IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ グァンドン オッポ モバイル テレコミュニケーションズ コーポレーション リミテッドの特許一覧

特許7279070情報決定および構成方法、装置、コンピュータ記憶媒体
<>
  • 特許-情報決定および構成方法、装置、コンピュータ記憶媒体 図1
  • 特許-情報決定および構成方法、装置、コンピュータ記憶媒体 図2
  • 特許-情報決定および構成方法、装置、コンピュータ記憶媒体 図3
  • 特許-情報決定および構成方法、装置、コンピュータ記憶媒体 図4
  • 特許-情報決定および構成方法、装置、コンピュータ記憶媒体 図5
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-05-12
(45)【発行日】2023-05-22
(54)【発明の名称】情報決定および構成方法、装置、コンピュータ記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/232 20230101AFI20230515BHJP
   H04W 16/28 20090101ALI20230515BHJP
   H04B 7/06 20060101ALI20230515BHJP
【FI】
H04W72/232
H04W16/28
H04B7/06 984
H04B7/06 960
【請求項の数】 12
(21)【出願番号】P 2020552847
(86)(22)【出願日】2018-04-04
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-08-19
(86)【国際出願番号】 CN2018081845
(87)【国際公開番号】W WO2019191924
(87)【国際公開日】2019-10-10
【審査請求日】2021-03-09
(73)【特許権者】
【識別番号】516227559
【氏名又は名称】オッポ広東移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
【住所又は居所原語表記】No. 18 Haibin Road,Wusha, Chang’an,Dongguan, Guangdong 523860 China
(74)【代理人】
【識別番号】100091487
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 行孝
(74)【代理人】
【識別番号】100105153
【弁理士】
【氏名又は名称】朝倉 悟
(74)【代理人】
【識別番号】100107582
【弁理士】
【氏名又は名称】関根 毅
(74)【代理人】
【識別番号】100152205
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 昌司
(74)【代理人】
【識別番号】100137523
【弁理士】
【氏名又は名称】出口 智也
(72)【発明者】
【氏名】シ、チファ
(72)【発明者】
【氏名】チェン、ウェンホン
(72)【発明者】
【氏名】チャン、チー
【審査官】青木 健
(56)【参考文献】
【文献】Nokia, Nokia Shanghai Bell,Summary of QCL[online],3GPP TSG RAN WG1 #92 R1-1803328,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_92/Docs/R1-1803328.zip>,2018年02月26日,5,8-11,20頁
【文献】vivo,Remaining issues on QCL[online],3GPP TSG RAN WG1 #92 R1-1801529,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_92/Docs/R1-1801529.zip>,2018年02月26日
【文献】Ericsson,CSI-MeasConfig signalling structure[online],3GPP TSG RAN WG2 #101 R2-1803961,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_101/Docs/R2-1803961.zip>,2018年03月02日,1-16頁
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W 4/00 - 99/00
H04B 7/06
H04B 7/24 - 7/26
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報決定方法であって、
端末機器がネットワーク機器によって送信された第1の構成情報を受信することを含み、前記第1の構成情報は、1セットの非周期的なCSI-RS(Channel State Information-Reference Signal)リソースを構成するために使用され、前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースは、第1のQCL(Quasi Co-Location)パラメータに関して準共存し、
前記第1の構成情報は、さらに、前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースに対応する第1の指示パラメータを構成するために使用され、前記第1の指示パラメータは、前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースの用途を指示し、前記用途は、追跡に用いられるCSI-RSリソースを示すことであり、
前記第1の指示パラメータはパラメータTRS-Info(Tracking Reference Signal-Info)であり、
