(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-05-01
(45)【発行日】2023-05-12
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 10/0836 20230101AFI20230502BHJP
G06Q 50/30 20120101ALI20230502BHJP
【FI】
G06Q10/0836
G06Q50/30
(21)【出願番号】P 2021178878
(22)【出願日】2021-11-01
【審査請求日】2021-11-01
(73)【特許権者】
【識別番号】000227205
【氏名又は名称】NECプラットフォームズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100080816
【氏名又は名称】加藤 朝道
(74)【代理人】
【識別番号】100098648
【氏名又は名称】内田 潔人
(72)【発明者】
【氏名】阿部 竜彦
【審査官】山崎 誠也
(56)【参考文献】
【文献】特開2020-166637(JP,A)
【文献】特開2020-123275(JP,A)
【文献】国際公開第2015/092860(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
配達物の受取人の位置を特定する位置特定部と、
前記受取人の位置と、配達先の位置とから、前記受取人が前記配達先へ移動するのに要する移動時間を算出する算出部と、
前記受取人の位置が前記配達物の配達先
の位置と異なる場合に、
前記受取人が携帯する受取人端末に対し通知することによって、
配達予定時刻までに前記配達先へ移動するように
前記受取人に要請する要請部と、
を備え、
前記算出部が、
前記受取人の位置の推移から前記受取人の移動手段を推定し、
推定される前記移動手段に基づいて移動時間を算出し、
前記要請部が、
前記移動時間を考慮して、前記受取人が前記配達予定時刻までに前記配達先へ移動可能なタイミングで要請する、
情報処理装置。
【請求項2】
前記算出部が、
交通状況に関する情報を取得し、
取得した前記情報に基づいて移動時間を算出する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記算出部が、前記受取人の位置の推移から、移動ルート及び又は移動速度を推定し、前記受取人の移動手段が徒歩、自転車、自動車、バス、電車のいずれであるかを推定する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記位置特定部が、前記受取人が携帯する受取人端末のGPS(Global Positioning System)機能により得た位置情報を、前記受取人端末から受信することにより、前記受取人の位置を特定する、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記要請部が、
前記移動時間を考慮して、
前記受取人が前記配達予定時刻までに前記配達先へ移動不可能と判断する場合、
前記受取人に対して配達予定時刻の変更を要請する、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
情報処理装置が、
配達物の受取人の位置を特定し、
前記受取人の位置と、配達先の位置とから、前記受取人が前記配達先へ移動するのに要する移動時間を算出し、
前記受取人の位置の推移から前記受取人の移動手段を推定し、
推定される前記移動手段に基づいて移動時間を算出し、
前記受取人の位置が前記配達物の配達先
の位置と異なる場合に、
前記移動時間を考慮して、前記受取人が配達予定時刻までに前記配達先へ移動可能なタイミングで、前記受取人が携帯する受取人端末に対し通知することによって、前記配達予定時刻までに前記配達先へ移動するように
前記受取人に要請する、
情報処理方法。
【請求項7】
交通状況に関する情報を取得し、
取得した前記情報に基づいて移動時間を算出する、
請求項6に記載の情報処理方法。
【請求項8】
前記受取人の位置の推移から、移動ルート及び又は移動速度を推定し、前記受取人の移動手段が徒歩、自転車、自動車、バス、電車のいずれであるかを推定する、
請求項6又は7に記載の情報処理方法。
【請求項9】
前記受取人が携帯する受取人端末のGPS(Global Positioning System)機能により得た位置情報を、前記受取人端末から受信することにより、前記受取人の位置を特定する、
請求項6乃至8のいずれか1項に記載の情報処理方法。
【請求項10】
前記移動時間を考慮して、
前記受取人が前記配達予定時刻までに前記配達先へ移動不可能と判断される場合、
前記受取人に対して配達予定時刻の変更を要請する、
請求項6乃至9のいずれか1項に記載の情報処理方法。
【請求項11】
