(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-03-22
(45)【発行日】2023-03-30
(54)【発明の名称】砕石杭コンバイン工法
(51)【国際特許分類】
E02D 3/12 20060101AFI20230323BHJP
E02D 5/46 20060101ALI20230323BHJP
E02D 27/35 20060101ALI20230323BHJP
【FI】
E02D3/12 101
E02D5/46
E02D27/35
(21)【出願番号】P 2021166485
(22)【出願日】2021-09-06
【審査請求日】2021-11-25
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】521439350
【氏名又は名称】耐震地盤建設技研株式会社
(72)【発明者】
【氏名】山本 一美
(72)【発明者】
【氏名】山本 孝
【審査官】荒井 良子
(56)【参考文献】
【文献】中国実用新案第210684657(CN,U)
【文献】中国特許出願公開第112709213(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第101487254(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E02D 3/08
3/12
5/46
7/00
27/26
27/35
(57)【特許請求の範囲】
【請求項2】
寒い冷地では自然石を使用した砕石杭(砕石バイル)に地中の水分雨水等が入り込み、温気
の温度が下がると凍結凍上現象が発生し凍結深度がおこり、砕石杭も同じく砕石の隙間に温気や地中の水分雨水等が入り込み、温気
の温度が下がると凍結深度がおこり、基礎が浮き上がり温気
の温度が上がると溶けて沈み繰り返しで、建屋基礎が傾きその為、凍結深度部分(13)より深い所に前記固化層(2)を造り、固化層(2)より地上先端部迄、第三液(20)砂を混ぜ合わせたセメントミルクを注入し、コンクリ-ト(3)杭に造り変える、事により前記地中に温気水分雨水等が入り込こんでも、凍結深度部分の土だけが浮き沈みして、建屋基礎は傾かない砕石杭の凍結防止機能を有する事を特徴とした建屋基礎工法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は砕石杭(砕石バイル)の上部をコンクリートに造り変える、凍結防止機能を有する建屋基礎工法に関する。
【0002】
寒冷地においては気温が下がると地中の水分が凍結し凍上現象が発生する、凍結する可能性がある地下深度を凍結深度という、凍結深度部分(13)は地域により目安が定められており、例えば北海道では現在50センチから1m20とされている、凍上現象が発生すると地上の構造物、地下に埋設されている水道管やガス管等は持ち上げられ、破壊されることがあり建物の場合、基礎が持ち上げられ基礎が傾いたりコンクリートにひびが入ったりするに関する。
【0003】
従来砕石杭(砕石バイル)による地域改良にいて、寒い地域では砕石間に入り込んだ 温気.雨水等の凍結深度により、建物が傾く原因となることから砕石杭はあまり利用されていないに関する。
【0004】
砕石杭(砕石バイル)は2種類3種類の施工役割を果たす為に上部をコンクリート杭に造り変える必要に関する。
【0005】
砕石杭(砕石バイル)に基礎用鉄筋を差し込んでも鉄筋がすぐ抜けてしまい何の意味も無い、鉄筋が抜けない建屋基礎に生かす技術に関する。
【0006】
砕石杭(砕石バイル)上部をコンクリ-トに杭に造り変え固化する前に基礎用鉄筋鉄を差し込み建屋基礎と一体化する技術に関する。
【0007】
砕石杭(砕石バイル)上部が地震時に砕石と基礎の動きがずれ建屋の重量が加わり、砕石の上部がくずれ基礎の傾きの原因となっているに関する。
【0008】
