(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-05-18
(45)【発行日】2023-05-26
(54)【発明の名称】作業機および土載せ装置
(51)【国際特許分類】
A01G 13/00 20060101AFI20230519BHJP
【FI】
A01G13/00 303
(21)【出願番号】P 2022014079
(22)【出願日】2022-02-01
【審査請求日】2023-01-30
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】522044423
【氏名又は名称】伊藤 一英
(73)【特許権者】
【識別番号】522044434
【氏名又は名称】獅子島 淳
(74)【代理人】
【識別番号】100172225
【氏名又は名称】高松 宏行
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 一英
(72)【発明者】
【氏名】獅子島 淳
【審査官】竹中 靖典
(56)【参考文献】
【文献】特開2002-209415(JP,A)
【文献】特開平6-237652(JP,A)
【文献】特開2004-89002(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01G 13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
土を耕耘する耕耘装置と、
前記耕耘装置の後方に配置され、耕耘された耕土にマルチフィルムを敷設するマルチフィルム敷設装置と、
前記耕耘装置と前記マルチフィルム敷設装置の間の前記耕土をカップですくい上げ、前記耕土をすくったカップを敷設された前記マルチフィルムの上方に搬送し、前記カップが収容していた前記耕土を敷設された前記マルチフィルムの上に落として載せる土載せ装置と、を備える、作業機。
【請求項2】
前記土載せ装置は、耕耘された前記耕土の上部と敷設された前記マルチフィルムの上方の間を周回する複数の前記カップを有している、請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記土載せ装置は、前記カップがすくい上げる前記耕土の上方に配置されたスプロケットと、前記敷設された前記マルチフィルムの上方に配置されたスプロケットとに掛け渡されて周回するチェーンを有し、
複数の前記カップは、前記チェーンにそれぞれ配置されている、請求項2に記載の作業機。
【請求項4】
複数の前記カップは、開口して前記耕土を出し入れする側が前記チェーンに固定されている、請求項3に記載の作業機。
【請求項5】
前記土載せ装置は、
前記チェーンの前後の位置を調整可能な前後調整手段、
前記チェーンの高さの位置を調整可能な高さ調整手段、
前記チェーンを設置する傾きを調整可能な角度調整手段、の少なくともいずれかを有している、請求項3または4に記載の作業機。
【請求項6】
土を耕耘する耕耘装置と、前記耕耘装置の後方に配置され、耕耘された耕土にマルチフィルムを敷設するマルチフィルム敷設装置と、を備える作業機に装着して使用される土載せ装置であって、
前記耕耘装置と前記マルチフィルム敷設装置の間の前記耕土をカップですくい上げ、
前記耕土を収容したカップを敷設された前記マルチフィルムの上方に搬送し、
前記カップが収容していた前記耕土を敷設された前記マルチフィルムの上に落として載せる、土載せ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、敷設したマルチフィルムに耕土を載せる作業機および土載せ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、耕地にマルチフィルムを敷設する作業を行う作業機として、前側から順に、トラクタ、耕耘装置、マルチフィルム敷設装置を備え、走行しながら耕耘し、マルチフィルムを敷設するマルチャが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示されるマルチャは、ロータリ耕耘装置とマルチフィルム敷設装置の間に、耕耘された耕土を後方に送って敷設したマルチフィルム上の中央部付近に供給する土送り装置を備えている。特許文献1に開示される土送り装置は、前端側が耕耘された耕土の中に差し込まれ、後部側が敷設したマルチフィルムの上方に向かう傾斜状に設けられたガイド板と、ガイド板に沿って移動する移動体によって耕土をガイド板に沿って搬送する搬送装置などを備えている。特許文献1に開示されるマルチャは、マルチフィルムの中央部付近に耕土を載せることで、敷設したマルチフィルムがばたつくことを防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のマルチャは、敷設したマルチフィルムの上に耕土を載せる作業を自動化することはできるものの、ガイド板と移動体を有する搬送装置などを備える土送り装置は構成が複雑で大規模である。また、耕土を取り入れるガイド板などの高さの調整が困難であるため、さらなる改善の余地があった。
