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特許7256930増強された浮遊ゲート間の容量結合を有するFinFETスプリットゲート不揮発性メモリセル
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-04-04
(45)【発行日】2023-04-12
(54)【発明の名称】増強された浮遊ゲート間の容量結合を有するFinFETスプリットゲート不揮発性メモリセル
(51)【国際特許分類】
   H10B 41/10 20230101AFI20230405BHJP
   H10B 41/35 20230101ALI20230405BHJP
   H10B 41/41 20230101ALI20230405BHJP
   H10B 41/42 20230101ALI20230405BHJP
   H01L 21/336 20060101ALI20230405BHJP
   H01L 29/788 20060101ALI20230405BHJP
   H01L 29/792 20060101ALI20230405BHJP
   H01L 21/8234 20060101ALI20230405BHJP
   H01L 27/088 20060101ALI20230405BHJP
   H01L 29/78 20060101ALI20230405BHJP
【FI】
H10B41/10
H10B41/35
H10B41/41
H10B41/42
H01L29/78 371
H01L27/088 H
H01L29/78 301M
【請求項の数】 18
(21)【出願番号】P 2022556564
(86)(22)【出願日】2020-10-14
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-03-10
(86)【国際出願番号】 US2020055606
(87)【国際公開番号】W WO2021194552
(87)【国際公開日】2021-09-30
【審査請求日】2022-11-15
(31)【優先権主張番号】62/994,187
(32)【優先日】2020-03-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】17/069,563
(32)【優先日】2020-10-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】500147506
【氏名又は名称】シリコン ストーリッジ テクノロージー インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】SILICON STORAGE TECHNOLOGY, INC.
(74)【代理人】
【識別番号】110000626
【氏名又は名称】弁理士法人英知国際特許商標事務所
(72)【発明者】
【氏名】ゾウ、フェン
(72)【発明者】
【氏名】リウ、シアン
(72)【発明者】
【氏名】レムケ、スティーブン
(72)【発明者】
【氏名】トラン、ヒュー バン
(72)【発明者】
【氏名】ドー、ナン
【審査官】小山 満
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2020/0176459(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2019/0131302(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2016/0020219(US,A1)
【文献】特表2018-533228(JP,A)
【文献】特開2017-152541(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H10B 41/10
H10B 41/35
H10B 41/41
H10B 41/42
H01L 21/336
H01L 21/8234
H01L 29/788
H01L 29/792
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
メモリデバイスであって、
上向きに延在する複数のフィンを有する上面を有する半導体基板であって、前記フィンの各々は、頂面内で終端する互いに反対向きの側面を含む、半導体基板を備え、
前記複数のフィンの各々は、それらの上に形成されたメモリセルを含み、前記メモリセルは、
前記フィン内で離間されたソース領域及びドレイン領域であって、前記フィンのチャネル領域は、前記ソース領域と前記ドレイン領域との間の前記フィンの前記互いに反対向きの側面及び前記頂面に沿って延在している、ソース領域及びドレイン領域と、
前記チャネル領域の第1の部分に沿って延在する浮遊ゲートであって、前記浮遊ゲートは、前記フィンの前記互いに反対向きの側面及び前記頂面に沿って延在し、かつ前記互いに反対向きの側面及び前記頂面から絶縁されるように、前記浮遊ゲートは前記フィンの周りに巻き付いている、浮遊ゲートと、
前記チャネル領域の第2の部分に沿って延在するワード線ゲートであって、前記ワード線ゲートは、前記フィンの前記互いに反対向きの側面及び前記頂面に沿って延在し、かつ前記互いに反対向きの側面及び前記頂面から絶縁されるように、前記ワード線ゲートは前記フィンの周りに巻き付いている、ワード線ゲートと、
前記浮遊ゲートの上方に配設され、かつ前記浮遊ゲートから絶縁されている制御ゲートと、
前記ソース領域の上方に配設され、かつ前記ソース領域から絶縁される消去ゲートと、を含み、
前記制御ゲートは、導電性材料の第1の連続ストリップであり、
前記複数のフィンのうちの第1、第2、第3、及び第4のフィンは各々、第1の方向に平行である長さを有し、
前記第1及び第2のフィンは、互いに隣接し、第1の距離だけ離間され、
前記第3及び第4のフィンは、互いに隣接し、第2の距離だけ離間され、
前記第2及び第3のフィンは、互いに隣接し、第3の距離だけ離間され、
前記導電性材料の第1の連続ストリップは、前記第2のフィンと前記第3のフィンとの間に配設される部分を含むが、前記導電性材料の第1の連続ストリップの部分は、前記第1のフィンと前記第2のフィンとの間に配設されず、前記導電性材料の第1の連続ストリップの部分は、前記第3のフィンと第4のフィンとの間に配設されない、メモリデバイス。
【請求項2】
前記第2のフィンと前記第3のフィンとの間に配設された前記導電性材料の第1の連続ストリップの前記部分は、前記第2のフィンの周りに巻き付けられた前記浮遊ゲートと、前記第3のフィンの周りに巻き付けられた前記浮遊ゲートと、の間に配設されている、請求項1に記載のメモリデバイス。
【請求項3】
前記導電性材料の前記第1の連続ストリップの部分は、前記第1のフィンの周りに巻き付けられた前記浮遊ゲートと、前記第2のフィンの周りに巻き付けられた前記浮遊ゲートと、の間に配設されず、前記導電性材料の前記第1の連続ストリップの部分は、前記第3のフィンの周りに巻き付けられた前記浮遊ゲートと、前記第4のフィンの周りに巻き付けられた前記浮遊ゲートとの間に配設されない、請求項2に記載のメモリデバイス。
【請求項4】
前記第3の距離は、前記第1及び第2の距離よりも大きい、請求項1に記載のメモリデバイス。
