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  • 特許-入出力回路 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-05-18
(45)【発行日】2023-05-26
(54)【発明の名称】入出力回路
(51)【国際特許分類】
   H03K 19/0175 20060101AFI20230519BHJP
【FI】
H03K19/0175 220
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2020523515
(86)(22)【出願日】2019-02-22
(86)【国際出願番号】 JP2019006788
(87)【国際公開番号】W WO2019234999
(87)【国際公開日】2019-12-12
【審査請求日】2021-08-24
(31)【優先権主張番号】P 2018107794
(32)【優先日】2018-06-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001427
【氏名又は名称】弁理士法人前田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】田中 春希
(72)【発明者】
【氏名】喜田 和夫
【審査官】工藤 一光
(56)【参考文献】
【文献】特開2002-258917(JP,A)
【文献】特開2003-258622(JP,A)
【文献】特開2003-108208(JP,A)
【文献】特開2020-10295(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H03K19/0175-19/0185
G05B19/00-19/16
B25J19/00-19/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
信号の入出力を行う入出力回路であって、
信号が入力される入力端子と、信号を出力する出力端子と、第1電源端および第2電源端と、第1接地端および第2接地端とを備えた回路部と、
電源線および接地線と接続されており、前記電源線および前記接地線を前記回路部の前記第1電源端および前記第1接地端にそれぞれ電気的に接続する第1状態と、前記電源線および前記接地線を前記回路部の前記第2電源端および前記第2接地端にそれぞれ電気的に接続する第2状態とを、切り替え可能に構成された切替部とを備え、
前記回路部は、
前記切替部が前記第1状態のとき、オープンコレクタ出力またはオープンエミッタ出力のいずれか一方に対応した回路として動作する一方、前記切替部が前記第2状態のとき、オープンコレクタ出力またはオープンエミッタ出力の他方に対応した回路として動作するよう、構成されている
ことを特徴とする入出力回路。
【請求項2】
請求項1記載の入出力回路において、
前記回路部は、出力回路を備え、
前記出力回路は、
入力側に信号が与えられるフォトカプラと、
前記フォトカプラの出力側に、ベースが接続されたバイポーラトランジスタと、
前記出力端子とを備え、
前記バイポーラトランジスタのコレクタまたはエミッタのいずれか一方は、前記第2電源端が接続されており、かつ、前記出力端子と、前記出力端子に向かう向きを逆方向とするダイオードを介して、接続されており、
前記バイポーラトランジスタのコレクタまたはエミッタの他方は、前記第1接地端が接続されており、かつ、前記出力端子と、前記出力端子に向かう向きを順方向とするダイオードを介して、接続されている
ことを特徴とする入出力回路。
【請求項3】
請求項2記載の入出力回路において、
前記バイポーラトランジスタは、NPNトランジスタであり、
前記フォトカプラのフォトトランジスタは、エミッタが、前記NPNトランジスタのベースと接続されており、コレクタが、前記第1電源端および前記第2電源端と接続されている
ことを特徴とする入出力回路。
【請求項4】
請求項2記載の入出力回路において、
前記バイポーラトランジスタは、PNPトランジスタであり、
前記フォトカプラのフォトトランジスタは、コレクタが、前記PNPトランジスタのベースと接続されており、エミッタが、前記第1接地端および前記第2接地端と接続されている
ことを特徴とする入出力回路。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、異なる機器間で信号の受け渡しを行うために用いる入出力回路に関する。
【背景技術】
【0002】
異なる機器間を接続して使用する場合、汎用の入出力回路を用いて信号の受け渡しを行うことがある。ところが、使用する機器によって入出力形態が異なっていると、信号の受け渡しを行うことができない。例えば、出力回路として、オープンコレクタ出力回路と、オープンエミッタ出力回路とがあり、オープンコレクタ出力回路に対してはそれに対応した入力回路が必要となり、オープンエミッタ出力回路に対してはそれに対応した入力回路が必要となる。
【0003】