【0005】
そこで本発明は、敷設したマルチフィルムに耕土を載せることができる構成が簡易な作業機および土載せ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の作業機は、土を耕耘する耕耘装置と、前記耕耘装置の後方に配置され、耕耘された耕土にマルチフィルムを敷設するマルチフィルム敷設装置と、前記耕耘装置と前記マルチフィルム敷設装置の間の前記耕土をカップですくい上げ、前記耕土をすくったカップを敷設された前記マルチフィルムの上方に搬送し、前記カップが収容していた前記耕土を敷設された前記マルチフィルムの上に落として載せる土載せ装置と、を備える。
【0007】
本発明の土載せ装置は、土を耕耘する耕耘装置と、前記耕耘装置の後方に配置され、耕耘された耕土にマルチフィルムを敷設するマルチフィルム敷設装置と、を備える作業機に装着して使用される土載せ装置であって、前記耕耘装置と前記マルチフィルム敷設装置の間の前記耕土をカップですくい上げ、前記耕土を収容したカップを敷設された前記マルチフィルムの上方に搬送し、前記カップが収容していた前記耕土を敷設された前記マルチフィルムの上に落として載せる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、簡易な構成により、敷設したマルチフィルムに耕土を載せることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本発明の一実施の形態の作業機の概要を説明する斜視図
【
図2】本発明の一実施の形態の作業機の概要を説明する平面図
【
図3】本発明の一実施の形態の作業機の概要を説明する側面図
【
図4】本発明の一実施の形態の土載せ装置の概要を説明する側面図
【
図5】本発明の一実施の形態の土載せ装置が備えるチェーンにカップを取り付ける方法を説明する側面図
【
図6】本発明の一実施の形態の土載せ装置の調整方法を説明する側面図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を用いて、本発明の一実施の形態を詳細に説明する。以下で述べる構成、形状等は説明のための例示であって、作業機、土載せ装置の仕様に応じ、適宜変更が可能である。以下では、全ての図面において対応する要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
【0011】
まず
図1~
図3を参照して、作業機1の構成について説明する。作業機1は、トラクタ2、耕耘装置3、マルチフィルム敷設装置4、土載せ装置5を備えて構成されている。以下、トラクタ2が前進する方向を「前」、後退する方向を「後」、前進方向に向かって右方向を「右」、前進方向に向かって左方向を「左」と称する。トラクタ2の後部には、ヒッチ部6が配置されている。ヒッチ部6には、耕耘装置3の前側に設けられ、前方に延伸する連結ブラケット7が左右方向の軸芯回りに回動自在に枢支連結されている。
【0012】
耕耘装置3の前後方向の中ほどには、下部に左右方向の軸芯回りに回転する耕耘刃8を備える耕耘機構部9が配置されている。耕耘機構部9は、耕耘刃8を回転させ、回転する耕耘刃8を耕地の土Sの中に突入させて、土Sを耕起して砕土する耕耘機能を有している。耕耘装置3の後側には、車輪支持部10が配置されている。車輪支持部10に設けられた左右方向に延伸する車輪支持フレーム11の下部には、1対の支持車輪12が配置されている。1対の支持車輪12は、1対の支持車輪12が耕地の土Sの上面に接する状態で、耕耘作業を行う耕耘機構部9を支持する。耕耘装置3は、トラクタ2に引かれて前方に移動しながら耕地の土Sを耕耘する。
【0013】
図1~
図3において、マルチフィルム敷設装置4は、耕耘装置3の後方に配置されている。マルチフィルム敷設装置4は、マルチフィルムFが巻回されたフィルムロール13を左右方向の軸芯回りに回転自在に保持するロールホルダ14を備えている。また、マルチフィルム敷設装置4は、ロールホルダ14から巻出されたマルチフィルムFの左右の裾を耕耘された耕土CSに向けて上方から押える押さえ車輪15と、敷設されたマルチフィルムFの左右の裾に耕土CSを覆土する覆土器16を、それぞれ左右に備えている。ロールホルダ14は、耕耘装置3の車輪支持部10の後方に接続されている。また、左右一対の車輪15と覆土器16は、支持部材17を介して耕耘装置3の車輪支持部10の後方に接続されている。マルチフィルム敷設装置4は、トラクタ2に引かれて前方に移動しながら耕耘された耕土CSにマルチフィルムFを敷設し、敷設したマルチフィルムFの左右の裾に覆土する。
