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  • 特許-プリント配線板の製造方法 図1
  • 特許-プリント配線板の製造方法 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-05-11
(45)【発行日】2023-05-19
(54)【発明の名称】プリント配線板の製造方法
(51)【国際特許分類】
   H05K 3/46 20060101AFI20230512BHJP
【FI】
H05K3/46 Q
H05K3/46 B
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2019045472
(22)【出願日】2019-03-13
(65)【公開番号】P2020150096
(43)【公開日】2020-09-17
【審査請求日】2022-01-05
(73)【特許権者】
【識別番号】000000158
【氏名又は名称】イビデン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001542
【氏名又は名称】弁理士法人銀座マロニエ特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】清水 敬介
【審査官】柴垣 宙央
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-074178(JP,A)
【文献】特開2002-217544(JP,A)
【文献】特開2016-195238(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05K 3/46
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コア基板の開口内に電子部品を内蔵するプリント配線板の製造方法であって、
コア基板の開口内に電子部品を搭載し、
開口と電子部品との間に樹脂を充填し、
前記電子部品の貫通孔に、前記開口への樹脂充填と同時に同じ樹脂を充填し、
コア基板および電子部品の表面を平坦化し、
コア基板および電子部品の表面に配線パターンを形成する。
【請求項2】
請求項1に記載のプリント配線板の製造方法であって、
前記配線パターンを、セミアディティブ法により形成する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コア基板の開口内に電子部品を内蔵するプリント配線板の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年のプリント配線板の高密度化および低背化の要求に対して、樹脂などでガラス基板を被覆するプリント基板のデザインが提案されている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
このようなプリント配線板を製造するにあたり、図3(a)に示すように、テープ51上の樹脂製コア基板52の開口53内に電子部品54を搭載し、図3(b)に示すように、コア基板52と電子部品54との上側の表面、および、開口53内に、樹脂を充填して絶縁層55を形成し、図3(c)に示すように、テープ51を剥離し、図3(d)に示すように、コア基板52と電子部品54との下側の表面に、組合せプレスにより樹脂からなる絶縁層56を形成し、図3(e)に示すように、絶縁層55上に配線57を形成し、絶縁層56上に配線58を形成するのが通常である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特許6148764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、電子部品54およびコア基板52の両表面には、絶縁層55、56が形成されているため、電子部品54と配線57、58との電気的な導通は、電子部品54の表面に形成したパッド59および接続ビア60、61を介して行う必要があった。そのため、基板プロセスで電子部品54上に直接配線形成できる技術がなかった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るプリント配線板の製造方法は、コア基板の開口内に電子部品を内蔵するプリント配線板の製造方法であって、コア基板の開口内に電子部品を搭載し、開口と電子部品との間に樹脂を充填し、コア基板および電子部品の表面を平坦化し、コア基板および電子部品の表面に配線パターンを形成する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の実施形態によれば、樹脂をコア基板の開口と電子部品との間にのみ充填して、各部材の表面には樹脂からなる絶縁層を形成していないため、絶縁層を介さずにコア基板および電子部品の表面に直接配線パターンを形成することができる。また、後の表裏に形成する絶縁層の厚みのバラツキを低減することができる。さらに、配線パターンをセミアディティブ法で形成した場合は、サブトラクティブ法よりファインな配線パターンを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施形態の製造方法に従って製造したプリント配線板を示す断面図である。
