IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ キヤノンマーケティングジャパン株式会社の特許一覧

特許7284369情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
<>
  • 特許-情報処理装置、その制御方法、及びプログラム 図1
  • 特許-情報処理装置、その制御方法、及びプログラム 図2
  • 特許-情報処理装置、その制御方法、及びプログラム 図3
  • 特許-情報処理装置、その制御方法、及びプログラム 図4
  • 特許-情報処理装置、その制御方法、及びプログラム 図5
  • 特許-情報処理装置、その制御方法、及びプログラム 図6
  • 特許-情報処理装置、その制御方法、及びプログラム 図7
  • 特許-情報処理装置、その制御方法、及びプログラム 図8
  • 特許-情報処理装置、その制御方法、及びプログラム 図9
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-05-23
(45)【発行日】2023-05-31
(54)【発明の名称】情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 20/24 20120101AFI20230524BHJP
   G06Q 20/20 20120101ALI20230524BHJP
【FI】
G06Q20/24
G06Q20/20 370
【請求項の数】 14
(21)【出願番号】P 2018215274
(22)【出願日】2018-11-16
(65)【公開番号】P2020086563
(43)【公開日】2020-06-04
【審査請求日】2021-11-16
(73)【特許権者】
【識別番号】390002761
【氏名又は名称】キヤノンマーケティングジャパン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100189751
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 友輔
(72)【発明者】
【氏名】太田 晋介
【審査官】阿部 潤
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-194861(JP,A)
【文献】特開2016-042236(JP,A)
【文献】特開2008-033641(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
決済金額に関する第1の情報を取得する取得手段と、
紙に出力された、購入した商品の明細である第2の情報を読み取る読取手段と、
前記取得手段で取得した第1の情報に含まれる合計金額前記読取手段で読み取った第2の情報に含まれる合計金額とが一致するか否かに応じた制御であって、一致しない場合に、前記読取手段で読み取った前記第2の情報に含まれる品目ごとの金額または合計金額の数値を、ユーザー操作に応じて変更する編集を施す編集手段と、
前記編集手段で金額の数値が編集された前記第2の情報を記録するように制御する制御手段と
を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記第1の情報はクレジットカードでの決済金額に関する情報であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記第1の情報と前記編集手段で編集された前記第2の情報とを対応付けて記録するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記取得手段で取得した第1の情報に含まれる合計金額と前記読取手段で読み取った第2の情報に含まれる合計金額とが一致する場合に、ユーザー操作に応じた編集を受け付けることなく前記第2の情報を記録するように制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記取得手段で取得した第1の情報に含まれる合計金額前記読取手段で読み取った第2の情報に含まれる合計金額とが一致するか否かに応じた制御であって、一致しないことに応じて編集画面を表示するように制御する表示制御手段をさらに有し、
前記編集手段は、前記編集画面におけるユーザー操作に応じて前記読取手段で読み取った前記第2の情報に対して編集を施すことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記表示制御手段は、前記取得手段で取得した第1の情報に含まれる合計金額と前記読取手段で読み取った第2の情報に含まれる合計金額とが一致する場合には、前記編集画面を表示しないように制御することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記紙はレシートであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記取得手段は、紙を撮像することによって前記第1の情報を取得することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記取得手段は、紙に出力されたコード情報または印字された情報を撮像することにより前記第1の情報を取得することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記第1の情報と前記第2の情報は同一の紙を撮像することにより取得される情報であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項11】
