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  • 特許-削孔装置及び削孔方法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-05-15
(45)【発行日】2023-05-23
(54)【発明の名称】削孔装置及び削孔方法
(51)【国際特許分類】
   F16L 41/00 20060101AFI20230516BHJP
   E03F 3/06 20060101ALI20230516BHJP
   F16L 1/00 20060101ALI20230516BHJP
   F16L 55/18 20060101ALI20230516BHJP
   F16L 55/34 20060101ALI20230516BHJP
【FI】
F16L41/00
E03F3/06
F16L1/00 R
F16L55/18 B
F16L55/34
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2019051601
(22)【出願日】2019-03-19
(65)【公開番号】P2020020468
(43)【公開日】2020-02-06
【審査請求日】2021-12-01
(31)【優先権主張番号】P 2018137899
(32)【優先日】2018-07-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】516000099
【氏名又は名称】株式会社アイビルド
(73)【特許権者】
【識別番号】591013805
【氏名又は名称】株式会社石川鉄工所
(74)【代理人】
【識別番号】100099508
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 久
(74)【代理人】
【識別番号】100182567
【弁理士】
【氏名又は名称】遠坂 啓太
(74)【代理人】
【識別番号】100197642
【弁理士】
【氏名又は名称】南瀬 透
(72)【発明者】
【氏名】山内 修二
(72)【発明者】
【氏名】石川 清光
【審査官】▲高▼藤 啓
(56)【参考文献】
【文献】特開平02-009523(JP,A)
【文献】特開平01-110241(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2007/0151475(US,A1)
【文献】特開平03-050082(JP,A)
【文献】特開2014-093890(JP,A)
【文献】特開2000-088171(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第108278440(CN,A)
【文献】米国特許第5018451(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16L 1/00
F16L 1/028
F16L 41/00
F16L 41/18
F16L 55/26-55/48
E03F 3/06
B62D 57/024
B62D 57/032
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
管状体の内部を当該管状体の長手方向に沿って移動可能な削孔装置であって、
削孔機能を有する削孔工具と、
前記削孔工具を回転させる回転軸を有する駆動手段と、
前記管状体の内周面に接地した状態で前記駆動手段の前方部を支える複数の前方車輪と、
前記駆動手段の後方部に、前記回転軸の軸心方向にスライド可能に配置された後方支持体と、
前記管状体の内周面に接地した状態で前記後方支持体を支える単数の後方車輪と、
前記駆動手段と前記後方支持体とを前記回転軸の軸心方向に沿って接近・離隔させる第1伸縮手段と、
前記後方支持体から前記管状体の内周面に対して接触・離隔可能に配置された複数の押圧部材と、
前記押圧部材を前記管状体の内周面に対して接触・離隔させる第2伸縮手段と、を備えた削孔装置。
【請求項2】
前記駆動手段がエアモータであり、前記第1伸縮手段及び前記第2伸縮手段がエアシリンダである請求項1記載の削孔装置。
【請求項3】
前記削孔工具による削孔作業領域に向かって放水する放水ノズルと、前記削孔作業領域を撮影するカメラと、を備えた請求項1または2記載の削孔装置。
【請求項4】
下水道管と取付管との接続工事において、前記下水道管の周壁に接合された前記取付管の下流側の開口端に面する前記下水道管の周壁を削孔する方法であって、
請求項1~3の何れかの項に記載の削孔装置を、前記削孔工具を地中側に向けた姿勢で前記取付管の上流側の開口部分から前記取付管内に装入する工程と、
前記削孔装置を前記取付管の軸心方向に沿って下流側に向かって移動させ、前記下水道管の周壁の前で停止させる工程と、
前記削孔装置の削孔工具の回転中心線と前記取付管の軸心とを一致させた状態で前記削孔装置を前記取付管内に固定する工程と、
前記削孔装置の削孔工具を作動させて前記下水道管の周壁に第一貫通孔を開設する工程と、
前記削孔装置を前記取付管の軸心方向に沿って上流側へ移動させる工程と、
