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特許7280187無線システムにおける受信機フィードバック
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-05-15
(45)【発行日】2023-05-23
(54)【発明の名称】無線システムにおける受信機フィードバック
(51)【国際特許分類】
   H04L 1/16 20230101AFI20230516BHJP
   H04W 28/04 20090101ALI20230516BHJP
【FI】
H04L1/16
H04W28/04 110
【請求項の数】 14
(21)【出願番号】P 2019535766
(86)(22)【出願日】2018-01-03
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2020-03-05
(86)【国際出願番号】 US2018012154
(87)【国際公開番号】W WO2018129017
(87)【国際公開日】2018-07-12
【審査請求日】2021-01-04
(31)【優先権主張番号】62/500,989
(32)【優先日】2017-05-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】62/442,093
(32)【優先日】2017-01-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】62/453,085
(32)【優先日】2017-02-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】62/519,675
(32)【優先日】2017-06-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】62/542,927
(32)【優先日】2017-08-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】316012245
【氏名又は名称】アイディーエーシー ホールディングス インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】弁理士法人谷・阿部特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ポール・マリニエール
(72)【発明者】
【氏名】ジェイ・パトリック・トゥーハー
(72)【発明者】
【氏名】ファリス・アルファルハン
(72)【発明者】
【氏名】ジスレイン・ペレティエ
(72)【発明者】
【氏名】アータ・エル・ハムス
【審査官】吉江 一明
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2010/113214(WO,A1)
【文献】中国特許出願公開第104283651(CN,A)
【文献】国際公開第2016/175029(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2014/0032991(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2011/0276852(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 1/16
H04W 28/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線送受信ユニット(WTRU)であって、
第1のダウンリンク送信と関連付けられた第1のダウンリンク制御情報(DCI)を受信し、
少なくとも1つのトランスポートブロック(TB)を含む前記第1のダウンリンク送信を受信し、前記少なくとも1つのTBは、1つ以上の符号ブロックグループ(CBG)を含み、各CBGは1つ以上の符号ブロック(CB)を含んでおり、
前記第1のDCIが、CBベースタイプのハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックが前記第1のダウンリンク送信のために提供されることになることを示している条件で、前記第1のダウンリンク送信に関連付けられた第1のCBベースのHARQフィードバックを送信し、
第2のダウンリンク送信と関連付けられた第2のDCIを受信し、前記第2のDCIは、前記第2のダウンリンク送信が前記第1のダウンリンク送信の少なくとも一部の再送信を含んでいることを示しており、前記第2のDCIは、前記第1のダウンリンク送信の前記CBGのいずれが前記再送信の中に含まれているかを示しており、
前記第2のダウンリンク送信を受信し、
前記第2のDCIが、前記CBベースタイプのHARQフィードバックが前記第2のダウンリンク送信のために提供されることになることを示している条件で、前記第2のダウンリンク送信に関連付けられた第2のCBベースのHARQフィードバックを送信する
ように構成されたプロセッサおよび送受信機
を備えたWTRU。
【請求項2】
前記プロセッサは、周波数ドメインまたは時間ドメインのうちの少なくとも一方における、前記1つ以上の符号ブロックの1つ以上のCBGへのマッピングを決定するようさらに構成され、前記第1のダウンリンク送信および/または前記第2のダウンリンク送信は、前記マッピングを使用して受信される請求項1に記載のWTRU。
【請求項3】
前記第1のダウンリンク送信に関連付けられた前記第1のCBベースのHARQフィードバックまたは前記第2のダウンリンク送信に関連付けられた前記第2のCBベースのHARQフィードバックは、対応する符号ブロックの各々が成功裏にデコードされた場合は肯定応答(ACK)であり、前記対応する符号ブロックの1つ以上が成功裏にデコードされなかった場合は否定応答(NACK)である請求項1に記載のWTRU。
【請求項4】
前記第2のDCIは、前記再送信の中に含まれるいずれのCBGが、先に受信されたCBGと組み合わせることが可能なのかを示し、前記第1のダウンリンク送信または前記第2のダウンリンク送信はHARQプロセスと関連付けられている請求項1に記載のWTRU。
【請求項5】
前記第2のDCIはビットマップを含み、前記ビットマップは、前記再送信の中における前記CBGのいずれがソフトデコーディングを実施するときに先に受信されたCBGと組み合わせることが可能であるかを示している請求項1に記載のWTRU。
【請求項6】
HARQバッファをさらに備え、前記プロセッサは、前記HARQバッファを管理し、および、前記1つ以上の符号ブロックが成功裏にデコードされない場合に前記HARQバッファ内のデータを廃棄するようにさらに構成された請求項1に記載のWTRU。
【請求項7】
前記プロセッサおよび前記送受信機は、上位レイヤ構成を経由して、CBGカウントの数を受信するようさらに構成され、CBGカウントの前記数は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)である前記第1のダウンリンク送信において当該WTRUによって受信されたCBGの数を示している請求項1に記載のWTRU。
【請求項8】
第1のダウンリンク送信と関連付けられた第1のダウンリンク制御情報(DCI)を受信するステップと、
少なくとも1つのトランスポートブロック(TB)を含む前記第1のダウンリンク送信を受信するステップであって、前記少なくとも1つのTBは、1つ以上の符号ブロックグループ(CBG)を含み、各CBGは1つ以上の符号ブロック(CB)を含んでいる、ステップと、
前記第1のDCIが、CBベースタイプのハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックが前記第1のダウンリンク送信のために提供されることになることを示している条件で、前記第1のダウンリンク送信に関連付けられた第1のCBベースのHARQフィードバックを送信するステップと、
第2のダウンリンク送信と関連付けられた第2のDCIを受信するステップであって、前記第2のDCIは、前記第2のダウンリンク送信は前記第1のダウンリンク送信の少なくとも一部の再送信を含んでいることを示しており、前記第2のDCIは、前記第1のダウンリンク送信の前記CBGのいずれが前記再送信の中に含まれているかを示している、ステップと、
前記第2のダウンリンク送信を受信するステップと、
前記第2のDCIが、前記CBベースタイプのHARQフィードバックが前記第2のダウンリンク送信のために提供されることになることを示している条件で、前記第2のダウンリンク送信に関連付けられた第2のCBベースのHARQフィードバックを送信するステップと
を備える、無線送受信ユニット(WTRU)により実施される方法。
【請求項9】
周波数ドメインまたは時間ドメインのうちの少なくとも一方における、前記1つ以上の符号ブロックの1つ以上のCBGへのマッピングを決定するステップであって、前記第1のダウンリンク送信および/または前記第2のダウンリンク送信は、前記マッピングを使用して受信される、ステップ
をさらに備える請求項に記載の方法。
【請求項10】
前記第1のダウンリンク送信に関連付けられた前記第1のCBベースのHARQフィードバックまたは前記第2のダウンリンク送信に関連付けられた前記第2のCBベースのHARQフィードバックは、対応する符号ブロックの各々が成功裏にデコードされた場合は肯定応答(ACK)であり、前記対応する符号ブロックの1つ以上が成功裏にデコードされなかった場合は否定応答(NACK)である請求項に記載の方法。
【請求項11】
前記第2のDCIは、前記再送信の中に含まれるいずれのCBGが、先に受信されたCBGと組み合わせることが可能なのかを示し、前記第1のダウンリンク送信または前記第2のダウンリンク送信はHARQプロセスと関連付けられている請求項に記載の方法。
【請求項12】
前記第2のDCIはビットマップを含み、前記ビットマップは、前記再送信の中におけるいずれのCBGが、ソフトデコーディングを実施するときに先に受信されたCBGと組み合わせることが可能であるかを示している請求項に記載の方法。
【請求項13】
HARQバッファと、
前記HARQバッファを管理し、および、前記1つ以上の符号ブロックが成功裏にデコードされない場合に前記HARQバッファ内のデータを廃棄するステップ
をさらに備える請求項に記載の方法。
【請求項14】
上位レイヤ構成を経由して、CBGカウントの数を受信するステップであって、CBGカウントの前記数は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)である前記第1のダウンリンク送信において当該WTRUによって受信されたCBGの数を示している、ステップ
をさらに備える請求項に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2017年1月4日に出願された米国特許仮出願第62/442093号、2017年2月1日に出願された米国特許仮出願第62/453085号、2017年5月3日に出願された米国特許仮出願第62/500989号、2017年6月14日に出願された米国特許仮出願第62/519675号、および2017年8月9日に出願された米国特許仮出願第62/542927号に基づく優先権および利益を主張し、それらは、すべて、参照によって本明細書に組み込まれる。
【背景技術】
【0002】
無線通信を使用するモバイル通信は、進化し続けている。第5世代は、5Gと呼ばれることがある。以前の(レガシ)世代のモバイル通信は、例えば、第4世代(4G)ロングタームエボリューション(LTE)とすることができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
無線システムにおける受信機フィードバックのためのシステム、方法、および手段が、提供される。
【課題を解決するための手段】
【0004】
無線システムにおける受信機フィードバックのためのシステム、方法、および手段が、開示される。受信機フィードバックフォーマット、内容、タイプ、および/またはタイミングは、例えば、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)処理状態の関数として決定することができる。HARQ処理状態は、例えば、HARQプロセスについての送信のシーケンス、HARQプロセスが成功する最大時間、測定もしくは推定されたリンク品質、復調性能、および/またはデコードに成功した符号ブロックの数に対応することができる。受信機フィードバックフォーマット、内容、タイプ、および/またはタイミングは、例えば、無線送受信ユニット(WTRU)の構成の関数として決定することができる。構成は、HARQプロセスにおいて適用されるソフトコンバイニング処理のタイプ、HARQプロセスについてのHARQオペレーティングポイント、HARQプロセスについてのHARQフィードバックのタイプを制御するための1つまたは複数の基準送信(reference transmission)、HARQプロセスまたはトランスポートブロック(TB)と関連付けられたシーケンスにおける1つまたは複数の送信についてのフィードバック抑制パラメータのうちの1つまたは複数を示すことができる。1つまたは複数の符号ブロックグループ(CBG)のサブセットの(例えば、効率的な)送信を使用することができる。1つまたは複数のCBGのサブセットを送信するために、適応的リソース割り当てを使用することができる。1つまたは複数のCBGのサブセットの再送のために、ミニスロットを使用することができる。WTRUは、(例えば、送信を予想しているときに)(例えば、新しいダウンリンクの)ダウンリンク制御チャネルを監視する(monitor)ことができる。CBGインデックスの再送を示すことができる。ダウンリンク割り当てと、送信(再送)と、適応的スロットサイズについての適応的フィードバックとの間のタイミング関係を使用することができる。例えば、1つまたは複数のパラメータ、干渉およびチャネル状態、ならびに/またはプリエンプティング送信の確率もしくは実際のプリエンプティング送信に基づいて、CBからCBGへの一様および非一様マッピングを(例えば、WTRUによって)提供することができる。例えば、CBからCBGへの複数のマッピングから、CBからCBGへのマッピングを選択することをサポートして、CBからCBGへのマッピングのインジケーションを提供することができる。WTRU内およびWTRU間干渉/プリエンプションインジケーションを提供することができる。フィードバックビットカウンタダウンリンク割り当てインデックス(DAI)は、取り損なったDL割り当てのフィードバック報告のために、フィードバックビットがどのように必要とされたかを、WTRUが決定することを可能にすることができる。DL割り当てごとに一定のフィードバック報告サイズを達成するために、フィードバック報告ビットの適応的バンドリングを使用することができる。多重化されたフィードバック報告について、不等信頼性を使用することができる。
【0005】
WTRUおよび無線通信システムは、構成された(例えば、実行可能命令を用いてプログラムされた)1つ以上のコンピュータプロセッサを有することができる。例えば、WTRUは、(例えば、UR-LLC通信を使用して)無線通信ネットワークと通信するように構成されたプロセッサを有することができる。WTRUプロセッサは、トランスポートブロック(TB)ベースのハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックが、ダウンリンク送信のために提供されるべきかどうか、または符号ブロックグループ(CBG)ベースのHARQフィードバックが、ダウンリンク送信のために提供されるべきかどうかを示す、第1のダウンリンク制御情報(DCI)を受信するように構成することができる。WTRUプロセッサは、1つまたは複数の符号ブロックを有するトランスポートブロックを含む、第1のDCIと関連付けられたダウンリンク送信を受信するように構成することができる。WTRUプロセッサは、トランスポートブロックの1つまたは複数の符号ブロックをデコードしようと試みるように構成することができる。WTRUプロセッサは、第1のDCIが、CBGベースのHARQフィードバックが提供されるべきであることを示していると決定するように構成することができる。プロセッサが、第1のDCIは、CBGベースのHARQフィードバックが提供されるべきであることを示していると決定した場合、WTRUプロセッサは、1つまたは複数の符号ブロックの1つまたは複数のCBGへのマッピングを決定し、1つまたは複数のCBGのうちの少なくとも1つについてのHARQフィードバックを、少なくとも1つのCBGについての対応する符号ブロックのデコードが成功したかどうかに基づいて、決定し、1つまたは複数のCBGについてのHARQフィードバックを無線通信ネットワークに送信するように構成することができる。WTRUプロセッサは、第1のDCIが、TBベースのHARQフィードバックが提供されるべきであることを示していると決定するように構成することができる。WTRUプロセッサが、第1のDCIは、TBベースのHARQフィードバックが提供されるべきであることを示していると決定した場合、WTRUプロセッサは、トランスポートブロックについてのHARQフィードバックを決定し、トランスポートブロックについてのHARQフィードバックを無線通信ネットワークに送信するように構成することができる。
【0006】
マッピングは、周波数または時間のうちの少なくとも一方における、1つまたは複数の符号ブロックの符号ブロックグループへのマッピングであることができる。マッピングは、符号ブロックグループまたは送信に割り当てられたサブキャリアまたはOFDMシンボルの数、最大符号ブロック長、送信における符号ブロックグループの数、送信における符号ブロックの数、ならびに潜在的なプリエンプティング送信によって占有される時間シンボルおよび/またはリソースブロックの数のうちの1つまたは複数に基づくことができる。
【0007】
1つまたは複数のCBGについての決定されたHARQフィードバックは、対応する符号ブロックの各々のデコードが成功した場合は、ACKであり、1つまたは複数の符号ブロックのうちの1つまたは複数のデコードが成功しなかった場合は、NACKであることができる。WTRUプロセッサは、送信されたNACKに応答して、無線通信ネットワークから再送を受信するように構成することができる。無線通信ネットワークは、送信されたACKまたはNACKを受信し、NACKが受信された場合は、再送を送信することを決定するように構成されたプロセッサを有することができる。
【0008】
WTRUプロセッサは、再送用の第2のDCIを受信するように構成することができる。第2のDCIは、どのCBGが再送されるかを示すことができる。第2のDCIは、ソフトデコーディングを実行するときに、再送に含まれるどのCBGを、先に受信されたCBGと組み合わせることができるかを示すことができる。第2のDCIは、ソフトデコーディングを実行するときに、再送に含まれるどのCBGを、先に受信されたCBGと組み合わせることができるかを示すために使用することができる、ビットマップを含むことができる。無線通信ネットワークは、第2のDCIおよび第2のDCIの内容を送信することを決定するように構成されたプロセッサを有することができる。
【0009】
WTRUプロセッサは、第1のダウンリンク制御情報についての監視を行い、無線通信ネットワークからのプリエンプション命令に基づいて、第2のダウンリンク制御情報についての監視を行うように構成することができる。無線通信ネットワークは、プリエンプション命令をWTRUに送信することを決定するように構成されたプロセッサを有することができる。
【0010】
WTRUは、HARQバッファを備えることができる。WTRUプロセッサは、HARQバッファを管理し、1つまたは複数の符号ブロックのデコードが成功しなかった場合、HARQバッファ内のデータを廃棄するように構成することができる。
【0011】
WTRUプロセッサは、1つまたは複数の符号ブロックのデコードが成功しなかった場合に、アップリンク制御情報で無線通信ネットワークに送信するプリエンプションインジケーションを決定するように構成することができる。
【0012】
無線通信ネットワークは、トランスポートブロック(TB)ベースのハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックが、ダウンリンク送信のために提供されるべきかどうか、または符号ブロックグループ(CBG)ベースのHARQフィードバックが、ダウンリンク送信のために提供されるべきかどうかを示す、第1のダウンリンク制御情報(DCI)を送信することを決定し、第1のダウンリンク制御情報を送信するように構成されたプロセッサを有することができる。無線通信ネットワークは、TBベースのHARQフィードバックを含む、送信されたHARQフィードバックを受信するように構成されたプロセッサを有することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1A】1つ以上の開示される例を実施する例示的通信システムを示す図である。
図1B】例に従った、図1Aにおいて示された通信システム内において使用することができる、例示的無線送受信ユニットを示すシステム図である。
図1C】例に従った、図1Aにおいて示された通信システム内で使用できる、例示的無線アクセスネットワークと、例示的コアネットワークとを示すシステム図である。
図1D】例に従った、図1Aにおいて示された通信システム内で使用できる、さらなる例示的なRANと、さらなる例示的なCNとを示すシステム図である。
図2】送信ごとに異なるHARQフィードバックタイプを用いる、パンクチャード送信の例を示す図である。
図3】時間領域において複数のCBにまたがるCBGの例を示す図である。
図4】時間領域において複数のCBにまたがるCBGの例を示す図である。
図5】プリエンプションのケースにおいて、再送されるCBの最少化を可能にする、CBからCBGへの非一様マッピングの例を示す図である。
図5A】周波数ファーストおよび時間ファーストCB-CBGマッピングの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
説明に役立つ実施形態についての詳細な説明が、様々な図を参照して、今から行われる。この説明は、可能な実施についての詳細な例を提供するが、詳細は、例示的であることが意図されており、決して本出願の範囲を限定しないことが留意されるべきである。
【0015】
図1Aは、1つまたは複数の開示される実施形態を実施することができる、例示的な通信システム100を示す図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、放送などのコンテンツを複数の無線ユーザに提供する、多元接続システムであることができる。通信システム100は、複数の無線ユーザが、無線帯域幅を含むシステムリソースの共用を通して、そのようなコンテンツにアクセスすることを可能にすることができる。例えば、通信システム100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)、ゼロテールユニークワードDFT拡散OFDM(ZT UW DFT-s OFDM)、ユニークワードOFDM(UW-OFDM)、リソースブロックフィルタードOFDM、およびフィルタバンクマルチキャリア(FBMC)など、1つまたは複数のチャネルアクセス方法を利用することができる。
【0016】
図1Aに示されるように、通信システム100は、無線送受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102dと、RAN104/113と、CN106/115と、公衆交換電話網(PSTN)108と、インターネット110と、他のネットワーク112とを含むことができるが、開示される実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図していることが理解されよう。WTRU102a、102b、102c、102dの各々は、無線環境において動作および/または通信するように構成された任意のタイプのデバイスであることができる。例として、それのどれもが、「局」および/または「STA」と呼ばれることがある、WTRU102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信および/または受信するように構成することができ、ユーザ機器(UE)、移動局、固定または移動加入者ユニット、サブスクリクションベースのユニット、ページャ、セルラ電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、ホットスポットまたはMi-Fiデバイス、モノのインターネット(IoT)デバイス、ウォッチまたは他のウェアラブル、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、乗物、ドローン、医療用デバイスおよびアプリケーション(例えば、遠隔手術)、工業用デバイスおよびアプリケーション(例えば、工業用および/または自動化された処理チェーン状況において動作するロボットおよび/または他の無線デバイス)、家電デバイス、ならびに商業用および/または工業用無線ネットワーク上において動作するデバイスなどを含むことができる。WTRU102a、102b、102c、102dのいずれも、交換可能に、UEと呼ばれることがある。