前記第1の情報は、前記第2の情報が出力された紙とは異なる紙を撮像することにより取得される情報であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項12】
記編手段はさらにユーザー操作に応じて、前記第1の情報に基づく決済金額での決済を行った第1の決済方法とは異なる、前記第2の情報が示す商品の購入の際に用いた第2の決済方法による決済に関する情報の編集を施せることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項13】
決済金額に関する第1の情報を取得する取得ステップと、
紙に出力された、購入した商品の明細である第2の情報を読み取る読取ステップと、
前記取得ステップで取得した第1の情報に含まれる合計金額前記読取ステップで読み取った第2の情報に含まれる合計金額とが一致するか否かに応じた制御であって、一致しない場合に、前記読取ステップで読み取った前記第2の情報に含まれる品目ごとの金額または合計金額の数値を、ユーザー操作に応じて変更する編集を施す編集ステップと、
前記編集ステップで金額の数値が編集された前記第2の情報を記録するように制御する制御ステップと
を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
【請求項14】
コンピュータを、請求項1乃至12のいずれか1項に記載された情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理措置、その制御方法、及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、商品やサービスを購入した際には、商品名、利用日、支払い金額などの明細情報を含むレシートが店舗で発行され、顧客に渡される。顧客はレシートの情報を記録し、支払い状況を後から確認することがある。
【0003】
しかしながら、レシートは紙に印字され出力されるため、顧客はデータとしてレシートの情報を管理したいといった要望がある。
【0004】
そこで、特許文献1では、ユーザの識別情報と領収書のイメージデータを読み取り、読み取ったイメージデータをユーザの識別情報と対応付けて管理する仕組みが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2011―238089号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、クレジットカードを用いて支払いを行った場合には、商品名、利用日、支払い金額などの明細情報を含むレシートの他に、クレジットカードを利用した情報を含むクレジットカードの利用控えが発行される。
【0007】
しかしながら、クレジットカードの利用控えには、支払い金額や利用日時等の情報はあるものの、どの商品を買ったかが分かるような明細情報はなく、ユーザはクレジットカードの利用控えを見ただけでは何を買ったかは分からない。そのため、支払いの情報を後から確認する場合には、クレジットカードの利用控えとレシートの情報とを突合させて確認しなければならない。
【0008】
また、特許文献1のようにイメージデータを保存すると、あとからデータの集計や編集等ができない。例えば、クレジットカードの利用情報のデータをクレジットカード会社など第三者が分析や二次利用したい場合などに利用しづらいといった課題がある。
【0009】
そこで、本発明は、明細情報の読取が失敗した場合に容易に編集して登録することが可能な仕組み提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の情報処理装置は、
決済金額に関する第1の情報を取得する取得手段と、
紙に出力された、購入した商品の明細である第2の情報を読み取る読取手段と、
前記取得手段で取得した第1の情報に含まれる合計金額前記読取手段で読み取った第2の情報に含まれる合計金額とが一致するか否かに応じた制御であって、一致しない場合に、前記読取手段で読み取った前記第2の情報に含まれる品目ごとの金額または合計金額の数値を、ユーザー操作に応じて変更する編集を施す編集手段と、
前記編集手段で金額の数値が編集された前記第2の情報を記録するように制御する制御手段と
を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、明細情報の読取が失敗した場合に容易に編集して登録することが可能な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】情報処理装置100のハードウェア構成を示す図である。
