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特許7270038埋め込み型モニターの導入器の設計機能物
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-04-26
(45)【発行日】2023-05-09
(54)【発明の名称】埋め込み型モニターの導入器の設計機能物
(51)【国際特許分類】
   A61M 37/00 20060101AFI20230427BHJP
   A61N 1/372 20060101ALI20230427BHJP
【FI】
A61M37/00 590
A61N1/372
【請求項の数】 13
(21)【出願番号】P 2021523304
(86)(22)【出願日】2019-10-28
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-01-17
(86)【国際出願番号】 US2019058350
(87)【国際公開番号】W WO2020092241
(87)【国際公開日】2020-05-07
【審査請求日】2021-05-28
(31)【優先権主張番号】62/751,681
(32)【優先日】2018-10-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】505003528
【氏名又は名称】カーディアック ペースメイカーズ, インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
(74)【代理人】
【識別番号】100142907
【弁理士】
【氏名又は名称】本田 淳
(72)【発明者】
【氏名】コーネリアス、キャサリン
(72)【発明者】
【氏名】スティーパー、デイビッド ピー.
【審査官】中村 一雄
(56)【参考文献】
【文献】特表2003-516768(JP,A)
【文献】国際公開第2017/180792(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2014/0378948(US,A1)
【文献】特開2009-160395(JP,A)
【文献】国際公開第2017/180791(WO,A1)
【文献】特表2016-515021(JP,A)
【文献】欧州特許出願公開第03263056(EP,A1)
【文献】米国特許出願公開第2010/0331868(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61M 37/00
A61N 1/372
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
埋め込み型医療デバイスを患者体内に配置するための導入装置において、
近位開口部を含む近位部分と、遠位開口部を含む遠位部分と、前記近位部分と前記遠位部分を分離する中間部分とを有し、放出前に前記遠位開口部に隣接して埋め込み型医療デバイスを配置するハウジングと、
前記近位開口部を通過し、前記埋め込み型医療デバイスを前記ハウジングからハウジングの前記遠位開口部を通して放出する、放出ロッドと、を備え、
前記ハウジングは、前記中間部分に配置されたストップを備え、前記ストップは、1つ以上の隆起した表面を含むとともに、前記埋め込み型医療デバイスを装填する前に、前記ハウジング内の前記放出ロッドの位置決めを維持するように構成され
前記ストップは、埋め込み型医療デバイスを放出前に前記遠位開口部に隣接して配置するように構成される、装置。
【請求項2】
前記ハウジングは、前記埋め込み型医療デバイスを前記遠位開口部に隣接して保持し、前記放出ロッドによって加えられる力に応答して埋め込み型医療デバイスを解放する、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記中間部分は、第1の表面および第2の表面を含み、前記第1の表面および第2の表面のうちの1つは、前記ストップを有する、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記ストップが2つの曲面を含む、請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記ハウジングの遠位部分に配置され、前記ハウジングの遠位部分から延在する挿入器をさらに備え、前記ストップは、前記埋め込み型医療デバイスを前記挿入器に隣接して保持し、前記放出ロッドによって加えられる力に応答して前記医療デバイスを解放する、請求項3または4に記載の装置。
【請求項6】
前記ストップは、前記埋め込み型医療デバイスを装填するために前記近位開口部に向かって前記放出ロッドを引き抜く前に、前記放出ロッドの遠位部分を前記遠位開口部に隣接して維持する、請求項3に記載の装置。
【請求項7】
