(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-05-24
(45)【発行日】2023-06-01
(54)【発明の名称】パーティション
(51)【国際特許分類】
E04B 2/74 20060101AFI20230525BHJP
A47G 29/00 20060101ALI20230525BHJP
【FI】
E04B2/74 561H
A47G29/00 L
(21)【出願番号】P 2018201572
(22)【出願日】2018-10-26
【審査請求日】2021-10-08
(73)【特許権者】
【識別番号】000000561
【氏名又は名称】株式会社オカムラ
(74)【代理人】
【識別番号】100149548
【氏名又は名称】松沼 泰史
(74)【代理人】
【氏名又は名称】鈴木 三義
(72)【発明者】
【氏名】高橋 延忠
(72)【発明者】
【氏名】横山 遼
【審査官】兼丸 弘道
(56)【参考文献】
【文献】実開昭55-084088(JP,U)
【文献】実公昭48-037548(JP,Y1)
【文献】実開昭52-071935(JP,U)
【文献】実開昭48-065524(JP,U)
【文献】実開昭49-045828(JP,U)
【文献】実開昭51-061023(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04B 2/74
A47G 5/00
A47G 29/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
土台と、
前記土台に固定された一対の支柱と、
前記一対の支柱に架け渡された仕切部材と、
前記仕切部材の前方に配置され、前記一対の支柱のいずれかに接続された展開および折り畳み可能なパネル群と、
前記仕切部材の後方に配置され、前記一対の支柱の間に設けられたオプション支持部と、を備え、
前記仕切部材と前記オプション支持部との間には、前後方向の隙間が設けられて
おり、
前記オプション支持部は、前記一対の支柱に架け渡されて支持されている、パーティション。
【請求項2】
前後方向において、前記オプション支持部の後端部が、前記一対の支柱の後端部よりも前方に位置している、請求項1に記載のパーティション。
【請求項3】
前記オプション支持部は、左右方向に延びるバーと、前記バーを前記一対の支柱に接続する一対のブラケットと、を含み、
前記バーは、前記一対のブラケットを上方および後方から覆っている、請求項1または2に記載のパーティション。
【請求項4】
前記オプション支持部は、上下方向に間隔を空けて複数設けられている、請求項1から3のいずれか1項に記載のパーティション。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パーティションに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、下記特許文献1に示されるように、土台および折り畳み可能なパネル群を備えたパーティションが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種のパーティションでは、パネル群の展開および折り畳みの操作性を維持しつつ、オプション部材を取り付け可能とすることが求められていた。
【0005】
本発明はこのような事情を考慮してなされ、パネル群の展開および折り畳みの操作性を維持しつつ、オプション部材を取り付け可能なパーティションを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るパーティションは、土台と、前記土台に固定された一対の支柱と、前記一対の支柱に架け渡された仕切部材と、前記仕切部材の前方に配置され、前記一対の支柱のいずれかに接続された展開および折り畳み可能なパネル群と、前記仕切部材の後方に配置され、前記一対の支柱の間に設けられたオプション支持部と、を備えている。
【0007】
上記態様によれば、オプション支持部に、ケースや籠などのオプション部材を取り付けることができる。また、オプション支持部が、仕切部材に対するパネル群の反対側に位置しているため、パネル群の展開および折り畳みの操作性に影響しにくい。
【0008】
ここで、前後方向において、前記オプション支持部の後端部が、前記一対の支柱の後端部よりも前方に位置していてもよい。
【0009】
この場合、オプション支持部が一対の支柱よりも後方に突出しない構成となり、パーティションを移動させる際に、例えばオプション支持部が壁などに当たることを抑制できる。したがって、パーティション移動時の操作性を向上させることができる。
【0010】
また、前記オプション支持部は、左右方向に延びるバーと、前記バーを前記一対の支柱に接続する一対のブラケットと、を含み、前記バーは、前記一対のブラケットを上方および後方から覆っていてもよい。
【0011】
この場合、バーを一対の支柱に容易に取り付けることができる。また、ブラケットがバーによって上方および後方から覆われていることで、ブラケットに埃などの汚れが付着しにくい。また、バーの表面はブラケットの表面よりも平坦な形状としやすいため、バーに汚れが付着したとしても、容易に清掃することができる。したがって、例えば病院などの清潔さが求められる場所にも、上記態様のパーティションを好適に用いることができる。