【請求項5】
前記第1及び第2の距離は、互いに等しい、請求項4に記載のメモリデバイス。
【請求項6】
前記消去ゲートの各々は、前記フィンのうちの1つの周りに巻き付いており、それにより、前記消去ゲートは、前記1つのフィンの前記互いに反対向きの側面及び前記頂面に沿って延在し、かつ前記1つのフィンの前記互いに反対向きの側面及び前記頂面から絶縁される、請求項1に記載のメモリデバイス。
【請求項7】
上方に延在する前記半導体基板上面の複数の論理フィンであって、前記論理フィンの各々は、頂面内で終端する互いに反対向きの側面を含む、複数の論理フィンを更に備え、
前記複数の論理フィンの各々は、その上に形成された論理デバイスを含み、前記論理デバイスは、
前記論理フィン内の離間された論理ソース領域及び論理ドレイン領域であって、前記論理フィンの論理チャネル領域は、前記論理ソース領域と前記論理ドレイン領域との間を、前記論理フィンの前記互いに反対向きの側面及び頂面に沿って延在する、離間された論理ソース領域及び論理ドレイン領域と、
前記論理チャネル領域に沿って延在する論理ゲートであって、前記論理ゲートは、前記論理フィンの前記互いに反対向きの側面及び前記頂面に沿って延在し、かつ前記論理フィンの前記互いに反対向きの側面及び前記頂面から絶縁されるように、前記論理フィンの周りに巻き付いている、論理ゲートと、を含む、請求項1に記載のメモリデバイス。
【請求項8】
前記論理ゲートは、導電性材料の第2の連続ストリップである、請求項7に記載のメモリデバイス。
【請求項9】
上方に延在する前記半導体基板上面のソースフィンを更に備え、
前記ソースフィンは、頂面内で終端する互いに反対向きの側面を含み、
前記ソースフィンは、前記第1の方向に直交する第2の方向に平行である長さを有し、
前記ソースフィンは、前記第1、第2、第3、及び第4のフィンと交差し、
前記ソース領域の各々は、前記ソースフィンと、前記第1、第2、第3、及び第4のフィンのうちの1つとの交点において形成される、請求項1に記載のメモリデバイス。
【請求項10】
メモリデバイスを形成する方法であって、
半導体基板の上面から上向きに延在する複数のフィンを形成するステップであって、前記フィンの各々は、頂面内で終端する互いに反対向きの側面を含む、複数のフィンを形成するステップと、
前記複数のフィンそれぞれにメモリセルを形成するステップと、を含み、前記複数のフィンそれぞれに前記メモリセルを形成するステップは、
前記フィン内で離間されたソース領域及びドレイン領域を形成するステップであって、前記フィンのチャネル領域は、前記ソース領域と前記ドレイン領域との間の前記フィンの前記互いに反対向きの側面及び前記頂面に沿って延在している、ソース領域及びドレイン領域を形成するステップと、
前記チャネル領域の第1の部分に沿って延在する浮遊ゲートを形成するステップであって、前記浮遊ゲートは、前記フィンの前記互いに反対向きの側面及び前記頂面に沿って延在し、かつ前記互いに反対向きの側面及び前記頂面から絶縁されるように、前記浮遊ゲートは前記フィンの周りに巻き付いている、浮遊ゲートを形成するステップと、
前記チャネル領域の第2の部分に沿って延在するワード線ゲートを形成するステップであって、前記ワード線ゲートは、前記フィンの前記互いに反対向きの側面及び前記頂面に沿って延在し、かつ前記互いに反対向きの側面及び前記頂面から絶縁されるように、前記ワード線ゲートは前記フィンの周りに巻き付いている、ワード線ゲートを形成するステップと、
前記浮遊ゲートの上方に配設され、かつ前記浮遊ゲートから絶縁されている制御ゲートを形成するステップと、
前記ソース領域の上方に配設され、かつ前記ソース領域から絶縁されている消去ゲートを形成するステップを含み、
前記制御ゲートは、導電性材料の第1の連続ストリップであり、
前記複数のフィンのうちの第1、第2、第3、及び第4のフィンは各々、第1の方向に平行である長さを有し、
前記第1及び第2のフィンは、互いに隣接し、第1の距離だけ離間され、
前記第3及び第4のフィンは、互いに隣接し、第2の距離だけ離間され、
前記第2及び第3のフィンは、互いに隣接し、第3の距離だけ離間され、
前記導電性材料の第1の連続ストリップは、前記第2のフィンと前記第3のフィンとの間に配設される部分を含むが、前記導電性材料の第1の連続ストリップの部分は、前記第1のフィンと前記第2のフィンとの間に配設されず、前記導電性材料の第1の連続ストリップの部分は、前記第3のフィンと第4のフィンとの間に配設されない、メモリデバイスを形成する方法。
【請求項11】
前記第2のフィンと前記第3のフィンとの間に配設された前記導電性材料の第1の連続ストリップの前記部分は、前記第2のフィンの周りに巻き付けられた前記浮遊ゲートと、前記第3のフィンの周りに巻き付けられた前記浮遊ゲートと、の間に配設されている、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記導電性材料の前記第1の連続ストリップの部分は、前記第1のフィンの周りに巻き付けられた前記浮遊ゲートと、前記第2のフィンの周りに巻き付けられた前記浮遊ゲートと、の間に配設されず、前記導電性材料の前記第1の連続ストリップの部分は、前記第3のフィンの周りに巻き付けられた前記浮遊ゲートと、前記第4のフィンの周りに巻き付けられた前記浮遊ゲートとの間に配設されない、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記第3の距離は、前記第1及び第2の距離よりも大きい、請求項10に記載の方法。
【請求項14】
前記第1及び第2の距離は、互いに等しい、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記消去ゲートの各々は、前記フィンのうちの1つの周りに巻き付いており、それにより、前記消去ゲートは、前記1つのフィンの前記互いに反対向きの側面及び前記頂面に沿って延在し、かつ前記互いに反対向きの側面及び前記頂面から絶縁されている、請求項10に記載の方法。
【請求項16】
上方に延在する前記半導体基板上面の複数の論理フィンを形成するステップであって、前記論理フィンの各々は、頂面内で終端する互いに反対向きの側面を含む、複数の論理フィンを形成するステップと、
前記複数の論理フィンそれぞれに論理デバイスを形成するステップと、を更に含み、前記複数の論理フィンそれぞれに前記論理デバイスを形成するステップは、
前記論理フィン内に離間された論理ソース領域及び論理ドレイン領域を形成するステップであって、前記論理フィンの論理チャネル領域は、前記論理ソース領域と前記論理ドレイン領域との間を、前記論理フィンの前記互いに反対向きの側面及び頂面に沿って延在する、論理ソース領域及び論理ドレイン領域を形成するステップと、
前記論理チャネル領域に沿って延在する論理ゲートを形成するステップであって、前記論理ゲートは、前記論理フィンの前記互いに反対向きの側面及び前記頂面に沿って延在し、かつ前記互いに反対向きの側面及び前記頂面から絶縁されるように、前記論理ゲートは前記論理フィンの周りに巻き付いている、論理ゲートを形成するステップと、を含む、請求項10に記載の方法。
【請求項17】
前記論理ゲートは、導電性材料の第2の連続ストリップである、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
