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公報発行日 2023年5月2
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本発明によれば、給湯回路に設けられるメインの給湯熱交換器を形成する給湯用の液体流通管路のみが配設された一種管路配設部と、前記メインの給湯熱交換器と、暖房回路に設けられるメインの暖房用熱交換器の液体流通管路とが配設された二種管路配設部とを有して前記給湯熱交換器と前記暖房用熱交換器が複合熱交換器と成していることから、メインの給湯熱交換器とメインの暖房用熱交換器をそれぞれ別々に形成して設ける場合に比べて熱源装置の小型化が可能となり、二種管路配設部においてメインの給湯熱交換器の液体流通管路の上下に設けられた暖房用熱交換器の液体流通管路を暖房用バーナ装置によって加熱して暖房を行えるようにすることができる。
また、本発明においては、二種管路配設部は前記メインの給湯熱交換器の液体流通管路が前記メインの暖房用熱交換器の液体流通管路によって上下に挟まれる態様で互いに接して配設されているので、二種管路配設部における最下段(最下位置)の通路は暖房用の液体流通管路であり、この管路を流れる液体(熱媒体)は、加熱されて循環されている状態であれば温かく、また、その循環が停止されていても、給水側から冷たい水が導入される給湯用の液体流通管路のように冷たい状態であることは殆どないことから、複合熱交換器の液体流通管路に結露が発生することを防止できる。
さらに、本発明においては、複合熱交換器の下部側には給湯用バーナ装置と暖房用バーナ装置とが区分け配置されて前記給湯用バーナ装置によって前記一種管路配設部が加熱され前記暖房用バーナ装置によって前記二種管路配設部の二種の液体流通管路が加熱される構成と成し、以下に述べるような燃焼制御によって暖房運転と給湯運転とを、その能力不足による不快感を利用者に与えることなく的確に行うことができる。
つまり、本発明においては、前記給湯用バーナ装置は複数のバーナ装置を備えており、燃焼制御手段は、要求される給湯能力に対応させて前記複数の給湯用バーナ装置のうちの燃焼バーナ個数であるバーナ段数を予め定められたバーナ段数可変プログラムに従って、前記要求給湯能力が大きくなるにつれて大きくし前記要求給湯能力が小さくくなるにつれて前記バーナ段数を小さくするバーナ段数制御と、同じバーナ段数において前記要求給湯能力に対応させて該要求給湯能力が大きくなるにつれて前記ガス比例弁の開度を大きくし前記要求給湯能力が小さくなるにつれて前記ガス比例弁の開度を小さくする比例弁開度制御とを行うので、この制御によって給湯運転をきめ細かく的確に行うことができる。
また、前記暖房用バーナ装置への燃料ガスの供給と遮断とを行うガス開閉弁の開閉制御を適宜行ったり(例えば燃料ガスを継続して共有したり、間欠的に供給したり)、ガス比例弁の開弁量の制御を適宜行ったりすることにより、暖房用バーナ装置の燃焼制御による暖房単独運転を的確に行うことができる。
さらに、本発明では、前記暖房運転と給湯運転とを同時に行う同時運転時にも、前記ガス比例弁の開弁量制御と給湯と暖房のバーナ装置毎のガス開閉弁の制御とにより、給湯運転をきめ細かく行いつつ暖房運転も適宜良好に行うことができるが、予め定められた暖房不足判断条件に達した時には前記バーナ段数可変プログラムに設定されているバーナ段数よりも1段以上バーナ段数を小さくして前記ガス比例弁の開度を大きくする特徴的な制御を行うことで、より一層的確な制御を行うことができる。
つまり、前記暖房運転と給湯運転とを同時に行う同時運転時には、例えば給湯運転を優先して行うことが行われるが、その制御時に、給湯運転制御に対応させてガス比例弁の開弁量が小さい状態とされることがあり、その場合には、暖房用バーナ装置で加熱される暖房用熱交換器の加熱量が小さくなってしまうことにより暖房運転における熱供給が不足する可能性がある。それに対し、本発明では、予め定められた暖房不足判断条件に達した時における特徴的なバーナ段数制御によって、暖房用バーナ装置の燃焼能力を高めることができるため、暖房用バーナ装置によって加熱される二種管路配設部の加熱量を大きくでき、暖房用熱交換器の加熱量を大きくすることで暖房不足を解消し、的確に暖房を行うことができる。
つまり、本発明では、該燃焼制御手段は暖房運転と給湯運転とを同時に行う同時運転時に前記暖房不足判断条件に達した時には、前記バーナ段数可変プログラムに設定されているバーナ段数よりも1段以上バーナ段数を小さくして前記ガス比例弁の開度を大きくする制御を行うので、このガス比例弁開度の増大により前記暖房用バーナ装置の燃焼能力を高めることができ、二種管路配設部の加熱量を大きくでき、暖房用熱交換器の加熱量を大きくすることで暖房不足を解消し、的確に暖房を行うことができる。
また、本発明において、前記暖房不足判断条件は、前記メインの暖房用熱交換器の熱媒体の温度が予め定められた設定温度以下の状態が予め定められた設定時間以上継続した時とすることにより、暖房不足判断を的確に行うことができ、的確に暖房を行うことができる。
さらに、本発明において、前記メインの給湯熱交換器と前記メインの暖房用熱交換器の少なくとも一方には前記バーナ装置の燃焼ガスの潜熱を回収する潜熱回収用熱交換器を接続すると、効率の高い熱源装置の実現を可能とすることができる。
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