特許文献1には、入出力回路の共通回路と、回路形態により異なる個別対応部とを分け、個別対応部を複数設けることにより、回路形態の変更を可能とする構成が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2003-108208号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、特許文献1の構成では、回路形態の変更を可能とするために、入出力回路を複数設ける必要があり、冗長な回路構成になっていた。
【0006】
本発明はかかる点に鑑みなされたもので、その目的は、単一の入出力回路について、簡易な構成によって入出力形態の変更を可能にすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明では、単一の入出力回路について、電源供給経路の選択によって、入出力形態の変更を可能にするものである。
【0008】
具体的には、信号の入出力を行う入出力回路は、信号が入力される入力端子と、信号を出力する出力端子と、第1電源端および第2電源端と、第1接地端および第2接地端とを備えた回路部と、電源線および接地線と接続されており、前記電源線および前記接地線を前記回路部の前記第1電源端および前記第1接地端にそれぞれ電気的に接続する第1状態と、前記電源線および前記接地線を前記回路部の前記第2電源端および前記第2接地端にそれぞれ電気的に接続する第2状態とを、切り替え可能に構成された切替部とを備え、前記回路部は、前記切替部が前記第1状態のとき、オープンコレクタ出力またはオープンエミッタ出力のいずれか一方に対応した回路として動作する一方、前記切替部が前記第2状態のとき、オープンコレクタ出力またはオープンエミッタ出力の他方に対応した回路として動作するよう、構成されている。
【0009】
この構成によれば、入出力回路において、回路部は、第1および第2電源端と、第1および第2接地端とを備える。切替部は、電源線および接地線を、第1電源端および第1接地端に電気的に接続する第1状態と、電源線および接地線を、第2電源端および第2接地端に電気的に接続する第2状態とを切り替え可能である。回路部は、第1状態すなわち第1電源端および第1接地端に電源電圧が印加されるときは、オープンコレクタ出力またはオープンエミッタ出力のいずれか一方に対応した回路として動作する一方、第2状態すなわち第2電源端および第2接地端に電源電圧が印加されるときは、オープンコレクタ出力またはオープンエミッタ出力の他方に対応した回路として動作する。したがって、切替部による電源経路の選択によって、単一の入出力回路を、オープンコレクタ出力に対応した回路、または、オープンエミッタ出力に対応した回路として、動作させることができる。
【0010】
また、前記回路部は、出力回路を備え、前記出力回路は、入力側に信号が与えられるフォトカプラと、前記フォトカプラの出力側に、ベースが接続されたバイポーラトランジスタと、前記出力端子とを備え、前記バイポーラトランジスタのコレクタまたはエミッタのいずれか一方は、前記第2電源端が接続されており、かつ、前記出力端子と、前記出力端子に向かう向きを逆方向とするダイオードを介して、接続されており、前記バイポーラトランジスタのコレクタまたはエミッタの他方は、前記第1接地端が接続されており、かつ、前記出力端子と、前記出力端子に向かう向きを順方向とするダイオードを介して、接続されている、としてもよい。
【0011】
この構成によれば、フォトカプラおよびバイポーラトランジスタを備えた出力回路を、切替部による電源経路の選択によって、オープンコレクタ出力回路またはオープンエミッタ出力回路として、動作させることができる。
【0012】
また、前記バイポーラトランジスタは、NPNトランジスタであり、前記フォトカプラのフォトトランジスタは、エミッタが、前記NPNトランジスタのベースと接続されており、コレクタが、前記第1電源端および前記第2電源端と接続されている、としてもよい。
【0013】
これにより、NPNトランジスタを用いて、出力回路を実現することができる。
【0014】
また、前記バイポーラトランジスタは、PNPトランジスタであり、前記フォトカプラのフォトトランジスタは、コレクタが、前記PNPトランジスタのベースと接続されており、エミッタが、前記第1接地端および前記第2接地端と接続されている、としてもよい。
【0015】
これにより、PNPトランジスタを用いて、出力回路を実現することができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、オープンコレクタ出力に対応した回路、および、オープンエミッタ出力に対応した回路の両方を、単一の入出力回路によって実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】実施形態に係る入出力回路を備えたロボット制御装置の構成例
図2】実施形態における切替部の構成例
図3】実施形態における出力回路の回路構成例
図4】実施形態における入力回路の回路構成例
図5】実施形態における出力回路の他の回路構成例
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
【0019】
