(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-04-10
(45)【発行日】2023-04-18
(54)【発明の名称】ソーシャルネットワーキングを介してメディアアセット消費活動を共有するための方法および/またはシステム
(51)【国際特許分類】
H04N 21/472 20110101AFI20230411BHJP
【FI】
H04N21/472
(21)【出願番号】P 2020074027
(22)【出願日】2020-04-17
(62)【分割の表示】P 2019087054の分割
【原出願日】2008-10-10
【審査請求日】2020-04-17
(32)【優先日】2007-11-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2007-11-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】514320050
【氏名又は名称】ロヴィ ガイズ, インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】ジェイソン ダブリュー. コーネス
(72)【発明者】
【氏名】マーク エフ. ドーソン
(72)【発明者】
【氏名】ロイス マツセイ ハマノ
(72)【発明者】
【氏名】ゲボーグ ゲボーギャン
【審査官】大西 宏
(56)【参考文献】
【文献】特開2007-102484(JP,A)
【文献】特表2006-507758(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2004/0091236(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2006/0212906(US,A1)
【文献】国際公開第2007/078634(WO,A1)
【文献】国際公開第2007/078739(WO,A2)
【文献】国際公開第2007/078846(WO,A1)
【文献】国際公開第2007/120239(WO,A2)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00 -21/858
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
メディアコンテンツのための録画スケジュールを修正するための方法であって、前記方法は、
複数のフレンドリプロファイルを定義するデータを格納すること
であって、前記複数のフレンドリプロファイルのそれぞれは、ユーザの友人のプロファイルである、ことと、
前記ユーザから、前記複数のフレンドリプロファイルのそれぞれの優先順位の選択を受信することと、
前記複数のフレンドリプロファイルに対応する複数の優先順位レベルを含む優先順位リストを生成することと、
第1のメディアコンテンツのための第1のコマンドを格納することであって、前記第1のコマンドは、前記複数のフレンドリプロファイルのうちの第1のフレンドリプロファイルに対応する第1のデバイスを用いて発行されたものである、ことと、
第2のメディアコンテンツのための第2のコマンドを発行するためのリクエストを受信することであって、前記第2のコマンドは、前記複数のフレンドリプロファイルのうちの第2のフレンドリプロファイルに対応する第2のデバイスを用いて発行されたものである、ことと、
前記第1のコマンドが前記第2のコマンドに競合するという決定に応答して、
前記第2のフレンドリプロファイルが前記優先順位リスト上で前記第1のフレンドリプロファイルよりも高い優先順位を有しているか否かを決定することと、
前記第2のフレンドリプロファイルが前記優先順位リスト上で前記第1のフレンドリプロファイルよりも高い優先順位を有しているという決定に応答して、
前記第2のコマンドを優先して前記第1のコマンドと前記第2のコマンドとの衝突を解決することと
を含む、方法。
【請求項2】
前記第2のフレンドリプロファイルは、前記ユーザの特定の友人のプロファイルであり、
前記第2のメディアコンテンツのための前記第2のコマンドを発行するための前記リクエストは、認証データをさらに含み、
前記第2の
フレンドリプロファイルが優先順位リスト上
で前記第1のフレンドリプロファイルよりも高い優先順位を有しているか否かを決定することは、
前記認証データから前記
特定の友人の識別子を読み出すことと、
前記
特定の友人の前記識別子が優先順位リスト上にリストされているか否かを決定することと
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1のコマンドが前記第2のコマンドに競合するという決定に応答して、
前記認証データが、前記第1のコマンドを修正するために必要とされる必要認証データに一致するか否かを決定することと、
前記認証データが、前記第1のコマンドを修正するために必要とされる必要認証データに一致するという決定に応答して、前記第1のコマンドを修正するための認証を前記
特定の友人に提供することと
をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第2のメディアコンテンツをデバイスに録画することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記優先順位リストは、前記
ユーザが複数の他のユーザからの友達リクエストを受け入れた1人以上のユーザを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1のコマンドが前記第2のコマンドに競合することを決定することは、前記第1のメディアコンテンツの放送時間が前記第2のメディアコンテンツの放送時間に重複することを決定することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第1のコマンドまたは前記第2のコマンドのうちの少なくとも一方は、追加のサービスを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記第1のメディアコンテンツまたは前記第2のメディアコンテンツのいずれかは、インターネットを介してアクセス可能なコンテンツを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
メディアコンテンツのための録画スケジュールを修正するためのシステムであって、前記システムは、制御回路を含み、
前記制御回路は、
複数のフレンドリプロファイルを定義するデータを格納すること
であって、前記複数のフレンドリプロファイルのそれぞれは、ユーザの友人のプロファイルである、ことと、
前記ユーザから、前記複数のフレンドリプロファイルのそれぞれの優先順位の選択を受信することと、
前記複数のフレンドリプロファイルに対応する複数の優先順位レベルを含む優先順位リストを生成することと、
第1のメディアコンテンツのための第1のコマンドを格納することであって、前記第1のコマンドは、前記複数のフレンドリプロファイルのうちの第1のフレンドリプロファイルに対応する第1のデバイスを用いて発行されたものである、ことと、
第2のメディアコンテンツのための第2のコマンドを発行するためのリクエストを受信することであって、前記第2のコマンドは、前記複数のフレンドリプロファイルのうちの第2のフレンドリプロファイルに対応する第2のデバイスを用いて発行されたものである、ことと、
前記第1のコマンドが前記第2のコマンドに競合するという決定に応答して、
前記第2のフレンドリプロファイルが前記優先順位リスト上で前記第1のフレンドリプロファイルよりも高い優先順位を有しているか否かを決定することと、
前記第2のフレンドリプロファイルが前記優先順位リスト上で前記第1のフレンドリプロファイルよりも高い優先順位を有しているという決定に応答して、
前記第2のコマンドを優先して前記第1のコマンドと前記第2のコマンドとの衝突を解決することと
を行うように構成されている、システム。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
(本発明の背景)
メディア配信システムは、相当量のメディアをユーザに提供する。結果として、多くのユーザは、ユーザがメディアの選択肢、ならびにローカルおよび遠隔装置を効率的にナビゲートし、所望し得るメディアを容易に識別することを可能にする、インターフェースを通したメディアガイダンスの形態を所望している。そのようなガイダンスを提供するアプリケーションは、本明細書では、双方向メディアガイダンスアプリケーションと称されるが、メディアガイダンスアプリケーションまたはガイダンスアプリケーションと称されることもある。
【0002】
双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ガイダンスを提供するメディアに応じて、種々の形を成し、種々の装置上に実装されてもよい。ユーザテレビ機器上に実装される1つの通常の種類のメディアガイダンスアプリケーションは、双方向テレビ番組ガイドである。双方向テレビ番組ガイド(電子番組ガイドと称されることもある)は、とりわけ、従来のテレビ番組(テレビネットワークを介して提供される)、ならびに有料番組、オンデマンド番組(ビデオオンデマンド(VOD)システムのような)、インターネットコンテンツ(例えば、ストリーミングメディア、ダウンロード可能メディア、ウェブキャスト等)、および他の種類のメディアまたはビデオコンテンツを含む、多くの種類のメディアコンテンツ間を、ユーザがナビゲートおよび検索することを可能にする、周知のガイダンスアプリケーションである。ガイダンスアプリケーションはまた、例えば、ビデオクリップ、記事、広告、チャットセッション、ゲーム等を含むビデオコンテンツに関連したコンテンツ間を、ユーザがナビゲーショトおよび検索することも可能にする。
【0003】
インターネット、モバイルコンピューティング、高速無線ネットワークの登場に伴い、ユーザは、パーソナルコンピュータ(PC)や、ハンドヘルドコンピュータ、携帯端末(PDA)、携帯電話、または他のモバイル装置等、従来はアクセスしなかった他の装置上でも、メディアにアクセスするようになってきている。これらの装置上で、ユーザは、従来、テレビを通してのみ利用可能であったメディア間をナビゲートおよび検索することが可能である。結果として、メディアガイダンスは、これらの装置上でも必要である。提供されるガイダンスは、テレビのみを通して利用可能なメディアコンテンツ、これらの装置のうちの1つ以上のみを通して利用可能なメディアコンテンツ、またはテレビおよびこれらの装置のうちの1つ以上の両方を通して利用可能なメディアコンテンツのためのものであってもよい。メディアガイダンスアプリケーションは、ハンドヘルドコンピュータ、PDA、携帯電話、または他のモバイル装置上で、オンラインアプリケーション(すなわち、ウェブサイト上で提供される)、あるいはスタンドアロン型アプリケーションまたはクライアントとして提供されてもよい。メディアガイダンスアプリケーションを実装し得る種々の装置およびプラットフォームは、以下により詳細に説明される。
【0004】
人々によるメディアへのアクセス増加に加えて、また、近年の技術進歩によって、人々は、類似の関心を有する他人を検索し、通信することが容易となった。例えば、MYSPACE(登録商標)およびFRIENDSTER(登録商標)等のソーシャルネットワーキングウェブサイトは、ユーザに、新しい人々との出会いまたは古くからの友人との連絡のための触媒として作用可能なユーザ定義ウェブサイトを構築することを可能にする(MYSPACE(登録商標)およびFRIENDSTER(登録商標)は、それぞれ、MySpace,Inc.およびFriendster,Inc.の商標である)。しかしながら、これらのソーシャルネットワーキングツールは、ユーザが直接入力する情報に大きく依存し、例えば、他のユーザプロファイルまたはユーザテレビ機器等のユーザ機器と統合されない。
【0005】
テレビ番組および他の種類のメディアと関連付けられたユーザプロファイル等、他の種類のユーザプロファイルを生成、維持、ならびに利用するシステムおよび方法は、例えば、同一譲受人の2007年2月27日発行の特許文献1(代理人整理番号第UV-43号)、2002年11月21日公開の特許文献2(代理人整理番号第UV-240号)、および2005年7月21日公開の特許文献3(代理人整理番号第UV-267号)に議論されており、各々はその全体が本明細書に参考として援用される。加えて、同一譲受人の2007年7月5日公開の特許文献4(代理人整理番号第UV-377A号)、および2007年5月31日出願の米国特許出願第11/809,341号明細書(代理人整理番号第UV-431号)は、視聴履歴および録画関連アクションと、複数のユーザ機器装置間で共有および/または実装可能なユーザプロファイルとの関連付けについて議論しており、各々はその全体が本明細書に参考として援用される。しかしながら、例えば、ユーザプロファイルと関連付けられた視聴履歴または録画関連アクションに基づいて、ユーザプロファイル情報を検索し、他のユーザに表示するシステムおよび方法の必要性が依然として存在する。また、特定のユーザプロファイルへのアクセスを可能にし、そのユーザプロファイルに基づき、かつそこに番組推奨を提供および/または受信するためのシステムおよび方法の必要性が存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】米国特許第7,185,355号明細書
【文献】米国特許出願公開第2002/0174430号明細書
【文献】米国特許出願公開第2005/0160458号明細書
【文献】米国特許出願公開第2007/0157242号明細書
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
(本発明の概要)
本発明の原理によると、ユーザ機器、フレンドリ機器、および中央サーバは、組み合わされ、双方向メディアガイダンスシステムを構築することが可能である。種々のアプリケーションは、ユーザ機器、フレンドリ機器、および中央サーバ上に実装可能である。ユーザ機器、フレンドリ機器、および中央サーバはまた、1つ以上のデジタル記憶装置を備える、および/またはそこへの直接アクセスならびに相互の記憶装置への遠隔アクセスを有してもよい。記憶装置は、とりわけ、ユーザまたはフレンドと関連付けられ得るメディアデータを格納するために使用されてもよい。ユーザと関連付けられたデータは、本明細書では、ユーザデータと称される場合があり、フレンドと関連付けられたデータは、本明細書では、フレンドリデータと称される場合がある。
【0008】
ユーザ機器(本明細書では、ユーザメディアガイダンスアプリケーションと称される場合がある)上に実装されるメディアガイダンスアプリケーションは、例えば、ユーザデータを生成し、自動的に維持するように構成可能である。ユーザデータは、異なる種類のデータに細分化され、別個のファイルとして格納されてもよい。例えば、ユーザデータは、ユーザプロファイルデータ、認証データ、システムデータ、予約データ、メディアデータ、カレンダデータ、アカウントデータ等を含んでもよい。種々のコマンドが、内蔵される、より一般的には、ユーザデータと関連付けられてもよい。例えば、ユーザデータは、1つ以上のシステムコマンドに応答して生成される、および/またはそれを表すデータを含んでもよい。システムコマンドは、ユーザ機器、フレンドリ機器、および/またはサーバ機器の1つ以上の構成要素に、ある種類のタスクを行なうように命令するデータ群である。システムコマンドの実施例の一部は、録画コマンド、連続録画コマンド、リマインダコマンド、削除コマンド、ユーザ推奨コマンド、注文コマンド(例えば、有料またはオンデマンド番組)、表示コマンド等を含む。
【0009】
同様に、メディアガイダンスアプリケーションは、フレンドリ機器上に実装されてもよい。そのようなメディアガイダンスアプリケーションは、本明細書では、フレンドリガイダンスアプリケーションと称される場合がある。フレンドリメディアガイダンスアプリケーションおよびフレンドリ機器は、ユーザメディアガイダンスアプリケーションおよびユーザ機器と同一または同様に機能してもよい。ユーザメディアガイダンスアプリケーションおよび機器と、フレンドリメディアガイダンスアプリケーションおよび機器との間の唯一の差異は、ユーザではなく、フレンドが、フレンドリメディアガイダンスアプリケーションおよび機器を使用することである。
【0010】
ユーザ機器およびフレンドリ機器は、種々の通信経路および通信プロトコルを使用して、直接通信してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザ機器およびフレンドリ機器は、中央サーバを通して、間接的に通信してもよい。ユーザおよびフレンドリ機器は両方とも、他の種類の機器によって実行可能なシステムコマンドを生成するために使用されてもよい。システムコマンドは、ユーザまたはフレンドリ入力あるいは修正コマンドの受信に応答して、生成可能である。修正コマンドは、ユーザまたはフレンドリデータを修正させる電子コマンドである。
【0011】
本明細書で議論される修正コマンド、検索コマンド、および任意の他のコマンドは、ダイナミックデータ上で条件付けられてもよい。ユーザおよびフレンドの視聴履歴に関連するデータ等のダイナミックデータは、経時的に、自動的に変更可能である。ユーザは、例えば、ダイナミックデータ上のユーザのパーソナルダッシュボードと関連付けられたメディアを条件付けてもよい。例えば、ユーザのプロファイルは、フレンドが推奨するあらゆる非攻撃的メディアを含んでもよい。しかしながら、フレンドのメディア推奨が、危険である(例えば、違法ウェブコンテンツを含む)、または子供に不適切である場合、ユーザメディアガイダンスアプリケーションは、自動的に、フレンドをブロック一覧に入れる、および/またはユーザのプロファイルとフレンドの推奨の関連付けを削除してもよい。別の実施例として、ユーザのプロファイルは、概して、スポーツに関連するモジュールを含むように構成されてもよく、スポーツのシーズン変化に伴って、ユーザのプロファイルと関連付けられた種類のモジュールもまた変化してもよい。