前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報によって指示された第1の参照信号間は、前記第1のQCLパラメータに関して準共存し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号であり、および/または、
前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は、同じ第1の参照信号を指示し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号であり、および/または、
前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は同じTCI-State(Transmission Configuration Indicator State)に対応する、前記情報決定方法。
【請求項2】
前記第1のQCLパラメータは空間QCLパラメータである、
請求項1に記載の情報決定方法。
【請求項3】
前記第1のQCLパラメータはQCL-TypeAとQCL-TypeDを含み、前記QCL-TypeAは、ドップラーシフト(Doppler shift)、ドップラースプレッド(Doppler spread)、平均遅延(average delay)、遅延スプレッド(delay spread)に関するものであり、前記QCL-TypeDは、空間QCLパラメータに関するものである、
請求項1に記載の情報決定方法。
【請求項4】
情報決定装置であって、
ネットワーク機器によって送信された第1の構成情報を受信するように構成される受信ユニットを含み、前記第1の構成情報は、1セットの非周期的なCSI-RSリソースを構成するために使用され、前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースは、第1のQCLパラメータに関して準共存し、
前記第1の構成情報は、さらに、前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースに対応する第1の指示パラメータを構成するために使用され、前記第1の指示パラメータは、前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースの用途を指示し、前記用途は、追跡に用いられるCSI-RSリソースを示すことであり、
前記第1の指示パラメータはパラメータTRS-Info(Tracking Reference Signal-Info)であり、
前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報によって指示された第1の参照信号間は、前記第1のQCLパラメータに関して準共存し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号であり、および/または、
前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は、同じ第1の参照信号を指示し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号であり、および/または、
前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は、同じ伝送構成情報-状態(TCI-State)に対応する、前記情報決定装置。
【請求項5】
前記第1のQCLパラメータは空間QCLパラメータである、
請求項に記載の情報決定装置。
【請求項6】
前記第1のQCLパラメータはQCL-TypeAとQCL-TypeDを含み、前記QCL-TypeAは、ドップラーシフト(Doppler shift)、ドップラースプレッド(Doppler spread)、平均遅延(average delay)、遅延スプレッド(delay spread)に関するものであり、前記QCL-TypeDは、空間QCLパラメータに関するものである、
請求項に記載の情報決定装置。
【請求項7】
情報構成装置であって、
端末機器に第1の構成情報を送信するように構成される送信ユニットを含み、前記第1の構成情報は、1セットの非周期的なCSI-RSリソースを構成するために使用され、前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースは、第1のQCLパラメータに関して準共存し、
前記第1の構成情報は、さらに、前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースに対応する第1の指示パラメータを構成するために使用され、前記第1の指示パラメータは、前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースの用途を指示し、前記用途は、追跡に用いられるCSI-RSリソースを示すことであり、
前記第1の指示パラメータはパラメータTRS-Info(Tracking Reference Signal-Info)であり、
前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報によって指示された第1の参照信号間は、前記第1のQCLパラメータに関して準共存し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号であり、および/または、
前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は、同じ第1の参照信号を指示し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号であり、および/または、
前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は同じTCI-Stateに対応する、前記情報構成装置。
【請求項8】
前記第1のQCLパラメータは空間QCLパラメータである、
請求項に記載の情報構成装置。
