(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-05-16
(45)【発行日】2023-05-24
(54)【発明の名称】撹拌培養装置
(51)【国際特許分類】
C12M 1/02 20060101AFI20230517BHJP
【FI】
C12M1/02 A
(21)【出願番号】P 2018188951
(22)【出願日】2018-10-04
【審査請求日】2021-04-14
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】000171919
【氏名又は名称】佐竹マルチミクス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100102749
【氏名又は名称】澤木 紀一
(74)【代理人】
【識別番号】100081787
【氏名又は名称】小山 輝晃
(72)【発明者】
【氏名】加藤 好一
【審査官】小川 知宏
(56)【参考文献】
【文献】特開平05-095778(JP,A)
【文献】特開2018-011530(JP,A)
【文献】特開昭62-160103(JP,A)
【文献】特開2016-021908(JP,A)
【文献】国際公開第2017/077964(WO,A1)
【文献】国際公開第2016/002492(WO,A1)
【文献】化学装置, 2018, Vol7, pp.23-34
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C12M 1/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
培養物と培地とが容れられる培養容器と、
該培養容器内に設けた、上下動する撹拌翼を有する上下動撹拌手段と、
前記培養容器の底部に設けた開口部と、該開口
部を塞ぐ、培養物は通過せず、培地のみを通過するろ過膜と、
前記開口部に連通した、前記培養容器の外面に設けた培地抜出室とよりなり、
前記開口部は、前記底部への前記撹拌翼の投影部分内に形成されることを特徴とする撹拌培養装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、培養容器内に容れられた、例えば、細胞などの培養物と培養液等からなる内容物を良好に撹拌できると共に、該培養容器内の培地のみを連続して該培養容器外に抜出できる培養装置に関する。
【背景技術】
【0002】
培養容器内で、例えば、動植物の細胞や菌体等の培養物を高密度で培養するためには、該培養物を培養液等の培地内で培養を行いながら、フレッシュな培地と老廃物を含む培地との交換が必要となる。
【0003】
従来の培養装置においては、例えば、
図5に示すよう、培養容器aに、培地供給管bと培地排出管cとを設けると共に、該培地排出管cの下端に、前記培養容器a内の内容物中、培養物は通過せず、培地のみを通過するろ過膜d(フィルタ)を設け、例えば、上下動撹拌手段eにより、前記培養容器a内を撹拌しながら、培養物を培養した後、前記培地排出管cを吸引ポンプ等により吸引し、前記ろ過膜dを介して、前記培養容器a中の老廃物を含む培地のみを、前記培養容器a外に抜出し、また、前記培地供給管bからフレッシュな培地を前記培養容器a内に供給するようにして、培地の交換を行っていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、前記従来の培養装置においては、培地を吸引によりろ過しているので、培養物がろ過膜に吸い込まれ、詰まりが発生し、定期的に、培地の吸引を停止して、逆洗を行う必要があり、連続した培地の抜出ができないという問題点があった。
【0006】
本発明は、吸引により培地をろ過せず、撹拌装置を利用して、ろ過膜の目詰まりを解消し、連続して、培地に抜出できる培養装置を提供できるようにしたものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記の目的を達成すべく、本発明の撹拌培養装置は、培養物と培地とが容れられる培養容器と、前記培養容器内の内容物を撹拌する撹拌手段と、前記培養容器に設けた開口部と、該開口物を塞ぐ、培養物は通過せず、培地のみを通過するろ過膜と、前記開口部に連通した、前記培養容器の外面に設けた培地抜出室と、前記撹拌手段を利用した目詰まり防止手段とよりなり、該目詰まり防止手段は、前記撹拌手段を、往復動する撹拌翼を有する往復動撹拌手段より構成し、前記ろ過膜により塞がれる開口部を、前記培養容器の、前記撹拌翼の翼面に対向する壁に設けたことを特徴とする。また、前記開口部は、前記翼面に対向する壁への前記撹拌翼の投影部分内に形成されることを特徴とする。