【0012】
中央サーバは、例えば、ユーザ機器とフレンドリ機器との間のデータ転送を促進するために使用可能である。ユーザおよびフレンドリ機器は、あらゆるユーザおよびフレンドリデータ、またはそのサブセットをサーバにアップロードしてもよい。サーバは、サーバが受信するあらゆるユーザおよびフレンドリプロファイルデータを格納してもよい。サーバが情報の転送を促進する前に、サーバは、ユーザ機器および/またはフレンドリ機器から認証データを受信するように要求してもよい。このように、サーバはまた、管理者として作用し、データ転送を制限してもよい。
【0013】
ユーザ機器およびフレンドリ機器は、表示画面およびプロセッサを含んでもよい。プロセッサは、ユーザデータおよび/またはフレンドリデータに基づいて、情報を生成ならびに表示してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザ情報およびフレンドリ情報は、同時に表示可能である。情報は、一覧、モジュール等として表示され、任意の数の方法(例えば、テーマ、気分、ユーザ/フレンド定義基準等別)でグループ化/順序化されてもよい。加えて、ユーザ機器は、フレンドリ機器がフレンドにユーザデータを修正させることを可能とするように、ユーザにフレンドリデータを修正することを可能にしてもよい。これらの修正は、ユーザデータへのフレンドリデータの追加およびその逆を含んでもよい。例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
双方向メディアガイダンスアプリケーションによって維持されるユーザプロファイルデータを利用する方法であって、
テレビ番組と関連付けられたユーザプロファイルデータにアクセスすることと、
ユーザ入力を受信することであって、該ユーザ入力は、テレビ番組と関連付けられたフレンドリプロファイルデータを備える、1つ以上のフレンドリプロファイルを検索するためのコマンドと関連付けられている、ことと、
該ユーザプロファイルデータと関連付けられた検索基準を生成することと、
該フレンドリプロファイルデータを格納するために使用される、少なくとも1つの記憶装置にアクセスすることと、
該検索基準と一致するフレンドリプロファイルデータを求めて該少なくとも1つの記憶装置を検索することと、
該検索基準と一致するフレンドリプロファイルデータを備える少なくとも1つのフレンドリプロファイルを含む、検索結果を生成することと、
該検索結果を該ユーザに表示することと
を含む、方法。
(項目2)
上記少なくとも1つの記憶装置にアクセスすることは、
ユーザテレビ機器から該少なくとも1つの記憶装置に上記ユーザプロファイルデータをアップロードすることをさらに含み、該ユーザテレビ機器上に実装される上記双方向メディアガイダンスアプリケーションは、遠隔サーバへの該ユーザプロファイルデータのアップロードを促進する、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記少なくとも1つの記憶装置を検索することは、
第1の記憶装置上に格納される一致データがないことを決定することと、
該決定に応答して、追加フレンドリプロファイルデータを格納するために使用される第2の記憶装置にアクセスすることと
をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
上記検索基準は、気分と関連付けられたデータを含む、項目1に記載の方法。
(項目5)
上記フレンドリプロファイルデータは、1人以上のフレンドが以前に視聴したテレビ番組と関連付けられたデータを含む、項目1に記載の方法。
(項目6)
第1のフレンドリプロファイルをフレンド一覧と関連付けることをさらに含み、該第1のフレンドリプロファイルは、上記検索結果内に含まれる、項目1に記載の方法。
(項目7)
上記第1のフレンドリプロファイルと関連付けられたフレンドリプロファイルデータに基づいて、テレビ番組の視聴推奨を提供することをさらに含む、項目6に記載の方法。
(項目8)
上記ユーザの異なるテレビ番組の視聴に応答して、上記ユーザプロファイルデータを自動的に更新することと、
該異なるテレビ番組と関連付けられた該ユーザプロファイルデータにアクセスすることと、
該更新されたユーザプロファイルデータと関連付けられた新しい検索基準を生成することと
をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目9)
第1のフレンドリプロファイルが、上記新しい検索基準と一致しないことを決定することと、
該決定に応答して該第1のフレンドリプロファイルの、フレンド一覧との上記関連付けを削除することと
をさらに含む、項目8に記載の方法。
(項目10)
新しいフレンドリプロファイルが、上記新しい検索基準と一致することを決定することと、
該新しいフレンドリプロファイルをフレンド一覧と関連付けることと
をさらに含む、項目8に記載の方法。
(項目11)
上記検索結果内に含まれる上記少なくとも1つのフレンドリプロファイルは、上記ユーザプロファイルが危険であると指定する追加データと関連付けられていることを決定することと、
該決定に応答して、該少なくとも1つのフレンドリプロファイルをブロックすることであって、該少なくとも1つのフレンドリプロファイルをブロックすることは、該少なくとも1つのフレンドリプロファイルがフレンド一覧と関連付けられることを防止する、ことと
をさらに備える、項目1に記載の方法。
(項目12)
双方向メディアガイダンスアプリケーションによって維持されるユーザプロファイルデータを利用するシステムであって、
ユーザプロファイルデータを格納する、ユーザ記憶装置と、
テレビ番組と関連付けられたフレンドリプロファイルデータを格納する、第2の記憶装置と、
ユーザメディアガイダンスアプリケーションが実装されるユーザ機器であって、該ユーザメディアガイダンスアプリケーションは、
テレビ番組と関連付けられたユーザプロファイルデータにアクセスし、
該フレンドリプロファイルデータに基づく、1つ以上のフレンドリプロファイルを検索するためのコマンドと関連付けられている、ユーザ入力を受信し、
該ユーザプロファイルデータと関連付けられた検索基準を生成し、
該検索基準と一致するフレンドリプロファイルデータを要求し、
該フレンドリプロファイルデータを該第2の記憶装置から受信し、
該検索基準と一致するフレンドリプロファイルデータを備える少なくとも1つのフレンドリプロファイルを含む、検索結果を生成する、
ように構成される、ユーザ機器と、
該検索結果を該ユーザに表示する、表示画面と
を備える、システム。
(項目13)
上記フレンドリプロファイルデータの要求は、
上記ユーザ機器から上記1つ以上のフレンドリプロファイルへのアクセスを有するサーバに上記ユーザプロファイルデータをアップロードすることをさらに備える、項目12に記載のシステム。
(項目14)
フレンドリメディアガイダンスアプリケーションが実装される、フレンドリ機器をさらに備え、該フレンドリメディアガイダンスアプリケーションは、
上記第2の記憶装置から上記サーバに上記フレンドリプロファイルデータをアップロードするように構成される、項目13に記載のシステム。
(項目15)
上記第2の記憶装置は、上記ユーザ機器およびフレンドリ機器に電子的に連結される、サーバデータベースである、項目12に記載のシステム。
(項目16)
上記検索基準は、気分と関連付けられたデータを含む、項目12に記載のシステム。
(項目17)
上記フレンドリプロファイルデータは、1人以上のフレンドが以前に視聴したテレビ番組と関連付けられたデータを含む、項目12に記載のシステム。
(項目18)
上記ユーザメディアガイダンスアプリケーションは、
第1のフレンドリプロファイルをフレンド一覧と関連付けるようにさらに構成され、該第1のフレンドリプロファイルは、上記検索結果内に含まれる、項目12に記載のシステム。
(項目19)
上記ユーザメディアガイダンスアプリケーションは、
上記第1のフレンドリプロファイルと関連付けられたフレンドリプロファイルデータに基づいて、テレビ番組の視聴推奨を提供するようにさらに構成される、項目18に記載の方法。
(項目20)
上記ユーザメディアガイダンスアプリケーションは、
上記ユーザの異なるテレビ番組の視聴に応答して、上記ユーザプロファイルデータを自動的に更新し、
該更新されたユーザプロファイルデータと関連付けられた新しい検索基準を生成する、
ようにさらに構成される、項目12に記載のシステム。
(項目21)
上記ユーザメディアガイダンスアプリケーションは、
第1のフレンドリプロファイルが、上記新しい検索基準と一致しないことを決定し、
該決定に応答して、該第1のフレンドリプロファイルのフレンド一覧との上記関連付けを削除する、
ようにさらに構成される、項目20に記載のシステム。
(項目22)
上記ユーザメディアガイダンスアプリケーションは、
新しいフレンドリプロファイルが、上記新しい検索基準と一致することを決定し、
該新しいフレンドリプロファイルをフレンド一覧と関連付ける、
ようにさらに構成される、項目20に記載のシステム。
(項目23)
上記ユーザメディアガイダンスアプリケーションは、
上記検索結果内に含まれる上記少なくとも1つのフレンドリプロファイルが、上記ユーザプロファイルが危険であると指定する追加データと関連付けられていることを決定し、
該決定に応答して、該少なくとも1つのフレンドリプロファイルをブロックし、該少なくとも1つのフレンドリプロファイルがフレンド一覧と関連付けられることを防止する、
ようにさらに構成される、項目12に記載のシステム。
(項目24)
双方向メディアガイダンスアプリケーションによって維持されるユーザプロファイルデータを利用するシステムであって、
テレビ番組と関連付けられたユーザプロファイルデータにアクセスする手段と、
ユーザ入力を受信する手段であって、該ユーザ入力は、テレビ番組と関連付けられたフレンドリプロファイルデータを備える、1つ以上のフレンドリプロファイルを検索するためのコマンドと関連付けられている、手段と、
該ユーザプロファイルデータと関連付けられた検索基準を生成する手段と、
該フレンドリプロファイルデータを格納するために使用される、少なくとも1つの記憶装置にアクセスする手段と、
該検索基準と一致するフレンドリプロファイルデータを求めて該少なくとも1つの記憶装置を検索する手段と、
該検索基準と一致するフレンドリプロファイルデータを備える少なくとも1つのフレンドリプロファイルを含む、検索結果を生成する手段と、
該検索結果を該ユーザに表示する手段と
を備える、システム。
(項目25)
上記少なくとも1つの記憶装置にアクセスする手段は、
ユーザテレビ機器から該少なくとも1つの記憶装置に上記ユーザプロファイルデータをアップロードする手段をさらに備え、該ユーザテレビ機器上に実装される上記双方向メディアガイダンスアプリケーションは、遠隔サーバへの該ユーザプロファイルデータのアップロードを促進する、項目24に記載のシステム。
(項目26)
上記少なくとも1つの記憶装置を検索する手段は、
第1の記憶装置上に格納される一致データがないことを決定する手段と、
該決定に応答して、追加フレンドリプロファイルデータを格納するために使用される第2の記憶装置にアクセスする手段と
をさらに備える、項目24に記載のシステム。
(項目27)
上記検索基準は、気分と関連付けられたデータを含む、項目24に記載のシステム。
(項目28)
上記フレンドリプロファイルデータは、1人以上のフレンドが以前に視聴したテレビ番組と関連付けられたデータを含む、項目24に記載のシステム。
(項目29)
第1のフレンドリプロファイルをフレンド一覧と関連付ける手段をさらに備え、該第1のフレンドリプロファイルは、上記検索結果内に含まれる、項目24に記載のシステム。(項目30)
上記第1のフレンドリプロファイルと関連付けられたフレンドリプロファイルデータに基づいて、テレビ番組の視聴推奨を提供する手段をさらに備える、項目29に記載のシステム。
(項目31)
上記ユーザの異なるテレビ番組の視聴に応答して、上記ユーザプロファイルデータを自動的に更新する手段と、
該異なるテレビ番組と関連付けられた該ユーザプロファイルデータにアクセスする手段と、
該更新されたユーザプロファイルデータと関連付けられた新しい検索基準を生成する手段と
をさらに備える、項目24に記載のシステム。
(項目32)
第1のフレンドリプロファイルが、上記新しい検索基準と一致しないことを決定する手段と、
該決定に応答して、該第1のフレンドリプロファイルのフレンド一覧との上記関連付けを削除する手段と
をさらに備える、項目31に記載のシステム。
(項目33)
新しいフレンドリプロファイルが、上記新しい検索基準と一致することを決定する手段と、
該新しいフレンドリプロファイルをフレンド一覧と関連付ける手段と
をさらに備える、項目31に記載のシステム。
(項目34)
上記検索結果内に含まれる上記少なくとも1つのフレンドリプロファイルは、上記ユーザプロファイルが危険であると指定する追加データと関連付けられていることを決定する手段と、
該決定に応答して、該少なくとも1つのフレンドリプロファイルをブロックする手段であって、該少なくとも1つのフレンドリプロファイルをブロックする手段は、該少なくとも1つのフレンドリプロファイルがフレンド一覧と関連付けられることを防止する、手段と
をさらに備える、項目24に記載のシステム。
(項目35)
双方向メディアガイダンスアプリケーションによって維持されるユーザプロファイルデータを利用する方法であって、
テレビ番組データを備えるユーザプロファイルを維持することと、
該ユーザプロファイルと関連付けられた認証データを生成することと、
該認証データと一致するフレンドによって入力されたデータの受信に応答して、該フレンドのインターネット接続を介した該ユーザプロファイルへのアクセスを可能にすることと、
該ユーザプロファイルを該フレンドに表示することと、
該フレンドによる該ユーザプロファイルを修正する要望指示に応答して、メディアガイダンスアプリケーション修正コマンドを生成することと、
該メディアガイダンスアプリケーション修正コマンドに応答して、該ユーザプロファイルを修正することと、
該ユーザプロファイルの該修正に応答して、システムコマンドを生成することと、
ユーザテレビ機器を使用して、該システムコマンドを実行することと
を含む、方法。
(項目36)
上記システムコマンドは、録画コマンドであって、
上記ユーザテレビ機器を使用して、該システムコマンドを実行することは、該ユーザテレビ機器によって録画される番組を予約することをさらに含む、項目35に記載の方法。(項目37)
上記システムコマンドは、連続録画コマンドであって、
上記ユーザテレビ機器を使用して、該システムコマンドを実行することは、該ユーザテレビ機器によって録画される連続番組を予約することをさらに含む、項目35に記載の方法。
(項目38)
上記システムコマンドは、リマインダコマンドであって、
上記ユーザテレビ機器を使用して、該システムコマンドを実行することは、該ユーザテレビ機器によって表示される番組リマインダを予約することをさらに含む、項目35に記載の方法。
(項目39)
上記システムコマンドは、削除コマンドであって、
上記ユーザテレビ機器を使用して、該システムコマンドを実行することは、該ユーザテレビ機器からデータを削除することをさらに含む、項目35に記載の方法。
(項目40)
上記ユーザプロファイルをフレンドに表示することは、
該ユーザプロファイルと関連付けられたユーザ情報と、フレンドリプロファイルと関連付けられたフレンドリ情報とを同時に表示することと、
該フレンドが該フレンドリ情報の少なくとも一部を該ユーザプロファイルと関連付けることを可能にすることと、
該フレンドリ情報の該少なくとも一部の該ユーザプロファイルとの該フレンドによる関連付けを承認する要望のユーザ指示を受信することと、
該ユーザ指示の受信に応答して、該フレンドリ情報の該少なくとも一部と関連付けられる該ユーザプロファイルを修正することと
をさらに含む、項目35に記載の方法。
(項目41)
上記システムコマンドは、推奨コマンドであって、
上記ユーザテレビ機器を使用して、該システムコマンドを実行することは、該推奨コマンドと関連付けられた番組名を含む一覧を表示することをさらに含む、項目35に記載の方法。
(項目42)
複数の一覧を表示することをさらに含み、該複数の一覧の各々は、異なるフレンドの推奨と関連付けられる、項目41に記載の方法。
(項目43)
複数の一覧を表示することをさらに含み、該複数の一覧の各々は、異なる種類の推奨と関連付けられる、項目41に記載の方法。
(項目44)
双方向メディアガイダンスアプリケーションによって維持されるユーザプロファイルデータを利用する方法であって、
ユーザプロファイルを自動的に維持することであって、該ユーザプロファイルは、ユーザテレビ機器上に実装される双方向テレビ番組ガイドアプリケーションによって維持される、ことと、
該ユーザプロファイルがインターネットを介してアクセスされることを可能にする遠隔データベースに、該ユーザプロファイルをアップロードすることと、
フレンドに該ユーザプロファイルへのアクセスを付与することと、
該フレンドに該ユーザプロファイルと関連付けられた一覧へのデータ投入を許可することと、
該一覧を該遠隔データベースに格納することと、
該一覧の格納に応答して、該一覧を該ユーザテレビ機器に自動的にダウンロードすることと、
