特許7264477IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

機械振動加工装置及び機械振動加工方法に関し、特に、加工対象物に対して加工を行う機械振動加工装置等

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

一般的に、超音波は、人間の耳には聞こえない振動数をもつ弾性振動波(音波)を意味する。超音波の周波数の下限は、20kHzとされている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本願発明の第1の観点は、加工対象物に対して加工を行う機械振動加工装置であって、電気信号を発生する電気信号発振部と、前記電気信号を機械振動に変換する振動子部と、両持ち支持されたホーンに対して回転駆動させつつ前記機械振動を伝搬する駆動部を備え、前記振動子部は、前記電気信号を、20kHz未満の機械振動に変換する。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本願発明の各観点によれば、両持ち支持されたホーンを回転駆動させて、20kHz未満の機械振動(音波振動)による加工を実現することができる。20kHz未満の音波振動を利用することにより、20kHz以上の機械振動(超音波振動)を利用した場合に比較して、ホーンから遠い位置にエネルギーを発生させることができる。そのため、加工対象物である金属とホーンがくっつくことを防いだり、加工対象物が厚くても適切な位置にエネルギーを発生させたりすることができる。また、本願発明の第3の観点にあるように例えば微細な加工でも圧力調整部を利用して加工領域を調整することにより、対応することができる。よって、両持ち支持されたホーンを回転駆動させた加工において、超音波振動では難しかった加工対象物でも、加工をすることが可能になる。

さらに、本願発明の第2の観点にあるように、第1ホーンを利用して20kHz以上の機械振動(超音波振動)による加工ができ、かつ、第2ホーンを利用して20kHz未満の機械振動(音波振動)による加工を実現できるものであってもよい。超音波振動も音波振動も実現できるため、加工できる加工対象物を大幅に拡張することができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本願発明の実施の形態に係る機械振動加工装置1の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】 図1の機械振動加工装置1の実際の機械の一例を説明するための図である。
【図3】 亜鉛めっき鋼板について、15kHzの機械振動を利用して4辺をそれぞれ連続シームしたものである。

代表図 図1本件の代表的な図

1 機械振動加工装置、3 制御部、5 電気信号発振部、7 振動子部、9 右側駆動部、11 左側駆動部、13 ホーン、15 圧力調整部、17 加工対象物、31 電気信号、33 トランスデューサ、35,37 ブースター、39 ホーン、41 パーツ

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