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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-05-08
(45)【発行日】2023-05-16
(54)【発明の名称】ゲームオブジェクトの選択方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/533 20140101AFI20230509BHJP
   A63F 13/2145 20140101ALI20230509BHJP
   A63F 13/426 20140101ALI20230509BHJP
   A63F 13/537 20140101ALI20230509BHJP
   A63F 13/55 20140101ALI20230509BHJP
【FI】
A63F13/533
A63F13/2145
A63F13/426
A63F13/537
A63F13/55
【請求項の数】 28
(21)【出願番号】P 2021553310
(86)(22)【出願日】2019-12-13
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-04-22
(86)【国際出願番号】 CN2019125289
(87)【国際公開番号】W WO2020181867
(87)【国際公開日】2020-09-17
【審査請求日】2021-09-08
(31)【優先権主張番号】201910178780.1
(32)【優先日】2019-03-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】518310570
【氏名又は名称】ネットイーズ (ハンチョウ) ネットワーク カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001195
【氏名又は名称】弁理士法人深見特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】饒 峰
【審査官】鈴木 智之
(56)【参考文献】
【文献】特開2008-148860(JP,A)
【文献】特許第6018720(JP,B1)
【文献】特許第6453500(JP,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 9/24
A63F 13/00ー13/98
G06F 3/04817
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一部のゲームシーンを含む第1表示領域と、第2表示領域とを含むグラフィカルユーザイタフースをレンダリング可能な端末に適用され、
前記グラフィカルユーザインタフェースの第1表示領域に対するオブジェクト選択操作に応答して、前記ゲームシーン中の複数のゲームオブジェクトを選択することと、
前記グラフィカルユーザインタフェースの第2表示領域においてオブジェクト選択コントローラを表示することと、
前記複数のゲームオブジェクトが同種類のゲームオブジェクトであれば、前記オブジェクト選択コントローラにおいて、異なるゲームオブジェクトの数に対応する第1所定数の第1ゲームオブジェクトインジケーターを表示することと、
前記複数のゲームオブジェクトが異なる種類のゲームオブジェクトであれば、前記オブジェクト選択コントローラにおいて、異なるゲームオブジェクトの種類の数に対応する第2所定数の第2ゲームオブジェクトインジケーターを表示することと、
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対する操作に応答して、前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記ゲームオブジェクトの選択をキャンセルすること、または、前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する操作に応答して、前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記種類の前記ゲームオブジェクトの選択をキャンセルすること、または、前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対する第2タッチ操作に応答して、前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記ゲームオブジェクトを選択すること、または、前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第3タッチ操作に応答して、前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記種類の前記ゲームオブジェクトを選択すること、を含むゲームオブジェクトの選択方法。
【請求項2】
前記複数のゲームオブジェクトが異なる種類のゲームオブジェクトであれば、
前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第1タッチ操作に応答して、前記オブジェクト選択コントローラにおいて第3所定数の前記第1ゲームオブジェクトインジケーターを表示することをさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターは、前記ゲームオブジェクトのプリセット属性を指示するための第1情報を含み、
前記第2ゲームオブジェクトインジケーターは、対応する前記ゲームオブジェクトの種類を指示するための第2情報と、対応する前記ゲームオブジェクトの種類の中の選択されたゲームオブジェクトの数を指示するための第3情報と、を含む請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対する第2タッチ操作に応答して、前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記ゲームオブジェクトを選択することは、
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対する第1ドラッグ操作に応答することと、
前記第1ドラッグ操作に応じて、前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記ゲームオブジェクトを確定することと、
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記ゲームオブジェクトを選択し、前記第1ドラッグ操作のスライド軌跡に基づいて、ゲーム操作を実行するように前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記ゲームオブジェクトを制御することと、を含む請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第3タッチ操作に応答して、前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記種類の前記ゲームオブジェクトを選択することは、
前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第2ドラッグ操作に応答することと、
前記第2ドラッグ操作に応じて、前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記種類の全てのゲームオブジェクトを確定することと、
前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記種類の全てのゲームオブジェクトを選択し、前記第2ドラッグ操作のスライド軌跡に基づいて、ゲーム操作を実行するように前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記種類の全てのゲームオブジェクトを制御することと、を含む請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記複数のゲームオブジェクトが同種類のゲームオブジェクトであれば、
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターを操作することでトリガーされたキャンセル操作を取得することと、
前記キャンセル操作に応じて、前記オブジェクト選択コントローラから前記キャンセル操作に対応する第1ゲームオブジェクトインジケーターを削除することと、をさらに含む請求項3に記載の方法。
【請求項7】
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターを操作することでトリガーされたキャンセル操作を取得することは、
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターがキャンセルコントローラまでドラックされてトリガーされた前記キャンセル操作を取得することを含む請求項6に記載の方法。
【請求項8】
提示コントローラを操作することでトリガーされたキャンセル操作を取得することと、
前記キャンセル操作に応じて、前記グラフィカルユーザインタフェース上で前記オブジェクト選択コントローラを削除することと、をさらに含む請求項3に記載の方法。
【請求項9】
前記グラフィカルユーザインタフェースの第1表示領域に対するオブジェクト選択操作に応答して、前記ゲームシーン中の複数のゲームオブジェクトを選択することは、
前記グラフィカルユーザインタフェース上の選択コントローラが操作された時、前記グラフィカルユーザインタフェースをロックすることと、
前記グラフィカルユーザインタフェースの第1表示領域でのクリック選択操作または囲み選択操作に応答して、前記選択コントローラに対する操作が停止するまで、前記ゲームシーン中の複数のゲームオブジェクトを選択することと、を含む請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記グラフィカルユーザインタフェースの第2表示領域においてオブジェクト選択コントローラを表示することは、
各選択された前記ゲームオブジェクトが属される種類を取得することと、
各選択された前記ゲームオブジェクトが属される種類に応じて、前記グラフィカルユーザインタフェースの第2表示領域においてオブジェクト選択コントローラを表示することと、を含む請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記第1所定数が、選択されたゲームオブジェクトの数以下である請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記第2所定数が、選択されたゲームオブジェクトの種類数以下である請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記第3所定数が、前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応するゲームオブジェクトの種類に含まれたゲームオブジェクトの数である請求項2に記載の方法。
【請求項14】
少なくとも一部のゲームシーンを含む第1表示領域と、第2表示領域とを含むグラフィカルユーザイタフースをレンダリング可能な端末に適用され、
前記グラフィカルユーザインタフェースの第1表示領域に対するオブジェクト選択操作に応答して、前記ゲームシーン中の複数のゲームオブジェクトを選択するように構成される選択手段と、
前記グラフィカルユーザインタフェースの第2表示領域においてオブジェクト選択コントローラを表示し、
前記複数のゲームオブジェクトが同種類のゲームオブジェクトであれば、前記オブジェクト選択コントローラにおいて、異なるゲームオブジェクトの数に対応する第1所定数の第1ゲームオブジェクトインジケーターを表示し、
前記複数のゲームオブジェクトが異なる種類のゲームオブジェクトであれば、前記オブジェクト選択コントローラにおいて、異なるゲームオブジェクトの種類の数に対応する第2所定数の第2ゲームオブジェクトインジケーターを表示するように構成される表示手段と、を含み、
さらに、