上方に延在する前記半導体基板上面のソースフィンを形成するステップを更に含み、
前記ソースフィンは、頂面内で終端する互いに反対向きの側面を含み、
前記ソースフィンは、前記第1の方向に直交する第2の方向に平行である長さを有し、
前記ソースフィンは、前記第1、第2、第3、及び第4のフィンと交差し、
前記ソース領域の各々は、前記ソースフィンと、前記第1、第2、第3、及び第4のフィンのうちの1つとの交点において形成される、請求項10に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願)
本出願は、2020年3月24日出願の米国仮特許出願第62/994,187号及び2020年10月13日出願の米国特許出願第17/069,563号の利益を主張するものである。
【0002】
(発明の分野)
本発明は、不揮発性フラッシュメモリセルに関し、より具体的には、FinFETデバイスとして形成されたスプリットゲートメモリセルに関する。
【背景技術】
【0003】
浮遊ゲート、選択ゲート、制御ゲート、及び消去ゲートを有するスプリットゲート不揮発性フラッシュメモリセルは、当該技術分野において周知である。例えば、参照によって本明細書に援用される、米国特許第6,747,310号及び同第7,868,375号を参照されたい。そのようなスプリットゲートメモリセルをFinFET構造体で形成することも知られており、ゲートは、基板の半導体材料のフィン形状部材の周りに巻き付いている。例えば、参照によって本明細書に援用される、米国特許第10,468,428号を参照されたい。
【0004】
図1Aは、半導体基板2のフィン部分2a(例えば、シリコン)に形成された2つのそのようなメモリセル1の断面を示す。ソース及びドレイン領域3、4は、フィン2a内に形成され、ソース及びドレイン領域3、4間にフィンのチャネル領域5が画定される。浮遊ゲート6は、チャネル領域5の第1の部分の上方に配設され、かつチャネル領域5の第1の部分から絶縁され、選択ゲート7は、チャネル領域5の第2の部分の上方に配設され、かつチャネル領域5の第2の部分から絶縁され、制御ゲート8は、浮遊ゲート6の上方に配設され、かつ浮遊ゲート6から絶縁され、消去ゲート9は、ソース領域3の上方に配設され、かつソース領域3から絶縁され、浮遊ゲート6の縁の周りに巻き付くノッチを含む。メモリセル1は、フィン2aに沿って端から端まで形成されており、隣接するメモリセルの対は、共通のソース領域3を共有することができ、隣接するメモリセルの対は、共通のドレイン領域4を共有することができる。ゲートは、フィン2aの周りに巻き付けられ、その結果、チャネル領域5は、フィン2aの頂部及び互いに反対向きの複数の側面を含む。例えば、図1Bは、図1Aの線a-aに沿った断面図であり、3つの隣接するフィン2a上に形成された3つのメモリセルの部分を示している。浮遊ゲート6は、それぞれのフィン2aの周りに巻き付き、制御ゲート8は、それぞれの浮遊ゲート6の周りに巻き付く。制御ゲート8は、複数のフィン2aにわたって延在する連続制御ゲート線として形成される。
【0005】
メモリセル1を消去する(すなわち、その浮遊ゲート6から電子を除去する)ために、高い正の電圧が消去ゲート9に印加され、浮遊ゲート6上の電子は浮遊ゲート6からの絶縁体を通って消去ゲート9にトンネルする。メモリセル1をプログラムする(すなわち、その浮遊ゲート6上に電子を注入する)ために、正の電圧が選択ゲート7、制御ゲート8及びソース領域3にかけられ、それによって、ドレイン領域4からソース領域3までのチャネル領域5を通って流れる電子は加速され、チャネル領域5から浮遊ゲート6に絶縁体を通って注入(すなわち、ホット電子注入)される。メモリセルを読み取るために、正の電圧が選択ゲート7、制御ゲート8、及びドレイン領域4に印加される。浮遊ゲート6が消去される(負電荷なし)場合、電子はチャネル領域5を通って流れ、これは消去状態として感知される。浮遊ゲート6が電子でプログラムされている場合、浮遊ゲート6上の負電荷は、チャネル領域5を通る電子の流れを低減又は防止し、これはプログラム状態として感知される。
【0006】
異なるフィン2a上の隣接する浮遊ゲート6間の容量結合は、メモリセル動作に悪影響を及ぼし得る。従来のデバイスでは、隣接するフィン上の浮遊ゲート6間の望ましくない容量結合は、2つの方法で回避される。第一に、フィン2aは、容量結合を抑制するために隣接する浮遊ゲート6間に十分な空間が存在するように、十分に遠く離れて離間される。第二に、図1Bに示されるように、制御ゲート8は、任意の考えられる浮遊ゲート間容量結合を更に抑制するために、隣接する浮遊ゲート6の下、及びそれらの間に延在する。
【発明の概要】
【0007】
メモリデバイスであって、上向きに延在する複数のフィンを有する上面を有する半導体基板であって、フィンの各々は、頂面内で終端する互いに反対向きの側面を含む、半導体基板を備え、複数のフィンの各々は、それらの上に形成されたメモリセルを含み、メモリセルは、フィン内で離間されたソース領域及びドレイン領域であって、フィンのチャネル領域は、ソース領域とドレイン領域との間のフィンの互いに反対向きの側面及び頂面に沿って延在している、ソース領域及びドレイン領域と、チャネル領域の第1の部分に沿って延在する浮遊ゲートであって、浮遊ゲートは、フィンの互いに反対向きの側面及び頂面に沿って延在し、かつ互いに反対向きの側面及び頂面から絶縁されるように、浮遊ゲートはフィンの周りに巻き付いている、浮遊ゲートと、チャネル領域の第2の部分に沿って延在するワード線ゲートであって、ワード線ゲートは、フィンの互いに反対向きの側面及び頂面に沿って延在し、かつ互いに反対向きの側面及び頂面から絶縁されるように、ワード線ゲートはフィンの周りに巻き付いている、ワード線ゲートと、浮遊ゲートの上方に配設され、かつ浮遊ゲートから絶縁されている制御ゲートと、ソース領域の上方に配設され、かつソース領域から絶縁される消去ゲートと、を含む。制御ゲートは、導電性材料の第1の連続ストリップである。複数のフィンのうちの第1、第2、第3、及び第4のフィンは各々、第1の方向に平行である長さを有する。第1及び第2のフィンは、互いに隣接し、第1の距離だけ離間している。第3及び第4のフィンは、互いに隣接し、第2の距離だけ離間している。第2及び第3のフィンは、互いに隣接し、第3の距離だけ離間している。導電性材料の第1の連続ストリップは、第2のフィンと第3のフィンとの間に配設される部分を含むが、導電性材料の第1の連続ストリップの部分は、第1のフィンと第2のフィンとの間に配設されず、導電性材料の第1の連続ストリップの部分は、第3のフィンと第4のフィンとの間に配設されない。
【0008】
