(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-04-25
(45)【発行日】2023-05-08
(54)【発明の名称】耐水玄関
(51)【国際特許分類】
E06B 7/22 20060101AFI20230426BHJP
E06B 5/00 20060101ALI20230426BHJP
E06B 1/52 20060101ALI20230426BHJP
E06B 1/62 20060101ALI20230426BHJP
【FI】
E06B7/22 F
E06B5/00 Z
E06B1/52
E06B1/62 Z
(21)【出願番号】P 2021035336
(22)【出願日】2021-03-05
【審査請求日】2022-01-26
(73)【特許権者】
【識別番号】302051544
【氏名又は名称】ミツヤジーホーム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001726
【氏名又は名称】弁理士法人綿貫国際特許・商標事務所
(72)【発明者】
【氏名】安江 高治
【審査官】素川 慎司
(56)【参考文献】
【文献】特開2007-023540(JP,A)
【文献】特開2014-080815(JP,A)
【文献】特開2015-086668(JP,A)
【文献】特開2012-255260(JP,A)
【文献】特開2019-127739(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E06B 7/00 - 7/36
E06B 5/00 - 5/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
鉄筋コンクリート造の建物の壁面に設けられた開口部の内周面に取り付けられ、基部と前記基部から起立する起立部を有する断面L字型に形成され、前記起立部を前記開口部の内周面に対して起立させると共に前記建物の内部側に向けて前記基部を前記開口部の内周面に沿って延設させた状態で前記開口部に周設された補強枠と、
前記開口部を開閉するための開閉体と、を具備し、
前記開口部を前記開閉体によって閉塞した状態において、前記開閉体の前記建物の内部側面が前記起立部の外部側面に止水パッキンを介して当接し、
前記補強枠は、前記開口部の前記建物の外部側面から突出した状態で取り付けられており、
前記開閉体の前記建物の内部側面が前記起立部の外部側面に前記止水パッキンを介して当接した際における前記開閉体の前記建物の内部側面の位置が、前記建物に取り付けられた断熱材と面一であって、
前記建物の前記開口部の開口端縁には断熱材料により形成された補強枠固定用スペーサが取り付けられていることを特徴とする耐水玄関。
【請求項2】
前記止水パッキンは前記起立部に固定された耐圧ゴムに取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の耐水玄関。
【請求項3】
前記耐圧ゴムは、前記起立部の先端部分に固定されていることを特徴とする請求項2記載の耐水玄関。
【請求項4】
前記開閉体の前記建物の内部側面には、開閉用ヒンジ非装着側の縦方向端縁に沿って前記開閉体を前記起立部に押圧するための開閉体押圧具が複数箇所に配設されていることを特徴とする請求項1~
3のうちのいずれか一項に記載の耐水玄関。
【請求項5】
前記開閉体の前記建物の外部側面に装着可能であって、前記開閉体の鍵穴および取手部分が収容な可能なハット型に形成された被覆体をさらに有していることを特徴とする請求項1~
4のうちのいずれか一項に記載の耐水玄関。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は耐水玄関に関する。
【背景技術】
【0002】
洪水時等においても建物内への水の侵入が防止可能な耐水玄関の提案がなされている。このような耐水玄関の構造としては例えば特許文献1(実用新案出願公開昭59-142383号公報)に開示されているような構成が知られている。具体的には、開口部を開閉する開閉体(ドア枠)の外側面に補強材を取り付け、補強材の外側面には室外側に延びる取付片が設けられ、取付片にパッキンを装着し、壁と補強材との間隙内にバックアップ材を充填すると共に室内側からシーリング材が充填された構造である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】実用新案出願公開昭59-142383号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている耐水玄関によれば、開閉体と壁(開口部枠体)との間の防水性能が高められてはいるが、近年頻発しているゲリラ豪雨等においては開閉体に作用する水圧が高くなり、開閉体が撓むことにより開閉体と壁との間のシール状態が不十分になり、玄関部分から水が侵入してしまうといった課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そこで本発明は、玄関の開閉体に作用する水圧が高くなっても、水圧による開閉体の変形を抑え、開閉体と壁(開口部枠体)とのシール状態を維持することが可能な耐水玄関の提供を目的としている。