コンピュータに、請求項6乃至10のいずれか1項に記載の情報処理方法、を実行させる情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。特に、配達物の管理のための情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1~4には、配達物の再配送に起因する配達業者の負担を減らすための技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2020-166637号公報
【文献】特開2018-206045号公報
【文献】特開2012-252619号公報
【文献】特開2009-020608号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以下の分析は、本発明の観点からなされたものである。なお、上記先行技術文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。
【0005】
特許文献1~4に開示の技術をもってしても、配達物の再配送に起因する配達業者の負担を減らし、円滑な配達サービスを行うためには改善の余地がある。
【0006】
そこで、本発明では、さらに円滑な配達サービスを行うための技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の視点によれば、
配達物の受取人の位置を特定する位置特定部と、
前記受取人の位置が前記配達物の配達先と異なる場合に、前記受取人に対して配達予定時刻までに前記配達先へ移動するように要請する要請部と、
を備える情報処理装置が提供される。
【0008】
本発明の第2の視点によれば、
情報処理装置が、
配達物の受取人の位置を特定し、
前記受取人の位置が前記配達物の配達先と異なる場合に、前記受取人に対して配達予定時刻までに前記配達先へ移動するように要請する、
情報処理方法が提供される。
【0009】
本発明の第3の視点によれば、
コンピュータに、第2の視点に記載の情報処理方法、を実行させる情報処理プログラムが提供される。
【発明の効果】
【0010】
本発明の各視点によれば、円滑な配達サービスを行うことに貢献する情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図3】情報処理装置10の構成を示すブロック図である。
【
図4】データベースに記憶される情報の一例を示す図である。
【
図5】情報処理装置10による処理の流れを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明のとり得る好適な実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の記載に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではない。また、各図におけるブロックは図示しない接続線で接続され、接続線は双方向及び単方向の双方を含む。さらに、本願開示に示す回路図、ブロック図、内部構成図、接続図などにおいて、明示は省略するが、入力ポート及び出力ポートが各接続線の入力端及び出力端のそれぞれに存在する。入出力インターフェイスも同様である。
【0013】
先ず、本発明の一概要について説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、この概要の記載はなんらの限定を意図するものではない。
【0014】
本発明の情報処理装置10は、
図1に示すように、位置特定部20と、要請部30とを含む。位置特定部20は、配達物の受取人の位置を特定する。要請部30は、受取人の位置が配達物の配達先と異なる場合に、受取人に対して配達予定時刻までに配達先へ移動するように要請する。
【0015】
具体的な一例として、配達時刻及び配達先(自宅)が受取人によって予め指定されているが、受取人が配達物のことを忘れて外出しているケースを例に挙げて説明する。位置特定部20は、受取人が携帯する受取人端末の位置情報を取得して、受取人の位置を特定する。要請部30は、受取人の位置が自宅ではないため、受取人に対して配達予定時刻までに自宅へ帰宅するように要請する。この要請を受けた受取人は、自宅へ帰宅し配達物を受け取ることができる。配達業者にとっては、配達物の再配達が不要になる。
【0016】
以上のように、本発明によれば円滑な配達サービスを行うこと、特に再配達を防止することが可能になる。
【0017】
[実施形態1]
次に、上記概要で説明した情報処理装置10を実施形態1としてより具体的に説明する。
【0018】
図2に示すように、情報処理装置10は、地図サーバ、受取人端末、配達員端末を含む配達システムの一構成要素である。地図サーバ、受取人端末、配達員端末及び情報処理装置10は、ネットワークを介して接続される。情報処理装置10は、配達物、配達員、顧客(送り主、受取人)、配達先などの配達サービスのための情報を記憶するデータベースを含むか、該データベースと接続される。
【0019】
図3に示すように、情報処理装置10は、位置特定部20と、要請部30と、算出部40とを備える。