【0017】
通信システム100は、基地局114aおよび/または基地局114bも含むことができる。基地局114a、114bの各々は、CN106/115、インターネット110、および/または他のネットワーク112など、1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェースをとるように構成された任意のタイプのデバイスであることができる。例として、基地局114a、114bは、基地送受信機局(BTS)、ノードB、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、gNB、NRノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、および無線ルータなどであることができる。基地局114a、114bは、各々が、単一の要素として描かれているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含むことができることが理解されよう。
【0018】
基地局114aは、RAN104/113の一部であることができ、RAN104/113は、他の基地局、および/または基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、中継ノードなどのネットワーク要素(図示せず)も含むことができる。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示せず)と呼ばれることがある、1つまたは複数のキャリア周波数上において、無線信号を送信および/または受信するように構成することができる。これらの周波数は、免許要スペクトル、免許不要スペクトル、または免許要スペクトルと免許不要スペクトルとの組み合わせの中にあることができる。セルは、相対的に一定であることができる、または時間とともに変化することができる特定の地理的エリアに、無線サービス用のカバレージを提供することができる。セルは、さらに、セルセクタに分割することができる。例えば、基地局114aと関連付けられたセルは、3つのセクタに分割することができる。したがって、一実施形態においては、基地局114aは、送受信機を3つ、すなわち、セルの各セクタに対して1つずつ含むことができる。実施形態においては、基地局114aは、多入力多出力(MIMO)技術を利用することができ、セルの各セクタに対して複数の送受信機を利用することができる。例えば、所望の空間方向において信号を送信および/または受信するために、ビームフォーミングを使用することができる。
【0019】
基地局114a、114bは、エアインターフェース116上において、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数と通信することができ、エアインターフェース116は、任意の適切な無線通信リンク(例えば、無線周波(RF)、マイクロ波、センチメートル波、マイクロメートル波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光など)であることができる。エアインターフェース116は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を使用して、確立することができる。
【0020】
より具体的には、上で言及されたように、通信システム100は、多元接続システムであることができ、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、およびSC-FDMAなど、1つまたは複数のチャネルアクセス方式を利用することができる。例えば、RAN104/113内の基地局114aと、WTRU102a、102b、102cは、広帯域CDMA(WCDMA)を使用して、エアインターフェース116を確立することができる、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)地上無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実施することができる。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA)および/または進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含むことができる。HSPAは、高速ダウンリンク(DL)パケットアクセス(HSDPA)、および/または高速アップリンク(UL)パケットアクセス(HSUPA)を含むことができる。
【0021】
実施形態においては、基地局114aと、WTRU102a、102b、102cは、ロングタームエボリューション(LTE)、および/またはLTEアドバンスト(LTE-A)、および/またはLTEアドバンストプロ(LTE-A Pro)を使用して、エアインターフェース116を確立することができる、進化型UMTS地上無線アクセス(E-UTRA)などの無線技術を実施することができる。
【0022】
実施形態においては、基地局114aと、WTRU102a、102b、102cは、ニューラジオ(NR)を使用して、エアインターフェース116を確立することができる、NR無線アクセスなどの無線技術を実施することができる。
【0023】
実施形態においては、基地局114aと、WTRU102a、102b、102cは、複数の無線アクセス技術を実施することができる。例えば、基地局114aと、WTRU102a、102b、102cは、例えば、デュアルコネクティビティ(DC)原理を使用して、LTE無線アクセスと、NR無線アクセスとを一緒に実施することができる。したがって、WTRU102a、102b、102cによって利用されるエアインターフェースは、複数のタイプの無線アクセス技術、ならびに/または複数のタイプの基地局(例えば、eNBおよびgNB)に/から送信される送信によって特徴付けることができる。
【0024】
他の実施形態においては、基地局114aと、WTRU102a、102b、102cは、IEEE802.11(すなわち、ワイヤレスフィデリティ(WiFi))、IEEE802.16(すなわち、マイクロ波アクセス用世界的相互運用性(WiMAX))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV-DO、暫定標準2000(IS-2000)、暫定標準95(IS-95)、暫定標準856(IS-856)、移動体通信用グローバルシステム(GSM)、GSMエボリューション用高速データレート(EDGE)、およびGSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実施することができる。
【0025】
図1Aにおける基地局114bは、例えば、無線ルータ、ホームノードB、ホームeノードB、またはアクセスポイントであることができ、事業所、自宅、乗物、キャンパス、産業用施設、(例えば、ドローンによって使用される)エアコリド、および車道など、局所化されたエリアにおける無線接続性を容易にするために、任意の適切なRATを利用することができる。一実施形態においては、基地局114bと、WTRU102c、102dは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立するために、IEEE802.11などの無線技術を実施することができる。実施形態においては、基地局114bと、WTRU102c、102dは、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立するために、IEEE802.15などの無線技術を実施することができる。また別の実施形態においては、基地局114bと、WTRU102c、102dは、ピコセルまたはフェムトセルを確立するために、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、NRなど)を利用することができる。図1Aに示されるように、基地局114bは、インターネット110への直接的な接続を有することができる。したがって、基地局114bは、CN106/115を介してインターネット110にアクセスする必要がないことがある。
【0026】
RAN104/113は、CN106/115と通信することができ、CN106/115は、音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)サービスを、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数に提供するように構成された任意のタイプのネットワークであることができる。データは、異なるスループット要件、待ち時間要件、エラー耐性要件、信頼性要件、データスループット要件、およびモビリティ要件など、様々なサービス品質(QoS)要件を有することができる。CN106/115は、呼制御、ビリングサービス、モバイルロケーションベースのサービス、プリペイド発呼、インターネット接続性、ビデオ配信などを提供することができ、および/またはユーザ認証など、高レベルセキュリティ機能を実行することができる。図1Aには示されていないが、RAN104/113および/またはCN106/115は、RAN104/113と同じRATまたは異なるRATを利用する他のRANと直接的または間接的通信を行うことができることが理解されよう。例えば、NR無線技術を利用していることができるRAN104/113に接続されていることに加えて、CN106/115は、GSM、UMTS、CDMA2000、WiMAX、E-UTRA、またはWiFi無線技術を利用する別のRAN(図示せず)とも通信することができる。
【0027】
CN106/115は、WTRU102a、102b、102c、102dが、PSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとしての役割も果たすことができる。PSTN108は、基本電話サービス(POTS)を提供する、回線交換電話網を含むことができる。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコルスイート内の伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、および/またはインターネットプロトコル(IP)など、共通の通信プロトコルを使用する、相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスからなる地球規模のシステムを含むことができる。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される、有線および/または無線通信ネットワークを含むことができる。例えば、ネットワーク112は、RAN104/113と同じRATまたは異なるRATを利用することができる1つまたは複数のRANに接続された、別のCNを含むことができる。
【0028】
通信システム100内のWTRU102a、102b、102c、102dのうちのいくつかまたはすべては、マルチモード機能を含むことができる(例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンク上において、異なる無線ネットワークと通信するための、複数の送受信機を含むことができる)。例えば、図1Aに示されるWTRU102cは、セルラベースの無線技術を利用することができる基地局114aと通信するように、またIEEE802無線技術を利用することができる基地局114bと通信するように構成することができる。
【0029】
図1Bは、例示的なWTRU102を示すシステム図である。図1Bに示されるように、WTRU102は、とりわけ、プロセッサ118、送受信機120、送信/受信要素122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、非リムーバブルメモリ130、リムーバブルメモリ132、電源134、全地球測位システム(GPS)チップセット136、および/または他の周辺機器138を含むことができる。WTRU102は、実施形態との整合性を保ちながら、上記の要素の任意のサブコンビネーションを含むことができることが理解されよう。
【0030】
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、他の任意のタイプの集積回路(IC)、および状態機械などであることができる。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入力/出力処理、および/またはWTRU102が無線環境において動作することを可能にする他の任意の機能性を実行することができる。プロセッサ118は、送受信機120に結合することができ、送受信機120は、送信/受信要素122に結合することができる。図1Bは、プロセッサ118と送受信機120を別個の構成要素として描いているが、プロセッサ118と送受信機120は、電子パッケージまたはチップ内に一緒に統合することができることが理解されよう。
【0031】
送信/受信要素122は、エアインターフェース116上において、基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信し、または基地局から信号を受信するように構成することができる。例えば、一実施形態においては、送信/受信要素122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナであることができる。実施形態においては、送信/受信要素122は、例えば、IR、UV、または可視光信号を送信および/または受信するように構成された放射器/検出器であることができる。また別の実施形態においては、送信/受信要素122は、RF信号および光信号の両方を送信および/または受信するように構成することができる。送信/受信要素122は、無線信号の任意の組み合わせを送信および/または受信するように構成することができることが理解されよう。
【0032】
図1Bにおいては、送信/受信要素122は、単一の要素として描かれているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信要素122を含むことができる。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を利用することができる。したがって、一実施形態においては、WTRU102は、エアインターフェース116上において無線信号を送信および受信するための2つ以上の送信/受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含むことができる。
【0033】
送受信機120は、送信/受信要素122によって送信されることになる信号を変調し、送信/受信要素122によって受信された信号を復調するように構成することができる。上で言及されたように、WTRU102は、マルチモード機能を有することができる。したがって、送受信機120は、WTRU102が、例えば、NRおよびIEEE802.11など、複数のRATを介して通信することを可能にするための、複数の送受信機を含むことができる。
【0034】
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶表示(LCD)ディスプレイユニットもしくは有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット)に結合することができ、それらからユーザ入力データを受信することができる。プロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128にユーザデータを出力することもできる。加えて、プロセッサ118は、非リムーバブルメモリ130および/またはリムーバブルメモリ132など、任意のタイプの適切なメモリから情報を入手することができ、それらにデータを記憶することができる。非リムーバブルメモリ130は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、ハードディスク、または他の任意のタイプのメモリ記憶デバイスを含むことができる。リムーバブルメモリ132は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、およびセキュアデジタル(SD)メモリカードなどを含むことができる。他の実施形態においては、プロセッサ118は、サーバまたはホームコンピュータ(図示せず)上などに配置された、WTRU102上に物理的に配置されていないメモリから情報を入手することができ、それらにデータを記憶することができる。
【0035】
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取ることができ、WTRU102内の他の構成要素に電力を分配するように、および/またはそれらへの電力を制御するように構成することができる。電源134は、WTRU102に給電するための任意の適切なデバイスであることができる。例えば、電源134は、1つまたは複数の乾電池(例えば、ニッケル-カドミウム(NiCd)、ニッケル-亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウム-イオン(Li-ion)など)、太陽電池、および燃料電池などを含むことができる。
【0036】
プロセッサ118は、GPSチップセット136にも結合することができ、GPSチップセット136は、WTRU102の現在ロケーションに関するロケーション情報(例えば、経度および緯度)を提供するように構成することができる。GPSチップセット136からの情報に加えて、またはそれの代わりに、WTRU102は、基地局(例えば、基地局114a、114b)からエアインターフェース116上においてロケーション情報を受信することができ、および/または2つ以上の近くの基地局から受信している信号のタイミングに基づいて、それのロケーションを決定することができる。WTRU102は、実施形態との整合性を保ちながら、任意の適切なロケーション決定方法を用いて、ロケーション情報を獲得することができることが理解されよう。
【0037】
プロセッサ118は、さらに他の周辺機器138に結合することができ、他の周辺機器138は、追加の特徴、機能性、および/または有線もしくは無線接続性を提供する、1つまたは複数のソフトウェアモジュールおよび/またはハードウェアモジュールを含むことができる。例えば、周辺機器138は、加速度計、eコンパス、衛星送受信機、(写真および/またはビデオ用の)デジタルカメラ、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、バイブレーションデバイス、テレビ送受信機、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、仮想現実および/または拡張現実(VR/AR)デバイス、ならびにアクティビティトラッカなどを含むことができる。周辺機器138は、1つまたは複数のセンサを含むことができ、センサは、ジャイロスコープ、加速度計、ホール効果センサ、磁力計、方位センサ、近接センサ、温度センサ、時間センサ、ジオロケーションセンサ、高度計、光センサ、タッチセンサ、気圧計、ジェスチャセンサ、バイオメトリックセンサ、および/または湿度センサのうちの1つまたは複数であることができる。
【0038】
WTRU102は、(例えば、(例えば、送信用の)ULと(例えば、受信用の)ダウンリンクの両方のための特定のサブフレームと関連付けられた)信号のいくつかまたはすべての送信および受信が、並列および/または同時であることができる、全二重無線を含むことができる。全二重無線は、ハードウェア(例えば、チョーク)を介して、またはプロセッサ(例えば、別個のプロセッサ(図示せず)もしくはプロセッサ118)を介する信号処理を介して、自己干渉を低減させ、および/または実質的に除去するために、干渉管理ユニット139を含むことができる。実施形態においては、WTRU102は、(例えば、(例えば、送信用の)ULまたは(例えば、受信用の)ダウンリンクのどちらかのための特定のサブフレームと関連付けられた)信号のいくつかまたはすべての送信および受信のための、半二重無線を含むことができる。
【0039】
図1Cは、実施形態に従った、RAN104およびCN106を示すシステム図である。上で言及されたように、RAN104は、E-UTRA無線技術を利用して、エアインターフェース116上において、WTRU102a、102b、102cと通信することができる。RAN104は、CN106とも通信することができる。
【0040】
RAN104は、eノードB160a、160b、160cを含むことができるが、RAN104は、実施形態との整合性を保ちながら、任意の数のeノードBを含むことができることが理解されよう。eノードB160a、160b、160cは、各々が、エアインターフェース116上においてWTRU102a、102b、102cと通信するための、1つまたは複数の送受信機を含むことができる。一実施形態においては、eノードB160a、160b、160cは、MIMO技術を実施することができる。したがって、eノードB160aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、および/またはWTRU102aから無線信号を受信することができる。
【0041】
eノードB160a、160b、160cの各々は、特定のセル(図示せず)と関連付けることができ、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、ならびにULおよび/またはDLにおけるユーザのスケジューリングなどを処理するように構成することができる。図1Cに示されるように、eノードB160a、160b、160cは、X2インターフェース上において、互いに通信することができる。
【0042】
図1Cに示されるCN106は、モビリティ管理エンティティ(MME)162と、サービングゲートウェイ(SGW)164と、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PGW)166とを含むことができる。上記の要素の各々は、CN106の部分として描かれているが、これらの要素のうちのいずれも、CNオペレータとは異なるエンティティによって所有および/または運営することができることが理解されよう。
【0043】
MME162は、S1インターフェースを介して、RAN104内のeノードB160a、160b、160cの各々に接続することができ、制御ノードとしての役割を果たすことができる。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ベアラアクティブ化/非アクティブ化、およびWTRU102a、102b、102cの初期アタッチ中に特定のサービングゲートウェイを選択することなどを担うことができる。MME162は、RAN104と、GSMおよび/またはWCDMAなどの他の無線技術を利用する他のRAN(図示せず)との間における交換のためのコントロールプレーン機能を提供することができる。
【0044】
SGW164は、S1インターフェースを介して、RAN104内のeノードB160a、160b、160cの各々に接続することができる。SGW164は、一般に、ユーザデータパケットをWTRU102a、102b、102cに/からルーティングおよび転送することができる。SGW164は、eノードB間ハンドオーバ中にユーザプレーンをアンカリングすること、DLデータがWTRU102a、102b、102cに利用可能なときにページングをトリガすること、ならびにWTRU102a、102b、102cのコンテキストを管理および記憶することなど、他の機能を実行することができる。
【0045】
SGW164は、PGW166に接続することができ、PGW166は、インターネット110など、パケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にすることができる。
【0046】
