特許7248868IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

滑走艇の航行を支援する滑走艇航行支援装置

要約特許出願時に添付された[要約書]

滑走艇航行支援装置(planing boat sailing assisting device)(1)は、滑走艇(20)に搭載されるセンサ(2)とデータ処理装置(3)を有する。センサは、水面(30)に対して照射されたレーザー光の反射光ではなく、センサの斜め下方の水面からの自然可視光または赤外線をグローバルシャッター方式で取得する。データ処理装置は、センサで取得されたセンサ取得データを10FPS以上100FPS以下のフレームレートで取得し、取得された複数のセンサ取得データに基づいて、波浪の高さとこの波浪の到達時間に少なくとも関連する波浪データを、1秒間に少なくとも1回生成する。データ処理装置は、生成された波浪データを波浪表示装置および制御装置の少なくとも一方に出力する。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

このような滑走艇は、非特許文献2に示すように、向かい波に合わせて加減速の制御が行われる。具体的には、滑走艇は、例えば、波の頂点に達する時に減速して、波の谷に船首が到達した時に加速するように制御される。滑走艇は、小型で且つ船の長さに対する相対的な船速が速いため、小さい波浪(つまり、高さの低い波浪)に対しても加減速の制御が必要となる。つまり、滑走艇は、中大型の船が対処する波浪よりも小さい波浪にも対処が必要となる。小さい波浪の近傍には、速度が若干異なる小さい波浪が生じやすい。そのため、小さい波浪は、相互に干渉することで消えたり増幅したりしやすい。つまり、小さい波浪は、短時間で不規則に変化しやすい。したがって、滑走艇は、中大型の船とは異なり、短時間に不規則に変化する小さい波浪に対処する必要がある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本願発明者らは、の目的を達成するため、特許文献1~4の技術の詳細について検討した。特許文献1~4には、滑走艇が対処するような短時間に不規則に変化する小さい波浪に関連する波浪データを生成して、波浪表示装置または制御装置に出力することは検討されていない。特許文献1~3の技術はいずれも1つの波浪を経時的に観測することで波向を算出しており、短時間に不規則に変化する小さい波浪を観測の対象としていな・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の滑走艇航行支援装置は、短時間に不規則に変化する小さい波浪であっても波浪の観測の精度を確保することができ、且つ、ハードウェアリソースの設計自由度の低下を抑制することができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1は本発明の第1実施形態の滑走艇航行支援装置を説明する模式図である。
【図2】 図2は本発明の第2実施形態の滑走艇航行支援装置を説明する模式図である。
【図3】 図3は本発明の第3実施形態の滑走艇航行支援装置のデータ処理装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】 図4は本発明の第4実施形態の滑走艇航行支援装置のデータ処理装置の処理を説明するための図である。
【図5】 図5は本発明の第5実施形態の滑走艇航行支援装置のデータ処理装置から波浪データを取得する波浪表示装置を示す。
1 滑走艇航行支援装置 2 センサ 3 データ処理装置 3a プロセッサ 4 波浪表示装置 5 制御装置 10 推進装置 20 滑走艇 30 水面 31 波浪 Cs 指向方向 Ds センサ取得データ Dw 波浪データ

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