(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-04-27
(45)【発行日】2023-05-10
(54)【発明の名称】プロペラファン
(51)【国際特許分類】
F04D 29/32 20060101AFI20230428BHJP
【FI】
F04D29/32 C
F04D29/32 G
(21)【出願番号】P 2019197158
(22)【出願日】2019-10-30
【審査請求日】2022-03-20
(73)【特許権者】
【識別番号】000000538
【氏名又は名称】株式会社コロナ
(74)【代理人】
【識別番号】100067356
【氏名又は名称】下田 容一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100160004
【氏名又は名称】下田 憲雅
(74)【代理人】
【識別番号】100120558
【氏名又は名称】住吉 勝彦
(74)【代理人】
【識別番号】100148909
【氏名又は名称】瀧澤 匡則
(74)【代理人】
【識別番号】100192533
【氏名又は名称】奈良 如紘
(72)【発明者】
【氏名】山田 周平
【審査官】中村 大輔
(56)【参考文献】
【文献】実開平04-071798(JP,U)
【文献】特開昭55-087895(JP,A)
【文献】国際公開第2016/021555(WO,A1)
【文献】国際公開第2013/099905(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F04D 29/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
軸線上に回転可能に設けられているボスと、このボスに支持され回転することにより前記軸線に沿って送風を行う羽根部と、を有するプロペラファンにおいて、
前記ボスは、前記軸線に直交するよう設けられた底部と、この底部から前記軸線に沿って延びる略筒状の側壁部と、この側壁部の内周に形成されている複数のリブ部と、を有し、
前記リブ部は、それぞれ高さの異なる複数の板体によって構成され、
前記ボスの回転方向を基準とした場合に、前記板体は、前側から後側に向かって順に高くなるよう配置され
、
前記リブ部は、前記羽根部の内側にのみ形成されていることを特徴とするプロペラファン。
【請求項2】
前記リブ部は、前記側壁部の内周に複数形成され、
1つの前記リブ部のうちの最も後ろに形成されている板体から1つ前の板体までの距離は、前記1つのリブ部の後方に隣接して形成されたリブ部の最も前の板体までの距離よりも短いことを特徴とする請求項1
に記載のプロペラファン。
【請求項3】
前記リブ部は、前記側壁部の内周に複数形成され、
前記リブ部の形成される数は、前記羽根部の数の倍数、又は、前記羽根部の数の約数である請求項1
又は請求項2に記載のプロペラファン。
【請求項4】
前記板体の先端は、曲面形状を呈することを特徴とする請求項1~請求項
3のいずれか1項に記載のプロペラファン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転することにより送風を行うプロペラファンに関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、エアコン装置の室外機内には、熱交換器に送風を行うためのプロペラファンが設けられている。このようなプロペラファンに関する従来技術として、特許文献1に開示される技術がある。
【0003】
特許文献1に示されるようなプロペラファンは、軸線上に回転可能に設けられているボスと、このボスから外周に向かって延び回転することにより送風を行う羽根部と、ボスの内周に形成されている補強のためのリブ部と、を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されたプロペラファンによれば、リブ部を形成することにより、プロペラファン全体の強度を高めることができる。一方、プロペラファンが回転すると、ボスの内部にも風の流れが発生する。この際、リブは、風の流れに対して抵抗となり、騒音発生の原因となり得る。
【0006】
本発明は、高い強度を維持しつつ、ボスの内部における風の流れを円滑にすることのできるプロペラファンの提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、軸線上に回転可能に設けられているボスと、このボスに支持され回転することにより前記軸線に沿って送風を行う羽根部と、を有するプロペラファンにおいて、
前記ボスは、前記軸線に直交するよう設けられた底部と、この底部から前記軸線に沿って延びる略筒状の側壁部と、この側壁部の内周に形成されている複数のリブ部と、を有し、
前記リブ部は、それぞれ高さの異なる複数の板体によって構成され、
前記ボスの回転方向を基準とした場合に、前記板体は、前側から後側に向かって順に高くなるよう配置され、