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対する操作に応答して、前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記ゲームオブジェクトの選択をキャンセルし、または、前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する操作に応答して、前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記種類の前記ゲームオブジェクトの選択をキャンセルし、または、前記選択手段は、さらに、前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対する第2タッチ操作に応答して、前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記ゲームオブジェクトを選択し、または、前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第3タッチ操作に応答して、前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記種類の前記ゲームオブジェクトを選択するように構成されるゲームオブジェクトの選択装置。
【請求項15】
前記複数のゲームオブジェクトが異なる種類のゲームオブジェクトであれば、前記表示手段はさらに、
前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第1タッチ操作に応答して、前記オブジェクト選択コントローラにおいて第3所定数の前記第1ゲームオブジェクトインジケーターを表示するように構成される請求項14に記載の装置。
【請求項16】
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターは、前記ゲームオブジェクトのプリセット属性を指示するための第1情報を含み、
前記第2ゲームオブジェクトインジケーターは、対応する前記ゲームオブジェクトの種類を指示するための第2情報と、対応する前記ゲームオブジェクトの種類の中の選択されたゲームオブジェクトの数を指示するための第3情報と、を含む請求項14に記載の装置。
【請求項17】
前記選択手段は具体的に、
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対する第1ドラッグ操作に応答し、
前記第1ドラッグ操作に応じて、前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記ゲームオブジェクトを確定し、
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記ゲームオブジェクトを選択し、前記第1ドラッグ操作のスライド軌跡に基づいて、ゲーム操作を実行するように前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記ゲームオブジェクトを制御する請求項16に記載の装置。
【請求項18】
前記選択手段は具体的に、
前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第2ドラッグ操作に応答し、
前記第2ドラッグ操作に応じて、前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記種類の全てのゲームオブジェクトを確定し、
前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記種類の全てのゲームオブジェクトを選択し、前記第2ドラッグ操作のスライド軌跡に基づいて、ゲーム操作を実行するように前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記種類の全てのゲームオブジェクトを制御する請求項16に記載の装置。
【請求項19】
前記複数のゲームオブジェクトが同種類のゲームオブジェクトであれば、
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターを操作することでトリガーされたキャンセル操作を取得し、
前記キャンセル操作に応じて、前記オブジェクト選択コントローラから前記キャンセル操作に対応する第1ゲームオブジェクトインジケーターを削除するように構成されるキャンセル手段をさらに含む請求項16に記載の装置。
【請求項20】
前記キャンセル手段は、
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターがキャンセルコントローラまでドラックされてトリガーされた前記キャンセル操作を取得するように構成される請求項19に記載の装置。
【請求項21】
前記選択手段は、
提示コントローラを操作することでトリガーされたキャンセル操作を取得し、
前記キャンセル操作に応じて、前記グラフィカルユーザインタフェース上で前記オブジェクト選択コントローラを削除するように構成される請求項16に記載の装置。
【請求項22】
前記選択手段は、
前記グラフィカルユーザインタフェース上の選択コントローラが操作された時、前記グラフィカルユーザインタフェースをロックし、
前記グラフィカルユーザインタフェースの第1表示領域でのクリック選択操作または囲み選択操作に応答して、前記選択コントローラに対する操作が停止するまで、前記ゲームシーン中の複数のゲームオブジェクトを選択するように構成される請求項14に記載の装置。
【請求項23】
前記選択手段は、
各選択された前記ゲームオブジェクトが属される種類を取得し、
各選択された前記ゲームオブジェクトが属される種類に応じて、前記グラフィカルユーザインタフェースの第2表示領域においてオブジェクト選択コントローラを表示するように構成される請求項14に記載の装置。
【請求項24】
前記第1所定数が、選択されたゲームオブジェクトの数以下である請求項14に記載の装置。
【請求項25】
前記第2所定数が、選択されたゲームオブジェクトの種類数以下である請求項14に記載の装置。
【請求項26】
前記第3所定数が、前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応するゲームオブジェクトの種類に含まれたゲームオブジェクトの数である請求項15に記載の装置。
【請求項27】
プログラムを記憶するためのメモリと、
前記メモリに記憶された前記プログラムを実行し、前記プログラムが実行される時に、請求項1乃至13の中のいずれか一項に記載の方法を実行するプロセッサと、を含むゲームオブジェクトの選択機器。
【請求項28】
コマンドを含み、コンピュータで実行される時に、コンピュータに請求項1乃至13の中のいずれか一項に記載の方法を実現させるコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2019年3月11日に中国国家知的財産権局に出願された出願番号が201910178780.1で、発明名称が「ゲームオブジェクトの選択方法及び装置」である特許出願を基礎とする優先権を主張し、その開示のすべてをここに引用して結合する。
【0002】
本願は、ゲーム技術分野に関し、特に、ゲームオブジェクトの選択方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0003】
一部のゲームにおいて、ゲームプレイヤーは、一つまたは複数の操作オブジェクトを選択して、例えば一つまたは複数のターゲット攻撃オブジェクトを選択して、一つまたは複数のターゲット制御オブジェクトを選択する等の対応する仮想行為動作を行わなければならない。モバイル通信技術の発展に伴って、ますます多くのモバイル端末ゲームが現れているが、ハードウェアの条件やインタラクション方式の制限により、伝統的なPC端末ゲーム中の大部分の制御方式をモバイル端末ゲームにそのまま利用することができず、これにより、モバイル端末ゲームと伝統的なPC端末ゲームとはオブジェクト選択の制御方式が大きく異なる。
【0004】
現在、モバイル端末ゲームには以下のような常用のオブジェクト選択方式がある。
一.ゲームシーンにおける仮想オブジェクトをシングルクリックする方式で単一のオブジェクトを選択する。
【0005】
二.円をスライドさせることで、ゲームシーンにおける円内の複数のオブジェクトを選択する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願の実施例は、ゲームオブジェクトの選択方法及び装置を提供する。
第1態様によると、本願の実施例は、
少なくとも一部のゲームシーンを含む第1表示領域と第2表示領域とを含むグラフィカルユーザーインターフェイスをレンダリング可能な端末に適用され、
前記グラフィカルユーザインタフェースの第1表示領域に対するオブジェクト選択操作に応答して、前記ゲームシーン中の複数のゲームオブジェクトを選択することと、
前記グラフィカルユーザインタフェースの第2表示領域においてオブジェクト選択コントローラを表示することと、
前記複数のゲームオブジェクトが同種類のゲームオブジェクトであれば、前記オブジェクト選択コントローラにおいて、異なるゲームオブジェクトに対応する第1所定数の第1ゲームオブジェクトインジケーターを表示することと、
前記複数のゲームオブジェクトが異なる種類のゲームオブジェクトであれば、前記オブジェクト選択コントローラにおいて、異なるゲームオブジェクトの種類に対応する第2所定数の第2ゲームオブジェクトインジケーターを表示することと、を含むことを特徴とするゲームオブジェクトの選択方法を提供する。
【0007】
代替の実施例において、前記複数のゲームオブジェクトが異なる種類のゲームオブジェクトであれば、前記方法は、
前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第1タッチ操作に応答して、前記オブジェクト選択コントローラにおいて第3所定数の前記第1ゲームオブジェクトインジケーターを表示することをさらに含む。
【0008】
代替の実施例において、前記方法は、
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対する第2タッチ操作に応答して、前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記ゲームオブジェクトを選択すること、または、
前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第3タッチ操作に応答して、前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記種類の前記ゲームオブジェクトを選択することをさらに含む。
【0009】
代替の実施例において、前記第1ゲームオブジェクトインジケーターは、前記ゲームオブジェクトのプリセット属性を指示するための第1情報を含み、
前記第2ゲームオブジェクトインジケーターは、対応する前記ゲームオブジェクトの種類を指示するための第2情報と、対応する前記ゲームオブジェクトの種類の中の選択されたゲームオブジェクトの数を指示するための第3情報と、を含む。
【0010】
代替の実施例において、前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対する第2タッチ操作に応答して、前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記ゲームオブジェクトを選択することは、
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対する第1ドラッグ操作に応答することと、
前記第1ドラッグ操作に応じて、前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記ゲームオブジェクトを確定することと、
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記ゲームオブジェクトを選択し、前記第1ドラッグ操作のスライド軌跡に基づいて、ゲーム操作を実行するように前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記ゲームオブジェクトを制御することと、を含む。
【0011】
代替の実施例において、前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第3タッチ操作に応答して、前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記種類の前記ゲームオブジェクトを選択することは、
前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第2ドラッグ操作に応答することと、
前記第2ドラッグ操作に応じて、前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記種類の全てのゲームオブジェクトを確定することと、