CN106は、他のネットワークとの通信を容易にすることができる。例えば、CN106は、PSTN108など、回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cと従来の固定電話回線通信デバイスとの間の通信を容易にすることができる。例えば、CN106は、CN106とPSTN108との間のインターフェースとしての役割を果たすIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含むことができ、またはそれと通信することができる。加えて、CN106は、他のネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができ、他のネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される他の有線および/または無線ネットワークを含むことができる。
【0047】
図1A図1Dにおいては、WTRUは、無線端末として説明されるが、ある代表的な実施形態においては、そのような端末は、通信ネットワークとの有線通信インターフェースを(例えば、一時的または永続的に)使用することができることが企図されている。
【0048】
代表的な実施形態においては、他のネットワーク112は、WLANであることができる。
【0049】
インフラストラクチャ基本サービスセット(BSS)モードにあるWLANは、BSSのためのアクセスポイント(AP)と、APと関連付けられた1つまたは複数の局(STA)とを有することができる。APは、トラフィックをBSS内および/またはBSS外に搬送する、ディストリビューションシステム(DS)または別のタイプの有線/無線ネットワークへのアクセスまたはインターフェースを有することができる。BSS外部から発信されたSTAへのトラフィックは、APを通って到着することができ、STAに配送することができる。STAからBSS外部の送信先に発信されたトラフィックは、それぞれの送信先に配送するために、APに送信することができる。BSS内のSTA間のトラフィックは、APを通って送信することができ、例えば、送信元STAは、トラフィックをAPに送信することができ、APは、トラフィックを送信先STAに配送することができる。BSS内のSTA間のトラフィックは、ピアツーピアトラフィックと見なすことができ、および/またはピアツーピアトラフィックと呼ばれることがある。ピアツーピアトラフィックは、直接リンクセットアップ(DLS)を用いて、送信元STAと送信先STAとの間で(例えば、直接的に)送信することができる。ある代表的な実施形態においては、DLSは、802.11e DLSまたは802.11zトンネルDLS(TDLS)を使用することができる。独立BSS(IBSS)モードを使用するWLANは、APを有さないことがあり、IBSS内の、またはIBSSを使用するSTA(例えば、STAのすべて)は、互いに直接的に通信することができる。IBSSモードの通信は、本明細書においては、ときに「アドホック」モードの通信と呼ばれることがある。
【0050】
802.11acインフラストラクチャモードの動作または類似したモードの動作を使用するとき、APは、プライマリチャネルなどの固定されたチャネル上において、ビーコンを送信することができる。プライマリチャネルは、固定された幅(例えば、20MHz幅帯域幅)、またはシグナリングを介して動的に設定された幅であることができる。プライマリチャネルは、BSSの動作チャネルであることができ、APとの接続を確立するため、STAによって使用することができる。ある代表的な実施形態においては、例えば、802.11システムにおいては、キャリアセンス多重アクセス/衝突回避(CSMA/CA)を実施することができる。CSMA/CAの場合、APを含むSTA(例えば、あらゆるSTA)は、プライマリチャネルをセンスすることができる。プライマリチャネルがセンス/検出され、および/または特定のSTAによってビジーであると決定された場合、特定のSTAは、バックオフすることができる。与えられたBSS内においては、任意の与えられた時間に、1つのSTA(例えば、ただ1つの局)が、送信することができる。
【0051】
高スループット(HT)STAは、例えば、プライマリ20MHzチャネルを隣接または非隣接20MHzチャネルと組み合わせて、40MHz幅のチャネルを形成することを介して、通信のために40MHz幅チャネルを使用することができる。
【0052】
超高スループット(VHT)STAは、20MHz、40MHz、80MHz、および/または160MHz幅チャネルをサポートすることができる。40MHzおよび/または80MHzチャネルは、連続する20MHzチャネルを組み合わせることによって形成することができる。160MHzチャネルは、8つの連続する20MHzチャネルを組み合わせることによって形成することができ、または2つの非連続な80MHzチャネルを組み合わせることによって形成することができ、これは、80+80構成と呼ばれることがある。80+80構成の場合、データは、チャネルエンコーディングの後、データを2つのストリームに分割することができるセグメントパーサを通過することができる。各ストリームに対して別々に、逆高速フーリエ変換(IFFT)処理、および時間領域処理を行うことができる。ストリームは、2つの80MHzチャネル上にマッピングすることができ、データは、送信STAによって送信することができる。受信STAの受信機においては、80+80構成のための上で説明された動作を逆転することができ、組み合わされたデータは、媒体アクセス制御(MAC)に送信することができる。
【0053】
1GHz未満モードの動作は、802.11afおよび802.11ahによってサポートすることができる。チャネル動作帯域幅およびキャリアは、802.11nおよび802.11acにおいて使用されるそれらと比べて、802.11afおよび802.11ahにおいては低減させられる。802.11afは、TVホワイトスペース(TVWS)スペクトルにおいて、5MHz、10MHz、および20MHz帯域幅をサポートし、802.11ahは、非TVWSスペクトルを使用して、1MHz、2MHz、4MHz、8MHz、および16MHz帯域幅をサポートする。代表的な実施形態に従うと、802.11ahは、マクロカバレージエリアにおけるMTCデバイスなど、メータタイプ制御/マシンタイプコミュニケーションをサポートすることができる。MTCデバイスは、一定の機能を、例えば、一定の帯域幅および/または限られた帯域幅のサポート(例えば、それらのサポートだけ)を含む限られた機能を有することができる。MTCデバイスは、(例えば、非常に長いバッテリ寿命を維持するために)閾値を上回るバッテリ寿命を有するバッテリを含むことができる。
【0054】
802.11n、802.11ac、802.11af、および802.11ahなど、複数のチャネルおよびチャネル帯域幅をサポートすることができる、WLANシステムは、プライマリチャネルとして指定することができるチャネルを含む。プライマリチャネルは、BSS内のすべてのSTAによってサポートされる最大の共通動作帯域幅に等しい帯域幅を有することができる。プライマリチャネルの帯域幅は、BSS内において動作するすべてのSTAの中の、最小帯域幅動作モードをサポートするSTAによって設定および/または制限することができる。802.11ahの例においては、BSS内のAPおよび他のSTAが、2MHz、4MHz、8MHz、16MHz、および/または他のチャネル帯域幅動作モードをサポートする場合であっても、1MHzモードをサポートする(例えば、それだけをサポートする)STA(例えば、MTCタイプデバイス)のために、プライマリチャネルは、1MHz幅であることができる。キャリアセンシングおよび/またはネットワーク割り当てベクトル(NAV)設定は、プライマリチャネルのステータスに依存することができる。例えば、(1MHz動作モードだけをサポートする)STAが、APに送信しているせいで、プライマリチャネルが、ビジーである場合、周波数バンドの大部分が、アイドルのままであり、利用可能であることがあるとしても、利用可能な周波数バンド全体をビジーと見なすことができる。
【0055】
米国においては、802.11ahによって使用することができる利用可能な周波数バンドは、902MHzから928MHzである。韓国においては、利用可能な周波数バンドは、917.5MHzから923.5MHzである。日本においては、利用可能な周波数バンドは、916.5MHzから927.5MHzである。802.11ahのために利用可能な合計帯域幅は、国の規則に応じて、6MHzから26MHzである。
【0056】
図1Dは、実施形態に従った、RAN113およびCN115を示すシステム図である。上で言及されたように、RAN113は、NR無線技術を利用して、エアインターフェース116上において、WTRU102a、102b、102cと通信することができる。RAN113は、CN115とも通信することができる。
【0057】
RAN113は、gNB180a、180b、180cを含むことができるが、RAN113は、実施形態との整合性を保ちながら、任意の数のgNBを含むことができることが理解されよう。gNB180a、180b、180cは、各々が、エアインターフェース116上においてWTRU102a、102b、102cと通信するための、1つまたは複数の送受信機を含むことができる。一実施形態においては、gNB180a、180b、180cは、MIMO技術を実施することができる。例えば、gNB180a、108bは、ビームフォーミングを利用して、gNB180a、180b、180cに信号を送信し、および/またはgNB180a、180b、180cから信号を受信することができる。したがって、gNB180aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、および/またはWTRU102aから無線信号を受信することができる。実施形態においては、gNB180a、180b、180cは、キャリアアグリゲーション技術を実施することができる。例えば、gNB180aは、WTRU102aに複数のコンポーネントキャリアを送信することができる(図示せず)。これらのコンポーネントキャリアのサブセットは、免許不要スペクトル上にあることができるが、残りのコンポーネントキャリアは、免許要スペクトル上にあることができる。実施形態においては、gNB180a、180b、180cは、多地点協調(CoMP)技術を実施することができる。例えば、WTRU102aは、gNB180aおよびgNB180b(ならびに/またはgNB180c)から調整された送信を受信することができる。
【0058】
WTRU102a、102b、102cは、スケーラブルなヌメロロジ(numerology)と関連付けられた送信を使用して、gNB180a、180b、180cと通信することができる。例えば、OFDMシンボル間隔、および/またはOFDMサブキャリア間隔は、異なる送信、異なるセル、および/または無線送信スペクトルの異なる部分ごとに様々であることができる。WTRU102a、102b、102cは、(例えば、様々な数のOFDMシンボルを含む、および/または様々な長さの絶対時間だけ持続する)様々なまたはスケーラブルな長さのサブフレームまたは送信時間間隔(TTI)を使用して、gNB180a、180b、180cと通信することができる。
【0059】
gNB180a、180b、180cは、スタンドアロン構成および/または非スタンドアロン構成で、WTRU102a、102b、102cと通信するように構成することができる。スタンドアロン構成においては、WTRU102a、102b、102cは、(例えば、eノードB160a、160b、160cなどの)他のRANにもアクセスすることなしに、gNB180a、180b、180cと通信することができる。スタンドアロン構成においては、WTRU102a、102b、102cは、gNB180a、180b、180cのうちの1つまたは複数を、モビリティアンカポイントとして利用することができる。スタンドアロン構成においては、WTRU102a、102b、102cは、免許不要バンド内において信号を使用して、gNB180a、180b、180cと通信することができる。非スタンドアロン構成においては、WTRU102a、102b、102cは、eノードB160a、160b、160cなどの別のRANとも通信し/別のRANにも接続しながら、gNB180a、180b、180cと通信し/gNB180a、180b、180cに接続することができる。例えば、WTRU102a、102b、102cは、DC原理を実施して、1つまたは複数のgNB180a、180b、180c、および1つまたは複数のeノードB160a、160b、160cと実質的に同時に通信することができる。非スタンドアロン構成においては、eノードB160a、160b、160cは、WTRU102a、102b、102cのためのモビリティアンカとしての役割を果たすことができ、gNB180a、180b、180cは、WTRU102a、102b、102cにサービスするための追加のカバレージおよび/またはスループットを提供することができる。
【0060】
gNB180a、180b、180cの各々は、特定のセル(図示せず)と関連付けることができ、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、ULおよび/またはDLにおけるユーザのスケジューリング、ネットワークスライシングのサポート、デュアルコネクティビティ、NRとE-UTRAとの間のインターワーキング、ユーザプレーンデータのユーザプレーン機能(UPF)184a、184bへのルーティング、ならびにコントロールプレーン情報のアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)182a、182bへのルーティングなどを処理するように構成することができる。図1Dに示されるように、gNB180a、180b、180cは、Xnインターフェース上において、互いに通信することができる。
【0061】
図1Dに示されるCN115は、少なくとも1つのAMF182a、182bと、少なくとも1つのUPF184a、184bと、少なくとも1つのセッション管理機能(SMF)183a、183bと、おそらくは、データネットワーク(DN)185a、185bとを含むことができる。上記の要素の各々は、CN115の部分として描かれているが、これらの要素のうちのいずれも、CNオペレータとは異なるエンティティによって所有および/または運営することができることが理解されよう。
【0062】
AMF182a、182bは、N2インターフェースを介して、RAN113内のgNB180a、180b、180cのうちの1つまたは複数に接続することができ、制御ノードとしての役割を果たすことができる。例えば、AMF182a、182bは、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ネットワークスライシングのサポート(例えば、異なる要件を有する異なるPDUセッションの処理)、特定のSMF183a、183bを選択すること、レジストレーションエリアの管理、NASシグナリングの終了、およびモビリティ管理などを担うことができる。ネットワークスライシングは、WTRU102a、102b、102cによって利用されるサービスのタイプに基づいて、WTRU102a、102b、102cのCNサポートをカスタマイズするために、AMF182a、182bによって使用することができる。例えば、超高信頼低遅延(URLLC)アクセスに依存するサービス、高速大容量モバイルブロードバンド(eMBB)アクセスに依存するサービス、およびマシンタイプコミュニケーション(MTC)アクセスのためのサービスなど、異なる使用事例のために、異なるネットワークスライスを確立することができる。AMF182a、182bは、RAN113と、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、および/またはWiFiのような非3GPPアクセス技術など、他の無線技術を利用する他のRAN(図示せず)との間の交換のためのコントロールプレーン機能を提供することができる。
【0063】
SMF183a、183bは、N11インターフェースを介して、CN115内のAMF182a、182bに接続することができる。SMF183a、183bは、N4インターフェースを介して、CN115内のUPF184a、184bに接続することもできる。SMF183a、183bは、UPF184a、184bを選択および制御し、UPF184a、184bを通したトラフィックのルーティングを構成することができる。SMF183a、183bは、UE IPアドレスの管理および割り当てを行うこと、PDUセッションを管理すること、ポリシ実施およびQoSを制御すること、ならびにダウンリンクデータ通知を提供することなど、他の機能を実行することができる。PDUセッションタイプは、IPベース、非IPベース、およびイーサネットベースなどであることができる。
【0064】
UPF184a、184bは、N3インターフェースを介して、RAN113内のgNB180a、180b、180cのうちの1つまたは複数に接続することができ、それらは、インターネット110など、パケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にすることができる。UPF184a、184bは、パケットをルーティングおよび転送すること、ユーザプレーンポリシを実施すること、マルチホーミングPDUセッションをサポートすること、ユーザプレーンQoSを処理すること、ダウンリンクパケットをバッファすること、ならびにモビリティアンカリングを提供することなど、他の機能を実行することができる。
【0065】
CN115は、他のネットワークとの通信を容易にすることができる。例えば、CN115は、CN115とPSTN108との間のインターフェースとしての役割を果たすIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含むことができ、またはそれと通信することができる。加えて、CN115は、他のネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができ、他のネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される他の有線および/または無線ネットワークを含むことができる。一実施形態においては、WTRU102a、102b、102cは、UPF184a、184bへのN3インターフェース、およびUPF184a、184bとDN185a、185bとの間のN6インターフェースを介して、UPF184a、184bを通して、ローカルデータネットワーク(DN)185a、185bに接続することができる。
【0066】
図1A図1D、および図1A図1Dについての対応する説明に鑑みて、WTRU102a~d、基地局114a~b、eノードB160a~c、MME162、SGW164、PGW166、gNB180a~c、AMF182a~b、UPF184a~b、SMF183a~b、DN185a~b、および/または本明細書において説明される他の任意のデバイスのうちの1つまたは複数に関する、本明細書において説明される機能の1つもしくは複数またはすべては、1つまたは複数のエミュレーションデバイス(図示せず)によって実行することができる。エミュレーションデバイスは、本明細書において説明される機能の1つもしくは複数またはすべてをエミュレートするように構成された、1つまたは複数のデバイスであることができる。例えば、エミュレーションデバイスは、他のデバイスをテストするために、ならびに/またはネットワークおよび/もしくはWTRU機能をシミュレートするために、使用することができる。
【0067】
エミュレーションデバイスは、実験室環境において、および/またはオペレータネットワーク環境において、他のデバイスの1つまたは複数のテストを実施するように設計することができる。例えば、1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、通信ネットワーク内の他のデバイスをテストするために、有線および/または無線通信ネットワークの一部として、完全または部分的に実施および/または配備されながら、1つもしくは複数またはすべての機能を実行することができる。1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、有線および/または無線通信ネットワークの一部として、一時的に実施/配備されながら、1つもしくは複数またはすべての機能を実行することができる。エミュレーションデバイスは、テストの目的で、別のデバイスに直接的に結合することができ、および/またはオーバザエア無線通信を使用して、テストを実行することができる。
【0068】
1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、有線および/または無線通信ネットワークの一部として実施/配備されずに、すべてを含む1つまたは複数の機能を実行することができる。例えば、エミュレーションデバイスは、1つまたは複数の構成要素のテストを実施するために、テスト実験室、ならびに/または配備されていない(例えば、テスト)有線および/もしくは無線通信ネットワークにおける、テストシナリオにおいて利用することができる。1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、テスト機器であることができる。データを送信および/または受信するために、直接RF結合、および/または(例えば、1つもしくは複数のアンテナを含むことができる)RF回路を介した無線通信を、エミュレーションデバイスによって使用することができる。
【0069】
ネットワークは、無線アクセスネットワーク内の1つまたは複数の送信/受信ポイント(TRP)または他のノードと関連付けることができる、1つまたは複数のgNBのことであることがある。
【0070】
モバイル通信は、継続的に進化している。進化の第5世代は、5Gと呼ばれる。
【0071】
HARQ関連フィードバックは、符号ブロックベースのHARQ動作、および/または送信のパンクチャリングをサポートすることができる。送信ごとの測定ベースの確率的フィードバック、符号ブロックごとのフィードバック、および/またはTBごとのフィードバックのうちの1つまたは複数を組み合わせることができる。(例えば、与えられたHARQオペレーティングポイントを仮定して、粒度とオーバヘッドとの間のトレードオフを最適化するために)HARQプロセスについての、および/またはTBについての(例えば、タイプおよび/または方法を報告する)報告の交換のサポートを提供することができる。
【0072】
(例えば、異なるHARQフィードバックタイプを用いるように異なるサブTB領域を構成することができる)サブTBフィードバック構成を使用することができる。(例えば、サブTBリソースについての)フィードバック要求を、例えば、そのようなサブTBリソースが現在の再送に含まれるかどうかにかかわらず使用することができる。例えば、フィードバック要求は、以前の確率的HARQフィードバックを確認することができる。WTRUは、フィードバックするサブTBリソースを選択することができる。サブTBリソースを再送することができる(例えば、サブTBリソースのサブセットのマッピング、未使用のリソースを再使用する方法、およびソフトコンバイニングを制御する方法)。
【0073】
5Gシステムは、例えば少なくとも部分的に、ニューラジオ(NR)アクセス技術に対応することができる。
【0074】
5Gエアインターフェースは、超低待ち時間(LLC)送信、超高信頼性送信(URC)、および/またはマシンタイプコミュニケーション(MTC)動作をサポートすることができ、それらは、狭帯域動作を含むことができる。これらの通信は、UR-LLC通信と呼ばれることがある。
【0075】
LLCのサポートの例においては、エアインターフェース待ち時間は、例えば、1msのラウンドトリップ時間(RTT)であることができる。送信時間間隔(TTI)は、例えば、100μsから250μsの間であることができる。
【0076】
超低アクセス待ち時間のサポートを提供することができる(例えば、初期システムアクセスから、最初のユーザプレーンデータユニットの送信が完了するまでの時間)。
【0077】
通信(例えば、ICおよび/または車車間/路車間通信(V2X))は、例えば、10msよりも小さい、エンドツーエンド(e2e)待ち時間を有することがある。
【0078】
URCのサポートの例においては、送信信頼性は、例えば、近似的に99.999%の送信成功およびサービスアベイラビリティであることができる。
【0079】
モビリティのサポートを提供することができる。モビリティスピードは、例えば、0から500km/hの範囲であることができる。