【0008】
また、本発明の撹拌培養装置の培地抜出方法は、培養物と培地とが容れられる培養容器と、該培養容器内に設けた、上下動する撹拌翼を有する上下動撹拌手段と、前記培養容器の底部に設けた開口部と、該開口物を塞ぐ、培養物は通過せず、培地のみを通過するろ過膜と、前記開口部に連通した、前記培養容器の外面に設けた培地抜出室とよりなる撹拌培養装置において、前記撹拌翼が下方に移動する場合には、前記培養容器内の培地を前記ろ過膜から抜き出さないようにし、前記撹拌翼が上方に移動する場合には、前記培養容器内の培地を前記ろ過膜から抜き出すようにしたことを特徴とする。
【0009】
また、本発明の撹拌培養装置は、培養物と培地とが容れられる培養容器と、前記培養容器内の内容物を撹拌する撹拌手段と、前記培養容器に設けた開口部と、該開口物を塞ぐ、培養物は通過せず、培地のみを通過するろ過膜と、前記開口部に連通した、前記培養容器の外面に設けた培地抜出室と、前記撹拌手段を利用した目詰まり防止手段とよりなり、前記目詰まり防止手段は、前記撹拌手段を、撹拌翼が設けられた、往復動する駆動軸を有する撹拌手段より構成し、前記ろ過膜により塞がれる開口部を、前記培養容器の、前記駆動軸に直交する側の壁の周方向に全周に渡って設けたことを特徴とする。また、本発明の撹拌培養装置は、培養物と培地とが容れられる培養容器と、前記培養容器内の内容物を撹拌する撹拌手段と、前記培養容器に設けた開口部と、該開口物を塞ぐ、培養物は通過せず、培地のみを通過するろ過膜と、前記開口部に連通した、前記培養容器の外面に設けた培地抜出室と、前記撹拌手段を利用した目詰まり防止手段とよりなり、前記目詰まり防止手段は、前記撹拌手段を、撹拌翼が設けられた、回転する駆動軸を有する撹拌手段より構成し、前記ろ過膜により塞がれる開口部を、前記培養容器の、前記駆動軸に直交する側の壁の周方向に全周に渡って設けたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明の撹拌培養装置は、培養物と培地とが容れられる培養容器と、該培養容器内に設けた、上下動する撹拌翼を有する上下動撹拌手段と、前記培養容器の底部に設けた開口部と、該開口部を塞ぐ、培養物は通過せず、培地のみを通過するろ過膜と、前記開口部に連通した、前記培養容器の外面に設けた培地抜出室とよりなり、前記開口部は、前記底部への前記撹拌翼の投影部分内に形成されることを特徴とする。
【0011】
また、本発明の撹拌培養装置は、培養物と培地とが容れられる培養容器と、該培養容器内に設けた、撹拌翼が設けられた、上下動する撹拌軸を有する上下動撹拌手段と、前記培養容器の側壁の周方向に全周に渡って設けた開口部と、該開口物を塞ぐ、培養物は通過せず、培地のみを通過するろ過膜と、前記開口部に連通した、前記培養容器の外面に設けた培地抜出室とよりなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、培養容器内の内容物を良好に撹拌できると共に、該培養容器内の培地のみを連続して該培養容器外に抜出できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明の実施例1の撹拌培養装置の縦断面図である。
【
図2】本発明の実施例2の撹拌培養装置の縦断面図である。
【
図3】該撹拌装置の上下動撹拌のフローパターンを示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明を実施するための形態の実施例を以下に示す。
【実施例1】
【0015】
【0016】
1は、本発明の培養装置を示し、2は、該培養装置1の培養容器であり、該培養容器2は、例えば、有底の円筒状に形成され、該培養容器2内には、例えば、動植物の細胞や菌体等の培養物と、培養液等の培地とが容れられている。
【0017】
3は、前記培養容器2内の培養物と培地とからなる内容物を撹拌する、駆動軸方向に往復動する往復動撹拌装置を示す。
【0018】
前記往復動撹拌装置3は、例えば、垂設された駆動軸4と、該駆動軸4を該駆動軸方向に、例えば上下方向に往復動させる往復動装置(図示せず)と、前記駆動軸4の下端に設けられた、例えば、長径と短径とより形成される撹拌翼、例えば、矩形状、又は、楕円形状の撹拌翼5とよりなり、該駆動軸4は、例えば、前記培養容器2の天井部2aの中央の開口部6を貫通して、前記培養容器2内に挿入される。
【0019】
7は、前記培養容器2の底部2bに設けられた開口部、8は、該開口部7を塞ぐように設けられた、前記培養容器2内の内容物中、培養物は通過せず、培地のみを通過するろ過膜(フィルタ)を示す。
【0020】
なお、前記ろ過膜8により塞がれる開口部7は、前記撹拌翼5を平面視した時、前記底部2bへの投影部分内に形成されることが望ましい。
