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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-05-19
(45)【発行日】2023-05-29
(54)【発明の名称】表示システム
(51)【国際特許分類】
   G06T 19/00 20110101AFI20230522BHJP
   G01S 13/88 20060101ALI20230522BHJP
【FI】
G06T19/00 600
G01S13/88
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2018236468
(22)【出願日】2018-12-18
(65)【公開番号】P2020098481
(43)【公開日】2020-06-25
【審査請求日】2021-11-19
(73)【特許権者】
【識別番号】591080678
【氏名又は名称】株式会社中電工
(73)【特許権者】
【識別番号】512085887
【氏名又は名称】株式会社バイステック
(74)【代理人】
【識別番号】110001427
【氏名又は名称】弁理士法人前田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】大地 秀二
(72)【発明者】
【氏名】網本 和也
(72)【発明者】
【氏名】藤井 英郎
【審査官】岡本 俊威
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-122805(JP,A)
【文献】特開2007-228315(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06T 19/00
G01S 13/88
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
壁裏の敷設物を検出する敷設物検出装置と、
前記敷設物検出装置による検出箇所の位置情報を検出する位置情報検出装置と、
前記敷設物検出装置により検出された敷設物と、前記位置情報検出装置により検出された位置情報とが関連付いた敷設物情報を記憶する記憶装置と、
前記記憶装置により記憶された敷設物情報を重畳表示する透過型の頭部装着式表示装置と、
前記記憶装置により記憶された敷設物情報のうち、前記頭部装着式表示装置を通じた視界に対応した敷設物情報を前記頭部装着式表示装置に表示させる制御装置と、を備え
前記頭部装着式表示装置は、ディスプレイを有するスマートグラスとして構成され、
前記制御装置は、
前記スマートグラスの向きを検出するとともに、該検出結果に基づいて、前記ディスプレイ越しの視界を推定し、
前記記憶装置により記憶された敷設物情報のうち、前記ディスプレイ越しの視界内に収まる敷設物情報を選択するとともに、該選択した敷設物情報を前記ディスプレイに表示させる
ことを特徴とする表示システム。
【請求項2】
請求項1に記載された表示システムにおいて、
前記敷設物検出装置には、超広帯域無線を用いたレーダセンサが含まれる
ことを特徴とする表示システム。
【請求項3】
請求項1又は2に記載された表示システムにおいて、
前記敷設物検出装置は、前記頭部装着式表示装置の向きに対応した敷設物情報を前記頭部装着式表示装置に表示させる
ことを特徴とする表示システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
ここに開示する技術は、表示システムに関する。
【背景技術】
【0002】
ユーザが装着して用いる表示装置として、いわゆる頭部装着式表示装置(ヘッドマウントディスプレイ:HMD)が広く知られている。このHMDは、外光を透過させずに情報のみをユーザに視認させる非透過型のHMDと、外光を透過させつつ、情報を重畳表示する透過型のHMDと、に大別される。
【0003】
上記のように分類されるHMDのうち、特に透過型のHMDは、ユーザの視界を損なわないという利点を活かすべく、作業支援用の表示システムに用いられる場合がある。この場合、ユーザによる作業を妨げることなく、その作業を支援するための情報をユーザに視認させることができる。
【0004】
このような観点から創作された技術として、例えば特許文献1には、例えば道路を掘削する際に、ガス管や水道管の破損防止に資する表示システムが開示されている。具体的に、前記特許文献1に係る表示システムは、GPSやARマーカを用いてHMDの現在位置を取得するとともに、ガス管や水道管の配管構造を示す画像データを格納したデータベースから、取得された現在位置に対応する配管の画像を読み出す。そうして読み出した配管の画像を透過型のHMDに表示させることにより、作業者に配管の位置等を把握させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2016-194763号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、建造物の壁内に埋め込まれた配管など、壁裏の敷設物を保守点検する場合には、敷設物が設けられた壁のうち、点検対象とされた敷設物周辺の部位を施工したり、点検対象ではない敷設物を避けつつ施工したりすることが求められる。
