(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-04-07
(45)【発行日】2023-04-17
(54)【発明の名称】正圧力重荷重ローラーローリングガイドレールペア
(51)【国際特許分類】
F16C 29/06 20060101AFI20230410BHJP
【FI】
F16C29/06
(21)【出願番号】P 2021540528
(86)(22)【出願日】2019-07-18
(86)【国際出願番号】 CN2019096521
(87)【国際公開番号】W WO2020206866
(87)【国際公開日】2020-10-15
【審査請求日】2021-07-12
(31)【優先権主張番号】201910255060.0
(32)【優先日】2019-04-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】521307484
【氏名又は名称】蘇州華正工業科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110002468
【氏名又は名称】弁理士法人後藤特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】単 憲民
(72)【発明者】
【氏名】王 善良
【審査官】藤村 聖子
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第103433754(CN,A)
【文献】実開昭61-168324(JP,U)
【文献】特開2012-117625(JP,A)
【文献】特開2005-256962(JP,A)
【文献】実開平03-007525(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16C 29/00-31/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガイドレール(1)と
係合するスライダー(2)であって、前記ガイドレール(1)の上方に位置する本体と、前記ガイドレール(1)の両側と対向するように前記本体の両側に設けられた一対の翼とを有するスライダー(2)を含み、
前記ガイドレール(1)の上面は、運動する重荷重物体の正圧力を受ける主な運動面であり、前記ガイドレール(1)の上面には1列のビックローラー(3)が配置されており、ガイドレール(1)の両側
には、
傾斜するガイド面
が形成され、
前記翼は、前記ガイド面と平行しかつ対向する対向面と、前記対向面の下端に形成された脱落規制面と、を有し、
2列のスモールローラー(4)
は、それぞれ
、一端面の全体が開放されるとともに前記一端面により下方に位置する他端面が前記脱落規制面と当接しないように、前記ガイド面と前記対向面との間に挟持され
、
前記スライダー(2)の2つの
前記翼にはフランジ(5)が設けられ、3列のローラーがスライダー(2)の3つの研磨された平面に配置され、リターナー(6)を介して無限ループを実行することを特徴とする正圧力重荷重ローラーローリングガイドレールペア。
【請求項2】
前記ビックローラー(3)の直径が6mm、長さが30mmであることを特徴とする請求項1に記載の正圧力重荷重ローラーローリングガイドレールペア。
【請求項3】
前記ビックローラー(3)の両端には
円柱形の突起が設けられ、前記突起は、直径が2mm、長さが2mmであることを特徴とする請求項1に記載の正圧力重荷重ローラーローリングガイドレールペア。
【請求項4】
前記スモールローラー(4)の中心は垂直支持力の方向との間の角度が45度であることを特徴とする請求項1に記載の正圧力重荷重ローラーローリングガイドレールペア。
【請求項5】
前記スモールローラー(4)の直径が4.5mm、長さが6mmであることを特徴とする請求項1に記載の正圧力重荷重ローラーローリングガイドレールペア。
【請求項6】
前記ガイドレール(1)の主運動面溝の幅と長さが30mmであるビックローラー(3)の間に、0.1mmの隙間があることを特徴とする請求項1に記載の正圧力重荷重ローラーローリングガイドレールペア。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リニアガイドレール装置の技術分野、特に正圧力重荷重ローラーローリングガイドレールペアに関し、機械部品の組み合わせの新しい概念であり、用途が非常に幅広く、具体的には、新しいタイプのリニアローリング機能コンポーネントである。
【背景技術】
【0002】
人類の機械工学の発展歴史は、技術進歩の歴史でもある。従来では、2つの機械部品の平面における相互運動を、ローペアガイドレールと呼ぶ(
図1参照)。ローペアガイドレール運動は、静止摩擦係数が比較的に大きく、動力源の駆動出力が大きいため、運動中部品の表面が熱くなったり、摩耗したりしやすく、生産ニーズを満たすことができない。その後、絶えずに生産、実践、模索することで、二つの部品の間に転がりが現れ、即ち二つ部品の運動平面にボールやローラーを加えて転動体とするのをハイペアガイドレールと呼ぶ(