【0006】
すなわち本発明は、鉄筋コンクリート造の建物の壁面に設けられた開口部の内周面に取り付けられ、基部と前記基部から起立する起立部を有する断面L字型に形成され、前記起立部を前記開口部の内周面に対して起立させると共に前記建物の内部側に向けて前記基部を前記開口部の内周面に沿って延設させた状態で前記開口部に周設された補強枠と、前記開口部を開閉するための開閉体と、を具備し、前記開口部を前記開閉体によって閉塞した状態において、前記開閉体の前記建物の内部側面が前記起立部の外部側面に止水パッキンを介して当接し、前記補強枠は、前記開口部の前記建物の外部側面から突出した状態で取り付けられており、前記開閉体の前記建物の内部側面が前記起立部の外部側面に前記止水パッキンを介して当接した際における前記開閉体の前記建物の内部側面の位置が、前記建物に取り付けられた断熱材と面一であって、前記建物の前記開口部の開口端縁には断熱材料により形成された補強枠固定用スペーサが取り付けられていることを特徴とする耐水玄関である。
【0007】
これにより、水圧による開閉体の撓みが抑制され、開閉体と補強枠とのシール状態を維持することができ、洪水時等においても玄関から建物内部への水の侵入を防止することができる。また、鉄筋コンクリート造の外断熱形式の建物において開閉体をきれいにかつ頑丈に配設することができる。
【0008】
前記止水パッキンは前記起立部に固定された耐圧ゴムに取り付けられていることが好ましい。
【0009】
これにより、さらに防水性を高めることができる。
【0010】
また、前記耐圧ゴムは、前記起立部の先端部分に固定されていることが好ましい。
【0011】
これにより、耐圧ゴム(止水パッキン)による開閉体の支持スパン長を短くすることができるため、水圧による開閉体の撓み量をさらに少なくすることができ、耐水性をさらに高めることができる。
【0016】
また、前記開閉体の前記建物の内部側面には、開閉用ヒンジ非装着側の縦方向端縁に沿って前記開閉体を前記起立部に押圧するための開閉体押圧具が複数箇所に配設されていることが好ましい。
【0017】
これにより、開閉体を建物に強固に押圧させた状態にすることができるため、より確実に建物内部への水の侵入を防ぐことができる。
【0018】
また、前記開閉体の前記建物の外部側面に装着可能であって、前記開閉体の鍵穴および取手部分が収容な可能なハット型に形成された被覆体をさらに有していることが好ましい。
【0019】
これにより、開閉体の鍵穴部分や取手部分から建物内部への水の侵入を防ぐことができる。
【発明の効果】
【0020】
本発明における耐水玄関の構成によれば、一般的な開閉体を使用した場合であっても水圧による開閉体の撓みを抑制することができ、開閉体と補強枠とのシール状態を維持することが可能になる。よって、一般的な開閉体が取り付けられている玄関であっても洪水時等に建物内部への水の侵入を防止することができる。また、鉄筋コンクリート造の外断熱形式の建物において開閉体をきれいにかつ頑丈に配設することができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図1】本実施形態における耐水玄関に建物の内部から正対した状態を示す正面図である。
【
図2】
図1中のII―II線における断面図である。
【
図3】
図1中のIII-III線における断面図である。
【
図4】本実施形態における開閉体押圧具の非押圧時(通常時)における正面図、側面図および平面図である。
【
図5】本実施形態における開閉体押圧具の押圧時(洪水発生時)における正面図、側面図および平面図である。
【
図6】本実施形態における被覆体の一部透視斜視図である。
【
図7】開閉体に被覆体を装着した状態を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
図1に示すように本実施形態における耐水玄関100は、建物としての住宅10の壁面12に設けられた開口部14に取り付けられた開口枠20と、開口枠20の内周面に周設された補強枠30と、開口部14を開閉する開閉体40とを具備している。本実施形態においてはいわゆる外断熱型の鉄筋コンクリート造の住宅10であって、一般的な玄関ドアを開閉体40として採用した形態について説明する。開閉体40は開口枠20の内周面に配設された開閉用ヒンジHJにより開閉可能に取り付けられており、開口枠20(開口部14)を開放状態と閉塞状態が切り替え可能になっている。本実施形態における住宅10、壁面12、開口部14、開口枠20および開閉体40の個別構成については、いずれも公知の構成を採用することができる。
【0023】
本実施形態における開口枠20は、住宅10の壁面12に形成された開口部14との間に止水部材(図示はせず)を介することにより開口部14と水密が確保された状態で取り付けられている。また、本実施形態における開口枠20の内周面は開口部14の内周面と平行であって、開口部14の内周面の全範囲を覆うようにして取り付けられている。また、壁面12の外部側面(外表面)には所要厚さを有する断熱材16が取り付けられている。
【0024】
図2および
