(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-05-01
(45)【発行日】2023-05-12
(54)【発明の名称】ガスセンサ
(51)【国際特許分類】
G01N 27/409 20060101AFI20230502BHJP
G01N 27/416 20060101ALI20230502BHJP
【FI】
G01N27/409 100
G01N27/416 331
(21)【出願番号】P 2019177218
(22)【出願日】2019-09-27
【審査請求日】2022-04-19
(73)【特許権者】
【識別番号】000004064
【氏名又は名称】日本碍子株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100077665
【氏名又は名称】千葉 剛宏
(74)【代理人】
【識別番号】100116676
【氏名又は名称】宮寺 利幸
(74)【代理人】
【識別番号】100191134
【氏名又は名称】千馬 隆之
(74)【代理人】
【識別番号】100136548
【氏名又は名称】仲宗根 康晴
(74)【代理人】
【識別番号】100136641
【氏名又は名称】坂井 志郎
(74)【代理人】
【識別番号】100180448
【氏名又は名称】関口 亨祐
(72)【発明者】
【氏名】渡邉 悠介
(72)【発明者】
【氏名】新妻 匠太郎
(72)【発明者】
【氏名】青田 隼実
(72)【発明者】
【氏名】平川 敏弘
【審査官】黒田 浩一
(56)【参考文献】
【文献】特開2004-296218(JP,A)
【文献】特開2017-198656(JP,A)
【文献】特開2002-048760(JP,A)
【文献】特開2017-227824(JP,A)
【文献】特開2004-301811(JP,A)
【文献】特開2019-158719(JP,A)
【文献】特開2017-227524(JP,A)
【文献】実開昭60-137366(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01N 27/409
G01N 27/416
G01N 27/41
G01N 27/419
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
センサ素子と、
前記センサ素子の後端部を保持し、前記センサ素子と電気的に接続する複数の接点部材と、
前記センサ素子の後方に固定され、前記接点部材が電気的に接続される複数のリード線と、
前記接点部材と前記リード線とを離間した状態で固定し、且つ、前記接点部材と前記リード線とを電気的に接続する弾性部材と、を有
し、
前記弾性部材は、
前記接点部材を挿通して、該接点部材と電気的に接続する筒状部と、
前記リード線を加締めて、該リード線と電気的に接続する加締め部と、
前記筒状部と前記加締め部との間に一体に形成された中間部と、を有し、
前記中間部は、前記筒状部から前記加締め部に向かって幅広く形成されている、ガスセンサ。
【請求項2】
請求項1記載のガスセンサにおいて、
前記接点部材と前記弾性部材とが溶接にて接合されている、ガスセンサ。
【請求項3】
請求項
1記載のガスセンサにおいて、
前記接点部材と前記筒状部とが溶接にて接合されている、ガスセンサ。
【請求項4】
請求項
3記載のガスセンサにおいて、
前記溶接による接合箇所は、前記弾性部材を筒状にした際の接合箇所である、ガスセンサ。
【請求項5】
請求項
3又は
4記載のガスセンサにおいて、
前記溶接による接合箇所は、前記筒状部の後端側である、ガスセンサ。
【請求項6】
請求項
1記載のガスセンサにおいて、
前記加締め部は、前記リード線の先端が前記中間部に達しない状態で、前記リード線を加締める、ガスセンサ。
【請求項7】
請求項
1~
6のいずれか1項に記載のガスセンサにおいて、
前記筒状部は、前記接点部材の一端部を前記リード線に向けて突出させた状態で、前記接点部材を包む、ガスセンサ。
【請求項8】
センサ素子と、
前記センサ素子の後端部を保持し、前記センサ素子と電気的に接続する複数の接点部材と、
前記センサ素子の後方に固定され、前記接点部材が電気的に接続される複数のリード線と、
前記接点部材と前記リード線とを離間した状態で固定し、且つ、前記接点部材と前記リード線とを電気的に接続する弾性部材と、を有し、
前記弾性部材は、
前記接点部材を挿通して、該接点部材と電気的に接続する筒状部と、
前記リード線を加締めて、該リード線と電気的に接続する加締め部と、を有し、
前記筒状部による前記接点部材を包む方向と、前記加締め部による前記リード線を加締める方向が異なる、ガスセンサ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガスセンサに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1では、リード線や金属端子具等のショートが生じ難く、安定したセンサ出力が得られるガスセンサを提供することを課題としている。
【0003】