該一覧のダウンロードに応答して、該一覧に基づいて、該ユーザプロファイルを自動的に更新することであって、該ユーザプロファイルは、該ユーザテレビ機器上に実装される該双方向テレビ番組ガイドによって維持される、ことと
を含む、方法。
(項目45)
上記一覧と関連付けられた少なくとも1つの番組を格納することをさらに含み、該少なくとも1つの番組は、該一覧と関連付けられている該少なくとも1つの番組に応答して格納される、項目44に記載の方法。
(項目46)
1つ以上の双方向メディアガイダンスアプリケーションによって維持されるユーザプロファイルデータを利用するシステムであって、
ユーザテレビ番組と関連付けられたユーザプロファイルデータを格納するユーザ記憶装置を備える、ユーザテレビ機器であって、
ユーザメディアガイダンスアプリケーションは、該ユーザテレビ機器上に実装され、
該ユーザメディアガイダンスアプリケーションは、
該ユーザプロファイルデータを維持し、
該ユーザプロファイルデータと関連付けられた認証データを生成し、
該ユーザプロファイルデータをサーバにアップロードし、
該サーバからの修正コマンドの受信に応答して、システムコマンドを生成し、
該ユーザテレビ機器を使用して、該システムコマンドを実行する、
ように構成される、ユーザテレビ機器と、
フレンドリテレビ番組と関連付けられているフレンドリプロファイルデータを格納するフレンドリ記憶装置を備える、フレンドリ機器であって、
フレンドリメディアガイダンスアプリケーションは、該フレンドリ機器上に実装され、
該フレンドリメディアガイダンスアプリケーションは、
該フレンドリプロファイルデータを維持し、
該フレンドリプロファイルデータを該サーバにアップロードし、
該ユーザデータを該サーバから受信し、
該フレンドによる該ユーザプロファイルデータを修正する要望指示に応答して、該修正コマンドを生成し、
該修正コマンドを該サーバに提供する、
ように構成される、フレンドリ機器と、
該ユーザテレビ機器および該フレンドリ機器に電気的に連結されるサーバであって、該サーバは、
該ユーザプロファイルデータおよび該フレンドリプロファイルデータを受信し、
該ユーザプロファイルデータおよび該フレンドリプロファイルデータをデータベース上に格納し、
該ユーザプロファイルデータと関連付けられた該認証データに基づいて、該フレンドリ機器の該ユーザプロファイルデータへのアクセスを認証し、
該ユーザプロファイルデータを該フレンドリ機器に提供し、
該修正コマンドを該フレンドリ機器から受信する、
ように構成される、サーバと
を備える、システム。
(項目47)
上記システムコマンドは、録画コマンドであって、
該システムコマンドに応答して、上記ユーザメディアガイダンスアプリケーションは、上記ユーザテレビ機器によって録画される番組を予約するようにさらに構成される、項目46に記載のシステム。
(項目48)
上記システムコマンドは、連続録画コマンドであって、
該システムコマンドに応答して、上記ユーザメディアガイダンスアプリケーションは、上記ユーザテレビ機器によって録画される連続番組を予約するようにさらに構成される、項目46に記載のシステム。
(項目49)
上記システムコマンドは、リマインダコマンドであって、
該システムコマンドに応答して、上記ユーザメディアガイダンスアプリケーションは、上記ユーザテレビ機器によって表示される番組リマインダを予約するようにさらに構成される、項目46に記載のシステム。
(項目50)
上記システムコマンドは、削除コマンドであって、
該システムコマンドに応答して、上記ユーザメディアガイダンスアプリケーションは、上記ユーザテレビ機器からデータを削除するようにさらに構成される、項目46に記載のシステム。
(項目51)
上記フレンドリメディアガイダンスアプリケーションは、
上記ユーザプロファイルデータに基づくユーザ情報と、上記フレンドリプロファイルデータに基づくフレンドリ情報を表示画面に同時に表示し、
上記フレンドが該フレンドリ情報の少なくとも一部を該ユーザプロファイルデータと関連付けることを可能にするようにさらに構成され、
上記ユーザメディアガイダンスアプリケーションは、
該フレンドリ情報の該少なくとも一部の該ユーザプロファイルデータとの該フレンドによる関連付けを承認する要望のユーザ指示を受信し、
該ユーザ指示の受信に応答して、該フレンドリ情報の該少なくとも一部を含むために該ユーザプロファイルデータを修正するようにさらに構成される、
項目46に記載のシステム。
(項目52)
上記システムコマンドは、推奨コマンドであって、
該システムコマンドに応答して、上記ユーザメディアガイダンスアプリケーションは、該推奨コマンドと関連付けられた番組名を含む一覧を表示するようにさらに構成される、項目46に記載のシステム。
(項目53)
上記ユーザメディアガイダンスアプリケーションは、
複数の一覧を表示するようにさらに構成され、該複数の一覧の各々は、異なるフレンドの推奨と関連付けられる、項目52に記載のシステム。
(項目54)
上記ユーザメディアガイダンスアプリケーションは、
複数の一覧を表示するようにさらに構成され、該複数の一覧の各々は、異なる種類の推奨と関連付けられる、項目52に記載のシステム。
(項目55)
1つ以上の双方向メディアガイダンスアプリケーションによって維持されるユーザプロファイルデータを利用するシステムであって、
ユーザテレビ番組と関連付けられたユーザプロファイルデータを格納するユーザ記憶装置を備える、ユーザテレビ機器であって、
ユーザメディアガイダンスアプリケーションは、該ユーザテレビ機器上に実装され、
該ユーザメディアガイダンスアプリケーションは、
ユーザプロファイルを自動的に維持し、
該ユーザプロファイルがインターネットを介してアクセスされることを可能にする遠隔データベースに該ユーザプロファイルをアップロードし、
フレンドに該ユーザプロファイルへのアクセスを付与し、
該フレンドに該ユーザプロファイルと関連付けられた一覧へのデータ投入を許可し、
該一覧を該遠隔データベースから受信し、
該一覧の受信に応答して、該一覧に基づいて、該ユーザプロファイルを自動的に更新する、
ように構成される、ユーザテレビ機器を備える、システム。
(項目56)
上記ユーザメディアガイダンスアプリケーションは、上記一覧と関連付けられた少なくとも1つの番組を格納するようにさらに構成される、項目55に記載のシステム。
(項目57)
双方向メディアガイダンスアプリケーションによって維持されるユーザプロファイルデータを利用するシステムであって、
テレビ番組データを備えるユーザプロファイルを維持する手段と、
該ユーザプロファイルと関連付けられた認証データを生成する手段と、
該認証データと一致するフレンドによって入力されたデータの受信に応答して、該フレンドがインターネット接続を介して該ユーザプロファイルにアクセスすることを可能にする手段と、
該ユーザプロファイルを該フレンドに表示する手段と、
該フレンドによる該ユーザプロファイルを修正する要望指示に応答して、メディアガイダンスアプリケーション修正コマンドを生成する手段と、
該メディアガイダンスアプリケーション修正コマンドに応答して、該ユーザプロファイルを修正する手段と、
該ユーザプロファイルの該修正に応答して、システムコマンドを生成する手段と、
ユーザテレビ機器を使用して、該システムコマンドを実行する手段と
を備える、システム。
(項目58)
上記システムコマンドは、録画コマンドであって、
上記ユーザテレビ機器を使用して、該システムコマンドを実行する手段は、該ユーザテレビ機器によって録画される番組を予約する手段をさらに備える、項目57に記載のシステム。
(項目59)
上記システムコマンドは、連続録画コマンドであって、
上記ユーザテレビ機器を使用して、該システムコマンドを実行する手段は、該ユーザテレビ機器によって録画される連続番組を予約する手段をさらに備える、項目57に記載のシステム。
(項目60)
上記システムコマンドは、リマインダコマンドであって、
上記ユーザテレビ機器を使用して、該システムコマンドを実行する手段は、該ユーザテレビ機器によって表示される番組リマインダを予約する手段をさらに備える、項目57に記載のシステム。
(項目61)
上記システムコマンドは、削除コマンドであって、
上記ユーザテレビ機器を使用して、該システムコマンドを実行する手段は、該ユーザテレビ機器からデータを削除する手段をさらに備える、項目57に記載のシステム。
(項目62)
上記ユーザプロファイルをフレンドに表示する手段は、
該ユーザプロファイルと関連付けられたユーザ情報と、フレンドリプロファイルと関連付けられたフレンドリ情報とを同時に表示する手段と、
該フレンドが該フレンドリ情報の少なくとも一部を該ユーザプロファイルと関連付けることを可能にする手段と、
該フレンドリ情報の該少なくとも一部の該ユーザプロファイルとの該フレンドによる関連付けを承認する要望のユーザ指示を受信する手段と、
該ユーザ指示の受信に応答して、該フレンドリ情報の該少なくとも一部と関連付けられる該ユーザプロファイルを修正する手段と
をさらに備える、項目57に記載のシステム。
(項目63)
上記システムコマンドは、推奨コマンドであって、
上記ユーザテレビ機器を使用して、該システムコマンドを実行する手段は、該推奨コマンドと関連付けられた番組名を含む一覧を表示する手段をさらに備える、項目57に記載のシステム。
(項目64)
複数の一覧を表示する手段をさらに備え、該複数の一覧の各々は、異なるフレンドの推奨と関連付けられる、項目63に記載のシステム。
(項目65)
複数の一覧を表示する手段をさらに備え、該複数の一覧の各々は、異なる種類の推奨と関連付けられる、項目63に記載のシステム。
(項目66)
双方向メディアガイダンスアプリケーションによって維持されるユーザプロファイルデータを利用するシステムであって、
ユーザプロファイルを自動的に維持する手段であって、該ユーザプロファイルは、ユーザテレビ機器上に実装される双方向テレビ番組ガイドアプリケーションによって維持される、手段と、
該ユーザプロファイルがインターネットを介してアクセスされることを可能にする遠隔データベースに該ユーザプロファイルをアップロードする手段と、
フレンドに該ユーザプロファイルへのアクセスを付与する手段と、
該フレンドに該ユーザプロファイルと関連付けられた一覧へのデータ投入を許可する手段と、
該一覧を該遠隔データベースに格納する手段と、
該一覧の格納に応答して、該一覧を該ユーザテレビ機器に自動的にダウンロードする手段と、
該一覧のダウンロードに応答して、該一覧に基づいて、該ユーザプロファイルを自動的に更新する手段であって、該ユーザプロファイルは、該ユーザテレビ機器上に実装される該双方向テレビ番組ガイドによって維持される、手段と
を備える、システム。
(項目67)
上記一覧と関連付けられた少なくとも1つの番組を格納する手段をさらに備え、該少なくとも1つの番組は、該一覧と関連付けられている該少なくとも1つの番組に応答して格納される、項目66に記載のシステム。
【図面の簡単な説明】
【0014】
本発明の上述および他の特徴は、添付の図面と併せて、以下の本開示の詳細な説明を考慮することによってより明白となるであろう(図中、類似参照番号は、全体を通して類似部分を指す)。
【
図1】
図1-2は、本発明の種々の実施形態による、例示的グリッド番組一覧表示画面を示す。
【
図2】
図1-2は、本発明の種々の実施形態による、例示的グリッド番組一覧表示画面を示す。
【
図3】
図3は、本発明の一実施形態による、例示的ビデオモザイク番組一覧表示画面を示す。
【
図4】
図4は、本発明の一実施形態による、例示的グリッド番組一覧表示画面を示す。
【
図5】
図5-19は、本発明の種々の実施形態による、チャンネルデータを生成するために使用される、例示的メディアアプリケーション表示画面を示す。
【
図6】
図5-19は、本発明の種々の実施形態による、チャンネルデータを生成するために使用される、例示的メディアアプリケーション表示画面を示す。
【
図7】
図5-19は、本発明の種々の実施形態による、チャンネルデータを生成するために使用される、例示的メディアアプリケーション表示画面を示す。
【
図8】
図5-19は、本発明の種々の実施形態による、チャンネルデータを生成するために使用される、例示的メディアアプリケーション表示画面を示す。
【
図9】
図5-19は、本発明の種々の実施形態による、チャンネルデータを生成するために使用される、例示的メディアアプリケーション表示画面を示す。
【
図10】
図5-19は、本発明の種々の実施形態による、チャンネルデータを生成するために使用される、例示的メディアアプリケーション表示画面を示す。
【
図11】
図5-19は、本発明の種々の実施形態による、チャンネルデータを生成するために使用される、例示的メディアアプリケーション表示画面を示す。
【
図12】
図5-19は、本発明の種々の実施形態による、チャンネルデータを生成するために使用される、例示的メディアアプリケーション表示画面を示す。
【
図13】
図5-19は、本発明の種々の実施形態による、チャンネルデータを生成するために使用される、例示的メディアアプリケーション表示画面を示す。
【
図14】
図5-19は、本発明の種々の実施形態による、チャンネルデータを生成するために使用される、例示的メディアアプリケーション表示画面を示す。
【
図15】
図5-19は、本発明の種々の実施形態による、チャンネルデータを生成するために使用される、例示的メディアアプリケーション表示画面を示す。
【
図16】
図5-19は、本発明の種々の実施形態による、チャンネルデータを生成するために使用される、例示的メディアアプリケーション表示画面を示す。
【
図17】
図5-19は、本発明の種々の実施形態による、チャンネルデータを生成するために使用される、例示的メディアアプリケーション表示画面を示す。
【
図18】
図5-19は、本発明の種々の実施形態による、チャンネルデータを生成するために使用される、例示的メディアアプリケーション表示画面を示す。
【
図19A】
図5-19は、本発明の種々の実施形態による、チャンネルデータを生成するために使用される、例示的メディアアプリケーション表示画面を示す。
【
図19B】
図5-19は、本発明の種々の実施形態による、チャンネルデータを生成するために使用される、例示的メディアアプリケーション表示画面を示す。
【
図20】
図20は、本発明の一実施形態による、例示的ユーザまたはフレンドリ機器装置の汎用実施形態を示す。
【
図21】
図21は、本発明の一実施形態による、例示的双方向メディアガイダンスシステムの汎用実施形態を示す。
【
図22】
図22-23は、本発明の種々の実施形態に従って使用可能な例示的プロセスのフロー図である。
【
図23a】
図22-23は、本発明の種々の実施形態に従って使用可能な例示的プロセスのフロー図である。
【
図23b】
図22-23は、本発明の種々の実施形態に従って使用可能な例示的プロセスのフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
(好ましい実施形態の詳細な説明)
本発明のメディアガイダンスアプリケーションは、アプリケーションデータを使用して、その表示画面および利用可能オプションを変更してもよい。そのようなアプリケーションデータは、1つ以上の好適な施設または場所(例えば、
図21-22に関連して後述される)に設置されるコンピュータから発信されてもよい。以下は、本発明の種々の実施形態による特徴に関連する、種々のメディアガイダンスアプリケーション表示画面、オプション、構成、および方法の説明である。
【0016】
メディアガイダンスアプリケーションの機能の1つは、メディア一覧およびメディア情報をユーザに提供することである。
図1-19は、例えば、メディア一覧および他の選択可能表示構成要素を提示することによって、メディアガイダンスを提供するために使用され得る、例示的表示画面を示す。
図1-19に示される表示画面は、任意の好適な装置またはプラットフォーム上に実装されてもよい。
図1-19の表示は、全画面表示として示されているが、また、表示されているメディアコンテンツまたは他の表示画面上に完全あるいは部分的にオーバーレイされてもよい。ユーザは、表示画面に提供された選択可能なオプション(例えば、メニューオプション、一覧オプション、アイコン、ハイパーリンク等)を選択することによって、あるいはリモートコントロールまたは他のユーザ入力インターフェースもしくは装置上の専用ボタン(例えば、「ガイド」ボタン)を押下することによって、メディア情報へのアクセス要望を指示してもよい。ユーザの指示に応答して、メディアガイダンスアプリケーションは、グリッド内の時間およびチャンネル別、時間別、チャンネル別、メディアの種類別、カテゴリ別(例えば、映画、スポーツ、ニュース、子供向け、または他の番組カテゴリ)、あるいは他の所定、ユーザ定義、または他の編成基準等、いくつかの方法のうちの1つによって編成されたメディア情報を適切な表示画面に提供してもよい。
【0017】
図1の表示100は、単一の表示内の異なる種類のメディアコンテンツへのアクセスも有効化する、時間およびチャンネル別に配列された例示的グリッド番組一覧表示である。表示100は、(1)各チャンネル/メディア種類識別子(列内のセル)が利用可能な異なるチャンネルまたはメディアの種類を識別する、チャンネル/メディア種類識別子104の列、および(2)各時間識別子(行内のセル)が番組の時間帯を識別する、時間識別子106の行を伴う、グリッド102を含んでもよい。グリッド102はまた、番組一覧108等の番組一覧のセルも含み、各一覧は、一覧の関連チャンネルおよび時間上に提供される、番組のタイトルを提供する。ユーザ入力装置によって、ユーザは、ハイライト領域110を移動することによって、番組一覧を選択可能である。ハイライト領域110によって選択される番組一覧に関する追加情報は、番組情報領域112内に提供されてもよい。領域112は、例えば、番組タイトル、番組内容、番組が提供される時間(該当する場合)、番組が放送されるチャンネル(該当する場合)、番組の評価、および他の所望される情報を含んでもよい。