混合室管は一般ロット管の一番先端に取り付けてあり、砕石杭上部をコンクリート杭に造り変えるには新たに混合室管で先端から2番目に取り付ける必要に関する。
【0009】
砕石杭(砕石バイル)に砂を混ぜ合わせたセメントミルク注入すると下に流れ込み流れ込むのを止める技術ない、流れ込むのを止めるには固化層構築は欠かせない、に関する。
【背景技術】
【0010】
砕石杭(砕石バイル)の問題点を解決する手段として、寒い冷地域おいて凍結深度部分より深い所にコンクリート(3)杭に造り変える、、地震時に砕石杭上部の崩れをコンクリート(3杭)に造り変える、
砕石杭上部をグラウトを注入すると深い所まで流れ込むのを止める為、固化層(2)を造る、混合室管(15)と水平方向噴出管(16)は欠かせない、砕石杭上部をコンクリ-ト(3)に造り変えるに使用する、このようにしてコンクリ-ト(3)杭に造り上げる。上端部をコンクリートに造り変え建屋基礎と一体化する。寒い冷地の凍結深度防止機能を有する建屋基礎工法。
【先行技術文献】
【0011】
本発明は寒い冷地では砕石杭の上部が凍結傍聴する為、凍結深度部分(13)より深い所までコンクリ-ト(3)杭に造り変える、この事により温気や水分や雨水等の侵入を止める事ができ凍結傍聴が無くなり基礎の浮き沈みが無くなり凍結深度部分の土だけがすべるように浮き沈みして、建屋基礎は傾かない建屋基礎工法。
【0012】
固化層を形成する工程は、砕石を使用した柱状に形成された砕石杭(砕石バイル)にロット管(10)を所定の深度に打ち込み、容器中液体第一液(18)と容器中液体第二液(19)を同時に1;1の割合で圧力ポンプ(24)で吸上げホ-ス(6)と(7)を2本を通して、ロット管(10)スイベル(11)に接続し二重管(8)と(9)を通して混合室管(15)中には特殊な凹凸がありその事により2液が短い管中で混じり合固化液となる、続いて水平方向噴出管(16)には先端下方向流れ止めで塞ぎ管には横向き噴出穴が複数あり二重管(8)と(9)の太さに合わせて空けてあり噴出力を高める為、圧力ポンプ(24)の回転数を上げ下げるで噴出力が変わり所定の位置に10センチから20センチ程度がのそましい固化層を形成するグラウト注入工法。
【0013】
砕石杭の上部をコンクリート(3)杭に造り変える工程は、
砕石杭(砕石バイル)中に請求項2記載の固化層(2)があり、請求項1記載に構成したロッド管(10)を所定の深度に(固化層手前)に打ち込み、固化層(2)より上端部迄第三液(20)砂を混ぜ合わせたセメントミルを、ポンプ(24)で吸上げ高圧ホ-ス(6)と(7)2本を通してスイベル(11)に接続し、二重管(8)と(9)を通して混合室管(15)を通して水平方向噴出管(16)より、ポンプ(24)の圧力で噴出させながらロッド管(10)を地上先端部まで人力で徐々に引き上げ、続いてバイブレ-ダ(22)で響かせて砕石の隙間を無くし強度の高いコンクリ-ト(3)杭に造り変えることを特徴としたグラウト注入工法。
【0014】
砕石杭(砕石バイル)中に前記上部をコンクリ-ト(3)杭に造り変えたセメントが固化する前に、基礎用鉄筋を差し込み固化した後で、別の一般基礎用鉄筋と連続し、砕石杭と建屋基礎を一体化させる建屋基礎工法。
【0015】
砕石杭上部が地震時に砕石杭(砕石バイル)と基礎との動きがずれ砕石杭上部が崩れ建屋基礎が傾き、基礎の傾きを無くする為、砕石杭に所定の深度に固化層(2)を造りその上上端部迄コンクリート杭(3)に造り変え、崩を無くするグラウト注入工。
【0016】
混合室管は一般に使用しているロッド管には、混合室管は一番先端に取り付けてあり、本発明はロッド管先端から2番目に取り付けてあるのが特徴で、しかも短い管の中で完全に混じり合わせる、凹凸2け所取り付け1段目は上から流れ込んだ2種類の2分の1を斜めに流れを変え、先の2分の1と合体させ斜めに流し込み、混じり合て短い管の中で確実に混じり合う混合室管装置。
【0017】
