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特許7266915音源関連ファイル登録要請装置及びその制御方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-04-21
(45)【発行日】2023-05-01
(54)【発明の名称】音源関連ファイル登録要請装置及びその制御方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 16/16 20190101AFI20230424BHJP
   G06F 16/68 20190101ALI20230424BHJP
   H04L 67/00 20220101ALI20230424BHJP
【FI】
G06F16/16
G06F16/68
H04L67/00
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2021537014
(86)(22)【出願日】2019-08-20
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-12-16
(86)【国際出願番号】 KR2019010570
(87)【国際公開番号】W WO2020045879
(87)【国際公開日】2020-03-05
【審査請求日】2021-02-26
(31)【優先権主張番号】10-2018-0102659
(32)【優先日】2018-08-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】521085490
【氏名又は名称】コンサラッド カンパニー,リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000338
【氏名又は名称】弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
(72)【発明者】
【氏名】コ,ウン
(72)【発明者】
【氏名】シン,ドン-ホ
(72)【発明者】
【氏名】ユ,ハン-ム
(72)【発明者】
【氏名】ジョン,ドク-キュ
(72)【発明者】
【氏名】バング,デ-ヨン
(72)【発明者】
【氏名】イ,キ-ゴン
【審査官】早川 学
(56)【参考文献】
【文献】韓国登録特許第1542863(KR,B1)
【文献】韓国公開特許第10-2010-0048712(KR,A)
【文献】韓国公開特許第10-2014-0117760(KR,A)
【文献】韓国公開特許第10-2013-0020388(KR,A)
【文献】韓国公開特許第10-2009-0022677(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 16/00-16/958
H04L 67/00-67/75
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
音源関連ファイル登録要請装置の制御方法において、
(a)音源登録ページ上で使用者による音源情報登録ボタンの選択を感知する場合音源メタ情報ファイル選択画面を表示する段階と、
(b)前記(a)段階の選択画面を通じて使用者が特定音源メタ情報ファイルを選択することによって、該当の音源メタ情報ファイルに対応される少なくとも一つの音源メタ情報を表示する段階と、
(c)前記(b)段階の音源メタ情報が表示された状態で使用者の音源ファイル選択要請によって音源ファイル選択画面を表示する段階と、
(d)前記(c)段階の選択画面を通じて使用者が選択する特定音源ファイルが前記(b)段階の音源メタ情報とマッチングされてチャンネル別音源登録サーバーに登録されるように要請する段階と、を含んで、
前記(c)段階では前記(b)段階で使用者によって選択された音源メタ情報ファイルと拡張子を除いた名前が同一なフォルダがデフォルトで優先選定されて最上位に配置させた音源ファイル選択画面を表示し、
前記(d)段階では前記(c)段階の選択画面を通じて使用者が前記デフォルトで優先選定されたフォルダを選択する場合該当フォルダに含まれた少なくとも一つの音源ファイルに対してファイル名に基づいて手順を決めて、その決まった手順によって前記(b)段階の少なくとも一つの音源メタ情報と順にマッチングさせた後、そのマッチングされた音源ファイル及び音源メタ情報を前記チャンネル別音源登録サーバーに送って登録を要請することを特徴とする音源関連ファイル登録要請装置の制御方法。