【0014】
土載せ装置5は、耕耘装置3の車輪支持フレーム11に接続される、後方に延伸する水平部材18と、水平部材18に前後位置と上下位置を調整可能に装着された垂直部材19により、耕耘装置3の後方に配置されている。土載せ装置5は、耕耘装置3によって耕耘された耕土CSをカップ20ですくい上げ、フィルムロール13から引き出されたマルチフィルムFの上に移載する土載せ作業を行う機能を有している。平面視した状態で、土載せ作業中の土載せ装置5の後部はフィルムロール13から引き出されたマルチフィルムFと重なり、土載せ装置5の前部はロールホルダ14に保持されているフィルムロール13より前方に位置している。また、土載せ装置5の左右位置は、すくった耕土CSが敷設されたマルチフィルムFの中央付近に載せられるように、車輪支持フレーム11の左右方向の中央付近に配置される。
【0015】
次に
図4~
図6を参照して、土載せ装置5の詳細について説明する。
図4において、垂直部材19の下端に設けられた下部部材19aには、前後方向に斜めに延伸するスプロケット支持部材21の中央付近が左右方向の軸芯回りに回動自在に支持されている。スプロケット支持部材21には、前端に前側スプロケット22fが、後端に後側スプロケット22bが、それぞれ左右方向の軸芯回りに回転自在に配置されている。前側スプロケット22fと後側スプロケット22bの間には、チェーン23が周回するように掛装されている。後側スプロケット22bは、図示省略するモータによって回転駆動される。後側スプロケット22bが回転することにより、チェーン23が前側スプロケット22fと後側スプロケット22bの間を周回する(矢印a、矢印a1~a4)。
【0016】
図4、
図5において、チェーン23には、複数のカップ20が所定の間隔で取り付けられている。チェーン23には、所定の間隔で取付部23aが配置されている。カップ20の開口20a付近の側壁20bには、取り付け用の取付穴20cが形成されている。カップ20は、ねじ24とナット25によりチェーン23の取付部23aに固定される。すなわち、複数のカップ20は、開口して耕土CSを出し入れする側(開口20aが位置する側)がチェーン23に固定される。チェーン23は、チェーン23に固定されたカップ20が開口する方向に走行される(矢印aの方向)。
【0017】
図4、
図6において、水平部材18には、水平部材18に沿って前後に移動可能な保持部材26が装着されている。垂直部材19は、上下に移動可能に保持部材26に装着されている。土載せ装置5は、保持部材26を水平部材18に沿って前後に移動させることにより(矢印b)、水平部材18の前後位置を調整することができる。保持部材26は、水平位置固定手段26aにより、前後位置が固定される。土載せ装置5は、垂直部材19を保持部材26に装着した状態で上下に移動させることにより(矢印c)、垂直部材19に支持されているスプロケット支持部材21の上下位置を調整することができる。垂直部材19は、垂直位置固定手段26bにより、上下位置が固定される。
【0018】
垂直部材19の下端に配置された下部部材19aに支持されているスプロケット支持部材21は、左右方向の軸芯回りに回動させることにより(矢印d)、回転角度を調整することができる。スプロケット支持部材21は、下部部材19aが備える回転角度固定手段19bにより、回転角度が固定される。このように、水平部材18と保持部材26は、チェーン23の前後の位置を調整可能な前後調整手段である。また、垂直部材19と保持部材26は、チェーン23の高さの位置を調整可能な高さ調整手段である。また、下部部材19aを備える垂直部材19とスプロケット支持部材21は、チェーン23を設置する傾きを調整可能な角度調整手段である。すなわち、土載せ装置5は、前後位置調整手段、高さ調整手段、角度調整手段を有している。
【0019】
次に
図4を参照して、土載せ装置5が耕土CSをカップ20ですく上げて敷設されたマルチフィルムFの上に載せる土載せ作業について説明する。土載せ装置5は、前後位置調整手段、高さ調整手段、角度調整手段を用いて、スプロケット支持部材21の周りを周回する複数のカップ20が前側スプロケット22fの周りを移動する際に耕耘された耕土CSをカップ20の開口20aからすくい上げてカップ20に収容されるように、前後位置、高さ位置、傾きが調整される。すなわち、スプロケット支持部材21は、前側スプロケット22fが低く、後側スプロケット22bが高くなる角度に傾きが調整される。
【0020】
モータを稼働させると、空のカップ20はスプロケット支持部材21の下方側を斜め下方に移動し(矢印a1)、前側スプロケット22fの周りで回動しながら耕土CSをカップ20ですくい上げる(矢印a2)。次いで耕土CSを収容したカップ20は、スプロケット支持部材21の上方側を斜め上方に移動し(矢印a3)、耕土CSを収容したカップ20は後側スプロケット22bの周りで回動する(矢印a4)。カップ20が収容していた耕土CSは、後側スプロケット22bの周りで回動する際にカップ20から吐出される(矢印e)。カップ20から吐出された耕土CSは、敷設されたマルチフィルムFの上に落下する(矢印f)。
