(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-05-26
(45)【発行日】2023-06-05
(54)【発明の名称】キメラエンガルフメント受容体分子および使用方法
(51)【国際特許分類】
C12N 15/62 20060101AFI20230529BHJP
C07K 19/00 20060101ALI20230529BHJP
C07K 14/705 20060101ALI20230529BHJP
C12N 15/63 20060101ALI20230529BHJP
C12N 15/867 20060101ALI20230529BHJP
C12N 1/15 20060101ALI20230529BHJP
C12N 1/19 20060101ALI20230529BHJP
C12N 1/21 20060101ALI20230529BHJP
C12N 5/10 20060101ALI20230529BHJP
C12N 5/0781 20100101ALI20230529BHJP
C07K 16/28 20060101ALI20230529BHJP
A61P 35/00 20060101ALI20230529BHJP
A61P 37/06 20060101ALI20230529BHJP
A61P 31/00 20060101ALI20230529BHJP
A61P 25/28 20060101ALI20230529BHJP
A61P 43/00 20060101ALI20230529BHJP
A61K 45/00 20060101ALI20230529BHJP
A61K 35/12 20150101ALI20230529BHJP
A61K 35/17 20150101ALI20230529BHJP
A61K 38/17 20060101ALI20230529BHJP
A61K 39/395 20060101ALN20230529BHJP
【FI】
C12N15/62 Z
C07K19/00 ZNA
C07K14/705
C12N15/63 Z
C12N15/867 Z
C12N1/15
C12N1/19
C12N1/21
C12N5/10
C12N5/0781
C07K16/28
A61P35/00
A61P37/06
A61P31/00
A61P25/28
A61P43/00 121
A61K45/00
A61K35/12
A61K35/17
A61K38/17
A61K39/395 M
(21)【出願番号】P 2020538755
(86)(22)【出願日】2018-09-21
(86)【国際出願番号】 US2018052297
(87)【国際公開番号】W WO2019067328
(87)【国際公開日】2019-04-04
【審査請求日】2021-09-21
(32)【優先日】2017-09-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2018-03-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2018-04-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】519106736
【氏名又は名称】セロ・セラピューティクス・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】CERO Therapeutics, Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】100145403
【氏名又は名称】山尾 憲人
(74)【代理人】
【識別番号】100122301
【氏名又は名称】冨田 憲史
(74)【代理人】
【識別番号】100157956
【氏名又は名称】稲井 史生
(74)【代理人】
【識別番号】100170520
【氏名又は名称】笹倉 真奈美
(72)【発明者】
【氏名】ダニエル・マーク・コリー
【審査官】西村 亜希子
(56)【参考文献】
【文献】特表2019-536471(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2003/0072743(US,A1)
【文献】Cancer Immunol Res,2016年,4 (1_Supplement): A165
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C12N 15/62
C07K 19/00
C07K 14/705
C12N 15/63
C12N 15/867
C12N 1/15
C12N 1/19
C12N 1/21
C12N 5/10
C12N 5/0781
C07K 16/28
A61P 35/00
A61P 37/06
A61P 31/00
A61P 25/28
A61P 43/00
A61K 45/00
A61K 35/12
A61K 35/17
A61K 39/395
A61K 38/17
CAplus/MEDLINE/EMBASE/BIOSIS(STN)
UniProt/GeneSeq
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
一本鎖キメラタンパク質を含むキメラエンガルフメント受容体(CER)であって、該一本鎖キメラタンパク質が、
ホスファチジルセリン(PtdSer)に結合する
Tim4結合ドメインを含む細胞外ドメイン;
トール様受容体(TLR)シグナル伝達ドメイン
、Traf2シグナル伝達ドメインまたはTraf3シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメイン;および、
細胞外ドメインとエンガルフメントシグナル伝達ドメインとの間に位置し、それらを連結する、膜貫通ドメイン
を含む、キメラエンガルフメント受容体(CER)。
【請求項2】
結合ドメインが
、配列番号3
のアミノ酸配列または配列番号3のアミノ酸25-314のアミノ酸配列を含
む、請求項1に記載のキメラエンガルフメント受容体(CER)。
【請求項3】
細胞外ドメインが、結合ドメインと膜貫通ドメインとの間に位置する細胞外スペーサードメインをさらに含
み、ここで該細胞外スペーサードメインがIgG4ヒンジ領域またはTLR4膜近接領域を含む、請求項
1または2に記載のキメラエンガルフメント受容体(CER)。
【請求項4】
IgG4ヒンジ領域
が配列番号16のアミノ酸配列を含む改変型IgG4ヒンジ領域
である、また
はTLR4膜近接領域
が配列番号17のアミノ酸配列を含む、請求項
3に記載のキメラエンガルフメント受容体(CER)。
【請求項5】
膜貫通ドメインが
、Tim4
、CD28
、DAP12
、TLR4、
またはFcεR1γ膜貫通ドメインを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載のキメラエンガルフメント受容体(CER)。
【請求項6】
膜貫通ドメインが
、配列番号19のアミノ酸配列を含むTim4膜貫通ドメイン
、配列番号26のアミノ酸配列を含むCD28膜貫通ドメイン
、配列番号21のアミノ酸配列を含むFcεR1γ膜貫通ドメイン、配列番号28のアミノ酸配列を含むDAP12膜貫通ドメイン、
または配列番号34のアミノ酸配列を含むTLR4膜貫通ドメイ
ンを含む請求項
5に記載のキメラエンガルフメント受容体(CER)。
【請求項7】
エンガルフメントシグナル伝達ドメインが、配列番号48のアミノ酸配列を含むTLR1シグナル伝達ドメイン、配列番号49のアミノ酸配列を含むTLR2シグナル伝達ドメイン、配列番号50のアミノ酸配列を含むTLR3シグナル伝達ドメイン、配列番号51のアミノ酸配列を含むTLR4シグナル伝達ドメイン、配列番号52のアミノ酸配列を含むTLR5シグナル伝達ドメイン、配列番号53のアミノ酸配列を含むTLR6シグナル伝達ドメイン、配列番号54のアミノ酸配列を含むTLR7シグナル伝達ドメイン、配列番号55のアミノ酸配列を含むTLR8シグナル伝達ドメイン、配列番号56のアミノ酸配列を含むTLR9シグナル伝達ドメイン
、配列番号72のアミノ酸配列を含むTraf2シグナル伝達ドメインまたは配列番号73のアミノ酸配列を含むTraf3シグナル伝達ドメインを含む、請求項1から
6のいずれか一項に記載のキメラエンガルフメント受容体(CER)。
【請求項8】
エンガルフメントシグナル伝達ドメインが、第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよび第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含み、ここで、第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインがTLRシグナル伝達ドメイン
、Traf2シグナル伝達ドメインまたはTraf3シグナル伝達ドメインである、請求項1から
7のいずれか一項に記載のキメラエンガルフメント受容体(CER)。
【請求項9】
第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインが、FcγR1
シグナル伝達ドメイン、FcγR2A
シグナル伝達ドメイン、FcγR2B2
シグナル伝達ドメイン、FcγR2C
シグナル伝達ドメイン、FcγR3A
シグナル伝達ドメイン、FcεR1
シグナル伝達ドメイン、FcαR1
シグナル伝達ドメイン、BAFF-R
シグナル伝達ドメイン、DAP12
シグナル伝達ドメイン、NFAM1
シグナル伝達ドメイン、CD79b
シグナル伝達ドメイン、
TLR1シグナル伝達ドメイン、TLR2シグナル伝達ドメイン、TLR3シグナル伝達ドメイン、TLR4シグナル伝達ドメイン、TLR5シグナル伝達ドメイン、TLR6シグナル伝達ドメイン、TLR7シグナル伝達ドメイン、TLR8シグナル伝達ドメイン、TLR9シグナル伝達ドメイン、Traf2
シグナル伝達ドメイン、
またはTraf3
シグナル伝達ドメインである、請求項
8に記載のキメラエンガルフメント受容体(CER)。
【請求項10】
第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインが、配列番号63のアミノ酸配列を含むFcγR1シグナル伝達ドメイン、配列番号64のアミノ酸配列を含むFcγR2Aシグナル伝達ドメイン、配列番号65のアミノ酸配列を含むFcγR2Cシグナル伝達ドメイン、配列番号66のアミノ酸配列を含むFcγR3Aシグナル伝達ドメイン、配列番号62のアミノ酸配列を含むFcεR1γシグナル伝達ドメイン、配列番号67のアミノ酸配列を含むBAFF-Rシグナル伝達ドメイン、配列番号68のアミノ酸配列を含むDAP12シグナル伝達ドメイン、配列番号69のアミノ酸配列を含むNFAM1シグナル伝達ドメイン、配列番号70のアミノ酸配列を含む切断型NFAM1シグナル伝達ドメイン、配列番号71のアミノ酸配列を含むCD79bシグナル伝達ドメイン、配列番号48のアミノ酸配列を含むTLR1シグナル伝達ドメイン、配列番号49のアミノ酸配列を含むTLR2シグナル伝達ドメイン、配列番号50のアミノ酸配列を含むTLR3シグナル伝達ドメイン、配列番号51のアミノ酸配列を含むTLR4シグナル伝達ドメイン、配列番号52のアミノ酸配列を含むTLR5シグナル伝達ドメイン、配列番号53のアミノ酸配列を含むTLR6シグナル伝達ドメイン、配列番号54のアミノ酸配列を含むTLR7シグナル伝達ドメイン、配列番号55のアミノ酸配列を含むTLR8シグナル伝達ドメイン、配列番号56のアミノ酸配列を含むTLR9シグナル伝達ドメイン
、配列番号72のアミノ酸配列を含むTraf2シグナル伝達ドメインまたは配列番号73のアミノ酸配列を含むTraf3シグナル伝達ドメインである、請求項
9に記載のキメラエンガルフメント受容体(CER)。
【請求項11】
第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインがTLRシグナル伝達ドメインであり、第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインがTraf2
またはTraf
3シグナル伝達ドメインであるか、あるいは第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインがTraf2
またはTraf
3シグナル伝達ドメインであり、第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインがTLRシグナル伝達ドメインである、請求項9に記載のキメラエンガルフメント受容体(CER)。
【請求項12】
膜貫通ドメイン
がTLR4膜貫通ドメインであり、およびTLRシグナル伝達ドメイン
がTLR4シグナル伝達ドメインである、請求項1から
11のいずれか一項に記載のキメラエンガルフメント受容体(CER)。
【請求項13】
キメラエンガルフメント受容体(CER)が、結合ドメインと
TLR4膜貫通ドメインの間に位置する
TLR4膜近接領域を含む、請求項
12に記載のキメラエンガルフメント受容体(CER)。
【請求項14】
請求項1から
13のいずれか一項に記載のキメラエンガルフメント受容体(CER)をコードする核酸分子。
【請求項15】
形質導入マーカー、自殺遺伝子またはその両方をコードする配列をさらに含む、請求項
14に記載の核酸分子。
【請求項16】
形質導入マーカーが、配列番号105のアミノ酸配列を含む切断型EGFRタンパク質である、請求項
15に記載の核酸分子。
【請求項17】
請求項
14から
16のいずれか一項に記載の核酸分子を含む発現ベクター。
【請求項18】
発現ベクターが、ウイルスベクター、改変型mRNAベクターまたはトランスポゾン介在遺伝子導入ベクターである、請求項
17に記載の発現ベクター
【請求項19】
ウイルスベクターが、レトロウイルスベクターまたはレンチウイルスベクターである、請求項
18に記載の発現ベクター。
【請求項20】
請求項
14から
16のいずれか一項に記載の核酸分子、または請求項
17から
19のいずれか一項に記載の発現ベクターを含む宿主細胞であって、該宿主細胞がその細胞表面上に、該核酸分子によってコードされるキメラエンガルフメント受容体(CER)を発現する、宿主細胞。
【請求項21】
宿主細胞がT細胞、ナチュラルキラー細胞、B細胞
、リンパ球系前駆細胞、樹状細胞を含む抗原提示細胞、ランゲルハンス細胞、骨髄系前駆細胞または成熟骨髄細胞である、請求項
20に記載の宿主細胞。
【請求項22】
T細胞がCD4+T細胞、CD8+T細胞、ナイーブT細胞、セントラルメモリーT細胞、エフェクターメモリーT細胞、粘膜関連インバリアントT細胞、γδ(gd)T細胞、ナチュラルキラーT細胞、組織常在型T細胞またはそれらの何れかの組合せである、請求項
21に記載の宿主細胞。
【請求項23】
宿主細胞がヒト細胞である、請求項
20から
22のいずれか一項に記載の宿主細胞。
【請求項24】
(a)宿主細胞が、表面上にPtdSerを発現する標的細胞をエンガルフすることができる;
(b)宿主細胞が、表面上にPtdSerを発現する標的細胞を貪食することができる;
(c)宿主細胞が、表面上にPtdSerを発現する標的細胞に対して少なくとも20の食細胞作用指数を示す;
(d)宿主細胞が、表面上にPtdSerを発現する標的細胞を溶解することができる;または
(a)-(d)のいずれかの組み合わせである、請求項
20から
23のいずれか一項に記載の宿主細胞。
【請求項25】
請求項
20から
24のいずれか一項に記載の宿主細胞を含む、細胞集団。
【請求項26】
請求項
20から
24のいずれか一項に記載の宿主細胞、または請求項
25に記載の細胞集団、および薬学的に許容される担体を含む、医薬組成物。
【請求項27】
有効量の宿主細胞、細胞集団または医薬組成物を対象に投与する工程を含む、癌を有する対象を処置する方法における使用のため
の、請求項
20から
24のいずれか一項に記載の宿主細胞、請求項
25に記載の細胞集団、または請求項
26に記載の医薬組成
物。
【請求項28】
有効量の宿主細胞、細胞集団または医薬組成物を対象に投与する工程を含む、腫瘍抗原の過剰発現と関連する疾患、障害または望ましくない病状を有する対象を処置する方法における使用のため
の、請求項
20から
24のいずれか一項に記載の宿主細胞、請求項
25に記載の細胞集団、または請求項
26に記載の医薬組成
物。
【請求項29】
宿主細胞
、細胞集団または医薬組成物が自家細胞または同種異系細胞である、請求項
27または
28に記載の
宿主細胞、細胞集団または医薬組成物。
【請求項30】
方法が、対象に第二の治療剤を投与することをさらに含む、請求項
27から
29のいずれか一項に記載の
宿主細胞、細胞集団または医薬組成物。
【請求項31】
第二の治療剤が、抗体、放射線療法、化学療法剤、分子標的療法、細胞免疫療法、抗生物質、抗真菌薬または抗ウイルス剤である、請求項
30に記載の
宿主細胞、細胞集団または医薬組成物。
【請求項32】
宿主細胞
、細胞集団または医薬組成物が、第二の治療剤
の投与と同時に、または第二の治療剤の投与後に
対象に投与される、請求項
30または
31に記載の
宿主細胞、細胞集団または医薬組成物。
【請求項33】
第二の治療剤が治療用量以下の用量で投与される、請求項
30から
32のいずれか一項に記載の
宿主細胞、細胞集団または医薬組成物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
配列表に関する説明
本出願に関連する配列表は、紙コピーに代えてテキスト形式で提供され、引用により本明細書に組み込まれている。配列表を含むテキストファイルの名称は、200265_402WO_SEQUENCE_LISTING.txtである。このテキストファイルは、407KBであり、2018年9月19日に作成され、そしてEFS-Webを介して電子的に提出されている。
【背景技術】
【0002】
背景
標的、細胞タイプおよび周囲の環境によって影響を受ける食細胞作用には2つの主な種類がある。微生物に対する食細胞作用は、疾患の原因となる微生物を排除および分解し、サイトカインおよびケモカインの分泌を介して炎症誘発性のシグナル伝達を誘導し、ならびに免疫細胞を動員して効果的な炎症反応を引き起こす。この種の食細胞作用はしばしば、“炎症性食細胞作用”(または“免疫原性食細胞作用”)と称される。しかしながら、ある種の持続感染症のようないくつかの例では、抗炎症反応が微生物の取り込み後に生じ得る。微生物に対する食細胞作用は、一般的に、未成熟樹状細胞(DC)およびマクロファージのような骨髄系のプロフェッショナル食細胞ならびに組織常在型免疫細胞によって行われる。
【0003】
これとは対照的に、損傷を受けた自己由来のアポトーシス細胞または細胞片の食細胞作用(例えば、エフェロサイトーシス)は、一般的には、非炎症性(“非免疫原性”とも称される)プロセスである。何十億もの損傷を受けた細胞、死につつある細胞、および不要な細胞が、毎日、アポトーシスを起こしている。不要な細胞には、例えば、発生中に生成された過剰な細胞、老化細胞、感染細胞(細胞内細菌またはウイルス)、形質転換細胞または悪性細胞、および細胞傷害物質によって不可逆的に損傷を受けた細胞が含まれる。食細胞は、周囲の組織に損傷を与えたり、炎症誘発性免疫応答を誘導したりすることなく、アポトーシス細胞の特異的で迅速な除去を行う。アポトーシス細胞のクリアランスのための工程は以下を含む:(1)アポトーシス細胞からの、アポトーシス細胞の位置に食細胞を動員するための“ファインドミー”シグナルの放出;(2)アポトーシス細胞の表面に露出した“イートミー”シグナルが、特異的受容体を介して食細胞に結合される;(3)アポトーシス細胞を取り込むための細胞骨格再配列;および、(4)取り込まれたアポトーシス細胞が消化され、特異的な食細胞作用反応が誘発される(例えば、抗炎症性サイトカインの分泌が起こる)。
【0004】
感染症、炎症性疾患、免疫疾患および種々の癌を処置するための新規組成物および方法が必要とされている。本明細書に記載される方法および組成物は、種々の癌、急性および慢性の感染症、炎症性疾患、免疫疾患および選択された神経性疾患の処置において、身体から感染細胞、形質転換細胞、悪性細胞、アポトーシス細胞、損傷を受けた細胞または壊死細胞の除去を促進することによってそのようなニーズを満たす。
【発明の概要】
【0005】
概要
本明細書には、キメラのエンガルフメント(engulfment)受容体が記載されている。特定の態様において、キメラエンガルフメント受容体(単数形で“CER”および複数形で“CERs”)は、細胞外ドメイン、膜貫通ドメインおよび細胞内エンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。膜貫通ドメインは、細胞外ドメインとエンガルフメントシグナル伝達ドメインの間に位置し、それらを連結している。細胞外ドメインは、結合ドメイン、および要すれば、結合ドメインと膜貫通ドメインとの間に位置する細胞外スペーサードメインを含む。特定の態様において、本明細書に記載のキメラエンガルフメント受容体は、(a)疾患、障害、病状または感染と関連する、エンガルフメント促進マーカー(pro-engulfment marker)または標的抗原を標的とする細胞外ドメイン、(b)膜貫通ドメイン、および(c)トール様受容体(TLR)シグナル伝達ドメイン、Traf6シグナル伝達ドメイン、Traf2シグナル伝達ドメイン、またはTraf3シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを有する、キメラタンパク質である。特定の態様において、エンガルフメントシグナル伝達ドメインは、恒常性エンガルフメントドメインおよび炎症誘発性エンガルフメントドメインのうち少なくとも1つを含む。ある態様において、エンガルフメントシグナル伝達ドメインは、第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよび第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。特定の態様において、キメラエンガルフメント受容体は、一本鎖キメラタンパク質である。キメラエンガルフメント受容体は、標的細胞/臓器/組織/領域に対する炎症反応を生じるように設計され得る。アポトーシス細胞クリアランスは一般的には非炎症過程であるが、炎症は、例えば、残存腫瘍細胞に対する免疫応答を誘導するためのアポトーシス腫瘍細胞のクリアランスなど、特定の状況において宿主にとって有益であり得る。
【0006】
ある態様において、CERの細胞外ドメインは、エンガルフメント促進マーカーに特異的な結合ドメインを含む。かかる特定の態様において、細胞外ドメインは、ホスファチジルセリン(PtdSer)結合ドメインを含む。本明細書に記載のCERの態様において、PtdSer結合ドメインは、T細胞免疫グロブリンおよびムチンドメイン1(Tim1)、T細胞免疫グロブリンおよびムチンドメイン4(Tim4)またはT細胞免疫グロブリンおよびムチンドメイン3(Tim3)の細胞外ドメインの全部または一部を含み得る。他の態様において、PtdSer結合ドメインは、FA58C2、GAS6、プロテインS、第VII因子、第IX因子、第X因子、またはプロトロンビンPSに由来する結合ドメインの全部または一部を含み得る。
【0007】
さらなる態様において、細胞外ドメインは標的抗原に結合する。かかる特定の態様において、細胞外ドメインは、例えば、FcγR1、FcγR2A、FcγR2B2、FcγR2C、FcγR3A、FcεR1およびFcαR1などのFc受容体(FcR)の細胞外ドメインの全部または一部を含む。さらに他の態様において、細胞外ドメインが標的抗原に結合するとき、該細胞外ドメインは抗体またはその抗原結合ドメインを含み得る。例えば、細胞外ドメインは、イントラボディ、ペプチボディ、ナノボディ、単一ドメイン抗体、SMIPおよび多重特異性抗体から選択される抗体または抗原結合ドメインを含み得る。かかる特定の態様において、細胞外ドメインはFab結合ドメインを含む。さらに他のそのような態様において、細胞外ドメインはscFvを含む。
【0008】
エンガルフメント促進マーカーまたは標的化抗原へのCERの細胞外ドメインの結合により、エンガルフメントシグナル伝達ドメインは、エンガルフメントシグナル伝達活性を刺激する。従って、活性化により、CERに含まれるエンガルフメントシグナル伝達ドメインは、宿主細胞にエンガルフするように指示するエフェクター機能的シグナルを伝達する。特定の態様において、エンガルフメントシグナル伝達ドメインは、TLRシグナル伝達ドメイン、Traf6シグナル伝達ドメイン、Traf2シグナル伝達ドメイン、またはTraf3シグナル伝達ドメインを含む、第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメイン;および、第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインの例としては、FcγR1、FcγR2A、FcγR2B2、FcγR2C、FcγR3A、FcεR1、FcαR1、BAFF-R、NFAM1、DAP12、MERTK、CD79b、TLR、Traf2、Traf3およびTraf6シグナル伝達ドメインが挙げられる。
【0009】
さらなる側面において、本発明は、CERを発現するように遺伝子改変された細胞に関する。特定の態様において、CERは、単一の天然受容体タンパク質によっては現されないエンガルフメント表現型をもたらす。他の態様において、本発明のCERは、エンガルフメント活性を天然では示さない細胞に、エンガルフメント表現型を付与する。一態様において、CERによる抗原結合は、天然に貪食シグナル伝達活性を示さない細胞で貪食シグナル伝達カスケードを誘発する。別の態様において、天然に貪食シグナル伝達活性を示さず、標的細胞を貪食するCER発現細胞は、標的細胞を分解することができる。他の態様では、本発明のCERは、CERを発現しない宿主細胞には存在しない可能性がある、増殖活性(proliferative activity, expansion activity)、活性化、細胞溶解活性、抗原提示活性、記憶形成、持続性の増大またはそれらの組合せなどの表現型を宿主細胞にさらに与える。特定の態様において、細胞は、死細胞、死につつある細胞、損傷を受けた細胞、感染細胞または壊死細胞と関連するエンガルフメント促進マーカーを標的とするCERを発現するように遺伝子改変されている。他の態様において、細胞は、感染性微生物または感染性粒子によって誘導される分子と結合する抗体などのマーカーを標的とするCERを発現するように遺伝子改変されている。かかる態様において、遺伝子改変細胞は、標的化感染微生物または感染粒子によって誘導される標的分子と関連するマーカーのCERによる結合により、標的化細胞または微生物の除去または分解を促進する。他の特定の態様において、細胞は、通常はエンガルフメントを引き起こさない抗原マーカーを標的とするCERを発現するように遺伝子改変されている。例えば、かかる態様において、CERの細胞外ドメインは、抗体またはその抗原結合部分、例えばFab結合ドメインまたは抗原マーカーに特異的なscFvなどを含み得る。かかる特定の態様において、抗原マーカーは、疾患、障害または他の望ましくない状態に関連する異常細胞に特徴的な表面タンパク質、糖タンパク質または糖脂質であり得る。かかる態様において、遺伝子改変された細胞は、CERによる抗原マーカーの結合の際に異常細胞の排除または分解を促進する。特定の態様において、通常エンガルフメントを引き起こさない抗原マーカーを標的とするCERを発現するように遺伝子改変された細胞は、B細胞である。
【0010】
またさらなる側面では、本発明は、疾患、障害または望ましくない状態に罹患している対象を処置する方法に関する。これらの方法の態様は、治療的有効量の、1以上のCERを含む医薬組成物または本明細書の記載に従って1以上のCERを発現するように遺伝子改変された細胞集団を対象に投与することを含む。
【0011】
他の側面において、本発明は、宿主細胞のエンガルフメント表現型を改変するための方法を提供する。特定の態様において、そのような方法としては1以上の以下の方法が挙げられる:エンガルフメント表現型を天然に示さない宿主細胞にCERを導入し、それを発現させることにより、エンガルフメント表現型を示す細胞集団を作製する方法;宿主細胞にCERを導入して発現させることによって細胞集団のエンガルフメント表現型を改変する方法(ここで、CERは、宿主細胞によって天然に標的とされないエンガルフメント促進マーカーまたは抗原マーカーに特異的なエンガルフメント表現型を付与する);および、宿主細胞にCERを導入して発現させることによって細胞集団のエンガルフメント表現型を増強するための方法(ここで、CERは、宿主細胞によって天然に標的とされるエンガルフメント促進マーカーまたは抗原マーカーに特異的であり、宿主細胞によるCERの発現は、標的化されたエンガルフメント促進マーカーまたは抗原マーカーを示す、細胞、微生物または粒子の、宿主細胞によるエンガルフメントを増強する)。
【図面の簡単な説明】
【0012】
特許または特許出願ファイルには、少なくとも1つのカラーで作成された図面が含まれている。カラー図面を含むこの特許または特許出願公開のコピーは、要求に応じて、必要な手数料を支払って、米国特許商標庁から提供される。
【0013】
【
図1】
図1A-Bは、キメラエンガルフメント受容体(CER)の例示的な概略図を示す。
図1Aは、エンガルフメント促進マーカーに特異的な細胞外ドメイン(例えば、ホスファチジルセリンに対するTim4結合ドメイン)、膜貫通ドメイン、TLRシグナル伝達ドメイン、Traf6シグナル伝達ドメイン、Traf2シグナル伝達ドメインまたはTraf3シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメイン、および要すれば、第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを有する例示的なCERを示す。
図1Bは、scFv結合ドメインを含む細胞外ドメイン、膜貫通ドメイン、TLRシグナル伝達ドメイン、Traf6シグナル伝達ドメイン、Traf2シグナル伝達ドメインまたはTraf3シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメイン、および要すれば、第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを有する例示的なCERを示す。
【
図2】
図2A-Bは、天然リンパ球と本発明のCERで改変されたリンパ球との比較を示す。
図2Aは、内生リンパ球を示す。
図2Bは、本発明のCERで改変されたリンパ球を示す。
【
図3】
図3は、本発明のCERの例示的な投与方法を示す。
【
図4】
図4A-4Cは、例示的な処置タイムラインを示す。
図4Aは、CERで改変された細胞を用いる処置のための治療計画を示す。
図4Bは、非食細胞作用性T細胞免疫療法と組み合わせて用いられるCER改変細胞の治療計画を示す。
図4Cは、モノクローナル抗体、従来の化学療法または放射線療法と組み合わせて用いられるCER改変細胞の治療計画を示す。
【
図5】
図5は、放射線療法、CER免疫療法(例えば、ホスファチジルセリン発現細胞を標的とする)、続いてTCRまたはCAR免疫療法を含む、例示的な3剤併用療法のタイムラインを示す。
【
図6】
図6は、配列番号81のアミノ酸配列を有する“CER05”キメラエンガルフメント受容体を含むレンチウイルスベクターのベクターマップを示す。CER05は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインおよびTLR4シグナル伝達ドメインを含む。レンチウイルスベクターはまた、ウイルスT2A配列によってCER05配列から分離されている、切断型EGFRをコードする配列(配列番号105)を含む。
【
図7】
図7は、CER05+ Ba/F3細胞によるデキサメタゾン処理胸腺細胞のインビトロでのエンガルフメントの蛍光顕微鏡画像を示す。白色矢印は、食作用事象を示す。右側の画像は、左側の画像を用いて自動化されたソフトウェアによって作成されたもので、CER05+ Ba/F3細胞の輪郭が青で示され、取り込まれた標的細胞が白で示されている。
【
図8】
図8は、デキサメサゾン処置胸腺細胞と共培養された、CER05+、CER07+または対照EGFRt+ Ba/F3細胞の食作用指数の棒グラフを示す。
【
図9】
図9は、CER05+ Ba/F3細胞における、エンガルフされた胸腺細胞とLysotrackerグリーンシグナルの共局在の蛍光顕微鏡画像を示す。白色矢印は、pHrodoレッドで標識された胸腺細胞とLysoTrackerグリーンで染色された酸性コンパートメントの共局在を示す。
【0014】
【
図10】
図10は、対照tEGFR + Ba/F3細胞における、エンガルフされたpHrodo redで標識された胸腺細胞とLysotracker greenで染色された酸性コンパートメントのシグナルの共局在の蛍光顕微鏡画像を示す。この画像では共局在は観察されない。
【
図11】
図11は、スタウロスポリンで処理された、pHrodoレッド染色されたCT26結腸癌細胞のCELLTRACE Violet染色されたCER05+ Ba/F3細胞によるインビトロでのエンガルフメントの蛍光顕微鏡画像を示す。白色矢印は、食作用事象を示す。
【
図12】
図12は、対照tEGFR+ Ba/F3細胞(右)と比較した、CELLTRACE Violet染色されたCER05+ Ba/F3細胞(左)によるスタウロスポリン処理された、pHrodo red染色されたCT26結腸癌細胞のインビトロでのエンガルフメントの蛍光顕微鏡画像を示す。白色矢印は、食作用事象を示す。
【
図13】
図13は、CER05 +Ba/F3細胞、CER07 +Ba/F3細胞、またはEGFRt +対照Ba/F3細胞からCT26標的細胞面積を抽出するハイブリッド細胞数の散布図(scatterplot)を示す。面積比は、Ba/F3細胞内のCT26細胞のオーバーレイ領域を表す。
【
図14】
図14は、スタウロスポリン処置したCT26結腸癌細胞と共培養されたCER05+、CER07+、または対照EGFRt+ Ba/F3細胞の食作用指数の棒グラフを示す。
【
図15】
図15は、配列番号83のアミノ酸配列を有する“CER07”キメラエンガルフメント受容体を含むレンチウイルスベクターのベクターマップを示す。CER07は、Tim4結合ドメイン、TLR4膜近傍ドメイン、TLR4膜貫通ドメイン、およびTLR4シグナル伝達ドメインを含む。レンチウイルスベクターはまた、ウイルスT2A配列によってCER07配列から分離されている、切断型EGFRをコードする配列(配列番号105)を含む。
【
図16】
図16は、スタウロスポリン処置されたCT26結腸癌細胞のCER07+ Ba/F3細胞によるインビトロでのエンガルフメントの蛍光顕微鏡画像を示す。白色矢印は、食作用事象を示す。
【
図17】
図17は、対照tEGFR+ Ba/F3細胞(右)と比較した、CELLTRACE Violet染色されたCER07+ Ba/F3細胞(左)によるスタウロスポリン処置した、pHrodo red染色されたCT26結腸癌細胞のインビトロでのエンガルフメントの蛍光顕微鏡画像を示す。白色矢印は、食作用事象を示す。
【
図18】
図18は、配列番号88のアミノ酸配列を有する“CER21”キメラエンガルフメント受容体を含むレンチウイルスベクターのベクターマップを示す。CER21は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインおよびTLR8シグナル伝達ドメインを含む。レンチウイルスベクターはまた、ウイルスT2A配列によってCER21配列から分離されている、切断型EGFRをコードする配列(配列番号105)を含む。
【
図19】
図19は、CER21+ヒト初代B細胞によるスタウロスポリン処置されたジャーカット細胞のインビトロ食作用(
図19A)および細胞溶解(
図19B)の蛍光顕微鏡画像を示す。
【0015】
【
図20】
図20A-Bは、細胞溶解活性の測定として、ジャーカット細胞と共培養されたCER21+ヒト初代B細胞(+および-スタウロスポリン(STS))のアポトーシスオブジェクトカウント(
図20A)およびアポトーシス蛍光カウントを測定するグラフを示す。切断型EGFRで形質導入されたヒト初代B細胞(+および- STS)を対照として用いた。
【
図21】
図21は、CER21+ヒト初代B細胞または対照EGFRt+ヒト初代B細胞とパクリタキセル処理されたH1703非小細胞肺癌細胞との共培養におけるインビトロアポトーシスの蛍光顕微鏡画像を示す。アポトーシスを起こしている細胞は赤く蛍光を発する(上段)。自動化されたソフトウェアは、赤い蛍光オブジェクト(下の列)の輪郭を描いた。
【
図22】
図22は、パクリタキセルで処置されたH1703細胞と共培養されたCER21+ヒト初代B細胞または対照EGFRt+ヒト初代B細胞のアポトーシスオブジェクトカウント領域のグラフを示す。
【
図23】
図23は、外生サイトカインの不存在下でのパクリタキセル処置ジャーカットリンパ腫細胞との共培養後のCER19+、CER21+、または対照ヒト初代B細胞増殖のFACSプロット(左)およびヒストグラム(右)を示す。
【
図24】
図24は、炎症促進性IL-1サイトカイン(左上グラフ)、共刺激分子(右上グラフ)、B細胞の活性化分子および生存分子(右上グラフ)、リンパ球化学誘引物質(左下グラフ)およびリンパ節組織のリモデリングに関与する分子(右下グラフ)の発現増加によって測定されたCER21+ヒト初代B細胞の増加した活性化状態を示す。発現レベルを、対照ベクターで形質導入されたB細胞と比較した。
【
図25】
図25は、CD19特異的CER44+ Ba/F3細胞によるCD19+ Raji細胞のインビトロ食作用の蛍光顕微鏡画像を示す。白色矢印は、エンガルフメント事象を示す。食作用を示す蛍光顕微鏡画像の4つの拡大図が右側に示されている。
【
図26】
図26は、CD19+Rajiリンパ腫細胞と共培養されたCER43+ Ba/F3細胞、CER44+ Ba/F3細胞または対照EGFRt Ba/F3細胞のFACS分析を示す。CER43+、CER44+またはEGFRt+ Ba/F3細胞によるRaji細胞のエンガルフメントは、pHrodo RedおよびCELLTRACE Violetで二重陽性に染色された細胞集団によって測定された。
【
図27】
図27は、Raji細胞と共培養されたCER43+、CER44+、または対照EGFRt+ Ba/F3細胞の食作用の頻度のグラフを示す。
【0016】
【
図28】
図28は、配列番号122のアミノ酸配列を有する“CER43”キメラエンガルフメント受容体を含むレンチウイルスベクターのベクターマップを示す。CER43は、CD19特異的FMC63 scFvを含む細胞外ドメイン、TLR4膜近傍ドメインを含む細胞外スペーサー領域、TLR4膜貫通ドメイン、およびTLR4シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。レンチウイルスベクターはまた、ウイルスT2A配列によってCER43配列から分離されている、切断型EGFRをコードする配列(配列番号105)を含む。
【
図29】
図29は、配列番号123のアミノ酸配列を有する“CER44”キメラエンガルフメント受容体を含むレンチウイルスベクターのベクターマップを示す。CER44は、CD19特異的FMC63 scFvを含む細胞外ドメイン、改変型IgG4ヒンジ領域を含む細胞外スペーサー領域、TLR4膜貫通ドメイン、およびTLR4シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。レンチウイルスベクターはまた、ウイルスT2A配列によってCER44配列から分離されている、切断型EGFRをコードする配列(配列番号105)を含む。
【
図30】
図30A-Bは、選択されたCERで形質導入されたCD4+T細胞 + HPV16 E7特異的TCRで形質導入されたCD8+T細胞の、インビトロ共培養アッセイの概略図およびそのデータを示す。
図30Aは、例示的なインビトロ共培養実験の概略図である。CD8 T細胞を活性化し、ヒトパピローマウイルス16(HPV16)E7タンパク質特異的TCRをコードするレンチウイルスカセットで形質導入したが、同じ移植片からのCD4 T細胞は、CERをコードするレンチウイルスで活性化および形質導入した。細胞の両方のセットをエクスビボで増殖させ、1:1の比で組み合わせ、HPV16 E7+頭頸部扁平上皮癌細胞(SCC152)と共培養した。
図30Bは、HPV16 E7 TCRの単独投与と比較したカスパーゼ誘導によって測定されるように、本発明のCD4 T細胞/CERとCD8+/HPV16 E7 TCR(PCT公開出願番号WO2015/184228;配列番号158を参照のこと)の組み合わせが、標的細胞の細胞溶解を増強することを示す棒グラフである。SCC152は、HPV16+である頭頸部扁平上皮がんである。HPV16 E7 TCRで形質導入されたヒト初代CD8+細胞を、SCC152細胞のみと、または本発明の種々のCERで形質導入されたCD4+ T細胞(CER5、CER17、CER19、CER21、CER23、CER26、CER27、CER103B、CER104、CER105、CER106またはCER116)と、1:1の比で共培養した。共培養アッセイにおけるカスパーゼ陽性SCC152標的細胞の数は、活性化されたカスパーゼ3/7認識モチーフを切断時に蛍光を発する赤色試薬と結合させるカスパーゼ3/7アポトーシス試薬からの赤色蛍光の強度を定量化することによって測定された。カスパーゼ3/7アポトーシス試薬を6時間後に共培養アッセイに追加し、BZ-X710 Keyence顕微鏡とハイブリッドキャプチャーソフトウェアを用いて、蛍光を検出した。標的SCC152細胞(緑色蛍光タンパク質(GFP)で形質導入)も同様に判定した。Y軸は、カスパーゼ陽性ターゲットの割合(カスパーゼ事象数/GFPターゲット細胞数)*100を表す。
【0017】
【
図31】
図31は、本発明のCD4 T細胞/CERとCD8+/HPV16 E7 TCRとの組み合わせが、HPV16 E7 TCR単独投与と比較して、カスパーゼ誘導によって測定される標的細胞の細胞溶解を増強することを示す棒グラフである。HPV16 E7 TCRで形質導入されたヒト初代CD8+T細胞は、SCC152細胞のみと、または本発明の種々のCERで形質導入されたCD4+ T細胞(CER5、CER17、CER19、CER21、CER23、CER26、CER27、CER103B、CER104、CER105、CER106、またはCER116)と、1:1の比率で共培養した。共培養アッセイにおけるカスパーゼ陽性SCC152標的細胞の数は、活性化されたカスパーゼ3/7認識モチーフを、切断時に蛍光を発する赤色試薬と結合させるカスパーゼ3/7アポトーシス試薬からの赤色蛍光の強度を定量化することによって測定した。カスパーゼ3/7アポトーシス試薬を6時間後に共培養アッセイに追加し、BZ-X710 Keyence顕微鏡とハイブリッドキャプチャーソフトウェアを用いて蛍光を検出した。Y軸は、カスパーゼ試薬の強度を任意の単位で表す(a.u.)。
【
図32】
図32は、CD4+ T細胞/CER104(Tim4-TLR8)をCD8+ T細胞/ HPV16 E7 TCRおよびSCC152標的細胞との共培養試験に追加すると、乳酸脱水素酵素(LDH)細胞毒性アッセイによって測定される細胞毒性が増強されることを示す棒グラフである。LDHの存在は、1:1の比率のHPV16 E7 TCRで形質導入されたCD8 T細胞およびCER104で形質導入されたCD4 T細胞と、SCC152標的細胞とを、種々の標的細胞:エフェクター細胞の比率(0.5:1、 1:1、1:2.5、1:5、1:10、1:20)で共培養後に4時間アッセイした。
【
図33】
図33は、経時的なSCC152 HPV+頭頸部扁平上皮癌細胞の定量化の棒グラフである。標的細胞を、選択したCERで形質導入したHPV16 E7 TCR+ CD4 T細胞で形質導入したCD8 T細胞、または対照(HPV16 E7 TCR+ CD4形質導入対照で形質導入したCD8 T細胞)と1:1:1の比率で共培養した。標的細胞の数を、イメージングソフトウェアを用いて定量化した。本発明の種々のCERで形質導入されたCD4+T細胞をCD8+T細胞/HPV16 E7 TCRに添加すると、SCC152標的細胞のクリアランスが増強された。
【
図34】
図34は、共培養試験における経時的なカスパーゼ3/7誘導を示す折れ線グラフである。グラフは、HPV16 E7 TCRで形質導入されたCD8 T細胞と、対照または選択されたCERで形質導入されたCD4 T細胞を含む共培養アッセイにおけるカスパーゼ陽性SCC152標的細胞の数を示す。カスパーゼの強度は、活性化されたカスパーゼ3/7認識モチーフを開裂時に蛍光を発する赤い試薬と結合させるカスパーゼ3/7アポトーシス試薬からの赤い蛍光の強度を定量化することによって測定した。共培養アッセイの2、6、8および10時間で測定を行った。
【
図35】
図35は、HPV16 E7 TCRで形質導入されたCD8 T細胞 + 本発明の選択されたCERで形質導入されたCD4 T細胞とSCC152細胞との共培養で誘発される増強されたエフェクターサイトカインプロファイルを示す棒グラフである。HPV16 E7 TCRで形質導入したCD8 T細胞を、選択したCERを形質導入したCD4 T細胞と、エフェクター:標的細胞の比率が1:1のSCC152標的細胞に対して1:1の比率で同時投与した。抗原特異的サイトカイン分泌は、メソスケールのマルチアレイサイトカインプレートを用いた各共培養試験からの細胞上清中のサイトカイン濃度を測定することによって決定した。CD4 T細胞/CERをCD8 T細胞/HPV16 E7 TCRに添加すると、CD8 T細胞/HPV16 E7 TCR単独または切断型EGFRで形質転換されたCD4 T細胞との組み合わせで、IFN-γ、IL-2、TNFaおよびIL-13応答が増強される。以下のサイトカインがアッセイで測定された:IFN-γ、IL-2、TNFα、IL-4、IL-6、IL-12b、IL-13、IL-1bおよびIL-10。
【0018】
【
図36】
図36は、SCC152標的細胞のCD4 T細胞-CER介在性食作用の定量化を表す棒グラフである。結果は、共培養アッセイの開始から4時間後の3X3 40x画像から((食作用の標的事象の数)/(エフェクターの総数))*100として計算した。HPV16 E7 TCRで形質導入されたCD8 T細胞および選択されたCER(CER5、CER17、CER19、CER21、CER23、CER26、CER27、CER103B、CER104、CER105、CER106またはCER116)で形質導入されたCD4 T細胞を、SCC152扁平頭頸部癌標的細胞と共に、1:1:0.5の比率で4時間共培養し、画像化した。CD8 T細胞/HPV16 E7 TCR+ CD4 T細胞/CERは、CD8 T細胞/HPV16 E7 TCRのみと比較して、SCC152エンガルフメント活性の増強を示した。
【
図37】
図37は、SCC152標的細胞のCD4 T細胞-CER介在性食作用の定量化を表す棒グラフである。結果は、共培養アッセイの開始から4時間後の3X3 40x画像から(エフェクター細胞における標的事象の平均面積比*食作用%)として計算された。HPV16 E7 TCRで形質導入されたCD8 T細胞および選択されたCER(CER5、CER17、CER19、CER21、CER23、CER26、CER27、CER103B、CER104、CER105、CER106またはCER116)で形質導入されたCD4 T細胞を、SCC152扁平頭頸部癌標的細胞と共に、1:1:0.5の比率で4時間共培養し、画像化した。CD8 T細胞/HPV16 E7 TCR+ CD4 T細胞/CERは、CD8 T細胞/HPV16 E7 TCRのみと比較して、SCC152エンガルフメント活性の増強を示した。
【
図38】
図38A-Fは、例示的なタンデム発現カセットのベクターマップを示す。タンデム発現カセットは、腫瘍(子宮頸部など)特異的な細胞溶解反応を誘発するHPV16 E7特異的TCRと、細胞溶解誘発ホスファチジルセリン曝露時に腫瘍特異的食作用活性を誘発するホスファチジルセリン特異的CERの両方を備えている。
図38Aは、キメラエンガルフメント受容体(CER)5構築物をコードするポリヌクレオチドおよびHPV16 E7特異的TCRをコードするポリヌクレオチドを含む例示的なタンデム発現カセットを示す。CER5は、HPV16 E7特異的TCRの上流に位置する。CER5およびHPV16 E7 TCRをコードする配列は、EF-1αプロモーターに機能的に連結され、T2Aペプチドによって分離されている。CER5は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインおよびTLR4エンガルフメンシグナル伝達ドメインで構成されている。
図38Bは、キメラエンガルフメント受容体(CER)19構築物をコードするポリヌクレオチドおよびHPV16 E7特異的TCRをコードするポリヌクレオチドを含む例示的なタンデム発現カセットを示す。CER19は、HPV16 E7特異的TCRの上流に位置する。CER19およびHPV16 E7 TCRをコードする配列は、EF-1αプロモーターに機能的に連結され、T2Aペプチドによって分離されている。CER19は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインおよびTLR5シグナル伝達ドメインで構成されている。
図38Cは、CER21構築物をコードするポリヌクレオチドおよびHPV16 E7特異的TCRをコードするポリヌクレオチドを含む例示的なタンデム発現カセットを示す。CER21は、HPV16 E7特異的TCRの上流に位置する。CER21およびHPV16 E7 TCRをコードする配列は、EF-1αプロモーターに機能的に連結され、T2Aペプチドによって分離されている。CER21は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインおよびTLR8シグナル伝達ドメインを含む。
図38Dは、CER27構築物をコードするポリヌクレオチドおよびHPV16 E7特異的TCRをコードするポリヌクレオチドを含む例示的なタンデム発現カセットを示す。CER27は、HPV16 E7特異的TCRの上流に位置する。CER27およびHPV16 E7 TCRをコードする配列は、EF-1αプロモーターに機能的に連結され、T2Aペプチドによって分離されている。CER27は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインおよびTLR2シグナル伝達ドメインで構成されている。
図38Eは、CER29構築物をコードするポリヌクレオチドおよびHPV16 E7特異的TCRをコードするポリヌクレオチドを含む例示的なタンデム発現カセットを示す。CER29は、HPV16 E7特異的TCRの上流に位置する。CER29およびHPV16 E7 TCRをコードする配列は、EF-1αプロモーターに機能的に連結され、T2Aペプチドによって分離されている。CER29は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインおよびTraf6シグナル伝達ドメインを含む。
図38Fは、CER31構築物をコードするポリヌクレオチドおよびHPV16 E7特異的TCRをコードするポリヌクレオチドを含む例示的なタンデム発現カセットを示す。CER31は、HPV16 E7特異的TCRの上流に位置する。CER31およびHPV16 E7 TCRをコードする配列は、EF-1αプロモーターに機能的に連結され、T2Aペプチドによって分離されている。CER31は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインおよびTraf3シグナル伝達ドメインを含む。
【0019】
【
図39】
図39は、T2A配列により分離されたHPV16 E7 TCRおよびキメラ受容体21(CER21)を含むレンチウイルスベクターで形質導入されたヒト初代CD8 T細胞との共培養後のHPV16 E7+SCC152細胞における経時的なカスパーゼ3/7誘導を示す線グラフである。HPV16 E7 TCRおよびCER21は、HPV16 E7 TCRのみを含む宿主CD8 T細胞と比較して、宿主CD8 T細胞に増強した標的細胞致死能を与える。エフェクターCD8+ T細胞を標的SCC152細胞と1:1の比率で共にインキュベートした。総カスパーゼ3/7蛍光を経時的に定量化した。
【
図40】
図40は、T2A配列によって分離されたHPV16 E7 TCRおよびCERを含むレンチウイルスベクターで形質導入されたCD8 T細胞と共培養した場合のHPV16 E7+ SCC152細胞におけるカスパーゼ3/7誘導を示す棒グラフであり、モック形質導入細胞を陰性対照として用いた。IncuCyte(登録商標)カスパーゼ3/7赤色アポトーシス試薬の標識により、アポトーシス(赤色蛍光)を受けている細胞の検出が可能になる。HPV16 E7 TCR対照と比較して、タンデムCER-HPV16 E7 TCRカセットで形質導入されたCD8を共培養試験から経時的に測定した。
【
図41】
図41は、HPV16 E7 TCR、CER21-HPV16 E7 TCR発現カセット、CER29-HPV16 E7 TCR発現カセットまたはCER31-HPV16 E7 TCR発現カセットで形質導入されたCD8+ T細胞の共培養の6時間後の食作用の定量化を示す棒グラフである。食作用の定量化は、Keyence BZ-X710イメージングシステムのハイブリッドキャプチャソフトウェアによって行い、ここで、%食作用は、青色に染色されたエフェクター細胞内の赤色蛍光標識(SCC152細胞)の数を同定することで決定した(CER-HPV16 E7 TCR発現カセットで形質導入された細胞トレースバイオレット標識CD8+ T細胞-内在化した赤の数/青の数)×100)。
【
図42】
図42は、CER21-HPV16 E7 TCR発現カセットまたはHPV16 E7 TCR単独で形質導入され、SCC152標的細胞と共培養されたCD8 T細胞のサイトカイン分泌パターンを示す3D棒グラフである。サイトカイン分泌パターンを決定するために、CER21-HPV16 E7 TCR改変型CD8 T細胞をSCC152標的細胞と共培養した。抗原特異的サイトカイン分泌は、メソスケールマルチアレイサイトカインプレートを用いて、各共培養からの細胞上清中のサイトカイン濃度を測定することによって決定した。以下のサイトカインがアッセイで測定された:IFNγ、IL-2、TNFα、IL-4、IL-6、IL-12b、IL-13、IL-1bおよびIL-10。CER21-HPV16 E7 TCR発現カセットで形質導入されたCD8 T細胞は、サイトカイン分泌、例えばIFNγによって示されるような抗原特異的エフェクター機能を示す。
【
図43】
図43A-Bは、EGFR-キナーゼ阻害剤(A)オシメリチニブおよび(B)ブリガチニブが、Tim4-IgG1 Fc組換え融合タンパク質によって検出されるように、薬物曝露時にHCC159細胞上に二次エンガルフメント促進マーカーを誘発することを示す。
【0020】
【
図44】
図44A-Bは、EGFR-キナーゼ阻害剤(A)エルロチニブおよび(B)ゲフィチニブが、Tim4-IgG1 Fc組換え融合タンパク質により検出されるように、薬物曝露時にHCC159細胞上に二次エンガルフメント促進マーカーを誘発することを示す。
【
図45】
図45A-Bは、EGFR阻害剤オシメリチニブ(250nM、500nMおよび1000nM)をホスファチジルセリン特異的CER123またはCER126発現細胞と組み合わせると、EGFR再構成を有するNSCLC細胞の増殖が、MTTアッセイ(A)または顕微鏡(500nMオシメリチニブ+CER126)(B)により測定されるように、インビトロで相乗的に抑制された。
図45Aでは、左の棒グラフはエフェクター:標的細胞比1:1を用いたデータを示し、中央の棒グラフはエフェクター:標的比2:1を用いたデータを示し、右の棒グラフはエフェクター:標的比5:1を用いたデータを示す。
【
図46】
図46は、オシメリチニブ(0、500または1000nM)の存在下で、CER123またはCER126を発現する細胞が、NSCLC細胞の誘導可能な用量依存的細胞致死を示すことを示す。左の棒グラフは、エフェクター:標的細胞の比が5:1のデータを示し、右の棒グラフは、エフェクター:標的の比が2:1のデータを示している。
【
図47】
図47は、500nMオシメリチニブでの処置後のCER122修飾細胞によるEGFR変異NSCLC細胞の食作用による排除の蛍光顕微鏡写真(左パネル)および500nMオシメリチニブによる処置後のモック形質導入細胞によるNSCLC細胞の食作用の欠如(右パネル)を示す。下パネルは、オシメリチニブ処置後のCER122修飾細胞によるNSCLC細胞の食作用の増大を示しており、白色矢印は食作用事象を示す(CT-violet標識T細胞内のpHrodo red標的)。
【
図48】
図48A-Bは、EGFR阻害剤オシメリチニブ(0.1nM、1nMおよび5nM)がホスファチジルセリン特異的CER123またはCER126を発現する細胞と組み合わされたとき、EGFR再構成を有するNSCLC細胞の増殖が、MTTアッセイ(A)または顕微鏡(1nMオシメリチニブ+CER123)(B)によって測定されるように相乗的に抑制されたことを示す。
図48Aにおいて、左棒グラフは、エフェクター:標的細胞の比が1:1のデータを示し、中央の棒グラフは、エフェクター:標的の比が2:1のデータを示し、右の棒グラフは、エフェクター:標的の比は5:1を用いたデータを示す。
【
図49】
図49は、オシメリチニブ(0、1nMおよび5nM)の存在下で、CER123またはCER126発現細胞がNSCLC細胞の誘導可能な用量依存的細胞致死を示すことを示す。左の棒グラフは、エフェクター:標的細胞の比が5:1のデータを示し、右の棒グラフは、エフェクター:標的の比が2:1のデータを示す。
【
図50】
図50は、種々のレベルのオシメリチニブ(0、1nMおよび5nM)でHCC159細胞と共培養されたCER123およびCER126発現細胞におけるIFN-γ分泌レベルを示す。
【
図51】
図51A-B:オシメリチニブ(1nM)と組み合わせたCER発現T細胞は、インビトロでEGFR変異を有するHCC827 NSCLC細胞を相乗的に殺す。
図51Aは、オシメリチニブ+CER21、CER108、CER104またはCER129発現T細胞と共にインキュベートされたHCC827細胞の生存率%を示す。
図51Bは、オシメリチニブ+CER27、CER120、CER122、CER123、CER124またはCER126を発現するT細胞と共にインキュベートされたHCC827細胞の生存率%を示す。
【0021】
【
図52】
図52は、LDH細胞毒性アッセイによって測定された、+オシメリチニブ(1nM)と組み合わせたCER発現CD4+ T細胞によるEGFR突然変異を有する細胞死滅HCC159 NSCLC細胞の割合(%)を示す。
【
図53】
図53は、HCC827+細胞の共培養試験からの明視野顕微鏡画像を示す。細胞をオシメリチニブ(1nM)で48時間(右画像)またはオシメリチニブなし(左画像)で処理した。
【
図54】
図54は、HCC827+細胞の共培養試験からの明視野顕微鏡画像を示す。HCC827細胞を、オシメリチニブ(1nM)を含むCER104形質導入CD4+ T細胞で48時間(右画像)またはオシメリチニブなし(左画像)で処理した。矢印は、食作用CER104+ T細胞に囲まれた死んだHCC827 EGFR+細胞のクラスターを示す。
【
図55】
図55は、HCC827+細胞の共培養試験からの明視野顕微鏡画像を示す。HCC827細胞を、オシメリチニブ(1nM)を含むCER21形質導入CD4+ T細胞で48時間(右画像)またはオシメリチニブなし(左画像)で処理した。矢印は、食作用CER21+ T細胞に囲まれた死んだHCC827 EGFR+細胞のクラスターを示す。
【
図56】
図56は、HCC827+細胞の共培養試験からの明視野顕微鏡画像を示す。HCC827細胞を、オシメリチニブ(1nM)を含むCER122形質導入CD4+ T細胞で48時間(右画像)、またはオシメリチニブなし(左画像)で処理した。矢印は、食作用CER122+ T細胞に囲まれた死んだHCC827 EGFR+細胞のクラスターを示す。
【
図57】
図57は、LDH細胞毒性アッセイで測定した、1μMのオシメリチニブと組み合わせたCER発現T細胞によるEGFR変異を有するH1975 NSCLC細胞の細胞致死率を示す。
【
図58】
図58は、H1975細胞の共培養試験からの明視野顕微鏡画像を示す。H1975細胞をCER126形質導入T細胞+オシメリチニブ(500nM)で48時間処理(右画像)またはモック形質導入(ベクターのみ)T細胞+オシメリチニブ(500nM)(左画像)で処置した。
【
図59】
図59A-Bは、ALK阻害剤(
図59A)アレクチニブおよび(
図59B)クリゾチニブが、Tim4-IgG1 Fc組換え融合タンパク質によって検出されるように、薬物曝露時にA549細胞上に二次エンガルフメント促進マーカーを誘発することを示す。
【
図60】
図60A-Dは、ALK阻害剤であるクリゾチニブまたはアレクチニブをCER104またはCER122を発現するT細胞と組み合わせることにより、ALK再構成を有するNSCLC細胞のインビトロ増殖を相乗的に抑制することを示す。
図60Aおよび
図60Bは、エフェクター:標的細胞の比が2:1(
図60A)および5:1(
図60B)での共培養の48時間後のA549細胞生存率に対するアレクチニブ(250nM、500nM、1μM、2.5μM、3.7μM、7μMまたは10μM)+CER104またはCER122修飾T細胞の効果を示す。
図60Cおよび
図60Dは、エフェクター:標的細胞の比が2:1(
図60C)および5:1(
図60D)での共培養の48時間後のA549細胞生存率に対するクリゾチニブ(250nM、500nM、1μM、2.5μM、3.7μM、7μMまたは10μM)+CER104またはCER122修飾T細胞の効果を示す。モック形質導入(ベクターのみ)T細胞を対照として用いた。
【0022】
【
図61】
図61A-Dは、ALK阻害剤であるクリゾチニブまたはアレクチニブをCER104またはCER122発現T細胞と組み合わせることにより、ALK再構成を有するNSCLC細胞のインビトロ増殖を相乗的に抑制することを示す。
