(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-05-17
(45)【発行日】2023-05-25
(54)【発明の名称】端部ユニット、及びルーバー装置
(51)【国際特許分類】
E06B 7/096 20060101AFI20230518BHJP
E06B 9/28 20060101ALI20230518BHJP
E06B 7/09 20060101ALI20230518BHJP
【FI】
E06B7/096
E06B9/28
E06B7/09
(21)【出願番号】P 2019168445
(22)【出願日】2019-09-17
【審査請求日】2022-07-13
(73)【特許権者】
【識別番号】000119449
【氏名又は名称】磯川産業株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000169329
【氏名又は名称】アトムリビンテック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001793
【氏名又は名称】弁理士法人パテントボックス
(72)【発明者】
【氏名】大出 育生
(72)【発明者】
【氏名】今井 貴大
【審査官】野尻 悠平
(56)【参考文献】
【文献】特開2020-007811(JP,A)
【文献】実開昭53-037260(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E06B 7/00- 7/36
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ルーバー装置の1枚のスラットごとに取り付けられる端部ユニットであって、
当該端部ユニットのスラットの回転を、隣接する端部ユニットのスラットに伝達する伝達機構を有し、隣接する端部ユニットのスラットが同調して回転するようになって
おり、
前記伝達機構は、
当該端部ユニットのスラットの回転軸と同軸に取り付けられて、前記スラットと同一方向に回転する第1ギヤと、
前記第1ギヤと噛み合い前記第1ギヤと反対方向に回転する第2ギヤであって、隣接する端部ユニットの第1ギヤにもさらに噛み合うようにされている、第2ギヤと、
を有し、
前記第1ギヤ及び前記第2ギヤを収容するケーシングをさらに備え、
当該端部ユニットの前記第1ギヤの一部は、前記ケーシングの外にはみ出すようにされて、隣接する一方の端部ユニットの第2ギヤに噛み合うようにされるとともに、
当該端部ユニットの前記第2ギヤの一部は、前記ケーシングからはみ出すようにされて、隣接する他方の端部ユニットの第1ギヤに噛み合うようにされている、端部ユニット。
【請求項2】
前記ケーシングの頂部又は底部のいずれか一方には嵌合凹部が形成されるとともに、前記ケーシングの頂部又は底部のいずれか他方には嵌合凸部が形成されて、前記嵌合凸部と前記嵌合凹部とが嵌合することで、隣接する端部ユニットが互いに連結されるようになっている、
請求項1に記載された端部ユニット。
【請求項3】
複数のスラットと、1枚のスラットごとに取り付けられる、請求項1
又は請求項2に記載された複数の端部ユニットと、を備え、
複数の前記端部ユニットが互いに連結されることで、1つのスラットの回転が、すべてのスラットに伝達されて、すべてのスラットが同調して回転するようになっている、ルーバー装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、開閉可能なスラット(羽根)を備えるルーバー装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、略平行に配置された複数のスラット(羽根)の長さ方向の両端部に回転軸部材を取付け、スラットの両端部の回転軸部材を両端部において一連となった回転支持体に回動自在に支持し、回転軸部材に回転中心より偏心した位置に連結軸を延出し、各連結軸を駆動用の移動体に連係し、移動体を移動させてスラットを回動させる駆動手段を備えるルーバー装置が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、全ての羽根が同一方向に連動させ得ることができるとともに、隣り合う羽根の動きが互いに逆方向となるように連動させ得るようにし、しかも平行四辺形の軌跡での運動を行なわせるための空間を必要とせず、駆動部を狭い空間内に収納できるようにしたルーバー装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のルーバー装置を含む従来の構成は、すべてのスラット(羽根)が1つの枠体に支持されるように構成されているため、全体の長さ(高さ)を変更することはできず、あらかじめ設計された寸法通りに製作しておく必要があった。
【0006】
