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  • 特許-交通表示具の取付構造 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-03-30
(45)【発行日】2023-04-07
(54)【発明の名称】交通表示具の取付構造
(51)【国際特許分類】
   E01F 9/681 20160101AFI20230331BHJP
   G09F 7/18 20060101ALI20230331BHJP
   E01F 9/608 20160101ALI20230331BHJP
【FI】
E01F9/681
G09F7/18 M
E01F9/608
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2019117554
(22)【出願日】2019-06-25
(65)【公開番号】P2021004466
(43)【公開日】2021-01-14
【審査請求日】2022-02-21
(73)【特許権者】
【識別番号】391050824
【氏名又は名称】株式会社リストラ
(74)【代理人】
【識別番号】100081673
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100141483
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 生吾
(72)【発明者】
【氏名】岩田 昌樹
【審査官】石川 信也
(56)【参考文献】
【文献】登録実用新案第3099448(JP,U)
【文献】登録実用新案第3128649(JP,U)
【文献】特開2009-086081(JP,A)
【文献】特開2019-007316(JP,A)
【文献】登録実用新案第3130905(JP,U)
【文献】特開2013-256762(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E01F 9/00-11/00
G09F 7/00- 7/22
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
交通案内又は警告事項を表示する表示パネル(18)を備え、通行路近傍に配置される表示具であって、該表示パネル(18)の背面側にガードケーブル(1)のケーブル(2)に表示具を係脱可能に係止して取付ける係止部(9)を設け、表示パネル(18)の背面の左右の両端側に振分けて棒状の取付杆(8)を上下方向に取付け、該取付杆(8)に上記係止部(9)を設け、該取付杆(8)が背面側に縦方向のスリット(8a)を備えたC型断面部を備え、取付杆(8)の背面にケーブル(2)を収容しケーブル(2)に対する上下の移動を規制する切欠状の係止部(9)を形成するとともに、取付杆(8)の背面に沿って上下スライドして上記係止部(9)の開放側を閉じ状態でセットするケーブル(2)の外れ止め(11)を取外し操作可能に設けてなる交通表示具の取付構造。
【請求項2】
外れ止め(11)が取付杆(8)の背面側に沿ってスライドする外スライダー(12)と取付杆(8)の内部に沿ってスライドする内スライダー(13)と、両スライダー(12),(13)をスリット(8a)を介して連結し上下方向の定位置で締着固定するボルト(14)を備えた請求項に記載の交通表示具の取付構造。
【請求項3】
取付杆(8)にガードケーブル(1)の上下の複数本のケーブル(2)を収容係止する複数個の係止部(9)を設けた請求項1又は2のいずれかに記載の交通表示具の取付構造。
【請求項4】
取付杆(8)の係止部(9)を設けた部分を表示パネル(18)の下側に突出させた請求項1~3のいずれかに記載の交通表示具の取付構造。
【請求項5】
表示パネル(18)の外周を囲んで収容する表示フレーム(7)を設け、該表示フレーム(7)の左右両端側に取付杆(8)を設けた請求項1~4のいずれかに交通表示具の取付構造。
【請求項6】
表示パネル(18)がガードケーブル(1)及び表示フレーム(7)に対し、通行者の接近方向に向かって傾斜表示可能な角度調節機構(25)を表示フレーム(7)に設けた請求項に記載の表示パネル交通表示具の取付構造。
【請求項7】
表示フレーム(7)が少なくとも相対する一対の辺が平行な枠片(3b)を備え、該枠片(3b),(3b)間に表示パネル(18)を差込み挿脱可能に設けるとともに、挿脱側の枠片(3a)を開閉又は着脱可能に取付けた請求項5又は6に記載の交通表示具の取付構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は交通表示具の取付構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来一般道や高速道路の交通標識,看板等の表示板は、工事告知や災害時に用いる短期間使用のものでは特許文献1に示されるように路面その他の床面に配置するものが多く、長期間使用するものでは特許文献2のように地上に埋設した支柱に取付けるもの、その他ガードレールに取付けるもの等が知られている。