図61Aおよび
図61Bは、エフェクター:標的細胞の比が2:1(
図61A)および5:1(
図61B)での共培養の72時間後のA549細胞生存率に対するアレクチニブ(250nM、500nM、1μM、2.5μM、3.7μM、7μMまたは10μM)+CER104またはCER122修飾T細胞の効果を示す。
図61Cおよび
図61Dは、エフェクター:標的細胞の比が2:1(
図61C)および5:1(
図61D)での共培養の72時間後のA549細胞生存率に対するクリゾチニブ(250nM、500nM、1μM、2.5μM、3.7μM、7μMまたは10μM)+CER104またはCER122修飾T細胞の効果を示す。モック形質導入(ベクターのみ)T細胞を対照として用いた。
【
図62】
図62A-Eは、ALK阻害剤(アレクチニブまたはクリゾチニブ)で処理されたALK陽性A549 NSCLC細胞の食作用による排除の蛍光顕微鏡写真(倍率40倍)を示す。A549細胞は、pH検出色素であるpHrodo red色素で標識され、低PH保持エンドソームでの局在を示す。CD4 T細胞をCT-violetで標識した。
図62Aは、モック形質導入(ベクターのみ)T細胞がA549細胞の食作用を示さないことを示す。
図62B-Cは、1μMのアレクチニブ(
図62B)または1μMのクリゾチニブ(
図62C)と共培養すると、CER104発現T細胞がA549細胞を貪食したことを示す。
図62D-Eは、1μMのアレクチニブ(
図62D)または1μMのクリゾチニブ(
図62E)と共培養すると、CER117発現T細胞がA549細胞を貪食したことを示す。白色矢印は、食作用事象の例を示す(CT-violet標識されたCD4 T細胞内のpHrodo red標的細胞)。
【
図63】
図63A-Fは、ALK阻害剤(アレクチニブ)で処置されたALK陽性A549 NSCLC細胞の食作用による排除の蛍光顕微鏡写真(倍率63倍)を示す。A549細胞は、pH検出色素であるpHrodo red色素で標識され、低PH保持エンドソームでの局在を示す。CD4 T細胞をCT-violetで標識した。
図63Aは、モック形質導入(ベクターのみ)T細胞がA549細胞の食作用を示さないことを示す。
図63Dは、
図63Aの白い四角で囲んだ領域の拡大図である。
図63Bは、2.5μMのアレクチニブと共培養したとき、CER123発現T細胞がA549細胞を貪食したことを示す(
図63B)。
図63Eは、
図63Bの白い四角で囲んだ領域の拡大図である。
図63Cは、2.5μMのアレクチニブと共培養したとき、CER126発現T細胞がA549細胞を貪食したことを示す(
図63C)。
図63Fは、
図63Cの白い四角で囲んだ領域の拡大図である。白色矢印は、食作用事象の例を示す(CELLTRACE-violet標識されたCD4 T細胞内のpHrodo red標的細胞)。
【
図64】
図64A-Bは、CER123またはCER126発現T細胞によるアレクチニブ(1μM)処理A549細胞の食作用%(
図64A)および食作用指数(
図64B)を表す棒グラフである。
【
図65】
図65A-Cは、CER発現T細胞が、ALK阻害剤であるクリゾチニブおよびアレクチニブの存在下で、用量依存性の誘導性細胞致死応答を示すことを示す。
図65Aは、クリゾチニブ(0、2500、または3700nM)の存在下で、CER123またはCER126を発現する細胞が、A549細胞の誘導可能な用量依存的細胞致死を示すことを示す。左棒グラフは、エフェクター:標的細胞の比が5:1のデータを示し、右棒グラフは、エフェクター:標的の比が2:1のデータを示す。
図65Bは、アレクチニブ(0、2500、または3700nM)の存在下で、CER123またはCER126を発現する細胞が、A549細胞の誘導可能な用量依存的細胞致死を示すことを示す。左棒グラフは、エフェクター:標的細胞の比が5:1のデータを示し、右棒グラフは、エフェクター:標的の比が2:1のデータを示す。
図65Cは、対照(右パネル)と比較した、CER126形質導入T細胞の存在下(左パネル)でのクリゾチニブ(3700nM)処置A549細胞のほぼ完全な喪失を伴う共培養試験からの顕微鏡写真画像を示す。
【
図66】
図66A-Bは、アレクチニブ(3,700nM)(
図66A)またはクリゾチニブ(3,700nM)(
図66B)と共にA549細胞と共培養されたCER123およびCER126発現細胞におけるIFN-γ分泌レベルを示す。
【0023】
【
図67】
図67A-Bは、アレクチニブと組み合わせた種々のCER発現T細胞が、インビトロでALK再構成を有するNSCLC細胞の増殖を相乗的に抑制することを示す。
図67Aは、アレクチニブ+CER21-、CER108-、CER104-、またはCER129-発現T細胞と共培養されたA549 ALK+細胞の細胞生存率%を示す。
図67Bは、アレクチニブ+CER27-、CER120-、CER122-、CER123-、CER124-、またはCER126-発現T細胞と共培養されたA549 ALK+細胞の細胞生存率%を示す。
【
図68】
図68は、A549 ALK+細胞の共培養試験からの明視野顕微鏡画像を示す。A549 ALK+細胞をCER104形質導入T細胞+アレクチニブ(3.7μM)で48時間処理(右画像)またはモック形質導入(ベクターのみ)T細胞+アレクチニブ(3.7μM)(左画像)で処理した。矢印は、食作用CER104+ T細胞に囲まれた死んだA549 ALK+細胞のクラスターを示す。
【
図69】
図69は、A549 ALK+細胞の共培養試験からの明視野顕微鏡画像を示す。A549 ALK+細胞をCER126形質導入T細胞+アレクチニブ(3.7μM)で48時間処理(右画像)またはモック形質導入(ベクターのみ)T細胞+アレクチニブ(3.7μM)(左画像)で処理した。矢印は、食作用CER126+ T細胞に囲まれた死んだA549 ALK+細胞のクラスターを示す。
【
図70】
図70は、アレクチニブ処理A549細胞+種々のCER発現T細胞(CER21、CER27、CER30、CER108、CER110、CER112、CER120、CER122、CER123、CER124、CER126、CER127またはCER104)の調整された食作用指数の定量化を表す棒グラフを示す。
【
図71】
図71は、種々のCER修飾T細胞+アレクチニブと共培養されたALK+ NSCLC細胞の食作用による排除の蛍光顕微鏡写真画像(40X)を示す。黄色の三角形は、食作用事象を示す(CT-violet で標識されたCD4 T細胞内のpH rodo red標的細胞)。モック形質導入(ベクターのみ)T細胞は、食作用を示さない。
【
図72】
図72A-Cは、%食作用(
図72A)および食作用指数(
図72B)としての、CER122発現T細胞によるアレクチニブ処理A549 ALK+細胞の食作用取り込みの時間経過(4時間、8時間および12時間)を示す。
図72Cは、16時間の共培養で得られた蛍光顕微鏡写真画像を示す。黄色の矢印は、食作用事象を示す(CT-violetで標識されたCD4 T細胞内のpHrodo red標識)(
図72C右画像)。モック形質導入(ベクターのみ)対照は、食作用活性を示さない(
図72C左画像)。
【
図73】
図73は、LDH細胞毒性アッセイにより測定された、A549 ALK+細胞+アレクチニブ(3.7μM)と共培養されたCER発現T細胞による細胞死%の棒グラフを示す。モック形質導入(ベクターのみ)T細胞を対照として用いた。
【
図74】
図74は、ALK阻害剤療法と組み合わせたCER形質導入T細胞の養子移植の例示的な治療レジメンの概略図である。
【0024】
【
図75】
図75A-Dは、CER発現T細胞の作製を増加できることを示している。
図75A:T細胞を濃縮し、活性化し、CER122-T2A-tEGFRレンチウイルス構築物で形質導入し、FACSにより表面tEGFRおよびT細胞マーカーCD4およびCD8について表現型を決定した。
図75B:CD3およびCD28ビーズの活性化後に、選択されていない培養物における形質導入および対照T細胞の総数を決定した。
図75C:CER122を発現するT細胞のDNAからの2D蛍光液滴デジタルPCRプロットは、CERカセットからの領域の増幅を示している。プロットの青いクラスター(左上)は、CER122のみに陽性の液滴を表し、橙色のクラスター(右上)は、CER122とRPP30の両方に陽性のクラスターを表す。
図75D:液滴デジタルPCRにより決定されたCER122形質導入T細胞のコピー数値(CNV)を示す表である。
【
図76】
図76A-Cは、CER122発現T細胞が、インビボでALK阻害剤(15mg/kgのアレクチニブ)に対する抗腫瘍応答を増強することを示す。
図76Aは、未処置、アレクチニブのみ+モック形質導入T細胞(ベクターのみ)、およびアレクチニブ+CER122形質導入T細胞(n=5/処置群)NSGマウスにおける養子移植後の腫瘍体積測定を示す。
図76Bは、生物発光イメージングにより評価された、NSGマウスにおけるA549/ルシフェラーゼ+/ALK+細胞の増殖を示す。
図76Cは、養子移植後8日目におけるA549陽性腫瘍負荷の生物発光イメージングを示す。
【
図77】
図77A-Bは、FACSプロット(
図77A)および棒グラフ(
図77B)を示し、末梢血の養子移植後細胞処置におけるCD45+/CER122+ヒトT細胞の早期増殖を示す。
図77Bは、移植後4、8、16および25日目にAPC結合抗ヒトCD45抗体によって測定された、養子移植後のCER122形質導入T細胞の増殖を示す。
【
図78】
図78は、EGFR阻害剤療法と組み合わせたCER形質導入T細胞の養子移植の例示的な治療レジメンの概略図である。
【
図79】
図79は、未処置、オシメリチニブのみ、およびオシメリチニブ+CER122形質導入細胞における養子移植後の腫瘍体積測定値を示す線グラフである(1群あたりn=5)。
【
図80】
図80A-Bは、CER発現CD4+ T細胞によるHPV+ SCC152細胞の食作用の分析を示す。
図80Aは、CERタイプによるCD4+ T細胞食作用の大きさ-幅曲線(magnitude breadth curve)を示す。
図80Bは、CD4+ CER126形質導入T細胞によってエンガルフされたSCC152標的細胞の蛍光顕微鏡写真画像を示す。上の画像は左下の画像の拡大図であり、CER126で形質導入されたCD4+ T細胞にエンガルフされたSCC152細胞を示す。左下の画像は、CER126で形質導入されたCD4+ T細胞にエンガルフされたSCC152細胞(pHrodo red で染色)を示している。右下の画像は同じ顕微鏡写真で、CELLTRACE violetで発色されたCER126形質導入CD4+ T細胞を示している。白色矢印は、E7特異的TCRで形質導入されたCD8+ T細胞を示し、これはpHrodo Red陰性である(
図80Bの左下パネル)。食作用のソフトウェア表現(rendition)(
図80Bの右下パネル)。
【
図81】
図81は、CER発現CD4+ T細胞+ E7特異的TCR CD8+ T細胞共培養試験からのサイトカイン分泌を示す。E7特異的TCR発現CD8+ T細胞へのCER発現CD4+ T細胞の添加は、IFNγ分泌レベルを高めた。
【
図82】
図82A-Bは、抗原遭遇時のCER形質導入CD4+ T細胞のマスサイトメトリーデータのviSNEマップを示す。CER形質導入CD4+ T細胞をE7特異的TCR形質導入CD8+ T細胞およびHPV+ SCC152標的細胞と共培養し、マスサイトメトリー(CyTof)で調べた。無傷のCER-CD4+ T細胞は、tSNE1およびtSNE2軸を表示するプロットに表示される。9つの細胞内マーカーをviSNE分析に用いた。各ドットは単一の細胞を表す。
図82A:いくつかの測定されたマーカー(GM-CSF、MIP1b、パーフォリン、TNF、IL-17、グランザイムB、IL-4、IL-2、IFNγ)によるプロットの色分けは、viSNE‘アイランド’全体の表現型を示す。各マーカーについて、赤色は高発現を表し、青色は低発現を表す。
図82B:CD4+ T細胞の集団は、32のマーカーすべてからクラスター化アルゴリズムを用いて作製され、viSNEマップに重複させた。矢印は、CER104、CER116およびCER117を含むサンプルで細胞内マーカーIFNγを発現するアイランドの濃縮を示している。
【0025】
【
図83】
図83A-Bは、抗原遭遇時のCER発現CD4+ T細胞のマスサイトメトリーデータのviSNEマップを示す。CER形質導入CD4+ T細胞をE7特異的TCR形質導入CD8+ T細胞およびHPV+ SCC152標的細胞と共培養し、マスサイトメトリー(CyTof)で調べた。無傷のCER-CD4+ T細胞は、tSNE1およびtSNE2軸を表示するプロットに表示される。18個の細胞表面マーカーをviSNE分析に用いた。各ドットは単一の細胞を表す。
図83A:CD4+ T細胞の集団は、18のマーカーすべてからクラスター化アルゴリズムを用いて作製され、viSNEマップに重複させた。矢印は、CER104およびCER116を含むサンプルでT細胞活性化マーカーCD69を発現するアイランドの濃縮を示している。
図83B:カラープロットは、viSNEの‘アイランド’全体の表現型を示す。赤色は高発現を表し、青色は低発現を表す。強調表示された領域は、T細胞活性化マーカーCD69を発現する細胞を示す。
【
図84】
図84A-Bは、抗原遭遇時のCER発現CD4+ T細胞のマスサイトメトリーデータのviSNEマップを示す。CER形質導入CD4+ T細胞をE7特異的TCR形質導入CD8+ T細胞およびHPV+ SCC152標的細胞と共培養し、マスサイトメトリー(CyTof)で調べた。無傷のCER-CD4+ T細胞は、tSNE1およびtSNE2軸を表示するプロットに表示される。18個の細胞表面マーカーをviSNE分析に用いた。各ドットは単一の細胞を表す。
図84A:CD4+ T細胞の集団は、18のマーカーすべてからクラスター化アルゴリズムを用いて作製され、viSNEマップに重複させた。矢印は、対照と比較して、CER104およびCER116サンプルのCCR7+集団内での天然T細胞マーカーCD45RAを発現するアイランドの喪失を示している。
図84B:カラープロットは、viSNEの‘アイランド’全体の表現型を示す。赤色は各マーカーの高発現を表し、青色は低発現を表す。強調表示された領域は、天然T細胞マーカーCD45RAを示す。CER104およびCER116形質導入CD4 T細胞は、抗原との遭遇後の記憶形成と関連していた。
【
図85】
図85A-Gは、CER発現細胞における食細胞シグナル伝達カスケードの誘導および管腔内容物の分解を示す。
図85A:CER21、CER116または空のプラスミド(モック)を含むBa/F3細胞株を、デキサメタゾンで前処理した胸腺細胞と2時間共培養した。Rac1阻害剤NSC23766(Selleck Chem)を、適当なウェルでの共培養中に添加した。次いで、細胞を回収し、溶解バッファーに可溶化し、タンパク質溶解物にPAK-PBDビーズ(Cytoskeleton Inc.)を用いてリン酸化Rac1の免疫沈降を行った。免疫沈降物を溶出し、25μgのタンパク質をSDS-PAGE勾配ゲルにロードし、モノクローナルRac-1一次抗体(Cytoskeleton Inc.)で4℃にて一晩プローブ化し、洗浄し、抗マウスHRP(Jackson Labs)でハイブリダイズした。免疫沈降前に、いくつかのサンプルをタンパク質予測および総Rac1予測のために保持した。基底(Basal)サンプルは、標的細胞なしで培養されたCER発現細胞株を示す。
図85B:ImageJを用いてゲルバンドを定量化し、活性化Rac1の割合を定量化した。
図85C:6時間の共培養後のCER21を有するBa/f3細胞株におけるpHrodo+細胞の代表的なFACプロファイル。特定のRac1小分子阻害剤を添加すると、食作用が無効になる(右)。数値は、CER21 Ba/f3細胞におけるpHrodo+細胞の割合(食作用)を示す。
図85D:食細胞指数は蛍光イメージングから計算した(
図85E)。
図85E:Rac1阻害の存在下または不存在下でのCER含有Ba/f3細胞株の食作用アッセイの代表的な視覚化。
図85F:Ba/f3細胞株をpHrodo-red標識した標的細胞(prey)と共に一晩培養し、その後FACSにより精製した。標的細胞の破壊は、タイムラプスイメージングによって視覚化され、経時的に定量化した。CER116ドメインにTRAF6シグナル伝達を添加すると、CER116の管腔内容物の経時的な分解が増強され、36時間で管腔内容物のほぼ完全な分解が得られる。
図85G:タイムラプスイメージングは、CER116を発現するBa/F3細胞の管腔内容物の破壊を示す。pHrodo-redで標識された内容物は、時間の経過とともに分解される。CER116を有するBa/F3細胞(上パネル)は標的細胞を分解(catabolize)し、細胞が恒常性に戻り、免疫応答を再開できるようにする。
【
図86】
図86は、例示的な抗原提示アッセイの略図を示す。食作用アッセイステップでは、CERを発現するCD4およびCD8+ T細胞株を、HPV E7特異的TCRおよびSCC152(HPV+)細胞を発現するCD4およびCD8 T細胞と共に一晩培養した。翌日、CER+ T細胞をFACSで分別した。FACSプロットはCT violet + CERを示す。FACS精製後、HPV腫瘍性タンパク質の抗原提示を評価した。CERを発現する細胞を、E6およびE7特異的TCR/NFATレポーター細胞株と1:2の比で共培養し、プレートリーダーを用いてNFAT活性化を経時的に測定した。
【
図87】
図87は、
図86の図に示すように、HPV+腫瘍細胞およびCD4+/CD8+ E7 TCR形質導入T細胞と共培養されたCD4+およびCD8+ CER123形質導入T細胞との共培養後のNFATレポーター遺伝子を含むE6/E7 TCR形質導入T細胞におけるNFAT活性化の線グラフを示す。CER発現CD4+およびCD8+ T細胞株は、NFAT活性化により測定されるように、HPV+腫瘍細胞を貪食した後、E7 HPV腫瘍性タンパク質からE7 TCR/NFATレポーター発現T細胞への交差提示が可能である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
詳細な説明
(a)細胞外結合ドメインおよび場合により細胞外スペーサードメインを含む細胞外ドメイン、(b)膜貫通ドメイン、および(c)トール様受容体(TLR)シグナル伝達ドメイン、Traf6シグナル伝達ドメイン、Traf2シグナル伝達ドメインまたはTraf3シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメイン、を含むキメラタンパク質、ならびに該キメラタンパク質をコードする核酸分子が、本明細書に記載される。さらに、これらのキメラタンパク質を発現するように改変された細胞、ならびにそのような改変細胞を、それを必要とする対象に送達するための方法および組成物を提供する。キメラタンパク質は、本明細書中、“キメラエンガルフメント受容体(複数可)”(単数形の“CER”および複数形の“CERs”)と称される。本明細書に記載のキメラエンガルフメント受容体は、該キメラエンガルフメント受容体を発現するように遺伝子的に改変されている宿主細胞にエンガルフメント表現型を付与することができる。そのようなある態様において、本明細書に記載のCERの発現は、エンガルフメント表現型を天然には示さない宿主細胞にエンガルフメント表現型を付与する。他のそのような態様において、宿主細胞による本明細書に記載のCERの発現は、宿主細胞によって天然に標的とされないエンガルフメント促進マーカーまたは抗原マーカーに特異的なエンガルフメント表現型を付与する。さらに他のそのような態様において、宿主細胞による本明細書に記載のCERの発現は、宿主細胞により天然に標的とされるエンガルフメント促進マーカーまたは抗原マーカーに特異的なエンガルフメント表現型を付与し、該宿主細胞によるCERの発現は、標的化されたエンガルフメント促進または抗原マーカーを示す細胞、微生物または粒子の宿主細胞によるエンガルフメントを増強する。
【0027】
特定の態様において、CERは、アポトーシス細胞、死細胞、死にかけの細胞、損傷細胞、感染細胞または壊死細胞に関連するエンガルフメントマーカーを標的とする。他の態様において、CERは、感染性微生物または粒子に関連する抗体結合細胞を標的とする。さらに他の態様において、CERは、疾患、障害、または他の望ましくない病状に関連する異常な細胞またはミスフォールドタンパク質によって提示される抗原マーカーを標的とする。
【0028】
本明細書に記載の1つまたはそれ以上のCERは、T細胞、ナチュラルキラー細胞、ナチュラルキラーT細胞、B細胞、リンパ系前駆細胞、樹状細胞、ランゲルハンス細胞、および骨髄細胞などの細胞に形質導入され、発現され得る。特定の態様において、特定の標的分子(例えば、エンガルフメントマーカーまたは抗原マーカー)に結合するようにCERを操作することに加えて、CERのエンガルフメントシグナル伝達ドメインは、所望のエンガルフメント活性を提供するように選択される。別の態様において、CERは、第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよび第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。
【0029】
本明細書に記載の1つまたはそれ以上のCERを発現するように改変されている宿主細胞は、CERの細胞外ドメインが結合する標的分子を発現する標的細胞または粒子の特異的エンガルフメントのために用いられ得る。特定の態様において、標的細胞または粒子は、感染、疾患、障害もしくは他の望ましくない病状に関連する、腫瘍細胞、癌細胞、微生物(例えば、細菌、真菌、ウイルス)、原虫寄生虫、異常細胞、またはミスフォールドタンパク質であり得る。さらなる態様において、本明細書に記載の1つまたはそれ以上のCERを発現するように遺伝子改変されている宿主細胞は、対象において、癌、感染症(ウイルス、細菌、真菌、原生動物)、炎症性疾患、免疫疾患(例えば、自己免疫疾患)を処置するための、一次療法または補助療法もしくは併用療法として用いられる。本明細書に記載のCERは、TLR、Traf6、Traf2またはTraf3エンガルフメントシグナル伝達ドメインを介して、CERを発現する宿主細胞に炎症誘発性(免疫原性)表現型を付与する。特定の態様において、CER改変宿主細胞はさらに、増殖活性(proliferative activity, expansion activity)、活性化、記憶形成、細胞溶解活性、抗原提示活性、食作用シグナル伝達活性、管腔分解、またはそれらの組合せの増強を示し、これらはCERを発現しない宿主細胞には存在しない。
【0030】
定義
本発明をより詳細に説明する前に、本明細書で用いる特定の用語の定義を提供することがその理解に役立ち得る。
【0031】
本明細書中、任意の濃度範囲、百分率範囲、比範囲、または整数範囲は、特記しない限り、列挙された範囲内の任意の整数の値、および適当な場合にはその端数(例えば、整数の10分の1および100分の1など)を含むと理解されるべきである。また、ポリマーサブユニット、サイズまたは厚さなどの任意の物理的特徴に関する本明細書に列挙された任意の数の範囲は、特記しない限り、列挙された範囲内の任意の整数を含むと理解される。本明細書で用いる用語“約”は、特記しない限り、指示された範囲、値、または構造の±20%を意味する。本明細書で用いる用語“a”および“an”は、列挙された構成要素のうちの“1つまたはそれ以上”を意味することを理解されたい。代替物の使用(例えば、“または”)は、代替物の一方、両方、またはそれらの任意の組み合わせのいずれかを意味すると理解されるべきである。本明細書で用いる用語“含む(include)”、“有する”および“含む(comprise)”は、互換的に用いられ、その用語およびその変形は非限定的と解釈されることを意図している。
【0032】
抗体の技術分野の当業者によって理解される用語は、本明細書において明らかに異なるように定義されていない限り、それぞれ当技術分野で受け入れられている意味を有する。用語“抗体”は、最も広い意味で用いられ、ポリクローナル抗体およびモノクローナル抗体を包含する。“抗体”は、ジスルフィド結合によって相互に連結された少なくとも2本の重(H)鎖および2本の軽(L)鎖を含む無傷(インタクト)抗体、ならびに標的分子に結合する能力を有するかまたは保持する無傷抗体の抗原結合部分(または抗原結合ドメイン)を意味し得る。抗体は、天然に存在する、組換え産生された、遺伝子操作された、または修飾された形態の免疫グロブリン、例えば、イントラボディ(intrabody)、ペプチボディ、ナノボディ、単一ドメイン抗体、SMIP、多重特異性抗体(例えば、二重特異性抗体、ダイアボディ、トリアボディ、テトラボディ、タンデムジ-scFV、タンデムトリ-scFv、ADAPTIR)であり得る。モノクローナル抗体またはその抗原結合部分は、非ヒト、キメラ、ヒト化、またはヒト、好ましくはヒト化またはヒトであり得る。免疫グロブリン構造および機能は、例えばHarlow et al., Eds., Antibodies: A Laboratory Manual、Chapter 14 (Cold Spring Harbor Laboratory, Cold Spring Harbor, 1988)に記載されている。無傷抗体の“抗原結合部分”または“抗原結合ドメイン”は、無傷抗体の一部を示し、無傷抗体の抗原決定可変領域または相補性決定領域を意味する“抗体断片”を包含することを意味する。抗体断片の例としては、Fab、Fab’、F(ab’)2、およびFv断片、Fab’-SH、F(ab’)2、ダイアボディ、直線状抗体、scFv抗体、VH、ならびに抗体断片から形成された多重特異性抗体が挙げられるが、これらに限定されない。“Fab”(抗原結合断片)は、抗原に結合する抗体の一部であり、鎖間ジスルフィド結合を介して軽鎖に結合している重鎖の可変領域およびCH1を含む。抗体は、IgGおよびそのサブクラス(IgG1、IgG2、IgG3、IgG4)、IgM、IgE、IgA、およびIgDを含む任意のクラスまたはサブクラスのものであり得る。
【0033】
用語“可変領域”または“可変ドメイン”は、抗体の抗原への結合に関与する抗体重鎖または軽鎖のドメインを意味する。天然抗体の重鎖および軽鎖(それぞれVHおよびVL)の可変ドメインは一般的に、類似の構造を有し、各ドメインは4つの保存的フレームワーク領域(FR)および3つのCDRを含む(例えば、Kindt et al. Kuby Immunology, 6th ed., W.H. Freeman and Co., page 91 (2007)を参照のこと)。単一のVHまたはVLドメインは、抗原結合特異性を付与するのに十分であり得る。さらに、特定の抗原を結合する抗体は、該抗原を結合する抗体からのVHまたはVLドメインを用いて、それぞれ相補的なVHまたはVLドメインのライブラリーをスクリーニングすることにより単離され得る。例えば、Portolano et al., J. Immunol. 150:880-887 (1993); Clarkson et al., Nature 352:624-628 (1991)を参照のこと。
【0034】
“超可変領域”または“HVR”と同義である、用語“相補性決定領域”および“CDR”は、抗原特異性および/または結合親和性を付与する抗体可変領域内のアミノ酸の非連続配列を意味することが当技術分野において知られている。一般的に、各重鎖可変領域に3つのCDR(HCDR1、HCDR2、HCDR3)および各軽鎖可変領域に3つのCDR(LCDR1、LCDR2、LCDR3)がある。
【0035】
用語“抗原”および“Ag”は、免疫応答を誘発する分子を意味する。誘発された免疫応答は、抗体産生、特定の免疫適格細胞(immunologically-competent細胞)の活性化、またはその両方を含み得る。タンパク質、糖タンパク質および糖脂質を含む巨大分子は、抗原として役立ち得る。抗原は組換えDNAまたはゲノムDNAに由来し得る。本明細書で企図されるように、抗原は、(i)遺伝子の全長ヌクレオチド配列のみによって、または(ii)“遺伝子”によってコードされる必要は全くない。抗原を生成または合成することができるか、または抗原を生物学的試料から誘導することができる。そのような生物学的試料は、組織サンプル、腫瘍サンプル、細胞または体液を含み得るが、これらに限定されない。
【0036】
用語“エピトープ”または“抗原エピトープ”は、抗体またはその断片(例えば、scFv)などの同種の免疫結合分子、T細胞受容体(TCR)、キメラエンガルフメント受容体、あるいは他の結合分子、ドメインまたはタンパク質によって特異的に結合される抗原内の任意の分子、構造、アミノ酸配列またはタンパク質決定基を含む。エピトープ決定基は、一般的に、アミノ酸または糖側鎖などの分子の化学的に活性な表面基を含み、特定の三次元構造特性、ならびに特定の電荷特性を有し得る。エピトープは、線形エピトープまたは立体構造的エピトープであってよい。
【0037】
用語“抗腫瘍効果”は、腫瘍体積の減少、腫瘍細胞数の減少、転移数の減少、平均余命の延長、または癌状態と関連する種々の生理学的症状の改善によって明らかにされ得る生物学的効果を意味する。“抗腫瘍効果”は、血液癌または腫瘍形成の予防によっても明らかにされ得る。
【0038】
“自己免疫疾患”は、自己免疫応答の結果生じる障害を意味する。自己免疫疾患は、自己抗原に対する不適切に過剰は応答の結果である。自己免疫応答は、自己抗体を産生する自己反応性B細胞、自己反応性T細胞、またはその両方を含み得る。本明細書で用いる“自己抗体”は、対象によっても産生される自己抗原に結合する、該対象により産生される抗体である。
【0039】
“自己由来”とは、後で再導入されるのと同じ対象に由来する任意の材料を意味する。
【0040】
“同種異系”とは、同じ種の異なる対象に由来する移植片を意味する。
【0041】
本明細書で用いる用語“結合ドメイン”、“結合領域”および“結合部分”は、特異的かつ非共有結合的に結合する、関連する、合体する、認識するまたは標的分子(例えば、PtdSer、IgG抗体、IgE抗体、IgA抗体、CD138、CD38、CD33、CD123、CD79b、メソテリン、PSMA、BCMA、ROR1、MUC-16、L1CAM、CD22、CD19、EGFRviii、VEGFR-2またはGD2)と結合する能力を有する、ペプチド、オリゴペプチド、ポリペプチド、またはタンパク質などの分子を意味する。結合ドメインは、生物学的分子または他の目的の標的に対する任意の天然の、合成された、半合成されたまたは組換え産生された結合パートナーを含む。ある態様において、結合ドメインは、抗体、またはその機能的結合ドメインもしくは抗原結合部分などの抗原結合ドメインである。例示的な結合ドメインとしては、一本鎖抗体可変領域(例えば、ドメイン抗体、sFv、scFv、Fab)、受容体エクトドメイン(ectodomain)(例えば、TNF-α)、リガンド(例えば、サイトカイン、ケモカイン)、または生体分子に結合する特異的能力に対して選択された合成ポリペプチドが挙げられる。
【0042】
特定の標的に特異的に結合する本発明の結合ドメインを同定するため、ならびにウエスタンブロット、ELISA、およびBIACORE(登録商標)分析などの結合ドメイン親和性を決定するための様々なアッセイが知られている(例えば、Scatchard et al., Ann. N.Y. Acad. Sci. 51:660, 1949;および、米国特許第5,283,173号、同第5,468,614号、またはその同等物も参照のこと)。本明細書で用いる“特異的に結合する”は、結合ドメインまたはその融合タンパク質が、105M-1以上の親和性またはKa(すなわち1/Mの単位の特定の結合相互作用の平衡結合定数)で標的分子へ会合または結合するが、サンプル中の他の分子または成分と有意に会合または結合していないことを意味する。
【0043】
本明細書で用いる用語“癌”は、異常細胞の急速、かつ制御されない増殖を特徴とする疾患として定義される。異常な細胞は固形腫瘍を形成するか、または血液癌を構成し得る。癌細胞は、局所的に、または血液系およびリンパ系を通って体の他の部分に拡がり得る。種々の癌の例としては、乳癌、前立腺癌、卵巣癌、子宮頚癌、皮膚癌、膵臓癌、結腸直腸癌、腎癌、肝臓癌、脳腫瘍、リンパ腫、白血病、肺癌などが挙げられるが、これらに限定されない。
【0044】
“疾患”とは、対象が恒常性を維持することができず、かつ疾患が改善されない場合、対象の健康が悪化し続ける、対象の健康状態である。対照的に、対象における“障害”または“望ましくない状態”は、対象が恒常性を維持し得るが、対象の健康状態は、障害または望ましくない状態が存在しない場合よりも好ましくない健康状態である。未処置のままの障害または望ましくない状態は、必ずしも対象の健康状態のさらなる低下をもたらすわけではない。
【0045】
“病原菌”または“微生物”は、細菌、ウイルス、古細菌、または真菌の任意の種を意味する。
【0046】
“粒子”とは、細胞の断片または直径が少なくとも100nmから最大6μmの小物質を意味し、それは生細胞または生物に由来する。粒子は、ウイルス粒子、小さな鉱物粒子、細胞片、または合成粒子であり得る。
【0047】
“コードする”とは、定義されたヌクレオチド配列(すなわち、rRNA、tRNAおよびmRNA)または定義されたアミノ酸配列およびそれから生じる生物学的産物のいずれかを有する、生物学的プロセスにおいて他のポリマーおよび高分子を合成するための鋳型として役立つ、DNA、cDNAおよびmRNA配列などの特定のポリヌクレオチド配列の固有の性質を意味する。
【0048】
従って、ポリヌクレオチドは、そのポリヌクレオチドに対応するmRNAの転写および翻訳が細胞または他の生物系においてタンパク質を産生する場合にそのタンパク質をコードする。コード鎖および非コード鎖の両方とも、タンパク質またはポリヌクレオチドの他の産物をコードすると称され得る。
【0049】
他に特記されない限り、“アミノ酸配列をコードするヌクレオチド配列”は、互いの縮重型であり、同じアミノ酸配列をコードする、全てのヌクレオチド配列を含む。
【0050】
本明細書で用いる用語“内生”または“天然”とは、宿主または宿主細胞中に通常存在する遺伝子、タンパク質、化合物、分子または活性を意味する。
【0051】
本明細書で用いる用語“エンガルフメント”は、直径100nmを超える内生もしくは外生の細胞または粒子が本明細書に記載の食細胞または宿主細胞によって内在化される受容体介在プロセスを意味する。エンガルフメントは、一般的には、以下の複数の工程からなる:(1)標的細胞または粒子上のエンガルフメント促進マーカーもしくは抗原マーカーへの直接的または間接的な(架橋分子を介して)エンガルフメント受容体の結合による標的細胞または粒子の繋留(tethering);および、(2)標的細胞全体もしくは粒子、またはその一部の内在化または取り込み。特定の態様において、内部移行は、食細胞または宿主細胞の細胞骨格再配列を介して起こり、内部移行標的を含む膜結合区画であるファゴソームを形成し得る。エンガルフメントはファゴソームの成熟をさらに含み、ここで、ファゴソームはますます酸性になり、リソソームと融合して(ファゴリソソームを形成する)、それにより取り込まれた標的は分解される(例えば、“食細胞作用(phagocytosis)”)。あるいは、ファゴソーム-リソソーム融合は、エンガルフメントでは観察されないかもしれない。さらに別の態様において、ファゴソームは、完全な分解の前にその内容物を細胞外環境に吐き戻す(regurgitate)または放出し得る。ある態様において、エンガルフメントは、食細胞作用を意味する。ある態様において、エンガルフメントは、本明細書に記載の宿主細胞の食細胞による標的細胞または粒子の繋留を含むが、内在化は含まない。ある態様において、エンガルフメントは、本明細書に記載の宿主細胞の食細胞による標的細胞または粒子の繋留および標的細胞または粒子の一部の内在化を含む。
【0052】
本明細書で用いる用語“食細胞作用”は、標的細胞または粒子の繋留、標的細胞または粒子のエンガルフメント、および内在化標的細胞または粒子の分解が起こる、細胞または大きな粒子(≧100nm)のエンガルフメントプロセスを意味する。特定の態様において、食細胞作用は、内在化標的細胞または粒子を包含するファゴソームの形成、およびリソソームとのファゴソーム融合によるファゴリソソームの形成を含み、そこでその内容物は分解される。特定の態様において、食細胞作用の間、本明細書に記載の食細胞または宿主細胞上に発現されたCERが標的細胞または粒子によって発現されたエンガルフメントマーカーに結合した後、食細胞作用シナプスが形成される。アクチンが豊富な食細胞作用カップ(phagocytic cup)が食細胞作用シナプスで生成される。食細胞作用アーム(phagocytic arm)は、細胞骨格の再配列を通して標的細胞または粒子の周りに伸びてくる。そして最終的に、標的細胞または粒子は、モータータンパク質によって生じる力によって食細胞または宿主細胞内に取り込まれる。本明細書で用いる“食細胞作用”は、“エフェロサイトーシス”のプロセスを含み、これは具体的には、非炎症性様式におけるアポトーシス細胞または壊死細胞の食細胞作用を意味する。
【0053】
本明細書で用いる用語“エンガルフメント促進マーカー”とは、アポトーシス細胞、壊死細胞、ピロトーシスを起こした細胞(pyroptotic cell)、または感染細胞が、それぞれ非アポトーシス細胞、非壊死細胞、非ピロトーシス細胞、腫脹(oncotic)細胞、または未感染細胞と区別するためにその表面に示す部分(例えば、タンパク質、脂質、または多糖)を意味する。エンガルフメント促進マーカーは、アポトーシス細胞もしくは壊死細胞上で表面露出されている細胞内部分、アポトーシス細胞もしくは壊死細胞上でグリコシル化もしくは表面電荷が変化している部分、またはアポトーシス細胞、壊死細胞、ピロトーシスを起こした細胞または腫脹細胞に結合している血清部分であり得る。アポトーシス細胞のエンガルフメント促進マーカーの例には、ホスファチジルセリン(PtdSer)、ICAM-3、酸化低密度リポタンパク質、カルレティキュリン、アネキシンI、補体C1q、およびトロンボスポンジンが含まれる。壊死細胞、腫脹細胞およびピロトーシスを起こした細胞はまた、細胞表面上にPtdSerエンガルフメント促進マーカーを露出させる。エンガルフメント受容体は、エンガルフメント促進マーカーに結合する中間体として可溶性架橋分子を用いて、直接的または間接的に標的細胞(例えば、損傷を受けた細胞、感染細胞、アポトーシス細胞、壊死細胞、ピロトーシスを起こした細胞または腫脹細胞)上のエンガルフメント促進マーカーを検出(または結合)し得る。
【0054】
“トール様受容体”とは、病原体に保存されているが宿主分子とは区別可能な分子(例えば、病原体関連分子パターン(PAMP))ならびに壊死細胞または死にかけている細胞から放出された内因性分子(危険関連分子パターン(DAMP))を認識するパターン認識受容体(PRR)である保存免疫受容体ファミリーのメンバーを意味する。TLR PAMPリガンドの例としては、細菌リポタンパク質、細菌ペプチドグリカン、二本鎖RNA、リポ多糖、細菌鞭毛、一本鎖RNAおよびCpG DNAが挙げられる。DAMPには、熱ショックタンパク質および細胞外マトリックスからのタンパク質断片が含まれる。TLRは、ロイシンリッチリピート(LRR)を含む細胞外ドメイン、LRRと膜貫通ドメインの間にある酸性アミノ酸を含む膜近傍ドメイン、およびToll/IL-1受容体(TIR)ドメインと称される保存領域を含む細胞質シグナル伝達ドメインを特徴とするタイプI膜貫通タンパク質である。TLRは、樹状細胞、マクロファージ、ナチュラルキラー細胞、適応免疫細胞(T細胞およびB細胞)を含む白血球ならびに非免疫細胞(上皮細胞、内皮細胞および線維芽細胞)の膜上に発現される。TLRによるリガンド結合は、AP-1、NF-κB、インターフェロン調節因子(IRF)などの転写因子の活性化につながるシグナル伝達カスケードを開始し、その結果、インターフェロン、炎症誘発性サイトカインおよび適応免疫反応を誘導するエフェクターサイトカインを産生する。TLRは、哺乳動物、例えば、ヒト、霊長動物、ウシ、ウマ、ヒツジ、イヌ、ネコ、マウス、ラット、ウサギ、モルモットまたはブタに由来し得る。TLRは、ヒトで識別された10個のTLR(TLR1-TLR10)のいずれか1つ、またはマウスで識別された13個のTLR(TLR1-13)のいずれか1つである。TLRは、エンドソームTLRであるTLR3、TLR7、TLR8およびTLR9を除いて、原形質膜上にある。
【0055】
“TLRシグナル伝達ドメイン”は、TIRドメインまたはその機能的断片を含むTLR分子の細胞質ドメインを意味する。特定の態様において、TLRシグナリングドメインは、TLR1、TLR2、TLR3、TLR4、TLR5、TLR6、TLR7、TLR8またはTLR9のいずれか1つのシグナリングドメインまたはその機能的断片であり得る。
【0056】
“エンガルフメントシグナル伝達ドメイン”は、宿主細胞によって発現されるCERの細胞外ドメインによって標的化された標的分子(例えば、エンガルフメント促進マーカーまたは抗原マーカー)の結合時に、宿主細胞において1以上のシグナル伝達経路を活性化し、結果として、具体的な態様では、宿主細胞の細胞骨格再配列、ならびにマーカーもしくは抗原に関連する標的細胞、病原菌または粒子の内在化を含むエンガルフメントが起こる、細胞内エフェクタードメインを意味する。特定の態様において、エンガルフメントシグナル伝達ドメインは1以上のシグナル伝達経路を活性化し、結果として標的細胞、病原菌または粒子の食細胞作用をもたらす。特定の態様において、エンガルフメントシグナル伝達ドメインは、TLRシグナル伝達ドメイン、Traf6シグナル伝達ドメイン、Traf2シグナル伝達ドメインまたはTraf3シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。他の特定の態様において、エンガルフメントシグナル伝達ドメインは、第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよび第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。エンガルフメントシグナル伝達ドメインは、エンガルフメントシグナル伝達分子またはその機能的断片の全長細胞内成分を含み得る。
【0057】
“炎症誘発性エンガルフメントシグナル伝達ドメイン”は、(i)標的細胞、病原菌または粒子のエンガルフメントを刺激し、(ii)一般的に、化学療法、抗体ベースの免疫療法、または例えばT細胞標的化療法などの細胞療法を誘導、増強または補完する、(a)炎症性サイトカイン、例えばTNFα、IL-1、IL-6、IL-12およびIL-23などの宿主細胞分泌、(b)炎症性ケモカイン、例えばCCL5(RANTES)、CXCL9およびCXCL10などの宿主細胞分泌、(c)細胞表面共刺激マーカー、例えばCD80、CD86、HLA-DR、CD40、HVEMおよび4-1BBLなどの上方制御、ならびに(d)1以上のシグナル伝達カスケード、例えばNF-κBなどの活性化、の1以上を刺激する、内生受容体またはシグナル伝達分子に由来する、エフェクタードメインを意味する。特定の態様において、炎症誘発性エンガルフメントシグナル伝達の刺激は、局所組織環境における炎症を促進する。炎症誘発性エンガルフメントシグナル伝達ドメインはまた、“免疫原性”エンガルフメントシグナル伝達ドメインまたは“炎症性”エンガルフメントシグナル伝達ドメインとも称され得る。
【0058】
本明細書で用いる“エフェクタードメイン”は、適切なシグナルを受けたときにエフェクタードメインを発現する細胞において直接的または間接的に生物学的または生理学的応答を促進し得る融合タンパク質または受容体の細胞内部分である。特定の態様において、エフェクタードメインは、結合したときにシグナルを受け取るタンパク質またはタンパク質複合体の一部であるか、あるいはそれが標的分子に直接結合してエフェクタードメインからのシグナルを誘発する。例えば、標的分子へのCERの結合に応答して、エフェクタードメインは、宿主細胞の内部にシグナルを伝達して、エフェクター機能、例えば、エンガルフメント、ファゴリソソーム成熟、炎症性サイトカインおよび/またはケモカインの分泌を誘導し得る。エフェクタードメインは、それが1以上のシグナル伝達ドメインまたはモチーフを含む場合、細胞応答を直接促進し得る。他の態様において、エフェクタードメインは、細胞応答を直接促進する1以上の他のタンパク質と会合することによって細胞応答を間接的に促進し得る。
【0059】
本明細書で用いる“異種”または“非内生(non-endogenous)”または“外生(exogenous)”は、宿主細胞または対象に固有のものではない遺伝子、タンパク質、化合物、分子または活性を意味するか、あるいは対象または宿主細胞に固有の遺伝子、タンパク質、化合物、分子または活性であるが、構造、活性またはその両方が天然分子と変異分子との間で異なるように改変または変異されているものを意味する。特定の態様において、異種、非内生または外生分子(例えば、受容体、リガンド)は、宿主細胞または対象にとって内生ではなくともよいが、代わりにかかる分子をコードする核酸が、接合、形質転換、トランスフェクション、エレクトロポレーションなどによって宿主細胞に添加され得て、ここで、添加された核酸分子は、宿主細胞ゲノムに組み込まれてもよいか、または染色体外遺伝物質として(例えば、プラスミドまたは他の自己複製ベクターとして)存在してもよい。用語“相同”または“相同体”は、宿主細胞、種または株に見出されるまたはそれらに由来する分子または活性を意味する。例えば、異種もしくは外生分子または該分子をコードする遺伝子は、それぞれ天然の宿主もしくは宿主細胞分子または該分子をコードする遺伝子と相同であり得るが、改変された構造、配列、発現レベル、またはそれらの組み合わせを有し得る。非内生分子は、同じ種、異なる種またはそれらの組み合わせに由来し得る。
【0060】
“接合アミノ酸”または“接合アミノ酸残基”とは、ポリペプチドの2つの隣接モチーフ、領域またはドメイン間の1つまたは複数(例えば、約2から20)のアミノ酸残基を意味する。接合アミノ酸は、キメラタンパク質の構築物設計から生じ得る(例えば、融合タンパク質をコードする核酸分子の構築中に制限酵素部位の使用から生じるアミノ酸残基であり得る)。
【0061】
“核酸分子”および“ポリヌクレオチド”は、cDNA、ゲノムDNAおよび合成DNAを含む、RNAまたはDNAの形態であり得る。核酸分子は、二本鎖または一本鎖であり得て、そして一本鎖である場合、コード鎖または非コード(アンチセンス鎖)であり得る。コーディング分子は、当技術分野で公知のコーディング配列と同一のコーディング配列を有し得るか、あるいは遺伝コードの冗長性(redundancy)もしくは縮重(degeneracy)の結果として、またはスプライシングにより、同じポリペプチドをコードし得る、異なるコード配列を有し得る。
【0062】
用語“過剰発現された”または抗原の“過剰発現”は、細胞内での異常に高いレベルの抗原発現を意味する。過剰発現された抗原または抗原の過剰発現は、血液癌および対象の特定の組織または臓器内に固形腫瘍を形成している細胞におけるような疾患状態に関連することが多い。腫瘍抗原の過剰発現を特徴とする固形腫瘍または血液癌は、当技術分野において公知の標準的なアッセイ法によって決定することができる。
【0063】
本明細書で用いる用語“ペプチド”、“ポリペプチド”および“タンパク質”は互換的に用いられ、ペプチド結合により共有結合されたアミノ酸残基を含む化合物を意味する。タンパク質またはペプチドは、少なくとも2つのアミノ酸を含まなければならず、タンパク質配列またはペプチド配列を含み得るアミノ酸の最大数に制限はない。ポリペプチドは、ペプチド結合によって互いに結合した2つ以上のアミノ酸を含むペプチドまたはタンパク質を含む。本明細書で用いる用語は、当技術分野で通常、例えばペプチド、オリゴペプチドおよびオリゴマーとも称される短鎖と、当技術分野で一般にタンパク質(多くの種類がある)と称される長鎖との両方を意味する。“ポリペプチド”には、例えば、生物学的に活性な断片、実質的に相同なポリペプチド、オリゴペプチド、ホモ二量体、ヘテロ二量体、ポリペプチドの変異体、修飾ポリペプチド、誘導体、類縁体、融合タンパク質などが含まれる。ポリペプチドは、天然ペプチド、組換えペプチド、合成ペプチド、またはそれらの組み合わせを含む。
【0064】
本明細書で用いる用語“成熟ポリペプチド”または“成熟タンパク質”は、細胞膜中または特定の細胞オルガネラ(例えば、小胞体、ゴルジ体またはエンドソーム)中に分泌または局在するタンパク質またはポリペプチドを意味し、N末端シグナルペプチドを含まない。
【0065】
“シグナル配列”、“リーダー配列”、“リーダーペプチド”、“局在化シグナル”または“局在化配列”とも称される“シグナルペプチド”は、分泌経路に向かう予定の新しく合成されたタンパク質のN末端に存在する短いペプチド(通常、15~30アミノ酸長)である。シグナルペプチドは、一般的に、N末端に親水性の正荷電アミノ酸の短い配列、5~15残基の中央の疎水性ドメイン、およびシグナルペプチダーゼのための切断部位を有するC末端領域を含む。真核生物では、シグナルペプチドは、新たに合成されたタンパク質の小胞体への移行を促し、そこでシグナルペプチダーゼによって切断されて成熟タンパク質を生成し、それがその後適切な目的地へと進む。
【0066】
2以上の核酸またはアミノ酸配列間の“同一性パーセント”は、その配列によって共有される同一位置の数の関数であり(すなわち、同一性パーセント(%)=同一位置の数/位置の総数×100)、2以上の配列のアライメントを最適化するために導入する必要があるギャップの数および各ギャップの長さも考慮に入れる。配列の比較および2つ以上の配列間の同一性パーセントの決定は、それらのデフォルトパラメーターでBLASTおよびGapped BLASTプログラムなどの数学的アルゴリズムを用いて達成することができる(例えば、Altschul et al., J. Mol. Biol. 215:403, 1990;BLASTN(www.ncbi.nlm.nih.gov/BLAST)も参照のこと)。
【0067】
“保存的置換”は、当技術分野において、類似の特性を有する別のアミノ酸に対するあるアミノ酸の置換として認識されている。保存的置換の例は、当技術分野において周知である(例えば、WO97/09433、10頁、1997年3月13日公開;Lehninger, Biochemistry, Second Edition;Worth Publishers, Inc. NY:NY (1975), pp.71-77;Lewin, Genes IV, Oxford University Press, NY and Cell Press, Cambridge, MA (1990), p.8参照)。
【0068】
用語“キメラ”は、内生ではなく、天然には共に結合または連結していることが通常は見られない、共に結合または連結された配列を含む、核酸分子またはタンパク質を意味する。例えば、キメラ核酸分子は、異なる供給源に由来する調節配列およびコーディング配列、または同じ供給源に由来するが天然に見出だされるものとは異なる様式で配置された調節配列およびコーディング配列を含み得る。
【0069】
本明細書で用いる用語“プロモーター”は、ポリヌクレオチド配列の特異的転写を開始するのに必要とされる、細胞の合成機構によって認識されるDNA配列、または導入された合成機構として定義される。
【0070】
本明細書で用いる用語“プロモーター/調節配列”は、プロモーター/調節配列に作動可能に連結された遺伝子産物の発現に必要とされる核酸配列を意味する。ある例において、この配列はコアプロモーター配列であり得て、他の例において、この配列は、エンハンサー配列および遺伝子産物の発現に必要とされる他の制御要素を含み得る。プロモーター/調節配列は、例えば、組織特異的に遺伝子産物を発現するものであり得る。
【0071】
“構成的”プロモーターは、遺伝子産物をコードするかまたは特定するポリヌクレオチドと作動可能に連結されたときに、細胞のほとんどまたはすべての生理的条件下で遺伝子産物を細胞内で産生させるヌクレオチド配列である。
【0072】
“誘導性”プロモーターは、遺伝子産物をコードするかまたは特定するポリヌクレオチドと作動可能に連結されたときに、プロモーターに対応するインデューサーが実質的に細胞内に存在する場合にのみ細胞内で遺伝子産物を産生させるヌクレオチド配列である。
【0073】
“組織特異的”プロモーターは、遺伝子によってコードされるかまたは特定されるポリヌクレオチドと作動可能に連結されたときに、実質的に細胞がプロモーターに対応する組織タイプの細胞である場合にのみ細胞内で遺伝子産物を産生させるヌクレオチド配列である。
【0074】
用語“対象”、“患者”および“個体”は、本明細書中、互換的に用いられ、免疫応答を誘発することができる生物(例えば、哺乳動物)を含むことを意図している。対象の例には、ヒト、霊長動物、ウシ、ウマ、ヒツジ、イヌ、ネコ、マウス、ラット、ウサギ、モルモット、ブタおよびそれらのトランスジェニック種が含まれる。
【0075】
用語“T細胞”は、T細胞系統の細胞を意味する。“T細胞系統の細胞”とは、他のリンパ系細胞および赤血球もしくは骨髄系列の細胞から該細胞を区別する、T細胞またはその前駆細胞(precursorもしくはprogenitor)の少なくとも1つの表現型の特徴を示す細胞を意味する。そのような表現型の特徴は、T細胞に特異的な1以上のタンパク質(例えば、CD3+、CD4+、CD8+)の発現、またはT細胞に特異的な生理的、形態学的、機能的もしくは免疫学的特徴を含み得る。例えば、T細胞系統の細胞は、T細胞系統に関与する前駆細胞(precursorもしくはprogenitor cell);CD25+未成熟および不活性化T細胞;CD4またはCD8系統の関与を受けた細胞;CD4+CD8+二重陽性である胸腺前駆細胞;CD4+またはCD8+の単一陽性細胞;TCRαβまたはTCRγκ;または、成熟および機能的もしくは活性化T細胞であり得る。用語“T細胞”には、ナイーブT細胞(CD45 RA+、CCR7+、CD62L+、CD27+、CD45RO-)、セントラルメモリーT細胞(CD45RO+、CD62L+、CD8+)、エフェクターメモリーT細胞(CD45RA+、CD45RO-、CCR7-、CD62L-、CD27-)、粘膜関連インバリアントT細胞、ナチュラルキラーT細胞、および組織常在性T細胞が包含される。
【0076】
用語“B細胞”は、B細胞系統の細胞を意味する。“T細胞系統の細胞”とは、他のリンパ系細胞および赤血球もしくは骨髄系列の細胞から該細胞を区別する、B細胞またはその前駆細胞(precursorもしくはprogenitor)の少なくとも1つの表現型の特徴を示す細胞を意味する。そのような表現型の特徴は、B細胞に特異的な1以上のタンパク質(例えば、CD19+、CD72+、CD24+、CD20+)の発現、またはB細胞に特異的な生理的、形態学的、機能的もしくは免疫学的特徴を含み得る。例えば、B細胞系統の細胞は、B細胞系統に関与する前駆細胞(precursorもしくはprogenitor cell)(例えば、プレプロ-B細胞、プロ-B細胞、およびプロ-B細胞);未成熟および不活化B細胞または成熟および機能的もしくは活性化B細胞であり得る。従って、“B細胞”には、ナイーブB細胞、血漿細胞、制御性B細胞、辺縁帯B細胞、濾胞B細胞、リンパ形質細胞様細胞、プラズマブラスト細胞、およびメモリーB細胞(例えば、CD27+、IgD-)が包含される。
【0077】
本発明のキメラタンパク質またはキメラタンパク質を発現する細胞(例えば、CERまたはCERを発現する細胞)の“治療的有効量”または“有効量”は、処置されている疾患、障害または望ましくない病状の1以上の症状の改善をもたらすのに十分なタンパク質または細胞の量を意味する。単独で投与される、個々の活性成分または単一の活性成分を発現する細胞について言及するとき、治療的有効量は、その成分またはその成分を単独で発現する細胞の効果を意味する。組合せについて言及するとき、治療的有効量は、連続的に投与されるか同時に投与されるかにかかわらず、活性成分の組み合わせた量または治療的効果をもたらす活性成分を発現する細胞と組み合わせた補助活性成分の組み合わせた量を意味する。
【0078】
“処置する”または“処置”または“改善する”は、対象の疾患、障害または望ましくない病状の医学的管理を意味する。一般的に、本発明のCERを発現する宿主細胞を含む適切な用量または処置レジメンは、治療上または予防上の利益をもたらすのに十分な量で投与される。治療上または予防上/阻止上の利益には、改善された臨床成果;疾患、障害または望ましくない病状に関連する症状の緩和または軽減;症状の発生の減少;生活の質の向上;より長期の無疾患状態;疾患、障害または望ましくない病状の程度の低下;疾患状態の安定化;疾患の進行の遅延;寛解;生存;生存期間の延長;または、それらの何れかの組合せが含まれる。
【0079】
本明細書で用いる語句“転写制御下”または“作動可能に連結された”は、プロモーターが、RNAポリメラーゼによる転写の開始およびポリヌクレオチドの発現を制御するために、該ポリヌクレオチドに対して正しい位置および配向にあることを意味する。
【0080】
“ベクター”は、別の核酸を輸送することができる核酸分子である。ベクターは、例えば、プラスミド、コスミド、ウイルス、またはファージであり得る。この用語は、細胞への核酸の移動を促進する非プラスミドおよび非ウイルス化合物を含むと解釈されるべきである。“発現ベクター”は、それが適切な環境に存在するとき、ベクターによって運ばれる1つまたは複数の遺伝子によってコードされるタンパク質の発現を指示することができるベクターである。
【0081】
特定の態様において、ベクターはウイルスベクターである。ウイルスベクターの例としては、アデノウイルスベクター、アデノ随伴ウイルスベクター、レトロウイルスベクター、ガンマレトロウイルスベクター、およびレンチウイルスベクターが挙げられるが、これらに限定されない。“レトロウイルス”は、RNAゲノムを有するウイルスである。“ガンマレトロウイルス”は、レトロウイルス科ファミリーを意味する。ガンマレトロウイルスの例には、マウス幹細胞ウイルス、マウス白血病ウイルス、ネコ白血病ウイルス、ネコ肉腫ウイルス、およびトリ細網内皮症ウイルス(reticuloendotheliosis virus)が含まれる。“レンチウイルス”とは、分裂細胞および非分裂細胞に感染することができるレトロウイルス属を意味する。レンチウイルスの例には、HIV(ヒト免疫不全ウイルス、HIV 1型およびHIV 2型を含む)、ウマ感染性貧血ウイルス、ネコ免疫不全ウイルス(FIV)、ウシ免疫不全ウイルス(BIV)、およびサル免疫不全ウイルス(SIV)が含まれるが、これらに限定されない。
【0082】
他の態様において、ベクターは非ウイルスベクターである。非ウイルスベクターの例としては、脂質ベースのDNAベクター、修飾mRNA(modRNA)、自己増幅mRNA、閉鎖末端直鎖状二本鎖(CELiD)DNA、およびトランスポゾン介在遺伝子導入(PiggyBac、Sleeping Beauty)が挙げられる。非ウイルス送達系が用いられるとき、送達ビークルはリポソームであり得る。脂質製剤は、インビトロ、エクスビボ、またはインビボで核酸を宿主細胞に導入するために用いられ得る。核酸は、リポソームの内部に封入されるか、リポソームの脂質二重層内に散在しているか、リポソームと核酸の両方と会合している連結分子を介してリポソームに付着しているか、ミセルを含むかもしくはそれと複合体を形成しているか、そうでなければ脂質と結合していてよい。
【0083】
本明細書を通してさらなる定義が提供される。
【0084】
キメラエンガルフメント受容体(CER)
キメラエンガルフメント受容体(CER)は本明細書に記載されている。特定の態様において、CERは、膜貫通ドメインによって連結されている、細胞外ドメインおよびTLRシグナル伝達ドメイン、Traf6シグナル伝達ドメイン、Traf2シグナル伝達ドメインまたはTraf3シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む、キメラの一本鎖タンパク質である。細胞外ドメインは、細胞外結合ドメイン、および場合により、細胞外スペーサードメインを含む。宿主細胞において発現されるとき、CERは、標的細胞、病原菌、粒子または他の物質上に存在するかまたはそれらにより発現される選択されたエンガルフメント促進マーカーまたは抗原性マーカーに特異的な改変された宿主細胞(宿主細胞は、エンガルフメント表現型に“切り替えられる”)にエンガルフメント表現型を付与する。特定のCERの態様において、キメラタンパク質は、アミノ末端からカルボキシ末端の順に、標的分子に特異的な結合ドメインを有する細胞外ドメインおよび要すれば細胞外スペーサードメイン;膜貫通ドメイン;ならびに、TLRシグナル伝達ドメイン、Traf6シグナル伝達ドメイン、Traf2シグナル伝達ドメインまたはTraf3シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。さらなる態様において、エンガルフメントシグナル伝達ドメインは、第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよび第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(例えば、
図1Aおよび
図1B参照)。
【0085】
本明細書に記載のCERの構成部分は、所望のエンガルフメント表現型を提供するように選択および配置され得る。例えば、特定の態様では、細胞外ドメインは、(i)アポトーシス細胞、死細胞、死にそうな細胞、損傷細胞または壊死細胞に関連するエンガルフメント促進マーカー;あるいは、(ii)感染症、疾患、障害または他の望ましくない病状に関連する、外来物(例えば、病原菌)、感染T細胞または異常なT細胞によって提示される抗原マーカー、に特異的な結合ドメインを含み得る。
【0086】