図2を参照)。ハイペアガイドレール運動の動摩擦係数と静摩擦係数が小さいため、駆動出力が小さく、且つ部品の発熱や摩耗が起こりにくい。典型的なケースは、以前に使用されていたリニア運動のローペアガイドレールが普遍的にリニアローリングのハイペアガイドレールに変更されることであり、また、多くのハイペアガイドレールのメーカーが出現したことである。これにより、機械工学におけるリニア運動技術は大きな一歩を踏み出し、優れた応用効果を達成した。
【0003】
更に詳しく説明すると、リニアローリングガイドレールには、ボールとローラーの2種類がある。1つは、転動体として、鋼球を使用したリニアローリングガイドレールである(
図3を参照)。支えるレースウェイが点接触であるため、支える能力が低くなっている。作業の動作中に振動が発生しやすく、高い切削抵抗加工に耐えられず、これも、同様に日々高まる機械製品の使用要件に対応できない。その後、ガイドレールの形式は、転動体としてローラーを使用したリニアローラーガイドレールに進化した(
図4を参照)。即ち、ガイドレールの両側に45度に配置された4本の平面レースウェイが加工され、4列のローラーがそれらに接触している。ボールローリングガイドレールと比較して、確かにガイドレールペアの支える能力が向上した。ただし、パフォーマンスの問題が続いて発生した。スライダーの受力により、レースウェイの表面がスライダーの開口部にあり、荷重が一定値に達すると、45度方向に水平方向の分力があり、スライダーの開口部を強制的に拡張及び変形させる。その結果、ガイドレールペアのローリング性能と耐荷重能力が大幅に低下する。特定の条件下では、転動体が運動中に滑ることさえある。スライドすると、必然的にガイドレール表面に深い抜け跡ができて廃棄される。
【0004】
上記の問題を解決するために、本出願の発明者は、新しいタイプのリニアローラーローリング重荷重ガイドレールを設計した(
図5を参照)。スライダーの重荷重を受けるローラーをガイドレールの上部の平面に配置し、ガイドレールの両側に2本のローラーレースウェイ平面を保ち、「正圧重荷重ローラーローリングガイドレールペア」と呼ばれる本当の意味での「重荷重」を実現する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、現在市場におけるリニアローリングガイドレールペアの性能における不十分問題に対し、新しいタイプの重荷重、超重荷重リニアローリングガイドレールを発明及び設計し、さまざまなユーザーのより良い、より高い使用ニーズを満たすことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の技術的解決策は、ガイドレール(1)とそれに合わせたスライダー(2)を含み、前記ガイドレール(1)の上面は、運動する重荷重物体の正圧力を受ける主な運動面であり、前記ガイドレール(1)の上面には1列のビックローラー(3)が配置されており、ガイドレール(1)の両側は、支持力のガイド面であり、2列のスモールローラー(4)がそれぞれ両側に配置されて、運動する物体の左右への偏位傾向と半径方向の回転の偏位傾向を制限し、前記スライダー(2)の2つの翼にはフランジ(5)が設けられ、3列のローラーがスライダー(2)の3つの研磨された平面に配置され、リターナー(6)を介して無限ループを実行することを含む正圧力重荷重ローラーローリングガイドレールペアを提供することである。
【0007】
更に、仕様が45型であるガイドレールを例にとると、前記ビックローラー(3)の直径が6mm、長さが30mmである。
【0008】
更に、前記ビックローラー(3)の両端には小さな階段が設計されており、小さな階段の直径が2mm、長さが2mmである。
【0009】
更に、前記スモールローラー(4)の中心は垂直支持力の方向との間の角度が45度である。
【0010】
更に、前記スモールローラー(4)の直径が4.5mm、長さが6mmである。
【0011】
更に、前記ガイドレール(1)の主運動面溝の幅と長さが30mmであるビックローラー(3)の間に、0.1mmの隙間がある。
【0012】
更に、前記ガイドレール(1)の両側にある45度夾角を持つガイド面及び上面がガイドレール削正車で1回のクランプで研削され、3本のガイドレールのレースウェイ面の真直度が一致する。
【発明の効果】
【0013】
従来技術と比較して、本発明の有益な効果は、従来のローラーガイドレールスライダーの開口端にある2列のローラーを、一列の大きなローラーに併合して、ガイドレールの上部のスライダー溝内に配置して(
図5を参照)、どんな状況でも大きなローラーがスライダーから外れないようにする。荷重はローラーを介して重力Pをガイドレールの上面に垂直に伝え、その受力がPであり、分力が0である。
図4では、ローラーローリングガイドレールの荷重は、重力Pをスライダーの開口部にある2列のローラーを介してガイドレール45度方向に配置された両側のガイドレールに作用し、受力がP×sin45°であり、スライダーには横方向の分力が存在する。ローラーローリングガイドレールの支持力が大きいほど、スライダーの開口部の横方向の分力が大きくなって、開口部が拡張及び変形し、スライダーの通常の動作に深刻な影響を及ぼし、更にはローラーが滑る現象が現れる。