【0003】
一方近時は交通事故時,災害対応時や緊急対応時等の路線変更や迂回路や避難路の確保対応の便宜を重視するため、路側や中央分離帯は、ガードレールに代えて視界確保と取付・取外しや撤去等が簡単で設置幅も狭く低コストのガードケーブルの使用が促進されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】実用新案登録第3213921号公報
【文献】特開2000-297413号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし特許文献1に示す路面配置型のものは、通行の妨げになる他車両や車輪に接触して近傍の作業者に危険を及ぼす欠点があり、地面に固定した支柱に取付けるものは支柱の基礎工事や打込み等の大掛かりな作業を必要とするほか、特に工事期間中や緊急時使用等の一時使用のものにはコストや労力の面で非効率である。この点は、ガードレールに取付けるものも多数のボルトで着脱するため、ガードレール自体への孔開け加工やボルト締着等の手数の掛る作業が必要となる。
【0006】
その他地上配置型のものは、大型トラック等の高座席の車両からは表示板の高さが低く視認が困難で、これを解決するために看板等を高くすると上記のような看板越しの視界や通行の妨げや安全性等を損なうので望ましくない。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための本発明は、第1に交通案内又は警告事項を表示する表示パネル18を備え、通行路近傍に配置される表示具であって、該表示パネル18の背面側にガードケーブル1のケーブル2に表示具を係脱可能に係止して取付ける係止部9を設け、表示パネル18の背面の左右の両端側に振分けて棒状の取付杆8を上下方向に取付け、該取付杆8に上記係止部9を設け、該取付杆8が背面側に縦方向のスリット8aを備えたC型断面部を備え、取付杆8の背面にケーブル2を収容しケーブル2に対する上下の移動を規制する切欠状の係止部9を形成するとともに、取付杆8の背面に沿って上下スライドして上記係止部9の開放側を閉じ状態でセットするケーブル2の外れ止め11を取外し操作可能に設けてなることを特徴としている。
【0008】
に、外れ止め11が取付杆8の背面側に沿ってスライドする外スライダー12と取付杆8の内部に沿ってスライドする内スライダー13と、両スライダー12,13をスリット8aを介して連結し上下方向の定位置で締着固定するボルト14を備えたことを特徴としている。
【0009】
に、取付杆8にガードケーブル1の上下の複数本のケーブル2を収容係止する複数個の係止部9を設けたことを特徴としている。
【0010】
に、取付杆8の係止部9を設けた部分を表示パネル18の下側に突出させたことを特徴としている。
【0011】
に、表示パネル18の外周を囲んで収容する表示フレーム7を設け、該表示フレーム7の左右両端側に取付杆8を設けたことを特徴としている。
【0012】
に、表示パネル18がガードケーブル1及び表示フレーム7に対し、通行者の接近方向に向かって傾斜表示可能な角度調節機構25を表示フレーム7に設けたことを特徴としている。
【0013】
に、表示フレーム7が少なくとも相対する一対の辺が平行な枠片3bを備え、該枠片3b,3b間に表示パネル18を差込み挿脱可能に設けるとともに、挿脱側の枠片3aを開閉又は着脱可能に取付けたことを特徴としている。
【発明の効果】
【0014】
以上のように構成される本発明の取付構造によれば、今後高速道路や一般道のガードレールに代えて多用される見込みのワイヤによるガードケーブルに対し、簡単な機構や着脱操作で各種表示具を取付け取外しできるほか、安定的な取付固定が可能となり、取付杆の上下方向の長さを長尺にすることにより、看板等を高位置で表示できるためドライバーにとっても視認性が良くなり、路上配置型のものに比して路面スペースを取らず安全性も高いという利点がある。
その他詳細な効果については、実施形態の説明中で明らかにする。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の取付構造の第1実施例を示す矢印板の正面斜視図である。
図2】同じく矢印板の背面斜視図である。
図3】(A)は同矢印板の取付杆の要部背面図,(B)は同じく側面図,(C)は取付杆の要部拡大断面図である。
図4】上記矢印板の表示方向調節する角度調節機構の平面図である。
図5】本発明の第2実施例を示す異なる表示板の取付構造を示す背面図である。
図6】同表示フレームの表示パネルの挿脱機構を示す拡大断面図である。
図7】(A),(B)は本発明の第3実施例を示す正面図及び側面図である。
図8】(A),(B)はケーブルの位置を反射板で示すライトラインの例を示す正面図及び側面図である。