【0018】
スケジュールに従って提供される線形番組へのアクセスを提供することに加えて、メディアガイダンスアプリケーションはまた、スケジュールに従って提供されない非線形番組へのアクセスも提供する。非線形番組は、オンデマンドメディアコンテンツ(例えば、VOD)、インターネットコンテンツ(例えば、ストリーミングメディア、ダウンロード可能メディア等)、ローカルに格納されたメディアコンテンツ(例えば、デジタルビデオレコーダ(DVR)、デジタルビデオディスク(DVD)、ビデオカセット、コンパクトディスク(CD)等に格納されたビデオコンテンツ)、または時間的制約のない他のメディアコンテンツを含む、異なるメディアソースからのコンテンツを含んでもよい。オンデマンドコンテンツは、映画および特定のメディアプロバイダによって提供されるオリジナルメディアコンテンツの両方を含んでもよい(例えば、THE SOPRANOS(登録商標)やCURB YOUR ENTHUSIASM(登録商標)を提供するHBO ON
DEMAND(登録商標))。HBO ON DEMAND(登録商標)は、Time
Warner CompanyのL.P.他のサービスマークであって、THE SOPRANOS(登録商標)やCURB YOUR ENTHUSIASM(登録商標)は、Home Box Office,Inc.の商標である。インターネットコンテンツは、チャットセッションまたはウェブキャスト等のウェブイベント、あるいはインターネットウェブサイトまたは他のインターネットアクセス(例えば、FTP)を通して、ストリーミングまたはダウンロード可能なメディアとしてオンデマンドで利用可能なコンテンツを含んでもよい。
【0019】
グリッド102は、オンデマンド一覧114、録画メディア一覧116、およびインターネットコンテンツ一覧118を含む、非線形番組の一覧を提供してもよい。異なる種類のメディアソースからのコンテンツのための一覧を組み合わせた表示は、「混合メディア」と称される場合がある。表示100とは異なる、表示され得る一覧の種類の種々の並べ換えは、ユーザ選択またはガイダンスアプリケーション定義に基づいてもよい(例えば、録画および放送一覧のみの表示、オンデマンドおよび放送の一覧のみの表示等)。例示されるように、一覧114、116、および118は、これらの一覧の選択が、それぞれ、オンデマンド一覧、録画一覧、またはインターネット一覧専用の表示へのアクセスを提供し得ることを示すように、グリッド102内に表示される時間帯全体に及ぶものとして示されている。他の実施形態では、これらのメディアの種類のための一覧は、グリッド102内に直接含まれてもよい。追加一覧は、ナビゲーションアイコン120のうちの1つのユーザ選択に応答して、表示されてもよい(ユーザ入力装置上の矢印キーの押下は、ナビゲーションアイコン120を選択するのと同様に表示に作用してもよい)。
【0020】
表示100はまた、ビデオ領域122、広告124、およびオプション領域126を含んでもよい。ビデオ領域122は、現在利用可能である、今後利用可能となる、または利用可能であった番組を、ユーザに視聴および/またはプレビュー可能にしてもよい。ビデオ領域122のコンテンツは、グリッド102に表示される一覧のうちの1つに対応する、またはそれから独立してもよい。ビデオ領域を含むグリッド表示は、ピクチャインガイド(PIG)表示と称される場合もある。PIG表示およびそれらの機能は、2003年5月13日発行のSatterfieldらの米国特許第6,564,378号、および2001年5月29日発行のYuenらの米国特許第6,239,794号にさらに詳細に説明されており、その全体が本明細書に参考として援用される。PIG表示は、本発明の他のメディアガイダンスアプリケーション表示画面に含まれてもよい。
【0021】
広告124は、視聴者のアクセス権(例えば、購読番組)に応じて、現在視聴が利用可能である、将来的に視聴が可能である、または視聴可能とはなり得ないメディアコンテンツの広告を提供してもよく、グリッド102内のメディア一覧のうちの1つ以上に対応または非関連であってもよい。広告124はまた、グリッド102内に表示されるメディアコンテンツに関連または非関連製品あるいはサービスのためのものであってもよい。広告124は、選択可能であって、メディアコンテンツに関するさらなる情報の提供、製品またはサービスに関する情報の提供、メディアコンテンツ、製品、またはサービスの購入の有効化、広告に関連するメディアコンテンツの提供等を行なってもよい。広告124は、例えば、ユーザのプロファイル/好み、監視されたユーザアクティビティ、提供される表示の種類、または他の好適な標的広告等の任意の種類のユーザ関連データ(本明細書では、「ユーザデータ」と称される場合がある)に基づいて、標的化されてもよい。
【0022】
広告124は、長方形またはバナー形状として示されているが、広告は、ガイダンスアプリケーション表示内の任意の好適なサイズ、形状、および場所で提供されてもよい。例えば、広告124は、グリッド102に水平方向に隣接する長方形として提供されてもよい。これは、パネル広告と称される場合がある。加えて、広告は、メディアコンテンツまたはガイダンスアプリケーション表示上にオーバーレイされる、または表示内に埋め込まれてもよい。広告はまた、テキスト、画像、回転画像、ビデオクリップ、または他の種類のメディアコンテンツを含んでもよい。広告は、ガイダンスアプリケーションを伴うユーザ機器内、ユーザ機器に接続されたデータベース内、遠隔場所(ストリーミングメディアサーバを含む)内、あるいは他の記憶手段またはこれらの場所の組み合わせ上に格納されてもよい。メディアガイダンスアプリケーション内に広告を提供することは、例えば、2003年1月17日出願のKnudsonらの米国特許出願第10/347,673号、2004年6月29日発行のWard,IIIらの米国特許第6,756,997号、および2002年5月14日発行のScheinらの米国特許第6,388,714号にさらに詳細に議論されており、その全体が本明細書に参考として援用される。広告は、本発明の他のメディアガイダンスアプリケーション表示画面に含まれてもよいことが理解されるであろう。
【0023】
オプション領域126は、ユーザが、異なる種類のメディアコンテンツ、メディアガイダンスアプリケーション表示、および/またはメディアガイダンスアプリケーション機能にアクセスすることを可能にしてもよい。オプション領域126は、表示100(および本発明の他の表示画面)の一部であってもよく、あるいは画面上のオプションを選択すること、またはユーザ入力装置上の専用または割当可能ボタンを押下することによって、ユーザによって呼び出されてもよい。オプション領域126内の選択可能オプションは、グリッド102内の番組一覧に関連する機能に関してもよく、またはメインメニュー表示から利用可能なオプションを含んでもよい。番組一覧に関連する機能は、他の放送時間または番組の受信方法の検索、番組の録画、番組の連続録画の有効化、番組および/またはチャンネルをお気に入りとして設定、番組の購入、あるいは他の機能を含んでもよい。メインメニュー表示から利用可能なオプションは、検索オプション、VODオプション、ペアレンタルコントロール(視聴年齢制限)オプション、種々の種類の一覧表示へのアクセス、プレミアムサービスへの加入、ユーザのプロファイルの編集、ブラウザオーバーレイにアクセス、または他のオプションを含んでもよい。
【0024】
図2の表示200は、時間およびチャンネル別に配列される、別の例示的グリッド番組一覧表示である。表示200は、表示100に示されるものと類似または同一のいくつかの構成要素およびインターフェース機能を含んでもよい。特に、表示200は、それぞれ、上述のグリッド102、チャンネル/メディア種類識別子104、および時間識別子106に対応する、グリッド202、チャンネル/メディア種類識別子204、および時間識別子206を含むように例示される。グリッド202はまた、番組一覧208等の番組一覧のセルも含み、各一覧は、一覧の関連チャンネルおよび時間上に提供される、番組のタイトルを提供する。ユーザ入力装置を上述のように使用して、上述と同様に、表示200(例えば、ハイライト領域210を移動させる)または本明細書で議論される任意の他の表示と交信可能である。ハイライト領域210によって選択される番組一覧に関連する追加情報は、番組情報領域212に提供されてもよい。
【0025】
タブ領域214を使用して、選択されると、ユーザが種々の表示画面と交信可能となるオプションを提供可能である。これらの表示画面は、複数のメディアプラットフォームにわたって個人化されたメディアを配信する、1つ以上のカスタマイズ可能双方向ユーザインターフェースを含むことが可能である。例えば、タブ領域214は、ユーザが、グリッド202内に含まれない、および/またはユーザ指定法(表示200に示される従来のシステム生成法とは対照的に)で編成される、番組の種類(例えば、非線形番組等)にアクセス可能となる、1つ以上のオプションを含むことが可能である。例えば、オンデマンドオプション216の選択に応答して、メディアガイダンスアプリケーションは、オンデマンド番組および/または構成設定と関連付けられた一覧グリッドあるいは他の種類の表示を提示してもよい。いくつかの実施形態では、グリッド202はまた、非線形番組のための一覧(図示せず)を含み、表示200を混合メディア表示としてもよい。
【0026】
表示200はまた、それぞれ、上述のビデオ領域122および広告124と類似または同一であり得る、ビデオ領域218および広告220を含んでもよい。
【0027】
メディアガイダンスを提供する別の表示配列は、
図3に示される。ビデオモザイク表示300は、メディアの種類、ジャンル、および/または他の編成基準に基づいて編成されたメディアコンテンツ情報のための選択可能オプション302を含む。表示300では、テレビ一覧オプション304が選択されているため、放送番組一覧として、一覧306、308、310、および312を提供している。本明細書で議論される他の図面内に示される一覧とは異なり、表示300の一覧は、単純テキスト(例えば、番組タイトル)およびメディアを説明するアイコンに限定されない。表示300では、一覧は、カバーアート、メディアコンテンツからの静止画像、ビデオクリップのプレビュー、メディアコンテンツからのライブビデオ、または一覧によって説明されているメディアコンテンツをユーザに示す他の種類のメディアを含む、グラフィック画像を提供してもよい。グラフィック一覧の各々はまた、一覧と関連付けられたメディアコンテンツに関するさらなる情報を提供するテキストを伴ってもよい。例えば、一覧308は、メディア部分314およびテキスト部分316を含む、2つ以上の部分を含んでもよい。メディア部分314および/またはテキスト部分316は、ビデオを全画面で視聴するように、あるいはメディア部分314に表示されるビデオに関連する番組一覧を閲覧するように(例えば、ビデオが表示されるチャンネルの一覧を閲覧するように)、選択可能であってもよい。
【0028】
表示300の一覧は、異なる相対的サイズ(すなわち、一覧306は、一覧308、310、および312よりも大きく示される)であるが、所望に応じて、全一覧が、例えば、
図4に示されるものと同一サイズであってもよい。一覧は、異なるサイズであってもよく、またはグラフィック的に強調され、ユーザに関心度を示す、あるいはメディアプロバイダによる所望に応じて、もしくはユーザ好みに基づいて、あるコンテンツを際立たせてもよい。メディア一覧をグラフィック的に強調する種々のシステムおよび方法は、例えば、2005年12月29日出願のYatesの米国特許出願第11/324,202号に議論されており、その全体が本明細書に参考として援用される。
【0029】
メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザの好みに基づいて個人化されてもよい。個人化されたメディアガイダンスアプリケーションは、ユーザが、メディアガイダンスアプリケーションによって個人化された「経験」を構築するように、表示および機能をカスタマイズすることを可能にする。この個人化された経験は、ユーザがこれらのカスタマイズを入力できるようにすることによって、および/または種々のユーザ好みを決定するようにメディアガイダンスアプリケーションがユーザのアクティビティをモニタすることによって、構築されてもよい。ユーザは、ログインすることによって、または別様にガイダンスアプリケーションに対して自らを識別することによって、個人化されたガイダンスアプリケーションにアクセスしてもよい。メディアガイダンスアプリケーションのカスタマイズは、ユーザプロファイルに従って成されてもよい。カスタマイズは、提示方式(例えば、表示のカラー方式、テキストのフォントサイズ等)、表示されるメディアコンテンツ一覧の態様(例えば、HDTV番組のみ、お気に入りチャンネル選択に基づいたユーザ指定の放送チャンネル、チャンネルの表示の並び換え、推奨メディアコンテンツ等)、所望の録画機能(例えば、特定のユーザに対する録画または連続録画、録画の質等)、ペアレンタルコントロール設定、および他の所望のカスタマイズを変動させることを含んでもよい。
【0030】
メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザがユーザプロファイル情報(機械可読データに処理可能である)を提供することを可能にしてもよく、またはユーザプロファイル情報を自動的にまとめてもよい。メディアガイダンスアプリケーションは、例えば、ユーザがアクセスするメディア、および/またはユーザがガイダンスアプリケーションによって行い得る他の交信を監視してもよい。加えて、メディアガイダンスアプリケーションは、特定のユーザに関連する他のユーザプロファイルの全体または一部を取得し(例えば、www.tvguide.com等の、ユーザがアクセスするインターネット上の他のウェブサイトから、ユーザがアクセスする他のメディアガイダンスアプリケーションから、ユーザがアクセスする他の双方向アプリケーションから、ユーザのハンドヘルド装置から等)、および/またはメディアガイダンスアプリケーションがアクセスし得る他のソースから、ユーザに関する情報を取得してもよい。結果として、ユーザの異なる装置にわたって、統一されたガイダンスアプリケーション経験をユーザに提供することが可能である。さらなる個人化メディアガイダンスアプリケーション機能は、2005年7月11日出願のEllisらの米国特許出願第11/179,410号、1999年11月9日出願のBoyerらの米国特許出願第09/437,304号、および2002年2月21日出願のEllisらの米国特許出願第10/105,128号にさらに詳細に説明されており、その全体が本明細書に参考として援用される。
【0031】
図4は、ユーザ用に個人化される表示の実施例である、表示400を示す。表示400は、モジュール式メディアガイダンスダッシュボードアプリケーション表示として示され、本明細書では、ダッシュボードと称される場合がある。モジュール式メディアガイダンスダッシュボードアプリケーションおよびアプリケーション表示は、2006年9月29日出願の同一譲受人のShannonらの米国特許出願第11/541,299号にさらに議論されており、その全体が本明細書に参考として援用される。表示400は、
図2のタブ領域214と類似または同一のタブ領域402を含むが、当業者は、表示400が、例えば、任意の種類の表示からのオプションのユーザ選択(例えば、表示300内の選択可能オプション302のうちの1つ等)の受信、ガイダンスアプリケーションへのログイン等に応答して、提示されてもよいことを理解するであろう。
【0032】
表示400は、放送中モジュール404、放送予定モジュール406、および最新一覧モジュール408を含む、カスタマイズ可能双方向ユーザインターフェースを示す。これらの特定のモジュールは、種々の理由から、表示400内に含まれてもよい。例えば、ユーザプロファイルは、これらのモジュールのうちの1つ以上を表示400内に含ませてもよい。別の実施例として、ユーザは、表示400内に含まれるモジュールのうちの1つ以上を具体的に選択していてもよい。さらに別の実施例として、ユーザのフレンド等の別の人物が、モジュールのうちの1つ以上を表示400と関連付けていてもよい。
【0033】
例示されるように、各モジュールは、メディアファイルと関連付けられ、各メディアファイルは、選択され得る少なくとも1つの対応するメディア一覧を有することが可能である。ユーザは、ユーザ入力装置を利用して、メディア一覧のいずれかを囲繞および選択するようにハイライト領域410をナビゲート可能である。一覧の選択に応答して、メディアガイダンスアプリケーションは、データを読み出し、ユーザにメディアまたは情報を提示すること、および/または選択されたメディア一覧と関連付けられた任意の他のコマンド(例えば、録画のための番組予約、リマインダの設定、番組のお気に入り一覧またはユーザプロファイルとの関連付け等)を実行することを含み得る、新しい表示を生成してもよい。
【0034】
放送中モジュール404、放送予定モジュール406、および最新一覧モジュール408は、表示400内に含まれる3つのみのモジュールである。追加またはより少ないモジュールが、本発明の任意の他の表示と同様に、表示406内に含まれてもよい。いくつかの実施形態では、特定のモジュールは、メディアガイダンスアプリケーションによって、特定の表示と自動的に関連付けられる。他の実施形態では、ユーザは、いくつおよびどのモジュールを任意の所与の表示内に含め得るかを構成してもよい。例えば、表示400は、3つのみのモジュールに制限され、1つ以上の推奨されるモジュールを含むように構成可能である。そのような構成は、あらゆる他のユーザ指定設定同様に、ユーザ好みデータ、またはより一般的には、ユーザデータファイルとして、保存される。