【請求項9】
前記第1のQCLパラメータはQCL-TypeAとQCL-TypeDを含み、前記QCL-TypeAは、ドップラーシフト(Doppler shift)、ドップラースプレッド(Doppler spread)、平均遅延(average delay)、遅延スプレッド(delay spread)に関するものであり、前記QCL-TypeDは、空間QCLパラメータに関するものである、
請求項に記載の情報構成装置。
【請求項10】
情報決定方法であって、
ネットワーク機器が端末機器に第1の構成情報を送信することを含み、前記第1の構成情報は、1セットの非周期的なCSI-RS(Channel State Information-Reference Signal)リソースを構成するために使用され、前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースは、第1のQCL(Quasi Co-Location)パラメータに関して準共存し、
前記第1の構成情報は、さらに、前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースに対応する第1の指示パラメータを構成するために使用され、前記第1の指示パラメータは、前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースの用途を指示し、前記用途は、追跡に用いられるCSI-RSリソースを示すことであり、
前記第1の指示パラメータはパラメータTRS-Info(Tracking Reference Signal-Info)であり、
前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報によって指示された第1の参照信号間は、前記第1のQCLパラメータに関して準共存し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号であり、および/または、
前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は、同じ第1の参照信号を指示し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号であり、および/または、
前記1セットの非周期的なCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は同じTCI-State(Transmission Configuration Indicator State)に対応する、前記情報決定方法。
【請求項11】
前記第1のQCLパラメータは空間QCLパラメータである、
請求項10に記載の情報決定方法。
【請求項12】
前記第1のQCLパラメータはQCL-TypeAとQCL-TypeDを含み、前記QCL-TypeAは、ドップラーシフト(Doppler shift)、ドップラースプレッド(Doppler spread)、平均遅延(average delay)、遅延スプレッド(delay spread)に関するものであり、前記QCL-TypeDは、空間QCLパラメータに関するものである、
請求項10に記載の情報決定方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信技術分野に関し、特に、情報決定および構成方法、装置、コンピュータ記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)システムでは、セル固有参照信号(CRS:Cell-specific Reference Signal)がシステム帯域幅内にあるため、その帯域幅はより広く、その時間領域の密度はより大きく、端末はCRS(および/または同期信号)を使用して、より優れた時間領域同期性能(timing/frequency tracking、またはtiming/frequency synchronization)を取得することができる。
【0003】
ニューラジオ(NR:New Radio)システムでは、同期信号ブロック(SSB:Synchronization Signal Block)(プライマリ同期信号(PSS:Primary Synchronization Signal)、セカンダリ同期信号(SSS:Secondary Synchronization Signal)、物理ブロードキャストチャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)を含む)が帯域幅の一部のみを占有し、時間領域の密度もLTEのCRS密度より小さいため、粗い同期の場合に用いられることができるが、より高い精度の時間周波数の同期が必要な場合、要件を満たすことができない。しかし、NRシステムにもCRS信号がないため、新しい信号の同期参照信号(TRS:tracking Reference Signal)が提案される。最終的な設計で、TRS信号は以下の方式を介して実現され、プロトコルにおけるTRSの正式名は、CSI-RS for trackingである。
【0004】
1)1セットの周期的なCSI-RSリソース(CSI-RS resource)を構成し、且つパラメータTRS-Infoを構成する。
【0005】
2)なお、他のいくつかの構成要件がある。
【0006】
周期的なCSI-RS resourceに対して、現在では、対応する準コロケーション(QCL:Quasi Co-Located)情報を構成し、具体的には、1つのTCI-Stateを指す。CSI-RS resource setでは、現在、異なるCSI-RS resourceのQCL情報を任意に構成することができる。これにより、異なるCSI-RS resourceは異なる受信beamを使用して受信する必要があり、それにより、異なるCSI-RS resourceの転送に対応するチャネルの統計特性が異なり、タイミングの同期/追跡および周波数の同期/追跡の精度に影響を与えるなど、性能が低下される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記の技術的課題を解決するために、本発明の実施例は、情報決定および構成方法、装置、コンピュータ記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の実施例によって提供された情報決定方法は、
