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特許7267262硫黄含有置換基を有する殺有害生物活性な複素環式誘導体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-04-21
(45)【発行日】2023-05-01
(54)【発明の名称】硫黄含有置換基を有する殺有害生物活性な複素環式誘導体
(51)【国際特許分類】
   C07D 471/04 20060101AFI20230424BHJP
   C07D 487/04 20060101ALI20230424BHJP
   A01P 7/04 20060101ALI20230424BHJP
   A01P 7/02 20060101ALI20230424BHJP
   A01N 43/90 20060101ALI20230424BHJP
【FI】
C07D471/04 106H
C07D487/04 144
C07D487/04 CSP
C07D471/04 108Z
C07D471/04 108Q
A01P7/04
A01P7/02
A01N43/90 104
A01N43/90 103
【請求項の数】 12
(21)【出願番号】P 2020515927
(86)(22)【出願日】2018-09-14
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2020-12-03
(86)【国際出願番号】 EP2018074867
(87)【国際公開番号】W WO2019053182
(87)【国際公開日】2019-03-21
【審査請求日】2021-09-09
(31)【優先権主張番号】201711033014
(32)【優先日】2017-09-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】IN
(73)【特許権者】
【識別番号】519295993
【氏名又は名称】シンジェンタ パーティシペーションズ アーゲー
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100119013
【弁理士】
【氏名又は名称】山崎 一夫
(74)【代理人】
【識別番号】100123777
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 さつき
(74)【代理人】
【識別番号】100111796
【弁理士】
【氏名又は名称】服部 博信
(74)【代理人】
【識別番号】100218578
【弁理士】
【氏名又は名称】河井 愛美
(72)【発明者】
【氏名】レンドラー セバスチャン
(72)【発明者】
【氏名】エドマンズ アンドリュー
(72)【発明者】
【氏名】ミューレバッハ ミシェル
(72)【発明者】
【氏名】ラワル ギリッシュ
(72)【発明者】
【氏名】セン インディラ
(72)【発明者】
【氏名】シケルヴァル ヴィカス
(72)【発明者】
【氏名】エメリー ダニエル
【審査官】安藤 倫世
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2016/071214(WO,A1)
【文献】特表2016-528189(JP,A)
【文献】国際公開第2013/191113(WO,A1)
【文献】国際公開第2017/094790(WO,A1)
【文献】国際公開第2017/089190(WO,A1)
【文献】特表2017-523997(JP,A)
【文献】特表2017-526667(JP,A)
【文献】国際公開第2017/084879(WO,A1)
【文献】特開2015-003906(JP,A)
【文献】国際公開第2016/121997(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C07D
A01N
CAplus/REGISTRY(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iの化合物
【化1】
(式中、
AはCH又はNであり;
Xは、S、SO又はSO2であり;
1は、C1~C4アルキル、C1~C4ハロアルキル又はC3~C6シクロアルキルC1~C4アルキルであり;
7及びR8は、メチルであり;
Qは、式Q1、Q2、Q3、及びQ4
【化2】
(式中、矢印は、前記ラジカルAを含む環への結合点を示し;
並びに、
2は、C1~C6ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルホニル又はC1~C6ハロアルコキシであり;
3はC1~C4アルキルであり;
4は、C1~C4アルキル、C1~C4ハロアルキル又はC3~C6シクロアルキルであり;
1及びG2は、相互に独立して、N又はCHである)
からなる群から選択されるラジカルである)
若しくは、前記式Iの化合物の農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体又はN-オキシド。
【請求項2】
式I-Q1の化合物
【化3】
(式中、A、X、R1、R2、G2、R7及びR8は、請求項1において式Iについて定義されているとおりである)
によって表される、請求項1に記載の式Iの化合物。
【請求項3】
2が、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、又は1~C4ハロアルキルスルホニルである、請求項2に記載の式I-Q1の化合物。
【請求項4】
式I-Q2の化合物
【化4】
(式中、A、X、R1、R2、G1、G2、R7及びR8は、請求項1において式Iについて定義されているとおりである)
によって表される、請求項1に記載の式Iの化合物。
【請求項5】
式I-Q3の化合物
【化5】
(式中、A、X、R1、R2、R4、R7及びR8は、請求項1において式Iについて定義されているとおりである)
によって表される、請求項1に記載の式Iの化合物。
【請求項6】
AがCH又はNであり;
1がエチルであり;
XがS又はSO2であり;
2がC1~C4ハロアルキルであり;及び
4が、エチル、2,2,2-トリフルオロエチル又はシクロプロピルである、
請求項5に記載の式I-Q3の化合物。
【請求項7】
式I-Q4の化合物
【化6】
(式中、A、X、R1、R2、R7及びR8は、請求項1において式Iについて定義されているとおりである)
によって表される、請求項1に記載の式Iの化合物。
【請求項8】
式I-1の化合物
【化7】
(式中、
AはCH又はNであり;
7及びR8は、メチルであり;並びに
Qは、式Q1a、Q1b、Q2a、Q2b、Q3a及びQ3b
【化8】
(式中、矢印は、前記ラジカルAを含む環への結合点を示し;
及び、R2はC1~C4ハロアルキルである)
からなる群から選択されるラジカルである)
によって表される、請求項1に記載の式Iの化合物。
【請求項9】
化合物が、式P1~P3及びP5~P20:
【表1-1】
【表1-2】
【表1-3】
によって表される化合物からなる群から選択される、請求項1に記載の式Iの化合物。
【請求項10】
各事例において遊離形態又は農芸化学的に利用可能な塩形態である、請求項1~のいずれか一項に定義される式Iの化合物、又は、適切な場合にはその互変異性体を、殺虫的、殺ダニ的、殺線虫的又は殺軟体動物的に有効な量で、有効成分として含むと共に、任意選択により、少なくとも1種の助剤又は希釈剤を含む、殺有害生物組成物。
【請求項11】
昆虫、ダニ、線虫又は軟体動物を防除する方法であって、有害生物、有害生物の生息地、又は、有害生物による攻撃を受けやすい植物に、請求項1~のいずれか一項に記載の式Iの化合物又は請求項10に記載の組成物を、殺虫的、殺ダニ的、殺線虫的又は殺軟体動物的に有効な量で適用するステップを含む、方法。
【請求項12】
昆虫、ダニ、線虫又は軟体動物による攻撃から植物繁殖材料を保護する方法であって、前記繁殖材料又は前記繁殖材料が植えられている場所を請求項10に記載の組成物で処理するステップを含む、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、殺有害生物活性、特に殺虫活性を有する硫黄置換基を含む複素環式誘導体、それらの化合物を調製するための中間体、それらの化合物を含む組成物及び動物に有害な生物(節足動物、特に昆虫又はダニ目(Acarina)の代表例を含む)を防除するためのそれらの使用に関する。
【背景技術】
【0002】
殺有害生物作用を有する複素環式化合物は、公知であり、例えば国際公開第2012/086848号、国際公開第2013/018928号及び国際公開第2016/026848号に記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
硫黄含有フェニル及びピリジル置換基を有する、新規の殺有害生物的に有効な複素環式6/5-二環式環誘導体がここに見出された。
【課題を解決するための手段】
【0004】
従って、本発明は、式Iの化合物
【化1】
(式中、
AはCH又はNであり;
Xは、S、SO又はSO2であり;
1は、C1~C4アルキル、C1~C4ハロアルキル又はC3~C6シクロアルキルC1~C4アルキルであり;
7及びR8は、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、C1~C4アルコキシ、C1~C4アルコキシC1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルファニル、C1~C4アルキルスルファニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルフィニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルホニル-C1~C4アルキル又はC1~C4アルコキシカルボニルであり;
Qは、式Q1、Q2、Q3、及びQ4
【化2】
(式中、矢印は、ラジカルAを含む環への結合点を示し;
並びに、
2は、C1~C6ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルホニル又はC1~C6ハロアルコキシであり;
3はC1~C4アルキルであり;
4は、C1~C4アルキル、C1~C4ハロアルキル又はC3~C6シクロアルキルであり;
1及びG2は、相互に独立して、N又はCHである)
からなる群から選択されるラジカルである)
並びに、式Iの化合物の農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体及びN-オキシドに関する。
【発明を実施するための形態】
【0005】
少なくとも1つの塩基性中心(basic centre)を有する式Iの化合物は、例えば酸付加塩、例えば無機強酸、例えば鉱酸、例えば過塩素酸、硫酸、硝酸、亜硝酸、リン酸又はハロゲン化水素酸との酸付加塩、強有機カルボン酸、例えば非置換であるか又は例えばハロゲンで置換されるC1~C4アルカンカルボン酸、例えば酢酸、例えば飽和又は不飽和ジカルボン酸、例えばシュウ酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸又はフタル酸、例えばヒドロキシカルボン酸、例えばアスコルビン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸又はクエン酸、又は例えば安息香酸との酸付加塩、又は有機スルホン酸、例えば非置換であるか又は例えばハロゲンで置換されるC1~C4アルカン-又はアリールスルホン酸、例えばメタン-又はp-トルエンスルホン酸との酸付加塩を形成することができる。少なくとも1つの酸性基を有する式Iの化合物は、例えば、塩基との塩、例えば無機塩、例えばアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、例えばナトリウム塩、カリウム塩又はマグネシウム塩又はアンモニア又は有機アミンとの塩、例えばモルホリン、ピペリジン、ピロリジン、モノ-、ジ-又はトリ-低級アルキルアミン、例えばエチル-、ジエチル-、トリエチル-又はジメチルプロピルアミン又はモノ-、ジ-又はトリヒドロキシ-低級アルキルアミン、例えばモノ-、ジ-又はトリエタノールアミンを形成することができる。
【0006】
置換基の定義中に存在するアルキル基は、直鎖状又は分枝鎖状であり得、例えば、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、sec-ブチル、イソ-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、ヘキシル、ノニル、デシル及びそれらの分枝鎖状異性体である。アルキルスルファニル、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルコキシ、アルケニル及びアルキニル基は、挙げられたアルキル基から誘導される。アルケニル及びアルキニル基は、一価又は多価不飽和であり得る。
【0007】
ハロゲンは、一般に、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素である。これは、対応して、ハロアルキル又はハロフェニルなどの、他の意味と組み合わされたハロゲンにも適用される。
【0008】
ハロアルキル基は、好ましくは、1~6個の炭素原子の鎖長を有する。ハロアルキルは、例えば、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、2,2,2-トリフルオロエチル、2-フルオロエチル、2-クロロエチル、ペンタフルオロエチル、1,1-ジフルオロ-2,2,2-トリクロロエチル、2,2,3,3-テトラフルオロエチル及び2,2,2-トリクロロエチルである。
【0009】
アルキルスルファニルは、例えばメチルスルファニル、エチルスルファニル、プロピルスルファニル、イソプロピルスルファニル、ブチルスルファニル、ペンチルスルファニル及びヘキシルスルファニルである。
【0010】
アルキルスルフィニルは、例えばメチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピルスルフィニル、イソプロピルスルフィニル、ブチルスルフィニル、ペンチルスルフィニル及びヘキシルスルフィニルである。
【0011】
アルキルスルホニルは、例えばメチルスルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、ブチルスルホニル、ペンチルスルホニル及びヘキシルスルホニルである。
【0012】
好ましくは、ハロアルキルスルファニル基は、1~4個の炭素原子の鎖長を有する。ハロアルキルスルファニルは、例えば、ジフルオロメチルスルファニル、トリフルオロメチルスルファニル又は2,2,2-トリフルオロエチルスルファニルである。ラジカルC1~C4ハロアルキルスルフィニル及びC1~C4ハロアルキルスルホニルは同様に考察され、例えば、トリフルオロメチルスルフィニル、トリフルオロメチルスルホニル又は2,2,2-トリフルオロエチルスルホニルであり得る。
【0013】
アルコキシ基は、好ましくは、1~6個の炭素原子の好ましい鎖長を有する。アルコキシは、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、i-プロポキシ、n-ブトキシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ及びtert-ブトキシ、さらに異性体ペンチルオキシ及びヘキシルオキシ基である。
【0014】
好ましくは、アルコキシカルボニル基は、1~5個の炭素原子の長鎖を有することが好ましい。アルコキシカルボニルは、例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、i-プロポキシカルボニル、n-ブトキシカルボニル、イソブトキシカルボニル、sec-ブトキシカルボニル及びt-ブトキシカルボニルラジカルである。
【0015】
アルコキシアルキル基は、好ましくは、1~6個の炭素原子の鎖長を有する。
【0016】
アルコキシアルキルは、例えば、メトキシメチル、メトキシエチル、エトキシメチル、エトキシエチル、n-プロポキシメチル、n-プロポキシエチル、イソプロポキシメチル又はイソプロポキシエチルである。
【0017】
シクロアルキル基は、好ましくは、3~6個の環炭素原子を有し、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル及びシクロヘキシルである。
【0018】
好ましくは、シクロアルキルアルキル基は、4~8個の炭素原子を有し、例えば、シクロプロピルメチル、シクロプロピルエチル、シクロブチルメチル、シクロペンチルメチル及びシクロヘキシルメチルである。
【0019】
本発明による式Iの化合物には、塩の形成中に形成され得る水和物も含まれる。
【0020】
式Iの化合物の好ましい群は、式I-Q1の化合物
【化3】
によって表され、式中、A、X、R1、R2、G2、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりである。式I-Q1の化合物の前記好ましい群において、
Aは好ましくはNであり;
1は、好ましくはメチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくは、C1~C4ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルホニルであり;好ましくは、C1~C4ハロアルキルであり;及び、Xは、好ましくはSO2である。
【0021】
式I-Q1の化合物の特に好ましい群は、R7及びR8が、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル又はC1~C4アルコキシカルボニルであり;好ましくはC1~C6アルキルであるものである。
【0022】
式I-Q1の化合物の他の特に好ましい群は、R1がエチルであり、及び、XがSO2であるものである。
【0023】
式I-Q1の化合物のさらに好ましい群は、式I-Q1aの化合物
【化4】
によって表され、式中、A、X、R1、R2、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりである。式I-Q1aの化合物の前記好ましい群において、
1は、好ましくはメチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくは、C1~C4ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルホニルであり;好ましくは、C1~C4ハロアルキルであり;及び、Xは、好ましくはSO2である。
【0024】
式I-Q1aの化合物の特に好ましい群は、R7及びR8が、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル又はC1~C4アルコキシカルボニルであり;好ましくはC1~C6アルキルであるものである。
【0025】
式I-Q1aの化合物の他の特に好ましい群は、R1がエチルであり、及び、XがSO2であるものである。
【0026】
式I-Q1aの化合物のさらにより好ましい群は、式I-Q1a1の化合物
【化5】
によって表され、式中、X、R1、R2、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりである。式I-Q1a1の化合物の前記好ましい群において、
1は、好ましくはメチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくは、C1~C4ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルホニルであり;好ましくは、C1~C4ハロアルキルであり;及び、Xは、好ましくはSO2である。
【0027】
式I-Q1a1の化合物の特に好ましい群は、R7及びR8が、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル又はC1~C4アルコキシカルボニルであり;好ましくはC1~C6アルキルであるものである。
【0028】
式I-Q1a1の化合物の他の特に好ましい群は、R1がエチルであり、及び、XがSO2であるものである。
【0029】
式I-Q1aの化合物の他のさらにより好ましい群は、式I-Q1a2の化合物
【化6】
によって表され、式中、X、R1、R2、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりである。式I-Q1a2の化合物の前記好ましい群において、
1は、好ましくはメチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくは、C1~C4ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルホニルであり;好ましくは、C1~C4ハロアルキルであり;及び、Xは、好ましくはSO2である。
【0030】
式I-Q1a2の化合物の特に好ましい群は、R7及びR8が、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル又はC1~C4アルコキシカルボニルであり;好ましくはC1~C6アルキルであるものである。
【0031】
式I-Q1a2の化合物の他の特に好ましい群は、R1がエチルであり、及び、XがSO2であるものである。
【0032】
式I-Q1の化合物の他のさらに好ましい群は、式I-Q1bの化合物
【化7】
によって表され、式中、A、X、R1、R2、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりである。式I-Q1bの化合物の前記好ましい群において、
1は、好ましくはメチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくは、C1~C4ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルホニルであり;好ましくは、C1~C4ハロアルキルであり;及び、Xは、好ましくはSO2である。
【0033】
式I-Q1bの化合物の特に好ましい群は、R7及びR8が、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル又はC1~C4アルコキシカルボニルであり;好ましくはC1~C6アルキルであるものである。
【0034】
式I-Q1bの化合物の他の特に好ましい群は、R1がエチルであり、及び、XがSO2であるものである。
【0035】
式I-Q1bの化合物のさらにより好ましい群は、式I-Q1b1の化合物
【化8】
によって表され、式中、X、R1、R2、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりである。式I-Q1b1の化合物の前記好ましい群において、
1は、好ましくはメチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくは、C1~C4ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルホニルであり;好ましくは、C1~C4ハロアルキルであり;及び、Xは、好ましくはSO2である。
【0036】
式I-Q1b1の化合物の特に好ましい群は、R7及びR8が、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル又はC1~C4アルコキシカルボニルであり;好ましくはC1~C6アルキルであるものである。
【0037】
式I-Q1b1の化合物の他の特に好ましい群は、R1がエチルであり、及び、XがSO2であるものである。
【0038】
式I-Q1bの化合物の他のさらにより好ましい群は、式I-Q1b2の化合物
【化9】
によって表され、式中、X、R1、R2、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりである。式I-Q1b2の化合物の前記好ましい群において、
1は、好ましくはメチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくは、C1~C4ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルホニルであり;好ましくは、C1~C4ハロアルキルであり;及び、Xは、好ましくはSO2である。
【0039】
式I-Q1b2の化合物の特に好ましい群は、R7及びR8が、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル又はC1~C4アルコキシカルボニルであり;好ましくはC1~C6アルキルであるものである。
【0040】
式I-Q1b2の化合物の他の特に好ましい群は、R1がエチルであり、及び、XがSO2であるものである。
【0041】
式Iの化合物の第2の好ましい群は、式I-Q2の化合物
【化10】
によって表され、式中、A、X、R1、R2、G1、G2、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりである。式I-Q2の化合物の前記好ましい群において、
1は、好ましくはメチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくはC1~C4ハロアルキルであり;並びに、Xは、好ましくはSO2である。
【0042】
式I-Q2の化合物の特に好ましい群は、R7及びR8が、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル又はC1~C4アルコキシカルボニルであり;好ましくはC1~C6アルキルであるものである。
【0043】
式I-Q2の化合物の他の特に好ましい群は、R1がエチルであり、及び、XがSO2であるものである。
【0044】
式I-Q2の化合物のさらに好ましい群は、式I-Q2aの化合物
【化11】
によって表され、式中、A、X、R1、R2、G1、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりである。式I-Q2aの化合物の前記好ましい群において、
Aは好ましくはNであり;
1は、好ましくはメチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくはC1~C4ハロアルキルであり;G1は、好ましくはCHであり;並びに、Xは、好ましくはSO2である。
【0045】
式I-Q2aの化合物の特に好ましい群は、R7及びR8が、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル又はC1~C4アルコキシカルボニルであり;好ましくはC1~C6アルキルであるものである。
【0046】
式I-Q2aの化合物の他の特に好ましい群は、R1がエチルであり、及び、XがSO2であるものである。
【0047】
式I-Q2aの化合物のさらにより好ましい群は、式I-Q2a1の化合物
【化12】
によって表され、式中、X、R1、R2、G1、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりである。式I-Q2a1の化合物の前記好ましい群において、
1は、好ましくはメチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくはC1~C4ハロアルキルであり;G1は、好ましくはCHであり;並びに、Xは、好ましくはSO2である。
【0048】
式I-Q2a1の化合物の特に好ましい群は、R7及びR8が、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル又はC1~C4アルコキシカルボニルであり;好ましくはC1~C6アルキルであるものである。
【0049】
式I-Q2a1の化合物の他の特に好ましい群は、R1がエチルであり、及び、XがSO2であるものである。
【0050】
式I-Q2aの化合物の他のさらにより好ましい群は、式I-Q2a2の化合物
【化13】
によって表され、式中、X、R1、R2、G1、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりである。式I-Q2a2の化合物の前記好ましい群において、
1は、好ましくはメチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくはC1~C4ハロアルキルであり;G1は、好ましくはCHであり;並びに、Xは、好ましくはSO2である。
【0051】
式I-Q2a2の化合物の特に好ましい群は、R7及びR8が、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル又はC1~C4アルコキシカルボニルであり;好ましくはC1~C6アルキルであるものである。
【0052】
式I-Q2a1の化合物の他の特に好ましい群は、R1がエチルであり、及び、XがSO2であるものである。
【0053】
式I-Q2の化合物の他のさらに好ましい群は、式I-Q2bの化合物
【化14】
によって表され、式中、A、X、R1、R2、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりである。式I-Q2bの化合物の前記好ましい群において、
1は、好ましくはメチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくはC1~C4ハロアルキルであり;並びに、Xは、好ましくはSO2である。
【0054】
式I-Q2bの化合物の特に好ましい群は、R7及びR8が、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル又はC1~C4アルコキシカルボニルであり;好ましくはC1~C6アルキルであるものである。
【0055】
式I-Q2bの化合物の他の特に好ましい群は、R1がエチルであり、及び、XがSO2であるものである。
【0056】
式I-Q2bの化合物のさらにより好ましい群は、式I-Q2b1の化合物
【化15】
によって表され、式中、X、R1、R2、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりである。式I-Q2b1の化合物の前記好ましい群において、
1は、好ましくはメチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくはC1~C4ハロアルキルであり;並びに、Xは、好ましくはSO2である。
【0057】
式I-Q2b1の化合物の特に好ましい群は、R7及びR8が、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル又はC1~C4アルコキシカルボニルであり;好ましくはC1~C6アルキルであるものである。
【0058】
他の特に好ましい式I-Q2b1の化合物は、R1がエチルであり、及び、XがSO2であるものである。
【0059】
式I-Q2bの化合物の他のさらにより好ましい群は、式I-Q2b2の化合物
【化16】
によって表され、式中、X、R1、R2、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりである。式I-Q2b2の化合物の前記好ましい群において、
1は、好ましくはメチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくはC1~C4ハロアルキルであり;並びに、Xは、好ましくはSO2である。
【0060】
式I-Q2b2の化合物の特に好ましい群は、R7及びR8が、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル又はC1~C4アルコキシカルボニルであり;好ましくはC1~C6アルキルであるものである。
【0061】
式I-Q1b2の化合物の他の特に好ましい群は、R1がエチルであり、及び、XがSO2であるものである。
【0062】
式Iの化合物の第3の好ましい群は、式I-Q3の化合物
【化17】
によって表され、式中、A、X、R1、R2、R4、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりである。式I-Q3の化合物の前記好ましい群において、
1は、好ましくはメチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくはC1~C4ハロアルキルであり;
3は、好ましくはメチルであり;
4は、好ましくは、メチル、エチル、2,2,2-トリフルオロエチル又はシクロプロピルであり、並びに、Xは、好ましくはSO2である。
【0063】
式I-Q3の化合物の特に好ましい群は、R7及びR8が、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル又はC1~C4アルコキシカルボニルであり;好ましくはC1~C6アルキルであるものである。
【0064】
式I-Q3の化合物の他の特に好ましい群は、R1がエチルであり、及び、XがSO2であるものである。
【0065】
式I-Q3の化合物のさらに好ましい群は、式I-Q3aの化合物
【化18】
によって表され、式中、X、R1、R2、R4、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりである。式I-Q3aの化合物の前記好ましい群において、
1は、好ましくはメチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくはC1~C4ハロアルキルであり;
3は、好ましくはメチルであり;
4は、好ましくは、メチル、エチル、2,2,2-トリフルオロエチル又はシクロプロピルであり、並びに、Xは、好ましくはSO2である。
【0066】
式I-Q3aの化合物の特に好ましい群は、R7及びR8が、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル又はC1~C4アルコキシカルボニルであり;好ましくはC1~C6アルキルであるものである。
【0067】
式I-Q3aの化合物の他の特に好ましい群は、R1がエチルであり、及び、XがSO2であるものである。
【0068】
式I-Q3の化合物の他のさらに好ましい群は、式I-Q3bの化合物
【化19】
によって表され、式中、X、R1、R2、R4、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりである。式I-Q3bの化合物の前記好ましい群において、
1は、好ましくはメチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくはC1~C4ハロアルキルであり;
3は、好ましくはメチルであり;
4は、好ましくは、メチル、エチル、2,2,2-トリフルオロエチル又はシクロプロピルであり、並びに、Xは、好ましくはSO2である。
【0069】
式I-Q3bの化合物の特に好ましい群は、R7及びR8が、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル又はC1~C4アルコキシカルボニルであり;好ましくはC1~C6アルキルであるものである。
【0070】
式I-Q3bの化合物の他の特に好ましい群は、R1がエチルであり、及び、XがSO2であるものである。
【0071】
式I-Q3の化合物の特に好ましい群は、式I-Q3cの化合物
【化20】
によって表され、式中、A、X、R1、R2、R4、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりである。式I-Q3cの化合物の前記好ましい群において、
AはCH又はNであり;好ましくは、AはNであり;
1は、好ましくはメチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくはC1~C4ハロアルキルであり;
4は、好ましくは、メチル、エチル、2,2,2-トリフルオロエチル又はシクロプロピルであり、並びに、XはS又はSO2であり;好ましくは、XはSO2である。
【0072】
式I-Q3cの化合物の特に好ましい群は、R7及びR8が、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル又はC1~C4アルコキシカルボニルであり;好ましくはC1~C6アルキルであるものである。
【0073】
式I-Q3cの化合物の他の特に好ましい群は、
AがCH又はNであり;特に、AがNであり;
1がエチルであり;
XがS又はSO2であり;特に、XがSO2であり;
7及びR8が、相互に独立して、C1~C6アルキルであり、好ましくはメチルであり、
2がC1~C4ハロアルキルであり、好ましくはトリフルオロメチルであり;並びに
4が、エチル、2,2,2-トリフルオロエチル又はシクロプロピルであるものである。
【0074】
式I-Q3cの化合物の他の特に好ましい群は、R1がエチルであり、及び、XがSO2であるものである。
【0075】
式Iの化合物の第4の好ましい群は、式I-Q4の化合物
【化21】
によって表され、式中、A、X、R1、R2、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりである。式I-Q4の化合物の前記好ましい群において、
Aは好ましくはNであり;
1は、好ましくはメチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくはC1~C4ハロアルキルであり;並びに、Xは、好ましくはSO2である。
【0076】
式I-Q4の化合物の特に好ましい群は、R7及びR8が、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル又はC1~C4アルコキシカルボニルであり;好ましくはC1~C6アルキルであるものである。
【0077】
式I-Q4の化合物の他の特に好ましい群は、R1がエチルであり、及び、XがSO2であるものである。
【0078】
式I-Q4の化合物のさらに好ましい群は、式I-Q4aの化合物
【化22】
によって表され、式中、X、R1、R2、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりである。式I-Q4aの化合物の前記好ましい群において、
1は、好ましくはメチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくはC1~C4ハロアルキルであり;並びに、Xは、好ましくはSO2である。
【0079】
式I-Q4aの化合物の特に好ましい群は、R7及びR8が、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル又はC1~C4アルコキシカルボニルであり;好ましくはC1~C6アルキルであるものである。
【0080】
式I-Q4aの化合物の他の特に好ましい群は、R1がエチルであり、及び、XがSO2であるものである。
【0081】
式I-Q4の化合物の他のさらに好ましい群は、式I-Q4bの化合物
【化23】
によって表され、式中、X、R1、R2、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりである。式I-Q4bの化合物の前記好ましい群において、
1は、好ましくはメチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくはC1~C4ハロアルキルであり;並びに、Xは、好ましくはSO2である。
【0082】
式I-Q4bの化合物の特に好ましい群は、R7及びR8が、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル又はC1~C4アルコキシカルボニルであり;好ましくはC1~C6アルキルであるものである。
【0083】
式I-Q4bの化合物の他の特に好ましい群は、R1がエチルであり、及び、XがSO2であるものである。
【0084】
上記の好ましい実施形態のすべてにおいて、独立して
Xは、好ましくはS又はSO2であり、もっとも好ましくはSO2であり、
1は、好ましくはメチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;もっとも好ましくはエチルであり;
2は、好ましくはC1~C4ハロアルキルであり;もっとも好ましくはトリフルオロメチルであり;
7は、好ましくはC1~C6アルキルであり;もっとも好ましくはメチルであり;
8は、好ましくはC1~C6アルキルであり;もっとも好ましくはメチルである。
【0085】
上記の好ましい実施形態のすべてにおいて、好ましくは
XはS又はSO2であり、もっとも好ましくはSO2であり、及び
1は、メチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;もっとも好ましくはエチルであり;並びに
2はC1~C4ハロアルキルであり;もっとも好ましくはトリフルオロメチルであり;並びに
7はC1~C6アルキルであり;もっとも好ましくはメチルであり;並びに
8はC1~C6アルキルであり;もっとも好ましくはメチルである。
【0086】
式Iの化合物の際立った群は、式I-1の化合物
【化24】
によって表され、式中、
AはCH又はNであり;特に、AはNであり;
7及びR8は、相互に独立して、C1~C6アルキルであり、好ましくはメチルであり;並びに
Qは、式Q1a、Q1b、Q2a、Q2b、Q3a及びQ3b
【化25】
からなる群から選択されるラジカルであり、
特に、Q1a、Q2a及びQ3bから選択され;
式中、矢印は、ラジカルAを含む環への結合点を示し;
並びに、ここで、
2はC1~C4ハロアルキルであり、好ましくはトリフルオロメチルである。
【0087】
式Iの化合物を調製するための本発明による方法は、当業者に公知の方法により行われる。XがSO2であり、及びQ、A、R1、R7及びR8が上の式Iで定義した通りである式I-a3の化合物は、XがSOであり、及びQ、A、R1、R7及びR8が上の式Iで定義した通りである式I-a2の化合物の酸化によって調製することができる。この反応は、例えば、過酢酸若しくはm-クロロ過安息香酸などの過酸、又は例えば過酸化水素若しくはtert-ブチルヒドロペルオキシドなどのヒドロペルオキシド、又は例えばモノペルオキソ二硫酸塩若しくは過マンガン酸カリウムなどの無機酸化剤のような試薬を用いて行うことができる。同様に、XがSOであり、及びQ、A、R1、R7及びR8が上の式Iで定義した通りである式I-a2の化合物は、上述したものと類似の条件下において、XがSであり、及びQ、A、R1、R7及びR8が上の式Iで定義した通りである式I-a1の化合物を酸化することによって調製することができる。これらの反応は、0℃未満~溶媒系の沸点の温度により、これらの条件に適合する様々な有機溶媒又は水性溶媒中で行うことができる。式I-a1の化合物の式I-a2及びI-a3の化合物への変換は、スキーム1に示されている。
スキーム1
【化26】
【0088】