【0035】
図5の表示500は、メディアガイダンスアプリケーションによる、どのモジュールが、例えば、表示400内に含まれるかを手動で構成(または、再構成)するためのユーザ指示の受信に応答して、ユーザに提示され得る例示的表示を示す。表示500は、オーバーレイ502を含む。オーバーレイ502は、例えば、モジュール追加オプション504、モジュール削除オプション506、およびモジュール置換オプション508等、選択可能オプションを含んでもよい。いくつかの事例では、オーバーレイ502内に含まれるオプションは、モジュール専用であって、選択されるモジュールの一部に応答して表示可能である(例えば、アイコン(図示せず)、モジュールヘッダ(すなわち、モジュール名を含むモジュールの一部)等)。他の事例では、オーバーレイ502は、汎用であり得、メディアガイダンスアプリケーションが、オプションが選択された後、モジュールを選択されたオプションと関連付けるようにユーザに求める。例えば、モジュール追加オプション504の選択に応答して、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザにモジュールを表示400に追加可能とする表示を生成してもよい。別の実施例として、モジュール削除オプション506の選択に応答して、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザにモジュールの表示400との関連付けを削除可能とする表示を生成してもよい。モジュール置換オプション508は、メディアガイダンスアプリケーションに、例えば、表示600を生成させてもよい。
【0036】
表示600は、
図6に例示される。オーバーレイ602は、表示600内に含まれてもよい。オーバーレイ602は、モジュールオプションを含む(類似または同一オプションはまた、モジュール追加オプション504の選択の受信に応答して、提供されてもよい)。ユーザは、オーバーレイ602内に含まれるモジュールオプションのいずれかをハイライトおよび選択可能である。任意の表示内の任意のオプションの選択は、メディアガイダンスアプリケーションに1つ以上のコマンドを実行させてもよい。コマンドは、例えば、メディアのテーマ(ホラー、コメディ等)、メディアのジャンル、メディアの種類(テレビ番組、ウェブサイト等)、メディアソース(例えば、衛星テレビ、ケーブルテレビヘッドエンド、インターネット、携帯電話網等)、メディア関連語等に基づいて、新しいモジュールを検索、追加、および/または構築することによって、例えば、表示400をカスタマイズする際、ユーザを補助してもよい。
【0037】
例えば、推奨オプション604のユーザ選択の受信に応答して、メディアガイダンスアプリケーションは、
図7の表示700または
図8の表示800をユーザに提示可能である。表示700は、タブ領域702、ならびに3つの推奨されるモジュール、すなわち、モジュール704、モジュール706、およびモジュール708を含む。モジュール704、706、および708は、好ましくは、オプション702と対応する。別のオプション(例えば、タブ領域702内に含まれる)の選択に応答して、表示700は、更新され、追加および/または異なるモジュールを含むことが可能である。例えば、オプション710の選択に応答して、メディアの1つ以上のフレンドリ推奨モジュールが、表示700内に含まれ得る。
【0038】
図7に示される各モジュールは、1つ以上のメディアファイルと関連付け可能である。表示700では、各メディアファイルは、対応するメディア一覧によって表される。メディア一覧の選択に応答して、メディアファイル(例えば、テレビ番組、音楽等)を再生可能である、追加情報が表示可能である等である。いくつかの事例では、1つ以上のメディアファイルとモジュールとの間の関連付けは、例えば、データサービスプロバイダ(オンラインテレビガイド等)、ユーザ機器上に実装されるメディアガイダンスアプリケーション等によって、自動的に構築可能である。他の事例では、1つ以上のメディアファイルとモジュールとの間の関連付けは、装置によるユーザまたは別の人物からのユーザ入力の受信に応答して、手動で構成可能である。他の人物は、本発明のユーザにとって完全に見知らぬ人である場合であっても、本明細書では、多くの場合、フレンドと称される。
【0039】
いくつかの実施形態では、モジュールとメディアファイルとの間の自動的に生成される関連付けは、例えば、利用データ(例えば、テレビ番組視聴履歴、ウェブサイト視聴履歴、携帯電話による通話等)、ユーザプロファイルデータ、および/またはフレンドリプロファイルデータに基づくことが可能である。フレンドリプロファイルは、ユーザプロファイルがユーザプロファイルデータに基づいて生成可能であるのと同様に、フレンドリプロファイルデータを使用して生成可能である。上述の、および本明細書に参考として援用される、ユーザプロファイルとのユーザの関係と同様、フレンド(および/またはフレンドのユーザ機器上で稼働するアプリケーション)は、フレンドリプロファイルを構成および維持可能である。利用データ等のダイナミックデータが利用されると、ユーザ/フレンドリプロファイルは、経時的に、自動的に変更可能である。例えば、ユーザは、あらゆる種類のスポーツの観戦を好む熱狂的スポーツファンであってもよい。フットボールのみ好きで、利用データに基づくフレンドリプロファイルを有する人物は、フットボールシーズンの間、ユーザのシーズンフレンドであってもよい。換言すると、本発明は、フレンドのプロファイルがユーザのプロファイルのいくつかの局面と一致すると、フレンドと関連付けられたモジュールのみ推奨し、1年のうちの任意の他の時間の間は、そうではなくてもよい。これによって、メディアへのユーザおよびフレンドの関心の集中および分化に伴って、ユーザは、経時的に、新しい人々に紹介され、その他の人々とは引き離されることが可能となってもよい。
【0040】
例えば、フレンド1は、ユーザのフレンドの1人を表す。モジュール704は、フレンド1(または、フレンド1の機器上に実装されるアプリケーション)がモジュール704と関連付けた少なくとも4つの一覧を含むように例示される。モジュール704は、フレンド1が、例えば、あらゆるユーザにモジュール704を公開、またはモジュール704を1つ以上の特定の人々(ユーザを含む)と共有後、推奨として、ユーザに利用可能となってもよい。特定の人々は、例えば、フレンド1の個人的友人、フレンド1のソーシャルネットワーキングウェブサイトと関連付けられた人々、所与のチャットルーム内の人々、フレンド1の電子メールまたはインスタントメッセージの仲間一覧上の人々、事前構成パスワード(および/またはユーザ名)をフレンド1の機器に提供する人々等であり得る。
【0041】
他の実施形態では、フレンド1は、連絡先情報を掲載し、1人以上の他人(ならびに、ユーザ)に自らを紹介し、それによって、人々が視聴するメディアファイルに基づいて、人々のソーシャルネットワーキングウェブを構築し、および/または交信可能となってもよい。このように、本発明は、ユーザにフレンド化要求を送信および/または受信可能にしてもよく、メディアガイダンスアプリケーションに別の人物と関連付けられているデータ(フレンドリデータと称される場合もある)へのアクセスを可能にするであろう。
【0042】
他の実施形態では、フレンド1は、別のユーザまたはメディアサービスプロバイダによって構築される理論上の人物であり得る。例えば、フレンド1は、アクション映画を好む、仮想上の人物であり得る。例えば、ユーザのプロファイルが、アクション番組と関連付けられている場合、フレンド1のアクションモジュールが、表示700内でユーザに推奨されてもよい。
【0043】
ユーザは、モジュール704を選択してもよく、それに応答して、モジュール704は、ユーザのプロファイルおよび/またはユーザのダッシュボード(
図7では、「マイガイド」として標識化される)等の特定の表示と関連付け可能である。モジュール704は、当業者によって周知の任意の手段(例えば、モジュール704のユーザ選択、ユーザのダッシュボード上へのモジュール704のドラッグおよびドロップ等)を使用して、他のユーザデータ(すなわち、特定のユーザと関連付けられたデータ)と関連付け可能である。
【0044】
メディアガイダンスアプリケーションはまた、
図8の表示800をユーザに提示可能である。表示800は、表示700の代わりに、または異なるユーザ選択の受信に応答して、ユーザに提示されてもよい。表示800は、他のユーザデータと関連付け可能なモジュール名を一覧化するオーバーレイ802を含む。一覧内の各名称は、選択可能オプションである。例えば、フレンド1オプション804が選択可能であって、それに応答して、対応するモジュールは、例えば、ユーザのダッシュボード、ユーザプロファイル等と関連付けられてもよい。
【0045】
オーバーレイ802はまた、システム推奨を含む。例えば、システム推奨は、フレンドリ推奨同様に、各々、少なくとも1つの共通特性を有する1つ以上のメディアファイルを備える、メディアのモジュールであり得る。システム推奨は、フレンドリ推奨とは異なり、例えば、サービスプロバイダのメディアファイル群に基づいて生成され、人物と関連付けられたユーザフレンドリデータに基づいて生成されない。メディアファイルは、例えば、気分、テーマ、ジャンル等に基づいて、グループ化され、オーバーレイ802内に含まれ得る。気分および他の高度検索機能は、同一譲受人のEllisらの2006年4月27日出願の米国特許第11/412,549号にさらに議論されており、その全体が本明細書に参考として援用される。
【0046】
図9は、メディアガイダンスアプリケーションが、例えば、
図7のモジュール704または
図8のオプション804のユーザ選択に応答して、ユーザに提示され得る、表示900を示す。表示900は、例えば、
図4の放送中モジュール404をフレンドリモジュール902と置換後に提示され得る、表示を示す。
【0047】
上述の表示は、例えば、ユーザテレビ機器(例えば、テレビ表示画面、テレビリモートコントロール、セットトップボックス上に実装されるテレビ番組ガイドアプリケーション等)のためにカスタマイズされるように例示される。表示1000を含む以下の表示は、例えば、ウェブ対応ユーザ機器(例えば、コンピュータ表示画面、マウス、キーボード、計算装置上に実装されるウェブブラウザアプリケーション等)のためにカスタマイズされるように例示される。
【0048】
図10は、
図4の表示400の変形例である、表示1000を示す。表示1000は、タブ領域402と同一または同様に機能し得る、タブ領域1002を含む。放送中モジュール1004、放送予定モジュール1006、および最新一覧モジュール1008はまた、表示1000内に含まれ、放送中モジュール404、放送予定モジュール406、および最新一覧モジュール408と同一または同様に使用可能である。加えて、ユーザは、これらのモジュールと、より一般的には、ウェブサイトと交信するために一般的に使用されるもの等、任意の他の方法(例えば、表示内に含まれ得るまたは含まれ得ない語の検索、個別に各モジュールをスクロール、表示をスクロールダウンし、画面に収まらない情報を確認、他の表示を閲覧するリンクを選択等)で、任意の表示と交信してもよい。
【0049】
表示1000は、いくつかの他のモジュール(すなわち、モジュール1010、1012、1014、および1016)ならびに他の表示要素も同様に含む。例えば、表示1000は、ユーザ検索構成要素1018のテキスト入力ボックスに入力する情報に基づいて、データを検索するために使用可能な、検索構成要素1018を含む。本明細書で議論される任意のガイド表示に統合され得る、メッセージボード1020は、ユーザと1人以上の他人との間のインスタント/テキストメッセージングサービスとして、および/またはチャットルームへのポータルとして、使用可能である。
【0050】
表示1000は、ユーザによるウェブブラウザアプリケーションへのURLの入力、テレビリモートコントロール上のボタンの押下に応答して、または任意の他の手段によって、ユーザに提示されてもよい。いくつかの実施形態では、
図11の表示1100等の別の表示が、最初にユーザに提示されてもよい。表示1100は、ウェブ対応(または、任意の他の種類の)ユーザ機器によって提供され得る、例示的メインメニュー表示である。
【0051】
表示1100は、いくつかのオプション、モジュール、および/または他の表示構成要素を含んでもよい。例えば、オプション1102のユーザ選択に応答して、メディアガイダンスアプリケーションは、ダッシュボード表示等のユーザのために個人化された表示を生成してもよい。個人化された表示および含まれる構成要素は、上述のものと類似または同一に機能してもよい。
図10の個人化された表示がユーザに提示される前に、メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザに認証情報を要求するように指示してもよい。
【0052】
図12は、認証オーバーレイ1202を含む、例示的表示1200を示す。ユーザが、ユーザ名、パスワード等をテキスト入力ボックス1204に入力し、アイコン1206を選択後、メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザ入力情報の真正性を検証する。ユーザ入力情報が、真正として検証される場合、メディアガイダンスアプリケーションは、表示1000等の個人化されたガイドをユーザに提示してもよい。また、同様の認証手段が、メディアガイダンスアプリケーションに先立って実装され、フレンドが、視聴、編集、および/またはユーザに推奨を行なう、あるいはその逆を可能にしてもよい。当業者は、2つ以上のテキスト入力ボックスおよび/または2層以上の電子セキュリティが、メディアガイダンスアプリケーションによって利用されてもよいことを理解するであろう。
【0053】
メディアガイダンスアプリケーションが、ユーザの個人化されたダッシュボードへのアクセスをユーザに付与後、ユーザは、個人化された表示、基礎ユーザプロファイル、ユーザアカウント設定等を修正するための要望を指示してもよい。いくつかの実施形態では、メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザの個人化されたガイド(例えば、オンラインガイド、テレビ番組ガイド等)、ユーザプロファイル等のうちの1つにユーザが行なう修正の一部または全部を、1つ以上の他の個人化されたガイド、ユーザプロファイル等と同期させる。
【0054】
例えば、ユーザは、職場にいて、自宅での番組の録画予約を要望してもよい。ユーザは、オンラインメディアガイダンスアプリケーションにログインするための要望を指示することが可能であって、表示1100または表示1000が提示されてもよく、ユーザは、オンラインプログラムを使用して、ユーザの自宅テレビ機器による番組の録画を予約可能である。次いで、オンラインメディアガイダンスアプリケーションは、ユーザの自宅内のテレビメディアガイダンスアプリケーションおよび/またはユーザテレビ機器と通信し、番組録画予約コマンドをユーザテレビ機器に送信してもよい。
【0055】
別の実施例として、ユーザは、オンライン番組ガイドを使用して、個人化されたダッシュボード内に含まれるモジュールを変更してもよく、ユーザのオンライン番組ガイドに行なわれる任意の変更は、ユーザのテレビ番組ガイドと同期する。
図13の表示1300は、ユーザの個人化されたダッシュボードを修正するためのユーザの要望指示の受信に応答して提示され得る、表示を示す。ユーザが、例えば、マイガイドオプション1302を選択後、メディアガイダンスアプリケーションは、オーバーレイ1304を提示してもよい。オーバーレイ1304は、2つのオプションのみを含むように例示されるが、当業者は、本明細書で議論される任意の他のオーバーレイまたはオプション群同様に、より多くまたは少ないオプションが、オーバーレイ1304内に含まれてもよいことを理解するであろう。メディアガイダンスアプリケーションは、例えば、オプション1306のユーザ選択の受信に応答して、ユーザがダッシュボードの修正を所望するのかを決定してもよい。
【0056】
図14は、ユーザがユーザまたはフレンドのダッシュボードを修正するために使用可能なオプションを含む例示的表示である、表示1400を示す。例えば、1つ以上の編集オプションは、ユーザまたはフレンドのダッシュボードのうちの1つ以上である、またはその中に含まれ得る、各モジュールと関連付け可能である。放送中モジュール1402等のモジュールは、追加、除去、および推奨オプションと関連付け可能である。マイ推奨モジュール1404、フレンド1推奨モジュール1406、および種類モジュール1408等のモジュールは、各モジュールにのみ適用可能なオプションのみと関連付け可能である。
【0057】
例えば、ユーザによる推奨オプション1410の選択に応答して、メディアガイダンスアプリケーションは、例えば、サービスプロバイダ(および/または、その機器およびその上に実装されるメディアガイダンスアプリケーションを介して、種々の人々間のデータ転送を維持ならびに/あるいは促進する事業体もしくは複数の事業体)に送信される、1つ以上の共有コマンドを生成してもよい。共有コマンドは、マイ推奨モジュール1404を1人以上の他人に利用可能にしてもよい。1つ以上の配信設定は、各共有コマンドと関連付けられてもよい。配信設定は、何名かつどの人々に推奨モジュール1404を利用可能にするかを制御する。配信設定は、例えば、サービスプロバイダによって、自動的に構成される、またはユーザによって、手動で構成可能である。後者の場合、ユーザは、全推奨に影響を及ぼすグローバル配信設定、または1つ以上の特定の推奨に影響を及ぼす指定配信設定を構成してもよい。例えば、1つ以上の追加オプションは、推奨オプション1410のユーザ選択に応答して、表示可能である(例えば、図示されないオーバーレイを使用して)。これらの追加オプションは、ユーザに、対応するモジュールを1人以上の特定のフレンド、あらゆる人々、特定の人々のグループ等と共有することを選択可能にする。
