端末には統合ショッピングモールサーバーが提供したオンラインショッピングモールのリンク120がオンラインショッピングモールのロゴとともに表示され得る。また、使用者端末には広告130が含まれ得る。
【0146】
図10は、
図9で使用者が特定オンラインショッピングモールを選択した場合、使用者端末表示画面を示す。
図10で「11番街」オンラインショッピングモールを選択したし、使用者端末には「11番街」で販売する商品がそのまま提供される。また、「11番街」の実際の画面と同一にウェブページが生成され得る。使用者端末には「11番街」で販売する商品リスト140が表示され得る。
【0147】
図11は、
図10で使用者が一つの商品を選択した場合、使用者端末表示画面を示す。例えば、使用者が「ハーギスオムツ」を選択して商品の詳細を見るページ150を閲覧した。
【0148】
図12は、
図11で使用者にとって統合注文を可能とするポップアップが表示されたものを示す。すなわち、
図12で使用者の入力または未入力により、ポップアップ160が表示され得る。前記ポップアップ160は統合注文商品リスト生成を誘導するリンクを含むことができる。
【0149】
図13は
図12で使用者がポップアップを操作した場合、使用者端末表示画面を示す。使用者が
図12で「プリンコ価格を確認すること」ボタンを押した場合、商品オプション選択ウィンドウ170が生成され得る。商品オプション選択ウィンドウ170は実際のオンラインショッピングモールのそれと同一に表示される。一方、オプション選択ウィンドウ170の下端には「選択したオプションショッピングカートに入れる」ボタンが表示され得る。
【0150】
図14は、
図13で使用者がオプションを選択する場合、使用者端末表示画面を示す。使用者は予め保存された情報のうち望む情報175を選択することができる。
【0151】
図15は、
図14で使用者が該当商品を統合ショッピングモールショッピングカートに入れた場合、使用者端末表示画面を示す。すなわち、
図14で使用者がオプションを選択し、選択したオプションショッピングカートに入れるボタンを操作すると、該当オプションの商品が統合ショッピングモールショッピングカートに保存され得る。統合ショッピングモールサーバーは、結果ウィンドウ180を使用者端末に表示することができる。また、統合ショッピングモールサーバーは統合注文商品リストを生成することができる。
【0152】
図16は、使用者に提供される統合注文商品リストを示す。使用者が「ショッピングカートを見る」ボタンをクリックするように、統合注文商品リスト表示要請入力をすれば、統合ショッピングモールサーバーは統合注文商品リスト190を使用者端末に表示することができる。
【0153】
一方、統合注文商品リスト190の下端には注文するボタンのように購入代行要請UI195が表示され得る。購入代行要請UI195が操作されると、該当商品に対する決済が進行され、決済完了時に統合ショッピングモールサーバーは購入代行要請を受信することができる。
【0154】
図17は、1次配送完了後に提供される統合配送方法リストを示す。
【0155】
統合配送方法は
図17のように、可能な配送方法が一目瞭然に表示され得る。統合配送方法リスト196は配送交通手段や配送速度のような配送方法197、配送料198、配送関連説明などを含むことができる。また、統合配送方法リスト196は使用者選択UI199を含み、使用者選択UI199は複数の配送方法197のうち一つのみを選択できるように活性化され得る。
【0156】
本発明の保護範囲は、以上で明示的に説明した実施例の記載と表現に制限されるものではない。また、本発明が属する技術分野で自明な変更や置換によって本発明の保護範囲が制限され得ないことも、もう一度付言する。
【符号の説明】
【0157】
10:使用者
20:統合ショッピングモール
30:オンラインショッピングモール
100:使用者端末
200:統合ショッピングモールサーバー、統合サービスサーバー
300:オンラインショッピングモールサーバー
400:決済サーバー
500:管理者端末