前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記種類の全てのゲームオブジェクトを選択し、前記第2ドラッグ操作のスライド軌跡に基づいて、ゲーム操作を実行するように前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記種類の全てのゲームオブジェクトを制御することと、を含む。
【0012】
代替の実施例において、前記複数のゲームオブジェクトが同種類のゲームオブジェクトであれば、前記方法は、
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターを操作することでトリガーされたキャンセル操作を取得することと、
前記キャンセル操作に応じて、前記オブジェクト選択コントローラから前記キャンセル操作に対応する第1ゲームオブジェクトインジケーターを削除することと、をさらに含む。
【0013】
代替の実施例において、前記第1ゲームオブジェクトインジケーターを操作することでトリガーされたキャンセル操作を取得することは、
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターがキャンセルコントローラまでドラックされてトリガーされた前記キャンセル操作を取得することを含む。
【0014】
代替の実施例において、前記方法は、
提示コントローラを操作することでトリガーされたキャンセル操作を取得することと、
前記キャンセル操作に応じて、前記グラフィカルユーザインタフェース上で前記オブジェクト選択コントローラを削除することと、をさらに含む。
【0015】
代替の実施例において、前記グラフィカルユーザインタフェースの第1表示領域に対するオブジェクト選択操作に応答して、前記ゲームシーン中の複数のゲームオブジェクトを選択することは、
前記グラフィカルユーザインタフェース上の選択コントローラが操作された時、前記グラフィカルユーザインタフェースをロックすることと、
前記グラフィカルユーザインタフェースの第1表示領域でのクリック選択操作または囲み選択操作に応答して、前記選択コントローラに対する操作が停止するまで、前記ゲームシーン中の複数のゲームオブジェクトを選択することと、を含む。
【0016】
代替の実施例において、前記グラフィカルユーザインタフェースの第2表示領域においてオブジェクト選択コントローラを表示することは、
各選択された前記ゲームオブジェクトが属される種類を取得することと、
各選択された前記ゲームオブジェクトが属される種類に応じて、前記グラフィカルユーザインタフェースの第2表示領域においてオブジェクト選択コントローラを表示することと、を含む。
【0017】
第2態様によると、本願の実施例は、少なくとも一部のゲームシーンを含む第1表示領域と第2表示領域とを含むグラフィカルユーザーインターフェイスをレンダリング可能な端末に適用され、
前記グラフィカルユーザインタフェースの第1表示領域に対するオブジェクト選択操作に応答して、前記ゲームシーン中の複数のゲームオブジェクトを選択するための選択手段と、
前記グラフィカルユーザインタフェースの第2表示領域においてオブジェクト選択コントローラを表示し、
前記複数のゲームオブジェクトが同種類のゲームオブジェクトであれば、前記オブジェクト選択コントローラにおいて、異なるゲームオブジェクトに対応する第1所定数の第1ゲームオブジェクトインジケーターを表示し、
前記複数のゲームオブジェクトが異なる種類のゲームオブジェクトであれば、前記オブジェクト選択コントローラにおいて、異なるゲームオブジェクトの種類に対応する第2所定数の第2ゲームオブジェクトインジケーターを表示するための表示手段と、を含むことを特徴とするゲームオブジェクトの選択装置を提供する。
【0018】
代替の実施例において、前記複数のゲームオブジェクトが異なる種類のゲームオブジェクトであれば、前記表示手段はさらに、
前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第1タッチ操作に応答して、前記オブジェクト選択コントローラにおいて第3所定数の前記第1ゲームオブジェクトインジケーターを表示する。
【0019】
代替の実施例において、前記選択手段はさらに、
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対する第2タッチ操作に応答して、前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記ゲームオブジェクトを選択し、または、
前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第3タッチ操作に応答して、前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記種類の前記ゲームオブジェクトを選択する。
【0020】
代替の実施例において、前記第1ゲームオブジェクトインジケーターは、前記ゲームオブジェクトのプリセット属性を指示するための第1情報を含み、
前記第2ゲームオブジェクトインジケーターは、対応する前記ゲームオブジェクトの種類を指示するための第2情報と、対応する前記ゲームオブジェクトの種類の中の選択されたゲームオブジェクトの数を指示するための第3情報と、を含む。
【0021】
代替の実施例において、前記選択手段は具体的に、
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対する第1ドラッグ操作に応答し、
前記第1ドラッグ操作に応じて、前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記ゲームオブジェクトを確定し、
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記ゲームオブジェクトを選択し、前記第1ドラッグ操作のスライド軌跡に基づいて、ゲーム操作を実行するように前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記ゲームオブジェクトを制御する。
【0022】
代替の実施例において、前記選択手段は具体的に、
前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第2ドラッグ操作に応答し、
前記第2ドラッグ操作に応じて、前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記種類の全てのゲームオブジェクトを確定し、
前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記種類の全てのゲームオブジェクトを選択し、前記第2ドラッグ操作のスライド軌跡に基づいて、ゲーム操作を実行するように前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記種類の全てのゲームオブジェクトを制御する。
【0023】
代替の実施例において、前記複数のゲームオブジェクトが同種類のゲームオブジェクトであれば、
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターを操作することでトリガーされたキャンセル操作を取得し、
前記キャンセル操作に応じて、前記オブジェクト選択コントローラから前記キャンセル操作に対応する第1ゲームオブジェクトインジケーターを削除するためのキャンセル手段をさらに含む。
【0024】
代替の実施例において、前記キャンセル手段は具体的に、
前記第1ゲームオブジェクトインジケーターがキャンセルコントローラまでドラックされてトリガーされた前記キャンセル操作を取得する。
【0025】
代替の実施例において、前記選択手段はさらに、
提示コントローラを操作することでトリガーされたキャンセル操作を取得し、
前記キャンセル操作に応じて、前記グラフィカルユーザインタフェース上で前記オブジェクト選択コントローラを削除する。
【0026】
代替の実施例において、前記選択手段は具体的に、
前記グラフィカルユーザインタフェース上の選択コントローラが操作された時、前記グラフィカルユーザインタフェースをロックし、
前記グラフィカルユーザインタフェースの第1表示領域でのクリック選択操作または囲み選択操作に応答して、前記選択コントローラに対する操作が停止するまで、前記ゲームシーン中の複数のゲームオブジェクトを選択する。
【0027】
代替の実施例において、前記選択手段は具体的に、
各選択された前記ゲームオブジェクトが属される種類を取得し、
各選択された前記ゲームオブジェクトが属される種類に応じて、前記グラフィカルユーザインタフェースの第2表示領域においてオブジェクト選択コントローラを表示する。
【0028】
第3態様によると、本願の実施例は、
プログラムを記憶するためのメモリと、
前記メモリに記憶された前記プログラムを実行し、前記プログラムが実行される時に、上記した第1態様及び第1態様の各種の可能な形態の中のいずれか一つに記載の方法を実現するプロセッサと、を含むゲームオブジェクトの選択機器を提供する。
【0029】
第4態様によると、本願の実施例は、コマンドを含み、コンピュータで実行される時に、コンピュータに上記した第1態様及び第1態様の各種の可能な形態の中のいずれか一つに記載の方法を実現させるコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0030】
図面の簡単な説明
本願の実施例または既存技術における技術案をさらに明確に説明するため、以下、実施例または既存技術を説明するための図面を簡単に説明するが、以下で説明される図面は本願の実施例の一部であり、当業者が創造的な労働をせずにこれらの図面から他の図面を得ることができることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0031】
図1】本願の一実施例によるゲームオブジェクトの選択方法のフローチャート1である。
図2】本願の一実施例によるゲームオブジェクトの選択方法のフローチャート2である。
図3】本願の一実施例によるゲームオブジェクトの選択方法のインターフェイス概念図の一である。
図4】本願の一実施例によるゲームオブジェクトの選択方法のインターフェイス概念図の二である。
図5】本願の一実施例によるゲームオブジェクトの選択方法のインターフェイス概念図の三である。
図6】本願の一実施例によるゲームオブジェクトの選択方法のインターフェイス概念図の四である。
図7】本願の一実施例によるゲームオブジェクトの選択方法のフローチャート3である。
図8】本願の一実施例によるゲームオブジェクトの選択方法のインターフェイス概念図の五である。
図9】本願の一実施例によるゲームオブジェクトの選択方法のフローチャート4である。
図10】本願の一実施例によるゲームオブジェクトの選択方法のインターフェイス概念図の六である。
図11】本願の一実施例によるゲームオブジェクトの選択方法のインターフェイス概念図の七である。
図12】本願の一実施例によるゲームオブジェクトの選択装置の構造を示す図1である。
図13】本願の一実施例によるゲームオブジェクトの選択装置の構造を示す図2である。
図14】本願の一実施例によるゲームオブジェクトの選択機器のハードウェア構造を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0032】
本願の実施例の目的、技術案とメリットをさらに明確化するため、以下、本願の実施例中の図面を参照して、本願の実施例の技術案を明確且つ完全に説明するが、ここで説明する実施例が本願の実施例の全部ではなく一部であることは言うまでもない。本願の実施例に基づいて、当業者が創造的な労働をせずに得られる他の実施例はそれぞれ本発明の保護範囲に含まれる。
【0033】
図1は、本願の実施例で提供するゲームオブジェクトの選択方法のフローチャート1である。図1に示すように、当該方法は以下のステップを含む。
【0034】
グラフィカルユーザインタフェースの第1表示領域に対するオブジェクト選択操作に応答して、ゲームシーン中の複数のゲームオブジェクトを選択する(S101)。
【0035】
具体的に、グラフィカルユーザインタフェースとは、グラフィックスの方式で表示されるコンピュータ操作ユーザインタフェースを指し、プレイヤーが入力装置でスクリーン上のアイコンまたはメニューコントローラを制御することを許可し、ここで、入力装置は、例えばマウスであることができ、例えばタッチスクリーン等であることもでき、本実施例では限定せず、プレイヤーはゲーム中において、グラフィカルユーザインタフェースを介して操作を行って、クライアントまたはサーバとインタラクションを行う。
【0036】
