(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-04-21
(45)【発行日】2023-05-01
(54)【発明の名称】ドキュメント入力内容の処理方法、装置、電子機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
G06F 3/04842 20220101AFI20230424BHJP
H04L 67/02 20220101ALI20230424BHJP
G09G 5/00 20060101ALI20230424BHJP
G09G 5/14 20060101ALI20230424BHJP
G09G 5/38 20060101ALI20230424BHJP
G06F 16/955 20190101ALI20230424BHJP
【FI】
G06F3/04842
H04L67/02
G09G5/00 555D
G09G5/14 E
G09G5/00 530T
G09G5/38 100
G06F16/955
(21)【出願番号】P 2021541603
(86)(22)【出願日】2020-03-30
(86)【国際出願番号】 CN2020082133
(87)【国際公開番号】W WO2020200173
(87)【国際公開日】2020-10-08
【審査請求日】2021-07-19
(31)【優先権主張番号】201910263593.3
(32)【優先日】2019-04-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】曾 清
(72)【発明者】
【氏名】蔡 ▲鵬▼程
(72)【発明者】
【氏名】▲陳▼ 天旭
【審査官】木内 康裕
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第109492210(CN,A)
【文献】米国特許出願公開第2008/0195954(US,A1)
【文献】特開2009-223891(JP,A)
【文献】特開2002-297487(JP,A)
【文献】特開2000-090079(JP,A)
【文献】cloudHQ,NEW! Gmail URL Link Preview,YouTube,2018年09月19日,<URL:https://www.youtube.com/watch?v=GRngYMwjxo>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/04842
H04L 67/02
G09G 5/00
G09G 5/14
G09G 5/38
G06F 16/955
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ドキュメント入力内容の処理方法であって、
オンラインドキュメントページにおけるドキュメント領域によって現在の入力内容を受信することと、
前記現在の入力内容がリンクアドレスであると認識すると、前記オンラインドキュメントページに少なくとも1種の非リンク表示モードを含む選択ボックスを表示することと、
ユーザによって少なくとも1種の非リンク表示モードから選択された目標表示モードを取得することと、
前記目標表示モードに従って、前記リンクアドレスに対応するページから対応するページ内容を取得して、前記ドキュメント領域に前記対応するページ内容を表示することと、を含
み、
前記オンラインドキュメントページに選択ボックスを表示する前に、
前記リンクアドレスに対応するネットワークプロトコルタイプが予め設定されたネットワークプロトコルタイプであるかどうかを判断することと、
前記リンクアドレスに対応するネットワークプロトコルタイプが前記予め設定されたネットワークプロトコルタイプであると判断された場合、前記オンラインドキュメントページに選択ボックスを表示するステップを実行し、前記リンクアドレスに対応するネットワークプロトコルタイプが前記予め設定されたネットワークプロトコルタイプではないと判断された場合、前記オンラインドキュメントページに貼り付けられたリンクアドレスに対していかなる処理を実行せず、前記リンクアドレスのみを表示することと、をさらに含み、
前記予め設定されたネットワークプロトコルタイプはhttpsであり、
前記少なくとも1種の非リンク表示モードは、カードを表示する形式でドキュメント領域にリンクアドレスでリンクされたページの関連内容を表示するカードリンク表示モードを含むことを特徴とするドキュメント入力内容の処理方法。
【請求項2】
前記オンラインドキュメントページに選択ボックスを表示する前に、
前記リンクアドレスのリンクタイプが予め設定されたリンクタイプであるかどうかを判断することをさらに含み、
前記オンラインドキュメントページに選択ボックスを表示することは、
判断によって前記リンクアドレスのリンクタイプが予め設定されたリンクタイプであると分かると、前記オンラインドキュメントページに第1の選択ボックスを表示することであって、前記第1の選択ボックスはN種の非リンク表示モードを含み、Nが1より大きい正の整数であることと、
判断によって前記リンクアドレスのリンクタイプが予め設定されたリンクタイプではないと分かると、前記オンラインドキュメントページに第2の選択ボックスを表示することであって、前記第2の選択ボックスはM種の非リンク表示モードを含み、MはNと異なる正の整数であることと、を含むことを特徴とする請求項
1に記載の方法。
【請求項3】
前記リンクアドレスのリンクタイプが予め設定されたリンクタイプであるかどうかを判断することは、
前記予め設定されたリンクタイプに対応する予め設定されたアドレスフォーマットルールを取得すことと、
リンクアドレスのアドレスフォーマットが予め設定されたアドレスフォーマットルールに一致するかどうかを判断することと、を含み、
判断によって前記リンクアドレスのアドレスフォーマットが予め設定されたアドレスフォーマットルールに一致すると分かると、前記リンクアドレスのリンクタイプが予め設定されたリンクタイプであると決定することを特徴とする請求項
2に記載の方法。
【請求項4】
前記オンラインドキュメントページに選択ボックスを表示する前に、
前記リンクアドレスに従って、前記リンクアドレスのリンクタイプを決定することと、
前記リンクタイプに従って、前記選択ボックスにおける非リンク表示モードを決定することと、をさらに含むことを特徴とする請求項
1に記載の方法。
【請求項5】
前記目標表示モードがタイトル表示モードである場合、前記目標表示モードに従って、前記リンクアドレスに対応するページから対応するページ内容を取得して、前記ドキュメント領域に前記対応するページ内容を表示することは、
前記タイトル表示モードに従って、前記リンクアドレスに対応するページからタイトル情報を取得して、前記ドキュメント領域に前記タイトル情報を表示することを含むことを特徴とする請求項1乃至
4のいずれかに記載の方法。
【請求項6】
前記目標表示モードがウェブページ表示モードである場合、前記目標表示モードに従って、前記リンクアドレスに対応するページから対応するページ内容を取得して、前記ドキュメント領域に前記対応するページ内容を表示することは、
前記ウェブページ表示モードに従って、前記リンクアドレスに対応するページからすべてのページ内容を取得することと、
前記ドキュメント領域にウィンドウを作成して、作成されたウィンドウにすべてのページ内容の中の一部を表示することと、を含むことを特徴とする請求項1乃至
4のいずれかに記載の方法。
【請求項7】
ドキュメント入力内容の処理装置であって、
オンラインドキュメントページにおけるドキュメント領域によって現在の入力内容を受信するための受信モジュールと、
前記現在の入力内容がリンクアドレスであると認識すると、前記オンラインドキュメントページに少なくとも1種の非リンク表示モードを含む選択ボックスを表示するための表示モジュールと、
ユーザによって少なくとも1種の非リンク表示モードから選択された目標表示モードを取得するための取得モジュールと、
前記目標表示モードに従って、前記リンクアドレスに対応するページから対応するページ内容を取得して、前記ドキュメント領域に前記対応するページ内容を表示するための処理モジュールと、を備え
、