図2】情報処理装置100の機能構成を示す図である。
図3】本発明における第一の実施形態の一連の処理の流れを示すフローチャートである。
図4】レシート400と利用控え情報410の一例を示す図である。
図5】本発明における第一の実施形態の一連の処理の流れを示すフローチャートである。
図6】本発明における第二の実施形態の一連の処理の流れを示すフローチャートである。
図7】履歴確認画面700と明細画面710の一例を示す図である。
図8】修正画面800と編集画面810の一例を示す図である。
図9】クレジットカードデータテーブル900と明細情報データテーブル910の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、情報処理装置100のハードウェア構成を示す図である。尚、図1に示すハードウェア構成はあくまで一例である。
【0014】
情報処理装置100は、タッチパネルを備える装置である。本実施形態では、いわゆるスマートフォンやタブレット端末のような装置を想定して説明を行うが、特にこれに限らない。タッチパネルを備える装置であれば、パーソナルコンピュータであってもよい。
【0015】
CPU101は、システムバスを介してメモリやコントローラを統括的に制御する。ROM102あるいはフラッシュメモリ114には、CPU101の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / OutputSystem)やオペレーティングシステム200が記憶されている。更には、情報処理装置100が実行する機能を実現するために必要な、後述する各種プログラム等が記憶されている。
【0016】
RAM103は、CPU101の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU101は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM103にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
【0017】
ディスプレイコントローラ104は、ディスプレイ110等の表示装置への表示を制御する。ディスプレイ110は例えば液晶ディスプレイである。また、ディスプレイ110の表面にはタッチパネル111が備えられている。タッチパネル111に対するタッチ操作の検知をタッチパネルコントローラ105が制御する。タッチパネルコントローラ105は、タッチパネル111に対する複数の箇所に対するタッチ操作(以下、マルチタッチという。)も検知可能である。
【0018】
カメラコントローラ106は、カメラ112における撮影を制御する。カメラコントローラ106からの制御によりカメラ112で撮像した画像を撮像素子でデジタルデータに変換する。カメラ112は静止画と動画を撮影することが可能である。
【0019】
センサコントローラ107は、情報処理装置100が備える各種センサ113からの入力を制御する。情報処理装置100のセンサ113には様々なセンサが存在し、例えば方位センサ、加速度センサ等である。
【0020】
ネットワークコントローラ108は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
【0021】
フラッシュメモリコントローラ109は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するフラッシュメモリ114へのアクセスを制御する。本実施形態においては、フラッシュメモリとして説明を行うが、ハードディスクやフレキシブルディスク、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるカード型メモリ等の記憶媒体であってもよい。
【0022】
前述したCPU101、各メモリ、各コントローラは、1つのチップ115に統合されている。いわゆるSoC(System on Chip)の形態で情報処理装置100の内部に備えられている。
【0023】
尚、CPU101は、例えばRAM103内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ110での表示を可能としている。
【0024】
本発明の情報処理装置100が後述する各種処理を実行するために用いられる各種プログラム等はフラッシュメモリ114に記録されており、必要に応じてRAM103にロードされることによりCPU101によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラムが用いる定義ファイルや各種情報テーブルはフラッシュメモリ114に格納されている。以上が、本実施形態におけるハードウェア構成である。
【0025】
図2は、情報処理装置100の機能構成を示す図である。尚、図2に示す機能構成はあ
くまで一例である。
【0026】
情報処理装置100は機能部として、記憶部201、表示制御部202、送受信部203、読取部204を備えている。これらはオペレーティングシステム200において動作する機能部である。
【0027】