メモリデバイスを形成する方法であって、半導体基板の上面から上向きに延在する複数のフィンを形成することであって、フィンの各々は、頂面内で終端する互いに反対向きの側面を含む、複数のフィンを形成することと、複数のフィンのうちの各フィンにメモリセルを形成することと、を含み、フィンのうちの1つにメモリセルの各々を形成することは、フィン内で離間されたソース領域及びドレイン領域を形成することであって、フィンのチャネル領域は、ソース領域とドレイン領域との間のフィンの互いに反対向きの側面及び頂面に沿って延在している、ソース領域及びドレイン領域を形成することと、チャネル領域の第1の部分に沿って延在する浮遊ゲートを形成することであって、浮遊ゲートは、フィンの互いに反対向きの側面及び頂面に沿って延在し、かつ互いに反対向きの側面及び頂面から絶縁されるように、浮遊ゲートはフィンの周りに巻き付いている、浮遊ゲートを形成することと、チャネル領域の第2の部分に沿って延在するワード線ゲートを形成することであって、ワード線ゲートは、フィンの互いに反対向きの側面及び頂面に沿って延在し、かつ互いに反対向きの側面及び頂面から絶縁されるように、ワード線ゲートはフィンの周りに巻き付いている、ワード線ゲートを形成することと、浮遊ゲートの上方に配設され、かつ浮遊ゲートから絶縁されている制御ゲートを形成することと、ソース領域の上方に配設され、かつソース領域から絶縁されている消去ゲートを形成することと、を含む。制御ゲートは、導電性材料の第1の連続ストリップである。複数のフィンのうちの第1、第2、第3、及び第4のフィンは各々、第1の方向に平行である長さを有する。第1及び第2のフィンは、互いに隣接し、第1の距離だけ離間している。第3及び第4のフィンは、互いに隣接し、第2の距離だけ離間している。第2及び第3のフィンは、互いに隣接し、第3の距離だけ離間している。導電性材料の第1の連続ストリップは、第2のフィンと第3のフィンとの間に配設される部分を含むが、導電性材料の第1の連続ストリップの部分は、第1のフィンと第2のフィンとの間に配設されず、導電性材料の第1の連続ストリップの部分は、第3のフィンと第4のフィンとの間に配設されない。
【0009】
本発明の他の目的及び特徴は、明細書、特許請求の範囲、添付図面を精読することによって明らかになるであろう。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1A】従来のFinFETメモリセルの側断面図である。
図1B】従来のFinFETメモリセルの側断面図である。
図2A】本発明のメモリセルを形成する際のステップを示す斜視図である。
図2B】本発明のメモリセルを形成する際のステップを示す斜視図である。
図2C】本発明のメモリセルを形成する際のステップを示す斜視図である。
図2D】本発明のメモリセルを形成する際のステップを示す斜視図である。
図2E】本発明のメモリセルを形成する際のステップを示す斜視図である。
図2F】本発明のメモリセルを形成する際のステップを示す斜視図である。
図2G】本発明のメモリセルを形成する際のステップを示す斜視図である。
図2H】本発明のメモリセルを形成する際のステップを示す斜視図である。
図2I】本発明のメモリセルを形成する際のステップを示す斜視図である。
図2J】本発明のメモリセルを形成する際のステップを示す斜視図である。
図2K】本発明のメモリセルを形成する際のステップを示す斜視図である。
図2L】本発明のメモリセルを形成する際のステップを示す斜視図である。
図2M】本発明のメモリセルを形成する際のステップを示す斜視図である。
図2N】本発明のメモリセルを形成する際のステップを示す斜視図である。
図2O】本発明のメモリセルを形成する際のステップを示す斜視図である。
図3】対のメモリセルの側断面図である。
図4図3の線「図4図4」に沿った半導体基板のメモリセル領域内のメモリセルの側断面図である。
図5図3の線「図5図5」に沿った半導体基板のメモリセル領域内のメモリセルの側断面図である。
図6図3の線「図6図6」に沿った半導体基板のメモリセル領域内のメモリセルの側断面図である。
図7】半導体基板の論理デバイス領域内の論理デバイスの側断面図である。
図8】半導体基板の論理デバイス領域内の論理デバイスの側断面図である。
図9】浮遊ゲート及び制御ゲート、並びに2つの隣接するフィン対FPnのフィン間間隔の側断面図である。
図10A】本発明の代替実施形態による、メモリセルを形成する際のステップを示す斜視図である。
図10B】本発明の代替実施形態による、メモリセルを形成する際のステップを示す斜視図である。
図10C】本発明の代替実施形態による、メモリセルを形成する際のステップを示す斜視図である。
図11】本発明の代替実施形態による、メモリセルのレイアウトの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
浮遊ゲート間の容量結合を最小限に抑えるための先行技術の試みとは対照的に、本発明は、メモリセルアレイを構成して、メモリセルをプログラミングするときに微調整機構として使用することができるように、全てではなく一部の隣接する浮遊ゲート間のそのような容量結合を実際に増強する。
【0021】
図2A図2Oを参照すると、メモリデバイスの半導体基板(基板とも称される)10のメモリセル領域(memory cell area、MCA)にFinFETメモリセルを作成するプロセスのステップの斜視断面図が示されている。メモリデバイスは、メモリセルアレイのみを含むことができるか、又はサポート回路及び論理デバイスなどの追加の構成要素を含むことができる。論理デバイスは、含まれる場合、基板10の論理デバイス領域(logic device area、LDA)に有利に同時に形成される。プロセスは、半導体基板10の上面11に二酸化ケイ素12(酸化物とも称される)の層を形成することによって始まり、半導体基板10は、P型単結晶シリコンで形成され得る。酸化物層12は、堆積によって、又は熱酸化によって、形成することができる。次いで、フォトリソグラフィマスキングプロセスを使用して、酸化物層12をパターン化する(すなわち、層のいくつかの部分を選択的に除去するが、他の部分は除去しない)。フォトリソグラフィマスキングプロセスは、酸化物層12上にフォトレジスト材料13をコーティングすることを含み、その後、フォトレジストを露光及び現像して、フォトレジストを論理デバイス領域LDA内に維持しながらメモリセル領域MCAからフォトレジスト材料を除去する。次いで、酸化物エッチングを使用して、メモリセル領域MCAから酸化物層12の露出部分を除去し、基板10を露出したままにする(フォトレジスト13は、論理デバイス領域LDA内のエッチングから酸化物層12を保護する)。シリコンエッチングを使用して、メモリセル領域MCA内の基板10の露出した上面11を窪ませる。酸化物層12及びフォトレジスト13は、このシリコンエッチングから論理デバイス領域LDAを保護する。この結果得られた構造体が、図2Aに示されており、図では、メモリセル領域MCA内の基板10の上面11は、窪み量Rだけ論理デバイス領域LDA内の基板10の上面11より下方に窪んでいる。
【0022】
フォトレジストの除去後に、構造体上に酸化物層14を形成する。酸化物層14に窒化シリコン(「窒化物」)層16を形成する。次いで、窒化物層16に絶縁層18(例えば、アモルファスカーボン)を形成する。図2Bに示されるように、絶縁層18は、フォトレジスト19を形成することと、メモリセル領域MCA及び論理デバイス領域LDA内のフォトレジスト19のストリップを選択的に除去することと、絶縁層18の下地露出部分を除去して、下地窒化物層16まで下に延在して露出させる、絶縁層18内にトレンチ20を形成することと、によって、絶縁層18をパターン化する。
【0023】
