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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-05-18
(45)【発行日】2023-05-26
(54)【発明の名称】電源装置及び照明器具
(51)【国際特許分類】
   F21V 23/00 20150101AFI20230519BHJP
   F21V 15/01 20060101ALI20230519BHJP
   F21S 8/02 20060101ALI20230519BHJP
   H05K 5/03 20060101ALI20230519BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20230519BHJP
【FI】
F21V23/00 120
F21V15/01 300
F21V15/01 100
F21S8/02 430
H05K5/03 A
F21Y115:10
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2019137950
(22)【出願日】2019-07-26
(65)【公開番号】P2021022478
(43)【公開日】2021-02-18
【審査請求日】2022-04-08
(73)【特許権者】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001427
【氏名又は名称】弁理士法人前田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】松田 勇介
(72)【発明者】
【氏名】姫田 正人
【審査官】安食 泰秀
(56)【参考文献】
【文献】特開2010-080433(JP,A)
【文献】特開2017-208310(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21V 23/00
F21V 15/01
F21S 8/02
H05K 5/03
F21Y 115/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
上方が開口する箱状に形成された電源ケースと、下方が開口する箱状に形成されて該電源ケースに嵌め込まれた電源カバーと、該電源ケースの内部に収納された回路基板とを備えた電源装置であって、
前記電源ケースと前記回路基板との間に配置され、該電源ケースの底部及び側壁部に沿って延びる絶縁シートを備え、
前記電源ケース又は前記電源カバーの側壁部には、該電源ケースの内部に突出して前記絶縁シートの側壁部を押さえる突起部が設けられ、
前記電源カバーの側壁部には、前記絶縁シートの側壁部の上端部よりも下方で且つ前記突起部よりも上方の位置に、スリットが形成されている電源装置。
【請求項2】
請求項1において、
前記突起部は、前記電源ケースの側壁部に設けられている電源装置。
【請求項3】
請求項1において、
前記電源ケースの側壁部には、貫通孔が形成され、
前記突起部は、前記電源カバーの側壁部に設けられるとともに、前記貫通孔に嵌め込まれることで、前記電源ケースと該電源カバーとを固定している電源装置。
【請求項4】
請求項1において、
前記スリットは、前記電源カバーにおける、前記絶縁シートが沿って延びる前記側壁部に形成されている電源装置。
【請求項5】
請求項1において、
前記スリットの開口長さは、前記絶縁シートの側壁部の上端部における長手方向の長さよりも長い電源装置。
【請求項6】
請求項1乃至のうち何れか1つに記載の電源装置と、
前記電源装置から供給された電力によって点灯する灯具ユニットとを備えた照明器具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電源装置及び照明器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、調光制御のための無線信号を受信する無線通信モジュールを備えた照明器具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1には、無線通信モジュールが実装された回路基板を電源筐体に収納し、無線信号が通るスリット(開口部)を電源筐体の側板部に形成するようにした構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2018-139202号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、本願発明者は、上方に開口する箱状の電源ケースと、下方に開口する箱状に形成されて電源ケースに嵌め込まれる電源カバーとを用いることで、電源筐体を組み立てやすくすることを考えた。また、金属製の電源ケースと回路基板との間に、電源ケースの底部及び側壁部に沿って延びる絶縁シートを配置することを考えた。
【0006】