記憶部201は、後述する各種テーブルの情報や各種画面、カメラ112で撮影することにより生成された画像データ、または当該画像データから読み取ったOCR結果等を構成する情報をRAM103やフラッシュメモリ114に記憶するための機能部である。必要に応じて、情報の追加・更新・削除を行う。
【0028】
表示制御部202は、ディスプレイ110の表示を制御するための機能部である。表示制御部202から画面等の表示指示がなされると、ディスプレイコントローラ104を介してディスプレイ110に表示指示が送信される。そして、ディスプレイ110はこの指示を受信すると、指示に従って画面等を表示する。
【0029】
送受信部203は、情報処理装置100が、カメラ112で撮影することにより生成された画像データ、または当該画像データから読み取ったOCR結果等を構成する情報を、サーバ装置など情報処理装置100以外の外部の装置と送受信する機能部である。
【0030】
読取部204は、カメラ112で撮像したレシートの明細情報を示す文字や二次元バーコードを読み取る機能部である。読み取った情報は、記憶部201に記憶される。
【0031】
次に、本発明の第一の実施形態における、レシート400に記載されている明細情報とクレジットカードの利用情報を対応付けて登録する一連の処理の流れについて、図3のフローチャートを用いて説明する。
【0032】
ステップS301では、情報処理装置100のCPU101は、ユーザからの指示に応じてカメラ112で撮像を行うためのアプリケーションをフラッシュメモリ114から読み出して、これを起動する。
【0033】
ステップS302では、情報処理装置100のCPU101は、カメラ112で図4のレシート400に記載されている二次元バーコードを撮像し、読取部204で二次元バーコードの情報を読み取る。
【0034】
ここで、図4について説明する。図4のレシート400は、ユーザが商品をクレジットカードで購入した際に、クレジットカードの決済端末やPOS(Point Of Sales)レジシステムから出力されるレシートの一例を示す。レシート400は、利用控え情報410を含む二次元バーコード401と、購入した商品の明細情報402を含む。なお、通常クレジットカードで支払いを行うと、購入した商品の明細情報を含むレシートとクレジットカードの利用控え情報を含むレシートは別で発行されることが多い。しかしながら、本実施形態で出力されるレシート400は、クレジットカードの利用控え情報が二次元バーコードに含まれており、購入した商品の明細情報と同一のレシートとして発行されるものとする。尚、本実施形態のレシート400の形態に限らず、購入した商品の明細情報とクレジットカードの利用控え情報とは別のレシートとなっていてもよいし、クレジットカードの利用控え情報は二次元バーコード以外の識別情報で示されていてもよい。
【0035】
図4の利用控え情報410は、二次元バーコード401に含まれているクレジットカードの利用控え情報のデータを示す。利用控え情報410は、クレジットカードのブランド情報を示すブランド411、クレジットカードのカード番号を示すカード番号412、クレジットカードのユーザの氏名を示す氏名413を含む。さらに、利用控え情報410は、クレジットカードで支払いを行った利用日時を示す利用日時414、クレジットカードで支払った金額を示す決済金額415を含む。これら利用控え情報410の情報が、二次元バーコード401から読み取ることができる。
【0036】
図3のステップS303では、情報処理装置100のCPU101は、予めアプリケーションもしくは情報処理装置100に登録され記憶されているクレジットカードの情報と、ステップS302で読み取った二次元バーコードに含まれる情報とを特定する。
【0037】
ステップS304では、情報処理装置100のCPU101は、ステップS303で特定した情報処理装置100に登録・記憶されているクレジットカードの情報と、ステップS302で読み取った二次元バーコードに含まれる情報とが一致するか否かを判定する。例えば、情報処理装置100は、ステップS302で読み取った二次元バーコードに含まれるカード番号412と記憶部201に記憶されているカード番号とが一致するか否かを判定してもよい。また別の方法として、情報処理装置100は、二次元バーコードに含まれるカード番号412が記憶部201に記憶されているか否かで、クレジットカードの情報の一致を判定してもよい。クレジットカードの情報が一致すると判定された場合は図5のステップS501に処理を進める。クレジットカードの情報が一致しないと判定された場合は、ステップS302に処理を戻す。クレジットカードの情報が一致しないと判定された場合は、表示制御部202の機能により不図示のエラー画面を表示してもよい。
【0038】
次に、図5のフローチャートを用いて、第一の実施形態に置ける図3のフローチャートの続きの処理を示す。
【0039】
ステップS501では、情報処理装置100のCPU101は、明細情報を登録するか否かを判定する。より具体的には、表示制御部202の機能により不図示の選択画面を表示させ、明細情報を登録するか否かの選択を受け付けることにより判定するとよい。ここで言う登録とは、情報処理装置100の記憶部201、もしくはサーバ装置など外部の装置やストレージに読み取った明細情報を記憶させることを指す。情報処理装置100のCPU101は、明細情報を登録すると判定した場合はステップS507に処理を進め、明細情報を登録しないと判定した場合はステップS502に処理を進める。