代替の実施例において、オブジェクト選択操作は、スライドタッチ操作によって、複数のゲームオブジェクトを確定する選択操作を含み、例えば、グラフィカルユーザインタフェースにおいて閉スライド軌跡(例えば、円形、四角形等の規則的な形状の軌跡、または他の不規則的な閉鎖形状の軌跡)を描いて、該閉スライド軌跡に基づいて、複数のゲームオブジェクトを選択することができる。そして、非閉スライド軌跡(例えば、スライド軌跡の始点と終点に基づいて四角形の対角線を確定して、予め設定されたアスペクト比に基づいて四角形を確定し、または、スライド軌跡の始点と終点に基づいて直径を確定し、該直径に基づいて円を確定する)に基づいて、閉領域を確定し、該閉領域に応じて複数のゲームオブジェクトを選択することもできる。これにより、簡単且つ高速に複数のゲームオブジェクトを選択する。
【0037】
本実施例において、グラフィカルユーザインタフェースは、第1表示領域と第2表示領域を含み、ここで、第1表示領域は少なくとも一部のゲームシーンを含み、第2表示領域は例えばゲームのメニューを含むことができ、さらに例えばゲームの対応するコントローラ等を含むことができ、ここでは、第2表示領域を限定せず、第2表示領域は例えば第1表示領域の上方に重ねて表示されることができ、さらに例えば第1表示領域がグラフィカルユーザインタフェースの左側に位置し、第2表示領域がグラフィカルユーザインタフェースの右側に位置するように設置することもでき、本願の実施例においては第1表示領域と第2表示領域の具体的な実現形態を特に限定しない。
【0038】
さらに、プレイヤーは、ゲーム中のオブジェクトを選択する必要がある時、入力装置(例えばタッチ操作媒体)を介して、グラフィカルユーザインタフェースの第1表示領域上でオブジェクト選択操作を行い、ここで、オブジェクト選択操作は、例えば第1表示領域上の選択コントローラのトリガーであることができ、具体的なトリガー形態は例えばクリックであることができ、さらに例えば長押しであることもでき、これにより、選択モードに入るように第1表示領域を制御し、選択モードで、例えば第1表示領域での囲み選択操作を取得することでオブジェクトの選択を行うことができ、さらに例えば第1表示領域でのクリック操作を取得することでオブジェクトの選択を行うこともできる。
【0039】
ここで、オブジェクト選択操作は、例えば入力装置をダブルクリックする方式で、選択するモードに入るように第1表示領域を制御し、次に選択モードで、オブジェクトの選択を行うこともできる。あるいはまた、オブジェクト選択操作はさらに例えば選択対象のゲームオブジェクトを逐一クリックすることで行うことができ、さらに例えば入力装置を介してグラフィカルユーザインタフェースに任意形状の入力ボックスを入力して選択操作を行うこともでき、本願の実施例においては、オブジェクト選択操作の具体的な実施形態を特に限定せず、グラフィカルユーザインタフェースでオブジェクトの選択を行う操作はいずれも本願の実施例の保護範囲に含まれる。
【0040】
本実施例において、グラフィカルユーザインタフェース上の第1表示領域に対するオブジェクト選択操作に応答して、ゲームシーン中の複数のゲームオブジェクトを選択し、ここで、選択された複数のゲームオブジェクトには少なくともプレイヤーが選択しようとするオブジェクトが含まれ、さらに、一部のゲーム(例えばRTSゲーム)において、ゲームシーン中のゲームオブジェクトの分布が密集している(特に、モバイル端末にて)ので、選択されたゲームオブジェクトに誤操作により選択された、プレイヤーが選択したくなかったオブジェクトも含まれている可能性がある。
【0041】
グラフィカルユーザインタフェースの第2表示領域においてオブジェクト選択コントローラを表示する(S102)。
【0042】
具体的に、ゲームシーン中の複数のゲームオブジェクトを選択した後、選択されたゲームオブジェクトの関連情報に基づいて、グラフィカルユーザインタフェースの第2表示領域においてオブジェクト選択コントローラを表示し、ここで、オブジェクト選択コントローラは、例えばグラフィカルユーザインタフェースの右上隅に表示されることができ、さらに例えばグラフィカルユーザインタフェースの中央位置に表示されることもでき、本願の実施例においてはオブジェクト選択コントローラの表示位置を特に限定しない。
【0043】
さらに、オブジェクト選択コントローラは、選択されたゲームオブジェクトの関連情報を表示するためのものであり、ここで、オブジェクトの関連情報は、例えば選択されたゲームオブジェクトのグラフィックスまたはファイル指示情報(例えば、アバター/アイコン指示情報、名称指示情報)であることができ、さらに例えば選択されたゲームオブジェクトの数、ヘルスまたはゲームエコノミー等であることもでき、本実施例では限定しない。
【0044】
ここで、該オブジェクトの情報は、文字、数字、アルファベットまたは写真等の内容を含むことができ、本実施例においてはオブジェクト選択コントローラでオブジェクトの情報を表示する実現形態について特に限定しない。例えば、オブジェクト選択コントローラに選択されたゲームオブジェクトのアイコンを表示し、選択されたゲームオブジェクトのアイコンの下方に選択されたゲームオブジェクトのヘルスを表示することができ、さらに例えば選択されたゲームオブジェクトの名称マークを表示し、名称マークの上方に選択されたゲームオブジェクトの数等を表示することもでき、本願の実施例においてはオブジェクト選択コントローラに表示されるオブジェクトの情報及び表示する具体的な形態について特に限定せず、必要に応じてオブジェクト選択コントローラの具体的な実施形態を設計できることは当業者が理解できることである。
【0045】
あるいはまた、本実施例において、上記した選択されたゲームオブジェクトに、誤操作により選択されたプレイヤーが選択したくなかったオブジェクトが出現した場合、該オブジェクトの情報も同様に展開コントローラに表示される。
【0046】
あるいはまた、複数のゲームオブジェクトが同種類のゲームオブジェクトであれば、オブジェクト選択コントローラに第1所定数の第1ゲームオブジェクトインジケーターを表示し、ここで、第1ゲームオブジェクトインジケーターは異なるゲームオブジェクトに対応する。あるいはまた、第1所定数は選択されたゲームキャラクターの数以下である。
【0047】
具体的に、オブジェクト選択操作によって選択された複数のゲームオブジェクトがいずれも同種類に属すれば、例えば選択された複数のゲームオブジェクトが「長兵」のみであると、オブジェクト選択コントローラに第1所定数の第1ゲームオブジェクトインジケーターを表示し、ここで、第1所定数はプレイヤーが選択したゲームオブジェクトに対応する数であり、本願の実施例においては、第1所定数の具体的な数値を限定しない。
【0048】
さらに、ここで第1ゲームオブジェクトインジケーターは、プレイヤーがオブジェクト選択操作によって選択したそれぞれの異なるゲームオブジェクトに対応し、具体的に、第1ゲームオブジェクトインジケーターは、例えばプレイヤーが選択したゲームオブジェクトの名称またはアイコンを含むことができ、さらに例えばプレイヤーが選択したゲームオブジェクトのヘルス等を含むこともでき、本願の実施例においては、第1ゲームオブジェクトインジケーターの具体的な実施形態を限定しない。
【0049】
ここで、第1所定数の第1ゲームオブジェクトインジケーターは、例えば1行の方式でオブジェクト選択コントローラに表示されることができ、さらに例えば1列の方式でオブジェクト選択コントローラに表示されることもでき、本願の実施例においては、第1ゲームオブジェクトインジケーターの具体的な表示方式を限定しない。
【0050】
あるいはまた、前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対する第4タッチ操作に応答して、前記第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記ゲームオブジェクトの選択をキャンセルことができる。または、前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第5タッチ操作に応答して、前記第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する前記種類の前記ゲームオブジェクトの選択をキャンセルすることができ。これにより、誤選択されたゲームオブジェクトを簡単且つ高速に削除して、ゲームオブジェクトの迅速かつ正確な選択を実現できる。具体的に、第4タッチ操作と第5タッチ操作は、第2タッチ操作や第3タッチ操作と異なることができる。
【0051】
あるいはまた、複数のゲームオブジェクトが異なる種類のゲームオブジェクトであれば、オブジェクト選択コントローラに第2所定数の第2ゲームオブジェクトインジケーターを表示し、第2ゲームオブジェクトインジケーターは異なるゲームオブジェクトの種類に対応する。あるいはまた、第2所定数は、選択されたゲームキャラクターの種類数以下である。
【0052】
具体的に、複数のゲームオブジェクトが異なる種類のゲームオブジェクトであれば、例えばプレイヤーがオブジェクト選択操作によって「長兵」、「歩兵」及び「砲兵」を選択していると、この時の選択されたゲームオブジェクトは異なる種類に対応するので、オブジェクト選択コントローラに第2所定数の第2ゲームオブジェクトインジケーターを表示し、ここで、第2所定数は、プレイヤーが選択したゲームオブジェクトに対応する種類の数であり、ここでは第2所定数の数値を具体的に限定しない。
【0053】
さらに、ここで、第2ゲームオブジェクトインジケーターは、プレイヤーが選択した各ゲームオブジェクトの異なる種類に対応し、具体的に、第2ゲームオブジェクトインジケーターは、例えばプレイヤーが選択したゲームオブジェクトの種類の名称またはアイコンを含むことができ、さらに例えばプレイヤーが選択したゲーム種類での具体的なゲームオブジェクトの数等を含むこともでき、本願の実施例においては、第2ゲームオブジェクトインジケーターの具体的な実施形態及び表示を限定しない。
【0054】
オブジェクト選択コントローラに表示されるゲームオブジェクトに、誤操作によって選択されたプレイヤーが選択したくなかったゲームオブジェクトが含まれている可能であり、ここでは、例えば第1ゲームオブジェクトインジケーターまたは第2ゲームオブジェクトインジケーターに操作を行うことで、精確なゲームオブジェクトの選択を行って、プレイヤーが選択しようとするゲームオブジェクトの選択を実現して、精確で効率的に特定のゲームオブジェクトを選択することができる。
【0055】
本願の実施例で提供するゲームオブジェクトの選択方法は、グラフィカルユーザインタフェースの第1表示領域に対するオブジェクト選択操作に応答して、ゲームシーン中の複数のゲームオブジェクトを選択することと、グラフィカルユーザインタフェースの第2表示領域においてオブジェクト選択コントローラを表示することと、複数のゲームオブジェクトが同種類のゲームオブジェクトであれば、オブジェクト選択コントローラにおいて、異なるゲームオブジェクトに対応する第1所定数の第1ゲームオブジェクトインジケーターを表示することと、複数のゲームオブジェクトが異なる種類のゲームオブジェクトであれば、オブジェクト選択コントローラにおいて、異なるゲームオブジェクトの種類に対応する第2所定数の第2ゲームオブジェクトインジケーターを表示することと、を含む。オブジェクト選択操作によって複数のゲームオブジェクトを選択し、さらにオブジェクト選択コントローラに、それぞれ異なるゲームオブジェクトまたはゲームオブジェクトの種類に対応する第1ゲームオブジェクトインジケーターまたは第2ゲームオブジェクトインジケーターを表示し、さらに第1オブジェクトインジケーターまたは第2オブジェクトインジケーターに操作を行うことで、特定のターゲットオブジェクトの選択を精確で効率的に実現して、プレイヤーのゲーム体験を向上させることができる。
【0056】
上記実施例に基づいて、オブジェクト選択コントローラの具体的な表示内容は選択されたゲームオブジェクトの種類等に応じて設計することができ、以下、図2乃至図5を参照して本願の実施例によるゲームオブジェクトの選択方法をさらに詳しく説明する。
【0057】
図2は本願の実施例によるゲームオブジェクトの選択方法のフローチャート2であり、図3は本願の実施例によるゲームオブジェクトの選択方法のインターフェイス概念図の一であり、図4は本願の実施例によるゲームオブジェクトの選択方法のインターフェイス概念図の二であり、図5は本願の実施例によるゲームオブジェクトの選択方法のインターフェイス概念図の三である。
【0058】
図2に示すように、当該方法は以下のステップを含む。
グラフィカルユーザインタフェース上の選択コントローラが操作されると、グラフィカルユーザインタフェースをロックする(S201)。