前記ストップは2つの隆起表面を含み、前記2つの隆起表面は、埋め込み型医療デバイスの装填のために前記放出ロッドを近位開口部に向かって引き抜く前に、前記放出ロッドの遠位部分を前記2つの隆起表面の間に維持する、請求項6に記載の装置。
【請求項8】
前記ストップが2つの曲面を含み、前記曲面の一方が他方の曲面よりも高い高さを有する、請求項1~7のいずれか一項に記載の装置。
【請求項9】
前記ストップは、前記放出ロッドによって加えられた力に応答して、前記埋め込み型医療デバイスを前記挿入器に向けて付勢して、前記埋め込み型医療デバイスを前記ハウジングの遠位開口部を通して解放する、請求項5に記載の装置。
【請求項10】
前記ストップは前記第1の表面および第2の表面のうちの一方に沿って配置され、前記挿入器は前記第1の表面および第2の表面のうちの他方に沿って配置される、請求項9に記載の装置。
【請求項11】
前記放出ロッドが、前記放出ロッドの長手方向軸に向かって内側に向かって先細になる2つの横方向に対向する表面を含む、請求項1~10のいずれか一項に記載の装置。
【請求項12】
前記放出ロッドの底面が内側に先細りになっており、放出ロッドの直径が減少している、請求項11に記載の装置。
【請求項13】
前記ハウジングは、前記埋め込み型医療デバイスが前記ハウジングの前記近位開口部を通して前記放出ロッドの経路の上方に配置された後、前記ハウジング内に前記埋め込み型医療デバイスを保持するとともに、前記放出ロッドの経路において前記ハウジング内の埋め込み型医療デバイスを解放するように構成されたクリップを含む、請求項1~12のいずれか一項に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、埋め込み型医療デバイスのために患者にポケットを作成するための医療器具および方法に関する。より詳細には、本発明は、低侵襲かつ効率的な方法で患者の皮下に埋め込み型医療デバイスの埋め込みを促進するための器具および方法に関する。
【背景技術】
【0002】
医療デバイスは、最小限の侵襲で、かつ患者の体内深部にデバイスを配置することなく、患者の皮膚の下に皮下に埋め込むことができる。医療デバイスを操作し、患者の皮下に医療デバイス用のポケットを形成するために、高い挿入力が必要となることにより、医療デバイスの位置決めが難しい場合がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
デバイスの機能面を不適切に配置すると、パフォーマンスが低下する可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
実施例1では、患者内に埋め込み型医療デバイスを配置するための導入装置は、近位開口部および遠位開口部を有するハウジングであって、放出前に遠位開口部に隣接して埋め込み型医療デバイスを配置するように構成されたハウジングと、近位開口部を通過し、埋め込み型医療デバイスをハウジングからハウジングの遠位開口部を通して放出するように構成された放出ロッドとを有する。
【0005】
実施例2では、実施例1の装置に加えて、ハウジングは、埋め込み型医療デバイスを遠位開口部に隣接して維持し、放出ロッドによって加えられる力に応答して埋め込み型医療デバイスを解放するように構成される。
【0006】
実施例3では、実施例1~3のいずれか1つの装置に加えて、ハウジングは、放出前に遠位開口部に隣接して埋め込み型医療デバイスを配置するように構成された、1つ以上の隆起面を含んでなるストップを有する。
【0007】
実施例4では、実施例3の装置に加えて、ハウジングは、近位開口部を含む近位部分と、遠位開口部を含む遠位部分とを備え、近位部分と遠位部分とが埋め込み型医療デバイスを収容するサイズの中間部分を分離し、中間部分は、第1の表面および第2の表面を含み、第1の表面および第2の表面のうちの1つは、ストップを有する。
【0008】
実施例5では、実施例3~4のいずれか1つの装置に加えて、ストップは2つの曲面を含む。
実施例6では、実施例3~5のいずれか1つの装置に加えて、装置はまた、ハウジングの遠位部分に配置され、そこから延在する挿入器を有し、ストップは、挿入器に隣接して埋め込み型医療デバイスを保持し、放出ロッドによって加えられた力に応答して医療デバイスを解放するように構成される。
【0009】
実施例7では、実施例4の装置に加えて、ストップは、埋め込み型医療デバイスを装填する前に、ハウジング内の放出ロッドの位置決めを維持するように構成される。
実施例8では、実施例7の装置に加えて、ストップは、埋め込み型医療デバイスを装填するために放出ロッドを近位開口部に向かって引き抜く前に、放出ロッドの遠位部分を遠位開口部に隣接して維持するように構成される。
【0010】
実施例9では、実施例8の装置に加えて、ストップは2つの隆起面を含み、2つの隆起面は、埋め込み型医療デバイスの装填のために放出ロッドを近位開口部に向かって引き抜く前に、放出ロッドの遠位部分を隆起面の間に維持するように構成される。
