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特許7262142複数の音声システムが装着されたオンラインメディアサービス具現方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-04-13
(45)【発行日】2023-04-21
(54)【発明の名称】複数の音声システムが装着されたオンラインメディアサービス具現方法
(51)【国際特許分類】
   G10L 13/10 20130101AFI20230414BHJP
   G10L 13/00 20060101ALI20230414BHJP
【FI】
G10L13/10 114
G10L13/10 112B
G10L13/10 111B
G10L13/00 100J
G10L13/00 100G
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2021513294
(86)(22)【出願日】2020-05-20
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-08-04
(86)【国際出願番号】 KR2020006592
(87)【国際公開番号】W WO2021054565
(87)【国際公開日】2021-03-25
【審査請求日】2021-12-10
(31)【優先権主張番号】10-2019-0115017
(32)【優先日】2019-09-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】521093761
【氏名又は名称】リ,ジョン ヨプ
(74)【代理人】
【識別番号】100091683
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼川 俊雄
(74)【代理人】
【識別番号】100179316
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 寛奈
(72)【発明者】
【氏名】リ,ジョン ヨプ
(72)【発明者】
【氏名】リ,グン ヨン
【審査官】中村 天真
(56)【参考文献】
【文献】特開2007-164210(JP,A)
【文献】特開2009-265279(JP,A)
【文献】特開2006-330440(JP,A)
【文献】特開2002-328694(JP,A)
【文献】特開2019-161465(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G10L 13/00-13/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
既設定のオンライン記事及びコンテンツを特定のメディアサイトから収集して個人端末機の画面に表示する1段階と、
購読者の音声を入力するかデータベースに予め保存された音声の中で特定人物の音声を設定する2段階と、
前記オンライン記事及びコンテンツを認識して分類する3段階と、
前記分類されたオンライン記事及びコンテンツを音声に変換する4段階と、
前記2段階で設定された購読者又は特定人物の音声で前記オンライン記事及びコンテンツを出力する5段階とを含み、
前記2段階は、前記特定人物の音声がオンライン商店に分野別に予め保存されており、前記購読者の選択によって前記オンライン商店で購買することができ、前記購読者の音声を前記オンライン商店に直接登録して販売することができ、前記購読者は購読者自身又は購読者が使用権を獲得した第3者を含み、
前記4段階において購読者は、前記3段階分類結果を基に予め保存されたイントネーションスタイルの中から音声を出力するための特定のイントネーションスタイルを設定し、前記3段階での分類結果を基に、予め保存された背景音の中から特定の背景音を設定し、前記音声及び前記背景音共に出力し、
前記5段階は、前記オンライン記事及びコンテンツを全体又はセクション別、キーワード別、記事別、出版社別、最新順、日付別、アクセス数別、関連度順、ヘッドライン別の中で一つ以上選択し、選択された前記オンライン記事及び前記コンテンツを前記2段階で設定された購読者又は特定人物の音声で出力する、ことを特徴とする、複数の音声システムが装着されたオンラインメディアサービス具現方法。
【請求項2】
通常のインターネット新聞及び検索ポータルなどの多様なオンラインコンテンツプラットホーム(ウェブ又はアプリ含み)が前記1~5段階を組み込むことを特徴とする、請求項1に記載の複数の音声システムが装着されたオンラインメディアサービス具現方法。
【請求項3】
前記購読者自身又は購読者が使用権を獲得した第3者の音声を前記購読者が選択した国家の言語に変換して入力及び出力することができることを特徴とする、請求項1に記載の複数の音声システムが装着されたオンラインメディアサービス具現方法。