【0021】
図4において、カップ20は、開口する側がチェーン23に固定され、反対側はチェーン23に固定されていない。そのため、カップ20が前側スプロケット22fを周回する際に、カップ20には耕土CSをすくい上げる動作が発生し(矢印a2)、耕土CSを確実にカップ20に収容することができる。また、一定の間隔で周回する複数のカップ20によって耕土CSを移載させるため、敷設されたマルチフィルムFの上に、一定量の耕土CSを載せることができる。
【0022】
このように、土載せ装置5は、カップ20がすくい上げる耕土CSの上方に配置されたスプロケット(前側スプロケット22f)と、敷設されたマルチフィルムFの上方に配置されたスプロケット(後側スプロケット22b)とに掛け渡されて周回するチェーン23を有し、複数のカップ20は、チェーン23にそれぞれ配置されている。すなわち、土載せ装置5は、耕耘された耕土CSの上部と敷設されたマルチフィルムFの上方の間を周回する複数のカップ20を有している。また、複数のカップ20は、開口して耕土CSを出し入れする側がチェーン23に固定されている。
【0023】
土載せ装置5は、トラクタ2に引かれて前方に移動しながら土載せ作業を実行する。すなわち、土載せ装置5は、耕耘装置3とマルチフィルム敷設装置4の間の耕土CSをカップ20ですくい上げ、耕土CSを収容したカップ20を敷設されたマルチフィルムFの上方に搬送し、カップ20が収容していた耕土CSを敷設されたマルチフィルムFの上に落として載せる。このように、本実施の形態の作業機1は、簡易な構成によって、敷設したマルチフィルムFに耕土CSを載せることができる。
【0024】
上記説明したように、本実施の形態の作業機1は、土を耕耘する耕耘装置3と、耕耘装置3の後方に配置され、耕耘された耕土CSにマルチフィルムFを敷設するマルチフィルム敷設装置4と、耕耘装置3とマルチフィルム敷設装置4の間の耕土CSをカップ20ですくい上げ、耕土CSをすくったカップ20を敷設されたマルチフィルムFの上方に搬送し、カップ20が収容していた耕土CSを敷設されたマルチフィルムFの上に落として載せる土載せ装置5と、耕耘装置3、マルチフィルム敷設装置4、土載せ装置5を牽引する牽引装置(トラクタ2)と、を備えている。
【0025】
なお、
図1~
図3では、作業機1の牽引装置として、人が乗って走行するトラクタ2が耕耘装置3とマルチフィルム敷設装置4と土載せ装置5を牽引する例を示したが、作業機1はこの例に限定されることはない。例えば、作業機1は、人が歩きながら操作する小型の耕運機(耕耘装置3)がマルチフィルム敷設装置4と土載せ装置5を牽引する構成であってもよい。
【0026】
また、作業機1は、耕耘装置3が耕耘した耕土CSを盛り上げた畝に整形する畝整形装置(図示省略)を備える構成であってもよい。その場、土載せ装置5が有する周回する複数のカップ20(スプロケット支持部材21)の高さは、整形される畝の高さに応じて前後調整手段、高さ調整手段、角度調整手段によって、適宜、調整される。また、土載せ装置5が敷設したマルチフィルムFに載せる耕土CSの量は、作業機1の走行速度、土載せ装置5が複数のカップ20を周回させる速度、カップ20の大きさによって、適宜、変更することができる。
【産業上の利用可能性】
【0027】
敷設したマルチフィルムに耕土を載せることができる構成が簡易な作業機および土載せ装置を提供する。
【符号の説明】
【0028】
1 作業機
2 トラクタ(牽引装置)
3 耕耘装置
4 マルチフィルム敷設装置
5 土載せ装置
18 水平部材(前後調整手段)
19 垂直部材(高さ調整手段、角度調整手段)
19a 下部部材(角度調整手段)
20 カップ
21 スプロケット支持部材(角度調整手段)
22f 前側スプロケット(耕土の上方に配置されたスプロケット)
22b 後側スプロケット(マルチフィルムの上方に配置されたスプロケット)
23 チェーン
26 保持部材(前後調整手段、高さ調整手段)
CS 耕土
F マルチフィルム
【要約】
【課題】敷設したマルチフィルムに耕土を載せることができる構成が簡易な作業機および土載せ装置を提供する。
【解決手段】作業機1は、土を耕耘する耕耘装置3と、耕耘装置3の後方に配置され、耕耘された耕土CSにマルチフィルムFを敷設するマルチフィルム敷設装置4と、耕耘装置3とマルチフィルム敷設装置4の間の耕土CSをカップ20ですくい上げ、耕土CSをすくったカップ20を敷設されたマルチフィルムFの上方に搬送し、カップ20が収容していた耕土CSを敷設されたマルチフィルムFの上に落として載せる土載せ装置5と、を備えている。
【選択図】
図1