【0080】
通信(例えば、ICおよびV2X)について、10e-6よりも小さいパケットロス率(PLR)のサポートを提供することができる。
【0081】
MTC動作のサポートの例においては、エアインターフェースは、少量および低頻度データ送信(例えば、アクセス待ち時間が数秒から数時間の、1~100kbpsの範囲内の低データレート)のために、(例えば、200KHz未満を使用する)狭帯域動作、延長されたバッテリ寿命(例えば、最大15年の自律性)、および/または最小の通信オーバヘッドをサポートすることができる。
【0082】
例えば、LTEおよび/またはIEEE802.11については、データ送信のための信号フォーマットとして、直交周波数分割多重(OFDM)を使用することができる。OFDMを使用して、スペクトルを複数の並列直交サブバンドに分割することができる。(例えば、各)サブキャリアは、時間領域において長方形窓を使用して、整形することができ、それは、周波数領域において、sinc整形されたサブキャリアをもたらすことができる。例えば、信号間の直交性を維持するために、またキャリア間干渉を最小化するために、(例えば、完璧な)周波数同期と、サイクリックプレフィックスの持続時間内におけるアップリンクタイミングアライメントの(例えば、厳格な)管理とを用いる、OFDMアクセス(OFDMA)を実施することができる。例えば、WTRUが複数のアクセスポイントに同時に接続することができるシステムにおいては、厳格な同期は、難題となることがある。例えば、隣接バンドにおけるスペクトル放射要件に従うために、アップリンク送信に追加の電力低減が適用されることがあり、それは、WTRUの送信のための断片化されたスペクトルのアグリゲーションが存在するときに、生じることがある。
【0083】
OFDM(例えば、サイクリックプレフィックス(CP)-OFDM)実施は、アグリゲーションを必要としないで、大きい連続するスペクトルを用いて動作するときなど、より厳格なRF要件を適用することがある。CPベースのOFDM送信方式は、パイロット信号密度およびロケーションの変更など、先行世代に類似した5Gのためのダウンリンク物理レイヤをもたらすことができる。
【0084】
5G NRアクセスは、5GシステムのためのOFDMとは異なる波形を使用することができる。
【0085】
基準信号(RS)は、例えば、本明細書で説明される1つまたは複数の目的で、WTRUによって受信および/または送信することができる、任意の基準信号、プリアンブル、またはシステムシグネチャのことであることができる。ダウンリンク(DL)送信と、アップリンク(UL)送信のために、異なるRSを定義することができる。例えば、(例えば、DLにおいては)基準は、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)、復調基準信号(DMRS)、同期信号、またはビーム基準信号(BRS)などに対応することができる。例えば、(例えば、ULにおいては)基準信号は、サウンディング基準信号(SRS)、復調基準信号(DMRS)、プリアンブル、またはビーム基準信号(BRS)などに対応することができる。
【0086】
5Gシステムは、異なる処理原理および送信特性をもたらすことができる、例えば、待ち時間、スループット、および信頼性に関する、異なる要件を有するデータの送信をサポートすることができる。例においては、(例えば、超低待ち時間および/または超高信頼性使用事例と関連付けられた)データは、(例えば、TTI当たり適度なペイロードを有する)スロットベースのフレーミング内における(例えば、x個のシンボルおよび/または第1のヌメロロジを使用する)ミニスロットなど、(例えば、非常に)短い送信時間間隔(TTI)を使用して、送信することができる。(例えば、モバイルブロードバンドまたは大規模MTC使用事例と関連付けられた)データは、例えば、(例えば、y>xであるy個のシンボルを使用する、および/または第2のヌメロロジを使用する)スロットベースの送信を使用することによって、(例えば、制御チャネルオーバヘッドを低減するための)より長いTTIを使用して、送信することができる。
【0087】
(例えば、超低待ち時間または超高信頼性使用事例と関連付けられた)データは、それがアプリケーションレイヤによって生成された時間から非常に僅かしか遅延せずに、送信することができる。より大きなTTIを使用する進行中の送信が終了するまで、データの送信を遅延させることは、許容可能でないことがある。例えば、遅延センシティブなトラフィックが散発的なことがあると仮定すると、排他的使用のためにリソースを確保することは、非効率的なことがある。次世代(例えば、5G)無線システムは、進行中の送信のために使用されるリソースでの遅延センシティブなデータの送信を、両方の送信についてのロバスト性能を維持しながら、サポートすることができる。
【0088】
符号ブロックベースのハイブリッド自動再送要求(HARQ)処理をサポートすることができる。(例えば、トランスポートブロック(TB)として送信される)送信内に含まれるデータ(例えば、MAC PDU)は、ブロックベースの符号化を使用して、(例えば、さらに)エンコードすることができる。TBは、1つまたは複数のMAC PDUと関連付けられた、1つまたは複数の符号ブロック(CB)を含むことができる。ブロックベースのエンコーディングは、例えば、送信エラーおよび/またはパンクチャリングイベントを送信の特定の部分に隔離し、および/または閉じ込めて、例えば、デコーディング効率を高め、再送を最少化するのに役立つことがある。ブロックベースの符号化は、符号ブロックを符号ブロックグループにマッピングすることを含むことができる。マッピングは、周波数、時間、および/または周波数と時間の組み合わせにおけるものであることができる。マッピングは、制御情報で示すことができる。例えば、無線通信ネットワークは、マッピングを決定するように構成されたプロセッサを有することができ、ダウンリンク制御情報でマッピングをWTRUに送信することができる。WTRUは、DCIについての監視を行い、DCI、符号ブロックを有するダウンリンク送信を受信し、DCIで受信されたマッピングを用いて、符号ブロックをデコードしようと試みるように構成された、プロセッサを有することができる。
【0089】
HARQフィードバックは、例えば、(例えば、1つの)TBについての送信の受信の結果に基づいて、HARQ処理によって生成することができる。例えば、WTRUは、HARQフィードバックのために構成されたプロセッサを有することができ、DCI上において受信されたマッピングを使用して、符号ブロックグループの符号ブロックをデコードしようと試みることに基づいて、HARQフィードバックを決定することができる。WTRUプロセッサは、デコーディングが成功しなかった場合は、NACKを無線通信ネットワークに送信し、符号化が成功した場合は、ACKを送信するように構成することができる。無線通信ネットワークは、WTRUからNACKが受信されたとプロセッサが決定した場合に、符号ブロックの符号ブロックグループへのマッピングを再送するように構成された、プロセッサを有することができる。(例えば、ブロックベースの符号化が使用されるときの)例においては、HARQフィードバックは、そのようなフィードバックの送信のために、より高いオーバヘッド(例えば、数が増えたフィードバックビット)という代償を払って、(例えば、CB当たり)より高い粒度で生成することができる。
【0090】
HARQ関連フィードバックの生成および送信を改善することができる。改善は、例えば、ブロックベースのエンコーディングが使用されるときに、および/またはシステムにおいてパンクチャリングイベントが発生することがあるときに、役立つことがある。
【0091】
フィードバック手順は、多くの使用事例、技術、およびシナリオに適用可能である。
【0092】
例においては、第1の送信を開始することができる。第1の送信は、物理レイヤリソースの少なくとも一部を使用して、実行することができる。1つまたは複数のリソースは、第2の送信と関連付けられた物理レイヤリソースの少なくとも一部に対応することができる。
【0093】
第1の送信は、例えば「パンクチャリング」送信、「干渉」送信、「遅延センシティブ」送信、または「ミニスロット」送信であることができる。第2の送信は、例えば「進行中」送信、「ベストエフォート」送信、または「スロットベース」送信であることができる。
【0094】
第1および第2の送信は、同じエンティティまたは異なるエンティティによって送信することができる。第1および第2の送信は、同じエンティティまたは異なるエンティティによって受信すること(またはそれらを宛先とすること)ができる。第1および第2の送信は、インフラストラクチャベース(例えばセルラシステム)送信の一部であることができる、ダウンリンクまたはアップリンク送信であることができる。第1および第2の送信は、直接的なWTRU間送信(例えば、サイドリンクタイプの送信)であることができる。
【0095】
(例えば、各)エンティティは、例えば、WTRUまたはネットワークインフラストラクチャノードの一部であることができる。
【0096】
フィードバック手順は、無線アクセスの特定の態様、手順、および/または構成要素と関連付けることができる。
【0097】
WTRUは、例えば、以下のうちの、すなわち、(i)送信と関連付けられたヌメロロジ、スペクトル動作モード(SOM)、および/またはそれの構成(例えば、リソースのセット、キャリア、サブキャリア間隔、シンボル持続時間、特定のデータと関連付けられたプライオリティ、TTI持続時間、またはフレーミング(例えば、スロットベース、ミニスロットベース)など)、(ii)送信と関連付けられた物理レイヤリソース、(iii)送信および/または物理レイヤリソースと関連付けられた制御チャネルおよび/または1つもしくは複数の関連付けられた特徴(例えば、RNTI、探索空間に関するロケーション、またはCCEなど)、(iv)適用される特定の方法についての明示的な要求(例えば、HARQフィードバックなし)、第1の報告方法、または第2の報告方法などの、受信されたダウンリンク制御情報、(v)送信と関連付けられた基準信号および/または復調信号、(vi)上位レイヤによって受信された構成(例えば、構成されたフィードバックおよび/または送信モード)、(vii)適用可能なソフトコンバイニング手順(例えば、漸増冗長性またはチェース結合)を含むことができる、(例えば、プロセスのセットを含む)1つまたは複数のHARQプロセスと関連付けられた構成のうちの1つまたは複数の関数として、フィードバック手順を適用することができる(例えば、フィードバック手順のための実行可能命令を用いるように構成されたプロセッサを有することができる)。
【0098】
(例えば、NR)システムは、漸増冗長性またはチェース結合など、複数の手順を含むことができる、HARQプロセスのためのソフトコンバイニングをサポートすることができる。(例えば、漸増冗長性(IR)を使用する与えられたHARQプロセスについての)例においては、同じTBについての以前の送信と比べて異なる数のビット(TBS)を使用して、与えられたTBについて、HARQ再送を実行することができる。例えば、ソフトコンバイニングがIRを用いて動作する方式を仮定すると、異なる数のビットを使用することができる。これは、(例えば、LTEのために使用することができるような)ターボ符号化、または(例えば、NRのために使用することができるような)(可変サイズ)LDPCについて当てはまることができる。WTRUバッファリングおよび処理は、符号化(UL)およびソフトコンバイニング(DL)に対してより高位であることができる。IRを用いるHARQ再送は、異なる値、および/または同じもしくは異なるTBSをもたらすことができる、TTI持続時間、PRB割り当て、MCSなどのうちの1つもしくは複数の組み合わせを有することができる。(例えば、チェース結合を使用する与えられたHARQプロセスについての)例においては、HARQプロセスおよび同じTBと関連付けられた(例えば、任意の)HARQ送信は、同じ数のビット(TBS)を使用することができる。スケジューラは、IRまたはチェース結合を使用することができるかどうかを決定することができ、与えられたTBについての与えられたHARQプロセスについて、TTI(または送信がスロット化された送信か、それともミニスロット送信か)を決定することができる。WTRUは、この主旨のシグナリングを受信することができ、(例えば、各)送信のために適切な決定を行うことができる。WTRUは、UL送信に対するグラントに関して、またHARQフィードバックタイムラインに関して、HARQ処理タイムラインを(例えば、適宜)処理することができる。
【0099】
受信機フィードバック情報を生成するために、例示的な手順を提供することができる。
【0100】
異なる時間において、異なるタイプのフィードバックを生成することができる。
【0101】
例においては、WTRUは、(例えば、ダウンリンク送信のために)WTRUの構成の関数として、アップリンク制御情報を生成および/または送信するように構成することができる。構成は、適用されるソフトコンバイニング処理のタイプ、与えられたHARQプロセスについてのHARQオペレーティングポイント、(例えば、HARQプロセスについての送信のHARQ関連フィードバックのタイプを制御するための)1つもしくは複数の基準送信、および/または与えられたHARQプロセスもしくはトランスポートブロック(TB)と関連付けられたシーケンスにおける1つもしくは複数の特定の送信などのフィードバック抑制パラメータなど、HARQ関連パラメータを用いてプログラムされる、プロセッサを含むことができる。
【0102】
(例えば、代替的な)例においては、HARQ関連パラメータは、HARQプロセスについてのスケジューリング機会などに関して、時間的に(例えば、TTI単位で)表現することができる。HARQ関連フィードバックは、例えば、HARQプロセスと関連付けられた特定の送信に対応する、フィードバックのことであることができる。
【0103】
目標オペレーティングポイントは、例えば、与えられたHARQプロセスについての送信の目標数xtargetに対応することができる。WTRUは、例えば、構成された値に対応する送信から始まる、特定のHARQ関連フィードバックを報告するように構成することができる(例えば、プロセッサが、その構成を用いてプログラムされる)。このタイプのフィードバックは、例えば、DMベースのフィードバック、CSIベースのフィードバック、CBベースのフィードバック、またはTBベースのフィードバックに対応することができる。
【0104】
フィードバックタイプ制御パラメータを、(例えば、無線通信ネットワークによって、WTRUに)提供することができる。与えられたHARQプロセスについての1つまたは複数の基準送信は、シーケンスにおける送信Xi_typeに対応することができる。WTRUは、関係するHARQプロセスについてのダウンリンク送信Xi_typeのために生成された(またはそれから始まる)HARQ関連フィードバックのタイプを有効化および/または変更するように構成することができる(例えば、プロセッサが、その構成を用いてプログラムされる)。WTRUは、WTRUによって送信されるフィードバックのタイプを1つのタイプから別のタイプに切り換えることを制御するように構成することができる(例えば、プロセッサが、その構成を用いてプログラムされる)。そのようなタイプのフィードバックは、例えば、DMベースのフィードバック、CSIベースのフィードバック、CBベースのフィードバック、またはTBベースのフィードバックに対応することができる。
【0105】
フィードバック抑制パラメータは、例えば、(例えば、[1,2,3,無限大]などのセットに属する)1つまたは複数の値Xthresholdに対応することができる。値(例えば、1、2、または3)は、(例えば、ダウンリンク送信のために)WTRUが、HARQ関連フィードバックを生成することを差し控えること、および/または初期送信(例えば、最長で第1の送信にわたって抑制する)、第1の再送、もしくは第2の再送についてそれぞれ報告することを差し控えることができることを示すことができる。無限大の値は、WTRUが、そのようなフィードバックを要求する(例えば、明示的な)制御シグナリングを受信したときに、(例えば、そのときだけ)HARQ関連フィードバックを送信することができることを示すことができる。抑制パラメータは、関係するHARQプロセスに適用可能であることができる、および/もしくは関係するHARQプロセスのために構成することができる、またはそれの特定のタイプに適用可能であることができる、フィードバックの(例えば、すべての)タイプと関連付けることができる。フィードバックのタイプは、例えば、DMベースのフィードバック、CSIベースのフィードバック、CBベースのフィードバック、またはTBベースのフィードバックに対応することができる。WTRUは、無線通信ネットワークからフィードバック抑制パラメータを受信し、フィードバック抑制パラメータを読み取り、受信されたフィードバック抑制パラメータに従って動作することを決定するようにプログラムされた、プロセッサを有する。無線通信ネットワークは、フィードバック抑制パラメータを決定し、パラメータをWTRUに送信するようにプログラムされた、1つまたは複数のプロセッサを有することができる。
【0106】
構成は、異なる粒度を有することができる。構成は、アップリンクHARQ処理と、ダウンリンクHARQ処理とで異なることができる。HARQ処理は、与えられたTrCHに固有であることができる。HARQ処理は、一般にTTIと呼ばれることがある、異なる送信持続時間(例えば、異なるヌメロロジ)に従って、送信をサポートすることができる。構成は、他の(例えば、レガシ)パラメータ(例えば、HARQ送信の最大数)に追加することができる。
【0107】
WTRUは、(例えば、ダウンリンク送信のために)HARQプロセス状態の関数として、アップリンク制御情報を生成および/または送信するように構成することができる(例えば、プロセッサが、その構成を用いてプログラムされる)。状態は、HARQプロセスについての送信のシーケンスなどの、態様に対応することができる。状態は、HARQプロセスが成功する最大回数などの、タイミング態様に対応することができる(例えば、対応することもできる)。状態は、例えば、測定もしくは推定されたリンク品質、復調性能、または符号ブロックのデコードが成功した回数に対応することができる。
【0108】
WTRUは、TB内のリソースのサブセット(例えば、および/またはすべてのリソース)について、本明細書で説明されるフィードバック方法を用いるように構成することができる(例えば、プロセッサが、その構成を用いてプログラムされる)。例えば、WTRUは、抑制パラメータのセットを用いるように構成することができる。例えば、サブTBリソースごとに(例えば、符号ブロックごと、もしくは符号ブロックのセットごとに)、および/または(例えば、同じダウンリンク送信(再送)についての)異なるサブTBリソースに対して異なるタイプのフィードバックを用いるように、1つまたは複数の(例えば、各)個別抑制パラメータを定義することができる。例えば、サブTBリソースの第1のセットは、DMベースのフィードバックを用いるように構成することができ、サブTBリソースの別のセットは、CBベースのフィードバックを用いるように構成することができる。WTRUは、サブTBリソースの特定のサブセットのためのフィードバックを報告するように(例えば、明示的に)構成することができる(例えば、プロセッサが、その構成を用いてプログラムされる)。WTRU報告は、フィードバック(例えば、以下でさらに説明されるような、DMベースのフィードバック、CSIベースのフィードバック、および/またはCBベースのフィードバック)に対応することができる。
【0109】
WTRUは、(例えば、アップリンク送信のために)例えば、フィードバックが予想される場合と類似のロジックを使用して、HARQ関連フィードバックの受信を予想することができる。例えば、WTRUは、ダウンリンク送信についてのフィードバックを生成するために使用されるロジックに類似したロジックの関数として、フィードバックのフォーマット、内容、および/またはタイプを決定することができる(例えば、プロセッサが、決定することができる)。
【0110】
構成は、ダウンリンク制御シグナリングで、WTRUプロセッサによって受信することができ、それは、フィードバックに関連するHARQ処理の動的制御を可能にすることができる。
【0111】
フィードバックは、復調(DM)性能に基づくことができる。例えば、WTRUプロセッサは、復調性能に関連するメトリックに基づいて、HARQ関連フィードバックを生成することができる。
【0112】
WTRUは、物理送信リソースについてのHARQ関連フィードバックを生成するように構成することができる(例えば、プロセッサが、その構成を用いてプログラムされる)。
【0113】
送信と関連付けられた物理リソースのセットは、例えば、リソース領域に関して、細分化することができる。リソース領域は、送信に割り当てられたリソースの、時間、周波数、および/または空間におけるリソースのサブセットに対応することができる。例えば、リソース領域は、特定のシンボル(またはそれの1つもしくは複数の部分)上における、1つまたは複数のPRBからなるサブセットに対応することができる。例えば、リソース領域は、シンボル(またはそれの部分)に対応することができる。領域は、(例えば、さらに)1つまたは複数の復調基準信号(DM-RS)と関連付けることができる。
【0114】
送信の異なる部分(例えば、1つもしくは複数の符号ブロック、またはトランスポートブロック)は、リソース領域にマッピングすることができる。(例えば、各)部分は、特定の領域に対応することができる。
【0115】
WTRUは、ダウンリンク送信が特定のリソース割り当てを使用してスケジュールされることを、プロセッサを用いて決定することができる。WTRUは、送信の受信時に、1つまたは複数のアクションを、プロセッサを用いて実行することができる。
【0116】
例えば、(例えば、受信時に)WTRUプロセッサは、送信がある受信品質を上回ることができた領域を決定することができ、それを肯定的フィードバックとして、または測定値として報告することができる。WTRUプロセッサは、どの領域がそれ以外であるかを決定することができ、それを否定的フィードバックとして、または測定値として報告することができる。これは、例えば、SINR測定値、個々のCBのデコーディング、または他のメトリックに基づくことができる。WTRUプロセッサは、例えば、相対DM-RS、信号強度、送信の一部のデコードの成功からWTRUがどれだけ近かったかについての、個々の(例えば、デコードに失敗または成功した)符号ブロックに基づいた推定などに基づいて、決定を行うことができる。
【0117】
例えば、(例えば、受信時に)WTRUプロセッサは、リソース領域上にマッピングすることができる1つまたは複数(例えば、すべて)の符号ブロックのデコードにそれが失敗したと決定することができ、それを否定的フィードバックとして報告することができる。WTRUプロセッサは、リソース領域上にマッピングされる1つまたは複数(例えば、すべて)の符号ブロックのデコードにそれが成功したと決定することができ、それを肯定的フィードバックとして報告することができる。
【0118】
例えば、(例えば、受信時に)WTRUプロセッサは、送信がある受信品質を上回った領域を決定することができる。領域は、シンボルに対応することができる。シンボルは、悪い品質または良い品質として報告することができ、それは、SINRの関数として計算することができる。悪い品質は、例えば、否定的フィードバックとして、または測定値として報告することができる。良い品質は、例えば、肯定的フィードバックとして、または測定値として報告することができる。
【0119】
WTRUプロセッサは、1つまたは複数の領域についての対応するフィードバックを(例えば、無線通信ネットワークに)報告することができる。WTRUプロセッサは、1つまたは複数の領域(例えば、不十分な品質を有する領域、またはすべての領域)についての測定値を報告することができる。WTRUプロセッサは、領域ごとのACK/NACKビットなどを(例えば、無線通信ネットワークに)報告することができる。報告は、例えば、本明細書において説明されるように、1つまたは複数の手順によって準備することができる。
【0120】
例においては、WTRUプロセッサは、(例えば、さらに)x個よりも多くの領域が不十分な品質にあると決定することができる。WTRUプロセッサは、すべての領域についての単一の報告として、フィードバックを(例えば、無線通信ネットワークに)報告することができる。WTRUは、異なる報告手順(例えば、TBベースの手順、またはチャネル状態インジケータ値)を使用することができる。WTRUプロセッサは、(例えば、代替として)より大きい粒度を(例えば、無線通信ネットワークに)報告することができる。ネットワークスケジューラは、(例えば、増大した粒度に基づいて)デコーディングが成功する確率がより高い、リソース割り当てを決定することができる。