【請求項4】
予め設定されて商店に登録されている音声は、出力の際、購読者が選択した国家の言語に変換して出力することを特徴とする、請求項1に記載の複数の音声システムが装着されたオンラインメディアサービス具現方法。
【請求項5】
前記5段階で、音声出力の際、購読者が出力される音声の速度を選択して調節することができるように構成されることを特徴とする、請求項1に記載の複数の音声システムが装着されたオンラインメディアサービス具現方法。
【請求項6】
前記5段階で、音声出力の際、購読者が出力される音声のボリュームを選択して調節することができるように構成されることを特徴とする、請求項1に記載の複数の音声システムが装着されたオンラインメディアサービス具現方法。
【請求項7】
前記1~5段階で、オンライン記事及びコンテンツの選択と音声出力に対する実行、中止又は変更の命令を音声で実施することができるように、通常のインターネット新聞及び検索ポータルなどの多様なオンラインコンテンツプラットホーム(ウェブ又はアプリ含み)に音声認識ボタンが装着されることを特徴とする、請求項1に記載の複数の音声システムが装着されたオンラインメディアサービス具現方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は複数の音声システムが装着されたオンラインメディアサービス具現方法に関するもので、より詳しくはインターネット新聞及び検索ポータルなどの多様なオンラインコンテンツプラットホームでオンライン記事を購読するとき、目で記事を見て読むとともに読者自身を含めた多数の人物の音声で当該記事を購読者が直接選択して聴取することができるようにする一連の過程を含む複数の音声システムが装着されたオンラインメディアサービス具現方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、インターネット新聞のようなオンラインメディア、検索ポータル、オンラインコンテンツプラットホームなどでオンライン記事及びコンテンツを購読するとき、単純テキストのみで構成された記事を購読することが一般的であった。
【0003】
しかし、オンラインメディア環境変化につれて読者の記事購読パターン方式もPCからモバイルに転換されるのに従い、記事を読むことから見ることへの進化も一緒になされている実情である。
【0004】
実際に、最近のオンラインメディア読者の場合は、膨大な情報の洪水の中で自分に必要な情報のみ獲得しようとすることが現実である。
【0005】
したがって、読者に主要な核心イッシューのみを簡潔に提供することにより、必ず必要な情報のみをモバイルで手軽かつ便利に読者が確認することができるように構成されたカードニュースも人気を呼んでいる。
【0006】
しかし、オンライン上での記事及びコンテンツの購読の際、伝統的なテキスト基盤の記事(コンテンツ)やカードニュースがオンラインメディア環境で読者の全ての記事購読活動を満たすことができるものではない。
【0007】
実際に、現在のオンラインメディア環境でのオンライン記事及びコンテンツの購読には主に人の目を用い、よって視力低下などの疾患にさらされている。
【0008】
また、忙しい現代人の生活パターンでもモバイル上で目のみでオンライン記事及びコンテンツを購読することは、時間的、場所的及び環境的な影響のためその活用度が低くなっていることも事実である。
【0009】
特に、長距離運転による出張及び移動が多い人の場合、モバイルを活用して目のみでオンライン記事及びコンテンツを購読することは相当な眼疲労につながるだけでなく、交通事故などの人命被害に至りうる事件を引き起こす危険にさらされてしまう。
【0010】
また、モバイルを通して目のみでオンライン記事及びコンテンツを購読するときは、その他の活動を並行することができないという欠点などもある。
【0011】
よって、その後にオンライン記事及びコンテンツ購読(消費)のために登場した技術が、テキストを音声に変換し、画一的な音声でコンテンツを送り出すことである。
【0012】
しかし、このような従来の技術は、変換プログラムを用いる音声への変換によって、既設定の音声でスピーカーを通してテキストを単純に出力するものに過ぎないので、インターネット新聞と検索ポータルなどの多様なオンラインコンテンツプラットホームで記事を聴取するときに非常に退屈であり、読者(大衆)の参加システムの不在のため大衆的関心も引くことができない問題点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0013】
【文献】韓国公開特許第2004-0033767号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