【0020】
位置特定部20は、受取人端末から位置情報を受信しつつ、地図サーバを参照して配達物の受取人の位置を特定する。なお、受取人端末はGPS(Global Positioning System)を備えた携帯端末(例えば、スマートフォン)を含む。受取人端末を識別する情報は、例えば、顧客(送り主、受取人)が配達業者に対して配達を依頼する際に、顧客を管理するための情報としてデータベースに登録される。
【0021】
算出部40は、受取人の位置と、配達先とから、受取人が配達先へ移動するのに要する移動時間を算出する。具体的には、算出部40は、受取人の位置の推移から受取人の移動手段を推定する。例えば、受取人の位置が公共交通機関(電車、バスなど)のルートに沿って推移している場合には、算出部40は受取人の移動手段を公共交通機関であると推定する。また、受取人の位置が歩行速度程度で推移している場合には、算出部40は受取人の移動手段を徒歩であると推定する。その他、算出部40は受取人の移動手段を自動車、自転車、徒歩などと推定する。
【0022】
また、算出部40は、交通状況に関する情報を取得し、取得した情報に基づいて移動時間を算出する。例えば、算出部40は、公共交通機関の遅延情報、道路渋滞情報などを取得し、推定した受取人の移動手段を考慮して移動時間を算出する。
【0023】
なお、算出部40による移動時間の算出には、現在地、目的地、移動手段に基づいて移動時間を算出する諸般のナビゲーションシステムなどを適用することができる。
【0024】
要請部30は、受取人の位置が配達物の配達先と異なる場合に、移動時間を考慮して、受取人が配達予定時刻までに配達先へ移動可能なタイミングで、配達先へ移動するように要請する。例えば、要請部30は、算出された移動時間が10分であれば、配達予定時刻よりも10分以上前に受取人に対して、配達先へ移動するように要請する。なお、要請部30による要請は、例えば受取人端末にインストールされたアプリケーションを介して行われる。
【0025】
以下では、配達システム全体での処理を具体的な一例を挙げて説明する。まず
図4に示すように、14時~16時枠での配達を指定された配達物の配達スケジュールとして、配達員Xによる7個の配達物の配達が予定されているものとする。そして、各配達物の配達先から配達ルートが決定され、配達予定時刻も決定されているものとする。なお、
図4に示す情報はデータベースに登録してもよい。
【0026】
このような前提の下で、まず、位置特定部20が13:30に受取人A~Gの位置を特定する。ここで、受取人Cの位置のみが配達先と異なっていたものとする。その際に、算出部40が受取人Cの位置の推移を5分間モニタし、例えば、受取人Cが徒歩で移動中であり、配達先まで徒歩10分である旨の移動時間を算出する。そして、要請部30は、受取人Cが14:30分までに配達先へ移動可能なタイミングで(例えば、14:15に)、受取人Cに対して配達先への移動を要請する。このようにすれば、仮に受取人Cが配達物のことを忘れて外出していたとしても、受取人Cは14:30分までに配達先へ移動して配達物を受け取ることができる。
【0027】
なお、位置特定部20による受取人の位置特定のタイミングは可変である。例えば、位置特定部20は個々の配達物に関して別々のタイミングで受取人の位置を特定しても良い。ただし、位置特定部20による受取人の位置特定のタイミングがあまりにも早すぎると、結果的に受取人に対して数時間の移動を要請することになりかねない。単に配達物を受け取るためだけに数時間の移動を要請することはあまりにも酷であると言える。そのため、例えば、要請部30が、移動時間が所定の閾値(例えば20分)以下である場合に、受取人に対して配達予定時刻までに配達先へ移動するように要請しても良い。
【0028】
また、要請部30による要請のタイミングも可変である。ただし、要請のタイミングがあまりに早すぎても問題がある。例えば、受取人Cが14時~16時枠での配達を指定したことを覚えており、14時までに配達先へ戻る予定であるケースもあり得る。上記例では、要請部30は13:35の時点で要請が可能であるが、13:35での要請は不要であると言え、また受取人Cに対して不快感を与えかねない。そのため、要請部30が、顧客等から指定を受けた配達時間帯枠内に限り要請を行うようにしても良い。
【0029】
次に、情報処理装置10による処理の流れを説明する。
図5に示すように、情報処理装置10は、受取人の位置を特定し(ステップS01)、受取人が配達先へ移動するのに要する移動時間を算出し(ステップS02)。そして、情報処理装置10は、移動時間を考慮して、受取人が配達予定時刻までに配達先へ移動可能なタイミングで、配達先へ移動するように要請する(ステップS03)。
【0030】
以上のように、本発明の情報処理装置10によれば、円滑な配達サービスを行うこと、特に再配達を防止することが可能になる。受取人にとっては、仮に配達があることを忘れて外出したとしても、外出の途中で配達があることに気づくことができ、帰宅して配達物を受け取ることができる。ここで、受取人にとっては配達予定時刻までに帰宅可能なタイミングで帰宅が要請されるので、帰宅に焦ることがない。また、本発明の情報処理装置10によれば、再配達が防止されるため、地球環境に対する負荷の軽減にも貢献し得る。