【請求項2】
(e)前記音源ファイルと音源メタ情報がマッチングされた音源登録リストが前記音源登録ページに表示された状態で使用者による登録対象ボタンの選択を感知する場合少なくとも一つの音源提供サーバーに対応される音源提供チャンネル項目を表示する段階と、
(f)前記(e)段階に表示された音源提供チャンネル項目のうちで使用者によって選択される音源提供チャンネル項目に対応される音源提供サーバーに前記マッチングされた音源ファイル及び音源メタ情報が登録されるように前記チャンネル別音源登録サーバーに要請する段階と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の音源関連ファイル登録要請装置の制御方法。
【請求項3】
前記(a)段階では使用者が選択した音源メタ情報ファイルの内容を分析して有効性検査を遂行した後、有効でないファイルの場合エラーメッセージを表示して使用者のファイル修正またはまた他の選択を誘導することを特徴とする請求項1に記載の音源関連ファイル登録要請装置の制御方法。
【請求項4】
使用者の要請の入力を受けた使用者入力部と、
ディスプレイ部と、
音源登録ページ上で使用者による音源情報登録ボタンの選択を感知する場合、音源メタ情報ファイル選択画面を前記ディスプレイ部に表示し、該当選択画面を通じて使用者が特定音源メタ情報ファイルを選択することによって該当音源メタ情報ファイルに対応される少なくとも一つの音源メタ情報を前記ディスプレイ部に表示し、前記音源メタ情報が表示された状態で使用者の音源ファイル選択要請によって音源ファイル選択画面を前記ディスプレイ部に表示する表示制御部と、
前記表示制御部による音源ファイル選択画面を通じて使用者が選択する特定音源ファイルが前記音源メタ情報とマッチングされてチャンネル別音源登録サーバーに登録されるように要請する登録要請部と、を含んで、
前記表示制御部は前記使用者によって選択された音源メタ情報ファイルと拡張子を除いた名前が同一なフォルダがデフォルトで優先選定されて最上位に配置させた音源ファイル選択画面を表示し、
前記登録要請部は前記音源ファイル選択画面を通じて使用者が前記デフォルトで優先選定されたフォルダを選択する該当フォルダに含まれた少なくとも一つの音源ファイルに対してファイル名に基づいて手順を決めて、その決まった手順によって前記少なくとも一つの音源メタ情報と順にマッチングさせた後、そのマッチングされた音源ファイル及び音源メタ情報を前記チャンネル別音源登録サーバーに伝送して登録を要請することを特徴とする音源関連ファイル登録要請装置。
【請求項5】
前記表示制御部は前記音源ファイルと音源メタ情報がマッチングされた音源登録リストが前記音源登録ページに表示された状態で使用者による登録対象ボタンの選択を感知する場合少なくとも一つの音源提供サーバーに対応される音源提供チャンネル項目を前記ディスプレイ部に表示し、前記登録要請部は前記表示制御部によって表示された音源提供チャンネル項目のうちで使用者によって選択される音源提供チャンネル項目に対応される音源提供サーバーに前記マッチングされた音源ファイル及び音源メタ情報が登録されるように前記チャンネル別音源登録サーバーに要請することを特徴とする請求項4に記載の音源関連ファイル登録要請装置。
【請求項6】
前記表示制御部は使用者が選択した音源メタ情報ファイルの内容を分析して有効性検査を遂行した後、有効でないファイルの場合エラーメッセージを前記ディスプレイ部に表示して使用者のファイル修正またはまた他の選択を誘導することを特徴とする請求項4に記載の音源関連ファイル登録要請装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、音源関連ファイルの登録のための装置及びその制御方法に関するものであり、より詳細には、それぞれの音源サービスを提供するそれぞれのチャンネル別に音源登録がなされるようにする装置及びその制御方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
音源提供サービスは多量の音源(歌ファイル)を保有し、顧客らの要請がある場合音源をストリーミング方式やまたはファイル伝送方式で提供するサービスである。
【0003】
最近、音源需要が急増しながらこのような音源提供サービスを運営する業社が増加している。
【0004】
