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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-04-21
(45)【発行日】2023-05-01
(54)【発明の名称】鍼刺用エコーガイドシステム
(51)【国際特許分類】
   A61B 8/14 20060101AFI20230424BHJP
【FI】
A61B8/14
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2019168517
(22)【出願日】2019-09-17
(65)【公開番号】P2021045272
(43)【公開日】2021-03-25
【審査請求日】2022-07-15
(73)【特許権者】
【識別番号】591117413
【氏名又は名称】株式会社菊池製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100180080
【弁理士】
【氏名又は名称】坂本 幸男
(72)【発明者】
【氏名】張 博
【審査官】下村 一石
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-136563(JP,A)
【文献】特開2014-221175(JP,A)
【文献】特開2019-069109(JP,A)
【文献】特開2015-192776(JP,A)
【文献】特開2008-018015(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B 8/00-8/15
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
超音波画像診断装置のプローブが探触する皮下組織断層面のエコー画像により鍼刺状態を可視化するよう構成されたエコーガイドシステムであって、
施術者の頭部に装着され、透過ディスプレイを有するヘッドマウントディスプレイと、
前記透過ディスプレイに表示するための、前記エコー画像を含む重畳画像を生成する重畳画像生成部と、
前記ヘッドマウントディスプレイに搭載されたカメラと、
前記カメラにより撮影された画像から前記プローブを画像認識して、前記施術者側から見た前記透過ディスプレイの画面上における前記プローブの位置を判定するプローブ位置判定部とを備え、
ここで、前記カメラが、その撮像エリアと施術者が前記ヘッドマウントディスプレイを透して見る実像面とが一致するように配置されており、
前記重畳画像生成部が、前記透過ディスプレイの画面上において判定された前記プローブの前記位置に前記エコー画像を配置した重畳画像を生成する処理を行う、エコーガイドシステム。
【請求項2】
前記カメラにより撮影された画像から、前記施術者側から見た前記プローブの向きを判定するプローブ向き判定部とを更に備え、
前記重畳画像生成部が、判定された前記プローブの向きの情報に基づいて、前記施術者側から見たときの皮下組織断層面の左右の向きと前記エコー画像の左右の向きとを合致させた重畳画像を生成する処理を行う、請求項1に記載のエコーガイドシステム。
【請求項3】
前記カメラにより撮影された画像から、前記施術者側から見た前記プローブの傾きを判定するプローブ傾き判定部を更に備え、
前記重畳画像生成部が、判定された前記プローブの傾きと前記エコー画像の傾きとを合致させた重畳画像を生成する処理を行う、請求項1又は2に記載のエコーガイドシステム。
【請求項4】
前記カメラにより撮影された画像から前記プローブを認識できないときには前記重畳画像を前記透過ディスプレイに表示しないよう制御する、請求項1~3の何れか1項に記載のエコーガイドシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は超音波画像診断装置を用いた、鍼刺用のエコーガイドシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
医療の分野では、深く狭い治療部位への穿刺にエコー下穿刺法が用いられることがある。エコー下穿刺とは、穿刺部位に皮膚の上から超音波を当てて、血管の状態をエコー画像で確認しながら穿刺を行う方法である。近年、鍼施術を行う一部の治療院においても、エコーガイドシステムが導入され話題となっている。特に鍼治療では、鍼で筋膜を刺激し、それにより筋膜の萎縮、癒着等を開放することで、こりや痛みの解消の効果があるとされている。
【0003】
鍼施術では、通常、一方の手の指先で皮下組織の状態やツボ(トリガーポイント又は反応点)の位置を確認しながら他方の手で刺鍼するといった、両手での施術が行われる。しかし、エコーガイドを使用する場合、施術者は、一方の手で超音波プローブを把持し、他方の片手のみでの手技を強いられる。そこで、例えば特許文献1には、超音波プローブを把持した側の手の指を使って両手で手技を行うことができるようにするため、把持部の形状を工夫した超音波プローブが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2019-69109号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のエコーガイドにおいては、ベッドサイドにエコー画像を表示するためのモニターが設置される。つまり、施術者が鍼刺部位を見る視界の外にモニターがあることが多く、そのため、施術者は、エコー画像を確認する度に鍼刺部位から視線を外さなければならず、煩雑であった。