【0121】
例えば、復調ベースの測定値を、符号ブロックベースのフィードバック、またはTBベースのフィードバックよりも早くに生成することができると仮定すると、報告は、超低待ち時間サービスのために役立つことがある。SINR測定は、(例えば、さらに)確率的情報を送信機(例えば、スケジューラ)に提供し戻すことができる。送信機は、例えば、意図されたオペレーティングポイントよりも下で(例えば、トランスポートブロック送信サイクルにおける早期に)動作するとき、より効率的な再送を実行することができる。
【0122】
復調性能ベースのフィードバック報告は、TBまたはTBの部分(例えば、サブTBリソース)のデコーディングについてのWTRUの信用度のインジケーションを、スケジューラに提供することができる。デコーディング(例えば、正しいデコーディング)についての信用度(または尤度もしくは確率)は、量子化された値としてフィードバックすることができる。例えば、WTRUプロセッサは、x個のビットを使用して、復調性能ベースのフィードバックを報告することができる。各符号点は、事前定義された信用度レベルに対応することができる。
【0123】
正しいデコーディングが高い信用度であるにもかかわらず、WTRUは、報告されたフィードバックと関連付けられたTBおよび/またはサブTBリソースをデコードすることができないことがある。例えば、スケジューラは、高いデコーディング尤度のインジケーションを受信した後、TBおよび/またはサブTBリソースを将来の再送に含めないことがある可能性がある。WTRUプロセッサは、(例えば、今は絶対NACKであることができる)フィードバック状態を、および/または受信されたいずれの記憶されたソフトデータも維持することを決定することができる。WTRUは、以前のフィードバック報告以来、他のいずれの送信(再送)も受信していないにもかかわらず、TBおよび/またはサブTBリソースについてのHARQ値をフィードバックするように、ネットワークによって示されることがある。例えば、WTRUプロセッサは、第1の送信を受信することができ、TBの2つのサブ領域についてのデコーディング信用度フィードバックを提供することができる。WTRUプロセッサは、第1の領域は正しいデコーディングについての高い尤度を有し、第2の領域は正しいデコーディングについての低い尤度を有すると決定することができる。1つの領域は正しくデコードされることについてのより高い尤度を有し、第2の領域は正しくデコードされることについてのより低い尤度を有することを示すインジケーションは、第1の再送において第2の領域のデータを再送するようにスケジューラをトリガすることができ、第2の領域のデータは、第1の再送に含まれないことがある。WTRUプロセッサは、その後、WTRUが第1の領域を正しくデコードすることができないと決定することがある。WTRUは、第1の領域自体は、第1の再送に含まれていないことがあるとしても、第1の再送の後に、第1の領域についてのHARQ報告(例えば、絶対ACK/NACKタイプ報告)をフィードバックするように、無線通信ネットワークによって示されることがある。
【0124】
復調性能ベースのフィードバックは、復調基準信号(DMRS)、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)、他のRSから取得された測定値から、および/または実際のデータ送信から取得された測定値から決定することができる。WTRUプロセッサは、基準測定(またはデータ測定)リソース、および/またはHARQフィードバックの間の関連付けを用いるように構成することができる。
【0125】
フィードバックは、符号ブロック(CB)デコーディングに基づくことができる。例えば、WTRUプロセッサは、(例えば、各)符号ブロック(またはそれのグループ)についてのHARQ関連フィードバックを生成するように構成することができる。
【0126】
WTRUプロセッサは、例えば、対応するリソースが干渉(例えば、パンクチャリング)を経験することがあるというシグナリングおよび/または決定に基づいて、1つまたは複数の符号ブロック(またはリソース領域)についてのフィードバックが生成されないことがあると決定することができる。これは、例えば、送信機(例えば、スケジューラ)が、例えば、第2のリソースに割り当てられたいくつかのリソースの第1の送信が原因で、プリエンプションに気付くことができる(例えば、気付いている)ときに、役立つことがある。(例えば、別の)例においては、イベントに気付いている送信機は、プリエンプトされたCB上におけるフィードバックは、無視すること(例えば、パンクチャリングに対して適用可能)、または強化すること(例えば、重ね合わせに対して適用可能)ができると決定することができる。例えば、(例えば、各)符号ブロックのためにCRCを含むことができるかどうかの関数として、WTRUプロセッサによって決定を行うことができる。これは、例えば、送信機が、(例えば、各)CBの先頭にCRCを挿入するとき、CBごとのCRCをドロップまたはマスクすることによって、受信機に変更を(例えば、暗黙的に)示すことができる。
【0127】
WTRUプロセッサは、(例えば、そのようなケースにおいて)以下のうちの、すなわち、(i)パンクチャリングされたCB上におけるフィードバックを無視し、残りのすべてのCBについての単一ビットフィードバックを提供すること、および(ii)示されたCBについてのCB(またはCBのグループ)ごとの強化されたフィードバックを提供し、残りのすべてのCBについての単一ビットフィードバックを提供すること(重ね合わせ)のうちの1つまたは複数を実行することができる。
【0128】
強化されたフィードバックは、単一のCBのために、またはCBグループ(CBG)のために生成することができる、ACK/NACKインジケーションを提供することができる。CBのグループ化は、制御シグナリングによって構成されること、または示されることができる。例えば、グループ化は、例えば、TB多重化または異なるTBからのCBの多重化をサポートすることができるとき、CBの同じ送信内の異なるTBへのマッピングに基づくことができる。強化されたフィードバックと単一ビットフィードバックとの間の切り換えは、特定のHARQプロセスについてのHARQ送信(再送)数ごとに構成することができる。強化された/マルチビットフィードバックは、例えば、明示的なインデックス(例えば、CBGインデックスおよびその間、CBGインデックスとオフセット、もしくは各CBGのインデックス)に基づいて、ならびに/または(例えば、PRB、スロット、ミニスロット、もしくはシンボルのインデックスのフィードバックに基づいて)暗黙的に、NACK応答されたCBを決定することができる。CBG当たり1つのA/Nビットのビットマップが、存在することができる。例えば、プレフィックスによって、バンドルサイズを示すことができる(例えば、2ビットプレフィックスは、4つの可能なバンドルサイズにマッピングされる)。
【0129】
フィードバックは、トランスポートブロック(TB)デコーディングに基づくことができる。WTRUプロセッサは、(例えば、各)TBについてのHARQ関連フィードバックを生成するように構成することができる。
【0130】
WTRUプロセッサは、例えば、HARQプロセス状態および/またはDCI要求に従って例えば、上述の例(および/または他の例)のうちの2つ以上を組み合わせることによって、HARQ関連フィードバックを生成するように構成することができる。例えば、WTRUプロセッサは、異なるタイプのフィードバック、すなわち、(i)(例えば、構成による)異なるHARQエンティティについてのフィードバック、(ii)(例えば、動的制御シグナリングによる、適用可能なフレーミング(例えば、スロットもしくはミニスロット)による)異なるHARQプロセスについてのフィードバック、(iii)異なるアップリンク制御チャネルについてのフィードバック(例えば、フィードバックが、共通共用アップリンク制御チャネル上に存在することができるか、それとも(他のデータを伴うもしくは伴わない)専用送信上に存在することができるか)、(iv)与えられたHARQプロセスについての送信(再送)のシーケンスにおける異なる送信についてのフィードバック、および/または(v)HARQプロセスのための適用可能なソフトコンバイニング手順の関数としてのフィードバックを生成することができる。
【0131】
受信機フィードバックの送信のための手順を提供することができる。WTRUプロセッサは、数々のペイロード配置のうちの1つで、HARQ関連フィードバックを報告するように構成することができる。本明細書において説明されるフィードバックタイプのいずれかに関連した、例えば、リンク品質(DMベースのフィードバック)、および/またはリソース領域もしくは符号ブロック(CBベースのフィードバック)に関連するフィードバックのための、フィードバック報告手順を適用することができる。
【0132】
追加の情報ビットを、例えば、チャネル選択を使用して、導入することができる。フィードバックの送信のために、2y個の可能なアップリンクリソースのセットから1つを選択することは、フィードバック情報のy個の追加ビットを提供することができる。例においては、これは、適用可能な報告のタイプを示すために使用することができる。
【0133】
パターンベースのシグナリング(例えば、圧縮手順)をサポートすることができ、それは、例えば、CB、RE、および/またはPRBマッピングに基づくことができる。WTRUプロセッサは、要素の1つまたは複数のセットを用いるように構成することができる。要素は、(例えば、1つもしくは複数のリソース領域を形成する)リソース、および/または(例えば、与えられた送信のためにTB多重化をサポートすることができるときに、TB当たり1つなど、1つもしくは複数のサブセットを形成する)符号ブロックであることができる。リソース領域と、符号ブロックのセットは、互いにマッピングできることも、マッピングできないこともある。
【0134】
WTRUプロセッサは、(例えば、さらに)1つまたは複数のパターンを用いるように構成することができる。パターンは、要素の1つまたは複数のセットからなるグループに対応することができる。要素は、1つまたは複数のパターンで表すことができる。(例えば、各)パターンは、符号点またはアイデンティティと関連付けることができる。
【0135】
例えば、WTRUプロセッサは、パターンを用いるように構成することができる。例においては、パターン00は、送信の要素1、3、5、7を表すことができる(例えば、1つの要素は、送信のインデックス付けされたCB、または送信についてのリソース割り当てのインデックス付けされたリソースエリアであることができる)。パターン10は、送信の要素0、2、4、6を表すことができる。パターン01は、0と3を含む、送信の要素0~3を表すことができる。パターン11は、4と7を含む、送信の要素4~7を表すことができる。
【0136】
例えば、可変数のビットを報告することができるとき、ハフマンベースの符号化を使用することができる(例えば、使用することもできる)。1ビットルートインジケータは、報告タイプのすべての要素(例えば、送信当たり単一のTBの場合はTB全体)についての報告を示すことができる。例えば、与えられたアップリンク制御チャネルに対して複数のフォーマットを定義することができるとき、および/またはアップリンクフィードバックの送信のためにチャネル選択を構成することができるとき、可変数のフィードバックビットをサポートすることができる。
【0137】
パターンのサイズ、内容、および数は、(例えば、さらに)動的スケジューリング情報(例えば、DCI)の関数であることができる。例えば、可能な報告パターンの数は、リソース割り当てサイズ、または符号ブロックの数などの関数であることができる。決定は、事前決定された関数に基づくことができる。
【0138】
WTRUプロセッサは、HARQ関連フィードバックを生成することができる。(例えば、各)パターンは、何が報告されるかを示すことができ、または報告の関連する要素についての肯定応答もしくは否定応答を(例えば、さらに、暗黙的に)示すことができる。例においては、WTRUプロセッサは、例えば、不必要な再送の数を最少化することができるパターン(例えば、すべての否定応答された要素と、および最少の可能な肯定応答可能な要素とを含むことができるパターン)を選択することによって、フィードバックにおいて報告を行うパターンを決定することができる。
【0139】
これは、例えば、パターンを有するWTRUについてのネットワーク構成された報告が、そのようなパターンと整合的であることができる、パンクチャリングイベントのためのリソース割り当て戦略に基づくことができるとき、効率的であることができる。例えば、整合的なパターンは、パンクチャリングのために使用することができる(例えば、使用される)リソース(例えば、それだけ)と対応する少なくとも1つのパターンを含むことができ、一方、スケジューラは、(例えば、必要なとき)それらのリソースを使用して、パンクチャリングイベントをスケジュールすることができる
高レートチャネル状態情報を提供することができる(例えば、提供することもできる)。
【0140】
(例えば、別の)例においては、WTRUは、例えば、(例えば、関係するパターンの要素についての)示されたパターンに基づいて、フィードバックを要求することができる、ダウンリンク制御シグナリングを受信することができる。
【0141】
(例えば、別の)例においては、WTRUは、適用可能なTBについての関係するパターンの符号ブロック(例えば、それだけ)など、示されたパターンの要素(例えば、それだけ)を含む再送を要求することができる、ダウンリンク制御シグナリングを受信することができる。WTRUプロセッサは、(例えば、異なるTBと関連付けられたCBの多重化がサポートされるとき)例えば、制御シグナリングで示されたトランスポートブロックサイズが、それを許容するときに、要素を含むことを決定することができる。同じHARQプロセスを使用することができる。CBは、(例えば、代替として)異なるHARQプロセスに属することができ、それは、受信した制御シグナリングで示すことができる。
【0142】
(例えば、別の)例においては、再送についてのCBは、例えば、(i)周波数領域パラメータ(例えば、PRBのインデックス、1つもしくは複数の強化されたFB手順ごとのPRBのグループ)、および/または(ii)時間領域パラメータ(例えば、スロット、ミニスロット、シンボルのインデックス)のうちの1つまたは複数を示す受信機に基づいて、(例えば、暗黙的に)導出することができる。例えば、ミニスロットインジケーションを使用して、ミニスロット上において使用されるスケジュールされたリソースにマッピングされるすべてのCBを再送することを、送信機に通知することができる。
【0143】
受信機は、例えば、復調性能、RS測定値、および/またはCBごとのCRCの(例えば、明示的な)デコーディングに基づいて、インデックスを決定することができる。
【0144】
WTRUプロセッサは、パターン(例えば、TB全体、サブTB、CBのグループ、単一のCBなど)についてのHARQ報告をフィードバックするように構成することができ、報告および/またはパターンは、関連付けられた送信(再送)におけるそれらの存在とは無関係であることができる。WTRUプロセッサは、(例えば、CBのサブセットだけが第xの再送に含まれたとき)第xの再送の後、元のTBのCB(例えば、すべてのCB)についてのHARQ報告をフィードバックするように構成することができる。
【0145】
シグナリングは、受信状態(例えば、抑制手順)に基づくことができる。例えば、組み合わせを可能にするために、少なくともN個のブロックをデコードすることができる。
【0146】
例えば、WTRUプロセッサは、「少なくともN個の符号ブロックがデコードされた」ことを報告するように構成または命令されることができる。これは、例えば、パンクチャリングイベントのために、例えば、パンクチャされていないことが知られている符号ブロックを再送することができるかどうかを(例えば、再送すべき、または再送されなければならないかどうかを)決定するために、役立つことがある。スケジューラは、パンクチャされた符号ブロックを再送すべきであることをすでに知っていることができる。Nは、符号ブロックCの総数の関数(例えば、C-1)であることができる。
【0147】
例えば、HARQプロセス状態、および/またはDCI要求に基づいて、手順の組み合わせを提供することができる。
【0148】
WTRUプロセッサは、フィードバック報告と関連付けられたリソースを示すことができる。
【0149】
WTRUプロセッサは、サブTBリソースのグループ(例えば、パターン、CBのグループなど)についてのフィードバックを提供するように伝えられることができる。WTRUプロセッサは、フィードバックリソースを提供するサブTBリソースのセット(例えば、WTRUがフィードバックリソースを提供する必要があるそれら)を決定することができる。例えば、WTRUプロセッサは、いくつかのサブTBリソース上において、過去に信用度ベースのフィードバックを提供していることがあり、そのようなフィードバックは、依然として有効であることがあり、または有効でないことがある。WTRUプロセッサは、(例えば、フィードバック有効性に応じて)フィードバック報告を更新するかどうかを決定することができる。WTRUプロセッサは、フィードバック報告(例えば、各フィードバック報告)の目的をスケジューラに示すために、フィードバック報告内にリソース識別子を含めることができる。例えば、WTRUは、送信後に、CB(例えば、各CB)についての信用度ベースの報告を送信していることがある。報告は、正しいデコーディングについての尤度(例えば、強い尤度)を示すことができる。WTRUには、それが以前にそれについての信用度ベースの報告を提供したCBのいくつかまたはすべてについてのフィードバックを報告するように伝えることができる。WTRUプロセッサが、それがデコードに成功することができたことをWTRUが以前に示したCBをデコードすることに成功した場合、WTRUは、更新されたフィードバックを提供しないことを決定することができる。WTRUプロセッサが、それがデコードに成功することができたことをWTRUが以前に示したCBをデコードすることができない場合、WTRUプロセッサは、CB識別子およびNACK値を提供することができる。WTRUには、(例えば、WTRUがすでにACKを示したかどうかにかかわらず)すべての正しくデコードされたサブTBリソースについてのフィードバックを提供するように伝えることができる。サブTBリソースの識別子の欠如は、そのサブTBリソースについてのNACKのインジケーションとして、使用することができる。WTRUには、以前のフィードバック報告以来、HARQ ACK/NACKステータスが変化したサブTBリソースについてのフィードバックを提供するように伝えることができる。
【0150】
WTRUプロセッサは、例えば、ある送信についての第1の報告手順に従って、および他の送信についての1つまたは複数の他の報告手順に従って、どれが同じHARQプロセス用であり、および/または同じTB用であることができるかを報告するように構成することができる。これは、例えば、ダウンリンク制御情報で、および/またはWTRUの構成に基づいて、動的に示すことができる。
【0151】
例えば、WTRUプロセッサは、HARQプロセスの1つまたは複数の初期送信についてのDMベースのHARQ関連フィードバックを報告するように構成することができる。これは、例えば、追加のチャネル状態情報を提供するのに役立つことがある。WTRUプロセッサは、例えば、閾値x未満のCBしかデコードに成功しなかったとそれが決定したときに、CBベースのフィードバックを報告するように(例えば、さらに)構成することができる。WTRUプロセッサは、例えば、別の閾値(例えば、構成されたオペレーティングポイント以上)から始まる、(例えば、単一の)HARQ ACK/NACKビットを報告するように構成することができる。
【0152】
WTRUプロセッサは、例えば、HARQ ACKが適用可能であることができるときに、TBベースの報告のための(例えば、単一の)ビットを送信することができることを(例えば、代替として)決定することができる。
【0153】
図2は、URLLC送信が原因でパンクチャ201され、異なるHARQフィードバックタイプが各再送において予想される、送信200の例である。異なるCB202、204、206、208、210、212が、図2に示されている。第1の送信200の間に、(例えば、別のWTRUへの)URLLCの送信を可能にするために、第2のCB204および第3のCB206が、パンクチャされる。WTRUプロセッサは、領域ごとのフィードバックを報告するように構成することができる。フィードバックは、信用度ベース(例えば、DMベース)および/または絶対ACK/NACKベースのフィードバックであることができる。例えば、WTRUプロセッサは、第1の領域についてはNACKを、第2の領域についてはACKをフィードバックすることができる。第1の再送214において、WTRUプロセッサは、それがNACKをフィードバックするCB(例えば、CBだけ)を受信する。WTRUプロセッサは、CBごとベースのフィードバックを実行するように構成することができる。第2のCB204と第3のCB206は、(例えば、それらは、第1の送信においてパンクチャされたので)結合利得を有することができず、したがって、デコーディングは、失敗することがある。第3の再送218においては、第2のCBおよび第3のCB(例えば、第2のCBおよび第3のCBだけ)が、送信される。WTRUプロセッサは、(例えば、CBごとのフィードバックは、より多くのリソースを使用することがあり、再送されるために残されるCBの数(例えば、少数)を考慮すると、粒度フィードバックと関連付けられた利得は、制限されることがあるので)TBごとのHARQフィードバックを提供するように構成することができる。WTRUは、第2の再送216を有することができる。第3の再送218の後、WTRUプロセッサは、TB(例えば、TB全体)についてのフィードバックACKを提供することができ、これは、プロセスを終了させることができる。この例においては、第1のフィードバックは、信用度ベースのフィードバックを利用することができる。第2の領域のデコーディング信用度は、高いと見なされることができるが、そのデコーディングは、失敗することがあり、TB全体について、またはまだアクティブな再送が存在するサブTB領域について(例えば、アクティブな再送が存在しない領域についてではなく)、第2の再送(216)のTBベースのフィードバックを構成することができる。WTRUプロセッサは、(例えば、まだアクティブな再送が存在するサブTB領域だけのとき)異なるサブTB領域の以前の信用度ベースの報告についてのフィードバック報告を提供するように構成することができる。
【0154】
WTRUプロセッサは、DL送信のセットについてのフィードバックを報告するように構成することができる。DL送信のセットは、複数のコンポーネントキャリア(CC)、複数の帯域幅部分(BWP)、複数のスロット、複数の空間レイヤ、および/または複数の符号語のいずれかの組み合わせにおいて送信される、トランスポートブロックを含むことができる。(例えば、複数のCCを用いるように構成された)WTRUは、任意のときに報告する多くの可変量のフィードバックを有することができる。動的フィードバックコードブックを使用することは、準静的な構成のオーバヘッドを低減させることができる。送信がCBGセグメンテーションを使用し、CBGフィードバックが利用される場合、フィードバックの量は、非常に多くなることができる。
【0155】
フィードバックを決定するとき、WTRUプロセッサは、フィードバックペイロードにおいてAck/Nack(A/N)値が割り当てられる順序が、ネットワークによって予想されたものと一致するかどうかを決定することができる。DCIスケジューリングデータは、フィードバック報告内のフィードバックビットの順序で、WTRUに情報を提供することができる。DCIは、(例えば、WTRUが受け取ることができる、DL割り当ての総数のうちのDL割り当ての順序を、WTRUが決定することを可能にすることができる、カウンタダウンリンク割り当てインデックス(DAI)の代わりに、またはそれに加えて)フィードバックビットカウンタDAIを含むことができる。DAIは、WTRUに、(i)DL割り当てについてのフィードバックを提供するために必要とされるビットの数、(ii)DL割り当てについてのHARQ A/Nビットが配置されるべき、フィードバック報告内におけるビット配置、および/または(iii)フィードバック報告内に含まれるフィードバックビットの総数のうちの1つまたは複数を示すことができる。