【0007】
このような要求に応えるためには、予め、敷設物の位置関係を作業者に把握させることが考えられる。そのための方策としては、保守点検に先立って設計図面を用意することが挙げられるものの、この方法は手間がかかり不都合である。
【0008】
そこで、設計図面を用意する代わりに、前記特許文献1に係る表示システムを用いることが考えられる。ところが、この表示システムを機能させるためには、配管構造を示す画像データが不可欠である。
【0009】
前記特許文献1に係る表示システムは、設計図面を示す電子データ(いわゆる設計データ)が現存しており、これを画像データとして利用可能な場合には有用であるものの、比較的古い建造物を工事する場合のように、そうした設計データが存在しない場合には機能せず、作業支援に何ら寄与しない、ということに本願発明者らは気付いた。
【0010】
ここに開示する技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、設計データが存在しない場合においても、敷設物の位置関係を作業者に把握させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本開示は表示システムに係る。この表示システムは、壁裏の敷設物を検出する敷設物検出装置と、前記敷設物検出装置による検出箇所の位置情報を検出する位置情報検出装置と、前記敷設物検出装置により検出された敷設物と、前記位置情報検出装置により検出された位置情報とが関連付いた敷設物情報を記憶する記憶装置と、前記記憶装置により記憶された敷設物情報を重畳表示する透過型の頭部装着式表示装置と、前記記憶装置により記憶された敷設物情報のうち、前記頭部装着式表示装置を通じた視界に対応した敷設物情報を前記頭部装着式表示装置に表示させる制御装置と、を備える。
【0012】
ここで、「頭部装着式表示装置を通じた視界」とは、例えば頭部装着式表示装置におけるディスプレイ越しの視界をいう。
【0013】
前記の構成によれば、制御装置は、記憶装置に記憶された敷設物情報のうち、頭部装着式表示装置を通じた視界に対応した敷設物情報を表示させる。よって、作業者の視界が変動したとしても、そうした変動を反映した敷設物情報を作業者に視認させることができる。そのため、作業者は、広い範囲を見渡しながら作業を行うことができる。このことは、作業効率を確保する上で有効である。
【0014】
また、前記の構成は、設計図面等を示す電子データを必要としない。したがって、設計データが存在しない場合においても、敷設物の位置関係を作業者に把握させることが可能になる。
【0015】
さらに、前記の構成によれば、敷設物情報を記憶装置に記憶させることで、作業対象のチェック結果を記録として残すことができる。記録の手間が省けるため、作業効率を確保する上で有利になる。
【0016】
また、前記敷設物検出装置には、超広帯域無線を用いたレーダセンサが含まれる、としてもよい。
【0017】
一般に、超広帯域無線は透過性に優れる。よって、超広帯域無線を用いることで、壁裏の敷設物を精度よく検出することが可能になる。
【0018】
また、前記敷設物検出装置は、前記頭部装着式表示装置の向きに対応した敷設物情報を前記頭部装着式表示装置に表示させる、としてもよい。
【0019】
前記の構成によれば、制御装置は、記憶装置に記憶された敷設物情報のうち、頭部装着式表示装置の向きに対応した敷設物情報を表示させる。例えば作業者が周囲を見渡したとき等、作業者の視界が変動したときには、その変動に応じて頭部装着式表示装置の向きが変わることになる。よって、頭部装着式表示装置の向きに対応した敷設物情報を頭部装着式表示装置に表示させることで、作業者の視界に対応した敷設物情報を作業者に視認させることが可能になる。
【0020】
また、前記頭部装着式表示装置は、スマートグラスとして構成されている、としてもよい。
【0021】
一般的なスマートグラスは、工事用のヘルメットに装着することができる。よって、前記の構成によれば、工事に際して利便性が向上する。
【発明の効果】
【0022】
以上説明したように、前記表示システムによれば、設計データが存在しない場合においても、敷設物の位置関係を作業者に把握させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1図1は、表示システムの概略を例示する図である。
図2図2は、表示システムの構成を例示するブロック図である。
図3図3は、敷設物情報の取得手順を例示する図である。
図4図4は、敷設物情報の表示態様を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本開示の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明は例示である。
【0025】
<表示システムの概略>
