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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-05-12
(45)【発行日】2023-05-22
(54)【発明の名称】鋳鉄管へのモルタルライニング施工方法
(51)【国際特許分類】
   B28B 21/68 20060101AFI20230515BHJP
   B05D 7/22 20060101ALI20230515BHJP
   B05D 7/24 20060101ALI20230515BHJP
【FI】
B28B21/68
B05D7/22 G
B05D7/24 302A
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2019063735
(22)【出願日】2019-03-28
(65)【公開番号】P2020163590
(43)【公開日】2020-10-08
【審査請求日】2022-02-17
(73)【特許権者】
【識別番号】000142595
【氏名又は名称】株式会社栗本鐵工所
(74)【代理人】
【識別番号】100130513
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 直也
(74)【代理人】
【識別番号】100074206
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 文二
(74)【代理人】
【識別番号】100130177
【弁理士】
【氏名又は名称】中谷 弥一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100112575
【弁理士】
【氏名又は名称】田川 孝由
(74)【代理人】
【識別番号】100167380
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 隆
(72)【発明者】
【氏名】森田 裕也
(72)【発明者】
【氏名】脇元 伸一
(72)【発明者】
【氏名】芦田 亮介
(72)【発明者】
【氏名】手島 竜太
【審査官】田中 永一
(56)【参考文献】
【文献】特開昭53-006318(JP,A)
【文献】特開2009-132002(JP,A)
【文献】特開昭60-022971(JP,A)
【文献】特開平01-301207(JP,A)
【文献】特開昭62-152705(JP,A)
【文献】特開2019-173886(JP,A)
【文献】特開2020-163395(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B28B 21/56 - 21/68
B05D 7/22
B05D 7/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
鋳鉄管(P)をその中心軸(o)で回転させ、その回転する鋳鉄管(P)の内面にモルタル(a)を流し込んでライニングする方法であって、
上記鋳鉄管(P)が、直管部(1)と、その一端の受口部(2)と、他端の挿し口部(3)とからなり、前記受口部(2)の外表面が前記直管部(1)の軸線(o)と平行となっているとともに、受口部(2)の内表面は直管部(1)の軸線(o)と所要の角度(θ)で傾斜しており、
上記鋳鉄管(P)にその重心が上記中心軸(o)となるようにカウンターウェイト(30)を設ける鋳鉄管へのモルタルライニング施工方法。
【請求項2】
鋳鉄管(P)をその中心軸(o)で回転させ、その回転する鋳鉄管(P)の内面にモルタル(a)を流し込んでライニングする方法であって、
上記鋳鉄管(P)が、直管部(1)と、その一端の受口部(2)と、他端の挿し口部(3)とからなり、前記受口部(2)の芯ずれ、直管部(1)の偏肉により、鋳鉄管(P)の重心がその中心軸(o)より離れたものであり、その鋳鉄管(P)にその重心が上記中心軸(o)となるようにカウンターウェイト(30)を設ける鋳鉄管へのモルタルライニング施工方法。
【請求項3】
上記カウンターウエイト(30)を上記鋳造管(P)の受口部(2)に設けた請求項1又は2に記載の鋳鉄管へのモルタルライニング施工方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、角度付き直管などの重心が管の中心軸から離れている鋳鉄管へのモルタルライニング施工方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
