(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-05-01
(45)【発行日】2023-05-12
(54)【発明の名称】ボットシステムのプログラム
(51)【国際特許分類】
H04L 51/04 20220101AFI20230502BHJP
【FI】
H04L51/04
(21)【出願番号】P 2019010724
(22)【出願日】2019-01-25
【審査請求日】2021-12-10
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 平成30年11月21日にサテライトオフィストップページにバナー掲載 https://www.sateraito.jp/ 平成30年11月21日にサテライトオフィス・ビジネスボットforクラウドページに掲載 https://www.sateraito.jp/bot/index.html
(73)【特許権者】
【識別番号】516346218
【氏名又は名称】株式会社サテライトオフィス
(74)【代理人】
【識別番号】100168538
【氏名又は名称】加藤 来
(72)【発明者】
【氏名】原口 豊
【審査官】中川 幸洋
(56)【参考文献】
【文献】特開平11-249990(JP,A)
【文献】特開2005-243030(JP,A)
【文献】特開2005-250947(JP,A)
【文献】特開2018-181314(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2005/0187781(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 51/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザー端末とサーバとの間で文字データを通信自在なボットシステムのプログラムであって、
前記ユーザー端末におけるチャットアプリケーションにおいて、前記サーバのボットが、チャットグループに含まれていて、所定条件
として前記ユーザー端末におけるデータの数値を含む入力指示があったことを満たしたか否かを判定する条件判定ステップと、
前記所定条件を満たしたとき、前記サーバのボットが、
前記所定条件によって指定された範囲
として入力されたデータの数値に応じて、チャットグループ内の直前のチャットのやりとりの数だけのチャットデータを選択して予め設定された電子メールアドレス宛に電子メールによって送信するチャットデータ転送ステップと
、
前記サーバのボットが、前記電子メールによって転送した旨を返事して前記ユーザー端末に表示する返事表示ステップとを具備していることを特徴とするボットシステムのプログラム。
【請求項2】
前記チャットデータ転送ステップにおいて、前記ボットが、指定されたチャットデータをサーバのデータベースにおいて選択して電子メールにより送信する構成であることを特徴とする請求項
1に記載のボットシステムのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザー端末とサーバとの間でチャット形式の文字データを通信自在なボットシステムのプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、チャット形式でメッセージを複数の端末間でやり取りするメッセージ管理システムが知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2017-157100号公報(特に段落0047)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来のメッセージ管理システムは、端末に表示されたチャット画面において、次々に新しいメッセージや画像が表示される構成であったため、ユーザーが重要であると思った内容のメッセージや画像がチャット画面内で流れていってしまい(どこかに埋もれてしまい)、ユーザーのスケジュール、TODOやタスクに組み込むことや別の端末にバックアップをとることが困難であるという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、チャットデータを所望の端末(ユーザー端末、ユーザーの他の端末、ユーザー端末以外のコンピュータ端末やサーバなど)において簡単に保存するボットシステムのプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本請求項1に係る発明は、ユーザー端末とサーバとの間で文字データを通信自在なボットシステムのプログラムであって、前記ユーザー端末におけるチャットアプリケーションにおいて、前記サーバのボットが、チャットグループに含まれていて、所定条件として前記ユーザー端末におけるデータの数値を含む入力指示があったことを満たしたか否かを判定する条件判定ステップと、前記所定条件を満たしたとき、前記サーバのボットが、前記所定条件によって指定された範囲として入力されたデータの数値に応じて、チャットグループ内の直前のチャットのやりとりの数だけのチャットデータを選択して予め設定された電子メールアドレス宛に電子メールによって送信するチャットデータ転送ステップと、前記サーバのボットが、前記電子メールによって転送した旨を返事して前記ユーザー端末に表示する返事表示ステップとを具備していることにより、前述した課題を解決するものである。
ここで、「チャットデータ」とは、ユーザー端末に表示されるチャット画面においてやりとりされるメッセージデータやファイルデータをいう。