エンガルフメントシグナル伝達ドメインは、標的細胞のエンガルフメントを駆動する1以上のエフェクタードメイン(“シグナル伝達”ドメインとも言う)を含み得る。エンガルフメントシグナル伝達ドメインによるシグナル伝達は、細胞外ドメインの、標的化されたエンガルフメント促進または抗原性マーカーへの結合によって引き起こされる。特定の態様において、エンガルフメントシグナル伝達ドメインは、TLRシグナル伝達ドメイン、Traf6シグナル伝達ドメイン、Traf2シグナル伝達ドメインまたはTraf3シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。特定の態様において、TLRシグナル伝達ドメインは、TLR1シグナル伝達ドメイン、TLR2シグナル伝達ドメイン、TLR3シグナル伝達ドメイン、TLR4シグナル伝達ドメイン、TLR5シグナル伝達ドメイン、TLR6シグナル伝達ドメイン、TLR7シグナル伝達ドメイン、TLR8シグナル伝達ドメインまたはTLR9シグナル伝達ドメインを含む。他の態様において、エンガルフメントシグナル伝達ドメインは、TLRシグナル伝達ドメイン、Traf6シグナル伝達ドメイン、Traf2シグナル伝達ドメインまたはTraf3シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよび第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。特定の態様において、第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインは、TLR1、TLR2、TLR3、TLR4、TLR5、TLR6、TLR7、TLR8、TLR9、TRAF6、TRAF2、TRAF3、FcγR1、FcγR2A、FcγR2B2、FcγR2C、FcγR3A、FcεR1、FcαR1、BAFFR、NFAM1、Dap12、MERTKまたはCD79bシグナル伝達ドメインを含む。本明細書に記載のCERは、種々の治療的状況(例えば、アポトーシス細胞、死細胞、死にかけの細胞、損傷細胞、感染細胞または壊死細胞の排除、感染症の原因となる病原菌の排除、および疾患、障害または望ましくない病状に関連する異常細胞の排除)における適用のために設計され得て、所望の治療結果を補完するエンガルフメントシグナル伝達(例えば、炎症誘発性エンガルフメントシグナル伝達)を提供する。
【0087】
図2Aおよび2Bは、本発明のCERの態様で改変されたリンパ球と天然リンパ球との機能的比較を提供する。
図2Aは内生リンパ球を示し、該図に示されるように、天然リンパ球はエンガルフメント表現型を示さない。しかしながら、
図2Bに示されるように、本明細書に記載のCERを発現するように改変されたリンパ球は、標的化された癌細胞に特異的なエンガルフメント表現型を示し、エンガルフメント(例えば、食細胞作用)および標的化癌細胞の排除をもたらす。特定の態様において、本明細書に記載のCERに含まれるエンガルフメントシグナル伝達ドメインは、炎症誘発性エンガルフメントシグナル伝達を駆動し得る。
【0088】
本発明の融合タンパク質の構成部分は、本明細書にさらに記載されている。
【0089】
I.細胞外ドメイン
本明細書に記載の通り、CERは、標的分子に特異的な細胞外ドメインを含む。特定の態様において、細胞外ドメインは、標的化エンガルフメント促進マーカーまたは抗原に特異的に結合する細胞外結合ドメインを含む。結合ドメインによる標的分子の結合は、標的分子(例えば、受容体またはリガンド)と別の分子との間の相互作用を阻止し、例えば、標的分子の特定の機能(例えば、シグナル伝達)を妨害するか、低減するか、または排除し得る。ある態様において、標的分子の結合は、特定の生物学的経路を誘導し得るか、または標的分子もしくは標的分子を発現する細胞を排除するために同定し得る。
【0090】
結合ドメインは、目的の標的分子に特異的に結合する任意のポリペプチドまたはペプチドであり得る。結合ドメインの供給源には、受容体結合ドメイン、リガンド結合ドメイン、および抗体または抗原結合部分、例えばヒト、げっ歯動物、鳥類またはヒツジを含む様々な種由来の抗体可変領域(それらは、抗体、sFv、scFv、Fab、scFvベースのグラバボディ(grababody)、または可溶性VHドメインもしくはドメイン抗体であり得る)などが含まれる。結合ドメインのさらなる供給源には、ラクダ科動物(ラクダ、ヒトコブラクダまたはラマ由来のもの;Ghahroudi et al., FEBS Lett. 414:521, 1997; Vincke et al., J. Biol. Chem. 284:3273, 2009; Hamers-Casterman et al., Nature 363:446, 1993 およびNguyen et al., J. Mol. Biol. 275:413, 1998)、コモリザメ(Roux et al., Proc. Nat’l. Acad. Sci. (USA) 95:11804, 1998)、スポッティドラットフィッシュ(Nguyen et al., Immunogen. 54:39, 2002)またはヤツメウナギ(Herrin et al., Proc. Nat’l. Acad. Sci. (USA) 105:2040, 2008 およびAlder et al. Nat. Immunol. 9:319, 2008)などの他の種由来の抗体の可変領域が含まれる。これらの抗体は、重鎖可変領域のみを用いて抗原結合領域を形成することができる。すなわち、これらの機能的抗体は、重鎖のみのホモ二量体である(“重鎖抗体”と称される)(Jespers et al., Nat. Biotechnol. 22:1161, 2004; Cortez-Retamozo et al., Cancer Res. 64:2853, 2004; Baral et al., Nature Med. 12:580, 2006;および、Barthelemy et al., J. Biol. Chem. 283:3639, 2008)。
【0091】
ある態様において、細胞外ドメインは、エンガルフメント促進マーカーに結合する。かかる特定の態様において、細胞外ドメインによって標的化されるエンガルフメント促進マーカーは、ホスファチジルセリン(PtdSer)、ICAM-3、酸化低密度リポタンパク質、カルレティキュリン、アネキシンI、補体C1q、またはトロンボスポンジンである。さらなる態様において、エンガルフメント促進マーカーに結合する細胞外ドメインは、内生エンガルフメント受容体またはエンガルフメント受容体のための可溶性架橋分子(例えば、GAS6、プロテインS、MFG-E8)に由来する。ある態様において、細胞外部分全体(膜貫通分子の場合)、架橋分子全体またはエンガルフメント受容体もしくは架橋分子の切断部分が用いられる。ただし、該切断部分が、エンガルフメント促進マーカーへの十分な結合活性を保持する(すなわち、機能的変異体である)という条件がある。さらなる態様において、細胞外ドメインに用いられるエンガルフメント受容体または架橋分子の細胞外部分は、細胞外部分全体(膜貫通分子の場合)、架橋分子全体またはエンガルフメント受容体もしくは架橋分子の細胞外部分の変異体であり、ただし、該変異体は、エンガルフメント促進マーカーへの十分な結合活性を保持する(すなわち、機能的変異体である)。
【0092】
ある態様において、細胞外ドメインは、T細胞免疫グロブリンおよびムチンドメイン1(Tim1)、T細胞免疫グロブリンおよびムチンドメイン4(Tim4)、T細胞免疫グロブリンおよびムチンドメイン3(Tim3)、スタビリン-2、RAGE、またはFc受容体(FcR)細胞外ドメインを含む。特定の態様において、FcR細胞外ドメインは、FcγR1、FcγR2A、FcγR2B2、FcγR2C、FcγR3A、FcεR1またはFcαR1由来の結合ドメインを含み得る。さらなる態様において、細胞外ドメインは、Tim1、Tim4、Tim3、スタビリン-2、糖化最終産物受容体(RAGE)、脳特異的血管新生阻害因子1(BAI1)、乳脂肪小球EGF因子8タンパク質(Milk Fat Globule-EGF factor 8, MFG-E8)(例えば、PtdSerへの高親和性結合を媒介するFA58C2ドメイン)、増殖停止特異的6(GAS6)、プロテインS、プロテインC、第II因子、第VII因子、第IX因子、第X因子、β 2-糖タンパク質I、α5β3インテグリンおよび他のインテグリン、CR3補体受容体、CR4補体受容体、CD14、CD93、アネキシンV、ホスファチジルセリン受容体(PSr)、プロトロンビン、またはスカベンジャー受容体B(SRB)(例えば、SRB1(CD36))、スカベンジャー受容体C(SRC)(例えば、LOX-1、SRCL)、スカベンジャー受容体D(SRD)(例えば、CD68、マクロシアニン)などのスカベンジャー受容体、ならびにPSOX由来のPtdSer結合ドメインを含み得る。
【0093】
ある態様において、細胞外ドメインは、配列番号1のアミノ酸配列または配列番号1のアミノ酸16-292を含むFcγRI結合ドメイン、配列番号2のアミノ酸配列または配列番号2のアミノ酸21-290を含むTIM1結合ドメイン、配列番号3のアミノ酸配列または配列番号3のアミノ酸25-314を含むTIM4結合ドメイン、配列番号
4のアミノ酸配列または配列番号4のアミノ酸22-202を含むTIM3結合ドメイン、配列番号5のアミノ酸配列を含むFA58C2結合ドメイン、配列番号6のアミノ酸配列または配列番号6アミノ酸31-94を含むGAS6結合ドメイン、配列番号8のアミノ酸配列を含むBAI1結合ドメイン、あるいは配列番号7のアミノ酸配列または配列番合7のアミノ酸25-87を含むプロテインS結合ドメインと、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、少なくとも99.5%、または100%同一である配列を含むか、または該配列である。任意の他の態様において、細胞外ドメインは、配列番号9のFcγRI結合ドメインをコードするポリヌクレオチド、配列番号10のTIM1結合ドメインをコードするポリヌクレオチド、配列番号11のTIM4結合ドメインをコードするポリヌクレオチド、配列番号12のTIM3結合ドメインをコードするポリヌクレオチド、配列番号13のFA58C2結合ドメインをコードするポリヌクレオチド、配列番号14のGAS6結合ドメインをコードするポリヌクレオチド、配列番号120のBAI1結合ドメインをコードするポリヌクレオチド、配列番号15のプロテインS結合ドメインをコードするポリヌクレオチド配列と、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、少なくとも99.5%、または100%同一である配列を含むか、または該配列であるポリヌクレオチド配列によってコードされている。
【0094】
他の態様において、細胞外ドメインは、以下のうちの少なくとも1つに由来する:ICAM3に結合するCD14;酸化LDLに結合するスカベンジャー受容体細胞外ドメイン;改変糖類(altered sugar)に結合するレクチン;トロンボスポンジンに結合するCD36;または、カルレティキュリンに結合するLRP1/CD91もしくはレクチン部分。
【0095】
さらに他の態様において、細胞外ドメインは、目的の標的分子に特異的なVHおよびVL領域を含む一本鎖Fv断片(scFv)などの、抗体またはその抗原結合断片を含む。特定の態様において、抗体は、キメラ抗体、ヒト抗体またはヒト化抗体である。さらなる態様において、VHおよびVL領域は、ヒトまたはヒト化抗体由来である。特定の態様において、細胞外ドメインは、エンガルフメント促進マーカーに特異的な抗体またはその抗原結合部分である。ホスファチジルセリンに特異的な抗体は、当技術分野で公知である(米国特許第7,247,303号;Khogeer et al., 2015, Lupus 24:186-90; Gerber et al., 2015, Am. J. Nucl. Med. Mol. Imaging, 5:493-503を参照こと。これらの各々は、その内容全体が引用により本明細書中に包含される)。特定の態様において、目的の標的分子は、腫瘍抗原であり、例えばCD138、CD38、CD33、CD123、CD72、CD79a、CD79b、メソテリン、PSMA、BCMA、ROR1、MUC-16、L1CAM、CD22、CD19、CD20、CD23、CD24、CD37、CD30、CA125、CD56、c-Met、EGFR、GD-3、HPV E6、HPV E7、MUC-1、HER2、葉酸受容体α、CD97、CD171、CD179a、CD44v6、WT1、VEGF-α、VEGFR1、IL-13Rα1、IL-13Rα2、IL-11Rα、PSA、FcRH5、NKG2Dリガンド、NY-ESO-1、TAG-72、CEA、エフリンA2、エフリンB2、ルイスA抗原、ルイスY抗原、MAGE、MAGE-A1、RAGE-1、folate受容体β、EGFRviii、VEGFR-2、LGR5、SSX2、AKAP-4、FLT3、フコシルGM1、GM3、o-アセチル-GD2、およびGD2であり、例示的なVHおよびVL領域には、それぞれ、抗CD138、-CD38、-CD33、-CD123、-CD72、-CD79a、-CD79b、-メソテリン、-PSMA、-BCMA、-ROR1、-MUC-16、-L1CAM、-CD22、-CD19、-CD20、-CD23、-CD24、-CD37、-CD30、-CA125、-CD56、-c-Met、-EGFR、-GD-3、-HPV E6、-HPV E7、-MUC-1、-HER2、-葉酸受容体α、-CD97、-CD171、-CD179a、-CD44v6、-WT1、-VEGF-α、-VEGFR1、-IL-13Rα1、-IL-13Rα2、-IL-11Rα、-PSA、-FcRH5、-NKG2Dリガンド、-NY-ESO-1、-TAG-72、-CEA、-エフリンA2、-エフリンB2、-ルイスA抗原、-ルイスY抗原、-MAGE、-MAGE-A1、-RAGE-1、-葉酸受容体β、-EGFRviii、-VEGFR-2、-LGR5、-SSX2、-AKAP-4、-FLT3、-フコシルGM1、-GM3、-o-アセチル-GD2、および-GD2特異的モノクローナル抗体のセグメントが含まれる。
【0096】
さらなる態様において、細胞外ドメインは、目的の標的に特異的なFabを含む。かかる態様において、目的の標的には、CD138、CD38、CD33、CD123、CD72、CD79a、CD79b、メソテリン、PSMA、BCMA、ROR1、MUC-16、L1CAM、CD22、CD19、CD20、CD23、CD24、CD37、CD30、CA125、CD56、c-Met、EGFR、GD-3、HPV E6、HPV E7、MUC-1、HER2、葉酸受容体α、CD97、CD171、CD179a、CD44v6、WT1、VEGF-α、VEGFR1、IL-13Rα1、IL-13Rα2、IL-11Rα、PSA、FcRH5、NKG2Dリガンド、NY-ESO-1、TAG-72、CEA、エフリンA2、エフリンB2、ルイスA抗原、ルイスY抗原、MAGE、MAGE-A1、RAGE-1、葉酸受容体β、EGFRviii、VEGFR-2、LGR5、SSX2、AKAP-4、FLT3、フコシルGM1、GM3、o-アセチル-GD2、およびGD2が含まれ、Fab領域には、それぞれ、抗CD138、-CD38、-CD33、-CD123、-CD72、-CD79a、-CD79b、-メソテリン,-PSMA、-BCMA、-ROR1、-MUC-16、-L1CAM、-CD22、-CD19、-CD20、-CD23、-CD24、-CD37、-CD30、-CA125、-CD56、-c-Met、-EGFR、-GD-3、-HPV E6、-HPV E7、-MUC-1、-HER2、-葉酸受容体α、-CD97、-CD171、-CD179a、-CD44v6、-WT1、-VEGF-α、-VEGFR1、-IL-13Rα1、-IL-13Rα2、-IL-11Rα、-PSA、-FcRH5、-NKG2Dリガンド、-NY-ESO-1、-TAG-72、-CEA、-エフリンA2、-エフリンB2、-ルイスA抗原、-ルイスY抗原、--MAGE、MAGE-A1、-RAGE-1、-葉酸受容体β、-EGFRviii、-VEGFR-2、-LGR5、-SSX2、AKAP-4、-FLT3、-フコシルGM1、-GM3、-o-アセチル-GD2、および-GD2特異的モノクローナル抗体の一部分が含まれる。
【0097】
本発明のCERの細胞外ドメインに特異的に結合する標的分子は、目的の細胞(“標的細胞”)上にまたはそれと関連して見いだされ得る。例示的な標的細胞には、癌細胞、自己免疫疾患もしくは障害または炎症性疾患もしくは障害に関連する細胞、および感染性病原菌(例えば、細菌、ウイルスまたは真菌)、あるいは感染細胞(例えば、ウイルス感染細胞)が含まれる。哺乳動物寄生虫などの感染性生物の細胞もまた、標的細胞として意図される。
【0098】
ある態様において、細胞外ドメインは、要すれば、細胞外の非シグナリングスペーサーまたはリンカードメインを含む。含まれる場合、そのようなスペーサーまたはリンカードメインは、適当な細胞/細胞接触、結合、活性化および増殖をさらに可能にするために、結合ドメインを宿主細胞表面から離して配置してもよい。細胞外スペーサードメインは、一般的に、細胞外結合ドメインと膜貫通ドメインの間に位置する。細胞外スペーサーの長さは、選択された標的分子、選択された結合エピトープ、結合ドメインサイズおよび親和性に基づいて標的分子の結合を最適化するように変えることができる(例えば、Guest et al., J. Immunother. 28:203-11, 2005; Hudecek et al., Clin. Cancer Res. 19:3153-64, 2013; Hudecek et al., Cancer Immunol. Res. 3:125-35, 2015;PCT公開公報WO2014/031687参照。それらの内容全体は引用により本明細書中に包含される)。特定の態様において、細胞外スペーサードメインは、TLR膜近傍ドメイン(例えば、TLR1、TLR2、TLR3、TLR4、TLR5、TLR6、TLR7、TLR8またはTLR9膜近傍ドメイン)を含む。特定の態様において、細胞外スペーサードメインは、配列番号17のアミノ酸配列を含むTLR4膜近傍ドメインを含む。特定の態様において、細胞外スペーサードメインは、免疫グロブリンヒンジ領域(例えば、IgG1、IgG2、IgG3、IgG4、IgA、IgD)である。免疫グロブリンヒンジ領域は、野生型免疫グロブリンヒンジ領域であるか、または改変された野生型免疫グロブリンヒンジ領域であり得る。改変されたIgG4ヒンジ領域は、PCT公開公報WO2014/031687に記載されており、その文献の内容全体が引用により本明細書中に包含される。特定の態様において、細胞外スペーサードメインは、ESKYGPPCPPCPのアミノ酸配列(配列番号16)を有する修飾されたIgG4ヒンジ領域を含む。本明細書に記載のCERに用いられ得るヒンジ領域の他の例には、野生型またはその変異体であり得る、CD8a、CD4、CD28およびCD7などのI型膜タンパク質の細胞外領域に存在するヒンジ領域が含まれる。さらなる態様において、細胞外スペーサードメインは、以下から選択される免疫グロブリンFcドメインの全部または一部を含む:CH1ドメイン、CH2ドメイン、CH3ドメイン、またはそれらの組合せ(例えば、PCT公開公報WO2014/031687参照、その内容全体は引用により本明細書中に包含される)。特定の態様において、Fcドメインは、CER修飾細胞の標的外(off-target)活性化をもたらし得るFcγRを発現する細胞とのインビボ相互作用を阻止するように修飾される。なおさらなる態様において、細胞外スペーサードメインは、II型C-レクチンのストーク領域(C型レクチンドメインと膜貫通ドメインとの間に位置する細胞外ドメイン)を含み得る。II型C-レクチンには、CD23、CD69、CD72、CD94、NKG2AおよびNKG2Dが含まれる。なおさらなる態様において、細胞外スペーサードメインは、MERTKに由来し得る。
【0099】
II.膜貫通ドメイン
膜貫通ドメインは、細胞外ドメインとエンガルフメントシグナル伝達ドメインとを連結し、それらの間に位置する。膜貫通ドメインは、宿主細胞膜を横切る疎水性αへリックスである。膜貫通ドメインは、結合ドメインまたは存在する場合、細胞外スペーサードメインに直接融合することができる。特定の態様において、膜貫通ドメインは、内在性膜タンパク質(例えば、受容体、分化クラスター(CD)分子、酵素、トランスポーター、細胞接着分子など)に由来する。膜貫通ドメインは、CERに含まれる細胞外ドメインまたはエンガルフメントシグナル伝達ドメインのいずれかと天然に結合し得る(例えば、CERは、Tim4結合ドメインおよびTim4膜貫通ドメインを含む)。特定の態様において、膜貫通ドメインおよび細胞外ドメインは異なる分子に由来するか、膜貫通ドメインおよびエンガルフメントシグナル伝達ドメインは異なる分子に由来するか、または膜貫通ドメイン、細胞外ドメインおよびエンガルフメントシグナル伝達ドメインは全て異なる分子に由来する。
【0100】
特定の態様において、膜貫通ドメインは、TLR膜貫通ドメイン(例えば、TLR1、TLR2、TLR3、TLR4、TLR5、TLR6、TLR7、TLR8またはTLR9膜貫通ドメイン)、Tim1膜貫通ドメイン、Tim4膜貫通ドメイン、FcR膜貫通ドメイン(例えば、FcγR1、FcγR2A、FcγR2B2、FcγR2C、FcγR3A、FcεR1またはFcαR1膜貫通ドメイン)、CD8膜貫通ドメイン、MERTK膜貫通ドメイン、Axl膜貫通ドメイン、Tyro3膜貫通ドメイン、BAI1膜貫通ドメイン、CD4膜貫通ドメイン、CD28膜貫通ドメイン、MRC1膜貫通ドメインあるいはDAP12膜貫通ドメインである。
【0101】
特定の態様において、膜貫通ドメインは、配列番号31のアミノ酸配列を含むTLR1膜貫通ドメイン、配列番号32のアミノ酸配列を含むTLR2膜貫通ドメイン、配列番号33のアミノ酸配列を含むTLR3膜貫通ドメイン、配列番号34のアミノ酸配列を含むTLR4膜貫通ドメイン、配列番号35のアミノ酸配列を含むTLR5膜貫通ドメイン、配列番号36のアミノ酸配列を含むTLR6膜貫通ドメイン、配列番号37のアミノ酸配列を含むTLR7膜貫通ドメイン、配列番号38のアミノ酸配列を含むTLR8膜貫通ドメイン、配列番号39のアミノ酸配列を含むTLR9膜貫通ドメイン、配列番号18のアミノ酸配列を含むTim1膜貫通ドメイン、配列番号19のアミノ酸配列を含むTim4膜貫通ドメイン、配列番号20のアミノ酸配列を含むFcγRI膜貫通ドメイン、配列番号21のアミノ酸配列を含むFcεRIγ膜貫通ドメイン、配列番号22のアミノ酸配列を含むCD8膜貫通ドメイン、配列番号23のアミノ酸配列を含むMERTK膜貫通ドメイン、配列番号24のアミノ酸配列を含むAxl膜貫通ドメイン、配列番号25のアミノ酸配列を含むTyro3膜貫通ドメイン、配列番号29のアミノ酸配列を含むBAI1膜貫通ドメイン、配列番号26のアミノ酸配列で記載されるCD28膜貫通ドメイン、配列番号27のアミノ酸配列を含むCD4膜貫通ドメイン、配列番号30のアミノ酸配列を含むMRC1膜貫通ドメインまたは配列番号28のアミノ酸配列を含むDAP12膜貫通ドメインと、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、少なくとも99.5%、または100%同一の配列を含むか、または該配列である。
【0102】
他の態様において、膜貫通ドメインは、配列番号40のアミノ酸配列を含むTim1膜貫通ドメイン、配列番号41のアミノ酸配列を含むTim4膜貫通ドメイン、配列番号121のアミノ酸配列を含むFcεRIγ膜貫通ドメイン、配列番号42のアミノ酸配列を含むFcγRI膜貫通ドメイン、配列番号43のアミノ酸配列を含むCD8a膜貫通ドメイン、配列番号44のアミノ酸配列を含むMERTK膜貫通ドメイン、配列番号45のアミノ酸配列を含むAxl膜貫通ドメイン、配列番号46のアミノ酸配列を含むTyro3膜貫通ドメイン、配列番号110のアミノ酸配列で示されるCD28膜貫通ドメイン、
配列番号113のアミノ酸配列を含むBAI1膜貫通ドメイン、配列番号47のアミノ酸配列を含むCD4膜貫通ドメイン、配列番号118のアミノ酸配列を含むMRC1膜貫通ドメイン、配列番号111のアミノ酸配列を含むDAP12膜貫通ドメインまたは配列番号112のTLR4膜貫通ドメインをコードするポリヌクレオチド配列と、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、少なくとも99.5%、または100%同一の配列を含むか、または該配列であるポリヌクレオチド配列により提供される。
【0103】
本明細書に記載のCERの、あるドメインの別のドメインへの直接結合は、介在するジャンクションアミノ酸の存在を排除しないことが理解される。ジャンクションアミノ酸は、天然または非天然(例えば、キメラタンパク質の構築物設計から生じたもの)であってよい。
【0104】
III.エンガルフメントシグナル伝達ドメイン
CERのエンガルフメントシグナル伝達ドメインは、細胞内エフェクタードメインであり、標的分子への該CERの細胞外ドメインの結合に応答して細胞に機能的シグナルを伝達することができる。本発明のCERは、本明細書に記載の通り、1以上の恒常性エンガルフメントシグナル伝達ドメインを含み得る。
【0105】
特定の態様において、エンガルフメントシグナル伝達ドメインは、内生トール様受容体(TLR)の細胞内シグナル伝達ドメインまたはTLRシグナル伝達に関与する内生シグナル伝達タンパク質の細胞内シグナル伝達ドメインである。ヒトにおいて、10個のTLRが同定されている。エンガルフメントシグナル伝達ドメインが由来し得る内生TLRの例としては、TLR1、TLR2、TLR3、TLR4、TLR5、TLR6、TLR7、TLR8およびTLR9が挙げられる。エンガルフメントシグナル伝達ドメインを得るために用いられ得るTLRシグナル伝達に関与する内生シグナル伝達タンパク質の例としては、Traf6、Traf2およびTraf3が挙げられる。
【0106】
特定の態様において、第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインは、配列番号48のアミノ酸配列を含むTLR1シグナル伝達ドメイン、配列番号49のアミノ酸配列を含むTLR2シグナル伝達ドメイン、配列番号50のアミノ酸配列を含むTLR3シグナル伝達ドメイン、配列番号51のアミノ酸配列を含むTLR4シグナル伝達ドメイン、配列番号52のアミノ酸配列を含むTLR5シグナル伝達ドメイン、配列番号53のアミノ酸配列を含むTLR6シグナル伝達ドメイン、配列番号54のアミノ酸配列を含むTLR7シグナル伝達ドメイン、配列番号55のアミノ酸配列を含むTLR8シグナル伝達ドメイン、配列番号56のアミノ酸配列を含むTLR9シグナル伝達ドメイン、配列番号57のアミノ酸配列を含むTraf6シグナル伝達ドメイン、配列番号58のアミノ酸配列を含む切断型Traf6シグナル伝達ドメイン、配列番号72のアミノ酸配列を含むTraf2シグナル伝達ドメインまたは配列番号73のアミノ酸配列を含むTraf3シグナル伝達ドメインと、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、少なくとも99.5%、または100%同一の配列を含むか、または該配列である。
【0107】
エンガルフメントシグナル伝達ドメインは、十分なシグナル伝達活性を保持するエンガルフメントシグナル伝達分子の任意の部分であり得る。ある態様において、エンガルフメントシグナル伝達分子の全長またはその全長細胞内成分を用いる。ある態様において、エンガルフメントシグナル伝達分子の切断部分またはエンガルフメントシグナル伝達分子の細胞内成分の切断部分を用いる。ただし、該切断部分は、十分なシグナル伝達活性を保持している。さらなる態様において、エンガルフメントシグナル伝達ドメインは、エンガルフメントシグナル伝達分子の全体または切断部分の変異体である。ただし、該変異体は、十分なシグナル伝達活性を保持している(すなわち、それは機能的変異体である)。
【0108】
特定の態様において、エンガルフメントシグナル伝達ドメインは、TLRシグナル伝達ドメイン、Traf6シグナル伝達ドメイン、Traf2シグナル伝達ドメインまたはTraf3シグナル伝達ドメインを含む第1のエンガルフメントシグナル伝達ドメイン;および、第2のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。第2のエンガルフメントシグナル伝達ドメインは、FcRシグナル伝達ドメイン(FcγR1シグナル伝達ドメイン、FcγR2Aシグナル伝達ドメイン、FcγR2Cシグナル伝達ドメイン、FcγR2B2シグナル伝達ドメイン、FcγR3Aシグナル伝達ドメイン、FcγR2Cシグナル伝達ドメイン、FcγR3Aシグナル伝達ドメイン、FcεR1シグナル伝達ドメインおよびFcαR1シグナル伝達ドメインを含む)、B細胞活性化因子受容体(BAFF-R)シグナル伝達ドメイン、DAP12(TYROタンパク質チロシンキナーゼ結合タンパク質(TYROBP)とも称する)シグナル伝達ドメイン、ITAMモチーフ1を有するNFAT活性化タンパク質(NFAM1)シグナル伝達ドメイン、MERTKシグナル伝達ドメイン、TLR1シグナル伝達ドメイン、TLR2シグナル伝達ドメイン、TLR3シグナル伝達ドメイン、TLR4シグナル伝達ドメイン、TLR5シグナル伝達ドメイン、TLR6シグナル伝達ドメイン、TLR7シグナル伝達ドメイン、TLR8シグナル伝達ドメイン、TLR9シグナル伝達ドメイン、Traf6シグナル伝達ドメイン、Traf2シグナル伝達ドメインまたはTraf3シグナル伝達ドメイン、またはCD79bシグナル伝達ドメインを含み得る。特定の態様において、第2のエンガルフメントシグナル伝達ドメインは、配列番号62のアミノ酸配列を含むFcεRIγシグナル伝達ドメイン、配列番号63のアミノ酸配列を含むFcγR1シグナル伝達ドメイン、配列番号64のアミノ酸配列を含むFcγR2Aシグナル伝達ドメイン、配列番号65のアミノ酸配列を含むFcγR2Cシグナル伝達ドメイン、配列番号66のアミノ酸配列を含むFcγR3Aシグナル伝達ドメイン、配列番号67のアミノ酸配列を含むBAFF-Rシグナル伝達ドメイン、配列番号68のアミノ酸配列を含むDAP12シグナル伝達ドメイン、配列番号69のアミノ酸配列を含むNFAM1シグナル伝達ドメイン、配列番号70のアミノ酸配列を含む切断型NFAM1シグナル伝達ドメイン、配列番号75のアミノ酸配を含むCD79bシグナル伝達ドメイン、配列番号71のアミノ酸配列を含む切断型CD79bシグナル伝達ドメイン、配列番号59のアミノ酸配列を含むMERTKシグナル伝達ドメイン、配列番号48のアミノ酸配列を含むTLR1シグナル伝達ドメイン、配列番号49のアミノ酸配列を含むTLR2シグナル伝達ドメイン、配列番号50のアミノ酸配列を含むTLR3シグナル伝達ドメイン、配列番号51のアミノ酸配列を含むTLR4シグナル伝達ドメイン、配列番号52のアミノ酸配列を含むTLR5シグナル伝達ドメイン、配列番号53のアミノ酸配列を含むTLR6シグナル伝達ドメイン、配列番号54のアミノ酸配列を含むTLR7シグナル伝達ドメイン、配列番号55のアミノ酸配列を含むTLR8シグナル伝達ドメイン、配列番号56のアミノ酸配列を含むTLR9シグナル伝達ドメイン、配列番号57のアミノ酸配列を含むTraf6シグナル伝達ドメイン、配列番号58のアミノ酸配列を含む切断型Traf6シグナル伝達ドメイン、配列番号72のアミノ酸配列を含むTraf2シグナル伝達ドメインまたは配列番号73のアミノ酸配列を含むTraf3シグナル伝達ドメインと、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、少なくとも99.5%、または100%同一の配列を含むか、または該配列である。
【0109】
他の態様において、第2のエンガルフメントシグナル伝達ドメインは、配列番号115のFcεRIγシグナル伝達ドメインをコードするポリヌクレオチド、配列番号77のFcγR1シグナル伝達ドメインをコードするポリヌクレオチド、配列番号78のFcγR2Aシグナル伝達ドメインをコードするポリヌクレオチド、配列番号79のFcγR2Cシグナル伝達ドメインをコードするポリヌクレオチド、配列番号80のFcγR3Aシグナル伝達ドメインをコードするポリヌクレオチド、配列番号117のBAFF-Rシグナル伝達ドメインをコードするポリヌクレオチド、配列番号116のDAP12シグナル伝達ドメインをコードするポリヌクレオチド、配列番号119のNFAM1シグナル伝達ドメインをコードするポリヌクレオチド、または配列番号118のCD79bシグナル伝達ドメインをコードするポリヌクレオチドと、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、少なくとも99.5%、または100%同一の配列を含むか、または該配列であるポリヌクレオチド配列によって提供される。
【0110】
特定の態様において、エンガルフメントシグナル伝達ドメインによるシグナル伝達は、炎症性サイトカイン、炎症性ケモカインまたは共刺激細胞表面マーカーの少なくとも1つの発現をもたらす。なおさらなる態様において、炎症性サイトカインは、TNFα、IL-1、IL-6、IL-12またはIL-23あるいはそれらの何れかの組合せであり、炎症性ケモカインは、CCL5(RANTES)、CXCL9またはCXCL10あるいはそれらの何れかの組合せであり、共刺激細胞表面マーカーは、CD80、CD86、HLA-DR、CD40、HVEMまたは4-1BBLあるいはそれらの何れかの組合せである。
【0111】
特定の態様において、第2のエンガルフメントシグナル伝達ドメインの存在は、CERのエンガルフメント活性を増強するか、CERで改変された宿主細胞の持続性を増すか、CERで改変された宿主細胞の増殖を増加させるか、またはそれらの組合せである。特定の態様において、第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインと第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインの包含は、CERのエンガルフメント活性を増強するか、CERで改変された宿主細胞の食細胞性シグナル伝達を増強するか、CERで改変された宿主細胞による管腔内容物の分解を促進するか、CERで改変された宿主細胞の活性化を増加するか、CERで改変された宿主細胞の持続性を増すか、CERで改変された宿主細胞の記憶形成を増加するか、CERで改変された宿主細胞の増殖を増加させるか、CERで改変された宿主細胞による抗原提示活性を増加するか、またはそれらの組合せである。
【0112】
特定の態様において、CERにおけるTraf2、Traf3またはTraf6シグナル伝達ドメインを伴うTLRシグナル伝達ドメインの存在は、CERおよび/またはCER改変宿主細胞に増強された機能を提供する。一態様において、第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインは、TLR1、TLR2、TLR3、TLR4、TLR5、TLR6、TLR7、TLR8またはTLR9シグナル伝達ドメインを含み、第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインは、Traf6、Traf2またはTraf3シグナル伝達ドメインを含む。別の態様において、第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインは、Traf6、Traf2またはTraf3シグナル伝達ドメインを含み、第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインは、TLR1、TLR2、TLR3、TLR4、TLR5、TLR6、TLR7、TLR8またはTLR9シグナル伝達ドメインを含む。特定の態様において、TLRシグナル伝達ドメインおよびTraf2、Traf3またはTraf6シグナル伝達ドメインの両方を含むCERは、増強された活性化、抵抗性(persistence)、記憶形成、抗原提示またはそれらのいずれかの組合せを示す。
【0113】
CERが第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよび第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む態様では、エンガルフメントシグナル伝達ドメインの位置を交換できることが理解される。例えば、第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよび第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むCERにおいて、第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインは、TLRシグナル伝達ドメイン(例えば、TLR1、TLR2、TLR3、TLR4、TLR5、TLR6、TLR7、TLR8またはTLR9)、Traf2シグナル伝達ドメインまたはTraf3シグナル伝達ドメインを含んでいてよく、第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインは、FcRシグナル伝達ドメイン(FcγR1シグナル伝達ドメイン、FcγR2Aシグナル伝達ドメイン、FcγR2Cシグナル伝達ドメイン、FcγR2B2シグナル伝達ドメイン、FcγR3Aシグナル伝達ドメイン、FcγR2Cシグナル伝達ドメイン、FcγR3Aシグナル伝達ドメイン、FcεR1シグナル伝達ドメインおよびFcαR1シグナル伝達ドメインを含む)、BAFF-Rシグナル伝達ドメイン、DAP12シグナル伝達ドメイン、NFAM1シグナル伝達ドメイン、MERTKシグナル伝達ドメイン、CD79bシグナル伝達ドメイン、TLRシグナル伝達ドメイン、Traf2シグナル伝達ドメイン、Traf3シグナル伝達ドメインまたはTraf6シグナル伝達ドメインを含んでいてよい。
【0114】
IV.CERの例
本明細書に記載のCERの構成部分は、宿主細胞に所望のエンガルフメント表現型を提供するために種々の組合せで選択および配置され得る。CERで改変された宿主細胞によって標的化される分子を発現するか、またはそれによって特徴付けられる細胞、病原菌または粒子のエンガルフメントを誘導することに加えて、本明細書に記載のCERは、標的細胞または粒子、病状および所望の治療結果に応じて、炎症誘発性エンガルフメント応答を開始する、エンガルフメント活性を増強する、管腔内容物の分解を促進する、細胞溶解活性を増強する、細胞活性化を増強する、細胞増殖を増加させる、細胞記憶を増強する、細胞持続性を増す、抗原提示を増強させる、または細胞増殖を増加するように設計され得る。
【0115】
一面において、本発明は、一本鎖キメラタンパク質を含むキメラエンガルフメント受容体(CER)を提供し、該一本鎖キメラタンパク質は、ホスファチジルセリン(PtdSer)に結合する結合ドメインを含む細胞外ドメイン;TLRシグナル伝達ドメイン、Traf6シグナル伝達ドメイン、Traf2シグナル伝達ドメインまたはTraf3シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメイン;および、細胞外ドメインとエンガルフメントシグナル伝達ドメインとの間に位置し、それらを連結している膜貫通ドメインを含む。
【0116】
特定の態様において、細胞外ドメインはさらに、結合ドメインと膜貫通ドメインとの間に位置する細胞外スペーサードメインを含む。
【0117】
特定の態様において、CERはさらに、第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインは、FcRシグナル伝達ドメイン(FcγR1シグナル伝達ドメイン、FcγR2Aシグナル伝達ドメイン、FcγR2Cシグナル伝達ドメイン、FcγR2B2シグナル伝達ドメイン、FcγR3Aシグナル伝達ドメイン、FcγR2Cシグナル伝達ドメイン、FcγR3Aシグナル伝達ドメイン、FcεR1シグナル伝達ドメインおよびFcαR1シグナル伝達ドメインを含む)、BAFF-Rシグナル伝達ドメイン、DAP12シグナル伝達ドメイン、NFAM1シグナル伝達ドメイン、CD79bシグナル伝達ドメイン、MERTKシグナル伝達ドメイン、TLRシグナル伝達ドメイン、Traf6シグナル伝達ドメイン、Traf2シグナル伝達ドメインまたはTraf3シグナル伝達ドメインを含み得る。
【0118】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの一態様は、TIM4 PtdSer結合ドメインを含む細胞外ドメイン、TIM4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、およびTLR4シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER05”とも称される)(例えば、
図6参照)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号81のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号81のアミノ酸1-22)を除く配列番号81のアミノ酸配列を含む。
【0119】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、TIM4 PtdSer結合ドメインを含む細胞外ドメイン、TIM4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメインおよびTLR4シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER06”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号82のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号82のアミノ酸1-22)を除く配列番号82のアミノ酸配列を含む。
【0120】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、TIM4 PtdSer結合ドメインを含む細胞外ドメイン、TLR4膜近接ドメインを含む細胞外スペーサードメイン、TLR4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメインおよびTLR4シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER07”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号83のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号83のアミノ酸1-22)を除く配列番号83のアミノ酸配列を含む。
【0121】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、TIM4 PtdSer結合ドメインを含む細胞外ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメインおよびTLR3シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER17”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号84のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号84のアミノ酸1-22)を除く配列番号84のアミノ酸配列を含む。
【0122】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、TIM4 PtdSer結合ドメインを含む細胞外ドメイン、TLR3膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメインおよびTLR3シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER18”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号85のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号85のアミノ酸1-22)を除く配列番号85のアミノ酸配列を含む。
【0123】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、TIM4 PtdSer結合ドメインを含む細胞外ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメインおよびTLR5シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER19”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号86のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号86のアミノ酸1-22)を除く配列番号86のアミノ酸配列を含む。
【0124】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERのさらに別の態様は、TIM4 PtdSer結合ドメインを含む細胞外ドメイン、TLR5膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、ならびにTLR5シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER20”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号87のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチド配列は、シグナルペプチド配列(配列番号87のアミノ酸1-22)を除く配列番号87のアミノ酸配列を含む。
【0125】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、TIM4 PtdSer結合ドメインを含む細胞外ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメインおよびTLR8シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER21”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号88のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号88のアミノ酸1-22)を除く配列番号88のアミノ酸配列を含む。
【0126】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、TIM4 PtdSer結合ドメインを含む細胞外ドメイン、TLR8膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメインおよびTLR8シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER22”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号89のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号89のアミノ酸1-22)を除く配列番号89のアミノ酸配列を含む。
【0127】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、TIM4 PtdSer結合ドメインを含む細胞外ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメインおよびTLR9シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER23”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号90のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号90のアミノ酸1-22)を除く配列番号90のアミノ酸配列を含む。
【0128】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、TIM4 PtdSer結合ドメインを含む細胞外ドメイン、TLR9膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、およびTLR9シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER24”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号9のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチド配列は、シグナルペプチド配列(配列番号91のアミノ酸1-22)を除く配列番号91のアミノ酸配列を含む。
【0129】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、TIM4 PtdSer結合ドメインを含む細胞外ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、およびTLR1シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER26”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号92のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CERは、シグナルペプチド配列(配列番号92のアミノ酸1-22)を除く配列番号92のアミノ酸配列を含む。
【0130】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、TIM4 PtdSer結合ドメインを含む細胞外ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、およびTLR2シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER27”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号93のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CERは、シグナルペプチド配列(配列番号93のアミノ酸1-22)を除く配列番号93のアミノ酸配列を含む。
【0131】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、TIM4 PtdSer結合ドメインを含む細胞外ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、およびTLR7シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER28”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号94のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CERは、シグナルペプチド配列(配列番号94のアミノ酸1-22)を除く配列番号94のアミノ酸配列を含む。
【0132】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、TIM4 PtdSer結合ドメインを含む細胞外ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、およびTraf2シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER30”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号96のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CERは、シグナルペプチド配列(配列番号96のアミノ酸1-22)を除く配列番号96のアミノ酸配列を含む。
【0133】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、TIM4 PtdSer結合ドメインを含む細胞外ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、およびTraf3シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER31”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号97のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CERは、シグナルペプチド配列(配列番号97のアミノ酸1-22)を除く配列番号97のアミノ酸配列を含む。
【0134】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、CD22特異的scFv結合ドメインを含む細胞外ドメイン、変異型IgG4ヒンジ領域を含む細胞外スペーサードメイン、TLR4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、およびTLR4シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER42”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号98のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CERは、シグナルペプチド配列(配列番号98のアミノ酸1-22)を除く配列番号98のアミノ酸配列を含む。
【0135】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、TIM4結合ドメインを含む細胞外ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、切断型Traf6シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER29”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号124のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号124のアミノ酸1-22)を除く配列番号124のアミノ酸配列を含む。
【0136】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、ならびに切断型Traf6シグナル伝達ドメインを含む第1のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびNFAM1シグナル伝達ドメインを含む第2のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER112”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号128のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチド配列は、シグナルペプチド配列(配列番号128のアミノ酸1-22)を除く配列番号128のアミノ酸配列を含む。
【0137】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、ならびに切断型Traf6シグナル伝達ドメインを含む第1のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびDAP12シグナル伝達ドメインを含む第2のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER110”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号125のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチド配列は、シグナルペプチド配列(配列番号125のアミノ酸1-22)を除く配列番号125のアミノ酸配列を含む。
【0138】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメインを含む細胞外ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、ならびに切断型Traf6シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびBAFFRシグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER113”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号127または140のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチド配列は、シグナルペプチド配列(配列番号127のアミノ酸1-22)を除く配列番号127のアミノ酸配列を含む。
【0139】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、切断型Traf6シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびCD79bシグナル伝達ドメイン(CD79b 185-213)を含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER111B”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号126のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号126のアミノ酸1-22)を除く配列番号126のアミノ酸配列を含む。
【0140】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、TLR8シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびNFAM1シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER102”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号130のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチド配列は、シグナルペプチド配列(配列番号130のアミノ酸1-22)を除く配列番号130のアミノ酸配列を含む。
【0141】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、TLR8シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびCD79b(185-229)シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER103A”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号131のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号131のアミノ酸1-22)を除く配列番号131のアミノ酸配列を含む。
【0142】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、TLR8シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびCD79b(185-213)シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER103B”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号132のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号132のアミノ酸1-22)を除く配列番号132のアミノ酸配列を含む。
【0143】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、TLR8シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびDAP12シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER104”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号133のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号133のアミノ酸1-22)を除く配列番号133のアミノ酸配列を含む。
【0144】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、TLR8シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびBAFF-Rシグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER105”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号134のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号134のアミノ酸1-22)を除く配列番号134のアミノ酸配列を含む。