X、Q、A、R1、R7及びR8が上の式Iで定義した通りである式Iの化合物は、スキーム2に記載の方法によって得ることができる。Q、A、及びR1が上の式Iで定義した通りであり、XがS又はSO2であり、及びXb1が好ましくはハロゲン(さらに好ましくは塩素、臭素又はヨウ素)である式IIIの化合物を任意選択的にマイクロ波での加熱下、100~160℃の温度でDMFなどの不活性溶媒中、フッ化亜鉛(II)及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)-クロロホルム付加物(Pd2(dba)3)などのパラジウム(0)触媒、配位子(例えば、キサントホス)の存在下において式Vの化合物で処理すると、A、Q及びR1が上の一般式Iで定義した通りであり、及びXがS又はSO2ある式IIの化合物が得られる。そのような方法は、例えば、Org.Lett.,16(24),6314-6317;2014などの文献に記載されている。式IIの化合物は、THF、DMF又はアセトニトリルなどの不活性溶媒中、水素化ナトリウム、K2CO3又はCs2CO3などの塩基の存在下において、Xb2が好ましくはBr、I、OSO3Me又はOTfであり、且つR7及びR8が式Iで定義されたものである一般式VIのアルキル化試薬を用いて引き続き処理されることで式Iの化合物を与えることができる。或いは、式IIの化合物を過剰の上述した塩基及び試薬VIに接触させることで、R7=R8である一般型Ia-4の化合物を得ることができる。或いは、式IIの化合物は、A、Q、X及びR1が上の式Iで定義した通りであり、及びR11がC1~C6アルキル基、好ましくはメチル又はエチルを表す式VIIの化合物からクラプコ脱炭酸によって得ることができる。そのような方法は、例えば、Tetradehron Lett.1974,15,1091-1094に記載されている。式VIIの化合物は、R11がC1~C6アルキル基、好ましくはメチル又はエチルを表す一般式VIIIのシアノアセテートを用いる式IIIの化合物の反応によって得ることができる。この反応は、20~180℃、好ましくは80~140℃の温度で相間移動触媒(「PTC」)の存在下又は不存在下、K2CO3又はNa2CO3などの塩基の存在下、ジメチルスルホキシド(DMSO)、N,N-ジメチルホルムアミド(DMF)又はN-メチルピロリドン(NMP)などの極性非プロトン性溶媒中において進行させることができる。同様に、遷移金属によって触媒されるプロセスが公知である。例えば、Angew.Chem.Int.Ed.2011,50,4470-4474を参照されたい。或いは、式Iの化合物は、-20~120℃の温度でTHFなどの不活性溶媒中、LiHMDSなどの強塩基を使用して、Pd2(dba)3などの触媒及びBINAPなどの配位子の存在下又は不存在下において、R7及びR8が式Iで定義した通りである式IVの化合物で処理することによって式IIIの化合物から直接調製することができる。そのような方法は、例えば、J.。Am.Chem.Soc.2005,127,15824-15832;J.Org.Chem.2005,70,10186-10189;又はOrg.Lett.2011,13,1690-1693などの文献に記載されている。
スキーム2
【化27】
【0089】
A、X及びR1が上記の式Iについて定義されているとおりであり、並びに、Xb1が好ましくはハロゲン(さらにより好ましくは塩素、臭素又はヨウ素)である一般式IIIの化合物は、公知である(スキーム3)。例えば、Q=Q1である式IIIの化合物は、A、G2、X、R1及びR2が上記の式Iについて定義されているとおりであり、並びに、Xb1が好ましくはハロゲン(さらにより好ましくは塩素、臭素又はヨウ素)である以下の式IIIaの化合物によって表される。G2がNである式IIIaの化合物の合成は、国際公開第2016/071214号に記載されている。G2がCHである式IIIaの化合物の合成は、国際公開第2015/000715号に記載されている。同様に、Q=Q2である式IIIの化合物は、A、G1、G2、X、R1及びR2が上記の式Iについて定義されているとおりであり、並びに、Xb1が好ましくはハロゲン(さらにより好ましくは塩素、臭素又はヨウ素)である以下の式IIIbの化合物によって表される。G2がCHであり、及び、G1がN又はCHである式IIIbの化合物の合成は、国際公開第2013/191113号に記載されている。G2がNであり、及び、G1がCHである式IIIaの化合物の合成は、国際公開第2017/134066号に記載されている。G2がNであり、及び、G1がNである式IIIbの化合物の合成は、国際公開第2016/020286号に記載されている。さらに、A、X、R1、R2、R3及びR4が上記の式Iについて定義されているとおりであり、並びに、Xb1が好ましくはハロゲン(さらにより好ましくは塩素、臭素又はヨウ素)である式IIIcの化合物の合成は、国際公開第2016/023954号及び国際公開第2017/089190号に記載されている。Q=Q4である式IIIdの化合物の合成は、国際公開第2015/000715号に記載されている。
スキーム3
【化28】
【0090】
或いは、A、X、R1、R2、G2、R7及びR8が上記の式Iについて定義されているとおりである式I-Q1の化合物は、スキーム4に記載されている方法によって調製され得る。R2及びG2が式Iについて定義されているとおりである式IXの化合物を、式Xの化合物(式中、X、A、R1、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりであり、並びに、Xb3は、ハロゲン、好ましくは臭素、ヨウ素又は塩素である)と、例えばエタノール又はアセトニトリルといった不活性溶剤中、任意選択により、好適な塩基の存在下に、80~150℃の温度で反応させて、式I-Q1の化合物が得られる。このような反応は、任意選択により、マイクロ波中において実施され得、及び、例えば国際公開第2012/49280号又は国際公開第2003/031587号といった文献に記載されている。式IXの化合物は、市販されているか、又は、当業者に公知の方法を用いて調製可能である。
スキーム4
【化29】
【0091】
式Xの化合物(式中、X、A、R1、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりであり、並びに、Xb3はハロゲンであり、好ましくは臭素、ヨウ素又は塩素である)は、式XIの化合物(式中、X及びR1は上記の式Iについて定義されているとおりである)から2ステップで調製可能である(スキーム5)。式XIの化合物は公知であり、その合成は、例えば国際公開第2016/071214号に記載されている。式XIの化合物は、水素化ナトリウム、K2CO3又はCs2CO3などの塩基の存在下、THF、DMF又はアセトニトリルなどの不活性溶剤中に、一般式VIaのアルキル化試薬(式中、Xb2は好ましくはBr、I、OSO3Me又はOTfであり、及び、R7は式Iについて定義されている)で続いて処理して、式XIIaの化合物(式中、A、X、R1、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりである)を得ることが可能である。その後、式XIIaの化合物を、酢酸、PhNMe3 +Br3 -中、典型的には、メタノール、アセトニトリル、THF、クロロホルム又はジクロロメタンなどの溶剤中に、0℃~120℃の温度で、例えばN-ブロモスクシンイミド、N-ヨードスクシンイミド、N-クロロスクシンイミド、I2、CuBr2、Br2といったハロゲン化試薬(「Xb3 +」源)で処理することで式Xの化合物が得られる。さらに、式Xの化合物は、国際公開第2016/071214号に記載の方法と同様に調製され得る。
スキーム5
【化30】
【0092】
或いは、式I-Q3の化合物は、スキーム6に記載の通りに調製することができる。R1、A、X、R7及びR8が式Iについて上で定義した通りである式XIIIの化合物の処理は、当業者に公知であり、例えばTetrahedron 2005,61(46),10827-10852に記載されている方法により、式XIVの化合物に活性化させることができる。例えば、X0が塩素である式XIの化合物は、20℃~100℃、好ましくは25℃の温度でジクロロメタン又はTHFなどの不活性溶媒中、触媒量のDMFの存在下において例えば塩化オキサリル又は塩化チオニルで処理することにより形成される。任意選択的に、例えばトリエチルアミン又はピリジンなどの塩基の存在下において、R2、R3及びR4が式Iで定義した通りである式XVの化合物を用いてXIVを処理すると、式XVIの化合物が得られる。或いは、式XVIの化合物は、50~180℃の温度において、任意選択的に例えばトリエチルアミンなど塩基の存在下、例えばピリジン又はテトラヒドロフラン(THF)などの不活性溶媒中において、X0がそれぞれX01及びX02である活性種XIVを得るために式XIIIの化合物をジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)又は1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDC)で処理することによって調製することができる。得られた式XVIの化合物は、その後、25~180℃、好ましくは130~170℃の温度でN-メチルピロリドンなどの不活性溶媒中、例えばメタンスルホン酸又はパラトルエンスルホン酸などの酸触媒の存在下、例えばマイクロ波照射下での加熱などによる脱水により、式I-Q3の化合物に変換することができる。式XVの化合物のこのようなプロセス及び合成は、国際公開第2016/023951号及び国際公開第2017/089190号に既述のものである。
スキーム6
【化31】
【0093】
1、A、X、R7及びR8が式Iについて上で定義した通りである式XIIIの化合物は、スキーム7に記載の方法によって調製することができる。R1、X、Aが式Iについて上で定義した通りであり、Xb1がハロゲン、好ましくは塩素、臭素若しくはヨウ素又は例えばトリフルオロメタンスルホネートのようなスルホネート、最も好ましくは臭素又はヨウ素であり得、及びRLGがC1~C4アルキルである式XXの必要な出発物質の合成は、例えば、国際公開第2016/026848号に以前に記載されている。任意選択的に、マイクロ波での加熱下、100~160℃の温度でDMFなどの不活性溶媒中、フッ化亜鉛(II)及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)-クロロホルム付加物(Pd2(dba)3)などのパラジウム(0)触媒、配位子(例えば、キサントホス)の存在下において式XXの化合物をトリメチルシリルアセトニトリル(V)で処理すると、XがS又はSO2であり、R1、A及びR7が上の式Iについて定義した通りであり、及びRLGがC1~C4アルキルである式XVIIIの化合物が得られる。そのような方法は、例えば、Org.Lett.,16(24),6314-6317;2014などの文献に記載されている。式XVIIIの化合物をTHF、DMF又はアセトニトリルなどの不活性溶媒中、水素化ナトリウム、K2CO3又はCs2CO3などの塩基の存在下において、Xb2が好ましくはBr、I又はOTfであり、且つR8が式Iで定義したものである式VIのアルキル化試薬を用いて引き続き処理することで、XがS又はSO2であり、R1、A、R7及びR8が上の式Iで定義した通りであり、及びRLGがC1~C4アルキルである式XVIIの化合物を得ることができる。或いは、式XVIIIの化合物を過剰の上述した塩基及び試薬VIと接触させることで、R7=R8である一般型XVII-aの化合物を得ることができる。
【0094】
或いは、式XVIIの化合物は、-20~120℃の温度でTHFなどの不活性溶媒中、LiHMDSなどの強塩基を使用して、Pd2(dba)3などの触媒及びBINAPなどの配位子の存在下又は不存在下において、R7及びR8が式Iで定義した通りである式IVの化合物で処理することによって式XXの化合物から直接調製することができる。そのような方法は、例えば、J.Am.Chem.Soc.2005,127,15824-15832;J.Org.Chem.2005,70,10186-10189又はOrg.Lett.2011,13,1690-1693などの文献に記載されている。
【0095】
或いは、式XVIIIの化合物は、A、X及びR1が上の式Iで定義した通りであり、RLG及びR11が互いに独立してC1~C6アルキル基、好ましくはメチル又はエチルを表す式XIXの化合物からクラプコ脱炭酸によって得ることができる。そのような方法は、例えば、Tetradehron Lett.1974,15,1091-1094に記載されている。式XIXの化合物は、R11がC1~C6アルキル基、好ましくはメチル又はエチルを表す式VIIIのシアノアセテートを用いる式XXの化合物の反応によって得ることができる。この反応は、20~180℃、好ましくは80~140℃の温度で相間移動触媒(「PTC」)の存在下又は不存在下、K2CO3又はNa2CO3などの塩基の存在下において、ジメチルスルホキシド(DMSO)、N,N-ジメチルホルムアミド(DMF)又はN-メチルピロリドン(NMP)などの極性非プロトン性溶媒中で進行させることができる。同様に、遷移金属によって触媒されるプロセスが公知である。例えば、Angew.Chem.Int.Ed.2011,50,4470-4474を参照されたい。式XVII又はXVII-aの化合物は、当業者に公知の条件下でけん化によって式XIIIの化合物に変換することができる。式VIII、V及びVIの化合物は、市販されており、又はこれらの化合物の調製方法は、当業者に公知である。式XXの化合物は、公知であり、これらの合成は、文献で報告されている。例えば、国際公開第2016/005263号を参照されたい。
スキーム7
【化32】
【0096】
或いは、式I-Q4の化合物(式中、A、X、R1、R2、R7及びR8は上記の式Iについて定義されているとおりである)は、スキーム8に記載されている方法によって調製され得る。式I-Q4の化合物は、化合物I-Q1と同様に調製可能であり、例えばエタノール又はアセトニトリルといった不活性溶剤中、任意選択により、好適な塩基の存在下に、80~150℃の温度において、式XXIの化合物(式中、R2は、式Iについて定義されているとおりである)と式Xの化合物(式中、X、A、R1、R7及びR8は、上記の式Iについて定義されているとおりであり、並びに、Xb3は、ハロゲンであり、好ましくは臭素、ヨウ素又は塩素である)との反応によって、式I-Q4の化合物を得ることが可能である。このような反応は、任意選択により、マイクロ波中において実施され得る。式XXIの化合物(例えばR2がトリフルオロメチルである場合)は国際公開第2016/051193号に公知であり、又は、本明細書に記載のものと同様の方法により、又は、当業者により調製可能である。
スキーム8
【化33】
【0097】
反応剤は、塩基の存在下で反応され得る。好適な塩基の例は、アルカリ金属又はアルカリ土類金属水酸化物、アルカリ金属又はアルカリ土類金属水素化物、アルカリ金属又はアルカリ土類金属アミド、アルカリ金属又はアルカリ土類金属アルコキシド、アルカリ金属又はアルカリ土類金属酢酸塩、アルカリ金属又はアルカリ土類金属炭酸塩、アルカリ金属又はアルカリ土類金属ジアルキルアミド又はアルカリ金属又はアルカリ土類金属アルキルシリルアミド、アルキルアミド、アルキレンジアミド、遊離又はN-アルキル化飽和又は不飽和シクロアルキルアミン、塩基性複素環、水酸化アンモニウム及び炭素環式アミンである。挙げられる例は、水酸化ナトリウム、水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、ナトリウムメトキシド、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、カリウムtert-ブトキシド、水酸化カリウム、炭酸カリウム、水素化カリウム、リチウムジイソプロピルアミド、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド、水素化カルシウム、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリエチレンジアミン、シクロヘキシルアミン、N-シクロヘキシル-N,N-ジメチルアミン、N,N-ジエチルアニリン、ピリジン、4-(N,N-ジメチルアミノ)ピリジン、キヌクリジン、N-メチルモルホリン、水酸化ベンジルトリメチルアンモニウム及び1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ-7-エン(DBU)である。
【0098】
反応剤は、そのままで、すなわち溶媒又は希釈剤を加えずに互いに反応され得る。しかしながら、ほとんどの場合、不活性溶媒又は希釈剤又はこれらの混合物を加えることが有利である。反応が塩基の存在下で行われる場合、トリエチルアミン、ピリジン、N-メチルモルホリン又はN,N-ジエチルアニリンなどの過剰に用いられる塩基は、溶媒又は希釈剤としても働き得る。
【0099】
反応は、約-80℃~約+140℃、好ましくは約-30℃~約+100℃の温度範囲、多くの場合、周囲温度から約+80℃の範囲で行われるのが有利である。
【0100】
式Iの化合物は、式Iの出発化合物の1つ以上の置換基を、慣例的な方法において、本発明に係る他の置換基で置換することにより、式Iの別の化合物にそれ自体公知の方法で転化され得る。
【0101】
それぞれ好適な反応条件及び出発材料の選択に応じて、例えば1つの反応工程において、1つの置換基を本発明に係る別の置換基で単に置換することが可能であり、又は複数の置換基が、同じ反応工程において、本発明に係る他の置換基で置換され得る。
【0102】
式Iの化合物の塩は、それ自体公知の方法で調製され得る。したがって、例えば、式Iの化合物の酸付加塩が、好適な酸又は好適なイオン交換試薬による処理によって得られ、塩基による塩が、好適な塩基又は好適なイオン交換試薬による処理によって得られる。
【0103】
式Iの化合物の塩は、例えば、好適な塩基性化合物又は好適なイオン交換試薬による処理により、遊離化合物Iの酸付加塩に、及び例えば好適な酸又は好適なイオン交換試薬による処理により、塩基による塩に慣例的な方法で転化され得る。
【0104】
式Iの化合物の塩は、例えば、塩化銀を形成する無機塩が不溶性であり、したがって反応混合物から沈殿する好適な溶媒中で例えば塩酸塩などの無機酸塩を酸のナトリウム塩、バリウム塩又は銀塩などの好適な金属塩、例えば酢酸銀で処理することにより、式Iの化合物の他の塩、酸付加塩、例えば他の酸付加塩にそれ自体公知の方法で転化され得る。
【0105】
手順又は反応条件に応じて、塩形成特性を有する式Iの化合物が遊離形態又は塩の形態で得られる。
【0106】
式Iの化合物及び必要に応じてその互変異性体は、それぞれ遊離形態又は塩形態において、分子中に現れる不斉炭素原子の数、絶対及び相対配置に応じて、及び/又は分子中に現れる非芳香族二重結合の配置に応じて、例えば対掌体及び/又はジアステレオマーなどの純粋な異性体の形態において、或いは鏡像異性体混合物、例えばラセミ体、ジアステレオマー混合物又はラセミ体混合物などの異性体混合物として、可能な異性体の1つの形態で又はこれらの混合物として存在することができ;本発明は、純粋な異性体に関し、可能な全ての異性体混合物にも関し、立体化学の詳細がそれぞれ特に記載されていない場合でも、上記及び下記においてこの意味でそれぞれ理解されるべきである。
【0107】
式Iの化合物のジアステレオマー混合物又はラセミ混合物は、どの出発材料及び手順が選択されたかに応じて得られる遊離形態又は塩形態において、例えば分別結晶化、蒸留及び/又はクロマトグラフィーにより、成分の物理化学的差異に基づいて純粋なジアステレオマー又はラセミ体に公知の方法で分離され得る。
【0108】
同様の方法で得られるラセミ体などの鏡像異性体混合物は、公知の方法により、例えば光学活性溶媒からの再結晶化により、キラル吸着剤におけるクロマトグラフィー、例えば好適な微生物を用いたアセチルセルロースにおける高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により、例えば1つのみの鏡像異性体が複合されるキラルクラウンエーテルを用いた、包接化合物の形成を介した特定の固定化酵素による開裂により、又はジアステレオマー塩への転化により、例えば塩基性最終生成物ラセミ体をカルボン酸、例えばショウノウ酸、酒石酸又はリンゴ酸又はスルホン酸、例えばカンファースルホン酸などの光学活性酸と反応させ、このように得られるジアステレオマー混合物を例えば異なる溶解度に基づく分別結晶によって分離して、好適な物質、例えば塩基性物質の作用により、所望の鏡像異性体がそれから放出され得るジアステレオマーを得ることによって光学対掌体に分解され得る。
【0109】
純粋なジアステレオマー又は鏡像異性体は、本発明に従って、好適な異性体混合物を分離することによるだけでなく、ジアステレオ選択的又はエナンチオ選択的合成の一般に知られている方法によっても、例えば立体化学特性を有する出発材料を用いて、本発明に係る方法を行うことによっても得られる。
【0110】
N-オキシドは、酸無水物、例えば無水トリフルオロ酢酸の存在下で式Iの化合物を好適な酸化剤、例えばH22/尿素付加物と反応させることによって調製され得る。このような酸化は、例えば、J.Med.Chem.,32(12),2561-73,1989又は国際公開第00/15615号といった文献から公知である。
【0111】
個々の成分が異なる生物学的活性を有する場合、それぞれ、生物学的により有効な異性体、例えば鏡像異性体又はジアステレオマー又は異性体混合物、例えば鏡像異性体混合物又はジアステレオマー混合物を単離又は合成することが有利である。
【0112】
式Iの化合物及び必要に応じてその互変異性体は、それぞれ遊離形態又は塩形態、必要に応じて水和物の形態で得ることもでき、及び/又は他の溶媒、例えば固体形態で存在する化合物の結晶化に使用され得た溶媒を含む。
【0113】
以下の表Xの化合物は、上述される方法に従って調製され得る。以下に続く例は、本発明を例示し、式Iの好ましい化合物を示すことが意図される。
【0114】
表X:この表は、式I-Q1:
【化34】
(式中、R2、G2、A、R1、R7及びR8は以下に定義されているとおりである)
に係る15種の置換基の定義X.001~X.015、及び、表Xの化合物のN-オキシドを開示する。
【0115】
【表1】
【0116】
Meはメチル基を表し、Etはエチル基であり、C(O)OEtはエトキシカルボニル基である。
【0117】
表1:この表は、XがSであり、並びに、R2、G2、A、R1、R7及びR8が表Xに定義されているとおりである、式I-Q1に係る15種の化合物1.001~1.015を開示する。例えば、化合物1.001は以下の構造を有する。
【化35】
【0118】
表2:この表は、XがSOであり、並びに、R2、G2、A、R1、R7及びR8が表Xに定義されているとおりである、式I-Q1に係る15種の化合物2.001~2.015を開示する。
【0119】
表3:この表は、XがSO2であり、並びに、R2、G2、A、R1、R7及びR8が表Xに定義されているとおりである、式I-Q1に係る15種の化合物3.001~3.015を開示する。
【0120】
表Y:この表は、式I-Q2:
【化36】
(式中、R2、G2、G1、A、R1、R7及びR8は以下に定義されているとおりである)
に係る20種の置換基の定義Y.001~Y.020、及び、表Yの化合物のN-オキシドを開示する。
【0121】
【表2】
【0122】
Meはメチル基を表し、Etはエチル基であり、C(O)OEtはエトキシカルボニル基である。
【0123】
表4:この表は、XがSであり、並びに、R2、G2、G1、A、R1、R7及びR8が表Yに定義されているとおりである、式I-Q2に係る20種の化合物4.001~4.020を開示する。例えば、化合物4.001は以下の構造を有する。
【化37】
【0124】
表5:この表は、XがSOであり、並びに、R2、G2、G1、A、R1、R7及びR8が表Yに定義されているとおりである、式I-Q2に係る20種の化合物5.001~5.020を開示する。
【0125】
表6:この表は、XがSO2であり、並びに、R2、G2、G1、A、R1、R7及びR8が表Yに定義されているとおりである、式I-Q2に係る20種の化合物6.001~6.020を開示する。
【0126】
表Z:この表は、式I-Q3:
【化38】
(式中、R2、R3、R4、A、R1、R7及びR8は以下に定義されているとおりである)
に係る20種の置換基の定義Z.001~Z.020、及び、表Zの化合物のN-オキシドを開示する。
【0127】
【表3】
【0128】
Meはメチル基を表し、Etはエチル基であり、C(O)OEtはエトキシカルボニル基である。c-Prは、シクロプロピル基を表す。
【0129】
表7:この表は、XがSであり、並びに、R2、R3、R4、A、R1、R7及びR8が表Zに定義されているとおりである、式I-Q3に係る20種の化合物7.001~7.020を開示する。例えば、化合物7.001は以下の構造を有する。
【化39】
【0130】
表8:この表は、XがSOであり、並びに、R2、R3、R4、A、R1、R7及びR8が表Zに定義されているとおりである、式I-Q3に係る20種の化合物8.001~8.020を開示する。
【0131】
表9:この表は、XがSO2であり、並びに、R2、R3、R4、A、R1、R7及びR8が表Zに定義されているとおりである、式I-Q3に係る20種の化合物9.001~9.020を開示する。
【0132】
表XA:この表は、式I-Q4:
【化40】
(式中、R2、A、R1、R7及びR8は以下に定義されているとおりである)
に係る10種の置換基の定義XA.001~XA.010、及び、表XAの化合物のN-オキシドを開示する。
【0133】
【表4】
【0134】
Meはメチル基を表し、Etはエチル基であり、C(O)OEtはエトキシカルボニル基である。
【0135】
表10:この表は、XがSであり、並びに、R2、A、R1、R7及びR8が表XAに定義されているとおりである、式I-Q4に係る10種の化合物10.001~10.010を開示する。例えば、化合物10.001は以下の構造を有する。
【化41】
【0136】
表11:この表は、XがSOであり、並びに、R2、A、R1、R7及びR8が表XAに定義されているとおりである、式I-Q4に係る10種の化合物11.001~11.010を開示する。
【0137】
表12:この表は、XがSO2であり、並びに、R2、A、R1、R7及びR8が表XAに定義されているとおりである、式I-Q4に係る10種の化合物12.001~12.010を開示する。
【0138】
本発明に係る式Iの化合物は、動物有害生物(節足動物、線虫及び軟体動物、並びに、特に昆虫又は代表的なダニ目(Acarina)、線虫及び軟体動物を含む)を防除、成長阻害又は殺害するための殺有害生物剤としての使用が見出される。特に、本発明に係る式Iの化合物は、低い適用割合であっても、有害生物の防除分野における予防的に及び/又は治療的に有益な有効成分であり、これらは、非常に好ましい殺生物スペクトルを有し、及び、温血種、魚及び植物によって良好な耐容性を示される。本発明に係る有効成分は、昆虫又はダニ目(Acarina)の代表例などの、通常の感受性の動物有害生物だけでなく、耐性がある動物有害生物の全て又は個々の発育段階に対しても作用する。本発明による有効成分の殺虫、殺線虫的、殺軟体動物的又は殺ダニ活性は、それ自体直接、すなわち直ちに若しくは例えば脱皮中などのある程度の時間が経過した後のみのいずれかで生じる有害生物の破壊において現れ得るか、又は例えば成長、産卵及び/若しくは孵化率の低下など間接的に現れ得る。
【0139】
上記の動物有害生物の例は、以下の通りである:
ダニ目(Acarina)から、例えばアカリツス属(Acalitus spp)、アカルス属(Aculus spp)、アカリカルス属(Acaricalus spp)、アセリア属(Aceria spp)、アシブトコナダニ(Acarus siro)、キララマダニ属(Amblyomma spp.)、ナガヒメダニ属(Argas spp.)、ウシマダニ属(Boophilus spp.)、ブレビパルパス属(Brevipalpus spp.)、ブリオビア属(Bryobia spp)、カリピトリメルス属(Calipitrimerus spp.)、ショクヒヒゼンダニ属(Chorioptes spp.)、ワクモ(Dermanyssus gallinae)、デルマトファゴイデス属(Dermatophagoides spp)、エオテトラニカス属(Eotetranychus spp)、エリオフィエス属(Eriophyes spp.)、ヘミタルソネムス属(Hemitarsonemus spp)、イボマダニ属(Hyalomma spp.)、タネガタマダニ属(Ixodes spp.)、オリゴニクス属(Olygonychus spp)、カズキダニ属(Ornithodoros spp.)、ポリファゴタルソネ・ラタス(Polyphagotarsone latus)、パノニクス属(Panonychus spp.)、ミカンサビダニ(Phyllocoptruta oleivora)、フィトネムス属(Phytonemus spp)、ポリファゴタロソネムス属(Polyphagotarsonemus spp)、キュウセンヒゼンダニ属(Psoroptes spp.)、コイタマダニ属(Rhipicephalus spp.)、リゾグリフス属(Rhizoglyphus spp.)、サルコプテス属(Sarcoptes spp.)、ステネオタルソネムス属(Steneotarsonemus spp)、ホコリダニ属(Tarsonemus spp.)及びテトラニクス属(Tetranychus spp.);
シラミ目(Anoplura)から、例えばブタジラミ属(Haematopinus spp.)、リノグナツス属(Linognathus spp.)、ペディクルス属(Pediculus spp.)、ペムフィグス属(Pemphigus spp.)及びフィロキセラ属(Phylloxera spp.);
鞘翅目(Coleoptera)から、例えばアグリオテス属(Agriotes spp.)、アンフィマロン・マジャレ(Amphimallon majale)、セマダラコガネ(Anomala orientalis)、アントノムス属(Anthonomus spp.)、マグソコガネ属(Aphodius spp)、アスチラス・アトロマクラタス(Astylus atromaculatus)、アテニウス属(Ataenius spp)、アトマリア・リネアリス(Atomaria linearis)、カエトクネマ・チビアリス(Chaetocnema tibialis)、セロトマ属(Cerotoma spp)、コノデルス属(Conoderus spp)、コスモポリテス属(Cosmopolites spp.)、コチニス・ニチダ(Cotinis nitida)、クルクリオ属(Curculio spp.)、シクロセファラ属(Cyclocephala spp)、デルメステス属(Dermestes spp.)、ジアブロチカ属(Diabrotica spp.)、アブデルスツノカブトムシ(Diloboderus abderus)、エピラクナ属(Epilachna spp.)、エレムヌス属(Eremnus spp.)、ヘテロニクス・アラトル(Heteronychus arator)、コーヒーノミキクイムシ(Hypothenemus hampei)、ラグリア・フイロサ(Lagria vilosa)、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemLineata)、リッソルホプトルス属(Lissorhoptrus spp.)、リオゲニス属(Liogenys spp)、マエコラスピス属(Maecolaspis spp)、アカビロウドコガネ(Maladera castanea)、メガセリス属(Megascelis spp)、メリゲテス・アエネウス(Melighetes aeneus)、メロロンタ属(Melolontha spp.)、マイオクロウス・アルマツス(Myochrous armatus)、オリカエフィルス属(Orycaephilus spp.)、オチオリンクス属(Otiorhynchus spp.)、フィロファガ属(Phyllophaga spp)、フリクチヌス属(Phlyctinus spp.)、ポピリア属(Popillia spp.)、プシリオデス属(Psylliodes spp.)、リソマツス・アウブチリス(Rhyssomatus aubtilis)、リゾペルタ属(Rhizopertha spp.)、コガネムシ科(Scarabeidae)、シトフィルス属(Sitophilus spp.)、シトトルガ属(Sitotroga spp.)、ソマチカス属(Somaticus spp)、スフェノフォラス属(Sphenophorus spp)、ステルネクススブ・シグナツス(Sternechus subsignatus)、ゴミムシダマシ属(Tenebrio spp.)、トリボリウム属(Tribolium spp.)及びトロゴデルマ属(Trogoderma spp.);
双翅目(Diptera)から、例えばヤブカ属(Aedes spp.)、ハマダラカ属(Anopheles spp)、アンテリゴナ・ソカタ(Antherigona soccata)、オリーブミバエ(Bactrocea oleae)、ビビオ・ホルツラヌス(Bibio hortulanus)、ブラジシア属(Bradysia spp)、クロバエ(Calliphora erythrocephala)、セラチチス属(Ceratitis spp.)、オビキンバエ属(Chrysomyia spp.)、イエカ属(Culex spp.)、クテレブラ属(Cuterebra spp.)、ダクス属(Dacus spp.)、デリア属(Delia spp)、キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)、ヒメイエバエ属(Fannia spp.)、ガストロフィラス属(Gastrophilus spp.)、ゲオミザ・トリプンクタタ(Geomyza tripunctata)、ツェツェバエ属(Glossina spp.)、ヒフバエ属(Hypoderma spp.)、ヒッポボスカ属(Hyppobosca spp.)、リリオミザ属(Liriomyza spp.)、キンバエ属(Lucilia spp.)、メラナグロミザ属(Melanagromyza spp.)、イエバエ属(Musca spp.)、ヒツジバエ属(Oestrus spp.)、オルセオリア属(Orseolia spp.)、キモグリバエ(Oscinella frit)、アカザモグリハナバエ(Pegomyia hyoscyami)、ホルビア属(Phorbia spp.)、ラゴレチス属(Rhagoletis spp)、リベリア・クアドリファシアタ(Rivelia quadrifasciata)、スカテラ属(Scatella spp)、キノコバエ属(Sciara spp.)、サシバエ属(Stomoxys spp.)、アブ属(Tabanus spp.)、タニア属(Tannia spp.)及びガガンボ属(Tipula spp.);
半翅目(Hemiptera)から、例えばアカントコリス・スカブラトル(Acanthocoris scabrator)、アクロステルナム属(Acrosternum spp)、ウススジカスミカメムシ(Adelphocoris lineolatus)、アンブリペルタ・ニチダ(Amblypelta nitida)、バチコエリア・タラシナ(Bathycoelia thalassina)、ブリサス属(Blissus spp)、トコジラミ属(Cimex spp.)、クラビグララ・トメントシコリス(Clavigralla tomentosicollis)、クレオンチアデス属(Creontiades spp)、ジスタンチエラ・テオブロマ(Distantiella theobroma)、ジケロプス・フルカツス(Dichelops furcatus)、ジスデルクス属(Dysdercus spp.)、エデッサ属(Edessa spp)、ユーキスツス属(Euchistus spp.)、ヒメナガメ(Eurydema pulchrum)、エウリガステル属(Eurygaster spp.)、クサギカメムシ(Halyomorpha halys)、ホルシアス・ノビレルス(Horcias nobilellus)、レプトコリサ属(Leptocorisa spp.)、メクラカメムシ属(Lygus spp)、マルガロデス属(Margarodes spp)、ムルガンチア・ヒストリオニク(Murgantia histrionic)、ネオメガロトムス属(Neomegalotomus spp)、タバコカスミカメムシ(Nesidiocoris tenuis)、ネザラ属(Nezara spp.)、ニシウス・シムランス(Nysius simulans)、オエバルス・インスラリス(Oebalus insularis)、ピエスマ属(Piesma spp.)、ピエゾドルス属(Piezodorus spp)、ロドニウス属(Rhodnius spp.)、サールベルゲラ・シングラリス(Sahlbergella singularis)、スカプトコリス・カスタネア(Scaptocoris castanea)、スコチノファラ属(Scotinophara spp.)、チアンタ属(Thyanta spp)、サシガメ属(Triatoma spp.)、ヴァチガ・イルデンス(Vatiga illudens);
アシルトシウム・ピスム(Acyrthosium pisum)、アダルゲス属(Adalges spp)、アガリアナ・エンシゲラ(Agalliana ensigera)、アゴノセナ・タルギオニイ(Agonoscena targionii)、アレウロジクス属(Aleurodicus spp)、アレウロカンツス属(Aleurocanthus spp)、アレウロロブス・バロデンシス(Aleurolobus barodensis)、アレウロトリクス・フロッコスス(Aleurothrixus floccosus)、アレイロデス・ブラシカエ(Aleyrodes brassicae)、フタテンミドリヨコバイ(Amarasca biguttula)、アムリトズス・アトキンソニ(Amritodus atkinsoni)、アノニジエラ属(Aonidiella spp.)、アリマキ科(Aphididae)、ワタアブラムシ属(Aphis spp.)、アスピジオツス属(Aspidiotus spp.)、ジャガイモヒゲナガアブラムシ(Aulacorthum solani)、バクテリセラ・コッケレリ(Bactericera cockerelli)、ベミシア属(Bemisia spp)、ブラキカウズス属(Brachycaudus spp)、ダイコンアブラムシ(Brevicoryne brassicae)、カコプシラ属(Cacopsylla spp)、ニンジンフタオアブラムシ(Cavariella aegopodii Scop.)、セロプラスタ属(Ceroplaster spp.)、クリソムファルス・アオニジウム(Chrysomphalus aonidium)、オンシツマルカイガラムシ(Chrysomphalus dictyospermi)、シカデラ属(Cicadella spp)、シロオオヨコバイ(Cofana spectra)、クリプトミズス属(Cryptomyzus spp)、シカデュリナ属(Cicadulina spp)、ヒラタカタカイガラムシ(Coccus hesperidum)、ダルブルス・マイジス(Dalbulus maidis)、ジアレウロデス属(Dialeurodes spp)、ミカンキジラミ(Diaphorina citri)、ジウラフィス・ノキシア(Diuraphis noxia)、ジサフィス属(Dysaphis spp)、エンポアスカ属(Empoasca spp.)、リンゴワタムシ(Eriosoma larigerum)、エリスロネウラ属(Erythroneura spp.)、ガスカルジア属(Gascardia spp.)、グリカスピス・ブリンブレコンベイ(Glycaspis brimblecombei)、ヒアダフィス・シュードブラシカエ(Hyadaphis pseudobrassicae)、ヒアロプテルス属(Hyalopterus spp)、ヒペロミズス・パリズス(Hyperomyzus pallidus)、リュウガンズキンヨコバイ(Idioscopus clypealis)、ヤコビアスカ・リビカ(Jacobiasca lybica)、ラオデルファクス属(Laodelphax spp.)、ミズキカタカイガラムシ(Lecanium corni)、レピドサフェス属(Lepidosaphes spp.)、ニセダイコンアブラムシ(Lopaphis erysimi)、リオゲニス・マイジス(Lyogenys maidis)、マクロシフム属(Macrosiphum spp.)、マハナルヴァ属(Mahanarva spp)、メタカルファ・プルイノサ(Metcalfa pruinosa)、ムギウスイロアブラムシ(Metopolophium dirhodum)、ミンズス・クルズス(Myndus crudus)、ミズス属(Myzus spp.)、ネオトキソプテラ属(Neotoxoptera sp)、ツマグロヨコバイ属(Nephotettix spp.)、ニラパルバタ属(Nilaparvata spp.)、ナシミドリオオアブラムシ(Nippolachnus piri Mats)、オドナスピス・ルタエ(Odonaspis ruthae)、オレグマ・ラニゲラ・ゼンター(Oregma lanigera Zehnter)、ヤマモモコナジラミ(Parabemisia myricae)、パラトリオザ・コッケレリ(Paratrioza cockerelli)、パルラトリア属(Parlatoria spp.)、ペムフィグス属(Pemphigus spp.)、トウモロコシウンカ(Peregrinus maidis)、ペルキンシエラ属(Perkinsiella spp)、ホップイボアブラムシ(Phorodon humuli)、フィロキセラ属(Phylloxera spp)、プラノコッカス属(Planococcus spp.)、シューダウラカスピス属(Pseudaulacaspis spp.)、シュードコッカス属(Pseudococcus spp.)、ワタノミハムシ(Pseudatomoscelis seriatus)、プシラ属(Psylla spp.)、プルビナリア・エチオピカ(Pulvinaria aethiopica)、クアドラズピジオツス属(Quadraspidiotus spp.)、クエサダ・ギガス(Quesada gigas)、イナズマヨコバイ(Recilia dorsalis)、ロパロシフム属(Rhopalosiphum spp.)、サイセチア属(Saissetia spp.)、スカホイデウス属(Scaphoideus spp.)、スチザフィス属(Schizaphis spp.)、シトビオン属(Sitobion spp.)、セジロウンカ(Sogatella furcifera)、スピシスチルス・フェスチヌス(Spissistilus festinus)、タロファガス・プロセルピナ(Tarophagus Proserpina)、トキソプテラ属(Toxoptera spp)、トリアレウロデス属(Trialeurodes spp)、トリジスカス・スポロボリ(Tridiscus sporoboli)、トリオニムス属(Trionymus spp)、ミカントガリキジラミ(Trioza erytreae)、ニセヤノネカイガラムシ(Unaspis citri)、ジギナ・フラミゲラ(Zygina flammigera)、ジギニジア・スクテラリス(Zyginidia scutellaris);