前記リンクアドレスに対応するネットワークプロトコルタイプが予め設定されたネットワークプロトコルタイプであるかどうかを判断する第1の判断モジュール、をさらに備え、
前記表示モジュールは、前記リンクアドレスに対応するネットワークプロトコルタイプが前記予め設定されたネットワークプロトコルタイプであると判断された場合、前記オンラインドキュメントページに選択ボックスを表示するステップを実行し、前記リンクアドレスに対応するネットワークプロトコルタイプが前記予め設定されたネットワークプロトコルタイプではないと判断された場合、前記オンラインドキュメントページに貼り付けられたリンクアドレスに対していかなる処理を実行せず、前記リンクアドレスのみを表示し、
前記予め設定されたネットワークプロトコルタイプはhttpsであり、
前記少なくとも1種の非リンク表示モードは、カードを表示する形式でドキュメント領域にリンクアドレスでリンクされたページの関連内容を表示するカードリンク表示モードを含むことを特徴とするドキュメント入力内容の処理装置。
【請求項8】
電子機器であって、
少なくとも1つのプロセッサ、及び前記少なくとも1つのプロセッサに通信可能に接続されるメモリを備え、
前記メモリに前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶され、前記命令は、上記請求項1乃至
6のいずれかに記載のドキュメント入力内容の処理方法を実行するために設定されることを特徴とする電子機器。
【請求項9】
コンピュータ命令を記憶した非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ命令は、コンピュータに請求項1乃至
6のいずれかに記載のドキュメント入力内容の処理方法を実行させることを特徴とする非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、コンピュータの技術分野に関し、特にドキュメント入力内容の処理方法、装置、電子機器及び記憶媒体に関する。
【0002】
〔関連出願の相互参照〕
本願は、2019年04月02日に北京ByteDanceTechnology Co.、Ltdから提出された、発明の名称が「ドキュメント入力内容の処理方法、装置、電子機器及び記憶媒体」であり、中国特許出願番号が「201910263593.3」の優先権を主張する。
【背景技術】
【0003】
インターネット技術の発展に伴い、インターネットで載せるアプリケーションはますます豊富になり、オンラインドキュメントはインターネットアプリケーションの重要な形式の一つである。オンラインドキュメントは、インターネットアプリケーションにおける従来のデスクトップ文字処理アプリケーションの拡張であり、オンラインドキュメント技術により、ユーザが処理ソフトウェアに依存することが徐々になくなる。
【0004】
現在、オンラインドキュメントを編集する過程では、ユーザは必要に応じてコピーアンドペースト機能を使用していくつかの内容をオンラインドキュメントページに貼り付けることができる。例えば、ユーザは機能アドレスを貼り付けると、オンラインドキュメントは直接リンクアドレスを対応する目標位置に貼り付ける。
【0005】
しかしながら、ユーザは、リンクアドレスの関連内容、例えば、タイトルやその内容を閲覧する必要がある場合、この時、オンラインドキュメントのリンクアドレスをトリガーし、リンクアドレスに対応するページを開いて閲覧しようとする内容を閲覧する必要がある。これにより、ユーザはオンラインドキュメントページにおける対応するリンクアドレスのページ関連内容を取得する操作ステップが多いため、ユーザのオンラインドキュメントのユーザ体験が理想ではないことを分かる。
【発明の概要】
【0006】
本開示は、ドキュメント入力内容の処理方法、装置、電子機器及び記憶媒体を提供し、ユーザはオンラインドキュメントページにおけるリンクアドレスをクリックする必要せず、オンラインドキュメントページにリンクアドレスの関連リンク内容を閲覧することができ、ユーザがリンク内容を閲覧する操作ステップを減らし、ドキュメントの使用者がリンク内容を直観的に了解することに役に立ち、ユーザの体験度を向上させる。
【0007】
本開示の第1の態様の実施例は、オンラインドキュメントページにおけるドキュメント領域によって現在の入力内容を受信することと、前記現在の入力内容がリンクアドレスであると認識すると、前記オンラインドキュメントページに少なくとも1種の非リンク表示モードを含む選択ボックスを表示することと、前記ユーザによって少なくとも1種の非リンク表示モードから選択された目標表示モードを取得することと、前記目標表示モードに従って、前記リンクアドレスに対応するページから対応するページ内容を取得して、前記ドキュメント領域に前記対応するページ内容を表示することと、を含む、ドキュメント入力内容の処理方法を提案する。
【0008】
本開示の一実施例において、前記オンラインドキュメントページに選択ボックスを表示する前に、前記リンクアドレスに対応するネットワークプロトコルタイプが予め設定されたネットワークプロトコルタイプであるかどうかを判断することと、判断によって前記リンクアドレスに対応するネットワークプロトコルタイプが予め設定されたネットワークプロトコルタイプであると分かると、前記オンラインドキュメントページに選択ボックスを表示するステップを実行することと、をさらに含む。
【0009】
本開示の一実施例において、前記オンラインドキュメントページに選択ボックスを表示する前に、前記リンクアドレスのリンクタイプが予め設定されたリンクタイプであるかどうかを判断することをさらに含み、前記オンラインドキュメントページに選択ボックスを表示することは、判断によって前記リンクアドレスのリンクタイプが予め設定されたリンクタイプであると分かると、前記オンラインドキュメントページに第1の選択ボックスを表示することであって、前記第1の選択ボックスはN種の非リンク表示モードを含み、Nが1より大きい正の整数であることと、判断によって前記リンクアドレスのリンクタイプが予め設定されたリンクタイプではないと分かると、前記オンラインドキュメントページに第2の選択ボックスを表示することであって、前記第2の選択ボックスはM種の非リンク表示モードを含み、MはNと異なる正の整数であることと、を含む。
【0010】
本開示の一実施例において、前記リンクアドレスのリンクタイプが予め設定されたリンクタイプであるかどうかを判断することは、前記予め設定されたリンクタイプに対応する予め設定されたアドレスフォーマットルールを取得することと、リンクアドレスのアドレスフォーマットが予め設定されたアドレスフォーマットルールに一致するかどうかを判断し、判断によって前記リンクアドレスのアドレスフォーマットが予め設定されたアドレスフォーマットルールに一致すると分かると、前記リンクアドレスのリンクタイプが予め設定されたリンクタイプであると決定することと、を含む。
【0011】
本開示の一実施例において、前記オンラインドキュメントページに選択ボックスを表示する前に、前記リンクアドレスに従って、前記リンクアドレスのリンクタイプを決定することと、前記リンクタイプに従って、前記選択ボックスにおける非リンク表示モードを決定することと、を含む。
【0012】
本開示の一実施例において、前記目標表示モードがタイトル表示モードである場合、前記目標表示モードに従って、前記リンクアドレスに対して対応な処理を行い、前記オンラインドキュメントの目標位置に前記リンクアドレスの処理結果を表示することは、前記タイトル表示モードに従って、前記リンクアドレスに対応するページからタイトル情報を取得して、前記ドキュメント領域に前記タイトル情報を表示することを含む。
【0013】
本開示の一実施例において、前記目標表示モードがウェブページ表示モードである場合、前記目標表示モードに従って、前記リンクアドレスに対応するページから対応するページ内容を取得して、前記ドキュメント領域に前記対応するページ内容を表示することは、前記ウェブページ表示モードに従って、前記リンクアドレスに対応するページからすべてのページ内容を取得することと、前記ドキュメント領域にウィンドウを作成して、作成されたウィンドウにすべてのページ内容の中の一部を表示することと、を含む。
【0014】