【0145】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、NFAM1シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTLR8シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER106”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号135のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号135のアミノ酸1-22)を除く配列番号135のアミノ酸配列を含む。
【0146】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、CD79b(185-213)シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTLR8シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER107”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号136のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号136のアミノ酸1-22)を除く配列番号136のアミノ酸配列を含む。
【0147】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、DAP12シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTLR8シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER108”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号137のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号137のアミノ酸1-22)を除く配列番号137のアミノ酸配列を含む。
【0148】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、BAFF-Rシグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTLR8シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER109”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号138のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号138のアミノ酸1-22)を除く配列番号138のアミノ酸配列を含む。
【0149】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、TRAF6シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびCD79b(185-229)シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER111A”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号139のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号139のアミノ酸1-22)を除く配列番号139のアミノ酸配列を含む。
【0150】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、TRAF6シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびMERTKシグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER114”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号141のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号141のアミノ酸1-22)を除く配列番号141のアミノ酸配列を含む。
【0151】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、MERTKシグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTRAF6シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER115”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号142のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号142のアミノ酸1-22)を除く配列番号142のアミノ酸配列を含む。
【0152】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、TRAF6シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTLR8シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER116”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号143のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号143のアミノ酸1-22)を除く配列番号143のアミノ酸配列を含む。
【0153】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、TLR8シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTRAF6シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER117”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号144のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号144のアミノ酸1-22)を除く配列番号144のアミノ酸配列を含む。
【0154】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、TLR1シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびNFAM1シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER118”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号145のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号145のアミノ酸1-22)を除く配列番号145のアミノ酸配列を含む。
【0155】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERのさらに別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、TLR1シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびCD79b(185-229)シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER119A”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号173のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号173のアミノ酸1-22)を除く配列番号173のアミノ酸配列を含む。
【0156】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、TLR1シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびCD79b(185-213)シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER119B”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号146のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号146のアミノ酸1-22)を除く配列番号146のアミノ酸配列を含む。
【0157】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、TLR1シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびDAP12シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER120”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号147のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号147のアミノ酸1-22)を除く配列番号147のアミノ酸配列を含む。
【0158】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、TLR1シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTRAF6シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER121”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号148のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号148のアミノ酸1-22)を除く配列番号148のアミノ酸配列を含む。
【0159】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、TLR2シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびDAP12シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER122”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号149のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号149のアミノ酸1-22)を除く配列番号149のアミノ酸配列を含む。
【0160】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERのさらに別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、TLR2シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTRAF6シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER123”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号150のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号150のアミノ酸1-22)を除く配列番号150のアミノ酸配列を含む。
【0161】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、TLR2シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびNFAM1シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER124”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号151のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号151のアミノ酸1-22)を除く配列番号151のアミノ酸配列を含む。
【0162】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、TLR2シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびCD79b (185-229)シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER125A”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号152のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号152のアミノ酸1-22)を除く配列番号152のアミノ酸配列を含む。
【0163】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、TLR2シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびCD79b (185-213)シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER125B”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号153のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号153のアミノ酸1-22)を除く配列番号153のアミノ酸配列を含む。
【0164】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、TLR2シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTRAF2シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER126”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号174のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号174のアミノ酸1-22)を除く配列番号174のアミノ酸配列を含む。
【0165】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、TRAF2シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTLR2シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER127”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号175のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号175のアミノ酸1-22)を除く配列番号175のアミノ酸配列を含む。
【0166】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、TRAF2シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTLR8シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER128”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号176のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号176のアミノ酸1-22)を除く配列番号176のアミノ酸配列を含む。
【0167】
PtdSerに結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、TLR8シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTRAF2シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(本明細書中、“CER129”とも称される)。特定の態様において、そのようなCERは、配列番号177のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチドは、シグナルペプチド配列(配列番号177のアミノ酸1-22)を除く配列番号177のアミノ酸配列を含む。
【0168】
別の側面において、本発明は、一本鎖キメラタンパク質を含むCERを提供し、ここで、該一本鎖キメラタンパク質は、エンガルフメント促進マーカーまたは標的抗原に結合する結合ドメインを含む細胞外ドメイン;TLRシグナル伝達ドメイン、Traf2シグナル伝達ドメインまたはTraf3シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメイン;および、細胞外ドメインとエンガルフメントシグナル伝達ドメインとの間に位置する膜貫通ドメインを含む。かかるCERは、標的分子(例えば、エンガルフメント促進マーカーまたは標的抗原)に結合した際に炎症性または免疫原性エンガルフメント表現型を提供し得る。
【0169】
TLRシグナル伝達ドメイン、Traf2シグナル伝達ドメインまたはTraf3シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むCERの特定の態様において、細胞外ドメインは、結合ドメインと膜貫通ドメインとの間に位置する細胞外スペーサードメインをさらに含む。
【0170】
さらに別の側面において、本発明は、一本鎖キメラタンパク質を含むCERを提供し、ここで、該一本鎖キメラタンパク質は、エンガルフメント促進マーカーまたは標的抗原に結合する結合ドメインを含む細胞外ドメイン;TLRシグナル伝達ドメイン、Traf6シグナル伝達ドメイン、Traf2シグナル伝達ドメインまたはTraf3シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよび第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメイン;ならびに、細胞外ドメインとエンガルフメントシグナル伝達ドメインとの間に位置し、それらを連結している膜貫通ドメインを含む。ある態様において、該第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインは、FcRシグナル伝達ドメイン(FcγR1シグナル伝達ドメイン、FcγR2Aシグナル伝達ドメイン、FcγR2Cシグナル伝達ドメイン、FcγR2B2シグナル伝達ドメイン、FcγR3Aシグナル伝達ドメイン、FcγR2Cシグナル伝達ドメイン、FcγR3Aシグナル伝達ドメイン、FcεR1シグナル伝達ドメインおよびFcαR1シグナル伝達ドメインを含む)、BAFF-Rシグナル伝達ドメイン、DAP12シグナル伝達ドメイン、NFAM1シグナル伝達ドメインおよびCD79bシグナル伝達ドメインを含む炎症促進性エンガルフメントシグナル伝達ドメインである。
【0171】
第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよび第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むCERの任意の態様において、細胞外ドメインは、結合ドメインと膜貫通ドメインとの間に位置する細胞外スペーサードメインをさらに含む。
【0172】
さらに別の側面において、本発明は、一本鎖キメラタンパク質を含むCERを提供し、ここで、該一本鎖キメラタンパク質は、エンガルフメント促進マーカーまたは標的抗原に結合するscFvを含む細胞外ドメイン;TLRシグナル伝達ドメイン、Traf6シグナル伝達ドメイン、Traf2シグナル伝達ドメインまたはTraf3シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメイン;および、細胞外ドメインとエンガルフメントシグナル伝達ドメインとの間に位置し、それらを連結している膜貫通ドメイン(ここで、膜貫通ドメインおよびエンガルフメントシグナル伝達ドメインはそれぞれ異なる分子に由来する)を含む。
【0173】
エンガルフメント促進マーカーまたは標的抗原に結合するscFvを含む細胞外ドメインを含むCERの特定の態様において、該細胞外ドメインは、結合ドメインと膜貫通ドメインとの間に位置する細胞外スペーサードメインをさらに含む。
【0174】
エンガルフメント促進マーカーまたは標的抗原に結合するscFvを含む細胞外ドメインを含むCERの態様は、CD19特異的scFv結合ドメインを含む細胞外ドメイン;TLR4膜近接ドメインを含む細胞外スペーサードメイン;TLR4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、およびTLR4シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(“CER43”とも称される)。特定の態様において、かかるCERは、配列番号122のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチド配列は、シグナルペプチド配列(配列番号122のアミノ酸1-22)を除く配列番号122のアミノ酸配列を含む。
【0175】
エンガルフメント促進マーカーまたは標的抗原に結合するscFvを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、CD19特異的scFv結合ドメインを含む細胞外ドメイン;修飾されたIgG4ヒンジ領域を含む細胞外スペーサードメイン;TLR4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、およびTLR4シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(“CER44”とも称される)。特定の態様において、かかるCERは、配列番号123のアミノ酸配列を含む。ある態様において、CER成熟ポリペプチド配列は、シグナルペプチド配列(配列番号123のアミノ酸1-22)を除く配列番号123のアミノ酸配列を含む。
【0176】
エンガルフメント促進マーカーまたは標的抗原に結合するscFvを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、メソテリンに特異的なscFv結合ドメインを含む細胞外ドメイン;TLR4膜近接ドメインを含む細胞外スペーサードメイン;TLR4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、およびTLR4シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(“CER51”とも称される)。
【0177】
エンガルフメント促進マーカーまたは標的抗原に結合するscFvを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、メソテリンに特異的なscFv結合ドメインを含む細胞外ドメイン;修飾されたIgG4ヒンジ領域を含む細胞外スペーサードメイン;TLR4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、およびTLR4シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(“CER52”とも称される)。
【0178】
エンガルフメント促進マーカーまたは標的抗原に結合するscFvを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、LGR5に特異的なscFv結合ドメインを含む細胞外ドメイン;TLR4膜近接ドメインを含む細胞外スペーサードメイン;TLR4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、およびTLR4シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(“CER53”とも称される)。
【0179】
エンガルフメント促進マーカーまたは標的抗原に結合するscFvを含む細胞外ドメインを含むCERの別の態様は、LGR5に特異的なscFv結合ドメインを含む細胞外ドメイン;修飾されたIgG4ヒンジ領域を含む細胞外スペーサードメイン;TLR4膜貫通ドメインを含む膜貫通ドメイン、およびTLR4シグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む(“CER54”とも称される)。
【0180】
特定の態様において、宿主細胞の表面上に発現されたCERの、その類似の(cognate)標的分子への結合後に、CERの側方(lateral)クラスター形成が宿主細胞表面上で起こり、局所的にCER濃度が上昇する。クラスター化は、標的細胞または粒子表面上の多価リガンドの存在によって促進される。
【0181】
特定の態様において、宿主細胞の表面上に発現されたCERの、その類似の標的分子への結合後に、CERの二量体化または多量体化が起こり、細胞内エンガルフメントシグナル伝達ドメインも結合し、その後、それは細胞内キナーゼの標的となる。
【0182】
特定の態様において、本発明のCERは、宿主細胞の表面上に発現されるとき、標的分子または粒子を繋留し、内在化し、そしてプロセシング(分解)する(例えば、標的を貪食する)ことができる。他の態様において、本発明のCERは、標的分子または粒子をつなぎ留め、内在化する(例えば、標的を貪食する)ことができる。ある態様において、ファゴソーム内の標的細胞または粒子は、ファゴソーム成熟前または成熟中に排出され得る。さらに、内在化は、CERの細胞外ドメインによって結合されている細胞または粒子の全体を内在化することを含んでもよいか、またはCERの細胞外ドメインによって結合されている細胞または粒子の断片または一部分の内在化を含んでもよい。
【0183】
特定の態様において、本発明のCERは、内在化なしに標的分子または粒子を繋留する。CERを発現する宿主細胞は、多数の標的細胞または粒子をエンガルフするかまたは繋留する(tether)ことができる。理論はともかく、標的細胞または粒子の内在化および分解がなくとも、CERを発現する宿主細胞による標的細胞または粒子の繋留は、標的細胞または粒子の分解をもたらすか、または炎症性環境を促進することができ、それは、特定の治療的状況(例えば、癌)において望ましい
【0184】
本明細書によるCERの態様は、
図6、15、18、配列表、表1および実施例に示されている。
【0185】
【0186】
核酸、ベクターおよび宿主細胞
特定の側面において、本発明は、本明細書に記載のCERの任意の1つまたはそれ以上をコードする核酸分子を提供する。所望のCERをコードする核酸配列は、所望の配列またはその一部を発現する細胞からライブラリーをスクリーニングすること、該配列を含むことが公知のベクターからそれを導出すること、または該配列を含む細胞もしくは組織から直接その配列もしくはその一部を単離することなどにより、当技術分野で知られている組換え方法を用いて、標準的技術を用いて、得られ得るかまたは産生され得る。
【0187】
本明細書に記載のCER組成物をコードするポリヌクレオチドは、ヒト、霊長動物、ウシ、ウマ、ヒツジ、イヌ、ネコ、マウス、ラット、ウサギ、モルモット、またはブタなどの任意の動物に由来し得る。特定の態様において、CERをコードするポリヌクレオチドは、ポリヌクレオチドが挿入されている宿主細胞と同じ動物種に由来する。
【0188】
本明細書に記載のCER組成物をコードするポリヌクレオチドはまた、分泌経路への前駆体タンパク質の標的化のためにCERのアミノ末端にシグナルペプチド(リーダーペプチドまたはシグナル配列とも称される)をコードする配列を含み得る。シグナルペプチドは、要すれば、細胞プロセシングの間およびCERの細胞膜への局在化の間に細胞外ドメインのN末端から切断されてよい。シグナルペプチド配列が切断または除去されたポリペプチドはまた、成熟ポリペプチドとも呼ばれてもよい。本発明のCERにおいて用いられ得るシグナルペプチドの例としては、例えばGM-CSF(配列番号99のアミノ酸配列)、Tim4(配列番号100のアミノ酸配列または配列番号3のアミノ酸1-24)を含む、内生分泌タンパク質由来のシグナルペプチドが挙げられる。特定の態様において、本発明のCERのポリヌクレオチドまたはポリペプチド配列は、成熟ポリペプチドのための配列を含む。シグナルペプチド配列を含む本明細書に記載の配列について、シグナルペプチド配列は、コードされたタンパク質を細胞外膜に輸送することができる別のシグナルペプチドと置き換えられ得ることが、当業者により理解される。
【0189】
特定の態様において、本発明のCERをコードする核酸分子は、発現 標的宿主細胞における効率的な発現のためにコドン最適化されている。
【0190】
所望のCERをコードする核酸分子は、適当なベクター(例えば、ウイルスベクター、非ウイルスプラスミドベクターおよび非ウイルスベクター、例えば脂質ベースのDNAベクター、修飾mRNA(modRNA)、自己増幅mRNA、CELiDおよびトランスポゾン介在遺伝子導入(PiggyBac、Sleeping Beauty)など)中に、目的の宿主細胞(例えば、T細胞、ナチュラルキラー細胞、B細胞、リンパ球前駆細胞、抗原提示細胞、ランゲルハンス細胞または骨髄細胞)への導入のために挿入され得る。本発明のCERをコードする核酸分子は、発現ベクター、複製ベクター、プローブ作製ベクター、または配列決定ベクターなどの好適なベクター中にクローニングされ得る。特定の態様において、細胞外ドメインをコードする核酸配列、膜貫通ドメインをコードする核酸配列およびエンガルフメントシグナル伝達ドメインをコードする核酸配列は、単一のポリヌクレオチドに共に連結され、その後、ベクターに挿入される。他の態様において、細胞外ドメインをコードする核酸配列、膜貫通ドメインをコードする核酸配列およびエンガルフメントシグナル伝達ドメインをコードする核酸配列は、得られたアミノ酸配列が機能的CERを生じるようにベクターに別々に挿入され得る。CERをコードするベクターは、本明細書中、“CERベクター”と称される。
【0191】
特定の態様において、ベクターは、1つのCERをコードする核酸分子を含む。他の態様において、ベクターは、2以上のCERをコードする1以上の核酸分子を含む。一態様において、それぞれがCERをコードする2以上の核酸分子を、異なる複数のクローニング部位でベクターに順次クローニングし、各CERを異なるプロモーターの制御下で発現させることができる。別の態様において、複数のCERをコードする単一の核酸分子をクローニング部位にクローニングし、単一のプロモーターから発現させ、各CERはIRESまたはウイルス2Aペプチド配列によって互いに分離されて、単一のオープンリーディングフレームからの複数の遺伝子の同時発現を可能にする(例えば、マルチシストロン性ベクター)。特定の態様において、ウイルス2AペプチドはT2A(配列番号102、154、155または156)、P2A(配列番号101または157)、E2A(配列番号103)、またはF2A(配列番号104)である。
【0192】
ある態様において、導入遺伝子の長期組込みおよび娘細胞への増殖を可能にするベクターが利用される。例としては、ウイルスベクター、例えばアデノウイルス、アデノ随伴ウイルス、ワクシニアウイルス、ヘルペスウイルス、サイトメガロウイルス、ポックスウイルス、またはレトロウイルスベクター、例えばレンチウイルスベクターなどが挙げられる。レンチウイルスに由来するベクターは、長期間の遺伝子導入を達成するために用いることができ、そして肝細胞などの非増殖細胞を形質導入する能力および低い免疫原性を含むベクターを超える利点を追加した。
【0193】
特定の態様において、CERベクターは、空間的および時間的制御を最適化するように構築され得る。例えば、CERベクターは、空間的および時間的制御を最適化するためのプロモーターエレメントを含み得る。ある態様において、CERベクターは、腫瘍または感染組織などの臓器または病理学的微小環境へのCERの特異的誘導を可能にする組織特異的プロモーターまたはエンハンサーを含む。“エンハンサー”は、転写を活性化するために協調的にまたは独立して機能することができるさらなるプロモーターエレメントである。他の態様において、CERベクターは、構成的プロモーターを含む。さらに他の態様において、CERベクターは誘導プロモーターを含む。
【0194】
さらなる態様において、CERベクターは、インビボでのホーミング(homing)および抗腫瘍活性を改善するために、CCR4またはCXCR4などのホーミング受容体を含み得る。
【0195】
時間的制御が望まれる場合、CERベクターは、形質導入細胞の誘導的除去を可能にする要素(element)を含み得る。例えば、そのようなベクターは、誘導性自殺遺伝子を含み得る。自殺遺伝子は、アポトーシス遺伝子、または化学的に誘導可能なカスパーゼ9(iCASP9)、化学的に誘導可能なFasもしくはHSV-TK(ガンシクロビルに対する感受性を付与する)などの物質(例えば、薬物)に対する感受性を付与する遺伝子であり得る。さらなる態様において、CERベクターは、関連する抗体の注入時に形質導入細胞の枯渇を可能にする既知の細胞表面抗原を発現するように設計することができる。形質導入細胞の枯渇に用い得る細胞表面抗原およびそれらの関連抗体には、CD20およびリツキシマブ、RQR8(CD34選択および抗CD20欠失を可能にする、CD34およびCD20エピトープの組合せ)およびリツキシマブ、ならびにEGFRおよびセツキシマブが含まれる。
【0196】
誘導性ベクター系、例えばドキシサイクリンを用いて導入遺伝子発現を活性化する、テトラサイクリン(Tet)-Onベクター系(Heinz et al., Hum. Gene Ther. 2011, 22:166-76)もまた、誘導性CER発現に用いることができる。誘導性CER発現はまた、フックを通して小胞体の膜に固定化されたストレプトアビジンおよびCER構造に導入されたストレプトアビジン結合タンパク質に基づく選択的フック(RUSH)システムを用いた保持によっても達成され得て、ここで該システムへのビオチンの添加は、小胞体からのCERの放出をもたらす(Agaugue et al., 2015, Mol. Ther. 23(Suppl. 1):S88)。
【0197】
本明細書で用いる用語“組換え”または“非天然”は、少なくとも1つの遺伝子改変を含むか、または外生核酸分子の導入により改変されている、生物、微生物、細胞、核酸分子またはベクターを意味し、ここで、かかる改変または修飾は、遺伝子操作によって導入される。遺伝子改変には、例えば、タンパク質、キメラタンパク質もしくは酵素をコードする発現可能な核酸分子を導入する改変、または細胞の遺伝物質の他の核酸分子の付加、欠失、置換もしくは他の機能的破壊が含まれる。さらなる修飾には、例えば、その修飾が遺伝子またはオペロンの発現を変化させる非コーディング調節領域が挙げられる。特定の態様において、対象から得られたT細胞などの細胞は、本明細書に記載のCERをコードする核酸を導入することによって、非天然または組換え細胞(例えば、非天然または組換えT細胞)に遺伝子改変することができ、それにより細胞は細胞表面に位置するCERを発現する。
【0198】
コアウイルスをコードするベクターは、本明細書中、“ウイルスベクター”と称される。ヒト遺伝子治療用途について同定されたものを含む、本明細書に記載の組成物と共に用いるのに適する多数の入手可能なウイルスベクターが存在する(Pfeifer and Verma, Ann. Rev. Genomics Hum. Genet. 2:177, 2001)。好適なウイルスベクターとしては、レトロウイルス由来のベクター、例えばモロニーマウス白血病ウイルス(MLV)由来ベクターなどのRNAウイルスに基づくベクターが挙げられ、より複雑なレトロウイルス由来のベクター、例えば、レンチウイルス由来のベクターが含まれる。HIV-1由来のベクターはこのカテゴリーに属する。他の例には、HIV-2、FIV、ウマ感染性貧血ウイルス、SIV、およびMaedi-Visnaウイルス(ヒツジレンチウイルス)に由来するレンチウイルスベクターが含まれる。レトロウイルスベクターおよびレンチウイルスウイルスベクターを使用する方法ならびにキメラ受容体導入遺伝子を含むウイルス粒子で哺乳動物宿主細胞を形質導入するために細胞をパッケージングする方法は、当技術分野において公知であり、例えば米国特許第8,119,772号; Walchli et al., PLoS One 6:327930, 2011; Zhao et al., J. Immunol. 174:4415, 2005; Engels et al., Hum. Gene Ther. 14:1155, 2003; Frecha et al., Mol. Ther. 18:1748, 2010; Verhoeyen et al., Methods Mol. Biol. 506:97, 2009に既報である。レトロウイルスおよびレンチウイルスベクター構築物および発現系もまた市販されている。
【0199】
特定の態様において、ウイルスベクターは、標的に特異的なCERをコードする非内生核酸配列を導入するために用いられる。ウイルスベクターは、レトロウイルスベクターまたはレンチウイルスベクターであり得る。ウイルスベクターはまた、形質導入のためのマーカーをコードする核酸配列を含み得る。ウイルスベクターのための形質導入マーカーは、当技術分野で公知であり、そして薬剤耐性を付与し得る選択マーカー、またはフローサイトメトリーのような方法によって検出され得る蛍光マーカーもしくは細胞表面タンパク質のような検出可能なマーカーを含む。特定の態様において、ウイルスベクターは、蛍光タンパク質(例えば、緑色、黄色)、ヒトCD2の細胞外ドメイン、または切断型ヒトEGFR(配列番号105のアミノ酸配列をコードする)(huEGFRt;Wang et al., Blood 118:1255, 2011を参照のこと)を含む形質導入のためのマーカーをさらに含む。ウイルスベクターゲノムが別個の転写物として宿主細胞中で発現されるべき複数の核酸配列を含む場合、ウイルスベクターはまた、双シストロン性またはマルチシストロン性発現を可能にする2つ(またはそれ以上)の転写物間にさらなる配列を含み得る。ウイルスベクターに用いられるそのような配列の例としては、内部リボソーム進入部位(IRES)、フリン切断部位、ウイルス2Aペプチド(例えば、T2A、P2A、E2A、F2A)、またはそれらの何れかの組合せが挙げられる。
【0200】
例えばアデノウイルスベースのベクターおよびアデノ随伴ウイルス(AAV)ベースのベクターを含むDNAウイルスベクター;アンプリコンベクター、複製欠損型単純ヘルペスウイルス(HSV)および弱毒化HSVを含む、単純ヘルペスウイルス由来のベクターを含む、他のウイルスベクターもまた、ポリヌクレオチド送達のために用いることができる(Krisky et al., Gene Ther. 5: 1517, 1998)。
【0201】
遺伝子治療用途のために最近開発された他のウイルスベクターもまた、本明細書に記載の組成物および方法と共に用いられ得る。かかるベクターには、バキュロウイルスおよびα-ウイルス由来のもの(Jolly, D J. 1999. Emerging Viral Vectors. pp 209-40 in Friedmann T. ed. The Development of Human Gene Therapy. New York: Cold Spring Harbor Lab)、またはプラスミドベクター(例えば、スリーピングビューティーまたは他のトランスポゾンベクター)が含まれる。ある態様において、ウイルスまたはプラスミドベクターはさらに、形質導入のための遺伝子マーカー(例えば、緑色蛍光タンパク質、huEGFRt(配列番号105のアミノ酸配列をコードする)を含む。
【0202】
特定の態様において、遺伝子編集方法は、本発明のCERをコードするポリヌクレオチドを含むように宿主細胞ゲノムを改変するために用いられる。遺伝子編集またはゲノム編集は、遺伝子操作されたエンドヌクレアーゼを用いて、DNAを挿入、置換、または宿主細胞のゲノムから除去する遺伝子操作の方法である。ヌクレアーゼは、ゲノム内の標的遺伝子座に特異的な二本鎖切断を引き起こす。次いで、宿主細胞の内生DNA修復経路は、非相同末端結合(NHEJ)および相同組換えによって、誘導された切断を修復する。遺伝子編集に有用な例示的エンドヌクレアーゼとしては、ジンクフィンガーヌクレアーゼ(ZFN)、転写アクティベーター様エフェクター(TALE)ヌクレアーゼ、クラスター化され、規則的に間隔が空いた短い回文構造の繰り返し(CRISPR)/Casヌクレアーゼシステム(例えば、CRISPR-Cas9)、メガヌクレアーゼまたはそれらの組合せが挙げられる。遺伝子編集エンドヌクレアーゼを用いて、B細胞およびT細胞を含む免疫細胞における遺伝子または遺伝子発現を破壊またはノックアウトする方法は、当技術分野において公知であり、例えば、PCT公開公報WO 2015/066262;WO 2013/074916;WO 2014/059173; Cheong et al., Nat. Comm. 2016 7:10934; Chu et al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA 2016 113:12514-12519に記載されている(それらのそれぞれからの方法は、その全体が引用により本明細書中に包含される)。
【0203】
特定の態様において、B細胞、共通リンパ球前駆細胞を含むリンパ球系前駆細胞、樹状細胞を含む抗原提示細胞、ランゲルハンス細胞、骨髄系前駆細胞または成熟骨髄細胞は、本発明のCERをコードする非内生核酸分子を含むように改変される。
【0204】
ある態様において、B細胞は、一般的に、1以上のCERを発現するように遺伝子改変されている。B細胞は、宿主細胞として有利であり得る特定の性質を有し、これには、炎症部位(例えば、リンパ節、腫瘍)への輸送、抗原を内在化および提示することができる、T細胞を共刺激することができる、高度に増殖性である、そして自己複製することができる(生存し続ける)ことが含まれる。特定の態様において、CERで改変されたB細胞は、エンガルフされた標的細胞またはエンガルフされた標的粒子をより小さいペプチドに消化し、それらをMHC分子を介してT細胞に提示することができる。CERで改変されたB細胞による抗原提示は、非標的抗原に対する免疫応答の抗原拡散に寄与し得る。B細胞には、B細胞系統(例えば、プレプロ-B細胞、プロ-B細胞およびプレ-B細胞);未成熟および不活化B細胞または成熟および機能的または活性化B細胞に関与する前駆細胞(progenitorまたはprecursor)が含まれる。特定の態様において、B細胞は、ナイーブB細胞、血漿細胞、制御性B細胞、辺縁帯B細胞、濾胞B細胞、リンパ形質細胞様細胞、プラズマブラスト細胞、メモリーB細胞、またはそれらの何れかの組合せであり得る。メモリーB細胞は、ナイーブB細胞には存在しないCD27の発現によりナイーブB細胞特別され得る。特定の態様において、B細胞は、ヒト、マウス、ラット、または他の哺乳動物に由来する初代細胞または細胞株であり得る。B細胞系は当技術分野で周知である。哺乳動物から得られる場合、B細胞は、血液、骨髄、脾臓、リンパ節、または他の組織もしくは体液を含む多数の供給源から得ることができる。特定の態様において、B細胞は、腫瘍部位(腫瘍浸潤性B細胞)から単離される。B細胞組成物は、濃縮または精製され得る。
【0205】
特定の態様において、宿主B細胞の内生遺伝子の発現は、阻害、ノックダウンまたはノックアウトされる。B細胞において阻害、ノックダウンまたはノックアウトされ得る内生遺伝子の例には、B細胞受容体(BCR)遺伝子(例えば、CD79b、IGH、IGκ、IGλ、またはそれらの何れかの組合せ)、免疫チェックポイント分子(例えば、PD-L1、PD-L2、CD80、CD86、B7-H3、B7-H4、HVEM、アデノシン、GAL9、VISTA、CEACAM-1、CEACAM-3、CEACAM-5、PVRL2、PD-1、CTLA-4、BTLA、KIR、LAG3、TIM3、A2aR、CD244/2B4、CD160、TIGIT、LAIR-1、PVRIG/CD112R、またはそれらの何れかの組合せ)、またはそれらの何れかの組合せが含まれる。BCR遺伝子、免疫チェックポイント分子遺伝子、またはその両方の発現は、遺伝子レベル、転写レベル、もしくは翻訳レベル、またはそれらの組み合わせで阻害、ノックダウン、またはノックアウトされ得る。BCR遺伝子、免疫チェックポイント分子遺伝子、またはその両方を阻害、ノックダウンまたはノックアウトする方法は、例えば、RNA干渉物質(例えば、siRNA、shRNA、miRNAなど)または人工エンドヌクレアーゼ(例えば、CRISPR/Casヌクレアーゼシステム、ジンクフィンガーヌクレアーゼ(ZFN)、転写アクティベーター様エフェクターヌクレアーゼ(TALEN)、メガヌクレアーゼ、またはそれらの何れかの組合せ)により達成することができる。ある態様において、内生遺伝子(例えば、BCR遺伝子または免疫チェックポイント分子遺伝子)は、本発明のCERをコードするポリヌクレオチドを、人工エンドヌクレアーゼを用いるなどして、内生B細胞遺伝子の遺伝子座に挿入することによってノックアウトされる。
【0206】
ある態様において、細胞表面上に本発明のCERを発現することができる細胞は、CD4+、CD8+、ナイーブ(CD45 RA+、CCR7+、CD62L+、CD27+、CD45RO-)、セントラルメモリー(CD45RO+、CD62L+、CD8+)、エフェクターメモリー(CD45RA+、CD45RO-、CCR7-、CD62L-、CD27-)、ウイルス特異的、粘膜関連インバリアント、γδ(gd)、組織常在性T細胞、およびナチュラルキラーT細胞を含むT細胞である。特定の態様において、T細胞は、ヒト、マウス、ラットまたは他の哺乳動物に由来する初代細胞または細胞株であり得る。哺乳動物から得られる場合、T細胞は、血液、骨髄、リンパ節、胸腺、または他の組織もしくは体液を含む多数の供給源から得ることができる。特定の態様において、T細胞は、腫瘍部位(腫瘍浸潤性T細胞)から単離される。T細胞組成物は、濃縮または精製され得る。T細胞株は当技術分野で周知であり、そのいくつかは、Sandberg et al., Leukemia 21:230, 2000に記載されている。特定の態様において、TCRαおよびβ鎖の内生発現を欠くT細胞を用いる。そのようなT細胞は、TCRαおよびβ鎖の内生発現を天然に欠くか、または発現を遮断するように(例えば、TCRαおよびβ鎖を発現しないトランスジェニックマウス由来のT細胞またはTCRαおよびβ鎖の発現を阻害するように操作された細胞)、またはTCRα鎖、TCRβ鎖、または両方の遺伝子をノックアウトするように改変されていてもよい。特定の態様において、細胞表面上に本発明のキメラタンパク質を発現することができる細胞は、T細胞またはT細胞系統の細胞ではなく、前駆細胞、幹細胞、または細胞表面抗CD3を発現するように改変された細胞である。
【0207】
特定の態様において、CER改変型T細胞は、エンガルフされた標的細胞またはエンガルフされた標的粒子をより小さいペプチドに消化し、それらをMHC分子を介してT細胞に提示することができる。CER改変T細胞による抗原提示は、非標的抗原に対する免疫応答の抗原拡散に寄与し得る。
【0208】
特定の態様において、本発明のCERを発現するようにトランスフェクトされた宿主T細胞は、ウイルス特異的T細胞、腫瘍抗原特異的細胞傷害性T細胞、ナイーブT細胞、メモリー幹T細胞、セントラルメモリーもしくはエフェクターメモリーT細胞、またはCD4+ CD25+制御性T細胞などの、機能的T細胞である。
【0209】
特定の態様において、宿主T細胞の内生遺伝子の発現は、阻害されるか、ノックダウンされるか、またはノックアウトされる。T細胞において阻害、ノックダウン、またはノックアウトされ得る内生遺伝子の例には、TCR遺伝子(TRA、TRBまたは両方)、HLA遺伝子(HLA クラスI遺伝子、HLA クラスII遺伝子、または両方)、免疫チェックポイント分子(PD-L1、PD-L2、CD80、CD86、B7-H3、B7-H4、HVEM、アデノシン、GAL9、VISTA、CEACAM-1、CEACAM-3、CEACAM-5、PVRL2、PD-1、CTLA-4、BTLA、KIR、LAG3、TIM3、A2aR、CD244/2B4、CD160、TIGIT、LAIR-1、PVRIG/CD112R、またはそれらの何れかの組合せ)、またはそれらの何れかの組合せが含まれる。TCR遺伝子、HLA遺伝子、免疫チェックポイント分子遺伝子、またはそれらの任意の組み合わせの発現は、遺伝子レベル、転写レベル、もしくは翻訳レベル、またはそれらの何れかの組合せの阻害、ノックダウン、またはノックアウトを可能にする。TCR遺伝子、HLA遺伝子、免疫チェックポイント分子遺伝子、またはそれらの任意の組み合わせを阻害、ノックダウン、またはノックアウトする方法は、例えば、RNA干渉物質(例えば、siRNA、shRNA、miRNAなど)または人工エンドヌクレアーゼ(例えば、CRISPR/Casヌクレアーゼシステム、ジンクフィンガーヌクレアーゼ(ZFN)、転写アクティベーター様エフェクターヌクレアーゼ(TALEN)、メガヌクレアーゼ、またはそれらの何れかの組合せ)によって達成することができる。ある態様において、内生遺伝子(例えば、TCR遺伝子、HLA遺伝子、または免疫チェックポイント分子遺伝子)は、本発明のCERをコードするポリヌクレオチドを、例えば人工エンドヌクレアーゼを介して内生T細胞遺伝子の遺伝子座に挿入することによってノックアウトされる。
【0210】
特定の態様において、本明細書に記載の態様のいずれかの、ホスファチジルセリン(PtdSer)に結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERを含む宿主細胞は、T細胞、ナチュラルキラー細胞、B細胞、共通リンパ球前駆細胞を含むリンパ球系前駆細胞、樹状細胞を含む抗原提示細胞、ランゲルハンス細胞、骨髄系前駆細胞または成熟骨髄細胞である。
【0211】
他の態様において、本明細書に記載の態様のいずれかの、標的抗原に結合する結合ドメイン(例えば、scFv)に結合する細胞外ドメインを含むCERを含む宿主細胞は、B細胞である。
【0212】
さらに他の態様において、本明細書に記載の態様のいずれかの、エンガルフメント促進マーカーまたは標的抗原に結合する結合ドメインを含む細胞外ドメインを含むCERを含む宿主細胞は、エンガルフメント表現型を天然に示さない細胞である。特定の態様において、宿主細胞はT細胞、ナチュラルキラー細胞、B細胞、またはリ共通リンパ球前駆細胞を含むリンパ球系前駆細胞である。特定の態様において、宿主細胞は、哺乳動物細胞に対してエンガルフメント表現型を天然に示さない細胞である。
【0213】
特定の態様において、宿主細胞は、1種類のCERを発現するように遺伝子改変されていてもよい。他の態様において、宿主細胞は、少なくとも2つ以上の異なるCERを発現し得る。
【0214】
特定の態様において、1つまたは複数のCERを発現するように改変されている宿主細胞集団は、B細胞の集団、T細胞の集団、ナチュラルキラー細胞の集団、共通リンパ球前駆細胞を含むリンパ球系前駆細胞の集団、樹状細胞、ランゲルハンス細胞を含む抗原提示細胞の集団、骨髄系前駆細胞の集団、成熟骨髄細胞の集団、またはそれらの何れかの組合せであり得る。特定の態様において、1つまたは複数のCERを発現するように改変されている宿主細胞集団は、B細胞の集団、T細胞の集団、またはその両方である。
【0215】
特定の態様において、宿主細胞集団内の各宿主細胞は、同じCERまたはCERのセットを発現する。他の態様において、宿主細胞集団は、2以上の宿主細胞亜集団の混合物を含み、ここで、各亜集団は、異なるCERまたはCERのセットを発現する。
【0216】
特定の態様において、本明細書に記載のCERを発現する宿主細胞、例えばB細胞またはT細胞を調製するとき、宿主細胞、例えばB細胞またはT細胞の増殖を促進する1以上の増殖因子サイトカインを、細胞培養物へ添加することができる。該サイトカインは、ヒトまたは非ヒトであってよい。T細胞増殖を促進するために用い得る増殖因子サイトカインの例には、IL-2、IL-15などが含まれる。B細胞増殖を促進するために用い得る増殖因子サイトカインの例には、CD40L、IL-2、IL-4、IL-15、IL-21、BAFFなどが含まれる。
【0217】
さらなる態様において、選択的遺伝子導入を用いて、CERベクターを特定の領域または臓器に局在化させる。ある態様において、選択的遺伝子導入を用いて、CERベクターを対象の肝臓または肺に局在化させる。
【0218】
CERベクターを用いた宿主細胞の遺伝子改変の前に、宿主細胞(例えば、T細胞、B細胞、ナチュラルキラー細胞など)の供給源を、対象から得て(例えば、全血、末梢血単核球、骨髄、リンパ節組織、臍帯血、胸腺組織、感染部位由来の組織、腹水、胸水、脾臓組織)、それから得られた宿主細胞を当技術分野で公知の方法を用いて単離する。特定の宿主細胞サブセットは、公知の技術に従って収集され得て、そして抗体への親和性結合、フローサイトメトリーおよび/または免疫磁気選択のような公知の技術によって濃縮または枯渇され得る。濃縮および/または枯渇工程およびCERの導入後、所望の改変宿主細胞のインビトロでの増殖は、当業者には明らかであろう既知の技術またはその変形に従って実施することができる。
【0219】
特定の態様において、本明細書に記載の態様のいずれかによるCERを含む、T細胞、ナチュラルキラー細胞、B細胞、リンパ球系前駆細胞、抗原提示細胞、樹状細胞、ランゲルハンス細胞、骨髄系前駆細胞、および成熟骨髄細胞を含む宿主細胞は、標的細胞に対して約20から約1,500の食細胞作用指数を有する。“食細胞作用指数”は、培地中の標的細胞およびCERで改変された宿主細胞の懸濁液の一定期間のインキュベーション中にCERで改変された宿主細胞あたりに取り込まれた標的細胞の数を数えることによって決定される形質導入宿主細胞の食細胞作用活性の尺度である。食細胞作用指数は、[エンガルフされた標的細胞の総数/計数されたCERで改変された細胞の総数(例えば、食細胞作用頻度)]に、[CER+Ba/F3細胞当たりの標的細胞染色の平均面積×100(例えば、ハイブリッドキャプチャー)]を乗じることによって計算できるか、または[エンガルフされた粒子の総数/計数されたCERで改変された宿主細胞の総数]に[エンガルフされた粒子を含むCERで改変された宿主細胞の総数/計数されたCER細胞の総数]×100を乗じることによって計算できる。特定の態様において、CERで改変された細胞は、約30から約1,500;約40から約1,500;約50から約1,500;約75から約1,500;約100から約1,500;約200から約1,500;約300から約1,500;約400から約1,500;約500から約1,500;約20から約1,400;約30から約1,400;約40から約1,400;約50から約1,400;約100から約1,400;約200から約1,400;約300から約1,400;約400から約1,400;約500から約1,400;約20から約1,300;約30から約1,300;約40から約1,300;約50から約1,300;約100から約1,300;約200から約1,300;約300から約1,300;約400から約1,300;約500から約1,300;約20から約1,200;約30から約1,200;約40から約1,200;約50から約1,200;約100から約1,200;約200から約1,200;約300から約1,200;約400から約1,200;約500から約1,200;約20から約1,100;約30から約1,100;約40から約1,100;約50から約1,100;約100から約1,100;約200から約1,100;約300から約1,100;約400から約1,100;または、約500から約1,100;約20から約1,000;約30から約1,000;約40から約1,000;約50から約1,000;約100から約1,000;約200から約1,000;約300から約1,000;約400から約1,000;または、約500から約1,000;約20から約750;約30から約750;約40から約750;約50から約750;約100から約750;約200から約750;約300から約750;約400から約750;または、約500から約750;約20から約500;約30から約500;約40から約500;約50から約500;約100から約500;約200から約500;または、約300から約500の食細胞作用指数を有する。さらなる態様において、インキュベーション時間は約2時間から約4時間、約2時間、約3時間、または約4時間である。なおさらなる態様において、CERで改変された細胞は、切断型EGFR対照で形質導入された細胞よりも統計的に有意に高い食細胞作用指数を示す。食細胞作用指数は、当技術分野において公知であり、実施例にさらに記載されているように、フローサイトメトリーまたは蛍光顕微鏡による定量化を含む方法を用いて計算することができる。
【0220】
特定の態様において、本明細書に記載の態様の1つのように、CERを発現するように改変された宿主細胞は、CERを発現しない宿主細胞と比較して、以下を示す:標的細胞に対する細胞溶解活性、すなわち、その表面上に標的抗原を発現する標的細胞を溶解することができる;活性化の亢進(例えば、IFNγなどのサイトカイン産生の亢進);増強された細胞増殖;増強された細胞増殖(expansion);増強された抵抗性;増強された記憶形成;抗原提示活性;抗原特異的食作用シグナル伝達の誘導または抗原特異的食作用シグナル伝達の増強;エンガルフされた標的細胞の分解;またはそれらのいずれかの組合せ。特定の態様において、CER改変宿主細胞は、その抗原提示活性を介して抗原拡散を誘発することができる。
【0221】
宿主細胞は、霊長動物、ウシ、ウマ、ヒツジ、イヌ、ネコ、マウス、ラット、ウサギ、モルモット、またはブタなどの動物由来であり得る。好ましい態様において、動物はヒトである。宿主細胞は、健康な対象または抗原の発現に関連する疾患を有する対象から得られ得る。
【0222】
CERおよびCERを発現するように改変された細胞の使用
本発明は、宿主細胞のエンガルフメント表現型を変化させるための方法を提供する。一側面において、本発明は、エンガルフメント表現型を天然に示さない宿主細胞集団に、本明細書に記載の態様のいずれかの、少なくとも1つのCERをコードする核酸分子または少なくとも1つのCERを含むベクターを導入し、そして該宿主細胞集団において少なくとも1つのCERを発現させることを含む、エンガルフメント表現型を示す細胞集団を作製する方法を提供する。特定の態様において、エンガルフメント表現型とは食細胞作用である。特定の態様において、少なくとも1つのCERを発現する宿主細胞集団は、抗原特異的食作用シグナル伝達活性が可能である。抗原特異的食作用シグナル伝達カスケードの誘導には、CDC42、Rac1またはその両方の活性化が含まれ得る。特定の態様において、少なくとも1つのCERを発現する宿主細胞の集団は、エンガルフされた標的細胞を分解することができる。
【0223】
別の側面において、本発明は、本明細書に記載の態様のいずれかの、少なくとも1つのCERをコードする核酸分子または少なくとも1つのCERを含むベクターを宿主細胞集団に導入し、そして該宿主細胞集団において少なくとも1つのCERを発現させることを含む(ここで、少なくとも1つのCERは、宿主細胞によって天然には標的化されていない、エンガルフメント促進マーカーまたは抗原マーカー(標的抗原)に特異的なエンガルフメント表現型を付与する)、細胞集団のエンガルフメント表現型を改変する方法を提供する。特定の態様において、エンガルフメント表現型とは食細胞作用である。
【0224】
さらに別の側面において、本発明は、本明細書に記載の態様のいずれかの少なくとも1つのCERをコードする核酸分子または少なくとも1つのCERを含むベクターを宿主細胞集団に導入し、該宿主細胞集団において少なくとも1つのCERを発現させることを含む(ここで、少なくとも1つのCERは、宿主細胞によって天然に標的とされるエンガルフメント促進マーカーまたは抗原マーカー(標的抗原)に特異的であり、宿主細胞による少なくとも1つのCERの発現は、標的化されたエンガルフメント促進マーカーまたは抗原マーカーを提示する細胞、病原菌または粒子の宿主細胞によるエンガルフメントを増強する)、細胞集団のエンガルフメント表現型を増強する方法を提供する。
【0225】
エンガルフメント表現型を示す宿主細胞の集団を作製する方法、細胞の集団におけるエンガルフメント表現型を変更する方法、または細胞の集団におけるエンガルフメント表現型を増強する方法のさらなる態様において、宿主細胞の集団による少なくとも1つのCERの発現は、細胞集団の増殖能を増強し、細胞集団の活性化を増強し(例えば、IFNγなどのサイトカイン産生の増強)、宿主細胞集団の増殖を増強し、宿主細胞集団の抵抗性を増強し、細胞集団の記憶形成を増強し、宿主細胞の集団に抗原提示活性を付与し、宿主細胞の集団の細胞溶解活性を増強し、またはそれらのいずれかの組合せを示す。特定の態様において、CER改変宿主細胞の集団は、抗原提示活性を介して抗原拡散を誘発することができる。
【0226】