【0021】
また、9は、前記開口部7に液密に連通した、前記培養容器2の底部2bの外面に設けられた培地抜出室を示し、前記培養容器2内の培地が前記ろ過膜8によりろ過されて、該培地抜出室9に浸入するようになる。
【0022】
10は、例えば、前記培地抜出室9の側壁の排出口9aに設けられた培地排出管を示す。
【0023】
なお、該培地排出管10は、前記排出口9aから、前記培養容器2の所望の高さまで上方に延びてから、逆U字状の折返し部10aを介して、下方に延びるように形成され、前記培養容器2内に、前記培地排出管10の折返し部10aよりも高い位置まで培地を供給することにより、前記培地排出管10の他端から培地を抜き出させるように形成される。
【0024】
なお、11は、前記培地排出管10の折返し部10aの上端に連結した空気抜き管を示し、12は、該管11の端部に設けた弁を示す。
【0025】
13は、前記培地抜出室4外から前記培養容器2内に、例えば、フレッシュな培地を供給するための培地供給管を示す。
【0026】
次に、本発明の培養装置の作動及びその効果について説明する。
【0027】
例えば、前記培地供給管13から、培養物と培地との内容物が、前記培養容器2内に供給され、例えば、前記培地排出管10の折返し部10aよりも低い位置まで容れられる。
【0028】
なお、培地が重力により、前記ろ過膜8を通過して、前記培地抜出室9内に浸入するが、前記培地排出管10内の培地は、前記折返し部10aよりも低い位置に留まるので、外部に排出することはない。
【0029】
なお、前記培地排出管10の他端に弁を設け、該弁を閉じている場合には、前記折返し部10aよりも高い位置まで培地を供給するようにしてもよい。
【0030】
そして、前記培養容器2内の内容物を、例えば、前記往復動撹拌装置3により、前記撹拌翼5を上下動して撹拌しながら、所望の時間、培養物を培養する。
【0031】
なお、前記往復動撹拌装置3の撹拌翼5の往復動(振動)は、超振動撹拌のような高周波数による振動ではなく、例えば、5Hz以下、好ましくは、2Hz以下の撹拌翼5の上下動に基づく、低せん断作用により往復動させるようにする。
【0032】
そして、フレッシュな培地と老廃物を含む培地とを培地交換をするために、前記培養容器2内の内容物を前記往復動撹拌装置3により撹拌しながら、又は、撹拌を停止した後、前記培地等供給管13から、液面が前記折返し部10aよりも高くなるまで、培地を前記培養容器2内に供給する。
【0033】
これにより、前記培養容器2内の内容物の液面と、前記培地抜出管10の内容物の液面の高さが高くなるように、前記培養容器2内の培地が、前記ろ過膜8によりろ過されて、前記培地抜出管10に浸入する。
【0034】
そして、前記折返し部10aよりも高い位置まで、前記培養容器2内に培地が供給されると、培地が前記折返し部10aを通じて、外部に排出されるようになる。
【0035】
そして、前記往復動撹拌装置3を駆動させて上下動させることにより、前記撹拌翼5が上方に移動する時には、前記ろ過膜8の上面には、
図1の〇印で囲んだ部分Aに、負圧が生じ、従って、前記ろ過膜8の上面にたまった培養物を上方に吸い上げるようになり、前記ろ過膜8が詰まるのを防ぐようになる。
【0036】
なお、前記培地供給管13に、培地供給制御手段(図示せず)を設け、該培地供給手段により、前記往復動撹拌装置3の撹拌翼5を、下方に移動する場合には、前記培養容器2内に培地を供給せず(又は、培地供給管の弁を閉じ、培地を抜き出さないようにし)、前記撹拌翼5を、上方に移動する場合には、前記培地供給管13から、前記培養容器2内に培地を供給し、前記培地排出管10から、培地を排出するようにし、これを繰り返すようにする。
【0037】
培地のろ過は、培地の重力によりろ過されるもので、吸引によりろ過して、前記培地抜出室9内に浸入させるものではないので、培養物が、ろ過膜に吸い込まれることがなく、また、前記往復動撹拌装置3の撹拌翼5が上方に移動する時に生ずる負圧を利用して、前記ろ過膜8の上面の培養物を上方に吸い上げるので、ろ過膜8が目詰まりする事はない。
【0038】
従って、目詰まりしないので、前記培養容器2内に培地を連続して供給することにより、逆洗等を必要とせず、連続して、培地の交換を行うことができるようになる。
【0039】
なお、前記往復動撹拌装置3の撹拌翼5を上下動する以外に、例えば、前記撹拌軸4を横方向に横設して、横方向に往復動させるなど、駆動軸の軸方向に往復動するようにしてもよい。かかる場合、ろ過膜は、前記撹拌翼5の翼面に対向する培養容器2の壁に設けられるようになる。
【実施例2】
【0040】