本開示の第2の態様の実施例は、オンラインドキュメントページにおけるドキュメント領域によって現在の入力内容を受信するための受信モジュールと、前記現在の入力内容がリンクアドレスであると認識すると、前記オンラインドキュメントページに少なくとも1種の非リンク表示モードを含む選択ボックスを表示するための表示モジュールと、前記ユーザによって少なくとも1種の非リンク表示モードから選択された目標表示モードを取得するための取得モジュールと、前記目標表示モードに従って、前記リンクアドレスに対応するページから対応するページ内容を取得して、前記ドキュメント領域に前記対応するページ内容を表示するための処理モジュールと、を備える、ドキュメント入力内容の処理装置を提案する。
【0015】
本開示の一実施例において、前記リンクアドレスに対応するネットワークプロトコルタイプが予め設定されたネットワークプロトコルタイプであるかどうかを判断するための第1の判断モジュールをさらに備え、表示モジュールは、具体的に、判断によって前記リンクアドレスに対応するネットワークプロトコルタイプが予め設定されたネットワークプロトコルタイプであると分かると、前記オンラインドキュメントページに選択ボックスを表示することに使用される。
【0016】
本開示の一実施例において、前記リンクアドレスのリンクタイプが予め設定されたリンクタイプであるかどうかを判断するための第2の判断モジュールをさらに備え、前記表示モジュールは、具体的に、判断によって前記リンクアドレスのリンクタイプが予め設定されたリンクタイプであると分かると、前記オンラインドキュメントページに第1の選択ボックスを表示することであって、前記第1の選択ボックスはN種の非リンク表示モードを含み、Nが1より大きい正の整数であることと、判断によって前記リンクアドレスのリンクタイプが予め設定されたリンクタイプではないと分かると、前記オンラインドキュメントページに第2の選択ボックスを表示することであって、前記第2の選択ボックスはM種の非リンク表示モードを含み、MはNと異なる正の整数であることと、に使用される。
【0017】
本開示の一実施例において、前記第2の判断モジュールは、具体的に、リンクアドレスのアドレスフォーマットが予め設定されたアドレスフォーマットルールに一致するかどうかを判断し、判断によって前記リンクアドレスのアドレスフォーマットが予め設定されたアドレスフォーマットルールに一致すると分かると、前記リンクアドレスのリンクタイプが予め設定されたリンクタイプであると決定することに使用される。
【0018】
本開示の一実施例において、前記リンクアドレスに従って、前記リンクアドレスのリンクタイプを決定するための第1の決定モジュールと、前記リンクタイプに従って、前記選択ボックスにおける非リンク表示モードを決定するための第2の決定モジュールと、をさらに備える。
【0019】
本開示の一実施例において、前記目標表示モードがタイトル表示モードである場合、前記処理モジュールは、具体的に、前記タイトル表示モードに従って、前記リンクアドレスに対応するページからタイトル情報を取得して、前記ドキュメント領域に前記タイトル情報を表示することに使用される。
【0020】
本開示の一実施例において、前記目標表示モードがウェブページ表示モードである場合、前記処理モジュールは、具体的に、前記ウェブページ表示モードに従って、前記リンクアドレスに対応するページからすべてのページ内容を取得することと、前記ドキュメント領域にウィンドウを作成して、作成されたウィンドウにすべてのページ内容の中の一部を表示することと、に使用される。
【0021】
本開示の実施例によるドキュメント入力内容の処理装置は、オンラインドキュメントページにおけるドキュメント領域によって現在の入力内容を受信し、現在の入力内容がリンクアドレスであると決定する場合、オンラインドキュメントページに選択ボックスを表示し、ユーザは選択ボックスから選択された表示モードが非リンク表示モードであると決定する場合、ユーザによって選択された非リンク表示モードに従って、リンクアドレスのページから対応する内容を取得し、前記ドキュメント領域にリンクアドレスでリンクされたページの対応する内容を表示する。これにより、ユーザはオンラインドキュメントページのリンクアドレスをクリックする必要せず、オンラインドキュメントページにリンクアドレスの関連リンク内容を閲覧することができ、ユーザがリンク内容を閲覧する操作ステップを減らし、ドキュメントの使用者がリンク内容を直観的に了解することに役に立ち、ユーザの体験度を向上させる。
【0022】
上記の目的を達成するために、本開示の第3態様の実施例は電子機器を提案し、メモリ、プロセッサ及び前記メモリに記憶されるとともに前記プロセッサに実行可能なコンピュータプログラムを備え、前記プロセッサは前記プログラムを実行することにより、リンクアドレスをオンラインドキュメントに貼り付ける場合、前記オンラインドキュメントページに少なくとも1種の非リンク表示モードを含む選択ボックスを表示することと、前記ユーザによって少なくとも1種の非リンク表示モードから選択された目標表示モードを取得することと、前記目標表示モードに従って、前記リンクアドレスに対応するページから対応するページ内容を取得して、前記ドキュメント領域に前記対応するページ内容を表示することと、に使用される。
【0023】
上記の目的を達成するために、本開示の第4の態様の実施例は、コンピュータプログラムを記憶した非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を提案し、該プログラムはプロセッサによって実行されることにより、リンクアドレスをオンラインドキュメントに貼り付ける場合、前記オンラインドキュメントページに少なくとも1種の非リンク表示モードを含む選択ボックスを表示することと、前記ユーザによって少なくとも1種の非リンク表示モードから選択された目標表示モードを取得することと、前記目標表示モードに従って、前記リンクアドレスに対応するページから対応するページ内容を取得して、前記ドキュメント領域に前記対応するページ内容を表示することと、に使用される。
【0024】
本開示の付加的な態様および利点は、以下の説明において部分的に与えられ、部分的に以下の説明から明らかになるか、本開示の実践を通じて理解される。
【図面の簡単な説明】
【0025】
本開示の上記及び/又は付加的な態様及び利点は、添付の図面と併せた実施例の以下の説明から明らかになり、理解しやすくなる。
【
図1】本開示の実施例によるドキュメント入力内容の処理方法のフローチャートである。
【
図2】本開示の実施例による他のドキュメント入力内容の処理方法のフローチャートである。
【
図3】前記ドキュメント領域にリンクアドレスのビデオ情報を表示する例の図である。
【
図4】本開示の実施例による他のドキュメント入力内容の処理方法のフローチャートである。
【
図5】本開示の実施例による他のドキュメント入力内容の処理方法のフローチャートである。
【
図6】本開示の実施例によるドキュメント入力内容の処理装置の構造模式図である。
【
図7】本開示の実施例による他のドキュメント入力内容の処理装置の構造模式図である。
【
図8】本開示の実施例による他のドキュメント入力内容の処理装置の構造模式図である。
【
図9】本開示の実施例によるドキュメント入力内容の処理方法を実行する電子機器の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、本開示の実施例を詳細に説明し、前記実施例の例を図面に示し、最初から最後まで、同じまたは類似の符号は同じまたは類似の素子または同じまたは類似の機能を有する素子を示す。以下、図面と併せて説明された実施例は例示的なものであり、本開示を解釈するためのことを意図し、本開示を制限するものとして理解されるべきではない。
【0027】
以下、図面を参照して、本開示の実施例によるドキュメント入力内容の処理方法、装置、電子機器及び記憶媒体を説明する。
【0028】
関連技術において、ユーザはオンラインドキュメントページにドキュメント内容アドレスを入力する場合、オンラインドキュメントページにおけるリンクアドレスが処理されず、純粋なリンクの形式のみを保ち、ユーザはオンラインドキュメントページにおけるリンクアドレスをクリックしなければ、直観的にリンク内容を了解することが難しい。
【0029】