そこで、本発明は、全体の長さ(高さ)を変更することのできる、ルーバー装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明の端部ユニットは、ルーバー装置のスラットに取り付けられる端部ユニットであって、当該端部ユニットのスラットの回転を、隣接する端部ユニットのスラットに伝達する伝達機構を有している。
【発明の効果】
【0008】
このように、本発明の端部ユニットは、ルーバー装置のスラットに取り付けられる端部ユニットであって、当該端部ユニットのスラットの回転を、隣接する端部ユニットのスラットに伝達する伝達機構を有している。このような構成によれば、複数の端部ユニットを連結して使用することで、全体の長さ(高さ)を変更することのできる、ルーバー装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】実施例のルーバー装置を備える建具の斜視図である。
【
図2】実施例のルーバー装置を備える建具の分解斜視図である。
【
図5】端部ユニットの構成の説明図である。(a)は側面図であり、(b)はA-A面で切断した断面図であり、(c)はC-C面で切断した断面図である。
【
図6】端部ユニットの構成の説明図である。(a)は正面図であり、(b)はB-B面で切断した断面図である。
【
図7】伝達機構の作用について説明する説明図である。
【
図8】実施例のルーバー装置を備える建具の作用図である。(a)は閉じた状態であり、(b)は開いた状態である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【実施例】
【0011】
まず、
図1を用いて本発明の端部ユニット3を備えるルーバー装置2の全体構成を説明する。なお、以下の実施例では、ルーバー装置2が、建具としてのドア1に適用される場合について説明するが、これに限定されるものではなく、間仕切壁を含む、他の建具にも本実施例のルーバー装置2を適用することができる。
【0012】
(ルーバー装置の構成)
本実施例のルーバー装置2は、
図1に示すように、建具としてのドア1の下部に設けた開口部10に換気用に設置されるものである。ルーバー装置2は、主として、複数のスラット(羽根)20、・・・と、この複数のスラット20、・・・ごとに、スラット20の両端に(又は、一方の端部に)取り付けられる複数の端部ユニット3、・・・と、から構成されている。
【0013】
より詳細に言うと、ルーバー装置2は、
図1、
図2に示すように、複数のスラット20、・・・と、複数の端部ユニット3、・・・の他に、複数の端部ユニット3、・・・(端部ユニット群)の上端に設置される上端キャップ41と、複数の端部ユニット3、・・・(端部ユニット群)の下端に設置される下端キャップ42と、複数の端部ユニット3、・・・(端部ユニット群)の正面に設置される化粧カバー43、43と、をさらに備えている。
【0014】
スラット20は、略平行四辺形断面の棒状の部材であり、その両端に形成された六角形の嵌合孔に、端部ユニット3、3の嵌合軸33、33が挿通されることで、端部ユニット3に対して回転可能に取り付けられる。この複数のスラット20、・・・は、設置する際に同一の回転角度となるように角度調整されている。そして、複数の端部ユニット3、・・・は、後述する伝達機構Mを有することで、同調して回転するようになっている。
【0015】
上端キャップ41は、端部ユニット群の上端にある端部ユニット3の第1ギヤ31が、ドア1に接触して回転不能にならないように、端部ユニット群の上端に嵌め込まれて、端部ユニット3のケーシング30の上端から出た第1ギヤ31が回転するための空間を保持している。同様に、下端キャップ42は、端部ユニット群の下端にある端部ユニット3の第2ギヤ32が、ドア1に接触して回転不能にならないように、端部ユニット群の下端に嵌め込まれて、端部ユニット3のケーシング30の下端から出た第2ギヤ32が回転するための空間を保持している。
【0016】
化粧カバー43は、端部ユニット3の正面において、嵌合軸33の両側に形成された溝30a、30aに嵌め込まれて、端部ユニット3の正面の両側を覆うようにされている。化粧カバー43は、複数の端部ユニット3、・・・(端部ユニット群)の溝30a、・・・に共通して嵌め込まれている。さらに、化粧カバー43には、スラット20に付された模様・色と略同様の模様・色が付されており、ルーバー装置2全体の意匠に統一感が生じるようにされている。
【0017】
(端部ユニットの構成)
そして、本実施例の端部ユニット3は、
図3、
図4に示すように、主として、全体を収容するケーシング30と、ケーシング30に回転自在に支承される第1ギヤ31及び第2ギヤ32と、から構成される。前述したように、端部ユニット3は、スラット20ごとに両端に(又は、一方の端部に)1つずつ取り付けられる。そして、複数の端部ユニット3、・・・が互いに上下に連結されることで、全体としてルーバー装置2が構成される。
【0018】