水平方向噴出管は一般に使用しているロット管には取り付けてはありません、一般ロット管先端には単にパイプ切ってあり(ダイヤピット)と言う、これは地中に打ち込む為に取り付けたもので上から流れ込んだ、液体そのまま真っ直ぐに注入する仕組みであり、本発明の水平方向噴出管(16)は(横向き)に噴出させる為に、一般ロッド管よりもう一段継ぎ足し管には複数穴を空け、流れ込んだ液体の数すなわち二重管の内側の太さに合わせて、複数の穴を空け噴出力を高め、尚圧力ポンプ(24)の回転数を上げる下げることで所定の位置に液体を噴出させ、10センチから20センチが望ましい固化層造る噴出管装置。
【0018】
前記砕石杭(砕石バイル)中に固化層(2)があり固化層を利用して固化層より上端部まで別の一般生コンクリ-トを流し込みセメントが固化する前に基礎用鉄筋を差し込み固化した後に別の基礎用鉄筋と連続し建屋基礎と一体化する建屋基礎工法。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0019】
従来採石杭(砕石バイル)による地域改良において、寒冷地域では砕石間に入りこんだ温気、雨水等の凍結深度により、建物が傾く原因となることから砕石杭(砕石バイル)があまり利用されていない。
【0020】
寒い冷地では砕石杭(砕石バイル)においても石と石の隙間に地中の温気や雨水が入り込むことにより温気が下がると凍結深度現象がおこり気温が上がると溶けて沈みの繰り返しで基礎が傾く原因ある。
【0021】
砕石杭(砕石バイル)にセメントミルク注入すると深い所まで流れ込むと建屋の解体時に引き抜く事ができず産業廃棄物として残り、後の土地利用に悪い問題点残す、これを解決するために所定の深度に固化層を造り下に流れ込むのを止める必要がある。
【0022】
混合室管は砕石杭(砕石バイル)中に打ち込む一般ロッド管には混合室管は取り付けていない、しかし2種類3種類の液体が次々と流れ込んで来るのを短い管の中で混じり合せる為に混合室管(15)を取り付けて新規管の中に凹凸2け所を造り混じり合わせる必要がある。
【0023】
水平方向噴出管(横向き)は一般ロッド管には取り付け取り付けてはありません、砕石杭(砕石バイル)中に所定の深度に10センチから20センチ前後の固化層を造るには水平方向噴出管(横向きに)噴出させ構築する必要がある。
【0024】
砕石杭(砕石バイル)があるが基礎用鉄筋を差し込んでも鉄筋がすぐ抜けてしまい何の意味もない上部をコンクリートに造り変える事が必要である。
【0025】
砕石杭(砕石バイル)上部を一般生コンクリ-トを流し込みコンクリ-ト杭に造り変える事も出来る。
【0026】
砕石杭(砕石バイル)上部をセメントミルクを注入してコンクリート杭に造り変え複数の工程に使用することができる。
【0027】
本発明は砕石杭(砕石バイル)上部の凍結深度部分(13)より深い所迄コンクリート杭(3)に造り変える事により凍結深度部分に水の侵入を防ぐ事が出来る。
【0028】
砕石杭(砕石バイル)にセメントミルク注入で、セメントミルクが深い所まで流れ込むと取り除く事は出来ない。
【0029】
砕石杭(砕石バイル)セメントミルク注入で下に流れ込むのを止めるには所定の深度に固化層(2)を造る必要がある。
【0030】
砕石杭(砕石バイル)そのもので終わるのでは無く幅広い使用が出来る。
【0031】
砕石杭(砕石バイル)上部分が地震時に上部分の砕石が崩れ、基礎が傾く為、上部をコンクリ-ト3杭に造り変える事が出来る。
【課題を解決するための手段】
【0032】
砕石杭(砕石バイル)を形成する工程は、一般穴掘り機械を使用して回転するオ一ガ23を使用して、地中に穴をあけ、続いて反対方向に回しながら地上部から砕石を投入しながら、同時にオーガに重みを掛け石を抑え込み砕石の隙間を無くし、転圧をかけながら地上部迄砕石を積み重ね砕石杭を造る。
【0033】