【0058】
追加オプション1412等の追加オプションを使用して、モジュールが未だ関連付けられていない1つ以上のユーザ表示とモジュールを関連付け可能である。例えば、追加オプション1412のユーザ選択に応答して、メディアガイダンスアプリケーションは、表示1500を生成およびユーザに提示可能である。
【0059】
表示1500は、
図15に示され、オーバーレイ1502を含む。オーバーレイ1502は、ユーザが選択可能な1つ以上のオプションを含んでもよい。オプションのうちの1つのユーザ選択の受信に応答して、メディアガイダンスアプリケーションは、1つ以上の対応するコマンドを生成してもよい。コマンドは、適切な装置および/またはアプリケーションに配信可能である。例えば、ユーザは、そのオンラインガイドと交信し、フレンドが以前にユーザに推奨したモジュールをユーザの個人化されたテレビガイドと関連付けることを所望してもよい。オーバーレイ1502内に含まれるオプション1504の選択に応答して、ユーザのオンラインメディアガイダンスアプリケーションは、オンラインネットワークおよびサーバを通して、ユーザのテレビサービスプロバイダ(ユーザのインターネットサービスプロバイダと同一事業体であっても、またはそうでなくてもよい)に送信される、適切なコマンドを生成してもよい。コマンドに応答して、テレビサービスプロバイダは、適切なデータをユーザのテレビ機器にダウンロード可能である。その後、ユーザのテレビガイダンスアプリケーションは、例えば、ユーザのテレビダッシュボード内のフレンド1推奨モジュール1406と対応するモジュールを含んでもよい。
【0060】
ユーザが、表示からモジュールを削除することを所望する場合、ユーザは、表示15内に示されるもの等、除去オプションを選択してもよい。当業者は、単一システムが、上述の機能を実行する種々の手段を提供してもよいことを理解するであろう。例えば、ユーザは、モジュールがユーザのダッシュボード上でハイライトされている間、リモートコントロール上の専用キーを選択してもよく、それに応答して、メディアガイダンスアプリケーションは、そのキー選択と関連付けられた1つ以上のオプションを指定するためのオーバーレイをユーザに提示してもよい。
【0061】
図16は、例えば、オーバーレイ1602を含む、表示1600を示す。オーバーレイ1602は、例えば、ユーザによる
図10のモジュール1010のダブルクリックに応答して、どのようにオプションがユーザに提供され得るかの実施例である。このように、ユーザが、例えば、ユーザのダッシュボードとのモジュールの関連付けを削除することを所望する場合、表示1400および1500は、スキップされてもよい。本方法はまた、ユーザに、表示1400等の表示を閲覧および編集するための要望を指示可能としてもよい。
【0062】
図17は、例えば、フレンドリデータへのアクセスするための要望のユーザ指示の受信に応答して表示され得る、表示1700を示す。フレンドリデータは、フレンドリ機器上に実装されるメディアガイダンスアプリケーションによって、フレンドリダッシュボード、フレンドリプロファイル、フレンドリアカウント設定等の種々の種類のユーザ可読情報に処理および表示されてもよい(本明細書で使用される修飾語句「フレンドリ」は、種々の構成要素、データ、アプリケーション、機能等と、ユーザの構成要素、アプリケーション、機能等を区別することを意図する)。例えば、表示1700は、
図11のマイフレンドオプション1104のユーザ選択の受信に応答して、表示されてもよい。
【0063】
表示1700は、ユーザに認証情報をテキスト入力ボックス1704に入力可能にする、オーバーレイ1702を含む。次いで、認証情報は、アイコン1706のユーザ選択の受信に応答して、コンピュータ可読データに処理され、検証可能である。いくつかの実施形態では、フレンド一覧1708はまた、オーバーレイ1702内に含まれることが可能である。ユーザは、異なるフレンドに対して異なる認証情報を入力する必要があり得るため、ユーザは、最初に、どのフレンドのデータにユーザがアクセスを所望するかを選択する必要があり得る。
【0064】
検証される認証情報に応答して、ユーザおよび/またはフレンドリメディアガイダンスアプリケーションは、フレンドのデータへのアクセスをユーザに付与してもよい。例えば、ユーザのメディアガイダンスアプリケーションは、フレンドのデータをダウンロードし、フレンドリ情報(フレンドリデータに基づいて)をユーザに表示してもよい。別の実施例として、ユーザのメディアガイダンスアプリケーションは、フレンドのメディアガイダンスアプリケーションへのポータルとして作用し、それによって、ユーザは、フレンドリ機器上に実装されるフレンドリメディアガイダンスアプリケーションと直接交信可能となってもよい(ユーザ機器とは対照的に)。このように、本発明によって、ユーザは、(ほぼ)リアルタイムで、少なくとも1人の他のユーザの(すなわち、フレンドの)過去、現在、将来のメディア経験を閲覧、構成、および修正可能にする。いくつかの実施形態では、メディアガイダンスアプリケーションは、上述のものと同様に、ユーザのデータではなく、フレンドのデータのみを含むフレンドのデータを表示内に提示してもよい。同様に、これによって、フレンドは、ユーザのメディア経験を遠隔から閲覧、構成、および修正可能となってもよい。
【0065】
図18は、ユーザデータおよびフレンドリデータの両方がマージされ、ユーザが閲覧および交信するために、同時に提示される情報に処理される、別のアプローチの実施例である、表示1800を示す。当業者は、本発明が、ユーザおよび1人のフレンドと関連付けられたデータを提示することだけに限定されず、例えば、ユーザおよび数人のフレンド、2人のフレンドのみ等と関連付けられた情報を同時に提示してもよいことを理解するであろう。
【0066】
表示1800は、表示構成要素1802および1804を含む。表示構成要素1802は、ユーザのダッシュボードと関連付けられる、モジュール1806、1808、および1810を含む。追加モジュールは、ユーザのダッシュボードと関連付けられ、その場合、バー1812のスクロールダウンに応答して、表示されてもよい。表示構成要素1804は、フレンド3と名付けられたフレンドのダッシュボードと関連付けられる、モジュール1814および1816を含む。バー1818は、モジュール1814および1816が、フレンド3のダッシュボードと関連付けられたモジュール一覧の終わり近くにあることを示すため、追加モジュールは、バー1818のスクロールアップに応答して、提示され得る。
【0067】
フレンド3は、ユーザ(または、別のフレンド)が、フレンド3のデータ(例えば、ダッシュボード、モジュール、プロファイル等)に関連して有し得る制御に対して、ある制限を構成してもよい。フレンド3は、ユーザおよび/または他人が、フレンド3のデータと関連付けられた情報の一部または全部を閲覧のみを可能なように制限してもよい。フレンド3は、例えば、ユーザのみに完全アクセスを付与し、それによって、ユーザが、自らのモジュール、ダッシュボード、プロファイル等(本明細書で議論されるもののうちのいくつか)と交信し得るのと同様に、ユーザのみが、フレンド3のモジュール、ダッシュボード、プロファイル等と交信可能としてもよい。当業者は、種々のレベルの制御が、個々の人々、人々のグループ等に付与可能であって、上述の識別情報を使用して、別の人物がフレンド3のデータに有し得る制御の程度を決定可能であることを理解するであろう。
【0068】
例えば、別の人物であるフレンド1は、フレンド3のデータへのアクセスを有していてもよく、および/またはフレンド3は、フレンド1のデータへのアクセスを有していてもよい。誰が誰にアクセスを付与し得るかどうかにかかわらず、モジュール1816は、
図18では、フレンド1データと関連付けられて示され、現時点では、フレンド3のダッシュボード内に含まれている。フレンド3が、ユーザに適切なアクセス権を付与していると仮定して、ユーザは、モジュール1816をユーザのダッシュボードに追加してもよい。このように、本発明によって、ユーザは、他人と交信する人々と交信し、共通の関心を有する人々からメディアファイルおよび推奨を取得し、それによって、メディアおよび他の種類の電子エンターテインメントに基づいて、双方向メディアコミュニティを構築し、電子ソーシャルネットワークを創造する。
【0069】
本発明はまた、ユーザに他人のメディアライフを経験可能にすることに加えて、例えば、ユーザに別の人物のメディア経験を引き継ぐまたは修正可能にしてもよい。フレンドリプロファイルを修正する際にユーザにも利用可能な上述の機能の全部に加えて、ユーザは、ユーザデータをフレンドリデータに単に追加してもよい。例えば、ユーザは、フレンドのダッシュボード上へモジュールをクリック、ドラッグ、およびドロップしてもよい。
図19aは、モジュール1902と関連付けられたデータをフレンド3のダッシュボードに追加するユーザのスクリーンショットである、表示1900を示す。フレンド3のダッシュボード上にドラッグされるように示されるモジュール1904は、モジュール1902のコピーであってもよい。例えば、表示構成要素1906の境界内へのモジュール1904の配置(少なくとも大部分)に応答して、メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザがフレンド3のダッシュボードの修正(この場合、データの追加)を行なおうとしていることを視覚的に指示してもよい(例えば、表示構成要素1906の境界線の色または明度を変更する、ユーザの意図を確認するオーバーレイを表示する等によって)。ユーザが修正を継続する場合、モジュール1904は、フレンド3のダッシュボードに追加される。
【0070】
図19bは、ユーザによるモジュール1904のフレンド3のダッシュボードへの追加に応答して表示され得る、表示1908を示す。ユーザがモジュール1904をフレンド3のダッシュボードに追加する際、フレンド3がそのダッシュボードを閲覧する場合(例えば、そのテレビ番組ガイドを使用して)、フレンド3は、(ほぼ)瞬間的、またはフレンド3のユーザ機器が、ユーザがフレンド3のダッシュボードに行なった変更を含むように同期された後、更新が生じることを確認し得る。フレンド3のメディア機器およびメディアガイダンスアプリケーションは、自動的に(例えば、数分毎、ユーザが遠隔からフレンドリデータを更新後等)、および/またはフレンドによるユーザの変更の実装認証に応答して、同期されてもよい。
【0071】
ユーザによってフレンドリデータに成される修正は、フレンドリ機器に種々のコマンドを実行させてもよい。これらのコマンドのうちのいくつかは、例えば、フレンドリ設定に基づくコマンド、または他人によってフレンドリデータに成される修正との衝突を生じさせ得る。例えば、モジュール1904は、フレンドリ機器が別の番組を録画するために既に予約されている時間において、ある番組を録画するためのコマンドと関連付けられている場合がある。これらの衝突は、例えば、フレンドリデータへのアクセスを有する人物に優先順位を付すこと等を含む、いくつかの方法で克服可能である。例えば、フレンド3は、フレンド1が行なう変更よりも、ユーザが行なう任意の変更により高い優先順位を付すが、フレンド2の変更にユーザの変更よりも高い優先順位を付してもよい。フレンド3はまた、フレンド3が行なうまたはそれに成される設定等に最高優先順位を付してもよい。フレンド3のメディアガイダンスアプリケーションを使用して、種々の優先順位一覧を監視および維持し、衝突を解決することが可能である。衝突を解決するさらなるシステムおよび方法は、同一譲受人のEllisの米国特許出願第10/306,175号に議論されており、その全体が本明細書に参考として援用される。
【0072】
ユーザは、自らのおよびフレンドリメディアコンテンツ、ならびにそのユーザ機器装置のうちの1つ以上からのメディアガイダンスアプリケーション(および、その上述および後述の表示画面)にアクセスしてもよい。
図20は、例示的ユーザ機器装置2000の汎用実施形態を示す。ユーザ機器装置2000および本明細書に記載の構成要素は、フレンドがそれを使用する場合、フレンドリデータを維持するために使用される場合、および/またはフレンドリメディアガイダンスアプリケーションを実装する場合、フレンドリ機器とみなされる。ユーザ機器装置のより具体的実装は、
図21に関連して以下で議論される。ユーザ機器装置2000は、入/出力(以下、「I/O」)経路2002を介して、メディアコンテンツおよびデータを受信してもよい。I/O経路2002は、メディアコンテンツ(例えば、放送番組、オンデマンド番組、インターネットコンテンツ、および他のビデオまたはオーディオ)およびデータを、処理回路2006および記憶装置2008を含む、制御回路2004に提供してもよい。制御回路2004は、I/O経路2002を使用して、コマンド、要求、および他の好適なデータを送受信するために使用されてもよい。I/O経路2002は、制御回路2004(および、具体的には、処理回路2006)を1つ以上の通信経路(後述)に接続してもよい。I/O機能は、これらの通信経路のうちの1つ以上によって提供されてもよいが、図面が複雑になり過ぎることを回避するため、
図20では単一経路として示されている。
【0073】
制御回路2004は、1つ以上のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、プログラム可能論理装置等に基づく処理回路等、任意の好適な処理回路2006に基づいてもよい。いくつかの実施形態では、制御回路2004は、メモリ(すなわち、記憶装置2008)内に格納されるメディアガイダンスアプリケーションのための命令を実行する。クライアント・サーバに基づく実施形態では、制御回路2004は、ガイダンスアプリケーションサーバあるいは他のネットワークまたはサーバと通信するのに好適な通信回路を含んでもよい。通信回路は、ケーブルモデム、総合デジタル通信網(ISDN)モデム、デジタル加入者回線(DSL)モデム、電話モデム、または他の機器との通信用無線モデムを含んでもよい。そのような通信は、インターネットあるいは任意の他の好適な通信ネットワークまたは経路を伴ってもよい(
図21に関連してさらに詳細に説明される)。加えて、通信回路は、ユーザ機器装置のピアツーピア通信、または相互から遠隔の場所にあるユーザ機器装置の通信を可能にする回路を含んでもよい(以下でさらに詳細に説明される)。
【0074】
メモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ、読み取り専用メモリ、または任意の他の好適なメモリ)、ハードドライブ、光学ドライブ、あるいは任意の他の好適な固定または取外し可能な記憶装置(例えば、DVDレコーダ、CDレコーダ、ビデオカセットレコーダ、または他の好適な録画装置)は、制御回路2004の一部である記憶装置2008として提供されてもよい。記憶装置2008は、上述の種類の記憶装置のうちの1つ以上を含んでもよい。例えば、ユーザ機器装置2000は、DVR(パーソナルビデオレコーダまたはPVRと称されることもある)用のハードドライブおよび2次記憶装置としてのDVDレコーダを含んでもよい。記憶装置2008は、番組情報、ガイダンスアプリケーション設定、ユーザ好みまたはプロファイル情報、あるいはガイダンスアプリケーションを操作する際に使用される他のデータを含む、本明細書に説明される種々の種類のメディアおよびガイダンスアプリケーションデータを格納するために使用されてもよい。不揮発性メモリもまた、使用されてもよい(例えば、ブートアップルーチンや他の命令を起動するために)。
【0075】
制御回路2004は、1つ以上のアナログチューナ、1つ以上のMPEG-2デコーダまたは他のデジタル復号回路、高解像度チューナ、あるいは任意の他の好適な同調またはビデオ回路等のビデオ生成回路および同調回路、もしくはそのような回路の組み合わせを含んでもよい。符号化回路(例えば、記憶のために、無線、アナログ、またはデジタル信号をMPEG信号に変換するためのもの)もまた、提供されてもよい。制御回路2004はまた、ユーザ機器2000の好ましい出力形式にメディアをアップコンバートおよびダウンコンバートするスケーラ回路を含んでもよい。回路2004はまた、デジタルとアナログ信号間を変換するデジタル/アナログ変換回路およびアナログ/デジタル変換回路を含んでもよい。同調および符号化回路は、メディアコンテンツを受信して表示する、再生する、または録画するために、ユーザ機器によって使用されてもよい。同調および符号化回路はまた、ガイダンスデータを受信するために使用されてもよい。例えば、同調、ビデオ生成、符号化、復号、スケーラ、およびアナログ/デジタル回路を含む、本明細書で説明される回路は、1つ以上の汎用または専門プロセッサ上で稼働するソフトウェアを使用して実装されてもよい。複数のチューナが、同時同調機能に対処するように提供されてもよい(例えば、視聴および録画機能、ピクチャインピクチャ(PIP)機能、多重チューナ録画機能等)。記憶装置2008が、ユーザ機器2000とは別の装置として提供される場合、同調および符号化回路(複数のチューナを含む)は、記憶装置2008と関連付けられてもよい。
【0076】