本明細書に記載の態様のいずれかの、CER、CERをコードする核酸分子、CERを含むベクター、およびCERを発現する宿主細胞もまた、疾患、障害または望ましくない病状に罹患している対象を処置する方法において用い得る。これらの方法の態様は、本明細書に記載の、1以上のCER、1以上のCERをコードする核酸分子、1以上のCERを含むベクター、または1以上のCERを発現するように遺伝子改変された宿主細胞集団を含む治療的有効量の医薬組成物を対象に投与することを含む。
【0227】
本明細書に記載のCERを発現する細胞で処置することができる疾患には、癌、感染症(ウイルス、細菌、真菌、原虫感染症)、炎症性または免疫疾患(例えば、自己免疫疾患、炎症性腸疾患、多発性硬化症)、変性疾患(例えば、関節および軟骨)、および神経変性疾患(例えば、アルツハイマー病)が含まれる。養子免疫療法および遺伝子療法は、様々な種類の癌(Morgan et al., Science 314:126, 2006; Schmitt et al., Hum. Gene Ther. 20:1240, 2009; June, J. Clin. Invest. 117:1466, 2007)および感染症(Kitchenen et al., PLoS One 4:38208, 2009; Rossi et al., Nat. Biotechnol. 25:1444, 2007; Zhang et al., PLoS Pathog. 6:e1001018, 2010; Luo et al., J. Mol. Med. 89:903, 201)に対する有望な治療法である。
【0228】
本明細書に記載の組成物および方法により処置され得る対象には、ヒト、霊長動物、ウシ、ウマ、ヒツジ、イヌ、ネコ、マウス、ラット、ウサギ、モルモット、またはブタなどの動物が含まれる。対象は男性でも女性でもよく、幼児、若年、青年、成人および老年の対象を含む任意の適切な年齢であり得る。
【0229】
固形腫瘍および白血病を含む多数の癌が、本明細書に記載の組成物および方法に適している。処置され得る例示的な癌種には、乳線、前立腺および結腸の腺癌;肺の全ての型の気管支原発癌;気管支原発癌;黒色腫;肝細胞癌;神経芽腫;乳頭腫;アプドーマ;分離腫(choristoma);鰓腫(branchioma);悪性カルチノイド症候群;カルチノイド心臓病;および、癌腫(例えば、ウォーカー癌、基底細胞癌、扁平上皮癌、ブラウン・ピアース癌、乳管癌、エールリッヒ腫瘍、Krebs2、メルケル細胞癌、粘液癌、非小細胞肺癌、エンバク細胞癌、乳頭癌、スキルス癌、細気管支癌、気管支原性癌、扁平細胞癌および移行上皮癌)が含まれる。処置され得るさらなる癌種には、組織球症;悪性組織球症;白血病;ホジキン疾患;免疫増殖性小腸疾患;非ホジキンリンパ腫;形質細胞腫;多発性骨髄腫;形質細胞腫;細網内皮症;黒色腫;軟骨芽細胞腫;軟骨腫;軟骨肉腫;線維腫;線維肉腫;巨細胞腫;組織球腫;脂肪腫;脂肪肉腫;中皮腫;粘液腫;粘液肉腫;骨腫;骨肉腫;脊索腫;頭蓋咽頭腫;胚細胞腫;過誤腫;間葉腫;中腎腫;筋肉腫;エナメル上皮腫;セメント腫;歯牙腫;奇形腫;胸腺腫;絨毛性腫瘍が含まれる。さらに、以下の癌種もまた処置に適していると考えられる:腺腫;胆管腫;真珠腫;円柱腫;嚢胞腺癌;嚢胞腺腫;顆粒膜細胞腫;男性胚腫(gynandroblastoma);肝細胞癌;汗腺腫;膵島細胞腫;ライディッヒ細胞腫;乳頭腫;セルトリ細胞腫;莢膜細胞腫;平滑筋腫;平滑筋肉腫;筋芽細胞腫;子宮筋腫(myomma);筋肉腫;横紋筋腫;横紋筋肉腫;上衣細胞腫;神経節腫;神経膠腫;髄芽腫;髄膜腫;神経鞘腫;神経芽細胞腫;神経上皮腫;神経線維腫;神経細胞腫;傍神経節腫;非クロム親和性傍神経筋腫。処置され得る癌種には、被角血管腫;好酸球増多随伴性血管類リンパ組織増殖症;硬化性血管腫;血管腫症;血管球腫瘍;血管内皮細胞腫;血管腫;血管周皮腫;血管肉腫;リンパ管腫;リンパ管筋腫;リンパ管肉腫;松果体腫;癌肉腫;軟骨肉腫;嚢胞肉腫;葉状嚢胞肉腫;線維肉腫;血管肉腫;平滑筋肉腫;白血肉腫;脂肪肉腫;リンパ管肉腫;筋肉腫;粘液肉腫;卵巣癌腫;横紋筋肉腫;肉腫;新生物;神経線維腫症;および、子宮頸部形成異常が含まれる。
【0230】
CER療法に適する過増殖性疾患の例としては、B細胞リンパ腫を含むB細胞癌(例えば、さまざまな形態のホジキン病、非ホジキンリンパ腫(NHL)または中枢神経系リンパ腫)、白血病(例えば、リンパ芽球性白血病(ALL)、慢性リンパ芽球性白血病(CLL)、有毛細胞白血病、慢性骨髄性白血病のB細胞芽球形質転換)および骨髄腫(例えば、多発性骨髄腫)である。さらなるB細胞癌には、小リンパ球性リンパ腫、B細胞性前リンパ球性白血病、リンパ形質細胞性リンパ腫、脾臓辺縁帯リンパ腫、形質細胞性骨髄腫、骨の孤立性形質細胞腫、骨外性形質細胞腫、粘膜に関連したリンパ系組織(MALT)の節外性辺縁帯B細胞リンパ腫、節性辺縁帯B細胞リンパ腫、濾胞性リンパ腫、マントル細胞リンパ腫、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、縦隔(胸腺)大細胞型B細胞リンパ腫、血管内大細胞型B細胞リンパ腫、原発性滲出性リンパ腫、バーキットリンパ腫/白血病、悪性度不明のB細胞増殖、リンパ腫様肉芽腫症、および移植後リンパ増殖性疾患が含まれる。
【0231】
炎症性疾患および自己免疫疾患には、関節炎、リウマチ性関節炎、若年性リウマチ性関節炎、骨関節症、多発性軟骨炎、乾癬性関節炎、乾癬、皮膚炎、多発性筋炎/皮膚筋炎、封入体筋炎、炎症性筋疾患、中毒性表皮壊死症、全身性強皮症(systemic scleroderma and sclerosis)、CREST症候群、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、呼吸窮迫症候群、成人呼吸窮迫症候群(ARDS)、髄膜炎、脳炎、ブドウ膜炎、大腸炎、糸球体腎炎、アレルギー症状、湿疹、喘息、T細胞浸潤および慢性炎症性応答を伴う症状、アテローム性動脈硬化症、自己免疫性心筋炎、白血球粘着不全症、全身性エリテマトーデス(SLE)、亜急性皮膚エリテマトーデス、円板状ループス、ループス脊髄炎、ループス脳炎、若年発症糖尿病、多発性硬化症、アレルギー性脳炎、視神経脊髄炎、リウマチ熱、シドナム舞踏病、サイトカインおよびTリンパ球が介在する急性および遅延型過敏反応に関連する免疫応答、結核、サルコイドーシス、ウェゲナー肉芽腫症およびチャーグ・ストラウス症候群を含む肉芽腫症、無顆粒球症、血管炎(過敏性血管炎/血管炎、ANCAおよびリウマトイド血管炎を含む)、再生不良性貧血、先天性赤芽球癆(Diamond Blackfan anemia)、自己免疫性溶血性貧血(AIHA)を含む免疫性溶血性貧血、悪性貧血、赤芽球癆(PRCA)、第VIII因子欠乏症、血友病A、自己免疫性好中球減少症、汎血球減少症、白血球減少症、白血球滲出を伴う疾患、中枢神経系(CNS)炎症性疾患、アルツハイマー病、多臓器損傷症候群、重症筋無力症、抗原-抗体複合体介在疾患、抗糸球体基底膜疾患、抗リン脂質抗体症候群、アレルギー性神経炎、ベーチェット病、キャッスルマン症候群、グッドパスチャー症候群、ランバート-イートン筋無力症候群、レイノー症候群、ジョルゲン症候群、スティーブンス・ジョンソン症候群、固形臓器移植拒絶反応、移植片対宿主病(GVHD)、類天疱瘡、天疱瘡、自己免疫性多発性内分泌障害、血清反応陰性脊椎関節症、ライター病、スティッフマン症候群、巨細胞性動脈炎、免疫複合腎炎、IgA腎症、IgM多発神経障害またはIgM介在ニューロパシー、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)、ヘノッホ・シェーンライン紫斑病、自己免疫性血小板減少症、自己免疫性精巣炎および卵巣炎を含む精巣および卵巣の自己免疫性疾患、原発性甲状腺機能低下症;自己免疫性甲状腺炎、慢性甲状腺炎(橋本甲状腺炎)、亜急性甲状腺炎、特発性甲状腺機能低下症、アジソン病、グレーブ病、自己免疫性多腺性症候群(または、多腺性内分泌障害症候群)、インスリン依存性真性糖尿病(IDDM)とも称されるI型糖尿病およびシーハン症候群を含む、自己免疫性内分泌疾患;自己免疫性肝炎、リンパ系間質性肺炎(HIV)、閉塞性細気管支炎(非移植性)、非特異性間質性肺炎(NSIP)、ギランバレー症候群、大血管血管炎(リウマチ性多発筋痛症および大細胞(タカヤス)動脈炎を含む)、中型血管炎(川崎病および結節性多発性動脈炎を含む)、結節性多発性動脈炎(PAN)、強直性脊椎炎、バーガー病(IgA腎症)、急速進行性糸球体腎炎、原発性胆汁性肝硬変、セリアック病(グルテン性腸症)、クリオグロビン血症、肝炎と関連するクリオグロブリン血症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、冠状動脈疾患、家族性地中海熱、顕微鏡的多発性血管炎、コーガン症候群、ウィスコット-アルドリッチ症候群ならびに閉塞性血栓性血管炎が含まれる。特定の態様において、炎症性疾患を処置するという状況において、恒常性(非炎症性)エンガルフメントシグナル伝達ドメインを有するCERを設計することが好ましい場合がある。
【0232】
感染症は、感染性病原体に関連するものを含み、そして種々の細菌(例えば、病原性大腸菌、ネズミチフス菌、緑膿菌、炭疽菌、ボツリヌス菌、クロストリジウム・ディフィシル、ウェルシュ菌、ヘリコバクター・ピロリ菌、コレラ菌、リステリア菌、リケッチア菌、クラミジア菌など)、マイコバクテリア、および寄生虫(原虫の既知の寄生虫メンバーを含む)が含まれる。感染性ウイルスには、アデノウイルス、ブニヤウイルス、ヘルペスウイルス、パポバウイルス、パピローマウイルス(例えば、HPV)、パラミクソウイルス、ピコルナウイルス、ラブドウイルス(例えば、狂犬病)、オルソミクソウイルス(例えば、インフルエンザ)、ポックスウイルス(例えば、ワクシニア)、レオウイルス、レトロウイルス、レンチウイルス(例えば、HIV)、フラビウイルス(例えば、HCV、HBV)などの真核生物ウイルスが含まれる。特定の態様において、本発明のCERを含む組成物は、対象において持続感染を確立することができる病原菌による感染症を処置するために用いられる。
【0233】
神経変性疾患は、レビー小体病、ポリオ後症候群、シャイ-ドレーガー症候群、オリーブ橋小脳変性症、パーキンソン病、多系統萎縮症、線条体黒質変性症、ユビキチン陽性封入体を伴う前頭側頭葉変性症(FLTD-U)、タウオパチー(アルツハイマー病および核上性麻痺を含むが、これに限定されない)、プリオン病(牛海綿状脳症、スクレイピー、クロイツフェルト-ヤコブ症候群、クールー(kuru)、ゲルストマン・ストロイスラー・シャインカー病、慢性消耗病および致死性家族性不眠症を含むが、これに限定されない、伝達性海綿状脳症としても公知)、眼球麻痺、運動神経疾患(筋萎縮性側索硬化症(ルー・ゲーリッグ病)を含む)、および神経系ヘテロ変性疾患(カナバン病、ハンチントン病、神経性ステロイドリポフスチン症、アレクサンダー病、トゥレット症候群、メンケス変態症候群、コケイン症候群、ハールフォルデン-スパッツ症候群、ラフォラ病、レット症候群、肝レンズ核変性症、レッシュナイハン症候群およびウンフェルリヒト・ルントボルク病を含むが、これに限定されない)、認知症(ピック病および脊髄小脳失調症を含むが、これに限定されない)、癌(例えば、体内の何れかの部位の癌に起因する脳転移を含む、CNSの癌および/または脳腫瘍)を含む。アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症(ルー・ゲーリッグ病患)およびプリオン病を含む多くの神経変性疾患は、神経病理学的徴候を共有し、アミロイドβまたはアルツハイマー病におけるタウなどのタンパク質;パーキンソン病(PD)、レビー小体型認知症、多系統萎縮症、またはアルツハイマー病におけるαシヌクレイン;ハンチントン病におけるハンチントン、筋萎縮性側索硬化症におけるSOD1、ハンチントン病または筋萎縮性側索硬化症におけるポリグルタミン(polyQ)リピートを含むタンパク質;筋萎縮性側索硬化症またはFLTD-UにおけるTDP-43;あるいは、プリオン病におけるプリオンタンパク質(例えば、PrPSc)の異常な蓄積がある。従って、特定の態様において、CER療法は、異常なタンパク質蓄積を低減または防止し、それによって神経変性疾患の進行を遅延または防止するために、疾患関連タンパク質を標的とするように設計され得る。
【0234】
本発明のCERは、細胞結合形態(例えば、標的細胞集団(成熟T細胞(例えば、CD8+またはCD4+ T細胞)またはT細胞系統の他の細胞)の遺伝子治療)で対象に投与され得る。従って、例えば、本発明のCERは、T細胞、ナチュラルキラー細胞、ナチュラルキラーT細胞、B細胞、リンパ球系前駆細胞、抗原提示細胞、樹状細胞、ランゲルハンス細胞、骨髄系前駆細胞、成熟骨髄細胞(それらのサブセットを含む)、またはそれらの何れかの組合せの表面上に発現されるものを対象に投与され得る。特定の態様において、患者を処置する方法は、有効量のCERにより改変された細胞(すなわち、1つまたは複数のCERを発現する組換え細胞)を投与することを含む。そのような態様において、CERにより改変された細胞は、T細胞系統、ナチュラルキラー細胞系統、ナチュラルキラーT細胞系統、B細胞系統、リンパ系前駆細胞系統、樹状細胞系統、ランゲルハンス細胞系統、骨髄性細胞系統、またはそれらの何れかの組合せの異種細胞、同系細胞、同種異系細胞または自家細胞である。
【0235】
CERにより改変された細胞を含む医薬組成物は、医薬分野の当業者によって決定されるように、処置される(または予防される)疾患または病状に適した方法で投与され得る。組成物の、好適な用量、好適な期間および投与頻度は、患者の状態、体格、体重、体表面積、年齢、性別、疾患の種類および重症度、投与される具体的な治療薬、特定の形態の活性成分、投与時間および投与方法、ならびに同時に投与される他の薬物などの要因によって決定され得る。本発明は、CERで改変された細胞および薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤を含む医薬組成物を提供する。好適な賦形剤には、水、生理食塩水、デキストロース、グリセロールなど、およびそれらの組合せが含まれる。他の好適な注射媒体は、生理食塩水、Normosol R(Abbott)、Plasma-Lyte A(Baxter)、5%デキストロース水溶液、または乳酸リンゲル液を含む任意の等張媒体製剤であり得る。
【0236】
医薬組成物中の細胞の処置有効量は、少なくとも1つの細胞(例えば、1つのCERで改変されたB細胞)であるか、または一般的には102細胞を超える細胞、例えば、最大106細胞、最大107細胞、最大108細胞、最大109細胞、最大1010細胞、または最大1011細胞もしくはそれ以上である。特定の態様において、細胞は、約106から約1010細胞/m2の範囲で、好ましくは約107から約109細胞/m2の範囲で投与される。細胞の数は、該組成物が意図される最終用途ならびにそれに含まれる細胞タイプよって変わり得る。例えば、特定の抗原に特異的なCERを含むように改変された細胞を含む組成物は、5%~約95%またはそれ以上のそのような細胞を含む細胞集団を含み得る。特定の態様において、CER改変細胞を含む組成物は、少なくとも5%、10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%またはそれ以上のそのような細胞を含む細胞集団を含む。本明細書で提供される使用のために、細胞は、一般的に、1リットル以下、500ml以下、250ml以下、または100ml以下の容量である。それ故、所望の細胞の密度は、一般的に、104細胞/mlを超え、一般的には、107細胞/mlを超え、一般的に108細胞/mlを超えるか、またはそれ以上である。細胞は、単回注射として、またはある範囲の期間にわたる複数回注射で投与され得る。CER改変細胞の反復注射は、疾患の再発または疾患活動性が存在する場合、数日、数週間、数ヶ月、または数年でさえも隔てて行われ得る。臨床的に意義のある数の免疫細胞を、累積的に106、107、108、109、1010または1011細胞に等しいかそれを超える複数回の注射に配分することができる。本明細書に記載の組換え発現ベクターを含む宿主細胞の投与に好適な用量は、約107細胞/m2、約5x107細胞/m2、約108細胞/m2、約5x108細胞/m2、約109細胞/m2、約5x109細胞/m2、約1010細胞/m2、約5x1010細胞/m2、または約1011細胞/m2である。特定の態様において、CER改変B細胞の組成物およびCER改変T細胞の組成物は両方とも投与され、その投与は同時投与(simultaneous, concurrent)または逐次投与であり得る。
【0237】
ある態様において、本明細書に記載の組成物は、静脈内、腹腔内、腫瘍内、骨髄内、リンパ節内および/または脳脊髄液内に投与される。ある態様において、キメラエンガルフメント受容体改変組成物は、腫瘍部位に送達される。
【0238】
ある態様において、CER改変細胞は、1以上の追加の療法と共同して、または組合せて対象に投与される。かかる態様において、1以上の追加の療法は、放射線療法、遺伝子操作細胞免疫療法(例えば、T細胞、樹状細胞、ナチュラルキラー細胞、マクロファージ、キメラ抗原受容体(CAR)療法)、抗体療法、免疫チェックポイント分子阻害剤療法、または化学療法剤、治療用ペプチド、ホルモン療法、抗生物質、抗ウイルス剤、抗真菌薬、抗炎症剤、UV線療法、電気パルス療法、高密度焦点式超音波療法、腫瘍溶解性ウイルス療法または小分子療法剤などの薬物療法のうちの1つまたは複数であり得る。そのような態様において、CER改変細胞は、1以上の追加の療法の設定において誘導されるアポトーシス促進マーカーを表示するアポトーシス細胞、死細胞、死につつある細胞、損傷細胞、感染細胞または壊死細胞を除去し得る。CER改変細胞が1以上の追加の療法と組み合わせて投与される特定の態様において、該1以上の追加の療法は、CER療法との組み合わせの相加効果または相乗効果のために治療用量以下の用量で投与され得る。併用療法は、追加療法の前(例えば、追加療法の1日から30日またはそれ以上前)、追加療法と同時(同日)、または追加療法の後(例えば、追加療法の1日から30日またはそれ以上後)のCERの投与を含む。特定の態様において、CER改変細胞は、1以上の追加の療法の投与後に投与される。さらなる態様において、CER改変細胞は、1以上の追加の療法の投与の1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29または30日後に投与される。なおさらなる態様において、CER改変細胞は、1以上の追加の療法の投与後4週間以内、3週間以内、2週間以内、または1週間以内に投与される。1以上の追加の治療が複数回投与を含む場合、CERで改変された細胞は、1以上の追加の療法の初回投与後、1以上の追加の療法の最終投与後、または1以上の追加の療法の複数回投与の間に投与され得る。
【0239】
3剤併用療法(放射線+CER+CAR/またはTCR)レジメンの一例を
図5に示す。放射線療法後、本明細書に記載の腫瘍抗原特異的、CER改変宿主細胞(例えば、腫瘍抗原に結合する結合ドメインを含む)を、抗腫瘍免疫応答を促進し、免疫活性化細胞を腫瘍微小環境に動員するために対象に投与する。特定の態様において、CERは局所的な照射された腫瘍に移動し、腫瘍組織を免疫浸潤および破壊に対して許容性にし(例えば、炎症性サイトカインの発現、エフェクターT細胞の活性化、樹状細胞の活性化、制御性T細胞の阻害など)、それにより、その後の養子T細胞免疫療法(例えば、CARまたはTCR免疫療法)に対して腫瘍微小環境を感作する。特定の態様において、CER改変細胞は、放射線療法後、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29または30日後に投与される。さらなる態様において、CER改変細胞は、放射線療法後、4週間以内、3週間以内、2週間以内、または1週間以内に投与される。特定の態様において、CARまたはTCR免疫療法は、CER療法の投与後、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29または30日後、あるいはCER療法の投与後、4週間以内、3週間以内、2週間以内、または1週間以内に投与される。特定の態様において、放射線療法、CARまたはTCR免疫療法あるいはその両方は、治療量以下のレベルで投与される。
【0240】
CER療法と組み合わせて用いられ得る放射線療法の例には、外部照射療法(例えば、従来の外部照射療法、定位放射療法、3次元コンフォーマル放射線療法、強度変調放射線療法、強度変調回転放射線治療、粒子療法、プロトン療法およびオーガー療法)、近接照射療法、全身性放射性同位体療法、術中放射線療法、またはそれらの何れかの組合せが含まれる。特定の態様において、一般的な用量または治療用量以下の用量よりも低い用量または放射線療法の用量が、CER療法と組み合わせて用いられる。低用量または治療用量以下の用量の放射線療法は、細胞への溶解性膜損傷を引き起こすのに十分であり得るが、必ずしも細胞溶解性である必要はない。細胞溶解性膜の損傷は、CER療法の標的となる可能性のあるエンガルフメント促進マーカー(例えば、ホスファチジルセリン)を露出させるのに十分である。
【0241】
CER療法と組み合わせて標的とされ得る免疫チェックポイント分子の例には、PD-L1、PD-L2、CD80、CD86、B7-H3、B7-H4、HVEM、アデノシン、GAL9、VISTA、CEACAM-1、CEACAM-3、CEACAM-5、PVRL2、PD-1、CTLA-4、BTLA、KIR、LAG3、TIM3、A2aR、CD244/2B4、CD160、TIGIT、LAIR-1、PVRIG/CD112R、またはそれらの何れかの組合せが含まれる。特定の態様において、免疫チェックポイント分子阻害剤は、抗体、ペプチド、RNAi剤、または小分子である。CTLA-4に特異的な抗体は、イピリムマブまたはトレメリムマブであり得る。PD-1に特異的な抗体は、ピジリズマブ、ニボルマブ、またはペンブロリズマブであり得る。PD-L1に特異的な抗体は、デュルバルマブ、アテゾリズマブ、またはアベルマブであり得る。
【0242】
化学療法剤には、有糸分裂または細胞分裂を阻害する非特異的な細胞毒性薬、ならびに腫瘍の増殖、進行および転移(例えば、発癌遺伝子)に関与する特定の分子を標的とすることにより癌細胞の増殖および拡散を阻止する分子標的療法が含まれる。例示的な非特異的な化学療法剤としては、アルキル化剤、白金系薬剤、細胞傷害性薬剤、クロマチン機能阻害剤、トポイソメラーゼ阻害剤、微小管阻害剤、DNA損傷剤、代謝拮抗剤(例えば、葉酸アンタゴニスト、ピリミジン類縁体、プリン類縁体、および糖修飾類縁体)、DNA合成阻害剤、DNA相互作用剤(例えば、挿入剤)、ならびにDNA修復阻害剤が挙げられる。
【0243】
併用療法での使用が考慮される化学療法剤の例としては、ベムラフェニブ、ダブラフェニブ、トラメチニブ、コビメチニブ、アナストロゾール(アリミデックス(登録商標))、ビカルタミド(カソデックス(登録商標))、ブレオマイシン硫酸塩(ブレノキサン(登録商標))、ブスルファン(マイレラン(登録商標))、ブスルファン注射(ブスルフェックス(登録商標))、カペシタビン(ゼローダ(登録商標))、N4-ペントキシカルボニル-5-デオキシ-5-フルオロシチジン、カルボプラチン(パラプラチン(登録商標))、カルムスチン(BiCNU(登録商標))、クロラムブシル(リューケラン(登録商標))、シスプラチン(プラチノル(登録商標))、クラドリビン(ロイスタチン(登録商標))、シクロホスファミド(サイトキサン(登録商標)またはネオサー(Neosar)(登録商標))、シタラビン、シトシンアラビノシド(サイトサール(Cytosar)-U(登録商標))、シタラビンリポソーム注射剤(デポサイト(登録商標))、ダカルバジン(DTIC-Dome(登録商標))、ダクチノマイシン(アクチノマイシンD、コスメガン(Cosmegan))、ダウノルビシン塩酸塩(セルビジン(Cerubidine)(登録商標))、クエン酸ダウノルビシンリポソーム注射剤(ダウノキソーム(登録商標))、デキサメサゾン、ドセタキセル(タキソテール(登録商標))、ドキソルビシン塩酸塩(アドリアマイシン(登録商標)、ルベックス(登録商標))、エトポシド(ベプシド(登録商標))、フルダラビンホスフェート(フルダラ(登録商標))、5-フルオロウラシル(アドルシル(登録商標)、エフデックス(登録商標))、フルタミド(ユーレキシン(Eulexin)(登録商標))、テザシチビン、ゲムシタビン(ジフルオロデオキシシチジン)、ヒドロキシウレア(ハイドレア(登録商標))、イダルビシン(イダマイシン(登録商標))、イホスファミド(IFEX(登録商標))、イリノテカン(カンポトスター(登録商標))、L-アスパラギナーゼ(ELSPAR(登録商標))、ロイコボリンカルシウム、メルファラン(アルケラン(登録商標))、6-メルカプトプリン(ピュリネソール(Purinethol)(登録商標))、メトトレキサート(フォレックス(登録商標))、ミトキサントロン(ノバントロン(登録商標))、マイロターグ、パクリタキセル(タキソール(登録商標))、フェニックス(Yttrium90/MX-DTPA)、ペントスタチン、ポリフェプロサン20とカルムスチンインプラント(ギリアデル(登録商標))、タモキシフェンシトレート(ノルバデックス(登録商標))、テニポシド(ブモン(Vumon)(登録商標))、6-チオグアニン、チオテパ、チラパザミン(チラゾン(登録商標))、注射用トポテカン塩酸塩(ハイカムチン(登録商標))、ビンブラスチン(ベルバン(Velban)(登録商標))、ビンクリスチン(オンコビン(登録商標))、およびビノレルビン(ナベルビン(登録商標))が挙げられる。
【0244】
アルキル化剤の例としては、窒素マスタード(エチレンイミン誘導体、アルキルスルホネート、ニトロソ尿素およびトリアゼン):ウラシルマスタード(アミノウラシルマスタード(登録商標)、クロレタナシル(登録商標)、デスメチルドパン(登録商標)、デスメチルドパン(登録商標))、ヘマンタンアミン(登録商標)、ノルドパン(登録商標)、ウラシル窒素マスタード(登録商標)、ウラシルロスト(登録商標)、ウラシルモスタザ(Uracilmostaza)(登録商標)、ウラムスチン(Uramustin)(登録商標)、ウラムスチン(Uramustine)(登録商標))、クロルメチン(マスタージェン(登録商標))、シクロホスファミド(サイトキサン(登録商標)、ネオサール(登録商標)、クラフェン(登録商標)、エンドキサン(登録商標)、プロシトックス(登録商標)、レビミュン(Revimmune)(商標))、イホスファミド(ミトキサナ(登録商標))、メルファラン(アルケラン(登録商標))、クロラムブシル(リューケラン(登録商標))、ピポブロマン(アメデル(登録商標)、ベルシト(登録商標))、トリエチレンメラミン(ヘイメル(登録商標)、ヘキサレン(登録商標)、ヘキサスタット(登録商標))、トリエチレンチオホスホラミン、テモゾロミド(テモダール(登録商標))、チオテパ(チオプレックス(登録商標))、ブスルファン(ブシルベックス(Busilvex)(登録商標)、ミレラン(登録商標))、カルムスチン(BiCNU(登録商標))、ロムスチン(CeeNU(登録商標))、ストレプトゾシン(ザノサー(登録商標))およびダカルバジン(DTIC-Dome(登録商標))が挙げられる。さらなる例示的なアルキル化剤としては、オキサリプラチン(エロキサチン(登録商標));テモゾロミド(テモダール(Temodar, Temodal)(登録商標));ダクチノマイシン(アクチノマイシン-Dとしても公知、コスメゲン(登録商標));メルファラン(L-PAM、L-サルコリシンおよびフェニルアラニンマスタードとしても公知、アルケラン(登録商標));アルトレタミン(ヘキサメチルメラミン(HMM)としても公知、ヘキサレン(登録商標));カルムスチン(BiCNU(登録商標));ベンダムスチン(トレアンダ(登録商標));ブスルファン(ブスルフェクス(登録商標)およびマイレラン(登録商標));カルボプラチン(パラプラチン(登録商標));ロムスチン(CCNUとしても公知、CeeNU(登録商標));シスプラチン(CDDPとしても公知、プラチノル(登録商標)およびプラチノル(登録商標)-AQ);クロラムブシル(リューケラン(登録商標));シクロホスファミド(サイトキサン(登録商標)およびネオサー(Neosar)(登録商標));ダカルバジン(DTIC、DICおよびイミダゾールカルボキサミドとしても公知、DTIC-Dome(登録商標));アルトレタミン(ヘキサメチルメラミン(HMM)としても公知、ヘキサレン(登録商標));イホスファミド(Ifex(登録商標));プレヌムスチン;プロカルバジン(マチュレーン(登録商標));メクロレタミン(窒素マスタード、マスタチンおよび塩酸メクロロエタミンとしても公知、マスタージェン(登録商標));ストレプトゾシン(ザノサー(登録商標));チオテパ(チオホスホアミド、TESPAおよびTSPAとしても公知、チオプレックス(登録商標));シクロホスファミド(エンドキサン(登録商標)、サイトキサン(登録商標)、ネオサール(登録商標)、プロシトックス(登録商標)、レビミュン(Revimmune)(登録商標));および、ベンダムスチンHCl(トレアンダ(登録商標))が挙げられるが、これらに限定されない。
【0245】
白金系薬剤の例としては、カルボプラチン、シスプラチン、オキサリプラチン、ネダプラチン、ピコプラチン、サトラプラチン、フェナントリプラチン、および四硝酸トリプラチンが挙げられる。
【0246】
血管形成阻害剤の例としては、A6(Angstrom Pharmaceuticals)、ABT-510(Abbott Laboratories)、ABT-627(アトラセンタン)(Abbott Laboratories/Xinlay)、ABT-869(Abbott Laboratories)、アクチミド(CC4047、ポマリドミド)(Celgene Corporation)、AdGVPEDF.11D(GenVec)、ADH-1(エクスヘリン)(Adherex Technologies)、AEE788(Novartis)、AG-013736(アクシチニブ)(Pfizer)、AG3340(プリノマスタット)(Agouron Pharmaceuticals)、AGX1053(AngioGenex)、AGX51(AngioGenex)、ALN-VSP(ALN-VSP O2)(Alnylam Pharmaceuticals)、AMG 386(Amgen)、AMG706(Amgen)、アパチニブ(YN968D1)(Jiangsu Hengrui Medicine)、AP23573(リダフォロリムス/MK8669)(Ariad Pharmaceuticals)、AQ4N(ノバヴィア(Novavea))、ARQ 197(ArQule)、ASA404(Novartis/Antisoma)、アチプリモド(Callisto Pharmaceuticals)、ATN-161(Attenuon)、AV-412(Aveo Pharmaceuticals)、AV-951(Aveo Pharmaceuticals)、アバスチン(ベバシズマブ)(Genentech)、AZD2171(セジラニブ/レセンチン)(AstraZeneca)、BAY 57-9352(テラチニブ)(Bayer)、BEZ235(Novartis)、BIBF1120(Boehringer Ingelheim Pharmaceuticals)、BIBW 2992(Boehringer Ingelheim Pharmaceuticals)、BMS-275291(Bristol-Myers Squibb)、BMS-582664(ブリバニブ)(Bristol-Myers Squibb)、BMS-690514(Bristol-Myers Squibb)、カルシトリオール、CCI-779(トーリセル)(Wyeth)、CDP-791(ImClone Systems)、セフラトニン(ceflatonin)(ホモハリングトニン/HHT)(ChemGenex Therapeutics)、セレブレックス(セレコキシブ)(Pfizer)、CEP-7055(Cephalon/Sanofi)、CHIR-265(Chiron Corporation)、NGR-TNF、COL-3(メタスタット)(Collagenex Pharaceuticals)、コンブレタスタチン(Oxigene)、CP-751,871(フィギツムマブ)(Pfizer)、CP-547,632(Pfizer)、CS-7017(第一三共)、CT-322(アンジオセプト)(Adnexus)、クルクミン、ダルテパリン(フラグミン)(Pfizer)、ジスルフィラム(Antabuse)、E7820(エーザイ株式会社)、E7080(エーザイ株式会社)、EMD 121974(シレンジタイド)(EMD Pharmaceuticals)、ENMD-1198(EntreMed)、ENMD-2076(EntreMed)、エンドスター(Simcere)、エルビタックス(ImClone/Bristol-Myers Squibb)、EZN-2208(Enzon Pharmaceuticals)、EZN-2968(Enzon Pharmaceuticals)、GC1008(Genzyme)、ゲニステイン、GSK1363089(フォレチニブ)(GlaxoSmithKline)、GW786034(パゾパニブ)(GlaxoSmithKline)、GT-111(Vascular Biogenics Ltd.)、IMC-1121B(ラムシルマブ)(ImClone Systems)、IMC-18F1(ImClone Systems)、IMC-3G3(ImClone LLC)、INCB007839(Incyte Corporation)、INGN241(Introgen Therapeutics)、イレッサ(ZD1839/ゲフィチニブ)、LBH589(ファリダク/パノビノストスト)(Novartis)、ルセンティス(ラニビズマブ)(Genentech/Novartis)、LY317615(エンザスタウリン)(Eli Lilly and Company)、マクジェン(ペガプタニブ)(Pfizer)、MEDI522(アベグリン)(MedImmune)、MLN518(タントゥチニブ)(Millennium)、ネオバスタット(AE941/ベネフィン)(Aeterna Zentaris)、ネクサバール(Bayer/Onyx)、NM-3(Genzyme Corporation)、ノスカピン(Cougar Biotechnology)、NPI-2358(Nereus Pharmaceuticals)、OSI-930(OSI)、パロミド529(Paloma Pharmaceuticals、Inc.)、パンゼム(Panzem)カプセル(2ME2)(EntreMed)、Panzem NCD(2ME2)(EntreMed)、PF-02341066(Pfizer)、PF-04554878(Pfizer)、PI-88(Progen Industries/Medigen Biotechnology)、PKC412(Novartis)、ポリフェノンE(緑茶エキス)(Polypheno E International, Inc)、PPI-2458(Praecis Pharmaceuticals)、PTC299(PTC Therapeutics)、PTK787(バタラニブ)(Novartis)、PXD101(ベリノスタット)(CuraGen Corporation)、RAD001(エベロリムス)(Novartis)、RAF265(Novartis)、レゴラフェニブ(BAY73-4506)(Bayer)、レブラミド(Celgene)、レタアン(Retaane)(Alcon Research)、SN38(リポソーマル)(Neopharm)、SNS-032(BMS-387032)(Sunesis)、SOM230(パシレオチド)(Novartis)、スクアラミン(Genaera)、スラミン、スーテント(Pfizer)、タルセバ(Genentech)、TB-403(Thrombogenics)、テンポスタチン(Collard Biopharmaceuticals)、テトラチオモリブデン酸(Sigma-Aldrich)、TG100801(TargeGen)、サリドマイド(Celgene Corporation)、チンザパリンナトリウム、TKI258(Novartis)、TRC093(Tracon Pharmaceuticals Inc.)、VEGF Trap(アフリベルセプト)(Regeneron Pharmaceuticals)、VEGFトラップアイ(Regeneron Pharmaceuticals)、ベグリン(Veglin)(VasGene Therapeutics)、ボルテゾミブ(Millennium)、XL184(Exelixis)、XL647(Exelixis)、XL784(Exelixis)、XL820(Exelixis)、XL999(Exelixis)、ZD6474(AstraZeneca)、ボリノスタット(Merck)、およびZSTK474が挙げられるが、これらに限定されない。
【0247】
例示的な分子標的化阻害剤としては、血管形成阻害剤(例えば、VEGF経路阻害剤)、チロシンキナーゼ阻害剤(例えば、EGF経路阻害剤)、受容体チロシンキナーゼ阻害剤、増殖因子阻害剤、GTPase阻害剤、セリン/スレオニンキナーゼ阻害剤、転写因子阻害剤、B-Raf阻害剤、MEK阻害剤、mTOR阻害剤、EGFR阻害剤、ALK阻害剤、ROS1阻害剤、BCL-2阻害剤、PI3K阻害剤、VEGFR阻害剤、BCR-ABL阻害剤、MET阻害剤、MYC阻害剤、ABL阻害剤、HER2阻害剤、BTK阻害剤、H-RAS阻害剤、K-RAS阻害剤およびPDGFR阻害剤が挙げられる。特定の態様において、分子標的療法の使用は、分子標的(例えば、ドライバー癌遺伝子)を有する腫瘍を有すると特定された対象に該分子標的に特異的な分子標的化療法剤を投与することを含む。特定の態様において、分子標的は活性化変異を有する。特定の態様において、分子標的化阻害剤と組み合わせたCER改変細胞の使用は、抗腫瘍応答の大きさ、抗腫瘍応答の持続性、またはその両方を増加させる。特定の態様において、分子標的化療法の一般的な用量より低い用量または治療用量以下の用量が、CER改変細胞と組み合わせて用いられる。
【0248】
血管内皮細胞増殖因子(VEGF)受容体阻害剤の例としては、ベバシズマブ(アバスチン(登録商標))、アクシチニブ(インリタ(登録商標));アラニネート酸ブリバニブ(BMS-582664、(S)-((R)-1-(4-(4-フルオロ-2-メチル-1H-インドール-5-イルオキシ)-5-メチルピロロ[2,1-f][1,2,4]トリアジン-6-イルオキシ)プロパン-2-イル)2-アミノプロパノエート);ソラフェニブ(ネクサバール(登録商標));パゾパニブ(ヴォトリエント(登録商標)); スニチニブマレート(スーテント(登録商標));セジラニブ(AZD2171、CAS288383-20-1);バルガテフ(Vargatef)(BIBF1120、CAS928326-83-4);フォレチニブ(GSK1363089);テラチニブ(BAY57-9352、CAS332012-40-5);アパチニブ(YN968D1、CAS811803-05-1);イマチニブ(グリベック(登録商標));ポナチニブ(AP24534、CAS943319-70-8);チボザニブ(AV951、CAS475108-18-0);レゴラフェニブ(BAY73-4506、CAS755037-03-7);バタラニブ二塩酸塩(PTK787、CAS212141-51-0);ブリバニブ(BMS-540215、CAS649735-46-6);バンデタニブ(カプレルサ(登録商標)またはAZD6474);モテサニブ二リン酸(AMG706、CAS857876-30-3、N-(2,3-ジヒドロ-3,3-ジメチル-1H-インドール-6-イル)-2-[(4-ピリジニルメチル)アミノ]-3-ピリジンカルボキサミド(PCT公開公報WO02/066470に記載);ドビチニブ乳酸塩(TKI258、CAS852433-84-2);リンファニブ(ABT869、CAS796967-16-3);カボザンチニブ(XL184、CAS849217-68-1);レスタウルチニブ(CAS111358-88-4);N-[5-[[[5-(1,1-ジメチルエチル)-2-オキサゾリル]メチル]チオ]-2-チアゾリル]-4-ピペリジンカルボキサミド(BMS38703、CAS345627-80-7);(3R,4R)-4-アミノ-1-((4-((3-メトキシフェニル)アミノ)ピロロ[2,1-f][1,2,4]トリアジン-5-イル)メチル)ピペリジン-3-オール(BMS690514);N-(3,4-ジクロロ-2-フルオロフェニル)-6-メトキシ-7-[[(3aα,5β,6aα)-オクタヒドロ-2-メチルシクロペンタ[c]ピロール-5-イル]メトキシ]-4-キナゾリンアミン(XL647、CAS781613-23-8);4-メチル-3-[[1-メチル-6-(3-ピリジニル)-1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-4-イル]アミノ]-N-[3-(トリフルオロメチル)フェニル]-ベンズアミド(BHG712、CAS940310-85-0);および、アフリベルセプト(アイリーア(登録商標))が挙げられるが、これらに限定されない。
【0249】
EGF経路阻害剤の例としては、チルホスチン46、EKB-569、エルロチニブ(タルセバ(登録商標))、ゲフィチニブ(イレッサ(登録商標))、エルビタックス、ニモツズマブ、ラパチニブ(タイカーブ(登録商標))、セツキシマブ(抗EGFRmAb)、188Re-標識ニモツズマブ(抗EGFR mAb)、ならびにWO97/02266、EP0564409、WO99/03854、EP0520722、EP0566226、EP0787722、EP0837063、米国特許第5,747,498号、WO98/10767、WO97/30034、WO97/49688、WO97/38983およびWO96/33980に一般的および具体的に開示されている化合物が挙げられるが、これらに限定されない。EGFR抗体の例としては、セツキシマブ(Erbitux(登録商標));パニツムマブ(Vectibix(登録商標));マツズマブ(EMD-72000);トラスツマブ(ハーセプチン(登録商標));ニモツズマブ(hR3);ザルツムマブ;TheraCIM h-R3;MDX0447(CAS339151-96-1);および、ch806(mAb-806、CAS946414-09-1)が挙げられるが、これに限定されない。上皮細胞増殖因子受容体(EGFR)阻害剤の例としては、エルロチニブ塩酸塩(Tarceva(登録商標))、ブリガチニブ、オシメルチニブ、イコチニブ、ゲフィチニブ(Iressa(登録商標));N-[4-[(3-クロロ-4-フルオロフェニル)アミノ]-7-[[(3”S”)-テトラヒドロ-3-フラニル]オキシ]-6-キナゾリニル]-4(ジメチルアミノ)-2-ブタナミド、Tovok(登録商標));バンデタニブ(カプレルサ(登録商標));ラパチニブ(タイケルブ(登録商標));(3R,4R)-4-アミノ-1-((4-((3-メトキシフェニル)アミノ)ピロロ[2,1-f][1,2,4]トリアジン-5-イル)メチル)ピペリジン-3-オール(BMS690514);カネルチニブ塩酸塩(CI-1033);6-[4-[(4-エチル-1-ピペラジニル)メチル]フェニル]-N-[(1R)-1-フェニルエチル]-7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-アミン(AEE788、CAS497839-62-0);ムブリチニブ(TAK165);ペリチニブ(EKB569);アファチニブ(BIBW2992);ネラチニブ(HKI-272);N-[4-[[1-[(3-フルオロフェニル)メチル]-1H-インダゾール-5-イル]アミノ]-5-メチルピロロ[2,1-f][1,2,4]トリアジン-6-イル]-カルバミン酸、(3S)-3-モルホリニルメチルエステル(BMS599626);N-(3,4-ジクロロ-2-フルオロフェニル)-6-メトキシ-7-[[(3aα,5β,6aα)-オクタヒドロ-2-メチルシクロペンタ[c]ピロール-5-イル]メトキシ]-4-キナゾリンアミン(XL647、CAS781613-23-8);ならびに、4-[4-[[(1R)-1-フェニルエチル]アミノ]-7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-6-イル]-フェノール(PKI166、CAS187724-61-4)が挙げられるが、これらに限定されない。
【0250】
mTOR阻害剤の例としては、ラパマイシン(ラパミューン(登録商標))ならびにその類縁体および誘導体;SDZ-RAD;テムシロリムス(トーリセル(登録商標)、CCI-779としても公知);リダフォロリムス(正式にはデフェロリムスとして知られている、(1R,2R,4S)-4-[(2R)-2[(1R,9S,12S,15R,16E,18R,19R,21R,23S,24E,26E,28Z,30S,32S,35R)-1,18-ジヒドロキシ-19,30-ジメトキシ-15,17,21,23,29,35-ヘキサメチル-2,3,10,14,20-ペンタオキソ-11,36-ジオキサ-4-アザトリシクロ[30.3.1.04,9]ヘキサトリアコンタ-16,24,26,28-テトラエン-12-イル]プロピル]-2-メトキシシクロヘキシルジメチルホスフィネート、AP23573およびMK8669としても公知、PCT公開公報WO03/064383に記載);エベロリムス(アフィニトール(登録商標)またはRAD001);ラパマイシン(AY22989、シロリムス(登録商標));シマピモド(CAS164301-51-3);(5-{2,4-ビス[(3S)-3-メチルモルホリン-4-イル]ピリド[2,3-d]ピリミジン-7-イル}-2-メトキシフェニル)メタノール(AZD8055);2-アミノ-8-[トランス-4-(2-ヒドロキシエトキシ)シクロヘキシル]-6-(6-メトキシ-3-ピリジニル)-4-メチル-ピリド[2,3-d]ピリミジン-7(8H)-オン(PF04691502、CAS1013101-36-4);ならびに、N2-[1,4-ジオキソ-[[4-(4-オキソ-8-フェニル-4H-1-ベンゾピラン-2-イル)モルホリニウム-4-イル]メトキシ]ブチル]-L-アルギニルグリシル-L-α-アスパルチルL-セリン-、内部塩(SF1126、CAS936487-67-1)が挙げられるが、これらに限定されない。
【0251】
ホスホイノシチド3-キナーゼ(PI3K)阻害剤の例としては、4-[2-(1H-インダゾール-4-イル)-6-[[4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル]メチル]チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル]モルホリン(GDC 0941としても公知、PCT公開公報WO09/036082およびWO09/055730に記載);2-メチル-2-[4-[3-メチル-2-オキソ-8-(キノリン-3-イル)-2,3-ジヒドロイミダゾ[4,5-c]キノリン-1-イル]フェニル]プロピオニトリル(BEZ 235またはNVP-BEZ 235としても公知、PCT公開公報WO06/122806に記載);4-(トリフルオロメチル)-5-(2,6-ジモルホリノピリミジン-4-イル)ピリジン-2-アミン(BKM120またはNVP-BKM120としても公知、PCT公開公報WO2007/084786に記載);トザセルチブ(VX680またはMK-0457、CAS639089-54-6);(5Z)-5-[[4-(4-ピリジニル)-6-キノリニル]メチレン]-2,4-チアゾリジンジオン(GSK1059615、CAS958852-01-2);(1E,4S,4aR,5R,6aS,9aR)-5-(アセチルオキシ)-1-[(ジ-2-プロペニルアミノ)メチレン]-4,4a,5,6,6a,8,9,9a-オクタヒドロ-11-ヒドロキシ-4-(メトキシメチル)-4a,6a-ジメチル-シクロペンタ[5,6]ナフト[1,2-c]ピラン-2,7,10(1H)-トリオン(PX866、CAS502632-66-8);および、8-フェニル-2-(モルホリン-4-イル)-クロメン-4-オン(LY294002、CAS154447-36-6)が挙げられるが、これらに限定されない。タンパク質キナーゼB(PKB)またはAKT阻害剤の例としては、8-[4-(1-アミノシクロブチル)フェニル]-9-フェニル-1,2,4-トリアゾロ[3,4-f][1,6]ナフチリジン-3(2H)-オン(MK-2206、CAS1032349-93-1);ペリホシン(KRX0401);4-ドデシル-N-1,3,4-チアジアゾール-2-イル-ベンゼンスルホンアミド(PHT-427、CAS1191951-57-1);4-[2-(4-アミノ-1,2,5-オキサジアゾール-3-イル)-1-エチル-7-[(3S)-3-ピペリジニルメトキシ]-1H-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-4-イル]-2-メチル-3-ブチン-2-オール(GSK690693、CAS937174-76-0);8-(1-ヒドロキシエチル)-2-メトキシ-3-[(4-メトキシフェニル)メトキシ]-6H-ジベンゾ[b,d]ピラン-6-オン(パロミド529、P529、またはSG-00529);トリシルビン(6-アミノ-4-メチル-8-(β-D-リボフラノシル)-4H,8H-ピロロ[4,3,2-デ]ピリミド[4,5-c]ピリダジン);(αS)-α-[[[5-(3-メチル-1H-インダゾール-5-イル)-3-ピリジニル]オキシ]メチル]-ベンゼンエタンアミン(A674563、CAS552325-73-2);4-[(4-クロロフェニル)メチル]-1-(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)-4-ピペリジンアミン(CCT128930、CAS885499-61-6);4-(4-クロロフェニル)-4-[4-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル]-ピペリジン(AT7867、CAS857531-00-1);ならびに、Archexin(RX-0201、CAS663232-27-7)が挙げられるが、これらに限定されない。
【0252】
特定の態様において、CER改変細胞と組み合わせて用いられるチロシンキナーゼ阻害剤は、未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)阻害剤である。例示的なALK阻害剤には、クリゾチニブ、セリチニブ、アレクチニブ、ブリガチニブ、ダランターセプト、エントレクチニブ、およびロラチニブが含まれる。
【0253】
図3-5は、CER改変細胞を利用するレジメンの態様を例示する。
図3および
図4Aに示すように、白血球除去療法に続いて、細胞をエクスビボで処理して活性化することができ、対象への注入のために遺伝子改変および増殖を行う。
図4Bは、従来のT細胞ベースの療法(例えば、CARまたはTCR)と組み合わせて用いられるCER改変細胞のための治療スキーム例を示す。操作されたT細胞の最初の注入は、抗腫瘍効果を示す腫瘍細胞アポトーシスを誘導する。その後、CER改変細胞を注入する。CER改変細胞は、エンガルフメント促進(例えば、PtdSer)を示す腫瘍細胞を除去し、それはT細胞抑制性腫瘍微小環境も回避しながら腫瘍退縮を促進する。その後、腫瘍微小環境の変化は、T細胞療法に対して腫瘍を再感作し、T細胞の2回目の注入を可能にする。治療方法の別の態様を
図4Cに示す。
図4Cに示される処置スキームは、モノクローナル抗体療法と組み合わせてCER改変細胞を利用する。EGFRを標的とするセツキシマブまたはCD20を標的とするリツキシマブなどの腫瘍特異的抗体の注入は、細胞死を誘発し得るか、またはCER改変細胞によって結合される標的部分を誘導し得る。その後、対象は、抗体結合細胞に結合してそれを除去するCER改変細胞を投与される。そのような態様において、CER細胞外ドメインは、FcR結合ドメイン、PtdSer結合ドメインまたは他の抗原結合ドメインを含み得る。
【0254】
別のシナリオでは、CER改変細胞は、小分子阻害剤、例えばBTK阻害剤、MEK阻害剤、アデノシン経路阻害剤A2ARアンタゴニスト、IDO1阻害剤、レナリドマイドなどのIMiD、PI3Kδ阻害剤、BRAF阻害剤、またはBCR-ABL阻害剤などと併用することができる。
【0255】
特定の態様において、本発明の方法は枯渇工程を含む。対象からCERを除去するための枯渇工程は、対象に対する毒性を軽減するために、治療上の利益のために十分な時間の後に行われ得る。かかる態様において、CERベクターは、iCASP9、誘導性FasまたはHSV-TKなどの誘導性自殺遺伝子を含む。同様に、CERベクターは、関連するモノクローナル抗体(mAb)、例えばCD20に対するリツキシマブまたはEGFRに対するセツキシマブの注入を介して形質導入細胞の枯渇を促進する、CD20または切断型EGFR(配列番号105)などの公知の細胞表面抗原の発現のために設計され得る。成熟リンパ球の表面に存在するCD52を標的とするアレムツズマブもまた、形質導入されたB細胞、T細胞、またはナチュラルキラー細胞を枯渇させるために用いられ得る。
【0256】
さらなる態様において、本発明のCERを発現する細胞は、本明細書中で同定された適応症または病状に関して用いられる方法を含む、診断方法または画像化方法において使用され得る。
【実施例】
【0257】
実施例1
TIM4-TLR4 CER“CER05”の構築
シグナルペプチド(配列番号106のアミノ酸1-22)および膜貫通ドメイン(配列番号108のアミノ酸配列によりコードされる)を含むホスファチジルセリン結合タンパク質Tim4(配列番号106のアミノ酸配列によりコードされる)の細胞外ドメインを、TLR4のシグナルドメイン(配列番号51のアミノ酸配列によりコードされる)に融合させて、キメラエンガルフメント受容体“CER05”(配列番号81のアミノ酸配列を有するTim4-TLR4 CER)を作製した(
図6A)。TLR4シグナルドメインは、エンガルフメントのためのシグナルを伝達し、Tim4は、ホスファチジルセリン結合受容体である。その後、Tim4-TLR4(CER05)キメラエンガルフメント受容体ヌクレオチド配列を、T2A配列によって分離された、形質導入マーカーとしての切断型EGFR(EGFRtまたはtEGFR)(配列番号105のアミノ酸配列によりコードされる)と共にpLenti レンチウイルスベクターに挿入した(
図6参照)。マウスBa/F3 B細胞を、12ウェルプレート中、10%ウシ胎仔血清、1%ペニシリン-ストレプトマイシンおよび10Ng/mL マウスIL-3(Peprotech カタログ番号213-13)を添加したRMPI 1640培地中で、50万細胞/mlの密度で培養した。通常の条件下では、Ba/F3マウスB細胞株は、標的細胞を貪食する能力が欠けているため、貪食するためのアッセイシステムを確立するために選択された。Ba/F3細胞を形質導入するために、Tim4-TLR4(CER05)を発現する100μlのウイルスベクターならびに5μlのTRANSDUX(商標)形質導入試薬を0.5mlの完全細胞増殖培地で希釈し、Ba/F3細胞に添加した。その後、Ba/F3細胞を32℃に予め温めた遠心機で270 x g rpmで1時間遠心した。Ba/F3細胞を37℃で24時間インキュベートした。Ba/F3細胞を完全細胞増殖培地中でさらに48時間増殖させた。陽性Ba/F3細胞形質導入体を、標識したEGFR特異的抗体(セツキシマブ)で染色することにより蛍光活性化細胞選別(FACs)(Sony Sorter SH800)を用いて選別した。選別後、ウイルスベクターを含むTim4-TLR4-T2A-形質導入マーカーを含む、精製され、形質導入されたBa/F3細胞を、食細胞作用アッセイに利用する前に48時間静置した。
【0258】
初代培養アポトーシス胸腺細胞に対する食細胞作用活性
食細胞作用アッセイの1日前に、初代培養胸腺細胞をC3Hマウス(Charles River Laboratories International、Inc.)から単離した。胸腺細胞を、6ウェルプレート中、10%ウシ胎仔血清および1%ペニシリン-ストレプトマイシンを添加した完全RPMI1640増殖培地中で培養した。アポトーシスおよび細胞表面上でのホスファチジルセリン発現を誘導するために、胸腺細胞を1μMデキサメタゾンで24時間処理した。未処理の胸腺細胞を陰性対照として用いた。胸腺細胞を6ウェルプレートから回収し、滅菌1X PBSで1回洗浄し、その後、PBS中、1ng/μlのpH感受性pHrodo(商標) Red色素(ThermoFisher Scientific、カタログ番号P36600)で15分間、室温で染色した。標的細胞をpHrodo Red色素で標識すると、酸性のリソソーム環境での発光が増加するため、貪食されリソソームに輸送される細胞を視覚化できる。その後、細胞に増殖培地を添加し、もう一度洗浄して、過剰のpHrodo Redを除去した。pHrodo Red染色された胸腺細胞を、RMPI 1640完全培地中、250,000細胞/ウェルで平底96ウェルプレートに播いた。
【0259】
上記のようにして作製したBa/F3 CER01+ tEGFR+細胞を、1X PBSで1回洗浄し、PBS中、1μM CELLTRACE(商標) Violet色素(ThermoFisher Scientific、カタログ番号C34557)で、37℃にて10分間染色した。染色された形質導入されたBa/F3細胞に増殖培地を添加し、1X PBSで1回洗浄して、過剰量のCELLTRACE(商標) Violetを除去して、RMPI1640完全培地中、約25,000細胞/ウェルで平底96ウェルプレートに播いた。
【0260】
標的胸腺細胞を染色されたBa/F3 CER05+tEGFR
+細胞と共に、10:1(標的細胞:エフェクター細胞)の比率で、37℃にて3時間または一晩(~14時間)培養した。インキュベーション後、プレートを遠心分離し、培地を、2%ウシ胎仔血清(pH9)を添加したPBSと交換した。その後、96ウェルプレートを、KEYENCE BZ-X710蛍光顕微鏡を20倍対物レンズで用いて観察した。切断型EGFRを発現するpLentiベクターで形質導入したBa/F3細胞を陰性対照として用いた。蛍光顕微鏡検査は、CER05+Ba/F3細胞が、デキサメサゾン処理した胸腺細胞をエンガルフすることを示した(白色矢印は、エンガルフメント事象を示す)(
図7参照)
【0261】
食細胞作用指数は、対照EGFRt+Ba/F3細胞と比較して、[エンガルフされた標的細胞の総数/計算されたCER改変細胞の総数の平均(例えば、食細胞作用頻度)]に、[CER+ Ba/F3細胞当たりの標的細胞染色の平均面積 x 100(例えば、ハイブリッドキャプチャー)]を乗じて計算された(
図8参照)。
【0262】
Ba/F3 CER05+細胞とデキサメサゾン処理した胸腺細胞とを共培養したデュプリケートプレートを、IL-3を含む培地中で6時間培養した。生細胞の酸性コンパートメント(例えば、リソソーム)を緑色に染色する50nM LysoTracker greenを、インキュベーション期間の終了5分前に添加した。内在化されたpHrodo red標識胸腺細胞とLysoTracker green小胞の共局在は、これら2つの画像の重ね合わせによって視覚化できる。赤色および緑色の蛍光の共局在は、重ね合わされた画像で黄色/橙色の蛍光を生じ、pHrodo標識された標的細胞がリソソームに内在化され、摂取された細胞の急速な酸性化と細胞死を引き起こしていることを示す(
図9を参照、白色矢印は、pHrodo redで標識された胸腺細胞とLysoTracker greenの小胞との共存を示している)。切断されたEGFRおよびデキサメタゾン処理された胸腺細胞で形質導入された共培養された対照Ba/F3細胞の蛍光顕微鏡画像を
図10に示す。
【0263】
マウス細胞株に対する貪食活性
食細胞作用アッセイの1日前に、CT26マウス結腸癌腫細胞を、6ウェルプレート中、10%ウシ胎仔血清および1%ペニシリン-ストレプトマイシンを添加した完全RPMI 1640増殖培地中で培養し、1mMのスタウロスポリン(STS)で12時間処理して、アポトーシスを誘導した。未処理のCT26細胞を陰性対照として用いた。
【0264】
食細胞作用アッセイの日に、CT26細胞を回収し、1X PBSで2回洗浄して、過剰のスタウロスポリンを除去し、その後、PBS中、1ng/μlのpHrodo Redで、室温にて15分間染色した。CT26細胞に増殖培地を添加し、1回洗浄して、過剰のpHrodo Redを除去し、RPMI 1640完全培地中、平底96ウェルプレートに250,000細胞/ウェルで播いた。
【0265】
上記のようにして作製したBa/F3 CER05+ EGFR+細胞を、1X PBSで1回洗浄し、PBS中、1μM CELLTRACE(商標) Violet色素(ThermoFisher Scientific、カタログ番号C34557)で、37℃にて10分間染色した。染色され、形質導入されたBa/F3細胞に増殖培地を添加し、1X PBSで1回洗浄して、過剰のCELLTRACE(商標) Violetを除去し、RPMI 1640完全培地中、同じ平底96ウェルプレートに約50,000細胞/ウェルで播いた。
【0266】
標的CT26細胞を、染色したCER05
+ tEGFR
+細胞と共に、5:1(標的細胞:エフェクター細胞)の比で、37℃にて3時間、培養した。インキュベーション後、プレートを遠心分離し、培地を、2%ウシ胎仔血清(pH9)を添加したPBSと交換した。その後、96ウェルプレートを、KEYENCE BZ-X710蛍光顕微鏡で、20倍対物レンズを用いて観察した。切断型EGFRを発現するpLentiベクターで形質導入されたBa/F3細胞を陰性対照として用いた。インビトロ食細胞作用を示す蛍光顕微鏡写真を、
図11に示す(白色矢印は、食細胞作用事象を示す)。pHrodo Redで標識されたCT26細胞は、エンガルフされるとリソソームの低pH区画内で蛍光を発した(ピンク色の輪郭)。
【0267】
CELLTRACE Violet染色領域内でpHrodo Redの蛍光を検出するハイブリッドキャプチャーアルゴリズムを蛍光画像に適用して、エンガルフされた標的細胞の面積/CER
+ B細胞または対照tEGFR+B細胞の面積を定量した(
図12)。
図13は、CER05
+EGFR
+またはEGFR