寒い冷地域において基礎の傾きが有り砕石杭(砕石バイル)に地中の温気や雨水等が入り込み凍結傍聴し凍結深度部分があり、砂を混ぜ合わせたセメントミルクを注入して砕石の隙間を無くし、固化グラウトへの水の侵入を防ぐようにし、凍結深度部分(13)より深い所に固化層(2)を造り、固化層より地上上端部までコンクリ-ト杭に造り上げて、その中に建屋基礎鉄筋を差し込み砕石杭と建屋の基礎を一体化させる砕石杭の凍結防止機能を有する建屋基礎工法。
【0034】
前記砕石杭(砕石バイル)の所定の深度に固化層(2)を造る工程は、セメントミルクが下に流れ込むのを止めるには、砕石杭の所定の深度にロッド管、
図10を打ち込み、地中で固化する材料であれば配合が違っても構わない、容器(18)中にセメント、促進剤、水、第一液割合をかくはん機(21)で混ぜ合わせて置き、容器(19)中に硬化剤、水,第二液(19)割合をかくはん機(21)で混ぜ合わせ、第一液と第二液を別々にホ-ス(6)と(7)2本をポンプ(24)水口5に接続し、1;1の比率で汲み上げ、排水口に高圧ホ-ス(6)と(7)2本を接続し、続いてロッド管(10)スイベル(11)に接続し別々に流れ込んだ二種類の液体を、別々に送り込み二重管(8)と(9)を通して、混合室管(15)中で混じり合わせ固化始まり、ポンプ(24)の回転数を上げ下げで噴出力が変わり砕石杭の大小に対応出来る使い分けで、水平方向噴出管(16)で噴出させ、10センチから20センチ程度が望ましい固化層(2)を造る、グラウト注入工法。
【0035】
混合室管は、容器中の液体をポンプ(24)で吸上げホ-ス(6)(7)2本を通してロッド管(10)スイベルに接続し二重管(8)と(9)を通して続いて本発明の特殊混合室管は2種類の液体か別々に流し込み(8)の液体1段目の凹凸で斜めに流れ落とし(9)の液体と合体させ2段目の凹凸をもう1度斜めに流れを変えその場で混じり合わせる仕組みで短い管の中で混じり合せる混合室管装置。
【0036】
本発明は、水平方向噴出管(16)(横向き)は、砕石杭に圧入されたロッド管から送り込まれ液体を、水平方向に噴出させる為、管の先端を塞ぎ管の中に横向きに噴出するように複数の穴を空けポンプ24の回転数を上げ下げで噴出力が変わりその圧力を利用して砕石杭の大小に対応出来る使い分けで所定の深度に所定厚み造りに利用出来る噴出管装置。尚固化層造るに使用する。
【0037】
前記砕石杭(砕石バイル)上部をコンクリート3杭に造り変える工程は
前記砕石杭に固化層(2)があり、固化層から地上上端部迄、容器(20)中は、砂、セメント、水、第三液割合をかくはん機(21)で混ぜ合わせセメントミルクとして、ポンプ(24)にホ-ス(6)と(7)2本を水口(5)に接続しポンプ(24)で吸い上げ排水口(4)にホ-ス(6)と(7)2本を接続し続いてロッド管(10)スイベル(11)に接続し、二重管(8)と(9)を通して混合室管(15)を通し水平方向噴出管(16)を構成したロッド管をハンマ-ドリル(17)で、固化層(2)手前迄打ち込みポンプ(24)の圧力を利用して噴出させながら地上上端部までロット管を徐々に引き上げ(13)バイブレ-ダ使用で強度の高いコンクリ-ト(3)杭に造り変えるグラウド注入工法。
【0038】
砕石杭と建屋基礎と一体化する工程は、
前記砕石杭(砕石バイル)に前記固化層(2)があり固化層より上端部迄第三液(20)を上端部迄セメントミルクを注入し固化しコンクリート杭(3)に造り変えたその場にコンクリートが固化する前に基礎用の鉄筋(12)を差し込み固化した後に別の基礎用鉄筋と接続させて砕石杭と建屋基礎と一体化する建屋基礎工法。
【0039】
砕石杭(砕石バイル)に前記固化層(2)があり固化層より上端部まで一般生コンクリ-トを流し込みコンクリート(3)杭に造り変え固化する前に基礎用鉄筋を差し込み固化した後に基礎用鉄筋と接続して建屋基礎と一体化する建屋基礎工法。
【0040】