前記リブ部は、前記羽根部の内側にのみ形成されていることを特徴とするプロペラファンが提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、リブ部を構成する板体は、ボスの回転方向を基準とした場合に、前側から後側に向かって順に高くなるよう配置されている。順に高くなるよう配置することにより、2枚目以降の板体には、風が接触しにくい部位が生ずる。接触する風量が少なくなるため、風の流れに対する抵抗を小さくすることができる。本発明のプロペラファンによれば、リブ部によって高い強度を維持しつつ、ボスの内部における風の流れを円滑にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】実施例1によるプロペラファンが搭載されたエアコン装置の模式図である。
【
図2】
図1に示されたプロペラファン、熱交換器、及び、ベルマウスについて説明する図である。
【
図3】
図2に示されたプロペラファンの斜視図である。
【
図4】
図2に示されたプロペラファンの展開図である。
【
図5】
図5Aは、比較例によるプロペラファンの作用について説明する図、
図5Bは、
図5Aの5B矢視図、
図5Cは、実施例1によるプロペラファンの作用について説明する図、
図5Dは、
図5Cの5D矢視図である。
【
図6】
図6Aは、実施例2によるプロペラファンの要部の断面図、
図6Bは、
図6Aに示された板体の後方に位置する板体を説明する図、
図6Cは、
図6Bに示された板体の後方に位置する板体を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
<実施例1>
【0011】
図1を参照する。
図1には、プロペラファン40を含むエアコン装置10が示されている。エアコン装置10は、屋内Inを冷却する冷房機能と、屋内Inを暖房する暖房機能と、を備えている。
【0012】
エアコン装置10は、屋外Ouに設けられた室外機20及び屋内Inに設けられた室内機30を備えてなる。室外機20と、室内機30とは、冷媒を循環させることができるよう互いに接続されている。以下、特に説明のない限り、冷媒の循環する方向は、冷房運転時を基準とする。
【0013】
室外機20は、冷房運転時及び暖房運転時における冷媒の循環する方向を切り替える四路切替弁21と、この四路切替弁21を通過した冷媒が流され冷媒を圧縮する圧縮機22と、この圧縮機22において圧縮され高温高圧となった冷媒が流れる室外熱交換器23と、この室外熱交換器23に風を通過させるためのプロペラファン40と、これらの室外熱交換器23及びプロペラファン40の外周に設けられているベルマウス25と、室外熱交換器23を通過した冷媒を減圧する膨張弁26と、を有する。
【0014】
図2を参照する。プロペラファン40は、ベルマウス25の内部においてモータ27によって回転可能に支持されている。
【0015】
図1を併せて参照する。モータ27を作動させプロペラファン40を回転させることにより、室外機30の外部に向かって送風を行うことができる。一方、プロペラファン40の下流側(図面左側)は、負圧となり、ベルマウス25の外部からプロペラファン40に向かって空気が引き込まれる。引き込まれた空気が通過する位置には、室外熱交換器23が配置されている。引き込まれた空気が室外熱交換器23を通過することにより、室外熱交換器23の内部を流れる冷媒は冷却される。
【0016】
室内機30は、屋内Inにおいて壁Waに掛けて用いられる。室内機30は、送風口31bを有するケース31が壁Waに固定され、このケース31に、室内の空気を取り込み送風を行う室内ファン32と、この室内ファン32が取り込んだ空気を冷却する室内熱交換器33と、が収納されてなる。
【0017】
冷房運転時において、圧縮機22で高温高圧とされた冷媒は、室外熱交換器23において外気と熱交換を行い、熱を放出する。このとき、プロペラファン40が作動することによって、外気を強制的に室外熱交換器23の外周に流し、熱交換を促す。室外熱交換器23を通過し熱を放出した冷媒は、膨張弁26において減圧され、温度が低下する。温度が低下した冷媒は、室内熱交換器33に送られる。
【0018】
室内熱交換器33に送られた温度の低い冷媒は、室内熱交換器33において屋内Inの空気と熱交換を行い、屋内の空気を冷却する。冷却された空気は、室内ファン32によって屋内Inに送風される。なお、室内ファン32は、空気を強制的に室内熱交換器33の外周に流し、熱交換を促す役割を果たす。
【0019】
暖房運転時には、四路切替弁21が冷媒の流路を切り替え、冷房運転時とは逆方向に冷媒を循環させる。
【0020】
図3を参照する。プロペラファン40は、モータ27(
図2参照)に支持され軸線O上に回転可能に設けられているボス50と、このボス50に支持され回転することにより軸線Oに沿って送風を行う羽根部60と、を有する。
【0021】
ボス50は、軸線Oに直交するよう設けられた底部51と、この底部51から軸線Oに沿って延びる略筒状の側壁部52と、これらの底部51及び側壁部52に連続して一体的に形成されているリブ部70と、を有している。