当該課題を解決するため、特許文献1では、ゴム栓(47)の内部に貫通孔(47a)を設け、セラミックスハウジング(51)を用いて接触金具(71)を固定することで、リード線(48)、接触金具(71)の動きを抑制する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1記載のガスセンサは、センサ素子と直接接して導通をとる接点部材とリード線とが直接接合されている。
【0006】
そのため、ガスセンサに想定以外の振動が発生すると接合箇所に力が加わり、最悪の場合、破断するおそれがある。特に、接合箇所の後端とリード線の被覆部先端との間(リード線がむき出しの部分)で力が集中すると、その部分を軸に振動し、破断するおそれもある。
【0007】
また、センサ素子の短尺化により、センサ素子からの熱がリード線まで伝わり、被覆や弾性絶縁材の溶損のおそれがある。上述した振動等により、場合によっては、接点不良が発生することも考えられる。
【0008】
本発明は、上述した課題に鑑みなされたものであり、上述した問題を解消することができ、長期使用でも破断や接点不良等の発生を防止することができるガスセンサを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様によるガスセンサは、
センサ素子と、
前記センサ素子の後端部を保持し、前記センサ素子と電気的に接続する複数の接点部材と、
前記センサ素子の後方に固定され、前記接点部材が電気的に接続される複数のリード線と、
前記接点部材と前記リード線とを離間した状態で固定し、且つ、前記接点部材と前記リード線とを電気的に接続する弾性部材と、を有する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、接点部材とリード線とを離間した状態で電気的に接続することができ、しかも、接点部材とリード線とを弾性的に保持することができる。その結果、長期使用でも破断や接点不良等の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本実施形態に係るガスセンサを示す断面図である。
【
図2】
図2Aは弾性部材の筒状部と接点部材との位置関係並びに弾性部材の加締め部とリード線との位置関係を示す説明図であり、
図2Bは接点部材を筒状部で包んだ状態並びにリード線を加締め部で加締めた状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明に係るガスセンサについて、好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。
【0013】
本実施形態に係るガスセンサ10は、
図1に示すように、センサ素子12を備える。センサ素子12は長尺な直方体形状をしており、このセンサ素子12の長手方向を前後方向とし、センサ素子12の厚み方向を上下方向とする。また、センサ素子12の幅方向(前後方向及び上下方向に垂直な方向)を左右方向とする。
【0014】
図1に示すように、ガスセンサ10は、センサ素子12と、センサ素子12の前端側を保護する保護カバー14と、セラミックハウジング16を含むセンサ組立体20とを備えている。セラミックハウジング16は、センサ素子12の後端部を保持し、センサ素子12と電気的に接続する接点部材17が装着されることで、コネクタ24として機能する。
【0015】
このガスセンサ10は、図示するように、例えば車両の排ガス管等の配管26に取り付けられて、被測定ガスとしての排気ガスに含まれるNOxやO2等の特定ガスの濃度を測定するために用いられる。
【0016】
保護カバー14は、センサ素子12の前端を覆う有底筒状の内側保護カバー14aと、この内側保護カバー14aを覆う有底筒状の外側保護カバー14bとを備えている。内側保護カバー14a及び外側保護カバー14bには、被測定ガスを保護カバー14内に流通させるための複数の孔が形成されている。内側保護カバー14aで囲まれた空間としてセンサ素子室28が形成されており、センサ素子12の前端はこのセンサ素子室28内に配置されている。
【0017】
センサ組立体20は、センサ素子12を封入固定する素子封止体30と、素子封止体30に取り付けられたナット32と、外筒34と、センサ素子12の後端の表面(上下面)に形成された図示しない電極に接触してこれらと電気的に接続されたコネクタ24と、を備えている。
【0018】
素子封止体30は、筒状の主体金具40と、主体金具40と同軸に溶接固定された筒状の内筒42と、主体金具40及び内筒42の内側の貫通孔内に封入されたセラミックスサポータ44a~44c、圧粉体46a、46b、メタルリング48と、を備えている。センサ素子12は素子封止体30の中心軸上に位置しており、素子封止体30を前後方向に貫通している。内筒42には、圧粉体46bを内筒42の中心軸方向に押圧するための縮径部42aと、メタルリング48を介してセラミックスサポータ44a~44c、圧粉体46a、46bを前方に押圧するための縮径部42bとが形成されている。縮径部42a、42bからの押圧力により、圧粉体46a、46bが主体金具40及び内筒42とセンサ素子12との間で圧縮されることで、圧粉体46a、46bが保護カバー14内のセンサ素子室28と外筒34内の空間50との間を封止すると共に、センサ素子12を固定している。