図2】(a)~(g)は、図1に示される実施形態のプリント配線板の製造方法の各工程を説明する断面図である。
図3】(a)~(e)は、従来のプリント配線板の製造方法の各工程を説明する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明に係るプリント配線板の製造方法の一実施形態について説明する。図面の説明において、同様の要素には同一符号を付し、重複説明は省略する。
【0010】
<本発明が対象とするプリント配線板>
図1は、本発明の一実施形態に係るプリント配線板を示す断面図である。この実施形態のプリント配線板10は、コア基板12と、ビルドアップ層14とを具える。
【0011】
コア基板12は、例えばシリカやアルミナ等の無機フィラーを含有するエポキシ樹脂やBT(ビスマレイミドトリアジン)樹脂等の絶縁性樹脂組成物で構成されており、ガラスクロス等の補強材を含んでいる。その他、ベークライト、ポリイミド、セラミックス、ガラスなどの材料も使用することができる。コア基板12の表側の面であるF面12Fと、コア基板12の裏側の面であるB面12Bとにはそれぞれ、導体回路層22が形成されている。導体回路層22は、導電性金属、例えば銅で形成される。コア基板12には複数のスルーホール導体24が形成されている。スルーホール導体24は各々、導電性金属、例えば銅で形成され、コア基板12の表側の面であるF面12Fおよび裏側の面であるB面12B上の導体回路層22同士を電気的に接続している。
【0012】
コア基板12は、中央部に矩形の開口を画成する部品収容部26を有し、部品収容部26は、コア基板12をその厚み方向に貫通する貫通孔からなる。部品収容部26には電子部品としてのガラス基板28が収容されている。ガラス基板28の表側の面であるF面28Fと、ガラス基板28の裏側の面であるB面28Bとにはそれぞれ、導体回路層30が形成されている。導体回路層30は、導電性金属、例えば銅で形成される。ガラス基板28は、そのガラス基板28をその厚み方向に貫通する例えば複数のスルーホールを有し、各スルーホールの内周面上には円筒状のスルーホール導体32が形成されている。スルーホール導体32は各々、導電性金属、例えば銅で形成され、ガラス基板28のF面28FおよびB面28B上の導体回路層30同士を電気的に接続している。各スルーホール導体32の中心部には微細な貫通孔34が形成されている。
【0013】
ビルドアップ層14は、コア基板12のF面12F上およびB面12B上にそれぞれ形成されている。ビルドアップ層14は、層間絶縁層36と導体回路層38とを交互に積層してなる。層間絶縁層36は、例えばシリカやアルミナ等の無機フィラーを含有するエポキシ樹脂やBT(ビスマレイミドトリアジン)樹脂等の樹脂組成物からなる。層間絶縁層36は、好ましくは、ガラスクロス等の補強材を含んでいる。導体回路層38は、導電性金属、例えば銅で形成される。
【0014】
部品収容部26内のガラス基板28の周囲の隙間およびスルーホール導体32の貫通孔34内には、コア基板12を構成する絶縁性樹脂組成物と同一組成の絶縁性樹脂40が充填されて固化しており、絶縁性樹脂40により、ガラス基板28が部品収容部26内の所定位置に固定されるとともに、スルーホール導体32と空気との接触を遮ってスルーホール導体32の腐食を防止している。この絶縁性樹脂40は、好ましくは例えばシリカやアルミナ等の無機フィラーを含有する。
【0015】
コア基板12のF面12F上およびB面12B上のビルドアップ層14の導体回路層38は、コア基板12のF面12FおよびB面12B上の導体回路層22に、それらのビルドアップ層14の層間絶縁層36を貫通するバイアホール導体42を介してそれぞれ電気的に接続されている。F面12F上のビルドアップ層14の導体回路層38はまた、コア基板12の部品収容部26内のガラス基板28のF面28F上の導体回路層30に、そのビルドアップ層14のバイアホール導体42を介して電気的に接続されている。バイアホール導体42は、導体回路層22、導体回路層30および導体回路層38と同じ導電性金属、例えば銅で形成することができる。
【0016】
この実施形態のプリント配線板10によれば、部品収容部26内に内蔵されたガラス基板28を例えばインターポーザとして、この実施形態のプリント配線板10上にフリップチップ実装される複数のICチップのピッチの異なる電極同士や、それらのICチップの電極とビルドアップ層14の導体回路層38の電極パッドとの間の電気的接続に使用することができる。また、部品収容部26内に内蔵されたガラス基板28の周囲およびそのガラス基板28のスルーホール導体32の貫通孔34内のみに充填された、コア基板12を構成する絶縁性樹脂組成物と同一組成の絶縁性樹脂40が固化しているので、部品収容部26内でガラス基板28を精度良く位置決め固定できるとともに、ガラス基板28の両面上に直接形成された導体回路層30のスルーホール導体32による電気的接続の信頼性を向上させることができる。
【0017】
