特許7264543IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

充填塔に使用される充填材を用いた蒸留分離方法及び蒸留分離装置に関し、特に、トリチウム水と軽水との分離に好適に実施することが可能な蒸留分離方法及び蒸留分離装置に関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかし、のポリプロピレンから成る多孔体であって、平均孔径が80~300μmの連通気孔をもつ充填材は、未だ充分な分離性能が得られていない。そのことは、後述する[実施例]の項で説明するように、本発明者らによる実験により、HETP(1理論段数当たりの相当高さ)がかなり高い値であり、充填高さを実用的レベルの高さまで低くできないということが立証されている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するために請求項1記載の発明は、充填材が充填された蒸留塔を用いて、処理すべき原液の蒸留分離を行う蒸留分離方法であって、前記充填材が、基材の表面をアルミ溶射層が覆うように構成されており、前記充填材は多数の気孔を有する多孔体で構成された毛管構造体からなり、前記毛管構造体の毛管力としては、一本の細管における毛管水柱で近似した以下の第1式を用いて常温水の条件下で算出した毛管水柱高さが0・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、気孔内を浸透する液が、毛細管現象の発現により、充填材表面に浸出し、且つ、充填材表面を短時間に覆うように拡散し、そのため、気液接触面積の増大及び蒸留塔における物質移動速度が高められる。この結果、HETP(理論段相当高さ:Height equivalent of theoretical plateの略)を低減でき、充填高さを実用的レベルの高さまで低くすることができる蒸留分離方法及び蒸留分離装置を実現可能とすることができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 毛管構造体に関する材料と細管半径の組み合わせ毎の毛管水柱高さを示すグラフ。
【図2】 毛管構造体に関する材料と細管半径の組み合わせ毎の液浸透速度(10mmを進む時間で表現)を示すグラフ。
【図3】 毛管構造体から成る充填材を蒸留塔に使用した蒸留分離装置の全体構成図。

代表図 図1本件の代表的な図

1:蒸留装置 2:蒸留塔 3:リボイラー 4:凝縮器

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