図9】(A),(B)は本体部が係止部用の部材としても利用可能なライトラインの異なる表示具を示す断面斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
図1図4は本発明の表示具の取付構造の第1実施例を示しており、路側や中央分離帯等に設置されるガードケーブル1は、4~6m間隔のポール間に例えば18mm径のケーブル(ワイヤ)2が130mm間隔で、図示する例では上下複数本(3本)張設されている。
【0017】
これに対し、長方形又は正方形の角枡型の内枠3を中心部上下の支点軸4を介して同じく角枡型の外枠6に水平回動可能に収容した表示具となる表示フレーム7が取付けられている。
【0018】
外枠6は左右両端の縦方向の枠片6aと上下端の横方向の枠片6bとで構成され、縦枠片6aの下端は下方に延びる取付杆8として一体的に延設されており、この取付杆8によって全体が上下2本のケーブル2に取付け固定され、表示フレーム7は通行路側を正面として取付けられている。上記表示フレーム7はいずれもアルミ押出成形の角パイプが使用されており、取付杆8は背面中央に上下方向のスリット8aが設けられてC型断面を形成している。
【0019】
取付杆8の背面側には3本のケーブル2を収容する3個の凹溝状の切欠からなる係止部9が形成されており、この係止部9にケーブル2を収容して係止することにより、表示フレーム7が3本又は上下2本のケーブルに沿って支持されており、この例では、各取付杆8の上下両側端の係止部9にケーブル2の抜け出しを防止する外れ止め11が設けられている。
【0020】
外れ止め11は図3に示すように、上下両側の係止部9の近傍位置で取付杆8の背面と内面に沿って上下スライドするアングル状断面の外スライダー12と、取付杆8の中空内部で上下スライドするブロック状の内スライダー13と、両スライダー12,13をスリット8aを介してねじ連結する蝶ねじ(ボルト)14とで構成され、蝶ねじ14により両スライダー12,13で取付杆8の背面壁を挟持させ、所定位置で両スライダー12,13を締着固定して位置決めできる構造となっている。内スライダー13内には図3(B),(C)に示すように蝶ねじ14をねじ込むためのスリーブナット13aがかしめ嵌合により固着して設けられている。
【0021】
上記外スライダー12の一端には、係止部9にケーブル2を収容した状態でスライドにより係止部9の開放端を塞ぐカバー爪12aが延設され、開放端を塞いだ状態で蝶ねじ14で各スライダー12,13を締着して位置決めすることにより、取付杆8はケーブル2から外れることはなく、表示フレーム7はガイドケーブル1に沿って着脱可能に取付け固定される。
【0022】
図示する例では、上側の外スライダー12は上側にスライドさせることにより、下側の外スライダー12は下側にスライドさせることにより、それぞれ係止部9を覆って閉じる機構になっており、上下の外スライダー12の間には、それぞれの開スライド時の位置決め用のプレート状のストッパー15が、各取付杆8の背面側に取付けられ、各外スライダー12は上記係止部9の開状態と閉状態でそれぞれ締着セットされる。尚、外スライダー12と内スライダー13の開閉方向は上下いずれの側にスライドさせて係止部9を開閉させる機構でも良い。
【0023】
図1図2に示すように、この例では内部に多数のLEDランプ16を配設した矢印形のリフレクター板からなる発光型の表示板17を、反射板からなる表示部材である表示プレート18の表面中央に取付け、四角形の表示プレート18は内枠3の側端から挿脱可能に差込むことによって内枠3内に収納される。
【0024】
そして内枠3の左右いずれか一方の縦枠片3aは着脱可能に構成され、この例では内枠3の背面側の上下側端に設けた取付プレート19にねじ込まれる蝶ねじ(ボルト)21に対して、縦枠片3a側に内向きに突設したスリット22a付の差込プレート22を取付プレート19に沿ってスライドさせて押込み、蝶ねじ21で締着することにより、縦枠片3aを着脱可能に取付ける。
【0025】
この機構により、図1図2に示すように、表示プレート18にLEDランプ16やバッテリー23等を取付けた場合、中央に厚みのある凹凸がある表示プレートであっても、内枠3に対して差換え交換可能に表示プレート18を取付けることが可能となる。本例の表示プレート18の表示部材17周辺には、風圧回避用及び軽量化のための切抜18aが形成されている。
【0026】
また図示する例では、既述のように内枠3を水平回動可能に外枠6に取付けられているのに対応し、内枠3の下側の横枠片3bと外枠6の下側横枠片6bとの間には、図2図4に示すように背面側に互に接近し合って対向するアングル状端面の位置決めブラケット24,26(プレート)が後向きに水平方向に突設されており、上側のブラケット24上の中心に突設された角パイプ状のボルトホルダー24aの先端には、蝶ねじからなる位置決めボルト27が、下向きに貫通して挿通されており、下側のブラケット26には、上記位置決めボルト27の回動軌跡である円弧上には、3カ所のスリーブナット28(位置決め孔)が等角度に配設されている。