【0040】
ステップS502では、情報処理装置100のCPU101は、ステップS501で明細情報を登録しないと判定した際に、クレジットカード利用控え情報を登録するか否かを判定する。より具体的には、表示制御部202の機能により不図示の選択画面を表示させ、クレジットカード利用控え情報を登録するか否かの選択を受け付けることにより判定するとよい。情報処理装置100のCPU101は、クレジットカード利用控え情報を登録すると判定した場合はステップS503に処理を進める。情報処理装置100のCPU101は、クレジットカード利用控え情報を登録しないと判定した場合は、一連の処理を終了する。
【0041】
ステップS503では、情報処理装置100のCPU101は、カメラ112でクレジットカード利用控え情報を撮像し、クレジットカード利用控え情報を読取部204の機能により読み取る。ここで読み取るクレジットカード利用控え情報は、ステップS302で読み取ったレシート400の二次元バーコード401に含まれる利用控え情報410以外の、より詳細な情報を示す。ステップS503は、利用控え情報410以外のより詳細な情報が含まれるレシートがあれば、そのレシートを別途撮像し読み取る処理である。POSレジシステムから発行されるレシート400と、クレジットカードの決済端末で発行されるレシートは異なるレシートで異なる情報を含むこともある。そのため、レシート400に含まれない情報を新たに読み取るために、ステップS503ではレシート400以外のレシートの撮像を行う。なお、レシート400の二次元バーコード401にクレジットカード利用控え情報がすべて含まれている場合はステップS503の処理は省略してもよい。また、ここでは、レシート400やレシート400以外の他のレシートを撮像した画像データを取得してもよい。
【0042】
ステップS504では、情報処理装置100のCPU101は、ステップS503で読み取った情報を登録するか否かを判定する。より具体的には、表示制御部202の機能により不図示の選択画面を表示させ、読み取った情報を登録するか否かの選択を受け付けることにより判定するとよい。情報処理装置100のCPU101は、読み取った情報を登録すると判定した場合はステップS505に処理を進め、ステップS505で読み取った情報を記憶部201の機能により保存し登録して一連の処理を終了する。情報処理装置100のCPU101は、読み取った情報を登録すると判定しなかった場合はステップS506に処理を進め、読み取った情報を削除して一連の処理を終了する。なお、ステップS505で読み取った情報を保存する先は、情報処理装置100の記憶部201に保存してもよいし、サーバ装置やクラウド、ストレージ等の外部装置や記憶領域に保存してもよい。
【0043】
ステップS507では、情報処理装置100のCPU101は、ステップS506で明細情報を登録すると判定された場合にカメラ112でレシート400の明細情報402を撮像し、明細情報402を読み取る。明細情報402はOCR(Optical Character Recognition/Reader)等の技術を用いて画像データからテキストデータに変換するとよい。また、ここでレシート400の画像データも撮像して取得するとよい。
【0044】
ステップS508では、情報処理装置100のCPU101は、ステップS302で読み取った利用控え情報410の決済金額415と、ステップS507で読み取った明細情報402の合計金額とを比較する。
【0045】
ステップS509では、情報処理装置100のCPU101は、ステップS508で比較した決済金額415と明細情報402の合計金額とが一致するか否かを判定する。情報処理装置100のCPU101は、決済金額415と明細情報402の合計金額とが一致すると判定した場合はステップS512に処理を進める。情報処理装置100のCPU101は、決済金額415と明細情報402の合計金額とが一致しないと判定した場合はステップS510に処理を進める。
【0046】
ステップS510では、情報処理装置100のCPU101は、ステップS509で決済金額415と明細情報402の合計金額とが一致しないと判定した場合に図8の編集画面800を表示する。
【0047】
ステップS511では、情報処理装置100のCPU101は、図8の編集画面800で読み取った明細情報402の編集を受け付ける。
【0048】
ここで、図8の編集画面800について説明する。編集画面800は、ステップS302で読み取った利用控え情報410と、ステップS507で読み取った明細情報402の情報の修正を受け付け、金額や品名情報等を編集可能な画面の一例である(受付手段)。図8の編集画面800と編集画面810は、情報処理装置100のディスプレイ110で表示されてもよいし、その他の情報処理装置で表示されるものであってもよい。編集画面800は、金額欄801と、変更ボタン802を含む。金額欄801の押下を受け付けると、情報処理装置100のCPU101は金額の数値の編集を受け付け、変更ボタン802の押下を受け付けると、変更された金額の数値で再度登録を行う。編集を受け付けた後は、情報処理装置100のCPU101は、ステップS509に処理を戻し、再度決済金額415と明細情報402の合計金額とが一致するか否かを判定する。