【0031】
なお、情報処理装置10では、受取人が配達予定時刻までに配達先へ移動できない位置に居るため、配達先への移動を要請できない場合もあり得る。そのような場合に、情報処理装置10が受取人に対して直接受け渡しから置き配への配達方法の変更や、配達時間枠の再指定や配達予定時刻の変更を要請し、その結果を配達員端末に対して通知しても良い。配達方法が置き配へ変更された場合には配達員による不在宅への訪問が無駄にならないし、配達時間枠が再指定された場合には、配達員による不在宅への無駄な訪問を回避することができる。いずれにしても、配達物の再配送に起因する配達業者の負担が軽減される。
【0032】
また、情報処理装置10において、
図5に示す処理を繰り返し行うようにしても良い。
【0033】
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
【0034】
(付記1)
配達物の受取人の位置を特定する位置特定部と、
前記受取人の位置が前記配達物の配達先と異なる場合に、前記受取人に対して配達予定時刻までに前記配達先へ移動するように要請する要請部と、
を備える情報処理装置。
【0035】
(付記2)
前記受取人の位置と、前記配達先とから、前記受取人が前記配達先へ移動するのに要する移動時間を算出する算出部を更に備え、
前記要請部が、前記移動時間を考慮して、前記受取人が配達予定時刻までに前記配達先へ移動可能なタイミングで要請を行う、
付記1に記載の情報処理装置。
【0036】
(付記3)
前記算出部が、
前記受取人の位置の推移から前記受取人の移動手段を推定し、
前記推定される移動手段に基づいて移動時間を算出する、
付記2に記載の情報処理装置。
【0037】
(付記4)
前記算出部が、
交通状況に関する情報を取得し、
取得した前記情報に基づいて移動時間を算出する、
付記2又は3に記載の情報処理装置。
【0038】
(付記5)
前記要請部が、
前記移動時間を考慮して、
前記受取人が前記配達予定時刻までに前記配達先へ移動不可能と判断する場合、
前記受取人に対して配達予定時刻の変更を要請する、
付記2乃至4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【0039】
(付記6)
情報処理装置が、
配達物の受取人の位置を特定し、
前記受取人の位置が前記配達物の配達先と異なる場合に、前記受取人に対して配達予定時刻までに前記配達先へ移動するように要請する、
情報処理方法。
【0040】
(付記7)
前記受取人の位置と、前記配達先とから、前記受取人が前記配達先へ移動するのに要する移動時間を算出し、
前記移動時間を考慮して、前記受取人が配達予定時刻までに前記配達先へ移動可能なタイミングで要請を行う、
付記6に記載の情報処理方法。
【0041】
(付記8)
前記受取人の位置の推移から前記受取人の移動手段を推定し、
推定される前記移動手段に基づいて移動時間を算出する、
付記7に記載の情報処理方法。
【0042】
(付記9)
交通状況に関する情報を取得し、
取得した前記情報に基づいて移動時間を算出する、
付記7又は8に記載の情報処理方法。
【0043】
(付記10)
前記移動時間を考慮して、
前記受取人が前記配達予定時刻までに前記配達先へ移動不可能と判断される場合、
前記受取人に対して配達予定時刻の変更を要請する、
付記7乃至9のいずれか1つに記載の情報処理方法。
【0044】
(付記11)
コンピュータに、付記6乃至10のいずれか1つに記載の情報処理方法、を実行させる情報処理プログラム。
【0045】
なお、引用した上記の特許文献等の各開示は、本書に引用をもって繰り込み記載されているものとし、必要に応じて本発明の基礎ないし一部として用いることが出来るものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択(部分的削除を含む)が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。さらに、上記引用した文献の各開示事項は、必要に応じ、本発明の趣旨に則り、本発明の開示の一部として、その一部又は全部を、本書の記載事項と組み合わせて用いることも、本願の開示事項に含まれるものと、みなされる。
【符号の説明】
【0046】
10 :情報処理装置
20 :位置特定部
30 :要請部
40 :算出部
【要約】 (修正有)
【課題】配達物の再配送に起因する配達業者の負担を減らし、円滑な配達サービスを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、配達物の受取人の位置を特定する位置特定部と、配達物の受取人の位置が配達物の配達先と異なる場合に、受取人に対して配達予定時刻までに配達先へ移動するように要請する要請部、とを備える。
【選択図】
図1