(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-04-05
(45)【発行日】2023-04-13
(54)【発明の名称】3次元映像および前庭電気刺激を統合するためのシステム
(51)【国際特許分類】
G06F 3/01 20060101AFI20230406BHJP
H04N 13/261 20180101ALI20230406BHJP
H04N 13/344 20180101ALI20230406BHJP
H04N 13/366 20180101ALI20230406BHJP
【FI】
G06F3/01 510
H04N13/261
H04N13/344
H04N13/366
(21)【出願番号】P 2021112846
(22)【出願日】2021-07-07
(62)【分割の表示】P 2018528332の分割
【原出願日】2016-12-19
【審査請求日】2021-07-07
(32)【優先日】2015-12-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】501083115
【氏名又は名称】メイヨ・ファウンデーション・フォー・メディカル・エデュケーション・アンド・リサーチ
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【氏名又は名称】恩田 博宣
(74)【代理人】
【識別番号】100142907
【氏名又は名称】本田 淳
(72)【発明者】
【氏名】プラダン、ガウラフ エヌ.
(72)【発明者】
【氏名】セベット、マイケル ジェイ.
(72)【発明者】
【氏名】ステパネク、ヤン
【審査官】酒井 優一
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2010/0113150(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2012/0105602(US,A1)
【文献】特表2012-519538(JP,A)
【文献】特表2013-537728(JP,A)
【文献】特表2011-523515(JP,A)
【文献】国際公開第2014/194135(WO,A1)
【文献】特開2006-288621(JP,A)
【文献】特開2006-288622(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/01
H04N 13/261
H04N 13/344
H04N 13/366
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
統合された3次元(3D)映像および対応する3D前庭電気刺激を
ユーザに提供するためのシステム
であって、前記3D前庭電気刺激は前記ユーザによって視聴される映像のシーンに対応するものである、システムにおいて、前記システムは、
3D視覚刺激システムであって、
映像のシーンを表し、かつ前記映像の前記対応するシーンにおける運動の3次元映像角速度情報を表すデータを含む3次元映像信号を受信するように構成され、
仮想環境ユーザシステムと、
前記仮想環境ユーザシステムに連結される
とともに前記ユーザに前記映像を表示するように構成された視覚ディスプレイと、
前記仮想環境ユーザシステムに連結される
とともに前記シーンを視聴する前記ユーザの頭部または眼の運動を表す、3次元頭部角速度情報を提供するように構成されたヘッドトラッカーと、
を含む3D視覚刺激システムと、
前記3D視覚刺激システムに結合される
とともに前記3次元映像角速度情報および前記3次元頭部角速度情報に基づいて合成3次元角速度情報を計算するように構成された合成3D角速度計算器であって、前記合成3次元角速度情報は、前記視聴されるシーンにおける前記運動に対する前記ユーザの頭部または眼の3次元角速度を表す、合成3D角速度計算器と、
前記
合成3D角速度計算器に結合される
とともに、前記合成3次元角速度情報に基づいて3次元加速度情報を計算するように構成された3D加速度計算器
であって、前記3次元加速度情報は、前記合成3次元角速度情報に関連している3D加速度計算器と、
前記3D加速度計算器に結合される
とともに前記3次元加速度情報に対応する3次元前庭電気刺激信号を生成するように構成された3DGVSコマンド発生器
であって、前記3次元前庭電気刺激信号は、前記シーンを視聴する前記ユーザの加速度に対応する3次元加速度感覚を刺激するように構成されている、3DGVSコマンド発生器と、
を含むシステム。
【請求項2】
前記3D視覚刺激システムに結合される3D映像変換器をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記3D映像変換器に結合される2次元映像ソースをさらに含む、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記3次元
映像角速度情報、前記3次元頭部角速度情報および前記合成3次元角速度情報は少なくとも3つの方向のそれぞれにおける角速度として表され、
前記3次元加速度情報は少なくとも3つの
方向のそれぞれにおける加速度
として表
される、請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
前記少なくとも3つの
方向は、ピッチ
方向、ヨー
方向およびロール