【0006】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、施術者が鍼刺部位を見ながら同時にエコー画像も確認できる等の利便性の高いエコーガイドシステムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するため、本発明は、超音波画像診断装置のプローブが探触する皮下組織断層面のエコー画像により鍼刺状態を可視化するよう構成されたエコーガイドシステムであって、施術者の頭部に装着され、透過ディスプレイを有するヘッドマウントディスプレイと、前記透過ディスプレイに表示するための、前記エコー画像を含む重畳画像を生成する重畳画像生成部とを備える、エコーガイドシステムである。
【0008】
エコーガイドシステムは、前記ヘッドマウントディスプレイに搭載されたカメラと、前記カメラにより撮影された画像から、前記施術者側から見た前記プローブの向きを判定するプローブ向き判定部とを更に備え、前記重畳画像生成部が、判定された前記プローブの向きの情報に基づいて、前記施術者側から見たときの皮下組織断層面の左右の向きと前記エコー画像の左右の向きとを合致させた重畳画像を生成する処理を行うことが好ましい。
【0009】
また、エコーガイドシステムは、前記ヘッドマウントディスプレイに搭載されたカメラと、前記カメラにより撮影された画像から、前記施術者側から見た前記透過ディスプレイの画面上における前記プローブの位置を判定するプローブ位置判定部とを更に備え、前記重畳画像生成部が、前記透過ディスプレイの画面上において判定された前記プローブの前記位置に前記エコー画像を配置した重畳画像を生成する処理を行うものでもよい。
【0010】
また、エコーガイドシステムは、前記カメラにより撮影された画像から、前記施術者側から見た前記プローブの傾きを判定するプローブ傾き判定部を更に備え、前記重畳画像生成部が、判定された前記プローブの傾きと前記エコー画像の傾きとを合致させた重畳画像を生成する処理を行うことが好ましい。
【0011】
また、エコーガイドシステムは、前記カメラにより撮影された画像から前記プローブを認識できないときには前記重畳画像を前記透過ディスプレイに表示しないよう制御することが好ましい。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、施術者が鍼刺部位を見ながら同時にエコー画像を確認でき、利便性の高いエコーガイドシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の一実施形態による、鍼刺用のエコーガイドシステムの構成図である。
図2図1のエコーガイドシステムの機能ブロック図である。
図3】ヘッドマウントディスプレイにおける、透過ディスプレイ、CCDカメラ、撮像エリア及び施術者の目についての光学的な位置関係を説明するための略図である。
図4】HMDの透過ディスプレイを透して目視される実空間像及び重畳画像の一例である。
図5】HMD制御ユニットが行う重畳画像の表示制御処理を例示するフローチャートである。
図6】超音波プローブが画像認識されたカメラ画像を例示する図である。
図7】超音波プローブとビーム走査面との方向性を説明するための図である。
図8図7とは反対側から見た超音波プローブの側面図である。
図9】超音波プローブとエコー画像とを重畳表示した透過ディスプレイ画面を例示する図である。
図10】超音波プローブの傾きとエコー画像の傾きとを連動して表示した透過ディスプレイ画面を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1は、本発明の一実施形態による、鍼刺用のエコーガイドシステム1の構成図である。図2は、エコーガイドシステム1の機能ブロック図である。エコーガイドシステム1は、超音波画像診断装置10と、施術者の頭部に装着される透過型(シースルー型)のヘッドマウントディスプレイ13とを備え構成される。エコーガイドシステム1は、超音波画像診断装置10の超音波プローブ12が探触する、患者の皮下組織断層面のエコー画像により鍼刺状態を可視化するシステムである。
【0015】
ヘッドマウントディスプレイ(以下「HMD」と略称する。)13は、例えば図1に示すようなメガネ型のフレームを有している。メガネのレンズに相当する部分が透過ディスプレイ130として構成され、レンズとフレームとの接続部にディスプレイ制御部131が組み込まれている。ディスプレイ制御部131は、HMD制御ユニット15からの指令に従い透過ディスプレイ130に重畳画像を表示する制御を行う。
【0016】