しかしながら、このような構成では、電源ケースに向かって電源カバーを嵌め込んでいく際に、絶縁シートの側壁部の上端部がスリットを挿通して電源カバーの外側に飛び出してしまい、組立性が悪化するおそれがある。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、電源ケースと電源カバーの組み立て時に、絶縁シートがスリットから飛び出すのを抑えることにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上方が開口する箱状に形成された電源ケースと、下方が開口する箱状に形成されて該電源ケースに嵌め込まれた電源カバーと、該電源ケースの内部に収納された回路基板とを備えた電源装置を対象とし、次のような解決手段を講じた。
【0009】
すなわち、第1の発明は、前記電源ケースと前記回路基板との間に配置され、該電源ケースの底部及び側壁部に沿って延びる絶縁シートを備え、前記電源ケース又は前記電源カバーの側壁部には、該電源ケースの内部に突出して前記絶縁シートの側壁部を押さえる突起部が設けられ、前記電源カバーの側壁部には、前記絶縁シートの側壁部の上端部よりも下方で且つ前記突起部よりも上方の位置に、スリットが形成されている。
【0010】
第1の発明では、電源ケース又は電源カバーの側壁部に突起部が設けられる。突起部は、絶縁シートの側壁部を押さえている。電源カバーの側壁部には、スリットが形成されている。スリットは、絶縁シートの側壁部の上端部よりも下方で且つ突起部よりも上方の位置に開口している。
【0011】
これにより、電源ケースと電源カバーの組み立て時に、絶縁シートの側壁部がスリットから飛び出すのを抑えることができる。
【0012】
具体的に、電源ケースに向かって電源カバーを嵌め込んでいくと、絶縁シートの側壁部が突起部によって押さえ付けられる。これにより、絶縁シートの側壁部は、電源ケースの内部に向かって傾斜した状態となる。その後、絶縁シートの側壁部の上端部がスリットの開口位置を横切ることとなるが、絶縁シートの上端部が内向きに傾斜しているので、スリットから飛び出すのを抑えることができる。
【0013】
第2の発明は、第1の発明において、前記突起部は、前記電源ケースの側壁部に設けられている。
【0014】
第2の発明では、電源ケースの側壁部に突起部を設けることで、電源ケースに絶縁シートを配置したときに、絶縁シートの側壁部が突起部によって押さえ付けられた状態となる。そのため、電源ケースに向かって電源カバーを嵌め込んでいく間、絶縁シートの上端部が内向きに傾斜した状態を維持して、絶縁シートがスリットから飛び出すのを抑えることができる。
【0015】
第3の発明は、第1の発明において、前記電源ケースの側壁部には、貫通孔が形成され、前記突起部は、前記電源カバーの側壁部に設けられるとともに、前記貫通孔に嵌め込まれることで、前記電源ケースと該電源カバーとを固定している。
【0016】
第3の発明では、電源ケースの側壁部に貫通孔が形成され、電源カバーの側壁部に突起部が設けられている。電源ケースと電源カバーとは、突起部が貫通孔に嵌め込まれることで固定される。
【0017】
これにより、絶縁シートのスリットからの飛び出し防止と、電源ケースと電源カバーとの固定とを、突起部によって行うことができる。
【0018】
第4の発明は、請求項1乃至3のうち何れか1つに記載の電源装置と、前記電源装置から供給された電力によって点灯する灯具ユニットとを備えた照明器具である。
【0019】
第4の発明では、第1乃至第3の発明のうち何れか1つに記載の電源装置から、灯具ユニットに電力を供給することで、照明器具を構成するようにしている。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、電源ケースと電源カバーの組み立て時に、絶縁シートがスリットから飛び出すのを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】本実施形態1に係る照明器具の構成を示す側面図である。
図2】電源装置の構成を示す正面断面図である。
図3】絶縁シートがスリットから飛び出す不具合を説明するための正面断面図である。
図4】電源ケースに電源カバーを嵌め込む作業を説明するための正面断面図である。
図5】本実施形態2に係る電源装置の構成を示す正面断面図である。
図6】電源ケースに電源カバーを嵌め込む作業を説明するための正面断面図である。
図7】本実施形態3に係る電源装置の構成を示す正面断面図である。
図8】電源ケースに電源カバーを嵌め込む作業を説明するための正面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
【0023】
《実施形態1》
図1に示すように、照明器具1は、例えば、天井面5に埋め込まれたダウンライトである。照明器具1は、灯具ユニット10と、灯具ユニット10を点灯させる電源装置20とを備えている。
【0024】
灯具ユニット10は、器具本体11と、取付枠12と、LEDモジュール13と、放熱部材14とを有する。器具本体11は、天井面5の取付孔6に差し込まれた状態で、取付枠12によって天井面5に固定されている。
【0025】
LEDモジュール13は、矩形状の基板の下面に複数個のLED(Light Emitting Diode)が実装されて構成されている。LEDは、例えば、照明用の白色LEDである。