このため、本開示は、ドキュメント入力内容の処理方法を提供し、該ドキュメント入力内容の処理方法は、オンラインドキュメントページにおけるドキュメント領域によって現在の入力内容を受信し、現在の入力内容がリンクアドレスであると決定する場合、オンラインドキュメントページに選択ボックスを表示し、ユーザは選択ボックスから選択された表示モードが非リンク表示モードであると決定する場合、ユーザによって選択された非リンク表示モードに従って、リンクアドレスのページから対応する内容を取得し、ドキュメント領域にリンクアドレスでリンクされたページの対応する内容を表示する。これにより、ユーザはオンラインドキュメントページにおけるリンクアドレスをクリックする必要せず、オンラインドキュメントページにリンクアドレスの関連リンク内容を閲覧することができ、ユーザがリンク内容を閲覧する操作ステップを減らし、ドキュメントの使用者がリンク内容を直観的に了解することに役に立ち、ユーザの体験度を向上させる。
【0030】
図1は本開示の実施例によるドキュメント入力内容の処理方法のフローチャートである。
【0031】
図1に示すように、該ドキュメント入力内容の処理方法は、以下のステップを含む。
ステップ101において、オンラインドキュメントページにおけるドキュメント領域によって現在の入力内容を受信する。
【0032】
現在の入力内容は、ユーザによって貼り付けで入力されるものであってもよいし、ユーザによって入力方法で入力されるものであってもよく、該実施例はこれを限定しない。
【0033】
理解する必要があるものとして、本開示の実施例のドキュメント入力内容の処理方法はドキュメント入力内容の処理装置により実行され、該ドキュメント入力内容の処理装置はオンラインドキュメント機能を備えたソフトウェアに設けられることができる。例えば、ドキュメント入力内容の処理装置はオンラインドキュメント機能のみを備えたアプリケーションプログラムに設けられてもよいし、オンラインドキュメント機能に加えて、他の機能(例えばインスタントメッセージング機能)を備えるアプリケーションプログラムに設けられてもよい。
【0034】
ここで、アプリケーションプログラムは電子機器またはサーバに設けられることができ、該実施はこれを限定しない。
【0035】
本開示の実施例において、電子機器にオンラインドキュメント機能を備えたアプリケーションプログラムがインストールされる場合を例として説明する。
【0036】
ここで、電子機器は、携帯電話、タブレットコンピュータ、及びウェアラブルデバイスなどを含むことができるが、該実施例はこれを限定しない。
【0037】
ステップ102において、現在の入力内容がリンクアドレスであると認識すると、オンラインドキュメントページに選択ボックスを表示する。
【0038】
オンラインドキュメントページに選択ボックスを表示する方法は様々であり、例えば、オンラインドキュメントページ上の予め設定された領域に選択ボックスを表示するか、ドキュメント領域におけるカーソルが所在する領域に選択ボックスを表示することができる。
【0039】
選択ボックスは少なくとも1種の非リンク表示モードを含む。
【0040】
非リンク表示モードとは、リンク表示モード(即ち、リンク形式でリンクアドレスを挿入する)を除いた他の表示モードを指す。
【0041】
非リンク表示モードは、タイトル表示モード、ウェブページ表示モードなどを含むことができるが、これらに制限されず、例えば、非リンク表示モードはカードリンク表示モードを含んでもよい。
【0042】
タイトル表示モードは、リンクアドレスでリンクされた内容のタイトルをオンラインドキュメントページに挿入するものを指す。
【0043】
ウェブページ表示モードは、リンクアドレスでリンクされたページ内容をオンラインドキュメントページに埋め込むものを指す。
【0044】
カードリンク表示モードは、カードを表示する形式でドキュメント領域にリンクアドレスでリンクされたページの関連内容を表示するものを指す。
【0045】
関連内容は、ページ全体の内容または一部のページ内容であってもよく、該実施例はこれを限定しない。
【0046】
理解する必要があるものとして、オンラインドキュメントを使用する過程で、リンクアドレスの表示モードについて、異なるユーザのニーズが異なり、リンクアドレスのみを挿入するユーザの個人的なニーズを満たすために、上記選択ボックスには非リンク表示モードに加えて、リンク形式でリンクアドレスを挿入するリンク表示モードを含んでもよい。
【0047】
一例示的な実施形態として、ユーザは選択ボックスから選択された表示モードがリンク表示モードであると決定すると、オンラインドキュメントページに貼り付けられたリンクアドレスに対していかなる処理を実行せず、この時、オンラインドキュメントページにリンクアドレスのみを表示する。
【0048】
ステップ103において、ユーザによって少なくとも1種の非リンク表示モードから選択された目標表示モードを取得する。
【0049】
説明する必要があるものとして、選択ボックスによってユーザによるオンラインドキュメントの使用への干渉を減少するために、一例示的な実施形態として、ユーザが選択ボックスから目標表示モードを選択したと監視される場合、選択ボックスを引き戻す。これにより、選択ボックスが常に表示されてユーザに干渉するのを防止し、オンラインドキュメントのユーザ体験度を向上させる。
【0050】
ステップ104において、目標表示モードに従って、リンクアドレスに対応するページから対応するページ内容を取得し、ドキュメント領域に対応するページ内容を表示する。
【0051】
説明する必要があるものとして、目標表示モードが異なると、リンクアドレスに対応するページから取得されたページ内容も異なる。
【0052】
異なるアプリケーションシーンで、目標表示モードに従って、リンクアドレスに対応するページから対応するページ内容を取得し、ドキュメント領域に対応するページ内容を表示するモードが異なり、以下、具体的な表示モードを組み合わせて例を挙げて説明する。
一例として、目標表示モードはタイトル表示モードである場合、目標表示モードに従って、リンクアドレスに対応するページから対応するページ内容を取得し、ドキュメント領域に対応するページ内容を表示することは、タイトル表示モードに従って、リンクアドレスに対応するページからタイトル情報を取得して、ドキュメント領域にタイトル情報を表示することを含むことができる。
【0053】
一例として、目標表示モードはウェブページ表示モードである場合、目標表示モードに従って、リンクアドレスに対応するページから対応するページ内容を取得し、ドキュメント領域に対応するページ内容を表示することは、ウェブページ表示モードに従って、リンクアドレスに対応するページからすべてのページ内容を取得することと、ドキュメント領域にウィンドウを作成して、作成されたウィンドウにすべてのページ内容の中の一部を表示することと、を含むことができる。
【0054】
具体的に、ウェブページ表示モードに従って、リンクアドレスに対応するページからすべてのページ内容を取得し、オンラインドキュメントのリンクアドレスの下方に埋め込みウィンドウを作成し、取得されたすべてのページ内容を埋め込みウィンドウにロードし、埋め込みウィンドウにすべてのページ内容の中の一部を表示することができる。
【0055】
説明する必要があるものとして、埋め込みウィンドウの表示領域が限られるため、埋め込みウィンドウにリンクアドレスでリンクされたページの一部のページ内容のみを表示することができ、ユーザが埋め込みウィンドウからリンクアドレスでリンクされたページの他の内容を閲覧することができるために、一例として、埋め込みウィンドウにスクロールバーがさらに設けられ、ユーザはスクロールバーをスライドすることによって残りの内容を閲覧することができる。
【0056】
他の例として、埋め込みウィンドウの所在する領域に対するユーザのスライド操作を受信し、スライド操作に応じて、埋め込みウィンドウに対応するページ内容を表示することもできる。これにより、ユーザがすべてのリンク内容を閲覧しやすい。
【0057】