+対照を形質導入したBa/F3細胞内のCT26標的細胞領域を抽出するハイブリッド細胞数の散布図(Scatter plot)を示す。EGFRt形質導入Ba/F3対照細胞と比較した、CER05
+Ba/F3細胞の食細胞作用指数を、
図14に示す。
【0268】
実施例2
TIM4-TLR4(TLR4 TMD)CER“CER07”の構築
シグナルペプチド(配列番号106のアミノ酸1-22)を含む、ホスファチジルセリン結合タンパク質Tim4(配列番号106のアミノ酸配列)の細胞外ドメインは、TLR4膜貫通ドメイン(配列番号34のアミノ酸配列)およびTLR4の細胞内シグナル伝達ドメイン(配列番号51)を結合させて、キメラエンガルフメント受容体“CER07”(配列番号83のアミノ酸配列を有するTim4-Tyro3 CER)を作製する。TLR4シグナル伝達ドメインは、エンガルフメントのためのシグナルを伝達し、Tim4はホスファチジルセリン結合受容体である。次いで、Tim4-TLR4-TLR4(CER07)キメラエンガルフメント受容体ヌクレオチド配列を、T2A配列によって分離された、形質導入マーカーとしての切断型EGFRと共にpLentiレンチウイルスベクターに挿入した(
図15を参照)。マウスのBa/F3 B細胞に、Tim4-TLR4-TLR4(CER07)およびEGFRtを発現するpLentiベクターを形質導入し、増殖させ、FACsで分別し、実施例1に記載のインビトロ試験に用いた。
【0269】
一次アポトーシス胸腺細胞に対する食作用活性
初代C3Hマウス胸腺細胞を分離し、デキサメタゾンで処理し、実施例1で説明したようにpHrodo Redで染色した。Ba/F3 CER07+ tEGFR+細胞を、実施例1に記載のようにCELLTRACETMバイオレット色素で標識した。10:1の標的細胞:エフェクター細胞の比率で共培養試験を行い、Ba/F3 CER07+ tEGFR+細胞を、実施例1に記載のように、蛍光顕微鏡検査およびFACによって食作用について定量化した。切断型EGFRを発現するpLentiベクターで形質導入されたBa/F3細胞を陰性対照として用いた。
【0270】
蛍光顕微鏡法は、CER07+ Ba/F3細胞が、EGFRt形質導入Ba/F3対照細胞と比較して、デキサメタゾン処理胸腺細胞をエンガルフしたことを示した。
【0271】
食細胞作用指数は、EGFRt形質導入Ba/F3対象細胞と比較して、[エンガルフされた標的細胞の総数/計数されたCERで改変された細胞の総数(例えば、食細胞作用頻度)]に、[CER+Ba/F3細胞当たりの標的細胞染色の平均面積×100(例えば、ハイブリッドキャプチャー)]を乗じることによって計算された(
図8参照)。
【0272】
マウス細胞株に対する食細胞作用活性
CER07+ Ba/F3細胞を、実施例1に記載のようにCT26マウス結腸癌細胞と共培養した。蛍光顕微鏡検査は、CER07+ Ba/F3細胞がスタウロスポリン処理CT26細胞をエンガルフしたことを示した(
図16参照、白色矢印は食作用を示す)。EGFRtで形質導入されたBa/F3細胞を対照として用いた。
【0273】
CELLTRACE Violet染色領域内のpHrodo Redの蛍光を検出するハイブリッドキャプチャアルゴリズムを蛍光画像に適用して、エンガルフされた標的細胞の領域/CER+B細胞の領域を定量化した(
図17を参照)。
図13は、CER07+EGFR+またはEGFR+対照で形質導入されたBa/F3細胞内のCT26標的細胞領域を抽出するハイブリッド細胞数の散布図を示す。面積比は、Ba/F3細胞内のCT26細胞の共局在面積を表す。EGFRt形質導入Ba/F3対照細胞と比較したCER07+Ba/F3細胞の食細胞作用指数を
図14に示す。
【0274】
実施例3
TIM4-TLR8(TLR4 TMDおよびスペーサー)CER “CER21”およびTIM4-TLR5 CER “CER19”の構築
シグナルペプチド(配列番号106のアミノ酸1-22)を含むホスファチジルセリン結合タンパク質Tim4(配列番号106のアミノ酸配列)の細胞外ドメインおよびTim4膜貫通ドメイン(配列番号108のアミノ酸配列)を、TLR8(配列番号55)の細胞内 シグナル伝達ドメインに連結させて、キメラエンガルフメント受容体“CER21”(配列番号88のアミノ酸配列を有するTim4-TLR8 CER)を作製した。TLR8シグナル伝達ドメインは、エンガルフメントのためのシグナルを伝達し、Tim4はホスファチジルセリン結合受容体である。次いで、Tim4-TLR8(CER21)キメラエンガルフメント受容体ヌクレオチド配列を、T2A配列により分離された、形質導入マーカーとしての切断型EGFRと共にpLenti レンチウイルスベクターに挿入した(
図18参照)。ヒト初代B細胞を、Tim4-TLR8(CER21)およびEGFRtを発現するpLenti ベクターで形質導入し、増殖させ、FACSで分別し、そして実施例1に記載のインビトロ試験に用いた。
【0275】
シグナルペプチド(配列番号106のアミノ酸1-22)を含むホスファチジルセリン結合タンパク質Tim4(配列番号106のアミノ酸配列)の細胞外ドメインおよびTim4膜貫通ドメイン(配列番号108のアミノ酸配列)を、TLR5の細胞内シグナル伝達ドメイン(配列番号52)に連結させて、キメラエンガルフメント受容体“CER19”(配列番号86のアミノ酸配列を有するTim4-TLR5 CER)を作製した。TLR5シグナル伝達ドメインは、エンガルフメントのためのシグナルを伝達し、Tim4はホスファチジルセリン結合受容体である。次いで、Tim4-TLR5(CER19)キメラエンガルフメント受容体ヌクレオチド配列を、T2A配列によって分離された、形質導入マーカーとしての切断型EGFRと共にpLentiレンチウイルスベクターに挿入した。ヒト初代B細胞を、Tim4-TLR8(CER19)およびEGFRtを発現するpLentiベクターで形質導入し、増殖させ、FACSで分別し、実施例1に記載のようにインビトロ試験に用いた。
【0276】
ヒト細胞株に対するヒトCER21+ B細胞の食細胞作用活性
食細胞作用アッセイを設定する1日前に、JurkatヒトBリンパ球を、6ウェルプレート中、10%ウシ胎仔血清および1%ペニシリン-ストレプトマイシンを添加した完全RPMI 1640増殖培地中で培養し、1mM スタウロスポリンで3時間処理して、アポトーシスを誘導した。Jurkat細胞を1X PBSで2回洗浄し、過剰のスタウロスポリンを除去後、pHrodo Red(PBS中、1ng/μl)で、室温にて15分間染色した。Jurkat細胞に増殖培地を添加し、1回洗浄して、過剰のpHrodo Redを除去し、RPMI 1640完全培地中、平底96ウェルプレートに約250,000細胞/ウェルで播いた。
【0277】
形質導入したCER21+ヒト初代B細胞を1X PBSで1回洗浄し、PBS中、1μM CELLTRACE Violetで、37℃にて10分間染色した。CER21+ヒト初代B細胞に増殖培地を添加し、1X PBSで1回洗浄し、過剰のCELLTRACE Violetを除去し、RPMI 1640完全培地中、96ウェルプレートに約50,000細胞/ウェルで播いた。ヒトCER21+初代B細胞およびJurkat細胞を、標的細胞 対 エフェクター細胞比が5:1で、37℃にて3時間、共培養した。インキュベーション後、共培養プレートを遠心分離し、培地を、2%ウシ胎仔血清(pH9)を添加したPBSと交換した。食細胞作用事象を蛍光顕微鏡(KEYENCE BZ-X710蛍光顕微鏡、20倍対物レンズ)によって定量した。インビトロ食細胞作用を示す蛍光顕微鏡画像を、ジャーカット細胞と共培養したCER021+B細胞について
図19Aに示す。CER21+ B細胞に取り込まれたジャーカット細胞のインビトロ細胞溶解を示す蛍光顕微鏡画像を
図19Bに示す。破線の矢印は細胞溶解活性を示す。
【0278】
アポトーシス細胞は、自動ソフトウェアを用いて蛍光画像から定量化され、高出力ビューあたりのアポトーシス細胞の数(
図20A)と高出力ビューあたりの総蛍光発光(
図20B)を、pHインジケーター色素を用いて計算した。スタウロスポリン処理した(治療用量以下の用量)Jurkat細胞と共培養されたCER21+B細胞は、標的細胞の増強された細胞致死を示した。
【0279】
化学療法処理ヒト細胞株に対するヒトCER21
+ B細胞による増強された細胞致死
ヒト初代B細胞を、実施例1に記載のように、形質導入マーカーとして切断型EGFRを発現するpLenti Tim4-TLR8(CER21)レンチウイルスで形質導入し、CELLTRACE Violetで染色した。共培養アッセイをセットアップする1日前、H1703非小細胞肺癌細胞を無血清培地中でホスファチジルセリン誘導化学療法パクリタキセル(30μM)と共に24時間インキュベートした。浮遊および付着のH1703細胞を収集し、遠心分離し、pHrodo red(1ng/μL)と共にPBS中で室温にて15分間インキュベートし、洗浄して、非付着性の96ウェルプレートに播種した。ヒトCER21+B細胞とH1703細胞を、37℃にて3時間、標的細胞とエフェクター細胞の比率が5:1で共培養した。切断型EGFRで形質導入されたB細胞を対照として用いた。次に、20X対物レンズのKeyence BZ-X710顕微鏡を用いてプレートをイメージングした(
図21)。アポトーシスを起こしている細胞は、アポトーシスの最も初期の段階で細胞内pHが低下するにつれて、赤色蛍光の増加を示す(
図21上段)。パクリタキセル処理によって誘導されない隣接細胞は、ほんのわずかに蛍光を発する。CER21+B細胞の存在下でのアポトーシス測定は、各高出力フィールドについて、赤色蛍光オブジェクトの曲線下面積として定量化され、自動ソフトウェア(
図21、下の列;
図22)を用いて輪郭が青色線で表された。白色矢印はアポトーシス事象を示す。CER21+B細胞は、化学療法の治療用量以下の用量で標的細胞の細胞致死を増強することが見いだされた。
【0280】
CER19+およびCER21+ B細胞の増殖能の向上
CER19+およびCER21+のヒト初代B細胞の増殖能を、パクリタキセル(30 μM)処理したJurkatリンパ腫細胞との共培養により評価した。CER形質導入B細胞をCELLTRACE Violetで標識し、外因性サイトカインの不存在下、37℃にて5日間、5:1の標的細胞とエフェクター細胞の比率でパクリタキセル処理したJurkat細胞と共培養した。CER19+またはCER21+B細胞の増殖を、CELLTRACE Violetの希釈を測定することによりフローサイトメトリーで評価した(
図23)。外因性サイトカインの不存在下で共培養を5日間行った後、CER19+およびCER21+B細胞の両方が約10倍に増加した。対照的に、対照ベクターで形質導入された細胞は、細胞数の増加を示さなかった。
【0281】
CER21+ B細胞の増強された活性化状態
CER21+ヒト初代B細胞の活性化状態を評価するために、遺伝子発現プロファイルを形質導入B細胞集団から調べた。TLRファミリーの活性化を炎症誘発性IL-1サイトカイン(例えば、IL-1BおよびIL-18)の発現および共刺激分子(例えば、CD80、CD86)の上昇に結び付ける以前のレポートと一致して、CER21も、B細胞活性化分子および生存因子(例えば、CD40、CD40L)、リンパ球化学誘引物質(RANTES、CXCL10、CXCL11)を促進し、リンパ節組織リモデリングに関与する分子、例えばLTαおよびTNFαなどを発現して、腫瘍特異的適応免疫応答の出現を促進した(
図24を参照。棒グラフは、形質導入された対照B細胞と比較したB細胞mRNAレベルの変化倍を示す)。
【0282】
実施例4
FMC63 scFv-TLR4 CER “CER43”およびFMC 63 scFv-IgG4-TLR4 CER “CER44”の構築
FMC63マウスIgG2aマウスモノクローナル抗体に由来し、GM-CSF由来シグナルペプチド(配列番号109のアミノ酸1-22)を含む、抗CD19一本鎖断片(scFv)(配列番号109のアミノ酸配列によりコードされる)を、TLR4膜近接ドメイン(配列番号17)、TLR4膜貫通ドメイン(配列番号34のアミノ酸配列)およびTLR4の細胞内シグナル伝達ドメイン(配列番号51)に融合させて、キメラエンガルフメント受容体“CER43”(配列番号122のアミノ酸配列を有するFMC63 scFv-TLR4 CER)を作製した。TLR4シグナル伝達ドメインは、エンガルフメントのためのシグナルを伝達し、FMC63 scFvはCD19に結合する。次いで、FMC63 scFv-TLR4(CER43)キメラエンガルフメント受容体ヌクレオチド配列を、T2A配列によって分離された、形質導入マーカーとしての切断型EGFR(EGFRt)と共にpLentiレンチウイルスベクターに挿入した。マウスBa/F3 B細胞を、FMC63 scFv-TLR4(CER43)およびEGFRtを発現するpLenti ベクターで形質導入し、増殖させ、FACsにより分別して、実施例1に記載のインビトロ試験に用いた。
【0283】
FMC63マウスIgG2aマウスモノクローナル抗体に由来し、GM-CSF由来のシグナルペプチド(配列番号109のアミノ酸1-22)を含む、抗CD19一本鎖断片(scFv)(配列番号109のアミノ酸配列によりコードされる)を、TLR4膜貫通ドメイン(配列番号34のアミノ酸配列)およびTLR4の細胞内シグナル伝達ドメイン(配列番号51)を含む改変型IgG4ヒンジ細胞外スペーサードメイン(配列番号16)に融合して、キメラエンガルフメント受容体“CER44”(配列番号123のアミノ酸配列を有するFMC63 scFv-IgG4-TLR4 CER)を作製した。TLR4シグナル伝達ドメインは、エンガルフメントのためのシグナルを伝達し、FMC63 scFvはCD19に結合する。次に、FMC63 scFv-IgG4-TLR4(CER44)キメラエンガルフメント受容体ヌクレオチド配列を、T2A配列によって分離された、形質導入マーカーとしての切断型EGFRと共にpLentiレンチウイルスベクターに挿入した。マウスBa/F3 B細胞に、FMC63 scFv-IgG4-TLR4(CER44)およびEGFRtを発現するpLentiベクターを形質導入し、増殖させ、FACsで分別し、実施例1に記載のインビトロ試験に用いた。
【0284】
ヒトリンパ腫細胞株に対する食細胞作用活性
RajiヒトバーキットB細胞リンパ腫細胞を、1μMのpHrodo Red色素で標識し、食作用アッセイの標的細胞として用いた。CER43+またはCER44+改変Ba/F3細胞を、実施例1に記載のようにCELLTRACE Violetで染色した。遺伝子改変CD19標的化CER43+またはCER44+Ba/F3細胞およびCD19+Raji細胞を用いた共培養試験を実施例1に記載のように行った。切断型EGFRを形質導入されたBa/F3細胞を対照として用いた。CER43+またはCER44+Ba/F3細胞およびRaji細胞を、標的細胞とエフェクター細胞の比率が5:1で、37℃にて3時間共培養した。食細胞作用事象を、蛍光顕微鏡(KEYENCE BZ-X710蛍光顕微鏡、20X対物レンズ)によって定量化した。
図25は、CD19特異的CER44発現Ba/F3細胞によるRaji細胞のエンガルフメントを示す(白色矢印はエンガルフメント事象を示す)。食細胞作用の頻度を、FACSで検出されたpHrodo RedとCELLTRACE Violetの二重陽性染色細胞集団として定量化した。
図26は、Raji細胞と共培養した、CER43+Ba/F3細胞(9.10%)、CER44+Ba/F3細胞(6.92%)または対照EGFRt+Ba/F3細胞(4.49%)の二重陽性細胞集団を示すFACSプロットを示す。Raji細胞と共培養されたCER43+、CER44+または対照EGFRt+Ba/F3細胞の食細胞作用の頻度も
図27の棒グラフに示されている。CD19特異的CER43またはCER44を発現するレンチウイルスベクターで形質導入されたBa/F3細胞は、Rajiリンパ腫細胞の食細胞作用による取り込みの増強を示した。
【0285】
実施例5
細胞免疫療法の組み合わせのためのCER、TCRおよび改変型T細胞の構築
ホスファチジルセリン結合タンパク質Tim4の細胞外ドメインおよびTim4膜貫通ドメインを含むポリヌクレオチドを、TLR4の細胞内シグナル伝達ドメインに結合させて、配列番号81のアミノ酸配列によりコードされるキメラエンガルフメント受容体“CER5”を作製した。
ホスファチジルセリン結合タンパク質Tim4の細胞外ドメインおよびTim4膜貫通ドメインを含むポリヌクレオチドを、TLR3の細胞内シグナル伝達ドメインに結合させて、配列番号84のアミノ酸配列によりコードされるキメラエンガルフメント受容体“CER17”を作製した。
ホスファチジルセリン結合タンパク質Tim4の細胞外ドメインおよびTim4膜貫通ドメインを含むポリヌクレオチドを、TLR5の細胞内シグナル伝達ドメインに結合させて、配列番号86のアミノ酸配列によりコードされるキメラエンガルフメント受容体“CER19”を作製した。
ホスファチジルセリン結合タンパク質Tim4の細胞外ドメインおよびTim4膜貫通ドメインを含むポリヌクレオチドを、TLR8の細胞内シグナル伝達ドメインに結合させて、配列番号88のアミノ酸配列によりコードされるキメラエンガルフメント受容体“CER21”を作製した。
ホスファチジルセリン結合タンパク質Tim4の細胞外ドメインおよびTim4膜貫通ドメインを含むポリヌクレオチドを、TLR9の細胞内シグナル伝達ドメインに結合させて、配列番号90のアミノ酸配列によりコードされるキメラエンガルフメント受容体“CER23”を作製した。
ホスファチジルセリン結合タンパク質Tim4の細胞外ドメインおよびTim4膜貫通ドメインを含むポリヌクレオチドを、TLR1の細胞内シグナル伝達ドメインに結合させて、配列番号92のアミノ酸配列によりコードされるキメラエンガルフメント受容体“CER26”を作製した。
ホスファチジルセリン結合タンパク質Tim4の細胞外ドメインおよびTim4膜貫通ドメインを含むポリヌクレオチドを、TLR2の細胞内シグナル伝達ドメインに結合させて、配列番号93のアミノ酸配列によりコードされるキメラエンガルフメント受容体“CER27”を作製した。
ホスファチジルセリン結合タンパク質Tim4の細胞外ドメインおよびTim4膜貫通ドメインを含むポリヌクレオチドを、TLR8の細胞内シグナル伝達ドメインおよびCD79bの切断型細胞内シグナル伝達ドメインに結合させて、配列番号132のアミノ酸配列によりコードされるキメラエンガルフメント受容体“CER103B”を作製した。
ホスファチジルセリン結合タンパク質Tim4の細胞外ドメインおよびTim4膜貫通ドメインを含むポリヌクレオチドを、TLR8の細胞内シグナル伝達ドメインおよびDAP12の細胞内シグナル伝達ドメインに結合させて、配列番号133のアミノ酸配列によりコードされるキメラエンガルフメント受容体“CER104”を作製した。
ホスファチジルセリン結合タンパク質Tim4の細胞外ドメインおよびTim4膜貫通ドメインを含むポリヌクレオチドを、TLR8の細胞内シグナル伝達ドメインおよびBAFF-Rの細胞内シグナル伝達ドメインに結合させて、配列番号134のアミノ酸配列によりコードされるキメラエンガルフメント受容体“CER105”を作製した。
ホスファチジルセリン結合タンパク質Tim4の細胞外ドメインおよびTim4膜貫通ドメインを含むポリヌクレオチドを、NFAM1の細胞内シグナル伝達ドメインおよびTLR8の細胞内シグナル伝達ドメインに結合させて、配列番号135のアミノ酸配列によりコードされるキメラエンガルフメント受容体“CER106”を作製した。
ホスファチジルセリン結合タンパク質Tim4の細胞外ドメインおよびTim4膜貫通ドメインを含むポリヌクレオチドを、Traf6の細胞内シグナル伝達ドメインおよびTLR8の細胞内シグナル伝達ドメインに結合させて、配列番号143のアミノ酸配列によりコードされるキメラエンガルフメント受容体“CER116”を作製した。
【0286】
TCRβ鎖をコードするポリヌクレオチドおよびHPV16 E7特異的TCR(PCT公開番号WO2015/184228を参照)のTCRαをコードするポリヌクレオチドを、それらの間のP2A自己切断ペプチドをコードする配列を用いて融合させた。TCRVαドメインは、配列番号162のアミノ酸配列を含み、TCRVβ領域は、配列番号160のアミノ酸配列を含む。Cαドメインは、12、14および15位にシステイン置換およびLVL置換を含み、配列番号163のアミノ酸配列を含む。Cβはまた、システイン置換を含み、そして配列番号161のアミノ酸配列を含む。コードされたHPV16 E7特異的TCRは、配列番号158のアミノ酸配列を含む。
【0287】
選択したCERポリヌクレオチドおよびHPV16 E7 TCRポリヌクレオチドをそれぞれpLentiレンチウイルスベクターに挿入した。末梢血は、ヒトドナーから静脈穿刺によって採血され、ヒト末梢血単核細胞(PBMC)を、リンパ球分離媒体を用いた密度勾配遠心分離によって分離した。CD8+またはCD4+T細胞を、市販の分離キットを使用してPBMCから濃縮し、完全細胞増殖培地中、抗CD3および抗CD28で活性化した。HPV16 E7 TCRを発現するウイルスベクター50μlを0.5mlの完全細胞増殖培地で希釈し、CD8+T細胞に添加した。選択したCERを発現するウイルスベクター50μlを完全細胞増殖培地0.5mlで希釈し、CD4+ T細胞に添加した。次に、形質導入されたT細胞を、予め加温した32℃の遠心分離機で270x g rpmで1時間遠心分離した。T細胞を37℃にて24時間インキュベートした。T細胞を完全細胞増殖培地でさらに72時間増殖させ、ビーズを除去し、機能アッセイに用いる前に5日間増殖させた。形質導入されたCD4およびCD8 T細胞は、機能アッセイのために1:1の比率で組み合わせた。
【0288】
CD8 T細胞-TCR + CD4 T細胞-CERの組合せは、抗原特異的細胞溶解活性および食細胞作用活性の増強を示す
二重HPV16 E7 TCRおよびCERを介した標的SCC152細胞の除去は、細胞毒性および食細胞作用アッセイを用いて検出された(
図30Aを参照)。SCC152細胞は、下咽頭の扁平上皮癌からのHPV+細胞である。HPV16 E7特異的TCRで形質導入されたCD8+ T細胞の細胞毒性活性は、活性化されたカスパーゼ3/7認識モチーフと、切断時に蛍光を発する赤色試薬を結合するカスパーゼ3/7アポトーシス試薬(IncuCyte(登録商標))を用いて検出された。蛍光シグナルを、蛍光顕微鏡を用いて測定した。HPV16 E7 TCR形質導入CD8+ T細胞と選択したCER形質導入CD4+ T細胞とを1:1の比率で混合し、HPV16 E7+頭頸部扁平上皮癌細胞(SCC152)と1:1の比率で共培養し、カスパーゼ3/7アポトーシス試薬を共培養に添加した。細胞毒性活性を、蛍光を測定することによって経時的に測定した。対照サンプルは、HPV16 E7 TCRのみで形質導入されたCD8 T細胞であった。
図30B、31および34ならびに蛍光顕微鏡写真(データは示していない)のグラフにみられるように、試験されたほとんどのCERで形質導入されたCD4+T細胞をHPV16 E7 TCRで形質導入されたCD8 T細胞に添加すると、HPV16 E7 TCRで形質導入されたCD8 T細胞での単一処置(mono-treatment)よりも細胞溶解活性が増強された。
【0289】
CER104で形質導入されたCD4 T細胞+HPV16 E7 TCRで形質導入されたCD8 T細胞の増強された細胞溶解活性が、乳酸脱水素酵素(LDH)細胞毒性アッセイを用いて測定したときに観察された(
図32を参照)。LDHは細胞質性酵素であり、細胞膜が損傷したときに細胞から細胞培養液に放出される。したがって、LDHの培地中の存在は細胞死のマーカーである。LDHアッセイは、他の方法では検出できない細胞膜への低レベルの損傷を検出できる。LDHは、比色法または蛍光法を用いて検出できる。
【0290】
HPC16 E7特異的TCRで形質導入されたCD8+T細胞と選択したCERで形質転換したCD4 T細胞との共培養中に、SCC152細胞による緑色蛍光タンパク質の発現を経時的に(0時間、24時間、48時間)定量することにより、標的SCC152細胞の排除も検出された(
図33を参照)。48時間までに、CD4 T細胞/CER+ CD8 T細胞/HPV16 E7 TCRの組合せの共培養物のすべてが、対照と比較してSCC152細胞の除去の増強を示した。共培養試験のタイムラプスイメージングも同様に、対照と比較して、CD4 T細胞/CER+ CD8 T細胞/HPV16 E7 TCRの組合せによるSCC152細胞の除去の増強を示した(データは示さず)。
【0291】
共培養試験のサイトカイン応答は、メソスケールマルチアレイサイトカインプレートを用いて細胞上清をサンプリングすることによって測定された。以下のサイトカインが測定された:IFNγ、IL-2、TNFα、IL-4、IL-6、IL-12b、IL-13、IL-1bおよびIL-10。活性化プロファイルを示す増強されたサイトカイン(例えば、IFNγ、IL-2)産生は、対照と比較して、CD4 T細胞/CER+CD8 T細胞/HPV16 E7 TCRの組合せとの共培養で誘発された(
図35を参照)。
【0292】
SCC152細胞と共培養したCD4 T細胞/CER+CD8 T細胞/HPV16 E7 TCRの組合せの食細胞作用活性を、KEYENCE BZ-X710蛍光顕微鏡、20X対物レンズおよびハイブリッドキャプチャーソフトウェアを用いて視覚化および定量化した。
図36-37は、CD8 T細胞/HPV E7 TCRとの共培養で用いられる種々のCERで形質導入されたCD4+T細胞が、対照CD8 T細胞/HPV16 E7 TCR単独との共培養よりも、SCC152標的細胞のエンガルフメントを増強したことを示している。
【0293】
実施例6
タンデム発現カセットの構築
ホスファチジルセリン結合タンパク質Tim4の細胞外ドメインおよびTim4膜貫通ドメインを含むポリヌクレオチドを、TLR4の細胞内シグナル伝達ドメインに連結させて、配列番号81のアミノ酸配列をコードするキメラエンガルフメント受容体“CER5”を作製した。ホスファチジルセリン結合タンパク質Tim4の細胞外ドメインおよびTim4膜貫通ドメインを含むポリヌクレオチドを、TLR5の細胞内シグナル伝達ドメインに連結させて、配列番号98のアミノ酸配列をコードするキメラエンガルフメント受容体“CER19”を作製した。ホスファチジルセリン結合タンパク質Tim4の細胞外ドメインを含むポリヌクレオチドを、Tim4膜貫通ドメインおよびTLR8の細胞内シグナル伝達ドメインに連結させて、配列番号86のアミノ酸配列をコードするキメラエンガルフメント受容体“CER21”を作製した。ホスファチジルセリン結合タンパク質Tim4の細胞外ドメインおよびTim4膜貫通ドメインを含むポリヌクレオチドを、NFAM1の細胞内シグナル伝達ドメインに連結させて、配列番号159のアミノ酸配列をコードするキメラエンガルフメント受容体“CER25”を作製した。ホスファチジルセリン結合タンパク質Tim4の細胞外ドメインおよびTim4膜貫通ドメインを含むポリヌクレオチドを、TLR2の細胞内シグナル伝達ドメインに連結させて、配列番号93のアミノ酸配列をコードするキメラエンガルフメント受容体“CER2”を作製した。ホスファチジルセリン結合タンパク質Tim4の細胞外ドメインおよびTim4膜貫通ドメインを含むポリヌクレオチドを、Traf6の細胞内シグナル伝達ドメインに連結させて、配列番号102のアミノ酸配列をコードするキメラエンガルフメント受容体“CER29”を作製した。ホスファチジルセリン結合タンパク質Tim4の細胞外ドメインおよびTim4膜貫通ドメインを含むポリヌクレオチドを、Traf3の細胞内シグナル伝達ドメインに連結させて、配列番号124のアミノ酸配列をコードするキメラエンガルフメント受容体“CER31”を作製した。
【0294】
TCRβ鎖をコードするポリヌクレオチドおよびHPV16 E7特異的TCRのTCRαをコードするポリヌクレオチド(PCT公開公報WO2015/184228参照)を、それらの間のP2A自己切断ペプチドの配列を用いて連結させた。TCRVαドメインは、配列番号162のアミノ酸配列を含み、TCRVβ領域は、配列番号160のアミノ酸配列を含む。Cαドメインは、12、14および15位にシステイン置換およびLVL置換を含み、配列番号163のアミノ酸配列を含む。Cβはまた、システイン置換を含み、配列番号161のアミノ酸配列を含む。コードされたHPV16 E7特異的TCRは、配列番号158のアミノ酸配列を含む。本実施例に記載のタンデム発現構築物のアミノ酸配列を表2に提供する(
図38Aから38Fも参照のこと)。
【0295】
【0296】
選択されたCERポリヌクレオチドおよびHPV16 E7 TCRポリヌクレオチドを、それらの間にT2A配列(配列番号156のアミノ酸配列をコードする)を有する同じpLentiレンチウイルスベクターに挿入した(
図1A-1Gを参照)。末梢血を、ヒトドナーから静脈穿刺によって採血し、ヒト末梢血単核細胞(PBMC)を、リンパ球分離媒体を用いた密度勾配遠心分離によって分離した。CD8+ T細胞を、市販の分離キットを用いてPBMCから濃縮し、完全細胞増殖培地で抗CD3および抗CD28で活性化した。CER-HPV16 E7 TCRの組合せを発現するウイルスベクター50μlを0.5mlの完全細胞増殖培地で希釈し、CD8+ T細胞に添加した。次いで、形質導入されたT細胞を、予め加温した32℃にて遠心分離機で270 x g rpmで1時間遠心分離した。T細胞を37℃にて24時間インキュベートした。T細胞を完全細胞増殖培地でさらに72時間増殖させ、ビーズを除去し、機能アッセイに用いる前に5日間増殖させた。
【0297】
CER-TCRタンデム発現カセットで形質導入されたCD8 T細胞は、抗原特異的な細胞溶解および食細胞作用活性を示す
タンデム発現カセット形質導入CD8+ T細胞の細胞毒性活性は、活性化されたカスパーゼ3/7認識モチーフを切断時に蛍光を発する赤色試薬と結合させるカスパーゼ3/7アポトーシス試薬(IncuCyte(登録商標))を用いて検出した。蛍光シグナルを、蛍光顕微鏡を用いて測定した。形質導入されたCD8+ T細胞をHPV16 E7+頭頸部扁平上皮癌細胞(SCC152)と1:1の比率で共培養し、カスパーゼ3/7アポトーシス試薬を共培養に添加した。CER21-HPV16 E7 TCRタンデム発現カセットを含むCD8+ T細胞は、SCC152細胞に対して細胞毒性活性を示す。CER21-HPV16 E7 TCRタンデム発現カセットで形質導入されたCD8+ T細胞による細胞毒性応答は、HPV16 E7 TCRのみを含むCD8+ T細胞よりも6時間指数関数的に高いことが明らかである(
図39を参照)。CER21-HPV16 E7 TCRタンデム発現カセット、CER29-HPV16 E7 TCRタンデム発現カセット、またはCER31-HPV16 E7 TCRタンデム発現カセットで形質導入されたCD8+ T細胞を、SCC152細胞と1:1の標的:エフェクター細胞比で共培養した。カスパーゼ3/7アポトーシス試薬を共培養に添加し、蛍光を測定することにより、細胞毒性活性を経時的に測定した(
図40を参照)。対照サンプルは、HPV16 E7 TCR単独で形質導入されたCD8 T細胞またはモック形質導入T細胞であった。
【0298】
タンデム発現カセット形質導入CD8+ T細胞の食細胞作用活性は、タンデム発現カセット形質導入CD8+ T細胞とSCC152細胞を1:1の比率で6時間共培養することにより検出した。食細胞作用事象は、KEYENCE BZ-X710蛍光顕微鏡、20X対物レンズ、ハイブリッドキャプチャーソフトウェアを用いて視覚化および定量化した。CER21-HPV16 E7 TCR、CER29-HPV16 E7 TCRまたはCER31-HPV16 E7 TCRタンデムカセットで形質導入されたCD8+ T細胞は、SCC152細胞を貪食することができた(
図41を参照)。Rac1阻害剤NSC23766(50μM)も共培養試験に添加し、インビトロでの食細胞作用を測定した。Rac1阻害剤による処置により、CER21-HPV16 E7 TCR、CER29-HPV16 E7 TCRまたはCER31-HPV16 E7 TCR形質導入T細胞によるSCC152細胞のエンガルフメントがRac1依存的に生じることが明らかになった(データは示さず)。CER21-HPV16 E7 TCRタンデム発現カセットで形質導入されたCD8+ T細胞は、ビオチン結合ホスファチジルセリンでコーティングされたストレプトアビジンコーティングされたラテックスビーズをエンガルフした(データは示さず)。約30分のインキュベーション後、ホスファチジルセリンでコーティングされたビーズは、CER21-HPV16 E7 TCR+ T細胞内で可視化できた。
【0299】
CER21-HPV16 E7 TCRタンデム発現カセットで形質導入されたCD8+ T細胞のサイトカイン応答は、SCC152細胞との共培養試験中に細胞上清をサンプリングすることにより測定し、CER21-HPV16 E7 TCR+ T細胞がIFNγ応答によって測定される抗原特異的エフェクター機能を示すことを示した(
図42を参照)。
【0300】
実施例7
癌分子標的癌療法のCER増強
本実施例は、癌の処置のために、分子標的化療法をCER発現細胞と組み合わせて利用するアプローチについて記載する。このシナリオでは、第一の分子、例えば、ドライバーオンコジーンを標的とする小分子阻害剤が、CER発現細胞によって認識される第二の分子の発現または膜暴露を誘導する。この薬物誘導性標的は、エンガルフメント促進マーカー(例えば、ホスファチジルセリン)であり得る。誘導された第2の標的分子の認識および結合時に、CER発現細胞は、食細胞作用シグナル伝達カスケードの活性化を介して抗腫瘍活性を誘発する。このアプローチは、血液腫瘍および固形腫瘍の分子標的化療法を強化するために利用できる。
【0301】
EGFR阻害剤のCER増強
日本人患者の非小細胞肺癌(NSCLC)の約30~40%および上皮細胞増殖因子(EGFR)活性化変異の約15%。EGFR変異NSCLCの処置のために、EGFR誘発性下流シグナル伝達経路を阻害するEGFRチロシンキナーゼ阻害剤(EGFR-TKI)が開発された。臨床治験では、EGFR変異肺癌患者のEGFR阻害剤による予後の改善が示され、進行したNSCLCの全生存期間が1年から2-3年に延長されている。EGFR阻害剤は、結腸直腸癌、乳癌、卵巣癌、膵臓癌および神経膠芽腫を含む、活性化EGFR変異を有する他の癌の処置に用いられ得る。臨床腫瘍学研究は、最も強力な標的化療法でも、特定の遺伝子またはタンパク質を妨害するように設計された薬物を投与された患者の大多数が、最終的には再発し、多くの場合、治療に反応しなくなった新しい腫瘍を伴うことを示している。
【0302】
CER改変細胞は、エンガルフメント促進マーカーホスファチジルセリンを認識するように設計されており、さまざまなEGFR阻害剤であるオシメリチニブ、ブリガチニブ、エルロチニブ、ゲフィチニブと組み合わせて投与され、CER療法がEGFR標的化療法を増強できるかどうかを判断した。
【0303】
HCC159肺腺癌細胞はEGFR変異を有し、EGFR阻害に感受性がある。HCC159細胞は、EGFRキナーゼ阻害剤であるオシメリチニブ、ブリガチニブ、エルロチニブまたはゲフィチニブを濃度を上げながら(50nM、250nM、500nM、1000nM、2500nM、3700nMまたは5000nMのオシメリチニブ、ブリガチニブおよびエルロチニブ;50nM、250nM、500nM、1000nM、2500nM、5000nM、10000nMのブリガチニブ)の存在下で12時間処置し、Tim4-IgG1 Fc組換え融合タンパク質とインキュベートして、エンガルフメント促進マーカー(ホスファチジルセリン)のEGFR阻害剤処置後の標的細胞への曝露を評価する。オシメリチニブ(
図43A)、ブリガチニブ(
図43B)、エルロチニブ(
図44A)およびゲフィチニブ(
図44B)の濃度の増加は、Tim4-IgG1 Fc融合タンパク質による表面染色を増強し、ホスファチジルセリン標的分子の露出がEGFR薬物誘導性であることを示している。
【0304】
EGFR変異を有するH1975肺腺癌細胞を、CER123またはCER126改変またはモック形質導入(ベクターのみ)CD4+ T細胞と、オシメリチニブの濃度を増加させながら共培養した。CER123は、配列番号150に記載のポリペプチド配列を有し、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにTLR2シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTRAF6シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。CER126は、配列番号174に記載のポリペプチド配列を有し、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにTLR2シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTRAF2シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む貪食シグナル伝達ドメインを含む。CD4 T細胞は、CER123またはCER126核酸および切断されたEGFR(形質導入マーカー)核酸を含むレンチウイルスベクターで形質導入した。アッセイは、CD3およびCD28マイクロビーズを用いた活性化の7日後に、EGFR特異的抗体を用いたFACSによって精製されたCER改変T細胞を用いて実行した。CER改変T細胞およびH1975細胞を、エフェクター:標的細胞比(E:T)が1:1、2:1または5:1で共培養した。オシメリチニブ(0、250nM、500nMまたは1000nM)の存在下で48時間共培養した後、T細胞を洗浄し、生存可能なH1975細胞の数を比色MTTアッセイを用いて定量化した。細胞生存率試験をトリプリケートに行い、対照の%として示した(
図45A)。共培養試験の明視野画像は、対照T細胞(ベクターのみ)(
図45B、左パネル)と比較して、オシメリチニブ(500nM)+CER126改変T細胞(
図45B、右パネル)の存在下でH1975細胞の喪失を示している。したがって、EGFRキナーゼ阻害剤の存在下では、エンガルフメント促進マーカーを標的とするCER発現T細胞は、用量依存的な細胞致死反応を示す。
【0305】
H1975 NSCLC細胞は、CER123またはCER126を発現するCD4+ T細胞と、オシメリチニブの濃度を増加させて(0、500nMまたは1000nM)共培養した。モック形質導入(ベクターのみ)したT細胞を対照として用いた。アッセイは、CD3およびCD28マイクロビーズを用いた活性化の7日後に、EGFR特異的抗体を用いたFACSによって精製されたCER改変T細胞を用して行われた。CER改変T細胞およびH1975細胞を、エフェクター:標的細胞の比率が2:1または5:1で共培養した。共培養の18時間後に、LDHベースの細胞毒性アッセイを用いてバルク上清を評価した。オシメリチニブの存在下で、CER123またはCER126を発現するT細胞は、誘導可能な細胞致死応答を示す(
図46)。
【0306】
H1975 NSCLC細胞を500nMオシメリチニブで処理し、低pH保持エンドソームへの局在を示すために、pH検出色素であるpH-rodo redで標識した。CD4+ T細胞は、CER122核酸およびtEGFR核酸(形質導入マーカー)を含むレンチウイルスベクターで形質導入した。CER122は、配列番号149に記載のポリペプチド配列を有し、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにTLR2シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびDAP12シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。CELLTRACE Violetで標識されたCER122形質導入T細胞を、オシメリチニブ処理H1975 NSCLC細胞と共培養した。蛍光顕微鏡画像(40X)を、H1975細胞およびCER発現T細胞の共培養から12時間後に得た(
図47、左上パネル)。モック形質導入されたCD4+ T細胞(ベクターのみ)を対照として用い、食細胞作用活性を示さなかった(
図47、右上パネル)。食細胞作用事象は、CELLTRACE Violet標識T細胞内のpHrodo red標識として視覚化できる。CELLTRACE Violet標識CER122改変T細胞によるpHrodo red標識H1975細胞の食細胞作用の拡大を
図47の下パネルに示し、白色矢印は食細胞作用事象を示す。
【0307】
EGFR変異を有するHCC159肺腺癌細胞を、オシメリチニブの濃度を上げて(0.1nM、1nMまたは5nM)、CER123またはCER126を発現するCD4+ T細胞と共培養した。モック形質導入(ベクターのみ)T細胞を対照として用いた。エフェクター:標的細胞の比が1:1、2:1または5:1で薬物の存在下での48時間の共培養後、T細胞を洗い流し、生存HCC159細胞の数を熱量測定MTTアッセイを用いて定量化した。細胞生存率実験はトリプリケートで行い、対照の%として示された(
図48A)。EGFRキナーゼ阻害剤の存在下で、CER123およびCER126を発現する細胞は、用量依存的な標的細胞致死反応を示す。明視野画像は、対照T細胞(ベクターのみ)(
図48B、左パネル)と比較して、1nMオシメリチニブおよびCER123発現T細胞の存在下でHCC159細胞の喪失を示している(
図48B、右パネル)。
【0308】
HCC159肺腺癌細胞を、CER123またはCER126を発現するCD4+ T細胞と、オシメリチニブの濃度を上げて(0、1nM、5nM)共培養した。18時間の共培養後、LDHベースの細胞毒性アッセイを用いて、バルク上清を評価した。T細胞アッセイは、エフェクター:標的細胞の比率が2:1または5:1でCD3およびCD28マイクロビーズを用いる活性化から7日後に、精製EGFR+(形質導入マーカー)、CER改変T細胞を用いて行った。対照“モック”T細胞にベクターのみを形質導入した。オシメリチニブの存在下で、CER123およびCER126を発現する細胞は、誘導可能な細胞致死応答を示す(
図49)。インターフェロンγ(IFNγ)分泌について18時間共培養した後にバルク上清も分析した(
図50)。対照“モック”T細胞にベクターのみを形質導入した。オシメリチニブの存在下で、CER123-は誘導可能なサイトカイン分泌を示す。
【0309】
CD4+ T細胞に、さまざまなCER(CER21、CER108、CER104、CER129、CER27、CER120、CER122、CER123、CER124またはCER126)をコードするレンチウイルスベクターで形質導入した。モック形質導入(ベクターのみ)CD4+ T細胞を対照として用いた。CER21は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにTLR8シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。CER21は、配列番号88に記載のポリペプチド配列を有する。CER108は、配列番号137に記載のポリペプチド配列を有し、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにDAP12シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTLR8シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。CER104は、配列番号133に記載のポリペプチド配列を有し、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにTLR8シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびDAP12シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。CER129は、配列番号177に記載のポリペプチド配列を有し、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにTLR8シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTRAF2シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。CER27は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにTLR2シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。CER27は、配列番号93に示されるようなポリペプチド配列を有する。CER120は、配列番号147に記載のポリペプチド配列を有し、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにTLR1シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびDAP12シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。CER122は、配列番号149に記載のポリペプチド配列を有し、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにTLR2シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびDAP12シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。CER123は、配列番号150に記載のポリペプチド配列を有し、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにTLR2シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTRAF6シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。CER126は、配列番号174に示されるポリペプチド配列を有し、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにTLR2シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTRAF2シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。CER124は、配列番号151に記載のポリペプチド配列を有し、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにTLR2シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびNFAM1シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。EGFR変異を有するHCC827肺腺癌細胞を、CER発現T細胞またはモック形質導入T細胞と、エフェクター:標的細胞比が1:1の1nMのオシメリチニブで48時間共培養した。T細胞を洗い流し、生存HCC827細胞の数を、比色MTTアッセイを用いて定量化した。細胞生存率試験をトリプリケートで行い、対照の%として示した。CER発現T細胞は、EGFR阻害によるHCC827細胞の相乗的細胞致死を実証する(
図51A-B)。EGFR変異を有するHCC827細胞を、1nMのオシメリチニブを用いて、CER発現またはモック形質導入(ベクターのみ)CD4+ T細胞と共培養した。エフェクター:標的細胞比が1:1で48時間共培養した後、T細胞を洗い流し、生存HCC827細胞数を比色LDHアッセイを用いて定量化した(
図52)。細胞生存率試験をトリプリケートで行い、対照の%として示した。CER+ HCC827+ 1nMオシメリチニブ共培養試験からの明視野顕微鏡画像を48時間で得た(
図53-56)。
【0310】
CER発現(CER21、CER27、CER30、CER108、CER110、CER112、CER120、CER122、CER123、CER124、CER126、CER127、CER129またはCER104)CD4+ T細胞は、EGFR阻害時にH1975肺腺癌細胞の相乗的細胞致死も示した(
図57)。CER30は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにTRAF2シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。CER30は、配列番号96に示されるようなポリペプチド配列を有する。CER110は、配列番号125のポリペプチド配列を含み、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにTRAF6シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびDAP12シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。CER112は、配列番号128のポリペプチド配列を有し、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにTRAF6シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびNFAM1シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。CER127は、配列番号175のポリペプチド配列を含み、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにTRAF2シグナルドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTLR2シグナルドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナルドメインを含む。H1975細胞はEGFR阻害剤に対してより耐性があるため、オシメリチニブをわずかに高い濃度で用いた。EGFR変異を有するH1975肺腺癌細胞を、CERを発現するまたはモック形質導入(ベクターのみ)CD4+ T細胞と1μMのオシメリチニブとを共培養した。エフェクター:標的細胞比が1:1で48時間共培養した後、T細胞を洗い流し、生存H1975細胞の数を、比色LDHアッセイを用いて定量化した(
図57)。細胞生存率試験はトリプリケートで行い、対照の%として示した。
図58は、H1975細胞とモック形質導入T細胞(左の画像)またはオシメリチニブ(500nM)で48時間処置したCER126+ T細胞(右の画像)の共培養の明視野画像を示している。
【0311】
ALK阻害剤のCER増強
未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)遺伝子再構成は、NSCLC患者の約7%を占める。ALKの選択的阻害剤は、NSCLCの処置のために開発された。臨床治験ではALK阻害剤を用いたALK陽性NSCLCの一次療法において優れた有効性と低い毒性が示されているが、反応は一般的に不完全で一時的なものである。
【0312】
エンガルフメント促進マーカーホスファチジルセリンを認識するように設計されたCER改変細胞を、種々のALK阻害剤であるアレクチニブとクリゾチニブを組み合わせて投与し、CER療法がALK標的療法を増強できるかどうかを判定した。
【0313】
ELM4-ALK融合転座をA549肺腺癌細胞に導入した。次いで、A549細胞を、漸増濃度のALKキナーゼ阻害剤であるアレクチニブ(250nM、500nM、1000nM、2500nM、3700nMまたは5000nM)またはクリゾチニブ(500nM、1μM、2.5μMまたは5μM)の存在下で12時間処置し、Tim4-IgG1 Fc組換え融合タンパク質で染色し、ALK阻害剤処置後の標的細胞へのエンガルフメント促進マーカー(ホスファチジルセリン)の暴露を評価した。アレクチニブ(
図59A)およびクリゾチニブ(
図59B)の濃度を上げると、Tim4-IgG1 Fc融合タンパク質による表面染色が増強され、ホスファチジルセリン標的分子の露出がALK阻害剤による薬物誘導であることを示している。
【0314】
ELM4-ALK転座をA549細胞に導入した。次いで、A549細胞を、CER104またはCER122を発現するT細胞またはモック形質導入(ベクターのみ)T細胞を共に、ALK阻害薬であるアレクチニブの濃度を上げて(250nM、500nM、1μM、2.5μM、3.7μM、7μMまたは10μM)またはクリゾチニブ(250nM、500nM、1μM、2.5μM、3.7μM、7μMまたは10μM)共培養した。CER104は、配列番号133に記載のポリペプチド配列を有し、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにTLR8シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびDAP12シグナル伝達を含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。CER122は、配列番号149に記載のポリペプチド配列を有し、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにTLR2シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびDAP12シグナル伝達を含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。エフェクター:標的(E:T)細胞比は2:1または5:1で共培養した。ALK阻害剤の存在下で48時間および72時間共培養した後、T細胞を洗い流し、比色MTTアッセイを用いて生存A549細胞の数を定量化した。処置後48時間のCER+アレクチニブ処置A549細胞の細胞生存率(%)を
図60A(エフェクター:標的細胞比2:1)および
図60B(エフェクター:標的細胞比5:1)に示す。処置後48時間のCER+クリゾチニブ処置A549細胞の細胞生存率(%)を
図60C(エフェクター:標的細胞比2:1)および
図60D(エフェクター:標的細胞比5:1)に示す。処置後72時間でのCER+アレクチニブ処置A549細胞の細胞生存率(%)を
図61A(エフェクター:標的細胞比2:1)および
図61B(エフェクター:標的細胞比5:1)に示す。処置後72時間のCER+クリゾチニブ処置A549細胞の細胞生存率(%)を
図61C(エフェクター:標的細胞比2:1)および
図61D(エフェクター:標的細胞比5:1)に示す。細胞生存率試験はトリプリケートでに行い、対照の%として示した。線形回帰モデルを用いて生データから最適な曲線を作成した。ALKキナーゼ阻害剤の存在下で、CER発現細胞は用量依存的な細胞致死反応を示す。
【0315】
ELM4-ALK転座をA549細胞に導入した。ALK+A549細胞を1μMアレクチニブまたは1μMクリゾチニブで処置し、pH感受性色素であるpHrodo redで標識して、低pH保持エンドソームでの局在を示した。CD4 T細胞を、CER104またはCER117を発現するように改変し、CELLTRACE Violetで標識した。CER117は、配列番号144に記載のポリペプチド配列を有し、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにTLR8シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTRAF6シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。次いで、ALK+A549細胞を、CER104またはCER117発現CD4+ T細胞またはモック形質導入(ベクターのみ)T細胞と12時間共培養し、40倍の倍率で蛍光顕微鏡法によって画像を取得した(
図62A-E)。白色矢印は、例示的な食細胞作用事象(CELLTRACE Violet標識CD4+ T細胞内のpHrodo red細胞標的)を示す。CER発現T細胞は、アレクチニブまたはクリゾチニブで処置されたALK+ A549細胞を貪食した(
図62B-E)。モック形質導入(ベクターのみ)対照は、食細胞作用活性を示さない(
図62A)。
【0316】
同様に、CER123およびCER126を発現するCD4+ T細胞は、2.5μMアレクチニブで処置したALK+ A549細胞の食細胞作用による排除を示した(
図63B、63C、63E、63F)。ALK+ A549細胞を2.5μMのアレクチニブで処置し、次いでpH感知色素であるpHrodo redで標識して、低pH保持エンドソームへの局在を示した。CER123およびCER126で形質導入されたCD4+およびCD8+ T細胞をCELLTRACE Violetで標識し、A549 ALK陽性細胞と共培養した。共培養細胞を、12時間後に63倍の倍率で蛍光顕微鏡によって画像化した(
図63A-F)。白色矢印は、例示的な食細胞作用事象(CELLTRACE Violet標識CD4 T細胞内のpHrodo red標識)を示す。CER発現T細胞は、アレクチニブで処置されたALK+ A549細胞を貪食した(
図63B、63C、63Eおよび63F)。モック形質導入(ベクターのみ)対照は、食細胞作用を示さない(
図63A、63D)。
【0317】
CER発現T細胞によるアレクチニブ処置ALK+ A549細胞の食細胞作用も定量化した。A549細胞を1μMのアレクチニブで12時間処置し、CER123またはCER126を発現するT細胞と1:1の比率で12時間共培養しました。
図64Aの棒グラフは、((食細胞作用の標的事象の数)/(エフェクター細胞の総数))*100として計算された食細胞作用の割合の定量化を表す。事象は、12時間の共培養後、40x解像度で3X3ステッチの蛍光画像から計算した。
図64Bの棒グラフは、(エフェクター細胞における標的事象の平均面積比*食作用%)として計算された、調整された食細胞作用指数の定量化を表す。事象は、12時間の共培養後、3X3ステッチの蛍光画像から40x解像度で計算した。
【0318】
ALKキナーゼ阻害剤クリゾチニブおよびアレクチニブの存在下で、CER123またはCER126を発現するT細胞は、用量依存的な誘導性サイトカイン分泌および細胞致死反応を示す。ELM4-ALK転座をA549細胞に導入した。ALK+A549細胞を、ALK阻害薬クリゾチニブまたはアレクチニブの濃度を増加させながら(0、2500nMまたは3700nM)、CER発現T細胞と共培養した。アッセイを、2:1または5:1のエフェクター:標的細胞比でCD3およびCD28マイクロビーズを用いて、活性化の7日後に精製されたtEGFR+(形質導入マーカー)、CER発現細胞で行った。モックT細胞にベクターのみを形質導入し、対照として用いた。共培養の18時間後、LDH細胞毒性アッセイを用いてバルク上清を評価し、細胞致死を示した(
図65A-B)。共培養試験の顕微鏡写真は、CER126形質導入細胞の存在下で、ウェルからのクリゾチニブ処置A549細胞のほぼ完全な消失を示す(
図65C、左パネル)。
【0319】
ALKキナーゼ阻害剤クリゾチニブおよびアレクチニブの存在下で、CER123またはCER126を発現するT細胞は、用量依存的な誘導性サイトカイン分泌を示す(
図66A-B)。ELM4-ALK転座により導入されたA549細胞は、ALK阻害剤クリゾチニブ(3700nM)またはアレクチニブ(3700nM)と共にCER123またはCER126を発現するT細胞と共培養した。18時間の共培養後、バルク上清をインターフェロンγ分泌について評価した(
図66A-B)。アッセイは、エフェクター:標的比(2:1および5:1)でCD3およびCD28マイクロビーズを用いて、活性化から7日後に精製したtEGFR+(形質導入マーカー)、CER発現T細胞を用いて行った。対照“モック”T細胞にベクターのみを形質導入した。
【0320】
CER21-、CER108-、CER104-およびCER129で形質導入されたCD4+ T細胞を、ALK阻害剤の存在下でA549 ALK+細胞を致死させる能力について試験した。CD4+ T細胞は、CER21、CER108、CER104、CER129、CER27、CER120、CER122、CER123、CER124またはCER126核酸を含むレンチウイルスベクターで形質導入した。ELM4-Alk転座により導入されたA549肺腺癌細胞を、CER形質導入またはモック形質導入(ベクターのみ)CD4+ T細胞と共に、エフェクター:標的細胞の比率1:1で、3.7μMアレクチニブと48時間共培養した。48時間の共培養後、T細胞を洗い流し、生存A549 ALK+細胞の数を熱量測定MTTアッセイを用いて定量した(
図67A-B)。細胞生存率試験をトリプリケートで行い、対照の%として示した。明視野顕微鏡画像は、A549 ALK+共培養試験からも得た。
図68は、アレクチニブ(3.7μM)で48時間処置し、モック形質導入T細胞(左の画像)またはCER104形質導入T細胞(右の画像)と共培養したA549 ALK+細胞を示す。矢印は、食細胞作用のCER104+ T細胞に囲まれた死んだA549 ALK+細胞のクラスターを示す。
図69は、アレクチニブ(3.7μM)で48時間処置し、モック形質導入T細胞(左の画像)またはCER126形質導入T細胞(右の画像)と共培養したA549 ALK+細胞を示す。矢印は、食細胞作用性CER104+ T細胞に囲まれた死んだA549 ALK+細胞のクラスターを示す。
【0321】
種々のCER形質導入されたCD4+ T細胞によるアレクチニブ処置A549肺腺癌細胞の食細胞作用も定量化した。A549細胞をアレクチニブ(1μM)で12時間処置した。CER21-、CER27-、CER30-、CER108-、CER110-、CER112-、CER120-、CER123-、CER124-、CER126-、CER127-またはCER104で形質導入されたCD4+ T細胞を、アレクチニブ処置A549細胞と1:1の比率で12時間共培養した。食作用事象は、40X解像度で3x3ステッチの蛍光顕微鏡画像から計算した。