本発明はこのような従来の問題点を解決するためになされたもので、インターネット新聞及び検索ポータルなどの多様なオンラインコンテンツプラットホームでオンライン記事及びコンテンツを購読するとき、目で記事及びコンテンツを見て読むとともに読者自分を含めた多数の人物の音声で当該記事及びコンテンツを購読者が直接選択して聴取することができるようにする複数の音声システムが装着されたオンラインメディアサービス具現方法を提供することに目的がある。
【0015】
本発明が解決しようとする課題は以上で言及した課題に制限されず、言及しなかった他の課題は以下の記載から通常の技術者に明らかに理解可能であろう。
【課題を解決するための手段】
【0016】
前記目的を達成するために、本発明による複数の音声システムが装着されたオンラインメディアサービス具現方法は、既設定のオンライン記事及びコンテンツを特定のメディアサイトから収集して個人端末機の画面に表示する1段階と、購読者の音声を入力するかデータベースに予め保存された音声の中で特定人物の音声を設定する2段階と、前記オンライン記事及びコンテンツを認識して分類する3段階と、前記分類されたオンライン記事及びコンテンツを音声に変換する4段階と、前記2段階で設定された購読者又は特定人物の音声で前記オンライン記事及びコンテンツを出力する5段階とを含む。
【0017】
前記2段階は、前記特定人物の音声がオンライン商店に分野別に予め保存されており、前記購読者の選択によって前記オンライン商店で購買することができる。
【0018】
前記2段階は、前記購読者の音声を前記オンライン商店に直接登録して販売することができ、前記購読者は購読者自身又は購読者が使用権を獲得した第3者を含む。
【0019】
前記5段階は、前記オンライン記事及びコンテンツを全体又はセクション別、キーワード別、記事別、出版社別、最新順、日付別、アクセス数別、関連度順、ヘッドライン別の中で一つ以上選択し、既設定の音声で出力することができる。
【0020】
前記4段階で分類されたオンライン記事及びコンテンツの条件によって予め保存された背景音の中で特定の背景音を設定し、前記音声とともに背景音を出力することができる。
【0021】
前記4段階で分類されたオンライン記事及びコンテンツの条件によって予め保存されたイントネーションスタイルの中で特定のイントネーションスタイルを設定して音声で出力することができる。
【0022】
前記5段階は、前記オンライン記事及びコンテンツを全体又はセクション別、キーワード別、記事別、出版社別、最新順、日付別、アクセス数別、関連度順、ヘッドライン別の中で一つ以上選択し、使用者が選択した音声で選択的に出力することができる。
【0023】
通常のインターネット新聞及び検索ポータルなどの多様なオンラインコンテンツプラットホーム(ウェブ又はアプリを含む)が前記1~5段階を組み込むことができる。
【0024】
前記購読者自身又は購読者が使用権を獲得した第3者の音声を購読者が選択した国家の言語に変換して入力及び出力することができる。
【0025】
予め設定されて商店に登録されている音声は、出力の際、利用者が選択した国家の言語に変換して出力することができる。
【0026】
前記5段階で、音声出力の際、使用者が出力される音声の速度を選択して調節することができるように構成されることができる。
【0027】
前記5段階で、音声出力の際、使用者が出力される音声のボリュームを選択して調節することができるように構成されることができる。
【0028】
前記1~5段階で、オンライン記事及びコンテンツの選択と音声出力に対する実行、中止又は変更の命令を音声で実施することができるように、通常のインターネット新聞及び検索ポータルなどの多様なオンラインコンテンツプラットホーム(ウェブ又はアプリを含む)に音声認識ボタンが装着されることができる。
【0029】
本発明の他の特徴及びより具体的な事項は詳細な説明及び図面に含まれている。
【発明の効果】
【0030】
このように構成された本発明による複数の音声システムが装着されたオンラインメディアサービス具現方法によれば、従来技術の問題点を克服し、現代人の多様な日常生活でも時間的、場所的及び環境的な影響を受けず、円滑なオンラインメディア購読活動の便宜性を高める効果がある。
【0031】
また、購読者自分の音声を録音するか又は読者が使用権を獲得した第3者の音声を録音しておき、オンラインメディアサイト(インターネット新聞、検索ポータル、多様なオンラインコンテンツプラットホーム)などで記事及びコンテンツを購読するとき、自分の音声又は購読者が使用権を獲得した第3者の音声で特定の記事及びコンテンツを聴取することができるだけでなく、既設定の多様な分野の人物の音声を音声保存システムに保存しておき、読者が特定の音声を選択して自分の好みに応じて記事及びコンテンツを聴取することができる効果もある。
【0032】