なお、本発明の実施において、HMD13は、双眼型に限らず単眼型であってもよいし、必要に応じて表示ユニットを装着者の目から外側に移動できる跳ね上げ式のものであってもよい。また、眼鏡に装着可能なHMDであってもよい。
【0017】
また、本実施形態によるHMD13は、フレームの中央にCCDカメラ14を搭載している。ここで、図3に、透過ディスプレイ130、CCDカメラ14、その撮像エリア140、施術者の目EYEについての光学的な位置関係の略図を示す。
【0018】
CCDカメラ14は、透過ディスプレイ130よりも前方の実空間における動画像を撮影可能なカメラである。CCDカメラ14は、図3示すように、その撮像エリア140と、施術者(EYE)が透過ディスプレイ130を透して見る実像面とが一致するように、レンズの光軸及び開口が調整されている。透過ディスプレイ130と撮像エリア140との設計上の距離は、実際に鍼施術を行う際に想定される超音波プローブ12の位置と、施術者の目EYEの位置との間の距離(約40~45cm程度)となる。
【0019】
なお、CCDカメラ14が撮影した画像から、施術者側から見た透過ディスプレイ130の画面上における超音波プローブ12の位置を正確に判定するために、CCDカメラ14をステレオ(つまりカメラ2台の構成)とし、撮影した画像同士の視差角を用いて上記距離を補正してもよい。
【0020】
HMD13を表示制御するHMD制御ユニット15は、超音波画像診断装置10の装置制御部11と通信可能に接続している。通信手段として、例えば、Wi-Fi、Bluetooth(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)等の汎用通信デバイス又はこれらを併用することができる。装置制御部11はアドバタイズ信号を常時出力し、HMD13が通信有効範囲に入ると自動的にペアリング(デバイスの認識及び通信接続)が行われることが好ましい。
【0021】
図2に示すように、HMD制御ユニット15は、CPUが演算処理を実行すること実現されるプローブ認識部150と重畳画像生成部160とを備えている。
詳細は後述するが、プローブ認識部150は、CCDカメラ14が撮影した動画像を入力し、AI(Artificial intelligence)画像認識処理により超音波プローブ12を認識し様々な情報を判定する処理手段である。重畳画像生成部160は、HMD13の透過ディスプレイ130に表示するための重畳画像を生成する処理手段である。
【0022】
超音波画像診断装置10は、装置制御部11と、装置制御部11に接続される超音波プローブ12とを備えている。装置制御部11は、キーボード及び画像モニター等であるユーザインタフェース113と、ビーム形成走査部111と、エコー画像描出部112とを備えている。ビーム形成走査部111は、ビーム走査信号を出力して超音波プローブ12の振動子を励起し、扇状の超音波ビームを患者の皮下組織内部に向けて放射させる。超音波プローブ12は、皮下組織から反射した超音波エコーを受信し電気信号(エコー電気信号)に変換し、ビーム形成走査部111に送信する。ビーム形成走査部111は、受信したエコー電気信号と、形成した上述のビーム走査信号とをパラレルでエコー画像描出部112に送信する。エコー画像描出部112は、エコー電気信号の振幅、時間、位相差等を解析し、それらの情報に基づいて皮下組織内部の断層構造をエコー画像52として描出する処理を行う。
【0023】
超音波画像診断装置10によって演算生成されたエコー画像信号は、HMD制御ユニット15に送信される。HMD制御ユニット15の重畳画像生成部160は、受信したエコー画像52を動画として含む重畳画像51を生成する。ここで「重畳画像」とは、HMD13の透過ディスプレイ130に表示される画像であって、HMD13を透して実空間像50の一部に重なった状態で目視される画像を意味する。HMD13の視界をなるべく広く確保するために、重畳画像51を、例えば図4に示すように、透過ディスプレイ130の隅部に配置することができる。
【0024】
重畳画像生成部160は、超音波画像診断装置10から送信されるエコー画像の有効性を示すバリッド信号がオフのとき又はバリッド信号を受信できないときには、エコー画像52を含む重畳画像51を生成しなくてもよい。例えば鍼施術の前準備などエコーガイドを使わないときなどに重畳画像51を自動的に表示しないようにすることで、施術者の視界を最大限広くとることができる。また、エコーガイドの使用の際に、患者の表皮と超音波プローブ12との間に空気の層(隙間)があるような場合には正確なエコー画像が得られない。HMD制御ユニット15は、有効かつ正確なエコー画像52のみを重畳画像51として透過ディスプレイ130に自動的に表示することが好ましい。また、施術者が、超音波プローブ12とは違う方向を向いて作業するような場合、つまりカメラ画像140から超音波プローブ12を画像認識できないときにも、エコー画像52を含む重畳画像51を透過ディスプレイ130に表示しないことが好ましい。
【0025】
HMD13における重畳画像の表示制御について、更に具体的な例を、図5のフローチャートを参照して詳細に説明する。
【0026】