【0019】
ナット32は、主体金具40と同軸に固定されており、外周面に雄ネジ部が形成されている。ナット32の雄ネジ部は、配管26に溶接され内周面に雌ネジ部が設けられた固定用部材52内に挿入されている。これにより、ガスセンサ10のうちセンサ素子12の前端や保護カバー14の部分が配管26内に突出した状態で、ガスセンサ10が配管26に固定されている。
【0020】
外筒34は、内筒42、センサ素子12、コネクタ24の周囲を覆っており、コネクタ24に接続された複数のリード線54が後端から外部に引き出されている。このリード線54は、コネクタ24を介してセンサ素子12の各電極(後述)と導通している。外筒34とリード線54との隙間はグロメット等で構成された弾性絶縁部材56によって封止されている。外筒34内の空間50は基準ガス(本実施形態では大気)で満たされている。センサ素子12の後端はこの空間50内に配置されている。
【0021】
そして、本実施形態は、センサ素子12の後端部から露出する接続端子(図示せず)には、後方に延びる接点部材17が電気的に接続されている。センサ素子12の後端部の周囲にセラミックハウジング16が設置され、上述した接続端子とセラミックハウジング16との間に接点部材17がはめ込まれることで、センサ素子12の接続端子と接点部材17とが圧着して電気的に接続される。すなわち、セラミックハウジング16は、センサ素子12と電気的に接続する接点部材17が装着され、センサ素子12の後端部を保持する。
【0022】
各接点部材17の後部は、それぞれ対応する弾性部材60を介して、対応するリード線54に電気的に接続される。弾性部材60は、例えばステンレス、鉄Ni合金等の公知の弾性に優れ導電性を有する金属材料にて構成される。
【0023】
ここで、代表的に、1つの接点部材17を1つの弾性部材60を介して1本のリード線54に電気的に接続する例について、
図2A及び
図2Bを参照しながら説明する。
【0024】
図2Aに示すように、弾性部材60は、接点部材17を挿通して、該接点部材17と電気的に接続する筒状部62と、リード線54を加締めて、該リード線54と電気的に接続する加締め部64と、を有する。
【0025】
また、弾性部材60は中間部66を有する。中間部66は、筒状部62と加締め部64との間に一体に形成され、且つ、筒状部62から加締め部64に向かって幅広く形成されている。
【0026】
そして、弾性部材60のうち、筒状部62は、接点部材17を一方向(
図2Aにおいて、紙面の手前方向)に包む。筒状部62は、接点部材17の一端部100をリード線54に向けて、且つ、その先端部を中間部66に位置させた状態で、接点部材17を包む。この場合、筒状部62は、接点部材17の一端部100をリード線54に向けて突出させた状態で、接点部材17を包む。
【0027】
一方、弾性部材60のうち、加締め部64は、リード線54を他方向(
図2Aにおいて、紙面の奥行方向)に加締める。加締め部64は、リード線54の先端が中間部66に達しない状態で、リード線54を加締める。
【0028】
さらに、
図2Bに示すように、接点部材17と筒状部62とが溶接ポイントPにて溶接される。すなわち、溶接ポイントPは、弾性部材60を筒状にした際の接合箇所である。溶接ポイントPは、筒状部62の後端側(リード線54寄り)であることが好ましい。溶接として、種々の方法が挙げられるが、スポット溶接が好ましい。
【実施例】
【0029】
ここで、1つの実験例を示す。この実験例は、比較例、実施例1及び実施例2について、150時間、加速度50G、周波数250Hzの振動試験を行って、接点の破断状態を確認した。
【0030】
[比較例]
比較例は、従来の接続構造であり、接点部材17とリード線54とを半田で直接接続する構造を有する。
【0031】
[実施例1]
実施例1は、本実施形態に係るガスセンサ10の接続構造であり、接点部材17とリード線54とを弾性部材、特に、金属製の平板で接続した構造を有する。ここで、接点部材17と平板とをスポット溶接にて接続し、平板とリード線54とを半田で接続した。
【0032】
[実施例2]
実施例2は、本実施形態に係るガスセンサ10の接続構造であり、接点部材17とリード線54とを弾性部材、特に、
図2Aに示すように、筒状部62と、加締め部64と、中間部66とを有する弾性部材60で接続した構造を有する。ここで、接点部材17を筒状部62で一方向に包んでスポット溶接にて接続し、リード線54を加締め部64にて他方向に加締めて接続した。
【0033】
[試験結果]
比較例、実施例1及び実施例2に対する150時間の振動試験の結果を下記に示す。
比較例:150時間経過後にセンサを確認すると、接点部材17とリード線54とに破断が生じた。
実施例1:150時間を経過しても破断は生じなかったが、平板に変形が見られた。