例えば、国内ではメロン(www.melon.com/index.htm)や、バグス(music.bugs.co.kr)などがあって、海外にはアップル社で運営するアップルミュージック(apple.com/music)や、ユーチューブ(youtube.com)などその種類が多様であるが、このようなそれぞれのサービスを音源提供チャンネル(減らして、音源チャンネル)と称する。
【0005】
ところで、アルバムを出すか、あるいは単一音源を出市する歌手またはアルバム企画社ではこのような多くの音源チャンネルに登録するためにはそのような各音源チャンネルの登録フォーマットに合うように情報修正などが必要で登録方法がお互いに相異なことがある。
【0006】
この場合音源を登録しようとする者は各音源チャンネルごとに接続して必要なファイルら(例えば、音源ファイルとそれに対応される音源メタファイル)を各音源チャンネルごとに選択してアップロードする煩わしい過程を通さなければならない。
【0007】
一般に、特定日付に合わせて各音源チャンネルで同時に音源が発売されるようにするが、前述したようにチャンネル別音源登録過程(音源ファイルアップロードは勿論であり、メタ情報修正過程)が相異で音源を登録するのに時間が引き延びになるようになれば、結局同一な一時に各音源チャンネルで音源またはアルバムが発売されることができない不祥事が発生することもある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、前記した従来の問題点を解決するために案出されたものであり、その目的はチャンネル別音源登録サーバーを通じて色々な音源提供サーバーに効率的に音源関連ファイルを登録できるようにするために使用者の便宜性を提供する端末機及びその制御方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記した目的を達成するために本発明による音源関連ファイル登録要請装置は、使用者の要請の入力を受けた使用者入力部と、ディスプレイ部と、音源登録ページ上で使用者による音源情報登録ボタンの選択を感知する場合音源メタ情報ファイル選択画面を前記ディスプレイ部に表示し、該当選択画面を通じて使用者が特定音源メタ情報ファイルを選択することによって、該当音源メタ情報ファイルに対応される少なくとも一つの音源メタ情報を前記ディスプレイ部に表示し、前記音源メタ情報が表示された状態で使用者の音源ファイル選択要請によって音源ファイル選択画面を前記ディスプレイ部に表示する表示制御部と、前記表示制御部による音源ファイル選択画面を通じて使用者が選択する特定音源ファイルが前記音源メタ情報とマッチングされてチャンネル別音源登録サーバーに登録されるように要請する登録要請部を含んで構成される。
【0010】
また、前記した目的を達成するために本発明による音源関連ファイル登録要請装置の制御方法は、音源登録ページ上で使用者による音源情報登録ボタンの選択を感知する場合音源メタ情報ファイル選択画面を表示する段階と、前記段階の選択画面を通じて使用者が特定音源メタ情報ファイルを選択することによって該当音源メタ情報ファイルに対応される少なくとも一つの音源メタ情報を表示する段階と、前記段階の音源メタ情報が表示された状態で使用者の音源ファイル選択要請によって音源ファイル選択画面を表示する段階と、前記段階の選択画面を通じて使用者が選択する特定音源ファイルが前記段階の音源メタ情報とマッチングされてチャンネル別音源登録サーバーに登録されるように要請する段階と、を含んでなされる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、使用者らは自分の音源関連ファイル登録要請装置を操作してチャンネル別音源登録サーバーを経由して複数の音源提供サーバーにより容易に音源を登録することができるようになるし、これは変換過程を直接しなければならないことの煩わしさを減らし、さらにひいては相当な時間を節約することができる効果がある。
【0012】
特に、音源関連ファイル登録要請装置が音源メタ情報ファイルに対応される音源らが保存されたフォルダをあらかじめ音源メタ情報ファイルのファイル名に基礎して優先選定して表示することで、使用者が該当フォルダを容易に選択するようにし、これは音源ファイル選択過程が迅速になされるようにする効果を発生させる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の一実施例による音源関連ファイル登録要請装置を含む全体システムの概略構成図である。
図2図1の音源関連ファイル登録要請装置の機能ブロック図である。