【0049】
図8の編集画面810は、編集画面800の金額欄801と、変更ボタン802に加え、併売欄811を備える。例えば、支払いの際にユーザがクレジットカードとともに、金券や現金、ポイント等を用いて支払いを行う場合がある。その場合に編集画面810において、あとからクレジットカード以外の支払い方法で支払った差額をこの併売欄811に入力を受け付けることで合計金額を修正することが可能となる。
【0050】
ステップS512では、情報処理装置100のCPU101は、利用控え情報410に含まれる利用日時414と、読み取った明細情報402に含まれるレシート400に記載されていた日時情報が一致するか否かを判定する。情報処理装置100のCPU101は、利用日時414とレシート400に記載されていた日時情報が一致しないと判定した場合はステップS513に処理を進める。情報処理装置100のCPU101は、利用日時414とレシート400に記載されていた日時情報が一致すると判定した場合はステップS516に処理を進める。
【0051】
ステップS513では、情報処理装置100のCPU101は、ステップS512で利用日時414と読み取った明細情報402に含まれるレシート400に記載されていた日時情報が一致しなかった場合に、一致しなかった旨を示す不図示の確認画面を表示する。確認画面には、読み取った情報を登録するか否かの選択を受け付けるボタンがあるとよい。
【0052】
ステップS514では、情報処理装置100のCPU101は、情報処理装置100で読み取った利用日時414と明細情報402に含まれるレシート400に記載されていた日時情報情報とが一致していないが、読み取った情報を登録するか否かを判定する。なお、ここでいう読み取った情報とは、明細情報402と利用控え情報410を示す。情報処理装置100のCPU101は、ステップS513で表示した確認画面のボタンの選択を受け付けることにより、登録するか否かを判定するとよい。情報処理装置100のCPU101は、読み取った情報を登録すると判定した場合はステップS516に処理を進める。情報処理装置100のCPU101は、読み取った情報を登録しないと判定した場合はステップS515に処理を進め、読み取った情報を削除して一連の処理を終了する。
【0053】
ステップS516では、情報処理装置100のCPU101は、ステップS302で読み取った利用控え情報410と、ステップS507で読み取った明細情報402とを対応付けて登録する。なお、読み取った情報を保存する先は、ステップS505と同じく情報処理装置100の記憶部201に保存してもよいし、サーバ装置やクラウド、ストレージ等の外部装置や記憶領域に保存してもよい。また、ステップS507でレシート400の画像データを取得していた場合は画像データも同じく対応付けて保存するとよい。
【0054】
ステップS517では、情報処理装置100のCPU101は、クレジットカード利用控え情報を登録するか否かを判定する。より具体的には、表示制御部202の機能により不図示の選択画面を表示させ、クレジットカード利用控え情報を登録するか否かの選択を受け付けることにより判定するとよい。情報処理装置100のCPU101は、クレジットカード利用控え情報を登録すると判定した場合はステップS503に処理を進める。つまり、本処理に進んだ場合は、情報処理装置100のCPU101は、明細情報402と利用控え情報410、および利用控え情報410以外のクレジットカード利用控えを対応付けて保存することとなる。なお、ステップS503以降の処理は上述しているため説明を省略する。情報処理装置100のCPU101は、クレジットカード利用控え情報を登録しないと判定した場合は、一連の処理を終了する。
【0055】
ここで、図7について説明する。図7の履歴確認画面700は、図5のフローチャートの処理を経て、利用控え情報410と明細情報402を対応付けて登録した情報の履歴を確認できる画面の一例を示す。図7に示す履歴確認画面700と明細画面710は、情報処理装置100のディスプレイ110で表示されてもよいし、その他の情報処理装置で表示されるものであってもよい。履歴確認画面700は、確認欄701と検索ボタン702と二次利用不可チェック703とを含む。確認欄701は、利用控え情報410と明細情報402を対応付けて登録した情報の一覧を表示する。情報処理装置100は、確認欄701で選択を受け付けた情報の詳細を明細画面710で表示する。検索ボタン702は、キーワードや日時情報の入力を受け付けることにより、特定の情報を検索可能なボタンを示す。二次利用不可チェック703は、ユーザの操作に応じてチェックを受け付ける項目である。情報処理装置100のCPU101は、二次利用不可チェック703でチェックを受け付けた情報は、編集ができないように設定したり、該当情報を他の外部装置に送信できないようにしたりして制御する。これにより、ユーザは、二次利用されたくない情報に制限をかけた状態で情報を管理し、登録することが可能となる。