【0059】
具体的に、グラフィカルユーザインタフェース上の選択コントローラは例えばマルチセレクターを含むことができ、マルチセレクターをクリックしたりまたはマルチセレクターを長押しすることで、グラフィカルユーザインタフェースを制御してオブジェクトを選択する状態へ進入させることができるが、これらは例示的な説明であり、該実施形態に限定されず、本願の実施例においては選択コントローラの具体的な実施形態を特に限定しない。
【0060】
さらに、グラフィカルユーザインタフェース上の選択コントローラを長押しすることで、オブジェクトを選択する状態に入るようにグラフィカルユーザインタフェースを制御する場合を例に説明する。選択コントローラが長押しされると、グラフィカルユーザインタフェースをロックすることで、選択操作の効率を保証し、選択操作を行う時にグラフィカルユーザインタフェースにスライドによる選択効率の低下が発生することを回避する。
【0061】
グラフィカルユーザインタフェースの第1表示領域上のクリック選択操作または囲み選択操作に応答して、選択コントローラの操作が停止するまで、ゲームシーン中の複数のゲームオブジェクトを選択する(S202)。
【0062】
具体的に、例えばクリック選択操作によって選択したゲームオブジェクトを確定することができ、例えばクリック選択操作によって第1表示領域中の一つの特定のオブジェクトをクリックすることができ、さらに例えば第1表示領域中の複数のオブジェクトを逐一クリックして、ゲームオブジェクトの選択を実現することもできる。
【0063】
あるいはまた、例えば囲み選択操作によって選択したゲームオブジェクトを確定することもでき、例えば囲み選択操作によって画面における特定のゲームオブジェクトを囲んで選択することができ、さらに例えば複数のゲームオブジェクトを一回で囲み選択してオブジェクトの選択を実現することもできる。
【0064】
本実施例において、第1表示領域のクリック選択操作または囲み選択操作に応答することで、ゲームシーン中の複数のゲームオブジェクトの選択を実現し、第1表示領域におけるゲームオブジェクトの選択を、選択コントローラに対する操作が停止するまで持続することができ、この間において、オブジェクトの選択操作を繰り返して行うことができ、選択コントローラに対する操作が停止すると、グラフィカルユーザインタフェースはオブジェクトを選択する状態を終了する。
【0065】
以下、図3を参照してオブジェクト選択操作をさらに詳しく説明し、図3に示すように、グラフィカルユーザインタフェースはマルチセレクター301を含み、マルチセレクター301を長押しする操作302によって、オブジェクトを選択する状態に入るようにグラフィカルユーザインタフェースを制御し、さらに、第1表示領域にて囲み選択する方式でゲームオブジェクトを選択することもでき、例えば囲み選択操作によって囲み選択軌跡303をトリガーすると、囲み選択軌跡303に含まれたゲームオブジェクトが選択され、マルチセレクター301を解放するまで、オブジェクトの選択を行うことができる。
【0066】
本実施例は、選択コントローラを提供することで、オブジェクトを選択する状態に入るようにグラフィカルユーザインタフェースを制御し、さらに、囲み選択またはクリック選択する操作によって、オブジェクトの選択を実現して、特定のオブジェクトに対する効率的な選択を有効に実現し、且つゲームにおいて各種の操作が衝突する問題を解決することができる。
【0067】
各選択されたゲームオブジェクトが属される種類を取得する(S203)。
具体的に、オブジェクト選択操作に応答して選択されたゲームオブジェクトを取得した後、選択されたオブジェクトそれぞれが属される種類を取得し、ここで、選択されたゲームオブジェクトが属される種類は、ゲームによって相違に設計されることができ、バトル類ゲームを例にすると、その選択されたゲームオブジェクトが属される種類は、例えば歩兵であることができ、さらに例えば弓兵等であることもできる。
【0068】
あるいはまた、育成類ゲームを例にとすると、その選択されたゲームオブジェクトの種類は、例えば塀であることができ、さらに例えば家屋等であることもでき、ここで、選択されたゲームオブジェクトの種類を具体的なゲームに応じて異ならせることができることは当業者が理解できることであり、本願の実施例においては限定しない。
【0069】
選択されたゲームオブジェクトそれぞれが属される種類に応じて、グラフィカルユーザインタフェースの第2表示領域においてオブジェクト選択コントローラを表示する(S204)。
【0070】
さらに、選択されたゲームオブジェクトの種類は、1種類であることができれば、複種類であることもでき、その具体的な種類の数は、選択操作によって取得して選択されたオブジェクトによって決められる。
【0071】
本実施例において、選択されたゲームオブジェクトの種類に応じて、グラフィカルユーザインタフェースの第2表示領域においてオブジェクト選択コントローラを表示し、具体的に、複数のゲームオブジェクトが同種類のゲームオブジェクトであれば、オブジェクト選択コントローラに第1所定数の第1ゲームオブジェクトインジケーターを表示し、ここで、第1ゲームオブジェクトインジケーターは異なるゲームオブジェクトに対応する。
【0072】
あるいはまた、複数のゲームオブジェクトが異なる種類のゲームオブジェクトであれば、オブジェクト選択コントローラに第2所定数の第2ゲームオブジェクトインジケーターを表示し、第2ゲームオブジェクトインジケーターは異なるゲームオブジェクトの種類に対応する。
【0073】
ゲームオブジェクトが属される種類に応じてオブジェクト選択コントローラの表示を行うことで、プレイヤーに選択したゲームオブジェクトの情報を明確で有効に表示することができ、プレイヤーが需要に応じて特定のゲームオブジェクトの選択をさらに行うことができてプレイヤーのゲーム体験を向上させる。
【0074】
ある可能の実施形態において、第1ゲームオブジェクトインジケーターは第1情報を含み、ここで、第1情報はゲームオブジェクトのプリセット属性を指示するためのものである。
【0075】
具体的に、選択された複数のゲームオブジェクトが同種類のゲームオブジェクトであると、オブジェクト選択コントローラに第1ゲームオブジェクトインジケーターを表示し、ここで、第1ゲームオブジェクトインジケーターが第1情報を含み、第1情報はゲームオブジェクトのプリセット属性を指示するためのものであり、ここで、第1情報は、例えば選択されたゲームオブジェクトのヘルスであることができ、さらに例えば選択されたゲームオブジェクトに対応するアイコン等であることもでき、本願の実施例においては第1情報を特に限定しない。
【0076】
以下、図4を参照して第1ゲームオブジェクトインジケーターと第1情報をさらに説明し、図4に示すように、一部のゲームシーンを含むのが第1選択領域であり、左上隅においてオブジェクト選択コントローラを表示しているのが第2表示領域であるが、図4は例示的な説明にすぎず、当該実現方式に限定されることはなく、本願の実施例においては、第1選択領域及び第2選択領域の具体的な設計を限定しない。
【0077】
さらに、現在、オブジェクト選択操作に応答して、第1表示領域で三つのゲームオブジェクトを選択し、選択された三つのゲームオブジェクトが同種類のゲームオブジェクトであるとすると、オブジェクト表示コントローラ401は、三つの第1ゲームオブジェクトインジケーターを含み、各ゲームオブジェクトインジケーターは、グラフィカルユーザインタフェース上の選択された一つのオブジェクトに対応し、その中の一つのオブジェクト情報を例に説明し、第1情報にゲームオブジェクトのヘルスとアイコンが含まれるとすると、オブジェクト表示コントローラ401に表示される第1ゲームオブジェクトインジケーターは、ゲームオブジェクトのアイコン4011と生存マーク4012とを含み、オブジェクトのアイコン4011は選択されたゲームオブジェクトのアイコン情報を示し、生存マーク4012は選択されたオブジェクトの生命状態を示す。
【0078】
ここで、図4に示すオブジェクト選択コントローラ401の設計は例示的に説明するためのものであり、当該実現方式に限定されず、本願の実施例においては、オブジェクト選択コントローラ401の具体的な実施形態及び設置位置を特に限定しない。さらに、図4は選択されたオブジェクトが属される種類が1種である場合を例に説明したが、選択されたオブジェクトが属される種類が複種類である場合であっても、その実現方式は類似し、例えば現在選択されたオブジェクトが属される種類が2種であると、オブジェクト選択コントローラに2行に分けてそれぞれ選択されたオブジェクトのオブジェクト情報を展開し、ここで、1行が例えば1種類であることができる。以上は例示的な説明にすぎず、他の状況での実現方式も類似し、ここではその詳細な説明を省略する。
【0079】
あるいはまた、グラフィカルユーザインタフェース上のオブジェクトが選択された場合、選択されたゲームオブジェクトをハイライト表示または標記表示することで、プレイヤーが選択されたオブジェクトをより直観的に見ることができるようにし、図4に示すように、選択済マーク402で選択されたゲーム単位を表示して、プレイヤーに現在のゲームオブジェクトが選択されたことを展開し、図4は例示的に説明したもので、当該実現方式に限定されず、本願の実施例においては、選択されたオブジェクトの標記方式を特に限定しない。
【0080】
ある可能の実施形態において、第2ゲームオブジェクトインジケーターは第2情報と第3情報とを含み、ここで、第2情報はゲームオブジェクトの種類を指示するためのものであり、第3情報はゲームオブジェクトの種類の中の選択されたゲームオブジェクトの数を指示するためのものである。
【0081】
具体的に、選択された複数のゲームオブジェクトが異なる種類のゲームオブジェクトであると、オブジェクト選択コントローラにおいて第2ゲームオブジェクトインジケーターを表示し、ここで、第2ゲームオブジェクトインジケーターは第2情報と第3情報とを含み、ここで、第2情報は対応するゲームオブジェクトの種類を指示するためのものであり、第3情報は対応するゲームオブジェクトの種類の中の選択されたゲームオブジェクトの数を指示するためのものであり、ここで、第1情報は、例えば選択されたゲームオブジェクトの種類アイコンまたは名称マーク等であることができ、第3情報は、例えば現在の種類の中の選択されたゲームオブジェクトの数等であることができ、本願の実施例においては、第2情報及び第3情報を特に限定しない。
【0082】
本実施例において、第3情報は、例えば第2情報の下方に表示されることができ、さらに例えば第2情報の中央位置に表示されることもでき、本願の実施例においては、第2オブジェクト選択の具体的な設計及び配置位置を特に限定しない。
【0083】
以下、図5を参照して、第2ゲームオブジェクトインジケーターと第2情報、第3情報をさらに詳しく説明し、図5に示すように、現在選択されたゲームオブジェクトの種類が3種類であるとすると、オブジェクト選択コントローラ501に三つの第2ゲームオブジェクトインジケーターが含まれ、さらに、各第2ゲームオブジェクトインジケーターに該種類の種類アイコンと該種類の中の対応する全てのゲームオブジェクトの数とが含まれ、その中の一つの第2ゲームオブジェクトインジケーターを例に説明し、現在、該種類で選択されたゲームオブジェクトの数が三つであるとすると、該第2ゲームオブジェクトインジケーターにて該種類の種類アイコン5011と選択された複数のゲームオブジェクトにおける該種類の中の対応する全てのオブジェクトの数5012とを表示し、図5は例示的に説明したものであり、本願の実施例においては、第2ゲームオブジェクトインジケーターの実現方式を特に限定しない。
【0084】
本願の実施例によるゲームオブジェクト選択方法は、グラフィカルユーザインタフェース上の選択コントローラが操作されると、グラフィカルユーザインタフェースをロックすることを含む。グラフィカルユーザインタフェースの第1表示領域上のクリック選択操作または囲み選択操作に応答して、選択コントローラに対する操作が停止するまで、ゲームシーン中の複数のゲームオブジェクトを選択する。各選択されたゲームオブジェクトが属される種類を取得する。各選択されたゲームオブジェクトが属される種類に応じて、グラフィカルユーザインタフェースの第2表示領域においてオブジェクト選択コントローラを表示する。選択コントローラ及び第1表示領域のクリック選択操作または囲み選択操作によって、ゲームオブジェクトの選択を実現して、特定のオブジェクトの効率的な選択を有効に実現することができ、且つ、ゲームにおいて各種の操作が衝突する問題を解決し、さらに、選択されたゲームオブジェクトが属される種類に応じて、オブジェクト選択コントローラを表示することで、プレイヤーが必要なターゲットオブジェクトをより効率的に探すことができ、そして、ターゲットオブジェクトにさらに選択及び制御を行うことでプレイヤーのゲーム体験を向上させる。