端末機器がネットワーク機器によって送信された第1の構成情報を受信することを含み、前記第1の構成情報は、1セットのCSI-RSリソースを構成するために使用され、ここで、前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースは、第1のQCLパラメータに関して準共存する。
【0009】
一実施形態において、前記端末機器が前記第1の構成情報に基づいて第1の信号を決定し、前記第1の信号を使用して、タイミングの追跡/同期および/または周波数の追跡/同期を実行する。
【0010】
一実施形態において、前記第1のQCLパラメータは空間QCLパラメータである。
【0011】
一実施形態において、前記第1の構成情報は、さらに、前記1セットのCSI-RSリソースに対応する第1の指示パラメータを構成するために使用され、前記第1の指示パラメータは、前記1セットのCSI-RSリソースの用途を指示する。
【0012】
一実施形態において、前記第1の指示パラメータはパラメータTRS-Infoである。
【0013】
一実施形態において、前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報によって指示された第1の参照信号間は、前記第1のQCLパラメータに関して準共存し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号であり、および/または、
前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は、同じ第1の参照信号を指示し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号であり、および/または、
前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は、同じ伝送構成情報-状態(TCI-State:Transmission Configuration Information- State)に対応する。
【0014】
本発明の実施例によって提供された情報構成方法は、
ネットワーク機器が端末機器に第1の構成情報を送信することを含み、前記第1の構成情報は、1セットのCSI-RSリソースを構成するために使用され、ここで、前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースは、第1のQCLパラメータに関して準共存する。
【0015】
一実施形態において、前記第1のQCLパラメータは空間QCLパラメータである。
【0016】
一実施形態において、前記第1の構成情報は、さらに、前記1セットのCSI-RSリソースに対応する第1の指示パラメータを構成するために使用され、前記第1の指示パラメータは、前記1セットのCSI-RSリソースの用途を指示する。
【0017】
一実施形態において、前記第1の指示パラメータはパラメータTRS-Infoである。
【0018】
一実施形態において、前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報によって指示された第1の参照信号間は、前記第1のQCLパラメータに関して準共存し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号であり、および/または、
前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は、同じ第1の参照信号を指示し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号であり、および/または、
前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は同じTCI-Stateに対応する。
【0019】
本発明の実施例によって提供された情報決定装置は、
ネットワーク機器によって送信された第1の構成情報を受信するように構成される受信ユニットを含み、前記第1の構成情報は、1セットのCSI-RSリソースを構成するために使用され、ここで、前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースは、第1のQCLパラメータに関して準共存する。
【0020】
一実施形態において、前記装置は、
前記第1の構成情報に基づいて第1の信号を決定し、前記第1の信号を使用して、タイミングの追跡/同期および/または周波数の追跡/同期を実行するように構成される追跡/同期ユニットをさらに含む。
【0021】
一実施形態において、前記第1のQCLパラメータは空間QCLパラメータである。
【0022】
一実施形態において、前記第1の構成情報は、さらに、前記1セットのCSI-RSリソースに対応する第1の指示パラメータを構成するために使用され、前記第1の指示パラメータは、前記1セットのCSI-RSリソースの用途を指示する。
【0023】
一実施形態において、前記第1の指示パラメータはパラメータTRS-Infoである。
【0024】
一実施形態において、前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報によって指示された第1の参照信号間は、前記第1のQCLパラメータに関して準共存し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号であり、および/または、