【0011】
実施例10では、実施例3~9のいずれか1つの装置に加えて、ストップは2つの曲面を含み、一方の曲面は他方の曲面よりも高い高さを有する。
実施例11では、実施例6~10のいずれか1つの装置に加えて、ストップは、放出ロッドによって加えられた力に応答して埋め込み型医療デバイスを挿入器に向けて付勢して、ハウジングの遠位開口部から埋め込み型医療デバイスを解放するように構成される。
【0012】
実施例12では、実施例11の装置に加えて、ストップは第1の表面および第2の表面の一方に沿って配置され、挿入器は第1の表面および第2の表面の一方に沿って配置される。
【0013】
実施例13では、実施例1~12のいずれか1つの装置に加えて、放出ロッドは、放出ロッドの長手方向軸に向かって内側に向かって先細になり、長手方向に対向する2つの表面を有する。
【0014】
実施例14では、実施例13の装置に加えて、放出ロッドの底面が内側に先細りになっており、放出ロッドの直径が減少している。
実施例15では、実施例請求項1~14のいずれか1つの装置に加えて、ハウジングは、放出ロッドの経路においてハウジング内の埋め込み型医療デバイスを解放するように構成されたクリップを含む。
【0015】
実施例16では、患者内に埋め込み型医療デバイスを配置するための導入装置は、近位開口部および遠位開口部と、埋め込み型医療デバイスを収容するようにサイズ設定された中間部分とを有するハウジングであって、中間部分は、放出前に埋め込み型医療デバイスを遠位開口部に隣接して位置決めするように構成されたストップを有する、ハウジングと、近位開口部を通過し、埋め込み型医療デバイスをハウジングからハウジングの遠位開口部を通して放出するように構成された放出ロッドとを有する。
【0016】
実施例17では、実施例16の装置に加えて、ストップは、放出前に遠位開口部に隣接して埋め込み型医療デバイスを配置するように構成された1つ以上の隆起面を含む。
実施例18において、実施例17の装置に加えて、中間部分は、第1の表面および第2の表面を含み、第1の表面および第2の表面のうちの1つは、ストップを有する。
【0017】
実施例19では、実施例18の装置に加えて、ストップは、埋め込み型医療デバイスを装填する前に、ハウジング内の放出ロッドの位置決めを維持するように構成される。
実施例20では、実施例19の装置に加えて、ストップは、埋め込み型医療デバイスを装填するために放出ロッドを近位開口部に向かって引き抜く前に、放出ロッドの遠位部分を遠位開口部に隣接して維持するように構成される。
【0018】
実施例21では、実施例20の装置に加えて、ストップは2つの隆起部分を含み、2つの隆起部分は、埋め込み型医療デバイスの装填のために放出ロッドを近位開口部に向かって引き抜く前に、放出ロッドの遠位部分を隆起部分の間に維持するように構成される。
【0019】
実施例22では、実施例18のいずれか1つの装置に加えて、ストップは2つの曲面を含み、一方の曲面は他方の曲面よりも高い高さを有する。
実施例23では、実施例26の装置に加えて、装置はまた、ハウジングの遠位部分に配置され、そこから延在する挿入器を有し、ストップは、挿入器に隣接して埋め込み型医療デバイスを保持し、放出ロッドによって加えられた力に応答して医療デバイスを解放するように構成される。
【0020】
実施例24では、実施例16の装置に加えて、ストップは、放出ロッドによって加えられた力に応答して埋め込み型医療デバイスを挿入器に向けて付勢して、ハウジングの遠位開口部から埋め込み型医療デバイスを解放するように構成される。
【0021】
実施例25では、実施例16の装置に加えて、ストップは、埋め込み型医療デバイスを遠位開口部に隣接して維持し、放出ロッドによって加えられる力に応答して埋め込み型医療デバイスを解放するように構成される。
【0022】
実施例26では、患者内に埋め込み型医療デバイスを配置するための導入装置は、近位開口部および遠位開口部と、埋め込み型医療デバイスを収容するようにサイズ設定された中間部分とを有するハウジングであって、中間部分は、放出前に埋め込み型医療デバイスを遠位開口部に隣接して位置決めするように構成されたストップを有する、ハウジングと、2つの横方向に向かい合う面を備える放出ロッドであって、2つの向かい合う面は、放出ロッドの長手方向に向かって内側に傾き、放出ロッドは近位開口部を通過し、埋め込み型医療デバイスをハウジングからハウジングの遠位開口部を通して放出するように構成された放出ロッドとを有する。
【0023】
実施例27では、実施例26の装置に加えて、放出ロッドの底面が内側に先細りになっており、放出ロッドの直径が減少している。
実施例28において、実施例27の装置に加えて、中間部分は、第1の表面および第2の表面を含み、第2の表面は、ストップを含み、放出ロッドの底面は、ハウジングの中間部分の第2の表面に隣接している。
【0024】
