(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-05-16
(45)【発行日】2023-05-24
(54)【発明の名称】コネクタ
(51)【国際特許分類】
H01R 13/639 20060101AFI20230517BHJP
【FI】
H01R13/639 Z
(21)【出願番号】P 2019235601
(22)【出願日】2019-12-26
【審査請求日】2022-08-08
(73)【特許権者】
【識別番号】000231073
【氏名又は名称】日本航空電子工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100121706
【氏名又は名称】中尾 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100128705
【氏名又は名称】中村 幸雄
(74)【代理人】
【識別番号】100147773
【氏名又は名称】義村 宗洋
(72)【発明者】
【氏名】醍醐 貴徳
【審査官】内田 勝久
(56)【参考文献】
【文献】特表2015-512125(JP,A)
【文献】特表平11-511891(JP,A)
【文献】特開2012-22901(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01R 13/56 - 13/72
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
相手側コネクタとの嵌合状態をロックするロックレバーを具備するコネクタであって、
前記ロックレバーは操作部と前記相手側コネクタに設けられている係合部と係合する突起とが回動軸まわりに回動するように、端子を収容保持するハウジングに一体形成されており、
前記コネクタの、前記相手側コネクタに対する嵌合の向きを前方、離脱の向きを後方とし、その前後方向と直交し、かつ相互に直交する2つの方向を上下方向及び左右方向とする時、
前記ロックレバーは、前記ハウジングの上面の上方に位置して左右方向に延びる前記操作部と、前記操作部の左右方向両端から延長形成されて前記ハウジングの左右の側面にそれぞれ沿う2つの側部とを有し、
前記2つの側部の各々は、その沿う前記側面に連結固定された連結部と、回動支点と、1つの前記突起とを備え、
前記2つの側部の2つの前記回動支点を貫く線が、左右方向に平行な前記回動軸を構成し、
前記操作部は前後方向において前記回動軸よりも後方に位置し、
前記2つの側部の2つの前記突起は前後方向において前記回動軸よりも前方に位置して下方に突出していることを特徴とするコネクタ。
【請求項2】
請求項1に記載のコネクタにおいて、
各々の前記突起の前記回動軸まわりの回動の動径が、前記操作部の前記回動軸まわりの回動の動径よりも大とされていることを特徴とするコネクタ。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のコネクタにおいて、
前記2つの側部の各々において、前記回動支点は前記連結部に接続する弾性変形可能な部位として構成されていることを特徴とするコネクタ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は相手側コネクタとの嵌合状態をロックするロック機構を備えたコネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
図7はこの種のコネクタの従来例として特許文献1に記載されている構成を示したものであり、
図7ではロックアームを備えた雌型コネクタと相手側の雄型コネクタとが示されている。
【0003】
雄型コネクタ10は角筒状のフード部11aを有する雄コネクタハウジング11を備え、ここに複数本の雄端子金具12を収容している。雄端子金具12は絶縁電線13に固着されて接続されており、先端をフード部11a内に突出させた状態で雄コネクタハウジング11のキャビティ11b内に固定されている。フード部11aの上面先端側には係合孔14が形成されている。
【0004】
一方、雌型コネクタ20の雌コネクタハウジング21は雄コネクタハウジング11のフード部11a内に嵌合可能な角筒状をなし、そのキャビティ21a内に雌端子金具22を収容している。雌端子金具22は絶縁電線23に固着されて接続されている。
【0005】
雌コネクタハウジング21の上面には両コネクタ10,20の嵌合方向に沿って延びるロックアーム24が支持脚部25を介して片持ち形に突設され、その先端の操作部24aを押圧することにより、支持脚部25を支点としてロックアーム24は
図7中の矢印方向に傾動するものとなっている。
【0006】
ロックアーム24のほぼ中央には係合突起26が突設され、雌コネクタハウジング21を雄コネクタハウジング11のフード部11a内に完全に挿入して両コネクタ10,20を完全嵌合させた状態とすると、ロックアーム24の係合突起26がフード部11aの係合孔14内に進入して係合するようになっている。