方向を含む、請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
前記3次元
映像角速度情報、前記3次元頭部角速度情報および前記合成3次元角速度情報は
少なくとも3つの方向のそれぞれにおける角速度として表され、
前記3次元加速度情報は少なくとも3つの
方向のそれぞれにおける加速度
として表
される、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記少なくとも3つの
方向は、ピッチ
方向、ヨー
方向およびロール
方向を含む、請求項6に記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、概して、バーチャルリアリティ刺激システムに関する。特に、本発明は、前庭電気刺激の3次元映像との統合に関する。
【背景技術】
【0002】
Oculus VR社によって開発されたRiftデバイスのような、いわゆるバーチャルリアリティシステムまたはエンハンスドリアリティシステムは、3次元映像をヘッドセット上に表示することによって、ユーザに3次元視覚刺激を提示する。ユーザの頭部の向きおよび/または動きを表す情報は、追跡装置によって追跡され、その情報は、映像の表示を制御するためにシステムによって使用される(例えば、表示された映像のシーンは、ユーザが頭を回す方向のシーンに適切に対応する)。また、仮想経験を強化するべく、運動または加速の感覚をユーザに提供するために、視覚刺激と併せて前庭電気刺激(GVS)を提供することも知られている。これらのタイプのシステムは、例えば、Campbellの特許文献1、LaValle他の特許文献2およびBrokken他の特許文献3に記載されており、これらの全ては、参照によりその全体が、そしてすべての目的のための本明細書に組み込まれる。GVSシステムは、例えば、Cevette他の特許文献4に記載されており、参照によりその全体が、そしてすべての目的のための本明細書に組み込まれる。しかしながら、エンハンスドバーチャルリアリティシステムに対する継続的な必要性が存在している。特に、視覚刺激に対応して増強された統合前庭刺激を提供するようなシステムが必要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】米国特許第5,762,612号明細書
【文献】米国特許第9,063,300号明細書
【文献】米国特許出願公開第2011/0044604号明細書
【文献】米国特許第8,718,796号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、3次元映像および前庭電気刺激を統合するためのシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態は、映像(video)のシーンにおける加速に対応する前庭電気刺激(galvanic vestibular stimulation)を提供する方法を含む。実施形態において、同方法は、(1)3次元映像角速度情報を含む3次元映像信号を受信するステップであって、前記映像信号は、ユーザに表示することができるシーンを表すステップと、(2)3次元頭部角速度情報を含む3次元頭部方位信号を受信するステップであって、頭部方位信号は、表示されたシーンを視聴するユーザの頭部の方位を表すステップと、(3)映像角速度情報および頭部角速度情報に基づいて合成(resultant)3次元角速度情報を計算するステップであって、合成3次元角速度情報は、視聴シーンに対するユーザの3次元角速度を表すステップと、(4)合成3次元角速度情報に基づいて3次元の加速度情報を計算するステップであって、3次元の加速度情報は、シーンを視聴するユーザの3次元加速度を表すステップと、(5)合成3次元角加速度情報に対応する3次元前庭電気刺激信号を生成するステップであって、3次元刺激信号は、表示されたシーンを視聴するユーザの加速度に対応する3次元加速度感覚を刺激することになるステップと、を含む。3次元は、実施形態において、ピッチ、ヨーおよびロールのような少なくとも3つの軸の周りの(about)速度または加速度を表す。実施形態は、(1)2次元映像信号を受信すること、および(2)2次元映像信号に基づいて3次元映像信号を生成すること、も含む。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、3次元映像および前庭電気刺激を統合するためのシステムが提供された。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】本発明の実施形態に従う3次元映像および前庭電気刺激システムのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の実施形態に従って、統合された3次元(3D)映像および対応する3D前庭電気刺激(GVS)を提供するためのシステム10および方法は、