<本発明が対象とするプリント配線板の製造方法>
次に、本発明のプリント配線板の製造方法の一実施形態が、図2(a)~図2(g)を参照して説明される。図1で説明された要素と同様の要素には、同じ符号が付され、適宜説明が省略される。
【0018】
(1)先ず、図2(a)に示されるようなコア基板12の材料として、エポキシ樹脂又はBT(ビスマレイミドトリアジン)樹脂とガラスクロスなどの補強材とからなる絶縁性基材の表裏両面が銅箔でラミネートされたものが用意される。
【0019】
(2)次いで、その絶縁性基材の表面側から例えば炭酸ガスレーザが照射されて、スルーホール導体用貫通孔を形成するためのテーパ孔が穿孔される。また、絶縁性基材の裏面側のうち前述した表面のテーパ孔の真裏となる位置に例えば炭酸ガスレーザが照射されてテーパ孔が穿孔され、それら表面および裏面のテーパ孔が繋がることで、スルーホール導体24用の貫通孔を有するコア基板12が形成される。また、そのコア基板12の中央部には、例えば炭酸ガスレーザの照射により、矩形の開口を持つ貫通孔としての部品収容部26が形成される。
【0020】
(3)次いで、無電解めっき処理が行われ、コア基板12の表側の面であるF面12Fおよび裏側の面であるB面12Bの銅箔上と貫通孔の内周面とに無電解めっき膜が形成される。そして銅箔上の無電解めっき膜上に、所定パターンのめっきレジストが形成され、そのめっきレジストは、部品収容部26を覆っているが、スルーホール導体用貫通孔は露出させている。
【0021】
(4)次いで、電解めっき処理が行われ、電解めっきがスルーホール導体用貫通孔内に充填されてスルーホール導体24が形成されるとともに、銅箔上の無電解めっき膜のうちめっきレジストから露出している部分に電解めっき膜が形成される。その後、めっきレジストが剥離されるとともにめっきレジストの下方の無電解めっき膜及び銅箔が除去され、残された電解めっき膜と無電解めっき膜と銅箔とにより、コア基板12のF面12FおよびB面12B上に導体回路層22がそれぞれ形成される。コア基板12のF面12FおよびB面12B上の導体回路層22は、スルーホール導体24によって互いに電気的に接続されている。
【0022】
(5)しかる後、図2(a)に示されるように、例えば粘着テープからなるテープ44が、図では下向きとされている上記のコア基板12のB面12B側の導体回路層22上に、部品収容部26を塞ぐように張り付けられる。次いで、プリント配線板10の部品収容部26内に内蔵されるべきガラス基板28が準備され、そのガラス基板28がマウンタ(図示せず)によって部品収容部26の所定位置に配置される。
【0023】
(6)ガラス基板28も、例えばコア基板12と同様にして、表側の面であるF面28Fおよび裏側の面であるB面28B上に導体回路層30とされる導体層がそれぞれ形成される。ガラス基板28のF面28FおよびB面28B上の導体層は、スルーホール導体32によって互いに電気的に接続されている。また、各スルーホール導体32の中心部にはガラス基板28のF面28F側からB面28B側までは貫通する微細な貫通孔34が形成されている。
【0024】
(7)次いで、このテープ44上のコア基板12とその部品収容部26内に配置されたガラス基板28とが、その部品収容部26のみを露出させる図示しないマスクでコア基板12のF面12Fを全体的に覆われた状態で、コア基板12を構成する絶縁性樹脂組成物と同一組成の溶融状態の絶縁性樹脂材料が例えば印刷塗布、若しくは、ABFのラミネートにより選択的に部品収容部26内に供給されて、部品収容部26内のガラス基板28の周囲およびスルーホール導体32の中心部の貫通孔34内にのみ充填される。さらに、溶融樹脂が含有するフィラーは、中心粒径が0.1μm~20μmのものであると、貫通孔34内への溶融樹脂の充填がより確実に行われる。
【0025】
(8)その後、部品収容部26内のガラス基板28の周囲およびスルーホール導体32の中心部において、図2(b)に示されるように、ガラス基板28を部品収容部26内の所定位置に精度良く位置決め固定するとともに、スルーホール導体32の中心部の貫通孔34の内周面と空気との接触を遮断する。樹脂の材料としては、ABFの他、感光性樹脂も使用することができる。
【0026】
(9)次いで、図2(c)に示されるように、コア基板12とその部品収容部26内に配置されたガラス基板28とからテープ44が剥離される。
【0027】
(10)次いで、図2(d)に示されるように、コア基板12のF面12F上およびB面12B上の導体回路層22と、ガラス基板28のF面28F上およびB面28B上の導体層とが例えばエッチングにより除去される。また、コア基板12のF面12FおよびB面12Bから突出する樹脂およびガラス基板28のF面28FおよびB面28Bから突出する樹脂は例えば切削や研削等により除去され、コア基板12のF面12Fおよびガラス基板28のF面28Fは平坦かつ面一にされ、コア基板12のB面12Bおよびガラス基板28のB面28Bも平坦かつ面一にされる。
【0028】
(11)次いで、図2(e)に示されるように、コア基板12のF面12F上およびB面12B上と、ガラス基板28のF面28F上およびB面28B上とに、電解めっきによる導体回路層の形成のためのシード層となる無電解めっき膜46が形成される。