膜翅目(Hymenoptera)から、例えばヒメハキリアリ属(Acromyrmex)、アルゲ属(Arge spp)、ハキリアリ属(Atta spp.)、セフス属(Cephus spp.)、ジプリオン属(Diprion spp.)、マツハバチ科(Diprionidae)、シマトウヒハバチ(Gilpinia polytoma)、ホプロカンパ属(Hoplocampa spp.)、ケアリ属(Lasius spp.)、イエヒメアリ(Monomorium pharaonis)、ネオジプリオン属(Neodiprion spp.)、シュウカクアリ属(Pogonomyrmex spp)、スレノプシス・インビクタ(Slenopsis invicta)、ソレノプシス属(Solenopsis spp.)及びベスパ属(Vespa spp.);
等翅目(Isoptera)から、例えばコプトテルメス属(Coptotermes spp)、コルニテルネス・クムランス(Corniternes cumulans)、インシシテルメス属(Incisitermes spp)、マクロテルメス属(Macrotermes spp)、マストテルメス属(Mastotermes spp)、ミクロテルメス属(Microtermes spp)、ヤマトシロアリ属(Reticulitermes spp.);ソレノプシス・ゲミナテ(Solenopsis geminate)
鱗翅目(Lepidoptera)から、例えばアクレリス属(Acleris spp.)、アドキソフィエス属(Adoxophyes spp.)、アエゲリア属(Aegeria spp.)、アグロティス属(Agrotis spp.)、アラバマ・アルギラセア(Alabama argillaceae)、アミロイス属(Amylois spp.)、アンチカルシア・ゲマタリス(Anticarsia gemmatalis)、アルチップス属(Archips spp.)、アルギレスチア属(Argyresthia spp)、アルギロタエニア属(Argyrotaenia spp.)、アウトグラファ属(Autographa spp.)、ブックラトリクス・ツルベリエラ(Bucculatrix thurberiella)、アフリカズイム(Busseola fusca)、スジマラダメイガ(Cadra cautella)、モモシンクイガ(Carposina nipponensis)、チロ属(Chilo spp.)、コリストネウラ属(Choristoneura spp.)、クリソテウチア・トピアリア(Chrysoteuchia topiaria)、ブドウホソハマキ(Clysia ambiguella)、クナファロクロシス属(Cnaphalocrocis spp.)、クネファシア属(Cnephasia spp.)、コチリス属(Cochylis spp.)、コレオフォラ属(Coleophora spp.)、コリアス・レスビア(Colias lesbia)、ワタアカキリバ(Cosmophila flava)、クラムバス属(Crambus spp)、ケブカノメイガ(Crocidolomia binotalis)、クリプトフレビア・ロイコトレタ(Cryptophlebia leucotreta)、シダリマ・ペルスペクタリス(Cydalima perspectalis)、シジア属(Cydia spp.)、ジアファニア・ペルスペクタリス(Diaphania perspectalis)、ジアトラエア属(Diatraea spp.)、ジパロプシス・カスタネア(Diparopsis castanea)、エアリアス属(Earias spp.)、エルダナ・サッカリナ(Eldana saccharina)、エフェスチア属(Ephestia spp.)、エピノチア属(Epinotia spp)、エスチグメネ・アクレア(Estigmene acrea)、エチエラ・ジンキネラ(Etiella zinckinella)、ユーコスマ属(Eucosma spp.)、ブドウホソハマキ(Eupoecilia ambiguella)、ユープロクチス属(Euproctis spp.)、ユークソア属(Euxoa spp.)、フェルチア・ジャクリフェリア(Feltia jaculiferia)、グラホリタ属(Grapholita spp.)、ヘディア・ヌビフェラナ(Hedya nubiferana)、ヘリオティス属(Heliothis spp.)、ハイマダラノメイガ(Hellula undalis)、ヘルペトグラマ属(Herpetogramma spp)、アメリカシロヒトリ(Hyphantria cunea)、ケイフェリア・リコペルシセラ(Keiferia lycopersicella)、モロコシマダラメイガ(Lasmopalpus lignosellus)、レウコプテラ・シテラ(Leucoptera scitella)、リトコレチス属(Lithocollethis spp.)、ホソバヒメハマキ(Lobesia botrana)、ロキソステゲ・ビフィダリス(Loxostege bifidalis)、リマントリア属(Lymantria spp.)、リオネチア属(Lyonetia spp.)、マラコソマ属(Malacosoma spp.)、ヨトウガ(Mamestra brassicae)、タバコスズメガ(Manduca sexta)、ミチムナ属(Mythimna spp)、ノクツア属(Noctua spp)、オペロフテラ属(Operophtera spp.)、オルニオデス・インディカ(Orniodes indica)、アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)、パメネ属(Pammene spp.)、パンデミス属(Pandemis spp.)、マツキリガ(Panolis flammea)、パパイペマ・ネブリス(Papaipema nebris)、ワタアカミムシ(Pectinophora gossypiela)、コーヒーハモグリバエ(Perileucoptera coffeella)、シューダレチア・ウニプンクタ(Pseudaletia unipuncta)、ジャガイモガ(Phthorimaea operculella)、モンシロチョウ(Pieris rapae)、ピエリス属(Pieris spp.)、コナガ(Plutella xylostella)、プレイス属(Prays spp.)、シュードプルシア属(Pseudoplusia spp)、ラキプルシア・ヌ(Rachiplusia nu)、リチア・アルビコスタ(Richia albicosta)、シルポファガ属(Scirpophaga spp.)、セサミア属(Sesamia spp.)、スパルガノチス属(Sparganothis spp.)、スポドプテラ属(Spodoptera spp.)、シレプタ・デロガテ(Sylepta derogate)、シナンテドン属(Synanthedon spp.)、タウメトポエア属(Thaumetopoea spp.)、トルトリックス属(Tortrix spp.)、イラクサギンウワバ(Trichoplusia ni)、トマトキバガ(Tuta absoluta)及びスガ属(Yponomeuta spp.);
食毛目(Mallophaga)から、例えばダマリネア属(Damalinea spp.)及びケモノハジラミ属(Trichodectes spp.);
直翅目(Orthoptera)から、例えばゴキブリ属(Blatta spp.)、チャバネゴキブリ属(Blattella spp.)、ケラ属(Gryllotalpa spp.)、マデラゴキブリ(Leucophaea maderae)、トノサマバッタ属(Locusta spp.)、ネオクルチラ・ヘキサダクチラ(Neocurtilla hexadactyla)、ワモンゴキブリ属(Periplaneta spp.)、スカプテリスカス属(Scapteriscus spp)及びコオロギ属(Schistocerca spp.);
チャタテムシ目(Psocoptera)から、例えばリポセリス属(Liposcelis spp.);
ノミ目(Siphonaptera)から、例えばナガノミ属(Ceratophyllus spp.)、イヌノミ属(Ctenocephalides spp.)及びケオプスネズミノミ(Xenopsylla cheopis);
総翅目(Thysanoptera)から、例えばカリオトリプス・ファセオリ(Calliothrips phaseoli)、ハナアザミウマ属(Frankliniella spp.)、ヘリオトリプス属(Heliothrips spp)、ヘルシノトリプス属(Hercinothrips spp.)、パルテノトリプス属(Parthenothrips spp)、シルトトリプス・アウランチィ(Scirtothrips aurantii)、ダイズアザミウマ(Sericothrips variabilis)、タエニオトリプス属(Taeniothrips spp.)、アザミウマ属(Thrips spp);
シミ目(Thysanura)から、例えばセイヨウシミ(Lepisma saccharina)。
【0140】
本発明に係る有効成分は、特に植物、特に有用な植物及び農業、園芸及び森林における観賞植物又はこのような植物の果実、花、葉、茎、塊茎又は根などの器官において発生する上記のタイプの有害生物を防除、すなわち抑制又は破壊するのに使用され得、場合によっては、後の時点で形成される植物器官でさえ、これらの有害生物から保護されたままである。
【0141】
好適な標的作物は、特にコムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギ、イネ、トウモロコシ又はソルガムなどの穀物;テンサイ又は飼料用ビートなどのビート;果実、例えばリンゴ、セイヨウナシ、プラム、モモ、アーモンド、サクランボ又は液果類、例えばイチゴ、ラズベリー又はブラックベリーなどの、仁果類、核果類又は柔らかい果物;インゲンマメ、レンズマメ、エンドウマメ又はダイズなどのマメ科作物;ナタネ、カラシナ、ケシ、オリーブ、ヒマワリ、ヤシ、ヒマ、カカオ又はアメリカホドイモ(ground nut)などの油脂作物;カボチャ、キュウリ又はメロンなどのウリ科植物;ワタ、アマ、麻又はジュートなどの繊維植物;オレンジ、レモン、グレープフルーツ又はタンジェリンなどの柑橘類の果物;ホウレンソウ、レタス、アスパラガス、キャベツ、ニンジン、タマネギ、トマト、ジャガイモ又はピーマンなどの野菜類;アボカド、シナモン又はショウノウなどのクスノキ科(Lauraceae)の植物;及びさらにタバコ、堅果類、コーヒー、ナス、サトウキビ、茶、コショウ、ブドウ、ホップ、オオバコ科の植物及びラテックス植物である。
【0142】
本発明の組成物及び/又は方法は、花、低木、広葉樹及び常緑樹を含む任意の観賞植物及び/又は野菜作物にも使用することができる。
【0143】
例えば、本発明は、以下の観賞用の種のいずれかに対して使用することができる:アゲラタム(Ageratum)属、アロンソア(Alonsoa)属、アネモネ(Anemon)属、アニソドンテア・カペンシス(Anisodontea capsenisis)、アンテミス(Anthemis)属、キンギョソウ(Antirrhinum)属、アスター(Aster)属、ベゴニア(Begonia)属(例えば、エラチオール・ベゴニア(B.elatior)、ベゴニア・センパフローレンス(B.semperflorens)、ベゴニア・チュベレウクス(B.tubereux)属、ブーゲンビリア(Bougainvillea)属、ブラキコム(Brachycome)属、アブラナ(Brassica)属(観賞植物)、カルセオラリア(Calceolaria)属、トウガラシ(Capsicum annuum)、ニチニチソウ(Catharanthus roseus)、カンナ(Canna)属、ケンタウレア(Centaurea)属、キク(Chrysanthemum)属、シネラリア(Cineraria)属(シロタエギク(C.maritime))、コレオプスィス(Coreopsis)属、クラッスラ・コッキネア(Crassula coccinea)、タバコソウ(Cuphea ignea)、ダリア(Dahlia)属、デルフィニウム(Delphinium)属、ケマンソウ(Dicentra spectabilis)、ドロテアンタス(Dorotheantus)属、トルコギキョウ(Eustoma grandiflorum)、レンギョウ(Forsythia)属、フクシア(Fuchsia)属、ゼラニウム・グナファリウム(Geranium gnaphalium)、ガーベラ(Gerbera)属、センニチコウ(Gomphrena globosa)、キダチルリソウ(Heliotropium)属、ヒマワリ(Helianthus)属、フヨウ(Hibiscus)属、セイヨウアジサイ(Hortensia)属、アジサイ(Hydrangea)属、ヒポエステス・フィロスタチア(Hypoestes phyllostachya)、ツリフネソウ(Impatiens)属(アフリカホウセンカ(I.Walleriana))、イレシネ(Iresines)属、カランコエ(Kalanchoe)属、ランタナ(Lantana camara)、ハナアオイ(Lavatera trimestris)、カエンキセワタ(Leonotis leonurus)、ユリ(Lilium)属、メセンブリアンテマ(Mesembryanthemum)属、ミゾホオズキ(Mimulus)属、ヤグルマハッカ(Monarda)属、ネメシア(Nemesia)属、タゲテス(Tagetes)属、ナデシコ(Dianthus)属(カーネーション)、カンナ(Canna)属、カタバミ(Oxalis)属、ヒナギク(Bellis)属、テンジクアオイ(Pelargonium)属(アイビーゼラニウム(P.peltatum)、モンテンジクアオイ(P.Zonale))、スミレ(Viola)属(パンジー)、ペチュニア(Petunia)属、フロックス(Phlox)属、プレクトランサス(Plecthranthus)属、ポインセチア(Poinsettia)属、ツタ(Parthenocissus)属(アメリカヅタ(P.quinquefolia)、アマヅラ(P.tricuspidata))、サクラソウ(Primula)属、キンポウゲ(Ranunculus)属、ツツジ(Rhododendron属)、バラ(Rosa)属(バラ)、オオハンゴンソウ(Rudbeckia)属、セントポーリア(Saintpaulia)属、アキギリ(Salvia)属、ブルーファンフラワー(Scaevola aemola)、コチョウソウ(Schizanthus wisetonensis)、マンネングサ(Sedum)属、ナス(Solanum)属、サフィニア(Surfinia)属、タゲテス(Tagetes)属、タバコ(Nicotinia)属、バーベナ(Verbena)属、ヒャクニチソウ(Zinnia)属及び他の花壇用の植物。
【0144】
例えば、本発明は、以下の野菜種のいずれかに対して使用することができる:ネギ(Allium)属(ニンニク(A.sativum)、タマネギ(A..cepa)、エシャロット(A.oschaninii)、リーキ(A.Porrum)、エシャロット(A.ascalonicum)、ネギ(A.fistulosum))、チャービル(Anthriscus cerefolium)、セロリ(Apium graveolus)、アスパラガス(Asparagus officinalis)、テンサイ(Beta vulgarus)、アブラナ(Brassica)属(ヤセイカンラン(B.Oleracea)、ハクサイ(B.Pekinensis)、カブ(B.rapa))、トウガラシ(Capsicum annuum)、ヒヨコマメ(Cicer arietinum)、エンダイブ(Cichorium endivia)、キクニガナ(Cichorum)属(チコリー(C.intybus)、エンダイブ(C.endivia))、スイカ(Citrillus lanatus)、キュウリ(Cucumis)属(サフラン(C.sativus)、メロン(C.melo))、カボチャ(Cucurbita)属(ペポカボチャ(C.pepo)、セイヨウカボチャ(C.maxima))、チョウセンアザミ(Cyanara)属(アーティチョーク(C.scolymus)、カルドン(C.cardunculus))、ニンジン(Daucus carota)、フェンネル(Foeniculum vulgare)、オトギリソウ(Hypericum)属、レタス(Lactuca sativa)、トマト(Lycopersicon)属(トマト(L.esculentum)、トマト(L.lycopersicum))、ハッカ(Mentha)属、バジル(Ocimum basilicum)、パセリ(Petroselinum crispum)、インゲンマメ(Phaseolus)属(インゲンマメ(P.vulgaris)、ベニバナインゲン(P.coccineus))、エンドウ(Pisum sativum)、ハツカダイコン(Raphanus sativus)、マルバダイオウ(Rheum rhaponticum)、マンネンロウ(Rosemarinus)属、アキギリ(Salvia)属、キバナバラモンジン(Scorzonera hispanica)、ナス(Solanum melongena)、ホウレンソウ(Spinacea oleracea)、ノヂシャ(Valerianella)属(ノヂシャ(V.locusta)、イタリアンコーンサラダ(V.eriocarpa))及びソラマメ(Vicia faba)。
【0145】
好ましい観賞植物種としては、セントポーリア(African violet)、ベゴニア(Begonia)、ダリア(Dahlia)、ガーベラ(Gerbera)、アジサイ(Hydrangea)、クマツヅラ(Verbena)、バラ(Rosa)、カランコエ(Kalanchoe)、ポインセチア(Poinsettia)、アスター(Aster)、ヤグルマギク(Centaurea)、ハルシャギク(Coreopsis)、デルフィニウム(Delphinium)、モナルダ(Monarda)、フロックス(Phlox)、ルドベッキア(Rudbeckia)、セダム(Sedum)、ペチュニア(Petunia)、スミレ(Viola)、ホウセンカ(Impatiens)、ゼラニウム(Geranium)、キク(Chrysanthemum)、ラナンキュラス(Ranunculus)、フクシア(Fuchsia)、サルビア(Salvia)、セイヨウアジサイ(Hortensia)、ローズマリー、セージ、セイヨウオトギリ、ミント、ピーマン、トマト及びキュウリが挙げられる。
【0146】
本発明による有効成分は、綿、野菜、トウモロコシ、イネ及びダイズの作物におけるマメアブラムシ(Aphis craccivora)、ディアブロチカ・バルテアタ(Diabrotica balteata)、ニセアメリカタバコガ(Heliothis virescens)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、コナガ(Plutella xylostella)及びスポドプテラ・リットラリス(Spodoptera littoralis)の防除に特に適している。
本発明による有効成分は、ヨトウガ(Mamestra)(好ましくは野菜中)、コドリンガ(Cydia pomonella)(好ましくはリンゴ中)、ヒメヨコバイ(Empoasca)(好ましくは野菜、ブドウ園中)、コロラドハムシ(Leptinotarsa)(好ましくはジャガイモ中)及びニカメイガ(Chilo supressalis)(好ましくはイネ中)の防除にさらに特に適している。
【0147】
本発明に係る有効成分は、ワタ、野菜、トウモロコシ、イネ及びダイズ作物におけるマメアブラムシ(Aphis craccivora)、ディアブロチカ・バルテアタ(Diabrotica balteata)、ニセアメリカタバコガ(Heliothis virescens)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、コナガ(Plutella xylostella)及びエジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)を防除するのに特に好適である。本発明に係る有効成分は、マメストラ属(Mamestra)(好ましくは野菜中)、コドリンガ(Cydia pomonella)(好ましくはリンゴ中)、エンポアスカ属(Empoasca)(好ましくは野菜、ブドウ園中)、レプチノタルサ属(Leptinotarsa)(好ましくはジャガイモ中)及びニカメイガ(Chilo supressalis)(好ましくはイネ中)を防除するのにさらに特に好適である。
【0148】
さらなる態様において、本発明は、植物寄生性線虫(内部寄生性、半内部寄生性及び外部寄生性線虫)、特にネコブセンチュウ、キタネコブセンチュウ(Meloidogyne hapla)、サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)、ジャワネコブセンチュウ(Meloidogyne javanica)、アレナリアネコブセンチュウ(Meloidogyne arenaria)及び他のメロイドギネ属(Meloidogyne)種;シスト形成センチュウ、ジャガイモシストセンチュウ(Globodera rostochiensis)及び他のグロボデラ属(Globodera)種;ムギシストセンチュウ(Heterodera avenae)、ダイズシストセンチュウ(Heterodera glycines)、テンサイシストセンチュウ(Heterodera schachtii)、クローバシストセンチュウ(Heterodera trifolii)及び他のヘテロデラ属(Heterodera)種;タネコブセンチュウ、アンギナ属(Anguina)種;クキセンチュウ及びハセンチュウ、アフェレンコイデス属(Aphelenchoides)種;刺毛センチュウ(Sting nematode)、ベロノライムス・ロンギカウダツス(Belonolaimus longicaudatus)及び他のベロノライムス属(Belonolaimus)種;マツセンチュウ、マツノザイセンチュウ(Bursaphelenchus xylophilus)及び他のバーサフェレンカス属(Bursaphelenchus)種;ワセンチュウ(Ring nematode)、クリコネマ属(Criconema)種、クリコネメラ属(Criconemella)種、クリコネモイデス属(Criconemoides)種、メソクリコネマ属(Mesocriconema)種;クキ及びリンケイセンチュウ、イモグサレセンチュウ(Ditylenchus destructor)、ナミクキセンチュウ(Ditylenchus dipsaci)及び他のジチレンクス属(Ditylenchus)種;キリセンチュウ(Awl nematode)、ドリコドルス属(Dolichodorus)種;ラセンセンチュウ(Spiral nematode)、ヘリオコチレンクス・マルチシンクツス(Heliocotylenchus multicinctus)及び他のヘリオコチレンクス属(Helicotylenchus)種;サヤセンチュウ及びサヤワセンチュウ(Sheath and sheathoid nematode)、ヘミシクリオホラ属(Hemicycliophora)種及びヘミクリコネモイデス属(Hemicriconemoides)種;ヒルスマンニエラ属(Hirshmanniella)種;ヤリセンチュウ(Lance nematode)、ホプロライムス(Hoploaimus)種;ニセネコブセンチュウ、ナコブス属(Nacobbus)種;ハリセンチュウ(Needle nematode)、ロンギドルス・エロンガツス(Longidorus elongatus)及び他のロンギドルス属(Longidorus)種;ピンセンチュウ(Pin nematode)、プラチレンクス属(Pratylenchus)種;ネグサレセンチュウ(Lesion nematode)、ムギネグサレセンチュウ(Pratylenchus neglectus)、キタネグサレセンチュウ(Pratylenchus penetrans)、プラチレンクス・カービタツス(Pratylenchus curvitatus)、プラチレンクス・ゴオデイ(Pratylenchus goodeyi)及び他のプラチレンクス属(Pratylenchus)種;ネモグリセンチュウ(Burrowing nematode)、バナナネモグリセンチュウ(Radopholus similis)及び他のラドホルス属(Radopholus)種;ニセフクロセンチュウ(Reniform nematode)、ロチレンクス・ロブスタス(Rotylenchus robustus)、ロチレンクス・レニフォルミス(Rotylenchus reniformis)及び他のロチレンクス属(Rotylenchus)種;スクテロネマ属(Scutellonema)種;ミハリセンチュウ(Stubby root nematode)、トリコドルス・プリミチブス(Trichodorus primitivus)及び他のトリコドルス属(Trichodorus)種、パラトリコドルス属(Paratrichodorus)種;イシュクセンチュウ(Stunt nematode)、ナミイシュクセンチュ(Tylenchorhynchus claytoni)、チレンコリンクス・デュビウス(Tylenchorhynchus dubius)及び他のチレンコリンクス属(Tylenchorhynchus)種;ミカンセンチュウ(Citrus nematode)、チレンクルス属(Tylenchulus)種;オオハリセンチュウ(Dagger nematode)、キシフィネマ属(Xiphinema)種などの植物寄生性線虫;並びにスバンギナ属(Subanguina spp.)、ヒプソペリン属(Hypsoperine spp.)、マクロポストニア属(Macroposthonia spp.)、メリニウス属(Melinius spp.)、プンクトデラ属(Punctodera spp.)及びキニスルシウス属(Quinisulcius spp.)などの他の植物寄生性線虫種による植物及び植物の部分への被害を防除する方法にも関する。
【0149】
本発明の化合物は、軟体動物に対しても活性を有し得る。軟体動物の例としては、例えば、スクミリンゴガイ科(Ampullariidae);アリオン属(Arion)(コウラクロナメクジ(A.ater)、A.サーカムスクリプツス(A.circumscriptus)、A.ホルテンシス(A.hortensis)、A.ルーファス(A.rufus));オナジマイマイ科(Bradybaenidae)(ブラジバエナ・フルチクム(Bradybaena fruticum));オウシュウマイマイ属(Cepaea)(ニワノオウシュウマイマイ(C.hortensis)、モリマイマイ(C.Nemoralis));オクロジナ(ochlodina);デロセラス属(Deroceras)(D.アグレスチス(D.agrestis)、D.エムピリコルム(D.empiricorum)、D.ラエヴェ(D.laeve)、D.レチクラツム(D.reticulatum));ディスクス属(Discus)(D.ロツンダツス(D.rotundatus));ユーオムファリア属(Euomphalia);ガルバ属(Galba)(G.トルンクラタ(G.trunculata));ヘリセリア属(Helicelia)(H.イタラ(H.itala)、H.オブヴィア(H.obvia));マイマイ科(Helicidae)ヘリシゴナ・アルブストルム(Helicigona arbustorum));ヘリコディスクス属(Helicodiscus);ヘリクス属(Helix)(H.アペルタ(H.aperta));リマックス属(Limax)(L.シネレオニゲル(L.cinereoniger)、キイロナメクジ(L.flavus)、チャコウラナメクジ(L.marginatus)、マダラコウラナメクジ(L.maximus)、L.テネルス(L.tenellus));モノアライガイ属(Lymnaea);ミラックス属(Milax)(ニワコウラナメクジ(M.gagates)、M.マルギナツス(M.marginatus)、M.ソウェルビイ(M.sowerbyi));オペアス属(Opeas);リンゴガイ属(Pomacea)(スクミリンゴガイ(P.canaticulata));ミジンマイマイ属(Vallonia)及びザニトイデス属(Zanitoides)が挙げられる。
【0150】
「作物」という用語は、例えば、毒素産生細菌、特にバチルス属(Bacillus)の細菌に由来する公知のような1つ又は複数の選択的に作用する毒素を合成することができるように、組み換えDNA技術の使用によって形質転換された作物も含むことが理解されるべきである。
【0151】
このようなトランスジェニック植物によって発現され得る毒素としては、例えば、セレウス菌(Bacillus cereus)又はバチルス・ポピリエ(Bacillus popilliae)に由来する殺虫タンパク質;又はδ-エンドトキシン、例えばCry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1又はCry9Cなどの、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する殺虫タンパク質又は植物性殺虫タンパク質(Vip)、例えばVip1、Vip2、Vip3又はVip3A;又は細菌コロニー形成線虫、例えばフォトラブダス・ルミネセンス(Photorhabdus luminescens)、キセノラブダス・ネマトフィルス(Xenorhabdus nematophilus)などのフォトラブダス属(Photorhabdus spp.又はキセノラブダス属(Xenorhabdus spp.)の殺虫タンパク質;サソリ毒素、クモ形類毒素、ハチ毒素及び他の昆虫に特有の神経毒素などの、動物によって産生される毒素;ストレプトマイセス属(Streptomycetes)毒素などの、真菌によって産生される毒素、エンドウレクチン、オオムギレクチン又はユキノハナレクチンなどの植物レクチン;凝集素;トリプシン阻害剤、セリンプロテアーゼ阻害剤、パタチン、シスタチン、パパイン阻害剤などのプロティナーゼ阻害剤;リシン、トウモロコシ-RIP、アブリン、ルフィン、サポリン又はブリオジンなどのリボソーム不活性化タンパク質(RIP);3-ヒドロキシステロイドオキシダーゼ、エクジステロイド-UDP-グリコシル-トランスフェラーゼ、コレステロールオキシダーゼ、エクジソン阻害剤、HMG-COA-レダクターゼなどのステロイド代謝酵素、ナトリウムチャネル又はカルシウムチャネルの遮断薬などのイオンチャネル遮断薬、幼若ホルモンエステラーゼ、利尿ホルモン受容体、スチルベンシンターゼ、ビベンジルシンターゼ、キチナーゼ及びグルカナーゼが挙げられる。
【0152】
本発明に関して、δ-エンドトキシンは、例えば、Cry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1又はCry9C又は植物性殺虫タンパク質(Vip)、例えばVip1、Vip2、Vip3又はVip3A、また、明確に、ハイブリッド毒素、切断毒素(truncated toxin)及び改変毒素によって理解される。ハイブリッド毒素は、それらのタンパク質の異なるドメインの新たな組合せによって組み換えにより産生される(例えば、国際公開第02/15701号を参照されたい)。切断毒素、例えば切断Cry1Abが公知である。改変毒素の場合、天然毒素の1つ又は複数のアミノ酸が置換される。このようなアミノ酸置換では、好ましくは、天然に存在しないプロテアーゼ認識配列が、毒素に挿入され、例えばCry3A055の場合、カテプシン-G-認識配列が、Cry3A毒素に挿入される(国際公開第03/018810号を参照されたい)。
【0153】
このような毒素又はこのような毒素を合成することが可能なトランスジェニック植物の例が、例えば、欧州特許出願公開第0374753号明細書、国際公開第93/07278号、国際公開第95/34656号、欧州特許出願公開第0427529号明細書、欧州特許出願公開第451878号明細書及び国際公開第03/052073号に開示されている。
【0154】
このようなトランスジェニック植物の調製のための方法は、当業者に一般に知られており、例えば上記の刊行物に記載されている。CryI型のデオキシリボ核酸及びそれらの調製が、例えば、国際公開第95/34656号、欧州特許出願公開第0367474号明細書、欧州特許出願公開第0401979号明細書及び国際公開第90/13651号から公知である。
【0155】
トランスジェニック植物に含まれる毒素は、害虫に対する耐性を植物に与える。このような昆虫は、昆虫の分類群において見られるが、甲虫(鞘翅目(Coleoptera))、双翅昆虫(双翅目(Diptera))及び蛾(鱗翅目(Lepidoptera))において特に一般的に見られる。
【0156】
殺虫剤耐性(insecticidal resistance)をコードし、1つ又は複数の毒素を発現する1つ又は複数の遺伝子を含むトランスジェニック植物が公知であり、それらのいくつかが市販されている。このような植物の例は、YieldGard(登録商標)(Cry1Ab毒素を発現するトウモロコシ品種);YieldGard Rootworm(登録商標)(Cry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種);YieldGard Plus(登録商標)(Cry1Ab及びCry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種);Starlink(登録商標)(Cry9C毒素を発現するトウモロコシ品種);Herculex I(登録商標)(Cry1Fa2毒素及び除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るための酵素ホスフィノトリシンN-アセチルトランスフェラーゼ(PAT)を発現するトウモロコシ品種);NuCOTN 33B(登録商標)(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種);Bollgard I(登録商標)(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種);Bollgard II(登録商標)(Cry1Ac及びCry2Ab毒素を発現するワタ品種);VipCot(登録商標)(Vip3A及びCry1Ab毒素を発現するワタ品種);NewLeaf(登録商標)(Cry3A毒素を発現するジャガイモ品種);NatureGard(登録商標)、Agrisure(登録商標)GT Advantage(GA21グリホサート耐性形質)、Agrisure(登録商標)CB Advantage(Bt11アワノメイガ(CB)形質)及びProtecta(登録商標)である。
【0157】
このようなトランスジェニック作物のさらなる例は、以下の通りである:
1.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F-31 790 St.Sauveur,France)製のBt11トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。切断Cry1Ab毒素のトランスジェニック発現により、ヨーロッパアワノメイガ(アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)及びセサミア・ノナグリオイデス(Sesamia nonagrioides))による攻撃に対する耐性を与えられた遺伝子組み換えトウモロコシ。Bt11トウモロコシは、除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るために酵素PATも遺伝子組み換えにより発現する。
【0158】
2.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F-31 790 St.Sauveur,France)製のBt176トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。Cry1Ab毒素のトランスジェニック発現により、ヨーロッパアワノメイガ(アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)及びセサミア・ノナグリオイデス(Sesamia nonagrioides))による攻撃に対する耐性を与えられた遺伝子組み換えトウモロコシ。Bt176トウモロコシは、除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るために酵素PATも遺伝子組み換えにより発現する。
【0159】
3.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F-31 790 St.Sauveur,France)製のMIR604トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。改変Cry3A毒素のトランスジェニック発現によって耐虫性にされたトウモロコシ。この毒素は、カテプシン-G-プロテアーゼ認識配列の挿入によって修飾されたCry3A055である。このようなトランスジェニックトウモロコシ植物の調製が、国際公開第03/018810号に記載されている。
【0160】
4.Monsanto Europe S.A.(270-272 Avenue de Tervuren,B-1150 Brussels,Belgium)製のMON 863トウモロコシ、登録番号C/DE/02/9。MON 863は、Cry3Bb1毒素を発現し、特定の鞘翅目(Coleoptera)昆虫に対する耐性を有する。
【0161】
5.Monsanto Europe S.A.(270-272 Avenue de Tervuren,B-1150 Brussels,Belgium)製のIPC 531ワタ、登録番号C/ES/96/02。
【0162】
6.Pioneer Overseas Corporation(Avenue Tedesco,7 B-1160 Brussels,Belgium)製の1507トウモロコシ、登録番号C/NL/00/10。特定の鱗翅目(Lepidoptera)昆虫に対する耐性を得るためにタンパク質Cry1F及び除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るためにPATタンパク質の発現のための遺伝子組み換えトウモロコシ。
【0163】
7.Monsanto Europe S.A.(270-272 Avenue de Tervuren,B-1150 Brussels,Belgium)製のNK603×MON 810トウモロコシ、登録番号C/GB/02/M3/03。遺伝子組み換え品種NK603及びMON 810を交配することによる従来法で育種した雑種トウモロコシ品種からなる。NK603×MON 810トウモロコシは、除草剤Roundup(登録商標)(グリホサートを含有する)に対する耐性を与える、アグロバクテリウム属(Agrobacterium sp.)菌株CP4から得られるタンパク質CP4 EPSPS及びヨーロッパアワノメイガを含む特定の鱗翅目(Lepidoptera)に対する耐性をもたらす、バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスターキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)から得られるCry1Ab毒素も遺伝子組み換えにより発現する。
【0164】
昆虫耐性植物のトランスジェニック作物は、BATS(Zentrum fuer Biosicherheit und Nachhaltigkeit,Zentrum BATS,Clarastrasse 13,4058 Basel,Switzerland)Report 2003,(http://bats.ch)にも記載されている。
【0165】
「作物」という用語は、例えば、いわゆる「病原性関連タンパク質」(PRP、例えば欧州特許出願公開第0392225号明細書を参照されたい)などの、選択的作用を有する抗病原性物質(antipathogenic substance)を合成することができるように、組み換えDNA技術の使用によって形質転換された作物も含むことが理解されるべきである。このような抗病原性物質及びこのような抗病原性物質を合成することが可能なトランスジェニック植物の例が、例えば、欧州特許出願公開第0392225号明細書、国際公開第95/33818号及び欧州特許出願公開第0353191号明細書から公知である。このようなトランスジェニック植物を産生する方法は、当業者に一般に知られており、例えば上記の刊行物に記載されている。
【0166】
作物は、真菌(例えば、フザリウム、炭疽病又は疫病菌)、細菌(例えば、シュードモナス)又はウイルス(例えば、ジャガイモ葉巻ウイルス、トマト斑点ウイルス、キュウリモザイクウイルス)の病原体に対する耐性を強化するために修飾することもできる。
【0167】
作物には、ダイズシストセンチュウ(soybean cyst nematode)などの線虫に対する耐性が強化されたものも含まれる。
【0168】
非生物的ストレスに耐性がある作物には、例えば、NF-YB又は当該技術分野で知られている他のタンパク質の発現により、干ばつ、高塩分、高温、寒冷、霜又は光放射に対する耐性が強化されたものが含まれる。
【0169】
このようなトランスジェニック植物によって発現され得る抗病原性物質としては、例えば、ナトリウムチャネル又はカルシウムチャネルの遮断薬などのイオンチャネル遮断薬、例えばウイルス性KP1、KP4又はKP6毒素;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ;いわゆる「病原性関連タンパク質」(PRP;例えば欧州特許出願公開第0392225号明細書を参照されたい);微生物によって産生される抗病原性物質、例えばペプチド抗生物質又は複素環式抗生物質(例えば、国際公開第95/33818号を参照されたい)又は植物病原体防御に関与するタンパク質又はポリペプチド因子(国際公開第03/000906号に記載されている、いわゆる「植物病害抵抗性遺伝子」)が挙げられる。
【0170】
本発明に係る組成物のさらなる使用分野は、貯蔵品及び貯蔵室の保護及び原料(木材及び織物など)、床仕上げ材及び建築物の保護及び衛生分野において、特に上記のタイプの有害生物からのヒト、家畜及び生産性家畜(productive livestock)の保護である。
【0171】
本発明は、有害生物(蚊及び他の病原媒介動物など;http://www.who.int/malaria/vector_control/irs/en/も参照されたい)を防除するための方法も提供する。一実施形態において、有害生物を防除するための方法は、本発明の組成物を標的有害生物、その生息地又は表面若しくは基材にブラシ塗布、ローラ塗布、噴霧、塗布又は浸漬によって施用する工程を含む。例として、壁、天井又は床面などの表面のIRS(屋内残留噴霧)施用が、本発明の方法によって想定されている。別の実施形態において、このような組成物を網、衣類、寝具、カーテン及びテントの形態(又はこれらの製造に使用され得る形態)の不織布又は布帛材料などの基材に施用することが想定されている。
【0172】
一実施形態において、このような有害生物を防除するための方法は、有効な残存性の有害生物防除活性を表面又は基材に与えるように、殺有害生物的に有効な量の本発明の組成物を標的有害生物、その生息地又は表面若しくは基材に施用する工程を含む。このような施用は、本発明の殺有害生物組成物をブラシ塗布、ローラ塗布、噴霧、塗布又は浸漬することによって行われ得る。例として、壁、天井又は床面などの表面におけるIRS施用は、有効な残存性の有害生物防除活性を表面に与えるように、本発明の方法によって想定されている。別の実施形態において、網、衣類、寝具、カーテン及びテントの形態(又はこれらの製造に使用され得る形態)の布帛材料などの基材における有害生物の残存性防除のためにこのような組成物を施用することが想定されている。