【0085】
上記実施例に基づいて、複数のゲームオブジェクトが異なる種類のゲームオブジェクトであれば、本願の実施例によるオブジェクト選択方法は、
第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第1タッチ操作に応答して、オブジェクト選択コントローラにおいて第3所定数の第1ゲームオブジェクトインジケーターを表示することをさらに含む。あるいはまた、第3所定数の第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応するゲームオブジェクトが同種類であり、該種類は第1タッチ操作によって確定した第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応するゲーム種類である。
【0086】
具体的に、第1タッチ操作は、例えばクリック操作であることができ、さらに例えばダブルクリック操作等であることもでき、本願の実施例においては、限定しない。第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第1タッチ操作に応答することで、オブジェクト選択コントローラにおいて第3所定数の第1ゲームオブジェクトインジケーターを表示することが可能になり、ここで、第3所定数は現在の第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応するゲームオブジェクトの種類で含む具体な該種類のゲームオブジェクトの数であり、本願の実施例においては、第3所定数の具体的な数値を特に限定しない。第1ゲームオブジェクトインジケーターについては上記実施例においてすでに説明したので、ここではその詳細な説明を省略する。
【0087】
さらに、オブジェクト選択コントローラにおいて第3所定数の第1ゲームオブジェクトインジケーターを表示する方式は、例えば第1タッチ操作に対応する第2ゲームオブジェクトインジケーターのアイコンの下方に、現在のゲーム種類で含む全ての選択されたゲームオブジェクトの第1ゲームオブジェクトインジケーターを表示することができ、さらに例えば現在の第2ゲームオブジェクトインジケーターの上方に、現在のゲーム種類で含む全ての選択されたゲームオブジェクトの第1ゲームオブジェクトインジケーター等をカバーすることもでき、本願の実施例においては限定しない。
【0088】
以下、図6を参照して詳細に説明し、図6は本願の実施例によるゲームオブジェクトの選択方法のインターフェイス概念図の四である。
【0089】
図6に示すように、第2ゲームオブジェクトインジケーター601を含み、第1タッチ操作602によって、オブジェクト選択コントローラ中の第2ゲームオブジェクトインジケーター601に操作を行い、ここでは第1タッチ操作602がシングルクリック操作であるとし、さらに、オブジェクト選択コントローラにおいて第3所定数の第1ゲームオブジェクトインジケーターを表示し、ここで、第1ゲームオブジェクトインジケーターは例えば対応するゲームオブジェクトの種類アイコン6031と生存マーク6032を含むことができ、図6に示す例において、その図から第3所定数が二つであることが分かり、これにより、展開される第1ゲームオブジェクトインジケーターも二つであり、第1表示領域で選択された第1タッチ操作802に対応する種類に含まれる選択されたゲームオブジェクトに対応する。図6は例示的な説明にすぎず、本願の実施例においては、オブジェクト選択コントローラ及び第2ゲームオブジェクトインジケーターの具体的な実施形態を特に限定しない。
【0090】
本願の実施例によるゲームオブジェクト選択方法によると、第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第1タッチ操作に応答し、さらにオブジェクト選択コントローラにおいて第3所定数の第1ゲームオブジェクトインジケーターを表示することで、ユーザが選択されたゲームオブジェクトに関する情報をより直観且つ全面的に取得することが可能になり、ユーザの体験を向上させる。
【0091】
上記実施例に基づいて、本願の実施例によるゲームオブジェクトの選択方法はさらに、第1ゲームオブジェクトインジケーターまたは第2ゲームオブジェクトインジケーターに対して操作を行うことで、ユーザが操作しようとするゲームオブジェクトに対する選択をさらに実現する。以下、図7乃至図10を参照して、本実施例によるゲームオブジェクトの選択方法をさらに詳しく説明する。
【0092】
図7は本願の実施例によるゲームオブジェクトの選択方法のフローチャート3であり、図8は本願の実施例によるゲームオブジェクトの選択方法のインターフェイス概念図の五であり、図9は本願の実施例によるゲームオブジェクトの選択方法のフローチャート4であり、図10は本願の実施例によるゲームオブジェクトの選択方法のインターフェイス概念図の六である。
【0093】
まず、第1ゲームオブジェクトインジケーターに操作を行うプロセスを詳しく説明する。
【0094】
具体的に、第1ゲームオブジェクトインジケーターに対する第2タッチ操作に応答して、第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応するゲームオブジェクトを選択する。
【0095】
ここで、第1ゲームオブジェクトインジケーターは、例えば第1表示領域に対するオブジェクト選択操作に応答して得た第1ゲームオブジェクトインジケーターであることができ、さらに例えば第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第1タッチ操作に応答して得た第1ゲームオブジェクトインジケーターであることもでき、本願の実施例においては限定しない。
【0096】
さらに、第2タッチ操作によって、第1ゲームオブジェクトインジケーターにおいて特定のゲームオブジェクトを選択し、ここで、第2タッチ操作は、特定のゲームオブジェクトを選択するためのものであり、さらに選択されたゲームオブジェクトに具体的な制御コマンドを発するためのものでもあり、第2タッチ操作は、例えばシングルクリック操作であることができ、さらに例えばダブルクリック操作、ドラッグ操作等であることもでき、本願の実施例においては、第2タッチ操作の具体的な実施形態を限定しない。
【0097】
オブジェクト選択コントローラで操作する、第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応するゲームオブジェクトがターゲットオブジェクトであり、本実施例において、ターゲットオブジェクトの数は一つであることができ、複数であることもでき、以下では第2タッチ操作がドラッグ操作である場合を例にしてさらに詳しく説明する。
【0098】
具体的に、図7を参照して説明すると、図7に示すように、第1ゲームオブジェクトインジケーターに対する第2タッチ操作に応答して、第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応するゲームオブジェクトを選択することは、以下のステップを含む。
【0099】
第1ゲームオブジェクトインジケーターに対する第1ドラッグ操作に応答する(S701)。
【0100】
第1ドラッグ操作に応じて、第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応するゲームオブジェクトを確定する(S702)。
【0101】
具体的に、オブジェクト選択コントローラ中の第1ゲームオブジェクトインジケーターに対して第1ドラッグ操作を行い、ここで、第1ドラッグ操作は特定の第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応し、また、第1ドラッグ操作の第1ゲームオブジェクトインジケーターにおける位置に基づいて、対応するターゲットゲームオブジェクトを確定する。
【0102】
第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応するゲームオブジェクトを選択し、第1ドラッグ操作のスライド軌跡に基づいて、ゲーム操作を行うように第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応するゲームオブジェクトを制御する(S703)。
【0103】
さらに、第1ドラッグ操作のトリガー中において、グラフィカルユーザインタフェースにスライド軌跡が発生し、1回の操作のスライド軌跡に基づいて、さらにターゲットオブジェクトを制御してゲーム操作を行わせる。すなわち、オブジェクト選択コントローラ中の第1ゲームオブジェクトインジケーターをターゲット位置までドラッグし、ドラッグ中において、グラフィカルユーザインタフェースにスライド軌跡が発生し、第1ドラッグ操作のスライド軌跡に基づいて、さらに特定のゲームオブジェクトを制御してゲーム操作を行わせる。
【0104】
あるいはまた、第1ドラッグ操作を実行する過程において、第1ゲームオブジェクトインジケーター中のゲームオブジェクトのアイコンは例えばスライド軌跡に追従して移動することができ、さらに例えば原位置で移動しないこともでき、本実施例においては特に限定しない。
【0105】
ここで、第1ドラッグ操作のスライド軌跡は異なり、トリガーされるターゲットオブジェクトに対する具体的な制御動作も異なり、例えば戦争類ゲームにおいて、現在選択されたゲームオブジェクトが歩兵であり、第1ドラッグ操作のスライド軌跡によって、例えば歩兵の第1ゲームオブジェクトインジケーターを敵方の単位オブジェクトまでドラッグして、敵方の単位オブジェクトへ攻撃するように歩兵を制御することができ、そして例えば歩兵の第1ゲームオブジェクトインジケーターを家屋単位オブジェクトまでドラッグして、家屋単位オブジェクトに修理を行うように歩兵を制御することもでき、ここで、特定のゲームオブジェクトの第1ゲームオブジェクトインジケーターを異なるターゲット位置までドラックしてトリガーする操作を、具体的なゲームに応じて予め設定できることは当業者が理解できることであり、本願の実施例においては限定しない。
【0106】
以下、図8を例に詳しく説明し、図8に示すように、現在選択されたゲームオブジェクトが三つあるとすると、オブジェクト選択コントローラによって特定のゲームオブジェクトの第1ゲームオブジェクトインジケーター8011を選択し、ここで、特定のゲームオブジェクトの第1ゲームオブジェクトインジケーター8011は、第1表示領域においてターゲットゲームオブジェクト8012に対応し、例えば第1ドラッグ操作によって、特定のゲームオブジェクトの第1ゲームオブジェクトインジケーター8011を家屋単位オブジェクトまでドラッグし、この時、発生されるスライド軌跡8031に基づいて、家屋単位オブジェクトがある位置に行って家屋単位オブジェクトに修理等の操作を行うようにターゲットオブジェクト8012を制御することができる。
【0107】
あるいはまた、例えば第1ドラッグ操作によって、特定のゲームオブジェクトのアイコン8011を木単位オブジェクトまでドラッグし、この時、発生されるスライド軌跡8032に基づいて、木単位オブジェクトがある位置に行って木単位オブジェクトに伐採等の操作を行うようにターゲットゲームオブジェクト8012を制御することもでき、図8は例示的に説明したものであり、該実現方式に限定されず、本実施例においては、第1ゲームオブジェクトインジケーターに対する第2タッチ操作に応答して、第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応するゲームオブジェクトを選択する具体的な実施形態を特に限定しない。
【0108】
以上、第1表示領域に対するオブジェクト選択操作に応答して得た第1ゲームオブジェクトインジケーターについて操作を行う場合を説明したが、第1ゲームオブジェクトインジケーターが第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第1タッチ操作に応答して得られた場合であっても、その実現方式が類似するので、ここではその詳細な説明を省略する。
【0109】
次に、第2ゲームオブジェクトインジケーターに操作を行うプロセスを詳しく説明する。
【0110】
具体的に、第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第3タッチ操作に応答して、第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する種類のゲームオブジェクトを選択する。