フォトレジスト19を除去した後、次いで、酸化物スペーサ(図示せず)をトレンチ20内に形成する。スペーサの形成は、当該技術分野において周知であり、構造体の輪郭の上方に材料を堆積した後、異方性エッチング処理することを含み、それによって、材料は、構造体の水平面からは除去される一方、材料は、構造体(丸みを帯びた上面を有することが多い)の垂直配向面においては大部分がそのまま残存する。この場合、酸化物スペーサは、トレンチ20の側壁に沿って形成される。トレンチ20内の酸化物スペーサの部分は、酸化物スペーサの部分が露出され、酸化物エッチングによって除去することができるように(例えば、論理デバイス領域LDA内のスペーサの部分)、構造体をフォトレジストで覆い、続いて、部分的にフォトレジストを除去することによって、除去することができる。次いで、窒化物エッチングを使用して、窒化物層16の露出部分(すなわち、残りの酸化物スペーサの下の窒化物層16の部分を除く全て)を除去し、続いて酸化物エッチングを用いて、酸化物層14の露出部分及び残りの酸化物スペーサを除去する。次いで、図2Cに示されるように、シリコンエッチングを使用して、基板10の露出表面部分を窪ませて、メモリセル領域MCA内に基板10のフィン10aを形成し、論理デバイス領域LDA内にシリコン基板のフィン10b(本明細書では論理フィン10bとも称される)を形成する。メモリセル領域MCAにおいて、フィン10aは、互いに平行であり、対に配置されている(フィン対FPn)。図2Cには、2つのフィン対FP1及びFP2が示されているが、当業者であれば、メモリセル領域MCA内に形成されるこのようなフィン対FPnの多くが存在することを理解するであろう。各フィン対FPnについて、2つのフィン10aは、距離D1だけ互いに分離されている。各フィン対FPnは、隣接するフィン対FPnから距離D2だけ分離され、距離D2は、距離D1よりも大きい。
【0024】
構造体は、酸化物の厚い層(すなわち、STI酸化物)24で覆われ、次いで(例えば、化学機械研磨-CMPによって)平坦化される。窒化物層26は、平坦化された酸化物層24の上方に形成される。フォトレジストは、窒化物層26の上方に形成され、メモリセル領域MCAから除去される。図2D(フォトレジスト除去後)に示されるように、エッチングを使用して、メモリセル領域MCA内の露出した窒化物層26/16及び酸化物層14を除去し、メモリセル領域MCA内のフィン10aの頂部の下方まで厚い酸化物層24を窪ませる。浮遊ゲート酸化物層28は、構造体上に形成される。浮遊ゲートポリシリコン(「ポリ」)層は、第1のポリシリコン堆積によって、酸化物層28上に形成される。化学機械研磨を使用して、酸化物層28を停止層として使用してポリ層を平坦化し、論理デバイス領域LDAからポリ層を除去する。ポリエッチバックを使用して、メモリセル領域MCA内のポリ層を窪ませる。次いで、ポリ層を、図2E(フォトレジスト除去後)に示されるように、ポリ層のストリップ30が残り、各々がメモリセル領域MCA内のフィン10aのうちの1つの頂部及び側壁に沿って延在するように、パターン化(フォトレジスト形成、露光、及び部分的な除去、その後のポリエッチング)する。
【0025】
絶縁層32(例えば、酸化物、窒化物、酸化物のサブレイヤを含むONO)は、構造体の上方に形成される。バッファ酸化物層34は、構造体上に形成され、続いて、酸化物エッチバックされ、フィン10a間の空間をバッファ酸化物層34で充填する。フォトレジスト35は、構造体の上方に形成され、部分的に除去され、フィン対FPnを覆うフォトレジスト35のストリップを残しているが、隣接するフィン対FPnの間の領域が露出したままになる。次いで、図2Fに示されるように、酸化物エッチングを使用して、フィン対FPn間のバッファ酸化物層34の露出部分を除去する(すなわち、ポリストリップ30間のバッファ酸化物層34の露出部分を除去する)。各フィン対FPnについて、フィン対FPnの2つのポリストリップ30の間に、バッファ酸化物層34を維持する。
【0026】
フォトレジスト35の除去後に、構造体上にポリ層を形成する。フォトレジスト37は、構造体の上方に形成され、部分的に除去され、フィン対FPnにわたって延在するフォトレジスト37のストリップを残す(すなわち、フォトレジスト37のストリップが、フィン対FPnの長さに対して長手方向に直交して延在する)。図2Gに示されるように、エッチングを実行して、ポリ層、絶縁層32、及びフォトレジスト37のストリップ間のポリストリップ30の露出部分を除去する。ポリ層のストリップ36は、各々がフィン対FPn間を下に延在しているが、各フィン対FPnのフィン10a間を下に延在しない(すなわち、酸化物34は、ポリストリップ36が各フィン対FPnのフィン10a間を下に延在することを防止する)ままである。区別されたポリブロック30a(ポリストリップ30の残りの部分)は残り、各ポリブロック30aは、ポリストリップ36のうちの1つの下に配設される。
【0027】
次いで、酸化物スペーサ38を酸化物堆積及び異方性エッチングによって形成して、ポリストリップ36及びポリブロック30aの露出した側壁を覆う。図2Hに示されるように、フォトレジスト39を、構造体の上方に形成し、部分的に除去して、メモリセル領域MCAの部分(すなわち、隣接するポリストリップ36間の領域)を露出させる。埋め込みプロセスを実行して、隣接するポリストリップ36間のフィン10a内にソース領域40(図3に最良に見られる)を形成する。等方性酸化物エッチングを使用して、ポリストリップ36及びポリブロック30aの露出した側壁(すなわち、隣接するポリストリップ36に対して互いに向かい合うそれらの側壁)上の酸化物スペーサ38を除去する。フォトレジスト39が除去された後、酸化物の層(トンネル酸化物)42を、ポリブロック30aの露出した側壁上に(例えば、高温酸化-HTOにより)形成する。この段階では、ポリストリップ36の各対、及び同じフィン10a隣接するポリブロック30aについて、互いに向かい合う側壁は、トンネル酸化物層42によって覆われ、互いから離れた側を向く側壁は、酸化物スペーサ38によって覆われている。フォトレジストを、構造体の上方に形成し、部分的に除去して、メモリセル領域MCAの部分を露出させる(すなわち、同じフィン10a上の隣接するポリブロック30aについて、互いから離れた側を向く側壁の周りの領域を露出させ、酸化物スペーサ38を露出したままにする)。埋め込みプロセスを実行して、ポリブロック30aの側壁上の隣接する酸化物スペーサ38のフィン10aの部分に材料を埋め込む。フィン10aのこれらの埋め込まれた領域は、最終的には、後ほど形成されるワード線ゲートの下に配設される。次いで、酸化物エッチングを使用して、酸化物を除去し、埋め込まれたばかりのフィン10aの頂面及び側面部分を露出したままにする。フォトレジストの除去後、フィン10aの露出した頂面及び側面に酸化物層44(ワード線酸化物)を形成する。この結果得られた構造体を図2I図3により良好に示されるソース領域40を除く)に示す。
【0028】
フォトレジストを、構造体の上方に形成し、論理デバイス領域LDAから除去する。一連のエッチングを実行して、酸化物及び窒化物層を厚い酸化物層24まで下方に除去し、酸化物層24を窪ませ、これにより、フィン10bが論理デバイス領域LDA内で突出して部分的に露出される。次いで、酸化物層(図示せず)を形成して、論理デバイス領域LDA内のフィン10bの露出した頂面及び側面を覆う。次いで、第3のポリ堆積によって、ポリ層46を、構造体の上方に形成する。図2Jに示されるように、ポリ層46は、CMPによって平坦化される(メモリセル領域MCA内のポリストリップ36上の酸化物をCMP停止層として使用する)。