【0012】
また、前記オプション支持部は、上下方向に間隔を空けて複数設けられていてもよい。
【0013】
この場合、複数のオプション支持部にまたがってオプション部材を取り付けることができる。したがって、上下に長い寸法を有するオプション部材であっても、安定して取り付けることができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明の上記態様によれば、パネル群の展開および折り畳みの操作性を維持しつつ、オプション部材を取り付け可能なパーティションを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本実施形態に係るパーティションの斜視図である。
【
図2】
図1のパーティションの使用状態の一例を示す斜視図である。
【
図5】(a)は
図1のバーの背面図である。(b)は(a)の側面図である。
【
図6】(a)は
図1のオプション支持部の背面図である。(b)は(a)のVI-VI断面矢視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本実施形態のパーティションについて図面に基づいて説明する。
図1に示すように、パーティション1は、土台10と、一対の支柱20A、20Bと、オプション支持部2と、仕切部材50と、パネル群40A、40Bと、を備えている。土台10の下面には複数の土台用キャスター(走行体)Cが設けられており、土台10は移動可能となっている。支柱20A、20Bは土台10に固定されている。仕切部材50は、一対の支柱20A、20Bに架け渡されている。パネル群40A、40Bは、別個に展開および折り畳み可能に構成されている。
【0017】
図2は、
図1のパーティション1の使用状態の一例を示す図である。
図2に示すように、オプション支持部2は、ケースや籠などのオプション部材3~5を取り付け可能に構成されている。また、
図2に示すように、複数のオプション支持部2を上下方向に間隔を空けて設け、複数のオプション支持部2に跨って、オプション部材5を取り付けることも可能である。
【0018】
(方向定義)
ここで本実施形態では、XYZ直交座標系を設定して各構成の位置関係を説明する。Z軸は上下方向を示し、Y軸は前後方向を示し、X軸は左右方向を示している。以下、+Z側を上方、-Z側を下方、+X側を右方、-X側を左方、+Y側を前方、-Y側を後方という。
また、一対の支柱20A、20Bの間から見て、支柱20Aに向かう方向または支柱20Bに向かう方向を、左右方向外側という場合がある。また、支柱20A、20Bから見て、支柱20A,20Bの間に向かう方向を左右方向内側という場合がある。
【0019】
図1に示すように、土台10は、左右方向に延びる横梁部11と、横梁部11の左右方向における両端部にそれぞれ配された一対の縦梁部12と、を備えている。横梁部11は、表裏面が上下方向を向く板状に形成されている。上面視において、横梁部11は、左右方向における長さが前後方向における長さよりも大きい長方形状に形成されている。横梁部11の左右方向における長さは、折り畳み状態にある各パネル群40A、40Bの左右方向における幅よりも大きい。一対の縦梁部12はそれぞれ、横梁部11の左右方向における両端部を基点として、前方および後方の双方に向けて延びている。折り畳み状態にある各パネル群40A、40Bは、上面視において、一対の縦梁部12同士の間に位置する。
【0020】
一対の縦梁部12の前後方向における両端部の下面にはそれぞれ、土台10を移動可能に支持する土台用キャスターCが取り付けられている。土台用キャスターCは、この土台用キャスターCの床面に対する走行を規制するロック機構を有している。なお、土台用キャスターCに代えて、戸車などの他の走行体を土台10に設けてもよい。
展開状態では、各パネル群40A、40Bが倒れやすい状態となる。土台10は、各パネル群40A、40Bの倒れを抑止するため、比較的質量の大きい部材となっている。
【0021】
支柱20A(第1支柱)は、横梁部11の左端部に立設されている。支柱20B(第2支柱)は、横梁部11の右端部に立設されている。すなわち、一対の支柱20A、20Bは、左右方向に間隔を空けて配置されている。支柱20A、20Bは、パネル群40A、40Bを支えて、これらのパネル群40A、40Bが倒れることを抑止する役割を有している。このため、支柱20A,20Bも土台10と同様に、比較的質量の大きい部材となっている。
【0022】
図1に示すように、支柱20A、20Bのうち、後方を向く端面には、操作部6A、6Bが設けられている。操作部6A、6Bは、パーティション1を移動させる場合に、使用者が把持して押したり引いたりする部分である。
図3に示すように、支柱20A、20Bのうち、左右方向内側を向く端面には、複数の締結孔23が形成されている。複数の締結孔23は、上下方向に間隔を空けて配置されている。締結孔23は、ネジ孔などであり、ブラケット60A,60B(後述)を支柱20A,20Bに固定するために用いられる。なお、締結孔23は、オプション支持部2が支柱20A、20Bに取り付けられていない状態において、キャップなどによって閉塞されていてもよい。
【0023】