【0111】
ここで、第3タッチ操作は、例えばダブルクリック操作またはドラッグ操作等であることができるが、第1タッチ操作とは異なり、例えば第1タッチ操作がシングルクリック操作であると、第3タッチ操作はシングルクリック操作以外の任意の操作であることができ、以上は例示的な説明にすぎず、本願の実施例においては、第1タッチ操作と区別できれば、第3タッチ操作の具体的な実施形態を限定しない。
【0112】
さらに、第3タッチ操作を介して、第2ゲームオブジェクトインジケーターにおいて特定のゲーム種類に対応するゲームオブジェクトを選択し、ここで、第3タッチ操作は特定の種類に対応するゲームオブジェクトを選択するためのものであり、さらに、選択されたゲームオブジェクトへ具体的な制御コマンドを発するためのものでもある。以下、第3タッチ操作が第2ドラッグ操作である場合を例にさらに詳しく説明する。
【0113】
具体的に、図9を参照すると、図9に示すように、第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第3タッチ操作に応答して、第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する種類のゲームオブジェクトを選択することは以下を含む。
【0114】
第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第2ドラッグ操作に応答する(S901)。
【0115】
第2ドラッグ操作に応じて、第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する種類の全てのゲームオブジェクトを確定する(S902)。
【0116】
具体的に、オブジェクト選択コントローラ中の第2ゲームオブジェクトインジケーターについて第2ドラッグ操作を行い、ここで、第2ドラッグ操作は特定の第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応し、また第2ドラッグ操作の第2ゲームオブジェクトインジケーターでの位置に基づいて、対応するターゲットゲームオブジェクトを確定する。
【0117】
第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する種類の全てのゲームオブジェクトを選択し、第2ドラッグ操作のスライド軌跡に基づいて、ゲーム操作を行うように第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する種類の全てのゲームオブジェクトを制御する(S903)。
【0118】
具体的に、第2ゲームオブジェクトインジケーターは、選択されたゲームオブジェクトの1種類に対応し、第2ゲームオブジェクトインジケーターに対して第2ドラッグ操作を行うことで、該第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応するゲーム種類での全ての選択されたゲームオブジェクトの選択及び制御を実現することができる。
【0119】
以下、図10を参照して詳しく説明し、図10に示すように、第2ドラッグ操作1002によって、その中の一つの第2ゲームオブジェクトインジケーター10011を選択し、該第2ゲームオブジェクトインジケーター10011に対応するゲーム種類が図10に示すターゲットオブジェクト10012のゲーム種類であるとし、さらに、第2ドラッグ操作1002によって、グラフィカルユーザインタフェースにおいてスライド軌跡がトリガーされ、スライド軌跡に基づいて、ゲーム操作を行うように特定のゲーム種類での全てのゲームオブジェクトを制御し、図10に示す例において、第2ゲームオブジェクトインジケーター10011に対応する種類の全てのゲームオブジェクトが第1表示領域中の複数のターゲットゲームオブジェクト10012であると、例えばスライド軌跡10031に基づいて、敵方単位オブジェクトがある位置に行って敵方単位に攻撃を開始するように複数のターゲットゲームオブジェクト10012を制御することができ、さらに、例えばスライド軌跡10032に基づいて、家屋単位オブジェクトがある位置に行って家屋で修行等を行うように複数のターゲットゲームオブジェクト10012を制御することもできる。
【0120】
図10は例示的に説明したものであり、本願の実施例においては、オブジェクト選択コントローラの具体的な実施形態を特に限定しなく、さらに、第2ドラッグ操作によって第2ゲームオブジェクトインジケーターを異なる位置にドラッグして異なる所定の操作をトリガーできることは理解できることであり、本願の実施例においては限定しない。
【0121】
本願の実施例によるゲームオブジェクト選択方法は、第1ゲームオブジェクトインジケーターに対する第2タッチ操作に応答し、第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応するゲームオブジェクトを選択して、第2タッチ操作によって、特定のゲームオブジェクトについて選択及び制御を行うことで、プレイヤーが効率的にターゲットオブジェクトを選択することができ、さらにターゲットオブジェクトに対する操作を実現することもできる。さらに、第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第3タッチ操作に応答して、第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する種類のゲームオブジェクトを選択することで、第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する種類での全ての選択されたゲームオブジェクトについての選択及び制御を実現でき、第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する操作及び対応する種類の全てのゲーム種類の選択によって、ある種類のゲームオブジェクトを精確で効率的に選択することができて、プレイヤーのゲーム体験を向上させる。
【0122】
上記実施例に基づいて、本願の実施例によるゲームオブジェクトの選択方法は、種類コントローラを操作してトリガーされるキャンセル操作を取得することと、キャンセル操作に応じて、グラフィカルユーザインタフェース上で前記オブジェクト選択コントローラを削除することと、をさらに含む。
【0123】
具体的に、本願の実施例において種類コントローラをさらに提供し、ここで、種類は選択されたオブジェクトを制御するためのものであり、ここで、種類コントローラは、例えばキャンセルコントローラを含むことができ、さらに例えばすべて選択コントローラ等を含むこともでき、本願の実施例においては、種類コントローラを特に限定しなく、さらに、種類コントローラを操作することでキャンセル操作をトリガーすることができ、ここで、トリガーする方式としては、例えば選択をキャンセルしようとするゲームオブジェクトに対応する第1ゲームオブジェクトインジケーターまたは第2ゲームオブジェクトインジケーターを長押しすることができ、さらに例えば選択をキャンセルしようとするゲームオブジェクトの第1ゲームオブジェクトインジケーターまたは第2ゲームオブジェクトインジケーターを対応する種類コントローラ上にドラッグすることもでき、本願の実施例においては、キャンセル操作をトリガーする実現方式を特に限定しない。
【0124】
さらに、キャンセル操作によって、選択をキャンセルしようとするゲームオブジェクトを未選択の状態に変更することができ、これにより、オブジェクト選択コントローラから対応する第1ゲームオブジェクトインジケーターまたは第2ゲームオブジェクトインジケーターを削除することができる。
【0125】
種類コントローラを設けてキャンセル操作をトリガーすることで、プレイヤーが誤操作で選択したくなかったゲームオブジェクトを選択した場合、キャンセル操作によって、誤って選択されたゲームオブジェクトについての選択をキャンセルすることができ、プレイヤーがターゲットゲームオブジェクトをより精確で効率的に選択することができる。
【0126】
上記実施例に基づいて、あるいはまた、キャンセル操作をトリガーする方式は、第1ゲームオブジェクトインジケーターがキャンセルコントローラまでドラッグされたことを取得してキャンセル操作をトリガーすることである。
【0127】
第1ゲームオブジェクトインジケーターがキャンセルコントローラまでドラッグされたことを取得してキャンセル操作をトリガーすることで、誤って選択したゲームオブジェクトに対するキャンセル選択を効率的で簡単に実現することができ、ゲームをより柔軟にする。
【0128】
上記実施例に基づいて、さらに、本願の実施例による方法は、提示コントローラを操作することでトリガーされたキャンセル操作を取得することと、キャンセル操作に応じて、グラフィカルユーザインタフェース上でオブジェクト選択コントローラを削除することと、さらに含む。
【0129】
具体的に、プレイヤーが、選択された全てのゲームオブジェクトをいずれも選択をキャンセルしようとする場合、提示コントローラを操作することでキャンセル操作をトリガーすることができ、具体的に、選択コントローラは、例えば全てのキャンセルコントローラを含むことができ、さらに例えばすべて選択コントローラ及びキャンセルコントローラを含むことができ、また、キャンセル操作をトリガーする方式は、例えば全てのキャンセルコントローラをクリックすることであることができ、さらに例えば囲み選択コントローラをキャンセルコントローラ上までドラッグしてキャンセル操作をトリガーすることであることもでき、本願の実施例においては、キャンセル操作をトリガーする具体的な実施形態を限定しない。
【0130】
さらに、キャンセル操作に応じて、グラフィカルユーザインタフェース上でオブジェクト選択コントローラを削除することができ、選択された全てのオブジェクトについて全部その選択をキャンセルすることができる。
【0131】
以下、図11を参照してキャンセル操作を詳しく説明し、図11は本願の実施例によるゲームオブジェクトの選択方法のインターフェイス概念図の七であり、図11に示すように、キャンセルコントローラ1101を含み、現在選択をキャンセルしようとするゲームオブジェクトが第2ゲームオブジェクトインジケーター1102に対応すると仮定すると、図面において対応する、選択をキャンセルしようとするゲームオブジェクトは1107であり、この時、キャンセル操作1104によって、第2ゲームオブジェクトインジケーター1102をキャンセルコントローラ1101までドラッグして、グラフィカルユーザインタフェース上でスライド軌跡1103をトリガーすることで、キャンセル操作をトリガーし、選択をキャンセルしようとするゲームオブジェクトの状態を変換させ、図11に示すように、選択をキャンセルしようとするオブジェクト1107が未選択の状態になる。
【0132】
あるいはまた、図11においてすべて選択コントローラ1105をさらに含み、すべて選択コントローラ1105をキャンセル操作によってキャンセルコントローラ1101までドラッグし、グラフィカルユーザインタフェース上でスライド軌跡1106をトリガーして、キャンセル操作をトリガーすることで、選択された全てのゲームオブジェクトの選択をキャンセルし、対応して、オブジェクト選択コントローラを削除し、図11に示す例において、説明の便宜を図るため、オブジェクト選択コントローラを削除せず、図11に示すように、選択された全てのオブジェクトの選択がいずれもキャンセルされた。
【0133】
上述のように、本願の実施例による種類コントローラは、キャンセル操作をトリガーすることができ、これにより、特定のオブジェクトについての選択のキャンセル及び選択された全てのオブジェクトについての選択のキャンセルを実現でき、ゲームの操作の自由度を向上させる。
【0134】
上記実施例に基づいて、本願の実施例によるゲームオブジェクトの選択方法は、グラフィカルユーザインタフェースの第1表示領域に対するオブジェクト選択操作に応答する際、
グラフィカルユーザインタフェース上の選択コントローラが操作されると、グラフィカルユーザインタフェース上の選択操作に応じて、選択されたオブジェクトを取得することを含む。
【0135】
具体的に、グラフィカルユーザインタフェース上の選択コントローラは、例えばマルチセレクターを含むことができ、マルチセレクターをクリックしたりまたはマルチセレクターを長押しすることで、オブジェクトを選択する状態に入るようにグラフィカルユーザインタフェースを制御し、さらに、グラフィカルユーザインタフェースにおいてシングルクリック操作またはダブルクリック操作等の一連の選択操作によって、選択されたオブジェクトを取得し、本願の実施例においては、選択されたオブジェクトを取得する方式を特に限定しない。