実施例29では、実施例28の装置に加えて、装置はまた、ハウジングの遠位部分に配置され、そこから延在する挿入器を有し、ストップは、挿入器に隣接して埋め込み型医療デバイスを保持し、放出ロッドによって加えられた力に応答して医療デバイスを解放するように構成される。
【0025】
実施例30では、実施例29の装置に加えて、第1の表面にそって挿入器が設けられ、ストップは、放出ロッドによって加えられた力に応答して埋め込み型医療デバイスを挿入器に向けて付勢して、ハウジングの遠位開口部から埋め込み型医療デバイスを解放するように構成される。
【0026】
実施例31では、実施例30の装置に加えて、放出ロッドの上面は実質的に平面である。
実施例32では、実施例26の装置に加えて、ハウジングは、放出ロッドの経路においてハウジング内の埋め込み型医療デバイスを解放するように構成されたクリップを含む。
【0027】
実施例33では、実施例26の装置に加えて、ストップは、放出前に遠位開口部に隣接して埋め込み型医療デバイスを配置するように構成された1つ以上の隆起面を含む。
実施例34では、方法は、導入器内に埋め込み型医療デバイスを配置する工程であって、導入器は、放出ロッドおよび、近位開口部および遠位開口部およびストップを有するハウジングを有する、導入器内に埋め込み型医療デバイスを配置する工程と、埋め込み型医療デバイスをストップに接触し、かつ遠位開口部に隣接するように配置する工程と、埋め込み型医療デバイスをストップの上に、そしてハウジングからハウジングの遠位開口部を通して通過させる工程とを備える。
【0028】
実施例35では、実施例34の方法はまた、導入器内に埋め込み型医療デバイスを配置する前に、ストップから遠位に放出ロッドを引き抜くことを含む。
複数の実施形態が開示されているが、本発明の、さらなる他の実施形態は開示された主題の例示的な実施形態を示し、及び説明する以下の詳細な説明から、当業者に明らかになるであろう。したがって、図面および詳細な説明は、本質的に例示的なものと見なされるべきであり、限定的なものではない。
【図面の簡単な説明】
【0029】
図1】例示的な導入装置および埋め込み型医療デバイスを示す図。
図2】別の例示的な導入装置および埋め込み型医療デバイスを示す図。
図3A】別の例示的な導入装置の第1の断面図。
図3B図3Aに示される例示的な導入装置の第2の断面図。
図4A】導入器具で使用される例示の放出ロッドを示す上面図。
図4B図4Aに示される例示的な放出ロッドの側面断面図。
図5】別の例示的な導入装置の断面図。
【発明を実施するための形態】
【0030】
本明細書に開示される主題は、様々な修正および代替形態に従うが、特定の実施形態は、例として図面に示され、以下に詳細に説明される。しかしながら、その意図は、本発明を、記載される特定の実施形態に限定することではない。それどころか、本開示は、本明細書に開示される主題の範囲内にあり、添付の特許請求の範囲によって定義されるすべての修正、同等物、及び代替物を網羅することを意図している。
【0031】
有形のもの(例えば、製品、在庫など)及び/又は無形のもの(例えば、データ、通貨の電子表現、アカウント、情報、物の一部(例えば、パーセンテージ、分数)、計算、データモデル、動的システムモデル、アルゴリズム、パラメータなど)についての値(例えば、大きさ、測定値、及び/又は特性に関連して本明細書で使用される定性的及び/又は定量的観察の他の程度(例えば、寸法、測定値、属性、構成要素)、及び/又はその範囲に関連して本明細書で使用する、「約」及び「およそ」との文言は、値、構成、方向、及び/又は、他の特性であって記載された値、構成、向き、及び/又は他の特性と同じか、又は値、構成、向き、及び/又は記載された値、構成、向きに合理的に近い他の特性に等しい(又は同じ)、及び/又はその他特徴的であるが、等しい(又は又は他の特性)ものを指すために、交換可能に使用され得る。それは、測定誤差;測定及び/又は製造装置の校正の違い;測定値の読み取り及び/又は設定における人為的エラー;他の測定値(他のものに関連する測定値など)を考慮して、パフォーマンス及び/又は構造パラメータを最適化するために行われる調整;特定の実装シナリオ;人、コンピューティングデバイス、及び/又はマシンによる物事、設定、及び/又は測定の不正確な調整及び/又は操作;システム公差;制御ループ;機械学習;予見可能な変動(例えば、統計的に有意でない変動、カオス的変動、システム及び/又はモデルの不安定性など);優先順位;及び/又は同様のものに起因すると関連技術の当業者によって理解され、容易に確認されるように、適度にわずかに異なる可能性があるものである。
【0032】
図1は、例示的な導入装置100および埋め込み型医療装置101の図を示している。導入装置100は、近位開口部108を含む近位部分106と、遠位開口部112を含む遠位部分110とを有するハウジング104を有する。中間部分114は、近位部分106と遠位部分110とを分離する。中間部分114は、埋め込み型医療デバイス102を収容するようにサイズ設定および構成されている。