実施例2:150時間を経過しても破断は生じなかった。しかも、弾性部材60に変形は見られなかった。
【0034】
[本実施形態から得られる発明]
上記実施形態から把握しうる発明について、以下に記載する。
【0035】
[1] 本実施形態に係るガスセンサ10は、センサ素子12と、センサ素子12の後端部を保持し、センサ素子12と電気的に接続する複数の接点部材17と、センサ素子12の後方に固定され、接点部材17が電気的に接続される複数のリード線54と、接点部材17とリード線54とを離間した状態で固定し、且つ、接点部材17とリード線54とを電気的に接続する金属製の弾性部材60と、を有する。
【0036】
これにより、接点部材17とリード線54との間に弾性部材60を介在させることで、振動を吸収することができ、電気的な接点等での切断防止となる。また、弾性部材60を介在させることで、センサ素子12とリード線54との間の距離を大きくとることができ、リード線54が挿通される弾性絶縁部材56等の溶損防止を図ることができる。
【0037】
[2] 本実施形態において、接点部材17と弾性部材60とが溶接にて接合されている。弾性部材60にて振動を打ち消すことが可能となるため、接点部材17とリード線54とのずれ等を防止することができる。
【0038】
[3] 本実施形態において、弾性部材60は、接点部材17を挿通して、該接点部材17と電気的に接続する筒状部62と、リード線54を加締めて、該リード線54と電気的に接続する加締め部64と、を有する。
【0039】
接点部材17とリード線54との間に弾性部材60を介在させることで、振動を吸収することができ、電気的な接点等での切断防止となる。また、弾性部材60を介在させることで、センサ素子12とリード線54との間の距離を大きくとることができ、リード線54が挿通される弾性絶縁部材56等の溶損防止を図ることができる。
【0040】
さらに、弾性部材60を筒状にすることで、弾性部材60と接点部材17との接触面積が増え、接触不良を防ぐことができる。同様に、弾性部材60に、リード線54と電気的に接続する加締め部64を設けることで、弾性部材60とリード線54との接触面積が増え、接触不良を防ぐことができる。その結果、接点部材17とリード線54との接触不良も防ぐことができる。
【0041】
[4] 本実施形態において、接点部材17と筒状部62とが溶接にて接合されている。これにより、接点部材17と弾性部材60との振動による位置ずれを防止することができる。
【0042】
[5] 本実施形態において、溶接による接合箇所は、弾性部材60を筒状にした際の接合箇所である。溶接による接合箇所と接点部材17とを一緒に固着でき、これらの部材をより強固に接合することが可能となる。
【0043】
[6] 本実施形態において、溶接による接合箇所は、筒状部62の後端側である。筒状部62の後端側は、力が集中することとなるが、この部分を接合箇所とすることで補強することができ、接合箇所と接点部材17とをより強固に接合することができる。
【0044】
[7] 本実施形態において、弾性部材60は、筒状部62と加締め部64との間に一体に形成された中間部66を有する。中間部66が筒状部62と加締め部64との間の補強を担うため、弾性部材60の塑性変形等を防ぐことができる。
【0045】
[8] 本実施形態において、中間部66は、筒状部62から加締め部64に向かって幅広く形成されている。リード線54を加締める際等における応力集中を低減することができ、弾性部材60の塑性変形等を防ぐことができる。
【0046】
[9] 本実施形態において、加締め部64は、リード線54の先端が中間部66に達しない状態で、リード線54を加締める。リード線54が中間部66まで挿入されていると、リード線54を加締めた際に、リード線54の先端部によって、中間部66が異様に変形するおそれがある。そこで、リード線54の先端が中間部66に達しない状態とすることで、リード線54を加締め部64のみで加締めることができ、リード線54による中間部66への悪影響を防止することができる。
【0047】
[10] 本実施形態において、筒状部62は、接点部材17の一端部をリード線54に向けて突出させた状態で、接点部材17を包む。これにより、例えば接点部材17と筒状部62とを溶接する際に、接点部材17の先端が筒状部62から露出した状態となるため、接点部材17と筒状部62とを確実に溶接することができる。
【0048】
[11] 本実施形態において、筒状部62による接点部材17を包む方向と、加締め部64によるリード線54を加締める方向が異なる。筒状部62と加締め部64とで、逆加締めと同様の作用が働くことから、弾性部材60に対する反りを低減することができる。
【0049】
なお、本発明の実施に当たっては、本発明の思想を損なわない範囲で自動車用部品としての信頼性向上のための諸手段が付加されてもよい。
【符号の説明】
【0050】
10…ガスセンサ 12…センサ素子
16…セラミックハウジング 17…接点部材
20…センサ組立体 24…コネクタ
56…弾性絶縁部材 60…弾性部材
62…筒状部 64…加締め部
66…中間部