鋳鉄管は、遠心鋳造や据え置き鋳造等によって製造され、その製造された鋳鉄管は、焼鈍工程、加工工程に付されるが、その中心線(中心軸)で回転させてそれらの工程を行う場合がある。例えば、ダクタイル鋳鉄管Pには、図4に示すように、直管部1の一端に受口部2、他端に挿し口部3を有する鋳鉄管であり、その直管部1及び挿し口部3の内面にモルタルライニング4を設けるものがある。
そのモルタルライニング4は、例えば、本願の実施形態を示す図1を参照して説明すると、その鋳鉄管Pの受口部2と挿し口部3にモルタルaを堰き止める堰板15を取り付け、鋳鉄管Pをその中心軸oで高速回転させながら、鋳鉄管Pの内面にモルタルaを流し込んでモルタルライニング4を行う(特許文献1参照)。
【0003】
このとき、受口部2の芯ずれ、直管部1の偏肉等により、鋳鉄管Pの重心がその中心軸oより離れるものがある。また、図5に示す、角度付き直管Pは、受口部2が直管部1に対して傾いて形成されているため、製作図面上においても偏心して直管部1の中心軸oから離れている(受口部2の中心軸cが直管部1の中心軸oに対しθ度傾いている)。
このような直管部1の中心軸oより重心がずれている鋳鉄管Pは、モルタルライニング施工時の鋳鉄管Pを高速回転する際、偏心に基づく遠心力によって振動が発生する。微細な振動は、モルタルaに含まれる骨材の遠心分離を促し、良好な施工面を得ることに寄与する。しかし、重大(大きな)振動の場合は、鋳鉄管Pの回転冶具や駆動ローラ12への設備不具合が生じる場合がある。最悪の場合、鋳鉄管Pがローラ12から逸脱し、モルタルライニング施工が不可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開平10-57870号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
振動を抑えるためには、鋳鉄管Pの回転数を低くして遠心力を抑えることが有効であるが、所定のGNoを得るまでの回転数を上げることができないと、モルタルaと水の分離が進まず、良好なモルタル施工面を得ることができない。前記GNoは、管Pの回転によって発生する遠心力を表す指標であり、V/r×1/g(V:管の周速、r:管の半径。g:重力加速度)で示され、例えば、内径:800mm以上の鋳鉄管にあっては20~35である。
【0006】
この発明は、以上の実状の下、上記重心が直管部1の中心軸oより離れている鋳鉄管Pのモルタルライニング施工を行う場合に、鋳鉄管Pのローラ12からの逸脱を防止し、良好なモルタル施工面を得るための方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を達成するため、この発明は、鋳鉄管に重大な振動が生じないようにカウンターウェイト(バランスウェイト)を取り付けることとしたのである。
このようにカウンターウェイトを取り付ければ、鋳鉄管を高速回転させても、重大な振動が生じず、良好なモルタル施工面を得ることができる。
【0008】
具体的には、鋳鉄管をその中心軸で回転させ、その回転する鋳鉄管の内面にモルタルを流し込んでライニングする方法であって、前記鋳鉄管にその重心が前記中心軸となるようにカウンターウェイトを設ける構成を採用したのである。
そのカウンターウェイトは、鋳鉄管の高速回転時、鋳鉄管に重大な振動が生じない部位であれば、いずれでも良いが、例えば、受口部に設けることができる。受口部が偏心している場合が多く、その部位でバランスをとるのが効果的であるからである。
鋳鉄管には種々の態様のものが考えられるが、必ず重心が中心軸からずれているものとして、直管部と、その一端の受口部と、他端の挿し口部とからなり、前記受口部の外表面が前記直線部の軸線と平行となっているとともに、受口部の内表面は直管部の軸線と所要の角度で傾斜している角度付き直管があり、この発明はその角度付き直管に採用できる。
【発明の効果】
【0009】
この発明は、以上のようにカウンターウェイトを取り付けて、鋳鉄管の高速回転時に、重大な振動が生じないようにしたので、鋳鉄管のローラからの逸脱がなくなり、良好なモルタル施工面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】この発明に係る鋳鉄管へのモルタルライニング施工方法の一実施形態の概略切断正面図
図2】同実施形態の受口部の概略斜視図
図3】(a)は図2の要部平面部、(b)は図2の正面図
図4】同モルタルライニング施工方法の他の実施形態の概略切断正面図
図5】同モルタルライニング施工方法のさらに他の実施形態の概略切断正面図