より具体的に言うと、端部ユニット3は、ケーシング30、第1ギヤ31、第2ギヤ32の他に、スラット20に挿入される六角柱状の嵌合軸33と、嵌合軸33を第1ギヤ軸35から突出する方向に付勢するスプリング34と、内側に嵌合軸33を出没自在に保持するとともに外側に第1ギヤ31を嵌合固定する第1ギヤ軸35と、第2ギヤ32に挿通される第2ギヤ軸36と、第1ギヤ軸35の外周に形成された溝に嵌合して第1ギヤ軸35の抜けを防止するリテーナ37と、ケーシング30の頂部に形成される嵌合凹部38、38と、ケーシング30の底部に形成される嵌合凸部39、39と、を備えている。
【0019】
ケーシング30は、中央に仕切壁を有する四角形の筒状に形成されるものであり、正面には嵌合軸33が貫通される円形の孔が形成され、背面の上部には第1ギヤ軸35が嵌合する大径の円形の孔が形成され、背面の下部には第2ギヤ軸36が嵌合する小径の円形の孔が形成される。そして、仕切壁によって2つに区分された正面側の筒状空間にリテーナ37が嵌め込まれて、嵌合凹部38、38及び嵌合凸部39、39が形成される。すなわち、筒状空間の上部の左右両側には、リテーナ37との間に隙間が生じるが、これが嵌合凹部38、38となり、リテーナ37の下部の左右両側の脚部は、ケーシング30からはみ出ることで、嵌合凸部39、39となる。
【0020】
さらに、
図5、
図6に示すように、第1ギヤ31と嵌合して一体となる第1ギヤ軸35は、ケーシング30に回転自在に支承されることで、第1ギヤ31が回転するようになっている。一方、第2ギヤ32は、第2ギヤ軸36に対して回転することで、第2ギヤ32が回転するようになっている(すなわち、第2ギヤ軸36自体は回転せずにケーシング30に固定されている)。
【0021】
第1ギヤ31は、
図5、
図6に示すように平歯車であり、スラット20の回転軸である嵌合軸33と同軸の第1ギヤ軸35に取り付けられて、スラット20と同一方向に回転するようになっている。そして、第1ギヤ31の一部は、ケーシング30の頂面から外にはみ出すようにされている(
図5(c)参照)。したがって、第1ギヤ31の正方向の回転は、当該端部ユニット3の第2ギヤ32に逆方向の回転として伝達されるとともに、隣接する端部ユニット3の第2ギヤ32にも逆方向の回転として伝達されるようになっている。
【0022】
第2ギヤ32は、
図5、
図6に示すように平歯車であり、第1ギヤ31と噛み合い、第1ギヤ31と反対方向に回転するようになっている。そして、第2ギヤ32の一部は、ケーシング30の底面から外にはみ出すようにされている(
図5(c)参照)。したがって、第2ギヤ32は、第1ギヤ31の正方向の回転を受けて逆方向の回転として伝達され、さらにこの逆方向の回転は隣接する端部ユニット3の第1ギヤ31に正方向の回転として伝達されるようになっている。
【0023】
(作用)
次に、本実施例の端部ユニット3の伝達機構Mの作用について説明する。伝達機構Mは、主として第1ギヤ31と第2ギヤ32とによって構成されている。そして、
図7に示すように、1つのスラット20が回転すると、これに連動して他のスラット20も同調して回転する。このように、各端部ユニット3の伝達機構Mが連結されて連動することによって、すべてのスラット20、・・・が同調して開閉(回転)するようになる。
【0024】
例えば、特定の端部ユニット3の第1ギヤ31が正方向に回転することで、これと噛み合う当該端部ユニット3の第2ギヤ32が逆方向に回転する。そうすると、第1ギヤ31側に隣接する一方の端部ユニット3の第2ギヤ32が逆方向に回転し、これと噛み合う一方の端部ユニット3の第1ギヤ31が正方向に回転する。さらに、第2ギヤ32側に隣接する他方の端部ユニット3の第1ギヤ31が正方向に回転し、これと噛み合う他方の端部ユニット3の第2ギヤ32が逆方向に回転する。
【0025】
このように、端部ユニット3ごとの第1ギヤ31と第2ギヤ32によって、正方向・逆方向の回転を繰り返して伝達していくことで、連結されているすべての第1ギヤ31、・・・が、同じタイミングで、同じ回転角度だけ、回転するようになっている。すなわち、1つのスラット20を手で把持して回転させることによって、すべてのスラット20、・・・が、同じタイミングで同じ回転角度だけ開閉(回転)するようになっている。
【0026】
例えば、
図8(a)に示す閉じた状態から、
図8(b)に示す開いた状態へと、すべてのスラット20が連動して互いに同一の回転角度で回転するようになっている。すなわち、いずれかのスラット20を手で把持して回転させることによって、この回転と連動して他のすべてのスラット20も同じ回転角度で回転するようになっている。具体的には、
図8(a)に示すようにスラット20が略垂直となって開口部10を全閉となっている状態から、
図8(b)に示すようにスラット20が略水平となって開口部10が全開となっている状態まで回転させることができる。
【0027】
(作用)
次に、本実施例の端部ユニット3やルーバー装置2の奏する効果を列挙して説明する。