本開示の実施例によるドキュメント入力内容の処理方法は、オンラインドキュメントページにおけるドキュメント領域によって現在の入力内容を受信し、現在の入力内容がリンクアドレスであると決定する場合、オンラインドキュメントページに選択ボックスを表示し、ユーザは選択ボックスから選択された表示モードが非リンク表示モードであると決定する場合、ユーザによって選択された非リンク表示モードに従って、リンクアドレスのページから対応する内容を取得し、ドキュメント領域にリンクアドレスでリンクされたページの対応する内容を表示する。これにより、ユーザはオンラインドキュメントページにおけるリンクアドレスをクリックする必要せず、オンラインドキュメントページにリンクアドレスの関連リンク内容を閲覧することができ、ユーザがリンク内容を閲覧する操作ステップを減らし、ドキュメントの使用者がリンク内容を直観的に了解することに役に立ち、ユーザの体験度を向上させる。
【0058】
本開示の実施例は他のドキュメント入力内容の処理方法を提供し、該方法は
図1に示すような方法をさらに拡張して最適化するものである。
【0059】
図2は本開示の実施例による他のドキュメント入力内容の処理方法のフローチャートである。
【0060】
図2に示すように、該ドキュメント入力内容の処理方法は以下のステップを含む。
ステップ201において、オンラインドキュメントページにおけるドキュメント領域によって現在の入力内容を受信する。
【0061】
ステップ202において、現在の入力内容がリンクアドレスであると認識すると、リンクアドレスに対応するネットワークプロトコルタイプが予め設定されたネットワークプロトコルタイプであるかどうかを判断し、そうであると、ステップ203を実行する。
【0062】
理解する必要があるものとして、異なるリンクアドレスに対して、その対応するネットワークプロトコルタイプも異なる。
【0063】
ネットワークプロトコルタイプは、ハイパーテキスト転送プロトコルhttp(Hypertext Transfer Protocol Vertion)、セキュアハイパーテキスト転送プロトコルhttps(Secure Hypertext Transfer Protocol)、ファイル転送プロトコルFTP(File Transfer Protocol)などを含むことができるが、これらに制限されない。
【0064】
予め設定されたネットワークプロトコルタイプを満たす表示モードに対してターゲットを絞って提示することができるために、本実施例は、オンラインドキュメントページにおけるポップアップウィンドウ表示モードの選択ボックスの前に、リンクアドレスのネットワークプロトコルタイプが予め設定されたネットワークプロトコルタイプを満たすかどうかを判断する。
【0065】
予め設定されたネットワークプロトコルタイプは、例えばセキュアハイパーテキスト転送プロトコルhttpsであってもよい。
【0066】
一例示的な実施形態として、リンクアドレスを分析することによって、リンクアドレスに対応するネットワークプロトコルタイプを決定することができる。
【0067】
例えば、仮にオンラインドキュメントに貼り付けられたリンクアドレスはhttps://www.youtub.comであると、リンクアドレスのプレフィックス情報を分析することによって、該リンクアドレスのネットワークプロトコルタイプがhttpsであると決定することができる。
【0068】
説明する必要があるものとして、リンクアドレスに対応するネットワークプロトコルタイプが予め設定されたネットワークプロトコルタイプではないと判断すると、オンラインドキュメントページに貼り付けられたリンクアドレスに対していかなる処理を実行せず、この時、オンラインドキュメントページにリンクアドレスのみを表示する。
【0069】
ステップ203において、リンクアドレスのリンクタイプは予め設定されたリンクタイプであるかどうかを判断し、そうであると、ステップ204を実行し、そうでないと、ステップ205を実行する。
【0070】
予め設定されたリンクタイプは、リンクアドレスが予め設定されたアドレスフォーマットルールを満たすリンクを指す。
【0071】
予め設定されたリンクタイプは、例えばオンラインドキュメントリンクであってもよい。
【0072】
オンラインドキュメントリンクとは、アドレスフォーマットルールがhttps://docs.xxxx.netであるリンクを指す。
【0073】
一例示的な実施形態として、リンクアドレスのリンクタイプは予め設定されたリンクタイプであるかどうかを判断することは、予め設定されたリンクタイプに対応する予め設定されたアドレスフォーマットルールを取得することと、リンクアドレスのアドレスフォーマットが予め設定されたアドレスフォーマットルールを満たすかどうかを判断することと、を含むことができる。
【0074】
判断によってリンクアドレスのアドレスフォーマットが予め設定されたアドレスフォーマットルールに一致すると分かると、リンクアドレスのリンクタイプが予め設定されたリンクタイプであると決定する。
【0075】
また、説明する必要があるものとして、リンクアドレスのアドレスフォーマットルールが予め設定されたアドレスフォーマットルールに一致しないと、リンクアドレスのリンクタイプが予め設定されたリンクタイプではないと決定する。
【0076】
ステップ204において、オンラインドキュメントページに第1の選択ボックスを表示する。
【0077】
一例示的な実施形態として、オンラインドキュメントのリンクアドレスの所在する位置の周囲に第1の選択ボックスをポップアップすることができる。
【0078】
第1の選択ボックスはN種の非リンク表示モードを含み、Nが1より大きい正の整数である。
【0079】
説明する必要があるものとして、リンクアドレスのみを挿入するユーザの個人的なニーズを満たすために、上記第1の選択ボックスは、非リンク表示モードに加えて、リンク表示モードを含んでもよい。
【0080】
ステップ205において、オンラインドキュメントページに第2の選択ボックスを表示する。
【0081】
第2の選択ボックスはM種の非リンク表示モードを含み、MはNと異なる正の整数である。
【0082】
一例として、MはNより小さい正の整数であってもよい。
【0083】
本実施例において、リンクアドレスのリンクタイプが予め設定されたリンクタイプであるかどうかを判断し、判断結果に従って、オンラインドキュメントページに異なる表示モードを含む選択ボックスを表示する。これにより、リンクタイプを組み合わせて、ユーザのために異なる表示モードを表示し、さらに、ユーザによる表示モードへの選択に便利である。
【0084】
例えば、仮に予め設定されたリンクタイプがビデオリンクであると、リンクアドレスのリンクタイプがビデオリンクであると決定すると、オンラインドキュメントページにビデオ表示モードを含む選択ボックスを表示することができ、ユーザがビデオ表示モードを選択すると、該リンクアドレスのページの中のビデオのみを取得し、オンラインドキュメントページに作成された埋め込みウィンドウにビデオ情報を表示することができ、ドキュメント領域にリンクアドレスを表示するビデオ情報の例の図を
図3に示し、説明する必要があるものとして、
図3にはオンラインドキュメントページに埋め込みウィンドウでリンクアドレスでリンクされたビデオ情報を表示する場合を例として例示する。また、説明する必要があるものとして、ユーザは再生ボタンをトリガーすることによってリンクアドレスの中のビデオを再生することができる。
【0085】
ステップ206において、ユーザによって少なくとも1種の非リンク表示モードから選択された目標表示モードを取得する。
【0086】
ステップ207において、目標表示モードに従って、リンクアドレスに対応するページから対応するページ内容を取得し、ドキュメント領域に対応するページ内容を表示する。
【0087】