【0033】
導入装置100はまた、放出ロッド116を備え、放出ロッド116は、近位開口部108を通過するように構成され、埋め込み型医療デバイス102をハウジング104から放出するように構成されている。放出ロッド116およびハウジング104は、プランジャと同様に機能することができ、その結果、埋め込み型医療デバイス102は、ユーザが放出ロッド116に本体に沿って長手方向に沿った方向に、又はハウジング104の長さ方向とほぼ平行に、力を加えることに応答して、ハウジング104から放出される。特定の例では、ハウジング104および/または放出ロッド116の一方または両方は、ハンドル118、120を含み得る。ハンドル118、120は、ユーザがハウジング104および/または放出ロッド116を操作する際の追加のグリップを可能にする。
【0034】
導入器具100はまた、ハウジング104の遠位部分110に配置され、そこから延在する挿入器122を含み得る。挿入器122は、遠位先端128および、挿入器122の遠位先端128よりも広い幅を有する中間部分124を含む。図1に示されるように、ハウジング104の遠位部分110から延びる挿入器122の部分126は、挿入器122の中間部分124の幅よりも小さい幅を有する。さらに、ハウジング104の遠位部分110から延びる挿入器122の部分126は、挿入器122の遠位先端128の幅とほぼ同一又は等しい幅を含み得る。特定の例では、遠位先端128は、上面、下面、側面、またはそれらの任意の組み合わせから遠位内側に向かって先細になり得る。より広い幅を有する挿入器122の中間部分124は、1%、5%、10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、または50%(またはその間の任意のパーセンテージ)だけ挿入器122の他の部分126、128の幅よりも大きい幅を有し得る。さらに、挿入器122の中間部分124は、埋め込み型医療デバイス102の幅とほぼ同一または等しい幅を有することができる。
【0035】
挿入器122は、患者内の埋め込み型医療デバイス102を取り囲むサイズのポケットを形成するように構成され得る。埋め込み型医療デバイス102は、埋め込み型医療デバイスをハウジング104から遠位開口112を通して放出する放出ロッド116に応答して、ポケット内に案内され得る。患者にポケットを形成する際に、患者の皮膚を切開することがある。切開は、別個の装置によって行うことができ、または挿入器122によって行うことができる。切開がなされた後、挿入器122は、切開を通して患者内で操作され得、次いで、埋め込み型医療デバイス102のためのポケットが形成される。埋め込み型医療デバイス102のポケットは、挿入器122の中間部分124が挿入器122の他の部分よりも広い幅を有するため、非対称の寸法を有するように形成することができる。
【0036】
図2は、別の例示的な導入装置200および埋め込み型医療デバイス202の図を示している。導入装置200は、近位開口208、遠位開口212、および近位開口208と遠位開口212との間の中間部分210を有するハウジング204を含む。中間部分214は、埋め込み型医療デバイス202を収容するようにサイズ設定および構成されている。
【0037】
導入装置200はまた、近位開口部208を通過するように構成され、埋め込み型医療デバイス202がハウジング204内に配置された後、埋め込み型医療デバイス202をハウジング204から放出するように構成された放出ロッド216を含む。以下でさらに詳細に論じられるように、中間部分210を含むハウジング204の内部構造は、埋め込み型医療デバイス202および放出ロッド216のための経路を提供する。ハウジング204はまた、埋め込み型医療デバイス202が近位開口208を通して配置された後、ハウジング204内に埋め込み型医療デバイス202を保持するために、中間部分210の内部構造内に延びるクリップ230を含み得る。クリップ230は、ハウジング204の内部構造内の放出ロッド216の経路の上方に埋め込み型医療デバイス202を保持することができる。さらに、クリップ230は、埋め込み型医療デバイスを遠位開口部212に向かって解放すべく撓曲するように構成され得る、ハウジングの上側の可撓性部分であり得る。
【0038】
導入器具200はまた、患者体内で埋め込み型医療デバイス202を取り囲むサイズのポケットを作成するように構成された挿入器222を含む。埋め込み型医療デバイス202は、埋め込み型医療デバイスをハウジング204から遠位開口部212を通して放出する放出ロッド216に応答して、ポケット内に案内され得る。
【0039】