「チャット画面」とは、チャットアプリケーションの画面であって、やりとりの相手毎またはグループ毎に、単一ページ上においてメッセージやファイルデータのやりとりが時系列に並んで追加されていく形式の画面をいう。
【0010】
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載されたボットシステムのプログラムの構成に加えて、前記チャットデータ転送ステップにおいて、前記ボットが、指定されたチャットデータをサーバのデータベースにおいて選択して電子メールにより送信する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
【発明の効果】
【0011】
本発明のボットシステムのプログラムは、ユーザー端末とサーバとの間で文字データを通信することができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
【0012】
本請求項1に係る発明のボットシステムのプログラムによれば、所定条件を満たしたとき、ユーザーが相手とやりとりしたチャットデータがボットによって電子メールサーバなど所定のコンピュータに転送されて保存されるため、指定したチャットデータのみを所望の端末(ユーザー端末、ユーザーの他の端末、ユーザー端末以外のコンピュータ端末やサーバなど)において簡単に保存することができる。
例えば、ボットが含まれているチャットグループの全てのチャットデータを指定しておくことにより、そのチャットグループのチャットデータのバックアップを簡単にとることができる。
さらに、チャット内において作業などが発生した場合に、その箇所を数字データで指定することによりその箇所のみが電子メールで転送されるため、チャット内で流れてしまう内容をユーザーは忘れずに実行することができる。
例えば、電子メールアプリケーション内でTODO管理して、その箇所の内容を忘れずに実行することができる。
また、ボットがチャットグループ内のチャットのやりとりを閲覧自在となるため、チャットデータを簡単に選択して電子メールで転送することができる。
【0016】
本請求項2に係る発明のボットシステムのプログラムによれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、チャットデータ転送ステップにおいて、ユーザー端末とサーバとの間の通信を不要にしてサーバ単独またはサーバとサーバとの間の通信のみになるため、チャットデータの選択および転送を簡単に、かつ、瞬時に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明の実施例であるボットシステムの概念を示す図。
【
図2】本発明の実施例であるボットシステムの動作を示すチャート図。
【
図3】本発明の実施例であるボットシステムのボットへの入力指示の例を示す図。
【
図4】本発明の実施例であるボットシステムの所定条件の例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明のボットシステムのプログラムは、サーバのボットが、所定条件を満たしたか否かを判定する条件判定ステップと、所定条件を満たしたとき、サーバのボットが、所定条件によって指定された範囲のチャットデータを選択して予め設定された電子メールアドレス宛に電子メールによって送信するチャットデータ転送ステップとを具備していることにより、指定したチャットデータのみを所望の端末(ユーザー端末、ユーザーの他の端末、ユーザー端末以外のコンピュータ端末やサーバなど)において簡単に保存することができるものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
【0019】
例えば、ユーザー端末は、デスクトップ型パーソナルコンピュータ端末、ノート型パーソナルコンピュータ端末、スマートフォン端末、タブレット端末などの情報を送受信するものであって、所謂インターネットである広域ネットワーク、ローカルネットワーク、電話回線などを含む通信ネットワークによりサーバと接続自在なものであれば如何なるものであっても構わない。
また、サーバは、1つのサーバやクラウド上の複数のサーバでもよい。
サーバ(チャットアプリケーション用サーバ)は、電子メールサーバと一体でもよいし、別体でもよい。
【実施例】
【0020】
以下に、本発明の実施例であるボットシステム100のプログラムについて、
図1乃至
図4に基づいて説明する。
ここで、
図1は、本発明の実施例であるボットシステム100の概念を示す図であり、
図2は、本発明の実施例であるボットシステム100の動作を示すチャート図であり、
図3は、本発明の実施例であるボットシステム100のボットへの入力指示の例を示す図であり、
図4は、本発明の実施例であるボットシステム100の所定条件の例を示す図である。
【0021】
本発明の実施例であるボットシステム100は、
図1に示すように、ユーザー端末の一例であるスマートフォン端末110と、サーバ120とを備えている。
スマートフォン端末110は、ボットシステム100のプログラムであるチャットアプリケーションソフトウェアによって、サーバ120との間で文字データ(テキストデータ)だけでなく、画像データ、文書ファイルデータや音声データなどを通信自在に設けられている。
【0022】
ユーザーは、スマートフォン端末110において、表示部に表示されたキーボードによってチャットアプリケーションソフトウェアのチャット画面111に文字を入力してもよいし、スマートフォン端末110に設けられたマイクを用いて音声によって入力してもよい。