図70は、(エフェクター細胞における標的事象の中央面積比×%食作用)として計算された調整された食細胞作用指数を示す。
図71は、pHrodo redで標識し、CELL TRACE violetで標識したCER形質導入T細胞と共培養した、アレクチニブ処置したA549 ALK+細胞の蛍光顕微鏡写真を示す。12時間の共培養後に画像が得られた。黄色の三角形は、例示的な食作用事象を示す(CELLTRACE violet標識CD4+ T細胞内のpHrodo red標識)。モック形質導入(ベクターのみ)T細胞は、食細胞作用を示さない。
【0322】
CER形質導入T細胞による腫瘍細胞の食細胞作用取り込みの経時的試験を行った。CD4+ T細胞に、CER122核酸を含むレンチウイルスベクターを形質導入した。モック形質導入(ベクターのみ)CD4+ T細胞を対照として用いた。CER122形質導入T細胞をCELLTRACE violetで標識し、pHrodo red標識A549 ALK+肺腺癌細胞と共培養した。蛍光顕微鏡画像は4、8および16時間の共培養で得て(
図72C)、%食細胞作用(
図72A)および食細胞作用指数(
図72B)を計算した。黄色の三角形は、CER122形質導入T細胞(CELLTRACE violet標識CD4+ T細胞内のpHrodo red 標的)による例示的な食細胞作用事象を示す(
図72Cの右の画像)。モック形質導入T細胞は、食細胞作用を示さない(
図72C、左の画像)。
【0323】
追加のCERタイプの試験では、ALK阻害時にALK再構成を有するA549肺腺癌細胞の相乗的細胞致死が示された(
図73)。ELM4-ALK転座により導入されたA549細胞を、モック形質導入(ベクターのみ)CD4+ T細胞またはCER形質導入CD4+ T細胞(CER21、CER27、CER30、CER108、CER110、CER112、CER120、CER122、CER123、 CER124、CER126、CER127、CER129またはCER104)と、アレクチニブ(3.7μM)の併用して共培養した。共培養のエフェクター:標的細胞比は1:1であった。18時間の共培養後、バルク上清をLDH細胞毒性アッセイで評価し、細胞致死を測定した(
図73)。CERを発現するT細胞は、ALK阻害時に相乗的細胞致死反応を示した。
【0324】
インビボでのALK阻害剤のCER増強
CER療法およびALK阻害剤療法の組合せもまた、インビボで評価した。
図74は、ALK阻害剤療法と組み合わせてCER発現T細胞を用いて養子細胞療法試験の詳細を示す略図を示す。A549 ALK+ルシフェラーゼ+細胞を、試験開始の21日前に免疫不全(NSG)マウスに移植し、生物発光および腫瘍体積による移植について7日後に評価した。CER養子移植の前日(-1日目)に、腫瘍が確立された動物を無作為にグループ分けし、アレクチニブ 15mg/kg (腹腔内)で処置し、その後、眼窩後部に10μgのCER形質転換ヒトT細胞を注入した。動物は、細胞注入後24時間x 3日毎に10μgの全身性IL-2を受容し、その後、腫瘍の進行とその後の細胞の増殖および持続性をモニターした。
【0325】
CER発現T細胞を、エクスビボで増殖させることができる。T細胞を濃縮し、活性化させ、CER122-T2A-tEGFRレンチウイルスコンストラクトで形質導入し、FACSにより表面EGFRおよびT細胞マーカーCD4、CD8の表現型を決定した(
図75A)。非選択培養における形質導入および対照T細胞(ベクターのみで形質導入)の総数を、CD3およびCD28ビーズの活性化後に決定した(
図75B)。2-D蛍光液滴デジタルPCRをCER122形質導入T細胞ゲノムDNAで行い、CERカセットからの領域の増幅が示されている(
図75C)。CER122形質導入T細胞のコピー数の値は、デジタル液滴PCRから決定した(
図75D)。
【0326】
図76Aは、未処置、アレクチニブのみ、およびアレクチニブ+CER122形質導入T細胞における-14日から養子移植後30日の腫瘍体積測定値を示す(1群当たりn=5)。
図76Bは、生物発光イメージングによって評価された、養子移植後0日目から8日目のNSGマウスにおけるA549-ルシフェラーゼ+ ALK陽性細胞の増殖を示す。
図76Cは、養子移入後8日目のA549 ALK陽性腫瘍量の生物発光画像を示す。CER122療法とアレクチニブ療法の併用は、インビボでのALK+NSCLCに対する抗腫瘍反応を増強した。CERが導入されたT細胞は、養子移入後の早期の増殖を示した。FACSプロットは、養子細胞処置後の動物の末梢血におけるCD45+ヒト細胞の早期の増殖を示す(
図77A)。細胞注入後8日目に、末梢血サンプルを抗ヒトCD45-APC結合抗体で染色した。各FACSプロットは、単一の動物を示す。CER122+ T細胞の養子移入4、8、16および25日目におけるヒトCD45+細胞/μLの末梢血の頻度を示す棒グラフ(
図77B)。末梢血は眼窩後出血によって得られ、T細胞エンガルフメントの証拠についてFACSで調べた。ヒトCD45細胞/μLの末梢血の頻度は、TRUCOUNT(BD Biosciences)ビーズを用いてFACsによって決定した。
【0327】
インビボでのEGFR阻害剤のCER増強
CER療法およびEGFR阻害剤療法の組み合わせもインビボで評価した。
図78は、EGFR阻害剤療法と組み合わせてCER発現細胞を用いる養子細胞療法試験の詳細を示す略図を示す。H1975 EGFR+/ルシフェラーゼ+細胞を、試験開始の14日前に免疫不全(NSG)マウスに移植し、7日後に生物発光と腫瘍体積による移植について評価した。CER養子移入の前日(-1日目)に、腫瘍が確立された動物を無作為にグループに分け、オシメリチニブ1mg/kg(腹腔内)で処置し、尾静脈から10μgのCER形質導入ヒトT細胞を注入した。動物は、細胞注入後24時間x 3日毎に10μgの全身性IL-2を受容し、その後、腫瘍の進行とその後の細胞の増殖および持続性をモニターした。腫瘍体積測定値は、未処理、オシメリチニブ処理(1mg/kg)+モック形質導入T細胞(ベクターのみ)、およびオシメリチニブ(1mg/kg)+CER122形質導入T細胞(1群当たりn=5)で養子移入後に得た(
図79)。オシメリチニブと組み合わせたCER122を発現するT細胞は、インビボでEGFR+NSCLCモデルの抗腫瘍応答を増強した。
【0328】
実施例8
CER改変CD4 T細胞の特徴付け
種々のCER改変CD4+ T細胞も反応の大きさについて評価し、特定のCERが低度の広い食細胞作用応答(例えば、90%の細胞で10%のエンガルフメント)を与えるか、または頻度は低いが強い食細胞作用応答(例えば、宿主細胞の90%における10%のエンガルフメント)を供するかどうかを決定した。CD8+ T細胞は、実施例5に記載のようにHPV16 E7特異的TCRで形質導入した。CD4+ T細胞は、CER21、CER27、CER104、CER116またはCER117核酸を含むレンチウイルスベクターで形質導入した。モック形質導入(ベクターのみ)CD4+ T細胞を対照として用いた。CD4+/CER+およびCD8+/E7 TCR+ T細胞をCELLTRACE violetで染色した。HPV16 E7+頭頸部扁平上皮癌細胞(SCC152)を、pHrodo redで染色した。HPV16 E7 TCR形質導入CD8+ T細胞および選択したCER形質導入CD4+ T細胞を1:1の比率で混合し、SCC152細胞と1:1の比率で8時間共培養した。CER形質導入されたCD4+ T細胞による標的SCC152細胞の食細胞作用を蛍光顕微鏡で分析した。
図80Aは、CERタイプによる食細胞作用の大きさ-幅曲線(magnitude breadth curve)を示す。横軸は、エンガルフメントを有するCER形質導入CD4+ T細胞の%面積または標的SCC152細胞によって取り込まれたCER形質導入CD4+ T細胞の%面積を表す。この測定値は、試験されたCERタイプ全体で40%を超えることはめったになかった。縦軸は、食細胞作用性であったCER形質導入CD4+ T細胞の割合を表す。CER104の場合、CER104で形質導入されたCD4+ T細胞の約20%に、10%を超えるエンガルフメントがある。CER117で形質導入されたCD4+ T細胞では、10%未満が10%を超えるエンガルフメントを有する。
図80Bは、CER126で形質導入されたCD4+ T細胞によってエンガルフされたSCC152標的細胞の蛍光顕微鏡画像を示す。
【0329】
CD4+ T細胞は、CER21、CER27、CER102、CER103A、CER103B、CER104、CER106、CER116またはCER117核酸を含むレンチウイルスベクターで形質導入した。モック形質導入(ベクターのみ)CD4+ T細胞を対照として用いた。CD8+ T細胞を、HPV16 E7特異的TCRで形質導入した。HPV16 E7 TCR形質導入CD8+ T細胞および選択したCER形質導入CD4+ T細胞を1:1の比率で混合し、SCC152細胞と1:1の比率で10時間共培養した。次いで、上清を集め、大量のサイトカイン分泌について分析した。
図81に示すように、CFR発現CD4+ T細胞をE7 TCR形質導入CD8+ T細胞に添加すると、IFNγ分泌のレベルが向上した。
【0330】
実施例9
CER改変CD4 T細胞のマーカー分析
CD4+ T細胞は、CER104、CER116またはCER117核酸を含むレンチウイルスベクターで形質導入した。CER104(配列番号133)は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにTLR8シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびDAP12シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。CER116(配列番号143)は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにTRAF6シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTLR8シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。CER117(配列番号144)は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにTLR8シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTRAF6シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。CERで形質導入されたCD4+ T細胞は、E7 TCRで形質導入されたCD8+ T細胞およびHPV+ SCC152標的細胞と共培養し、高次元の単一細胞データの可視化のためにviSNEを用いたマスサイトメトリー(CyTOF)により調べた(
図82-84)。無傷のCER形質導入CD4+ T細胞は、tSNE1(水平)軸およびtSNE2(垂直)軸を示すプロットに表示される。27の細胞内マーカーをviSNE分析に用いた。各ドットは単一の細胞を表す。いくつかの測定マーカー(GM-CSF、MIP1b、パーフォリン、TNF、IL-17、グランザイムB、IL-4、IL-2、IFNγ)でプロットを色分けすると、viSNEの‘アイランド’全体の表現型がわかる(
図82A)。各マーカーの赤色は高発現を表し、青色は低発現を表す。CD4+ T細胞の集団は、27のマーカーすべてからクラスター化アルゴリズムを用いて作成され、viSNEマップに重ねた。矢印は、CER104、CER116およびCER117を含むサンプルで細胞内マーカーIFNγを発現するアイランドの濃縮を示す(
図82B)。CD4+ T細胞の集団は、18のマーカーすべてからクラスター化アルゴリズムを用いて作成され、viSNEマップに重ねた(
図83A)。矢印は、CER104およびCER116で形質導入されたCD4+ T細胞を含むサンプルでT細胞活性化マーカーCD69を発現するアイランドの濃縮を示す。18の細胞内マーカー(CD28、CCR7、CD45RA、PD1、CD127、パーフォリン、CD49d、CD85j、CD38、CD27、グランザイムB、CD57、CD25、CD69、CD154、CD56、HLA-DR、TCRγδ)によるカラープロットは、viSNE‘アイランド’全体の表現型を示す(
図83B)。各マーカーの赤色は高発現を表し、青色は低発現を表す。矢印付きの強調表示された領域は、T細胞活性化マーカーCD69を発現する細胞を示す。18の細胞内マーカー(CD28、CCR7、CD45RA、PD1、CD127、パーフォリン、CD49d、CD85j、CD38、CD27、グランザイムB、CD57、CD25、CD69、CD154、CD56、HLA-DRおよびTCRγδ)からクラスター化アルゴリズムを用いてCD4+ T細胞の集団を作成し、viSNEマップに重ねた。矢印は、対照と比較して、CER104およびCER116サンプルのCCR7+集団内で天然T細胞マーカーCD45RAを発現するアイランドの喪失を示す(
図84A)。18の細胞内マーカーによるカラープロットは、viSNEの‘アイランド’全体の表現型を示す(
図84B)。各マーカーの赤色は高発現を表し、青色は低発現を表す。矢印付きの強調表示された領域は、天然T細胞マーカーCD45RAを発現する細胞を示す。したがって、このデータは、CER104およびCER116で形質導入されたCD4+ T細胞が、抗原と遭遇後の記憶形成と関連していることを示す。
【0331】
実施例10
CER改変細胞における食細胞作用シグナル伝達
GTPaseのRhoファミリーは、食細胞作用中のアクチン重合に重要な役割を果たす。マクロファージにおけるRho GTPase Rac1またはCDC42のいずれかの阻害は、欠陥のあるアクチン重合によるFcRを介した食細胞作用の完全な遮断をもたらす。食細胞作用シグナル伝達カスケードの誘導を調べるために、CER発現細胞を、CDC42およびRac1の活性化について調べた。いずれかのRho GTPaseの活性化には、グアニンヌクレオチド交換因子(GEF)によって触媒される、不活性なGDP結合型から活性なGTP結合型への移行が含まれる。Ba/F3細胞は、CER21核酸、CER116核酸、またはベクターのみ(モック)を含むレンチウイルスベクターで形質導入した。標的胸腺細胞をpHrodo redで染色した。CERで形質導入されたBa/F3細胞を、デキサメタゾンで前処理した胸腺細胞と2時間共培養した。Rac1阻害剤であるNSC23766(Selleck Chem)を、適当なウェルでの共培養中に添加した。次いで、細胞を集め、溶解バッファーに可溶化し、タンパク質溶解物に対して免疫沈降を行って、PAK-PBDアガロースビーズ(Cytoskeleton、Inc.)を用いてリン酸化Rac1を検出した。免疫沈降物を溶出し、25μgのタンパク質をSDS-PAGE勾配ゲルに添加し、モノクローナルマウス抗Rac1一次抗体(Cytoskeleton Inc.)で4℃にて一晩プローブ化し、洗浄し、西洋ワサビペルオキシダーゼに結合した二次抗マウス抗体(Jackson Labs)とハイブリダイズさせた(
図85A)。免疫沈降前に、一部のタンパク質溶解物サンプルを、総タンパク質推定および総Rac1推定のために取り置いた。ベースサンプルは、標的細胞なしで培養されたCER発現細胞を含む。ImageJ画像処理プログラムを用いてタンパク質ゲルのバンドを定量化し、活性化されたRac1の比率を定量化した(
図85B)。CER21(配列番号88)は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインおよびTLR8シグナル伝達ドメインを含む。CER116(配列番号143)は、Tim4結合ドメイン、Tim4膜貫通ドメインならびにTRAF6シグナル伝達ドメインを含む第一のエンガルフメントシグナル伝達ドメインおよびTLR8シグナル伝達ドメインを含む第二のエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含むエンガルフメントシグナル伝達ドメインを含む。TRAF6シグナル伝達ドメインの追加は、CER21形質導入Ba/F3細胞と比較して、CER116形質導入Ba/F3細胞におけるRac1シグナル伝達を増強した。
図85Cは、6時間の共培養後のCER21形質導入Ba/F3細胞におけるpHrodo+の代表的なFACsプロファイルを示す。CER21形質導入Ba/F3細胞は、標的胸腺細胞の食細胞作用を示すかなりのpHrodo+シグナルを示す(
図85C、左画像参照)。特定のRac1小分子阻害剤を添加すると、食細胞作用がなくなる(
図85C、右画像)。各ピークに関連付けられている数値は、CER21+Ba/F3細胞におけるpHrodo+胸腺細胞の割合(食作用)を示す。食細胞作用指数(
図85D)は、
図85Eに示す蛍光イメージングから計算した。Rac1阻害剤NSC23766の存在下または不存在下でのCER116を有するBa/F3細胞の食細胞作用アッセイの代表的な蛍光顕微鏡写真が得られた(
図85E)。pHrodo redで染色されたエンガルフされた胸腺細胞が、CELLTRACE violet染色されたCER116+Ba/F3細胞内で観察される。Rac1阻害はCER116を介した胸腺細胞の食作用をなくす。
【0332】
CER形質導入細胞の管腔内分解も、エンガルフメント後に評価した。CER21またはCER116で形質導入されたBa/F3細胞を、pHrodo-red標識されたデキサメタゾン処置胸腺細胞と一晩共培養し、その後FACSで精製した。標的細胞の破壊を、タイムラプスイメージングによって視覚化し、経時的に定量化した(
図85F)。TRAF6シグナル伝達ドメインの追加により、CER21と比較して、CER116の管腔内容物の経時的な分解が強化され、管腔内容物のほぼ完全な分解が36時間で完了した(
図85F)。CER116+Ba/F3細胞(
図85G、上段の画像)およびCER21+ Ba/F3細胞(
図85G、下段の画像)のタイムラプスイメージングは、管腔内容物の破壊を示している。pHrodo-redで標識された内容物は、CER116改変細胞およびCER21改変細胞の両方で経時的に分解されるが、CER116改変細胞ではより迅速な分解が示される。CER116を有するBa/F3細胞(上)は標的細胞を異化し、細胞が恒常性に戻り、免疫応答を再開できるようにする。CER構築物へのTRAF6シグナル伝達ドメインの追加は、エンガルフされた物質の急速な破壊を促進する。
【0333】
実施例11
CER改変T細胞による抗原提示
細胞傷害性CD8+T細胞(CTL)による腫瘍細胞死を増強する1つの戦略は、MHC I分子に外因性抗原を“交差提示”する独自の能力を有する抗原提示細胞(APC)を利用することである。腫瘍特異的CTL応答の拡大は、腫瘍に対する効果的な免疫応答を誘発する可能性がある。本実施例では、ウイルスHPV E6およびE7腫瘍性タンパク質をモデル抗原として用いて、抗原処理およびキメラエンガルフメント受容体(CER)発現細胞の抗原提示能を特徴付けた。
【0334】
CD4+およびCD8+CER発現T細胞株は、ヒトPBMCから樹立した。CD3およびCD28マイクロビーズで活性化した後、精製T細胞にCER123(配列番号150)および切断型EGFR(形質導入マーカー)をコードするレンチウイルスを形質導入し、IL-7、IL-15およびIL-2を含む培地中で、5日間増殖させた。tEGFR+T細胞の割合は40-60%の範囲であった。
【0335】
NFAT誘導性ルシフェラーゼレポーター構築物が安定して組み込まれているJurkat細胞株を用いて、T細胞応答を試験した。ヒトE6およびE7特異的な改変されたTCRは、Jurkat NFATレポーター細胞株に形質導入され、改変されたCERとの共培養によるNFATの活性化を特徴付けた。
【0336】
MHC-I交差提示を評価するために、SCC152 HPV+細胞を、E7特異的TCRを発現するT細胞の存在下で、CER123発現CD4+およびCD8+ T細胞またはモック形質導入(ベクターのみ)T細胞と一晩共培養した。一晩の共培養後、CER123を発現するT細胞またはモック形質導入T細胞をFACSを用いて精製し、洗浄した後、E6/E7特異的ヒトTCR/NFATレポーター細胞株と1:1の比率で培養した。NFATの活性化は、細胞培養上清のルシフェラーゼ活性を測定することにより、一連の時点(0、6、12、24および72時間)で評価した。このアッセイの模式図を
図86に示す。細胞は、96ウェルの丸底プレート中、RPMI/10%FCSで培養した。CER123を発現するCD4+およびCD8+ T細胞株は、HPV+腫瘍を貪食した後、E7
11-19 -特異的TCRおよびNFATレポーターを発現するJurkat T細胞と一晩共培養した。E7
11-19-特異的Jurkat T細胞の誘導を、示された時点でNFATシグナルの発光によって定量化し、モック(ベクターのみ)で形質導入されたT細胞と比較した(
図87)。CER123を発現するT細胞は、HPV+腫瘍細胞の食細胞作用に続くHPV E7腫瘍性タンパク質の交差提示効率の向上を示した。
【0337】
さらなる定義は、本明細書中に記載されている。上記の種々の態様は、さらなる態様を提供するために組み合わせることができる。米国仮特許出願第62/563,615、同第62/649,529および同第62/652,822を含むがこれらに限定されない、本明細書で言及される、および/または出願データシートに記載されている、全ての米国特許、米国特許出願公報、米国特許出願、外国特許、外国特許出願および非特許文献は、引用によりその内容全体を本明細書中に包含させる。態様の側面は、必要に応じて、さらに別の態様を提供するために様々な特許、特許出願および刊行物の概念を採用して変更することができる。
【0338】
上記の詳細な説明に照らして、これらおよび他の変更を態様に加えることができる。一般的に、添付の特許請求の範囲において、用いる用語は、特許請求の範囲を明細書および特許請求の範囲に記載された特定の態様に限定するように解釈されるべきではなく、そのような特許請求の範囲が権利を有する均等物の全範囲と共にすべての可能な形態を含むものとして解釈されるべきである。従って、特許請求の範囲は本明細書の記載によって制限されない。
【0339】
配列表
>配列番号1(タンパク質、ヒト、FcγRI結合ドメイン、アミノ酸1-15 シグナルペプチド)
MWFLTTLLLWVPVDGQVDTTKAVITLQPPWVSVFQEETVTLHCEVLHLPGSSSTQWFLNGTATQTSTPSYRITSASVNDSGEYRCQRGLSGRSDPIQLEIHRGWLLLQVSSRVFTEGEPLALRCHAWKDKLVYNVLYYRNGKAFKFFHWNSNLTILKTNISHNGTYHCSGMGKHRYTSAGISVTVKELFPAPVLNASVTSPLLEGNLVTLSCETKLLLQRPGLQLYFSFYMGSKTLRGRNTSSEYQILTARREDSGLYWCEAATEDGNVLKRSPELELQVLGLQLPTPVWFH
>配列番号2(タンパク質、ヒト、Tim1結合ドメイン、アミノ酸1-20 シグナルペプチド)
MHPQVVILSLILHLADSVAGSVKVGGEAGPSVTLPCHYSGAVTSMCWNRGSCSLFTCQNGIVWTNGTHVTYRKDTRYKLLGDLSRRDVSLTIENTAVSDSGVYCCRVEHRGWFNDMKITVSLEIVPPKVTTTPIVTTVPTVTTVRTSTTVPTTTTVPTTTVPTTMSIPTTTTVLTTMTVSTTTSVPTTTSIPTTTSVPVTTTVSTFVPPMPLPRQNHEPVATSPSSPQPAETHPTTLQGAIRREPTSSPLYSYTTDGNDTVTESSDGLWNNNQTQLFLEHSLLTANTTKG
>配列番号3 (タンパク質、ヒト、Tim4結合ドメイン、アミノ酸1-24 シグナルペプチド)
MSKEPLILWLMIEFWWLYLTPVTSETVVTEVLGHRVTLPCLYSSWSHNSNSMCWGKDQCPYSGCKEALIRTDGMRVTSRKSAKYRLQGTIPRGDVSLTILNPSESDSGVYCCRIEVPGWFNDVKINVRLNLQRASTTTHRTATTTTRRTTTTSPTTTRQMTTTPAALPTTVVTTPDLTTGTPLQMTTIAVFTTANTCLSLTPSTLPEEATGLLTPEPSKEGPILTAESETVLPSDSWSSVESTSADTVLLTSKESKVWDLPSTSHVSMWKTSDSVSSPQPGASDTAVPEQNKTTKTGQMDGIPMSMKNEMPISQ
>配列番号4 (タンパク質、ヒト、Tim3結合ドメイン、アミノ酸1-21 シグナルペプチド)
MFSHLPFDCVLLLLLLLLTRSSEVEYRAEVGQNAYLPCFYTPAAPGNLVPVCWGKGACPVFECGNVVLRTDERDVNYWTSRYWLNGDFRKGDVSLTIENVTLADSGIYCCRIQIPGIMNDEKFNLKLVIKPAKVTPAPTRQRDFTAAFPRMLTTRGHGPAETQTLGSLPDINLTQISTLANELRDSRLANDLRDSGATIRIG
>配列番号5 (タンパク質、ヒト、FA58C2結合ドメイン)
LNGCANPLGLKNNSIPDKQITASSSYKTWGLHLFSWNPSYARLDKQGNFNAWVAGSYGNDQWLQVDLGSSKEVTGIITQGARNFGSVQFVASYKVAYSNDSANWTEYQDPRTGSSKIFPGNWDNHSHKKNLFETPILARYVRILPVAWHNRIALRLELLGC
>配列番号6 (タンパク質、ヒト、GAS6結合ドメイン、アミノ酸1-30 シグナルペプチド)
MAPSLSPGPAALRRAPQLLLLLLAAECALAALLPAREATQFLRPRQRRAFQVFEEAKQGHLERECVEELCSREEAREVFENDPETDYFYPRYLD
>配列番号7 (タンパク質、ヒト、プロテインS結合ドメイン、アミノ酸1-24 シグナルペプチド)
MRVLGGRCGALLACLLLVLPVSEANFLSKQQASQVLVRKRRANSLLEETKQGNLERECIEELCNKEEAREVFENDPETDYFYPKYLV
>配列番号8 (タンパク質、ヒト、BAI1結合ドメイン)
AAGADAGPGPEPCATLVQGKFFGYFSAAAVFPANASRCSWTLRNPDPRRYTLYMKVAKAPVPCSGPGRVRTYQFDSFLESTRTYLGVESFDEVLRLCDPSAPLAFLQASKQFLQMRRQQPPQHDGLRPRAGPPGPTDDFSVEYLVVGNRNPSRAACQMLCRWLDACLAGSRSSHPCGIMQTPCACLGGEAGGPAAGPLAPRGDVCLRDAVAGGPENCLTSLTQDRGGHGATGGWKLWSLWGECTRDCGGGLQTRTRTCLPAPGVEGGGCEGVLEEGRQCNREACGPAGRTSSRSQSLRSTDARRREELGDELQQFGFPAPQTGDPAAEEWSPWSVCSSTCGEGWQTRTRFCVSSSYSTQCSGPLREQRLCNNSAVCPVHGAWDEWSPWSLCSSTCGRGFRDRTRTCRPPQFGGNPCEGPEKQTKFCNIALCPGRAVDGNWNEWSSWSACSASCSQGRQQRTRECNGPSYGGAECQGHWVETRDCFLQQCPVDGKWQAWASWGSCSVTCGAGSQRRERVCSGPFFGGAACQGPQDEYRQCGTQRCPEPHEICDEDNFGAVIWKETPAGEVAAVRCPRNATGLILRRCELDEEGIAYWEPPTYIRCVSIDYRNIQMMTREHLAKAQRGLPGEGVSEVIQTLVEISQDGTSYSGDLLSTIDVLRNMTEIFRRAYYSPTPGDVQNFVQILSNLLAEENRDKWEEAQLAGPNAKELFRLVEDFVDVIGFRMKDLRDAYQVTDNLVLSIHKLPASGATDISFPMKGWRATGDWAKVPEDRVTVSKSVFSTGLTEADEASVFVVGTVLYRNLGSFLALQRNTTVLNSKVISVTVKPPPRSLRTPLEIEFAHMYNGTTNQTCILWDETDVPSSSAPPQLGPWSWRGCRTVPLDALRTRCLCDRLSTFAILAQLSADANMEKATLPS
【0340】
>配列番号9 (DNA、ヒト、FcγRI結合ドメイン)
ATGTGGTTCCTGACTACGTTGTTGCTGTGGGTCCCTGTAGACGGCCAAGTAGACACAACGAAAGCAGTGATCACGCTCCAACCGCCTTGGGTGTCTGTGTTCCAAGAAGAAACAGTTACACTGCACTGTGAGGTCCTCCACCTGCCTGGTTCTTCATCTACTCAATGGTTTCTCAACGGAACAGCAACACAAACAAGTACCCCTTCCTACAGAATTACGAGTGCATCTGTTAACGATTCAGGAGAGTATAGGTGCCAGCGAGGGCTTTCAGGCCGGTCCGACCCCATTCAACTCGAAATTCACCGCGGTTGGCTTCTGCTGCAAGTATCCTCTCGGGTCTTCACGGAAGGTGAACCACTTGCCTTGCGCTGTCACGCATGGAAAGATAAGCTCGTCTACAACGTTTTGTATTATCGGAATGGAAAGGCATTTAAGTTTTTTCATTGGAACTCAAACCTTACGATCCTCAAAACCAATATCAGTCATAACGGTACGTACCACTGCTCAGGCATGGGCAAGCATCGCTATACGTCCGCAGGGATTAGCGTGACAGTTAAGGAGCTCTTCCCCGCGCCTGTGCTGAATGCGAGCGTAACTTCACCCCTTCTGGAGGGCAACTTGGTGACCCTCTCTTGTGAGACGAAACTTCTCCTTCAGAGGCCGGGCCTGCAACTCTATTTCAGCTTTTATATGGGTTCTAAAACTCTTCGAGGCAGAAACACGAGCAGCGAATATCAGATACTGACTGCCCGGCGGGAAGACAGTGGCCTTTATTGGTGCGAGGCTGCAACAGAAGATGGCAATGTCCTTAAAAGGTCTCCCGAATTGGAGCTCCAAGTGCTTGGCTTGCAACTCCCTACACCCGTATGGTTCCAC
>配列番号10 (DNA、ヒト、Tim1結合ドメイン)
ATGCACCCCCAGGTTGTTATACTTTCATTGATCCTGCATTTGGCCGACTCCGTGGCGGGTTCCGTAAAAGTTGGAGGGGAAGCTGGACCAAGCGTCACCTTGCCTTGCCACTACTCTGGAGCCGTGACGAGTATGTGCTGGAATCGAGGATCCTGTAGTCTTTTCACATGCCAAAATGGCATAGTTTGGACCAATGGGACGCACGTCACCTACCGAAAAGACACTAGATACAAACTCCTGGGTGACCTCAGCAGGAGAGATGTGTCTCTGACTATTGAAAACACTGCTGTTTCTGACTCTGGAGTCTACTGTTGCCGGGTCGAGCACCGAGGATGGTTCAATGACATGAAGATCACGGTCAGCTTGGAAATCGTCCCGCCCAAGGTAACCACTACACCAATAGTTACTACGGTTCCCACGGTAACCACGGTTCGAACCAGCACCACAGTACCCACAACTACGACCGTTCCAACCACTACAGTCCCCACAACCATGAGTATCCCTACGACAACTACGGTCCTGACAACCATGACCGTCAGCACTACCACGAGTGTGCCTACGACTACTAGCATACCGACGACTACTTCAGTTCCAGTCACCACCACGGTGAGTACATTCGTGCCTCCAATGCCATTGCCGAGGCAAAACCACGAACCCGTGGCGACATCTCCGTCTAGTCCGCAACCAGCAGAGACCCATCCCACCACGCTTCAGGGGGCAATCAGGAGAGAACCTACAAGTTCACCCCTCTACAGCTATACAACCGATGGAAACGACACAGTTACAGAAAGTAGTGACGGTTTGTGGAATAACAACCAAACACAATTGTTCCTGGAGCACAGTCTGTTGACAGCCAACACTACAAAGGGA
>配列番号11 (DNA、ヒト、Tim4結合ドメイン)
ATGAGTAAAGAGCCGCTTATCCTGTGGCTTATGATAGAGTTTTGGTGGTTGTATTTGACCCCGGTCACGAGCGAAACGGTAGTGACTGAAGTATTGGGTCATCGGGTAACCTTGCCTTGCTTGTATAGCTCCTGGTCTCATAATAGTAATAGCATGTGCTGGGGCAAGGACCAATGCCCCTATAGCGGATGCAAGGAGGCGCTCATTCGCACAGACGGAATGCGGGTGACATCAAGGAAGAGTGCTAAGTACCGGCTTCAGGGCACAATCCCACGCGGCGACGTGTCACTGACTATCCTTAATCCATCCGAGAGCGACTCTGGTGTCTATTGTTGCAGGATCGAGGTTCCGGGATGGTTCAATGATGTAAAGATCAATGTAAGACTCAATCTGCAACGGGCATCTACAACCACGCATCGGACAGCCACTACTACCACAAGGAGAACAACTACTACGTCACCCACGACTACTCGACAGATGACCACTACACCTGCGGCCCTGCCAACTACGGTTGTAACTACTCCGGATCTGACAACCGGGACACCGTTGCAAATGACAACCATTGCAGTATTTACCACGGCAAACACGTGTCTCTCTCTGACCCCATCTACTCTTCCGGAGGAGGCCACCGGGCTCCTTACACCGGAGCCGTCTAAGGAAGGCCCAATCTTGACCGCAGAGAGTGAGACCGTACTTCCGAGCGATTCATGGTCCAGTGTCGAGAGCACATCCGCTGACACCGTCCTTCTTACGTCCAAAGAAAGTAAAGTTTGGGACCTCCCGTCCACGAGCCACGTTTCTATGTGGAAGACCTCAGATAGCGTTAGCTCCCCACAGCCAGGAGCAAGCGACACCGCAGTACCGGAGCAAAACAAGACGACTAAGACTGGCCAGATGGATGGTATCCCAATGTCAATGAAAAATGAGATGCCCATATCACAA
>配列番号12 (DNA、ヒト、Tim3結合ドメイン)
ATGTTTAGCCATCTCCCTTTTGATTGCGTCTTGTTGCTTCTTCTTCTCCTTCTGACGAGATCATCTGAAGTTGAATATCGCGCGGAAGTCGGCCAAAACGCATATCTGCCGTGTTTTTACACCCCGGCTGCACCGGGGAACTTGGTTCCCGTTTGTTGGGGTAAGGGGGCGTGTCCCGTTTTTGAGTGCGGTAACGTAGTGCTCCGAACTGATGAAAGAGATGTAAATTACTGGACGAGCCGGTACTGGTTGAATGGGGATTTTAGGAAGGGCGACGTTTCCCTTACCATAGAAAACGTAACTCTTGCGGATTCTGGGATTTATTGTTGCAGGATACAAATCCCCGGAATAATGAACGATGAGAAATTCAATTTGAAGCTCGTAATAAAACCGGCAAAAGTAACTCCAGCTCCCACCAGGCAGCGAGATTTTACGGCAGCATTTCCCAGGATGCTCACTACTCGCGGTCATGGCCCTGCCGAGACTCAGACCCTCGGTAGTCTTCCTGATATCAATCTCACGCAAATTAGTACATTGGCGAATGAATTGAGGGATTCAAGACTCGCCAATGATCTGCGCGACAGTGGAGCGACTATTAGGATAGGG
>配列番号13 (DNA、ヒト、FA58C2結合ドメイン)
CTCAACGGGTGTGCTAATCCCCTTGGCCTGAAGAATAACAGCATACCTGACAAGCAAATAACAGCGTCAAGTTCTTATAAAACTTGGGGGCTGCATCTGTTCTCCTGGAACCCCAGTTACGCTAGACTCGACAAACAAGGCAATTTTAACGCATGGGTGGCAGGCTCTTACGGGAACGATCAGTGGCTGCAAGTAGACTTGGGAAGTAGTAAGGAGGTGACTGGGATCATTACCCAGGGGGCACGAAATTTCGGTTCCGTTCAGTTCGTTGCATCTTATAAGGTAGCGTATTCAAATGACTCCGCGAATTGGACCGAATATCAGGACCCGCGAACCGGATCAAGCAAGATTTTTCCGGGGAATTGGGACAACCACTCTCACAAAAAAAATTTGTTTGAAACACCTATACTGGCGCGGTACGTTAGAATCCTCCCAGTTGCCTGGCACAACCGGATAGCGCTTAGACTGGAATTGTTGGGGTGC
【0341】
>配列番号14 (DNA、ヒト、Gas6結合ドメイン)
ATGGCTCCCTCTTTGTCACCAGGACCTGCGGCTCTTAGGCGAGCCCCGCAGCTGCTGCTTCTCCTGCTCGCTGCAGAATGCGCTCTCGCTGCACTCTTGCCCGCGAGGGAGGCGACTCAGTTCTTGCGCCCCCGGCAGAGACGAGCATTCCAAGTCTTTGAGGAAGCGAAACAAGGTCATCTCGAGCGAGAATGCGTGGAGGAGCTGTGTTCTAGGGAGGAAGCACGCGAAGTCTTTGAGAATGACCCGGAAACGGACTACTTTTACCCCCGGTATCTTGAT
>配列番号15 (DNA、ヒト、プロテインS結合ドメイン)
ATGCGCGTGTTGGGGGGTCGCTGTGGTGCGCTCCTTGCTTGTCTCCTTTTGGTTCTTCCCGTCTCCGAGGCTAATTTCCTGTCAAAACAACAGGCTAGTCAAGTCTTGGTGCGCAAGAGGAGAGCTAACAGCCTTCTGGAAGAGACCAAGCAAGGTAATCTGGAGAGAGAGTGTATCGAGGAACTTTGTAACAAAGAGGAAGCACGCGAAGTATTTGAAAATGACCCGGAAACCGATTATTTTTACCCAAAATATCTCGTA
>配列番号16 (タンパク質、人工配列、改変型IgG4ヒンジ)
ESKYGPPCPPCP
>配列番号17 (タンパク質、ヒト、TLR4 膜近接ドメイン)
PVLSLNITCQMNK
>配列番号18 (タンパク質、ヒト、Tim1 膜貫通ドメイン)
IYAGVCISVLVLLALLGVIIA
>配列番号19 (タンパク質、ヒト、Tim4 膜貫通ドメイン)
LLMIIAPSLGFVLFALFVAFL
>配列番号20 (タンパク質、ヒト、FcγRI 膜貫通ドメイン)
VLFYLAVGIMFLVNTVLWVTI
>配列番号21 (タンパク質、ヒト、FcεRIγ 膜貫通ドメイン)
LCYILDAILFLYGIVLTLLYC
>配列番号22 (タンパク質、ヒト、CD8a 膜貫通ドメイン)
IYIWAPLAGTCGVLLLSLVIT
>配列番号23 (タンパク質、ヒト、MERTK 膜貫通ドメイン)
FGCFCGFILIGLILYISLAIR
>配列番号24 (タンパク質、ヒト、Axl 膜貫通ドメイン)
YVLLGAVVAAACVLILALFLV
>配列番号25 (タンパク質、ヒト、Tyro3 膜貫通ドメイン)
VPVVLGVLTALVTAAALALIL
>配列番号26 (タンパク質、ヒト、CD28 膜貫通ドメイン)
FWVLVVVGGVLACYSLLVTVAFIIFWV
>配列番号27 (タンパク質、ヒト、CD4 膜貫通ドメイン)
MALIVLGGVAGLLLFIGLGIFF
>配列番号28(タンパク質、ヒト、DAP12 膜貫通ドメイン)
GVLAGIVMGDLVLTVLIALAV
>配列番号29 (タンパク質、ヒト、BAI1 膜貫通ドメイン)
VTLIVGCGVSSLTLLMLVIIY
>配列番号30 (タンパク質、ヒト、MRC1 膜貫通ドメイン)
GVVIIVILLILTGAGLAAYFF
>配列番号31 (タンパク質、ヒト、TLR1 膜貫通ドメイン)
LLIVTIVATMLVLAVTVTSLC
>配列番号32 (タンパク質、ヒト、TLR2 膜貫通ドメイン)
ALVSGMCCALFLLILLTGVLC
>配列番号33 (タンパク質、ヒト、TLR3 膜貫通ドメイン)
FFMINTSILLIFIFIVLLIHF
>配列番号34 (タンパク質、ヒト、TLR4 膜貫通ドメイン)
TIIGVSVLSVLVVSVVAVLVY
>配列番号35 (タンパク質、ヒト、TLR5 膜貫通ドメイン)
FSLFIVCTVTLTLFLMTILTV
>配列番号36 (タンパク質、ヒト、TLR6 膜貫通ドメイン)
ALVSGMCCALFLLILLTGVLC
>配列番号37 (タンパク質、ヒト、TLR7 膜貫通ドメイン)
LILFSLSISVSLFLMVMMTAS
>配列番号38 (タンパク質、ヒト、TLR8 膜貫通ドメイン)
AVILFFFTFFITTMVMLAALA
【0342】
>配列番号39 (タンパク質、ヒト、 TLR9 膜貫通ドメイン)
FALSLLAVALGLGVPMLHHLC
>配列番号40 (DNA、ヒト、Tim1 膜貫通ドメイン)
ATATACGCTGGAGTCTGTATAAGTGTCCTTGTACTGTTGGCGTTGCTGGGGGTCATTATTGCC
>配列番号41 (DNA、ヒト、Tim4 膜貫通ドメイン)
TTGCTTATGATTATTGCGCCAAGCCTTGGATTTGTGCTGTTCGCACTCTTCGTAGCTTTTCTC
>配列番号42 (DNA、ヒト、FcγRI 膜貫通ドメイン)
GTACTGTTTTATCTCGCCGTAGGGATAATGTTCCTCGTGAACACCGTACTGTGGGTAACAATA
>配列番号43 (DNA、ヒト、CD8a 膜貫通ドメイン)
ATATACATTTGGGCACCGCTGGCTGGAACTTGCGGCGTTCTCTTGTTGAGTCTGGTGATTACT
>配列番号44 (DNA、ヒト、MERTK 膜貫通ドメイン)
TTTGGCTGTTTCTGTGGATTTATTCTGATTGGTCTTATCCTCTATATTTCCTTGGCGATCAGA
>配列番号45 (DNA、ヒト、Axl 膜貫通ドメイン)
TATGTCTTGCTTGGTGCCGTCGTTGCTGCCGCCTGTGTGTTGATACTCGCACTTTTCTTGGTG
>配列番号46 (DNA、ヒト、Tyro3 膜貫通ドメイン)
GTACCCGTCGTTTTGGGGGTCCTGACCGCGCTCGTTACTGCGGCAGCACTCGCACTGATACTT
>配列番号47 (DNA、ヒト、CD4 膜貫通ドメイン)
ATGGCTCTGATCGTACTGGGCGGAGTGGCAGGATTGCTGCTCTTTATTGGACTGGGCATTTTCTTC
>配列番号48 (タンパク質、ヒト、TLR1 シグナル伝達ドメイン)
SYLDLPWYLRMVCQWTQTRRRARNIPLEELQRNLQFHAFISYSGHDSFWVKNELLPNLEKEGMQICLHERNFVPGKSIVENIITCIEKSYKSIFVLSPNFVQSEWCHYELYFAHHNLFHEGSNSLILILLEPIPQYSIPSSYHKLKSLMARRTYLEWPKEKSKRGLFWANLRAAINIKLTEQAKK
>配列番号49 (タンパク質、ヒト、TLR2 シグナル伝達ドメイン)
HRFHGLWYMKMMWAWLQAKRKPRKAPSRNICYDAFVSYSERDAYWVENLMVQELENFNPPFKLCLHKRDFIPGKWIIDNIIDSIEKSHKTVFVLSENFVKSEWCKYELDFSHFRLFDENNDAAILILLEPIEKKAIPQRFCKLRKIMNTKTYLEWPMDEAQREGFWVNLRAAIKS
>配列番号50 (タンパク質、ヒト、TLR3 シグナル伝達ドメイン)
EGWRISFYWNVSVHRVLGFKEIDRQTEQFEYAAYIIHAYKDKDWVWEHFSSMEKEDQSLKFCLEERDFEAGVFELEAIVNSIKRSRKIIFVITHHLLKDPLCKRFKVHHAVQQAIEQNLDSIILVFLEEIPDYKLNHALCLRRGMFKSHCILNWPVQKERIGAFRHKLQVALGSKNSVH
>配列番号51 (タンパク質、ヒト、TLR4 シグナル伝達ドメイン)
KFYFHLMLLAGCIKYGRGENIYDAFVIYSSQDEDWVRNELVKNLEEGVPPFQLCLHYRDFIPGVAIAANIIHEGFHKSRKVIVVVSQHFIQSRWCIFEYEIAQTWQFLSSRAGIIFIVLQKVEKTLLRQQVELYRLLSRNTYLEWEDSVLGRHIFWRRLRKALLDGKSWNPEGTVGTGCNWQEATSI
>配列番号52 (タンパク質、ヒト、TLR5 シグナル伝達ドメイン)
TKFRGFCFICYKTAQRLVFKDHPQGTEPDMYKYDAYLCFSSKDFTWVQNALLKHLDTQYSDQNRFNLCFEERDFVPGENRIANIQDAIWNSRKIVCLVSRHFLRDGWCLEAFSYAQGRCLSDLNSALIMVVVGSLSQYQLMKHQSIRGFVQKQQYLRWPEDFQDVGWFLHKLSQQILKKEKEKKKDNNIPLQTVATIS
>配列番号53 (タンパク質、ヒト、TLR6 シグナル伝達ドメイン)
YLDLPWYLRMVCQWTQTRRRARNIPLEELQRNLQFHAFISYSEHDSAWVKSELVPYLEKEDIQICLHERNFVPGKSIVENIINCIEKSYKSIFVLSPNFVQSEWCHYELYFAHHNLFHEGSNNLILILLEPIPQNSIPNKYHKLKALMTQRTYLQWPKEKSKRGLFWANIRAAFNMKLTLVTENNDVKS
>配列番号54 (タンパク質、ヒト、TLR7 シグナル伝達ドメイン)
HLYFWDVWYIYHFCKAKIKGYQRLISPDCCYDAFIVYDTKDPAVTEWVLAELVAKLEDPREKHFNLCLEERDWLPGQPVLENLSQSIQLSKKTVFVMTDKYAKTENFKIAFYLSHQRLMDEKVDVIILIFLEKPFQKSKFLQLRKRLCGSSVLEWPTNPQAHPYFWQCLKNALATDNHVAYSQVFKETV
【0343】
>配列番号55 (タンパク質、ヒト、TLR8 シグナル伝達ドメイン)
HHLFYWDVWFIYNVCLAKVKGYRSLSTSQTFYDAYISYDTKDASVTDWVINELRYHLEESRDKNVLLCLEERDWDPGLAIIDNLMQSINQSKKTVFVLTKKYAKSWNFKTAFYLALQRLMDENMDVIIFILLEPVLQHSQYLRLRQRICKSSILQWPDNPKAEGLFWQTLRNVVLTENDSRYNNMYVDSIKQY
>配列番号56 (タンパク質、ヒト、TLR9 シグナル伝達ドメイン)
GWDLWYCFHLCLAWLPWRGRQSGRDEDALPYDAFVVFDKTQSAVADWVYNELRGQLEECRGRWALRLCLEERDWLPGKTLFENLWASVYGSRKTLFVLAHTDRVSGLLRASFLLAQQRLLEDRKDVVVLVILSPDGRRSRYVRLRQRLCRQSVLLWPHQPSGQRSFWAQLGMALTRDNHHFYNRNFCQGPTAE
>配列番号57 (タンパク質、ヒト、Traf6 シグナル伝達ドメイン - 全長)
MSLLNCENSCGSSQSESDCCVAMASSCSAVTKDDSVGGTASTGNLSSSFMEEIQGYDVEFDPPLESKYECPICLMALREAVQTPCGHRFCKACIIKSIRDAGHKCPVDNEILLENQLFPDNFAKREILSLMVKCPNEGCLHKMELRHLEDHQAHCEFALMDCPQCQRPFQKFHINIHILKDCPRRQVSCDNCAASMAFEDKEIHDQNCPLANVICEYCNTILIREQMPNHYDLDCPTAPIPCTFSTFGCHEKMQRNHLARHLQENTQSHMRMLAQAVHSLSVIPDSGYISEVRNFQETIHQLEGRLVRQDHQIRELTAKMETQSMYVSELKRTIRTLEDKVAEIEAQQCNGIYIWKIGNFGMHLKCQEEEKPVVIHSPGFYTGKPGYKLCMRLHLQLPTAQRCANYISLFVHTMQGEYDSHLPWPFQGTIRLTILDQSEAPVRQNHEEIMDAKPELLAFQRPTIPRNPKGFGYVTFMHLEALRQRTFIKDDTLLVRCEVSTRFDMGSLRREGFQPRSTDAGV
>配列番号58 (タンパク質、ヒト、切断型TRAF6 シグナル伝達ドメイン) MSLLNCENSCGSSQSESDCCVAMASSCSAVTKDDSVGGTASTGNLSSSFMEEIQGYDVEFDPPLESKYECPICLMALREAVQTPCGHRFCKACIIKSIRDAGHKCPVDNEILLENQLFPDNFAKREILSLMVKCPNEGCLHKMELRHLEDHQAHCEFALMDCPQCQRPFQKFHINIHILKDCPRRQVSCDNCAASMAFEDKEIHDQNCPLANVICEYCNTILIREQMPNHYDLDCPTAPIPCTFSTFGCHEKMQRNHLARHLQENTQSHMRMLA
>配列番号59 [タンパク質; ヒト、MERTK シグナル伝達ドメイン]
KRVQETKFGNAFTEEDSELVVNYIAKKSFCRRAIELTLHSLGVSEELQNKLEDVVIDRNLLILGKILGEGEFGSVMEGNLKQEDGTSLKVAVKTMKLDNSSQREIEEFLSEAACMKDFSHPNVIRLLGVCIEMSSQGIPKPMVILPFMKYGDLHTYLLYSRLETGPKHIPLQTLLKFMVDIALGMEYLSNRNFLHRDLAARNCMLRDDMTVCVADFGLSKKIYSGDYYRQGRIAKMPVKWIAIESLADRVYTSKSDVWAFGVTMWEIATRGMTPYPGVQNHEMYDYLLHGHRLKQPEDCLDELYEIMYSCWRTDPLDRPTFSVLRLQLEKLLESLPDVRNQADVIYVNTQLLESSEGLAQGSTLAPLDLNIDPDSIIASCTPRAAISVVTAEVHDSKPHEGRYILNGGSEEWEDLTSAPSAAVTAEKNSVLPGERLVRNGVSWSHSSMLPLGSSLPDELLFADDSSEGSEVLM
>配列番号60
>配列番号61
>配列番号62 (タンパク質、ヒト、FcεRIγ シグナル伝達ドメイン)
RLKIQVRKAAITSYEKSDGVYTGLSTRNQETYETLKHEKPPQ
>配列番号63 (タンパク質、ヒト、FcγR1 シグナル伝達ドメイン)
RKELKRKKKWDLEISLDSGHEKKVISSLQEDRHLEEELKCQEQKEEQLQEGVHRKEPQGAT
>配列番号64 (タンパク質、ヒト、FcγR2A シグナル伝達ドメイン)
CRKKRISANSTDPVKAAQFEPPGRQMIAIRKRQLEETNNDYETADGGYMTLNPRAPTDDDKNIYLTLPPNDHVNSNN
>配列番号65 (タンパク質、ヒト、FcγR2c シグナル伝達ドメイン)
CRKKRISANSTDPVKAAQFEPPGRQMIAIRKRQPEETNNDYETADGGYMTLNPRAPTDDDKNIYLTLPPNDHVNSNN
>配列番号66 (タンパク質、ヒト、FcγR3A シグナル伝達ドメイン)
KTNIRSSTRDWKDHKFKWRKDPQDK
【0344】
>配列番号67 (タンパク質、ヒト、BAFF-R シグナル伝達ドメイン)
SWRRRQRRLRGASSAEAPDGDKDAPEPLDKVIILSPGISDATAPAWPPPGEDPGTTPPGHSVPVPATELGSTELVTTKTAGPEQQ
>配列番号68 (タンパク質、ヒト、DAP12 シグナル伝達ドメイン)
YFLGRLVPRGRGAAEAATRKQRITETESPYQELQGQRSDVYSDLNTQRPYYK
>配列番号69 (タンパク質、ヒト、NFAM1 シグナル伝達ドメイン)
LWNKKRMRGPGKDPTRKCPDPRSASSPKQHPSESVYTALQRRETEVYACIENEDGSSPTAKQSPLSQERPHRFEDDGELNLVYENL
>配列番号70 [タンパク質; ヒト; 切断型NFAM1 シグナル伝達ドメイン]
SSPKQHPSESVYTALQRRETEVYACIENE
>配列番号71 (タンパク質、ヒト、CD79b 切断型シグナル伝達ドメイン (185-213))
DSKAGMEEDHTYEGLDIDQTATYEDIVTL
>配列番号72 (タンパク質、ヒト、TRAF2 シグナル伝達ドメイン)
MAAASVTPPGSLELLQPGFSKTLLGTKLEAKYLCSACRNVLRRPFQAQCGHRYCSFCLASILSSGPQNCAACVHEGIYEEGISILESSSAFPDNAARREVESLPAVCPSDGCTWKGTLKEYESCHEGRCPLMLTECPACKGLVRLGEKERHLEHECPERSLSCRHCRAPCCGADVKAHHEVCPKFPLTCDGCGKKKIPREKFQDHVKTCGKCRVPCRFHAIGCLETVEGEKQQEHEVQWLREHLAMLLSSVLEAKPLLGDQSHAGSELLQRCESLEKKTATFENIVCVLNREVERVAMTAEAC
>配列番号73 (タンパク質、ヒト、TRAF3 シグナル伝達ドメイン)
MESSKKMDSPGALQTNPPLKLHTDRSAGTPVFVPEQGGYKEKFVKTVEDKYKCEKCHLVLCSPKQTECGHRFCESCMAALLSSSSPKCTACQESIVKDKVFKDNCCKREILALQIYCRNESRGCAEQLMLGHLLVHLKNDCHFEELPCVRPDCKEKVLRKDLRDHVEKACKYREATCSHCKSQVPMIALQKHEDTDCPCVVVSCPHKCSVQTLLRSELSAHLSECVNAPSTCSFKRYGCVFQGTNQQIKAHEASSAVQHVNLLKEWSNSLEKKV
>配列番号74 (DNA、ヒト、Traf6 シグナル伝達ドメイン - 全長)
ATGTCACTCCTTAACTGCGAAAACAGTTGTGGGAGTTCACAATCCGAAAGTGATTGTTGCGTGGCGATGGCGTCTTCATGCTCTGCGGTTACCAAGGATGACTCTGTGGGAGGCACCGCATCTACCGGAAATCTGAGCTCTTCTTTTATGGAGGAAATTCAGGGCTACGACGTTGAGTTTGATCCTCCTCTCGAATCTAAGTATGAGTGCCCCATATGTCTCATGGCGTTGAGAGAAGCAGTGCAGACTCCGTGCGGACATCGCTTCTGCAAGGCGTGTATTATAAAGAGTATACGCGATGCGGGTCACAAATGTCCAGTGGACAACGAGATACTGCTTGAAAATCAACTTTTCCCCGACAATTTTGCAAAGAGAGAGATACTGTCTTTGATGGTTAAGTGTCCAAACGAGGGCTGCTTGCACAAAATGGAACTCCGACACCTTGAAGACCACCAGGCACACTGCGAGTTCGCCCTCATGGATTGCCCACAATGCCAGCGCCCGTTCCAAAAGTTTCACATAAACATCCACATACTGAAGGACTGTCCTAGGAGACAAGTAAGCTGTGACAATTGCGCAGCGTCAATGGCGTTCGAGGACAAGGAGATACACGATCAAAACTGTCCTCTGGCGAATGTGATCTGCGAATATTGCAATACGATCTTGATCCGCGAACAGATGCCTAATCATTACGACCTCGATTGTCCGACCGCGCCAATTCCTTGTACTTTTTCTACCTTCGGATGTCATGAGAAAATGCAACGAAATCACCTGGCTCGCCATCTTCAGGAGAATACTCAGAGCCACATGCGCATGTTGGCTCAAGCCGTACATAGCCTTAGCGTAATACCGGACTCAGGTTATATATCCGAAGTACGGAATTTTCAAGAAACCATACATCAACTTGAAGGAAGGTTGGTACGACAGGATCATCAGATACGCGAATTGACGGCCAAGATGGAAACCCAGAGCATGTATGTCAGTGAGCTTAAGCGCACTATCCGAACCCTGGAGGATAAAGTTGCCGAAATCGAAGCTCAACAATGCAACGGGATATACATTTGGAAAATAGGTAACTTCGGAATGCACCTGAAGTGTCAAGAAGAAGAAAAACCTGTCGTTATTCATTCCCCCGGCTTTTATACAGGGAAGCCTGGGTATAAGCTTTGCATGAGGCTCCACCTCCAATTGCCGACGGCGCAAAGGTGCGCAAATTACATTTCTCTGTTTGTCCATACTATGCAGGGTGAGTACGATAGTCACTTGCCGTGGCCCTTCCAGGGTACCATACGATTGACCATCCTGGATCAGAGCGAGGCCCCCGTGCGACAGAATCATGAAGAAATAATGGATGCTAAGCCGGAACTGCTCGCTTTCCAGAGACCTACAATTCCGCGAAATCCTAAGGGTTTTGGCTATGTTACGTTCATGCATCTGGAAGCACTCAGACAAAGAACATTCATTAAAGATGACACCTTGCTTGTGCGGTGTGAGGTGTCAACCAGGTTCGACATGGGATCTCTCAGACGGGAGGGGTTCCAACCGCGCTCTACAGACGCTGGAGTG
>配列番号75 (タンパク質、ヒト、CD79b シグナル伝達ドメイン (185-229)) DSKAGMEEDHTYEGLDIDQTATYEDIVTLRTGEVKWSVGEHPGQE
>配列番号76 (タンパク質、ヒト、MyD88 TIRドメイン)
HMPERFDAFICYCPSDIQFVQEMIRQLEQTNYRLKLCVSDRDVLPGTCVWSIASELIEKRCRRMVVVVSDDYLQSKECDFQTKFALSLSPGAHQKRLIPIKYKAMKKEFPSILRFITVCDYTNPCTKSWFWTRLAKALSLP
>配列番号77 (DNA、ヒト、FcγR1 シグナル伝達ドメイン)
AGAAAGGAACTCAAGCGCAAGAAGAAGTGGGACCTGGAGATTTCTCTCGACTCCGGTCACGAAAAGAAGGTCATCAGTAGCTTGCAAGAGGACCGACACTTGGAAGAAGAACTTAAATGCCAGGAACAGAAAGAGGAGCAGCTCCAGGAGGGAGTCCACCGGAAAGAACCACAGGGAGCAACT
【0345】
>配列番号78 (DNA、ヒト、FcγR2A シグナル伝達ドメイン)
TGTCGAAAGAAGCGGATTTCAGCCAATAGTACAGACCCAGTGAAAGCCGCTCAATTTGAGCCACCCGGTCGACAGATGATCGCAATTAGGAAACGCCAACTGGAGGAAACGAATAATGATTACGAAACGGCAGATGGGGGCTACATGACGCTCAATCCTAGAGCTCCGACCGACGACGACAAGAATATATATCTGACTCTCCCTCCCAACGACCACGTAAACAGTAATAAC
>配列番号79 (DNA、ヒト、FcγR2C シグナル伝達ドメイン)
TGCAGAAAGAAGCGGATAAGTGCAAATAGTACTGATCCCGTTAAAGCAGCACAATTTGAGCCGCCAGGACGGCAAATGATTGCAATCAGAAAACGACAACCCGAGGAAACCAATAATGACTACGAGACCGCTGACGGAGGGTATATGACGTTGAATCCCCGCGCACCAACGGATGACGATAAGAACATTTATCTTACGCTGCCCCCTAACGATCATGTGAATAGCAATAAC
>配列番号80 (DNA、ヒト、FCγR3A シグナル伝達ドメイン)
AAAACAAATATCCGGTCCTCTACGAGGGACTGGAAAGATCATAAATTCAAGTGGAGAAAAGATCCTCAGGATAAA
>配列番号81 (タンパク質、人工配列、CER05 キメラ エンガルフメント受容体、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLKFYFHLMLLAGCIKYGRGENIYDAFVIYSSQDEDWVRNELVKNLEEGVPPFQLCLHYRDFIPGVAIAANIIHEGFHKSRKVIVVVSQHFIQSRWCIF眼IAQTWQFLSSRAGIIFIVLQKVEKTLLRQQVELYRLLSRNTYLEWEDSVLGRHIFWRRLRKALLDGKSWNPEGTVGTGCNWQEATSI
>配列番号82 (タンパク質、人工配列、CER06 キメラ エンガルフメント受容体、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTTIIGVSVLSVLVVSVVAVLVYKFYFHLMLLAGCIKYGRGENIYDAFVIYSSQDEDWVRNELVKNLEEGVPPFQLCLHYRDFIPGVAIAANIIHEGFHKSRKVIVVVSQHFIQSRWCIF眼IAQTWQFLSSRAGIIFIVLQKVEKTLLRQQVELYRLLSRNTYLEWEDSVLGRHIFWRRLRKALLDGKSWNPEGTVGTGCNWQEATSI
>配列番号83 (タンパク質、人工配列、CER07 キメラ エンガルフメント受容体、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTPVLSLNITCQMNKTIIGVSVLSVLVVSVVAVLVYKFYFHLMLLAGCIKYGRGENIYDAFVIYSSQDEDWVRNELVKNLEEGVPPFQLCLHYRDFIPGVAIAANIIHEGFHKSRKVIVVVSQHFIQSRWCIF眼IAQTWQFLSSRAGIIFIVLQKVEKTLLRQQVELYRLLSRNTYLEWEDSVLGRHIFWRRLRKALLDGKSWNPEGTVGTGCNWQEATSI