図1を参照して説明することができる。図示されるように、システム10は、2次元(2D)映像ソース12、3D映像変換器14、3D視覚刺激システム16、合成3D角速度計算器18およびGVS刺激システム20を含む。2D映像ソース12は、2D映像データまたは信号の任意の所望のソースであり得る。映像ソース12の例には、テレビ番組、映画、ビデオゲームフィールドおよびカメラによって捕捉されたシーンのような映像視覚シーンを表す2D映像信号を提供するテレビ受信機、DVDまたは他の再生デバイス、ビデオゲームコンソール、ドローンカメラまたは他のカメラが含まれる。実施形態において、2D映像ソース12の出力は複合映像信号である。映像ソース12によって提供される2D映像信号は、3D映像変換器14に結合される。3D映像変換器14は、本発明の実施形態においてユニバーサルシリアルバス(USB)を介して映像信号を受信するように構成される。複合映像信号を出力する2D映像ソース12と共に使用するように構成されたそのような実施形態において、2D映像ソースと3D映像変換器14との間にコンポジット-USB変換器(図示せず)を結合することができる。本発明の他の実施形態において、2D映像ソース12は他のフォーマットの映像を提供し、3D映像変換器14は他のフォーマットの映像を受信することができる。
【0009】
3D映像変換器14は、受信した2D映像信号を対応する3D映像データまたは信号に変換する。実施形態において、3D映像変換器14は、Open GL(登録商標)(Open Graphics Library)を実行するコンピュータを含む。他の実施形態は、他の3D映像フォーマットに基づいている。映像変換器14によって生成された3D映像信号は、3D映像の対応するシーンにおける運動の特徴である3D映像角速度情報を表すデータを含む。例えば、3D映像角速度情報は、ピッチ方向、ヨー方向及びロール方向のそれぞれの角速度として数値的に表現することができ、行列形式で表すことができる。実施形態において、映像変換器14によって生成された3D映像信号は、3D視覚刺激システム16と互換性のあるフォーマットを有する。他の実施形態(図示せず)は、映像変換器14によって生成された3D映像信号を、刺激システム16と互換性があるフォーマットに変換するための変換器を含む。
【0010】
3D視覚刺激システム16は、図示の実施形態において、仮想環境ユーザシステム30、視覚ディスプレイ32およびヘッドトラッカー34を含む。視覚ディスプレイ32は、仮想環境ユーザシステム30によって駆動され、3D映像変換器14から受信した3D映像の3D視覚ディスプレイを提供する。実施形態において、視覚ディスプレイ32は、Oculus VR社によって開発されたタイプのOculus Riftヘッドマウントディスプレイである。他の実施形態において、他のバーチャルリアリティディスプレイシステムが使用される。ヘッドトラッカー34は、ユーザが視覚ディスプレイ32上の映像を視聴している間に、ユーザの頭または眼の方位を表す情報または信号を生成し、仮想環境ユーザシステム30に供給する。ヘッドトラッカー34は、例えば、(例えば、運動を検出する加速度計を含む)視覚ディスプレイ32に内蔵されている、および/またはセンサなどの外部デバイスとすることができる。ヘッドトラッカー34によって提供される頭部方位情報は、ユーザの頭部の運動を表す3D頭部角速度の形態であり得る。実施形態において、ヘッドトラッカー34によって提供される頭部角速度情報は、頭部のピッチ方向、ヨー方向およびロール方向のそれぞれにおける角速度として数値的に表現され、行列形式で表される。例えばビデオゲームコンソールまたはビデオドライバハードウェアおよびソフトウェアを有する汎用コンピュータであり得る仮想環境ユーザシステム30は、3D映像変換器14から受信した映像信号およびヘッドトラッカー34によって提供された頭部方位情報に応じて視覚ディスプレイ32を駆動して、映像およびユーザの頭部の動きに対応する視覚的なバーチャルリアリティ環境をユーザに提供する。
【0011】
合成角速度計算器18は、3D映像角速度情報と3D頭部角速度情報とを受信する。図示された実施形態において、この映像角速度情報および頭部角速度情報は仮想環境ユーザシステム30を介して受信される。他の実施形態(図示しない)において、3D映像角速度情報および頭部角速度情報のいずれかまたは両方が3D映像変換器14またはヘッドトラッカー34からそれぞれ直接受信されてもよい。角速度計算器18は、映像および頭部の運動の角速度(すなわち、映像の視聴シーンに対するユーザの対応する角速度)の両方に基づいて合成3D角速度を計算し、その情報を表す信号を提供する。実施形態において、合成3D角速度は、ピッチ方向、ヨー方向およびロール方向のそれぞれにおける角速度として表現され、行列形式で表される。角速度計算器18は、実施形態においてプログラムされたコンピュータである。
【0012】
GVS刺激システム20は、合成3D角速度情報を角速度計算器18から受信するように結合され、電極(図示せず)を介してユーザに印加され得る3D GVSコマンドまたは信号を生成する。3D GVS信号は、映像シーンを視聴しているユーザの加速度に対応する3D加速度感覚を刺激する。GVS刺激システム20の図示された実施形態は、3D加速度計算器40およびGVSコマンド発生器42を含む。3D加速度計算器40は、合成3D角速度情報を処理し、角速度情報に関連する3D加速度情報を計算する(例えば、3D角速度における変化を決定する)。実施形態において、3D加速度情報は、ピッチ方向、ヨー方向およびロール方向のそれぞれにおける加速度を表す。3D加速度計算器40は、実施形態においてプログラムされたコンピュータである。
【0013】
