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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-04-26
(45)【発行日】2023-05-09
(54)【発明の名称】管継手部材
(51)【国際特許分類】
   F16L 37/23 20060101AFI20230427BHJP
   F16L 37/36 20060101ALI20230427BHJP
【FI】
F16L37/23
F16L37/36
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2021545146
(86)(22)【出願日】2020-07-17
(86)【国際出願番号】 JP2020027871
(87)【国際公開番号】W WO2021049171
(87)【国際公開日】2021-03-18
【審査請求日】2021-10-18
(31)【優先権主張番号】P 2019166166
(32)【優先日】2019-09-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000227386
【氏名又は名称】日東工器株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100083895
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 茂
(74)【代理人】
【識別番号】100175983
【弁理士】
【氏名又は名称】海老 裕介
(72)【発明者】
【氏名】鴻田 徹
【審査官】渡邉 聡
(56)【参考文献】
【文献】実公昭52-034646(JP,Y1)
【文献】特開2002-130573(JP,A)
【文献】特開2005-030532(JP,A)
【文献】実開昭61-206191(JP,U)
【文献】実開平06-080097(JP,U)
【文献】特開2000-314411(JP,A)
【文献】実公昭47-043051(JP,Y1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16L 37/23
F16L 37/36
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
施錠子を有する対応管継手部材に取り外し可能に連結される管継手部材であって、
前端部及び後端部を有し、該前端部から該後端部にまで筒状に延びて当該管継手部材の流体通路の少なくとも一部を画定する継手本体であって、該前端部と該後端部との間で径方向内側に変形されて、該継手本体の外周面に後方に面する施錠子係止面を形成する変形部を有する、継手本体と、
該継手本体の一部を径方向内側から支持するように該継手本体の内側に配置され、該施錠子係止面を形成している該変形部の部分を内側から支持する支持面を有する、筒状の支持部材と、
該継手本体と該支持部材との間に配置され、該変形部によって該支持部材と該継手本体との間で圧潰されて該支持部材と該継手本体との間を密封するようにされたシール部材と、
を備え、
当該管継手部材が対応管継手部材に連結されたときに、該施錠子係止面が該対応管継手部材の施錠子によって係止されることにより当該管継手部材が該対応管継手部材に保持されるようにされた、管継手部材。
【請求項2】
該継手本体の該前端部が該支持部材よりも前方に位置し、該継手本体が該支持部材の前方位置において該継手本体の内側に該流体通路の少なくとも一部をなす弁収容空間を画定しており、
該弁収容空間内に配置され、該継手本体の内周面上を該継手本体の長手軸線の方向で摺動して、該流体通路を開閉する弁体をさらに備える、請求項1に記載の管継手部材。
【請求項3】
該継手本体が、該支持部材よりも前方の位置で径方向内側に湾曲して該前端部にまで延びる前端部分を有し、該前端部分は該継手本体の他の部分よりも厚くされ、
該弁体が該前端部分に該長手軸線の方向で密封係合することにより該流体通路を閉止するようにされた、請求項2に記載の管継手部材。
【請求項4】
該支持部材と該弁体との間に配置され、該弁体を前方に向かって付勢するスプリングをさらに備える、請求項2又は3に記載の管継手部材。
【請求項5】
該支持面が前方に向かって径方向外側に傾斜しており、該施錠子係止面が該支持面に沿って前方に向かって径方向外側に傾斜している、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の管継手部材。
【請求項6】
該支持部材が外周面に形成されて周方向に延びる環状溝を有し、該支持面が該環状溝の前方側面であり、
該変形部が該環状溝に沿って径方向内側に窪むように変形されて該支持部材を該継手本体に対して固定するようにされた変形凹部である、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の管継手部材。
【請求項7】
該シール部材が、該環状溝の後方面に接する位置に配置され、該支持部材の環状溝と該継手本体の変形凹部との間で圧潰されて該支持部材と該継手本体との間を密封するようにされた、請求項6に記載の管継手部材。
【請求項8】
該支持部材が、該継手本体の後端部にまで延び、内周面に管部材に螺合されるネジ部を有する、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の管継手部材。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、施錠子を有する対応管継手部材に取り外し可能に連結される管継手部材に関する。