図1は実施形態に係る入出力回路を備えたロボット制御装置とその周辺の構成例である。図1において、ロボット本体1は、ロボット制御装置2が備えるロボットアーム制御部3によって駆動される。そして、ロボット本体1と協同して作業を行う周辺機器4は、ロボット制御装置2が備えるシーケンサ制御装置5によって制御される。
【0020】
シーケンサ制御装置5は、入出力回路10と、制御部7とを備える。入出力回路10は、周辺機器4の動作状態を示す信号を入力し、またロボット本体1の動作状態に応じて周辺機器4へ制御信号を出力する。制御部7は、周辺機器4からの信号と、ロボットアーム制御部3からの信号を処理して制御を行う。
【0021】
本実施形態では、入出力回路10は、回路部11と、切替部12とを備える。回路部11は、電源端V1,V2と、接地端GND1,GND2とを備える。切替部12は、電源線Vおよび接地線GNDと接続されており、回路部11への電源供給経路を選択できるように構成されている。
【0022】
図2は切替部12の構成例である。すなわち、切替部12は、電源線Vおよび接地線GNDを回路部11の電源端V1および接地端GND1にそれぞれ電気的に接続する第1状態と、電源線Vおよび接地線GNDを回路部11の電源端V2および接地端GND2にそれぞれ電気的に接続する第2状態とを、切り替え可能に構成されている。切替部12は、具体的には例えば、リレーやトグルスイッチ等によって構成される。
【0023】
そして、回路部11は、切替部12が第1状態を設定しているとき、オープンコレクタ出力に対応した回路として動作し、切替部12が第2状態を設定しているとき、オープンエミッタ出力に対応した回路として動作するように、構成されている。
【0024】
以下、具体的な回路構成について、説明する。図3は回路部11に含まれる出力回路の回路構成例であり、図4は回路部11に含まれる入力回路の回路構成例である。
【0025】
図3の出力回路は、信号を受けるフォトカプラ21と、NPN型のバイポーラトランジスタ22と、信号を出力する出力端子23とを備える。D21~D26はダイオード、R21は抵抗素子である。フォトカプラ21は、フォトダイオード211およびフォトトランジスタ212を含み、入力側すなわちフォトダイオード211側に信号が与えられる。バイポーラトランジスタ22は、フォトカプラ21の出力側すなわちフォトトランジスタ212側にベースが接続されている。ここでは、バイポーラトランジスタ22のベースは、フォトトランジスタ212のエミッタに接続されている。フォトトランジスタ212のコレクタは、ダイオードD21および抵抗素子R21を介して電源端V1と接続されており、かつ、ダイオードD22を介して電源端V2と接続されている。
【0026】
バイポーラトランジスタ22のコレクタは、ダイオードD23を介して電源端V2と接続されており、かつ、ダイオードD24を介して出力端子23と接続されている。ダイオードD24は、出力端子23に向かう向きを逆方向としている。バイポーラトランジスタ22のエミッタは、ダイオードD25を介して接地端GND1と接続されており、かつ、ダイオードD26を介して出力端子23と接続されている。ダイオードD26は、出力端子23に向かう向きを順方向としている。
【0027】
図4の入力回路は、信号が入力される入力端子31と、信号を出力するフォトカプラ32とを備える。D31~D34はダイオード、R31~R32は抵抗素子である。フォトカプラ32は、フォトダイオード321およびフォトトランジスタ322を含み、出力側すなわちフォトトランジスタ322側から信号が出力される。フォトダイオード321のアノードは、抵抗素子R31およびダイオードD31を介して電源端V1と接続されており、かつ、抵抗素子R31およびダイオードD32を介して入力端子31と接続されている。ダイオードD32は、入力端子31に向かう向きを逆方向としている。フォトダイオード321のカソードは、ダイオードD33を介して接地端GND2と接続されており、かつ、ダイオードD34を介して入力端子31と接続されている。ダイオードD34は、入力端子31に向かう向きを順方向としている。
【0028】
ここで、切替部12が、電源線Vおよび接地線GNDを回路部11の電源端V1および接地端GND1にそれぞれ接続する第1状態に設定しているものとする。第1状態では、電源端V1と接地端GND1の間に電源電圧が印加され、電源端V2および接地端GND2は開放状態になる。この場合、図3の出力回路では、フォトカプラ21内のフォトトランジスタ212のコレクタに電源線Vが接続され、バイポーラトランジスタ22は、コレクタが出力端子23に接続され、エミッタが接地線GNDに接続された状態になる。すなわち、図2の出力回路はオープンコレクタ出力回路となる。また、図4の入力回路では、フォトカプラ32内のフォトダイオード321のアノードに電源線Vが接続され、カソードに入力端子31が接続された状態になる。すなわち、図4の入力回路は、オープンコレクタ出力に対応した入力回路となる。
【0029】