図6】同モルタルライニング施工方法の他の各実施形態の受口部の概略断面図
図7】鋳鉄管の重心確認方法の各例の説明図
図8】ダクタイル鋳鉄管の一部省略切断正面図
図9】角度付き直管の一部省略切断正面図
【発明を実施するための形態】
【0011】
この発明に係る鋳鉄管へのモルタルライニング施工方法の一実施形態を図1乃至図3に示す。このモルタルライニング装置Aは、鋳鉄管Pの軸方向前後の適宜位置にサークルタイヤ11をそれぞれ設け、このサークルタイヤ11をローラ12で支持し、一方のローラ12を駆動側、他方のローラ12を従動側として、サークルタイヤ11を回転させて鋳鉄管Pを回転させる。このサークルタイヤ11を介すると、鋳鉄管P(直管部1)に歪みがあっても、管が跳ねずに高速回転できる利点がある。
【0012】
この鋳造管Pの回転状態において、モルタル送り込み機13からコンベア14を介しモルタルaを鋳鉄管P内に送り込むとともに、モルタル送り込み機13を鋳鉄管Pの受口部2側から挿し口部3側方向(矢印)に移動させ、鋳鉄管Pの直管部1と挿し口部3内面全長に亘って、遠心力によって、モルタルaを鋳鉄管P内面に均一に分布させることにより、軸心回りに肉厚の均一なモルタルライニング層4を形成する。
【0013】
このとき、受口部2の奥端面及び挿し口部3の開口端面に円環状堰板15を設けて、モルタルaの飛び出しを防止している。その奥端面の堰板15は、周囲8等分位に設けた留め具20、40によって受口部2奥端面に固定されている。その留め具20は、図3に示すように、基片21と、その基片21に起立して固定された起立片22と、その起立片22に基片21の長さ方向にねじ込まれた締結ボルト23とからなり、基片21を受口部2の凹部(溝部)2aに嵌めて締結ボルト23を堰板15に押し付けて、凹部2a内で基片21と締結ボルト23を突っ張ることによって堰板15を受口部2の奥端面に押し付けて固定する。留め具20の周方向の数は任意であり、その間隔も任意であるが等間隔が好ましい。
挿し口部3の開口端部の堰板15は、外周に鍔を有してその鍔を挿し口部3の端部外周面に嵌め、そのねじ通したボルトを前記端部外周面に押し当てて固定する。
【0014】
以上の構成は従来と同様であり、この発明の特徴は、角度付き鋳鉄管(直管)Pのように、その軸心が直管部1の中心軸oから外れている鋳鉄管において、その軸心を、回転中心軸である直管部1の軸心(中心軸o)に近づけることであり、この実施形態においては、受口部2の凹部2aにカウンターウェイト30を固定した点である。
【0015】
カウンターウェイト30は、上記留め具20と同様の留め具40によって固定する。その留め具40は、板状のカウンターウェイト30に起立して固定された支持片42と、その起立片42に基片21の長さ方向にねじ込まれた締結ボルト43とからなり、締結ボルト43を凹部(溝部)2aの側壁に押し付けて、凹部2a内でカウンターウェイト30と締結ボルト43を突っ張ることによってカウンターウェイト30を受口部2の凹部2aに押し付けて固定する。留め具40の周方向の数は任意である。この留め具40は奥端面の堰板15の留め具を兼ねる。
【0016】
このカウンターウェイト30の大きさ・重さ・取付位置は、実験などによって、この鋳鉄管Pの重心が回転中心軸o上又は回転に支障がない程度に近づくように適宜に設定する。例えば、3D-CADによってカウンターウェイト30を付けない状態で、図1の図面を作成し、その図面における重心位置が軸心oからどの程度ずれているかを確認し、適宜な形状のカウンターウェイト30を、適宜な大きさ・重さ・位置として、3D-CADによって再計算して重心位置が軸心o上にくるようにしたりする。角度付き鋳鉄管Pの場合、図1図9において、受口部2に中心軸oよる下側となる。受口部2における中心軸oに対する断面一次モーメントがその上側部より下側部が小さいからである。
【0017】
この実施形態は以上の構成であり、例えば、内径:1000mmのダクタイル鋳鉄管Pの内面を下処理した後、図1に示すように、その鋳鉄管Pを回転しつつ、モルタル送り込み機13からコンベア14を介しモルタルaを鋳鉄管P内に送り込むとともに、モルタル送り込み機13を鋳鉄管Pの受口部2側から挿し口部3側方向に移動させ(矢印方向)、鋳鉄管Pの直管部1と挿し口部3内面全長に亘り、遠心力によって、モルタルaを鋳鉄管P内面に均一に分布させることにより、軸心回りに均一な肉厚のモルタルライニング層4を形成する。このとき、GNoは20~35とする。
【0018】