GVSコマンド発生器42は、3D加速度情報を、ユーザの対応する3D加速度感覚を刺激することになる同ユーザの身体に(例えば、電極を介して)印加するのに適した適切な電気信号に変換する。実施形態において、コマンド発生器42は、ピッチ、ヨーおよびロールの各次元における加速度を表す刺激を提供するGVS信号を生成する。実施形態において、GVS刺激システム20は、左乳様突起、額、右乳様突起、および首の首筋に配置された4つの電極を介して運動知覚を提供する4チャネルシステムであってもよい。様々な電極に印加されるコマンドの振幅、位置および/またはタイミングは、角速度計算器18によって提供される3D角速度情報に応答してリアルタイムでGVSコマンドを提供するように制御され、それによってユーザによって提示される視覚刺激に対応する運動知覚を刺激する。一例として、上記に特定されたCevette他の特許文献4に開示されているようなアプローチをこの目的のために使用することができる。他の実施形態は、他の電極番号および配置構成、ならびに他の刺激アプローチを含む。
【0014】
実施形態において、3D映像変換器14、仮想環境ユーザシステム30、合成3D角速度計算器18および3D加速度計算器40は、別々のコンピュータシステムまたはプロセッサによって実装されてもよい。他の実施形態において、3D映像変換器14、仮想環境ユーザシステム30、合成3D角速度計算器18および3D加速度計算器40は論理機能(logical functions)を表し、これらの機能のすべてまたは一部またはすべてを他のコンピュータシステムアーキテクチャによって実行されてもよい。例えば、3D映像変換器14、仮想環境ユーザシステム30および合成角速度計算器18によって実行される機能は、1つのコンピュータシステム上のGVS運動アプリケーションによって提供されてもよい。
【0015】
本発明の実施形態は重要な利点を提供する。例えば、それらは、映像シーンに対応する運動を密接に表す運動刺激を提供することによって、ユーザのバーチャルリアリティ体験を向上させることができる。このシステムおよび方法は、任意の所望の2D映像ソースに関連して使用できる点で柔軟である。このシステムおよび方法はまた、効率的に実装することができる。
【0016】
本発明を好ましい実施形態を参照して説明したが、当業者は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、形態および詳細に変更を加えることができることを認識するであろう。例えば、本明細書で使用する「バーチャルリアリティ」という用語は、例えば、いわゆる「拡張現実」環境を含む、ユーザに少なくとも部分的に電子的に生成された刺激を提供する任意のシステムおよび方法を広く包含することを意図している。
【0017】
以下に、上記実施形態から把握できる技術思想を付記として記載する。
[付記1]
ユーザによって視聴される映像のシーンに対応する前庭電気刺激を前記ユーザに提供するための方法において、前記方法は、
3次元映像信号を受信するステップであって、前記3次元映像信号は、前記ユーザによって視聴される映像のシーンを表し、かつ前記映像の前記対応するシーンにおける運動の3次元映像角速度情報を表すデータを含む、3次元映像信号を受信するステップと、
3次元頭部角速度情報を含む3次元頭部方位信号を受信するステップであって、前記3次元頭部方位信号は、前記シーンを視聴する前記ユーザの頭部または眼の運動を表す、3次元頭部方位信号を受信するステップと、
前記3次元映像角速度情報および前記3次元頭部角速度情報に基づいて合成3次元角速度情報を計算するステップであって、前記合成3次元角速度情報は、前記視聴されるシーンにおける前記運動に対する前記ユーザの頭部または眼の3次元角速度を表す、合成3次元角速度情報を計算するステップと、
前記合成3次元角速度情報に基づいて3次元加速度情報を計算するステップであって、前記3次元加速度情報は、前記合成3次元角速度情報に関連している、3次元加速度情報を計算するステップと、
前記3次元加速度情報に対応する3次元前庭電気刺激信号を生成するステップであって、前記3次元前庭電気刺激信号は、前記シーンを視聴する前記ユーザの加速度に対応する3次元加速度感覚を刺激するように構成されている、3次元前庭電気刺激信号を生成するステップと、
を含む方法。
【0018】
[付記2]
前記3次元映像信号および前記3次元頭部方位信号は、少なくとも3つの方向における運動の特徴である、付記1に記載の方法。
【0019】
[付記3]
前記少なくとも3つの方向は、ピッチ方向、ヨー方向およびロール方向を含む、付記2に記載の方法。
【0020】
[付記4]
2次元映像信号を受信することと、
前記2次元映像信号に基づいて前記3次元映像信号を生成することと、
をさらに含む、付記3に記載の方法。
【0021】
[付記5]
2次元映像信号を受信することと、
前記2次元映像信号に基づいて前記3次元映像信号を生成することと、
をさらに含む、付記2に記載の方法。
【0022】
[付記6]
2次元映像信号を受信することと、
前記2次元映像信号に基づいて前記3次元映像信号を生成することと、
をさらに含む、付記1に記載の方法。
【0023】
[付記7]
前記映像によって表されるシーンを前記ユーザに表示することと、
前記シーンを表示している間に前記ユーザに前記3次元前庭電気刺激信号を印加することと、
をさらに含む、付記6に記載の方法。
【0024】
[付記8]
前記映像によって表されるシーンを前記ユーザに表示することと、
前記シーンを表示している間に前記ユーザに前記3次元前庭電気刺激信号を印加することと、
をさらに含む、付記1に記載の方法。