支柱20A,20Bの上端部および下端部にはそれぞれ、オフセット部材21が設けられている。オフセット部材21の前方の端部にはそれぞれ、揺動支持部22が設けられている。支柱20Aに設けられた一対のオフセット部材21は、パネル群40Aを揺動可能に支持している。支柱20Bに設けられた一対のオフセット部材21は、パネル群40Bを揺動可能に支持している。
【0024】
仕切部材50は、左右方向および上下方向に延びる板状に形成されている。仕切部材50は、仕切部材50よりも前方の空間と、仕切部材50よりも後方の空間とを仕切っている。仕切部材50は、前方を向く第1面(図示略)と、後方を向く第2面51とを有している。仕切部材50は、一対の支柱20A,20Bの間に位置している。仕切部材50の第1面は、パネル群40A、40Bと前後方向で対向している。パネル群40A、40Bは仕切部材50よりも前方に位置しており、オプション支持部2は仕切部材50よりも後方に位置している。第2面51とオプション支持部2との間には、前後方向の隙間が設けられている。
【0025】
(オプション支持部)
図3に示すように、オプション支持部2は、バー30と、一対のブラケット60A、60Bと、を含んでいる。バー30は左右方向に延びており、支柱20A、20Bに架け渡されている。ブラケット60A(第1ブラケット)は、バー30の左端部を、支柱20Aに接続している。ブラケット60B(第2ブラケット)は、バー30の右端部を、支柱20Bに接続している。
【0026】
(ブラケット)
以下、ブラケット60A、60Bの形状について説明する。なお、ブラケット60A、60Bは互いに左右対称な形状であるため、これらを代表させてブラケット60Bの形状について説明する。すなわち、以下のブラケット60Bについての説明は、ブラケット60Aについての説明でもある。
【0027】
図4に示すように、ブラケット60Bは、固定部61と、前板部62と、上板部63と、後板部64と、下板部65と、中板部66と、を有している。ブラケット60Bは、板金材料をプレス加工することで、各部61~66が一体に形成されている。なお、ブラケット60Bの材質、成形方法は適宜変更してもよい。
【0028】
固定部61は、上下方向および前後方向に延びる板状に形成されている。固定部61は、ブラケット60Bのうち、支柱20Bに固定される部分である。固定部61の右端面(
左右方向外側の端面)は、支柱20Bの左端面(左右方向内側の端面)に接する。固定部61には、固定部61を左右方向に貫通する複数の貫通孔61aが形成されている。複数の貫通孔61aは、上下方向に間隔を空けて配置されている。ブラケット60Bを支柱20Bに固定する際、ネジなどの締結部材F1(
図3参照)を貫通孔61aに対して右方(左右方向外側)に向けて挿通させる。締結部材F1が支柱20Bの締結孔23に締結されることで、ブラケット60Bが支柱20Bに固定される。
【0029】
前板部62は、固定部61の後端部から左方(左右方向内側)に向けて延びている。前板部62は、上下方向および左右方向に延びる板状に形成されている。上板部63は、前板部62の上端部から、前方に向けて延びている。上板部63は、前後方向および左右方向に延びる板状に形成されている。後板部64は、上板部63の前端部から、下方に向けて延びている。後板部64は、左右方向および上下方向に延びる板状に形成されている。
【0030】
下板部65は、前板部62の下端部から、後方に向けて延びている。下板部65は、前後方向および左右方向に延びる板状に形成されている。下板部65には、下板部65を上下方向に貫通する貫通孔65aが形成されている。貫通孔65aは、バー30をブラケット60Bに固定するために用いられる。中板部66は、固定部61の後端部から、左方(左右方向内側)に向けて延びている。
【0031】
(バー)
図5(a)、(b)に示すように、バー30は、後壁部31と、上壁部32と、係止部33と、下壁部34と、前壁部35と、を有している。バー30は、板金材料をプレス加工することで、各部31~35が一体に形成されている。なお、バー30の材質、成形方法は適宜変更してもよい。
【0032】
後壁部31は、左右方向および上下方向に延びる板状に形成されている。上壁部32は、後壁部31の上端部から前方に向けて延びている。上壁部32は、左右方向および前後方向に延びる板状に形成されている。係止部33は、上壁部32の前端部から、下方に向けて延びている。係止部33は、上下方向および左右方向に延びる板状に形成されている。
【0033】
下壁部34は、後壁部31の下端部から前方に向けて延びている。下壁部34は、左右方向および前後方向に延びる板状に形成されている。下壁部34には、複数(2つ)の締結部34a、34bが形成されている。複数の締結部34a、34bは、左右方向に間隔を空けて配置されている。締結部34a(第1締結部)は下壁部34の左端部に位置しており、締結部34b(第2締結部)は下壁部34の右端部に位置している。前壁部35は、下壁部34の前端部から上方に向けて延びている。前壁部35は、左右方向および上下方向に延びる板状に形成されている。前壁部35は、下壁部34のうち、右端部および左端部を除く部分に形成されている。
【0034】