図3図1の音源関連ファイル登録要請装置の制御流れ図である。
図4図1の音源関連ファイル登録要請装置の動作中にディスプレイ部に表示される画面らの一例を示した図面である。
図5a図1の音源関連ファイル登録要請装置の動作中にディスプレイ部に表示される画面らの一例を示した図面である。
図5b図1の音源関連ファイル登録要請装置の動作中にディスプレイ部に表示される画面らの一例を示した図面である。
図6a図1の音源関連ファイル登録要請装置の動作中にディスプレイ部に表示される画面らの一例を示した図面である。
図6b図1の音源関連ファイル登録要請装置の動作中にディスプレイ部に表示される画面らの一例を示した図面である。
図7a図1の音源関連ファイル登録要請装置の動作中にディスプレイ部に表示される画面らの一例を示した図面である。
図7b図1の音源関連ファイル登録要請装置の動作中にディスプレイ部に表示される画面らの一例を示した図面である。
図8a図1の音源関連ファイル登録要請装置の動作中にディスプレイ部に表示される画面らの一例を示した図面である。
図8b図1の音源関連ファイル登録要請装置の動作中にディスプレイ部に表示される画面らの一例を示した図面である。
図9a図1の音源関連ファイル登録要請装置の動作中にディスプレイ部に表示される画面らの一例を示した図面である。
図9b図1の音源関連ファイル登録要請装置の動作中にディスプレイ部に表示される画面らの一例を示した図面である。
図10a図1の音源関連ファイル登録要請装置の動作中にディスプレイ部に表示される画面らの一例を示した図面である。
図10b図1の音源関連ファイル登録要請装置の動作中にディスプレイ部に表示される画面らの一例を示した図面である。
図11図1の音源関連ファイル登録要請装置の動作中にディスプレイ部に表示される画面らの一例を示した図面である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下では添付図面を参照して本発明に対して詳しく説明する。
【0015】
以下、本発明による各実施例は本発明の理解を助けるための一つの例に過ぎなく、本発明がこのような実施例に限定されるものではない。特に、本発明は各実施例に含まれる個別構成、個別機能、または個別段階のうちで少なくとも何れか一つ以上の組合で構成されることができる。
【0016】
特に、便宜上請求範囲の一部請求項には‘(a)'のようなアルファベットを含ませたが、このようなアルファベットが各段階の手順を規定することではない。
【0017】
また、以下本発明による各実施例で言及する各信号は一回の連結などによって伝送される一つの信号を意味することもあるが、後述する特定機能遂行を目的に伝送される一連の信号グループを意味することもできる。すなわち、各実施例では所定の時間間隔を置いて伝送されるか、または相対装置からの回答信号を受信した以後に伝送される複数個の信号らが便宜上一つの信号名で表現されることができるものである。
【0018】
本発明の一実施例による音源関連ファイル登録要請装置100を含む全体システム全体通信システム1の概略構成は図1に示されたようである。
【0019】
図1に示されたように全体通信システム1は、音源関連ファイル登録要請装置100、チャンネル別音源登録サーバー200、音源提供サーバー300を含んで構成されることができる。
【0020】
ここで、音源提供サーバー300は例えば、多くの歌手らの歌ファイル、すなわち音源を具備し、顧客らの要請によって該当音源をストリーミング方式で提供するか、またはファイル提供方式で提供するものであり、前で説明したように国内ではメロン(www.melon.com/index.htm)や、バグス(music.bugs.co.kr)などに該当し、海外ではアップル社で運営するアップルミュージック(apple.com/music)や、ユーチューブ(youtube.com)などに該当する。
【0021】
このような音源提供サーバー300はそれぞれごとに音源ファイル自体またはその音源ファイルに対応されるメタ情報がお互いに異なることがあるが、音源提供サーバー300の機能は公知された技術に該当するので、より詳細な説明は略する。
【0022】
ここで、メタ情報は各音源ファイルと関連される付加情報を意味するものであり、例えば音源ファイルに対応される歌手、題目、アルバム情報、発売開始日などが含まれることができる。このような音源ファイルに対応されるメタ情報そのものは、公知された技術に該当するのでより詳細な説明は略する。