プローブ認識部150は、CCDカメラ14により撮影された動画像に対しセグメンテーション処理を行うことで超音波プローブ12を検出する処理を行う(ステップS1)。セグメンテーション処理には、対象の超音波プローブ12の外形形状及び/又は超音波プローブ12の側面に付した特有のマークを教師データとして学習したニューラルネットワークモデルを使用することができる。ここで、図6に、超音波プローブ12が画像認識されたカメラ画像140の一例を示す。図6において、超音波プローブ12として画像認識されたエリアがセグメント枠151により囲まれて表示されている。
【0027】
上述したプローブ認識部150は、詳細には、プローブ向き判定部152と、プローブ位置判定部153と、プローブ傾き判定部154とを更に含む。
【0028】
超音波プローブ12とビーム走査面とには方向性がある。例えば図7に示すように、超音波プローブ12直下の皮下組織断層面を表示するエコー画像52において、超音波プローブ12のFRONT側が断層像の右側に対応し、超音波プローブ12のREAR側が断層像の左側に対応する。施術者側から見える超音波プローブ12の側面が、例えば図7に示す面Aの場合であれば、皮下組織断層面の左右の向きとエコー画像52の左右の向きとが一致している。しかし、図8に示すように、超音波プローブ12の側面が面Bを向く場合には、皮下組織断層面の実際の左右の向きとエコー画像52の左右の向きとが逆になる。そのため、施術者は、混乱して鍼を刺す方向などを間違えてしまうおそれもある。
【0029】
そこで、本実施形態では、プローブ向き判定部152が、CCDカメラ14により撮影された動画像から、超音波プローブ12の向きを判定する処理を行う(ステップS2)。例えば、図7及び8に示したようなマークの違いに基づいて、超音波プローブ12がどちらを向いているか判定することができる。そして、重畳画像生成部160は、判定された超音波プローブ12の向きの情報に基づいて、施術者側から見たときの皮下組織断層面の左右の向きとエコー画像52の左右の向きとを合致させた重畳画像51を生成する処理を行う(ステップS3)。
これにより、HMD13には、超音波プローブ12の向きにかかわらず、常に実際の皮下組織断層面と左右が同じ向きのエコー画像52が表示される。そのため、施術者は、超音波プローブ12の持ち方に気を遣わずに手技を行うことができ、またエコー画像の反転表示による混乱もなくなる。
【0030】
また、プローブ位置判定部153は、CCDカメラ14により撮影された動画像から、施術者側から見た透過ディスプレイ130の画面上における超音波プローブ12の位置を判定する処理を行う(ステップS4)。例えばステップS1の人工知能を用いたセグメンテーション処理により検出されたエリア151の位置を超音波プローブ12の位置として判定することができる(図6参照)。そして、重畳画像生成部160は、図9に示すように、判定された超音波プローブ12の位置にエコー画像52を配置した重畳画像51を生成する処理を行う(ステップS5)。
これにより、施術者には、HMD13を透して、超音波プローブ12に重なる位置にエコー画像52が追従して見える。つまり、超音波プローブ12の動きに合わせてエコー画像52の表示位置を変えることで、施術中に鍼とエコー画像52が重なってしまい視認性が悪化するのを防ぐことができる。したがって、施術者は、エコー画像52で常に鍼刺状態を確認しながら鍼施術を行うことができる。
【0031】
また、プローブ傾き判定部154は、CCDカメラ14により撮影された動画像から、施術者側から見た超音波プローブ12の傾きを判定する処理を行う(ステップS6)。例えばメンテーション処理により検出されたセグメント枠151の傾きを超音波プローブ12の傾きとして判定することができる。そして、重畳画像生成部160は、図10に示すように、判定された超音波プローブ12の傾きとエコー画像52の傾きとを合致させた重畳画像51を生成する処理を行う(ステップS7)。
超音波プローブ12の傾きに合わせてエコー画像52の傾きも連動させることで、施術者が超音波プローブ12を前後に動かすような操作をした場合でも、エコー画像52における断層像自体の縦軸は垂直のままとなる。つまり、エコー断層像と実際の皮下組織の水平方向の一致性は維持されるので、施術者は鍼刺状態を直観的に正しく確認することができる。
【符号の説明】
【0032】
1 エコーガイドシステム
10 超音波画像診断装置
11 装置制御部
12 超音波プローブ
13 ヘッドマウントディスプレイ(HMD)
14 CCDカメラ
15 HMD制御ユニット
50 実空間像
51 重畳画像
52 エコー画像
111 ビーム形成走査部
112 エコー画像描出部
113 ユーザインタフェース
130 透過ディスプレイ
131 ディスプレイ制御部
140 撮像エリア
150 プローブ認識部
151 セグメント枠
152 プローブ向き判定部
153 プローブ位置判定部
154 プローブ傾き判定部
160 重畳画像生成部
EYE 施術者の目
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10