前記第一貫通孔の内径より大きな内径の貫通孔を開設可能な削孔手段を前記下水道管の内部側に配置し、前記削孔手段を使用して前記下水道管の内部から前記周壁に前記第一貫通孔を中心とする第二貫通孔を開設する工程と、を備えた削孔方法。
【請求項5】
前記削孔手段が、前記第一貫通孔に挿入可能なセンタードリルと、前記センタードリルを中心に同心円をなすように配置された円形カッタと、を備えた請求項4記載の削孔方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、更生工事が施工された下水道管と取付管との接続部分などにおいて、下水道管の周壁を削孔する作業に使用される削孔装置及びこれを使用した削孔方法に関する。
【背景技術】
【0002】
下水道管の更生工事において、内周面の被覆補修が行われた下水道管と、取付管との接合部分では、取付管の内部の上流側から下水道管の補修部分を削孔する作業が行われている。
【0003】
このような削孔作業においては、従来、特許文献1に記載された「小口径下水道管内面被覆補修の枝管貫通部穴開機」(以下、「穴開機」と略記する)などが使用されている。この「穴開機」においては、駆動モータから撓み軸を経てドリルヘッドに回転が伝達される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2000-257785号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された「穴開機」においては、駆動モータからドリルヘッドに回転を伝達する部材として撓み軸が使用されているが、この撓み軸は、文字通り可撓性を有するので、強い回転力を伝達することができないという問題がある。
【0006】
このため、更生工事により下水道管の内周面に高強度の補修層が形成された施工現場においては、補修層を削孔するのに必要な回転力をドリルヘッドに伝達することができず、削孔に長時間を要したり、削孔不能となったりすることがある。
【0007】
一方、水道管の更生工事においては、内周面の被覆補修が行われた下水道管と、取付管との接合部分にて、下水道管の内部側から取付管に向かって下水道管の周壁に貫通孔を開設する作業を行い、下水道管と取付管とを連通することがある。この場合、下水道管の内部側から取付管の接合位置(取付管の下流側の開口端の位置)を検知するのが困難であるため、下水道管の周壁に開設された貫通孔の中心と、取付管の軸心とがズレることがあり、このズレを矯正する作業に多くの手間と時間を要している。
【0008】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、下水道管の内周面に高強度の補修層が形成された部分であっても容易且つ正確に削孔することができ、削孔作業の省力化も図ることができる削孔装置及び削孔方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る削孔装置は、管状体の内部を当該管状体の長手方向に沿って移動可能な削孔装置であって、
削孔機能を有する削孔工具と、
前記削孔工具を回転させる回転軸を有する駆動手段と、
前記管状体の内周面に接地した状態で前記駆動手段の前方部を支える複数の前方車輪と、
前記駆動手段の後方部に、前記回転軸の軸心方向にスライド可能に配置された後方支持体と、
前記管状体の内周面に接地した状態で前記後方支持体を支える単数の後方車輪と、
前記駆動手段と前記後方支持体とを前記回転軸の軸心方向に沿って接近・離隔させる第1伸縮手段と、
前記後方支持体から前記管状体の内周面に対して接触・離隔可能に配置された複数の押圧部材と、
前記押圧部材を前記管状体の内周面に対して接触・離隔させる第2伸縮手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
前記削孔装置においては、前記駆動手段がエアモータであり、前記第1伸縮手段及び前記第2伸縮手段がエアシリンダであることが望ましい。
【0011】
前記削孔装置においては、前記削孔工具による削孔作業領域に向かって放水する放水ノズルと、前記削孔作業領域を撮影するカメラと、を備えることが望ましい。
【0012】
次に、本発明に係る削孔方法は、
下水道管と取付管との接続工事において、前記下水道管の周壁に接合された前記取付管の下流側の開口端に面する前記下水道管の周壁を削孔する方法であって、
前述した何れかの削孔装置を、前記削孔工具を地中側に向けた姿勢で前記取付管の上流側の開口部分から前記取付管内に装入する工程と、
前記削孔装置を前記取付管の軸心方向に沿って下流側に向かって移動させ、前記下水道管の周壁の前で停止させる工程と、
前記削孔装置の削孔工具の回転中心線と前記取付管の軸心とを一致させた状態で前記削孔装置を前記取付管内に固定する工程と、
前記削孔装置の削孔工具を作動させて前記下水道管の周壁に第一貫通孔を開設する工程と、
前記削孔装置を前記取付管の軸心方向に沿って上流側へ移動させる工程と、
前記第一貫通孔の内径より大きな内径の貫通孔を開設可能な削孔手段を前記下水道管の内部側に配置し、前記削孔手段を使用して前記下水道管の内部から前記周壁に前記第一貫通孔を中心とする第二貫通孔を開設する工程と、を備えたことを特徴とする。