【0023】
チャンネル別音源登録サーバー200は、音源関連ファイル登録要請装置100の要請によって所定の音源関連ファイルを各チャンネル別(すなわち、音源提供サーバー300に該当する)フォーマットに合わせて変換する作業を遂行した後登録処理する機能を遂行する。
【0024】
すなわち、チャンネル別音源登録サーバー200は、音源関連ファイル登録要請装置100から受信される音源関連ファイル、例えば音源ファイルと音源メタ情報を受信して各音源ファイルと音源メタ情報を利用して各音源提供サーバー300で支援するフォーマットに変換した後、その変換された音源ファイルなどを各音源提供サーバー300に伝送及び登録要請する機能を遂行する。
【0025】
このためにチャンネル別音源登録サーバー200には音源ファイルの変換(トランスコーディング)用コーデックまたはファイル変換用アプリケーションが具備されることができるし、また各音源提供サーバー300に対応されるフォーマット情報があらかじめ登録されてあり得る。
【0026】
ここで、音源関連ファイルを変換するか、またはその変換されたファイルに対する登録要請をする音源提供サーバー300は音源関連ファイル登録要請装置100使用者の選択によって選定されることができる。
【0027】
一方、音源関連ファイル登録要請装置100は、使用者の操作によってチャンネル別音源登録サーバー200と通信しながら音源関連ファイル、または情報を送る機能を遂行するものであり、図1に示されたように事務室や宅内に具備されたコンピューターのような有線通信端末機であることもあるし、または個人が携帯する無線通信端末機であることもある。
【0028】
本実施例で自分の音源を各音源提供サーバー300に登録しようとする歌手またはアルバム企画社は各音源提供サーバー300に音源を直接登録するものではなく、音源関連ファイル登録要請装置100を利用してチャンネル別音源登録サーバー200に要請して各音源提供サーバー300に自分の音源が登録されるように要請することを一例とする。
【0029】
このような音源関連ファイル登録要請装置100の具体的な機能ブロックの一例は図2に示されたようである。
【0030】
同図面に示されたように音源関連ファイル登録要請装置100は使用者入力部110、ディスプレイ部120、表示制御部130、登録要請部140、保存部150を含んで構成されることができる。
【0031】
まず、保存部150は音源関連ファイル登録要請装置100の機能遂行に必要な各種プログラムやデータまたは情報を含んでいるし、さらにひいては音源関連ファイル登録要請装置100の機能動作のうちで発生及び生成するか、または外部から受信または入力される情報やデータを保存することができる。
【0032】
特に、保存部150にはそれぞれ少なくとも一つの音源ファイルまたは少なくとも一つの音源メタ情報ファイルが保存されてあり得る。
【0033】
ディスプレイ部120は音源関連ファイル登録要請装置100動作時必要な各種画面を表示するものであり、例えば使用者が所定のファイルを選択するか、または登録するためのメニュー、選択項目、または所定のページを表示することができる。
【0034】
特に、ディスプレイ部120に表示される音源登録ページはチャンネル別音源登録サーバー200から受信されたものであることができる。
【0035】
使用者入力部110は使用者の要請や入力を受けるものであり、例えば少なくとも一つのボタンを含むキーパッド形態で構成されるか、またはリモコン信号を受信するセンサーを含んで構成されるか、またはタッチパッド形態で構成されることもできて、さらにひいてはキーボードやマウスのような入力装置を含んで構成されることもできる。
【0036】
以下、使用者の各種入力または要請は、このような使用者入力部110を通じて行われると仮定する。
【0037】
表示制御部130は音源関連ファイル登録要請装置100の動作による各種表示内容をディスプレイ部120に表示されるように制御する機能を遂行する。
【0038】
特に、表示制御部130は音源登録ページを表示して使用者の選択によって音源登録過程または音源メタ情報ファイル登録過程による画面がディスプレイ部120に表示されるように制御することができるが、ここで音源登録ページは上述したようにチャンネル別音源登録サーバー200から受信されたものであることもある。
【0039】