図3からも明らかなとおり、補強枠30は開口枠20の内周面に当接する基部32と基部32から起立する起立部34を有する断面L字型形状の鋼材を溶接や接着等の公知の手法により矩形枠に形成したものである。補強枠30の外形寸法は、開口枠20の内周面寸法と略同一寸法に形成されており、基部32において所要間隔をあけた複数箇所に貫通孔KHが穿設されている。補強枠30は、開口枠20の内周面の範囲内において起立部34を開口枠20の内周面に対して起立させた状態であると共に基部32を住宅10の屋内側に延伸させた状態で貫通孔KHの位置でねじNによって開口枠20の内周面に取り付けられている。
【0025】
本実施形態においては、起立部34を開口枠20の外部側端部位置よりも外部側に突出させるようにして開口枠20に取り付け、起立部34に取り付けた耐圧ゴム50および止水パッキン60に当接させた状態の開閉体40の内部側面の位置と断熱材16の外部側面の位置とが面一となるようにしている。このようにすることで、外断熱構造の住宅10に対する開閉体40の収まりを良好にすることができる。
【0026】
また、壁面12の外部側面には開口枠20の開口端縁に沿った所要幅範囲に、断熱材16の厚さ寸法と同じ厚さ寸法であって、断熱材料により形成された補強枠固定用スペーサ18が取り付けられている。このような補強枠固定用スペーサ18は樹脂木材を好適に用いることができる。このように断熱材料により形成された補強枠固定用スペーサ18を開口枠20(開口部14)の開口端縁に沿って配設することで、断熱材16が配設されていない部分における断熱性能を確保することができる。また、補強枠30は、基部32の一部を補強枠固定用スペーサ18および開口枠20の内周面にねじN等の公知の手法によって複数方向から固定されており、補強枠30に作用する外力を住宅10の壁面12に確実に伝えることができる。さらに、基部32と開口枠20との間に止水部材(図示はせず)を配設することもできる。
【0027】
本実施形態における起立部34の先端部の外部側面には耐圧ゴム50が接着等の公知の手法により固定されている。また、耐圧ゴム50の外部側面には止水パッキン60が接着等の公知の手法によって取り付けられている。さらに起立部34の外部側面と開口枠20の内周面との間にはテープコーキング70が施されている。耐圧ゴム50、止水パッキン60およびテープコーキング70は、いずれも補強枠30の周方向に沿って周設されている。耐圧ゴム50、止水パッキン60およびテープコーキング70は公知のものを用いることができる。
【0028】
このように本実施形態における補強枠30は、開閉体40との当接部分となる耐圧ゴム50および止水パッキン60を起立部34の先端部分において外部側面(開閉体40の側)に突出させた状態にすることができる。これにより洪水時等において水圧が作用した際における開閉体40の支持位置が開閉体40の外周縁位置から起立部34の起立寸法の分だけ開閉体40の内側位置になり、開閉体40である玄関ドアの硬質ウレタン充填部分41(機械的強度が十分備わっている部分)での支持が可能になる。また、開閉体40の支持スパンを短くすることにもなり、水圧作用時における撓み量の削減にも貢献する。さらには、開閉体40に作用する外力が起立部34に伝えさせると共に、起立部34に一体形成された基部32を介して開口枠20の内周面全体に伝えることもできる。
【0029】
このように開口枠20の内周面に沿って開口枠20の内周面に対して起立する起立部34を有する補強枠30が周設されていることにより、洪水発生時等において開閉体40に水圧が作用した場合であっても、開閉体40に生じる撓み量を可及的に少なくすることができる。すなわち起立部34に配設された止水パッキン60と、開閉体40とのシール状態を確実に維持可能になる。よって、通常の玄関ドアを開閉体40として用いた場合であっても、玄関部分(開口部14)から住宅10の内部への水の侵入を確実に防止することができる。
【0030】
また、
図1に示すように、本実施形態における開閉体40には、鍵穴42および取手部分44の外方側位置に貫通孔(図示せず)が穿設されており、この貫通孔を覆う大きさに形成され、貫通孔に位置合わせして形成された挿通孔(図示せず)を有する座金板98が締結部材99によって室内側面に取り付けられている。この座金板98および締結部材99は後述する被覆体90を洪水の発生が予想される場合に、予め開閉体40の外表面で鍵穴42および取手部分44を被覆する際に用いられる。ここでは締結部材99としてボルトおよびナットを用いている。
【0031】
さらに、本実施形態における開閉体40には、開閉用ヒンジHJが取り付けられていない開閉用ヒンジ非装着側の縦方向端縁に沿って開閉体押圧具80が均等間隔をあけて複数箇所に配設されている。開閉体押圧具80は、住宅10の内部側から操作可能であって、既に起立部34の止水パッキン60に当接している開閉体40をさらに強力に押圧させるためのものである。
図4および
図5に示すように、本実施形態における開閉体押圧具80は、開閉体40への固定部82、固定部82に取り付けられた作動棹挿通部84、作動棹挿通部84に挿通される作動棹86および作動棹86に一体形成されたレバー88を有している。
【0032】