【0013】
前記削孔方法においては、前記削孔手段が、前記第一貫通孔に挿入可能なセンタードリルと、前記センタードリルを中心に同心円をなすように配置された円形カッタと、を備えたものであることが望ましい。
【発明の効果】
【0014】
本発明により、下水道管の内周面に高強度の補修層が形成された部分であっても容易且つ正確に削孔することができ、削孔作業の省力化も図ることができる削孔装置及び削孔方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の実施形態である削孔装置を示す一部省略側面図である。
図2図1中の矢線A方向から見た削孔装置の一部省略平面図である。
図3図1中の矢線B方向から見た削孔装置の一部省略正面図である。
図4図1中の矢線C方向から見た削孔装置の一部省略背面図である。
図5】本発明の実施形態である削孔方法の途中過程を示す一部省略垂直断面図である。
図6】本発明の実施形態である削孔方法の途中過程を示す一部省略垂直断面図である。
図7】本発明の実施形態である削孔方法の途中過程を示す一部省略垂直断面図である。
図8】本発明の実施形態である削孔方法を施工した後の状態を示す一部省略垂直断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図1図8に基づいて、本発明の実施形態である削孔装置100並びに削孔装置100を使用した削孔方法について説明する。
【0017】
初めに、図1図4図5に基づいて削孔装置100について説明する。図1図5に示すように、削孔装置100は、管状体の一つである取付管30の内部を取付管30の長手方向(軸心30c方向)に沿って移動可能であり、後述するように、取付管30の内部を、取付管30と下水道管40との接続部分Xまで移動して行き、下水道管40の直前の適切な位置に停止し、一定姿勢を保持した状態で下水道管40の周壁41を削孔する機能を有する。
【0018】
図1図4に示すように、削孔装置100は、削孔機能を有する削孔工具2と、削孔工具2を回転させる回転軸1aを有する駆動手段であるエアモータ1と、取付管30の内周面31に接地した状態でエアモータ1の前方部を支える複数の前方車輪3,4と、エアモータ1の後方部に回転軸1aの軸心方向にスライド可能に配置された後方支持体10と、取付管30の内周面31に接地した状態で後方支持体10を支える単数の後方車輪5と、エアモータ1と後方支持体10とを回転軸1aの軸心方向に沿って接近・離隔させる第1伸縮手段である複数の第1エアシリンダ6と、後方支持体10から取付管30の内周面31に対して接触・離隔可能に配置された複数の押圧部材8と、押圧部材8を取付管30の内周面31に対して接触・離隔させる第2伸縮手段である第2エアシリンダ7と、を備えている。
【0019】
図3に示すように、削孔装置100は、エアモータ1の正面部分に、削孔工具2による削孔作業領域に向かって放水する放水ノズル11と、削孔作業領域を撮影するカメラ12と、を備えている。
【0020】
図1図2図4に基づいて、削孔装置100の移動機構について説明する。図1に示すように、削孔装置100を取付管30内に装入し、複数の前方車輪3,4及び単数の後方車輪5をそれぞれ取付管30の内周面31に接触させた状態とする。次に、第2エアシリンダ7を作動(進展)させ、複数の押圧部材8を取付管30の内周面31に接触させることにより、後方支持体10を取付管30の内周面31に係止する。
【0021】
次に、第1エアシリンダ6を作動させロッド9を伸展させると、後方支持体10は動かず、エアモータ1及び第1エアシリンダ6などが複数の前方車輪3,4に乗った状態で前方(後方支持体10から離れる方向)へ移動する。
【0022】
次に、第2エアシリンダ7を逆作動(縮退)させ、複数の押圧部材8を取付管30の内周面31から離隔させ、この後、第1エアシリンダ6を逆作動させロッド9を縮退させると、後方支持体10が後方車輪5に乗った状態で前方(エアモータ1に接近する方向)に移動するので、削孔装置100全体が、取付管30の軸心30cに沿って、前方に移動した状態となる。
【0023】
この後、前述した一連の動作を反復すれば、削孔装置100を目的位置(後述する取付管30と下水道管40との接続部分Xの直前位置)まで移動させることができる。
【0024】
ここで、図5図8に基づいて、本発明の実施形態である削孔装置100を使用した削孔方法について説明する。本実施形態に係る削孔方法は、図5に示すように、下水道管40と取付管30との接続工事において、下水道管40の周壁41に接合された取付管30の下流側の開口端32に面する下水道管40の周壁41を削孔する方法である。
【0025】
図5に示すように、削孔装置100を、削孔工具2を地中側に向けた姿勢で取付管30の上流側の開口部分33から取付管内30に装入し、複数の前方車輪3,4及び単数の後方車輪5をそれぞれ取付管30の内周面31に接触させた状態とする。
【0026】