音声によって入力された場合、スマートフォン端末110の制御部(プログラム)が、音声データを読み取って文字データに変換し、チャットアプリケーションソフトウェアのチャット画面111に文字入力するように構成されている。
また、サーバ120は、制御手段(ボット、プログラム)と、データベース121とを備えている。
【0023】
さらに、チャットアプリケーションソフトウェアにおいて、サーバ120のボットが、所定条件を満たしたか否かを判定し、所定条件を満たしたとき、所定条件によって指定された範囲のチャットデータを選択して予め設定された電子メールアドレス宛に電子メールによって送信するように構成されている。
例えば、予め設定された電子メールアドレス宛の一例として、コンピュータ端末130へ所定条件によって指定された範囲のチャットデータを送信するように構成されている。
これにより、所定条件を満たしたとき、ユーザーが相手とやりとりしたチャットデータがボットによって電子メールサーバなど所定のコンピュータに転送されて保存される。
その結果、指定したチャットデータのみを所望の端末の一例であるコンピュータ端末130において簡単に保存することができる。
例えば、ボットが含まれているチャットグループの全てのチャットデータを指定しておくことにより、そのチャットグループのチャットデータのバックアップを簡単にとることができる。
【0024】
続いて、ボットシステム100の動作について詳しく説明する。
図1に示すように、スマートフォン端末110のチャット画面111には、チャットのやりとりが表示されている。
図2に示すように、ステップS1では、条件判定ステップとして、サーバ120のボットが、所定条件を満たしたか否かを判定する。
満たしたと判定した場合はステップS2へ進み、他方、まだ満たしていないと判定した場合はステップS1を繰り返す。
ここで、所定条件は、ユーザーのスマートフォン端末110における入力指示があったことでもよいし、現在の時刻が所定時刻になったことでもよい。
【0025】
例えば、所定条件が、ユーザーのスマートフォン端末110における入力指示があったことである場合について説明する。
図3に示すように、一例として、ユーザーがチャット画面111において「メール転送3」と入力して送信したとする。
入力の仕方については、チャット画面111に一例として「メール転送3」のように直接入力してもよいし、スワイプ操作などによってボットのコマンドボタンを表示させて、所望の「メール転送3」ボタンを押すことにより入力自在に構成してもよい。
また、音声入力でもよい。
【0026】
ステップS2では、チャットデータ転送ステップとして、サーバ120のボットが、所定条件によって指定された範囲のチャットデータを選択する。
図3に示すように、一例として、チャット画面111において「メール転送3」と入力された場合、入力指示として入力されたデータの数値に応じて、チャット画面111における直前のチャットのやりとりの数だけのチャットデータが指定されるように構成されている。
この入力指示としての「メール転送3」の「3」の数値に応じて、直前の「来週中に先方が商品Aの見積りを欲しがっています!」、「鈴木さん、見積書の作成お願い!」および「今週の金曜までだと助かります!」の3つのチャットのやりとりのチャットデータが指定される。
【0027】
なお、ボットが、チャットデータを選択する際、スマートフォン端末110のチャット画面111においてチャットデータを選択する構成でもよいが、データベース121にアクセスしてチャットデータを選択する構成が望ましい。
これにより、チャットデータ転送ステップS2、S3において、ユーザーのスマートフォン端末110とサーバ120との間の通信を不要にしてサーバ120単独またはサーバ120と他のサーバとの間の通信のみになる。
その結果、チャットデータの選択および転送を簡単に、かつ、瞬時に実行することができるからである。
【0028】
また、チャット画面111においてボットを呼び出して、チャットデータを指示する構成でもよいが、ボットが、チャットグループに含まれていることにより、チャットデータが指定される構成が望ましい。
これにより、ボットがチャットグループ内のチャットのやりとりを閲覧自在となる。
その結果、チャットデータを簡単に選択して電子メールで転送することができるからである。
【0029】
ステップS3では、チャットデータ転送ステップとして、サーバ120のボットが、ステップS2で選択したチャットデータを、予め設定された電子メールアドレス宛の一例としてコンピュータ端末130に電子メールによって送信する。
これにより、前述したように、所定条件を満たしたとき、ユーザーが相手とやりとりしたチャットデータがボットによって電子メールサーバなど所定のコンピュータに転送されて保存される。
その結果、指定したチャットデータのみを所望の端末の一例であるコンピュータ端末130において簡単に保存することができる。
なお、チャットデータを所望の端末の一例としてスマートフォン端末110に送信し、スマートフォン端末110において、ユーザーが電子メールアプリケーション内で登録などの操作をしてTODO管理(タスク管理)やスケジュール管理を行ってもよい。
【0030】
さらに、本実施例では、条件判定ステップS1における所定条件が、ユーザーのスマートフォン端末110における入力指示の有無である。
そして、入力指示として入力されたデータの数値に応じて、直前のチャットのやりとりの数だけのチャットデータが指定されるように構成されている。
これにより、チャット内において作業などが発生した場合に、その箇所を数字データで指定することによりその箇所のみが電子メールで転送される。