埋め込み型医療デバイス202をポケットに放出する前に、埋め込み型医療デバイス202において、放出ロッド216はハウジング204から埋め込み型医療デバイス202を放出するための位置に配置される。ハウジング204がクリップ230を含む場合、埋め込み型医療デバイス202は、クリップ230から解放されて、埋め込み型医療デバイス202を放出ロッド216の経路に配置することができる。放出ロッド216の経路は、遠位開口212と整列して、埋め込み型医療デバイス202をハウジング204から遠位開口212を通して放出する。導入装置200の使用を促進するために、ハウジング204は、放出前に遠位開口212に隣接して埋め込み型医療デバイス202を配置するために、遠位開口212の近傍または隣接して設けられたストップ(図示せず)を含み得る。さらに、以下でより詳細に説明するように、導入器具202のユーザが放出ロッド216を動かして埋め込み型医療デバイス202を放出する前に、ストップは埋め込み型医療デバイス202の展開または放出から保護する。
【0040】
図3Aは、別の例示的な導入装置300の第1の断面図を示している。導入装置300は、患者内に埋め込み型医療装置(図示せず)を配置するためのものであり得る。導入装置300は、近位開口部308、遠位開口部312、および近位開口部308と遠位開口部312との間の中間部分314とを有するハウジング304を含む。中間部分314は、埋め込み型医療デバイスを含むようにサイズ設定および構成されている。
【0041】
導入装置300はまた、近位開口部308を通過するように構成され、埋め込み型医療デバイス202がハウジング304内に配置された後、埋め込み型医療デバイス202をハウジング304から放出するように構成された放出ロッド316を含む。以下でさらに詳細に論じられるように、中間部分314を含むハウジング304の内部部分336は、埋め込み型医療デバイスおよび放出ロッド316のための経路を提供する。ハウジング304はまた、埋め込み型医療デバイスが近位開口部308を通して配置された後、ハウジング304内に埋め込み型医療デバイスを保持するために、中間部分314の内部部分336内に延びるクリップ330を含み得る。クリップ330は、ハウジング304の内部構造内の放出ロッド316の経路の上方に埋め込み型医療デバイスを保持することができる。
【0042】
埋め込み型医療デバイスをポケットに放出する前に、埋め込み型医療デバイス202において、放出ロッド316はハウジング304から埋め込み型医療デバイスを放出するための位置に配置される。放出ロッド316の経路を遠位開口312と位置合わせして、埋め込み型医療デバイス202をハウジング304から遠位開口312を通して放出するようにする。埋め込み型医療デバイスの位置決めを促進するために、ハウジング304は、放出前に遠位開口部312に隣接して埋め込み型医療デバイスを配置するように構成され得る。特定の例では、ハウジング304は、遠位開口部312の近くまたは隣接して、構造物(例えば、ストップ334)を含み得る。
【0043】
ハウジング304(例えば、ストップ334)は、放出の前に、遠位開口部312に隣接して埋め込み型医療デバイスを配置するように構成され得る。ストップ334は、導入装置202の使用者が放出ロッド316を動かすことによって埋め込み型医療デバイスを放出または展開しようとする前に、埋め込み型医療デバイスの展開または放出から保護するように構成され得る。
【0044】
図3Bは、図3Aに示される例示的な導入装置300の第2の断面図を示す。特定の例では、ハウジング304は、ストップ334を介して、遠位開口部312に隣接する埋め込み型医療デバイスを保持し、および、放出ロッドをストップ334上に押し込み、クリップ330を埋め込み型医療デバイスから離脱させるために十分な強度で放出ロッド316によって加えられる力に応答して、埋め込み型医療デバイスを解放するように構成される。実施形態では、ハウジング304は、ストップ334の形態で1つ以上の隆起した表面を含み得る。特定の例では、ストップ334は、放出の前に遠位開口部312に隣接して埋め込み型医療デバイスを配置するように構成される。特定の例では、ストップ334は2つの曲面を含む。さらに、1つ以上の隆起した表面は、単一の曲面(例えば、こぶ)または2つの曲面を含み得る。ストップ334が2つの曲面を含む場合、一方の曲面は、他方の曲面よりも高い高さを有することができる。
【0045】
特定の例では、埋め込み型医療デバイスを配置することに加えて、ストップ334はまた、埋め込み型医療デバイスを装填する前に、ハウジング304内の放出ロッド316の配置を維持するように構成され得る。放出ロッド316は、埋め込み型医療デバイスを装填する前に、近位開口部308を通って遠位開口部312に向かって配置することができる。このように放出ロッド316を配置することにより、導入装置300をコンパクトな配置で(例えば、包装用に)提供することが容易になり得る。ストップ334は、ユーザが埋め込み型医療デバイスを装填すべく放出ロッド316を引き抜くために力を加える前に、遠位開口312に隣接する放出ロッド316の遠位端338を保持することができる。埋め込み型医療デバイスは、図3Aに示されるように、放出ロッド316の表面332に沿って配置され、放出ロッド316が引き抜かれるときに、近位開口部308を通して装填され得る。
