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特許7265575VR足挟まれ危険体感装置及びVR足挟まれ危険体感システム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-04-18
(45)【発行日】2023-04-26
(54)【発明の名称】VR足挟まれ危険体感装置及びVR足挟まれ危険体感システム
(51)【国際特許分類】
   G09B 9/00 20060101AFI20230419BHJP
【FI】
G09B9/00 Z
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2021059279
(22)【出願日】2021-03-31
(65)【公開番号】P2022155852
(43)【公開日】2022-10-14
【審査請求日】2021-03-31
(73)【特許権者】
【識別番号】390014568
【氏名又は名称】東芝プラントシステム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001092
【氏名又は名称】弁理士法人サクラ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】小川 健三
【審査官】前地 純一郎
(56)【参考文献】
【文献】特開2007-322161(JP,A)
【文献】特開2016-218323(JP,A)
【文献】特開2010-175463(JP,A)
【文献】特開2017-021072(JP,A)
【文献】特開2017-076057(JP,A)
【文献】特開昭63-101729(JP,A)
【文献】安全靴挟まれ安全体感装置,アジアクリエイト株式会社(Wayback Machine)[online],2020年11月28日,インターネット<URL:https://web.archive.org/web/20201128100653/https://asia-create.jp/products/post-798>,[2022年 4月21日検索]
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09B 1/00- 9/56
G09B 17/00-19/26
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
下面側を円弧状に形成され上下動可能に支持された錘と、
前記錘の下方に位置し、足先を挿入可能とされた足先挿入部と、
前記錘を上昇させた状態で保持するとともにトリガー信号によって保持状態を開放して前記錘を落下させる錘保持機構と、
前記錘が下降した際に足先が怪我をせず触れる程度の衝撃が加わる高さである所定位置で停止させるストッパーと、
VRの映像に同期して前記錘保持機構に前記トリガー信号を送り、前記錘を落下させる制御部と、
を具備したことを特徴とするVR足挟まれ危険体感装置。
【請求項2】
前記錘に固定され、水平方向に伸びるガイドと、
前記ガイドの両端部を、上下方向に摺動可能に係止する一対のガイドレールと、
を具備したことを特徴とする請求項1に記載のVR足挟まれ危険体感装置。
【請求項3】
前記一対のガイドレールの下端部に、ゴム製の前記ストッパーが設けられ、前記ガイドの落下高さを制限する
ことを特徴とする請求項2に記載のVR足挟まれ危険体感装置。
【請求項4】
前記錘は、半割れの金属製管と、当該半割れの金属製管の開口部分を覆う平板状の蓋体を具備する
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のVR足挟まれ危険体感装置。
【請求項5】
前記錘保持機構は、非通電時に磁力を発生させて前記錘を保持し、通電時に磁力を消滅させて前記錘を開放する電磁ホルダから構成されている
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のVR足挟まれ危険体感装置。
【請求項6】
前記錘を持ち上げて上昇位置に復帰させる復帰用引上げレバーを具備した
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のVR足挟まれ危険体感装置。
【請求項7】
前記足先挿入部に、足先の挿入深さを制限する奥行きストッパーが設けられている
ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のVR足挟まれ危険体感装置。
【請求項8】
前記錘を上昇位置から落下させた際に生じる衝撃力が10kg以上となるように、前記錘の重量及び落下する高さが設定されている
ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載のVR足挟まれ危険体感装置。
【請求項9】