図8はロックアーム24によってロックされた両コネクタ10,20の嵌合状態を示す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、上述した雌型コネクタ20のように、一端が支点とされ、他端が操作部とされて、その中間に相手側コネクタの係合部と係合する突起を有する片持ち梁状のロックアームを備えるコネクタでは、ロックを解除するためには突起の高さ寸法よりも大きく操作部を変位させる必要がある。よって、操作部の上下方向のストロークを確保する分、コネクタ高さは高くなり、良好なロック状態を得るために突起の高さを十分に確保しようとすると、コネクタ高さはさらに高くなってしまう。
【0009】
この発明の目的はこのような状況に鑑み、良好なロック状態を確保しながらも、ロック解除に必要な操作部の上下方向のストロークを短縮できるようにし、よって低背化が可能なコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1の発明によれば、相手側コネクタとの嵌合状態をロックするロックレバーを具備するコネクタにおいて、ロックレバーは操作部と相手側コネクタに設けられている係合部と係合する突起とが回動軸まわりに回動するように端子を収容保持するハウジングに一体形成され、コネクタの、相手側コネクタに対する嵌合の向きを前方、離脱の向きを後方とし、その前後方向と直交し、かつ相互に直交する2つの方向を上下方向及び左右方向とする時、ロックレバーはハウジングの上面の上方に位置して左右方向に延びる操作部と、操作部の左右方向両端から延長形成されてハウジングの左右の側面にそれぞれ沿う2つの側部とを有し、2つの側部の各々はその沿う側面に連結固定された連結部と回動支点と1つの突起とを備え、2つの側部の2つの回動支点を貫く線が左右方向に平行な回動軸を構成し、操作部は前後方向において回動軸よりも後方に位置し、2つの側部の2つの突起は前後方向において回動軸よりも前方に位置して下方に突出しているものとされる。
【0011】
請求項2の発明では請求項1の発明において、各々の突起の回動軸まわりの回動の動径が、操作部の回動軸まわりの回動の動径よりも大とされる。
【0012】
請求項3の発明では請求項1又は2の発明において、2つの側部の各々において、回動支点は連結部に接続する弾性変形可能な部位として構成されているものとされる。
【0013】
なお、本願において、特定の軸まわりの回転軌道内を連続的に変位する移動を回動と呼び、その特定の軸を回動軸、物品の運動を特定の回転軌道内に束縛する作用を奏しその特定の回転軌道を含む平面を回動軸が貫く位置にある点を回動支点と呼ぶ。
【発明の効果】
【0014】
この発明によれば、ロックレバーの操作部の、相手側コネクタとのロック及びロック解除に伴う上下方向のストロークを短縮することができ、よってハウジングの上面の上方に位置する操作部のハウジングの上面からの高さを低くすることができるため、その分、コネクタを低背に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】Aはこの発明によるコネクタの一実施例を示す側面図、Bはその正面図、Cはその底面図、Dはその斜視図。
【
図2】Aは
図1に示したコネクタと嵌合される相手側コネクタの側面図、Bはその背面図、CはBのE-E線断面図、Dはその斜視図。
【
図3】
図1に示したコネクタと
図2に示した相手側コネクタの嵌合前の状態を示す斜視図。
【
図4】Aは
図1に示したコネクタと
図2に示した相手側コネクタの嵌合状態を示す上方から見た斜視図、Bは
図1に示したコネクタと
図2に示した相手側コネクタの嵌合状態を示す下方から見た斜視図。
【
図5】
図1に示したコネクタと
図2に示した相手側コネクタの嵌合過程を示す図。
【
図6】
図1に示したコネクタと
図2に示した相手側コネクタの離脱過程を示す図。
【
図7】ロック機構を備える従来の雌雄コネクタを示す断面図。
【
図8】
図7に示した雌雄コネクタの嵌合状態を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0016】
この発明の実施形態を図面を参照して実施例により説明する。
【0017】
図1はこの発明によるコネクタの一実施例を示したものであり、コネクタ100はこの例では絶縁樹脂製のハウジング30と、相手側コネクタとの嵌合状態をロックするロックレバー40と、ソケット端子51と、グロメット52と、リテーナ53とによって構成されている。なお、ソケット端子51に接続される電線の図示は省略している。
【0018】
ハウジング30は角筒状をなし、この例では内部に9本のソケット端子51を収容保持している。ハウジング30の前面30aには9個の穴31が形成されており、9本のソケット端子51はこれら穴31に先端がそれぞれ臨むようにハウジング30に収容されている。
【0019】
以下、コネクタ100の、相手側コネクタに対する嵌合の向きを前方、離脱の向きを後方とし、その前後方向と直交し、かつ相互に直交する2つの方向を上下方向及び左右方向と定義して説明する。ハウジング30の前面30aはコネクタ100の前後方向、前端に位置して前方を向いている。
【0020】