具体的に説明すれば、まず、表示制御部130は音源登録ページ上で使用者による音源情報登録ボタンの選択を感知する場合音源メタ情報ファイル選択画面をディスプレイ部120に表示し、該当選択画面を通じて使用者が特定音源メタ情報ファイルを選択することによって該当音源メタ情報ファイルに対応される少なくとも一つの音源メタ情報をディスプレイ部120に表示する。
【0040】
例えば、表示制御部130は使用者が保存部150に既保存されていた複数の音源メタ情報ファイルのうちで何れか一つの特定音源メタ情報ファイルを選択すれば、その選択された特定音源メタ情報ファイルを読んで、そのファイルに含まれている少なくとも一つの音源メタ情報をディスプレイ部120に表示するものである。
【0041】
この時、表示制御部130は、使用者が選択した音源メタ情報ファイルの内容を分析して有効性検査を遂行した後、有効でないファイルの場合エラーメッセージをディスプレイ部120に表示して使用者のファイル修正または、また他の選択を誘導することができる。
【0042】
例えば、選択された音源メタ情報ファイルがアクセルファイルの場合、表示制御部130は該当アクセルファイルの各フィールドに抜け落ちた情報があるか、または各フィールドの速成に符合するデータが登録されているかなどを確認して該当ファイルの有効性を検証することもできる。
【0043】
もちろん、このような音源メタ情報ファイルに対する有効性検証過程がチャンネル別音源登録サーバー200でなされることもできることは勿論である。この場合、音源関連ファイル登録要請装置100は、使用者が特定音源メタ情報ファイルを選択することによって、その選択された音源メタ情報ファイルを直ちにチャンネル別音源登録サーバー200に送ってその検証及び該当ファイル内に含まれた内容の伝送を要請することができるものである。
【0044】
また表示制御部130は、音源メタ情報が表示された状態で使用者の音源ファイル選択要請によって音源ファイル選択画面をディスプレイ部120に表示する機能も遂行する。
【0045】
この時、表示制御部130は先立って使用者によって選択された音源メタ情報ファイルと拡張子を除いた名前の同一なフォルダがデフォルトで優先選定された状態の音源ファイル選択画面を表示することができる。
【0046】
例えば、前で使用者によって選択された音源メタ情報ファイルがmusic_4.xlsファイルの場合基本に定義されたフォルダ内にmusic_4というフォルダに含まれている場合、該当music_4フォルダがデフォルトで選定された画面を表示することができるものである。
【0047】
例えば、複数のフォルダらのうちでmusic_4フォルダを画面上の最上位に配置するか、または該当music_4フォルダをハイライト表示することができるものである。
【0048】
このような音源ファイル選択画面が表示された場合使用者は、デフォルトで選定されたmusic_4フォルダを選択することもできて、または他のフォルダや他のファイルを選択することもできることは勿論である。
【0049】
しかし、音源メタ情報ファイルと名前が同一(拡張子を除いた名前が同一)なフォルダを構成し、該当フォルダに音源メタ情報ファイルに含まれた各音源メタ情報に対応される音源ファイルを保存しておいた場合には上述した優先選定表示によって音源ファイルらが保存されたファイルを迅速に選択することができる長所がある。実際特定音源ファイルが選択される具体的な過程は後述するようにする。
【0050】
一方、表示制御部130は上述した過程を経って音源ファイルと音源メタ情報が選択されるようになれば、その音源ファイルと音源メタ情報がマッチングされた音源登録リストを音源登録ページに表示するが、その状態で使用者による登録対象ボタンの選択を感知する場合少なくとも一つの音源提供サーバー300に対応される音源提供チャンネル項目をディスプレイ部120に表示することができる。
【0051】
例えば、使用者が音源登録リストのうちで何れか一つにマッチングされた登録対象ボタンを選択する場合表示制御部130は、多様な音源提供サーバー300に対応される音源提供チャンネル項目を表示して使用者が選択できるようにするものである。
【0052】
これは実際使用者が自分の音源を登録する対象、すなわち、音源提供サーバー300を選択するようにするための過程である。
【0053】
一方、登録要請部140は表示制御部130による音源ファイル選択画面を通じて使用者が選択する特定音源ファイルが音源メタ情報とマッチングされてチャンネル別音源登録サーバー200に登録されるように要請する機能を遂行する。
【0054】
