特許7274146IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

取水領域内に侵入するクラゲを陸揚げせずに生きたまま取水領域外へ移送するための漂流物移送装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1の構成では、空気供給管からの上方へのエアの供給及び旋回流発生装置からのネットの表面への旋回流の供給によりネットからクラゲを離脱させることができる。しかし、クラゲが大量に発生してくると、特許文献1の構成の装置ではクラゲを取水領域外へ移送する能力が低いこともあり、取水領域内に大量のクラゲが滞留する。カーテンウォールにおける海水の流出入部は壁体の下部に形成されること及びクラゲは通常海面付近を浮遊するためである。その結果、ネットからのクラゲの離脱を十分に行うことができず、取水口から所望の海水量を確保することができない場合があった。そのため、発電が停止することになる。このように、クラゲが大量発生したときには、1)~3)の方法により緊急的にクラゲを除去する作業を行わなければならないことや、旋回流発生装置のプロペラによりクラゲが裁断され,産業廃棄物の発生や悪臭の発生などの問題を含んでいるため、装置そのものの改善改良が急務であった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の漂流物移送装置は、海水を取水する取水口の周囲をカーテンウォールで囲んで該取水口側の取水領域と該取水領域の外側となる取水領域外との間を海水が流出入可能に区画した取水設備に設置される漂流物移送装置であって、前記取水領域内に侵入して前記取水口側へ移動するクラゲを吸引口から吸引して前記取水領域外まで移送させる移送手段と、前記吸引口へクラゲを水流により移動させる水流発生手段と、を備え、前記吸引・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、移送手段及び水流発生手段を設けることによって、取水口から所望の海水量を確保できるように、クラゲを陸揚げ作業を伴わないで生きたまま確実に移送することができる漂流物移送装置を提供することができる。上述した1)~3)が抱える問題も解消できる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の一漂流物移送装置の概要を示す平面図である。
【図2】 同漂流物移送装置に備える水流発生手段の水流と海水の流れとを示し、(a)は本発明を示し、(b)は比較例を示している。
【図3】 ネットの設置状態を示す縦断面図である。

代表図 図1本件の代表的な図

1…取水口、2…取水領域、3…カーテンウォール、3A…壁体、4…取水領域外(外海)、5…移送手段、6…筒状のノズル部、6A…吸引口、7…水流発生手段、7A…水流の向き、8…除塵機、9…第1ネット、10…ホース、10A…第1ホース、10B…第2ホース、11…排出装置、12…第2ネット、13…第3ネット、14…浮き、15…錘、16…海底、17…筒状のノズル部、17A…吐出口、18…海水の流れる方向に対して略直交する方向、19…海水の流れる方向と略同一方向、K1,K2,K3…クラゲ

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