開閉体押圧具80の固定部82としては十分な機械的強度を有する鋼板を用いることができる。固定部82には所要間隔をあけて貫通孔KHが形成されており、貫通孔KHの部分でねじNにより開閉体40に固定されている。固定部82と開閉体40との間にはスペーサSを介しておくことが好ましい。作動棹挿通部84は作動棹86を挿通保持可能な筒部84Aと筒部84Aを固定部82に保持する保持体84Bが一体形成されている。また、作動棹86の先端部の周方向所要範囲には作動棹86の径外方向に突出する押圧用突起89が設けられている。作動棹86の径外方向に形成されたレバー88は、側面視した際に作動棹86に対する押圧用突起89の突出方向と同じ向き(同一直線上)に延設されている。
図4に示すように非押圧時(通常時)におけるレバー88および押圧用突起89は、開閉体40の高さ方向(開閉体40の内部側面と平行)に沿った状態になっており、押圧用突起89がどこにも接触していない状態になっている。
【0033】
図5に示すように押圧時(洪水発生時)においては、住宅10の内部側からレバー88を手前側に回動させる。これにより作動棹86の先端部に形成された押圧用突起89が開閉体40の内部側面に対して起立した状態になる。このとき作動棹86の回転軸から押圧用突起89の先端部位置までの距離は、作動棹86の回転軸から起立部34までの距離よりも長くなる。これにより起立部34の内部側面に押圧用突起89を起立させることで、開閉体40が外部側から内部側に引き寄せられ、開閉体40と止水パッキン60および耐圧ゴム50の押圧状態が強められることになり、開閉体40による止水性をさらに高めることができる。
【0034】
また、
図6に示すような被覆体90を用いて開閉体40の鍵穴42および取手部分44を覆うこともできる。本実施形態における被覆体90は直方体状をなし外表面のうちの一面が開口面に形成された函部92と函部92の開口部外周縁に沿って配設されたフランジ部94と函部92とフランジ部94に掛け渡された補強リブ95を有するハット型に形成されている。本実施形態における被覆体90のように、フランジ部94の開閉体40に当接する面にはシール部材96を配設することもできる。
【0035】
洪水の発生が予想される場合には、
図7に示すように、開閉体40の外部側表面において鍵穴42および取手部分44を函部92の内部空間に収容して鍵穴42および取手部分44からの水の侵入を防止する。具体的には、フランジ部94のシール部材96を開閉体40の外部側表面に当接させて開閉体40に形成されている貫通孔に挿通されている締結部材99を抜き、挿通孔97の位置で再度締結することにより被覆体90を開閉体40に装着する。また、フランジ部94の外周縁と開閉体40との境界線部分や締結部材99のねじ頭部分を埋めるようにして防水テープやコーキング剤等を敷設することが好ましい。被覆体90は軽量で水圧に対する十分な機械的強度を有する金属板の板金や合成樹脂等によって形成することができる。
【0036】
以上に本発明にかかる耐水玄関100について実施形態に基づいて詳細に説明したが、本発明の技術的範囲は以上の実施形態に限定されるものではない。例えば、以上の実施形態においては、外断熱型の鉄筋コンクリート造の住宅10について説明しているが、在来工法により構築された外断熱型および内断熱型の木造の住宅10に本発明を適用することも可能である。
【0037】
また、以上の実施形態においては、建物(住宅10)の壁面12に形成した開口部14の内周面に開口枠20を取り付けた形態について説明をしているが、開口部14への開口枠20の配設を省略した形態を採用することもできる。この形態を採用した際は、開口部14の内周面に補強枠30を直接取り付けることになるが、開口部14と補強枠30との間には公知の止水部材を配設しておくことが好ましい。
【0038】
また、以上の実施形態においては、起立部34に耐圧ゴム50および止水パッキン60を配設した形態について説明しているが、耐圧ゴム50および止水パッキン60を起立部34の開閉体40との当接面に取り付けた形態を採用することもできる。
【0039】
また、以上の実施形態においては、開閉体押圧具80および被覆体90を有する形態について説明しているがこれらの構成は配設を省略することもできる。
【0040】
また、以上に説明した本実施形態の構成に対し、明細書中に記載されている変形例や、他の公知の構成を適宜組み合わせた形態を採用することもできる。
【符号の説明】
【0041】
10 住宅(建物),
12 壁面,14 開口部,16 断熱材,18 補強枠固定用スペーサ(樹脂木材),
20 開口枠,
30 補強枠,32 基部,34 起立部,
40 開閉体,41 硬質ウレタン充填部分,42 鍵穴,44 取手部分,
50 耐圧ゴム,
60 止水パッキン,
70 テープコーキング,
80 開閉体押圧具,82 固定部,
84 作動棹挿通部,84A 筒部,84B 保持体,
86 作動棹,88 レバー,89 押圧用突起,
90 被覆体,92 函部,94 フランジ部,95 補強リブ,96 シール部材,
97 挿通孔,98 座金板,99 締結部材,
100 耐水玄関,
HJ 開閉用ヒンジ,
KH 貫通孔,
N ねじ,
S スペーサ