本開示の実施例のドキュメント入力内容の処理方法は、オンラインドキュメントページにおけるドキュメント領域によって現在の入力内容を受信し、現在の入力内容がリンクアドレスであると決定すると、リンクアドレスのネットワークプロトコルを判断し、リンクアドレスのネットワークプロトコルタイプが予め設定されたネットワークプロトコルタイプであると判断すると、さらに、リンクアドレスのリンクタイプは予め設定されたリンクタイプであるかどうかを判断し、リンクアドレスのリンクタイプが予め設定されたリンクタイプである場合、オンラインドキュメントページに第1の選択ボックスを表示し、及びリンクアドレスのリンクタイプは予め設定されたリンクタイプではない場合、オンラインドキュメントページに第2の選択ボックスを表示し、ユーザが選択ボックスから選択された表示モードが非リンク表示モードであると決定すると、ユーザによって選択された非リンク表示モードに従って、リンクアドレスのページから対応する内容を取得し、ドキュメント領域にリンクアドレスでリンクされたページの対応する内容を表示する。これにより、ユーザはオンラインドキュメントページにおけるリンクアドレスをクリックする必要せず、オンラインドキュメントページにリンクアドレスの関連リンク内容を閲覧することができ、ユーザがリンク内容を閲覧する操作ステップを減らし、ドキュメントの使用者がリンク内容を直観的に了解することに役に立ち、ユーザの体験度を向上させる。
【0088】
本開示の実施例は、他のドキュメント入力内容の処理方法を提供し、該方法は
図1に示すような方法をさらに拡張して最適化するものである。
【0089】
図4は本開示の実施例による他のドキュメント入力内容の処理方法のフローチャートである。
【0090】
図4に示すように、該ドキュメント入力内容の処理方法は以下のステップを含む。
ステップ401において、オンラインドキュメントページにおけるドキュメント領域によって現在の入力内容を受信する。
【0091】
ステップ402において、現在の入力内容がリンクアドレスであると認識すると、リンクアドレスに対応するネットワークプロトコルタイプが予め設定されたネットワークプロトコルタイプであるかどうかを判断し、そうであると、ステップ403を実行する。
【0092】
説明する必要があるものとして、ステップ402は以上の実施例におけるステップ202と同様であり、以上のステップ202に対する解釈及び説明もステップ402に適用され、ここで繰り返さない。
【0093】
ステップ403において、リンクアドレスに従って、リンクアドレスのリンクタイプを決定する。
【0094】
ステップ404において、リンクタイプに従って、選択ボックス内の非リンク表示モードを決定する。
【0095】
つまり、非リンク表示モードはリンクタイプに対応し、異なるリンクタイプに対応する非リンク表示モードが異なる可能性がある。
【0096】
例えば、リンクアドレスのリンクタイプはオンラインドキュメントリンクである場合、その対応する選択ボックス内の非リンク表示モードはウェブページ表示モード、タイトル表示モードを含んでもよく、リンクアドレスのリンクタイプはビデオリンクである場合、その対応する選択ボックス内の非リンク表示モードはウェブページ表示モード、タイトル表示モード及びビデオ表示モードを含んでもよい。これにより、異なるリンクタイプは、その対応する選択ボックス内の非リンク表示モードも異なることを分かる。
【0097】
ステップ405において、オンラインドキュメントページに選択ボックスを表示する。
【0098】
つまり、選択ボックス内の非リンク表示モードはリンクアドレスのリンクタイプによって決められる。
【0099】
選択ボックスにはリンクタイプに対応する非リンク表示モードが含まれる。
【0100】
また、説明する必要があるものとして、選択ボックスには、非リンク表示モードに加えて、リンク表示モードを含んでもよい。
【0101】
ステップ406において、ユーザによって少なくとも1種の非リンク表示モードから選択された目標表示モードを取得する。
【0102】
ステップ407において、目標表示モードに従って、リンクアドレスに対応するページから対応するページ内容を取得し、ドキュメント領域に対応するページ内容を表示する。
【0103】
本開示の実施例によるドキュメント入力内容の処理方法は、オンラインドキュメントページにおけるドキュメント領域によって現在の入力内容を受信し、現在の入力内容がリンクアドレスであると決定すると、リンクアドレスのネットワークプロトコルを判断し、リンクアドレスのネットワークプロトコルタイプが予め設定されたネットワークプロトコルタイプであると判断する場合、リンクアドレスに従って、リンクアドレスのリンクタイプを決定し、リンクタイプを組み合わせて、選択ボックス内の非リンク表示モードを決定し、及びオンラインドキュメントページにリンクタイプの非リンク表示モードを含む選択ボックスを表示し、ユーザが選択ボックスから選択された表示モードが非リンク表示モードであると決定すると、ユーザによって選択された非リンク表示モードに従って、リンクアドレスのページから対応する内容を取得し、ドキュメント領域にリンクアドレスでリンクされたページの対応する内容を表示する。これにより、ユーザはオンラインドキュメントページにおけるリンクアドレスをクリックする必要せず、オンラインドキュメントページにリンクアドレスの関連リンク内容を閲覧することができ、ユーザがリンク内容を閲覧する操作ステップを減らし、ドキュメントの使用者がリンク内容を直観的に了解することに役に立ち、ユーザの体験度を向上させる。
【0104】
図5は本開示の実施例による他のドキュメント入力内容の処理方法のフローチャートである。
【0105】
説明する必要があるものとして、
図5は本開示のドキュメント入力内容の処理方法の一つの具体的な実施例であり、該実施例において、予め設定されたネットワークプロトコルタイプがhttpsであり、予め設定されたリンクタイプがオンラインドキュメントタイプである場合を例として説明する。
【0106】
図5に示すように、該ドキュメント入力内容の処理方法は、以下のステップを含む。
ステップ501において、オンラインドキュメントページにおけるドキュメント領域によって現在の入力内容を受信する。
【0107】
ステップ502において、現在の入力内容がリンクアドレスであると認識すると、リンクアドレスのネットワークプロトコルタイプがhhtpであるかどうかを判断し、そうであると、ステップ512を実行し、そうでないと、ステップ503を実行する。
【0108】
ステップ503において、リンクアドレスのネットワークプロトコルタイプがhttpsであるかどうかを判断し、そうであると、ステップ503を実行し、そうでないと、ステップ512を実行する。
【0109】
ステップ504において、リンクアドレスのリンクタイプはオンラインドキュメントリンクであるかどうかを判断し、そうでないと、ステップ505を実行し、そうであると、ステップ506を実行する。
【0110】
ステップ505において、オンラインドキュメントページに第1の選択ボックスを表示し、第1の選択ボックスはリンク表示モード、ウェブページ表示モードを含む。
【0111】
ステップ506において、オンラインドキュメントページに第2の選択ボックスを表示し、第2の選択ボックスはリンク表示モード、ウェブページ表示モード、及びタイトル表示モードを含む。
【0112】
ステップ507において、リンク表示モードを選択することを監視したと、ステップ512を実行する。
【0113】
具体的に、オンラインドキュメントに第1の選択ボックスまたは第2の選択ボックスをポップアップした後、ユーザは必要に応じて第1の選択ボックスまたは第2の選択ボックスから対応する表示モードを選択することができる。
【0114】
ステップ508において、ウェブページ表示モードを選択することを監視したと、ステップ510を実行する。
【0115】
ステップ509において、タイトル表示モードを選択することを監視したと、ステップ511を実行する。
【0116】
リンクアドレスのリンクタイプはオンラインドキュメントリンクである場合、ユーザはオンラインドキュメントページからリンクアドレスに対応するオンラインドキュメントのドキュメントタイトルを容易に取得するために、この時、タイトル表示モードを選択することによって、オンラインドキュメントページでリンクアドレスのリンク内容のタイトル情報を了解するようにする。
【0117】
ステップ510において、リンクアドレスに対応するページからすべてのページ内容を取得し、ドキュメント領域にウィンドウを作成して、作成されたウィンドウにすべてのページ内容の中の一部を表示する。
【0118】
本実施例において、ユーザはウェブページ表示モードを選択した後、オンラインドキュメントに作成されたウィンドウにリンクアドレスでリンクされたページ内容を表示し、これにより、ユーザはオンラインドキュメントページにおけるリンクアドレスをクリックする必要せずに、オンラインドキュメントページに直接他のウェブページの内容を閲覧することができる。