また、自分の音声又は購読者が使用権を獲得した第3者の音声を直接音声ストアで販売することもでき、特定人の音声も購読者(利用者)が選択して購買することができる非常に有用な効果もある。
【0033】
また、使用者は自分が望む言語を直接選択した言語で特定の記事及びコンテンツを聴取することができ、インターネット新聞及びポータルなどの多様なオンラインコンテンツプラットホームで提供する全体又はセクション別、キーワード別、記事別、出版社別、最新順、日付別、アクセス数別、関連度順、ヘッドライン別に自分が選択した記事及びコンテンツを自分が選択した音声で聴取することができる効果もある。
【0034】
本発明の効果は以上で言及した効果に制限されず、言及しなかった他の効果は以下の記載から通常の技術者に明らかに理解可能であろう。
【図面の簡単な説明】
【0035】
図1】本発明の複数の音声認識の実施例を示す図である。
図2】本発明による複数の音声システムが装着されたオンラインメディアサービス具現方法の一実施例を示す制御フローチャートである。
図3】検索ポータル又はインターネット新聞などの多様なオンラインコンテンツプラットホームのオンライン記事及びコンテンツを音声で具現する具体的な実施例を示すフローチャートである。
図4図2の他の実施例を示す制御フローチャートである。
図5】本発明の購読者の音声を録音して保存する過程を示す制御フローチャートである。
図6】本発明の保存された音声を選択してオンライン商店に登録して販売する過程を示す制御フローチャートである
図7】本発明の背景音を設定する過程を示す制御フローチャートである。
図8】本発明のスタイル別音声を設定する過程を示す制御フローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0036】
本発明は多様な変形例及び実施例を有することができるが、その中で特定の実施例を詳細な説明及び添付図面の例示に基づいてより詳細に説明する。また、本発明の説明において、関連した周知の慣用技術についての具体的な説明が本発明の要旨をあいまいにする可能性があると判断される場合にはその説明を省略する。
【0037】
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0038】
図1及び図2は本発明による複数の音声システムが装着されたオンラインメディアサービス具現方法の一実施例を示す制御フローチャートである。
【0039】
図のように、発明による複数の音声システムが装着されたオンラインメディアサービス具現方法は、既設定のオンライン記事及びコンテンツを特定のメディアサイトから収集して個人端末機の画面に表示する1段階(S11)と、購読者の音声を入力するかデータベースに予め保存された音声の中で特定人物の音声を設定する2段階(S12)と、前記オンライン記事及びコンテンツを認識して分類する3段階(S13)と、分類されたオンライン記事及びコンテンツを音声に変換する4段階(S14)と、前記2段階で設定された購読者又は特定人物の音声で前記オンライン記事及びコンテンツを出力する5段階(S15)とを含む。
【0040】
前記1段階(S11)では、既設定のオンライン記事及びコンテンツを特定のメディアサイトから収集して個人端末機の画面に表示する。
【0041】
ここで、前記オンライン記事及びコンテンツは、政治、経済、スポーツ、文化などのように記事別ウェブ漫画又はセクション別に分類して設定することができる。また、韓国語、英語、日本語、中国語などの各国の言語を選択することができる。
【0042】
前記2段階(S12)は、前記購読者の音声を前記オンライン商店に直接登録して販売することができ、前記購読者は購読者自身又は購読者が使用権を獲得した第3者を含む。
【0043】
したがって、前記2段階(S12)では、購読者自身又は購読者が使用権を獲得した第3者の音声を入力するか、データベースに予め保存された音声の中で特定人物の音声を設定することができる。
【0044】
前記商店には政治家、芸能人、アナウンサー、スポーツマンなどのように分類された購買音声リストが備えられており、これに自分の音声を直接登録することもできる。
【0045】
3段階(S13)では前記オンライン記事及びコンテンツを認識して分類する。
【0046】
ここで、通常の人工知能(Artificial Intelligence)技術を用いて抽出したキーフレームからイメージ又はテキスト領域を抽出し、抽出された領域から文字認識によってニュース及びコンテンツの各記事(コンテンツ)別題目を獲得して保存することにより、題目別又は内容別にニュース及びコンテンツを分類することができる。
【0047】
より具体的には、前記人工知能技術を用いてオンライン記事及びコンテンツの全体又はセクション別、キーワード別、記事別、出版社別、最新順、日付別、アクセス数別、関連度順、ヘッドライン別にニュース、ウェブ漫画などを分類することもできる。