地震時に砕石杭(砕石バイル)の上部が崩れ、崩れを無くする工程は前記砕石杭に固化層(2)があり固化層より上部迄前記砂を混ぜ合わせたセメントミルクを注入しコンクリ-ト(3)杭に造り変える事により砕石杭上部の崩れを無くする事が出来るグラウド注入工。
【発明の効果】
【0041】
地盤改良工法の一つとして砕石杭工法があり、軟弱地盤を目的所定の深度までオ-ガ-(23)で穴を空け、オーガ(23)を反対方向に回しながら地上から自然石を徐々に投入しながらオーガに荷重を掛け砕石を抑え込み隙間を無くし転圧を掛けながら地上上端部まで砕石を積み重ね地盤を補強する工法であって、砕石に転圧掛ける事により、横方向に力は伝播されるため、杭が支持地盤迄届いてなくても支持力を得ることができる効果がある、
【0042】
凍結深度対象地域は主に北海道全域が対象となり、他東北地方北陸地方等北海道においては上記の理由によりほとんど砕石杭(砕石バイル)は利用されていないのが現状であるが凍結深度部分(13)より深い所に固化層(2)造りその上地上上端部迄コンクリ-ト(3)杭に造り変える事により温気や雨水等の侵入を防ぐ事が出来、凍結深度部分の土だけが浮き沈みして基礎は動かない基礎の傾きの無い、軽量建屋、重量建屋、の幅広い基礎の構築が可能となり使用が期待できる効果がある、
【0043】
砕石杭(砕石バイル)所定の深度に固化層を造る事によりセメントミルクを注入しても深い所まで流れ込むのを止める事ができ、固化層(2)より上端部までコンクリ-ト(3)杭に造り変える事ができ、他の複数工法に利用出来る効果がある、
【0044】
混合室管は容器の中の液体をロッド管(10)、二重管(9)より流れ込んだ2種類3種類の液体を短い管の中で混じり合わせる凹凸2段を取り付けた事により完全に混じり合い砕石杭だけで無く他の工法にも利用出来る効果がある
【0045】
水平方向噴出管(横向き)は砕石杭(砕石バイル)中に所定の深度にロッド管(10)を打ち込みロッド管の一番先端に取り付けてあり管には複数の穴が空けてあり穴の大きさにより圧力ポンプ(24)の圧力利用して砕石杭の大小に対用でき所定の厚みを10センチ前後又は20センチ前後の固化層を造る効果がある、
【0046】
地下水が多い地盤や有機質土のセメントが固まりづらい地盤にも対応可能、セメントや鋼管を使用している他の杭工法とは違い、自社開発砕石杭(砕石バイル)は上部だけコンクリ-ト(3)杭に造り変えた事で、建物解体時には解体同時に上部のコンクリ-トを除去できる、他の工法は深い所まで除去する必要があるが、砕石杭工法は自然石のみ使用している為、下部は除去の必要がなく、自然石だけが残り、次の土地利用が可能となり産業廃棄物も残らない環境にやさしい効果がある
【0047】
砕石杭(砕石バイル)に上部をコンクリートに造り変える事により固化する前に基礎用鉄筋を差し込み固化した後に別の鉄筋と接続し建屋基礎と一体化する新たな建屋基礎造りに幅広い使用が期待出来る効果がある、
【0048】
前記砕石杭(砕石バイル)に固化層(2)があり固化層利用して固化層より上端部まで一般生コンクリ-トを流し込みコンクリ-ト杭に造り変え建屋基礎と一体化する事により幅広い使用が期待出来る効果がある、
【0049】
地震時に砕石杭の上部が崩れ建屋基礎が傾き、原因を無くする為、所定の深度から砕石杭上部をコンクリ-ト(3)杭に造り変える事により、砕石杭上部の崩れが無くなり基礎の傾きが無い幅広い利用の効果がある、
【0050】
砕石杭(砕石バイル)上部をコンクリート(3)杭に造り変える為に、固化層(2)造る、現場に合わせた使い分け1m前後のロッド管直径40ミリ前後用意し、それに接続する自社開発混合室管(15)長さ8センチ前後、それに接続する自社開発、水平方向噴出管(16)長さ7センチ前後を使用して圧力ポンプ(24)や高圧ホ-ス(6)と(7)容器など準備で、
図1から
図21に示す手順よく進み手間や作業時間は大幅に短縮されコストを削減でき新工法に期待出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【