【背景技術】
【0002】
配管同士の着脱を迅速に行えるようにするための雌型管継手部材と雄型管継手部材とからなる管継手において、雌型管継手部材が備える施錠子を雄型管継手部材の外周面に形成された施錠子係止面に係止することにより、雌型管継手部材と雄型管継手部材とが取り外し可能に連結されるようにしたものがある。例えば特許文献1には、雌型管継手部材と雄型管継手部材のそれぞれが流体通路を開閉する弁体を備え、互いに連結されたときに各弁体がそれぞれの流体通路を開放するようにされた管継手が開示されている。雄型管継手部材は流体通路を画定する筒状の継手本体を有し、継手本体の外周面には周方向に延びる環状の施錠凹部が形成されている。この施錠凹部は、具体的には、底面と、底面の両側からそれぞれ径方向外側に傾斜して延びる両側面とによって画定されている。雌型管継手部材と雄型管継手部材とが連結されたときには、雌型管継手部材の施錠子が雄型管継手部材の施錠凹部に係合する。この連結状態において雌型管継手部材と雄型管継手部材とは、弁体を付勢するスプリングの付勢力や内部流体の圧力により互いに離れる方向に力を受ける。そうすると、施錠子が施錠凹部の傾斜した側面に比較的に強い力で押し付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2019-19953号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のような雄型管継手部材において流体通路を画定している筒状の継手本体は、通常、切削加工によって製造される。切削加工により製造することにより、弁座部、施錠凹部、配管固定用ネジ部などを有し、且つ施錠凹部において施錠子から受ける力にも十分に耐えられる剛性を有する1つの部材として継手本体を形成することができる。しかしながら、切削加工は、切削により無駄になる材料が比較的に多くなり、また複雑な形状を作製するために切削工程も多くなるため、製造コストが高くなる傾向にある。また、弁体を備える管継手部材においては、弁体や、弁体に取り付けられたシール部材などの一部の部品が破損した場合でもその部品だけを交換することは通常難しく、管継手部材全体を交換することになる。そのため、特にコスト比率が高くなり易い継手本体の製造コストをより安価にして、管継手部材全体の製造コストを削減することが望まれている。
【0005】
そこで本発明は、従来の管継手部材に比べて製造コストを低減することが可能な管継手部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち本発明は、
施錠子を有する対応管継手部材に取り外し可能に連結される管継手部材であって、
前端部及び後端部を有し、該前端部から該後端部にまで筒状に延びて当該管継手部材の流体通路の少なくとも一部を画定する継手本体であって、該前端部と該後端部との間で径方向内側に変形されて、該継手本体の外周面に後方に面する施錠子係止面を形成する変形部を有する、継手本体と、
該継手本体の一部を径方向内側から支持するように該継手本体の内側に配置され、該施錠子係止面を形成している該変形部の部分を内側から支持する支持面を有する、筒状の支持部材と、
を備え、
当該管継手部材が対応管継手部材に連結されたときに、該施錠子係止面が該対応管継手部材の施錠子によって係止されることにより当該管継手部材が該対応管継手部材に保持されるようにされた、管継手部材を提供する。
【0007】
当該管継手部材においては、流体通路の少なくとも一部を画定する継手本体の施錠子係止面が形成された部分が、継手本体の内側に配置された支持部材の支持面によって支持されるようになっている。すなわち、比較的に大きな力が作用する施錠子係止面は支持部材の支持面によって支持されているため、継手本体自体にはそれほど大きな強度が必要なくなる。そのため、継手本体の全体を薄肉にすることができ、継手本体を薄肉のパイプ材を塑性変形させて形成したり、板材から絞り加工によって形成したりすることが可能となる。このような塑性変形を利用した加工は切削加工に比べて無駄な材料が生じにくく且つ簡易に行うことができるため、当該管継手部材は、従来の切削加工で製造された継手本体を有する管継手部材に比べてより安価に製造することが可能となる。
【0008】
また、
該継手本体の該前端部が該支持部材よりも前方に位置し、該継手本体が該支持部材の前方位置において該継手本体の内側に該流体通路の少なくとも一部をなす弁収容空間を画定しており、
該弁収容空間内に配置され、該継手本体の内周面上を該継手本体の長手軸線の方向で摺動して、該流体通路を開閉する弁体をさらに備えるようにすることができる。
【0009】
この場合には、
該継手本体が、該支持部材よりも前方の位置で径方向内側に湾曲して該前端部にまで延びる前端部分を有し、該前端部分は該継手本体の他の部分よりも厚くされ、
該弁体が該前端部分に該長手軸線の方向で密封係合することにより該流体通路を閉止するようにすることができる。
【0010】
また、該支持部材と該弁体との間に配置され、該弁体を前方に向かって付勢するスプリングをさらに備えるようにすることができる。
【0011】
弁体を付勢するスプリングを支持部材と弁体との間に配置するようにすることにより、継手本体にスプリングを支持する部分を形成する必要がなくなるため、継手本体を簡易な形状とすることが可能となる。
【0012】