【0048】
4段階(S14)では、分類されたオンライン記事及びコンテンツを音声に変換し、5段階(S15)では前記2段階で設定された購読者又は特定人物の音声で前記オンライン記事及びコンテンツを出力する。
【0049】
前記5段階は、前記オンライン記事及びコンテンツを全体又はセクション別、キーワード別、記事別、出版社別、最新順、日付別、アクセス数別、関連度順、ヘッドライン別の中で一つ以上を選択し、既設定の音声で出力することが好ましい。
【0050】
図3は検索ポータル又はインターネット新聞などの多様なオンラインコンテンツプラットホームのオンライン記事及びコンテンツを音声で具現する具体的な実施例を示すフローチャートである。
【0051】
図示のように、特定の検索ポータルから既設定のオンライン記事及びコンテンツを収集し(S21)、購読者自身又は購読者が使用権を獲得した第3者の音声又はオンライン商店で購買した特定人物の音声を設定し(S22)、前記オンライン記事及びコンテンツを認識して分類した後(S23)、分類されたオンライン記事及びコンテンツを音声に変換した後、出力順を検索し(S24)、前記段階で設定された購読者又は特定人物の音声で前記オンライン記事及びコンテンツを出力する(S25)。
【0052】
他の例として、図示のように、特定のインターネット新聞から予め設定されたオンライン記事及びコンテンツを収集し(S31)、購読者自身又は購読者が使用権を獲得した第3者の音声を設定するか又はオンライン商店で購買した特定人物の音声を設定し(S32)、前記オンライン記事及びコンテンツを認識して分類した後(S33)、分類されたオンライン記事及びコンテンツを音声に変換した後、出力順を検索し(S34)、前記段階で設定された購読者又は特定人物の音声で前記オンライン記事及びコンテンツを出力する(S35)。
【0053】
図4図2の他の実施例を示す制御フローチャートである。
【0054】
図示のように、発明による複数の音声システムが装着されたオンラインメディアサービス具現方法は、既設定のオンライン記事及びコンテンツを特定のメディアサイトから収集して個人端末機の画面に表示する1段階(S41)と、購読者自身又は購読者が使用権を獲得した第3者の音声を入力するかデータベースに予め保存された音声の中で特定人物の音声を設定する2段階(S42)と、前記オンライン記事及びコンテンツを認識して分類する3段階(S43)と、分類されたオンライン記事及びコンテンツを音声に変換する4段階(S44)と、前記2段階で設定された購読者又は特定人物の音声で前記オンライン記事及びコンテンツを出力する5段階(S45)を含むものは図1に基づいて説明したものとほぼ同じである。
【0055】
ただ、前記2段階(S42)で購読者自身又は購読者が使用権を獲得した第3者の音声を入力するかデータベースに予め保存された音声の中で特定人物の音声を設定するにあたり、前記購読者自身又は購読者が使用権を獲得した第3者の音声を前記オンライン商店に直接登録して販売することができる機能を追加する。
【0056】
図5は本発明の購読者自身又は購読者が使用権を獲得した第3者の音声を録音して保存する過程を示す制御フローチャートである。
【0057】
図示のように、音声録音(S50)のために、まず個人の音声をマイクを通して入力すれば(S51)、入力された音声を聞いた後、保存するか否かを選択する(S52~S53)。
【0058】
保存することに選択されれば、英語、韓国語、日本語、中国語などの言語の中で特定の言語変換を選択し、変化及び保存段階を順次経て保存を完了する(S54~S58)。
【0059】
図6は本発明の保存された音声を選択してオンライン商店に登録して販売する過程を示す制御フローチャートである。
【0060】
図示のように、前記特定人物の音声がオンライン商店に分野別に予め保存されており、前記購読者の選択によって前記オンライン商店で購買することができる。
【0061】
例として、まずデータベースに保存された音声リストを見て(S60)、特定音声を選択して商店に伝送すれば(S61~62)、商店では当該音声の特定人の例として政治家、芸能人、アナウンサー、スポーツマンなどの分類別に表示することができ(S63)、これに購読者の音声の希望売価を登録して販売登録することができる(S64~S66)。
【0062】
図7は本発明の背景音を設定する過程を示す制御フローチャートである。
【0063】
本発明の前記4段階で分類されたオンライン記事及びコンテンツの条件によって予め保存された背景音の中で特定の背景音を設定し、前記音声とともに背景音を出力することができる。
【0064】