ハウジング30の後端にはグロメット52が配置され、さらにリテーナ53が取り付けられてグロメット52はハウジング30とリテーナ53とによって挟み込まれて保持されている。リテーナ53にはハウジング30の上面30b及び下面30cにそれぞれ沿って延びる一対の延長片53aが形成されており、これら延長片53aにそれぞれ形成された窓53bがハウジング30の上面30b及び下面30cにそれぞれ突出形成された凸部32に引っ掛けられることによってリテーナ53はハウジング30に取り付け固定されている。
【0021】
グロメット52には9本のソケット端子51にそれぞれ接続される電線が通る穴52aが9個形成されており、リテーナ53にはグロメット52の各3個の穴52aにそれぞれ対応して細長い開口53cが3つ形成されている。
【0022】
ロックレバー40はハウジング30と一体成形されて形成されており、ハウジング30の上面30bの上方に位置して左右方向に延びる操作部41と、操作部41の左右方向両端から延長形成されてハウジング30の左右の側面30d,30eにそれぞれ沿う2つの側部42とよりなる。操作部41はこの例ではハウジング30の上面30bに位置するリテーナ53の延長片53a上に位置している。
【0023】
2つの側部42はそれぞれ操作部41から下方に延長された第1延長部43と、第1延長部43の下端から前方に延長された第2延長部44と、それら第1延長部43と第2延長部44とがなす角部に筋交い状に位置して角部部分を埋める補強部45と、第2延長部44に設けられた突起46と、連結部47と、支持部48とよりなる。
【0024】
支持部48は第2延長部44の後端寄りの部分から下方に延長されて設けられており、下端は連結部47に接続されている。支持部48は弾性変形可能な部位とされる。連結部47は側部42が沿うハウジング30の側面30d(30e)に連結固定されており、側部42におけるこの連結部47以外の部分はハウジング30の側面30d(30e)とわずかに離間されている。
【0025】
このロックレバー40は支持部48が弾性変形することにより回動動作するもので、その回動支点Pは
図1A中に示したように支持部48が連結部47に接続支持されている部位とみなすことができる。2つの側部42の2つの回動支点Pを貫く線は左右方向と平行であり、回動軸aを構成する。
図1D中、一点鎖線は回動軸aを示す。
【0026】
突起46は第2延長部44の前端に下方に突出するように形成されており、ロックレバー40の2つの側部42の2つの突起46は前後方向において回動軸aよりも前方に位置し、操作部41は前後方向において回動軸aよりも後方に位置している。突起46の前端には第2延長部44の前端にかけて傾斜面46aが形成されている。
【0027】
このような構成を有するロックレバー40は操作部41が矢印Qで示すように下方に押されることにより、操作部41と突起46とが回動軸aまわりに回動するものとなっている。両矢印Rはその回動方向を示す。なお、これら操作部41と突起46との間に位置する部分、即ち補強部45によって補強されている第1延長部43及び第2延長部44は剛体として機能する。
【0028】
図2は上述したコネクタ100と嵌合される相手側コネクタを示したものであり、相手側コネクタ200は絶縁樹脂製のハウジング60及びフロントハウジング70と、ピン端子81と、グロメット82と、リテーナ83と、シールリング84とによって構成されている。なお、ピン端子81に接続される電線の図示は省略している。
【0029】
ハウジング60は角筒状をなし、9本のピン端子81を収容保持している。これらピン端子81の先端側はハウジング60の先端側の開口部61内に突出して位置されている。フロントハウジング70はハウジング60の開口部61に挿入されて配置されており、開口部61の内部底面に配置されたシールリング84はフロントハウジング70とハウジング60とによって挟み込まれている。フロントハウジング70はハウジング60の開口部61より突出するガイド片71を上下に備えている。
【0030】
ハウジング60の開口部61を囲む側壁のうち、左右の側壁62,63にはそれぞれ先端側から切り欠かれて切欠き64が設けられており、これら切欠き64の左右方向の外側に位置するように一対の延長片65がハウジング60に形成されている。一対の延長片65は側壁62,63の先端より突出するように形成されており、それら延長片65の突出端の互いに対向する内面にはコネクタ100のロックレバー40の2つの突起46がそれぞれ係合する係合部66が形成されている。係合部66はこの例では延長片65の内面上に角柱状に突出する凸部とされ、その延長片65の突出端側の上側の角部には傾斜面66aが形成されている。
【0031】
グロメット82及びリテーナ83はこの例ではコネクタ100のグロメット52及びリテーナ53と同様の構成を有し、ハウジング60の開口部61と反対側の背面に取り付けられている。リテーナ83は一対の延長片83aにそれぞれ形成されている窓83bがハウジング60の上下面にそれぞれ突出形成されている凸部67に引っ掛けられることによってハウジング60に取り付け固定されている。
図2B中、82aはグロメット82に形成されている穴を示し、83cはリテーナ83に形成されている開口を示す。
【0032】