次に、前述した削孔装置100の移動機構(第二エアシリンダ7並びに第一エアシリンダ6の伸縮機構など)を使用して、削孔装置100を取付管30の軸心30c方向に沿って下流側に向かって移動させていき、図6に示すように、目的位置である、下水道管40の周壁41の前(上流側)で停止させる。
【0027】
削孔装置100が目的位置(下水道管40の周壁41の前)まで到達したら、第2エアシリンダ7を作動させて複数の押圧部材8を取付管30の内周面31に接触させるとともに、さらに大きな押圧力を加え、削孔装置100を取付管30の内周面31に固定する。これにより、削孔装置100は、その削孔工具2の回転軸心2cと、取付管30の軸心30cと、が一致した状態で固定される。このとき、削孔工具2の回転軸心2cの延長線は下水道管40の軸心と交差する状態となっている。
【0028】
この後、エアモータ1を作動させて削孔工具2を回転させ、放水ノズル11から放水しながら第1エアシリンダ6を作動させロッド9を徐々に伸展させると、エアモータ1とともに削孔工具2の先端部2aが下水道管40の周壁41(図5参照)に接近して、当接するので、削孔工具2の先端部2aの切削作用により、下水道管40の周壁41が削孔され、第一貫通孔H1が開設される。
【0029】
削孔作業中の削孔装置100は、複数の押圧部材8、前方車輪3,4及び後方車輪5によって取付管30の内周面31に安定保持され、エアモータ1の強力な回転駆動力を直接的に削孔工具2に伝達することができるので、下水道管40の内周面42に高強度の補修層(図示せず)が形成された部分であっても容易且つ正確に削孔することができる。
【0030】
図6に示すように、下水道管40の周壁41に第一貫通孔H1が開設されたら、削孔装置100を取付管30の軸心30c方向に沿って上流側(地上側)へ移動させる。この後、第一貫通孔H1の内径より大きな内径の貫通孔を開設可能な削孔手段(例えば、ホールソー50)を下水道管40の内部側に配置する。ここで、ホールソー50は、エアモータ60の回転中心に位置するセンタードリル51と、センタードリル51を中心に同心円をなすように配置された円形カッタ52と、を備えている。
【0031】
次に、下水道管40の内部側に配置されたホールソー50のセンタードリル51の先端部51a側を、下水道管40の周壁41に開設された第一貫通孔H1に挿入し、円形カッタ52の鋸刃部52aを下水道管40の周壁41の内周面42に当接させた後、エアモータ60を作動させホールソー50を回転させると、円形カッタ52の鋸刃部52aにより、周壁41が内周面42側から切削されていき、やがて図8に示すように、周壁41に第一貫通孔H1(図7参照)を中心とする第二貫通孔H2が開設され、取付管30と下水道管40とは連通した状態となる。
【0032】
図6に示すように、下水道管40の周壁41に開設された貫通孔H1の中心H1cは取付管30の軸心30cと一致しているため、図7図8に示すように、貫通孔H1を中心にして下水道管40の周壁41に開設された貫通孔H2の中心H2cは、取付管30の軸心30cと一致した状態となる。また、図8に示すように、貫通孔H2の内径は取付管30の内径と同等であるため、取付管30内を流下してきた下水は滞ることなく貫通孔H2を通過して下水道管40内へ流れ込むことができる。
【0033】
このように、本実施形態に係る削孔方法によれば、下水道管40の周壁41に開設された貫通孔H1を中心にして、ホールソー50を使用して下水道管40の周壁41に貫通孔H2を開設すれば、貫通孔H2の中心H2cは、取付管30の軸心30cとズレることがないので、容易且つ正確に貫通孔H2を開設することができる。
【0034】
また、貫通孔H2を削孔する際に、貫通孔H1を中心(基準)とすることにより、下水道管40の内部側から取付管30の接合位置(取付管30の下流側の開口端32の位置)を容易に検知することができるため、削孔作業の省力化も図ることができる。さらに、前述した削孔方法によれば、下水道管40の内周面42に高強度の補修層が形成された部分であっても容易且つ正確に削孔することができる。
【0035】
なお、図1図8に基づいて説明した削孔装置100及び削孔方法は、本発明に係る削孔装置及び削孔方法を例示するものであり、本発明に係る削孔装置及び削孔方法は前述した削孔装置100及び削孔方法に限定されない。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明に係る削孔装置は、土木建設業などの産業分野において広く利用することができる。
【符号の説明】
【0037】
1,60 エアモータ
1a 回転軸
2 削孔工具
2a,51a 先端部
2c 回転軸心
3,4 前方車輪
5 後方車輪
6 第1エアシリンダ
7 第2エアシリンダ
8 押圧部材
9 ロッド
10 後方支持体
11 放水ノズル
12 カメラ
30 取付管
30c 軸心
31,42 内周面
32 開口端
33 開口部分
40 下水道管
41 周壁
50 ホールソー
51 センタードリル
52 円形カッタ
52 鋸刃部
H1,H2 貫通孔
H1c,H2c 中心
X 接続部分
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8