【0014】
本発明の現在の市場にあるガイドレールの様々な性能欠如問題に対して、設計された正圧力重荷重ローラーローリングガイドレールペアは、主な支持力はガイドレールの上部平面にあるビックローラーに作用し、接触幅が
図4のローラーローリングガイドレールの45度方向ローラーの接触幅より大きい。正圧力重荷重ローラーローリングガイドレールペアの静的定格荷重は、
図4のローラーローリングガイドレールの静的定格荷重よりもはるかに大きくなっている。仕様が直径4.5mmであるローラーガイドレールペアを例にとると、
図4の直径4.5mmローラーは、2列のローラーであり、ガイドレール面と接触する長さの合計が12mmである。
図5のローラーローリングガイドレールの主支えローラーとガイドレール平面と接触する長さは30mmで、
図4のローラーローリングガイドレールの2.5倍であり、且つ横方向の分力がない。それが受ける重荷重は正圧力であり、その効果は
図4のローラーローリングガイドの効果よりもはるかに大きい。
【0015】
以上の利点により、本発明の定格動荷重及び作業時の有効荷重(加工部品における切削抵抗荷重)の剛性も大幅に向上する。したがって、
図5の正圧力及び重荷重ローラーローリングガイドレールペアの作業性能は、工作機械のハードレールに近い。スライドレールの軽快な動作とハードレールの硬い切削効果を達成する。
【0016】
本発明のガイドレールの高さは、従来のガイドレールの高さよりも低く、動作はより安定している。
【0017】
本発明の主受力面は、ガイドレールの平面で動作し、45度の傾斜面方向を動作する従来のガイドレールと比較して、スライダーのローリング性能がより優れている。本発明は、従来のローラーガイドレールと比較して、リターナーの設計がよりシンプルである。従来のスライダーは45度方向に4列のローラーがあるが、リターナーの構造上の制限により、リターナーのレースウェイが重なって構造が複雑で、仕上がりが良くない。本発明のスライダーは、45度方向に2列のレースウェイのみを有し、ローラー循環がよりスムーズになる。
【0018】
本発明に必要な装置のガイドレールは、設置適合性が良好である。特に、
図4のローラーローリングガイドの装置を共有することができ、交換と改善のプロセスはより迅速かつ簡単であり、適用性はより優れている。
【0019】
本発明は、構造がシンプルであり、使いやすく、良好な適用の見通しを有する。
【図面の簡単な説明】
【0020】
本発明の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、以下は、実施形態の説明において使用される必要がある図面を簡単に紹介する。以下の図面は、本発明の特定の実施形態を示すだけであり、したがって、範囲を限定するものと見なされるべきではなく、当業者にとって、創造的な作業なしに、これらの図面に基づいて他の関連する図面を入手することもまた、本発明の保護範囲内であることを理解されたい。
【0021】
【
図1】リニア運動ローペアガイドレールの概略図であり、
【
図2】リニアローリングハイガイドレールの概略図であり、
【
図3】ボールローリングガイドレールの概略図であり、
【
図4】ローラーローリングガイドレールの概略図であり、
【
図5】正圧力重荷重ローラーローリングガイドレールペア断面図であり、
【
図6】正圧力重荷重ローラーローリングガイドレールペア構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
従来技術の欠点を考慮して、長期の研究と多くの実践を経て、本発明の技術的解決策を提案することができた。以下は、本発明の実施形態における図面と組み合わせて、本発明の実施形態における技術的解決策を、明確且つ完全に説明する。
【0023】
本発明の実施例で提供される正圧力重荷重ローラーローリングガイドレールペアには、ガイドレール(1)とそれに合わせたスライダー(2)を含み、前記ガイドレール(1)の上面は、運動する重荷重物体の正圧力を受ける主な運動面であり、ガイドレール(1)の上面には1列のビックローラー(3)が配置されており、ガイドレール(1)の両側は、支持力のガイド面であり、2列のスモールローラー(4)がそれぞれ両側に配置されて、運動物体の左右への偏位傾向と半径方向の回転の偏位傾向を制限し、前記スライダー(2)の2つの翼にはフランジ(5)が設けられ、3列のローラーがスライダー(2)の3つの研磨された平面に配置され、リターナー(6)を介して無限ループを実行する。
【0024】
本発明の実施例によって提供される正圧力重荷重ローラーローリングガイドレールペアは、仕様が45型であるガイドレールを例にとると、前記ビックローラー(3)の直径が6mm、長さが30mmである。
【0025】
本発明の実施例によって提供される正圧力重荷重ローラーローリングガイドレールペアでは、前記ビックローラー(3)の両端には小さな階段が設計されており、小さな階段の直径が2mm、長さが2mmである。