【0029】
フォトレジストを、構造体上に形成し、メモリセル領域MCAから除去する。等方性ポリエッチングを使用して、メモリセル領域MCA内のポリ層46を窪ませる。フォトレジストの除去後、フォトレジストを、構造体の上方に形成し、選択的に除去して、メモリセル領域MCAと論理デバイス領域LDAの両方においてフィン10a/10bにわたって延在するフォトレジストのストリップを残す。ポリエッチングを使用して、ポリ層46の露出部分(フォトレジストのストリップの下のそれらの部分を除く)を除去する。フォトレジストの除去後、絶縁層48(好ましくは、低K材料-すなわち、酸化物の誘電率を下回る誘電率を有するもの-SiONなどで形成される)を構造体の上方に形成する。この結果得られた構造体を図2Kに示す。メモリセル領域MCAでは、ポリ層46のストリップ46a/46bが残っており、各々がフィン10aにわたって延在し、ポリブロック30a(図2Gを参照)及びポリストリップ36に横方向に隣接している(すなわち、ポリブロック30a及びポリストリップ36は、ストリップ46aと46bとの間にある)。論理デバイス領域LDAでは、ポリ層46のポリストリップ46cが残っており(図2K要素46cの矢印で示した層48の部分の下に配設されている)、各々がフィン10bにわたって延在している(単純化のためにフィン10bの1つのセットと1つのストリップ46cのみを示している)。
【0030】
エッチングを行い、構造体の垂直表面上に絶縁層48のスペーサを残す。等方性エッチングを使用して、論理デバイス領域LDA内のポリストリップ46cに隣接するフィン10bを露出させる。ハードマスク層50(例えば、SiCN)を、構造体の上方に形成する。フォトレジストを、構造体上に形成し、メモリセル領域MCA内の隣接するポリストリップ46a間、及び隣接するポリストリップ46b間のハードマスク層50の部分と、論理デバイス領域LDA内のポリストリップ46cに隣接するハードマスク層50の部分と、を選択的に露出させるように、パターン化する。エッチングを使用して、メモリセル領域MCA内のハードマスク層50及び酸化物層44の露出部分を除去し、隣接するポリストリップ46a間、及び隣接するポリストリップ46b間のフィン10aの部分を露出させる。これらのエッチングはまた、論理デバイス領域LDA内のポリストリップ46cの両側のフィン10b上のハードマスク層50及び酸化物(以前に示されていない)の露出部分を除去する。次いで、メモリセル領域MCA内のフィン10aの露出部分内に埋め込みを行い、その中にドレイン領域52を形成する(かつソース領域40を増強する)。この埋め込みによりまた、論理デバイス領域LDAのポリストリップ46cの反対側のフィン10bにソース領域40L及びドレイン領域52Lが形成される。フォトレジストの除去後、エピタキシャル層54を、メモリセル領域MCA内のフィン10aの露出したソース領域及びドレイン領域40/52、及び論理デバイス領域LDA内のフィン10bの露出したソース領域及びドレイン領域40L/52L上で成長させる。エピタキシャル層54は、(より容易な接触形成及び信頼性のために)ソース/ドレイン領域のサイズを拡張し、より良好な伝導のためにフィン10a/10b内のキャリア移動度を増加させる。この結果得られた構造体を図2Lに示す(図3により良好に示されるソース/ドレイン領域40/52、及び図7により良好に示されるソース/ドレイン領域40L/52Lを除く)。
【0031】
次いで、エッチングによって、ハードマスク層50の残りの部分を除去する。次いで、構造体を、窒化物56の層で覆う。酸化物58の厚い層を、構造体の上方に形成し、CMPによって平坦化する。フォトレジスト59を、構造体の上方に形成し、論理デバイス領域LDAから選択的に除去する。酸化物エッチングを使用して、ポリストリップ46cを露出させる。次いで、図2Mに示されるように、ポリエッチングを使用して、論理デバイス領域LDAからポリストリップ46cを除去する。酸化物エッチングを使用して、以前にポリストリップ46cの下にあったフィン10b上の酸化物を除去し、論理デバイス領域LDA内のフィン10bの部分を露出させたままにする。次いで、論理デバイス領域LDA内の露出したフィン10bを覆う酸化物層60を形成する。高K材料の層62(すなわち、HfO2、ZrO2、TiO2、Ta2O5、又は他の適切な材料などの酸化物より大きい誘電率Kを有する)を、構造体上(すなわち、酸化物層60上)に形成する。次いで、1つ以上の金属層を構造体に形成する。例えば、構造体上にTiN層64を形成し、次いでタングステンの厚い層66を形成し、その後、論理デバイス領域LDAの高K層62を停止層として使用するCMPを行う(これにより、ポリストリップ46cが置かれたそのストリップを除く構造体上のTiN層64及びタングステン66が除去される)。この結果得られた構造は、図2Nに示されており(図7及び図8により良好に示される酸化物層60及び高K材料層62を除く)、論理デバイス領域LDA内のTiN層64及びタングステン66のストリップは、フィン10bにわたって延在する(以前に除去されたダミーポリストリップ46cを効果的に置き換える)。
【0032】
窒化物層68を構造体の上方に形成し、酸化物層70を窒化物層68に形成する。フォトレジストを、構造体の上方に形成し、メモリセル領域MCA内のポリストリップ46bの上方で酸化物層70の部分を露出させるように、パターン化する。エッチングを実行して、酸化物層70、窒化物層68、及び厚い酸化物層58の部分を除去し、ポリストリップ46bの頂部を露出させる。フォトレジストの除去後、Ti/Pt堆積及びアニールによって、サリサイド72を、ポリストリップ46bの頂面に形成する。必要に応じて、Tiエッチングによって、過剰なTiを除去する。酸化物を、サリサイド72の上方の領域に充填するように堆積させる。フォトレジストを、構造体の上方に形成し、フォトレジストの部分をメモリセル領域MCA内のソース/ドレイン領域40/52の垂直方向上方を除去し、論理デバイス領域LDA内のソース/ドレイン領域40L/52Lの垂直方向上方を除去するように、パターン化する。次いで、ソース領域又はドレイン領域まで下方にエッチングを延ばして、ソース領域又はドレイン領域を露出させる一連のエッチングによってフォトレジストを除去した部分に、コンタクトホールを形成する。具体的には、メモリセル領域MCA内のコンタクトホールは各々、ドレイン領域52のうちの1つまで下方に延在してドレイン領域52を露出させ、メモリセル領域MCA内のコンタクトホールは、ソース領域40まで下方に延在してソース領域40を露出させ、論理デバイス領域LDA内のコンタクトホールは、ソース領域40Lまで下方に延在してソース領域40を露出させ、論理デバイス領域LDA内のコンタクトホールは、ドレイン領域52Lまで下方に延在してドレイン領域52Lを露出させる。TiNが構造体上に堆積され、タングステンの層がTiN層上に堆積される。CMPを使用して、コンタクトホール内を除いて、TiN及びタングステン層を除去する。コンタクトホール内のTiN及びタングステンは、接点、すなわち、ドレイン領域52まで下方に延在してドレイン領域52と電気的に接触するドレイン接点88、ソース領域40まで下方に延在してソース領域40と電気的に接触するソース接点90、ソース領域40Lまで下方に延在してソース領域40Lと電気的に接触するソース接点92、及びドレイン領域52Lまで下方に延在してドレイン領域52Lと電気的に接触するドレイン接点94を形成する。最終構造体を図2Oに示す。更なる接触処理を実行して、それぞれのソース及びドレイン接点88/90/92/94を更に延在させて経路設定し、並びに必要に応じてポリストリップ46a/46bの他の接点を形成することができる。