下面側を円弧状に形成され上下動可能に支持された錘と、前記錘の下方に位置し、足先を挿入可能とされた足先挿入部と、前記錘を上昇させた状態で保持するとともにトリガー信号によって保持状態を開放して前記錘を落下させる錘保持機構と、前記錘が下降した際に足先が怪我をせず触れる程度の衝撃が加わる高さである所定位置で停止させるストッパーと、VRの映像に同期して前記錘保持機構に前記トリガー信号を送り、前記錘を落下させる制御部と、を具備したVR足挟まれ危険体感装置と、
VRの映像を見るためのヘッドマウントディスプレイと、
前記ヘッドマウントディスプレイに危険体感のための前記VRの映像を表示するとともに、前記VRの映像に同期して前記制御部に前記錘を落下させるための信号を送るVR信号送出部と、
を具備したことを特徴とするVR足挟まれ危険体感システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、VR足挟まれ危険体感装置及びVR足挟まれ危険体感システムに関する。
【背景技術】
【0002】
工場等では、労働災害を防止するため、作業従事者に危険を体感させ、災害防止の感度を上げる危険体感教育を実施している。従来の危険体感教育は、実機に近い設備や環境を再現し、安全対策を講じた上で危険を体感する方法を用いていた。
【0003】
しかし、実機に近い設備や環境を再現すると体感設備が大掛かりになる上、安全対策を講じているが被災するリスクもある。このため、VR(バーチャルリアリティ)を用いた危険体感システムを導入しつつある。なお、VRによる危険体感システムにおいて、視覚だけでは迫力のあるリアルな労働災害の再現に限界があるため、聴覚・触覚・痛覚などを同時に利用することで、効果を上げている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2019-3007号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、よりリアリティーのある危険体験を安全に体感することのできるVR足挟まれ危険体感装置及びVR足挟まれ危険体感システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態のVR足挟まれ危険体感装置は、下面側を円弧状に形成され上下動可能に支持された錘と、前記錘の下方に位置し、足先を挿入可能とされた足先挿入部と、前記錘を上昇させた状態で保持するとともに、トリガー信号によって保持状態を開放して前記錘を落下させる錘保持機構と、前記錘が下降した際に足先が怪我をせず触れる程度の衝撃が加わる高さである所定位置で停止させるストッパーと、VRの映像に同期して前記錘保持機構に前記トリガー信号を送り、前記錘を落下させる制御部と、を具備したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、よりリアリティーのある危険体験を安全に体感することのできるVR足挟まれ危険体感装置及びVR足挟まれ危険体感システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】実施形態に係るVR足挟まれ危険体感装置の正面側の構成を模式的に示す図。
図2図1のVR足挟まれ危険体感装置の上面側の構成を模式的に示す図。
図3図1のVR足挟まれ危険体感装置の側面側の構成を模式的に示す図。
図4】実施形態に係るVR足挟まれ危険体感システムの構成を模式的に示す図。
図5】実施形態における危険体感の場面の例を説明するための図。
図6】実施形態における危険体感の場面におけるVRの映像の例を説明するための図。
図7】実施形態における危険体感の場面の例を説明するための図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態に係るVR足挟まれ危険体感装置及びVR足挟まれ危険体感システムを、図面を参照して説明する。
【0010】
図1乃至3は、実施形態に係るVR足挟まれ危険体感装置100の構成を示すもので、図1は正面側から見た図2のB-B矢視断面図、図2は上側から見た図1のA-A矢視断面図、図3は側面側から見た図2のC-C矢視断面図である。
【0011】
VR足挟まれ危険体感装置100は、略直方体状に組まれたフレーム101を具備している。このフレーム101は、例えば、アルミニウム等の金属製の角材等から構成されている。このフレーム101の正面側の中央部分には、足先を挿入するための間隙である足先挿入部102が設けられている。足先挿入部102の上方には、上下動可能とされた錘103が配設されている。なお、図1乃至3では、錘103を上昇させた状態を示している。
【0012】
図3に示すように、本実施形態において、錘103は、半割れの金属製管103aに金属製の平板の蓋103bを取り付けて構成され、下側面が円弧状に形成されている。これは、足が錘103に挟まれた際に怪我をしないように大きな曲率を持たせるためである。また、錘103の重量も軽くすることができる。なお、本実施形態では、半割れの金属製管103aとして直径90mmの金属製管を半分に切断して使用したが、この場合の金属製管の直径は、例えば70mmから110mm程度とすることが好ましい。