【0046】
導入器具300はまた、患者体内で埋め込み型医療デバイスを取り囲むサイズのポケットを作成するように構成された挿入器322を含む。埋め込み型医療デバイスは、埋め込み型医療デバイスをハウジング304から遠位開口部312を通して放出する放出ロッド316に応答して、ポケット内に案内され得る。ストップ334は、挿入器322に隣接して埋め込み型医療デバイスを保持し、駆出ロッド316によって加えられた力に応答して医療デバイスを解放するように構成される。
【0047】
特定の例では、ストップ334は、放出ロッド316によって加えられた力に応答して埋め込み型医療デバイスを挿入器322に向けて付勢して、ハウジング304の遠位開口部312から埋め込み型医療デバイスを解放するように構成される。特定の例では、ストップ334は、内部部分336の第1の表面に沿って配置され、挿入器322は、内部部分336の別の表面に沿って配置され、そこから延びる。
【0048】
ストップ334は、所望の埋め込みの前に、ハウジング304から放出するための埋め込み型医療デバイスの配置を促進する。さらに、ストップ334は、遠位開口部312に隣接して埋め込み型医療デバイスを配置し、それにより、挿入器322の近くに埋め込み型医療デバイスを配置し、切開部につながる。さらに、1つ以上の隆起した表面(またはストップ334)は、ユーザが埋め込み型医療デバイスを装填する準備ができるまで、放出ロッド316の配置を促進することができる。
【0049】
図4Aは、導入器具と共に使用される例示的な放出ロッド400の断面上面図を示す。放出ロッド400は、本明細書に開示される導入装置のいずれにおいても使用することができる(例えば、図1、2、3A~B、および図5に示されるように)。放出ロッド400は、放出ロッド400の長手方向軸406に向かって内側に先細になる2つの横方向に対向する表面402、404を含み得る。上でさらに詳細に論じたように、放出ロッド400は、導入装置のハウジングを通過して、埋め込み型医療装置を導入装置から放出するように構成される。図4Aに示されるように、放出ロッド400の遠位端408は、埋め込み型医療デバイスの対応する表面とインターフェースするように構成された曲面を含み得る。
【0050】
図4Bは、図4Aに示される例示的な放出ロッド400の断面側面図を示す。特定の例では、放出ロッド400はまた、底面410を有し、底面410は内向きに先細になり、放出ロッド400の直径または厚さを減少させる。特定の例では、放出ロッドの上面412はほぼ平面であるか、または上面412は遠位方向に上向きに傾斜を有し、放出ロッド400の直径または厚さを増加させ得る。
【0051】
図4A~Bに示すように3つのテーパー面を有する放出ロッド400は、上記のように、放出ロッド400が埋め込み型医療デバイスを導入器具からポケットに放出するときに、放出ロッド400が患者の皮膚に引っ掛かる可能性を低減し得る。さらに、放出ロッド400の3つの先細りの表面は、よりスムーズな埋め込みを容易にし、形成されたポケットにおいて、切開から離れてより深い場所へと、埋め込み型医療デバイスの埋め込みを促進することができる。
【0052】
図5は、別の例示的な導入装置500の断面図を示している。導入装置500は、患者内に埋め込み型医療装置(図示せず)を配置するためのものであり得る。導入装置500は、近位開口508、遠位開口512、および近位開口508と遠位開口512との間の中間部分514とを有するハウジング504を含む。中間部分514は、埋め込み型医療デバイスを収容するようにサイズ設定および構成されている。
【0053】
導入装置500はまた、近位開口部508を通過するように構成され、埋め込み型医療デバイス202がハウジング504内に配置された後、埋め込み型医療デバイス202をハウジング504から放出するように構成された放出ロッド516を有する。以下により詳細に記載するように、中間部分514を含むハウジング504の内部部分536は、埋め込み型医療デバイスおよび放出ロッド516のための経路を提供する。
【0054】
埋め込み型医療デバイスをポケットに放出する前に、埋め込み型医療デバイスは、放出ロッド516がハウジング504から埋め込み型医療デバイスを放出するための位置に配置される。放出ロッド516の経路は、遠位開口512と位置合わせして、埋め込み型医療デバイス202をハウジング504から遠位開口512を通して放出する。埋め込み型医療デバイスの位置決めを促進するために、ハウジング504は、放出前に遠位開口512に隣接して埋め込み型医療デバイスを配置するように構成されたストップ534を含み得る。
【0055】