【0173】
処理されるべき不織布、布帛又は網を含む基材は、綿、ラフィア、ジュート、亜麻、サイザル、麻布若しくは羊毛などの天然繊維又はポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリルなどの合成繊維で作製され得る。ポリエステルが特に好適である。織物処理の方法は、例えば、国際公開第2008/151984号、国際公開第2003/034823号、米国特許第5631072号明細書、国際公開第2005/64072号、国際公開第2006/128870号、欧州特許第1724392号明細書、国際公開第2005113886号又は国際公開第2007/090739号から公知である。
【0174】
本発明に係る組成物のさらなる使用分野は、全ての観賞用樹木並びにあらゆる種類の果樹及び堅果の成る木の樹幹注入/幹処理の分野である。
【0175】
樹幹注入/幹処理の分野において、本発明に係る化合物は、上記の鱗翅目(Lepidoptera)及び鞘翅目(Coleoptera)の木材穿孔性(wood-boring)昆虫に対して、特に以下の表A及びBに列挙される木材穿孔性昆虫(woodborer)に対して特に好適である。
【0176】
【表5】
【0177】
【表6-1】
【表6-2】
【表6-3】
【表6-4】
【0178】
本発明は、例えば、甲虫、イモムシ、ヒアリ、ワタフキカイガラムシ(ground pearl)、ヤスデ、ダンゴムシ、ダニ、ケラ、カイガラムシ、コナカイガラムシ、マダニ、アワフキムシ、サウザンキンクバッグ(southern chinch bug)及び地虫を含む、芝草中に存在し得る任意の昆虫有害生物を防除するのにも使用され得る。本発明は、卵、幼虫、若虫及び成虫を含む、生活環の様々な段階の昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。
【0179】
特に、本発明は、地虫(コガネカブト属(Cyclocephala spp.)(例えば、マスクドコガネムシ(masked chafer)、C.ルリダ(C.lurida))、リゾトログス属(Rhizotrogus spp.)(例えば、ヨーロピアンコガネムシ、R.マハリス(R.majalis))、コチヌス属(Cotinus spp.)(例えば、アオコフキコガネ、C.ニチダ(C.nitida))、ポピリア属(Popillia spp.)(例えば、マメコガネ(Japanese beetle)、マメコガネ(P.japonica))、フィロファガ属(Phyllophaga spp.)(例えば、コガネムシ(May/June beetle))、アテニウス属(Ataenius spp.)(例えば、ブラック・ターフグラス・アテニウス(Black turfgrass ataenius)、A.スプレツルス(A.spretulus))、マラデラ属(Maladera spp.)(例えば、アカビロウドコガネ、M.カスタネア(M.castanea))及びトマルス属(Tomarus spp.)など)、ワタフキカイガラムシ(マルガロデス属(Margarodes spp.))、ケラ(タウニー(tawny)、サウザン(southern)及び短翅型;スカプテリスクス属(Scapteriscus spp.)、ケラ(Gryllotalpa africana))及びレザージャケット(leatherjacket)(ヨーロピアンクレーンフライ(European crane fly)、ガガンボ属(Tipula spp.))を含む、芝草の根を餌とする昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。
【0180】
本発明は、ヨトウムシ(ツマジロクサヨトウ(Spodoptera frugiperda)及び一般的なヨトウムシ(common armyworm)(プセウダレチア・ウニプンクタ(Pseudaletia unipuncta)など)、ネキリムシ、ゾウムシ(スフェノホルス属(Sphenophorus spp.)、シバオサゾウムシ(S.venatus verstitus)及びS.パルブルス(S.parvulus)など)及びソッドウェブワーム(sod webworm)(クラムブス属(Crambus spp.)及び熱帯ソッドウェブワーム(tropical sod webworm)、ケナシクロオビクロノメイガ(Herpetogramma phaeopteralis)など)を含む、藁に住む芝草の昆虫有害生物を防除するのにも使用され得る。
【0181】
本発明は、ヒメコガネナガカメムシ(サウザンキンクバッグ、ブリスス・インスラリス(Blissus insularis)など)、ギョウギシバ(Bermudagrass)のダニ(エリオフィエス・シノドニエンシス(Eriophyes cynodoniensis))、アフリカヒゲシバ(rhodesgrass)のコナカイガラムシ(チガヤシロオカイガラムシ(Antonina graminis))、2本線のあるアワフキムシ(two-lined spittlebug)(プロサピア・ビシンクタ(Propsapia bicincta))、ヨコバイ、ネキリムシ(ヤガ科(Noctuidae))及びムギミドリアブラムシを含む、地上に生息し、芝草の葉を餌とする昆虫有害生物を防除するのにも使用され得る。
【0182】
本発明は、芝生にアリ塚を作製するアカヒアリ(Solenopsis invicta)などの、芝草の他の有害生物を防除するのにも使用され得る。
【0183】
衛生分野において、本発明に係る組成物は、カタダニ(hard tick)、ヒメダニ(soft tick)、疥癬ダニ、ツツガムシ、ハエ(サシバエ及び舐性(licking)のハエ)、寄生性のハエ幼虫、シラミ、ケジラミ、ハジラミ及びノミなどの外部寄生生物に対して有効である。
【0184】
このような寄生生物の例は、以下の通りである:
シラミ目(Anoplurida)のうち:ブタジラミ属(Haematopinus spp.)、ホソジラミ属(Linognathus spp.)、ペディクルス属(Pediculus spp.)及びケジラミ属(Phtirus spp.)、ソレノポテス属(Solenopotes spp.)。
【0185】
ハジラミ目(Mallophagida)のうち:トリメノポン属(Trimenopon spp.)、タンカクハジラミ属(Menopon spp.)、トリノトン属(Trinoton spp.)、ボビコラ属(Bovicola spp.)、ウェルネッキエラ属(Werneckiella spp.)、レピケントロン属(Lepikentron spp.)、ダマリナ属(Damalina spp.)、トリコデクテス属(Trichodectes spp.)及びフェリコラ属(Felicola spp.)。
【0186】
双翅目(Diptera)並びにその亜目であるネマトセリナ亜目(Nematocerina)及び短角亜目(Brachycerina)のうち、例えばヤブカ属(Aedes spp.)、ハマダラカ属(Anopheles spp.)、イエカ属(Culex spp.)、ブヨ属(Simulium spp.)、ツノマユブユ属(Eusimulium spp.)、サシチョウバエ属(Phlebotomus spp.)、ルツォミヤ属(Lutzomyia spp.)、キュリコイデス属(Culicoides spp.)、メクラアブ属(Chrysops spp.)、ヒボミトラ属(Hybomitra spp.)、キイロアブ属(Atylotus spp.)、アブ属(Tabanus spp.)、ゴマフアブ属(Haematopota spp.)、フィリポミア属(Philipomyia spp.)、ブラウラ属(Braula spp.)、イエバエ属(Musca spp.)、トゲアシメマトイ属(Hydrotaea spp.)、サシバエ属(Stomoxys spp.)、ヘマトビア属(Haematobia spp.)、モレリア属(Morellia spp.)、ヒメイエバエ属(Fannia spp.)、ツェツェバエ属(Glossina spp.)、オオクロバエ属(Calliphora spp.)、キンバエ属(Lucilia spp.)、オビキンバエ属(Chrysomyia spp.)、ヴォールファールトニクバエ属(Wohlfahrtia spp.)、ニクバエ属(Sarcophaga spp.)、ヒツジバエ属(Oestrus spp.)、ウシバエ属(Hypoderma spp.)、ウマバエ属(Gasterophilus spp.)、シラミバエ属(Hippobosca spp.)、シカシラミバエ属(Lipoptena spp.)及びヒツジシラミバエ属(Melophagus spp.)。
【0187】
ノミ目(Siphonapterida)のうち、例えばヒトノミ属(Pulex spp.)、イヌノミ属(Ctenocephalides spp.)、ネズミノミ属(Xenopsylla spp.)、ナガノミ属(Ceratophyllus spp.)。
【0188】
異翅目(Heteropterida)のうち、例えばトコジラミ属(Cimex spp.)、サシガメ属(Triatoma spp.)、ロドニウス属(Rhodnius spp.)、パンストロギルス属(Panstrongylus spp.)。
【0189】
ゴキブリ目(Blattarida)のうち、例えばトウヨウゴキブリ(Blatta orientalis)、ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)、チャバネゴキブリ(Blattelagermanica)及びスペラ属(Supella spp.)。
【0190】
ダニ亜綱(Acaria(Acarida))並びにマダニ亜目(Metastigmata)及び中気門亜目(Mesostigmata)のうち、例えばナガヒメダニ属(Argas spp.)、カズキダニ属(Ornithodorus spp.)、オトビウス属(Otobius spp.)、タネガタマダニ属(Ixodes spp.)、キララマダニ属(Amblyomma spp.)、ウシマダニ属(Boophilus spp.)、カクマダニ属(Dermacentor spp.)、チマダニ属(Haemophysalis spp.)、イボマダニ属(Hyalomma spp.)、コイタマダニ属(Rhipicephalus spp.)、デルマニスス属(Dermanyssus spp.)、ライリエチア属(Raillietia spp.)、ニューモニスス属(Pneumonyssus spp.)、ステルノストマ属(Sternostoma spp.)及びバロア属(Varroa spp.)。
【0191】
ダニ目(Actinedida)(前気門類(Prostigmata))及びカイチュウ目(Acaridida)(コナダニ亜目(Astigmata))のうち、例えばアカラピス属(Acarapis spp.)、ツメダニ属(Cheyletiella spp.)、オルニソケイレチア属(Ornithocheyletia spp.)、ミオビア属(Myobia spp.)、ヒツジツメダニ属(Psorergatesspp.)、ニキビダニ属(Demodex spp.)、ツツガムシ属(Trombicula spp.)、リストロホルス属(Listrophorus spp.)、コナダニ属(Acarus spp.)、チロファグス属(Tyrophagus spp.)、ゴミコナダニ属(Caloglyphus spp.)、ヒポデクテス属(Hypodectes spp.)、プテロリクス属(Pterolichus spp.)、キュウセンヒゼンダニ属(Psoroptes spp.)、ショクヒヒゼンダニ属(Chorioptes spp.)、ミミヒゼンダニ属(Otodectes spp.)、ヒゼンダニ属(Sarcoptes spp.)、ショウセンコウヒゼンダニ属(Notoedres spp.)、クネミドコプテス属(Knemidocoptes spp.)、シトジテス属(Cytodites spp.)及びラミノシオプテス属(Laminosioptes spp.)。
【0192】
本発明に係る組成物は、木材、織物、プラスチック、接着剤、のり、塗料、紙及び厚紙、皮革、床仕上げ材及び建築物などの材料の場合、昆虫の寄生から保護するのにも好適である。
【0193】
本発明に係る組成物は、例えば、以下の有害生物に対して使用され得る:ヨーロッパイエカミキリ(Hylotrupes bajulus)、クロロホルス・ピロシス(Chlorophorus pilosis)、アノビウム・プンクタツム(Anobium punctatum)、キセストビウム・ルホビロスム(Xestobium rufovillosum)、プチリヌスペクチコルニス(Ptilinuspecticornis)、デンドロビウム・ペルチネクス(Dendrobium pertinex)、マツザイシバンムシ(Ernobius mollis)、オオナガシバンムシ(Priobium carpini)、ヒラタキクイムシ(Lyctus brunneus)、アフリカヒラタキクイムシ(Lyctus africanus)、アメリカヒラタキクイムシ(Lyctus planicollis)、ナラヒラタキクイムシ(Lyctus linearis)、リクツス・プベセンス(Lyctus pubescens)、トロゴキシロン・アエクアレ(Trogoxylon aequale)、ミンテスルギコリス(Minthesrugicollis)、キシルボルス属種(Xyleborus spec.)、トリプトデンドロン属種(Tryptodendron spec.)、アパテ・モナクス(Apate monachus)、ボストリクス・カプシンス(Bostrychus capucins)、ヘテロボストリクス・ブルンネウス(Heterobostrychus brunneus)、シノキシロン属種(Sinoxylon spec.)及びチビタケナガシンクイムシ(Dinoderus minutus)などの甲虫並びにさらにコルリキバチ(Sirex juvencus)、モミノオオキバチ(Urocerus gigas)、ウロセルス・ギガス・タイグヌス(Urocerus gigas taignus)及びウロセルス・アウグル(Urocerus augur)などの膜翅類の昆虫(hymenopteran)並びにカロテルメス・フラヴィコリス(Kalotermes flavicollis)、ニシインドカンザイシロアリ(Cryptotermes brevis)、ヘテロテルメス・インディコラ(Heterotermes indicola)、キアシシロアリ(Reticulitermes flavipes)、レティクリテルメス・サントネンシス(Reticulitermes santonensis)、レティキュリテルメス・ルシフグス(Reticulitermes lucifugus)、ムカシシロアリ(Mastotermes darwiniensis)、ネバダオオシロアリ(Zootermopsis nevadensis)及びイエシロアリ(Coptotermes formosanus)などのシロアリ並びにセイヨウシミ(Lepisma saccharina)などのシミ。
【0194】
本発明に係る化合物は、非修飾形態の殺生物剤として使用することができるものの、これらは、通常、担体、溶媒及び界面活性物質などの製剤補助剤を使用して様々な方法で組成物中に配合される。製剤は、例えば、ダスト粉末、ゲル、水和剤、水分散性顆粒、水分散性錠剤、発泡性ペレット、乳剤、マイクロ乳剤、水中油型エマルション、オイルフロアブル、水性分散剤、油性分散剤、サスポエマルジョン、カプセル懸濁剤、乳化顆粒、液剤、濃厚水溶液(水又は水混和性有機溶媒を担体として使用)、含浸ポリマーフィルム又は例えばthe Manual on Development and Use of FAO and WHO Specifications for Pesticides,United Nations,First Edition,Second Revision(2010)から公知の他の形態のような様々な物理的形態であり得る。そのような製剤は、直接使用されか、又は使用前に希釈されるかのいずれかであり得る。希釈は、例えば、水、液体肥料、微量栄養素、生物、油又は溶媒を用いて行うことができる。
【0195】
製剤は、例えば、微粉化された固体、顆粒、溶液、分散液又は乳剤の形態の組成物を得るために、有効成分を配合補助剤と混合することによって調製することができる。有効成分は、微粉化された固体、鉱油、植物若しくは動物起源の油、植物若しくは動物起源の変性油、有機溶媒、水、界面活性物質又はこれらの組み合わせなどの他の補助剤と共に製剤化され得る。
【0196】
有効成分は、超微細マイクロカプセルに入れることもできる。マイクロカプセルは、多孔質担体中に有効成分を含む。これにより、有効成分を制御された量で(例えば、徐放)環境に放出することができる。マイクロカプセルは、通常、0.1~500ミクロンの直径を有する。これらは、カプセル重量の約25~95重量%の量の有効成分を含む。有効成分は、モノリシック固体の形態、固体若しくは液体分散液中の微粒子の形態又は適切な溶液の形態であり得る。カプセル化膜は、例えば、天然若しくは合成ゴム、セルロース、スチレン/ブタジエンコポリマー、ポリアクリロニトリル、ポリアクリレート、ポリエステル、ポリアミド、ポリ尿素、ポリウレタン又は化学的に修飾されたポリマー及びデンプンキサンテート或いは当業者に公知の他のポリマーを含み得る。或いは、有効成分が基材物質の固体マトリックス中に微粉化された粒子の形態で含まれる超微細マイクロカプセルが形成され得るが、マイクロカプセル自体は、カプセル化されない。
【0197】
本発明の組成物の調製に適した配合補助剤は、それ自体公知である。液体担体としては、水、トルエン、キシレン、石油エーテル、植物油、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、酸無水物、アセトニトリル、アセトフェノン、酢酸アミル、2-ブタノン、炭酸ブチレン、クロロベンゼン、シクロヘキサン、シクロヘキサノール、酢酸のアルキルエステル、ジアセトンアルコール、1,2-ジクロロプロパン、ジエタノールアミン、p-ジエチルベンゼン、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールアビエテート、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、N,N-ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、1,4-ジオキサン、ジプロピレングリコール、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールジベンゾエート、ジプロキシトール、アルキルピロリドン、酢酸エチル、2-エチルヘキサノール、エチレンカーボネート、1,1,1-トリクロロエタン、2-ヘプタノン、α-ピネン、d-リモネン、乳酸エチル、エチレングリコール、エチレングリコールブチルエーテル、エチレングリコールメチルエーテル、γ-ブチロラクトン、グリセロール、酢酸グリセロール、グリセロールジアセテート、グリセロールトリアセテート、ヘキサデカン、ヘキシレングリコール、酢酸イソアミル、酢酸イソボルニル、イソオクタン、イソホロン、イソプロピルベンゼン、ミリスチン酸イソプロピル、乳酸、ラウリルアミン、メシチルオキシド、メトキシプロパノール、メチルイソアミルケトン、メチルイソブチルケトン、ラウリン酸メチル、オクタン酸メチル、オレイン酸メチル、塩化メチレン、m-キシレン、n-ヘキサン、n-オクチルアミン、オクタデカン酸、酢酸オクチルアミン、オレイン酸、オレイルアミン、o-キシレン、フェノール、ポリエチレングリコール、プロピオン酸、乳酸プロピル、炭酸プロピレン、プロピレングリコール、プロピレングリコールメチルエーテル、p-キシレン、トルエン、リン酸トリエチル、トリエチレングリコール、キシレンスルホン酸、パラフィン、鉱油、トリクロロエチレン、ペルクロロエチレン、酢酸エチル、酢酸アミル、酢酸ブチル、プロピレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、メタノール、エタノール、イソプロパノール及び高分子量アルコール(アミルアルコール、テトラヒドロフルフリルアルコール、ヘキサノール、オクタノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセロール、N-メチル-2-ピロリドン等)を使用することができる。
【0198】
適切な固体担体は、例えば、タルク、二酸化チタン、パイロフィライト粘土、シリカ、アタパルジャイト粘土、珪藻土、石灰岩、炭酸カルシウム、ベントナイト、モンモリロナイトカルシウム、綿実殻、小麦粉、大豆粉、軽石、木粉、クルミ殻粉末、リグニン及び類似の物質である。
【0199】
固体と液体との両方の製剤において、特に使用前に担体で希釈され得る製剤において、多数の界面活性物質を有利に使用することができる。界面活性物質は、アニオン性、カチオン性、非イオン性又は高分子性であり得、これらは、乳化剤、湿潤剤若しくは懸濁剤として又は他の目的のために使用することができる。典型的な界面活性物質としては、例えば、ラウリル硫酸ジエタノールアンモニウムなどのアルキル硫酸塩;ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムなどのアルキルアリールスルホン酸塩;ノニルフェノールエトキシレートなどのアルキルフェノール/アルキレンオキシド付加生成物;トリデシルアルコールエトキシレートなどのアルコール/アルキレンオキシド付加生成物;ステアリン酸ナトリウムなどの石けん;ジブチルナフタレンスルホン酸ナトリウムなどのアルキルナフタレンスルホン酸塩;ジ(2-エチルヘキシル)スルホコハク酸ナトリウムなどのスルホコハク酸ジアルキルエステル塩;オレイン酸ソルビトールなどのソルビトールエステル;ラウリルトリメチルアンモニウムクロリドなどの四級アミン;ステアリン酸ポリエチレングリコールなどの脂肪酸のポリエチレングリコールエステル;エチレンオキシドとプロピレンオキシドとのブロックコポリマー;モノ及びジアルキルリン酸エステルの塩;並びに例えばMcCutcheon’s Detergents and Emulsifiers Annual,MC Publishing Corp.,Ridgewood New Jersey(1981)に記載されている追加的な物質も挙げられる。
【0200】
殺生物製剤中で使用することができる追加的な補助剤としては、結晶化抑制剤、粘度調整剤、懸濁剤、染料、酸化防止剤、発泡剤、光吸収剤、混合助剤、消泡剤、錯化剤、中和剤又はpH調整物質及び緩衝剤、腐食防止剤、香料、湿潤剤、吸収促進剤、微量栄養素、可塑剤、滑剤、潤滑剤、分散剤、増粘剤、不凍剤、殺菌剤並びに液体及び固体の肥料が挙げられる。
【0201】
本発明による組成物は、植物又は動物起源の油、鉱油、そのような油のアルキルエステル又はそのような油及び油の誘導体の混合物を含む添加剤を含み得る。本発明による組成物中の油添加剤の量は、通常、適用される混合物を基準として0.01~10%である。例えば、噴霧混合物が調製された後、油添加剤を所望の濃度でスプレータンクに添加することができる。好ましい油添加剤は、鉱油又は植物起源の油(例えば、菜種油、オリーブ油又はヒマワリ油)、乳化植物油、植物起源の油のアルキルエステル(例えば、メチル誘導体)又は動物起源の油(魚油又は牛脂等)を含む。好ましい油添加剤は、C8~C22脂肪酸のアルキルエステル、特にC12~C18脂肪酸のメチル誘導体、例えばラウリン酸、パルミチン酸及びオレイン酸のメチルエステル(それぞれラウリン酸メチル、パルミチン酸メチル及びオレイン酸メチル)を含む。多くの油誘導体がthe Compendium of Herbicide Adjuvants,10th Edition,Southern Illinois University,2010から公知である。
【0202】
本発明の組成物は、通常、0.1~99重量%、特に0.1~95重量%の本発明の化合物と、1~99.9重量%の配合助剤とを含み、これは、好ましくは、0~25重量の界面活性物質を含む。市販製品は、濃縮液として好ましくは製剤化される場合がある一方、最終消費者は、通常、希釈製剤を使用する。
【0203】
施用量は、広い限度内で様々であり、土壌の性質、施用方法、作物植物、防除すべき有害生物、支配的な気候条件並びに施用方法、施用時間及び標的作物に支配される他の因子に依存する。一般的なガイドラインとして、化合物は、1~2000l/ha、特に10~1000l/haの割合で施用することができる。
【0204】
好ましい製剤は、以下の組成を有し得る(重量%)。
乳剤:
有効成分:1~95%、好ましくは60~90%
界面活性剤:1~30%、好ましくは5~20%
液体担体:1~80%、好ましくは1~35%
【0205】
粉剤:
有効成分:0.1~10%、好ましくは0.1~5%
固体担体:99.9~90%、好ましくは99.9~99%
【0206】
懸濁濃縮液:
有効成分:5~75%、好ましくは10~50%
水:94~24%、好ましくは88~30%
界面活性剤:1~40%、好ましくは2~30%
【0207】
水和剤:
有効成分:0.5~90%、好ましくは1~80%
界面活性剤:0.5~20%、好ましくは1~15%
固体担体:5~95%、好ましくは15~90%
【0208】
粒剤:
有効成分:0.1~30%、好ましくは0.1~15%
固体担体:99.5~70%、好ましくは97~85%
【実施例
【0209】
以下の実施例は、本発明をさらに例示するが、限定するものではない。
【0210】
【表7】
【0211】
この組み合わせを補助剤と完全に混合し、混合物を適切なミル内で完全に粉砕することで、所望の濃度の懸濁液を得るために水で希釈することができる水和剤が得られる。
【0212】
【表8】
【0213】
この組み合わせを補助剤と完全に混合し、混合物を適切なミル内で完全に粉砕することで、種子処理のために直接使用することができる粉末が得られる。
【0214】
【表9】
【0215】
植物の保護において使用できる任意の必要な希釈率のエマルジョンは、この濃縮物から水で希釈することによって得ることができる。
【0216】
【表10】
【0217】
直ちに使用可能な粉剤は、この組み合わせを担体と混合し、混合物を適切なミル内で粉砕することにより得られる。このような粉末は、種子の乾燥粉衣に用いることもできる。
【0218】
【表11】
【0219】
この組み合わせを補助剤と混合及び粉砕し、この混合物を水で湿らせる。この混合物を押し出し、次いで空気流中で乾燥させる。
【0220】
【表12】
【0221】
細かく粉砕した組み合わせをミキサー内において、ポリエチレングリコールで湿らせたカオリンに均一に付着させる。この方法において、粉塵を発生しないコーティングされた顆粒が得られる。
【0222】
【表13】
【0223】
この微粉化された組み合わせが補助剤と均質に混合されることで懸濁液濃縮物が得られ、この懸濁液濃縮物から、水による希釈によって任意の所望の希釈率の懸濁液を得ることができる。このような希釈液を用いることで、噴霧、注液又は浸漬により、微生物による寄生に対して、生きた植物並びに植物種苗をも処理及び保護することができる。
【0224】
【表14】
【0225】
この微粉化された組合せは、補助剤と均質混合され、懸濁濃縮物が得られ、この懸濁濃縮物から、任意の所望の希釈率の懸濁液が、水による希釈によって得られる。このような希釈を用いて、生きた植物並びに植物繁殖材料が処理され、噴霧、注ぎかけ又は浸漬により、微生物による寄生から保護され得る。
【0226】
徐放性カプセル懸濁剤
28部の組み合わせを2部の芳香族溶媒及び7部のトルエンジイソシアネート/ポリメチレン-ポリフェニルイソシアネート混合物(8:1)と混合する。この混合物を、所望の粒径が得られるまで1.2部のポリビニルアルコールと、0.05部の消泡剤と、51.6部の水との混合物中で乳化する。このエマルジョンに5.3部の水中の2.8部の1,6-ジアミノヘキサンの混合物を添加する。重合反応が完了するまで混合物を撹拌する。得られたカプセル懸濁液を、0.25部の増粘剤及び3部の分散剤を添加することによって安定化する。カプセル懸濁製剤は、28%の有効成分を含有する。中型カプセルの直径は、8~15ミクロンである。得られた製剤をその目的に適した装置中の水性懸濁剤として種子に施用する。
【0227】
製剤の種類としては、乳剤(EC)、懸濁剤(SC)、サスポエマルジョン(SE)、カプセル懸濁剤(CS)、水分散性顆粒(WG)、乳化性顆粒(EG)、エマルジョン、油中水型(EO)、エマルジョン、水中油型(EW)、マイクロエマルジョン(ME)、油分散液(OD)、油混和性フロアブル(OF)、油混和性液(OL)、可溶性濃縮液(SL)、超低体積懸濁剤(SU)、超低体積液(UL)、原体濃縮液(TK)、分散性濃縮液(DC)、水和剤(WP)、可溶性顆粒(SG)又は農学的に許容可能な補助剤と組み合わされる任意の技術的に好ましい製剤が挙げられる。
【0228】
調製実施例:
「Mp」は、融点(℃)を意味する。フリーラジカルは、メチル基を表す。1H NMR測定値は、Brucker 400MHz分光計で記録し、化学シフトは、TMS標準に対するppmで与えられる。示されるように、スペクトルは、重水素化溶媒中で測定した。以下のいずれか1つのLCMS法を使用して化合物をキャラクタリゼーションした。各化合物について得られた特徴的なLCMSの値は、保持時間(「Rt」、分単位で記録)及び測定された分子イオン(M+H)+又は(M-H)-であった。
【0229】
LCMS法及びGCMS法:
方法1:標準1
スペクトルは、エレクトロスプレーソース(極性:陽イオン又は陰イオン、キャピラリ:3.00kV、コーン範囲:30~60V、抽出器:2.00V、ソース温度:150℃、脱溶媒温度:350℃、コーンガス流:0L/Hr、脱溶媒ガス流:650L/Hr、質量範囲:100~900Da)及びWaters製Acquity UPLC:バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメント、ダイオード-アレイ検出器を備えるWaters製の質量分析装置(ZQシングル四重極型質量分析計)で記録した。溶剤デガッサ、バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメント及びダイオード-アレイ検出器。カラム:Waters UPLC HSS T3、1.8μm、30×2.1mm、温度:60℃、DAD波長範囲(nm):210~500、溶剤勾配:A=水+5% MeOH+0.05% HCOOH、B=アセトニトリル+0.05% HCOOH:勾配:0分間 0%B、100%A;1.2~1.5分間 100%B;流量(ml/分)0.85。
【0230】
方法2:標準(長)
スペクトルは以下で記録した:エレクトロスプレーソース(極性:陽イオン又は陰イオン、キャピラリ:3.00kV、コーン範囲:30~60V、抽出器:2.00V、ソース温度:150℃、脱溶剤温度:350℃、コーンガス流:0L/Hr、脱溶剤ガス流:650L/Hr、質量範囲:100~900Da)を備えるWaters製の質量分光計(SQD又はZQシングル四重極型質量分光計)、並びに、Waters製のAcquity UPLC:バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメント及びダイオード-アレイ検出器。溶剤デガッサ、バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメント及びダイオード-アレイ検出器。カラム:Waters UPLC HSS T3、1.8μm、30×2.1mm、温度:60℃、DAD波長範囲(nm):210~500、溶剤勾配:A=水+5% MeOH+0.05% HCOOH、B=アセトニトリル+0.05% HCOOH;勾配:0分間0%B、100%A;2.7~3.0分間 100%B;流量(ml/分)0.85。
【0231】
方法3:標準2ロング
スペクトルは、エレクトロスプレーソース(極性:陽イオン及び陰イオン極性スイッチ、キャピラリ:4.00kV、フラグメンター100.00V、ガス温度:350℃、ガス流:11L/分、ネブライザーガス:45psi、質量範囲:110~1000Da、DAD波長範囲:210~400nm)を備えたAgilent Technologies製の質量分析装置(6410トリプル四重極型質量分析計)で記録した。カラム:KINETEX EVO C18、長さ50mm、直径4.6mm、粒径2.6μm。カラムオーブン温度40℃。溶媒勾配:A=0.1%のギ酸を含む水:アセトニトリル(95:5v/v)。B=0.1%のギ酸を含むアセトニトリル。勾配:0分で90%のA、10%のB;0.9~1.8分で0%のA、100%のB;2.2~2.5分で90%のA、10%のB。流量1.8ml/分。
【0232】
方法4:標準2
スペクトルは、エレクトロスプレーソース(極性:陽イオン及び陰イオン極性スイッチ、キャピラリ:3.00kV、コーン電圧:41.00V、ソース温度:150℃、脱溶媒ガス流:1000L/Hr、脱溶媒温度:500℃、ガス流@コーン:50L/Hr、質量範囲:110~800Da、PDA波長範囲:210~400nmを備えたWaters製の質量分析装置(Acquity SDS型質量分析計)で記録した。カラム:Acquity UPLC HSS T3 C18、長さ30mm、直径2.1mm、粒径1.8μm。カラムオーブン温度40℃。溶媒勾配:A=0.1%のギ酸を含む水:アセトニトリル(95:5v/v)。B=0.05%のギ酸を含むアセトニトリル。勾配:0分で90%のA、10%のB;0.2分で50%のA、50%のB;0.7~1.3分で0%のA、100%のB;1.4~1.6分で90%のA、10%のB。流量0.8mL/分。
【0233】
実施例P1:2-[5-エチルスルホニル-6-[7-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-c]ピリミジン-2-イル]-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P1)の調製
【化42】
ステップ1:2-(6-アセチル-5-エチルスルホニル-3-ピリジル)-2-メチル-プロパンニトリルの調製
【化43】
2-(6-アセチル-5-エチルスルホニル-3-ピリジル)アセトニトリル(1.50g、5.95mmol、1.00当量)(国際公開第2016/071214号に記載のとおり調製)のジメチルホルムアミド(24mL)中の溶液に、水素化ナトリウム(478mg、12.5mmol、2.10当量)を、0℃で、アルゴン雰囲気下に添加した。得られた混合物を0℃で30分間撹拌し、次いで、ヨードメタン(0.777mL、341mg、12.5mmol、2.10当量)のジメチルホルムアミド(24mL)中の溶液に0℃で滴下した。混合物を室温にゆっくりと温め、この温度で4時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル及び塩化アンモニウム飽和溶液で希釈した。水性層を分離し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を組み合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィ(シリカゲル、酢酸エチル/シクロヘキサン)により精製して、2-(6-アセチル-5-エチルスルホニル-3-ピリジル)-2-メチル-プロパンニトリルを得た。LCMS(方法1):281(M+H)+;保持時間:0.79分間
【0234】
ステップ2:2-[6-(2-ブロモアセチル)-5-エチルスルホニル-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリルの調製
【化44】
2-(6-アセチル-5-エチルスルホニル-3-ピリジル)-2-メチル-プロパンニトリル(734mg、2.62mmol、1.00当量)の酢酸エチル(6.5mL)及びクロロホルム(6.5mL)中の溶液に、臭化銅(II)(1.17g、5.24mmol、2.00当量)を、室温で、アルゴン雰囲気下に添加した。得られた混合物を140℃に2.5時間、マイクロ波の照射下で加熱した。反応混合物をセライトパッドを通してろ過し、酢酸エチルですすいだ。ろ液を減圧下で濃縮し、得られた粗生成物を、カラムクロマトグラフィ(シリカゲル、酢酸エチル/シクロヘキサン)により精製して、2-[6-(2-ブロモアセチル)-5-エチルスルホニル-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリルを得た。LCMS(方法1):359(M+H)+;保持時間:0.88分間
【0235】
ステップ3:2-[5-エチルスルホニル-6-[7-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-c]ピリミジン-2-イル]-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P1)の調製
【化45】
2-[6-(2-ブロモアセチル)-5-エチルスルホニル-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(275mg、0.766mmol、1.00当量)のアセトニトリル(8.0mL)中の溶液に、6-(トリフルオロメチル)ピリミジン-4-アミン(142mg、0.842mmol、1.10当量)(国際公開第2015/000715号に記載のとおり調製)を、室温で、アルゴン雰囲気下に添加した。得られた混合物を90℃に2日間かけて加熱した。反応混合物を室温に冷却し、酢酸エチル及び塩化アンモニウム飽和溶液で希釈した。水性層を分離し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を組み合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物を逆相HPLCで精製して、表題の化合物を得た。LCMS(方法2):424(M+H)+;保持時間:1.38分間.
【0236】
以下の表Pに示されている実施例P14、P15、P16及びP20は、実施例P1に記載のものと同様のシーケンスに従って調製した。
【0237】
実施例P2:2-[5-エチルスルホニル-6-[6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[4,3-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P2)の調製
【化46】
ステップ1:2,5-ジブロモ-3-エチルスルファニル-ピリジンの調製
【化47】
ジエチルジスルフィド(7.76g、63.5mmol、2.00当量)及び亜硝酸t-ブチル(4.91g、47.6mmol、1.50当量)のDCE(60mL)及びDCM(40mL)中の溶液を40℃に加熱した。この混合物に、2,5-ジブロモピリジン-3-アミン(8.00g、31.7mmol、1.00当量)のDCE(200mL)中の溶液を、90分間かけてゆっくりと添加し、反応混合物を40℃でさらに1時間撹拌した。反応が完了した後、反応塊を冷却し、水(100mL)で希釈し、DCM(2×100mL)で抽出した。有機層を分離し、組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、5~15%酢酸エチル/シクロヘキサン)により精製して、2,5-ジブロモ-3-エチルスルファニル-ピリジンを得た。LCMS(方法4):296(M+H)+,保持時間 1.16分間.
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ/ppm:1.32(t,3H),2.98(m,2H),7.52(s,1H)8.19(s,1H).
【0238】
ステップ2:2,5-ジブロモ-3-エチルスルホニル-ピリジンの調製
【化48】
2,5-ジブロモ-3-エチルスルファニル-ピリジン(1.00g、3.36mmol、1.00当量)のジクロロメタン(40mL)中の溶液に、メタクロロ過安息香酸(1.83g、7.41mmol、2.20当量)を添加し、得られた溶液を室温で2時間撹拌した。反応混合物を水酸化ナトリウム溶液(1M、100mL)で失活させ、ジクロロメタン(3×100mL)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥させ(Na2SO4)、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、30%酢酸エチル/シクロヘキサン)により精製して、2,5-ジブロモ-3-エチルスルホニル-ピリジンを得た。LCMS(方法4):328(M+H)+,保持時間 0.88分間.
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ/ppm:1.34(t,3H),3.55(q,2H),8.54(d,1H),8.67(d,1H).
【0239】
ステップ3:(5-ブロモ-3-エチルスルホニル-2-ピリジル)ヒドラジンの調製
【化49】
ヒドラジン一水和物(6.20g、120mmol、6.00当量)を2,5-ジブロモ-3-エチルスルホニル-ピリジン(6.80g、21.0mmol、1.00当量)の1,4-ジオキサン(21mL)中の溶液に添加し、反応混合物を室温で1時間撹拌した。反応が完了した後、反応混合物を水(30mL)で希釈し、酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。組み合わせた有機層を水(20mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、ろ過し、減圧下で濃縮した。得られた粗(5-ブロモ-3-エチルスルホニル-2-ピリジル)ヒドラジンを、さらに精製することなく次のステップに用いた。LCMS(方法3):280(M+H)+,保持時間 0.60分間.
【0240】
ステップ4:4-[2-(5-ブロモ-3-エチルスルホニル-2-ピリジル)ヒドラジノ]-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸の調製
【化50】
4-クロロ-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸(2.50g、11.0mmol、1.00当量)(CAS1060810-66-3、市販されている;又は、国際公開第2013/064460号、第120ページに従って調製した)を仕込んだ還流凝縮器を備えた丸底フラスコに、(5-ブロモ-3-エチルスルホニル-2-ピリジル)ヒドラジン(4.70g、17.0mmol、1.50当量)のペンタン-1-オール(120mL)中の溶液を添加し、得られた反応混合物を110℃で一晩加熱した。得られた反応混合物を減圧下で濃縮してペンタノールを除去した。残留するペンタノールを、トルエンを添加し、同時蒸発させることにより除去した。得られた粗混合物を水(100mL)、塩水(100mL)で希釈し、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥させ(Na2SO4)、ろ過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を固体として得た:シクロヘキサンによる倍散で、4-[2-(5-ブロモ-3-エチルスルホニル-2-ピリジル)ヒドラジノ]-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸を固体として得た。この化合物を、さらに精製することなく次のステップに用いた。LCMS(方法3):469(M+H)+保持時間1.39分間.