【0022】
羽根部60は、ボス50に一体的に3枚形成され、側壁部52から径方向外方へ向かって延びている。羽根部60の回転方向(矢印参照)を基準として、前方の縁を前縁部61といい、後方の縁を後縁部62という。また、軸線Oに近い内側の縁を内縁部63といい、外側の縁を外縁部64という。内縁部63は、側壁部52と羽根部60との境界に位置しており、境界部63ということもできる。適宜、内縁部63を境界部63という。
【0023】
底部51は、中央に丸穴51aが開けられたドーナツ板形状を呈する。中央に開けられた丸穴51aには、モータ27のモータ軸27a(
図2参照)が貫通する。モータ軸27aによって、プロペラファン40は、回転可能に軸支されている。丸穴51aの周縁は、軸線Oに対して垂直な平面状に形成されている。
【0024】
側壁部52は、底部51の外縁から一体的に立ち上げられている。
【0025】
図4を参照する。リブ部70は、3枚の羽根部60の内側にそれぞれ形成されている。3つのリブ部70は、それぞれ3枚の板体71~73によって構成されている。それぞれのリブ部70の間の長さは、L2である。
【0026】
板体71~73は、それぞれL1の距離ごとに形成されている。板体71~73は、それぞれ軸線方向に長く径方向に短い矩形状の板である。板体71~73は、それぞれ高さが異なり、ボス50の回転方向を基準とした場合に、前側から後側に向かって順に高くなるよう配置されている。板体71~73の径方向の長さは、同じである。
【0027】
板体71~73は、底部51に対して斜めに形成されている境界部63よりも、それぞれの位置において高い位置まで形成されている。
【0028】
板体71~73の先端は、それぞれ径方向に延びる略半円柱状に形成されている。板体71~73の先端は、半円柱形状の他にも曲面形状を呈することが好ましい。理由は後述する。
【0029】
なお、リブ部70の形成される場所は、羽根部60と羽根部60との間であっても良い。つまり、リブ部70は、羽根部60に対してオフセットされた位置に形成されても良い。又は、リブ部70は、羽根部60に重なる場所と重ならない場所の両方に形成されても良い。ここで、リブ部70の形成される数は、羽根部60の数の倍数、又は、羽根部60の数の約数であることが好ましい。理由は後述する。
【0030】
以上に説明したプロペラファン40の作用及び効果を以下に説明する。
【0031】
図5A及び
図5Bを参照する。比較例によるプロペラファン140は、ボス150の内周に3枚の板体171~173からなるリブ部170が形成されている。3枚の板体171~173は、同じ高さに形成されている。
【0032】
ボス150が回転すると、ボス150の内部において風が発生する。発生した風は、矢印F11によって示されるように、一番前の板体171の前面に接触する。なお、
図5Bの斜線で示されている部位は、風が接触する部位である。
【0033】
また、矢印F12によって示されるように、板体171~173の上方を流れる風は、板体171~173の上端から所定の高さ上方を主に流れる。このため、板体171~173の上端付近が負圧となり、矢印F13によって示すように、下流側から上流側への逆流れが発生する。また、矢印F14によって示されるように、板体171の上方付近において渦流れが発生する。
【0034】
図5C及び
図5Dを参照する。実施例1によるプロペラファン40は、ボス50の内周に3枚の板体71~73からなるリブ部70が形成されている。3枚の板体71~73は、回転方向を基準として、前から後ろに順に高くなるよう形成されている。
【0035】
ボス50が回転することにより発生した風は、矢印F1によって示されるように、板体71の前面に接触する。なお、
図5Dの斜線で示されている部位は、風が接触する部位である。
【0036】
また、矢印F2によって示されるように、板体71の上方を流れる風は、板体72、73の上端に沿って上方に向かって流れる。このとき、2番目以降の板体72、73の上部には、風の接触しにくい領域A1、A2が発生する。
【0037】
また、風が板体71~73の上端に沿って流れるため、一番後ろの板体73から空気が逆流することや、板体71~73の上端付近における渦流れの発生を抑制することができる(矢印F3参照)。
【0038】
比較例によるプロペラファン140に比べて、実施例1によるプロペラファン40は、風を受ける部位の面積を減らし、抵抗を少なくすることができる。また、負圧による渦流れの発生を抑制し、抵抗を少なくすることができる。
【0039】
以上を纏める。プロペラファン40は、リブ部70を構成する板体71~73が、ボス50の回転方向を基準とした場合に、前側から後側に向かって順に高くなるよう配置されている。順に高くなるよう配置することにより、2枚目以降の板体72、73には、風が接触しにくい部位A1、A2が生ずる。接触する風量が少なくなるため、風の流れに対する抵抗を小さくすることができる。プロペラファン40によれば、リブ部70によって高い強度を維持しつつ、ボス50の内部における風の流れを円滑にすることができる。