図1】は、一般的な穴掘り機械オーガ(23)で所定の深度迄穴をあけ、地上から穴の中に砕石を徐々に入れなががら、地上上端部迄積み重ね砕石杭を造る、示す図、
【
図2】は、砕石杭に所定の深度にロッド管をハンマ-ドリル(17)で打ち込み次の工程の準備の図を示す
【
図3】は、セメントミルクが、深い所まで流れ込むのを所定の深度で止める為、速乾性のグラウトを送り込み固化層(2)を造る、示す図、
【
図4】は、
図4の(2)に固化層2があり、その上砂を混ぜ合わせたセメントミルクを上端部迄注入しコンクリ-ト(3)杭に造り変える、示す図、
【
図5】は、
図5の(3)に前記
図4が注入したセメントミルクが固化する前に建屋基礎用鉄筋(12)を差し込み固化させる、示す図、
【
図6】は、圧力ポンプ(24)は、容器の中に別々の種類の液体が入っていて、そのつどポンプ(24)で吸い上げロッド管先端迄送り込み圧力で噴出させる、示す図、
【
図7】容器中は、セメント、促進剤、水、第一液(18)、割合が入っていてかくはん機(12)で混ぜ合わせて置く、示す図、
【
図8】容器中は、セメント、硬化剤、水、第二液(19)割合が入っていて、第一液(18)を同時に1:1で吸上げ使用する
図3の(2)、
図4の(2)の、固化層(2)に使用する示す図、
【
図9】容器中は、砂、セメント、水、第三液(20)割合が入っていて混ぜ合わせセメントミルクとして
図4の(3)コンクリ-ト杭に使用する図、
【
図10】は、ハンマードリル(17)、スイベル(11)、二重管(9)、管混合室管(15)水平方向噴出管16を組み合わせを、ロッド管と言う、
図3、図(4)、に使用する図、
【
図11】は、スイベル(11)は、高圧ホ-ス(6)と(7)2本から流れ込こんだ液体を混ざらないように二重管(8)と(9)に送り込む装置、示す図、
【
図12】は、かくはん機(21)、容器の中に2種類3種類の液体が入っていて液体を混ぜ合わせるに使用する図、
【
図13】は、バイブレ-ダ(22)は、砕石とセメントミルクが混じり合っているのを響かせてより隙間を無くし強度の高いコンクリ-ト造るに使用する図
【
図14】は、高圧ホ-ス(6)と(7)2本は、
図7容器中第一液(18)と
図8容器中第二液(19)を混ざらないように
図10ロッド管スイベル(11)迄送るに使用する図、
【
図15】は、混合室(15)は、二重管(8)と(9)から流れ込んだ第一液(18)と第二液(19)を混合室管中で混じり合せ固化始める、示す図、
【
図16】は、水平方向噴出管(16)は、混合室管(15)から流れ込んだ液体を水平方向に噴出させ固化層(2)を造るに使用する図、
【
図17】は、ハンマードリル(17)は、所定の深度にロッド管を打ち込む
図3と
図4に使用する図、
【
図18】は、前記砕石杭に(砕石バイル)固化層(2)があり、その上に一般生コンクリ-トを上端部迄流し込みコンクリ-ト杭(3)を造り、固化する前に鉄筋(12)を差し込む図、示す図、
【
図19】は、(3)はコンクリートに造り変えた部分、(2)はセメントミルクが下に流れ込むのを止る固化層(2)、1は元の砕石杭のままを示す図、
【
図20】は、寒冷地での凍結深度部分(13)を示す、凍結深度部分より深い所までコンクリ-ト(3)杭に造り変えた部分を、示す図、
【
図21】は、砕石杭上部をコンクリートに造り変えた後、建屋基礎と一体化させた状態を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0052】
本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
(
図1)は、一般的な穴掘り機械を使用して砕石抗を構築するため、自然石、砕石杭(砕石バイル)地表面から回転するオ-ガ-(23)を使用して地中に穴を空けオ一ガ(23)を反対方向に回転させて地上面から自然石を徐々に入れ地表面に回転しながら徐々に引き上げオーガに荷重をかけ転圧をかけながら上端部まで積み重ねて構築する図。