本実施形態の締結部34a、34bは、下壁部34から上方に向けて延びるバーリング部であり、内周面に雌ネジが形成されている。なお、締結部34a、34bの形態は適宜変更してもよい。例えば、下壁部34に貫通孔を設け、その貫通孔の上端縁にナットを固定してもよい。この場合、ナットが締結部34a、34bとして機能する。
【0035】
締結部34a、34bは、バー30をブラケット60A,60Bに固定するために用いられる。より詳しくは、
図6(a)、(b)に示すように、ブラケット60A、60Bの貫通孔65aの左右方向および前後方向における位置は、締結部34a、34bの位置と一致している。また、貫通孔65aの内径は、締結部34a、34bの内径よりも大きい。
【0036】
次に、オプション支持部2の支柱20A、20Bへの取り付け方法について説明する。
【0037】
まず、支柱20A、20Bの締結孔23にキャップなどが取り付けられている場合は、このキャップなどを除去する(
図3参照)。
次に、ブラケット60A、60Bを支柱20A、20Bに取り付ける。このとき、ブラケット60A,60Bの各固定部61を、支柱20A、20Bの左右方向内側の端面に当接させる。そして、締結部材F1を、ブラケット60A、60Bの貫通孔61aを通して、支柱20A、20Bの締結孔23に締結する。これにより、ブラケット60A,60Bが支柱20A,20Bに固定される。
【0038】
次に、バー30をブラケット60A、60Bの上方から被せて、バー30の係止部33を、ブラケット60A、60Bの前板部62よりも前方に位置させる(
図6(b)参照)。すると、バー30の上壁部32がブラケット60A,60Bの上板部63上に載置され、バー30の下壁部34がブラケット60A,60Bの下板部65上に載置される。これにより、バー30の自重はブラケット60A,60Bによって支持される。
【0039】
次に、ブラケット60A、60Bの各貫通孔65aを通して、複数の締結部材F2(
図3参照)を、締結部34a、34bに下方から締結させる。これにより、バー30がブラケット60A、60Bに固定される。なお、締結部材F2としては、ボルトや摘み付きのネジなどを用いることができる。
以上の方法により、オプション支持部2が支柱20A,20Bに取り付けられる。
【0040】
以上説明したように、本実施形態のパーティション1はオプション支持部2を備えている。このため、オプション支持部2に、ケースや籠などのオプション部材3~5を取り付けることができる。また、オプション支持部2は仕切部材50の後方に位置し、パネル群40A、40Bは仕切部材50の前方に位置している。このように、オプション支持部2が仕切部材50に対するパネル群40A,40Bの反対側に位置しているため、パネル群40A,40Bの展開および折り畳みの操作をオプション支持部2が妨げることを抑制できる。
【0041】
また、
図1に示すように、前後方向において、オプション支持部2の後端部(バー30の後壁部31)が、支柱20A、20Bの後端部よりも前方に位置している。このように、オプション支持部2が支柱20A,20Bよりも後方に突出しない構成とすることで、パーティション1を移動させる際に、例えばオプション支持部2が壁などに当たることを抑制できる。したがって、パーティション1の移動時の操作性を向上させることができる。
【0042】
また、オプション支持部2は、左右方向に延びるバー30と、バー30を一対の支柱20A、20Bに接続する一対のブラケット60A、60Bと、を含んでいる。この構成により、バー30を支柱20A、20Bに容易に取り付けることができる。そして、
図6(a)、(b)に示すように、バー30は、一対のブラケット60A,60Bを上方および後方から覆っている。このため、ブラケット60A,60Bに汚れなどが付着しにくい。さらに、バー30の表面はブラケット60A,60Bの表面よりも平坦な形状となっており、バー30に埃などの汚れが付着したとしても、容易に清掃することができる。したがって、例えば病院などの清潔さが求められる場所にも、本実施形態のパーティション1を好適に用いることができる。
【0043】
また、
図2に示すように、複数のオプション支持部2を上下方向に間隔を空けて設けることで、複数のバー30にまたがってオプション部材5を取り付けることができる。したがって、上下に長い寸法を有するオプション部材5であっても、安定して取り付けることができる。
【0044】
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
【0045】
例えば、前記実施形態のパーティション1は2つのパネル群40A、40Bを有していたが、パーティション1が有するパネル群は1つであってもよい。また、土台10にはキャスターCが設けられていなくてもよい。
また、前記実施形態のオプション支持部2は、バー30および一対のブラケット60A、60Bを含んでいたが、オプション支持部2の構成部材は適宜変更してもよい。例えば、バー30およびブラケット60A、60Bが一体となった1つの部材を、オプション支持部2として用いてもよい。
【0046】
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
【符号の説明】
【0047】
1…パーティション 2…オプション支持部 10…土台 20A、20B…支柱 30…バー 40A,40B…パネル群 50…仕切部材 51…第2面 60A、60B…ブラケット