このモルタルライニング時、カウンターウェイト30によって、鋳鉄管Pの軸心(特に受口部2の軸心)は回転中心軸である直管部2の中心軸(軸心)o近くになっているため、偏心に基づく遠心力によって振動が発生することは極めて少なく、重大(大きな)振動は生じにくく、鋳鉄管Pの回転冶具や駆動ローラ12への設備不具合が生じることはなく、鋳鉄管Pがローラ12から逸脱し、モルタル施工が不可能となることもなく、モルタルaを、鋳鉄管Pの直管部1と挿し口部3内面全長に亘って均一に分布させ、軸心回りに肉厚の均一なモルタルライニング層4が形成される。
【0019】
上記実施形態においては、上記2つのサークルタイヤ11、11を介して鋳鉄管Pを回転させており、この回転手段は、呼び径:1600以上の鋳鉄管Pに採用することができ、呼び径:800以下の鋳鉄管Pにあっては、図4に示すように、ローラ12、12に直接載せて回転させることができ、呼び径:700~1500の鋳鉄管Pにあっては、図5に示すように、受口部2をローラ12によって直接に受け、直管部1をサークルタイヤ11を介して駆動ローラ12で受けて回転させることができる。しかし、この各回転手段は、前記呼び径に限定されず、適宜な呼び径、例えば、図1の実施形態の回転手段を呼び径:800以下や同700~1500の鋳鉄管P、図4の実施形態の回転手段を呼び径:1600以上や同700~1500の鋳鉄管P、図5の実施形態の回転手段を呼び径:1600以上や同800以下の鋳鉄管P等において採用できる。
【0020】
上記堰板15及びカウンターウェイト30の受口部2内への固定は、上記留め具20、40の態様に限らず種々の態様を採用できる。例えば、図6(a)に示す受口部2内の形状の場合、基片21を受口部2の凹部2aに嵌め込み、締結ボルト43の起立片42へのねじ込みによって堰板15及びカウンターウェイト30を受口部2内に固定する。同図(b)に示す受口部2内の形状の場合、基片21に下方への突片44を設け、その突片44を受口部2の溝2bに嵌め込んで、同様に、締結ボルト43の起立片42へのねじ込みによって堰板15及びカウンターウェイト30を受口部2内に固定する。同図(c)に示すように、カウンターウェイト30は受口部2の先端に嵌めてボルト45止めしたり、堰板15も輪状のゴム板15aとして、鋳鉄管Pの回転による外れが生じないように、嵌め込み・押し付けで固定したりすることもできる。
なお、カウンターウェイト30が受口部2の凹部2aの円周方向に大きな物が必要であっても、カウンターウェイト30を前記円周方向に幅の小さい物に分割し、その分割した複数を設けて代用することができる。
【0021】
さらに、カウンターウェイト30は、図1鎖線で示すように、鋳鉄管Pの外面に、鋳鉄管Pの回転によって落下しないように、ボルト止め、接着、溶接等の適宜手段によって固定することもできる。
【0022】
カウンターウェイト30の大きさ・重さ・取付位置は、上記の3D-CADによる場合以外に、図7(a)に示す、水平な面上に鋳鉄管Pを転動させると、重心ズレがある場合、円滑な転動が行われないため、その重心ズレを推測できる。また、同図(b)に示す、対のターニングローラ51、51の間に鋳鉄管Pを載置して回転させると、重心ズレがあると、駆動側のターニングローラ51にかかる負荷が変化するため、その重心ズレを推測できる。
このため、両者において、適宜な大きさ・重さのカウンターウェイト30の適宜位置への取付によって円滑な転動が行われたり、駆動側のターニングローラ51に負荷の変化が生じないようにしたりして、取り付けるべきカウンターウェイト30の大きさ・重さ・取付位置を得ることができる。
【0023】
上記実施形態は角度付き鋳鉄管Pの場合であったが、図8に示す、鋳鉄管(直管)Pであっても、受口部2の芯ずれ、直管部1の偏肉により、重心が中心軸oより離れる鋳鉄管Pにおいて、この発明を採用し得てその作用効果を得ることができることは勿論である。鋳鉄管Pはダクタイル鋳鉄管に限らず、他の鋳鉄管でもこの発明を適用できることは言うまでもない。
このように、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0024】
1 直管部
2 受口部
2a 受口部の凹部(溝部)
3 挿し口部
4 モルタルライニング(層)
11 サークルタイヤ
12 支持ローラ(駆動ローラ)
13 モルタル送り込み機
14 モルタル送り込みコンベア
15、15a 堰板
20、40 留め具
21 留め具の基片
22、42 同起立片
23、43、44 同締結ボルト
30 カウンターウェイト
P 鋳鉄管
a モルタル
c 受口部の軸心(中心軸)
o 直管部の軸心(回転中心軸)
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9