その結果、チャット内で流れてしまう内容をユーザーは忘れずに実行することができる。
例えば、電子メールアプリケーション内でTODO管理(タスク管理)して、ユーザーは、その箇所の内容を忘れずに実行することができる。
なお、転送先の電子メールアドレスについては、各ユーザーがそれぞれ設定自在に設けられているものとする。
各ユーザーが転送先の電子メールアドレスをそれぞれ設定自在にするために、チャットアプリケーションソフトウェアに追加する所謂、アドオンで本発明のボットシステム100のプログラムをインストールする構成でもよい。
また、転送されるチャットデータに、メッセージデータやファイルデータに加え、チャットがやりとりされたグループメンバー情報、各メッセージ送信の日時情報や各メッセージ送信元のユーザー名情報を含めてもよい。
【0031】
続いて、条件判定ステップS1における所定条件は、現在の時刻が所定時刻になった場合の例について説明する。
図4に示すように、一例として、チャット画面111において「メール転送21:00」と入力された場合、毎日21:00になったとき、チャットデータ転送ステップS2、S3において、今までやりとりしたチャットデータの全て、または、前回所定時刻になったときから今回所定時刻になったときまでのチャットデータが、指定されて送信されるように構成されている。
これにより、定期的にチャットデータが電子メールで転送される。
その結果、定期的にチャットデータのバックアップを簡単にとることができる。
【0032】
なお、所定時刻の設定(登録)の仕方については、チャット画面111に一例として「メール転送21:00」のように直接入力してもよいし、スワイプ操作などによってボットのコマンドボタンを表示させて、所望のボタンを押すことにより入力自在に構成してもよい。
所望のコマンドボタンとして、例えば、「メール転送13:00」、「メール転送16:00」、「メール転送21:00」、「メール転送1」、「メール転送2」、「メール転送3」や「キャンセル」、「登録一覧」、「メール登録」など使用頻度が高そうなものを設けるとよい。
設定を取り消す場合は、チャット画面111において一例として「取消」や「キャンセル」の旨を入力すると、ボットが設定を取り消すように構成されている。
「メール登録」ボタンを押すと、ボットがチャット画面111において転送先として登録する電子メールアドレスをユーザーに尋ね、ユーザーが電子メールアドレスを入力すると、ボットが登録するように構成されている。
また、1日3回までなど、1日複数回、設定時刻になったときにチャットデータを予め設定された電子メールアドレス宛に送信するアーカイブサービスとしてもよい。
時刻または時間が入力指示として入力された場合、現在のサーバ120における時計機能の時刻がその時刻になったとき、またはその時間が経過したとき、全部のチャットデータまたは更新分のみのチャットデータが選択されて予め設定された電子メールアドレス宛に送信される。
他方、前述したように、個数を示す単なる数値が入力指示として入力された場合、その数値に応じて、直前のチャットのやりとりの数だけのチャットデータが選択されて予め設定された電子メールアドレス宛に送信される。
【0033】
このようにして得られた本発明の実施例であるボットシステム100のプログラムは、サーバ120のボットが、所定条件を満たしたか否かを判定する条件判定ステップS1と、所定条件を満たしたとき、サーバ120のボットが、所定条件によって指定された範囲のチャットデータを選択して予め設定された電子メールアドレス宛に電子メールによって送信するチャットデータ転送ステップS2、S3とを具備していることにより、指定したチャットデータのみを所望の端末の一例であるコンピュータ端末130(スマートフォン端末110やサーバ120でもよい)において簡単に保存することができる。
【0034】
さらに、条件判定ステップS1における所定条件は、ユーザー端末の一例としてスマートフォン端末110における入力指示があったことであり、入力指示として入力されたデータの数値に応じて、直前のチャットのやりとりの数だけのチャットデータが指定される構成であることにより、チャット内で流れてしまう内容をユーザーは忘れずに実行することができる。
【0035】
また、条件判定ステップS1における所定条件は、現在の時刻が所定時刻になったことであり、チャットデータ転送ステップS2、S3において、今までやりとりしたチャットデータの全て、または、前回所定時刻になったときから今回所定時刻になったときまでのチャットデータが、指定されて送信される構成であることにより、定期的にチャットデータのバックアップを簡単にとることができる。
【0036】
さらに、ユーザーのスマートフォン端末110におけるチャットアプリケーションにおいて、ボットが、チャットグループに含まれていることにより、チャットデータが指定される構成であることにより、チャットデータを簡単に選択して電子メールで転送することができる。
【0037】
また、チャットデータ転送ステップS2、S3において、ボットが、指定されたチャットデータをサーバ120のデータベース121において選択して電子メールにより送信する構成であることにより、チャットデータの選択および転送を簡単に、かつ、瞬時に実行することができるなど、その効果は甚大である。
【符号の説明】
【0038】
100 ・・・ ボットシステム
110 ・・・ スマートフォン端末(ユーザー端末)
111 ・・・ チャット画面
120 ・・・ サーバ
121 ・・・ データベース
130 ・・・ コンピュータ端末(予め設定された電子メールアドレス、ユーザーの他の端末)