【0056】
図7の明細画面710は、履歴確認画面700で選択された情報の詳細を表示する画面の一例を示す。明細画面710は明細情報画面711とクレジット控え情報画面712とレシートイメージボタン713を含む。明細情報画面711は、読み取った明細情報402を示す画面である。クレジット控え情報画面712は、利用控え情報410を示す画面である。明細情報402と利用控え情報410は対応付けて登録されてるため、二つの情報を同一の画面で見ることが可能となる。なお、必ずしも同一画面上で表示される必要はなく、二つの情報が対応づいていることがわかる画面であればどのような表示でもよい。レシートイメージボタン713は、撮像して明細情報402と利用控え情報410と対応付けて登録したレシートの画像データを表示するためのボタンであり、レシートイメージボタン713の押下を受け付けると、レシートの画像データ(不図示)が表示される。
【0057】
図9はクレジットカードデータテーブル900と明細情報データテーブル910を示す。クレジットカードデータテーブル900と明細情報データテーブル910は、読み取った明細情報402と利用控え情報410とを対応付けて登録したデータテーブルの一例である。クレジットカードデータテーブル900は、読み取ったクレジットカード利用控え情報を一意に識別し、明細情報402と対応付けるためのID901を備える。ブランド902、カード番号903、氏名904、利用日時905、決済金額906は、それぞれ図4の利用控え情報410の各項目と同じであるため説明を省略する。明細情報データテーブル910は、読み取った明細情報402を一意に識別し、利用控え情報410と対応付けるためのID911を備える。対応づいたID901とID911は同一の識別情報となる。明細情報データテーブル910の品名912と品名1値段913とは、読み取った明細情報402がそれぞれ示す、購入した商品の品名とそれに対応する値段であり、読み取った情報分項目が用意される(例えば、品名912から品名4値段919まで)。また、合計920は読み取った明細情報402が示す合計金額の値を示す。クレジットカードデータテーブル900と明細情報データテーブル910を用いて、図7の履歴確認画面700と明細画面710が表示される。
【0058】
以上で、本発明の第一の実施形態における、レシート400に記載されている明細情報とクレジットカードの利用情報を対応付けて登録する処理の説明を終了する。この処理により、ユーザはクレジットカードで支払った際のクレジットカード利用控え情報と購入した商品の明細情報を容易に対応付けて登録し、あとから閲覧し確認することが可能となる。さらに、情報の読み取りが失敗した場合や、クレジットカードに加えて別の支払い方法で支払った場合においても、容易に登録内容を編集することが可能となる。また、対応付けて登録した情報は、二次利用の制限をつけて登録することも可能となる。
【0059】
次に、本発明の第二の実施形態について図6のフローチャートを用いて説明する。第一の実施形態は、紙に出力されたレシート400に記載されている明細情報と同じレシート400に印字された二次元バーコードに含まれるクレジットカードの利用情報を対応付けて登録する処理について説明した。第二の実施形態は、クレジットカード利用控え情報が電子レシートとなっている場合や、二次元バーコードではなく単に紙のレシートにクレジットカード利用控え情報が記載されている場合に、明細情報と対応付けて登録する処理について説明する。なお、本実施形態では、以下で示す電子レシートは、クレジットカード利用控え情報(利用控え情報410)を示す電子レシートである。
【0060】
図6のステップS601では、情報処理装置100のCPU101は、ユーザからの指示に応じてカメラ112で撮像を行うためのアプリケーションをフラッシュメモリ114から読み出して、これを起動する。
【0061】
ステップS602では、情報処理装置100のCPU101は、表示制御部の機能により、情報を読み取る対象が電子レシートか否かを判定する。より具体的には、不図示の選択画面を用いて、情報を読み取る対象が電子レシートか否かを選択させるボタンの押下を受け付けることにより、情報を読み取る対象が電子レシートか否かを判定するとよい。情報処理装置100のCPU101は、情報を読み取る対象が電子レシートであると判定した場合は、ステップS603に処理を進める。情報処理装置100のCPU101は、情報を読み取る対象が電子レシートではない、つまり紙のレシートであると判定した場合はステップS605に処理を進める。
【0062】
ステップS603では、情報処理装置100のCPU101は、電子レシートの情報を取得する。電子レシートは、同じ情報処理装置100で表示されているものとする。電子レシートを表示するアプリケーションと電子レシートを読み取るアプリケーションは異なるアプリケーションの場合もある。その際は、電子レシートを読み取るアプリケーションと、電子レシートを表示させるアプリケーションを予め連携させ、選択を受け付けた電子レシートの情報を取得できるようにするとよい。
【0063】