【0156】
DL割り当てについてのフィードバックを提供するために必要とされるビットの数を示すことができる。例えば、フィードバックは、CBGベースのフィードバックのためであることができ、WTRUプロセッサは、CBG当たり1つまたは複数のフィードバックビットを用いるように構成することができる。ビットの数は、(例えば、特定の再送内にいくつのCBGが存在するかにかかわらず)TBの再送にわたって固定することができ、再送内に存在するCBGの数に依存することができ、および/またはCBGフィードバック報告当たり使用されるフィードバックビットの数を示すことができる。
【0157】
DL割り当てについてのHARQ A/Nビットが配置されるべき、フィードバック報告内におけるビット配置を示すことができ、例えば、ネットワークエンティティは、ビット配置情報をWTRUに伝えることができる。例えば、第1のDL割り当ては、フィードバック報告の配置がビット「0」において始まることができることを、WTRUに示すことができる。第2のDL割り当ては、そのフィードバック報告の配置がビット「5」において始まることができることを、WTRUに示すことができる。そのようなインジケーションは、WTRUが、それが第1のDL割り当てDCIを取り損なった場合に、NACK応答するために、それがいくつのビットを必要とするかを知ることを可能にすることができる。
【0158】
フィードバック報告内に含まれるフィードバックビットの総数(例えば、フィードバックペイロードのサイズ)を示すことができる。WTRUプロセッサは、取り損なった割り当てのフィードバックのサイズを決定することができ、ネットワークにおける予想順序に一致するように、それのペイロードを調整することができる。
【0159】
フィードバックビットカウンタの例は、WTRUが、フィードバックビットカウンタ=0である第1の割り当てと、フィードバック報告が4ビットであることができるというグラント内の情報とを受信することである。WTRUは、それが、フィードバックビットカウンタ=4を有すべき第2のDL割り当てを受信するかどうかを予想することができる。WTRUが、代わりに、4よりも大きい(例えば、xの)フィードバックビットカウンタを有するDL割り当てを受信した場合、WTRUプロセッサは、それが割り当てを取り損なったと決定し、適切なフィードバック報告サイズを維持するために、WTRUがNACKであるx-4ビットのフィードバックを必要とすると決定することができる。
【0160】
フィードバックビットDAIを(例えば、明示的に)示すことができる。フィードバックビットDAIは、WTRUに準静的に提供することができる値のテーブルを指し示すインデックスであることができる。
【0161】
DL割り当てDCI内のカウンタDAIに加えて、またはそれの代わりに、フィードバックビットDAIを使用することができる。
【0162】
WTRUプロセッサは、カウンタDAIから、それが1つまたは複数の割り当てを取り損なっていると決定することができる。WTRUプロセッサは、無線通信ネットワークに、取り損なった1つまたは複数の割り当てのために必要とされることがある最大フィードバックサイズ(または構成可能なデフォルトサイズ)についてのNACKを示すビットのセットを送信することができる。これは、ネットワークにおいて、予想されるフィードバックサイズとの不一致をもたらすことがある。WTRUプロセッサは、それが1つまたは複数のDL割り当てを取り損ない、パディングを使用しなければならなかったことを、ネットワークに示すことができる。WTRUは、ビットフラグの使用によって、パディングを示すことができる。例えば、WTRUは、割り当てのフィードバックサイズがDCIから(明示的もしくは暗黙的に)獲得されるかどうか、またはDL割り当てを受信しなかったせいで、フィードバックサイズがデフォルト値であるかどうかを示す、単一ビットを送信することができる。
【0163】
WTRUは、最後のDL割り当て(または最後の割り当てのセット)を取り損なうことがある。フィードバックビットの次のセットの開始位置が、存在しないことがある。WTRUプロセッサは、NACK応答するビットの数を知らないことがある。WTRUプロセッサは、最大のフィードバックサイズ(または構成可能なサイズ)を使用することができる。WTRUプロセッサは、パディングの使用をネットワークに(例えば、フラグを使用して)示すことができる。WTRUプロセッサは、パディングの量を示すために、複数のビットを使用することができる。
【0164】
WTRUプロセッサは、スロットとミニスロットの混合を使用するデータを用いるようにスケジュールされるとき、DAIカウンタを使用することができる。WTRUプロセッサは、通常のスロット、(例えば、可変サイズの)ミニスロット、およびアグリゲートされたスロット上におけるデータ送信を用いるようにスケジュールすることができる。送信持続時間は、コンポーネントキャリアごとに(またはコンポーネントキャリアのBWPごとに)準静的に構成することができる。送信持続時間は、(例えば、1つのコンポーネントキャリア、またはコンポーネントキャリアの1つのBWP内における送信について)動的に変化することができる。
【0165】
カウンタDAIまたはフィードバックビットDAIは、BWP、CC、時間、および/または符号語の任意の順序で、インクリメントさせることができる。例えば、カウンタDAIまたはフィードバックビットDAIは、最初にBWPにおいて、第2にCCにおいて、第3に時間において、インクリメントさせることができる。BWPおよびCCは、インデックスの使用によって、順序付けることができる。DAIは、第1のCCのBWPにおける割り当て上において、第2のCCのBWPにおける割り当て上において、以降も同様に、インクリメントされ、次のスロットに移動して、BWP/CCにおいて繰り返すことができる。
【0166】
異なるBWPおよび/またはCCが異なるスロット長またはヌメロロジを使用するケースについて、インクリメントは、同じルールに従うことができる。いくつの時間インスタンスについて、いくつかのBWPおよび/またはCCは、スケジューリング機会を有することができる。DAIインクリメントは、CCのBWP上において、およびサブフレームの時間スケジューリング機会(例えば、スロット、ミニスロット、シンボル)上において行うことができる。DAIインクリメントは、第2のCCのBWP上において、およびサブフレームの時間スケジューリング機会(例えば、スロット、ミニスロット、シンボル)上などにおいて行うことができる。
【0167】
1つまたは複数のDL割り当てについてのフィードバックのサイズを低減または固定するために、HARQフィードバックのバンドリングを使用することができる。バンドリングは、フィードバックビットを一緒に組み合わせて(例えば、足し合わせて)、フィードバックビットの総量を低減させることであることができる。バンドリングの例は、以下のうちの1つまたは複数を含むことができ、すなわち、(i)CBGフィードバックビットをバンドルすることができ(例えば、1つもしくは複数のTB内のCBGのセットのフィードバックビットを一緒に組み合わせることができ)、(ii)CCの複数のBWPのためのフィードバックビットを一緒にバンドルすることができ、(iii)複数のCCのためのフィードバックビットを一緒にバンドルすることができ(例えば、異なるCCの同じスロット内にスケジュールされたDL割り当ては、バンドルされたフィードバックを有することができ)、(iv)複数のスロットもしくはミニスロットのためのフィードバックビットを一緒にバンドルすることができ(例えば、サブフレーム内のスロット/ミニスロットにおける割り当てのフィードバックビットを一緒にバンドルすることができ)、(v)複数の空間レイヤのためのフィードバックビットを一緒にバンドルすることができ(例えば、空間バンドリング)(例えば、空間レイヤは、例えば、レイヤごとのCBGの数が固定された、CBGベースのフィードバックを使用することができ、空間バンドリングは、第1のレイヤの第1のCBGのフィードバックを、第2のレイヤ以降の第1のCBGのフィードバックとバンドルすること、および第1のレイヤの第2のCBGのフィードバックを、第2のレイヤ以降の第2のCBGのフィードバックとバンドルすることによって達成され、それは、同じスロット/ミニスロットにおけるTBのCBGにわたって続くことができる)、(vi)同じビーム上における複数のDL割り当てのためのフィードバックビットを一緒にバンドルすることができ、ならびに/または(vii)同じサービス(例えば、eMBB、URLLC、mMTC)のDL割り当てのためのフィードバックビットを一緒にバンドルすることができる。
【0168】
(例えば、DL割り当てのためのフィードバックビットストリングをデフォルトおよび/または構成可能な値に維持することができることを保証するために)バンドリングルールを構成することができる。DL割り当てのフィードバックのための固定値を維持することは、いくつかのDL割り当てを取り損なったとしても、WTRUが送信することを意図したものと、ネットワークがフィードバック報告として受信したと考えるものとの間に曖昧さが存在しないことを保証することができる。DL割り当てごとの固定されたフィードバック値は、最大値よりも小さいことがあり、そのケースにおいては、バンドリングを使用することができる。WTRUプロセッサは、適切なフィードバック値を達成するために、本明細書において説明されるようなバンドリング方法を用いるように構成することができる。いくつかのDL割り当てのために必要とされるフィードバックビットは、固定値よりも小さいことがある。WTRUは、フィードバックの繰り返しを使用することができ、または固定されたフィードバックビットストリング値を達成するために、パディングを使用することができる。
【0169】
DL割り当てごとの固定されたフィードバックストリング値は、(i)フィードバックを送信するために使用されるPUCCHリソース(例えば、PUCCHフォーマット、例えば、短いPUCCHを使用するフィードバックは、第1の値を使用することができ、長いPUCCHを使用するフィードバックは、第2の値を使用することができる)、(ii)送信されるデータのパラメータ(例えば、URLLCデータは、第1のフィードバックビットストリング値を有することができ、eMBBは、第2の値を有することができ、および/もしくはCCもしくはBWPのために構成されたヌメロロジは、フィードバックビットストリング値を決定することができる)、(iii)構成されたおよび/もしくはアクティブ化されたCCもしくはBWPの数、および/もしくはCC当たりのBWP)、ならびに/または(iv)単一の報告内でフィードバックが報告されるスロット、ミニスロット、もしくはサブフレームの数のうちの1つまたは複数に依存することができる。
【0170】
フィードバックは、不均等信頼性を有することができる。WTRUプロセッサは、1つのフィードバック報告インスタンスにおいて、2つのタイプのサービスについてのフィードバックを、無線通信ネットワークに報告することができる。例えば、WTRUは、第1のCC上においてURLLCデータを用いるように、また第2のCC上におけるeMBBデータを用いるように構成することができる。WTRUプロセッサは、フィードバック報告のために、単一のULチャネルを使用することができる。フィードバック報告の構成要素の必要とされる信頼性は、変化することがある。WTRUプロセッサは、複数のサービスの最も厳格な信頼性の必要を達成することができる方式で、フィードバック報告を送信することができる。例えば、フィードバック報告全体が最もセンシティブなフィードバックの要件を達成することを保証するために、電力設定、多重化、および/またはPUCCHリソースのパラメータ(例えば、ダイバーシティ機能)を選択することができる。
【0171】
フィードバック報告のための不均一誤り保護を使用することができる。例えば、フィードバック報告のフィードバックビットを類似の信頼性要件のグループに分離することができる。フィードバックビットは、フィードバック報告のリソースの特定のセットにマッピングすることができ、リソースのセットは、(例えば、フィードバックグループの信頼性要件に応じて)異なる信頼性を達成することができる。例えば、PUCCHは、複数のOFDMシンボルを占有することができ、いくつかのシンボルは、他よりも大きい電力を用いて送信することができる。より大きい信頼性を必要とするフィードバックビットは、より大きい送信電力を用いるシンボル内のリソースにマッピングすることができる。より高い信頼性を必要とするフィードバックは、PUCCHリソース内の複数のリソースにわたって(例えば、PUCCHリソースの複数のホップにおいて)繰り返すことができる。より低い信頼性しか必要としないフィードバックは、PUCCHリソース内の複数のリソースにわたって繰り返されないことがある。
【0172】
フィードバックリソース選択を使用することができる。異なる要件を有する異なるDL割り当てについてのフィードバック報告の衝突が、存在することがある。URLLCについてのフィードバックは、PUCCHパラメータの第1のセットを使用することができ、eMBBについてのフィードバックは、PUCCHパラメータの第2のセットを使用することができる。複数のフィードバック報告を単一のフィードバック報告に多重化することができる。WTRUは、多重化されたフィードバック報告を提供するために使用する適切なPUCCHリソースを決定するためのルールを用いるように構成することができる。例えば、WTRUは、フィードバック報告内に多重化されたDL割り当てのいずれかに結び付けられたPUCCHリソースを使用することができ、および/またはWTRUは、多重化されたフィードバック報告を送信するために、異なるPUCCHリソースを使用することができる。
【0173】
フィードバック報告のすべてまたはサブセットを単一のフィードバック報告に多重化することができる。例えば、URLLCトラフィックフィードバック報告を高い信頼性で送信するために利用されるリソースが多すぎて、eMBBトラフィックフィードバック報告の多重化を可能にするのに十分なリソースが利用可能でないことがある状況において、フィードバック報告のサブセットを多重化することができる。WTRUプロセッサは、どのフィードバックをフィードバック報告に含むことができるかを決定するためのプライオリティルールを用いるように構成することができる。
【0174】
WTRUプロセッサは、DL割り当て(例えば、最後に受信されたDL割り当て)において示されるPUCCHリソースを使用することができる。例えば、WTRUが、複数のDL割り当てについてのフィードバック報告を時間において多重化する場合、WTRUは、DL割り当てにおいて示されるPUCCHリソースを使用することができる。
【0175】
WTRUプロセッサは、(例えば、報告の送信電力を設定する目的で)情報ビットの数を決定することができる。
【0176】
WTRUプロセッサは、(例えば、報告を搬送するPUCCH送信の送信電力を設定し、および/またはPUSCH送信においておそらくはデータと多重化されることができるHARQ-ACK情報を搬送する変調シンボルの数を決定する目的で)HARQ-ACK情報ビットの数を決定することができる。ビットの数は、PUCCHについての電力制御のための公式、またはPUSCHにおける多重化のための公式への入力として、使用することができる。
【0177】
送信(PUCCHまたはPUSCH)は、少なくとも1つのPDSCH送信についてのCBGレベルおよび/またはTBレベルにおけるHARQ-ACK情報を含むように構成することができる。少なくとも1つのPDSCH送信は、キャリア、サービングセル、帯域幅部分、スロット、および/またはミニスロットによって少なくとも部分的に定義される少なくとも1つのリソース上にマッピングすることができる。例えば、WTRUは、2つのキャリア(もしくはサービングセル)内または2つのスロット内の2つのPDSCHに関連するHARQ-ACKを報告するように構成することができる。PDSCHは、少なくとも1つのTBからのデータを含むように構成することができる。
【0178】
(例えば、与えられたPDSCH送信のTBについて)CBGレベルおよび/またはTBレベルHARQを報告するかどうかを、ダウンリンク制御情報(DCI)でWTRUに示すことができる。WTRUプロセッサまたはネットワークは、同じ値(例えば、0または1)のビットのシーケンスによって、この情報をエンコードすることができ、シーケンスの長さは、トランスポートブロックについてのCBGの数またはCBGの最大数に対応することができ、それは、高位レイヤによって構成することができる。WTRUプロセッサおよびネットワークは、一貫したコードブックサイズを使用することを決定することができる。例えば、WTRUが、(例えば、カウンタDAIまたは他の技法を使用して)DL割り当てが見当たらないことを検出したとき、WTRUプロセッサは、CBGレベルフィードバックが予想されるか、それともTBレベルフィードバックが予想されるかにかかわらず、同数のビットを含めることができる。HARQ-ACK情報ビットの数をカウントする目的で、WTRUプロセッサは、(i)DCIからのインジケーションもしくは高位レイヤの構成に基づいて、それについてのTBレベルのHARQ-ACKが提供されるべき、受信されたPDSCHのTBについて、単一(1つ)のHARQ-ACK情報ビットをカウントすることができ、(ii)(例えば、カウンタDAIもしくは他の技法を使用して)見当たらないことが検出され、(例えば、DCIからのインジケーションにかかわらず)高位レイヤの構成に基づいて、それについてのTBレベルのHARQ-ACKが提供されるべき、PDSCHのTBについて、単一(1つ)のHARQ-ACK情報ビットをカウントすることができ、(iii)構成に基づいて(例えば、このPDSCHについて空間多重化が構成されるかどうかに基づいて)、PDSCHについてのTBの数を決定することができ、(iv)DCIからのインジケーションもしくは高位レイヤの構成に基づいて、それについてのCBGレベルのHARQ-ACKが提供されるべき、受信されたPDSCHのTBについて、NCBG個のHARQ-ACK情報ビットをカウントすることができ(例えば、NCBGは、このPDSCHについてのCBGの構成された数であることができ)、(v)(例えば、カウンタDAIもしくは他の技法を使用して)見当たらないことが検出され、高位レイヤの構成に基づいて、それについてのCBGレベルが提供されるべき、PDSCHのTBについて、NCBG個のHARQ-ACK情報ビットをカウントすることができ、および/または(vi)(例えば、カウンタDAIもしくは他の技法を使用して)見当たらないことが検出され、DCIにおけるインジケーションに基づいてそれについてCBGレベルが使用されるか、それともTBレベルが使用されるかを決定するようにWTRUが構成される、PDSCHのTBについて、NCBG個のHARQ-ACK情報ビットをカウントすることができる。WTRUは、同じコードブックサイズか利用されるとしても、TBレベルまたはCBGレベルにあることができる、複数のPDSCHについてのHARQ-ACKを含む送信のために、十分ではあるが過剰ではない送信電力(またはリソース要素)を利用することができる。
【0179】
WTRUプロセッサは、サブTB HARQフィードバックを報告するように構成することができる。そのような報告は、スケジューラが、正しくデコードされたサブTBリソース(例えば、CB)の送信を繰り返さないことを可能にすることができる。これは、システム干渉を制限し、および/またはスペクトル効率を高めることができる。
【0180】
再送は、サブTBリソースのサブセット(例えば、元のCBのサブセット)を含むことができる。残りのCBは、第1の送信に類似した方式で、割り当てられたリソースにマッピングすることができる。例えば、図2においては、再送において、CBは、リソース要素の同じセットにマッピングすることができる。残りのリソースは、未使用(例えば、空き)のままであることができる。
【0181】
残りのCBは、連結され、割り当てられたリソースブロックの隣接リソースで送信することができる。例えば、TBのCB2およびCB4が、再送される場合、それらは、隣接リソースに(例えば、割り当てられたリソースの第1のOFDMシンボルに)マッピングすることができる。各CBまたは連結された残りのCBのマッピングは、再送のための割り当てにおいて、明示的に示すことができる。
【0182】
WTRUプロセッサは、再送のための変調符号化方式(MCS)(例えば、以前の送信および/または以前の再送と比べて新しいMCS)を決定することができる。例えば、WTRUプロセッサは、再送されるCBG当たりより多数のリソースを使用するための、送信のためのMCSを獲得することができる。WTRUプロセッサは、ダウンリンク割り当てから、CBG再送のためのMCSを獲得することができる。WTRUは、再送されるCBGの数、送信されたCBGの元の(または以前の)数、および/または元のMCSのうちの1つまたは複数に基づいた、MCSについてのマッピング関数を用いるように構成することができる。
【0183】
CBGの再送のために使用される送信電力は、以前の送信とは異なることがある。例えば、送信電力の変化は、システム干渉に役立ち、MCSが変化したケースに適用可能なことがある。WTRUプロセッサは、例えば、ダウンリンク割り当てに明示的に含まれるインジケーションに基づいて、および/または暗黙的にダウンリンク割り当てに基づいて、再送のための送信電力に変化があったことを決定することができる。例えば、WTRUプロセッサは、復調基準信号の電力とデータとの関係の変化のインジケーションを、gNBから受信することができる。
【0184】
TBのCBGをインデックス付けすることができる。再送においては、再送されるCBGは、昇順または降順インデックスによって順序付けることができ、互いに隣接して配置することができる。これは、データのパンクチャされない再送を可能にすることができる。再送のリソース割り当てが、(より多数のCBGを有することができた)以前の送信または再送と同じである場合、リソース要素の必要とされる数と、リソース割り当てにおいて利用可能なものとの間に、不一致が存在することがある。リソース割り当ては、再送されるCBGの数に基づいて、調整することができる。例えば、WTRUは、再送のためにPRBの異なる(おそらくはより小さい)セットを用いるように構成することができ、例えば、最初に送信されたCBGのサブセットが、再送される。
【0185】
符号ブロック(CB)またはCBGは、シンボルごとまたはそれのセットごとに定義することができる。例えば、CBGマッピングは、最初に周波数領域において、第2に時間領域において実行することができる(例えば、周波数ファーストマッピング)。例えば、リソース割り当ては、(例えば、時間において)7つのシンボルにまたがることができ、7つのCBまたはCBGの各々は、一意シンボルのために利用されるサブキャリアの各々にまたがることができる(例えば、第1のCB/CBGは、第1のシンボルで送信され、第2のCB/CBGは、第2のシンボルで送信されるなど)。送信は、符号ブロック/CBGのいずれも複数のシンボルにまたがることができず、各シンボルが1つまたは複数の符号ブロック/CBGを含むことができる(例えば、各シンボルが整数個の符号ブロック/CBGを有することができる)ように構成することができる。これは、整数個のシンボル上において発生する干渉イベントが、隣接シンボルにおいて送信される符号ブロックに対して負の影響を有さないことを保証するように試みることができる。符号ブロックのサイズは、リソース割り当ての周波数スパンに依存することができる。低減されたリソース割り当てを使用する再送においては、第1の送信の符号ブロックまたはCBGに、複数のシンボルにまたがることを許容することができる。WTRUは、送信されるCBG(および/またはCB)の、CBG(および/またはCB)の(例えば、新しい)セットへの再分割を予想するように構成することができる。例えば、第1の送信においては、第1の符号ブロックは、第1のシンボルにおいて、送信帯域幅全体を占有することができる。低減された数のPRB上における再送においては、符号ブロックは、今では2つのシンボルにまたがることができる。符号ブロックは、2つのより小さい符号ブロックに分割することができ、各々は、単一のシンボルの周波数割り当てにまたがる。WTRUが、再送についてのHARQ A/Nをフィードバックするときに、符号ブロック分割を考えることができる。例えば、HARQ A/Nは、新しい符号ブロックの両方についての共通のフィードバックであることができ、および/または新しい符号ブロックの各々について、別々のHARQ A/Nフィードバックを送信することができる。
【0186】