さらには、該支持面が前方に向かって径方向外側に傾斜しており、該施錠子係止面が該支持面に沿って前方に向かって径方向外側に傾斜しているようにすることができる。
【0013】
このような構成により、継手本体の施錠子係止面が形成されている部分を支持部材の支持面によって面で支持することが可能となり、施錠子係止面の変形をより確実に防止することが可能となる。
【0014】
また、
該支持部材が外周面に形成されて周方向に延びる環状溝を有し、該支持面が該環状溝の前方側面であり、
該変形部が該環状溝に沿って径方向内側に窪むように変形されて該支持部材を該継手本体に対して固定するようにされた変形凹部であるようにすることができる。
【0015】
さらには、
該環状溝内において該環状溝の後方側面に接する位置に配置されたシール部材をさらに備え、
該シール部材が、該支持部材の環状溝と該継手本体の変形凹部との間で圧潰されて該支持部材と該継手本体との間を密封するようにすることができる。
【0016】
このような構成により、支持部材と継手本体との間をより確実に密封して、支持部材と継手本体との間から流体通路内の流体が漏れることをより確実に防止することが可能となる。
【0017】
また、該支持部材が、該継手本体の後端部にまで延び、内周面に管部材に螺合されるネジ部を有するようにすることができる。
【0018】
以下、本発明に係る管継手部材の実施形態を添付図面に基づき説明する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明の第1の実施形態に係る管継手部材の断面図である。
図2図1の管継手部材の変形凹部を形成する前の状態の図である。
図3図1の管継手部材を対応管継手部材に連結した状態を示す図である。
図4】本発明の第2の実施形態に係る管継手部材の断面図である。
図5図4の管継手部材において、アダプタを連結した状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明の第1の実施形態に係る管継手部材101は、図1に示すように、前端部112から後端部114にまで筒状に延びる継手本体110と、継手本体110の内側に配置された筒状の支持部材116と、継手本体110の内側において支持部材116の前方に配置された弁体118と、を備える。当該管継手部材101の流体通路120は、その前方部分120a(図で見て左方部分)は継手本体110により画定され、後方部分120b(図で見て右方部分)は支持部材116により画定されている。
【0021】
支持部材116は外周面116aに形成された環状溝122を有する。環状溝122は支持部材116の周方向に延びるように形成されており、その前方側面122aは前方に向かって径方向外側に傾斜した支持面122aとなっている。支持部材116は継手本体110の後端部114にまで延びており、その内周面116bにはネジ部124が形成されている。このネジ部124には、管部材が螺合して取り付けられる。
【0022】
継手本体110は、支持部材116の環状溝122に沿って径方向内側に塑性変形させることにより形成された変形凹部126(変形部)を有する。変形凹部126は、環状溝122の支持面122aに沿って前方に向かって径方向外側に傾斜した施錠子係止面128を形成している。この施錠子係止面128が形成された部分は、支持部材116の支持面122aによって径方向内側から支持されている。継手本体110の前端部112は支持部材116よりも前方に位置しており、継手本体110は支持部材116の前方位置において継手本体110の内側に弁収容空間130を画定している。なお、この弁収容空間130は流体通路120の一部でもある。継手本体110はさらに、支持部材116よりも前方の位置で径方向内側に湾曲して前端部112に至る前端部分132を有している。前端部分132は継手本体110の他の部分よりも厚くなっており、後述するように弁体118が密封係合する弁座面134を構成している。
【0023】
弁体118は、継手本体110の弁収容空間130内に配置され、その外周面118aが継手本体110の内周面110a上を継手本体110の長手軸線Lの方向で摺動して流体通路120を開閉するようになっている。また弁体118には、長手軸線Lの方向に貫通して内部流体を通すようにされた貫通路136が複数形成されている。弁体118と支持部材116との間には円錐状に巻かれたスプリング138が配置されており、弁体118はスプリング138の付勢力によって前方に付勢されている。弁体118には環状のシール部材140が取り付けられている。スプリング138の付勢力によって前方に付勢された弁体118は、シール部材140を介して継手本体110の前端部分132の弁座面134に長手軸線Lの方向で密封係合して流体通路120を閉止する。
【0024】
継手本体110は、板材を絞り加工するか又は薄肉のパイプ材を塑性変形させて形成された部材である。継手本体110は、一旦、図2に示す形状に形成される。そして、継手本体110の内部に弁体118、スプリング138、及び支持部材116を順番に挿入して図2の状態とし、支持部材116の環状溝122を覆っている部分を径方向内側に塑性変形させて変形凹部126を形成する。継手本体110はこのようにして図1の形状とされる。なお、環状溝122の後方側面122bに接する位置にはシール部材142が配置されていて、変形凹部126を形成するときに環状溝122と変形凹部126との間でシール部材142を圧潰して支持部材116と継手本体110との間を密封している。これにより流体通路120内を流れる内部流体が継手本体110と支持部材116との間から当該管継手部材101の外部に漏れないようにしている。また、変形凹部126が環状溝122に沿って径方向内側に窪むように形成することにより、支持部材116を継手本体110に対して固定している。