【0029】
(12)次いで、図2(f)に示されるように、セミアディティブ法により、コア基板12のF面12F上およびB面12B上と、ガラス基板28のF面28F上およびB面28B上との無電解めっき膜46上にそれぞれ所定パターンのめっきレジストが形成され、次に、電解めっき処理が行われ、無電解めっき膜46のうちめっきレジストから露出している部分に電解めっき膜が形成される。その後、めっきレジストが剥離されるとともにめっきレジストの下方の無電解めっき膜が除去され、残された電解めっき膜と無電解めっき膜とにより、コア基板12のF面12FおよびB面12B上に導体回路層22がそれぞれ形成されるとともに、ガラス基板28のF面28F上およびB面28B上にも導体回路層30がそれぞれ形成される。
【0030】
(13)次いで、図2(g)に示されるように、図では上向きとされているコア基板12のF面12F側の導体回路層22上およびガラス基板28のF面28F側の導体回路層30上に、層間絶縁層36を形成するための、ガラスクロス等の補強材にエポキシ樹脂やBT樹脂等の絶縁性樹脂が含浸したBステージのプリプレグ48、若しくは、ガラスクロスを含まないABF48が積層され、そのプリプレグ48若しくはガラスクロスを含まないABF48上に銅箔(図示せず)が積層され、その後、プリプレグ48若しくはガラスクロスを含まないABF48とその上の銅箔とが加熱プレスされる。
【0031】
(14)次いで、上記と同様にして、図では下向きとされているコア基板12のB面12B側の導体回路層22上およびガラス基板28のB面28B側の導体回路層30上にも、層間絶縁層36を形成するための、ガラスクロス等の補強材にエポキシ樹脂やBT樹脂等の絶縁性樹脂が含浸したBステージのプリプレグ48、若しくは、ガラスクロスを含まないABF48が積層され、そのプリプレグ48若しくはガラスクロスを含まないABF48上に銅箔(図示せず)が積層され、その後、プリプレグ48若しくはガラスクロスを含まないABF48とその上の銅箔とが加熱プレスされる。
【0032】
(15)このようにしてプリプレグ48の樹脂成分が加熱プレスにより固化されて、コア基板12のF面12Fおよびガラス基板28のF面28F上に層間絶縁層36が形成されるとともにコア基板12のB面12B上およびガラス基板28のB面28B上にも層間絶縁層36が形成された後、それらの層間絶縁層36上の銅箔の上から所定の位置に例えば炭酸ガスレーザが照射され、銅箔および層間絶縁層36を貫くバイアホールが形成される。バイアホールは、導体回路層22および導体回路層30を部分的に露出させる。
【0033】
(16)次いで、それらの層間絶縁層36上の銅箔の上に、例えばフォトリソグラフィ法によって、上記バイアホールの位置に加えて導体回路層22および導体回路層30が形成される位置に開口を有するめっきレジストが形成される。
【0034】
(17)次いで、上記めっきレジストの開口およびバイアホールの内面上に、例えば無電解めっき処理により金属膜(図示せず)が形成される。金属膜は、スパッタリングや真空蒸着により形成されてもよい。この金属膜をシード層とした電解めっき処理により、バイアホール導体42および銅箔上のめっき膜が形成される。電解めっき処理は、好ましくは、電解銅めっき処理である。その後、めっきレジストは剥離により除去される。
【0035】
(18)次いで、表面にめっき膜が形成されていない銅箔の部分がエッチングにより除去される。これによりコア基板12のF面12FおよびB面12B上並びにガラス基板28のF面28FおよびB面28B上の層間絶縁層36上に、銅箔およびめっき膜からなる導体回路層38が形成される。図1に示されるように、層間絶縁層36上の導体回路層38はバイアホール導体42によって、コア基板12のF面12FおよびB面12B上の導体回路層22に電気的に接続されるとともに、部品収容部26内のガラス基板28のF面28F上の導体回路層30にも電気的に接続されている。
【0036】
本発明は、上記実施形態に限定されず、請求の範囲の記載から逸脱しない範囲で種々の変更、修正が可能である。例えば、図1に示される実施形態のプリント配線板および図2(a)~(g)に示される実施形態のプリント配線板の製造方法では、コア基板の表面および裏面上に、層間絶縁層を有する1層のビルドアップ層を具えているが、本発明のプリント配線板および本発明のプリント配線板の製造方法はこれに限られず、コア基板の表面および裏面の少なくとも一方の上に、各々層間絶縁層を有する2層以上のビルドアップ層を具えるものでも良い。
【符号の説明】
【0037】
10 プリント配線板
12 コア基板
12F 表側の面(F面)
12B 裏側の面(B面)
14 ビルドアップ層
22 導体回路層
24 スルーホール導体
26 部品収容部
28 ガラス基板
28F 表側の面(F面)
28B 裏側の面(B面)
30 導体回路層
32 スルーホール導体
34 貫通孔
36 層間絶縁層
38 導体回路層
40 絶縁性樹脂
42 バイアホール導体
44 テープ
46 無電解めっき膜
48 プリプレグ若しくはガラスクロスを含まないABF
図1
図2
図3