次に(
図2)は、ロッド管を砕石抗中にハンマードリル(17)で所定の深度に打ち込次の工程にの準備する図。
次に(
図3)は、砕石杭(砕石バイル)中にロット管をハンマ-ドリル(17)使用で所定の深度に打ち込み固化層(2)を造る図であり、ポンプ(24)は数個の容器の中に別々の種類の液体が入っていて、それらをそのつどポンプ(24)を使用してロッド管先端迄送り込み、水平方向噴出管(16)で噴出させる図であり、地中で固化る材料であれば配合が違っても構わない、
図7容器(18)に
液を高圧ホ-ス(6)と(7)2本を、ポンプ(24)の水口(5)に接続し、ポンプ(24)排水口(4)にホ-ス(6)と(7)2本を接続し、次に
図10ロッド管スイベル(11)に接続し、二重管(8)と(9)を通して混合室管(15)中で第一液(18)と第二液(19)を混じり合せ固化始まり、続いて水平方向噴出管(16)(横向き)でポンプ(24)の回転数を上げ下げで噴出力が変わり、砕石杭の大小に対応でき使い分け、圧力で噴出させ砕石の隅々まで行き渡らせ少なくとも10センチから20センチがこのましい固化層(2)を造る、示す図。
次に、(
図4)は、砕石杭上部をコンクリート杭(3)に造り変える図であり、前記砕石杭(砕石バイル)中に固化層(2)があり、その上地上上端部迄コンク
三液(20)を、かくはん機(21)で混ぜ合わせセメントミルクとして、高圧ホ-ス(6)と(7)2本をポンプ(24)水口(5)に接続して次にポンプ(24)排水口(4)にホ-ス(6)と(7)を2本を接続し、続いて
図10ロッド管すスイベル(11)に接続し二重管(9)を通し、液混合室管(15)通り続いて水平方向噴出管(16)で、ポンプ(24)の圧力で噴出させながら徐々にロッド管(10)を人力で引き上げ、地上上端部までセメントミルクを注入し、続いてバイブレ-ダ(22)で響かせて砕石の隅々まで行き渡らせ、強度の高いコンクリート(3)杭に造り変える、示す図。
次に、(
図5)は前記
図4の(3)にセメントミルク注入があり固化する前に基礎用の鉄筋(12)を差し込バイブレ-ダ(22)で響かせ鉄筋を安定させ固化した後に建屋基礎鉄筋に接続する、示す図。
次に、(
図6)は、圧力ポンプ(24)であり複数の容器中には別々の種類の液体が入っていて、その都度吸い上げロッド管先端まで送り込み、ポンプ(24)の圧力を使用して回転数を上げる下げる事で噴出力が変わりその調整により、砕石杭(砕石バイル)の太さ大小に対応でき、合わせて砕石の隅々まで入り込み石と石の隙間を無くし強度の高いコンクリ-トに造り変える、尚固化層造りに使用する、示す図。
次に(
図7)容器中は、地中で固まる材料であれば配合が違っても構わない、セ
っていてかくはん機21で混ぜ合わせて置き。
次に(
図8)容器中は、地中で固化する材料であれば配合が違っても構わない、
ん機(21)で混ぜ合わせ、第一液(18)と第二液(19)をホ-ス(6)と(7)2本を、ポンプ(24)水口(5)に別々接続し、1:1の比率で吸い上げポンプ(24)排水口(4)にホ-ス(6)と(7)2本接続して、次に
図10ロッド管スイベル(11)に接続し二重管(9)を通し混合室管(15)、中で混じり合わせ固化が始まり、続いて水平方向噴出管(16)(横向き)噴出しポンプ(24)の圧力で噴出させ固化層(2)を造り、
図3の(2)と、
図4の(2)に使用する、示す図、
割合が入っていて、はん機(21)で混り合わせ、砂を混ぜ合わせたセメントミルクとして前記
図4の(3)に使用する、示す図。
次に、(
図10)ロッド管は、ハンマードリル(17)、スイベル(11)、二重管(8)と(9)、混合室管(15)、水平方向噴出管(16)、の組み合わせは、ロッド管と言う、砕石杭(砕石バイル)
図3の2と
図4の2と
図4の3打ち込みに使用する、示す図、
次に、(