【0027】
この機構(角度調節機構25)により、内枠3は外枠6に沿った正面向きと、左傾斜又は右傾斜の3つのいずれかの方向(向き)を選んで、位置決めボルト27とスリーブナット28により締着セットできる。このセットは下側ブラケット26側に円弧状のスリットを設けて、無段階に向きを調節設定する機構に代えることも可能であり、車両等の進入方向に応じてドライバーに見え易い角度に向きを変更できる効果がある。
【0028】
図5はこの発明の第2実施例を示し、この例では略正方形の表示フレーム7の対角を上下左右に向け、背面の左右両端側に振分けて縦方向の取付杆8を下側に突出させて取付けたもので、表示フレーム7の背面の四辺に内向きに取付けた取付プレート29と、取付杆8の正面側に内向き且つ上下に各2個取付けた取付プレート31とを、取付ボルト(蝶ねじ)32で着脱可能に締着固定した機構となっており、ガードケーブル1への取付杆8の取付けは図1図4の場合と、取付構造及び取付方法共に共通であり、図示しない正面側が表示プレート18の表示面となっている。
【0029】
またこの例では表示フレーム7の上側の枠片7aの外周後端にスプリング33a付のヒンジ33を介して、弾力的に回動開閉可能なカバー片7cを取付け、図6に示すようにカバー片7aをスプリング33aに抗して弾力的に後向きに開いて、表示フレーム7の正面側に沿って表示パネル18を挿脱し、交換可能な機構となっている。表示パネル18は、表示フレーム7の正面側の枠片に沿って取付けられた額縁部材7d及びカバー片7cによって表示フレーム7の正面側に沿って保持される。
【0030】
図7(A),(B)は、この発明の第3実施例を示し、この例では、横長の長方形の表示フレーム7の背面両側位置に縦方向の取付杆8をリベット又はビス34により縦方向に取付け、その背面に上下2本のケーブル2に対応した係止部9と外れ止め11を前述の例と同様に設けた例を示している。
【0031】
図8(A),(B)は夜間等にガードケーブル1のケーブル2の存在をドライバー等に視認させるためのライトラインと呼ばれる表示具35の構造を示しており、この例では表示具35はケーブル2に沿ってケーブル方向に取付けられており、正面側と上面の表面に表示面となる反射シート36を貼着して設けたアングル状断面のアルミ製の表示具本体37に対し、左右両端側に逆向きのアングル状断面の係止部材38を上片同士を重ねてボルト又はリベット39で締着固定し、全体として側面視下側が開放端となる逆U字形(フック状)断面を形成している。
【0032】
そして上記逆U字形断面内にケーブル2が挿通されるように上からケーブル2に被せ、各係止部材38には背面側から蝶ねじからなる係止ボルト41をねじ込み、ケーブル2からの抜け出しを防止する外れ止めを設けている。換言すれば、上記逆U字形(フック状)断面内にケーブル2を収容して表示具35が係止され、フック状端面が係止部9を構成する。この構造によりドライバーは、夜間目線の低い位置からも大型トラックの運転席等の高位置からもケーブル2の存在を視認できる。
【0033】
図9(A),(B)は共に図8に示すライトラインに使用される表示具42,43の他の例を示し、この例の表示具42,43は共に側面視逆U字形,フック状,又は中空の山形断面のチャンネル状のアルミ製等の薄肉部材で構成されており、いずれも前後両面及び上面に反射材からなる表示面44がシート貼着又は塗布等により被覆されており、ケーブル2に対して上から被せる状態で取付けられ、図9(A)の表示具42の内面には、複数段のケーブル収容部42aが形成され、その境界部の凸条部42bは、ケーブル各段のケーブル収容部42aに収容され弾力的に挟持されたケーブル2の外れ止めとなっている。いずれの表示具42,43もその中空の山形断面内にケーブル2を挿通する係止部9を形成し、係止部9によりケーブル2に表示具42,43を係止して支持される。
【0034】
この例でもドライバーは夜間でも高位置低位置から反射光によってケーブルラインの視認ができ、且つ表裏両側からも確認できる利点がある。。
【0035】
尚、特に図9(A)の表示具42の本体部は、表示面を形成しない状態で前述した表示フレーム7の上下位置に、ケーブルピッチに応じて左右方向に取付けることによって表示フレーム7をケーブル2に取付ける際の係止部9として利用することも可能である。同図(B)の部材も上記同様にフック状断面の係止部9として利用可能であるが、この例では外れ止めは特に設けられていない。
【符号の説明】
【0036】
1 ガードケーブル
2 ケーブル
3 内枠
3a,3b 枠片
4 回動支点
6 外枠
6a,6b 枠片
7 表示フレーム
8 取付杆
8a スリット
9 係止部
11 外れ止め
12 外スライダー
13 内スライダー
18 表示パネル(表示部材)
25 角度調節機構
36 反射シート(反射面)
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9