【0119】
ステップ511において、リンクアドレスに対応するページからタイトル情報を取得し、ドキュメント領域にタイトル情報を表示する。
【0120】
本実施例において、ユーザはタイトル表示モードを選択した、ドキュメント領域にリンクアドレスに対応するリンク内容タイトルを表示し、これにより、ユーザはオンラインドキュメントページにおけるリンクアドレスをクリックする必要せずに、オンラインドキュメントページにリンク内容のタイトル情報を直接了解することができ、ユーザがリンクアドレスでリンクされた内容のタイトル情報を直観的に了解することに便利である。
【0121】
説明する必要があるものとして、この時、ドキュメント領域にリンクアドレスを表示すると同時に、リンクアドレスでリンクされた内容のタイトル情報を表示する。
【0122】
ステップ512において、処理せず、ドキュメント領域にリンクアドレスを表示する。
【0123】
上記の実施例を実現するために、本開示の実施例はドキュメント入力内容の処理装置をさらに提案する。
【0124】
図6は本開示の実施例によるドキュメント入力内容の処理装置の構造模式図である。
【0125】
図6に示すように、該ドキュメント入力内容の処理装置は受信モジュール110、表示モジュール120、取得モジュール130及び処理モジュール140を備えることができる。
受信モジュール110は、オンラインドキュメントページにおけるドキュメント領域によって現在の入力内容を受信するために使用される。
【0126】
表示モジュール120は、現在の入力内容がリンクアドレスであると認識すると、オンラインドキュメントページに少なくとも1種の非リンク表示モードを含む選択ボックスを表示するために使用される。
【0127】
取得モジュール130は、ユーザによって少なくとも1種の非リンク表示モードから選択された目標表示モードを取得するために使用される。
【0128】
処理モジュール140は、目標表示モードに従って、リンクアドレスに対応するページから対応するページ内容を取得し、ドキュメント領域に対応するページ内容を表示するために使用される。
【0129】
本開示の一実施例において、
図6に示すような装置実施例の上で、
図7に示すように、該装置は、
リンクアドレスに対応するネットワークプロトコルタイプが予め設定されたネットワークプロトコルタイプであるかどうかを判断するための第1の判断モジュール150をさらに備えてもよい。
【0130】
表示モジュール120は、具体的に、判断によってリンクアドレスに対応するネットワークプロトコルタイプが予め設定されたネットワークプロトコルタイプであると分かると、オンラインドキュメントページに選択ボックスを表示することに使用される。
【0131】
本開示の一実施例において、
図7に示すように、該装置は、リンクアドレスのリンクタイプは予め設定されたリンクタイプであるかどうかを判断するための第2の判断モジュール160をさらに備えてもよい。
【0132】
表示モジュール120は、具体的に、判断によってリンクアドレスのリンクタイプが予め設定されたリンクタイプであると分かると、オンラインドキュメントページに第1の選択ボックスを表示することであって、第1の選択ボックスはN種の非リンク表示モードを含み、Nが1より大きい正の整数であることと、判断によってリンクアドレスのリンクタイプが予め設定されたリンクタイプではないと分かると、オンラインドキュメントページに第2の選択ボックスを表示することであって、第2の選択ボックスはM種の非リンク表示モードを含み、MはNと異なる正の整数であることと、に使用される。
【0133】
本開示の一実施例において、第2の判断モジュール160は、具体的に、リンクアドレスのアドレスフォーマットが予め設定されたアドレスフォーマットルールに一致するかどうかを判断することに使用される。
【0134】
判断によってリンクアドレスのアドレスフォーマットが予め設定されたアドレスフォーマットルールに一致すると分かると、リンクアドレスのリンクタイプが予め設定されたリンクタイプであると決定する。
【0135】
本開示の一実施例において、
図6に示すような装置実施例の上で、
図8に示すように、該装置は、リンクアドレスに従って、リンクアドレスのリンクタイプを決定するための第1の決定モジュール170と、リンクタイプに従って、選択ボックス内の非リンク表示モードを決定するための第2の決定モジュール180と、をさらに備えてもよい。
【0136】
本開示の一実施例において、目標表示モードはタイトル表示モードである場合、処理モジュール140は、具体的に、タイトル表示モードに従って、リンクアドレスに対応するページからタイトル情報を取得して、ドキュメント領域にタイトル情報を表示することに使用される。
【0137】
本開示の一実施例において、目標表示モードはウェブページ表示モードである場合、処理モジュール140は、具体的に、ウェブページ表示モードに従って、リンクアドレスに対応するページからすべてのページ内容を取得することと、ドキュメント領域にウィンドウを作成して、作成されたウィンドウにすべてのページ内容の中の一部を表示することと、に使用される。
【0138】
説明する必要があるものとして、前述のドキュメント入力内容の処理方法実施例に対する解釈と説明は該実施例のドキュメント入力内容の処理装置にも適用され、ここで繰り返さない。
【0139】
本開示の実施例によるドキュメント入力内容の処理装置は、オンラインドキュメントページにおけるドキュメント領域によって現在の入力内容を受信し、現在の入力内容がリンクアドレスであると決定する場合、オンラインドキュメントページに選択ボックスを表示し、ユーザは選択ボックスから選択された表示モードが非リンク表示モードであると決定する場合、ユーザによって選択された非リンク表示モードに従って、リンクアドレスのページから対応する内容を取得し、ドキュメント領域にリンクアドレスでリンクされたページの対応する内容を表示する。これにより、ユーザはオンラインドキュメントページにおけるリンクアドレスをクリックする必要せず、オンラインドキュメントページにリンクアドレスの関連リンク内容を閲覧することができ、ユーザがリンク内容を閲覧する操作ステップを減らし、ドキュメントの使用者がリンク内容を直観的に了解することに役に立ち、ユーザの体験度を向上させる。
【0140】
上記実施例を達成するために、本開示の実施例は電子機器をさらに提案し、メモリ、プロセッサ及びメモリに記憶されてプロセッサに実行可能なコンピュータプログラムを備え、プロセッサはプログラムを実行することにより、リンクアドレスをオンラインドキュメントに貼り付ける場合、オンラインドキュメントページに少なくとも1種の非リンク表示モードを含む選択ボックスを表示することと、ユーザによって少なくとも1種の非リンク表示モードから選択された目標表示モードを取得することと、目標表示モードに従って、リンクアドレスに対応するページから対応するページ内容を取得し、前記ドキュメント領域に対応するページ内容を表示することと、に使用される。
【0141】
以下、
図9を参照し、本開示の実施例による電子機器1000を実現するためのことに適する構造模式図である。本開示の実施例による電子機器は、携帯電話、ノートブックコンピュータ、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレット)、PMP(携帯型マルチメディアプレーヤー)、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)などの携帯端末、及びデジタルTV、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含むが、これらに制限されない。
図9に示された電子機器は一例だけであり、本開示の実施例の機能及び使用範囲にいかなる制限ももたらしてはならない。
【0142】
図9に示すように、電子機器1000は処理装置(例えば中央プロセッサ、グラフィックプロセッサなど)1001を含んでもよく、読み取り専用メモリ(ROM)1002に記憶されたプログラム或いは記憶装置1008からランダムアクセスメモリ(RAM)1003にロードされるプログラムに従って様々な適切な動作と処理を実行することができる。RAM1003には、電子機器1000の操作に必要な様々なプログラムとデータがさらに記憶される。処理装置1001、ROM1002及びRAM1003はバス1004を介して互いに接続される。入力/出力(I/O)インターフェース1005もバス1004に接続される。