【0241】
ステップ5:2-(5-ブロモ-3-エチルスルホニル-2-ピリジル)-3-クロロ-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[4,3-c]ピリジンの調製
【化51】
4-[2-(5-ブロモ-3-エチルスルホニル-2-ピリジル)ヒドラジノ]-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸(3.00g、6.39mmol、1.00当量)のPOCl3(30mL)中の溶液を、還流下に、110℃で、1.5時間加熱した。次いで、得られた粗反応混合物を氷(500g)に注ぎ入れ、固体重炭酸ナトリウムで失活させた。得られた混合物をジクロロメタン(3×200mL)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗固体生成物をシクロヘキサンによる倍散により精製して、2-(5-ブロモ-3-エチルスルホニル-2-ピリジル)-3-クロロ-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[4,3-c]ピリジンを得た。LCMS(方法4):469(M+H)+,保持時間 1.10分間.1H NMR(400MHz,CDCl3)δ/ppm:1.33(t,3H),3.59(q,2H),7.97(s,1H),8.73(s,1H),8.99(s,1H),9.29(s,1H).
【0242】
ステップ6:2-(5-ブロモ-3-エチルスルホニル-2-ピリジル)-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[4,3-c]ピリジンの調製
【化52】
2-(5-ブロモ-3-エチルスルホニル-2-ピリジル)-3-クロロ-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[4,3-c]ピリジン(1.80g、3.80mmol、1.00当量)の酢酸(90mL)中の溶液に、亜鉛(500mg、7.70mmol、2.00、当量)をゆっくりと添加し、反応混合物を60℃に2時間加熱した。得られた反応混合物を室温に冷却し、水(30mL)に注ぎ入れ、得られた溶液を酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。組み合わせた有機層を塩水(30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(40%酢酸エチル/シクロヘキサン)により精製して、2-(5-ブロモ-3-エチルスルホニル-2-ピリジル)-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[4,3-c]ピリジンを得た。LCMS(方法3):435(M+H)+,保持時間 1.05分間.1H NMR(400MHz,CDCl3)δ/ppm:1.44(t,3H),3.99(q,2H),8.04(s,1H),8.77(s,1H),8.88(s,1H),8.91(s,1H),9.39(s,1H).
【0243】
ステップ7:2-[5-エチルスルホニル-6-[6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[4,3-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]アセトニトリルの調製
【化53】
2-(5-ブロモ-3-エチルスルホニル-2-ピリジル)-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[4,3-c]ピリジン(500mg、1.15mmol、1.00当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(7.0mL)中の溶液に、トリメチルシリルアセトニトリル(265mg、2.30mmol、2.00当量)、亜鉛(II)フッ化物(73mg、0.69mmol、0.60当量)及びキサントホス(27mg、0.046mmol、0.040当量)を窒素雰囲気下で添加した。反応塊を窒素で15分間パージし、続いて、Pd2(dba)3*CHCl3(22mg、0.020mmol、0.020当量)を添加した。次いで、得られた反応混合物を、140℃、マイクロ波の照射下における30分間の加熱に供した。室温に冷却した後、反応混合物を酢酸エチル(30mL)で希釈し、水(15ml)を添加した。有機相を分離し、水、塩水で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、ろ過した。減圧下で濃縮して粗材料を得、これをカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、酢酸エチル/シクロヘキサン)により精製して、表題の化合物を得た。LCMS(方法4):396(M+H)+,保持時間 0.87分間.1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ/ppm:1.21-1.29(m,3H),3.88(q,2H),4.40(s,2H),8.35(s,1H),8.63(d,1H),8.96(d,1H),9.44(s,1H),9.46-9.50(m,1H).
【0244】
ステップ8:2-[5-エチルスルホニル-6-[6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[4,3-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P2)の調製
【化54】
2-[5-エチルスルホニル-6-[6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[4,3-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]アセトニトリル(245mg、0.620mmol、1.00当量)のアセトニトリル(15mL)中の溶液に、炭酸セシウム(717mg、1.86mmol、3.00当量)、続いて、ヨードメタン(264mg、1.86mmol、3.00当量)を添加した。得られた茶色の溶液を室温で5時間撹拌した。次いで、反応混合物を酢酸エチル(30mL)及び水(20mL)で希釈した。有機相を分離し、水、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、蒸発させた。粗材料をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、酢酸エチル/シクロヘキサン)により精製して、表題の化合物を得た。LCMS(方法4):424(M+H)+,保持時間 1.01分間.1H NMR(400MHz,CDCl3)δ/ppm:1.45-1.50(m,3H),1.92(s,6H),4.01(q ,2H),8.05(s,1H),8.66(d,1H),8.96(d,1H),9.02(d,1H),9.42(s,1H).
【0245】
実施例P3:2-[6-[5-エチル-3-メチル-4-オキソ-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-5-エチルスルホニル-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P3)の調製
【化55】
ステップ1:2-[6-[5-エチル-3-メチル-4-オキソ-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-5-エチルスルホニル-3-ピリジル]アセトニトリルの調製
【化56】
2-(5-ブロモ-3-エチルスルホニル-2-ピリジル)-5-エチル-3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-4-オン(800mg、1.62mmol、1.00当量)(国際公開第2017/084879号に記載のとおり調製)のジメチルホルムアミド(3.5mL)中の溶液に、2-トリメチルシリルアセトニトリル(0.336mL、278mg、2.43mmol、1.50当量)、キサントホス(38mg、0.065mmol、0.040当量)、亜鉛(II)フッ化物(102mg、0.973mmol、0.600当量)及び(dba)3Pd2*CHCl3(30mg、0.032mmol、0.020当量)をアルゴン雰囲気下で添加した。反応混合物を100℃に加熱し、20時間撹拌した。室温に冷却した後、反応混合物を酢酸エチル(100mL)中に希釈し、セライトプラグを通してろ過した。ろ液を水(3×25mL)及び塩水(25mL)で洗浄した。組み合わせた有機層を乾燥させ(Na2SO4)、減圧下で濃縮した。粗材料をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、メタノール/ジクロロメタン)により精製して、表題の化合物を得た。LCMS(方法1):454(M+H)+,保持時間 0.93分間.
【0246】
ステップ2:2-[6-[5-エチル-3-メチル-4-オキソ-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-5-エチルスルホニル-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P3)の調製
【化57】
2-[6-[5-エチル-3-メチル-4-オキソ-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-5-エチルスルホニル-3-ピリジル]アセトニトリル(300mg、0.662mmol、1.00当量)のジメチルホルムアミド(6.0mL)中の溶液に、水素化ナトリウム(60.8mg、1.59mmol、2.40当量)を、0℃、アルゴン雰囲気下で添加した。得られた混合物を30分間、0℃で撹拌し、次いで、ヨードメタン(0.098mL、225mg、1.59mmol、2.40当量)のジメチルホルムアミド(3mL)中の溶液に、0℃で滴下した。混合物を室温にゆっくりと温め、撹拌を18時間継続した。得られた反応混合物を、酢酸エチル及び飽和塩化アンモニウム飽和溶液で希釈した。水性層を分離し、酢酸エチル(2×)で抽出した。有機層を組み合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、メタノール/ジクロロメタン)により精製して、表題の化合物を白色の固体として得た。LCMS(方法1):482(M+H)+;保持時間:1.02分間.1H NMR(400MHz,CDCl3)δ/ppm:1.37(t,3H),1.39(br t,3H),1.90(s,6H),3.82(d,2H),4.10(s,3H),4.25(d,2H),7.21(s,1H),8.51(d,1H),9.15(d,1H).
【0247】
以下の表Pに示されている実施例P10、P11、P12、P13、P17及びP18は、実施例P3に記載のものと同様のシーケンスに従って調製した。
【0248】
実施例P5:2-[6-[7-(ジフルオロメチルスルファニル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル]-5-エチルスルホニル-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P5)の調製
【化58】
ステップ1:2-[5-エチルスルホニル-6-(7-ヨードイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物I11)の調製
【化59】
4-ヨードピリジン-2-アミン(368mg、1.67mmol、1.00当量)及び2-[6-(2-ブロモアセチル)-5-エチルスルホニル-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(600mg、1.67mmol、1.00当量)(実施例P1、ステップ2に記載のとおり調製した化合物I2)のアセトニトリル(12mL)中の混合物に、150℃の条件下で1時間マイクロ波を照射した。室温に冷却した後、反応塊を水(10mL)及び塩水(10mL)で希釈し、水性相を酢酸エチル(3×30mL)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。シリカゲルにおけるフラッシュクロマトグラフィ(シクロヘキサン中の50%酢酸エチル)による精製で、2-[5-エチルスルホニル-6-(7-ヨードイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(450mg、0.94mmol)を得た。LCMS(方法4):481(M+H)+;保持時間:0.94分間.1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ ppm 1.27(t,3H)1.82-1.85(m,6H)1.83(s,1H)4.22(d,2H)7.27(dd,1H)8.15(s,1H)8.44-8.49(m,3H)9.10-9.13(m,1H).
【0249】
ステップ2:メチル3-[2-[5-(1-シアノ-1-メチル-エチル)-3-エチルスルホニル-2-ピリジル]イミダゾ[1,2-a]ピリジン-7-イル]スルファニルプロパノエート(化合物I12)の調製
【化60】
事前に窒素で10分間脱気した、2-[5-エチルスルホニル-6-(7-ヨードイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(500mg、1.04mmol)(上記のとおり調製した化合物I11)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(370μL、2.08mmol、2.00当量)、メチル3-メルカプトピロピオネート(141μL、1.25mmol、1.20当量)及び4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(62mg、0.10mmol、0.10当量)の1,4-ジオキサン(10.4mL)中の混合物に、酢酸パラジウム(12mg、0.05mmol、0.05当量)を添加した。反応混合物を100℃で2時間撹拌した。室温に冷却した後、反応塊を水(20mL)で希釈し、水性相を酢酸エチル(3×30mL)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。得られた固体をシクロヘキサンで倍散して、メチル3-[2-[5-(1-シアノ-1-メチル-エチル)-3-エチルスルホニル-2-ピリジル]イミダゾ[1,2-a]ピリジン-7-イル]スルファニルプロパノエート(350mg、0.74mmol)を得た。LCMS(方法4):473(M+H)+;保持時間:0.82分間.
【0250】
ステップ3:2-[5-エチルスルホニル-6-(7-スルファニルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物I13)の調製
【化61】
メチル3-[2-[5-(1-シアノ-1-メチル-エチル)-3-エチルスルホニル-2-ピリジル]イミダゾ[1,2-a]ピリジン-7-イル]スルファニルプロパノエート(530mg、1.12mmol)(上記のとおり調製した化合物I12)のメタノール(1.0mL)中の溶液に水酸化ナトリウム(69mg、1.68mmol、1.50当量)を添加した。室温で3時間撹拌した後、反応混合物を水(10mL)で希釈し、1NHCl(10mL)で酸性化し、水性相を酢酸エチル(3×30mL)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗材料は、いかなる精製もせずにすぐに用いた。LCMS(方法3):387(M+H)+;保持時間:1.11分間.
【0251】
ステップ4:2-[6-[7-(ジフルオロメチルスルファニル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル]-5-エチルスルホニル-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P5)の調製
【化62】
ナトリウム2-クロロ-2,2-ジフルオロ-アセテート(357mg、2.33mmol、2.00当量)及び炭酸カリウム(241mg、1.75mmol、1.50当量)を、2-[5-エチルスルホニル-6-(7-スルファニルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル)-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(450mg、1.16mmol)のN,N-ジメチルホルムアミド(5.0mL)中の溶液に添加した。90℃で4時間撹拌した後、反応混合物を室温に冷却し、冷水(15mL)で失活させた。水性相を酢酸エチル(3×30mL)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。フラッシュクロマトグラフィ(シリカゲル、シクロヘキサン中の30%酢酸エチル)による粗材料の精製で、2-[6-[7-(ジフルオロメチルスルファニル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-イル]-5-エチルスルホニル-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(95mg、0.22mmol)を得た。LCMS(方法4):437(M+H)+;保持時間:0.91分間.1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ ppm 1.25-1.31(m,3H)1.82-1.87(m,6H)4.24(q,2H)7.09-7.16(m,1H)7.51-7.84(m,1H)7.92(s,1H)8.48(d,1H)8.54(s,1H)8.71(d,1H)9.13(d,1H).
【0252】
以下の表Pに示されている実施例P6、P7、P9及びP19は、実施例P5に記載のものと同様のシーケンスに従って調製した。
【0253】
実施例P8:2-[5-エチルスルホニル-6-[7-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-b]ピリダジン-2-イル]-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P8)の調製
【化63】
2-[6-(2-ブロモアセチル)-5-エチルスルホニル-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(300mg、0.84mmol、1.00当量)(実施例P1、ステップ2に記載のとおり調製した化合物I2)のアセトニトリル(6.3mL)中の溶液に、5-(トリフルオロメチル)ピリダジン-3-アミン(150mg、0.88mmol、1.00当量)(国際公開第2016/051193号に記載のとおり調製)及び酸化マグネシウム(67mg、1.70mmol、2.00当量)を、室温でアルゴン雰囲気下に添加した。得られた混合物を90℃に一晩加熱した。反応混合物を室温に冷却し、ろ過し、濃縮した。粗材料を酢酸エチル及び塩化アンモニウム飽和溶液で希釈した。水性層を分離し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を組み合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物を、シリカゲルによるフラッシュクロマトグラフィ(シクロヘキサン中の酢酸エチル)により精製して、表題の化合物を得た。LCMS(方法4):424(M+H)+;保持時間:0.97分間.
【0254】
【表15-1】
【表15-2】
【表15-3】
【表15-4】
【表15-5】
【表15-6】
【表15-7】
【表15-8】
【表15-9】
【0255】
【表16-1】
【表16-2】
【表16-3】
【表16-4】
【表16-5】
【0256】
式Iの化合物と、有効成分との以下の混合物が好ましい(「TX」という略語は、「本発明の表1~12及びPに記載される化合物からなる群から選択される1つの化合物」を意味する):
石油(代替名)(628)+TXからなる物質の群から選択される補助剤、
1,1-ビス(4-クロロフェニル)-2-エトキシエタノール(IUPAC名)(910)+TX、2,4-ジクロロフェニルベンゼンスルホネート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1059)+TX、2-フルオロ-N-メチル-N-1-ナフチルアセドアミド(IUPAC名)(1295)+TX、4-クロロフェニルフェニルスルホン(IUPAC名)(981)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセキノシル(3)+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アクリナトリン(9)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、α-シペルメトリン(202)+TX、アミジチオン(870)+TX、アミドフルメト[CCN]+TX、アミドチオエート(872)+TX、アミトン(875)+TX、アミトンシュウ酸水素塩(875)+TX、アミトラズ(24)+TX、アラマイト(881)+TX、三酸化二ヒ素(882)+TX、AVI 382(化合物コード)+TX、AZ 60541(化合物コード)+TX、アジンホス-エチル(44)+TX、アジンホス-メチル(45)+TX、アゾベンゼン(IUPAC名)(888)+TX、アゾシクロチン(46)+TX、アゾトエート(889)+TX、ベノミル(62)+TX、ベノキサホス(代替名)[CCN]+TX、ベンゾキシメート(71)+TX、安息香酸ベンジル(IUPAC名)[CCN]+TX、ビフェナゼート(74)+TX、ビフェントリン(76)+TX、ビナパクリル(907)+TX、ブロフェンバレレート(代替名)+TX、ブロモシクレン(918)+TX、ブロモホス(920)+TX、ブロモホス-エチル(921)+TX、ブロモプロピレート(94)+TX、ブプロフェジン(99)+TX、ブトカルボキシム(103)+TX、ブトキシカルボキシム(104)+TX、ブチルピリダベン(代替名)+TX、多硫化カルシウム(IUPAC名)(111)+TX、カンフェクロル(941)+TX、カーバノレート(943)+TX、カルバリル(115)+TX、カルボフラン(118)+TX、カルボフェノチオン(947)+TX、CGA 50’439(開発コード)(125)+TX、キノメチオナト(126)+TX、クロルベンシド(959)+TX、クロルジメホルム(964)+TX、クロルジメホルム塩酸塩(964)+TX、クロルフェナピル(130)+TX、クロルフェネトール(968)+TX、クロルフェンソン(970)+TX、クロルフェンスルフィド(971)+TX、クロルフェンビンホス(131)+TX、クロロベンジレート(975)+TX、クロロメブホルム(977)+TX、クロロメチウロン(978)+TX、クロロプロピレート(983)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロルピリホス-メチル(146)+TX、クロルチオホス(994)+TX、シネリンI(696)+TX、シネリンII(696)+TX、シネリン(696)+TX、クロフェンテジン(158)+TX、クロサンテル(代替名)[CCN]+TX、クマホス(174)+TX、クロタミトン(代替名)[CCN]+TX、クロトキシホス(1010)+TX、クフラネブ(1013)+TX、シアントエート(1020)+TX、シフルメトフェン(CAS登録番号:400882-07-7)+TX、シハロトリン(196)+TX、シヘキサチン(199)+TX、シペルメトリン(201)+TX、DCPM(1032)+TX、DDT(219)+TX、デメフィオン(1037)+TX、デメフィオン-O(1037)+TX、デメフィオン-S(1037)+TX、デメトン(1038)+TX、デメトン-メチル(224)+TX、デメトン-O(1038)+TX、デメトン-O-メチル(224)+TX、デメトン-S(1038)+TX、デメトン-S-メチル(224)+TX、デメトン-S-メチルスルホン(1039)+TX、ジアフェンチウロン(226)+TX、ジアリホス(1042)+TX、ジアジノン(227)+TX、ジクロフルアニド(230)+TX、ジクロルボス(236)+TX、ジクリホス(代替名)+TX、ジコホル(242)+TX、ジクロトホス(243)+TX、ジエノクロル(1071)+TX、ジメホックス(1081)+TX、ジメトエート(262)+TX、ジナクチン(代替名)(653)+TX、ジネクス(1089)+TX、ジネクス-ジクレキシン(1089)+TX、ジノブトン(269)+TX、ジノカップ(270)+TX、ジノカップ-4[CCN]+TX、ジノカップ-6[CCN]+TX、ジノクトン(1090)+TX、ジノペントン(1092)+TX、ジノスルホン(1097)+TX、ジノテルボン(1098)+TX、ジオキサチオン(1102)+TX、ジフェニルスルホン(IUPAC名)(1103)+TX、ジスルフィラム(代替名)[CCN]+TX、ジスルホトン(278)+TX、DNOC(282)+TX、ドフェナピン(1113)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、エンドスルファン(294)+TX、エンドチオン(1121)+TX、EPN(297)+TX、エプリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、エチオン(309)+TX、エトエート-メチル(1134)+TX、エトキサゾール(320)+TX、エトリムホス(1142)+TX、フェナザフロル(1147)+TX、フェナザキン(328)+TX、酸化フェンブタスズ(330)+TX、フェノチオカルブ(337)+TX、フェンプロパトリン(342)+TX、フェンピラド(代替名)+TX、フェンピロキシメート(345)+TX、フェンソン(1157)+TX、フェントリファニル(1161)+TX、フェンバレレート(349)+TX、フィプロニル(354)+TX、フルアクリピリム(360)+TX、フルアズロン(1166)+TX、フルベンジミン(1167)+TX、フルシクロクスロン(366)+TX、フルシトリネート(367)+TX、フルエネチル(1169)+TX、フルフェノクスロン(370)+TX、フルメトリン(372)+TX、フルオルベンシド(1174)+TX、フルバリネート(1184)+TX、FMC 1137(開発コード)(1185)+TX、ホルメタネート(405)+TX、塩酸ホルメタネート(405)+TX、ホルモチオン(1192)+TX、ホルムパラネート(1193)+TX、γ-HCH(430)+TX、グリオジン(1205)+TX、ハルフェンプロックス(424)+TX、ヘプテノホス(432)+TX、ヘキサデシルシクロプロパンカルボキシレート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1216)+TX、ヘキシチアゾクス(441)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、イソカルボホス(代替名)(473)+TX、イソプロピルO-(メトキシアミノチオホスホリル)サリチレート(IUPAC名)(473)+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、ジャスモリンI(696)+TX、ジャスモリンII(696)+TX、ヨードフェンホス(1248)+TX、リンダン(430)+TX、ルフェヌロン(490)+TX、マラチオン(492)+TX、マロノベン(1254)+TX、メカルバム(502)+TX、メホスホラン(1261)+TX、メスルフェン(代替名)[CCN]+TX、メタクリホス(1266)+TX、メタミドホス(527)+TX、メチダチオン(529)+TX、メチオカルブ(530)+TX、メトミル(531)+TX、臭化メチル(537)+TX、メトルカルブ(550)+TX、メビンホス(556)+TX、メキサカルベート(1290)+TX、ミルベメクチン(557)+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、ミパホックス(1293)+TX、モノクロトホス(561)+TX、モルホチオン(1300)+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、ナレド(567)+TX、NC-184(化合物コード)+TX、NC-512(化合物コード)+TX、ニフルリジド(1309)+TX、ニコマイシン(代替名)[CCN]+TX、ニトリラカルブ(1313)+TX、ニトリラカルブ1:1塩化亜鉛錯体(1313)+TX、NNI-0101(化合物コード)+TX、NNI-0250(化合物コード)+TX、オメトエート(594)+TX、オキサミル(602)+TX、オキシデプロホス(1324)+TX、オキシジスルホトン(1325)+TX、pp’-DDT(219)+TX、パラチオン(615)+TX、ペルメトリン(626)+TX、石油(代替名)(628)+TX、フェンカプトン(1330)+TX、フェントエート(631)+TX、ホレート(636)+TX、ホサロン(637)+TX、ホスホラン(1338)+TX、ホスメット(638)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホキシム(642)+TX、ピリミホス-メチル(652)+TX、ポリクロロテルペン(慣用名)(1347)+TX、ポリナクチン(代替名)(653)+TX、プロクロノール(1350)+TX、プロフェノホス(662)+TX、プロマシル(1354)+TX、プロパルギット(671)+TX、プロペタンホス(673)+TX、プロポクサー(678)+TX、プロチダチオン(1360)+TX、プロトエート(1362)+TX、ピレトリンI(696)+TX、ピレトリンII(696)+TX、ピレトリン(696)+TX、ピリダベン(699)+TX、ピリダフェンチオン(701)+TX、ピリミジフェン(706)+TX、ピリミテート(1370)+TX、キナルホス(711)+TX、キンチオホス(quintiofos)(1381)+TX、R-1492(開発コード)(1382)+TX、RA-17(開発コード)(1383)+TX、ロテノン(722)+TX、シュラーダン(1389)+TX、セブホス(代替名)+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、SI-0009(化合物コード)+TX、ソファミド(1402)+TX、スピロジクロフェン(738)+TX、スピロメシフェン(739)+TX、SSI-121(開発コード)(1404)+TX、スルフィラム(代替名)[CCN]+TX、スルフルアミド(750)+TX、スルホテップ(753)+TX、硫黄(754)+TX、SZI-121(開発コード)(757)+TX、τ-フルバリネート(398)+TX、テブフェンピラド(763)+TX、TEPP(1417)+TX、テルバム(代替名)+TX、テトラクロルビンホス(777)+TX、テトラジホン(786)+TX、テトラナクチン(代替名)(653)+TX、テトラスル(1425)+TX、チアフェノックス(代替名)+TX、チオカルボキシム(1431)+TX、チオファノックス(800)+TX、チオメトン(801)+TX、チオキノックス(1436)+TX、ツリンギエンシン(代替名)[CCN]+TX、トリアミホス(1441)+TX、トリアラテン(1443)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン(代替名)+TX、トリクロルホン(824)+TX、トリフェノホス(1455)+TX、トリナクチン(代替名)(653)+TX、バミドチオン(847)+TX、バニリプロール[CCN]及びYI-5302(化合物コード)+TXからなる物質の群から選択される殺ダニ剤、
ベトキサジン[CCN]+TX、ジオクタン酸銅(IUPAC名)(170)+TX、硫酸銅(172)+TX、シブトリン[CCN]+TX、ジクロン(1052)+TX、ジクロロフェン(232)+TX、エンドタール(295)+TX、フェンチン(347)+TX、消石灰[CCN]+TX、ナーバム(566)+TX、キノクラミン(714)+TX、キノナミド(1379)+TX、シマジン(730)+TX、酢酸トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)及び水酸化トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)+TXからなる物質の群から選択される殺藻剤、
アバメクチン(1)+TX、クルホマート(1011)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、エプリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、ピペラジン[CCN]+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、スピノサド(737)及びチオファネート(1435)+TXからなる物質の群から選択される駆虫剤、
クロラロース(127)+TX、エンドリン(1122)+TX、フェンチオン(346)+TX、ピリジン-4-アミン(IUPAC名)(23)及びストリキニーネ(745)+TXからなる物質の群から選択される殺鳥剤、
1-ヒドロキシ-1H-ピリジン-2-チオン(IUPAC名)(1222)+TX、4-(キノキサリン-2-イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド(IUPAC名)(748)+TX、8-ヒドロキシキノリン硫酸塩(446)+TX、ブロノポール(97)+TX、ジオクタン酸銅(IUPAC名)(170)+TX、水酸化銅(IUPAC名)(169)+TX、クレゾール[CCN]+TX、ジクロロフェン(232)+TX、ジピリチオン(1105)+TX、ドジシン(1112)+TX、フェナミノスルフ(1144)+TX、ホルムアルデヒド(404)+TX、ヒドラルガフェン(代替名)[CCN]+TX、カスガマイシン(483)+TX、塩酸カスガマイシン水和物(483)+TX、ニッケルビス(ジメチルジチオカルバメート)(IUPAC名)(1308)+TX、ニトラピリン(580)+TX、オクチリノン(590)+TX、オキソリン酸(606)+TX、オキシテトラサイクリン(611)+TX、カリウムヒドロキシキノリン硫酸塩(446)+TX、プロベナゾール(658)+TX、ストレプトマイシン(744)+TX、セスキ硫酸ストレプトマイシン(744)+TX、テクロフタラム(766)+TX及びチオメルサール(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される殺菌剤、
コカクモンハマキ(Adoxophyes orana)GV(代替名)(12)+TX、アグロバクテリウム・ラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)(代替名)(13)+TX、ムチカブリダニ属(Amblyseius spp.)(代替名)(19)+TX、アナグラファ・ファルシフェラ(Anagrapha falcifera)NPV(代替名)(28)+TX、アナグルス・アトムス(Anagrus atomus)(代替名)(29)+TX、アフェリヌス・アブドミナリス(Aphelinus abdominalis)(代替名)(33)+TX、アフィジウス・コレマニ(Aphidius colemani)(代替名)(34)+TX、アフィドレテス・アフィジミザ(Aphidoletes aphidimyza)(代替名)(35)+TX、オートグラファ・カリフォルニカ(Autographa californica)NPV(代替名)(38)+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)(代替名)(48)+TX、バチルス・スフェリクス・ネイデ(Bacillus sphaericus Neide)(学名)(49)+TX、バチルス・チューリンゲンシス・ベルリナー(Bacillus thuringiensis Berliner)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種アイザワイ(Bacillus thuringiensis subsp.aizawai)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種イスラエンシス(Bacillus thuringiensis subsp.israelensis)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種ジャポネンシス(Bacillus thuringiensis subsp.japonensis)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスターキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種テネブリオニス(Bacillus thuringiensis subsp.tenebrionis)(学名)(51)+TX、ビューベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)(代替名)(53)+TX、ビューベリア・ブロングニアルティ(Beauveria brongniartii)(代替名)(54)+TX、クリソペラ・カルネア(Chrysoperla carnea)(代替名)(151)+TX、ツマアカオオテントウムシ(Cryptolaemus montrouzieri)(代替名)(178)+TX、コドリンガ(Cydia pomonella)GV(代替名)(191)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(代替名)(212)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(代替名)(254)+TX、オンシツツヤコバチ(Encarsia formosa)(学名)(293)+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(代替名)(300)+TX、アメリカタバコガ(Helicoverpa zea)NPV(代替名)(431)+TX、ヘテロラブディティス・バクテリオフォラ(Heterorhabditis bacteriophora)及びH.メギディス(H.megidis)(代替名)(433)+TX、サカハチテントウ(Hippodamia convergens)(代替名)(442)+TX、レプトマスティクス・ダクチロピィ(Leptomastix dactylopii)(代替名)(488)+TX、マクロロフス・カリギノスス(Macrolophus caliginosus)(代替名)(491)+TX、ヨトウガ(Mamestra brassicae)NPV(代替名)(494)+TX、メタフィカス・ヘルボルス(Metaphycus helvolus)(代替名)(522)+TX、メタリジウム・アニソプリエ変種アクリヅム(Metarhizium anisopliae var.acridum)(学名)(523)+TX、メタリジウム・アニソプリエ変種アニソプリエ(Metarhizium anisopliae var.anisopliae)(学名)(523)+TX、マツノキハバチ(Neodiprion sertifer)NPV及びN.レコンティ(N.lecontei)NPV(代替名)(575)+TX、オリウス属(Orius spp.)(代替名)(596)+TX、ペシロマイセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(代替名)(613)+TX、チリカブリダニ(Phytoseiulus persimilis)(代替名)(644)+TX、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)多カプシド核多角体病ウイルス(学名)(741)+TX、スタイナーネマ・ビビオニス(Steinernema bibionis)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・カルポカプサエ(Steinernema carpocapsae)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・フェルチアエ(Steinernema feltiae)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・グラッセリ(Steinernema glaseri)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・リオブラベ(Steinernema riobrave)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・リオブラビス(Steinernema riobravis)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・スカプテリシ(Steinernema scapterisci)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ属(Steinernema spp.)(代替名)(742)+TX、トリコグラムマ属(Trichogramma spp.)(代替名)(826)+TX、チフロドロムス・オシデンタリス(Typhlodromus occidentalis)(代替名)(844)及びバーティシリウム・レカニ(Verticillium lecanii)(代替名)(848)+TXからなる物質の群から選択される生物剤、
ヨードメタン(IUPAC名)(542)及び臭化メチル(537)+TXからなる物質の群から選択される土壌滅菌剤、
アフォレート[CCN]+TX、ビサジル(代替名)[CCN]+TX、ブスルファン(代替名)[CCN]+TX、ジフルベンズロン(250)+TX、ジマチフ(代替名)[CCN]+TX、ヘメル[CCN]+TX、ヘンパ[CCN]+TX、メテパ[CCN]+TX、メチオテパ[CCN]+TX、メチルアフォレート[CCN]+TX、モルジド[CCN]+TX、ペンフルロン(代替名)[CCN]+TX、テパ[CCN]+TX、チオヘンパ(代替名)[CCN]+TX、チオテパ(代替名)[CCN]+TX、トレタミン(代替名)[CCN]及びウレデパ(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される不妊化剤、
(E)-デカ-5-エン-1-イルアセテート及び(E)-デカ-5-エン-1-オール(IUPAC名)(222)+TX、(E)-トリデカ-4-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(829)+TX、(E)-6-メチルヘプタ-2-エン-4-オール(IUPAC名)(541)+TX、(E,Z)-テトラデカ-4,10-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(779)+TX、(Z)-ドデカ-7-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(285)+TX、(Z)-ヘキサデカ-11-エナール(IUPAC名)(436)+TX、(Z)-ヘキサデカ-11-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(437)+TX、(Z)-ヘキサデカ-13-エン-11-イン-1-イルアセテート(IUPAC名)(438)+TX、(Z)-イコサ-13-エン-10-オン(IUPAC名)(448)+TX、(Z)-テトラデカ-7-エン-1-アール(IUPAC名)(782)+TX、(Z)-テトラデカ-9-エン-1-オール(IUPAC名)(783)+TX、(Z)-テトラデカ-9-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(784)+TX、(7E,9Z)-ドデカ-7,9-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(283)+TX、(9Z,11E)-テトラデカ-9,11-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(780)+TX、(9Z,12E)-テトラデカ-9,12-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(781)+TX、14-メチルオクタデカ-1-エン(IUPAC名)(545)+TX、4-メチルノナン-5-オール及び4-メチルノナン-5-オン(IUPAC名)(544)+TX、α-マルチストリアチン(代替名)[CCN]+TX、ブレビコミン(代替名)[CCN]+TX、コドレルア(代替名)[CCN]+TX、コドレモン(代替名)(167)+TX、キュールア(代替名)(179)+TX、ディスパールア(277)+TX、ドデカ-8-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(286)+TX、ドデカ-9-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(287)+TX、ドデカ-8+TX、10-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(284)+TX、ドミニカルア(代替名)[CCN]+TX、4-メチルオクタン酸エチル(IUPAC名)(317)+TX、オイゲノール(代替名)[CCN]+TX、フロンタリン(代替名)[CCN]+TX、ゴシップルア(代替名)(420)+TX、グランドルア(421)+TX、グランドルアI(代替名)(421)+TX、グランドルアII(代替名)(421)+TX、グランドルアIII(代替名)(421)+TX、グランドルアIV(代替名)(421)+TX、ヘキサルア[CCN]+TX、イプスジエノール(代替名)[CCN]+TX、イプセノール(代替名)[CCN]+TX、ジャポニルア(代替名)(481)+TX、リネアチン(代替名)[CCN]+TX、リトルア(代替名)[CCN]+TX、ループルア(代替名)[CCN]+TX、メドルア[CCN]+TX、メガトモ酸(代替名)[CCN]+TX、メチルオイゲノール(代替名)(540)+TX、ムスカルア(563)+TX、オクタデカ-2,13-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(588)+TX、オクタデカ-3,13-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(589)+TX、オルフラルア(代替名)[CCN]+TX、オリクタルア(代替名)(317)+TX、オストラモン(代替名)[CCN]+TX、シグルア[CCN]+TX、ソルジジン(代替名)(736)+TX、スルカトール(代替名)[CCN]+TX、テトラデカ-11-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(785)+TX、トリメドルア(839)+TX、トリメドルアA(代替名)(839)+TX、トリメドルアB1(代替名)(839)+TX、トリメドルアB2(代替名)(839)+TX、トリメドルアC(代替名)(839)及びトランク-コール(trunc-call)(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される昆虫フェロモン、