前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は、同じ第1の参照信号を指示し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号であり、および/または、
前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は、同じ伝送構成情報-状態(TCI-State)に対応する。
【0025】
本発明の実施例によって提供された情報構成装置は、
端末機器に第1の構成情報を送信するように構成される送信ユニットを含み、前記第1の構成情報は、1セットのCSI-RSリソースを構成するために使用され、ここで、前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースは、第1のQCLパラメータに関して準共存する。
【0026】
一実施形態において、前記第1のQCLパラメータは空間QCLパラメータである。
【0027】
一実施形態において、前記第1の構成情報は、さらに、前記1セットのCSI-RSリソースに対応する第1の指示パラメータを構成するために使用され、前記第1の指示パラメータは、前記1セットのCSI-RSリソースの用途を指示する。
【0028】
一実施形態において、前記第1の指示パラメータはパラメータTRS-Infoである。
【0029】
一実施形態において、前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報によって指示された第1の参照信号間は、前記第1のQCLパラメータに関して準共存し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号であり、および/または、
前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は、同じ第1の参照信号を指示し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号であり、および/または、
前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は同じTCI-Stateに対応する。
【0030】
本発明の実施例はよって提供されたコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ実行可能な命令が記憶され、前記コンピュータの実行可能な命令がプロセッサによって実行される時に、前記情報決定または構成方法を実現する。
【0031】
本発明の実施例の技術的解決策では、端末機器がネットワーク機器によって送信された第1の構成情報を受信し、前記第1の構成情報は、1セットのCSI-RSリソースを構成するために使用され、ここで、前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースは、第1のQCLパラメータに関して準共存し、前記端末機器が前記第1の構成情報に基づいて第1の信号を決定し、前記第1の信号を使用して、タイミングの追跡/同期および/または周波数の追跡/同期を実行する。本発明の実施例の技術的解決策を採用して、タイミング/周波数の追跡(tracking)(同期とも称し得る)性能の改善を実現し、全体的なシステム性能を改善する。
【図面の簡単な説明】
【0032】
ここで説明される図面は、本発明をさらに理解するために提供され、本出願の一部を構成し、本発明の例示的な実施例およびそれらの説明は、本発明を説明するために使用され、本発明に対する不適切な限定を構成しない。図面において、
図1】本発明の実施例の情報決定方法のフローチャートである。
図2】本発明の実施例の情報構成方法のフローチャートである。
図3】本発明の実施例の情報決定装置の構成の例示的な構造図である。
図4】本発明の実施例の情報構成装置の構成の例示的な構造図である。
図5】本発明の実施例のコンピュータ機器の構成の例示的な構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0033】
本発明の実施例の技術案を容易に理解するため、以下、本発明の実施例に関する関連技術を説明する。
【0034】
1)TCI-state
1つのTCI stateに対して、1つまたは2つのRS情報を構成することができ、2つのRSが1セットのQCL情報を形成し、RS1がQCL-TypeAに対応し、RS2がQCL-TypeDに対応するなど、各RS情報に対応するQCLパラメータンのタイプは異なる。2つのRS情報は同じRSを指示してもよく、異なるRSを指示してもよい。
【0035】
2)QCL Type
現在のプロトコルでサポートされているQCLに対応するパラメータを以下(1つ、またはいくつかの組み合わせであり得る)のように仮設する。
【0036】
-‘QCL-TypeA’:{Doppler shift,Doppler spread,average delay,delay spread}、
-‘QCL-TypeB’:{Doppler shift,Doppler spread}、
-‘QCL-TypeC’:{average delay,Doppler shift}、
-‘QCL-TypeD’:{Spatial Rx parameter}。
【0037】
ここで、QCL-TypeD’:{Spatial Rx parameter}は空間QCLパラメータである。
【0038】
図1は、本発明の実施例の情報決定方法のフローチャートであり、図1に示されたように、前記情報決定方法は、次のステップを含む。
【0039】
ステップ101において、端末機器がネットワーク機器によって送信された第1の構成情報を受信し、前記第1の構成情報は、1セットのCSI-RSリソースを構成するために使用され、ここで、前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースは、第1のQCLパラメータに関して準共存する。
【0040】