図1は、表示システムSの概略を例示する図であり、図2は、表示システムSの構成を例示するブロック図である。図1図2に示すように、表示システムSは、敷設物センサ1、スマートグラス2及びコントローラ3を備えており、敷設物センサ1による検出結果をコントローラ3に記憶させるとともに、その記憶内容をスマートグラス2に表示させることができる。スマートグラス2における表示内容は、このスマートグラス2を装着した作業者によって視認される。
【0026】
以下、表示システムSを成す各要素について順番に説明をする。
【0027】
-敷設物センサ-
敷設物センサ1は、超広帯域無線を用いたレーダセンサとして構成されており、建築物の壁に押し当てることで、壁裏の敷設物を検出することができる。ここで、敷設物センサ1による検出箇所(いわゆる「センサ位置」)は、後述のスマートグラス2によって特定される。
【0028】
この敷設物センサ1は、本実施形態における「敷設物検出装置」に相当する。敷設物検出装置としての敷設物センサ1による検出結果は、適宜、コントローラ3の記憶装置32に無線又は有線で送信される。
【0029】
-スマートグラス-
スマートグラス2は、透過型の頭部装着式表示装置を例示しており、種々の情報を重畳表示するためのディスプレイ21と、距離を計測するためのステレオカメラ22と、ディスプレイ21の姿勢を検出するための9軸センサ23と、を有している。
【0030】
具体的に、ディスプレイ21は、左右一対の表示装置として構成されており、コントローラ3からの信号に基づいて拡張現実(Augmented Reality:AR)コンテンツを表示させることができる。ディスプレイ21上に表示されるARコンテンツは、ディスプレイ21越しに視覚される実空間に重畳されることになる。
【0031】
ステレオカメラ22は、左右一対のレンズを備えた構成とされており、各レンズを通じて結像する光学像に基づいて、被写体との距離を計測することができる。ここでの被写体には、少なくとも、前述の敷設物センサ1、ひいては敷設物センサ1による検出箇所と、後述のARマーカ4と、が含まれる。
【0032】
9軸センサ23は、いわゆるジャイロスコープを備えた構成とされており、スマートグラス2の姿勢を検出することができる。ステレオカメラ22による検出結果と、9軸センサ23による検出結果とを組み合わせることで、敷設物センサ1による検出箇所の位置情報を三次元的に検出することが可能になる。
【0033】
ステレオカメラ22及び9軸センサ23は、本実施形態における「位置情報検出装置」に相当する。ステレオカメラ22及び9軸センサ23による検出結果は、適宜、コントローラ3に送信される。
【0034】
-コントローラ-
コントローラ3は、種々の処理を行うプロセッサ31と、前述の記憶装置32と、を有しており、敷設物センサ1及びスマートグラス2のそれぞれに対して電気的に接続されている。コントローラ3は、本開示における「制御装置」に相当する。
【0035】
プロセッサ31は、敷設物センサ1により検出された敷設物と、ステレオカメラ22及び9軸センサ23により検出された位置情報(具体的には、敷設物センサ1による検出箇所の位置情報)と、が関連付いた敷設物情報を生成し、そうして生成した敷設物情報を記憶装置32に記憶させる。すなわち、本実施形態に係る敷設物情報は、3次元空間における座標毎に与えられる情報であり、いわゆる「センシング空間」において定めることができる。
【0036】
このセンシング空間と、ディスプレイ21越しに視覚される現実の空間(以下、「実空間」ともいう)との相対的な位置関係は、例えば、実空間上にARマーカ4を配置することで決定することができる。この場合、前述のステレオカメラ22がARマーカ4を検出することで、実空間におけるARマーカ4の位置が検出されるとともに、そのARマーカ4に対する相対座標として、センシング空間における座標を定めることができる。
【0037】
記憶装置32は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又は、揮発性若しくは不揮発性のメモリから成り、プロセッサ31によって生成された敷設物情報を記憶することができる。記憶装置32における記憶内容は、プロセッサ31によって適宜、読み込まれるようになっている。
【0038】
前述のスマートグラス2は、記憶装置32により記憶された敷設物情報を景色に重ねて重畳表示することが出来る。すなわち、スマートグラス2は、ARコンテンツとして敷設物情報を選択し、これを実空間に重畳することができる。ここで、スマートグラス2における敷設物情報の表示態様は、コントローラ3によって制御される。
【0039】
具体的に、コントローラ3は、記憶装置32により記憶された敷設物情報のうち、スマートグラス2を通じた視界(具体的には、スマートグラス2のディスプレイ21越しの視界)に対応した敷設物情報をスマートグラス2に表示させる。
【0040】
さらに詳しくは、コントローラ3は、9軸センサ23による検出結果に基づいてスマートグラス2の向きを検出するとともに、そうして検出されたスマートグラス2の向きに基づいて、ディスプレイ21越しの視界を推定する。そして、コントローラ3は、記憶装置32により記憶された敷設物情報のうち、そうして推定された視界内に収まる敷設物情報を選択し、それをディスプレイ21に表示させる。
【0041】