【0026】
放熱部材14は、アルミ又はアルミ合金で構成された複数のフィンを有する。放熱部材14の下面には、LEDモジュール13が取り付けられている。これにより、LEDモジュール13から発生する熱は、放熱部材14に伝わって大気中に放熱される。
【0027】
灯具ユニット10には、電源ケーブル15の一端が接続されている。電源ケーブル15の他端には、電源装置20が接続されている。電源装置20は、金属製の電源ケース21と、金属製の電源カバー25とを備えている。
【0028】
電源ケース21は、上方が開口した箱状に形成されている(図2参照)。電源ケース21は、図1で左右方向に長い直方体状に形成されている。電源ケース21は、天井裏に配置されている。電源ケース21には、一対の取付脚21aが設けられている。取付脚21aは、天井裏に固定されている。
【0029】
図2に示すように、電源ケース21の内部には、回路基板30が収納されている。回路基板30には、灯具ユニット10を点灯させる点灯回路(図示省略)や、回路部品としての無線通信モジュール31が実装されている。
【0030】
電源ケース21と回路基板30との間には、絶縁シート35が配置されている。絶縁シート35は、電源ケース21の底部及び側壁部22に沿って延びている。
【0031】
電源カバー25は、下方が開口した箱状に形成されている。電源カバー25は、図1で左右方向に長い直方体状に形成されている。電源カバー25の側壁部26には、スリット27が形成されている。スリット27は、電源カバー25の長手方向(図1で左右方向)に延びている。スリット27の開口長さは、絶縁シート35の長手方向(図1の左右方向)の長さよりも長くなっている。
【0032】
スリット27は、電源カバー25の側壁部26において、絶縁シート35の側壁部36の上端部よりも下方で且つ突起部40よりも上方の位置に開口している。
【0033】
電源カバー25の側壁部26には、突起部40が設けられている。突起部40は、電源カバー25の側壁部26の内面から電源ケース21の内部に突出している。突起部40は、電源カバー25の側壁部26の一部を外側から押し出して膨出させることで形成されている。突起部40は、電源カバー25の長手方向に沿って複数設けられている(図1では3つ)。突起部40は、図2で左右の側壁部26にそれぞれ設けられている。突起部40の下部は、円弧状に形成されている。
【0034】
突起部40は、絶縁シート35の側壁部36を外側から押さえ付けている。これにより、絶縁シート35の側壁部36は、電源ケース21の内部に向かって傾斜した状態となる。
【0035】
電源カバー25には、上側絶縁シート45が配置されている。上側絶縁シート45は、電源カバー25の天井部及び側壁部26に沿って延びている。上側絶縁シート45の側壁部46の下端部は、突起部40によって支持されている。上側絶縁シート45によって、無線通信モジュール31と電源カバー25との絶縁性を確保するようにしている。
【0036】
電源カバー25の側壁部26には、ロック部41が設けられている。ロック部41は、電源カバー25の側壁部26における突起部40よりも下方位置で、電源ケース21の内部に突出している。電源ケース21の側壁部22には、貫通孔42が形成されている。
【0037】
ロック部41は、電源ケース21と電源カバー25の組み立て時に、貫通孔42に嵌め込まれる。これにより、電源ケース21と電源カバー25とがロックされて固定される。
【0038】
以上のように、電源カバー25の側壁部26に突起部40を設けることで、絶縁シート35の側壁部36がスリット27から飛び出すのを抑えることができる。
【0039】
以下、電源ケース21に電源カバー25を嵌め込む作業を行うのにあたって、電源カバー25の側壁部26に突起部40が設けられていない場合(図3参照)と、突起部40が設けられている場合(図4参照)について、図面を参照しながら説明する。
【0040】
図3に示す例では、電源カバー25の側壁部26に突起部40が設けられていない。また、絶縁シート35の側壁部36は、上方に向かって外方に広がるように傾斜している。
【0041】
ここで、電源ケース21に向かって電源カバー25を嵌め込んでいくと、電源カバー25と上側絶縁シート45との隙間に絶縁シート35の上端部が入り込むことがある。そして、嵌め込み作業を継続すると、絶縁シート35の側壁部36がスリット27から飛び出してしまうおそれがある。
【0042】
一方、図4に示す例では、電源カバー25の側壁部26に突起部40が設けられている。ここで、電源ケース21に向かって電源カバー25を嵌め込んでいくと、絶縁シート35の側壁部36の上端部が突起部40に当接する。そして、嵌め込み作業を継続すると、突起部40によって、絶縁シート35の側壁部36が外側から押さえ付けられる。これにより、絶縁シート35の側壁部36は、電源ケース21の内部に向かって傾斜した状態となる。
【0043】
その後、絶縁シート35の側壁部36の上端部がスリット27の開口位置を横切ることとなるが、絶縁シート35の上端部が内向きに傾斜しているので、スリット27から飛び出すのを抑えることができる。