特に、登録要請部140は表示制御部130によって表示された音源提供チャンネル項目のうちで使用者によって選択される音源提供チャンネル項目に対応される音源提供サーバー300に先立ってマッチングされた音源ファイル及び音源メタ情報が登録されるようにチャンネル別音源登録サーバー200に要請する機能を遂行するものである。このような要請によってチャンネル別音源登録サーバー200が各音源関連ファイルに対する変換を遂行し、その要請を受けた各音源提供サーバー300に送る過程は、前で説明したようであるので、重複説明は略する。
【0055】
特に、登録要請部140は音源ファイル選択画面を通じて使用者が特定フォルダを選択する場合、その選択されたフォルダに含まれたすべての音源ファイルが先立って選択された音源メタ情報(すなわち、音源メタ情報ファイルに含まれたそれぞれの情報)にマッチングされてチャンネル別音源登録サーバー200に登録されるようにできるものである。
【0056】
例えば、使用者がデフォルトで優先選定されたフォルダを選択する該当フォルダに含まれたすべての音源ファイルを音源メタ情報とマッチングさせた後チャンネル別音源登録サーバー200に送りながら音源提供サーバー300に自動でフォーマット変換がなされた後登録されるように要請することができるものである。
【0057】
ここで、登録要請部140は各音源ファイルと音源メタ情報を音源ファイルのファイル名に基礎して順にマッチングさせることができる。
【0058】
例えば、使用者によって選択されたフォルダに含まれた複数個の音源ファイルのファイル名に基づいて手順を決めて、その決まった手順によって音源メタ情報ファイルに含まれたメタ情報と各音源ファイルをマッチングさせることができるものである。
【0059】
一例で音源ファイルの個数が10個であり、音源メタ情報ファイルに10個のレコードにそれぞれ音源メタ情報が含まれている場合、登録要請部140は音源ファイルのファイル名順に音源メタ情報ファイルに含まれた各レコードをマッピングさせてどのメタ情報がどの音源ファイルと関連されたか判断することができるし、このようにマッピングされた音源ファイル及び音源メタ情報をチャンネル別音源登録サーバー200に送ることができるものである。
【0060】
以下では図3を参照して本発明の一実施例による音源関連ファイル登録要請装置100の制御流れを説明する。
【0061】
まず、音源関連ファイル登録要請装置100は音源登録のためのページすなわち、音源登録ページを表示するが(段階S1)、音源登録ページが表示された一例が図4に示された。
【0062】
この状態で使用者の音源情報登録ボタンの選択を感知すれば(段階S3)音源関連ファイル登録要請装置100は、音源メタ情報ファイル選択画面を表示する(段階S5)。
【0063】
例えば、図4で一名‘統合メタ登録'ボタン401を使用者が押す場合、音源関連ファイル登録要請装置100は図5a乃至図5bのように音源メタ情報ファイル選択画面を表示するものである。
【0064】
参照で音源関連ファイル登録要請装置100は、図5aのように画面を先に表示した後使用者が一名‘検索'ボタン(段階S402)を押せば、図5bのように音源メタ情報ファイル選択のためのフォルダツリー画面を表示する。
【0065】
ここで、フォルダツリー画面は音源関連ファイル登録要請装置100のファイルシステム上で特定フォルダまたはファイルを捜すためのものであり、その自体は公知された技術に該当するので、より詳細な説明は略する。
【0066】
図5bの画面を通じて使用者が特定音源メタ情報ファイルを選択した場合(段階S7)音源関連ファイル登録要請装置100は、その選択された音源メタ情報ファイルに含まれた各音源メタ情報を表示するが(段階S9)、このような過程は使用者の特定ボタン選択によってなされることもできる。
【0067】
例えば、図6aのように特定音源メタ情報ファイルが選択された以後一名‘インポート'ボタン403を使用者が押した場合音源関連ファイル登録要請装置100は、その選択された音源メタ情報ファイルに含まれた各音源メタ情報を抽出して図6bのように表示するものである。
【0068】
続いて、音源関連ファイル登録要請装置100は、使用者の音源ファイル選択要請を感知した場合(段階S11)音源ファイル選択画面を表示することができるが(段階S13)、一例で図7aのように一名音源ファイルフォルダに対する'検索'ボタン404を使用者が押した場合音源関連ファイル登録要請装置100は図7bのようにファイルシステムフォルダツリー画面を表示することができるものである。