本発明の実施例では、ネットワークが1セットのCSI-RSリソースを構成し、当該CSI-RSリソースは周期的であってもよく、非周期的であってもよい。
【0041】
一実施形態において、前記第1の構成情報は、さらに、前記1セットのCSI-RSリソースに対応する第1の指示パラメータを構成するために使用され、前記第1の指示パラメータは、前記1セットのCSI-RSリソースの用途を指示する。具体的に実現される時、前記第1の指示パラメータはパラメータTRS-Infoである。
【0042】
本発明の実施例では、前記第1のQCLパラメータは空間QCLパラメータ、即ち‘QCL-TypeD’:{Spatial Rx parameter}である。
【0043】
本発明の実施例では、前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースは、第1のQCLパラメータに関して準共存し、具体的に、各CSI-RSリソースは空間QCLパラメータに関して準共存し、具体的に、以下の1つまたは複数の方式を介して空間QCLパラメータに関して準共存することができる。
【0044】
方式1:前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報によって指示された第1の参照信号間は、前記第1のQCLパラメータに関して準共存し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号である。
【0045】
例えば、CSI-RSリソース1とCSI-RSリソース2は信号Xと信号Yにそれぞれ対応し、ここで、信号XとRS1の間は、空間QCLパラメータに関して準共存し、信号YとRS2の間は、空間QCLパラメータに関して準共存し、それでは、RS1とRS2の間が空間QCLパラメータに関して準共存すると、信号Xと信号Yの間は、空間QCLパラメータに関して準共存する。
【0046】
方式2:前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は、同じ第1の参照信号を指示し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号である。
【0047】
例えば、CSI-RSリソース1とCSI-RSリソース2は信号Xと信号Yにそれぞれ対応し、ここで、信号XとRS1の間は、空間QCLパラメータに関して準共存し、信号YとRS1の間は、空間QCLパラメータに関して準共存すると、それでは、信号Xと信号Yの間は、空間QCLパラメータに関して準共存する。
【0048】
方式3:前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は同じTCI-Stateに対応する。
【0049】
ここで、同じTCI-Stateを介して各CSI-RSリソースに対応するQCL情報を構成するため、各CSI-RSリソースは、空間QCLパラメータに関して準共存する。
【0050】
本発明の実施例では、前記端末機器は前記第1の構成情報に基づいて第1の信号を決定し、前記第1の信号を使用して、タイミングの追跡/同期および/または周波数の追跡/同期を実行する。
【0051】
図2は、本発明の実施例の情報構成方法のフローチャートであり、図2に示されたように、前記情報構成方法は、次のステップを含む。
【0052】
ステップ201において、ネットワーク機器が端末機器に第1の構成情報を送信し、前記第1の構成情報は、1セットのCSI-RSリソースを構成するために使用され、ここで、前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースは、第1のQCLパラメータに関して準共存する。
【0053】
本発明の実施例では、ネットワークが1セットのCSI-RSリソースを構成し、当該CSI-RSリソースは周期的であってもよく、非周期的であってもよい。
【0054】
一実施形態において、前記第1の構成情報は、さらに、前記1セットのCSI-RSリソースに対応する第1の指示パラメータを構成するために使用され、前記第1の指示パラメータは、前記1セットのCSI-RSリソースの用途を指示する。具体的に実現される時、前記第1の指示パラメータはパラメータTRS-Infoである。
【0055】
本発明の実施例では、前記第1のQCLパラメータは空間QCLパラメータ、即ち‘QCL-TypeD’:{Spatial Rx parameter}である。
【0056】
本発明の実施例では、前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースは、第1のQCLパラメータに関して準共存し、具体的に、各CSI-RSリソースは空間QCLパラメータに関して準共存し、具体的に、以下の1つまたは複数の方式を介して空間QCLパラメータに関して準共存することができる。
【0057】
方式1:前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報によって指示された第1の参照信号間は、前記第1のQCLパラメータに関して準共存し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号である。
【0058】
例えば、CSI-RSリソース1とCSI-RSリソース2は信号Xと信号Yにそれぞれ対応し、ここで、信号XとRS1の間は、空間QCLパラメータに関して準共存し、信号YとRS2の間は、空間QCLパラメータに関して準共存し、それでは、RS1とRS2の間が空間QCLパラメータに関して準共存すると、信号Xと信号Yの間は、空間QCLパラメータに関して準共存する。
【0059】
方式2:前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は、同じ第1の参照信号を指示し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号である。
【0060】