【0044】
《実施形態2》
図5は、本実施形態2に係る電源装置の構成を示す正面断面図である。以下、前記実施形態1と同じ部分については同じ符号を付し、相違点についてのみ説明する。
【0045】
図5に示すように、電源ケース21は、上方が開口した箱状に形成されている。電源ケース21と回路基板30との間には、絶縁シート35が配置されている。絶縁シート35は、電源ケース21の底部及び側壁部22に沿って延びている。
【0046】
電源ケース21の側壁部22には、突起部40が設けられている。突起部40は、電源ケース21の側壁部22の内面から電源ケース21の内部に突出している。突起部40は、絶縁シート35の側壁部36を外側から押さえ付けている。これにより、絶縁シート35の側壁部36は、電源ケース21の内部に向かって傾斜した状態となる。
【0047】
電源カバー25は、下方が開口した箱状に形成されている。電源カバー25の側壁部26には、スリット27が形成されている。スリット27は、電源カバー25の側壁部26において、絶縁シート35の側壁部36の上端部よりも下方で且つ突起部40よりも上方の位置に開口している。
【0048】
図6に示すように、電源ケース21の側壁部22には、突起部40が設けられている。そのため、電源ケース21に絶縁シート35を配置すると、突起部40によって、絶縁シート35の側壁部36が外側から押さえ付けられた状態となる。これにより、絶縁シート35の側壁部36は、電源ケース21の内部に向かって傾斜した状態となる。
【0049】
そして、電源ケース21に向かって電源カバー25を嵌め込んでいくと、絶縁シート35の側壁部36の上端部がスリット27の開口位置を横切ることとなるが、絶縁シート35の上端部が内向きに傾斜しているので、スリット27から飛び出すのを抑えることができる。
【0050】
なお、本実施形態では、電源カバー25に突起部40が設けられておらず、上側絶縁シートを支持することができないため、上側絶縁シートを省略している。しかしながら、例えば、両面テープ等を用いて、上側絶縁シートを電源カバー25に貼り付けるようにしてもよい。
【0051】
《実施形態3》
図7は、本実施形態3に係る電源装置の構成を示す正面断面図である。以下、前記実施形態1と同じ部分については同じ符号を付し、相違点についてのみ説明する。
【0052】
図7に示すように、電源ケース21は、上方が開口した箱状に形成されている。電源ケース21と回路基板30との間には、絶縁シート35が配置されている。絶縁シート35は、電源ケース21の底部及び側壁部22に沿って延びている。電源ケース21の側壁部22には、貫通孔42が形成されている。
【0053】
電源カバー25は、下方が開口した箱状に形成されている。電源カバー25の側壁部26には、スリット27が形成されている。スリット27は、電源カバー25の側壁部26において、絶縁シート35の側壁部36の上端部よりも下方で且つ突起部40よりも上方の位置に開口している。
【0054】
電源カバー25の側壁部26には、突起部40が設けられている。突起部40は、電源カバー25の側壁部26の内面から電源ケース21の内部に突出している。突起部40は、絶縁シート35の側壁部36を外側から押さえ付けている。これにより、絶縁シート35の側壁部36は、電源ケース21の内部に向かって傾斜した状態となる。
【0055】
突起部40は、電源ケース21と電源カバー25の組み立て時に、貫通孔42に嵌め込まれる。これにより、電源ケース21と電源カバー25とがロックされて固定される。
【0056】
図8に示すように、電源ケース21に向かって電源カバー25を嵌め込んでいくと、絶縁シート35の側壁部36の上端部が突起部40に当接する。そして、嵌め込み作業を継続すると、突起部40によって、絶縁シート35の側壁部36が外側から押さえ付けられる。これにより、絶縁シート35の側壁部36は、電源ケース21の内部に向かって傾斜した状態となる。
【0057】
その後、絶縁シート35の側壁部36の上端部がスリット27の開口位置を横切ることとなるが、絶縁シート35の上端部が内向きに傾斜しているので、スリット27から飛び出すのを抑えることができる。また、電源ケース21と電源カバー25とは、突起部40が貫通孔42に嵌め込まれることで固定される。
【0058】
これにより、絶縁シート35のスリット27からの飛び出し防止と、電源ケース21と電源カバー25との固定とを、突起部40によって行うことができる。
【産業上の利用可能性】
【0059】
以上説明したように、本発明は、電源ケースと電源カバーの組み立て時に、絶縁シートがスリットから飛び出すのを抑えることができるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
【符号の説明】
【0060】
1 照明器具
10 灯具ユニット
20 電源装置
21 電源ケース
22 側壁部
25 電源カバー
26 側壁部
27 スリット
30 回路基板
35 絶縁シート
36 側壁部
40 突起部
42 貫通孔
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8