図11)は、スイベル(11)は、ポンプ(24)でセメントミルを吸上げ、ホ-ス(6)と(7)2本から別々に流れ込んでくる2種類の液体が混ざらないように二重管(8)と(9)迄送り込む、示す図。
次に、(
図12)は、かくはん機(21)で、容器の中に入っている2種類~3種類の液体をかくはん機(21)で混じり合わせる、示す図。
次に、(
図13)はバイブレ-ダ(22)は、砕石とセメントミルクの混じり合を響かせて石と石の隙間を無くし強度の高いコンクリ-ト杭(3)に造り変えるに使用する、示す図。
次に、(
図14)、高圧ホ-ス(6)と(7)は、ポンプ(24)から複数の液体を送り込まれた液体をロッド管スイベル(11)まで送り込み高圧に耐えるホ-ス、示す図。
次に、(
図15)は、混合室管(15)は、
図10にロッド管二重管(8)と(9)から送り込まれた2種類3種類の液体を混合室管(15)中で混じり合わせ固化を始める、示す図。
次に、(
図16)は、水平方向噴出管(16)は、
図10ロッド管に混合室管(15)から送り込こまれた液体をポンプ(24)の圧力を利用して、水平方向に噴出し石と石の隙間に入り込み隅々まで行き渡らせる、示す図。
次に、(
図17)は、ハンマードリル(17)で、砕石杭中にロッド管を所定の深度に打ち込み人力で引き上げたり下げたりできる、示す図。
次に、(
図18)は、一般的な生コンクリ-ト(14)は、前記砕石杭に固化層(2)があり、その上上端部迄流し込み、固化する前に建屋基礎用の鉄筋(12)をを差し込みバイブレ-ダ(22)で響かせてコンクリ-ト(3)杭を造る、示す図、
次に(
図19)は、(3)はコンクリート(3)杭に造り変えた部分、(2)はセメントミルクが下に流れ込まない固化層(2)、(1)は元の砕石杭(1)のまま、示す図、
次に、(
図20)は、(13)は寒い冷地域での凍結深度部分を表し、(3)は凍結深度部分より深い所にコンクリ-ト(3)杭に造り変えた部分、(1)は砕石のまま、示す図、
次に、(
図21)は、
図5に差し込んだ建屋基礎用鉄筋(12)と別の建屋基礎用鉄筋と接続して一体化させた建屋基礎工法、完成図、
【0053】
(
図7)容器中は、セメント、促進剤、水、第一液(18)をかくはん機(21)で混り合わせセて置き、(
図8)容器中は、セメント、水、第二液(19)があり、第一液(18)と二液(19)を混合室管(15)で混じり合い水平方向噴出管(16)で噴出し砕石杭所定の深度に固化層(2)を造る、
図3の(2)と
図4の(2)に使用する、
図3と
図4、参照、
(
図9)容器中は、セメント、水、第三液(20)に砂を混ぜ合わせかくはん機(21)で混ぜ合わせ前記砕石杭中に固化層(2)があり、その上地上上端部迄セメントミルクを注入しコンクリ-ト(3)杭に造り変えるに使用する、
図4の(3)、参照、(
図5)の(12)は、建屋基礎用鉄筋を差し込み固化した後で一般建屋基礎と一体化させる
図5参照、(
図6)は、圧力ポンプ(24)で複数容器中の液体をロッド管先端まで送り込み噴出させる
図3と
図4、参照、(
図10)は、ハンマ-ドリル(17)、スイベル(11)、二重管(9)、混合室管(15)、水平方向噴出管(16)を組み合わせたロッド管を所定の深度迄打ち込む、
図3、
図4、参照。(
図18)は、上部だけ生コンクリ-ト(14)使用して建屋基礎造る、
図18の14、参照
(
図21)は、砕石杭(砕石バイル)と建屋基礎を一体化させた完成
図21、参照。
【符号の説明】
【0054】
1 砕石
2 固化層
3 コンクリ-ト杭に造り変えた部分
4 圧力ポンプ排水口4
5 圧力ポンプ水口
6 6と7 高圧ホ-ス
8 8と9 二重管
10 ロッド管
11 スイベル
12 鉄筋
13 凍結深度部分
14 生コンクリ-ト
15 混合室管
16 水平方向噴出管
17 ハンマ-ドリル
18 第一液
19 第二液
20 第三液
21 かくはん機
22 バイブレ-ダ
23 穴掘りオ一ガ
24 高圧ポンプ