【0136】
選択コントローラによって、選択されたオブジェクトについての選択を実現することで、ゲームの入力装置と表示装置が重なって複種類の操作方式が衝突する問題を解決することができ、グラフィカルユーザインタフェースがオブジェクトを選択する状態である時、オブジェクト選択の入力のみを受信し、他の入力コマンドと衝突せず、ゲーム制御の拡張を実現できる。
【0137】
図12は本願の実施例によるゲームオブジェクトの選択装置の構造を示す図1である。図12に示すように、該ゲームオブジェクトの選択装置120は、選択手段1201と、表示手段1202と、を含む。
【0138】
選択手段1201は、グラフィカルユーザインタフェースの第1表示領域に対するオブジェクト選択操作に応答して、ゲームシーン中の複数のゲームオブジェクトを選択するためのものである。
【0139】
表示手段1202は、グラフィカルユーザインタフェースの第2表示領域においてオブジェクト選択コントローラを表示するためのものである。
【0140】
複数のゲームオブジェクトが同種類のゲームオブジェクトであれば、オブジェクト選択コントローラにおいて第1所定数の第1ゲームオブジェクトインジケーターを表示し、ここで、第1ゲームオブジェクトインジケーターは異なるゲームオブジェクトに対応する。
【0141】
複数のゲームオブジェクトが異なる種類のゲームオブジェクトであれば、オブジェクト選択コントローラにおいて第2所定数の第2ゲームオブジェクトインジケーターを表示し、第2ゲームオブジェクトインジケーターは異なるゲームオブジェクトの種類に対応する。
【0142】
あるいはまた、複数のゲームオブジェクトが異なる種類のゲームオブジェクトであれば、表示手段1202はさらに、
第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第1タッチ操作に応答して、オブジェクト選択コントローラにおいて第3所定数の第1ゲームオブジェクトインジケーターを表示する。
【0143】
あるいはまた、選択手段1201はさらに、
第1ゲームオブジェクトインジケーターに対する第2タッチ操作に応答して、第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応するゲームオブジェクトを選択し、または、
第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第3タッチ操作に応答して、第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する種類のゲームオブジェクトを選択する。
【0144】
あるいはまた、第1ゲームオブジェクトインジケーターは第1情報を含み、ここで、第1情報はゲームオブジェクトのプリセット属性を指示し、
第2ゲームオブジェクトインジケーターは、第2情報と、第3情報とを、含み、ここで、第2情報は対応するゲームオブジェクトの種類を指示し、第3情報は対応するゲームオブジェクトの種類の中の選択されたゲームオブジェクトの数を指示する。
【0145】
あるいはまた、選択手段1201は具体的に、
第1ゲームオブジェクトインジケーターに対する第1ドラッグ操作に応答し、
第1ドラッグ操作に応じて、第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応するゲームオブジェクトを確定し、
第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応するゲームオブジェクトを選択し、第1ドラッグ操作のスライド軌跡に基づいて、ゲーム操作を行うように第1ゲームオブジェクトインジケーターに対応するゲームオブジェクトを制御する。
【0146】
あるいはまた、選択手段1201は具体的に、
第2ゲームオブジェクトインジケーターに対する第2ドラッグ操作に応答し、
第2ドラッグ操作に応じて、第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する種類の全てのゲームオブジェクトを確定し、
第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する種類の全てのゲームオブジェクトを選択し、第2ドラッグ操作のスライド軌跡に基づいて、ゲーム操作を行うように第2ゲームオブジェクトインジケーターに対応する種類の全てのゲームオブジェクトを制御する。
【0147】
本実施例による装置は、上記方法実施例の技術案を実行することができ、その実現原理や技術効果は類似するので、本実施例ではその詳細な説明を省略する。
【0148】
図13は本願の実施例によるゲームオブジェクトの選択装置の構造を示す図の二である。図13に示すように、本実施例は、図12の実施例に基づいて、複数のゲームオブジェクトが同種類のゲームオブジェクトであれば、キャンセル手段1303をさらに含む。
【0149】
キャンセル手段1303は、第1ゲームオブジェクトインジケーターを操作してトリガーされるキャンセル操作を取得する。
【0150】
キャンセル操作に応じて、オブジェクト選択コントローラからキャンセル操作に対応する第1ゲームオブジェクトインジケーターを削除する。
【0151】
あるいはまた、キャンセル手段1303は具体的に、
第1ゲームオブジェクトインジケーターがキャンセルコントローラまでドラッグされてトリガーされたキャンセル操作を取得する。
【0152】
あるいはまた、選択手段1301はさらに、
提示コントローラを操作することでトリガーされたキャンセル操作を取得し、
キャンセル操作に応じて、グラフィカルユーザインタフェース上でオブジェクト選択コントローラを削除する。
【0153】
あるいはまた、選択手段1301は具体的に、
グラフィカルユーザインタフェース上の選択コントローラが操作されると、グラフィカルユーザインタフェースをロックし、
グラフィカルユーザインタフェースの第1表示領域でのクリック選択操作または囲み選択操作に応答して、選択コントローラに対する操作が停止するまで、ゲームシーン中の複数のゲームオブジェクトを選択する。
【0154】
あるいはまた、選択手段1301は具体的に、
各選択されたゲームオブジェクトが属される種類を取得し、
各選択されたゲームオブジェクトが属される種類に応じて、グラフィカルユーザインタフェースの第2表示領域においてオブジェクト選択コントローラを表示する。
【0155】
本実施例による装置は、上記方法実施例の技術案を実行することができ、その実現原理や技術効果は類似するので、本実施例ではその詳細な説明を省略する。
【0156】
図14は本願の実施例によるゲームオブジェクトの選択機器のハードウェア構造を示す図であり、図14に示すように、本実施例の機器140は、プロセッサ1401と、メモリ1402とを含む。
【0157】
メモリ1402には、コンピュータ実行コマンドが記憶される。
プロセッサ1401は、メモリに記憶されたコンピュータ実行コマンドを実行して、上記実施例においてゲームオブジェクトの選択装置が実行する各ステップを実行する。具体的には上述した方法実施例中の関連説明を参照することができる。
【0158】
あるいはまた、メモリ1402は、単独のものであることができれば、プロセッサ1401と一つに集積されることもできる。
【0159】
メモリ142が単独に設けられた場合、該ゲームオブジェクトの選択機器は、上記メモリ1402とプロセッサ1401を接続するためのバス1403をさらに含む。
【0160】
本願の実施例によると、コンピュータ読み取り可能な記録媒体をさらに提供し、上記コンピュータ読み取り可能な記録媒体にはコンピュータ実行コマンドが記憶され、プロセッサにより上記コンピュータ実行コマンドを実行する場合、上述したゲームオブジェクトの選択装置によって実行されるゲームオブジェクトの選択方法が実現する。
【0161】
本願による幾つかの実施例において、開示された機器や方法を他の形態で実現することもできることは理解できる。例えば、以上で説明した装置実施例は例示的なものにすぎず、例えば、上記手段の区画はロジック機能の区画であり、実際に実現する場合は他の区画方式であることもでき、例えば複数の手段を組み合わせしたり他のシステムに集積したりすることができ、または一部の特徴を考慮しないかまたは実行しないことができる。また、表示または検討した相互結合または直接結合または通信接続は、インタフェース、装置または手段を介した間接的な結合または通信接続であることができ、電気的、機械的または他の形態であることができる。
【0162】
以上のソフトウェア機能手段の形態で実現される集積手段は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されることができる。上記ソフトウェア機能手段は、記憶媒体に記憶され、コンピューター機器(パーソナルコンピュータ、サーバ又はネットワーク機器等であることができる)またはプロセッサ(processor)に本願の各実施例に記載の方法の一部のステップを実行させるための幾つかのコマンドを含む。
【0163】
上記プロセッサは、中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)であることができ、他の汎用のプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor:DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等であることもでき。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであることができ、または該プロセッサが通常の任意のプロセッサ等であることもできる。発明に開示された方法のステップが直接にハードウェアプロセッサによって実行されることができ、またはプロセッサ中のハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実行されることができる。
【0164】
メモリは、高速RAMメモリを含む可能性があり、例えば少なくとも一つの磁気ディスクメモ等の不揮発性メモリNVMを含む可能性もあり、USBメモリー、モバイルハードディスク、読み取り専用メモリ、磁気ディスク、光ディスク等であることもできる。
【0165】
バスは、業界標準アーキテクチャ(Industry Standard Architecture:ISA)バス、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト(Peripheral Component:PCI)バスまたは拡張業界標準アーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture:EISA)バス等であることができる。バスは、アドレスバス、データバス、制御バス等に分けられることができる。表示の便宜を図るため、本願の図面におけるバスは、1本または1種の限定されない。
【0166】
上記記憶媒体は、例えばスタティックRAM(SRAM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(PROM)、読み取り専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスクまたは光ディスク等のすべての種類の揮発性または非揮発性記憶装置またはそれらの組み合わせから実現されることができる。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体であることができる。
【0167】
上記各方法実施例の一部または全部ステップの実現をプログラムコマンドに関連するハードウェアによって完成することができることを理解できる。上述したプログラムはコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されることができる。該プログラムが実行される時、上記各方法実施例を含むステップを実行する。上述した記憶媒体には、ROM、RAM、磁気ディスクまたは光ディスク等のプログラムコードを記憶可能な媒体が含まれる。
【0168】
最後に、以上の各実施例は本願の技術案を限定するものではなく、それを説明するためのものである。上記各実施例を参照して本願を詳しく説明したが、当業者であれば上記各実施例に記載の技術案を修正するか、またはその中の一部または全ての技術的特徴を同等のもので置き換えるすることが可能であることを理解できる。これらの修正または置き換えによって対応する技術案の本質が本願の各実施例の技術案の範囲を離脱することはない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14