CBGの数、および/またはCBG当たりのCBの数は、CB/CBGのリソースマッピングとともに、割り当て(例えば、周波数割り当てのサイズ、スロットサイズなど)と、おそらくはいくつかのルールとに依存することができる。ルールは、一定であること、もしくはネットワークによって構成可能であること(および/または一定であることと、構成可能であることの組み合わせであること)ができる。CBGの数は、割り当てにおけるシンボルの数との1対1マッピングとして獲得することができる。例えば、x個のシンボルのスロットサイズ上においてデータを有するようにスケジュールされたWTRUは、y個のCBGを仮定することができ、y=fct(x)である。例えば、y=xであり、各シンボルは、単一のCBGのために使用される。CBGの数は、サブキャリアの総数zに依存することができる。例えば、サブキャリアの数zが閾値よりも大きい場合、CBGは、シンボルのリソース要素のよりも少ないリソース要素、またはリソース要素のすべてから成ることができる。zが閾値よりも小さい場合、CBGは、複数のシンボルにまたがることができる。CBGが可能な限り少数のシンボルにまたがることは、例えば、干渉が、時間領域においてはバースト性であるが、周波数領域においてはバースト性でないことがあるとき、役立つことがある。例えば、sとして定義される、CBGがまたがるシンボルの数は、s=floor(minimum_CBG_length/z)として獲得することができ、minimum_CBG_lengthは、一定または構成可能であることができる。いくつかのケースにおいては、周波数割り当てzは、第2の閾値(例えば、t2)よりも大きいことがあり、そのようなケースにおいては、複数のCBGを単一のシンボルにマッピングすることができる。サブキャリアの総数zは、数々のCBG上に均等に分割することができる。例においては、シンボル上におけるCBGマッピングは、可能な限り多くのCBGが最大CBG長(例えば、t2)を使用するような方式で、行うことができる。シンボル当たりのCBGの数y_sは、y_s=ceiling(z/t2)によって決定することができる。
【0187】
CBマッピングは、例えば、CBGが単一のCBから成るケースにおける、CBGマッピングに類似することができる。CBからCBGへのマッピングは、各CBGに割り当てられたサブキャリアおよび/またはOFDMシンボルの数の関数として、獲得することができる。例えば、CBG内のCBの数は、CBGに割り当てられたリソース要素の数(例えば、割り当てが時間および周波数において連続的である場合は、例えば、OFDMシンボルの数を乗じたサブキャリアの総数)の関数として、獲得することができる。CBGに割り当てられたリソース要素は、一定の数のCB上に均等に分割することができ、または最大数のCBが最大長を有することを可能にする方式で、計算することができる。例えば、CBG内のCBの数nは、最大CB長(max_CB_length)と、CBG内のリソース要素の総数wから、n=ceiling(w/max_CB_length)のように決定することができる。
【0188】
例においては、ほとんどのCBが最大CB長であることができるような方式で、TBをCBに分割することができる。CBのセットは、その後、CBGにグループ化することができる。グループ化は、CBGがまたがるシンボルの数を低減させる方式で、行うことができる。例えば、CBからREへのマッピング、およびCBからCBGへのマッピングは、最初に周波数において、次に時間において(例えば、最初に第1のシンボルのサブキャリアにわたって、次に第2のシンボルのサブキャリアにわたってなど)行うことができる。複数のシンボルにマッピングされるCBは、CBGが複数のシンボルにマッピングされる別のCBをまだ含んでいない場合、CBG内にグループ化することができる。
【0189】
例においては、CBGは、時間領域においては、いくつかのシンボルにまたがることができ、一方、周波数領域においては、より制限された帯域幅を占有する。このシナリオは、例えば、(i)干渉が、送信のために割り当てることができる帯域幅よりも小さいことができる帯域幅にまたがる(例えば、またがることが予想される)ことができるときに、ならびに/または(ii)(例えば、制限された帯域幅および制限された持続時間の)複数のプリエンプティング送信が、発生することができる、もしくは発生していることがあるときに、発生することができる。スケジューラは、(例えば、後者のケースにおいては)(例えば、単一の)CBGによって占有することができるリソース内に、複数のプリエンプティング送信を割り当てる選択肢を有することができ、それは、再送されるCBGの(例えば、必要とされる)数を最少化することができる。例示的なマッピングが、図3および図4に示される。
【0190】
図3は、時間領域において複数のCBにまたがるCBGの例である。(例えば、図3に示されるような)例においては、周波数領域においてCBGがまたがるCBの数は、F=1であることができる。
【0191】
図4は、時間領域において複数のCBにまたがるCBGの例である。(例えば、図4に示されるような)例においては、周波数領域においてCBGがまたがるCBの数は、F=2であることができる。
【0192】
WTRUプロセッサは、例えば、以下のパラメータ、すなわち、(i)CBGが周波数領域においてまたがることができるCBの数(F)、(ii)CBGが時間領域においてまたがることができるCBの数、(iii)送信のためのCBGの数、(iv)送信におけるCBの数、(v)送信によって占有することができる時間シンボルおよび/もしくはリソースブロックの数、(vi)CBによって占有することができる時間シンボルおよび/もしくはリソースブロックの数、(vii)ミニスロット持続時間など、潜在的なプリエンプティング送信もしくは干渉によって占有することができる時間シンボルおよび/もしくはリソースブロックの数、ならびに/または(viii)潜在的なプリエンプティング送信もしくは干渉の時間および/もしくは周波数割り当てに対応することができる時間シンボルおよび/もしくはリソースブロックの1つもしくは複数のセット(例えば、プリエンプティング送信の潜在的な開始に対応することができるシンボルインデックスのセット)のうちの1つまたは複数に基づいて、CBからCBGへのマッピングを導出することができる。
【0193】
CBをCBGにマッピングするための最適な手順は、例えば、干渉およびチャネル状態、ならびにプリエンプティング送信が発生する確率などに応じて変化することができる。例えば、上記のパラメータおよび/または他のパラメータのうちの1つまたは複数を使用して、マッピングを決定することができる。例えば、高位レイヤによって、パラメータを構成することができる。パラメータは、送信と関連付けることができる送信プロファイルに固有であることができる。例えば、チャネルおよびトラフィック状態へのマッピングのより動的な適応を可能にするために、送信と関連付けることができるDCIのフィールドにおいて、1つまたは複数のパラメータを示すことができる(例えば、示すこともできる)。
【0194】
CBからCBGへの非一様マッピングを提供することができる。例においては、CBG当たりのCBの数が、1つまたは複数のCBGについては、他よりも著しく小さいことができるように、CBからCBGへのマッピングを構成することができる。そのようなCBGは、例えば、「あまり詰め込まれていない(under-loaded)」CBGと呼ばれることがある。例においては(例えば、プリエンプティング送信をスケジュールする必要があることがあるとき)スケジューラは、あまり詰め込まれていないCBGの符号ブロックによって占有することができるリソースをプリエンプトすることのほうを選ぶことができ、他のCBGの符号ブロックによって占有することができるリソースをプリエンプトすることを回避することのほうを選ぶことができる。この手法は、プリエンプションが発生したケースにおいて、再送する必要があることがあるCBの数を最少化することができる。あまり詰め込まれていないCBG、および/またはあまり詰め込まれていないCBGにマッピングすることができるCBは、例えば、(例えば、プリエンプティング送信のタイミングにかかわらず)あまり詰め込まれていないCBGによって占有することができるリソースをスケジューラが見つけることができる機会を最大化するために、時間領域において拡散することができるリソースを占有することができる。例が、図5に示されている。
【0195】
図5Aは、符号ブロックの符号ブロックグループへの時間および周波数マッピングの例である。図5Aは、符号ブロックの符号ブロックグループへの時間ファーストおよび周波数ファーストマッピングの例を示している。符号ブロックの符号ブロックグループへのマッピングは、予想される干渉または送信のパンクチャリングに基づいて、決定することができる。例えば、干渉またはパンクチャリングが、周波数領域における限られた領域にまたがることが予想される場合、送信の符号ブロックは、周波数ファースト方式で、符号ブロックグループにマッピングすることができる。周波数ファーストマッピングの例が、図5Aに示されており、「周波数ファースト」と表記されている。周波数ファーストの例においては、影付けされた符号ブロック(502)と関連付けられた周波数について、干渉が予想され、符号ブロックは、周波数に基づいて、符号ブロックグループにマッピングされる。別の例においては、干渉またはパンクチャリングが、時間領域における限られた領域にまたがることが予想される場合、送信の符号ブロックは、時間ファースト方式で、符号ブロックグループにマッピングすることができる。時間ファーストマッピングの例が、図5Aに示されており、「時間ファースト」と表記されている。時間ファーストの例においては、影付けされた符号ブロック(504)について、干渉が予想され、符号ブロックは、時間に基づいて、符号ブロックグループにマッピングされる。符号ブロックから符号ブロックグループへのマッピングのタイプは、ダウンリンク制御インジケーション(DCI)で示すことができる。符号ブロックから符号ブロックグループへのマッピングのタイプは、変化する干渉状態、および予想される干渉のタイプに適応するように変更することができる。
【0196】
図5は、プリエンプションのケースにおいて、再送されるCBの最少化を可能にする、CBからCBGへの非一様マッピングの例である。例においては、(例えば、各)長方形は、CBを表すことができる。CBG#4、#5、#6は、あまり詰め込まれていないことができる。例においては、2つのシンボルのミニスロット上において、高プライオリティトラフィックをスケジュールする必要があることがある。スケジューラは、例えば、高プライオリティ送信のタイミングに応じて、CBG#4、#5、#6のリソース上において、送信をスケジュールすることを選択することができる。例においては、2つのCBだけが、TBについて(例えば、後で)再送される必要があることがある。
【0197】
WTRUプロセッサは、例えば、(例えば、適切なマッピングを決定するために)以下のパラメータ、すなわち、(i)あまり詰め込まれていないCBGについてのCBの目標数、(ii)(あまり詰め込まれていないCBGではない)通常のCBGについてのCBの目標数、および/または(iii)あまり詰め込まれていないCBGにマッピングされるCBのインジケーションのうちの1つまたは複数を用いるように構成することができる。インジケーションは、例えば、CBに割り当てることができる(例えば、周波数および/または時間領域における)リソースのセットから成ることができる。インジケーションは、例えば、CBの明示的なリストから成ることができる。インジケーションは、例えば、CBの通常のCBGおよびあまり詰め込まれていないCBGへのマッピングをそれから導出することができる公式において使用することができる、少なくとも1つのパラメータから成ることができる。
【0198】
CBからCBGへのマッピングのインジケーションを提供することができる。WTRUプロセッサは、複数のCBからCBGへのマッピング(例えば、一様および非一様)を用いるように構成することができる。WTRUプロセッサは、例えば、ネットワークからインジケーションを受信したとき、どのマッピングを使用することができるか(例えば、使用すべきか)を決定することができる。
【0199】
明示的なインジケーションを、無線通信ネットワークによって、WTRUに提供することができる。例においては、WTRUプロセッサは、(例えば、1つの)構成されたマッピングを指し示すことができる、明示的なインジケーションを受信することができる。インジケーションは、例えば、DCIシグナリングを使用して、送信することができる。インジケーションは、例えば、スロット/ミニスロットの先頭において、送信することができる。DCIは、共通であること(例えば、グループ共通PDCCH、もしくはグループ共通探索空間内)、またはWTRU固有であることができる。
【0200】
暗黙的なインジケーションを提供することができる。例においては、gNBは、例えば、CBからCBGへのマッピングを暗黙的に示すことができる。gNBは、例えば、プリエンプションインジケーション、潜在的なプリエンプションリソースのインジケーション、および/または時間パターンインジケーションを提供することができる。
【0201】
プリエンプションインジケーションの例においては、WTRUは、プリエンプトされる周波数/時間リソースについての情報を受信することができる。WTRUは、インジケーションに従って、CBをグループ化することができる。2つのCBGを用いるように構成することができるWTRUの例においては、WTRUは、例えば、WTRUがプリエンプションインジケーションを受信しないことがあるとき、CBをCBGに一様にマッピングすることができる。WTRUは、プリエンプションインジケーションを受信することができる。WTRUは、(例えば、プリエンプションインジケーションに従って)プリエンプトされることがある周波数/時間リソース内のCBを第1のCBGに、また残りのCBを第2のCBGにマッピングすることができる。
【0202】
潜在的なプリエンプションリソースのインジケーションの例においては、WTRUプロセッサは、プリエンプションのために使用される(例えば、潜在的な)リソースを用いるように(例えば、インジケーションによって)構成することができる。WTRUは、示されたリソース内のCBを、別々のCBGにマッピングすることができる。例においては、WTRUプロセッサは、プリエンプションのためのK個の潜在的なリソースと、N個のCBGとを用いるように構成することができ、Kは、Nよりも小さいことができる(例えば、K<N)。最初のK個のCBGは、例えば、それぞれK個の潜在的なリソースに対応することができるCBから形成することができる。残りの(例えば、N-K個の)CBGは、例えば、他のCBから一様に、形成することができる。
【0203】
時間パターンインジケーションの例においては、WTRUプロセッサは、時間パターンに従って、(例えば、1つの)構成されたマッピングを適用することができる。時間において相関があることができる「貧弱な」チャネルの例においては、悪いチャネル状態のCBは、(例えば、1つの)CBGにグループ化することができ、一方、残りのCBは、他のCBGに(例えば、一様に)グループ化することができる。
【0204】
サブTB再送のためのミニスロットを使用することができる。スロットのサイズは、再送されるCBGの数に基づいて、調整することができる。WTRUプロセッサは、無線通信ネットワークから、再送のためのスロットサイズを示す、再送のためのDCIを受信することができる。WTRUプロセッサは、それが、再送(ULまたはDL)のためのCBGを示すDCIを受信したとき(例えば、CBまたはCBGが、各々、単一の、おそらくは連続する、シンボルにマッピングされるようにWTRUが構成される場合)、スロットサイズ(または送信時間間隔)を暗黙的に決定することができる。WTRUは、(例えば、以前の送信(再送)のために使用されたスロットサイズのそれよりもむしろ)ミニスロットのために構成されたルールに従う、PDSCHおよびRSマッピングを予想することができる。例えば、PDSCHおよび/またはRSがリソース要素にマッピングされる方法は、WTRUがミニスロットおよび/またはミニスロットの長さを使用するかどうかに依存することができる。
【0205】
WTRUプロセッサは、スケジューリング割り当て(例えば、DCI)についての監視を行うために、DL制御チャネル機会を用いるように構成することができる。例えば、WTRUは、おそらくは一定のスロットサイズ(例えば、通常スロットサイズ)に結び付けられた、定期的に発生するDL制御チャネル機会を用いるように構成することができる。再送のためのミニスロットの効率的な使用のために、隣接ミニスロットにおけるサブTB再送を用いるようにスケジュールされた複数のWTRUを有することが役立つことがある。無線通信ネットワークによって、DCIとデータとの間のシンボル(またはミニスロット)単位のオフセットを、再送のためのDCIで、WTRUプロセッサに示すことができる。例えば、より短い持続時間であることができる送信のために、WTRUプロセッサを、それの定期的なDL制御チャネル機会において(例えば、標準スロットの先頭において)スケジュールすることができる。別のWTRUプロセッサも、それの定期的なDL制御チャネル機会において、スケジュールすることができるが、しかしながら、そのWTRUには、サブTB再送のためのそれのDL割り当ての先頭についてのシンボルオフセットを示すことができる。
【0206】
WTRUプロセッサは、第1の送信および/または全TB再送のスケジューリングのためには、DL制御チャネル機会の第1のセットを、またサブTB再送のスケジューリングのためには、DL制御チャネル機会の第2のセットを用いるように構成することができる。DL制御チャネル機会の第2のセットは、より多くの可能な開始シンボルを用いるミニスロットスケジューリングを可能にすることができる。
【0207】
電力節約のため、WTRUプロセッサは、第2のセットを監視するように示されるか、または第2のセットを監視することを自律的に決定するかまで、DL制御チャネル機会の第1のセット(例えば、それだけ)を監視することができる。例えば、DL制御チャネル機会の第2のセットを監視し始めるように、無線通信ネットワークによって、第1のDL制御チャネル機会において、DCIで、WTRUプロセッサに通知することができる。例においては、WTRUは、gNBからのプリエンプションインジケーションの受信時に、DL制御チャネル機会の第2のセットを監視し始めることができる。プリエンプションインジケーションは、第1のセットのDL制御チャネル機会において、おそらくは、プリエンプションが発生した直後に発生した次のDL制御チャネル機会において、WTRUによって受信することができる。WTRUプロセッサが監視することができる第2のセットの最初のDLチャネル機会は、プリエンプションインジケーションの受信後に発生した最初のものであることができ、またはプリエンプションインジケーションの受信から(例えば、構成可能な)時間オフセットにおいて発生することができる。WTRU自律的決定の例においては、WTRUは、ACKとNACKの混合を用いてサブTB HARQをフィードバックしたときに、DL制御チャネル機会の第2のセットを監視し始めることができる。例えば、WTRUが、CBGのサブセットについてACKをフィードバックした(例えば、いくつかのCBGがNACK応答された)場合、WTRUプロセッサは、(例えば、CBG再送のミニスロットスケジューリングを可能にするために)DL制御チャネル機会の第2のセットを監視し始めることができる。WTRUは、gNBによって止めるように示されるまで、DL制御チャネル機会の第2のセットを監視することができる。WTRUは、監視をトリガした1つまたは多くのHARQプロセスの再送が完了するまで、DL制御チャネル機会の第2のセットを監視することができる。
【0208】
DL制御チャネル機会の第2のセットは、(i)時間における異なる機会(例えば、タイムライン内における異なるシンボルロケーション、もしくはサブフレーム内における異なるロケーション)、(ii)周波数における異なるロケーション、(iii)異なる制御リソースセット(CORESET)、(iv)CORESET内における探索空間の異なるサブセット、および/または(v)異なるビームのうちの1つまたは複数によって、第1のセットから区別することができる。例えば、WTRUは、第1の送信を第1のビーム上において受信し、いずれの再送も第2のビーム(例えば、より狭いビーム幅を用いるビーム)上において受信することができる。
【0209】
DL制御チャネル機会の第2のセットに切り換えるように示されたとき、またはそうすることを自律的に決定したとき、WTRUは、そのセット内において送信される(第1の送信または再送のための)いずれのダウンリンク割り当ても予想することができる。例えば、DL制御チャネル機会の第2のセットは、DL制御チャネル機会の第1のセットを含むスーパセットであることができる。WTRUプロセッサは、固定された時間期間当たりのブラインドデコーディングの試みの総数を維持するように構成することができる。時間におけるDL制御チャネル機会を増加させたとき、WTRUは、周波数、CORESET、および/または探索空間において、それらを減少させることができる。
【0210】
CBを連結し、シンボルのより小さいセットにマッピングした後、スケジューラは、残りのリソースを未使用にしておく(例えば、空けておく)ことができる。スケジューラは、スロットサイズを、再送されるCBの数に適合させることができる。スケジューラは、未使用のリソースの数を制限することができ、これは、スペクトル効率を高めることができる。
【0211】
スケジューラは、残りの未使用のリソース内に、新しいTB(または新しいTBのサブTBリソースのセット)を含めることができる。新しいサブTBリソースは、新しいTBに属すること、または進行中のHARQプロセスの同じTBに属することができる。新しいTBに属する新しいサブTBリソースの例として、DL送信は、(例えば、初めて送信される、または再送であるが、異なる再送番号(例えば、RV番号)を有する)第2のTBのCBとともに再送される第1のTBのCBを含むことができる。進行中のHARQプロセスの同じTBに属する新しいサブTBリソースの例として、第1の送信は、TBのCB(例えば、すべてのCB)のサブセットを含むことができ、再送は、第1の送信からの再送されるCBと、やはり同じTBに属する初めて送信されるCBのセットとの組み合わせを含むことができる。TBは、複数のスロットにマッピングすることができ、各CBの再送番号は、スロットごとに独立であることができる。
【0212】
WTRUプロセッサは、(例えば、異なるTBの異なる部分を送信するために、スロットが使用される場合)以下のいずれかについてのHARQフィードバック、すなわち、各TBの部分についてのHARQフィードバック(例えば、CBグループレベルフィードバックなどのサブTBフィードバック)、各TBについてのHARQフィードバック(例えば、各TBについてのTBごとのフィードバック)、および/またはバンドルされたTBについてのHARQフィードバック(例えば、スロット内に含まれるいくつかのTBもしくはすべてのTBについての多重化されたフィードバック)を提供するように構成することができる。スロット当たり単一のTBについてのHARQフィードバック方法は、スロット当たり複数のTBのために再使用することができる。例えば、WTRUは、ACKを有する、スロット内のTBについてだけ、フィードバックを送信することによって、WTRU選択のフィードバックを提供することができる。
【0213】
再送されるCBGのインデックスのインジケーションを使用することができる。WTRUがそれについてNACKをフィードバックしたCBGと、再送されるCBGとに、不一致が存在することがある。不一致は、gNBによるHARQフィードバックの誤ったデコーディング、または単一の再送におけるすべての再送されたCBGをWTRUが受信することを可能にしないことがある、再送のために利用可能なリソースの不一致に起因することができる。そのため、再送されるCBGを、再送のためのダウンリンク割り当て(例えば、DCI)で示すことができる。
【0214】
TB内に含まれる元のCBGをカバーするビットマップを、再送スケジューリング割り当て内に含めることができる。ビットマップ内の各ビットは、特定のCBGが再送に含まれるかどうかを示すことができる。これは、多数のCBGを必要とする大きい送信帯域幅については、法外なものになることがある。再送のためにCBGを再分割するとき、ビットマップは、より適応的である必要があることがある。例えば、送信(再送)されるCBGの総数は、WTRUに示すことができ、WTRUがCBGビットマップを適切に解釈することを可能にすることができる。
【0215】