【0143】
通常、例えばタッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイク、加速度計、ジャイロスコープなどを含む入力装置1006、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカー、バイブレーターなどを含む出力装置1007、例えばテープ、ハードディスクなどを含む記憶装置1008、及び通信装置1009はI/Oインターフェース1005に接続されることができる。通信装置1009は、データを交換するように、電子機器1000と他の機器との無線または有線通信を許可することができる。
図9は様々な装置を有する電子機器1000を示したが、示された全ての装置を実施するかまたは備える必要がないのを理解すべきである。代わりに、多かれ少なかれ装置を実施するかまたは備えることができる。
【0144】
特に、本開示の実施例によれば、以上でフローチャートを参照して説明したプロセスはコンピュータソフトウェアプログラムとして実現されることができる。例えば、本開示の実施例は、コンピュータ可読媒体に搭載されたコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、該コンピュータプログラムはフローチャートに示すような方法を実行するプログラムコードを含む。このような実施例において、該コンピュータプログラムは、通信装置1009を介してネットワークからダウンロード及びインストールされることができ、或いは記憶装置1008からインストールされることができ、或いはROM1002からインストールされることができる。該コンピュータプログラムは処理装置1001によって実行される場合、本開示の実施例の方法に限定された上記機能を実行する。
【0145】
説明する必要があるものとして、本開示の上記のコンピュータ可読媒体はコンピュータ可読信号媒体或いはコンピュータ可読記憶媒体或いは上記の2つの任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば電気的、磁気的、光学的、電磁気的、赤外線、または半導体のシステム、装置またはデバイス、或いは以上の任意の組み合わせであってもよいが、これらに制限されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つまたは複数のワイヤを有する電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光ストレージデバイス、磁気ストレージデバイス、或いは上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに制限されない。本開示において、コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを含むまたは記憶する任意の有形媒体であってもよく、該プログラムは命令実行システム、装置或いはデバイスによって使用されるか或いはそれらと組み合わせて使用されることができる。本開示において、コンピュータ可読信号媒体はベースバンド内或いは搬送波の一部として伝搬されるデータ信号を含むことができ、その中にコンピュータ可読プログラムコードが搭載される。このように伝搬されたデータ信号は様々な形態を採用でき、電磁信号、光信号または上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに制限されない。コンピュータ可読信号媒体はコンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置或いはデバイスにより使用されるか或いはそれらと組み合わせて使用されるためのプログラムを送信、伝搬或いは伝送する。コンピュータ可読媒体に含まれたプログラムコードは任意の適切な媒体によって伝送することができ、電気ワイヤ、光ケーブル、RF(無線周波数)など、或いは上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに制限されない。
【0146】
上記コンピュータ可読媒体は上記電子機器に含まれてもよいし、該電子機器に組み込まれずに単独で存在していてもよい。
【0147】
上記コンピュータ可読媒体に1つ或いは複数プログラムが搭載され、上記1つ或いは複数のプログラムは該電子機器によって実行される場合、該電子機器は、リンクアドレスをオンラインドキュメントに貼り付ける場合、オンラインドキュメントページに少なくとも1種の非リンク表示モードを含む選択ボックスを表示し、ユーザは少なくとも1種の非リンク表示モードから選択された目標表示モードを取得し、目標表示モードに従って、リンクアドレスに対応するページから対応するページ内容を取得し、前記ドキュメント領域に対応するページ内容を表示する。
【0148】
或いは、上記コンピュータ可読媒体に1つ或いは複数プログラムが搭載され、上記1つ或いは複数のプログラムは該電子機器によって実行される場合、該電子機器は、リンクアドレスをオンラインドキュメントに貼り付ける場合、オンラインドキュメントページに少なくとも1種の非リンク表示モードを含む選択ボックスを表示し、ユーザは少なくとも1種の非リンク表示モードから選択された目標表示モードを取得し、目標表示モードに従って、リンクアドレスに対応するページから対応するページ内容を取得し、前記ドキュメント領域に対応するページ内容を表示する。
【0149】
1つまたは複数のプログラミング言語またはその組み合わせで本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを書くことができ、上記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向のプログラミング言語を含み、「C」言語または類似するプログラミング言語などの通常の手続き型プログラミング言語をさらに含む。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータで実行されるか、一部はユーザコンピュータで実行されるか、1つの独立したソフトウェアパッケージとして実行されるか、一部はユーザコンピュータで一部はリモートコンピュータで実行されるか、或いは完全にリモートコンピュータまたはサーバで実行されるものであってもよい。リモートコンピュータに関する場合では、リモートコンピュータはローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを介してユーザコンピュータに接続されるか、或いは、外部コンピュータ(例えばインターネットサービスプロバイダーによるインターネット接続)に接続されることができる。
【0150】
図面におけるフローチャート及びブロック図は、本開示の様々な実施例のシステム、方法及びコンピュータプログラム製品に従う実現可能なシステムアーキテクチャ、機能及び操作を示している。この点で、フローチャートまたはブロック図における各ブロックは1つのモジュール、プログラムセグメント、またはコードの一部を表すことができ、該モジュール、プログラムセグメント、またはコードの一部は規定される論理機能を実現するための1つまたは複数の実行可能命令を含む。いくつかの代替の実現では、ブロックにマークされた機能も図面にマークされた順序と異なる順序で発生する可能性があることにも注意すべきである。例えば、連続して表示される2つのブロックは、実際には基本的に並行して実行でき、関連する機能によっては逆の順序で実行できる場合もある。ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、規定される機能または操作を実行する専用のハードウェアに基づくシステムによって実現されるか、或いは専用のハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実現されることができることにも注意すべきである。