また、切替部12が、電源線Vおよび接地線GNDを回路部11の電源端V2および接地端GND2にそれぞれ接続する第2状態に設定しているものとする。第2状態では、電源端V2と接地端GND2の間に電源電圧が印加され、電源端V1および接地端GND1は開放状態になる。この場合、図3の出力回路では、フォトカプラ21内のフォトトランジスタ212のコレクタに電源線Vが接続され、バイポーラトランジスタ22は、コレクタが電源線Vに接続され、エミッタが出力端子23に接続された状態になる。すなわち、図3の出力回路はオープンエミッタ出力回路となる。また、図4の入力回路では、フォトカプラ32内のフォトダイオード321のアノードに入力端子31に接続され、カソードが接地線GNDに接続された状態になる。すなわち、図4の入力回路は、オープンエミッタ出力に対応した入力回路となる。
【0030】
以上のように本実施形態によると、入出力回路10において、回路部11は、切替部12が第1状態にあるとき、すなわち電源端V1および接地端GND1に電源電圧が印加されるときは、オープンコレクタ出力に対応した回路として動作する。一方、回路部11は、切替部12が第2状態にあるとき、すなわち電源端V2および接地端GND2に電源電圧が印加されるときは、オープンエミッタ出力に対応した回路として動作する。したがって、切替部12による電源供給経路の選択によって、単一の入出力回路10を、オープンコレクタ出力に対応した回路、または、オープンエミッタ出力に対応した回路として、動作させることができる。
【0031】
なお、入出力回路10は、出力回路または入力回路のいずれか一方を備えているものとしてもよい。また、入出力回路10は、出力回路または入力回路の一方または両方を、複数、備えていてもかまわない。この場合、単一の切替部によって、全ての回路の入出力形態の切替を行うように構成してもよい。あるいは、回路毎に切替部を設けて、各回路について個別に入出力形態の切替を行うように構成してもよい。
【0032】
また図3および図4の回路は、入出力回路に含まれる出力回路や入力回路の一例であり、本発明はこれらの回路例に限定されるものではない。例えば、出力回路において、NPN型のバイポーラトランジスタ22に代えて、PNP型のバイポーラトランジスタを用いてもかまわないし、FET(Field Effect Transistor)を用いてもかまわない。
【0033】
図5は出力回路の回路構成例であり、PNP型のバイポーラトランジスタを用いた構成例である。図5の出力回路は、信号を受けるフォトカプラ41と、PNP型のバイポーラトランジスタ42と、信号を出力する出力端子43とを備える。D41~D44はダイオード、R41は抵抗素子である。フォトカプラ41は、フォトダイオード411およびフォトトランジスタ412を含み、入力側すなわちフォトダイオード411側に信号が与えられる。バイポーラトランジスタ42は、フォトカプラ41の出力側すなわちフォトトランジスタ412側にベースが接続されている。ここでは、バイポーラトランジスタ42のベースは、フォトトランジスタ412のコレクタに接続されている。フォトトランジスタ412のエミッタは、接地端GND1と接続されており、かつ、抵抗素子R41を介して接地端GND2と接続されている。
【0034】
バイポーラトランジスタ42のエミッタは、ダイオードD41を介して電源端V2と接続されており、かつ、ダイオードD42を介して出力端子43と接続されている。ダイオードD42は、出力端子43に向かう向きを逆方向としている。バイポーラトランジスタ42のコレクタは、ダイオードD43を介して接地端GND1と接続されており、かつ、ダイオードD44を介して出力端子43と接続されている。ダイオードD44は、出力端子43に向かう向きを順方向としている。
【0035】
ここで、切替部12が第1状態に設定している場合、図5の出力回路では、フォトカプラ41内のフォトトランジスタ412のエミッタに接地線GNDが接続され、バイポーラトランジスタ42は、エミッタが出力端子43に接続され、コレクタが接地線GNDに接続された状態になる。すなわち、図5の出力回路はオープンエミッタ出力回路となる。一方、切替部12が第2状態に設定している場合、図5の出力回路では、フォトカプラ41内のフォトトランジスタ412のエミッタに接地線GNDが接続され、バイポーラトランジスタ42は、エミッタが電源線Vに接続され、コレクタが出力端子43に接続された状態になる。すなわち、図5の出力回路はオープンコレクタ出力回路となる。
【0036】
なお、上述の実施形態では、ロボット制御装置2が入出力回路10を備える構成を例にとって説明を行ったが、本発明に係る入出力回路は、異なる機器間で信号の受け渡しを行う他の構成にも、適用可能である。
【産業上の利用可能性】
【0037】
本発明では、単一の入出力回路において、電源供給経路の選択によって入出力形態の変更が可能になるので、例えば、入出力回路の構成を簡易化する上で有用である。
【符号の説明】
【0038】
10 入出力回路
11 回路部
12 切替部
21,41 フォトカプラ
22,42 バイポーラトランジスタ
23,43 出力端子
212,412 フォトトランジスタ
D24,D26,D42,D44 ダイオード
V1 第1電源端
V2 第2電源端
GND1 第1接地端
GND2 第2接地端
V 電源線
GND 接地線
図1
図2
図3
図4
図5