【0013】
図1に示すように、錘103の蓋103bの上側には、図1中左右方向に延びるガイド104が設けられており、このガイド104は、フレーム101内に対向するように配設されたガイドレール105に摺動自在に係止されている。すなわち、ガイドレール105に沿って、ガイド104が上下方向に摺動することにより、錘103が上下動可能とされている。
【0014】
ガイド104の上側には、平板状の金属板106が設けられている。一方、フレーム101には、金属板106と対向するように、電磁石ホルダ107が設けられており、電磁石ホルダ107の磁力により金属板106が吸着されることによって、錘103が上昇位置で保持されるようになっている。ガイド104が鉄製の場合は金属板106がなくても良いが安定的に電磁石ホルダ107に吸着させるためには、やはりあった方が良い。本実施形態において、錘103は、上述した金属製管103aと、蓋103bと、ガイド104と、金属板106とが一体に固定されて構成されている。
【0015】
フレーム101内の下部の、両側のガイドレール105の下端部には、ストッパー用ラバー108が設けられている。そして、錘103が落下した際に、これらのストッパー用ラバー108に、ガイド104が接触することによって、錘103の落下が所定位置で停止するようになっている。
【0016】
本実施形態では、錘103の落下した際の高さを、床上35mmに設定している。これは、標準的な足の親指の高さと安全靴の底の厚さを合計した値であり、安全靴以外の場合や、ストッパー用ラバー108がない場合でも怪我しない高さとなっている。なお、ストッパー用ラバー108の高さは調整可能となっている。また、ストッパー用ラバー108としては、厚みのあるラバーを採用し錘103が安全靴に直接衝突しないよう緩衝材としての役目を有している。すなわち、錘103が落下した際には、ガイド104が両側のストッパー用ラバー108に衝突し、安全靴には、ストッパー用ラバー108が弾性変形した際に錘103が触れる程度の衝撃が加わる構成となっている。
【0017】
また、足先挿入部102の奥側には、図3に示すように奥行きストッパー109が設けられており、この奥行きストッパー109に安全靴のつま先部分が当接されることによって、安全靴の足先挿入部102への挿入深さが制限されるようになっている。これによって、高さのある足の甲の部分が足先挿入部102に挿入されることのないようにして、足の甲の部分に錘103が直接衝突しない構成となっている。
【0018】
また、両側のガイドレール105に沿って、復帰用引上げレバー110が設けられている。錘103を下降位置から上昇位置に復帰させる際は、これらの復帰用引上げレバー110を引上げることによって、錘103を持ち上げ、上昇位置に復帰させることができるようになっている。
【0019】
また、フレーム101の底部には、四隅に位置するように、垂直方向の高さを調整するためのアジャスター111が設けられている。そして、これらのアジャスター111によって、VR足挟まれ危険体感装置100の床面からの高さや、水平状態を調節することができるようになっている。また、これらのアジャスター111によって、錘103の落下した際の高さ、すなわち錘103落下した際の錘103の下面と床面との間隔も調節することができる。なお、フレーム101は、図1乃至3には図示しないカバーで覆われ、VR足挟まれ危険体感装置100の使用時等は、その内部が見えないようになっている。
【0020】
上記構成のVR足挟まれ危険体感装置100において、本実施形態では錘103の重さは、約6kg程度とされており、錘103の落下する距離(高さ)は約130mm程度とされている。この場合衝撃力は10kg程度となる。衝撃力は弱すぎると体感の印象が弱くなり、強すぎると怪我等のリスクが高くなる。このため10kg程度とすることが好ましい。錘103は、軽すぎても衝撃力が不足し、落下する高さが低すぎても衝撃力が不足する。したがって、錘103の重量と落下高さの関係は重要である。錘103を軽くするなら落下高さを高くして、衝撃力が10kg程度となるように調整することが好ましい。なお、10kg程度の衝撃力は、これが実際に足などの人体の部分に加わると、骨折等の怪我が生じる可能性の高い衝撃力である。本実施形態では、安全を確保しつつこのような衝撃力を、音、振動、足先の間隔等で体感できるようになっている。
【0021】
図4に、上記構成のVR足挟まれ危険体感装置100を用いたVR足挟まれ危険体感システムの構成示す。このVR足挟まれ危険体感システムは、VR足挟まれ危険体感装置100と、VR足挟まれ危険体感装置100の動作を制御する制御部200と、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)300と、VR信号送出部400とを具備している。