【0028】
(1)上述してきたように、本実施例の端部ユニット3は、ルーバー装置2の1枚のスラット20ごとに取り付けられる端部ユニット3であって、当該端部ユニット3のスラット20の回転を、隣接する端部ユニット3のスラット20に伝達する伝達機構Mを有し、隣接する端部ユニット3のスラット20が同調して回転するようになっている。このような構成であるから、複数の端部ユニット20、・・・を連結して使用することで、全体の長さ(高さ)を変更することのできる、ルーバー装置2となる。つまり、施工現場において、手間のかかる切断作業等をすることなく、簡易な工程によってルーバー装置2を実現できる。
【0029】
当然ながら、1つのスラット20を動かす(開閉する)ことで、すべてのスラット20、・・・も同調して動くようになる。すなわち、1つの端部ユニット3が所定角度で回動すると、他のすべての端部ユニット3、・・・もこれに連動して同一の角度で回動するようになる。
【0030】
(2)また、伝達機構Mは、当該端部ユニット3のスラット20の回転軸(嵌合軸33)と同軸に取り付けられて、スラット20と同一方向に回転する第1ギヤ31と、第1ギヤ31と噛み合い第1ギヤ31と反対方向に回転する第2ギヤ32であって、隣接する端部ユニット3の第1ギヤ31にもさらに噛み合うようにされている、第2ギヤ32と、を有している。このように、個別の端部ユニット3ごとに別個に伝達機構Mを有しており、隣接する端部ユニット3に1つずつ回転動作を伝達していくことで、結果としてすべての端部ユニット3、・・・に回転動作を伝達することができる。
【0031】
(3)また、第1ギヤ31及び第2ギヤ32を収容するケーシング30をさらに備え、当該端部ユニット3の第1ギヤ31の一部は、ケーシング30の外にはみ出すようにされて、隣接する一方の端部ユニット3の第2ギヤ32に噛み合うようにされるとともに、当該端部ユニット3の第2ギヤ32の一部は、ケーシング30からはみ出すようにされて、隣接する他方の端部ユニット3の第1ギヤ31に噛み合うようにされている。このような構成であるから、端部ユニット3を縦方向に(上下に)積み重ねるだけで、伝達機構Mが連動して動作するようになる。
【0032】
(4)また、ケーシング30の頂部又は底部のいずれか一方には嵌合凹部38が形成されるとともに、ケーシング30の頂部又は底部のいずれか他方には嵌合凸部39が形成されて、嵌合凹部38と嵌合凸部39とが嵌合することで、隣接する端部ユニット3、3が互いに連結されるようになっている。このように構成することで、端部ユニット3を縦方向に積み重ねる際に、相対的に正確な位置に隣接する端部ユニット3、3どうしを配置することができる。したがって、第1ギヤ31及び第2ギヤ32が、正確に噛み合うようになる。
【0033】
(5)そして、本実施例のルーバー装置2は、複数のスラット20、・・・と、1枚のスラット20ごとに取り付けられる、上述したいずれかの複数の端部ユニット3、・・・と、を備え、複数の端部ユニット3、・・・が互いに連結されることで、1つのスラット20の回転が、すべてのスラット20、・・・に伝達されて、すべてのスラット20、・・・が同調して回転するようになっている。このように構成することで、複数の端部ユニット20、・・・を連結して使用することで、全体の長さ(高さ)を変更することのできる、ルーバー装置2となる。さらに、1つのスラット20を動かす(開閉する)ことで、すべてのスラット20、・・・も同調して動くようになる。
【0034】
以上、図面を参照して、本発明の実施例を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
【0035】
例えば、実施例では、第1ギヤ31が上で第2ギヤ32が下になっている端部ユニット3について説明したが、これに限定されるものではなく、第1ギヤ31が下で第2ギヤ32が上であってもよい。さらに、端部ユニット3は、その上下関係を逆にして使用することもできる。
【0036】
また、実施例では、スラット20ごとに両端に端部ユニット3、3が取り付けられるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、一方の端部に端部ユニット3を備え、他方の端部には回転支持可能な一般的な軸受を取り付けることも可能である。すなわち、端部ユニット3、・・・は、スラット20、・・・の両側に配置しなくてもよく、少なくともいずれか一方側に配置すれば本発明の機能を奏する。
【符号の説明】
【0037】
1 :ドア(建具)
10 :開口部
2 :ルーバー装置
20 :スラット
3 :端部ユニット
30 :ケーシング
30a :溝
31 :第1ギヤ
32 :第2ギヤ
33 :嵌合軸
34 :スプリング
35 :第1ギヤ軸
36 :第2ギヤ軸
37 :リテーナ
38 :嵌合凹部
39 :嵌合凸部
41 :上端キャップ
42 :下端キャップ
43 :化粧カバー
M :伝達機構