放出前に遠位開口512に隣接して埋め込み型医療デバイスを配置するように構成されたストップ534によって、ストップ534は、導入装置502の使用者が放出しようとする前に、または、放出ロッド516を動かすことによって、埋め込み型医療デバイスを配備する前に、埋め込み型医療デバイスの展開または放出から保護するように構成される。特定の例では、ストップ534は、遠位開口512に隣接する埋め込み型医療デバイスを保持し、放出ロッド516によって加えられる力に応答して埋め込み型医療デバイスを解放するように構成される。
【0056】
特定の例では、ストップ534は、1つ以上の隆起した表面を含み得る。特定の例では、ストップ534の1つ以上の隆起した表面は、放出前に遠位開口512に隣接して埋め込み型医療デバイスを配置するように構成される。特定の例では、ストップ534の1つ以上の隆起した表面は、2つの曲面を含む。さらに、1つ以上の隆起した表面は、単一の曲面(例えば、こぶ)または2つの曲面を含み得る。ストップ534の1つ以上の隆起面が2つの曲面を有する場合、曲面の一方は、他方の曲面よりも高い高さを有し得る。
【0057】
特定の例では、ストップ534はまた、埋め込み型医療デバイスを装填する前に、ハウジング504内の放出ロッド516の位置決めを保持するように構成され得る。例えば、放出ロッド516は、埋め込み型医療デバイスを装填する前に、近位開口508を通って遠位開口512に向かって配置することができる。このように放出ロッド516を配置することにより、導入装置500をコンパクトな配置で(例えば、包装用に)提供することが容易になり得る。ストップ534の1つ以上の隆起した表面は、ユーザが埋め込み型医療デバイスを装填するために放出ロッド516を引き抜く力を加える前に、遠位開口512に隣接する放出ロッド516の遠位端538を保持することができる。特定の例では、放出ロッド516は、遠位開口512に隣接する放出ロッド516の遠位端538を保持するために、ストップ534の2つの隆起した表面の間に配置され得る突起540を含む。
【0058】
導入器具500はまた、患者内の埋め込み型医療デバイスを取り囲むサイズのポケットを形成するように構成された挿入器522を含む。埋め込み型医療デバイスは、放出ロッド516がハウジング504から遠位開口512を通って埋め込み型医療デバイスを放出することに応答して、ポケット内に案内され得る。ストップ534は、特定の例では、挿入器522に隣接して埋め込み型医療デバイスを保持し、放出ロッド516によって加えられた力に応答して医療デバイスを解放するように構成される。
【0059】
特定の例では、ストップ534の1つ以上の隆起した表面は、放出ロッド516によって加えられた力に応答して埋め込み型医療デバイスを挿入器522に向けて付勢して、ハウジング504の遠位開口部512から埋め込み型医療デバイスを解放するように構成される。特定の例では、ストップ534の1つ以上の隆起した表面は、内部部分536の第1の表面542に沿って配置され、挿入器522の底面546は、中間部分514の内部部分536の第2の表面544に沿って配置され、そこから延びる。ストップ534の1つ以上の隆起した表面は、埋め込み型医療デバイスを、患者にポケットを形成する挿入器522に向かって強制することによって、ハウジング504からの放出中に埋め込み型医療デバイスの配置を促進する。望ましい埋め込みの前に。
【0060】
1つ以上の隆起した表面(またはストップ534)は、所望の埋め込みの前に、ハウジング504から放出するための埋め込み型医療デバイスの配置を促進する。さらに、1つ以上の隆起した表面(またはストップ534)は、埋め込み型医療デバイスを遠位開口512に隣接して配置し、それによって、挿入器522の近くに埋め込み型医療デバイスを配置し、切開部につなげる。さらに、1つ以上の隆起した表面(またはストップ534)は、ユーザが埋め込み型医療デバイスを装填する準備ができるまで、放出ロッド516の配置を促進することができる。さらに、ストップ534の1つ以上の隆起した表面は、埋め込み型医療デバイスを遠位開口512に隣接して配置し、それによって、切開部につながる挿入器522の近くに埋め込み型医療デバイスを配置する。さらに、ストップ534の1つ以上の隆起した表面は、ユーザが埋め込み型医療デバイスを装填する準備ができるまで、放出ロッド516の配置を促進することができる。
【0061】
本開示の範囲から逸脱することなく、議論された例示的な実施形態に対して様々な修正および追加を行うことができる。例えば、上記の実施形態は特定の特徴に言及しているが、本開示の範囲はまた、特徴の異なる組み合わせを有する実施形態および記載された特徴のすべてを含まない実施形態を含む。したがって、本明細書に記載の主題の範囲は、請求項の範囲内にあるようなすべてのそのような代替、修正、および変形を、それらのすべての同等物とともに包含することを意図している。
図1
図2
図3A
図3B
図4A
図4B
図5