ここで、図示のように、背景音設定の際(S70)、購読者は背景音の非使用又は使用を選択し(S71~S72)、区間(例えば、全体、始部、中部、終部、ランダム)を設定して種類別(例えば、雨音、雷鳴、波音、風の音、鐘の音、笛音など)に背景音を出力することができる(S73~S74)。
【0065】
図8は本発明のスタイル別音声を設定する過程を示す制御フローチャートである。
【0066】
本発明の前記4段階で分類されたオンライン記事及びコンテンツの条件によって予め保存されたイントネーションスタイルの中で特定のイントネーションスタイルを設定し、当該スタイルの音声を出力することができる。
【0067】
ここで、図示のように、前記スタイルの設定の際(S80)、購読者はイントネーションスタイルの非使用又は使用を選択し(S81~S82)、多様な種類別イントネーションスタイルの例として、喜び、悲しみ、沈着さ、可愛らしさ、溌剌さ、爽やかさなどを選択的に使うことができる。
【0068】
本発明は、通常のインターネット新聞、検索ポータル、多様なオンラインコンテンツプラットホーム(ウェブ(ウェブ漫画)又はアプリを含む)が前記1~5段階の方法を組み込むことができる。
【0069】
前記購読者自身又は購読者が使用権を獲得した第3者の音声の入力及び出力は購読者が選択した国家の言語に変換して音声として入力及び出力することができる。
【0070】
ここで、購読者が選択した国家の言語に変換する過程は通常の音声変換システムを使うことができる。
【0071】
また、予め設定されて商店に登録されている音声を利用者が選択した国家の言語に変換して出力することも前記音声変換システムによって遂行することができる。
【0072】
また、前記5段階で、音声出力の際、使用者が出力される音声の速度を選択して調節することができるように構成される。
【0073】
ここで、オンライン記事及びコンテンツが音声に変換されて出力されるとき、購読者が出力される音声の速度を非常に速く、速く、普通、遅く、非常に遅くのように設定して出力するように構成することができる。
【0074】
また、使用者が音声の速度調節を自分が自由に直接設定することができるように音声速度調節メニューを備えているので、使用者は当該メニューの0から100までの速度調節数値内で自由に設定して速度調節を選択することができる、
【0075】
また、前記5段階で、音声出力の際、使用者が出力される音声のボリュームを選択して調節することができるように構成される。
【0076】
ここで、オンライン記事及びコンテンツが音声に変換されて出力されるとき、購読者が出力される音声のボリュームを非常に大きく、大きく、普通、小さく、非常に小さくなどのように設定して出力することができるように構成することができる。
【0077】
また、使用者が音声のボリューム調節を自分が自由に直接設定することができるように音声ボリューム調節のメニューを備え、使用者は当該メニューで0から100までのボリューム調節数値内で自由に設定してボリューム調節を選択することができる、
【0078】
また、前記1~5段階で、オンライン記事及びコンテンツの選択と音声出力に対する実行及び中止又は変更の命令を音声で実施することができるように、通常のインターネット新聞及び検索ポータルを含む多様なオンラインコンテンツプラットホーム(ウェブ又はアプリを含む)に音声認識ボタンを装着することができる。
【0079】
すなわち、使用者(購読者)は、本サービスの利用の際、モバイル画面で音声実行ボタンを介して全ての命令を実施することができる。
【0080】
一例として、記事及びコンテンツの検索において、出版社に対する検索、ヘッドライン記事及びコンテンツに対する検索、キーワードによる記事及びコンテンツ検索、最新記事コンテンツに対する検索、アクセス数の高い記事及びコンテンツの検索、分類やセクションによる検索、日付別検索、関連度順検索を該当音声認識ボタンを介して指示することができ、当該命令の中止及び実行、サービス利用停止に対する全ての使用者(購読者)の命令を音声実行ボタン装置によって実施することができる。
【0081】
本明細書に記載した本発明の実施例及び図面に示した構成は本発明の好適な実施例に関するものであり、発明の技術的思想の全部を包括するものではないので、出願時点にこれらを代替することができた多様な均等物及び変形例があり得ることを理解しなければならない。よって、本発明は上述した実施例に限定されなく、請求範囲で請求する本発明の要旨を離脱しない範疇内で、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば誰でも多様な変形実施が可能であり、そのような変更は本発明の請求範囲に記載の権利範囲内に属するものである。
【符号の説明】
【0082】
S11 メディアサイト
S12 音声
S13 資料分析
S14 音声変換
S15 出力
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8