特許7284567IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

,内部に漏油溜が形成されて防油堤の機能が付与されたフレームと,前記フレームの上面を覆うボンネットから成る防音箱内に構成機器を収容したパッケージ型のエンジン駆動作業機に関し,より詳細には,前記防音箱内に浸入した雨水を,フレーム内に形成された漏油溜に回収することなく排出できるようにしたエンジン駆動作業機

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

以上で説明したように,フレーム310内に漏油溜312を形成したエンジン駆動作業機300では,漏油溜312内に漏油を溜めておくことで,周辺環境が漏油によって汚染されることを防止している。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

以下に,課題を解決するための手段を,発明を実施するための形態で使用する符号と共に記載する。この符号は,特許請求の範囲の記載と発明を実施するための形態の記載との対応を明らかにするためのものであり,言うまでもなく,本発明の技術的範囲の解釈に制限的に用いられるものではない。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

以上で説明した本発明の構成により,本発明のエンジン駆動作業機1にあっては,以下の効果を得ることができた。

カバー20に設けた側板22,23の下端を枠板13の外側に配置したことにより,この側板22,23の外面を伝って流れ落ちた雨水が,枠板13の内側に設けられている漏油溜12内に浸入できないように構成すると共に,カバー20の上面板21に設けた傾斜部21aに,仕切壁55側に向う雨水の流れを規制すると共に,側板22,23と連結する側辺211,212に向けて誘導するガイド体26を設けたことで,雨水の流れを,側板22,23を介して枠板13の外側に誘導して機外に排出することで,傾斜部21a上を流れ落ちて仕切壁55に向かって流れる雨水の量を大幅に減少させることができると共に,流れの勢いについても大幅に弱めることができ,これにより,仕切壁55に設けた開口55aを介して雨水がエンジン室56側に浸入することを防止することができた。

前述のガイド体26は,カバー20の上面板21に設けられている傾斜部21aに,各種の型材を取り付けることで容易に形成することができ,または,前記カバー20の前記傾斜部21aに,曲げ加工,その他の塑性加工によって溝又は凸条を形成することで容易に形成することができた。

なお,前記ガイド体26に,冷却風の流れを排風口54に向けて誘導する導風面27を設けた構成では,排風室57内における冷却風の流れが良好となり,防音箱内を通過する冷却風量を増大させて冷却効率を高めることができると共に,風切り音等が減少して騒音を低減することができた。

前記ガイド体26の両端26a,26bが,該ガイド体26の長手方向の中央26cに対し低位置となるよう前記ガイド体26を,長手方向の中央26cにおいて曲折した形状とした構成〔図9(B)参照〕では,傾斜部21a上を流れる雨水を左右に振り分けることができ,また,ガイド体26が傾斜していることでガイド体26に誘導された雨水が円滑に流れることで,効率よく排水を行うことができた。

前記カバー20の前記上面板21に,前記傾斜部21aの上端を水平方向に延長する水平部21bを設け,前記水平部21bの前記傾斜部21a側の端部に,前記傾斜部21aへの雨水の流入を規制する止水板28を設けた構成では,水平部21b上に受けた雨水が,傾斜部21a側に流入し難くなることで,傾斜部21aを流れる雨水の勢いをより一層弱めることができ,雨水が仕切壁55に設けた開口55aを介してエンジン室56側に流入し難い構成とすることができた。

前記枠板13の形成位置における前記フレーム10に,更に外周方向に向かって突出するフランジ14を設け,該フランジ14上に前記カバー20の前記側板22,23下端を載置すると共に,前記ボンネット50の側壁下端を,前記側板22,23の外側で前記フランジ14上に接合又は近接して配置し,前記フランジ14及び/又は前記ボンネット50の側壁下端部に水抜孔15を設けた構成では,この水抜孔15を介して機外に円滑に雨水を排水することができた。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明のエンジン駆動作業機の斜視図。
【図2】 本発明のエンジン駆動作業機の正面透視図。
【図3】 フレームの斜視図。
【図4】 燃料タンク及びカバー部分の拡大斜視図。
【図5】 フレームに対する枠板,フランジ,及びボンネットの取付状態の説明図であり(A)はボンネットの側壁下端をフランジに突合させた構成,(B),(C)は,ボンネットの側壁下端に水抜孔を設けた構成。
【図6】 カバーの斜視図。
【図7】 (A)はエンジン駆動作業機の排風室部分の断面図,(B)~(G)は,(A)中に〇印を付けた部分の拡大断面図であり,カバーの傾斜部に取り付けたガイド体(型材)の変形例を示す。
【図8】 ガイド体の変形例を示すエンジン駆動作業機の排風室部分の断面図。
【図9】 傾斜部に対するガイド体の形成状態の説明図であり,(A)はガイド体を傾斜方向と直交方向に設けた例,(B)は長手方向の中央を屈曲した状態のガイド体を設けた例を示す。
【図10】 導風面を備えたガイド体の説明図。
【図11】 従来のエンジン駆動作業機の正面透視図。

代表図 図1本件の代表的な図

1 エンジン駆動作業機 10 フレーム 12 漏油溜 13 枠板 14 フランジ 15 水抜孔 151,152 貫通孔 153 隙間 16 排水路 17 基台 18 支持材 19 架台 20 カバー 21 上面板 211,212 側辺(上面板の) 21a 傾斜部 21b 水平部 22,23,24 側板 26 ガイド体 26a,26b 端部(ガイド体の) 26c 中央(ガイド体の) 27 導風面 28 止水板 30 エンジン 31 冷却ファン 32 熱交換器 40 作業機本体 50 ボンネット 52,53 窓 54 排風口 55 仕切壁 55a 開口 56 エンジン室 57 排風室 60 燃料タンク 62 溝 63 タンク収容空間 70 バッテリー 300 エンジン駆動作業機 310 フレーム 312 漏油溜 320 カバー 321a 傾斜部 330 エンジン 331 ラジエータファン 332 ラジエータコア 340 作業機本体 350 ボンネット 354 排風口 355 仕切壁 355a 開口 356 エンジン室 357 排風室 360 燃料タンク 362 溝 363 タンク収容空間 id 傾斜方向

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