【0033】
図3は、メモリセル領域MCA内のフィン10aのうちの1つ上に形成された一対のメモリセル100を示しているが、メモリセルの複数の追加の対が各フィン10a上で端から端まで形成されることを理解されたい。フィン10a(並びに論理デバイス領域LDAのフィン10b)の各々は、上向きに延在し、頂面10e内で終端する一対の互いに反対向きの側面10c及び10dを含む(図4を参照)。各メモリセル100は、ソース領域40及びドレイン領域52を含み、ソース領域40とドレイン領域52との間に半導体基板のチャネル領域96が画定される。チャネル領域96は、ソース領域及びドレイン領域40/52間のフィン10aの側面10c/10d及び頂面10eに沿って延在する。ポリブロック30aは、図4に最良に示されるように、チャネル領域96の第1の部分の導電率を制御するために、側面10c/10d及び頂面10eの周りに巻き付き、側面10c/10d及び頂面10eから絶縁される浮遊ゲートである(すなわち、浮遊ゲート30aは、フィン10aの側面10c/10d及び頂面10eに沿って延在し、側面10c/10d及び頂面10eから絶縁される)。ワード線ゲート46wlは、図5に最良に示されるように、チャネル領域96の第2の部分の導電性を制御するために、フィン10aの側面10c/10d及び頂面10eの周りに巻き付き、側面10c/10d及び頂面10eから絶縁されているポリストリップ46bの部分である(すなわち、ワード線ゲート46wlはフィン10aの側面10c/10d及び頂面10eに沿って延在し、側面10c/10d及び頂面10eから絶縁される)。ワード線ゲート46wl上のリサイド72は、導電率を増加させる。図6に最良に示されるように、消去ゲート46egは、フィン10aのソース領域40の周りに巻き付き、ソース領域40から絶縁されるポリストリップ46aの部分である(すなわち、消去ゲート46egは、フィン10aの側面10c/10d及び頂面10eに沿って延在し、側面10c/10d及び頂面10eから絶縁される)。制御ゲート36cgは、浮遊ゲート30aの上方に配設され、かつ浮遊ゲート30aから絶縁されるポリストリップ36の部分(すなわち、導電性材料の第1の連続ストリップ)である。ドレイン接点88及びソース接点90(それぞれのエピタキシャル層部分54の下方に延在して、エピタキシャル層部分54と接触する)を、図3に更に示す。
【0034】
図7は、論理デバイス領域LDA内の論理フィン10bのうちの1つに形成された論理デバイス102を示し、これは、論理ソース領域40L及び論理ドレイン領域52Lを含み、論理ソース領域40L及び論理ドレイン領域52Lは、それらの間の半導体基板の論理チャネル領域98を画定する。論理チャネル領域98は、論理ソース領域と論理ドレイン領域40L/52Lとの間のフィン10bの側面10c/10d及び頂面10e(図8に最良に示される)に沿って延在する。論理ゲート104は(集合的に)、図8に最良に示されるように、論理チャネル領域98の導電性を制御するために、論理フィン10bの側面10c/10d及び頂面10eの周りに巻き付く(かつ酸化物層60及び高K材料層62によってそこから絶縁される)TiN層64及びタングステン層66のそれらの部分である。好ましくは、複数の論理デバイス102が並列に動作される。具体的には、図7及び図8に示されるように、8つの隣接するフィン10b上の8つの論理デバイス102は、並列に接続されている(すなわち、8つの論理デバイスのための論理ゲート104は、導電性材料の連続ストリップ(すなわち、導電性材料の第2の連続ストリップ)、すなわち、TiN層64層及びタングステン層66として形成され、(下方に延在し、それぞれのエピタキシャル層部分54と接触する)単一のソース接点92は、8つの論理デバイス102の8つの論理ソース領域40Lと接続し、(下方に延び、それぞれのエピタキシャル層部分54と接触する)単一のドレイン接点94は、8つの論理デバイス102の8つの論理ドレイン領域52Lに接続する)。8つの論理デバイスを並列に同時に動作させて、単一の論理フィン10b上にのみに形成された単一の論理デバイス102によって供給される動作電流の8倍の電流を提供する。しかしながら、並列に一緒に動作する論理デバイス102の数は、任意の数(2以上)であり得、かつ/又は個々の論理デバイス102は、論理デバイスから必要とされる動作電流に応じて別々に、かつ個別に動作することができる。更に、論理フィン10bのうちの1つの論理デバイス102の総数、論理フィン10bの総数、及び論理デバイス領域LDA内の論理デバイス102の総数は、変化し得る。「論理」フィン、「論理」ソース領域、「論理」ドレイン領域、「論理」チャネル領域への言及は、限定されることなく、これらの要素が論理デバイス領域LDAにあり、メモリセル領域MCA内の同様の要素とは異なることを意味するに過ぎない。
【0035】
図9は、メモリセル領域MCA内のメモリセルのフィン間隔及び制御ゲート構成を示す。フィン10aは、互いに平行である(すなわち、各々が、列方向などの第1の方向に平行である長さを有する)。各フィン対FPnについて、2つのフィン10aは、互いに隣接しており(すなわち、それらの間に介在フィンはない)、距離D1だけ互いに離間されている。しかしながら、隣接するフィン対FPnに対する1つのフィン対FPnからのフィンの間隔は距離D2であり、これは距離D1よりも大きい。具体的には、図9は、距離D1(すなわち、第1の距離)だけ分離されたフィン対FP1の第1及び第2のフィン10a(左から右の順)、及び距離D1(すなわち、第2の距離)だけ分離されているフィン対FP2の第3及び第4のフィン10a(左から右の順)を図示しており、第1及び第2の距離は互いに等しい。第2及び第3のフィンは、第1及び第2の距離D1よりも大きい距離D2(すなわち、第3の距離)だけ分離される。更に、ポリストリップ36は、下方に延在し、2つの隣接するフィン対FPnの浮遊ゲート30a間に配設された部分36aを有するが、そのような部分は下方に延在していないか、又は同じフィン対FPnのフィン10a間に配設されていない。これは、任意の1つのフィン対FPnの2つの浮遊ゲート30aが互いに近接して離間しており、いかなる制御ゲート部分36aもそれらの間に有しないことを意味し、一方で、2つの隣接するフィン対FPnのいずれの2つの浮遊ゲート30aも、更に離間し、それらの間にポリストリップ部分36aを有する。この構成により、同じフィン対FPnの2つの浮遊ゲート30a間がより近接しているため、容量結合の増強がもたらされ、ポリストリップ36の部分は浮遊ゲート30a間に配設されることはなく、その一方で、異なるが隣接するフィン対FPnの浮遊ゲート30a間は近接していないため、容量結合が最小限に抑えられ、ポリストリップ36の部分36aは浮遊ゲート30a間に配設される。