図3は上述したコネクタ100と相手側コネクタ200とが嵌合される前の対向された状態を示したものであり、
図4はコネクタ100と相手側コネクタ200とが嵌合された状態を示したものである。コネクタ100のハウジング30の前端側は相手側コネクタ200のフロントハウジング70のガイド片71にガイドされて相手側コネクタ200のハウジング60の開口部61に挿入され、これにより対応するソケット端子51とピン端子81とがそれぞれ嵌合されて接続される。コネクタ100のロックレバー40の2つの第2延長部44の前端側は相手側コネクタ200のハウジング60の側壁62,63にそれぞれ設けられている切欠き64にそれぞれ挿入され、突起46が係合部66に係合して引っ掛かることにより、嵌合状態がロックされる。
【0033】
以下、ロックレバー40の動作について
図5及び6を参照して説明する。
図5はコネクタ100と相手側コネクタ200の嵌合過程におけるロックレバー40の動作を示したものであり、
図6はコネクタ100と相手側コネクタ200との離脱過程におけるロックレバー40の動作を示したものである。なお、
図5及び6において要部は透視図で示している。
【0034】
<嵌合過程>
コネクタ100と相手側コネクタ200とを対向させた
図5(1)に示した状態からコネクタ100を相手側コネクタに押し込んでいくと、ロックレバー40の突起46は相手側コネクタ200の係合部66に突き当たる。突起46には傾斜面46aが形成されているため、コネクタ100をさらに押し込むと、突起46には突起46を上方へ押し上げる力が作用し、これによりロックレバー40は回動軸aまわりに
図5(2)に示したように回動する。
【0035】
そして、コネクタ100をさらに押し込み、回動したロックレバー40の突起46が係合部66を乗り越えると、ロックレバー40の、弾性変形した支持部48の弾性復元力によりロックレバー40は
図5(3)に示したように元の状態に回動復帰し、突起46が係合部66に引っ掛かった状態となってコネクタ100と相手側コネクタ200との嵌合状態がロックされる。
【0036】
<離脱過程>
図6(1)に示したコネクタ100と相手側コネクタ200とのロック状態からロックを解除するには、ロックレバー40の操作部41に矢印Qで示した方向に力を加えて操作部41を押し下げる。操作部41は回動軸aより後方にずれた位置に位置しているため、操作部41に操作部41を押し下げる力を加えると、ロックレバー40は
図6(2)に示したように回動軸aまわりに回動し、これによりロックレバー40の突起46は上方に変位して相手側コネクタ200の係合部66との引っ掛かりが解除され、コネクタ100を相手側コネクタ200から離脱させることが可能となる。
図6(3)はロックレバー40の操作部41を押し下げた状態でコネクタ100を引き抜き、相手側コネクタ200からコネクタ100を離脱させた状態を示している。
【0037】
以上、ロックレバー40の動作について説明したが、このように動作するロックレバー40を具備するこの発明によるコネクタ100によれば、以下の効果を得ることができる。
【0038】
ロックレバー40の突起46が回動の回転軌道を変位してロックがなされたり、ロックの解除に必要な回転角を回動する時、操作部41も同じ回転角だけ回動するが、操作部41と回動軸aと突起46の位置関係により、操作部41の回動による上下方向の変位は突起46の回動による上下方向の変位よりも小さくすることができる。
【0039】
よって、
図7及び8に示した従来のロックアームに比し、操作部の上下方向のストロークを短縮することができ、その分、コネクタの低背化を図ることができる。
【0040】
さらに、
図5(1)中に示したように、突起46の回動軸aまわりの回動の動径をr1とし、操作部41の回動軸aまわりの回動の動径をr2とした時、r1をr2よりも大きくなるように構成すれば、操作部41の回動による上下方向の変位を突起46の回動による上下方向の変位よりもさらに小さくすることができ、コネクタのより一層の低背化が可能となる。
【符号の説明】
【0041】
10 雄型コネクタ 11 雄コネクタハウジング
11a フード部 11b キャビティ
12 雄端子金具 13 絶縁電線
14 係合孔 20 雌型コネクタ
21 雌コネクタハウジング 21a キャビティ
22 雌端子金具 23 絶縁電線
24 ロックアーム 24a 操作部
25 支持脚部 26 係合突起
30 ハウジング 30a 前面
30b 上面 30c 下面
30d,30e 側面 31 穴
32 凸部 40 ロックレバー
41 操作部 42 側部
43 第1延長部 44 第2延長部
45 補強部 46 突起
46a 傾斜面 47 連結部
48 支持部 51 ソケット端子
52 グロメット 52a 穴
53 リテーナ 53a 延長片
53b 窓 53c 開口
60 ハウジング 61 開口部
62,63 側壁 64 切欠き
65 延長片 66 係合部
66a 傾斜面 67 凸部
70 フロントハウジング 71 ガイド片
81 ピン端子 82 グロメット
82a 穴 83 リテーナ
83a 延長片 83b 窓
83c 開口 84 シールリング
100 コネクタ 200 相手側コネクタ