2-(オクチルチオ)エタノール(IUPAC名)(591)+TX、ブトピロノキシル(933)+TX、ブトキシ(ポリプロピレングリコール)(936)+TX、アジピン酸ジブチル(IUPAC名)(1046)+TX、フタル酸ジブチル(1047)+TX、コハク酸ジブチル(IUPAC名)(1048)+TX、ジエチルトルアミド[CCN]+TX、ジメチルカルベート[CCN]+TX、フタル酸ジメチル[CCN]+TX、エチルヘキサンジオール(1137)+TX、ヘキサアミド[CCN]+TX、メトキン-ブチル(1276)+TX、メチルネオデカンアミド[CCN]+TX、オキサメート[CCN]及びピカリジン[CCN]+TXからなる物質の群から選択される昆虫忌避剤、
1-ジクロロ-1-ニトロエタン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1058)+TX、1,1-ジクロロ-2,2-ビス(4-エチルフェニル)エタン(IUPAC名)(1056)、+TX、1,2-ジクロロプロパン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1062)+TX、1,2-ジクロロプロパン及び1,3-ジクロロプロペン(IUPAC名)(1063)+TX、1-ブロモ-2-クロロエタン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(916)+TX、2,2,2-トリクロロ-1-(3,4-ジクロロフェニル)エチルアセテート(IUPAC名)(1451)+TX、2,2-ジクロロビニル2-エチルスルフィニルエチルメチルルホスフェート(IUPAC名)(1066)+TX、2-(1,3-ジチオラン-2-イル)フェニルジメチルカルバメート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1109)+TX、2-(2-ブトキシエトキシ)エチルチオシアネート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(935)+TX、2-(4,5-ジメチル-1,3-ジオキソラン-2-イル)フェニルメチルカルバメート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1084)+TX、2-(4-クロロ-3,5-キシリルオキシ)エタノール(IUPAC名)(986)+TX、2-クロロビニルジエチルホスフェート(IUPAC名)(984)+TX、2-イミダゾリドン(IUPAC名)(1225)+TX、2-イソバレリルインダン-1,3-ジオン(IUPAC名)(1246)+TX、2-メチル(プロパ-2-イニル)アミノフェニルメチルカルバメート(IUPAC名)(1284)+TX、2-チオシアナトエチルラウレート(IUPAC名)(1433)+TX、3-ブロモ-1-クロロプロパ-1-エン(IUPAC名)(917)+TX、3-メチル-1-フェニルピラゾール-5-イルジメチルカルバメート(IUPAC名)(1283)+TX、4-メチル(プロパ-2-イニル)アミノ-3,5-キシリルメチルカルバメート(IUPAC名)(1285)+TX、5,5-ジメチル-3-オキソシクロヘキサ-1-エニルジメチルカルバメート(IUPAC名)(1085)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセフェート(2)+TX、アセタミプリド(4)+TX、アセチオン(代替名)[CCN]+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アクリナトリン(9)+TX、アクリロニトリル(IUPAC名)(861)+TX、アラニカルブ(15)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、アルドリン(864)+TX、アレスリン(17)+TX、アロサミジン(代替名)[CCN]+TX、アリキシカルブ(866)+TX、α-シペルメトリン(202)+TX、α-エクジソン(代替名)[CCN]+TX、リン化アルミニウム(640)+TX、アミジチオン(870)+TX、アミドチオエート(872)+TX、アミノカルブ(873)+TX、アミトン(875)+TX、アミトンシュウ酸水素塩(875)+TX、アミトラズ(24)+TX、アナバシン(877)+TX、アチダチオン(883)+TX、AVI 382(化合物コード)+TX、AZ 60541(化合物コード)+TX、アザジラクチン(代替名)(41)+TX、アザメチホス(42)+TX、アジンホス-エチル(44)+TX、アジンホス-メチル(45)+TX、アゾトエート(889)+TX、バチルス・チューリゲンシス(Bacillus thuringiensis)デルタエンドトキシン(代替名)(52)+TX、ヘキサフルオロケイ酸バリウム(代替名)[CCN]+TX、多硫化バリウム(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(892)+TX、バルトリン[CCN]+TX、Bayer 22/190(開発コード)(893)+TX、Bayer 22408(開発コード)(894)+TX、ベンジオカルブ(58)+TX、ベンフラカルブ(60)+TX、ベンスルタップ(66)+TX、β-シフルトリン(194)+TX、β-シペルメトリン(203)+TX、ビフェントリン(76)+TX、ビオアレトリン(78)+TX、ビオアレトリンS-シクロペンテニル異性体(代替名)(79)+TX、ビオエタノメトリン[CCN]+TX、ビオペルメトリン(908)+TX、ビオレスメトリン(80)+TX、ビス(2-クロロエチル)エーテル(IUPAC名)(909)+TX、ビストリフルロン(83)+TX、ホウ砂(86)+TX、ブロフェンバレレート(代替名)+TX、ブロムフェンビンホス(914)+TX、ブロモシクレン(918)+TX、ブロモ-DDT(代替名)[CCN]+TX、ブロモホス(920)+TX、ブロモホス-エチル(921)+TX、ブフェンカルブ(924)+TX、ブプロフェジン(99)+TX、ブタカルブ(926)+TX、ブタチオホス(927)+TX、ブトカルボキシム(103)+TX、ブトネート(932)+TX、ブトキシカルボキシム(104)+TX、ブチルピリダベン(代替名)+TX、カズサホス(109)+TX、ヒ酸カルシウム[CCN]+TX、シアン化カルシウム(444)+TX、多硫化カルシウム(IUPAC名)(111)+TX、カンフェクロル(941)+TX、カーバノレート(943)+TX、カルバリル(115)+TX、カルボフラン(118)+TX、二硫化炭素(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(945)+TX、四塩化炭素(IUPAC名)(946)+TX、カルボフェノチオン(947)+TX、カルボスルファン(119)+TX、カルタップ(123)+TX、カルタップ塩酸塩(123)+TX、セバジン(代替名)(725)+TX、クロルビシクレン(960)+TX、クロルダン(128)+TX、クロルデコン(963)+TX、クロルジメホルム(964)+TX、クロルジメホルム塩酸塩(964)+TX、クロルエトキシホス(129)+TX、クロルフェナピル(130)+TX、クロルフェンビンホス(131)+TX、クロルフルアズロン(132)+TX、クロルメホス(136)+TX、クロロホルム[CCN]+TX、クロロピクリン(141)+TX、クロルホキシム(989)+TX、クロルプラゾホス(990)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロルピリホス-メチル(146)+TX、クロルチオホス(994)+TX、クロマフェノジド(150)+TX、シネリンI(696)+TX、シネリンII(696)+TX、シネリン(696)+TX、シス-レスメトリン(代替名)+TX、シスメトリン(80)+TX、クロシトリン(代替名)+TX、クロエトカルブ(999)+TX、クロサンテル(代替名)[CCN]+TX、クロチアニジン(165)+TX、アセト亜ヒ酸銅[CCN]+TX、ヒ酸銅[CCN]+TX、オレイン酸銅[CCN]+TX、クマホス(174)+TX、クミトエート(1006)+TX、クロタミトン(代替名)[CCN]+TX、クロトキシホス(1010)+TX、クルホマート(1011)+TX、氷晶石(代替名)(177)+TX、CS 708(開発コード)(1012)+TX、シアノフェンホス(1019)+TX、シアノホス(184)+TX、シアントエート(1020)+TX、シクレトリン[CCN]+TX、シクロプロトリン(188)+TX、シフルトリン(193)+TX、シハロトリン(196)+TX、シペルメトリン(201)+TX、シフェノトリン(206)+TX、シロマジン(209)+TX、サイチオアート(代替名)[CCN]+TX、d-リモネン(代替名)[CCN]+TX、d-テトラメトリン(代替名)(788)+TX、DAEP(1031)+TX、ダゾメット(216)+TX、DDT(219)+TX、デカルボフラン(1034)+TX、デルタメトリン(223)+TX、デメフィオン(1037)+TX、デメフィオン-O(1037)+TX、デメフィオン-S(1037)+TX、デメトン(1038)+TX、デメトン-メチル(224)+TX、デメトン-O(1038)+TX、デメトン-O-メチル(224)+TX、デメトン-S(1038)+TX、デメトン-S-メチル(224)+TX、デメトン-S-メチルスルホン(1039)+TX、ジアフェンチウロン(226)+TX、ジアリホス(1042)+TX、ジアミダホス(1044)+TX、ジアジノン(227)+TX、ジカプトン(1050)+TX、ジクロフェンチオン(1051)+TX、ジクロルボス(236)+TX、ジクリホス(代替名)+TX、ジクレシル(代替名)[CCN]+TX、ジクロトホス(243)+TX、ジシクラニル(244)+TX、ジエルドリン(1070)+TX、ジエチル5-メチルピラゾール-3-イルホスフェート(IUPAC名)(1076)+TX、ジフルベンズロン(250)+TX、ジロール(代替名)[CCN]+TX、ジメフルトリン[CCN]+TX、ジメホックス(1081)+TX、ジメタン(1085)+TX、ジメトエート(262)+TX、ジメトリン(1083)+TX、ジメチルビンホス(265)+TX、ジメチラン(1086)+TX、ジネクス(1089)+TX、ジネクス-ジクレキシン(1089)+TX、ジノプロプ(1093)+TX、ジノサム(1094)+TX、ジノセブ(1095)+TX、ジノテフラン(271)+TX、ジオフェノラン(1099)+TX、ジオキサベンゾホス(1100)+TX、ジオキサカルブ(1101)+TX、ジオキサチオン(1102)+TX、ジスルホトン(278)+TX、ジチクロホス(1108)+TX、DNOC(282)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、DSP(1115)+TX、エクジステロン(代替名)[CCN]+TX、EI 1642(開発コード)(1118)+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、EMPC(1120)+TX、エンペントリン(292)+TX、エンドスルファン(294)+TX、エンドチオン(1121)+TX、エンドリン(1122)+TX、EPBP(1123)+TX、EPN(297)+TX、エポフェノナン(1124)+TX、エプリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、エスフェンバレレート(302)+TX、エタホス(代替名)[CCN]+TX、エチオフェンカルブ(308)+TX、エチオン(309)+TX、エチプロール(310)+TX、エトエート-メチル(1134)+TX、エトプロホス(312)+TX、ギ酸エチル(IUPAC名)[CCN]+TX、エチル-DDD(代替名)(1056)+TX、二臭化エチレン(316)+TX、二塩化エチレン(化学名)(1136)+TX、エチレンオキシド[CCN]+TX、エトフェンプロックス(319)+TX、エトリムホス(1142)+TX、EXD(1143)+TX、
ファンファー(323)+TX、フェナミホス(326)+TX、フェナザフロル(1147)+TX、フェンクロルホス(1148)+TX、フェネタカルブ(1149)+TX、フェンフルトリン(1150)+TX、フェニトロチオン(335)+TX、フェノブカルブ(336)+TX、フェノキサクリム(1153)+TX、フェノキシカルブ(340)+TX、フェンピリトリン(1155)+TX、フェンプロパトリン(342)+TX、フェンピラド(代替名)+TX、フェンスルホチオン(1158)+TX、フェンチオン(346)+TX、フェンチオン-エチル[CCN]+TX、フェンバレレート(349)+TX、フィプロニル(354)+TX、フロニカミド(358)+TX、フルベンジアミド(CAS.登録番号:272451-65-7)+TX、フルコフロン(1168)+TX、フルシクロクスロン(366)+TX、フルシトリネート(367)+TX、フルエネチル(1169)+TX、フルフェネリム[CCN]+TX、フルフェノクスロン(370)+TX、フルフェンプロックス(1171)+TX、フルメトリン(372)+TX、フルバリネート(1184)+TX、FMC 1137(開発コード)(1185)+TX、ホノホス(1191)+TX、ホルメタネート(405)+TX、塩酸ホルメタネート(405)+TX、ホルモチオン(1192)+TX、ホルムパラネート(1193)+TX、ホスメチラン(1194)+TX、ホスピレート(1195)+TX、ホスチアゼート(408)+TX、ホスチエタン(1196)+TX、フラチオカルブ(412)+TX、フレトリン(1200)+TX、γ-シハロトリン(197)+TX、γ-HCH(430)+TX、グアザチン(422)+TX、酢酸グアザチン(422)+TX、GY-81(開発コード)(423)+TX、ハルフェンプロックス(424)+TX、ハロフェノジド(425)+TX、HCH(430)+TX、HEOD(1070)+TX、ヘプタクロル(1211)+TX、ヘプテノホス(432)+TX、ヘテロホス[CCN]+TX、ヘキサフルムロン(439)+TX、HHDN(864)+TX、ヒドラメチルノン(443)+TX、シアン化水素(444)+TX、ハイドロプレン(445)+TX、ヒキンカルブ(1223)+TX、イミダクロプリド(458)+TX、イミプロトリン(460)+TX、インドキサカルブ(465)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、IPSP(1229)+TX、イサゾホス(1231)+TX、イソベンザン(1232)+TX、イソカルボホス(代替名)(473)+TX、イソドリン(1235)+TX、イソフェンホス(1236)+TX、イソラン(1237)+TX、イソプロカルブ(472)+TX、イソプロピルO-(メトキシアミノチオホスホリル)サリチレート(IUPAC名)(473)+TX、イソプロチオラン(474)+TX、イソチオエート(1244)+TX、イソキサチオン(480)+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、ジャスモリンI(696)+TX、ジャスモリンII(696)+TX、ヨードフェンホス(1248)+TX、幼若ホルモンI(代替名)[CCN]+TX、幼若ホルモンII(代替名)[CCN]+TX、幼若ホルモンIII(代替名)[CCN]+TX、ケレバン(1249)+TX、キノプレン(484)+TX、λ-シハロトリン(198)+TX、ヒ酸鉛[CCN]+TX、レピメクチン(CCN)+TX、レプトホス(1250)+TX、リンダン(430)+TX、リリムホス(1251)+TX、ルフェヌロン(490)+TX、リチダチオン(1253)+TX、m-クメニルメチルカルバメート(IUPAC名)(1014)+TX、リン化マグネシウム(IUPAC名)(640)+TX、マラチオン(492)+TX、マロノベン(1254)+TX、マジドックス(1255)+TX、メカルバム(502)+TX、メカルフォン(1258)+TX、メナゾン(1260)+TX、メホスホラン(1261)+TX、塩化第一水銀(513)+TX、メスルフェンホス(1263)+TX、メタフルミゾン(CCN)+TX、メタム(519)+TX、メタム-カリウム(代替名)(519)+TX、メタム-ナトリウム(519)+TX、メタクリホス(1266)+TX、メタミドホス(527)+TX、フッ化メタンスルホニル(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1268)+TX、メチダチオン(529)+TX、メチオカルブ(530)+TX、メトクロトホス(1273)+TX、メトミル(531)+TX、メトプレン(532)+TX、メトキン-ブチル(1276)+TX、メトトリン(代替名)(533)+TX、メトキシクロル(534)+TX、メトキシフェノジド(535)+TX、臭化メチル(537)+TX、メチルイソチオシアネート(543)+TX、メチルクロロホルム(代替名)[CCN]+TX、塩化メチレン[CCN]+TX、メトフルトリン[CCN]+TX、メトルカルブ(550)+TX、メトキサジアゾン(1288)+TX、メビンホス(556)+TX、メキサカルベート(1290)+TX、ミルベメクチン(557)+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、ミパホックス(1293)+TX、ミレックス(1294)+TX、
モノクロトホス(561)+TX、モルホチオン(1300)+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、ナフタロホス(代替名)[CCN]+TX、ナレド(567)+TX、ナフタレン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1303)+TX、NC-170(開発コード)(1306)+TX、NC-184(化合物コード)+TX、ニコチン(578)+TX、硫酸ニコチン(578)+TX、ニフルリジド(1309)+TX、ニテンピラム(579)+TX、ニチアジン(1311)+TX、ニトリラカルブ(1313)+TX、ニトリラカルブ1:1塩化亜鉛錯体(1313)+TX、NNI-0101(化合物コード)+TX、NNI-0250(化合物コード)+TX、ノルニコチン(慣用名)(1319)+TX、ノバルロン(585)+TX、ノビフルムロン(586)+TX、O-5-ジクロロ-4-ヨードフェニルO-エチルエチルホスホノチオエート(IUPAC名)(1057)+TX、O,O-ジエチルO-4-メチル-2-オキソ-2H-クロメン-7-イルホスホロチオエート(IUPAC名)(1074)+TX、O,O-ジエチルO-6-メチル-2-プロピルピリミジン-4-イルホスホロチオエート(IUPAC名)(1075)+TX、O,O,O’,O’-テトラプロピルジチオピロホスフェート(IUPAC名)(1424)+TX、オレイン酸(IUPAC名)(593)+TX、オメトエート(594)+TX、オキサミル(602)+TX、オキシデメトン-メチル(609)+TX、オキシデプロホス(1324)+TX、オキシジスルホトン(1325)+TX、pp’-DDT(219)+TX、パラ-ジクロロベンゼン[CCN]+TX、パラチオン(615)+TX、パラチオン-メチル(616)+TX、ペンフルロン(代替名)[CCN]+TX、ペンタクロロフェノール(623)+TX、ラウリン酸ペンタクロロフェニル(IUPAC名)(623)+TX、ペルメトリン(626)+TX、石油(代替名)(628)+TX、PH 60-38(開発コード)(1328)+TX、フェンカプトン(1330)+TX、フェノトリン(630)+TX、フェントエート(631)+TX、ホレート(636)+TX、ホサロン(637)+TX、ホスホラン(1338)+TX、ホスメット(638)+TX、ホスニクロール(1339)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホスフィン(IUPAC名)(640)+TX、ホキシム(642)+TX、ホキシム-メチル(1340)+TX、ピリメタホス(1344)+TX、ピリミカルブ(651)+TX、ピリミホス-エチル(1345)+TX、ピリミホス-メチル(652)+TX、ポリクロロジシクロペンタジエン異性体(IUPAC名)(1346)+TX、ポリクロロテルペン(慣用名)(1347)+TX、亜ヒ酸カリウム[CCN]+TX、カリウムチオシアネート[CCN]+TX、プラレトリン(655)+TX、プレコセンI(代替名)[CCN]+TX、プレコセンII(代替名)[CCN]+TX、プレコセンIII(代替名)[CCN]+TX、プリミドホス(1349)+TX、プロフェノホス(662)+TX、プロフルトリン[CCN]+TX、プロマシル(1354)+TX、プロメカルブ(1355)+TX、プロパホス(1356)+TX、プロペタンホス(673)+TX、プロポクサー(678)+TX、プロチダチオン(1360)+TX、プロチオホス(686)+TX、プロトエート(1362)+TX、プロトリフェンビュート[CCN]+TX、ピメトロジン(688)+TX、ピラクロホス(689)+TX、ピラゾホス(693)+TX、ピレスメトリン(1367)+TX、ピレトリンI(696)+TX、ピレトリンII(696)+TX、ピレトリン(696)+TX、ピリダベン(699)+TX、ピリダリル(700)+TX、ピリダフェンチオン(701)+TX、ピリミジフェン(706)+TX、ピリミテート(1370)+TX、ピリプロキシフェン(708)+TX、クアッシア(代替名)[CCN]+TX、キナルホス(711)+TX、キナルホス-メチル(1376)+TX、キノチオン(1380)+TX、キンチオホス(1381)+TX、R-1492(開発コード)(1382)+TX、ラフォキサニド(代替名)[CCN]+TX、レスメトリン(719)+TX、ロテノン(722)+TX、RU 15525(開発コード)(723)+TX、RU 25475(開発コード)(1386)+TX、リアニア(代替名)(1387)+TX、リアノジン(慣用名)(1387)+TX、サバジラ(代替名)(725)+TX、シュラーダン(1389)+TX、セブホス(代替名)+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、SI-0009(化合物コード)+TX、SI-0205(化合物コード)+TX、SI-0404(化合物コード)+TX、SI-0405(化合物コード)+TX、シラフルオフェン(728)+TX、SN 72129(開発コード)(1397)+TX、亜ヒ酸ナトリウム[CCN]+TX、シアン化ナトリウム(444)+TX、フッ化ナトリウム(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1399)+TX、ヘキサフルオロケイ酸ナトリウム(1400)+TX、ナトリウムペンタクロロフェノキシド(623)+TX、セレン酸ナトリウム(IUPAC名)(1401)+TX、ナトリウムチオシアネート[CCN]+TX、ソファミド(1402)+TX、スピノサド(737)+TX、スピロメシフェン(739)+TX、スピロテトラマト(CCN)+TX、スルコフロン(746)+TX、スルコフロン-ナトリウム(746)+TX、スルフルアミド(750)+TX、スルホテップ(753)+TX、フッ化スルフリル(756)+TX、スルプロオス(1408)+TX、タール油(代替名)(758)+TX、τ-フルバリネート(398)+TX、タジムカルブ(1412)+TX、TDE(1414)+TX、テブフェノジド(762)+TX、テブフェンピラド(763)+TX、テブピリムホス(764)+TX、テフルベンズロン(768)+TX、テフルトリン(769)+TX、テメホス(770)+TX、
TEPP(1417)+TX、テラレトリン(1418)+TX、テルバム(代替名)+TX、テルブホス(773)+TX、テトラクロロエタン[CCN]+TX、テトラクロルビンホス(777)+TX、テトラメトリン(787)+TX、θ-シペルメトリン(204)+TX、チアクロプリド(791)+TX、チアフェノックス(代替名)+TX、チアメトキサム(792)+TX、チクロホス(1428)+TX、チオカルボキシム(1431)+TX、チオシクラム(798)+TX、チオシクラムシュウ酸水素塩(798)+TX、チオジカルブ(799)+TX、チオファノックス(800)+TX、チオメトン(801)+TX、チオナジン(1434)+TX、チオスルタップ(803)+TX、チオスルタップ-ナトリウム(803)+TX、ツリンギエンシン(代替名)[CCN]+TX、トルフェンピラド(809)+TX、トラロメトリン(812)+TX、トランスフルトリン(813)+TX、トランスペルメトリン(1440)+TX、トリアミホス(1441)+TX、トリアザメート(818)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン(代替名)+TX、トリクロルホン(824)+TX、トリクロルメタホス-3(代替名)[CCN]+TX、トリクロロナート(1452)+TX、トリフェノホス(1455)+TX、トリフルムロン(835)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、トリプレン(1459)+TX、バミドチオン(847)+TX、バニリプロール[CCN]+TX、ベラトリジン(代替名)(725)+TX、ベラトリン(代替名)(725)+TX、XMC(853)+TX、キシリルカルブ(854)+TX、YI-5302(化合物コード)+TX、ζ-シペルメトリン(205)+TX、ゼタメトリン(zetamethrin)(代替名)+TX、リン化亜鉛(640)+TX、ゾラプロホス(1469)及びZXI 8901(開発コード)(858)+TX、シアントラニリプロール[736994-63-19+TX、クロラントラニリプロール[500008-45-7]+TX、シエノピラフェン[560121-52-0]+TX、シフルメトフェン[400882-07-7]+TX、ピリフルキナゾン[337458-27-2]+TX、スピネトラム[187166-40-1+187166-15-0]+TX、スピロテトラマト[203313-25-1]+TX、スルホキサフロール[946578-00-3]+TX、フルフィプロール[704886-18-0]+TX、メペルフルトリン[915288-13-0]+TX、テトラメチルフルトリン[84937-88-2]+TX、トリフルメゾピリム(国際公開第2012/092115号に開示される)+TX、フルキサメタミド(国際公開第2007/026965号)+TX、ε-メトフルトリン[240494-71-7]+TX、ε-モンフルオロトリン[1065124-65-3]+TX、フルアザインドリジン[1254304-22-7]+TX、クロロプラレトリン[399572-87-3]+TX、フルキサメタミド[928783-29-3]+TX、シハロジアミド(cyhalodiamide)[1262605-53-7]+TX、チオキサザフェン[330459-31-9]+TX、ブロフラニリド[1207727-04-5]+TX、フルフィプロール[704886-18-0]+TX、シクラニリプロール[1031756-98-5]+TX、テトラニリプロール[1229654-66-3]+TX、グアジピル(guadipyr)(国際公開第2010/060231号に記載される)+TX、シクロキサプリド(国際公開第2005/077934号に記載)+TX、スピロピジオン+TX、アフィドピロペン+TX、フルピリミン+TX、モンフルオロトリン+TX、カッパ-ビフェントリン+TX、カッパ-テフルトリン+TX、ジクロロメゾチアズ+TX、テトラクロロアニリプロール+TX、ベンズピリモキサン+TX;
ビス(トリブチルスズ)オキシド(IUPAC名)(913)+TX、ブロモアセトアミド[CCN]+TX、ヒ酸カルシウム[CCN]+TX、クロエトカルブ(999)+TX、アセト亜ヒ酸銅[CCN]+TX、硫酸銅(172)+TX、フェンチン(347)+TX、リン酸第二鉄(IUPAC名)(352)+TX、メタアルデヒド(518)+TX、メチオカルブ(530)+TX、ニクロサミド(576)+TX、ニクロサミド-オールアミン(576)+TX、ペンタクロロフェノール(623)+TX、ナトリウムペンタクロロフェノキシド(623)+TX、タジムカルブ(1412)+TX、チオジカルブ(799)+TX、酸化トリブチルスズ(913)+TX、トリフェンモルフ(1454)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、酢酸トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)及び水酸化トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)+TX、ピリプロール[394730-71-3]+TXからなる物質の群から選択される殺軟体動物剤、
AKD-3088(化合物コード)+TX、1,2-ジブロモ-3-クロロプロパン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1045)+TX、1,2-ジクロロプロパン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1062)+TX、1,2-ジクロロプロパン及び1,3-ジクロロプロペン(IUPAC名)(1063)+TX、1,3-ジクロロプロペン(233)+TX、3,4-ジクロロテトラヒドロチオフェン1,1-ジオキシド(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1065)+TX、3-(4-クロロフェニル)-5-メチルローダニン(IUPAC名)(980)+TX、5-メチル-6-チオキソ-1,3,5-チアジアジナン-3-イル酢酸(IUPAC名)(1286)+TX、6-イソペンテニルアミノプリン(代替名)(210)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アラニカルブ(15)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、AZ 60541(化合物コード)+TX、ベンクロチアズ[CCN]+TX、ベノミル(62)+TX、ブチルピリダベン(代替名)+TX、カズサホス(109)+TX、カルボフラン(118)+TX、二硫化炭素(945)+TX、カルボスルファン(119)+TX、クロロピクリン(141)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロエトカルブ(999)+TX、サイトカイニン(代替名)(210)+TX、ダゾメット(216)+TX、DBCP(1045)+TX、DCIP(218)+TX、ジアミダホス(1044)+TX、ジクロフェンチオン(1051)+TX、ジクリホス(代替名)+TX、ジメトエート(262)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、エプリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、エトプロホス(312)+TX、二臭化エチレン(316)+TX、フェナミホス(326)+TX、フェンピラド(代替名)+TX、フェンスルホチオン(1158)+TX、ホスチアゼート(408)+TX、ホスチエタン(1196)+TX、フルフラール(代替名)[CCN]+TX、GY-81(開発コード)(423)+TX、ヘテロホス[CCN]+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、イサミドホス(1230)+TX、イサゾホス(1231)+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、キネチン(代替名)(210)+TX、メカルフォン(1258)+TX、メタム(519)+TX、メタム-カリウム(代替名)(519)+TX、メタム-ナトリウム(519)+TX、臭化メチル(537)+TX、メチルイソチオシアネート(543)+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、クワ暗斑病菌(Myrothecium verrucaria)組成物(代替名)(565)+TX、NC-184(化合物コード)+TX、オキサミル(602)+TX、ホレート(636)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホスホカルブ[CCN]+TX、セブホス(代替名)+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、スピノサド(737)+TX、テルバム(代替名)+TX、テルブホス(773)+TX、テトラクロロチオフェン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1422)+TX、チアフェノックス(代替名)+TX、チオナジン(1434)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン(代替名)+TX、キシレノール[CCN]+TX、YI-5302(化合物コード)及びゼアチン(代替名)(210)+TX、フルエンスルホン[318290-98-1]+TX、フルオピラム+TX、
エチルキサントゲン酸カリウム[CCN]及びニトラピリン(580)+TXからなる物質の群から選択される硝化阻害剤、
アシベンゾラル(6)+TX、アシベンゾラル-S-メチル(6)+TX、プロベナゾール(658)及びオオイタドリ(Reynoutria sachalinensis)抽出物(代替名)(720)+TXからなる物質の群から選択される植物活性化剤、
2-イソバレリルインダン-1,3-ジオン(IUPAC名)(1246)+TX、4-(キノキサリン-2-イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド(IUPAC名)(748)+TX、α-クロロヒドリン[CCN]+TX、リン化アルミニウム(640)+TX、アンチュ(antu)(880)+TX、三酸化二ヒ素(882)+TX、炭酸バリウム(891)+TX、ビスチオセミ(912)+TX、ブロディファコウム(89)+TX、ブロマジオロン(91)+TX、ブロメタリン(92)+TX、シアン化カルシウム(444)+TX、クロラロース(127)+TX、クロロファシノン(140)+TX、コレカルシフェロール(代替名)(850)+TX、クマクロール(1004)+TX、クマフリル(1005)+TX、クマテトラリル(175)+TX、クリミジン(1009)+TX、ジフェナコウム(246)+TX、ジフェチアロン(249)+TX、ジファシノン(273)+TX、エルゴカルシフェロール(301)+TX、フロクマフェン(357)+TX、フルオロアセトアミド(379)+TX、フルプロパダイン(1183)+TX、フルプロパダイン塩酸塩(1183)+TX、γ-HCH(430)+TX、HCH(430)+TX、シアン化水素(444)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、リンダン(430)+TX、リン化マグネシウム(IUPAC名)(640)+TX、臭化メチル(537)+TX、ノルボルミド(1318)+TX、ホサセチム(1336)+TX、ホスフィン(IUPAC名)(640)+TX、リン[CCN]+TX、ピンドン(1341)+TX、亜ヒ酸カリウム[CCN]+TX、ピリヌロン(1371)+TX、シリロシド(1390)+TX、亜ヒ酸ナトリウム[CCN]+TX、シアン化ナトリウム(444)+TX、フルオロ酢酸ナトリウム(735)+TX、ストリキニーネ(745)+TX、硫酸タリウム[CCN]+TX、ワルファリン(851)及びリン化亜鉛(640)+TXからなる物質の群から選択される殺鼠剤、
2-(2-ブトキシエトキシ)エチルピペロニレート(IUPAC名)(934)+TX、5-(1,3-ベンゾジオキソール-5-イル)-3-ヘキシルシクロヘキサ-2-エノン(IUPAC名)(903)+TX、ファルネソール及びネロリドール(代替名)(324)+TX、MB-599(開発コード)(498)+TX、MGK 264(開発コード)(296)+TX、ピペロニルブトキシド(649)+TX、ピプロタール(1343)+TX、プロピル異性体(1358)+TX、S421(開発コード)(724)+TX、セサメクス(1393)+TX、セサモリン(1394)及びスルホキシド(1406)+TXからなる物質の群から選択される共力剤、
アントラキノン(32)+TX、クロラロース(127)+TX、ナフテン酸銅[CCN]+TX、オキシ塩化銅(171)+TX、ジアジノン(227)+TX、ジシクロペンタジエン(化学名)(1069)+TX、グアザチン(422)+TX、酢酸グアザチン(422)+TX、メチオカルブ(530)+TX、ピリジン-4-アミン(IUPAC名)(23)+TX、チラム(804)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、ナフテン酸亜鉛[CCN]及びジラム(856)+TXからなる物質の群から選択される動物忌避剤、
イマニン(代替名)[CCN]及びリバビリン(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される殺ウイルス剤、
酸化第二水銀(512)+TX、オクチリノン(590)及びチオファネート-メチル(802)+TXからなる物質の群から選択される傷保護剤、
並びにアザコナゾール(60207-31-0]+TX、ビテルタノール[70585-36-3]+TX、ブロムコナゾール[116255-48-2]+TX、シプロコナゾール[94361-06-5]+TX、ジフェノコナゾール[119446-68-3]+TX、ジニコナゾール[83657-24-3]+TX、エポキシコナゾール[106325-08-0]+TX、フェンブコナゾール[114369-43-6]+TX、フルキンコナゾール[136426-54-5]+TX、フルシラゾール[85509-19-9]+TX、フルトリアホール[76674-21-0]+TX、ヘキサコナゾール[79983-71-4]+TX、イマザリル[35554-44-0]+TX、イミベンコナゾール[86598-92-7]+TX、イプコナゾール[125225-28-7]+TX、メトコナゾール[125116-23-6]+TX、ミクロブタニル[88671-89-0]+TX、ペフラゾエート[101903-30-4]+TX、ペンコナゾール[66246-88-6]+TX、プロチオコナゾール[178928-70-6]+TX、ピリフェノックス[88283-41-4]+TX、プロクロラズ[67747-09-5]+TX、プロピコナゾール[60207-90-1]+TX、シメコナゾール[149508-90-7]+TX、テブコナゾール[107534-96-3]+TX、テトラコナゾール[112281-77-3]+TX、トリアジメホン[43121-43-3]+TX、トリアジメノール[55219-65-3]+TX、トリフルミゾール[99387-89-0]+TX、トリチコナゾール[131983-72-7]+TX、アンシミドール[12771-68-5]+TX、フェナリモル[60168-88-9]+TX、ヌアリモル[63284-71-9]+TX、ブピリメート[41483-43-6]+TX、ジメチリモール[5221-53-4]+TX、エチリモル[23947-60-6]+TX、ドデモルフ[1593-77-7]+TX、フェンプロピジン[67306-00-7]+TX、フェンプロピモルフ[67564-91-4]+TX、スピロキサミン[118134-30-8]+TX、トリデモルフ[81412-43-3]+TX、シプロジニル[121552-61-2]+TX、メパニピリム[110235-47-7]+TX、ピリメタニル[53112-28-0]+TX、フェンピクロニル[74738-17-3]+TX、フルジオキソニル[131341-86-1]+TX、ベナラキシル[71626-11-4]+TX、フララキシル[57646-30-7]+TX、メタラキシル[57837-19-1]+TX、R-メタラキシル[70630-17-0]+TX、オフレース[58810-48-3]+TX、オキサジキシル[77732-09-3]+TX、ベノミル[17804-35-2]+TX、カルベンダジム[10605-21-7]+TX、デバカルブ[62732-91-6]+TX、フベリダゾール[3878-19-1]+TX、チアベンダゾール[148-79-8]+TX、クロゾリネート[84332-86-5]+TX、ジクロゾリン[24201-58-9]+TX、イプロジオン[36734-19-7]+TX、マイクロゾリン[54864-61-8]+TX、プロシミドン[32809-16-8]+TX、ビンクロゾリン[50471-44-8]+TX、ボスカリド[188425-85-6]+TX、カルボキシン[5234-68-4]+TX、フェンフラム[24691-80-3]+TX、フルトラニル[66332-96-5]+TX、メプロニル[55814-41-0]+TX、オキシカルボキシン[5259-88-1]+TX、ペンチオピラド[183675-82-3]+TX、チフルザミド[130000-40-7]+TX、グアザチン[108173-90-6]+TX、ドジン[2439-10-3][112-65-2](遊離塩基)+TX、イミノクタジン[13516-27-3]+TX、アゾキシストロビン[131860-33-8]+TX、ジモキシストロビン[149961-52-4]+TX、エネステロブリン{Proc.BCPC,Int.Congr.,Glasgow,2003,1,93}+TX、フルオキサストロビン[361377-29-9]+TX、クレソキシム-メチル[143390-89-0]+TX、メトミノストロビン[133408-50-1]+TX、トリフロキシストロビン[141517-21-7]+TX、オリザストロビン[248593-16-0]+TX、ピコキシストロビン[117428-22-5]+TX、ピラクロストロビン[175013-18-0]+TX、フェルバム[14484-64-1]+TX、マンコゼブ[8018-01-7]+TX、マネブ[12427-38-2]+TX、メチラム[9006-42-2]+TX、プロピネブ[12071-83-9]+TX、チラム[137-26-8]+TX、ジネブ[12122-67-7]+TX、ジラム[137-30-4]+TX、カプタホール[2425-06-1]+TX、カプタン[133-06-2]+TX、ジクロフルアニド[1085-98-9]+TX、フルオロイミド[41205-21-4]+TX、ホルペット[133-07-3]+TX、トリルフルアニド[731-27-1]+TX、ボルドー液[8011-63-0]+TX、水酸化銅[20427-59-2]+TX、オキシ塩化銅[1332-40-7]+TX、硫酸銅[7758-98-7]+TX、酸化銅[1317-39-1]+TX、マンコッパー(mancopper)[53988-93-5]+TX、オキシン銅[10380-28-6]+TX、ジノカップ[131-72-6]+TX、ニトロタール-イソプロピル[10552-74-6]+TX、エディフェンホス[17109-49-8]+TX、イプロベンホス[26087-47-8]+TX、イソプロチオラン[50512-35-1]+TX、ホスジフェン[36519-00-3]+TX、ピラゾホス[13457-18-6]+TX、トルクロホス-メチル[57018-04-9]+TX、アシベンゾラル-S-メチル[135158-54-2]+TX、アニラジン[101-05-3]+TX、