このように、本実施形態に係るスマートグラス2は、ディスプレイ21越しに視覚される実空間に対し、敷設物情報が定められたセンシング空間を重ね合わせて表示することができる。実空間とセンシング空間とを重ね合わせた複合現実(Mixed Reality:MR)空間を作業者に提供することで、敷設物の保守点検に際して、種々の作業支援を実現することが可能になる。
【0042】
<敷設物情報の取得手順>
図3は、敷設物情報の取得手順を例示する図である。図3の鎖線に示すように、壁裏には配管状の敷設物が設けられているものとする。
【0043】
図3の上段に示すように、作業者は、点検対象となる壁Wの表面にARマーカ4を取り付けるとともに、壁Wの表面に敷設物センサ1を近づける。
【0044】
そして、図3の中段及び下段に示すように、作業者は、壁Wの表面全体を沿わせるように敷設物センサ1を移動させる。これにより、壁裏の敷設物Pが検出される。敷設物の検出と並行して、スマートグラス2のステレオカメラ22が敷設物センサ1を追跡することで、敷設物センサ1による検出箇所の位置情報が三次元的に検出される。コントローラ3は、敷設物センサ1により検出された敷設物と、スマートグラス2により検出された位置情報とが関連付いた敷設物情報Iを記憶装置32に記憶させる。
【0045】
<敷設物情報の表示態様>
図4は、敷設物情報Iの表示態様を例示する図である。図4において例示される敷設物情報Iは、図3に例示した敷設物情報Iに等しい。
【0046】
図4の上段に示すように、作業者Mの視線が紙面右側を指向しているときには、紙面右側の壁Wが視界V1に収まることになる。この場合、コントローラ3は、記憶装置32に記憶された敷設物情報Iのうち、視界V1に対応した敷設物情報I1をディスプレイ21に表示させる。
【0047】
一方、図4の下段に示すように、作業者Mが首を振って周囲を見渡した結果、その視線が紙面左側を指向したときには、紙面左側の壁Wが視界V2に収まることになる。この場合、コントローラ3は、記憶装置32に記憶された敷設物情報Iのうち、視界V2に対応した敷設物情報I2をディスプレイ21に表示させる。
【0048】
このように、コントローラ3は、記憶装置32に記憶された敷設物情報Iのうち、スマートグラス2を通じた視界V1,V2に対応した敷設物情報I1,I2を表示させる。よって、作業者Mの視界が変動したとしても、そうした変動を反映した敷設物情報I1,I2を作業者Mに視認させることができる。そのため、作業者Mは、広い範囲を見渡しながら作業を行うことができる。このことは、作業効率を確保する上で有効である。
【0049】
また、本実施形態に係る表示システムSは、設計図面等を示す電子データを必要としない。したがって、設計データが存在しない場合においても、敷設物の位置関係を作業者Mに把握させることが可能になる。
【0050】
一方、3D-CADデータ等の設計データが仮に存在した場合には、その設計データと、敷設物情報Iとを比較することで、設計図面と実際の敷設物との相違点を把握することが可能になる。
【0051】
さらに、本実施形態に係る表示システムSによれば、敷設物情報Iを記憶装置32に記憶させることで、敷設物のチェック結果を記録として残すことができる。記録の手間が省けるため、作業効率を確保する上で有利になる。
【0052】
また一般に、超広帯域無線は透過性に優れる。よって、超広帯域無線を用いたレーダセンサとして敷設物センサ1を構成することで、壁裏の敷設物を精度よく検出することが可能になる。
【0053】
また、図4に示すように、コントローラ3は、記憶装置32に記憶された敷設物情報Iのうち、スマートグラス2の向きに対応した敷設物情報I1,I2を表示させる。例えば作業者Mが周囲を見渡したとき等、その作業者Mの視界が変動したときには、視界の変動に応じてスマートグラス2の向きが変わることになる。よって、スマートグラス2の向きに対応した敷設物情報I1,I2をスマートグラス2に表示させることで、作業者Mの視界V1,V2に対応した敷設物情報I1,I2を作業者Mに視認させることが可能になる。
【0054】
また、頭部装着式表示装置としてのスマートグラス2は、工事用のヘルメットに装着することができる。よって、工事に際して利便性が向上する。
【0055】
《他の実施形態》
前記実施形態では、ステレオカメラ22及び9軸センサ23により検出される位置情報は、3次元的な位置情報として検出されるように構成されていたが、この構成には限定されない。例えば、2次元的な位置情報として検出されるように構成してもよい。
【0056】
また前記実施形態は、ARマーカ4を用いた構成とされていたが、この構成には限定されない。例えば、ステレオカメラ22によって撮像可能な物体を特徴点とし、それをARマーカの代わりに用いてもよい。
【符号の説明】
【0057】
1 敷設物センサ(敷設物検出装置)
2 スマートグラス(頭部装着式表示装置)
22 ステレオカメラ(位置情報検出装置)
23 9軸センサ(位置情報検出装置)
3 コントローラ(制御装置)
32 記憶装置
I 敷設物情報
I1 敷設物情報
I2 敷設物情報
S 表示システム
V1 視界
V2 視界
W 壁
図1
図2
図3
図4