再送のためのCBGインデックスの明示的なインジケーションと組み合わされた、(例えば、周波数ファースト、時間セカンドの送信順序に基づいた)第1の送信におけるCBGインデックスの暗黙的な番号付けを、使用することができる。CBGベースのフィードバック(例えば、パターンベース)について説明されたもののような圧縮方法を、再送されるCBGのインジケーションのために再使用することができる。
【0216】
WTRUは、CBGの再送についてのインジケーションを受信することができる。そのようなインジケーションは、CBGインデックスと、おそらくはオフセット値とを含むことができる。オフセット値は、再送がそれについて実行されるCBG内における開始ポイント(例えば、リソース要素またはCB)を、WTRUプロセッサに示すことができる。WTRUは、オフセット値によって示されるポイントよりも前に配置される、CBGのいずれのREの再送も予想しないことができる。
【0217】
送信と再送とHARQフィードバックとの間のタイミングを使用することができる。送信と、その送信についてのHARQフィードバックとの間のタイミング関係は、スケジューリング割り当てにおいて示すことができる。タイミングは、送信のスケジューリングのために使用されるスロットサイズ単位であることができる。しかしながら、再送のために使用されるスロットのサイズが、同じHARQプロセスの以前の送信(再送)のために使用されたそれと異なるケースにおいては、タイミングオフセットの解釈に不一致が生じることがある。WTRUに示される、送信(再送)とそれのHARQフィードバックとの間のタイミングオフセットは、常に、HARQプロセスの元の送信のために使用されたスロットサイズ、またはHARQフィードバックに関連付けられたそれぞれの送信(再送)のスロットサイズを単位とすることができる。送信(再送)についてのフィードバックと、WTRUが、無線通信ネットワークから、HARQプロセスの別の再送のためのスケジューリングを受信することができる、第1のDL制御チャネル機会との間のタイミングオフセットも、元の送信または最新の送信(再送)のために使用されたスロットサイズを単位とすることができる。
【0218】
送信(再送)されたソフトデータのソフトコンバイニングは、役立つことがあり、および/またはデコーディング性能を改善することができる。再送されるCB(またはサブTBリソース)を、CB(またはサブTBリソース)の1つまたは複数の以前の送信(再送)と組み合わせることができるかどうかについて、無線通信ネットワークによって、WTRUに示すことができる。再送されるCBのサブセットは、以前の送信(再送)(例えば、以前のすべての送信(再送))の第1のサブセットにおいて送信された同じCBと組み合わせるために、適合させることができる。別のサブセットは、以前の送信(再送)の第2のサブセットと組み合わせることができる。例えば、WTRUは、無線通信ネットワークから、元の送信と、CBのセットの第1の再送とを受信することができる。CBの同じセットの第2の再送を受信したとき、CBのサブセットは、元の送信において受信されたそれらと組み合わせることができる(例えば、それらとだけ組み合わせることができる)(例えば、第1の再送において受信されたそれらと組み合わせることができない)ことを、無線通信ネットワークによって、WTRUに命令することができる。これは、CBのサブセットのパンクチャリングが第1の再送において起こった場合に、役立つことがある。パンクチャされたリソースとの組み合わせは、BER性能を低下させることがあり、不必要に多数の再送(または完全に失敗した送信)をもたらすことがある。
【0219】
異なる送信(再送)上のTB(またはサブTBリソース)についてのデータを組み合わせる能力を、動的に示すことができる。例えば、DL送信(再送)の割り当ては、TBまたはサブTBリソースをそれと組み合わせることができる以前の送信のリストのインジケーションを含むことができる。インジケーションは、暗黙的であることができる。暗黙的なインジケーションの例は、WTRUからの以前の送信についてのフィードバックが要求されたかどうかであることができる。例えば、TBまたはサブTBリソースについてのフィードバックを要求することは、WTRUに、それが組み合わせを行うためにそれを使用することができることを示すことができる。別の例においては、WTRUにパンクチャリングイベントのインジケーションが提供されない場合、WTRUプロセッサは、データを他の送信(再送)と組み合わせることができることを決定することができる。
【0220】
WTRUプロセッサは、WTRUが、(例えば、サブTB(例えば、CB)リソースごとに)ソフトコンバイニングを実行することができる、送信(再送)のセットを決定する(例えば、自律的に決定する)ことができる。例えば、WTRUプロセッサは、予想される復調性能に基づいて、送信(再送)のサブセットを使用することができる。WTRUプロセッサは、1つまたは複数の再送の復調性能がある閾値を下回っていると決定することができ、WTRUが測定を実行したリソースに関連付けられた1つまたは複数の送信(再送)のソフトデータを廃棄することができる。
【0221】
CBGのUL再送をWTRUプロセッサによって実行することができる。
【0222】
WTRUプロセッサは、以前の送信において送信されたそれらに属するCBGのサブセットを、無線通信ネットワークに再送する(例えば、再送することを要求される)ことができる。CBGのDL再送についての本明細書において説明される方法は、CBGのUL再送にも適用可能であることができる。したがって、DLに関して本明細書において説明される方法は、ULに等しく適用可能であることができ、これらの例がある送信方向に限定されることは、意図されていない。
【0223】
WTRUが、再送されないCBGのリソースを空にするとき、WTRUプロセッサは、電力を別の進行中の送信に再割り当てることができる。例えば、WTRUは、キャリアアグリゲーションまたはデュアルコネクティビティに起因する、複数のUL送信を有することができる。UL電力制御は、アクティブな送信の数に依存することができる。WTRUプロセッサは、異なるUL送信の間における適切な電力共用を決定するために、シンボル内のすべてのアクティブな送信を考慮することができる。キャリア上におけるいくつかのCBGのゼロ電力送信のせいで、他のキャリア上における送信の異なる部分は、変化する送信電力を分配される。例えば、CBGのセロ電力送信が、第1のキャリア上において実行される場合、WTRUプロセッサは、一般には第1のキャリアのために使用される電力を、第2のキャリアの送信に割り当てることができる。
【0224】
アップリンク干渉プリエンプションインジケーションを提供することができる。インジケーションは、WTRU内干渉/プリエンプションを含むことができる。
【0225】
例においては、高プライオリティ/低待ち時間データが、WTRUバッファに到着することができる。WTRUプロセッサは、例えば、ネットワークが、例えば、あるタイムスロット内において、プライオリティが低いデータの一部を受信することができた後であっても、プライオリティがより低いデータのための進行中のアップリンク送信を中断することができる。このタイプのイベントは、WTRU内「アップリンクプリエンプション」と呼ばれることがあり、複数の送信が、同じWTRUから発する。
【0226】
WTRUプロセッサは、アップリンクプリエンプションについて、ネットワークに通知することができ、例えば、そのため、ネットワークは、(例えば、現在の)スロット内において送信されるデータの一部は、プライオリティがより高いデータの異なる送信についてのものであることができることを認識することができる。(例えば、アップリンクプリエンプションについてWTRUによって通知された)ネットワークは、干渉されるリソース上において送信されることがあるプライオリティがより低いデータを廃棄することができる。これは、プリエンプションインジケーションと呼ばれることがある。プリエンプションインジケーションは、受信機によって、例えば、それのHARQソフトバッファを管理するために使用することができる。例においては、受信機は、プライオリティが低い送信についての示された部分上において受信することができるデータをフラッシュまたは廃棄することを選択することができる。受信機は、例えば、データの干渉される部分についての(例えば、後続の)送信を受信することができるとき、インジケーションを使用することが(例えば、使用することも)できる。
【0227】
WTRUは、アップリンクプリエンプションイベントを、例えば、明示的または暗黙的に、無線通信ネットワークに示すことができる。明示的なインジケーションは、リソースインジケーションの形態をとることができる。例えば、インジケーションは、時間領域、周波数領域、または時間-周波数領域におけるリソースを指し示すことができる。インジケーションは、(例えば、追加的または代替的に、例えば、符号ブロックベースのHARQとの関連においては)プリエンプトされたことがある(例えば、された)プライオリティが低い送信からの1つまたは複数の符号ブロック(CB)または符号ブロックグループ(CBG)を指し示すことができる。
【0228】
例えば、PUSCHチャネル内の新しいUCIフィールドを使用して、プリエンプションインジケーションを送信することができる。例えば、プリエンプションが発生する前に、またはプリエンプション後に、UCIを送信することができる。(例えば、追加または代替の)例においては、(例えば、プライオリティが高い送信に固有の)(例えば、特別な)制御チャネルは、例えば、プリエンプションイベントの前または後に、インジケーションを搬送することができる。例においては、前倒しのPUCCHが、プライオリティが高い送信に同伴することができ、それは、インジケーションを含むことができる。
【0229】
プリエンプションは、例えば、CBまたはCBGがプリエンプトされることがある(例えば、される)ことを受信機に伝えるために、添付されたCRCをマスクすることによって、または(例えば、特別の)ビットを追加することによって、CBまたはCBGのエンコードされた部分であることができる(例えば、あることもできる)。
【0230】
WTRUは、プライオリティが高い(例えば、半持続的な、グラントフリーの、またはスケジュールされた)データを送信するために使用することができる、アップリンクリソースのタイプに結び付けることができる、例えば、インバンドインジケーションを使用して、プリエンプションイベントを示すことができる(例えば、こともできる)。
【0231】
インジケーションは、WTRU間干渉/プリエンプションを含むことができる。
【0232】
例においては、WTRUは、プライオリティがより高いデータを送信するのに十分なリソースを有さないことがある。WTRUは、進行中のプライオリティがより低いデータを送信していることがある、他のWTRUによって使用することができるリソースを占有およびプリエンプトすることができる。媒体を占有している他のWTRUに干渉を示して、例えば、それらが、プライオリティがより低いデータの進行中の送信を一時的にアボートすることができるようにすることができる。これは、例えば、「WTRU間アップリンクプリエンプションインジケーション」と呼ばれることがある。
【0233】
例えば、リソースのブロックが、プライオリティが低いおよび高いデータのために、複数のWTRUによって使用されることを可能にすることによって、WTRU間アップリンクプリエンプションインジケーションを実施することができる。プリエンプションインジケーションは、例えば、プライオリティがより低いデータによってリソースが占有されることがある、高セル負荷シナリオにおいて、役立つことがある。
【0234】
WTRU間アップリンクプリエンプションインジケーションは、例えば、(例えば、各)リソースに添付することができる。例においては、例えば、プライオリティがより高いデータを送信するために使用されるとき(例えば、そのときだけ)、RSは、PRBの一部の上において送信されて、それを占有することができる。共用されるリソースを使用することがあるWTRUは、プライオリティがより高いWTRUによってリソースが使用されることがあるかどうかを、例えば、媒体を占有する前に、(例えば、各リソースに対して一意であることができるRSをセンスまたはデコードすることによって)チェックすることができる。ネットワークノードは、(例えば、追加的または代替的に)例えば、サービングセルから(例えば、それのセルIDによってマスクされた)RSを送信することによって、またはダウンリンク制御チャネル上において情報を伝えることによって、リソースの使用を検出することができない他の(例えば、隠された)WTRUに、リソースの使用を伝えることができる。
【0235】
例えば、プリエンプションを示すために(例えば、そのためだけに)、共用されるリソースの一部をブロックすることなしに、異なる手順で、WTRU間アップリンクプリエンプションインジケーションを示すことができる。例においては、WTRU間アップリンクプリエンプションインジケーションを、アップリンク制御情報上において、またはアップリンク制御情報とともに(例えば、PUSCHのUCI部分上、またはPUCCH上において)送信することができる。ネットワークは、(例えば、その後)媒体を占有する(例えば、占有することを求める)ことがある他のWTRUに、それらの送信を回避または一時中断するように命令することができる。これは、例えば、ダウンリンク制御チャネル上において伝えることができる。中断された送信を有するWTRUは、例えば、媒体がもはや(例えば、プライオリティがより高い送信のために)占有されることがないとき、構成された一時中断タイマが満了したとき、および/またはネットワークによって伝えられたとき、プライオリティがより低いデータの送信を再開することができる。
【0236】
本明細書において説明されるコンピューティングシステムの各々は、説明される機能を達成するために、本明細書において説明されるパラメータを決定することと、エンティティ(例えば、WTRUとネットワーク)間においてメッセージを送信および受信することとを含む、本明細書において説明される機能を達成するための、実行可能命令またはハードウェアを用いるように構成された、メモリを有する1つまたは複数のコンピュータプロセッサを有することができる。上で説明されたプロセスは、コンピュータおよび/またはプロセッサによって実行される、コンピュータ可読媒体内に含まれる、コンピュータプログラム、ソフトウェア、および/またはファームウェアで実施することができる。
【0237】
無線システムにおける受信機フィードバックのためのシステム、方法、および手段が、開示された。受信機フィードバックフォーマット、内容、タイプ、および/またはタイミングは、例えば、HARQプロセスについての送信のシーケンス、HARQプロセスが成功する最大時間、測定もしくは推定されたリンク品質、復調性能、および/またはデコードに成功した符号ブロックの数に対応する、例えば、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)処理状態の関数として決定することができる。受信機フィードバックフォーマット、内容、タイプ、および/またはタイミングは、例えば、無線送受信ユニット(WTRU)の構成の関数として決定することができ、構成は、HARQプロセスにおいて適用されるソフトコンバイニング処理のタイプ、HARQプロセスについてのHARQオペレーティングポイント、HARQプロセスについてのHARQフィードバックのタイプを制御するための1つまたは複数の基準送信、およびHARQプロセスまたはトランスポートブロック(TB)と関連付けられたシーケンスにおける1つまたは複数の送信についてのフィードバック抑制パラメータのうちの少なくとも1つを示す。例えば1つまたは複数のパラメータ、干渉およびチャネル状態、ならびに/またはプリエンプティング送信の確率もしくは実際のプリエンプティング送信に基づいて、CBからCBGへの一様および非一様マッピングを(例えば、WTRUによって)提供することができる。例えばCBからCBGへの複数のマッピングから、CBからCBGへのマッピングを選択することをサポートして、CBからCBGへのマッピングのインジケーションを提供することができる。WTRU内およびWTRU間干渉/プリエンプションインジケーションを提供することができる。
【0238】
本明細書において説明されるプロセスおよび手段は、任意の組み合わせで適用することができ、他の無線技術に、および他のサービスのために適用することができる。
【0239】
WTRUは、物理デバイスのアイデンティティのことであることができ、またはサブスクリプション関連アイデンティティ、例えば、MSISDN、SIP URIなどの、ユーザのアイデンティティのことであることができる。WTRUは、アプリケーションベースのアイデンティティ、例えば、アプリケーションごとに使用することができるユーザ名のことであることができる。
【0240】
本明細書において説明される機能は、WTRUと無線通信システムとの間の、例えば、UR-LLC通信チャネル上において実施することができる。WTRUおよび無線通信システムは、本明細書において説明される機能を達成するように構成された(例えば、実行可能命令を用いてプログラムされた)1つ以上のコンピュータプロセッサを有することができる。例えば、WTRUは、(例えば、UR-LLC通信を使用して)無線通信ネットワークと通信するように構成されたプロセッサを有することができる。WTRUプロセッサは、トランスポートブロック(TB)ベースのハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックが、ダウンリンク送信のために提供されるべきかどうか、または符号ブロックグループ(CBG)ベースのHARQフィードバックが、ダウンリンク送信のために提供されるべきかどうかを示す、第1のダウンリンク制御情報(DCI)を受信するように構成することができる。WTRUプロセッサは、1つまたは複数の符号ブロックを有するトランスポートブロックを含む、第1のDCIと関連付けられたダウンリンク送信を受信するように構成することができる。WTRUプロセッサは、トランスポートブロックの1つまたは複数の符号ブロックをデコードしようと試みるように構成することができる。WTRUプロセッサは、第1のDCIが、CBGベースのHARQフィードバックが提供されるべきであることを示していると決定するように構成することができる。プロセッサが、第1のDCIは、CBGベースのHARQフィードバックが提供されるべきであることを示していると決定した場合、WTRUプロセッサは、1つまたは複数の符号ブロックの1つまたは複数のCBGへのマッピングを決定し、1つまたは複数のCBGのうちの少なくとも1つについてのHARQフィードバックを、少なくとも1つのCBGについての対応する符号ブロックのデコードが成功したかどうかに基づいて、決定し、1つまたは複数のCBGについてのHARQフィードバックを無線通信ネットワークに送信するように構成することができる。WTRUプロセッサは、第1のDCIが、TBベースのHARQフィードバックが提供されるべきであることを示していると決定するように構成することができる。WTRUプロセッサが、第1のDCIは、TBベースのHARQフィードバックが提供されるべきであることを示していると決定した場合、WTRUプロセッサは、トランスポートブロックについてのHARQフィードバックを決定し、トランスポートブロックについてのHARQフィードバックを無線通信ネットワークに送信するように構成することができる。
【0241】
マッピングは、周波数または時間のうちの少なくとも一方における、1つまたは複数の符号ブロックの符号ブロックグループへのマッピングであることができる。マッピングは、符号ブロックグループまたは送信に割り当てられたサブキャリアまたはOFDMシンボルの数、最大符号ブロック長、送信における符号ブロックグループの数、送信における符号ブロックの数、ならびに潜在的なプリエンプティング送信によって占有される時間シンボルおよび/またはリソースブロックの数のうちの1つまたは複数に基づくことができる。
【0242】
1つまたは複数のCBGについての決定されたHARQフィードバックは、対応する符号ブロックの各々のデコードが成功した場合は、ACKであり、1つまたは複数の符号ブロックのうちの1つまたは複数のデコードが成功しなかった場合は、NACKであることができる。WTRUプロセッサは、送信されたNACKに応答して、無線通信ネットワークから再送を受信するように構成することができる。無線通信ネットワークは、送信されたACKまたはNACKを受信し、NACKが受信された場合は、再送を送信することを決定するように構成されたプロセッサを有することができる。
【0243】
WTRUプロセッサは、再送用の第2のDCIを受信するように構成することができる。第2のDCIは、どのCBGが再送されるかを示すことができる。第2のDCIは、ソフトデコーディングを実行するときに、再送に含まれるどのCBGを、先に受信されたCBGと組み合わせることができるかを示すことができる。第2のDCIは、ソフトデコーディングを実行するときに、再送に含まれるどのCBGを、先に受信されたCBGと組み合わせることができるかを示すために使用することができる、ビットマップを含むことができる。無線通信ネットワークは、第2のDCIおよび第2のDCIの内容を送信することを決定するように構成されたプロセッサを有することができる。
【0244】
WTRUプロセッサは、第1のダウンリンク制御情報についての監視を行い、無線通信ネットワークからのプリエンプション命令に基づいて、第2のダウンリンク制御情報についての監視を行うように構成することができる。無線通信ネットワークは、プリエンプション命令をWTRUに送信することを決定するように構成されたプロセッサを有することができる。
【0245】
WTRUは、HARQバッファを備えることができる。WTRUプロセッサは、HARQバッファを管理し、1つまたは複数の符号ブロックのデコードが成功しなかった場合、HARQバッファ内のデータを廃棄するように構成することができる。
【0246】
WTRUプロセッサは、1つまたは複数の符号ブロックのデコードが成功しなかった場合に、アップリンク制御情報で無線通信ネットワークに送信するプリエンプションインジケーションを決定するように構成することができる。
【0247】
無線通信ネットワークは、トランスポートブロック(TB)ベースのハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックが、ダウンリンク送信のために提供されるべきかどうか、または符号ブロックグループ(CBG)ベースのHARQフィードバックが、ダウンリンク送信のために提供されるべきかどうかを示す、第1のダウンリンク制御情報(DCI)を送信することを決定し、第1のダウンリンク制御情報を送信するように構成されたプロセッサを有することができる。無線通信ネットワークは、TBベースのHARQフィードバックを含む、送信されたHARQフィードバックを受信するように構成されたプロセッサを有することができる。
【0248】
本明細書において説明されるコンピューティングシステムの各々は、説明される機能を達成するために、本明細書において説明されるパラメータを決定することと、エンティティ(例えば、WTRUとネットワーク)間においてメッセージを送信および受信することとを含む、本明細書において説明される機能を達成するための、実行可能命令またはハードウェアを用いるように構成された、メモリを有する1つまたは複数のコンピュータプロセッサを有することができる。上で説明されたプロセスは、コンピュータおよび/またはプロセッサによって実行される、コンピュータ可読媒体内に含まれる、コンピュータプログラム、ソフトウェア、および/またはファームウェアで実施することができる。
【0249】
上で説明されたプロセスは、コンピュータおよび/またはプロセッサによって実行される、コンピュータ可読媒体内に含まれる、コンピュータプログラム、ソフトウェア、および/またはファームウェアで実施することができる。コンピュータ可読媒体の例は、限定されることなく、(有線および/もしくは無線接続上において送信される)電子信号、ならびに/またはコンピュータ可読記憶媒体を含む。コンピュータ可読記憶媒体の例は、限定されることなく、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよびリムーバブルディスクなどの、しかし、それらに限定されない、磁気媒体、光磁気媒体、ならびに/またはCD-ROMディスクおよび/もしくはデジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含む。WTRU、端末、基地局、RNC、および/または任意のホストコンピュータにおいて使用される、無線周波数送受信機を実施するために、ソフトウェアと関連付けられたプロセッサを使用することができる。
図1A
図1B
図1C
図1D
図2
図3
図4
図5
図5A