ベンチアバリカルブ[413615-35-7]+TX、ブラストサイジン-S[2079-00-7]+TX、キノメチオナト[2439-01-2]+TX、クロロネブ[2675-77-6]+TX、クロロタロニル[1897-45-6]+TX、シフルフェナミド[180409-60-3]+TX、シモキサニル[57966-95-7]+TX、ジクロン[117-80-6]+TX、ジクロシメット[139920-32-4]+TX、ジクロメジン[62865-36-5]+TX、ジクロラン[99-30-9]+TX、ジエトフェンカルブ[87130-20-9]+TX、ジメトモルフ[110488-70-5]+TX、SYP-LI90(フルモルフ)[211867-47-9]+TX、ジチアノン[3347-22-6]+TX、エタボキサム[162650-77-3]+TX、エトリジアゾール[2593-15-9]+TX、ファモキサドン[131807-57-3]+TX、フェナミドン[161326-34-7]+TX、フェノキサニル[115852-48-7]+TX、フェンチン[668-34-8]+TX、フェリムゾン[89269-64-7]+TX、フルアジナム[79622-59-6]+TX、フルオピコリド[239110-15-7]+TX、フルスルファミド[106917-52-6]+TX、フェンヘキサミド[126833-17-8]+TX、ホセチル-アルミニウム[39148-24-8]+TX、ヒメキサゾール[10004-44-1]+TX、イプロバリカルブ[140923-17-7]+TX、IKF-916(シアゾファミド)[120116-88-3]+TX、カスガマイシン[6980-18-3]+TX、メタスルホカルブ[66952-49-6]+TX、メトラフェノン[220899-03-6]+TX、ペンシクロン[66063-05-6]+TX、フタリド[27355-22-2]+TX、ポリオキシン[11113-80-7]+TX、プロベナゾール[27605-76-1]+TX、プロパモカルブ[25606-41-1]+TX、プロキンアジド[189278-12-4]+TX、ピロキロン[57369-32-1]+TX、キノキシフェン[124495-18-7]+TX、キントゼン[82-68-8]+TX、硫黄[7704-34-9]+TX、チアジニル[223580-51-6]+TX、トリアゾキシド[72459-58-6]+TX、トリシクラゾール[41814-78-2]+TX、トリホリン[26644-46-2]+TX、バリダマイシン[37248-47-8]+TX、ゾキサミド(RH7281)[156052-68-5]+TX、マンジプロパミド[374726-62-2]+TX、イソピラザム[881685-58-1]+TX、セダキサン[874967-67-6]+TX、3-ジフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(9-ジクロロメチレン-1,2,3,4-テトラヒドロ-1,4-メタノ-ナフタレン-5-イル)-アミド(国際公開第2007/048556号に開示される)+TX、3-ジフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(3’,4’,5’-トリフルオロ-ビフェニル-2-イル)-アミド(国際公開第2006/087343号に開示される)+TX、[(3S,4R,4aR,6S,6aS,12R,12aS,12bS)-3-[(シクロプロピルカルボニル)オキシ]-1,3,4,4a,5,6,6a,12,12a,12b-デカヒドロ-6,12-ジヒドロキシ-4,6a,12b-トリメチル-11-オキソ-9-(3-ピリジニル)-2H,11Hナフト[2,1-b]ピラノ[3,4-e]ピラン-4-イル]メチル-シクロプロパンカルボキシレート[915972-17-7]+TX及び1,3,5-トリメチル-N-(2-メチル-1-オキソプロピル)-N-[3-(2-メチルプロピル)-4-[2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシ-1-(トリフルオロメチル)エチル]フェニル]-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド[926914-55-8]+TXからなる物質の群から選択される生物学的に活性な化合物;ランコトリオン[1486617-21-3]+TX、フロルピラウキシフェン[943832-81-3]]+TX、イプフェントリフルコナゾール[1417782-08-1]+TX、メフェントリフルコナゾール[1417782-03-6]+TX、キノフメリン[861647-84-9]+TX、クロロプラレトリン[399572-87-3]+TX、シハロジアミド[1262605-53-7]]+TX、フルアザインドリジン[1254304-22-7]+TX、フルキサメタミド[928783-29-3]+TX、ε-メトフルトリン[240494-71-7]+TX、ε-モンフルオロトリン[1065124-65-3]+TX、ピジフルメトフェン[1228284-64-7]+TX、κ-ビフェントリン[439680-76-9]+TX、ブロフラニリド[1207727-04-5]+TX、ジクロロメゾチアズ[1263629-39-5]+TX、ジピメチトロン[16114-35-5]+TX、
ピラジフルミド[942515-63-1]+TX、κ-テフルトリン[391634-71-2]+TX、フェンピコキサミド[517875-34-2]+TX;フルインダピル[1383809-87-7]+TX;α-ブロマジオロン[28772-56-7]+TX;フルピリミン[1689566-03-7]+TX;ベンズピリモキサン[1449021-97-9]+TX;アシノナピル[1332838-17-1]+TX;インピルフルキサム[1352994-67-2]+TX、イソフルシプラム[1255734-28-1]+TX;レスカルレ[64309-03-1]+TX;アミノピリフェン[1531626-08-0]+TX;チクロピラゾフロル[1477919-27-9]+TX;及びスピロピジオン[1229023-00-0]+TX;及び
アシネトバクター・ルオフィイ(Acinetobacter lwoffii)+TX、アクレモニウム・アルテルナタム(Acremonium alternatum)+TX+TX、アクレモニウム・セファロスポリウム(Acremonium cephalosporium)+TX+TX、アクレモニウム・ジオスピリ(Acremonium diospyri)+TX、アクレモニウム・オブクラバタム(Acremonium obclavatum)+TX、アドキソフィエス・オラナ・グラヌロウイルス(Adoxophyes orana granulovirus)(AdoxGV)(Capex(登録商標))+TX、アグロバクテリウム・ラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)菌株K84(Galltrol-A(登録商標))+TX、アルテルナリア・アルテルネート(Alternaria alternate)+TX、アルテルナリア・カッシア(Alternaria cassia)+TX、アルテルナリア・デストルエンス(Alternaria destruens)(Smolder(登録商標))+TX、アムペロマイセス・キスクアリス(Ampelomyces quisqualis)(AQ10(登録商標))+TX、アスペルギルス・フラバス(Aspergillus flavus)AF36(AF36(登録商標))+TX、アスペルギルス・フラバス(Aspergillus flavus)NRRL 21882(Aflaguard(登録商標))+TX、アスペルギルス属(Aspergillus spp.)+TX、アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)+TX、アゾスピリルム(Azospirillum)+TX、(MicroAZ(登録商標)+TX、TAZO B(登録商標))+TX、アゾトバクター(Azotobacter)+TX、アゾトバクター・クロオクカム(Azotobacter chroocuccum)(Azotomeal(登録商標))+TX、アゾトバクター・シスツ(Azotobacter cysts)(Bionatural Blooming Blossoms(登録商標))+TX、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)+TX、バチルス・セレウス(Bacillus cereus)+TX、バチルス・キチノスポラス(Bacillus chitinosporus)菌株CM-1+TX、バチルス・キチノスポルス(Bacillus chitinosporus)菌株AQ746+TX、バチルス・リケニホルミス(Bacillus licheniformis)菌株HB-2(BiostartTMRhizoboost(登録商標))+TX、バチルス・リケニホルミス(Bacillus licheniformis)菌株3086(EcoGuard(登録商標)+TX、Green Releaf(登録商標))+TX、バチルス・サーキュランス(Bacillus circulans)+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)(BioSafe(登録商標)+TX、BioNem-WP(登録商標)+TX、VOTiVO(登録商標))+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)菌株I-1582+TX、バチルス・マセランス(Bacillus macerans)+TX、バチルス・マリスモルツイ(Bacillus marismortui)+TX、バチルス・メガテリウム(Bacillus megaterium)+TX、バチルス・マイコイデス(Bacillus mycoides)菌株AQ726+TX、バチルス・パピラエ(Bacillus papillae)(Milky Spore Powder(登録商標))+TX、バチルス・プミルス属(Bacillus pumilus spp.)+TX、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)菌株GB34(Yield Shield(登録商標))+TX、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)菌株AQ717+TX、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)菌株QST2808(Sonata(登録商標)+TX、Ballad Plus(登録商標))+TX、バチルス・スパヘリカス(Bacillus spahericus)(VectoLex(登録商標))+TX、バチルス属(Bacillus spp.)+TX、バチルス属(Bacillus spp.)菌株AQ175+TX、バチルス属(Bacillus spp.)菌株AQ177+TX、バチルス属(Bacillus spp.)菌株AQ178+TX、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)菌株QST713(CEASE(登録商標)+TX、Serenade(登録商標)+TX、Rhapsody(登録商標))+TX、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)菌株QST714(JAZZ(登録商標))+TX、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)菌株AQ153+TX、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)菌株AQ743+TX、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)菌株QST3002+TX、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)菌株QST3004+TX、バチルス・サブチリスvar.アミロリクエファシエンス(Bacillus subtilis var.amyloliquefaciens)菌株FZB24(Taegro(登録商標)+TX、Rhizopro(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)Cry 2Ae+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)Cry1Ab+TX、バチルス・チューリンゲンシス・アイザワイ(Bacillus thuringiensis aizawai)GC91(Agree(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・イスラエレンシス(Bacillus thuringiensis israelensis)(BMP123(登録商標)+TX、Aquabac(登録商標)+TX、VectoBac(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・クルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)(Javelin(登録商標)+TX、Deliver(登録商標)+TX、CryMax(登録商標)+TX、Bonide(登録商標)+TX、Scutella WP(登録商標)+TX、Turilav WP(登録商標)+TX、Astuto(登録商標)+TX、Dipel WP(登録商標)+TX、Biobit(登録商標)+TX、Foray(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・クルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)BMP123(Baritone(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・クルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)HD-1(Bioprotec-CAF/3P(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)菌株BD#32+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)菌株AQ52+TX、バチルス・チューリンゲンシスvar.アイザワイ(Bacillus thuringiensis var.aizawai)(XenTari(登録商標)+TX、DiPel(登録商標))+TX、バクテリア属(bacteria spp.)(GROWMEND(登録商標)+TX、GROWSWEET(登録商標)+TX、Shootup(登録商標))+TX、クラビパクター・ミシガンシス(Clavipacter michiganensis)のバクテリオファージ(AgriPhage(登録商標))+TX、Bakflor(登録商標)+TX、ベアウベリア・バッシアナ(Beauveria bassiana)(Beaugenic(登録商標)+TX、Brocaril WP(登録商標))+TX、ベアウベリア・バッシアナGHA(Beauveria bassiana GHA)(Mycotrol ES(登録商標)+TX、Mycotrol O(登録商標)+TX、BotaniGuard(登録商標))+TX、ベアウベリア・ブロングニアルチイ(Beauveria brongniartii)(Engerlingspilz(登録商標)+TX、Schweizer Beauveria(登録商標)+TX、Melocont(登録商標))+TX、ボーベリア属(Beauveria spp.)+TX、ボトリティス・シネリア(Botrytis cineria)+TX、ブラディリゾビウム・ジャポニカム(Bradyrhizobium japonicum)(TerraMax(登録商標))+TX、ブレビバチルス・ブレビス(Brevibacillus brevis)+TX、
バチルス・チューリンゲンシス・テネブリオニス(Bacillus thuringiensis tenebrionis)(Novodor(登録商標))+TX、BtBooster+TX、バークホルデリア・セパシア(Burkholderia cepacia)(Deny(登録商標)+TX、Intercept(登録商標)+TX、Blue Circle(登録商標))+TX、バークホルデリア・グラジイ(Burkholderia gladii)+TX、バークホルデリア・グラジオリ(Burkholderia gladioli)+TX、バークホルデリア属(Burkholderia spp.)+TX、カナディアン・チスル・ファンガス(Canadian thistle fungus)(CBH Canadian Bioherbicide(登録商標))+TX、カンジダ・ブチリ(Candida butyri)+TX、カンジダ・ファマタ(Candida famata)+TX、カンジダ・フルクタス(Candida fructus)+TX、カンジダ・グラブラタ(Candida glabrata)+TX、カンジダ・グイリエルモンディイ(Candida guilliermondii)+TX、カンジダ・メリビオシカ(Candida melibiosica)+TX、カンジダ・オレオフィラ(Candida oleophila)菌株O+TX、カンジダ・パラプシロシス(Candida parapsilosis)+TX、カンジダ・ペリクロサ(Candida pelliculosa)+TX、カンジダ・プルケリマ(Candida pulcherrima)+TX、カンジダ・レウカウフィイ(Candida reukaufii)+TX、カンジダ・サイトアナ(Candida saitoana)(Bio-Coat(登録商標)+TX、Biocure(登録商標))+TX、カンジダ・サケ(Candida sake)+TX、カンジダ属(Candida spp.)+TX、カンジダ・テニウス(Candida tenius)+TX、セデセア・ドラビサエ(Cedecea dravisae)+TX、セルロモナス・フラビゲナ(Cellulomonas flavigena)+TX、カエトミウム・コクリオデス(Chaetomium cochliodes)(Nova-Cide(登録商標))+TX、カエトミウム・グロボサム(Chaetomium globosum)(Nova-Cide(登録商標))+TX、クロモバクテリウム・サブツガエ(Chromobacterium subtsugae)菌株PRAA4-1T(Grandevo(登録商標))+TX、クラドスポリウム・クラドスポリオイデス(Cladosporium cladosporioides)+TX、クラドスポリウム・オキシスポラム(Cladosporium oxysporum)+TX、クラドスポリウム・クロロセファラム(Cladosporium chlorocephalum)+TX、クラドスポリウム属(Cladosporium spp.)+TX、クラドスポリウム・テヌイシマム(Cladosporium tenuissimum)+TX、クロノスタキス・ロゼア(Clonostachys rosea)(EndoFine(登録商標))+TX、コレトトリカム・アクタタム(Colletotrichum acutatum)+TX、コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)(Cotans WG(登録商標))+TX、
コニオチリウム属(Coniothyrium spp.)+TX、クリプトコッカス・アルビダス(Cryptococcus albidus)(YIELDPLUS(登録商標))+TX、クリプトコッカス・フミコラ(Cryptococcus Humicola)+TX、クリプトコッカス・インフィルモ・ミニアタス(Cryptococcus infirmo-miniatus)+TX、クリプトコッカス・ラウレンチイ(Cryptococcus laurentii)+TX、クリプトフレビア・ロイコトレタ・グラニュロウイルス(Cryptophlebia leucotreta granulovirus)(Cryptex(登録商標))+TX、クプリアビダス・カムピネンシス(Cupriavidus campinensis)+TX、シジア・ポモネラ・グラニュロウイルス(Cydia pomonella granulovirus)(CYD-X(登録商標))+TX、シジア・ポモネラ・グラニュロウイルス(Cydia pomonella granulovirus)(Madex(登録商標)+TX、Madex Plus(登録商標)+TX、Madex Max/Carpovirusine(登録商標))+TX、シリンドロバシジウム・ラエベ(Cylindrobasidium laeve)(Stumpout(登録商標))+TX、シリンドロクラジウム(Cylindrocladium)+TX、デバリオマイセス・ハンセニイ(Debaryomyces hansenii)+TX、ドレクスレラ・ハワイイネンシス(Drechslera hawaiinensis)+TX、エンテロバクター・クロアカ(Enterobacter cloacae)+TX、エンテロバクテリアセアエ(Enterobacteriaceae)+TX、エントモフトラ・ヴィルレンタ(Entomophtora virulenta)(Vektor(登録商標))+TX、エピコッカム・ニグラム(Epicoccum nigrum)+TX、エピコッカム・プルプラセンス(Epicoccum purpurascens)+TX、エピコッカム属(Epicoccum spp.)+TX、フィロバシジウム・フロリホルメ(Filobasidium floriforme)+TX、フザリウム・アクミナタム(Fusarium acuminatum)+TX、フザリウム・クラミドスポラム(Fusarium chlamydosporum)+TX、フザリウム・オキシスポラム(Fusarium oxysporum)(Fusaclean(登録商標)/Biofox C(登録商標))+TX、フザリウム・プロリフェラタム(Fusarium proliferatum)+TX、フザリウム属(Fusarium spp.)+TX、グラクトマイセス・ゲオトリカム(Galactomyces geotrichum)+TX、グリオクラジウム・カテヌラタム(Gliocladium catenulatum)(Primastop(登録商標)+TX、Prestop(登録商標))+TX、グリオクラジウム・ロゼウム(Gliocladium roseum)+TX、グリオクラジウム属(Gliocladium spp.)(SoilGard(登録商標))+TX、グリオクラジウム・ヴィレンス(Gliocladium virens)(Soilgard(登録商標))+TX、グラニュロウイルス(Granulovirus)(Granupom(登録商標))+TX、ハロバチルス・ハロフィルス(Halobacillus halophilus)+TX、ハロバチルス・リトラリス(Halobacillus litoralis)+TX、ハロバチルス・トルエペリ(Halobacillus trueperi)+TX、ハロモナス属(Halomonas spp.)+TX、ハロモナス・サブグラシエスコラ(Halomonas subglaciescola)+TX、ハロビブリオ・バリアビリス(Halovibrio variabilis)+TX、ハンセニアスポラ・ウバラム(Hanseniaspora uvarum)+TX、オオタバコガ核多角体病ウイルス(Helicoverpa armigera nucleopolyhedrovirus)(Helicovex(登録商標))+TX、アメリカタバコガ核多角体病ウイルス(Helicoverpa zea nuclear polyhedrosis virus)(Gemstar(登録商標))+TX、イソフラボン-ホルモノネチン(Myconate(登録商標))+TX、クロエケラ・アピクラタ(Kloeckera apiculata)+TX、クロエケラ属(Kloeckera spp.)+TX、ラゲニジウム・ギガンテウム(Lagenidium giganteum)(Laginex(登録商標))+TX、レカニシリウム・ロンギスポラム(Lecanicillium longisporum)(Vertiblast(登録商標))+TX、レカニシリウム・ムスカリウム(Lecanicillium muscarium)(Vertikil(登録商標))+TX、マイマイガ核多角体病ウイルス(Lymantria Dispar nucleopolyhedrosis virus)(Disparvirus(登録商標))+TX、マリノコッカス・ハロフィルス(Marinococcus halophilus)+TX、メイラ・ゲウラコニギイ(Meira geulakonigii)+TX、メタリジウム・アニソプリアエ(Metarhizium anisopliae)(Met52(登録商標))+TX、メタリジウム・アニソプリアエ(Metarhizium anisopliae)(Destruxin WP(登録商標))+TX、メチニコビア・フルチコラ(Metschnikowia fruticola)(Shemer(登録商標))+TX、メチニコビア・プルケリマ(Metschnikowia pulcherrima)+TX、ミクロドキウム・ジメラム(Microdochium dimerum)(Antibot(登録商標))+TX、ミクロモノスポラ・コエルレア(Micromonospora coerulea)+TX、ミクロスファエロプシス・オクラセア(Microsphaeropsis ochracea)+TX、ムスコドル・アルバス(Muscodor albus)620(Muscudor(登録商標))+TX、ムスコドル・ロセウス(Muscodor roseus)菌株A3-5+TX、ミコルヒザエ属(Mycorrhizae spp.)(AMykor(登録商標)+TX、Root Maximizer(登録商標))+TX、ミロテシウム・ベルカリア(Myrothecium verrucaria)菌株AARC-0255(DiTera(登録商標))+TX、BROS PLUS(登録商標)+TX、オフィオストマ・ピリフェルム(Ophiostoma piliferum)菌株D97(Sylvanex(登録商標))+TX、パエシロマイセス・ファリノサス(Paecilomyces farinosus)+TX、パエシロマイセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(PFR-97(登録商標)+TX、PreFeRal(登録商標))+TX、パエシロマイセス・リナシヌス(Paecilomyces linacinus)(Biostat WP(登録商標))+TX、パエシロマイセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)菌株251(MeloCon WG(登録商標))+TX、パエニバチルス・ポリミクサ(Paenibacillus polymyxa)+TX、パントエア・アグロメランス(Pantoea agglomerans)(BlightBan C9-1(登録商標))+TX、パントエア属(Pantoea spp.)+TX、パスツーリア属(Pasteuria spp.)(Econem(登録商標))+TX、パスツーリア・ニシザワエ(Pasteuria nishizawae)+TX、ペニシリウム・オーランチオグリセウム(Penicillium aurantiogriseum)+TX、ペニシリウム・ビライ(Penicillium billai)(Jumpstart(登録商標)+TX、TagTeam(登録商標))+TX、ペニシリウム・ブレビコンパクタム(Penicillium brevicompactum)+TX、ペニシリウム・フレクエンタンス(Penicillium frequentans)+TX、ペニシリウム・グリセオフルバム(Penicillium griseofulvum)+TX、ペニシリウム・プルプロゲナム(Penicillium purpurogenum)+TX、ペニシリウム属(Penicillium spp.)+TX、ペニシリウム・ビリディカタム(Penicillium viridicatum)+TX、フレビオプシス・ギガンテアン(Phlebiopsis gigantean)(Rotstop(登録商標))+TX、リン溶解菌(Phosphomeal(登録商標))+TX、フィトフトラ・クリプトゲア(Phytophthora cryptogea)+TX、フィトフトラ・パルミボラ(Phytophthora palmivora)(Devine(登録商標))+TX、ピチア・アノマラ(Pichia anomala)+TX、ピチア・グイレルモンディイ(Pichia guilermondii)+TX、ピチア・メンブラナエファイエンス(Pichia membranaefaciens)+TX、ピチア・オニキス(Pichia onychis)+TX、ピチア・スチピテス(Pichia stipites)+TX、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)+TX、シュードモナス・アウレオファシエンス(Pseudomonas aureofasciens)(Spot-Less Biofungicide(登録商標))+TX、シュードモナス・セパシア(Pseudomonas cepacia)+TX、シュードモナス・クロロラフィス(Pseudomonas chlororaphis)(AtEze(登録商標))+TX、
シュードモナス・コルゲート(Pseudomonas corrugate)+TX、シュードモナス・フルオレッセンス(Pseudomonas fluorescens)菌株A506(BlightBan A506(登録商標))+TX、シュードモナス・プチダ(Pseudomonas putida)+TX、シュードモナス・リアクタンス(Pseudomonas reactans)+TX、シュードモナス属(Pseudomonas spp.)+TX、シュードモナス・シリンガエ(Pseudomonas syringae)(Bio-Save(登録商標))+TX、シュードモナス・ビリジフラバ(Pseudomonas viridiflava)+TX、シュードモナス・フルオレッセンス(Pseudomons fluorescens)(Zequanox(登録商標))+TX、シュードジマ・フロックロサ(Pseudozyma flocculosa)菌株PF-A22UL(Sporodex L(登録商標))+TX、プッシニア・カナリクラタ(Puccinia canaliculata)+TX、プッシニア・トラスペオス(Puccinia thlaspeos)(Wood Warrior(登録商標))+TX、ピシウム・パロエカンドラム(Pythium paroecandrum)+TX、ピシウム・オリガンドラム(Pythium oligandrum)(Polygandron(登録商標)+TX、Polyversum(登録商標))+TX、ピシウム・ペリプロカム(Pythium periplocum)+TX、ラネラ・アクアチリス(Rhanella aquatilis)+TX、ラネラ属(Rhanella spp.)+TX、根粒菌(Rhizobia)(Dormal(登録商標)+TX、Vault(登録商標))+TX、リゾクトニア(Rhizoctonia)+TX、ロドコッカス・グロベルラス(Rhodococcus globerulus)菌株AQ719+TX、ロドスポリジウム・ディオボバタム(Rhodosporidium diobovatum)+TX、ロドスポリジウム・トルロイデス(Rhodosporidium toruloides)+TX、ロドトルラ属(Rhodotorula spp.)+TX、ドトトルラ・グルチニス(Rhodotorula glutinis)+TX、ロドトルラ・グラミニス(Rhodotorula graminis)+TX、ロドトルラ・ムシラグノサ(Rhodotorula mucilagnosa)+TX、ロドトルラ・ルブラ(Rhodotorula rubra)+TX、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)+TX、サリノコッカス・ロセウス(Salinococcus roseus)+TX、スクレロチニア・ミノル(Sclerotinia minor)+TX、スクレロチニア・ミノル(Sclerotinia minor)(SARRITOR(登録商標))+TX、スキタリジウム属(Scytalidium spp.)+TX、スキタリジウム・ウレジニコラ(Scytalidium uredinicola)+TX、シロイチモジヨトウ核多角体病ウイルス(Spodoptera exigua nuclear polyhedrosis virus)(Spod-X(登録商標)+TX、Spexit(登録商標))+TX、セラチア・マルセッセンス(Serratia marcescens)+TX、セラチア・プリムシカ(Serratia plymuthica)+TX、セラチア属(Serratia spp.)+TX、ソルダリア・フィミコラ(Sordaria fimicola)+TX、エジプトヨトウ核多核体ウイルス(Spodoptera littoralis nucleopolyhedrovirus)(Littovir(登録商標))+TX、スポロボロミセス・ロセウス(Sporobolomyces roseus)+TX、ステノトロホモナス・マルトフィリア(Stenotrophomonas maltophilia)+TX、ストレプトマイセス・アヒグロスコピクス(Streptomyces ahygroscopicus)+TX、ストレプトマイセス・アルバダンカス(Streptomyces albaduncus)+TX、ストレプトマイセス・エクスフォリエアテス(Streptomyces exfoliates)+TX、ストレプトマイセス・ガルバス(Streptomyces galbus)+TX、ストレプトマイセス・グリセオプラナス(Streptomyces griseoplanus)+TX、ストレプトマイセス・グリセオビリディス(Streptomyces griseoviridis)(Mycostop(登録商標))+TX、ストレプトマイセス・リディカス(Streptomyces lydicus)(Actinovate(登録商標))+TX、ストレプトマイセス・リディカス(Streptomyces lydicus)WYEC-108(ActinoGrow(登録商標))+TX、ストレプトマイセス・ビオラセウス(Streptomyces violaceus)+TX、チレチオプシス・ミノル(Tilletiopsis minor)+TX、チレチオプシス属(Tilletiopsis spp.)+TX、トリコデルマ・アスペレラム(Trichoderma asperellum)(T34 Biocontrol(登録商標))+TX、トリコデルマ・ガムシイ(Trichoderma gamsii)(Tenet(登録商標))+TX、トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)(Plantmate(登録商標))+TX、トリコデルマ・ハマタム(Trichoderma hamatum)TH382+TX、トリコデルマ・ハルジアナム・リファイ(Trichoderma harzianum rifai)(Mycostar(登録商標))+TX、トリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)T-22(Trianum-P(登録商標)+TX、PlantShield HC(登録商標)+TX、RootShield(登録商標)+TX、Trianum-G(登録商標))+TX、トリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)T-39(Trichodex(登録商標))+TX、トリコデルマ・インハマタム(Trichoderma inhamatum)+TX、トリコデルマ・コニンギイ(Trichoderma koningii)+TX、トリコデルマ属(Trichoderma spp.)LC52(Sentinel(登録商標))+TX、トリコデルマ・リグノラム(Trichoderma lignorum)+TX、トリコデルマ・ロンギブラチアタム(Trichoderma longibrachiatum)+TX、トリコデルマ・ポリスポラム(Trichoderma polysporum)(Binab T(登録商標))+TX、トリコデルマ・タクシ(Trichoderma taxi)+TX、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)+TX、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)(旧名グリオクラジウム・ビレンス(Gliocladium virens)GL-21)(SoilGuard(登録商標))+TX、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)+TX、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)菌株ICC 080(Remedier(登録商標))+TX、トリコスポロン・プルランス(Trichosporon pullulans)+TX、トリコスポロン属(Trichosporon spp.)+TX、トリコテシウム属(Trichothecium spp.)+TX、トリコテシウム・ロセウム(Trichothecium roseum)+TX、アカエガマノホタケ(Typhula phacorrhiza)菌株94670+TX、アカエガマノホタケ(Typhula phacorrhiza)菌株94671+TX、ウロクラディウム・アトラム(Ulocladium atrum)+TX、ウロクラディウム・オウデマンシイ(Ulocladium oudemansii)(Botry-Zen(登録商標))+TX、ウスチラゴ・マイディス(Ustilago maydis)+TX、様々なバクテリア及び補助的な微量元素(Natural II(登録商標))+TX、様々な真菌(Millennium Microbes(登録商標))+TX、ベルチシリウム・クラミドスポリウム(Verticillium chlamydosporium)+TX、ベルチシリウム・レカニイ(Verticillium lecanii)(Mycotal(登録商標)+TX、Vertalec(登録商標))+TX、Vip3Aa20(VIPtera(登録商標))+TX、ビルギバチルス・マリスモルツイ(Virgibaclillus marismortui)+TX、キサントモナス・カムペストリスpv.ポアエ(Xanthomonas campestris pv.Poae)(Camperico(登録商標))+TX、ゼノラブダス・ボビエニイ(Xenorhabdus bovienii)+TX、ゼノラブダス・ネマトフィルス(Xenorhabdus nematophilus)などの微生物;及び
松根油(Retenol(登録商標))+TX、アザジラクチン(Plasma Neem Oil(登録商標)+TX、AzaGuard(登録商標)+TX、MeemAzal(登録商標)+TX、Molt-X(登録商標)+TX、Botanical IGR(Neemazad(登録商標)+TX、Neemix(登録商標))+TX、キャノーラ油(Lilly Miller Vegol(登録商標))+TX、アリタソウ(Chenopodium ambrosioides near ambrosioides)(Requiem(登録商標))+TX、キク(Chrysanthemum)抽出物(Crisant(登録商標))+TX、ニームオイル抽出物(Trilogy(登録商標))+TX、シソ(Labiatae)のエッセンシャルオイル(Botania(登録商標))+TX、クローブ、ローズマリー、ペパーミント及びタイムのオイルの抽出物(Garden insect killer(登録商標))+TX、グリシンベタイン(Greenstim(登録商標))+TX、ニンニク+TX、レモングラス油(GreenMatch(登録商標))+TX、ニームオイル+TX、イヌハッカ(Nepeta cataria)(キャットニップオイル)+TX、イヌハッカ(Nepeta cataria)+TX、ニコチン+TX、オレガノオイル(MossBuster(登録商標))+TX、ゴマ(Pedaliaceae)油(Nematon(登録商標))+TX、ジョチュウギク(pyrethrum)+TX、キラヤ・サポナリア(Quillaja saponaria)(NemaQ(登録商標))+TX、オオイタドリ(Reynoutria sachalinensis)(Regalia(登録商標)+TX、Sakalia(登録商標))+TX、ロテノン(Eco Roten(登録商標))+TX、ミカン(Rutaceae)植物抽出物(Soleo(登録商標))+TX、ダイズ油(Ortho ecosense(登録商標))+TX、ティーツリーオイル(Timorex Gold(登録商標))+TX、タイム油+TX、AGNIQUE(登録商標) MMF+TX、BugOil(登録商標)+TX、ローズマリー、ゴマ、ペパーミント、タイム及びシナモンの抽出物の混合物(EF 300(登録商標))+TX、クローブ、ローズマリー及びペパーミントの抽出物の混合物(EF400(登録商標))+TX、クローブ、ペパーミント、ニンニク油及びミントの混合物(Soil Shot(登録商標))+TX、カオリン(Screen(登録商標))+TX、褐藻の貯蔵グルカン(Laminarin(登録商標))などの植物抽出物;及び
クロネハイイロハマキ(blackheaded fireworm)フェロモン(3M Sprayable Blackheaded Fireworm Pheromone(登録商標))+TX、コドリンガ(Codling Moth)フェロモン(Paramount dispenser-(CM)/Isomate C-Plus(登録商標))+TX、グレープベリーモス(Grape Berry Moth)フェロモン(3M MEC-GBM Sprayable Pheromone(登録商標))+TX、ハマキムシ(Leafroller)フェロモン(3M MEC-LR Sprayable Pheromone(登録商標))+TX、ムスカモン(Muscamone)(Snip7 Fly Bait(登録商標)+TX、Starbar Premium Fly Bait(登録商標))+TX、ナシヒメシンクイフェロモン(Oriental Fruit Moth)(3M oriental fruit moth sprayable pheromone(登録商標))+TX、スカシバガ幼虫(Peachtree Borer)フェロモン(Isomate-P(登録商標))+TX、トマトピンワーム(tomato pinworm)フェロモン(3M Sprayable pheromone(登録商標))+TX、エントスタット(Entostat)粉末(ヤシの木からの抽出物)(Exosex CM(登録商標))+TX、(E+TX、Z+TX、Z)-3+TX、8+TX、11テトラデカトリエニルアセテート+TX、(Z+TX、Z+TX、E)-7+TX、11+TX、13-ヘキサデカトリエナル+TX、(E+TX、Z)-7+TX、9-ドデカジエン-1-イルアセテート+TX、2-メチル-1-ブタノール+TX、酢酸カルシウム+TX、Scenturion(登録商標)+TX、Biolure(登録商標)+TX、Check-Mate(登録商標)+TX、ラバンズリルセネシオエートなどのフェロモン;及び
アブラコバチ(Aphelinus abdominalis)+TX、エルビアブラバチ(Aphidius ervi)(Aphelinus-System(登録商標))+TX、アセロファグス・パパイヤ(Acerophagus papaya)+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Adalia-System(登録商標))+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Adaline(登録商標))+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Aphidalia(登録商標))+TX、アゲニアスピス・シトリコラ(Ageniaspis citricola)+TX、アゲニアスピス・フシコリス(Ageniaspis fuscicollis)+TX、アムブリセイウス・アンデルソニ(Amblyseius andersoni)(Anderline(登録商標)+TX、Andersoni-System(登録商標))+TX、アムブリセイウス・カリホルニクス(Amblyseius californicus)(Amblyline(登録商標)+TX、Spical(登録商標))+TX、ククメリスカブリダニ(Amblyseius cucumeris(Thripex(登録商標)+TX、Bugline cucumeris(登録商標))+TX、ファラシスカブリダニ(Amblyseius fallacis)(Fallacis(登録商標))+TX、スワルスキーカブリダニ(Amblyseius swirskii)(Bugline swirskii(登録商標)+TX、Swirskii-Mite(登録商標))+TX、