【0025】
当該管継手部材101が連結される対応管継手部材151は、図3に示すように、流体通路162を画定する筒状の継手本体160と、継手本体160内に配置された弁体164と、継手本体160の施錠子保持孔166内において径方向に変位可能に配置された複数の球状の施錠子168と、継手本体160の外周面160a上を長手軸線Lの方向に変位可能に配置されたスリーブ170とを備える。また、継手本体160の内周面160bには環状のシール部材172が取り付けられている。当該管継手部材101を対応管継手部材151の流体通路162内に挿入すると、施錠子168は施錠子係止面128に当接した状態でスリーブ170によって径方向外側から保持される。これにより、当該管継手部材101の施錠子係止面128が対応管継手部材151の施錠子168によって係止されて、当該管継手部材101が対応管継手部材151に保持される。この連結状態においては、当該管継手部材101の弁体118と対応管継手部材151の弁体164とが互いに当接して、それぞれの流体通路120、162を開放する開放位置となる。また、シール部材172により当該管継手部材101の継手本体110と対応管継手部材151の継手本体160とが密封係合され、当該管継手部材101の流体通路120と対応管継手部材151の流体通路162とが連通した状態となる。
【0026】
図4及び図5に示す本発明の第2の実施形態に係る管継手部材201においては、支持部材216が環状溝222よりも僅かに大きい幅しか有しておらず、長手軸線Lの方向での長さが第1の実施形態における支持部材116よりも短くなっている。そして、継手本体210の内側における支持部材216の後方にはアダプタ244が挿入されて固定されるようになっている。アダプタ244の内周面244aにはネジ部224が形成されており、管部材を螺合して取り付けられるようになっている。アダプタ244は、図5に示すように、継手本体210に形成されている係止突起246がアダプタ244の係止部248を係止することにより継手本体210に固定される。アダプタ244を継手本体210に固定する際には、支持部材216の後方にシール部材249を取り付けておいて、アダプタ244を継手本体210内に後方から挿入する。アダプタ244が継手本体210に挿入固定されると、シール部材249が継手本体210と支持部材216とアダプタ244との間で圧潰されて、これら部材の間が密封される。これにより流体通路220内を流れる内部流体が当該管継手部材201の外部に漏れないようにしている。なお、アダプタ244は継手本体210の係止突起246を径方向外側に変位させることにより、継手本体210から取り外すことが可能である。
【0027】
本発明に係る管継手部材101、201においては、対応管継手部材151と連結したときに施錠子168から径方向内向きの大きな力を受ける継手本体110、210の施錠子係止面128、228が形成された部分を支持部材116、216の支持面122a、222aで内側から支持するようになっている。そのため継手本体110、210自体にそれほど大きな強度は必要なく、継手本体110、210の全体を薄肉にすることができるため、継手本体110、210を、パイプ材を変形させて形成したり、板材から絞り加工によって形成したりすることが可能となる。すなわち、従来の管継手部材のように継手本体を切削加工で製造する必要がないため、当該管継手部材101、201は従来の管継手部材に比べてより安価に製造することが可能となる。
【0028】
以上に本発明の実施形態について説明をしたが、本発明はこれら実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では弁体を備える構成としているが、弁体を備えない構成としてもよい。また、支持部材の支持面および継手本体の施錠子係止面は、後方に面する面となっていればよく、例えば長手軸線に対して垂直な面としてもよい。さらには、継手本体と支持部材との間はシール部材を介して密封するのではなく、継手本体と支持部材とをメタルシールすることより直接密封係合させるようにすることもできる。
【符号の説明】
【0029】
101 管継手部材
110 継手本体
110a 内周面
112 前端部
114 後端部
116 支持部材
116a 外周面
116b 内周面
118 弁体
118a 外周面
120 流体通路
120a 前方部分
120b 後方部分
122 環状溝
122a 前方側面、支持面
122b 後方側面
124 ネジ部
126 変形凹部
128 施錠子係止面
130 弁収容空間
132 前端部分
134 弁座面
136 貫通路
138 スプリング
140 シール部材
142 シール部材
151 対応管継手部材
160 継手本体
160a 外周面
160b 内周面
162 流体通路
164 弁体
166 施錠子保持孔
168 施錠子
170 スリーブ
172 シール部材
201 管継手部材
210 継手本体
216 支持部材
220 流体通路
222 環状溝
222a 支持面
224 ネジ部
228 施錠子係止面
244 アダプタ
244a 内周面
246 係止突起
248 係止部
249 シール部材
L 長手軸線
図1
図2
図3
図4
図5