ステップS604では、情報処理装置100のCPU101は、ステップS603で取得した電子レシートの情報の中から、利用控え情報410を特定する。情報処理装置100のCPU101は、利用控え情報410を特定した後はステップS607に処理を進める。
【0064】
ステップS605では、情報処理装置100のCPU101は、ステップS602で、情報を読み取る対象が電子レシートではない、つまり紙のレシートであると判定した場合に、表示制御部202の機能により読み取りを行う読み取り画面を表示する(不図示)。
【0065】
ステップS606では、情報処理装置100のCPU101は、読取部204の機能によりレシートに記載されているクレジットカード利用控え情報を読み取る。ステップS606では、紙のレシートに印字されている利用控え情報410をOCRの技術を用いて読み取るとよい。
【0066】
ステップS607では、情報処理装置100のCPU101は、予めアプリケーションもしくは情報処理装置100に登録され記憶されているクレジットカードの情報と、ステップS606で読み取った情報またはステップS603で特定した情報とを比較する。
【0067】
ステップS608では、情報処理装置100のCPU101は、ステップS607で比較した結果、予め記憶されているクレジットカードの情報と、ステップS606で読み取った情報またはステップS603で特定した情報とが一致しているか否かを判定する。予め記憶されているクレジットカードの情報は、アプリケーションもしくは情報処理装置100に登録されている。情報処理装置100のCPU101は、予め登録されているユーザのクレジットカード情報とステップS606またはステップS604で読み取り特定した情報とが一致していると判定した場合は、図5のステップS501に処理を進める。情報処理装置100のCPU101は、予め登録されているユーザのクレジットカード情報とステップS606またはステップS604で読み取り特定した情報とが一致していないと判定した場合はステップS606に処理を戻す。なお、ステップS608以降の処理は図5のステップS501以降の処理と同一であるため説明を省略する。
【0068】
以上で、第二の実施形態の説明を終了する。この処理により、クレジットカード利用控え情報が電子レシートの場合や、紙のレシートに記載されている場合でも、利用控え情報410を取得し、明細情報と容易に対応付けて登録し、あとから確認することが可能となる。
【0069】
以上説明したように、本実施形態によれば、クレジットカードを利用した情報と支払いの明細情報とを後から容易に閲覧したり編集したりすることが可能な効果を奏する。
【0070】
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
【0071】
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行可能することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
【0072】
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
【0073】
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
【0074】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD-ROM、CD-R、CD-RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD-ROM,DVD-R)などもある。
【0075】
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
【0076】
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
【0077】
また、本発明のプログラムを暗号化してCD-ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
【0078】
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0079】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
【0080】
なお、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【符号の説明】
【0081】
100 情報処理装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 ディスプレイコントローラ
105 タッチパネルコントローラ
106 カメラコントローラ
107 センサコントローラ
108 ネットワークコントローラ
109 フラッシュメモリコントローラ
110 ディスプレイ
111 タッチパネル
112 カメラ
113 センサ
114 フラッシュメモリ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9