ユーザは、ユーザ入力インターフェース2010を使用して、制御回路2004を制御してもよい。ユーザ入力インターフェース2010は、リモートコントロール、マウス、トラックボール、キーパッド、キーボード、タッチ画面、タッチパッド、スタイラス入力、ジョイスティック、音声認識インターフェース、または他のユーザ入力インターフェース等、任意の好適なユーザインターフェースであってもよい。ディスプレイ2012は、スタンドアロン型装置として提供される、またはユーザ機器装置2000の他の要素と統合されてもよい。ディスプレイ2012は、モニタ、テレビ、モバイル装置用液晶画面(LCD)、または視覚的画像を表示する任意の他の好適な機器のうちの1つ以上であってもよい。いくつかの実施形態では、ディスプレイ2012は、HDTV対応型であってもよい。スピーカ2014は、ユーザ機器装置2000の他の要素との統合として提供されてもよく、またはスタンドアロン型ユニットであってもよい。ディスプレイ2012上に表示されるビデオおよび他のメディアコンテンツの音声構成要素は、スピーカ2014を通して再生されてもよい。いくつかの実施形態では、音声は、スピーカ2014を介して音声を処理および出力する、受信機(図示せず)に配信されてもよい。
【0077】
図20のユーザ機器装置2000は、ユーザテレビ機器2102、ユーザコンピュータ機器2104、無線ユーザ通信装置2106、または非携帯型ゲーム機等のメディアにアクセスするために好適な任意の他の種類のユーザ機器として、
図21のシステム2100内に実装可能である。フレンドリ機器2108はまた、メディアにアクセスするために好適な任意の種類の機器であってもよい。フレンドリ機器2108と上述のユーザ機器との間の唯一の差異は、フレンドリ機器2108が、ユーザの代わりに、フレンドによって使用されることである。簡略化するため、これらの装置は、本明細書では総称して、ユーザおよびフレンドリ機器またはユーザおよびフレンドリ機器装置と称される場合がある。メディアガイダンスアプリケーションが実装されるユーザおよびフレンドリ機器装置は、スタンドアロン型装置として機能してもよく、または装置のネットワークの一部であってもよい。人々を互いにリンクさせるものを含む、装置の種々のネットワーク構成が実装されてもよく、以下でさらに詳細に議論される。
【0078】
ユーザテレビ機器2102は、セットトップボックス、衛星放送用受信機(IRD)、テレビセット、デジタル記憶装置、DVDレコーダ、ビデオカセットレコーダ(VCR)、ローカルメディアサーバ、または他のユーザテレビ機器を含んでもよい。これらの装置のうちの1つ以上は、所望に応じて、単一装置となるように統合されてもよい。ユーザコンピュータ機器2104は、PC、ノートパソコン、タブレット、WEBTV(登録商標)ボックス、パーソナルコンピュータテレビ(PC/TV)、PCメディアサーバ、PCメディアセンタ、または他のユーザコンピュータ機器を含んでもよい。WEBTVは、Microsoft Corp.の商標である。無線ユーザ通信装置2106は、PDA、携帯電話、携帯型ビデオプレーヤ、携帯型音楽プレーヤ、携帯型ゲーム機、または他の無線装置を含んでもよい。
【0079】
PC、WEBTV(登録商標)、および他のユーザ機器装置へのビデオの統合のためのテレビチューナーカードの出現に伴い、装置を上述の装置のうちの1つとして分類を試みる場合、その境界線が不鮮明となっていることに留意されたい。実際、ユーザテレビ機器2102、ユーザコンピュータ機器2104、および無線ユーザ通信装置2106の各々は、
図20に関連して上述されるシステム機能のうちの少なくとも一部を利用しており、結果として、装置上で利用可能なメディアコンテンツの種類に関して融通性を含み得る。例えば、ユーザテレビ機器2102は、インターネットコンテンツへのアクセスを可能にするインターネット対応型であってもよい一方で、ユーザコンピュータ機器2104は、テレビ番組へのアクセスを可能にするチューナを含んでもよい。メディアガイダンスアプリケーションはまた、種々の種類のユーザ機器上で同一レイアウトを有してもよく、またはユーザ機器の表示能力に合わせてもよい。例えば、ユーザコンピュータ機器上では、ガイダンスアプリケーションは、ウェブブラウザによってアクセスされるウェブサイトとして提供されてもよい。別の例では、ガイダンスアプリケーションは、無線ユーザ通信装置用に縮小されてもよい。
【0080】
システム2100では、通常は、各種類のユーザ機器装置が2つ以上存在するが、図面が複雑になり過ぎることを回避するため、各々1つだけが
図21に示されている。同様に、通常は、任意の所与のネットワーク内には、いくつかのフレンドリ機器が存在するが、図面が複雑になり過ぎることを回避するため、1つのみのフレンドリ機器2108が
図21に示されている。加えて、各ユーザまたはフレンドは、2つ以上の種類のユーザ機器装置(例えば、ユーザは、テレビセットおよびコンピュータを有してもよい)と、また、各種類のユーザ機器装置のうちの2つ以上(例えば、ユーザは、PDAおよび携帯電話および/または複数のテレビセットを有してもよい)を利用してもよい。
【0081】
ユーザはまた、他の人と同様に、家庭内装置および遠隔装置にわたって一貫したメディアガイダンスアプリケーション設定を維持するように、種々の設定を行なってもよい。設定は、ユーザデータとして保存可能であって、上述および後述のもの、ならびにお気に入りのチャンネルおよび番組、番組推奨のためにガイダンスアプリケーションが利用する番組好み、表示好み、および他の望ましいガイダンス設定を含む。例えば、ユーザが、職場のパソコンで、例えば、ウェブサイトwww.tvguide.com上であるチャンネルをお気に入りとして設定した場合、同一チャンネルが、ユーザの家庭内装置(例えば、ユーザテレビ機器およびユーザコンピュータ機器)、ならびに所望に応じて、ユーザのモバイル装置上でお気に入りとして表示されるであろう。したがって、同一または異なる種類のユーザおよびフレンドリ機器装置であるかどうかにかかわらず、1つのユーザおよびフレンドリ機器装置上で行われる変更は、別のユーザおよびフレンドリ機器装置上のガイダンス経験を変更することが可能である。さらに、行われる変更は、ユーザまたはフレンドによる設定入力、ならびにガイダンスアプリケーションによって監視されたユーザアクティビティおよびフレンドリアクティビティに基づいてもよい。
【0082】
ユーザおよびフレンドリ機器装置は、通信ネットワーク2118に連結されてもよい。すなわち、ユーザテレビ機器2102、ユーザコンピュータ機器2104、無線ユーザ通信装置2106、およびフレンドリ機器2108は、それぞれ、通信経路2110、2112、2114、および2116を介して、通信ネットワーク2118に連結される。通信ネットワーク2118は、インターネット、携帯電話ネットワーク、モバイル装置(例えば、BLACKBERRY(登録商標))ネットワーク、ケーブルネットワーク、公衆交換回線ネットワーク、または他の種類の通信ネットワーク、あるいは通信ネットワークの組み合わせを含む、1つ以上のネットワークであってもよい。BLACKBERRY(登録商標)は、Research In Motion Limited Corp.のサービスマークである。経路2110、2112、2114、および2116は、別個または一緒に、衛星経路、光ファイバ経路、ケーブル経路、インターネット通信をサポートする経路(例えば、IPTV)、フリースペース接続(例えば、放送または他の無線信号用)、あるいは任意の他の好適な有線または無線通信経路、もしくはそのような経路の組み合わせ等、1つ以上の通信経路を含んでもよい。経路2114は、
図21に示される例示的実施形態では、無線経路であることを示すように点線で描かれ、経路2110、2112、および2116は、有線経路であることを示すように実線で描かれている(しかし、これらの経路は、所望に応じて、無線経路であってもよい)。ユーザおよびフレンドリ機器装置との通信は、これらの通信経路のうちの1つ以上によって提供されてもよいが、
図21では、図面が複雑になり過ぎることを回避するため、単一経路として示されている。
【0083】
通信経路は、ユーザおよび/またはフレンドリ機器装置間には描かれていないが、これらの装置は、経路2110、2112、2114、および2116に関連して上述のもの等の通信経路を介して、ならびにUSBケーブル、IEEE1394ケーブル、無線経路(例えば、BLUETOOTH(登録商標)、赤外線、IEEE802-11x等)の短距離ポイントツーポイント通信経路、あるいは有線または無線経路を介した他の短距離通信を経由して、相互に直接通信してもよい。BLUETOOTH(登録商標)は、Bluetooth SIG,INC.の認証マークである。ユーザおよびフレンドリ機器装置はまた、通信ネットワーク2118を介した間接的経路を通して、直接相互に通信してもよい。
【0084】
システム2100は、それぞれ、通信経路2124および2126を介して通信ネットワーク2118に連結される、メディアコンテンツソース2120およびメディアガイダンスデータソース2122を含む。経路2124および2126は、経路2110、2112、2114、および2116に関連して上述の通信経路のいずれかを含んでもよい。メディアコンテンツソース2120およびメディアガイダンスデータソース2122との通信は、1つ以上の通信経路上で交換されてもよいが、
図21では、図面が複雑になりすぎないように、単一経路として示されている。加えて、メディアコンテンツソース2120およびメディアガイダンスデータソース2122の各々が2つ以上存在してもよいが、
図21では、図面が複雑になり過ぎることを回避するため、各々1つだけが示されている。(これらのソース各々の異なる種類は、以下に議論される。)所望に応じて、メディアコンテンツソース2120およびメディアガイダンスデータソース2122は、1つのソース装置として統合されてもよい。ソース2120および2122と、ユーザおよびフレンドリ機器装置2102、2104、2106、および2108との間の通信は、通信ネットワーク2118を通して示されているが、いくつかの実施形態では、ソース2120および2122は、経路2110、2112、および2114、および2116に関連して上述のもの等の通信経路(図示せず)を介して、ユーザおよびフレンドリ機器装置2102、2104、2106、および2108と直接通信してもよい。
【0085】
メディアコンテンツソース2120は、テレビ配信施設、ケーブルシステムヘッドエンド、衛星配信施設、番組ソース(例えば、NBC(登録商標)、ABC(登録商標)、HBO(登録商標)等のテレビ放送会社)、中間配信施設および/またはサーバ、インターネットプロバイダ、オンデマンドメディアサーバ、ならびに他のメディアコンテンツプロバイダを含む、1つ以上の種類のメディア配信機器を含んでもよい。NBC(登録商標)は、National Broadcasting Company,Inc.の商標であって、ABC(登録商標)は、ABC,INC.の商標であって、HBO(登録商標)は、Home Box Office,Inc.の商標である。メディアコンテンツソース2120は、メディアコンテンツの発信元であってもよく(例えば、テレビ放送会社、ウェブキャストプロバイダ等)、またはメディアコンテンツの発信元でなくてもよい(例えば、オンデマンドメディアコンテンツプロバイダ、ダウンロード用放送番組のビデオコンテンツのインターネットプロバイダ等)。メディアコンテンツソース2120は、ケーブルソース、衛星プロバイダ、オンデマンドプロバイダ、インターネットプロバイダ、または他のメディアコンテンツプロバイダを含んでもよい。メディアコンテンツソース2120はまた、ユーザおよび/またはフレンドリ機器装置のうちのいずれかから遠隔場所にある、異なる種類のメディアコンテンツ(ユーザによって選択されるビデオコンテンツを含む)を格納するために使用される、遠隔メディアサーバを含んでもよい。メディアコンテンツの遠隔記憶のため、および遠隔に格納されたメディアコンテンツをユーザ機器に提供するためのシステムおよび方法は、1999年6月11日出願のEllisらの米国特許出願第09/332,244号に関連して、さらに詳細に議論されており、その全体が本明細書に参考として援用される。
【0086】
メディアガイダンスデータソース2122は、メディア一覧、メディア関連情報(例えば、放送時間、放送チャンネル、メディアのタイトル、メディア内容、評価情報(例えば、ペアレンタルコントロール評価、批評家の評価等)、ジャンルまたはカテゴリ情報、俳優情報、放送会社またはプロバイダのロゴのロゴデータ等)、メディア形式(例えば、標準解像度、高解像度等)、広告情報(例えば、テキスト、画像、メディアクリップ等)、オンデマンド情報、ならびにユーザおよび他人が所望のメディア選択をナビゲートおよび検索するために有用な任意の他の種類のガイダンスデータ等、メディアガイダンスデータを提供してもよい。
【0087】
メディアガイダンスアプリケーションデータは、任意の好適なアプローチを使用して、ユーザおよびフレンドリ機器装置に提供されてもよい。いくつかの実施形態では、ガイダンスアプリケーションは、データフィード(例えば、連続フィード、トリクルフィード、またはチャンネルの垂直帰線消去期間内のデータ)を介して番組ガイドデータを受信する、スタンドアロン型双方向テレビ番組ガイドであってもよい。番組スケジュールデータおよび他のガイダンスデータは、テレビチャンネルのサイドバンド上、テレビチャンネルの垂直帰線消去期間内、帯域内デジタル信号を使用して、帯域外デジタル信号を使用して、または任意の他の好適なデータ伝送技術によって、ユーザおよびフレンドリ機器に提供されてもよい。番組スケジュールデータおよび他のガイダンスデータは、複数のアナログまたはデジタルテレビチャンネル上でユーザおよびフレンドリ機器に提供されてもよい。番組スケジュールデータおよび他のガイダンスデータは、任意の好適な頻度で(例えば、連続、毎日、ユーザ指定の期間、システム指定の期間、ユーザ機器からの要求に応じて等)、ユーザおよびフレンドリ機器に提供されてもよい。いくつかのアプローチでは、メディアガイダンスデータソース2122からのガイダンスデータは、クライアントサーバアプローチを使用して、ユーザおよびフレンド機器に提供されてもよい。例えば、ユーザおよび/またはフレンド機器上に常駐するガイダンスアプリケーションクライアントは、必要に応じてガイダンスデータを取得するように、ソース2122とのセッションを開始してもよい。メディアガイダンスデータソース2122は、ユーザおよびフレンドリ機器装置2102、2104、2106、および2108に、メディアガイダンスアプリケーション自体、またはメディアガイダンスアプリケーションのソフトウェア更新を提供してもよい。
【0088】
メディアガイダンスアプリケーションは、例えば、ユーザおよびフレンドリ機器装置上に実装されるスタンドアロン型のアプリケーションであってもよい。他の実施形態では、メディアガイダンスアプリケーションは、クライアントのみがユーザ機器装置上に常駐する、クライアントサーバアプリケーションであってもよい。例えば、メディアガイダンスアプリケーションは、部分的にユーザ機器装置2000の制御回路2004上のクライアントアプリケーションとして、および部分的にリモートサーバ上のサーバアプリケーションとして(例えば、メディアガイダンスデータソース2122)、実装されてもよい。ガイダンスアプリケーション表示は、メディアガイダンスデータソース2122によって生成され、ユーザおよびフレンドリ機器装置に伝送されてもよい。メディアガイダンスデータソース2122はまた、ユーザおよびフレンドリ機器上での記憶のためにデータを伝送してもよく、次いで、制御回路によって処理される命令に基づいて、ガイダンスアプリケーション表示を生成する。
【0089】
メディアガイダンスシステム2100は、いくつかのアプローチ、またはネットワーク構成を示すことを目的としており、これによって、ユーザおよびフレンドリ機器装置ならびにメディアコンテンツおよびガイダンスデータのソースは、メディアにアクセスし、メディアガイダンスを提供する目的で、相互に通信してもよい。本発明は、これらのアプローチのいずれか1つまたは一部において、またはメディアを送達し、メディアガイダンスを提供する他のアプローチを採用するシステムにおいて、適用されてもよい。以下の3つのアプローチは、
図21の汎用実施例の具体的例示を提供する。
【0090】
アプローチのうちの1つでは、ユーザ機器装置は、ホームネットワーク内で相互に通信してもよい。ユーザ機器装置は、上述の短距離のポイントツーポイント通信方式を介して、ホームネットワーク上に提供されるハブまたは他の類似装置を通した間接経路を介して、あるいは通信ネットワーク2118を介して、直接相互に通信することが可能である。単一家庭内の複数の個人の各々が、ホームネットワーク上の異なるユーザ機器装置を操作してもよい結果として、種々のメディアガイダンス情報または設定が、異なるユーザ機器装置間で伝達されることが望ましくてもよい。例えば、2005年7月11日出願のEllisらの米国特許出願第11/179,410号でさらに詳細に説明されているように、ホームネットワーク内の異なるユーザ機器装置上で一貫したメディアガイダンスアプリケーション設定をユーザが同期および維持することが望ましくてもよい。ホームネットワーク内の異なる種類のユーザ機器装置はまた、メディアコンテンツを相互に通信してもよい。例えば、ユーザは、ユーザコンピュータ機器から携帯型ビデオプレーヤまたは携帯型音楽プレーヤにメディアコンテンツを伝送してもよい。
【0091】