本発明の実施例2においては、実施例1の撹拌培養装置において、実施例1における開口部7を、前記培養容器2の底部2bに設ける代わりに、
図2に示すように、前記培養容器2の側壁2cに、例えば、周方向に、全周に渡って形成された開口部14を設け、該開口部14を前記ろ過膜8で塞ぐように設ける。
【0041】
そして、前記培養容器2の側壁の外周面に、前記開口部14に液密に連通した、例えば、前記側壁の外周面を筒状に覆う培地抜出室15を設ける。
【0042】
そして、前記培地抜出室15の側壁に排出口15aを設け、該排出口15aに、培地抜出管16を設けると共に、弁(図示せず)を設ける。
【0043】
なお、前記培養容器2内の撹拌手段として、前記往復動撹拌装置3を設ける代わりに、前記撹拌容器2に垂設した駆動軸と、該駆動軸を軸方向周りに回転させる回転駆動装置と、該駆動軸の下端に設けた撹拌翼とよりなる回転撹拌装置(図示せず)を設けるようにしてもよい。
【0044】
次に、本発明の培養装置の作動及びその効果について説明する。
【0045】
本発明の第2の実施例においては、前記培地排出管16の弁を閉じ、例えば、前記培地供給管13から、培養物と培地との内容物が、所望量、前記培養容器2内に供給される。
【0046】
なお、培地が前記ろ過膜8を通過して、前記培地抜出室15内に浸入するが、前記培地排出管16内の弁が閉じているので、培地は、外部に排出されない。
【0047】
そして、前記培養容器2内の内容物を、例えば、前記往復動撹拌装置3により、前記撹拌翼5を上下動して撹拌しながら、所望の時間、培養物を培養する。
【0048】
なお、前記往復動撹拌装置3の撹拌翼5の往復動(振動)は、超振動撹拌のような高周波数による振動ではなく、例えば、5Hz以下、好ましくは、2Hz以下の撹拌翼5の上下動に基づく、低せん断作用により往復動させるようにする。
【0049】
そして、フレッシュな培地と老廃物を含む培地とを培地交換をするために、前記培養容器2内の内容物を、前記往復動撹拌装置3により撹拌しながら、又は、撹拌を停止した後、前記培地抜出管16の弁を開くことにより、前記培養容器2内の培地が、前記ろ過膜8によりろ過されて、前記培地抜出室15内に浸入し、前記培地抜出管16を介して、外部に排出されるようになる。
【0050】
そして、前記往復動撹拌装置3を駆動して、例えば、前記振動数の範囲において撹拌翼5を上下動させることにより、前記培養容器2内には、前記撹拌翼5の短径5a部分の外方に、
図4のDに示す如く、上下流強化領域が形成されて、
図3に示す如く、大きな上下流とこれに伴う旋回流を伴う大還流を発生させることができるようになり、前記培養容器2内の側壁の内側面に沿う強い流れを形成させることができ、この流れにより、ろ過膜8に付着した培養物が流れ、目詰まりが解消するようになる。
【0051】
そして、前記往復動撹拌装置3を駆動して撹拌翼5を上下動させることにより、前記培養容器2内には、前記培養容器2内の側壁の内側面に沿う流れが形成され、この流れにより、ろ過膜8に付着した培養物が流れ、目詰まりが解消するようになる。
【0052】
なお、撹拌手段として、前記回転撹拌装置を用いた場合においても、前記同様に、前記培養容器2の側壁の内側面に沿う流れが形成され、この流れにより、ろ過膜8に付着した培養物が流れ、目詰まりが解消するようになる。
【0053】
従って、目詰まりしないので、前記培養容器2内に培地を連続して供給することにより、逆洗等を必要とせず、連続して、培地の交換を行うことができるようになる。
【0054】
なお、前記往復動動撹拌装置3により培養容器内を撹拌する場合、前記撹拌容器2の側壁の内側面に沿って流れるが生じる部分にのみろ過膜を設けるように、前記ろ過膜を塞ぐ開口部14を、例えば、前記往復動撹拌装置3の撹拌翼5の短径5a側の、前記培養容器2の側壁のみに設けてもよい。
【0055】
また、前記撹拌軸4を垂設し、該撹拌翼4を上下動、或いは、該撹拌軸4周りに回転させる以外に、前記駆動軸4を横方向に横設して、横方向に往復動させる、或いは、該駆動軸4の軸周りに回転させるようにしてもよく、この場合には、前記ろ過膜8は、前記駆動軸4に直交する側の、前記培養容器2の壁に設けるようにする。
【産業上の利用可能性】
【0056】
本発明の培地抜出機能を有した往復動撹拌培養装置は、医療品関係、食品関係等における培養装置に利用される。
【符号の説明】
【0057】
1 培養装置
2 培養容器
2a 天井部
2b 底部
2c 側壁
3 往復動撹拌装置
4 駆動軸
5 撹拌翼
5a 短径
6 開口部
7 開口部
8 ろ過膜
9 培地抜出室
9a 排出口
10 培地抜出管
10a 折返し部
11 空気抜き管
12 弁
13 培地供給管
14 開口部
15 培地抜出室
15a 排出口
16 培地抜出管