【0036】
同じフィン対FPnを有する浮遊ゲート間の容量結合は、プログラミングの微調整に使用することができる。例えば、図9のフィン対FPの左側浮遊ゲート30aのプログラミングで(すなわち、プログラムされたメモリセル100pで)、制御ゲート36cgを使用して、プログラミング動作の大部分を実装することができる。その後、フィン対FPの右側浮遊ゲート30a(すなわち、調整メモリセル100t内)からの容量結合は、フィン対FP の浮遊ゲート30aのプログラミング状態又は動作を妨げないようにしながら、フィン対FP の左側浮遊ゲート30a(プログラムされたメモリセル100p)のプログラミングを微調整するために使用することができる。このタイプのプログラム微調整には、多くの可能なアプリケーションがある。具体的には、メモリセルを使用して人工ニューラルネットワークの重みを記憶するときに、調整精度が重要である。単一の素電荷よりも優れた精度は、従来のメモリプログラミング/消去方法を使用した重み調整では困難であるか、又は可能ではない。先端技術ノードでメモリセルの形状を拡大縮小すると、各素電荷の影響の増加に起因して、調整精度が大幅に低減する。
【0037】
浮遊ゲート間容量結合を微調整プログラム機構として使用することで、重みプログラム精度を改善することができる。容量結合は、加重電荷蓄積素子(すなわち、浮遊ゲート)の単一の素電荷に限定されない。隣接するメモリセル(すなわち、調整メモリセル100t)からプログラムされているメモリセル(すなわち、プログラムされたメモリセル100p)への容量結合は、プログラムされたメモリセルで離散的な電位変化をもたらす必要はない。プログラムされたメモリセルのプログラミングを微調整するために、隣接する浮遊ゲートからの容量結合を使用することで、メモリセルのプログラム調整でのより細かい分解能が提供される。隣接する調整メモリセルから移動又は除去された素電荷は、2つのメモリセル間の容量結合に比例してプログラムされたメモリセルのプログラミング値を変化させることになる。プログラムされたメモリセルへの変化は、素電荷の変化よりもはるかに小さくなる。したがって、プログラム調整の分解能、したがって最終精度は、浮遊ゲート電圧結合及び/又は隣接する調整メモリセルへの電荷転送速度へのプロセス調整を伴う所望のレベルに調整することができる。
【0038】
図10A図10C及び図11は、代替実施形態を図示しており、メモリセルソース領域は、行方向に延在するフィンに沿って連続するソース線として形成される。プロセスは、トレンチ20と直交し、トレンチ20を横切って延在する追加のトレンチが形成されることを除いて、図2Bに示すのと同じ構造体で始まる。次いで、図2Cに関して上で説明されるステップを実行した後、図10Aに図示されるように、メモリセル領域MCA内のフィン10aに直交して延在する追加のソースフィン10fが形成される。図2Dに関して上で説明されるステップを実行した後、この結果得られた構造体は、図10Bに示され、ソースフィン10fがフィン10と直交するように交差している。図2Eに関して上で説明されるステップを実行した後、結果として生じる構造体が図10Cに示されており、ここでは、ポリストリップ30などのその後に形成された要素は、同様に形成されるが、ソースフィン10fを横切っている。図2F図2Oに関して上で説明される残りのステップが実行され、メモリセル100及び論理デバイス102の形成が完了する。この代替実施形態におけるメモリセル100の最終レイアウトは、図11に示されており、連続するソース線40aが、ソースフィン10fに沿って延在し、各メモリセルのソース領域40が、フィン10aとソースフィン10fとの交点でフィン10a内に形成されることを除いて、図2A図2Oの実施形態におけるメモリセル100のレイアウトと同じである。
【0039】
上記代替実施形態は、連続するソース線40aが、隣接するセル間の分離領域にわたって(行方向に)延在し、この構成が、メモリセルの各対のソース線接点を形成する必要性を回避するため、セルをより小さいサイズに縮小することを可能にするため、有利である。代わりに、ソースフィン10fに沿って延在する連続するソース線40aは、周期的なストラップ接点(例えば、32列ごと又は64列ごとに)を通して、ストラップに電気的に接続することができる。列ごとに1つではなく、32列ごと又は64列ごとにコンタクトを有することによって、メモリセルのサイズ、したがって、メモリセルのメモリアレイのサイズを大幅に低減することができる。
【0040】
本発明は、上で説明され、かつ本明細書に例証される実施形態に限定されないことが理解されるべきである。例えば、本明細書で本発明に言及することは、いかなる特許請求項又は特許請求項の用語の範囲を限定することも意図しておらず、代わりに、単に、1つ以上の特許請求項によって網羅され得る1つ以上の特徴に言及するものである。上で説明した材料、プロセス、及び数値の実施例は、単に例示的なものであり、特許請求の範囲を限定するものとみなされるべきではない。更に、特許請求の範囲及び明細書から明らかであるように、全ての方法ステップが例証又は特許請求される正確な順序で行われる必要はないが、むしろ本発明のメモリセル及び論理デバイスの適切な形成を可能にする任意の順序で(任意の順序における明示的に列挙された制限がない限り)行われる。最後に、単一層の材料をそのような又は同様の材料の複数層として形成することができ、逆もまた同様である。
【0041】
本明細書で使用される、「の上方に(over)」及び「に(on)」という用語は共に、「上に直接」(中間材料、要素、又は間隙がそれらの間に配設されていない)及び「上に間接的に」(中間材料、要素、又は間隙がそれらの間に配設されている)を包括的に含むことに留意されるべきである。同様に、「隣接した」という用語は、「直接隣接した」(中間材料、要素、又は間隙がそれらの間に配設されていない)、及び「間接的に隣接した」(中間材料、要素、又は間隙がそれらの間に配設されている)を含み、「に取り付けられた」は、「に直接取り付けられた」(中間材料、要素、又は間隙がそれらの間に配設されていない)、及び「に間接的に取り付けられた」(中間材料、要素、又は間隙がそれらの間に配設されている)を含み、「電気的に結合された」は、「直接電気的に結合された」(中間材料又は要素がそれらの間で要素を電気的に連結していない)、及び「間接的に電気的に結合された」(中間材料又は要素がそれらの間で要素を電気的に連結している)を含む。例えば、「基板の上方に」要素を形成することは、中間材料/要素が介在せずに直接基板にその要素を形成することも、1つ以上の中間材料/要素が介在して間接的に基板にその要素を形成することも含み得る。
図1A
図1B
図2A
図2B
図2C
図2D
図2E
図2F
図2G
図2H
図2I
図2J
図2K
図2L
図2M
図2N
図2O
図3
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図7
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図10A
図10B
図10C
図11