例えば、CSI-RSリソース1とCSI-RSリソース2は信号Xと信号Yにそれぞれ対応し、ここで、信号XとRS1の間は、空間QCLパラメータに関して準共存し、信号YとRS1の間は、空間QCLパラメータに関して準共存し、では、信号Xと信号Yの間は、空間QCLパラメータに関して準共存する。
【0061】
方式3:前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は同じTCI-Stateに対応する。
【0062】
ここで、同じTCI-Stateを介して各CSI-RSリソースに対応するQCL情報を構成するため、各CSI-RSリソースは、空間QCLパラメータに関して準共存する。
【0063】
ここで、前記端末機器は、前記第1の構成情報に基づいて第1の信号を決定し、前記第1の信号を使用して、タイミングの追跡/同期および/または周波数の追跡/同期を実行することができる。
【0064】
図3は、本発明の実施例の情報決定装置の構成の例示的な構造図であり、図3に示されたように、前記装置は、
ネットワーク機器によって送信された第1の構成情報を受信するように構成される受信ユニット301を含み、前記第1の構成情報は、1セットのCSI-RSリソースを構成するために使用され、ここで、前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースは、第1のQCLパラメータに関して準共存する。
【0065】
一実施形態において、前記装置は、前記第1の構成情報に基づいて第1の信号を決定し、前記第1の信号を使用して、タイミングの追跡/同期および/または周波数の追跡/同期を実行するように構成される追跡/同期ユニット302をさらに含む。
【0066】
一実施形態において、前記第1のQCLパラメータは空間QCLパラメータである。
【0067】
一実施形態において、前記第1の構成情報は、さらに、前記1セットのCSI-RSリソースに対応する第1の指示パラメータを構成するために使用され、前記第1の指示パラメータは、前記1セットのCSI-RSリソースの用途を指示する。
【0068】
一実施形態において、前記第1の指示パラメータはパラメータTRS-Infoである。
【0069】
一実施形態において、前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報によって指示された第1の参照信号間は、前記第1のQCLパラメータに関して準共存し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号であり、および/または、
前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は、同じ第1の参照信号を指示し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号であり、および/または、
前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は、同じ伝送構成情報-状態(TCI-State)に対応する。
【0070】
当業者は、図3に示された情報決定装置の各ユニットの実現機能が前記情報決定方法に関する説明を参照して理解されることができることを理解されたい。図3に示された情報決定装置の各ユニットの機能は、プロセッサによって実行されるプログラムを介して実現されてもよく、具体的な論理回路によって実現されてもよい。
【0071】
図4は、本発明の実施例の情報構成装置の構成の例示的な構造図であり、図4に示されたように、前記装置は、
端末機器に第1の構成情報を送信するように構成される送信ユニット401を含み、前記第1の構成情報は、1セットのCSI-RSリソースを構成するために使用され、ここで、前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースは、第1のQCLパラメータに関して準共存する。
【0072】
一実施形態において、前記第1のQCLパラメータは空間QCLパラメータである。
【0073】
一実施形態において、前記第1の構成情報は、さらに、前記1セットのCSI-RSリソースに対応する第1の指示パラメータを構成するために使用され、前記第1の指示パラメータは、前記1セットのCSI-RSリソースの用途を指示する。
【0074】
一実施形態において、前記第1の指示パラメータはパラメータTRS-Infoである。
【0075】
一実施形態において、前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報によって指示された第1の参照信号間は、前記第1のQCLパラメータに関して準共存し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号であり、および/または、
前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は、同じ第1の参照信号を指示し、前記第1の参照信号は、前記第1のQCLパラメータに対応する参照信号であり、および/または、
前記1セットのCSI-RSリソースの各CSI-RSリソースに対応するQCL情報は同じTCI-Stateに対応する。
【0076】
当業者は、図4に示された情報構成装置の各ユニットの実現機能が前記情報構成方法に関する説明を参照して理解されることができることを理解されたい。図4に示された情報構成装置の各ユニットの機能は、プロセッサによって実行されるプログラムを介して実現されてもよく、具体的な論理回路によって実現されてもよい。
【0077】