【0026】
本発明の実施例によって提供される正圧力重荷重ローラーローリングガイドレールペアは、前記スモールローラー(4)の中心は垂直支持力の方向との間の角度が45度である。
【0027】
本発明の実施例によって提供される正圧力重荷重ローラーローリングガイドレールペアは、前記スモールローラー(4)の直径が4.5mm、長さが6mmである。
【0028】
本発明の実施例によって提供される正圧力重荷重ローラーローリングガイドレールペアでは、前記ガイドレール(1)の主運動面溝の幅と長さが30mmであるビックローラー(3)の間に、0.1mmの隙間がある。
【0029】
本発明の実施例によって提供される正圧力重荷重ローラーローリングガイドレールペアは、前記ガイドレール(1)の両側にある45度夾角を持つガイド面及び上面がガイドレール削正車で1回のクランプで研削され、3本のガイドレールのレースウェイ面の真直度が一致する。
【0030】
従来技術と比較して、本発明の有益な効果には、従来のローラーガイドレールスライダーの開口端にある2列のローラーを、一列の大きなローラーに併合して、ガイドレールの上部のスライダー溝内に配置し(
図5を参照)、どんな状況でも大きなローラーがスライダーから外れないようにする。荷重はローラーを介して重力Pをガイドレールの上面に垂直に伝え、その受力がPであり、分力が0である。
図4では、ローラーローリングガイドレールの荷重は、重力Pをスライダーの開口部にある2列のローラーを介してガイドレール45度方向に配置された両側のガイドレールに作用し、受力がP×sin45°であり、スライダーには横方向の分力が存在する。ローラーローリングガイドレールの支持力が大きいほど、スライダーの開口部の横方向の分力が大きくなって、開口部が拡張及び変形し、スライダーの通常の運動に深刻な影響を及ぼし、更にはローラーが滑る現象が現れる。
【0031】
本発明の現在の市場にあるガイドレールの様々な性能欠如問題に対して、設計された正圧力重荷重ローラーローリングガイドレールペアは、主な支持力はガイドレールの上部平面にあるビックローラーに作用し、接触幅が
図4のローラーローリングガイドレールの45度方向ローラーの接触幅より大きい。正圧力重荷重ローラーローリングガイドレールペアの静的定格荷重は、
図4のローラーローリングガイドレールの静的定格荷重よりもはるかに大きくなっている。仕様が直径4.5mmであるローラーガイドレールペアを例にとると、
図4の直径4.5mmローラーは、2列のローラーであり、ガイドレール面と接触する長さの合計が12mmである。
図5のローラーローリングガイドレールの主支えローラーとガイドレール平面と接触する長さは30mmで、
図4のローラーローリングガイドレールの2.5倍であり、且つ横方向の分力がない。それが受ける重荷重は正圧力であり、その効果は
図4のローラーローリングガイドの効果よりもはるかに大きい。
【0032】
以上の利点により、本発明の定格動荷重及び作業時の有効荷重(加工部品における切削抵抗荷重)の剛性も大幅に向上する。したがって、
図5の正圧力及び重荷重ローラーローリングガイドレールペアの作業性能は、工作機械のハードレールに近い。スライドレールの軽快な運動とハードレールの硬い切削効果を達成する。
【0033】
本発明のガイドレールの高さは、従来のガイドレールの高さよりも低く、運動はより安定している。
【0034】
本発明の主受力面は、ガイドレールの平面で運動し、45度の傾斜面方向を運動する従来のガイドレールと比較して、スライダーのローリング性能がより優れている。本発明は、従来のローラーガイドレールと比較して、リターナーの設計がよりシンプルである。従来のスライダーは45度方向に4列のローラーがあるが、リターナーの構造上の制限により、リターナーのレースウェイが重なって構造が複雑で、仕上がりが良くない。本発明のスライダーは、45度方向に2列のレースウェイのみを有し、ローラー循環がよりスムーズになる。
【0035】
本発明に必要な装置のガイドレールは、設置適合性が良好である。特に、
図4のローラーローリングガイドの装置を共有することができ、交換と改善のプロセスはより迅速かつ簡単であり、適用性はより優れている。
【0036】
本発明は、構造がシンプルであり、使いやすく、良好な適用の見通しを有する。
【0037】
本発明によって提供される正圧力重荷重ローラーローリングガイドレールペアは、上記の実施形態は、本発明の技術的概念及び特徴を例示するだけであり、当技術分野に精通している人々が本発明の内容を理解し、それに応じてそれらを実施できるようにすることであり、本発明の保護範囲を制限するものではないことを理解されたい。本発明の精神に従って行われたすべての同等の変更または修正は、本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【符号の説明】
【0038】
1 ガイドレール
2 スライダー
3 ビックローラー
4 スモールローラー
5 フランジ
6 リターナー