第2のアプローチでは、ユーザは、複数の種類のユーザ機器を有してもよく、これによって、メディアコンテンツにアクセスし、メディアガイダンスを取得する。例えば、一部のユーザは、家庭内およびモバイル装置によってアクセスされる、ホームネットワークを有してもよい。ユーザは、遠隔装置上に実装されるメディアガイダンスアプリケーションを介して、家庭内装置を制御してもよい。例えば、ユーザは、職場のパーソナルコンピュータ、あるいはPDAまたはウェブ対応携帯電話等のモバイル装置を介して、ウェブサイト上のオンラインメディアガイダンスアプリケーションにアクセスしてもよい。ユーザは、オンラインガイダンスアプリケーション上で種々の設定(例えば、録画、リマインダ、または他の設定)を設定して、ユーザの家庭内機器を制御してもよい。オンラインガイドは、ユーザの家庭内機器上のメディアガイダンスアプリケーションと直接通信することによって、ユーザの機器を制御してもよい。ユーザ機器装置が相互から遠隔の場所にある、ユーザ機器装置の通信のための種々のシステムおよび方法は、例えば、2004年8月26日出願のEllisらの米国特許出願第10/927,814号に議論されており、その全体が本明細書に参考として援用される。
【0092】
第3のアプローチでは、家庭内外のユーザ機器装置のユーザは、メディアガイダンスアプリケーションを使用して、メディアコンテンツソース2120と直接通信し、メディアコンテンツにアクセスすることが可能である。具体的には、家庭内では、ユーザテレビ機器2104およびユーザコンピュータ機器2106のユーザは、メディアガイダンスアプリケーションにアクセスし、望ましいメディアコンテンツ間をナビゲートおよび検索してもよい。ユーザはまた、無線ユーザ通信装置2106を使用して、家庭外のメディアガイダンスアプリケーションにアクセスし、望ましいメディアコンテンツ間をナビゲートおよび検索してもよい。
【0093】
上述の議論に加えて、ユーザおよびフレンドリデータを利用する例示的方法が、以下に議論される。
図22は、必要に応じて、フレンドリデータを検索し、ユーザデータを修正するために使用可能な、プロセス2200を示す。
【0094】
プロセス2200は、ステップ2202から開始する。ユーザデータは、ステップ2204において、例えば、ユーザ機器上に実装されるメディアガイダンスアプリケーションによって生成される。ユーザデータは、ユーザに関連する、任意の種類のコンピュータ可読データを含んでもよい。例えば、ユーザデータは、ユーザプロファイルデータ(すなわち、ユーザのメディアプロファイルと関連付けられたデータ)、ユーザアカウントデータ(すなわち、サービスプロバイダが、ユーザと、どのメディアおよび/またはサービスをユーザが受信する権利を有しているかを識別するために使用するデータ)、認証データ、ならびに任意の他のユーザ専用データを含んでもよい。ユーザデータは、1つ以上のデータファイルに細分化され、任意の数の方法でフォーマット可能である。ユーザデータは、任意の種類の装置、器具、システムおよび/またはアプリケーションによって使用されてもよい。ユーザデータは、本明細書で議論される任意の他のデータ同様に、コンピュータ可読媒体上に格納され、実行可能コマンド(例えば、検索コマンド、共有コマンド、録画コマンド、リマインダコマンド、削除コマンド等のうちの少なくとも1つ等)を含んでもよい。実行可能コマンドは、条件付きであって、例えば、実行される前に、特定の条件(例えば、時間および曜日)を満たすことが要求されてもよい。
【0095】
ユーザデータは、例えば、ユーザ機器、フレンドリ機器、メディアコンテンツソース、メディアデータソース、任意の他の装置または器具、任意のそのような装置または器具上に実装されるアプリケーション、あるいはそれらの任意の組み合わせによって、自動的に生成可能である。ユーザデータはまた、ユーザまたはフレンドによる手動入力に応答して生成可能である。上述のように、ユーザおよび/またはフレンドは、本発明によって、ユーザまたはフレンドがユーザデータを生成可能となる前に、識別される必要があってもよい。当業者は、フレンドリデータが、ユーザではなく、フレンドと関連付けられていること以外、ユーザデータと同一であることを理解するであろう。
【0096】
ステップ2206では、ユーザデータは、電子装置またはアプリケーションによってアクセスされる。電子装置またはアプリケーションは、例えば、ユーザ要求、自動的生成実行可能コマンド、または以前に生成された実行可能コマンドの条件充足に応答して、ユーザデータにアクセスしてもよい。例えば、遠隔サーバは、ユーザ機器内に含まれる記憶装置上で生成される、および/またはそこに格納される、ユーザデータにアクセスしてもよい。別の実施例として、ユーザ機器は、同一または他のユーザ機器上に格納されるユーザデータにアクセスしてもよい。
【0097】
プロセス2200は、ステップ2208に進み、そこでシステムは、ユーザデータが、実行される必要がある検索コマンドを含むかどうか決定する。検索コマンドは、条件付きであってもよく、またはそうでなくてもよい、実行可能コマンドである。検索コマンドは、自動的にまたはユーザ入力に応答して、生成されてもよく、非条件付き検索コマンドが未だ実行されていない場合、実行されるはずである。例えば、ユーザは、ユーザのダッシュボード上のモジュールを選択し、システムによる類似モジュールの検索を所望することを指示してもよい。そのようなユーザ入力は、システムに実行される必要がある非条件付き検索コマンドを生成させるであろう。条件付き検索コマンドは、例えば、ダイナミックデータ(上述)に基づき、ダイナミックデータが変化する場合、実行される必要があってもよい。条件付き検索コマンドは、条件が満たされた場合のみ実行されるはずである。
【0098】
プロセス2200は、本発明のシステム(例えば、メディアガイダンスアプリケーション)による実行される必要がある検索コマンドが存在することの決定に応答して、ステップ2210に進む。ステップ2210では、メディアガイダンスアプリケーションは、検索基準(検索コマンドと関連付けられたユーザデータに基づく、および/またはそれを含んでもよい)を生成する。
【0099】
ステップ2212では、本発明のシステムは、検索基準と一致するフレンドリデータを検索する。ユーザおよび/またはフレンドリユーザ機器上に実装される1つ以上のメディアガイダンスアプリケーション、ならびに1つ以上のメディアコンテンツソースおよび/またはメディアガイダンスソース上に実装される他のアプリケーションは、フレンドリデータを検索するために使用可能である。例えば、ユーザメディアガイダンスアプリケーションは、検索基準をいくつかのフレンドリメディアガイダンスアプリケーションに配信し、各フレンドリメディアガイダンスアプリケーションに、検索基準と一致するフレンドリデータのためにそのそれぞれのフレンドリ機器を検索させてもよい。別の実施例として、全メディアガイダンスアプリケーションは、各々が、検索基準と一致するフレンドリデータの検索が可能な1つ以上のアプリケーション起動を有する、1つ以上の中央サーバ(例えば、メディアガイダンスデータソース等)に、全ユーザデータおよびフレンドリデータをアップロードしてもよい。
【0100】
ステップ2214では、ユーザのメディアガイダンスアプリケーションは、検索基準と一致する任意のフレンドリデータが存在するかどうかを決定する。プロセス2200は、検索基準と一致するフレンドリデータが存在するとのユーザのメディアガイダンスアプリケーションによる決定に応答して、ステップ2216に進む。
【0101】
ステップ2216では、一致フレンドリデータは、検索結果にまとめられる。検索結果は、例えば、情報の一覧、メディアのモジュール等に処理後、ユーザに表示可能なデータであってもよい。
【0102】
ステップ2218では、ユーザデータは、検索結果に基づいて更新される。更新は、保存され、例えば、ユーザに提示される表示内に含まれる条件付き実行可能コマンドまたは情報に影響を及ぼす、ユーザデータへの実質的修正(追加および削除)を含んでもよい。例えば、ユーザデータは、子供に不適切な任意のフレンドリデータをブロックする、ダイナミックペアレンタルコントロール設定を含んでもよい。フレンドの推奨が、現時点では、子供に不適切であるため、検索結果がフレンドの推奨をもはや含まない場合、フレンドの推奨は、ユーザデータから自動的に除去される。更新はまた、ユーザデータへの非実質的変更を含んでもよい。非実質的変更は、例えば、検索コマンドが実行された時点、検索が完了した時点のタイムスタンプ、ならびに実行可能コマンドをトリガしない、または任意の表示画面内に含まれる情報に影響を及ぼさない、他の種類のデータを備えてもよい。
【0103】
次いで、プロセス2200は、ステップ2208に戻る。更新されたユーザデータが、実行される必要がある検索コマンドを含むかどうかに関して、ステップ2208で決定が行なわれる。そのような検索コマンドが更新されたユーザデータ内に存在する場合、プロセスは、上述のように、ステップ2208に進む。存在しない場合、プロセス2200は、ステップ2220に進む。
【0104】
ステップ2220では、システムは、実行される必要がある検索コマンドを待つ。ステップ2220はまた、ステップ2214において、システム検索基準と一致する任意のフレンドリデータが存在しないと決定する場合、ステップ2214に追従してもよい。当業者は、追加ステップおよび/または表示が、プロセス内に含まれてもよく、例えば、ユーザは、検索基準と一致する任意のフレンドリデータが存在しないことを通知されてもよいことを理解するであろう。
【0105】
システムがそのような検索コマンドを待つ間、システムは、オフにされてもよい。システムがオフにされると、プロセス2200は、ステップ2224で終了する。システムがオンである場合、システムは、検索コマンドがトリガされると、ユーザデータへのアクセスを継続してもよい。
【0106】
図23aおよび23bは、フレンドにユーザデータの修正を可能にする例示的方法である、プロセス2300を示す。当業者は、類似または同一プロセスによって、ユーザがフレンドリデータを修正可能となり得ることを理解するであろう。
【0107】
プロセス2300は、ステップ2302から開始し、ステップ2304では、ユーザデータが生成される。ユーザデータは、ユーザ入力、フレンドリ入力、またはシステム生成コマンドに応答して、例えば、メディアガイダンスアプリケーションまたは中央サーバによって、生成されてもよい。
【0108】
ステップ2306では、1人以上のフレンドがユーザデータにアクセス可能であり得るかどうかに関して、決定が行なわれる。メディアガイダンスアプリケーションは、例えば、一部または全部のユーザデータをあらゆる人々(例えば、公開ウェブサイトに公開すること等によって)、一部の人々のみ(例えば、ユーザ名および/またはパスワードの入力を要求すること等によって)等に利用可能にするように構成されてもよい。
【0109】
1人以上のフレンドが、ユーザデータにアクセス可能となる場合、プロセス2300は、ステップ2308に進む。ステップ2308では、認証データが生成される。認証データは、例えば、認証された人物または人々(あらゆる人であってもよい)のユーザデータへのアクセスを可能にしてもよい。
【0110】
ステップ2310では、システムは、フレンドリ機器によってアクセス可能な1つ以上の記憶装置上にユーザデータを維持する(ユーザ機器から他の機器へのユーザデータの転送、認証データの同期等を含んでもよい)。例えば、ユーザデータは、フレンドリ機器がアクセスする1つ以上の中央サーバにアップロードされてもよい。別の実施例として、ユーザデータは、1つ以上のフレンドリ機器(例えば、認証データ内に含まれるIPアドレスを有するもの)上に直接コピーされてもよい。
【0111】
ステップ2312では、ユーザデータのためにフレンドリ機器から発信される要求が、システムによって受信され、ステップ2314では、システムは、さらなる認証が要求されるかどうかを決定する。さらなる認証が、例えば、要求が発信される装置、要求される特定のユーザデータ等に応じて、認証データによって要求されてもよい。
【0112】
システムによる追加認証データが要求されるとの決定に応答して、プロセス2300は、ステップ2316に進み、そこでシステムは、フレンドリ機器に追加認証データの要求を送信する。
【0113】
ステップ2318では、フレンドリ機器は、要求される認証データを満たすデータに処理可能な情報を、フレンドに入力するように指示する。ステップ2320では、システムは、フレンドリ入力に対応するデータをフレンドリ機器から受信する。
【0114】
システムは、ステップ2322において、フレンドリ入力が認証データを満たすデータと対応するかどうか決定する。ステップ2324では、フレンドリ入力データが認証データを満たさない場合、フレンドは、ユーザデータへのアクセスを拒否され、プロセス2300は、ステップ2326で終了する。
【0115】
ステップ2322において、システムによるフレンドリ入力データが認証データの要件と一致するまたは別様に満たすとの決定に応答して、プロセス2300は、ステップ2328に進む。ステップ2328では、ユーザデータと関連付けられた情報を含む、表示が生成される(
図18の表示1800と類似または同一であってもよい)。表示は、例えば、フレンドリ機器によって、または別の電子装置によって生成され、フレンドリ機器にアップロードされてもよい。
【0116】
ステップ2330では、フレンドリ機器は、フレンドに表示を提示し、ステップ2332では、システムは、修正コマンドの受信を待つ。ステップ2334では、システムは、修正コマンドが受信されたかどうかを決定する。修正コマンドが受信されていない場合、システムは、ステップ2336において、フレンドが依然として表示と交信しているかどうかを決定する。フレンドは、例えば、表示を修正しているのではなく、閲覧しているだけである場合、プロセス2300は、ステップ2332に戻る。システムが、ステップ2336において、フレンドが表示との交信を停止していると決定すると(例えば、表示がタイムアウトしている、スクリーンセーバーが起動されている、番組ガイドが閉じられている、フレンドリ機器がシステムに信号を送信している等)、プロセス2300は、ステップ2326に進み、終了する。
【0117】
システムが、ステップ2334において、修正コマンド(例えば、ユーザデータを修正し得るコマンド)を受信したと決定すると、プロセス2300は、ステップ2338に進む。ステップ2338では、システムは、フレンドおよび/またはフレンドリ機器が、修正コマンドによって要求されるユーザデータを修正するために認証されているかどうかを決定する。そうでない場合、ステップ2340は、プロセス2300に進み、フレンドは、フレンドが要求された修正を行なうことを認証されていないことを通知される(例えば、ユーザ機器上に提示される表示を介して)。
【0118】
ステップ2342は、フレンドが、修正コマンドによって要求されるユーザデータを修正することを認証されていない場合、ステップ2338に追従する。ステップ2342では、ユーザデータは、修正コマンドに基づいて、修正される(例えば、システムまたはフレンドリ機器によって)。
【0119】
ステップ2344では、ユーザデータは、修正されると、ユーザ機器上に格納されるユーザデータと同期し、それによって、ユーザ機器上のユーザデータを相応じて更新する。ユーザが、同期が生じている際、図らずもユーザ機器と交信している場合、ユーザは、例えば、ユーザプロファイル、録画一覧等への変更を確認可能であってもよい。他の実施形態では、ユーザは、修正が完了される前に、ユーザデータへの修正を承認するように指示されてもよい。
【0120】
ステップ2346では、修正コマンドが新しいシステムコマンドを備えるかどうかに関して、決定が行なわれる。システムコマンドは、録画コマンド、連続録画コマンド、リマインダコマンド、削除コマンド、注文コマンド(映画および/または追加サービスのための)、あるいはユーザ機器または中央サーバに、種々のハードウェア(例えば、デジタル記憶装置、テレビ表示、オンデマンドサーバ、ウェブカメラ等)と協調させる、もしくは今後協調させる、任意の他のコマンドを含んでもよい。修正コマンドに新しいシステムコマンドがない場合(例えば、システムコマンドが以前に設定された、修正コマンドと関連付けられたシステムコマンドが存在しないため)、プロセス2300は、ステップ2328に戻り、修正されたユーザデータに基づいて、表示が生成される。
【0121】
修正コマンドが新しいシステムコマンドを備える場合、プロセス2300は、ステップ2348に進む。ステップ2348では、ユーザ機器またはその上に実装されるアプリケーションは、システムコマンドが提供される。
【0122】
ステップ2350では、ユーザ機器またはその上に実装されるアプリケーションは、新しいシステムコマンドが、任意の以前に構成されたシステムコマンドと衝突を生じさせるかどうかを決定する。そうでない場合、ユーザ機器またはその上に実装されるアプリケーションは、ステップ2352において、新しいシステムコマンドを実行し、次いで、プロセス2300は、ステップ2328(上述)に進む。
【0123】
ユーザ機器またはアプリケーションが、ステップ2350において、新しいシステムコマンドが、以前に構成されたシステムコマンドと衝突を生じさせると決定する場合、ユーザに通知が提示される。ユーザが、その時点でユーザ機器を使用していない場合、通知は、ユーザが将来に確認するために、待ち行列に入れられることが可能である。次いで、プロセス2300は、ステップ2356に進み、例えば、
図19bに関連して上述の衝突を解決する。
【0124】
上述のプロセスは、例示であって、限定を意図するものではない。当業者は、本明細書で議論されるプロセスのステップが、省略、修正、結合、および/または再編成されてもよく、任意の追加ステップが、本発明の範囲から逸脱することなく行なわれてもよいことを理解するであろう。より一般的には、上述の開示は、例示であって、限定を意味するものではない。以下の請求項のみ、本発明が含む境界を設定することが意図される。