【0069】
以後、使用者が特定音源ファイルを選択する場合(段階S15)音源関連ファイル登録要請装置100は音源ファイルとそれに対応される音源メタ情報をマッチングさせる(段階S17)。
【0070】
一方、図3には示しなかったが、音源関連ファイル登録要請装置100は図8a及び図8bのようにアルバムカバーイメージファイルを選択できるようにする画面を表示することもできる。
【0071】
この時、使用者によって選択された音源メタ情報、音源ファイルと、アルバムカバーイメージファイルがお互いにマッピングされることができることは勿論である。
【0072】
以後、使用者の音源提供チャンネル項目選択要請を感知した場合(段階S19)音源関連ファイル登録要請装置100は選択可能な音源提供チャンネル項目を表示して(段階S21)、そのうち少なくとも何れか一つの音源提供チャンネル項目を選択した場合(段階S23)音源関連ファイル登録要請装置100は選択された少なくとも一つの音源提供チャンネル項目を先立って選択された音源ファイル、音源メタ情報と共にチャンネル別音源登録サーバー200に送って音源関連ファイル(すなわち、音源ファイルまたは音源メタ情報)がチャンネル別に登録されるように要請することができるものである(段階S25)。
【0073】
一例で音源ファイルが選択された後に使用者が図9aに示されたように一名‘保存'ボタン406を押した場合、音源関連ファイル登録要請装置100は図9bのように元々の音源登録ページを表示することができるが、この状態で使用者が新たに加えられたレコードの‘登録'ボタン407を押す場合(図10a参照)音源関連ファイル登録要請装置100は図10bのように音源を登録する対象らのリスト408を表示する。
【0074】
続いて、使用者がそのうち少なくとも何れか一つを選択すれば、音源関連ファイル登録要請装置100は図11のように音源伝送及び登録準備が完了されたことを知らせるメッセージを表示し、使用者によって選択された音源ファイルと音源メタ情報ファイルを選択された音源提供チャンネル項目情報と共に音源関連ファイル登録要請装置100に送るものである。
【0075】
本実施例では使用者によって選択された音源ファイル、音源メタ情報ファイルと、音源提供チャンネル項目情報が同時にチャンネル別音源登録サーバー200に伝送されることを一例にしたが、獲得された時点の各段階で個別的にチャンネル別音源登録サーバー200に伝送されることもできることは勿論である。
【0076】
一方、前述した各実施例を遂行する過程は、所定の記録媒体(例えば、コンピューターで判読可能な)に保存されたプログラムまたはアプリケーションによってなされることができることは勿論である。ここで、記録媒体はRAM(Random Access Memory)のような電子的記録媒体、ハードディスクのような電磁的記録媒体、CD(Compact Disk)のような光学的記録媒体などをすべて含む。
【0077】
この時、記録媒体に保存されたプログラムはコンピューターやスマートフォンなどのようなハードウェア上で実行されて上述した各実施例を遂行することができる。特に、前述した本発明による音源関連登録要請装置の機能ブロックのうちで少なくとも何れか一つは、このようなプログラムまたはアプリケーションによって具現されることができる。
【0078】
また、本発明は、前記した特定実施例で限定されるものではなく、本発明の要旨を脱しない範囲内でいろいろに変形及び修正して実施することができるものである。このような変形及び修正が添付される特許請求範囲に属したら本発明に含まれるということは自明であろう。
【産業上の利用可能性】
【0079】
本発明によれば、使用者らは自分の音源関連ファイル登録要請装置を操作してチャンネル別音源登録サーバーを経由して複数の音源提供サーバーにより容易に音源を登録することができるようになるし、これは変換過程を直接しなければならないことの煩わしさを減らし、さらにひいては相当な時間を節約することができる効果がある。
【0080】
特に、音源関連ファイル登録要請装置が音源メタ情報ファイルに対応される音源らが保存されたフォルダをあらかじめ音源メタ情報ファイルのファイル名に基礎して優先選定して表示することで、使用者が該当フォルダを容易に選択するようにし、これは音源ファイル選択過程が迅速になされるようにする効果を発生させる。
図1
図2
図3
図4
図5a
図5b
図6a
図6b
図7a
図7b
図8a
図8b
図9a
図9b
図10a
図10b
図11