【0022】
VR信号送出部400は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)及びこれにインストールされたソフトウェア等から構成することができる。制御部200は、VR信号送出部400からの信号によりVR足挟まれ危険体感装置100の電磁石ホルダ107への通電状態をオン・オフするリレー等から構成されている。本実施形態では、電磁石ホルダ107が非通電時に磁力による保持力を発揮し、通電により磁力による保持力を消失する構成となっているため、VR信号送出部400からの所定の信号により制御部200が電磁石ホルダ107にトリガー信号として通電し、この通電により電磁石ホルダ107の保持力を消失させて錘103を落下させる。
【0023】
図4に示すように、足挟まれ危険体感装置100には、着脱自在とされた手すり120が設けられており、被験者は、この手すり120に掴まり、足挟まれ危険体感装置100の前述した足先挿入部102に足先を挿入した状態とする。そして、ヘッドマウントディスプレイ300を装着する。この場合、被験者は、少なくとも足挟まれ危険体感装置100の足先挿入部102に挿入する足には、安全靴を履いていることが好ましい。
【0024】
VR信号送出部400からは、ヘッドマウントディスプレイ300に対してVR(バーチャルリアリティ)の映像信号が送出され、被験者は、ヘッドマウントディスプレイ300に映し出されるVR(バーチャルリアリティ)映像を見ることができる。また、制御部200は、ヘッドマウントディスプレイ300に映し出されるVRの映像に同期してVR信号送出部400から送出される信号に基づき、VRの映像にて足が挟まれる瞬間に、危険体感装置100の電磁石ホルダ107に対して所定の信号(トリガー信号)を送り、錘103を落下させ、足先挿入部102に挿入されている足先に対して錘103の落下による衝撃力を体感させる。
【0025】
これによって、被験者は、ヘッドマウントディスプレイ300を装着した状態で、ヘッドマウントディスプレイ300に表示されるVRの映像に同期して、VRの映像で足が挟まれる状況を見ながら足が挟まれる恐怖と足が挟まれた時の衝撃を安全に体感することができる。また、本実施形態では、フレーム101が金属製であり、錘103も金属製であり、かつ、金属製の錘103をある程度の高さから実際に落下させて前述したような10kg程度の衝撃力を発生させるので、錘103を落下させた際に、金属製の部材同士が衝突するガチャンという大きな金属音を聞くことができ、振動も感じることができ、一段とリアリティーのある危険体感を経験することができる。さらに、VR足挟まれ危険体感装置100及びこれを用いたVR足挟まれ危険体感システムを、非常にコンパクトに構成することができるので、広い場所を必要とすることなく、例えば、会議室等の室内にてリアリティーのある危険体感を経験することができる。
【0026】
図5(a)、(b)は、上記構成のVR足挟まれ危険体感システムによる足挟まれ危険体感の場面の例を示すものである。図5の例では、台車にて荷物を運搬している際に台車が傾く等して、台車から荷物が落下し、図中右側にいる作業員の足が、床面と台車から落下した荷物との間に挟まれた場合を示している。
【0027】
図6(a)、(b)は、図5に示した場合において、被験者がヘッドマウントディスプレイ300を介して見ることのできるVRの映像の例を示している。この例では、図6(b)のVRの映像において、作業員の足が、床面と台車から落下した荷物との間に挟まれた瞬間に、足挟まれ危険体感装置100の錘103が落下し、被験者は、足が挟まれた感触を足から得ることができる。
【0028】
図7(a)、(b)は、上記構成のVR足挟まれ危険体感システムによる足挟まれ危険体感の場面の他の例を示すものである。図7の例では、パレットや枕木等の台の上に積まれた鋼材が、ずれていて、上段に積まれていた鋼材をクレーン等で引き上げた際に、その下段にずれて積み上げられていた鋼材が台から落下し、作業員の足が、床面と台から落下した鋼材との間に挟まれた場合を示している。
【0029】
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0030】
100……VR足挟まれ危険体感装置、101……フレーム、102……足先挿入部、103……錘、103a……半割れの金属製配管、103b……蓋、104……ガイド、105……ガイドレール、106……金属板、107……電磁石ホルダ、108……ストッパー用ラバー、109……奥行きストッパー、110……復帰用引上げレバー、111……アジャスター、120……手すり、200……制御部、300……ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、400……VR信号送出部。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7