【0040】
図4を参照する。リブ部70は、羽根部60の内側に形成されている。リブ部70によって、ボス50の強度を高めると共に、羽根部60の補強も行うことができる。
【0041】
1つのリブ部70(例えば一番右側のリブ部70)のうちの最も後ろに形成されている板体73から1つ前の板体72までの距離L1は、1つのリブ部70の後方に隣接して形成されたリブ部70(例えば真ん中のリブ部70)の最も前の板体71までの距離L2よりも短い。即ち、1つのリブ部70における板体71~73のピッチL1よりも、リブ部70同士の距離L2を長くする。これにより、隣接するリブ部70から受ける影響を軽減することができる。
【0042】
リブ部70の形成される数は、羽根部60の数の倍数、又は、羽根部60の数の約数であることが好ましい。羽根部60に対してリブ部70をバランスよく配置することができる。軸線Oに対するブレを抑制し、モータ27(
図2参照)等にかかる負荷を軽減することができる。
【0043】
板体71~73の先端は、曲面形状を呈する。ボス50の回転中において、後方に向かって円滑に風を流すことができる。
【0044】
<実施例2>
次に、実施例2によるプロペラファンについて図面に基づいて説明する。
【0045】
図6A~
図6Cを参照する。
図6A~
図6Cには実施例2によるプロペラファンの要部が示されている。実施例2によるプロペラファン40Aのボス50Aに形成されたリブ部70Aは、実施例1によるプロペラファン40のリブ部70(
図3参照)とは形状が異なる。その他の基本的な構成については、実施例1によるプロペラファンと共通する。実施例1と共通する部分については、符号を流用すると共に、詳細な説明を省略する。
【0046】
リブ部70Aは、3枚の板体71A~73Aによって構成されている。板体71A~73Aは、ボスの回転方向を基準とした場合に、
図6Aに示される板体71A、
図6Bに示される板体72A、
図6Cに示される板体73Aの順に前から配置されている。リブ部70Aは、ボス50Aの内周に複数形成されている。それぞれのリブ部70A同士の間隔や、板体71A~73Aの形成されるピッチについては、実施例1によるプロペラファン40と同様であり、詳細な説明は省略する。
【0047】
板体71A~73Aは、側壁部52に沿って柱状に形成された部位71Aa~73Aaと、この柱状に形成された部位71Aa~73Aaから軸線Oに向かって略三角形状に形成された部位71Ab~73Abと、によって構成されている。柱状に形成された部位71Aa~73Aaは、側壁部52の軸線O側への倒れを防止している。略三角形状に形成された部位71Ab~73Abは、ボス50Aが回転した際に境界部63に係る負荷を底部51側へ逃がすことができる。応力の集中を軽減することができるよう、略三角形状に形成された部位71Ab~73Abの斜辺に相当する部位は、湾曲状に形成されている。
【0048】
板体71Aは、この位置における境界部63の上面の高さH1よりも高い位置まで形成されている。板体72A、73Aも同様にそれぞれの位置における境界部63の上面の高さH2、H3よりも高い位置まで形成されている。略三角形状に形成された部位71Ab~73Abの頂点は、それぞれ境界部63の上面の高さH1~H3に略一致している。つまり、柱状に形成された部位71Aa~73Aaが境界部63の上面の高さH1~H3よりも高い位置まで形成されている。
【0049】
略三角形状に形成された部位71Ab~73Abの頂点が境界部63と同じ高さ又はこれよりも高い位置に位置することにより、ボス50Aが回転した際に境界部63に加わる負荷を底部51に向かって特に円滑に逃がすことができる。
【0050】
板体71A~73Aの高さは、ボス50Aの回転方向を基準にして、前側から後側に向かって順に高くなるよう配置されている。一方、板体71A~73Aの径方向の長さはL5で同一である。
【0051】
以上に説明した実施例2によるプロペラファン40Aも本発明所定の効果を奏する。
【0052】
尚、本発明のプロペラファンは、エアコン装置の室外機に用いられた例を基に説明を行ったが、エアコン装置の室外機以外に用いることも可能である。換言すれば、本発明は、送風を行うためのプロペラファン全般に適用可能である。
【0053】
さらに、本発明によるプロペラファンは、羽根部が3枚である例を基に説明したが、羽根部の枚数は、3枚に限られず、複数枚であれば任意の枚数とすることができる。
【0054】
さらに、板体は、矩形状や三角形状の他にも任意の形状を採用することができる。
【0055】
本発明の作用及び効果を奏する限りにおいて、本発明は、実施例に限定されるものではない。
【産業上の利用可能性】
【0056】
本発明のプロペラファンは、エアコン装置の室外機に用いるのに好適である。
【符号の説明】
【0057】
40、40A…プロペラファン
50、50A…ボス
51…底部
52…側壁部
60…羽根部
70、70A…リブ部
71~73、71A~73A…板体
O…軸線