ケナガカブリダニ(Amblyseius womersleyi)(WomerMite(登録商標))+TX、アミタス・ヘスペリダム(Amitus hesperidum)+TX、アナグラス・アトマス(Anagrus atomus)+TX、アナギラス・フスシベントリス(Anagyrus fusciventris)+TX、アナギラス・カマリ(Anagyrus kamali)+TX、アナギラス・ロエッキ(Anagyrus loecki)+TX、アナギラス・シュードコッキ(Anagyrus pseudococci)(Citripar(登録商標))+TX、アニセタス・ベネフィセス(Anicetus benefices)+TX、ゾウムシコガネコバチ(Anisopteromalus calandrae)+TX、アントコリス・ネモラリス(Anthocoris nemoralis)(Anthocoris-System(登録商標))+TX、アブラコバチ(Aphelinus abdominalis)(Apheline(登録商標)+TX、Aphiline(登録商標))+TX、チャバラアブラコバチ(Aphelinus asychis)+TX、コレマンアブラバチ(Aphidius colemani)(Aphipar(登録商標))+TX、エルビアブラバチ(Aphidius ervi)(Ervipar(登録商標))+TX、ギフアブラバチ(Aphidius gifuensis)+TX、アフィディウス・マトリカリエ(Aphidius matricariae)(Aphipar-M(登録商標))+TX、ショクガタマバエ(Aphidoletes aphidimyza)(Aphidend(登録商標))+TX、ショクガタマバエ(Aphidoletes aphidimyza)(Aphidoline(登録商標))+TX、アフィティス・リングナネンシス(Aphytis lingnanensis)+TX、アフィティス・メリナス(Aphytis melinus)+TX、アプロストセタス・ハゲノウィイ(Aprostocetus hagenowii)+TX、メナシヒメハネカクシ(Atheta coriaria)(Staphyline(登録商標))+TX、マルハナバチ属(Bombus spp.)+TX、セイヨウオオマルハナバチ(Bombus terrestris)(Natupol Beehive(登録商標))+TX、セイヨウオオマルハナバチ(Bombus terrestris)(Beeline(登録商標)+TX、Tripol(登録商標))+TX、セファロノミア・ステファノデリス(Cephalonomia stephanoderis)+TX、キロコラス・ニグリタス(Chilocorus nigritus)+TX、ヤマトクサカゲロウ(Chrysoperla carnea)(Chrysoline(登録商標))+TX、ヤマトクサカゲロウ(Chrysoperla carnea)(Chrysopa(登録商標))+TX、クリソペルラ・ルフィラブリス(Chrysoperla rufilabris)+TX、シロスピラス・インゲヌウス(Cirrospilus ingenuus)+TX、シロスピラス・クアドリストリアタス(Cirrospilus quadristriatus)+TX、シトロスティクス・フィロクニストイデス(Citrostichus phyllocnistoides)+TX、クロステロセラス・チャマエレオン(Closterocerus chamaeleon)+TX、クロステロセラス属(Closterocerus spp.)+TX、コッシドキセノイデス・ペルミヌタス(Coccidoxenoides perminutus)(Planopar(登録商標))+TX、コッコファガス・コウペリ(Coccophagus cowperi)+TX、コッコファガス・リシムニア(Coccophagus lycimnia)+TX、コテシア・フラビペス(Cotesia flavipes)+TX、コテシア・プルテラエ(Cotesia plutellae)+TX、ツマアカオオヒメテントウ(Cryptolaemus montrouzieri)(Cryptobug(登録商標)+TX、Cryptoline(登録商標))+TX、キムネタマキスイ(Cybocephalus nipponicus)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(Minusa(登録商標))+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(Diminex(登録商標))+TX、
デルファスタス・カタリナエ(Delphastus catalinae)(Delphastus(登録商標))+TX、デルファスタス・プシルス(Delphastus pusillus)+TX、ディアカスミモルファ・クラウシイ(Diachasmimorpha krausii)+TX、ディアカスミモルファ・ロンギカウダタ(Diachasmimorpha longicaudata)+TX、ディアパルシス・ジュクンダ(Diaparsis jucunda)+TX、ディアホレンシルタス・アリガルヘンシス(Diaphorencyrtus aligarhensis)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(Miglyphus(登録商標)+TX、Digline(登録商標))+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(DacDigline(登録商標)+TX、Minex(登録商標))+TX、ディベルシネルバス属(Diversinervus spp.)+TX、エンカルシア・シトリナ(Encarsia citrina)+TX、オンシツツヤコバチ(Encarsia formosa)(Encarsia max(登録商標)+TX、Encarline(登録商標)+TX、En-Strip(登録商標))+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Enermix(登録商標))+TX、エンカルシア・グアデロウパエ(Encarsia guadeloupae)+TX、エンカルシア・ハイチエンシス(Encarsia haitiensis)+TX、ホソヒラタアブ(Episyrphus balteatus)(Syrphidend(登録商標))+TX、エレトモセリス・シホニニ(Eretmoceris siphonini)+TX、エレトモセルス・カリフォルニカス(Eretmocerus californicus)+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Ercal(登録商標)+TX、Eretline e(登録商標))+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Bemimix(登録商標))+TX、エレトモセラス・ハヤチ(Eretmocerus hayati)+TX、ムンダスツヤコバチ(Eretmocerus mundus)(Bemipar(登録商標)+TX、Eretline m(登録商標))+TX、エレトモセラス・シホニニ(Eretmocerus siphonini)+TX、エクソコマス・クアドリプスツラタス(Exochomus quadripustulatus)+TX、ハダニタマバエ(Feltiella acarisuga)(Spidend(登録商標))+TX、ハダニタマバエ(Feltiella acarisuga)(Feltiline(登録商標))+TX、フォピウス・アリサナス(Fopius arisanus)+TX、フォピウス・セラチチボラス(Fopius ceratitivorus)+TX、ホルモノネチン(Wirless Beehome(登録商標))+TX、アリガタシマアザミウマ(Franklinothrips vespiformis)(Vespop(登録商標))+TX、ガレンドロマス・オキシデンタリス(Galendromus occidentalis)+TX、ゴニオザス・レグネリ(Goniozus legneri)+TX、ハブロブラコン・ヘベトル(Habrobracon hebetor)+TX、ナミテントウ(Harmonia axyridis)(HarmoBeetle(登録商標))+TX、ヘテロラブディティス属(Heterorhabditis spp.)(Lawn Patrol(登録商標))+TX、ヘテロルハブディティス・バクテリオホラ(Heterorhabditis bacteriophora)(NemaShield HB(登録商標)+TX、Nemaseek(登録商標)+TX、Terranem-Nam(登録商標)+TX、Terranem(登録商標)+TX、Larvanem(登録商標)+TX、B-Green(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nematop(登録商標))+TX、ヘテロラブディティス・メギディス(Heterorhabditis megidis)(Nemasys H(登録商標)+TX、BioNem H(登録商標)+TX、Exhibitline hm(登録商標)+TX、Larvanem-M(登録商標))+TX、サカハチテントウ(Hippodamia convergens)+TX、ハイポアスピス・アクレイフェル(Hypoaspis aculeifer)(Aculeifer-System(登録商標)+TX、Entomite-A(登録商標))+TX、ハイポアスピス・ミレス(Hypoaspis miles)(Hypoline m(登録商標)+TX、Entomite-M(登録商標))+TX、ルバリア・ロイコスポイデス(Lbalia leucospoides)+TX、レカノイデウス・フロッキシムス(Lecanoideus floccissimus)+TX、レモファガス・エラバンダス(Lemophagus errabundus)+TX、レプトマスチデア・アブノルミス(Leptomastidea abnormis)+TX、フジコナヒゲナガトビコバチ(Leptomastix dactylopii)(Leptopar(登録商標))+TX、ヒゲナガトビコバチ(Leptomastix epona)+TX、リンドラス・ロファンタエ(Lindorus lophanthae)+TX、リポレクシス・オレグマエ(Lipolexis oregmae)+TX、キンバエ(Lucilia caesar)(Natufly(登録商標))+TX、リシフレバス・テスタセイペス(Lysiphlebus testaceipes)+TX、マクロロフス・カリジノサス(Macrolophus caliginosus)(Mirical-N(登録商標)+TX、Macroline c(登録商標)+TX、Mirical(登録商標))+TX、メソセイウルス・ロンギペス(Mesoseiulus longipes)+TX、メタフィカス・フラバス(Metaphycus flavus)+TX、メタフィカス・ロウンスブリイ(Metaphycus lounsburyi)+TX、コチャバネヒメカゲロウ(Micromus angulatus)(Milacewing(登録商標))+TX、ミクロテリス・フラバス(Microterys flavus)+TX、ムシディフラクス・ラプトレラス(Muscidifurax raptorellus)及びスパランギア・カメロニ(Spalangia cameroni)(Biopar(登録商標))+TX、ネオドリナス・チフロシバエ(Neodryinus typhlocybae)+TX、
ネオセイウラス・カリホルニクス(Neoseiulus californicus)+TX、ネオセイウラス・ククメリス(Neoseiulus cucumeris)(THRYPEX(登録商標))+TX、ネオセイウラス・ファラシス(Neoseiulus fallacis)+TX、ネシデオコリス・テヌイス(Nesideocoris tenuis)(NesidioBug(登録商標)+TX、Nesibug(登録商標))+TX、オフィラ・アエネッセンス(Ophyra aenescens)(Biofly(登録商標))+TX、オリウス・インシジオサス(Orius insidiosus)(Thripor-I(登録商標)+TX、Oriline i(登録商標))+TX、オリウス・ラエビガタス(Orius laevigatus)(Thripor-L(登録商標)+TX、Oriline l(登録商標))+TX、オリウス・マジュスクルス(Orius majusculus)(Oriline m(登録商標))+TX、オリウス・ストリギコリス(Orius strigicollis)(Thripor-S(登録商標))+TX、パウエシア・ジュニペロラム(Pauesia juniperorum)+TX、ペディオビウス・ホベオラタス(Pediobius foveolatus)+TX、ファスマラブディティス・ヘルマフロディタ(Phasmarhabditis hermaphrodita)(Nemaslug(登録商標))+TX、フィマスチクス・コフェア(Phymastichus coffea)+TX、フィトセイウラス・マクロピルス(Phytoseiulus macropilus)+TX、チリカブリダニ(Phytoseiulus persimilis)(Spidex(登録商標)+TX、Phytoline p(登録商標))+TX、ポディサス・マクリベントリス(Podisus maculiventris)(Podisus(登録商標))+TX、シューダクテオン・カルバタス(Pseudacteon curvatus)+TX、シューダクテオン・オブツサス(Pseudacteon obtusus)+TX、シューダクテオン・トリカスピス(Pseudacteon tricuspis)+TX、シューダフィカス・マクリペニス(Pseudaphycus maculipennis)+TX、シュードレプトマスティクス・メキシカナ(Pseudleptomastix mexicana)+TX、プシラエファガス・ピロサス(Psyllaephagus pilosus)+TX、プシッタリア・コンコロル(Psyttalia concolor)(複合体)+TX、クアドラスティクス属(Quadrastichus spp.)+TX、リゾビウス・ロファンタエ(Rhyzobius lophanthae)+TX、ベダリアテントウ(Rodolia cardinalis)+TX、ルミナ・デコラテ(Rumina decollate)+TX、セミエラケル・ペチオラタス(Semielacher petiolatus)+TX、シトビオン・アヴェナエ(Sitobion avenae)(Ervibank(登録商標))+TX、ステイネルネマ・カルポカプサエ(Steinernema carpocapsae)(Nematac C(登録商標)+TX、Millenium(登録商標)+TX、BioNem C(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nemastar(登録商標)+TX、Capsanem(登録商標))+TX、ステイネルネマ・フェルチアエ(Steinernema feltiae)(NemaShield(登録商標)+TX、Nemasys F(登録商標)+TX、BioNem F(登録商標)+TX、Steinernema-System(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nemaplus(登録商標)+TX、Exhibitline sf(登録商標)+TX、Scia-rid(登録商標)+TX、Entonem(登録商標))+TX、ステイネルネマ・クラウセイ(Steinernema kraussei)(Nemasys L(登録商標)+TX、BioNem L(登録商標)+TX、Exhibitline srb(登録商標))+TX、ステイネルネマ・リオブラベ(Steinernema riobrave)(BioVector(登録商標)+TX、BioVektor(登録商標))+TX、ステイネルネマ・スカプテリスキ(Steinernema scapterisci)(Nematac S(登録商標))+TX、ステイネルネマ属(Steinernema spp.)+TX、ステイネルネマチド属(Steinernematid spp.)(Guardian Nematodes(登録商標))+TX、ステトルス・パンクチラム(Stethorus punctillum)(Stethorus(登録商標))+TX、タマリキシア・ラディアテ(Tamarixia radiate)+TX、テトラスティクス・セティフェル(Tetrastichus setifer)+TX、トリポビウス・セミルテウス(Thripobius semiluteus)+TX、チュウゴクオナガコバチ(Torymus sinensis)+TX、トリコグラマ・ブラッシカエ(Trichogramma brassicae)(Tricholine b(登録商標))+TX、トリコグラマ・ブラッシカエ(Trichogramma brassicae)(Tricho-Strip(登録商標))+TX、トリコグラマ・エヴァネセンス(Trichogramma evanescens)+TX、トリコグラマ・ミヌタム(Trichogramma minutum)+TX、トリコグラマ・オストリニアエ(Trichogramma ostriniae)+TX、トリコグラマ・プラトネリ(Trichogramma platneri)+TX、トリコグラマ・プレチオサム(Trichogramma pretiosum)+TX、キアシキイロヒラタヒメバチ(Xanthopimpla stemmator)などの虫;及び
アブシジン酸+TX、bioSea(登録商標)+TX、ムラサキウロコタケ(Chondrostereum purpureum)(Chontrol Paste(登録商標))+TX、コレトトリカム・グロエオスポリオイデス(Colletotrichum gloeosporioides)(Collego(登録商標))+TX、オクタン酸銅(Cueva(登録商標))+TX、デルタ・トラプス(Delta traps)(Trapline d(登録商標))+TX、エルウィニア・アミロボラ(Erwinia amylovora)(Harpin)(ProAct(登録商標)+TX、Ni-HIBIT Gold CST(登録商標))+TX、リン酸第二鉄(Ferramol(登録商標))+TX、ろうとトラップ(Trapline y(登録商標))+TX、Gallex(登録商標)+TX、Grower’s Secret(登録商標)+TX、ホモブラソノリド(Homo-brassonolide)+TX、リン酸鉄(Lilly Miller Worry Free Ferramol Slug&Snail Bait(登録商標))+TX、MCPヘイルトラップ(MCP hail trap)(Trapline f(登録商標))+TX、ミクロトナス・ヒペロダエ(Microctonus hyperodae)+TX、ミコレプトディスカス・テレストリス(Mycoleptodiscus terrestris)(Des-X(登録商標))+TX、BioGain(登録商標)+TX、Aminomite(登録商標)+TX、Zenox(登録商標)+TX、フェロモントラップ(Thripline ams(登録商標))+TX、重炭酸カリウム(MilStop(登録商標))+TX、脂肪酸のカリウム塩(Sanova(登録商標))+TX、ケイ酸カリウム溶液(Sil-Matrix(登録商標))+TX、ヨウ化カリウム+チオシアン酸カリウム(Enzicur(登録商標))+TX、SuffOil-X(登録商標)+TX、クモ毒+TX、ノセマ・ロカスタエ(Nosema locustae)(Semaspore Organic Grasshopper Control(登録商標))+TX、粘着トラップ(Trapline YF(登録商標)+TX、Rebell Amarillo(登録商標))+TX及びトラップ(Takitrapline y+b(登録商標))+TXなどの他の生物製剤;又は
ブロフルトリネート+TX、ジフロビダジン+TX、フロメトキン+TX、フルヘキサフォン+TX、コナガ顆粒病ウイルス(Plutella xylostella Granulosis virus)+TX、コドリンガ顆粒病ウイルス(Cydia pomonella Granulosis virus)+TX、イミシアホス+TX、ニセタバコガ核多角体病ウイルス(Heliothis virescens Nucleopolyhedrovirus)+TX、ヘリオティス・パンクティゲラ核多角体病ウイルス(Heliothis punctigera Nucleopolyhedrovirus)+TX、アメリカタバコガ核多角体病ウイルス(Helicoverpa zea Nucleopolyhedrovirus)+TX、ツマジロクサヨトウ核多角体病ウイルス(Spodoptera frugiperda Nucleopolyhedrovirus)+TX、コナガ核多角体病ウイルス(Plutella xylostella Nucleopolyhedrovirus)+TX、p-シメン+TX、ピフルブミド+TX、ピラフルプロール+TX、QRD420+TX、QRD452+TX、QRD460+TX、テルペノイドブレンド+TX、テルペノイド+TX、テトラニリプロール+TX及びα-テルピネン+TXから選択される生物活性な化合物若しくは薬剤;又は
コードAE1887196(BSC-BX60309)+TX、コードNNI-0745GR+TX、コードIKI-3106+TX、コードJT-L001+TX、コードZNQ-08056+TX、コードIPPA152201+TX、コードHNPC-A9908(CAS:[660411-21-2])+TX、コードHNPC-A2005(CAS:[860028-12-2])+TX、コードJS118+TX、コードZJ0967+TX、コードZJ2242+TX、コードJS7119(CAS:[929545-74-4])+TX、コードSN-1172+TX、コードHNPC-A9835+TX、コードHNPC-A9955+TX、コードHNPC-A3061+TX、コードChuanhua89-1+TX、コードIPP-10+TX、コードZJ3265+TX、コードJS9117+TX、コードZJ3757+TX、コードZJ4042+TX、コードZJ4014+TX、コードITM-121+TX、コードDPX-RAB55(DKI-2301)+TX、コードNA-89+TX、コードMIE-1209+TX、コードMCI-8007+TX、コードBCS-CL73507+TX、コードS-1871+TX、コードDPX-RDS63+TX、キノフメリン+TX、メフェントリフルコナゾール+TX、フェンピコキサミド+TX、フルインダピル+TX、インピルフルキサム+TX又はインジフルメトピル+TX、イソフルシプラム+TX、ピラプロポイン+TX、フロリルピコキサミド+TX、メチルテトラプロール+TX、イプフルフェノキン+TX、ピリダクロメチル+TX又はクロピリジフル+TX、テトラクロラントラニリプロール+TX、テトラクロラニリプロール+TX、チクロピラゾフロル+TX、フルピリミン+TX又はピリフルラミド+TX、ベンズピリモキサン+TX、ベンゾスフィル+TX又はオキサゾスルフィル+TX、エトピラフェン+TX、アシノナピル+TX又はピリノナフェン+TX、オキソトリオン+TX、ビクスロゾン+TX又はクロフェンジゾン+TX又はジクロロキシゾン+TX、シクロピラニル+TX又はピラゾシクロニル+TX又はシクロピラゾニル+TX、α-ブロマジオロン+TX、コードAKD-1193+TX、オキサチアピプロリン+TX、フルオピラム+TX、ペンフルフェン+TX、フルオキソピロサド+TX及びフルピラジフロン+TXなどの、コード+TXによって参照される有効な物質。
【0257】
有効成分の後ろの角括弧における参照番号、例えば[3878-19-1]は、ケミカルアブストラクツ登録番号を意味する。上記の混合の相手は公知である。有効成分が、“The Pesticide Manual”[The Pesticide Manual-A World Compendium;Thirteenth Edition; Editor:C.D.S.Tomlin;英国作物保護協議会(The British Crop Protection Council)]に含まれている場合、それらは、特定の化合物について上記において丸括弧中に示される項目番号でその中に記載されており;例えば、「アバメクチン」という化合物は、項目番号(1)で記載されている。「[CCN]」が、上記において特定の化合物に付加されている場合、該当する化合物は、“Compendium of Pesticide Common Names”に含まれており、それは、インターネット上でアクセス可能であり[A.Wood;Compendium of Pesticide Common Names,(著作権)1995-2004];例えば、「アセトプロール」という化合物は、インターネットアドレス:http://www.alanwood.net/pesticides/acetoprole.htmlに記載されている。
【0258】
上記の有効成分のほとんどは、上記においていわゆる「一般名」で呼ばれ、関連する「ISO一般名」又は別の「一般名」が、個々の場合に使用される。表記が「一般名」でない場合、代わりに使用される表記の性質が、特定の化合物について丸括弧中に示され;その場合、IUPAC名、IUPAC/ケミカルアブストラクツ名、「化学名」、「慣用名」、「化合物名」又は「開発コード」が使用され、或いはそれらの表記の1つも使用されず、「一般名」も使用されない場合、「代替名」が用いられる。「CAS登録番号」は、ケミカルアブストラクル登録番号を意味する。
【0259】
表1~12及びPから選択される式Iの化合物と、上記の有効成分との有効成分混合物は、表1~12及びPから選択される化合物及び上記の有効成分を好ましくは100:1~1:6000、特に50:1~1:50の混合比、より特に20:1~1:20、さらにより特に10:1~1:10、非常に特に5:1及び1:5の比率で(2:1~1:2の比率が特に好ましく、4:1~2:1の比率が同様に好ましい)、とりわけ1:1、又は5:1、又は5:2、又は5:3、又は5:4、又は4:1、又は4:2、又は4:3、又は3:1、又は3:2、又は2:1、又は1:5、又は2:5、又は3:5、又は4:5、又は1:4、又は2:4、又は3:4、又は1:3、又は2:3、又は1:2、又は1:600、又は1:300、又は1:150、又は1:35、又は2:35、又は4:35、又は1:75、又は2:75、又は4:75、又は1:6000、又は1:3000、又は1:1500、又は1:350、又は2:350、又は4:350、又は1:750、又は2:750、又は4:750の比率で含む。それらの混合比は、重量基準である。
【0260】
一実施形態において、上記の混合物は、有害生物を防除するための方法に使用され得、この方法は、上記の混合物を含む組成物を有害生物又はその環境に施用する工程を含むが、手術又は治療による人又は温血動物の身体の治療のための方法及び人又は温血動物の身体において実施される診断方法を除く。
【0261】
表1~12及びPから選択される式Iの化合物と、上記の1つ又は複数の有効成分とを含む混合物は、例えば、単一のレディミックス(ready-mix)形態において、「タンクミックス」などの、単一の有効成分の別個の製剤から構成される組み合わされたスプレー混合物として及び逐次、すなわち数時間又は数日間などのかなり短い期間で次々に施用される場合、単一の有効成分の併用で施用され得る。表1~12及びPから選択される式Iの化合物及び上記の有効成分を施用する順序は、本発明を行うのに重要でない。
【0262】
本発明に係る組成物は、安定剤、例えば非エポキシ化又はエポキシ化植物油(例えば、エポキシ化ヤシ油、ナタネ油又は大豆油)、消泡剤、例えばシリコーン油、防腐剤、粘性調節剤、結合剤及び/又は粘着付与剤、肥料又は特定の効果を得るための他の有効成分、例えば殺菌剤、殺真菌剤、殺線虫剤、植物活性化剤、殺軟体動物剤又は除草剤などの、さらなる固体又は液体助剤も含み得る。
【0263】
本発明に係る組成物は、例えば、固体有効成分を粉砕し、篩にかけ及び/又は圧縮することにより、助剤の非存在下において及び例えば有効成分を1つ又は複数の助剤と均質混合し、及び/又は粉砕することにより、少なくとも1つの助剤の存在下においてそれ自体公知の方法で調製される。この組成物の調製のためのこれらの方法及びこれらの組成物の調製のための化合物Iの使用も本発明の主題である。
【0264】
この組成物のための施用方法、すなわち噴霧、霧化(atomizing)、散布、はけ塗り(brushing on)、粉衣(dressing)、拡散(scattering)又は注ぎかけ(pouring)(これらは、一般的な状況における意図される目的に合わせて選択されるべきである)などの、上記のタイプの有害生物を防除する方法及び上記のタイプの有害生物を防除するための組成物の使用が、本発明の他の主題である。典型的な濃度の比率は、0.1~1000ppm、好ましくは0.1~500ppmの有効成分である。1ヘクタール当たりの施用量は、一般に、1ヘクタール当たり1~2000gの有効成分、特に10~1000g/ha、好ましくは10~600g/haである。
【0265】
作物保護の分野における施用の好ましい方法は、植物の茎葉への施用(葉面施用)であり、該当する有害生物による寄生の危険性に合わせて施用頻度及び施用量を選択することができる。或いは、有効成分は、植物の生息地に液体組成物を潅注することにより、又は固体形態の有効成分を植物の生息地、例えば土壌中に例えば粒剤の形態で導入すること(土壌施用)により、根系(全身作用)を介して植物に到達することができる。水稲植物の場合、このような粒剤は、水田に計量供給され得る。
【0266】
本発明の化合物及びその組成物は、上記のタイプの有害生物からの、植物繁殖材料、例えば果実、塊茎又は穀粒などの種子又は苗の保護にも好適である。繁殖材料は、植え付けの前にこの化合物で処理され得、例えば、種子は、種まきの前に処理され得る。或いは、この化合物は、種子仁を液体組成物に浸漬することによって又は固体組成物の層を塗布することによって種子仁に塗付され得る(コーティング)。繁殖材料が施用の場所に植え付けられる場合、この組成物を例えばドリルまき(drilling)の際に畝間に施用することも可能である。植物繁殖材料のためのこれらの処理方法及びこのように処理された植物繁殖材料は、本発明のさらなる主題である。典型的な処理率は、植物及び防除される有害生物/真菌に応じて決まり、一般に、100kgの種子当たり1~200グラム、好ましくは100kgの種子当たり5~150グラム(100kgの種子当たり10~100グラムなど)である。
【0267】
種子という用語は、真正種子(true seed)、種子片、吸枝、トウモロコシ粒(corn)、鱗茎、果実、塊茎、穀粒、根茎、挿し木、挿し芽(cut shoot)などを含むがこれらに限定されないあらゆる種類の種子及び植物の珠芽を包含し、好ましい実施形態において、真正種子を意味する。
【0268】
本発明は、式Iの化合物で被覆又は処理されるか、或いはそれを含有する種子も含む。「で被覆又は処理されるか及び/又はそれを含有する」という用語は、一般に、有効成分が、ほとんどの場合、施用時に種子の表面上にあるが、施用方法に応じて、成分の一部が、程度の差はあるが、種子材料中に浸透し得ることを示す。前記種子製品が(再度)植え付けられるとき、有効成分を吸収し得る。一実施形態において、本発明は、式(I)の化合物が付着された植物繁殖材料を利用可能にする。さらに、これにより、式(I)の化合物で処理された植物繁殖材料を含む組成物が利用可能になる。
【0269】
種子処理は、種子粉衣、種子コーティング、種子散布、種子浸漬及び種子ペレッティング(pelleting)などの、当該技術分野において公知の全ての好適な種子処理技術を含む。式(I)の化合物の種子処理適用は、種まきの前又は種まき/種子の植え付けの際に噴霧又は種子を散布することなどによる、任意の公知の方法によって行われ得る。
【0270】
生物学的実施例:
実施例B1:スポドプテラ・リットラリス(Spodoptera littoralis)(エジプトヨトウ)
ワタ葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10,000ppmのDMSO原液から調製した試験用水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉片に5匹のL1幼虫を寄生させた。試料を寄生3日後に未処理の試料と比較した死亡率、摂食阻害効果及び成長阻害について評価した。試験試料によるスポドプテラ・リットラリス(Spodoptera littoralis)の防除は、死亡率、摂食抑制効果及び成長阻害のカテゴリの少なくとも1つが未処理の試料よりも高い場合に得られる。
【0271】
以下の化合物が200ppmの施用量で少なくとも80%の防除をもたらした:P1、P2、P3、P5、P6、P7、P8、P9、P11、P12、P13、P14、P17、P18及びP19。
【0272】
実施例B2:スポドプテラ・リットラリス(Spodoptera littoralis)(エジプトヨトウ)
試験化合物をピペットによって10,000ppmのDMSO原液から24ウェルプレートに入れ、寒天と混合した。レタス種子を寒天上に置き、マルチウェルプレートを同様に寒天が入っている別のプレートによって閉じた。7日後、化合物は、根によって吸収され、レタスは、蓋プレート内へ成長した。その後、レタス葉を切り取り、蓋プレート内に入れた。スポドプテラ(Spodoptera)の卵を、プラスチックステンシルを介して、湿ったゲル吸取紙上にピペットでのせ、蓋プレートをこれで閉じた。試料を寄生6日後に未処理の試料と比較した死亡率、摂食阻害効果及び成長阻害について評価した。
【0273】
以下の化合物が12.5ppmの試験量で3つのカテゴリー(死亡率、摂食阻害効果又は成長阻害)の少なくとも1つにおいて少なくとも80%の効果を与えた:P3。
【0274】
実施例B3:プルテラ・キシロステラ(Plutella xylostella)(コナガ)
人工餌料の入った24ウェルマイクロタイタープレートを、ピペットにより10,000ppmのDMSO原液から調製した試験用水溶液で処理した。乾燥させた後、プレートにL2幼虫(1ウェル当たり10~15匹)を寄生させた。試料を寄生5日後に未処理の試料と比較した死亡率及び成長阻害について評価した。
【0275】
以下の化合物が200ppmの施用量で2つのカテゴリー(死亡率又は成長阻害)の少なくとも1つにおいて少なくとも80%の効果を与えた:P1、P2、P3、P6、P7、P8、P9、P10、P11、P12、P13、P14、P15、P16、P17、P18、P19及びP20。
【0276】
実施例B4:ディアブロチカ・バルテアタ(Diabrotica balteata)(トウモロコシハムシ)
24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天層上に置かれたトウモロコシの芽を、10,000ppmのDMSO原液から調製した試験用水溶液で噴霧により処理した。乾燥させた後、プレートにL2幼虫(1ウェル当たり6~10匹)を寄生させた。試料を寄生4日後に未処理の試料と比較した死亡率及び成長阻害について評価した。
【0277】
以下の化合物が200ppmの施用量で2つのカテゴリー(死亡率又は成長阻害)の少なくとも1つにおいて少なくとも80%の効果を与えた:P1、P2、P3、P5、P6、P7、P8、P9、P10、P11、P12、P13、P14、P17、P18、P19及びP20。
【0278】
実施例B5:マイザス・ペルシカエ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ)
ヒマワリの葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10,000ppmのDMSO原液から調製した試験用水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉片に様々な齢数のアブラムシ個体群を寄生させた。試料を寄生6日後に死亡率について評価した。
【0279】
以下の化合物が200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:P1、P2、P3、P5、P6、P7、P8、P9、P10、P11、P12、P14、P15、P16、P17、P18及びP20。
【0280】
実施例B6:マイザス・ペルシカエ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ)
様々な齢数のアブラムシ個体群を寄生させたエンドウマメの苗の根を、10,000ppmのDMSO原液から調製した試験用水溶液中に直接入れた。試験溶液中に苗を入れてから6日後の死亡率について試料を評価した。
【0281】
以下の化合物が24ppmの試験量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:P1、P3、P8、P15、P16及びP17。
【0282】
実施例B7:ベミシア・タバキ(Bemisia tabaci)(ワタコナジラミ)
ワタ葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10,000ppmのDMSO原液から調製した試験用水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉片にコナジラミの成虫を寄生させた。試料をインキュベーション6日後に死亡率について確認した。
【0283】
以下の化合物が200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:P1、P2、P3、P5、P6、P7、P8、P10、P11、P12、P13、P14、P17、P19及びP20。
【0284】
実施例B8:ユースキスタス・ヘロス(Euschistus heros)(ネオトロピカルチャイロカメムシ)
24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上のダイズの葉に、10,000ppmのDMSO原液から調製した試験用水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉にN2幼虫を寄生させた。試料を寄生5日後に未処理の試料と比較した死亡率及び成長阻害について評価した。
【0285】
以下の化合物が200ppmの施用量で2つのカテゴリー(死亡率又は成長阻害)の少なくとも1つにおいて少なくとも80%の効果を与えた:P1、P2、P3、P8及びP14。
【0286】
実施例B10:テトラニカス・ウルチカエ(Tetranychus urticae)(ナミハダニ)
24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上のインゲンマメ葉片に、10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉片に様々な齢数のダニ個体群を外寄生させた。試料を外寄生の8日後の混合個体群(可動状態)における死亡率について評価した。
【0287】
以下の化合物が、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:P1、P3、P6、P9、P12、P17及びP18。
【0288】
実施例B11:フランクリニエラ・オクシデンタリス(Frankliniella occidentalis)(ミカンキイロアザミウマ)
ヒマワリの葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10,000のDMSO原液から調製した試験用水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉片に様々な齢数のミカンキイロアザミウマ個体群を寄生させた。試料を寄生7日後に死亡率について評価した。
【0289】
以下の化合物が、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:P3、P6、P7、P11、P12及びP17。
【0290】
実施例B12:本発明に係る化合物P1と従来技術による構造的に最も近い化合物との殺虫活性の比較:
モモアカアブラムシ(Myzus persicae)摂食/接触(上記の実施例B5)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)浸透移行(実施例B6)、及び、ユースキスツスヘロス(Euschistus heros)(実施例B8)に対する、調製例に係る化合物P1の活性及び国際公開第2016/0721414号由来の化合物P8の活性が、表B13にまとめられている。
【0291】
【表17】
【0292】
表B12は、本発明に係る化合物P1が、意外なことに、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(摂食/接触(B5)及び浸透移行(B6)適用として)に対して、並びに、ユースキスツスヘロス(Euschistus heros)(B8)に対して、テスト施用量で、従来技術の化合物よりもかなり良好な殺虫作用を発揮することを示す。この向上した効果は、これらの化合物に係る構造的類似性に基づいて予期されるものではなかった。
本発明のまた別の態様は、以下のとおりであってもよい。
〔1〕式Iの化合物
[化1]
(式中、
AはCH又はNであり;
Xは、S、SO又はSO 2 であり;
1 は、C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 ハロアルキル又はC 3 ~C 6 シクロアルキルC 1 ~C 4 アルキルであり;
7 及びR 8 は、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C 1 ~C 6 アルキル、C 1 ~C 6 ハロアルキル、C 3 ~C 6 シクロアルキル、C 1 ~C 4 アルコキシ、C 1 ~C 4 アルコキシC 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルファニル、C 1 ~C 4 アルキルスルファニル-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルフィニル-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルホニル-C 1 ~C 4 アルキル又はC 1 ~C 4 アルコキシカルボニルであり;
Qは、式Q 1 、Q 2 、Q 3 、及びQ 4
[化2]
(式中、矢印は、前記ラジカルAを含む前記環への結合点を示し;
並びに、
2 は、C 1 ~C 6 ハロアルキル、C 1 ~C 4 ハロアルキルスルファニル、C 1 ~C 4 ハロアルキルスルフィニル、C 1 ~C 4 ハロアルキルスルホニル又はC 1 ~C 6 ハロアルコキシであり;
3 はC 1 ~C 4 アルキルであり;
4 は、C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 ハロアルキル又はC 3 ~C 6 シクロアルキルであり;
1 及びG 2 は、相互に独立して、N又はCHである)
からなる群から選択されるラジカルである)
並びに、前記式Iの化合物の農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体及びN-オキシド。
〔2〕式I-Q1の化合物
[化3]
(式中、A、X、R 1 、R 2 、G 2 、R 7 及びR 8 は、前記〔1〕において式Iについて定義されているとおりである)
によって表される、前記〔1〕に記載の式Iの化合物。
〔3〕R 2 が、C 1 ~C 4 ハロアルキルスルファニル、C 1 ~C 4 ハロアルキルスルフィニル、C 1 ~C 4 ハロアルキルスルホニルであり;好ましくは、C 1 ~C 4 ハロアルキルである、前記〔2〕に記載の式I-Q1の化合物。
〔4〕式I-Q2の化合物
[化4]
(式中、A、X、R 1 、R 2 、G 1 、G 2 、R 7 及びR 8 は、前記〔1〕において式Iについて定義されているとおりである)
によって表される、前記〔1〕に記載の式Iの化合物。
〔5〕式I-Q3の化合物
[化5]
(式中、A、X、R 1 、R 2 、R 4 、R 7 及びR 8 は、前記〔1〕において式Iについて定義されているとおりである)
によって表される、前記〔1〕に記載の式Iの化合物。
〔6〕AがCH又はNであり;特に、AがNであり;
1 がエチルであり;
XがS又はSO 2 であり;特に、XがSO 2 であり;
2 がC 1 ~C 4 ハロアルキルであり、好ましくはトリフルオロメチルであり;及び
4 が、エチル、2,2,2-トリフルオロエチル又はシクロプロピルである、
前記〔5〕に記載の式I-Q3の化合物。
〔7〕式I-Q4の化合物
[化6]
(式中、A、X、R 1 、R 2 、R 7 及びR 8 は、前記〔1〕において式Iについて定義されているとおりである)
によって表される、前記〔1〕に記載の式Iの化合物。
〔8〕R 7 及びR 8 が、相互に独立して、ハロゲン、シアノ、C 1 ~C 6 アルキル又はC 1 ~C 4 アルコキシカルボニルであり;好ましくは、C 1 ~C 6 アルキルである、前記〔1〕~〔7〕のいずれか一項に記載の式Iの化合物。
〔9〕R 7 及びR 8 がメチルである、前記〔1〕~〔7〕のいずれか一項に記載の式Iの化合物。
〔10〕式I-1の化合物
[化7]
(式中、
AはCH又はNであり;特に、AはNであり;
7 及びR 8 は、相互に独立して、C 1 ~C 6 アルキルであり、好ましくはメチルであり;並びに
Qは、式Q 1a 、Q 1b 、Q 2a 、Q 2b 、Q 3a 及びQ 3b
[化8]
(式中、矢印は、前記ラジカルAを含む前記環への結合点を示し;
及び、R 2 はC 1 ~C 4 ハロアルキルであり、好ましくはトリフルオロメチルである)
からなる群から選択されるラジカルである)
によって表される、前記〔1〕に記載の式Iの化合物。
〔11〕化合物が、式P1~P3及びP5~P20:
【表18-1】
【表18-2】
【表18-3】
によって表される化合物からなる群から選択される、前記〔1〕に記載の式Iの化合物。
〔12〕各事例において遊離形態又は農芸化学的に利用可能な塩形態である、前記〔1〕~〔11〕のいずれか一項に定義される式Iの化合物、又は、適切な場合にはその互変異性体を、殺虫的、殺ダニ的、殺線虫的又は殺軟体動物的に有効な量で、有効成分として含むと共に、任意選択により、少なくとも1種の助剤又は希釈剤を含む、殺有害生物組成物。
〔13〕昆虫、ダニ、線虫又は軟体動物を防除する方法であって、有害生物、有害生物の生息地、又は、有害生物による攻撃を受けやすい植物に、前記〔1〕~〔11〕のいずれか一項に記載の式Iの化合物又は前記〔12〕に記載の組成物を、殺虫的、殺ダニ的、殺線虫的又は殺軟体動物的に有効な量で適用するステップを含む、方法。
〔14〕昆虫、ダニ、線虫又は軟体動物による攻撃から植物繁殖材料を保護する方法であって、前記繁殖材料又は前記繁殖材料が植えられている場所を前記〔12〕に記載の組成物で処理するステップを含む、方法。