本発明の実施例の前記情報決定装置または情報構成装置がソフトウェア機能モジュールの形態で実装され、スタンドアロン製品として販売または使用される場合、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されることができる。このような理解に基づいて、本発明の実施例の技術的解決策は、本質で先行技術に対して貢献のある部分は、ソフトウェア製品の形で具現されることができ、当該コンピュータソフトウェア製品は、1つの記憶媒体に記憶されて、一台のコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワーク装置等などであリ得る)が本発明の各実施例の前記方法の全部または一部を実行させるために、いくつかの命令を含む。上記した記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM:Read Only Memory)、磁気ディスクまたは光ディスクなどのプログラムコードを記憶することができる様々なメディアを含む。こうして、本発明の実施例は、いずれかのハードウェアおよびソフトウェアの特定の組み合わせに限定されない。
【0078】
対応的に、本発明の実施例は、コンピュータ記憶媒体をさらに提供し、コンピュータ実行可能な命令が記憶され、前記コンピュータ実行可能な命令がプロセッサによって実行される時、本開示の実施例の前記情報決定方法または情報構成方法が実現される。
【0079】
図5は、本発明の実施例のコンピュータ機器の構成の例示的な構造図であり、前記コンピュータ機器は端末機器であってもよく、ネットワーク機器であってもよい。図5に示されたように、コンピュータ機器100は1つまたは複数(図には1つを示す)のプロセッサ1002(プロセッサ1002はマイクロプロセッサ(MCU:Micro Controller Unit)またはプログラマブルロジックデバイス(FPGA:Field Programmable Gate Array)などの処理装置を含み得るが、これに限定されない)、データを記憶するように構成されるメモリ1004、および通信機能用の伝送装置1006を含むことができる。当業者は、図5に示された構造が単なる例示であり、前記電子装置の構造を限定しないことを理解することができる。例えば、コンピュータ機器100は、図5に示されるものより多くまたは少ないコンポーネントを含み得るか、図5に示されるものとは異なる構成を有し得る。
【0080】
メモリ1004は、本発明の実施例における方法に対応するプログラム命令/モジュールなどのアプリケーションソフトウェアのソフトウェアプログラムおよびモジュールを記憶するように構成されることができ、プロセッサ1002は、メモリ1004に記憶されたソフトウェアプログラムおよびモジュールを実行することによって、様々な機能アプリケーションおよびデータ処理を実行し、即ち、前記方法を実現する。メモリ1004は、高速ランダムメモリを含むことができ、1つまたは複数の磁気記憶装置、フラッシュメモリ、または他の不揮発性ソリッドステートメモリなどの不揮発性メモリをさらに含むことができる。いくつかの例において、メモリ1004は、プロセッサ1002に対してリモートで設定されたメモリをさらに含むことができ、これらのリモートメモリはネットワークを介してコンピュータ機器100に接続することができる。前記ネットワークの例は、インターネット、企業イントラネット、ローカルエリアネットワーク、移動通信ネットワークおよびそれらの組み合わせを含むが、これらに限定されない。
【0081】
伝送装置1006は、1つのネットワークを介してデータを受信または送信するように構成される。前記ネットワークの具体的な例は、コンピュータ機器100の通信プロバイダによって提供される無線ネットワークを含むことができる。一具現例において、伝送装置1006は、基地局を介して他のネットワーク機器に接続することができ、それにより、インターネットと通信することができる1つのネットワークアダプタ(NIC:Network Interface Controller)を含む。1つ例において、伝送装置1006は無線方式を介してインターネットと通信するように構成される無線周波数(RF:Radio Frequency)ユニットであり得る。
【0082】
本発明の実施例で説明された技術案は、競合することなく、任意に組み合わせることができる。
【0083】
本発明によって提供されたいくつかの実施例では、開示されたシステム、装置および方法は、他の方法で実現され得ることを理解されたい。上記で説明された機器実施例は例示的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの分離は、論理機能の分離に過ぎず、実際の実現時には別の分離方法があり、例えば、複数のユニットまたはコンポーネントを別のシステムに統合または集積したり、または一部の特徴を無視したり、または実行しないことができる。加えて、表示または議論される各構成部分の相互結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインターフェース、装置またはユニットを介した間接的な結合または通信接続であり得、電気的、機械的または他の形態であり得る。
【0084】
前記分離部材として説明されたユニットは、物理的に分離されている場合とされていない場合があり、ユニットとして表示された部材は、物理ユニットである場合もそうでない場合もあり、1箇所に構成される場合もあれば、複数のネットワークユニットに分散される場合もあり、実際のニーズに従って、その中の一部またはすべてのユニットを選択して、本実施例の解決策の目的を実現することができる。
【0085】
なお、本発明の各実施例における各機能ユニットはすべてを1つの第2の処理ユニットに統合されてもよく、または各ユニットは1つのユニットとして使用されてもよく、2つまたは2つ以上のユニットを1つのユニットに統合してもよく、前記統合されたユニットは、ハードウェアの形で実現されてもよく、ハードウェアとソフトウェア機能ユニットの形で実現されてもよい。
【0086】
上記で説明したように、本発明の具体的な実施形態に過ぎないが、本発明の保護範囲はこれに限定されず、当業者は、本発明に開示された技術的範囲内で容易に想到し得る変更または置換は、すべて本発明の保護範囲内に含まれるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5