>配列番号84 (タンパク質、人工配列、CER17 キメラ エンガルフメント受容体、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLEGWRISFYWNVSVHRVLGFKEIDRQTEQFEYAAYIIHAYKDKDWVWEHFSSMEKEDQSLKFCLEERDFEAGVFELEAIVNSIKRSRKIIFVITHHLLKDPLCKRFKVHHAVQQAIEQNLDSIILVFLEEIPDYKLNHALCLRRGMFKSHCILNWPVQKERIGAFRHKLQVALGSKNSVH
【0346】
>配列番号85 (タンパク質、人工配列、CER18 キメラ エンガルフメント受容体、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTFFMINTSILLIFIFIVLLIHFEGWRISFYWNVSVHRVLGFKEIDRQTEQFEYAAYIIHAYKDKDWVWEHFSSMEKEDQSLKFCLEERDFEAGVFELEAIVNSIKRSRKIIFVITHHLLKDPLCKRFKVHHAVQQAIEQNLDSIILVFLEEIPDYKLNHALCLRRGMFKSHCILNWPVQKERIGAFRHKLQVALGSKNSVH
>配列番号86 (タンパク質、人工配列、CER19 キメラ エンガルフメント受容体、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLTKFRGFCFICYKTAQRLVFKDHPQGTEPDMYKYDAYLCFSSKDFTWVQNALLKHLDTQYSDQNRFNLCFEERDFVPGENRIANIQDAIWNSRKIVCLVSRHFLRDGWCLEAFSYAQGRCLSDLNSALIMVVVGSLSQYQLMKHQSIRGFVQKQQYLRWPEDFQDVGWFLHKLSQQILKKEKEKKKDNNIPLQTVATIS
>配列番号87 (タンパク質、人工配列、CER20 キメラ エンガルフメント受容体、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTFSLFIVCTVTLTLFLMTILTVTKFRGFCFICYKTAQRLVFKDHPQGTEPDMYKYDAYLCFSSKDFTWVQNALLKHLDTQYSDQNRFNLCFEERDFVPGENRIANIQDAIWNSRKIVCLVSRHFLRDGWCLEAFSYAQGRCLSDLNSALIMVVVGSLSQYQLMKHQSIRGFVQKQQYLRWPEDFQDVGWFLHKLSQQILKKEKEKKKDNNIPLQTVATIS
>配列番号88 (タンパク質、人工配列、CER21 キメラ エンガルフメント受容体、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLHHLFYWDVWFIYNVCLAKVKGYRSLSTSQTFYDAYISYDTKDASVTDWVINELRYHLEESRDKNVLLCLEERDWDPGLAIIDNLMQSINQSKKTVFVLTKKYAKSWNFKTAFYLALQRLMDENMDVIIFILLEPVLQHSQYLRLRQRICKSSILQWPDNPKAEGLFWQTLRNVVLTENDSRYNNMYVDSIKQY
>配列番号89 (タンパク質、人工配列、CER22 キメラ エンガルフメント受容体、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTAVILFFFTFFITTMVMLAALAHHLFYWDVWFIYNVCLAKVKGYRSLSTSQTFYDAYISYDTKDASVTDWVINELRYHLEESRDKNVLLCLEERDWDPGLAIIDNLMQSINQSKKTVFVLTKKYAKSWNFKTAFYLALQRLMDENMDVIIFILLEPVLQHSQYLRLRQRICKSSILQWPDNPKAEGLFWQTLRNVVLTENDSRYNNMYVDSIKQY
>配列番号90 (タンパク質、人工配列、CER23 キメラ エンガルフメント受容体、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLGWDLWYCFHLCLAWLPWRGRQSGRDEDALPYDAFVVFDKTQSAVADWVYNELRGQLEECRGRWALRLCLEERDWLPGKTLFENLWASVYGSRKTLFVLAHTDRVSGLLRASFLLAQQRLLEDRKDVVVLVILSPDGRRSRYVRLRQRLCRQSVLLWPHQPSGQRSFWAQLGMALTRDNHHFYNRNFCQGPTAE
【0347】
>配列番号91 (タンパク質、人工配列、CER24 キメラ エンガルフメント受容体、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTFALSLLAVALGLGVPMLHHLCGWDLWYCFHLCLAWLPWRGRQSGRDEDALPYDAFVVFDKTQSAVADWVYNELRGQLEECRGRWALRLCLEERDWLPGKTLFENLWASVYGSRKTLFVLAHTDRVSGLLRASFLLAQQRLLEDRKDVVVLVILSPDGRRSRYVRLRQRLCRQSVLLWPHQPSGQRSFWAQLGMALTRDNHHFYNRNFCQGPTAE
>配列番号92 (タンパク質、人工配列、CER26 キメラ エンガルフメント受容体、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLSYLDLPWYLRMVCQWTQTRRRARNIPLEELQRNLQFHAFISYSGHDSFWVKNELLPNLEKEGMQICLHERNFVPGKSIVENIITCIEKSYKSIFVLSPNFVQSEWCHYELYFAHHNLFHEGSNSLILILLEPIPQYSIPSSYHKLKSLMARRTYLEWPKEKSKRGLFWANLRAAINIKLTEQAKK
>配列番号93 (タンパク質、人工配列、CER27 キメラ エンガルフメント受容体、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLHRFHGLWYMKMMWAWLQAKRKPRKAPSRNICYDAFVSYSERDAYWVENLMVQELENFNPPFKLCLHKRDFIPGKWIIDNIIDSIEKSHKTVFVLSENFVKSEWCKYELDFSHFRLFDENNDAAILILLEPIEKKAIPQRFCKLRKIMNTKTYLEWPMDEAQREGFWVNLRAAIKS
>配列番号94 (タンパク質、人工配列、CER28 キメラ エンガルフメント受容体、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLHLYFWDVWYIYHFCKAKIKGYQRLISPDCCYDAFIVYDTKDPAVTEWVLAELVAKLEDPREKHFNLCLEERDWLPGQPVLENLSQSIQLSKKTVFVMTDKYAKTENFKIAFYLSHQRLMDEKVDVIILIFLEKPFQKSKFLQLRKRLCGSSVLEWPTNPQAHPYFWQCLKNALATDNHVAYSQVFKETV
>配列番号95 - 意図的に空欄
>配列番号96 (タンパク質、人工配列、CER30 キメラ エンガルフメント受容体、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLMAAASVTPPGSLELLQPGFSKTLLGTKLEAKYLCSACRNVLRRPFQAQCGHRYCSFCLASILSSGPQNCAACVHEGIYEEGISILESSSAFPDNAARREVESLPAVCPSDGCTWKGTLKEYESCHEGRCPLMLTECPACKGLVRLGEKERHLEHECPERSLSCRHCRAPCCGADVKAHHEVCPKFPLTCDGCGKKKIPREKFQDHVKTCGKCRVPCRFHAIGCLETVEGEKQQEHEVQWLREHLAMLLSSVLEAKPLLGDQSHAGSELLQRCESLEKKTATFENIVCVLNREVERVAMTAEAC
【0348】
>配列番号97 (タンパク質、人工配列、CER31 キメラ エンガルフメント受容体、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLMESSKKMDSPGALQTNPPLKLHTDRSAGTPVFVPEQGGYKEKFVKTVEDKYKCEKCHLVLCSPKQTECGHRFCESCMAALLSSSSPKCTACQESIVKDKVFKDNCCKREILALQIYCRNESRGCAEQLMLGHLLVHLKNDCHFEELPCVRPDCKEKVLRKDLRDHVEKACKYREATCSHCKSQVPMIALQKHEDTDCPCVVVSCPHKCSVQTLLRSELSAHLSECVNAPSTCSFKRYGCVFQGTNQQIKAHEASSAVQHVNLLKEWSNSLEKKV
>配列番号98 (タンパク質、人工配列、CER42 キメラ エンガルフメント受容体)
MLLLVTSLLLCELPHPAFLLIPQVQLQQSGPGLVKPSQTLSLTCAISGDSVSSNSAAWNWIRQSPSRGLEWLGRTYYRSKWYNDYAVSVKSRITINPDTSKNQFSLQLNSVTPEDTAVYYCAREVTGDLEDAFDIWGQGTMVTVSSGGGGSDIQMTQSPSSLSASVGDRVTITCRASQTIWSYLNWYQQRPGKAPNLLIYAASSLQSGVPSRFSGRGSGTDFTLTISSLQAEDFATYYCQQSYSIPQTFGQGTKLEIKESKYGPPCPPCPTIIGVSVLSVLVVSVVAVLVYKFYFHLMLLAGCIKYGRGENIYDAFVIYSSQDEDWVRNELVKNLEEGVPPFQLCLHYRDFIPGVAIAANIIHEGFHKSRKVIVVVSQHFIQSRWCIFEYEIAQTWQFLSSRAGIIFIVLQKVEKTLLRQQVELYRLLSRNTYLEWEDSVLGRHIFWRRLRKALLDGKSWNPEGTVGTGCNWQEATSI
>配列番号99 (タンパク質、ヒト、GM-CSF シグナルペプチド配列)
MLLLVTSLLLCELPHPAFLLIP
>配列番号100 (タンパク質、Mus musculus、Tim4 シグナル ペプチド配列)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPA
>配列番号101 [タンパク質; 人工配列; P2A 自己開裂型ペプチド]
ATNFSLLKQAGDVEENPGP
>配列番号102 (タンパク質、人工配列、T2A 自己開裂型ペプチド)
EGRGSLLTCGDVEENPGP
>配列番号103 (タンパク質、人工配列 E2A 自己開裂型ペプチド)
QCTNYALLKLAGDVESNPGP
>配列番号104 (タンパク質、人工配列 F2A 自己開裂型ペプチド)
VKQTLNFDLLKLAGDVESNPGP
>配列番号105 (タンパク質、ヒト、切断型EGFR)
RKVCNGIGIGEFKDSLSINATNIKHFKNCTSISGDLHILPVAFRGDSFTHTPPLDPQELDILKTVKEITGFLLIQAWPENRTDLHAFENLEIIRGRTKQHGQFSLAVVSLNITSLGLRSLKEISDGDVIISGNKNLCYANTINWKKLFGTSGQKTKIISNRGENSCKATGQVCHALCSPEGCWGPEPRDCVSCRNVSRGRECVDKCNLLEGEPREFVENSECIQCHPECLPQAMNITCTGRGPDNCIQCAHYIDGPHCVKTCPAGVMGENNTLVWKYADAGHVCH
【0349】
>配列番号106 (タンパク質; Mus musculus; Tim4結合ドメイン; アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQT
>配列番号107 [タンパク質; Mus musculus、シグナルペプチド不含有Tim4結合ドメイン]
ASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQT
>配列番号108 [タンパク質; Mus musculus、Tim4 膜貫通ドメイン]
ILIIACCVGFVLMVLLFLAFL
>配列番号109 [タンパク質、人工配列、FMC63 scFv、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MLLLVTSLLLCELPHPAFLLIPDIQMTQTTSSLSASLGDRVTISCRASQDISKYLNWYQQKPDGTVKLLIYHTSRLHSGVPSRFSGSGSGTDYSLTISNLEQEDIATYFCQQGNTLPYTFGGGTKLEITGSTSGSGKPGSGEGSTKGEVKLQESGPGLVAPSQSLSVTCTVSGVSLPDYGVSWIRQPPRKGLEWLGVIWGSETTYYNSALKSRLTIIKDNSKSQVFLKMNSLQTDDTAIYYCAKHYYYGGSYAMDYWGQGTSVTVSS
>配列番号110 (DNA、ヒト、CD28 膜貫通ドメイン)
TTTTGGGTGCTGGTGGTGGTTGGTGGAGTCCTGG
CTTGCTATAGCTTGCTAGTAACAGTGGCCTTTATTATTTTCTGGGTG
>配列番号111 (DNA、ヒト、DAP12 膜貫通ドメイン)
GGCGTGCTGGCAGGGATCGTGATGGGAGACCTGGTGCTGACAGTGCTCATTGCCCTGGCCGTG
>配列番号112 (DNA、ヒト、TLR4 膜貫通ドメイン)
ACCATCATTGGTGTGTCGGTCCTCAGTGTGCTTGTAGTATCTGTTGTAGCAGTTCTGGTCTAT
>配列番号113 (DNA、ヒト、BAI1 膜貫通ドメイン)
GTGACGCTCATCGTGGGCTGTGGCGTGTCCTCTCTCACCCTGCTCATGCTGGTCATCATCTAC
>配列番号114 (タンパク質、ヒト、Tim4 シグナル ペプチド)
MSKEPLILWLMIEFWWLYLTPVTS
>配列番号115 (DNA、ヒト、FcεRIγ シグナル伝達ドメイン)
CGACTGAAGATCCAAGTGCGAAAGGCAGCTATAACCAGCTATGAGAAATCAGATGGTGTTTACACGGGCCTGAGCACCAGGAACCAGGAGACTTACGAGACTCTGAAGCATGAGAAACCACCACAG
>配列番号116 (DNA、ヒト、DAP12 シグナル伝達ドメイン)
TATTTTCTGGGAAGGCTCGTTCCTAGAGGTAGAGGTGCTGCCGAAGCAGCGACGCGCAAACAGAGGATTACTGAAACGGAGTCTCCCTACCAAGAGCTGCAAGGCCAGAGGTCAGATGTCTATTCAGACTTGAACACACAAAGGCCATACTACAAA
>配列番号117 (DNA、ヒト、BAFFR シグナル伝達ドメイン)
TCCTGGAGACGGCGACAAAGGCGCTTGCGCGGCGCATCATCCGCAGAGGCGCCCGACGGCGATAAGGACGCGCCCGAACCCCTTGATAAAGTTATTATCTTGTCACCGGGAATTTCTGACGCTACGGCACCCGCGTGGCCTCCTCCGGGCGAAGATCCTGGTACGACACCCCCTGGACACAGTGTTCCCGTGCCCGCGACAGAGCTCGGTAGCACAGAACTGGTGACCACAAAGACGGCGGGACCGGAACAGCAA
【0350】
>配列番号118 (DNA、ヒト、CD79b シグナル伝達ドメイン)
GACAGTAAAGCCGGGATGGAAGAGGACCACACATACGAGGGGCTTGACATAGATCAAACAGCGACATACGAAGACATCGTAACCTTGCGGACTGGAGAGGTTAAATGGTCAGTCGGAGAACACCCCGGCCAAGAA
>配列番号119 (DNA、ヒト、NFAM1 シグナル伝達ドメイン)
CTCTGGAATAAAAAGAGGATGCGCGGCCCGGGAAAAGACCCAACGAGAAAGTGTCCCGATCCCCGCAGTGCGTCAAGCCCCAAGCAGCATCCTTCCGAAAGCGTATATACGGCACTTCAACGCCGGGAAACGGAGGTATATGCGTGTATTGAGAACGAGGACGGGTCATCCCCGACCGCCAAACAGTCCCCTCTCAGCCAAGAGCGACCTCACAGGTTTGAGGACGATGGTGAACTCAATCTGGTCTACGAAAACCTG
>配列番号120 (DNA、ヒト、BAI1結合ドメイン)
GCCGCCGGAGCAGACGCGGGGCCCGGGCCCGAGCCGTGCGCCACGCTGGTGCAGGGAAAGTTCTTCGGCTACTTCTCCGCGGCCGCCGTGTTCCCGGCCAACGCCTCGCGCTGCTCCTGGACGCTACGCAACCCGGACCCGCGGCGCTACACTCTCTACATGAAGGTGGCCAAGGCGCCCGTGCCCTGCAGCGGCCCCGGCCGCGTGCGCACCTACCAGTTCGACTCCTTCCTCGAGTCCACGCGCACCTACCTGGGCGTGGAGAGCTTCGACGAGGTGCTGCGGCTCTGCGACCCCTCCGCACCCCTGGCCTTCCTGCAGGCCAGCAAGCAGTTCCTGCAGATGCGGCGCCAGCAGCCGCCCCAGCACGACGGGCTCCGGCCCCGGGCCGGGCCGCCGGGCCCCACCGACGACTTCTCCGTGGAGTACCTGGTGGTGGGGAACCGCAACCCCAGCCGTGCCGCCTGCCAGATGCTGTGCCGCTGGCTGGACGCGTGTCTGGCCGGTAGTCGCAGCTCGCACCCCTGCGGGATCATGCAGACCCCCTGCGCCTGCCTGGGCGGCGAGGCGGGCGGCCCTGCCGCGGGACCCCTGGCCCCCCGCGGGGATGTCTGCTTGAGAGATGCGGTGGCTGGTGGCCCTGAAAACTGCCTCACCAGCCTGACCCAGGACCGGGGCGGGCACGGCGCCACAGGCGGCTGGAAGCTGTGGTCCCTGTGGGGCGAATGCACGCGGGACTGCGGGGGAGGCCTCCAGACGCGGACGCGCACCTGCCTGCCCGCGCCGGGCGTGGAGGGCGGCGGCTGCGAGGGGGTGCTGGAGGAGGGTCGCCAGTGCAACCGCGAGGCCTGCGGCCCCGCTGGGCGCACCAGCTCCCGGAGCCAGTCCCTGCGGTCCACAGATGCCCGGCGGCGCGAGGAGCTGGGGGACGAGCTGCAGCAGTTTGGGTTCCCAGCCCCCCAGACCGGTGACCCAGCAGCCGAGGAGTGGTCCCCGTGGAGCGTGTGCTCCAGCACCTGCGGCGAGGGCTGGCAGACCCGCACGCGCTTCTGCGTGTCCTCCTCCTACAGCACGCAGTGCAGCGGACCCCTGCGCGAGCAGCGGCTGTGCAACAACTCTGCCGTGTGCCCAGTGCATGGTGCCTGGGATGAGTGGTCGCCCTGGAGCCTCTGCTCCAGCACCTGTGGCCGTGGCTTTCGGGATCGCACGCGCACCTGCAGGCCCCCCCAGTTTGGGGGCAACCCCTGTGAGGGCCCTGAGAAGCAAACCAAGTTCTGCAACATTGCCCTGTGCCCTGGCCGGGCAGTGGATGGAAACTGGAATGAGTGGTCGAGCTGGAGCGCCTGCTCCGCCAGCTGCTCCCAGGGCCGACAGCAGCGCACGCGTGAATGCAACGGGCCTTCCTACGGGGGTGCGGAGTGCCAGGGCCACTGGGTGGAGACCCGAGACTGCTTCCTGCAGCAGTGCCCAGTGGATGGCAAGTGGCAGGCCTGGGCGTCATGGGGCAGTTGCAGCGTCAC
GTGTGGGGCTGGCAGCCAGCGACGGGAGCGTGTCTGCTCTGGGCCCTTCTTCGGGGGAGCAGCCTGCCAGGGCCCCCAGGATGAGTACCGGCAGTGCGGCACCCAGCGGTGTCCCGAGCCCCATGAGATCTGTGATGAGGACAACTTTGGTGCTGTGATCTGGAAGGAGACCCCAGCGGGAGAGGTGGCTGCTGTCCGGTGTCCCCGCAACGCCACAGGACTCATCCTGCGACGGTGTGAGCTGGACGAGGAAGGCATCGCCTACTGGGAGCCCCCCACCTACATCCGCTGTGTTTCCATTGACTACAGAAACATCCAGATGATGACCCGGGAGCACCTGGCCAAGGCTCAGCGAGGGCTGCCTGGGGAGGGGGTCTCGGAGGTCATCCAGACACTGGTGGAGATCTCTCAGGACGGGACCAGCTACAGTGGGGACCTGCTGTCCACCATCGATGTCCTGAGGAACATGACAGAGATTTTCCGGAGAGCGTACTACAGCCCCACCCCTGGGGACGTACAGAACTTTGTCCAGATCCTTAGCAACCTGTTGGCAGAGGAGA
ATCGGGACAAGTGGGAGGAGGCCCAGCTGGCGGGCCCCAACGCCAAGGAGCTGTTCCGGCTGGTGGAGGACTTTGTGGACGTCATCGGCTTCCGCATGAAGGACCTGAGGGATGCATACCAGGTGACAGACAACCTGGTTCTCAGCATCCATAAGCTCCCAGCCAGCGGAGCCACTGACATCAGCTTCCCCATGAAGGGCTGGCGGGCCACGGGTGACTGGGCCAAGGTGCCAGAGGACAGGGTCACTGTGTCCAAGAGTGTCTTCTCCACGGGGCTGACAGAGGCCGATGAAGCATCCGTGTTTGTGGTGGGCACCGTGCTCTACAGGAACCTGGGCAGCTTCCTGGCCCTGCAGAGGAACACGACCGTCCTGAATTCTAAGGTGATCTCCGTGACTGTGAAACCCCCGCCTCGCTCCCTGCGCACACCCTTGGAGATCGAGTTTGCCCACATGTATAATGGCACCACCAACCAGACCTGTATCCTGTGGGATGAGACGGATGTACCCTCCTCCTCCGCCCCCCCGCAGCTCGGGCCCTGGTCGTGGCGCGGCTGCCGCACGGTGCCCCTCGACGCCCTCCGGACGCGCTGCCTCTGTGACCGGCTCTCCACCTTCGCCATCTTAGCCCAGCTCAGCGCCGACGCGAACATGGAGAAGGCGACTCTGCCGTCG
【0351】
>配列番号121 (DNA、ヒト、FcεRIγ 膜貫通ドメイン)
CTTTGTTACATTCTCGACGCGATATTGTTCCTTTATGGAATAGTTTTGACGCTCCTTTATTGC
>配列番号122 (タンパク質、人工配列、CER43 キメラエンガルフメント受容体、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MLLLVTSLLLCELPHPAFLLIPDIQMTQTTSSLSASLGDRVTISCRASQDISKYLNWYQQKPDGTVKLLIYHTSRLHSGVPSRFSGSGSGTDYSLTISNLEQEDIATYFCQQGNTLPYTFGGGTKLEITGSTSGSGKPGSGEGSTKGEVKLQESGPGLVAPSQSLSVTCTVSGVSLPDYGVSWIRQPPRKGLEWLGVIWGSETTYYNSALKSRLTIIKDNSKSQVFLKMNSLQTDDTAIYYCAKHYYYGGSYAMDYWGQGTSVTVSSPVLSLNITCQMNKTIIGVSVLSVLVVSVVAVLVYKFYFHLMLLAGCIKYGRGENIYDAFVIYSSQDEDWVRNELVKNLEEGVPPFQLCLHYRDFIPGVAIAANIIHEGFHKSRKVIVVVSQHFIQSRWCIF眼IAQTWQFLSSRAGIIFIVLQKVEKTLLRQQVELYRLLSRNTYLEWEDSVLGRHIFWRRLRKALLDGKSWNPEGTVGTGCNWQEATSI
>配列番号123 (タンパク質、人工配列、CER44 キメラ エンガルフメント受容体、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MLLLVTSLLLCELPHPAFLLIPDIQMTQTTSSLSASLGDRVTISCRASQDISKYLNWYQQKPDGTVKLLIYHTSRLHSGVPSRFSGSGSGTDYSLTISNLEQEDIATYFCQQGNTLPYTFGGGTKLEITGSTSGSGKPGSGEGSTKGEVKLQESGPGLVAPSQSLSVTCTVSGVSLPDYGVSWIRQPPRKGLEWLGVIWGSETTYYNSALKSRLTIIKDNSKSQVFLKMNSLQTDDTAIYYCAKHYYYGGSYAMDYWGQGTSVTVSSESKYGPPCPPCPTIIGVSVLSVLVVSVVAVLVYKFYFHLMLLAGCIKYGRGENIYDAFVIYSSQDEDWVRNELVKNLEEGVPPFQLCLHYRDFIPGVAIAANIIHEGFHKSRKVIVVVSQHFIQSRWCIF眼IAQTWQFLSSRAGIIFIVLQKVEKTLLRQQVELYRLLSRNTYLEWEDSVLGRHIFWRRLRKALLDGKSWNPEGTVGTGCNWQEATSI
>配列番号124 (タンパク質、人工配列、CER29 キメラ エンガルフメント受容体、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLMSLLNCENSCGSSQSESDCCVAMASSCSAVTKDDSVGGTASTGNLSSSFMEEIQGYDVEFDPPLESKYECPICLMALREAVQTPCGHRFCKACIIKSIRDAGHKCPVDNEILLENQLFPDNFAKREILSLMVKCPNEGCLHKMELRHLEDHQAHCEFALMDCPQCQRPFQKFHINIHILKDCPRRQVSCDNCAASMAFEDKEIHDQNCPLANVICEYCNTILIREQMPNHYDLDCPTAPIPCTFSTFGCHEKMQRNHLARHLQENTQSHMRMLA
【0352】
>配列番号125 (タンパク質、人工配列、CER110 キメラ エンガルフメント受容体、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLMSLLNCENSCGSSQSESDCCVAMASSCSAVTKDDSVGGTASTGNLSSSFMEEIQGYDVEFDPPLESKYECPICLMALREAVQTPCGHRFCKACIIKSIRDAGHKCPVDNEILLENQLFPDNFAKREILSLMVKCPNEGCLHKMELRHLEDHQAHCEFALMDCPQCQRPFQKFHINIHILKDCPRRQVSCDNCAASMAFEDKEIHDQNCPLANVICEYCNTILIREQMPNHYDLDCPTAPIPCTFSTFGCHEKMQRNHLARHLQENTQSHMRMLAYFLGRLVPRGRGAAEAATRKQRITETESPYQELQGQRSDVYSDLNTQRPYYK
>配列番号126 (タンパク質、人工配列、CER111B キメラ エンガルフメント受容体、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLMSLLNCENSCGSSQSESDCCVAMASSCSAVTKDDSVGGTASTGNLSSSFMEEIQGYDVEFDPPLESKYECPICLMALREAVQTPCGHRFCKACIIKSIRDAGHKCPVDNEILLENQLFPDNFAKREILSLMVKCPNEGCLHKMELRHLEDHQAHCEFALMDCPQCQRPFQKFHINIHILKDCPRRQVSCDNCAASMAFEDKEIHDQNCPLANVICEYCNTILIREQMPNHYDLDCPTAPIPCTFSTFGCHEKMQRNHLARHLQENTQSHMRMLA DSKAGMEEDHTYEGLDIDQTATYEDIVTL
>配列番号127 (タンパク質、人工配列、CER113 キメラ エンガルフメント受容体、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTMSLLNCENSCGSSQSESDCCVAMASSCSAVTKDDSVGGTASTGNLSSSFMEEIQGYDVEFDPPLESKYECPICLMALREAVQTPCGHRFCKACIIKSIRDAGHKCPVDNEILLENQLFPDNFAKREILSLMVKCPNEGCLHKMELRHLEDHQAHCEFALMDCPQCQRPFQKFHINIHILKDCPRRQVSCDNCAASMAFEDKEIHDQNCPLANVICEYCNTILIREQMPNHYDLDCPTAPIPCTFSTFGCHEKMQRNHLARHLQENTQSHMRMLASWRRRQRRLRGASSAEAPDGDKDAPEPLDKVIILSPGISDATAPAWPPPGEDPGTTPPGHSVPVPATELGSTELVTTKTAGPEQQ
>配列番号128 (タンパク質、人工配列、CER112 キメラ エンガルフメント受容体、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLMSLLNCENSCGSSQSESDCCVAMASSCSAVTKDDSVGGTASTGNLSSSFMEEIQGYDVEFDPPLESKYECPICLMALREAVQTPCGHRFCKACIIKSIRDAGHKCPVDNEILLENQLFPDNFAKREILSLMVKCPNEGCLHKMELRHLEDHQAHCEFALMDCPQCQRPFQKFHINIHILKDCPRRQVSCDNCAASMAFEDKEIHDQNCPLANVICEYCNTILIREQMPNHYDLDCPTAPIPCTFSTFGCHEKMQRNHLARHLQENTQSHMRMLALWNKKRMRGPGKDPTRKCPDPRSASSPKQHPSESVYTALQRRETEVYACIENEDGSSPTAKQSPLSQERPHRFEDDGELNLVYENL
【0353】
>配列番号129
>配列番号130 (CER102、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLHHLFYWDVWFIYNVCLAKVKGYRSLSTSQTFYDAYISYDTKDASVTDWVINELRYHLEESRDKNVLLCLEERDWDPGLAIIDNLMQSINQSKKTVFVLTKKYAKSWNFKTAFYLALQRLMDENMDVIIFILLEPVLQHSQYLRLRQRICKSSILQWPDNPKAEGLFWQTLRNVVLTENDSRYNNMYVDSIKQYLWNKKRMRGPGKDPTRKCPDPRSASSPKQHPSESVYTALQRRETEVYACIENEDGSSPTAKQSPLSQERPHRFEDDGELNLVYENL
>配列番号131 (CER103A、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLHHLFYWDVWFIYNVCLAKVKGYRSLSTSQTFYDAYISYDTKDASVTDWVINELRYHLEESRDKNVLLCLEERDWDPGLAIIDNLMQSINQSKKTVFVLTKKYAKSWNFKTAFYLALQRLMDENMDVIIFILLEPVLQHSQYLRLRQRICKSSILQWPDNPKAEGLFWQTLRNVVLTENDSRYNNMYVDSIKQYDSKAGMEEDHTYEGLDIDQTATYEDIVTLRTGEVKWSVGEHPGQE
>配列番号132 (CER103B、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLHHLFYWDVWFIYNVCLAKVKGYRSLSTSQTFYDAYISYDTKDASVTDWVINELRYHLEESRDKNVLLCLEERDWDPGLAIIDNLMQSINQSKKTVFVLTKKYAKSWNFKTAFYLALQRLMDENMDVIIFILLEPVLQHSQYLRLRQRICKSSILQWPDNPKAEGLFWQTLRNVVLTENDSRYNNMYVDSIKQYDSKAGMEEDHTYEGLDIDQTATYEDIVTL
>配列番号133 (CER104、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLHHLFYWDVWFIYNVCLAKVKGYRSLSTSQTFYDAYISYDTKDASVTDWVINELRYHLEESRDKNVLLCLEERDWDPGLAIIDNLMQSINQSKKTVFVLTKKYAKSWNFKTAFYLALQRLMDENMDVIIFILLEPVLQHSQYLRLRQRICKSSILQWPDNPKAEGLFWQTLRNVVLTENDSRYNNMYVDSIKQYYFLGRLVPRGRGAAEAATRKQRITETESPYQELQGQRSDVYSDLNTQRPYYK
【0354】
>配列番号134 (CER105、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLHHLFYWDVWFIYNVCLAKVKGYRSLSTSQTFYDAYISYDTKDASVTDWVINELRYHLEESRDKNVLLCLEERDWDPGLAIIDNLMQSINQSKKTVFVLTKKYAKSWNFKTAFYLALQRLMDENMDVIIFILLEPVLQHSQYLRLRQRICKSSILQWPDNPKAEGLFWQTLRNVVLTENDSRYNNMYVDSIKQYSWRRRQRRLRGASSAEAPDGDKDAPEPLDKVIILSPGISDATAPAWPPPGEDPGTTPPGHSVPVPATELGSTELVTTKTAGPEQQ
>配列番号135 (CER106、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLLWNKKRMRGPGKDPTRKCPDPRSASSPKQHPSESVYTALQRRETEVYACIENEDGSSPTAKQSPLSQERPHRFEDDGELNLVYENLHHLFYWDVWFIYNVCLAKVKGYRSLSTSQTFYDAYISYDTKDASVTDWVINELRYHLEESRDKNVLLCLEERDWDPGLAIIDNLMQSINQSKKTVFVLTKKYAKSWNFKTAFYLALQRLMDENMDVIIFILLEPVLQHSQYLRLRQRICKSSILQWPDNPKAEGLFWQTLRNVVLTENDSRYNNMYVDSIKQY
>配列番号136 (CER107、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLDSKAGMEEDHTYEGLDIDQTATYEDIVTLHHLFYWDVWFIYNVCLAKVKGYRSLSTSQTFYDAYISYDTKDASVTDWVINELRYHLEESRDKNVLLCLEERDWDPGLAIIDNLMQSINQSKKTVFVLTKKYAKSWNFKTAFYLALQRLMDENMDVIIFILLEPVLQHSQYLRLRQRICKSSILQWPDNPKAEGLFWQTLRNVVLTENDSRYNNMYVDSIKQY
>配列番号137 (CER108、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLYFLGRLVPRGRGAAEAATRKQRITETESPYQELQGQRSDVYSDLNTQRPYYKHHLFYWDVWFIYNVCLAKVKGYRSLSTSQTFYDAYISYDTKDASVTDWVINELRYHLEESRDKNVLLCLEERDWDPGLAIIDNLMQSINQSKKTVFVLTKKYAKSWNFKTAFYLALQRLMDENMDVIIFILLEPVLQHSQYLRLRQRICKSSILQWPDNPKAEGLFWQTLRNVVLTENDSRYNNMYVDSIKQY
>配列番号138 (CER109、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLSWRRRQRRLRGASSAEAPDGDKDAPEPLDKVIILSPGISDATAPAWPPPGEDPGTTPPGHSVPVPATELGSTELVTTKTAGPEQQHHLFYWDVWFIYNVCLAKVKGYRSLSTSQTFYDAYISYDTKDASVTDWVINELRYHLEESRDKNVLLCLEERDWDPGLAIIDNLMQSINQSKKTVFVLTKKYAKSWNFKTAFYLALQRLMDENMDVIIFILLEPVLQHSQYLRLRQRICKSSILQWPDNPKAEGLFWQTLRNVVLTENDSRYNNMYVDSIKQY
【0355】
>配列番号139 (CER111A、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLMSLLNCENSCGSSQSESDCCVAMASSCSAVTKDDSVGGTASTGNLSSSFMEEIQGYDVEFDPPLESKYECPICLMALREAVQTPCGHRFCKACIIKSIRDAGHKCPVDNEILLENQLFPDNFAKREILSLMVKCPNEGCLHKMELRHLEDHQAHCEFALMDCPQCQRPFQKFHINIHILKDCPRRQVSCDNCAASMAFEDKEIHDQNCPLANVICEYCNTILIREQMPNHYDLDCPTAPIPCTFSTFGCHEKMQRNHLARHLQENTQSHMRMLADSKAGMEEDHTYEGLDIDQTATYEDIVTLRTGEVKWSVGEHPGQE
>配列番号140 (CER113、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLMSLLNCENSCGSSQSESDCCVAMASSCSAVTKDDSVGGTASTGNLSSSFMEEIQGYDVEFDPPLESKYECPICLMALREAVQTPCGHRFCKACIIKSIRDAGHKCPVDNEILLENQLFPDNFAKREILSLMVKCPNEGCLHKMELRHLEDHQAHCEFALMDCPQCQRPFQKFHINIHILKDCPRRQVSCDNCAASMAFEDKEIHDQNCPLANVICEYCNTILIREQMPNHYDLDCPTAPIPCTFSTFGCHEKMQRNHLARHLQENTQSHMRMLASWRRRQRRLRGASSAEAPDGDKDAPEPLDKVIILSPGISDATAPAWPPPGEDPGTTPPGHSVPVPATELGSTELVTTKTAGPEQQ
>配列番号141 (CER114、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLMSLLNCENSCGSSQSESDCCVAMASSCSAVTKDDSVGGTASTGNLSSSFMEEIQGYDVEFDPPLESKYECPICLMALREAVQTPCGHRFCKACIIKSIRDAGHKCPVDNEILLENQLFPDNFAKREILSLMVKCPNEGCLHKMELRHLEDHQAHCEFALMDCPQCQRPFQKFHINIHILKDCPRRQVSCDNCAASMAFEDKEIHDQNCPLANVICEYCNTILIREQMPNHYDLDCPTAPIPCTFSTFGCHEKMQRNHLARHLQENTQSHMRMLAALRRRVQETKFGGAFSEEDSQLVVNYRAKKSFCRRAIELTLQSLGVSEELQNKLEDVVIDRNLLVLGKVLGEGEFGSVMEGNLKQEDGTSQKVAVKTMKLDNFSQREIEEFLSEAACMKDFNHPNVIRLLGVCIELSSQGIPKPMVILPFMKYGDLHTFLLYSRLNTGPKYIHLQTLLKFMMDIAQGMEYLSNRNFLHRDLAARNCMLRDDMTVCVADFGLSKKIYSGDYYRQGRIAKMPVKWIAIESLADRVYTSKSDVWAFGVTMWEITTRGMTPYPGVQNHEMYDYLLHGHRLKQPEDCLDELYDIMYSCWSADPLDRPTFSVLRLQLEKLSESLPDAQDKESIIYINTQLLESCEGIANGPSLTGLDMNIDPDSIIASCTPGAAVSVVTAEVHENNLREERYILNGGNEEWEDVSSTPFAAVTPEKDGVLPEDRLTKNGVSWSHHSTLPLGSPSPDELLFVDDSLEDSEVLM
>配列番号142 (CER115、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLALRRRVQETKFGGAFSEEDSQLVVNYRAKKSFCRRAIELTLQSLGVSEELQNKLEDVVIDRNLLVLGKVLGEGEFGSVMEGNLKQEDGTSQKVAVKTMKLDNFSQREIEEFLSEAACMKDFNHPNVIRLLGVCIELSSQGIPKPMVILPFMKYGDLHTFLLYSRLNTGPKYIHLQTLLKFMMDIAQGMEYLSNRNFLHRDLAARNCMLRDDMTVCVADFGLSKKIYSGDYYRQGRIAKMPVKWIAIESLADRVYTSKSDVWAFGVTMWEITTRGMTPYPGVQNHEMYDYLLHGHRLKQPEDCLDELYDIMYSCWSADPLDRPTFSVLRLQLEKLSESLPDAQDKESIIYINTQLLESCEGIANGPSLTGLDMNIDPDSIIASCTPGAAVSVVTAEVHENNLREERYILNGGNEEWEDVSSTPFAAVTPEKDGVLPEDRLTKNGVSWSHHSTLPLGSPSPDELLFVDDSLEDSEVLMMSLLNCENSCGSSQSESDCCVAMASSCSAVTKDDSVGGTASTGNLSSSFMEEIQGYDVEFDPPLESKYECPICLMALREAVQTPCGHRFCKACIIKSIRDAGHKCPVDNEILLENQLFPDNFAKREILSLMVKCPNEGCLHKMELRHLEDHQAHCEFALMDCPQCQRPFQKFHINIHILKDCPRRQVSCDNCAASMAFEDKEIHDQNCPLANVICEYCNTILIREQMPNHYDLDCPTAPIPCTFSTFGCHEKMQRNHLARHLQENTQSHMRMLA
【0356】
>配列番号143 (CER116、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLMSLLNCENSCGSSQSESDCCVAMASSCSAVTKDDSVGGTASTGNLSSSFMEEIQGYDVEFDPPLESKYECPICLMALREAVQTPCGHRFCKACIIKSIRDAGHKCPVDNEILLENQLFPDNFAKREILSLMVKCPNEGCLHKMELRHLEDHQAHCEFALMDCPQCQRPFQKFHINIHILKDCPRRQVSCDNCAASMAFEDKEIHDQNCPLANVICEYCNTILIREQMPNHYDLDCPTAPIPCTFSTFGCHEKMQRNHLARHLQENTQSHMRMLAHHLFYWDVWFIYNVCLAKVKGYRSLSTSQTFYDAYISYDTKDASVTDWVINELRYHLEESRDKNVLLCLEERDWDPGLAIIDNLMQSINQSKKTVFVLTKKYAKSWNFKTAFYLALQRLMDENMDVIIFILLEPVLQHSQYLRLRQRICKSSILQWPDNPKAEGLFWQTLRNVVLTENDSRYNNMYVDSIKQY
>配列番号144 (CER117、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLHHLFYWDVWFIYNVCLAKVKGYRSLSTSQTFYDAYISYDTKDASVTDWVINELRYHLEESRDKNVLLCLEERDWDPGLAIIDNLMQSINQSKKTVFVLTKKYAKSWNFKTAFYLALQRLMDENMDVIIFILLEPVLQHSQYLRLRQRICKSSILQWPDNPKAEGLFWQTLRNVVLTENDSRYNNMYVDSIKQYMSLLNCENSCGSSQSESDCCVAMASSCSAVTKDDSVGGTASTGNLSSSFMEEIQGYDVEFDPPLESKYECPICLMALREAVQTPCGHRFCKACIIKSIRDAGHKCPVDNEILLENQLFPDNFAKREILSLMVKCPNEGCLHKMELRHLEDHQAHCEFALMDCPQCQRPFQKFHINIHILKDCPRRQVSCDNCAASMAFEDKEIHDQNCPLANVICEYCNTILIREQMPNHYDLDCPTAPIPCTFSTFGCHEKMQRNHLARHLQENTQSHMRMLA
>配列番号145 (CER118、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLSYLDLPWYLRMVCQWTQTRRRARNIPLEELQRNLQFHAFISYSGHDSFWVKNELLPNLEKEGMQICLHERNFVPGKSIVENIITCIEKSYKSIFVLSPNFVQSEWCHYELYFAHHNLFHEGSNSLILILLEPIPQYSIPSSYHKLKSLMARRTYLEWPKEKSKRGLFWANLRAAINIKLTEQAKKLWNKKRMRGPGKDPTRKCPDPRSASSPKQHPSESVYTALQRRETEVYACIENEDGSSPTAKQSPLSQERPHRFEDDGELNLVYENL
>配列番号146 (CER119B、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLSYLDLPWYLRMVCQWTQTRRRARNIPLEELQRNLQFHAFISYSGHDSFWVKNELLPNLEKEGMQICLHERNFVPGKSIVENIITCIEKSYKSIFVLSPNFVQSEWCHYELYFAHHNLFHEGSNSLILILLEPIPQYSIPSSYHKLKSLMARRTYLEWPKEKSKRGLFWANLRAAINIKLTEQAKKDSKAGMEEDHTYEGLDIDQTATYEDIVTL
【0357】
>配列番号147 (CER120、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
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>配列番号148 (CER121、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLSYLDLPWYLRMVCQWTQTRRRARNIPLEELQRNLQFHAFISYSGHDSFWVKNELLPNLEKEGMQICLHERNFVPGKSIVENIITCIEKSYKSIFVLSPNFVQSEWCHYELYFAHHNLFHEGSNSLILILLEPIPQYSIPSSYHKLKSLMARRTYLEWPKEKSKRGLFWANLRAAINIKLTEQAKKMSLLNCENSCGSSQSESDCCVAMASSCSAVTKDDSVGGTASTGNLSSSFMEEIQGYDVEFDPPLESKYECPICLMALREAVQTPCGHRFCKACIIKSIRDAGHKCPVDNEILLENQLFPDNFAKREILSLMVKCPNEGCLHKMELRHLEDHQAHCEFALMDCPQCQRPFQKFHINIHILKDCPRRQVSCDNCAASMAFEDKEIHDQNCPLANVICEYCNTILIREQMPNHYDLDCPTAPIPCTFSTFGCHEKMQRNHLARHLQENTQSHMRMLA
>配列番号149 (CER122、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLHRFHGLWYMKMMWAWLQAKRKPRKAPSRNICYDAFVSYSERDAYWVENLMVQELENFNPPFKLCLHKRDFIPGKWIIDNIIDSIEKSHKTVFVLSENFVKSEWCKYELDFSHFRLFDENNDAAILILLEPIEKKAIPQRFCKLRKIMNTKTYLEWPMDEAQREGFWVNLRAAIKSYFLGRLVPRGRGAAEAATRKQRITETESPYQELQGQRSDVYSDLNTQRPYYK
>配列番号150 (CER123、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLHRFHGLWYMKMMWAWLQAKRKPRKAPSRNICYDAFVSYSERDAYWVENLMVQELENFNPPFKLCLHKRDFIPGKWIIDNIIDSIEKSHKTVFVLSENFVKSEWCKYELDFSHFRLFDENNDAAILILLEPIEKKAIPQRFCKLRKIMNTKTYLEWPMDEAQREGFWVNLRAAIKSMSLLNCENSCGSSQSESDCCVAMASSCSAVTKDDSVGGTASTGNLSSSFMEEIQGYDVEFDPPLESKYECPICLMALREAVQTPCGHRFCKACIIKSIRDAGHKCPVDNEILLENQLFPDNFAKREILSLMVKCPNEGCLHKMELRHLEDHQAHCEFALMDCPQCQRPFQKFHINIHILKDCPRRQVSCDNCAASMAFEDKEIHDQNCPLANVICEYCNTILIREQMPNHYDLDCPTAPIPCTFSTFGCHEKMQRNHLARHLQENTQSHMRMLA
【0358】
>配列番号151 (CER124、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLHRFHGLWYMKMMWAWLQAKRKPRKAPSRNICYDAFVSYSERDAYWVENLMVQELENFNPPFKLCLHKRDFIPGKWIIDNIIDSIEKSHKTVFVLSENFVKSEWCKYELDFSHFRLFDENNDAAILILLEPIEKKAIPQRFCKLRKIMNTKTYLEWPMDEAQREGFWVNLRAAIKSLWNKKRMRGPGKDPTRKCPDPRSASSPKQHPSESVYTALQRRETEVYACIENEDGSSPTAKQSPLSQERPHRFEDDGELNLVYENL
>配列番号152 (CER125A、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLHRFHGLWYMKMMWAWLQAKRKPRKAPSRNICYDAFVSYSERDAYWVENLMVQELENFNPPFKLCLHKRDFIPGKWIIDNIIDSIEKSHKTVFVLSENFVKSEWCKYELDFSHFRLFDENNDAAILILLEPIEKKAIPQRFCKLRKIMNTKTYLEWPMDEAQREGFWVNLRAAIKSDSKAGMEEDHTYEGLDIDQTATYEDIVTLRTGEVKWSVGEHPGQE
>配列番号153 (CER125B、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLHRFHGLWYMKMMWAWLQAKRKPRKAPSRNICYDAFVSYSERDAYWVENLMVQELENFNPPFKLCLHKRDFIPGKWIIDNIIDSIEKSHKTVFVLSENFVKSEWCKYELDFSHFRLFDENNDAAILILLEPIEKKAIPQRFCKLRKIMNTKTYLEWPMDEAQREGFWVNLRAAIKSDSKAGMEEDHTYEGLDIDQTATYEDIVTL
>配列番号154 (タンパク質、人工配列、T2A 自己開裂型ペプチド変異体)
LEGGGEGRGSLLTCGDVEENPGPR
>配列番号155 (タンパク質、人工配列、T2A 自己開裂型ペプチド変異体)
EGRGSLLTCGDVEENPGPR
>配列番号156 (タンパク質、人工配列、T2A 自己開裂型ペプチド変異体)
LEGGGEGRGSLLTCGDVEENPGP
>配列番号157 (タンパク質、人工配列、P2A 自己開裂型ペプチド変異体)
RAKRSGSGATNFSLLKQAGDVEENPGP
【0359】
>配列番号158 (人工配列、HPV16 E7 TCRβ鎖-P2A-TCRα鎖)
MAPGLLCWALLCLLGAGLVDAGVTQSPTHLIKTRGQQVTLRCSPKSGHDTVSWYQQALGQGPQFIFQYYEEEERQRGNFPDRFSGHQFPNYSSELNVNALLLGDSALYLCASSLGWRGGRYNEQFFGPGTRLTVLEDLRNVTPPKVSLFEPSKAEIANKQKATLVCLARGFFPDHVELSWWVNGKEVHSGVCTDPQAYKESNYSYCLSSRLRVSATFWHNPRNHFRCQVQFHGLSEEDKWPEGSPKPVTQNISAEAWGRADCGITSASYQQGVLSATILYEILLGKATLYAVLVSTLVVMAMVKRKNSRAKRSGSGATNFSLLKQAGDVEENPGPMWGVFLLYVSMKMGGTTGQNIDQPTEMTATEGAIVQINCTYQTSGFNGLFWYQQHAGEAPTFLSYNVLDGLEEKGRFSSFLSRSKGYSYLLLKELQMKDSASYLCASVDGNNRLAFGKGNQVVVIPNIQNPEPAVYQLKDPRSQDSTLCLFTDFDSQINVPKTMESGTFITDKCVLDMKAMDSKSNGAIAWSNQTSFTCQDIFKETNATYPSSDVPCDATLTEKSFETDMNLNFQNLLVIVLRILLLKVAGFNLLMTLRLWSS
>配列番号159 [タンパク質; 人工配列; CER25; アミノ酸1-22はシグナルペプチドである]
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLLWNKKRMRGPGKDPTRKCPDPRSASSPKQHPSESVYTALQRRETEVYACIENEDGSSPTAKQSPLSQERPHRFEDDGELNLVYENL
>配列番号160 (タンパク質、人工配列、HPV16 E7 TCR Vβ領域)
MAPGLLCWALLCLLGAGLVDAGVTQSPTHLIKTRGQQVTLRCSPKSGHDTVSWYQQALGQGPQFIFQYYEEEERQRGNFPDRFSGHQFPNYSSELNVNALLLGDSALYLCASSLGWRGGRYNEQFFGPGTRLTVL
>配列番号161 (タンパク質、人工配列、TCR Cβ領域、Cys置換)
EDLRNVTPPKVSLFEPSKAEIANKQKATLVCLARGFFPDHVELSWWVNGKEVHSGVCTDPQAYKESNYSYCLSSRLRVSATFWHNPRNHFRCQVQFHGLSEEDKWPEGSPKPVTQNISAEAWGRADCGITSASYQQGVLSATILYEILLGKATLYAVLVSTLVVMAMVKRKNS
>配列番号162 (タンパク質、人工配列、HPV16 E7TCR Vα 領域)
MWGVFLLYVSMKMGGTTGQNIDQPTEMTATEGAIVQINCTYQTSGFNGLFWYQQHAGEAPTFLSYNVLDGLEEKGRFSSFLSRSKGYSYLLLKELQMKDSASYLCASVDGNNRLAFGKGNQVVVIP
>配列番号163 (タンパク質、人工配列、TCR Cα領域、Cys置換、LVL置換)
NIQNPEPAVYQLKDPRSQDSTLCLFTDFDSQINVPKTMESGTFITDKCVLDMKAMDSKSNGAIAWSNQTSFTCQDIFKETNATYPSSDVPCDATLTEKSFETDMNLNFQNLLVIVLRILLLKVAGFNLLMTLRLWSS
>配列番号164 (タンパク質、人工配列、CER5_T2A_HPV16_E7_TCR タンデムカセット)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLKFYFHLMLLAGCIKYGRGENIYDAFVIYSSQDEDWVRNELVKNLEEGVPPFQLCLHYRDFIPGVAIAANIIHEGFHKSRKVIVVVSQHFIQSRWCIF眼IAQTWQFLSSRAGIIFIVLQKVEKTLLRQQVELYRLLSRNTYLEWEDSVLGRHIFWRRLRKALLDGKSWNPEGTVGTGCNWQEATSILEGGGEGRGSLLTCGDVEENPGPMAPGLLCWALLCLLGAGLVDAGVTQSPTHLIKTRGQQVTLRCSPKSGHDTVSWYQQALGQGPQFIFQYYEEEERQRGNFPDRFSGHQFPNYSSELNVNALLLGDSALYLCASSLGWRGGRYNEQFFGPGTRLTVLEDLRNVTPPKVSLFEPSKAEIANKQKATLVCLARGFFPDHVELSWWVNGKEVHSGVCTDPQAYKESNYSYCLSSRLRVSATFWHNPRNHFRCQVQFHGLSEEDKWPEGSPKPVTQNISAEAWGRADCGITSASYQQGVLSATILYEILLGKATLYAVLVSTLVVMAMVKRKNSRAKRSGSGATNFSLLKQAGDVEENPGPMWGVFLLYVSMKMGGTTGQNIDQPTEMTATEGAIVQINCTYQTSGFNGLFWYQQHAGEAPTFLSYNVLDGLEEKGRFSSFLSRSKGYSYLLLKELQMKDSASYLCASVDGNNRLAFGKGNQVVVIPNIQNPEPAVYQLKDPRSQDSTLCLFTDFDSQINVPKTMESGTFITDKCVLDMKAMDSKSNGAIAWSNQTSFTCQDIFKETNATYPSSDVPCDATLTEKSFETDMNLNFQNLLVIVLRILLLKVAGFNLLMTLRLWSS
【0360】
>配列番号165 (タンパク質、人工配列、CER19_T2A_HPV16_E7_TCR タンデムカセット)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLTKFRGFCFICYKTAQRLVFKDHPQGTEPDMYKYDAYLCFSSKDFTWVQNALLKHLDTQYSDQNRFNLCFEERDFVPGENRIANIQDAIWNSRKIVCLVSRHFLRDGWCLEAFSYAQGRCLSDLNSALIMVVVGSLSQYQLMKHQSIRGFVQKQQYLRWPEDFQDVGWFLHKLSQQILKKEKEKKKDNNIPLQTVATISLEGGGEGRGSLLTCGDVEENPGPMAPGLLCWALLCLLGAGLVDAGVTQSPTHLIKTRGQQVTLRCSPKSGHDTVSWYQQALGQGPQFIFQYYEEEERQRGNFPDRFSGHQFPNYSSELNVNALLLGDSALYLCASSLGWRGGRYNEQFFGPGTRLTVLEDLRNVTPPKVSLFEPSKAEIANKQKATLVCLARGFFPDHVELSWWVNGKEVHSGVCTDPQAYKESNYSYCLSSRLRVSATFWHNPRNHFRCQVQFHGLSEEDKWPEGSPKPVTQNISAEAWGRADCGITSASYQQGVLSATILYEILLGKATLYAVLVSTLVVMAMVKRKNSRAKRSGSGATNFSLLKQAGDVEENPGPMWGVFLLYVSMKMGGTTGQNIDQPTEMTATEGAIVQINCTYQTSGFNGLFWYQQHAGEAPTFLSYNVLDGLEEKGRFSSFLSRSKGYSYLLLKELQMKDSASYLCASVDGNNRLAFGKGNQVVVIPNIQNPEPAVYQLKDPRSQDSTLCLFTDFDSQINVPKTMESGTFITDKCVLDMKAMDSKSNGAIAWSNQTSFTCQDIFKETNATYPSSDVPCDATLTEKSFETDMNLNFQNLLVIVLRILLLKVAGFNLLMTLRLWSS
>配列番号166 (タンパク質、人工配列、CER21_T2A_HPV16_E7_TCR タンデムカセット)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLHHLFYWDVWFIYNVCLAKVKGYRSLSTSQTFYDAYISYDTKDASVTDWVINELRYHLEESRDKNVLLCLEERDWDPGLAIIDNLMQSINQSKKTVFVLTKKYAKSWNFKTAFYLALQRLMDENMDVIIFILLEPVLQHSQYLRLRQRICKSSILQWPDNPKAEGLFWQTLRNVVLTENDSRYNNMYVDSIKQYLEGGGEGRGSLLTCGDVEENPGPMAPGLLCWALLCLLGAGLVDAGVTQSPTHLIKTRGQQVTLRCSPKSGHDTVSWYQQALGQGPQFIFQYYEEEERQRGNFPDRFSGHQFPNYSSELNVNALLLGDSALYLCASSLGWRGGRYNEQFFGPGTRLTVLEDLRNVTPPKVSLFEPSKAEIANKQKATLVCLARGFFPDHVELSWWVNGKEVHSGVCTDPQAYKESNYSYCLSSRLRVSATFWHNPRNHFRCQVQFHGLSEEDKWPEGSPKPVTQNISAEAWGRADCGITSASYQQGVLSATILYEILLGKATLYAVLVSTLVVMAMVKRKNSRAKRSGSGATNFSLLKQAGDVEENPGPMWGVFLLYVSMKMGGTTGQNIDQPTEMTATEGAIVQINCTYQTSGFNGLFWYQQHAGEAPTFLSYNVLDGLEEKGRFSSFLSRSKGYSYLLLKELQMKDSASYLCASVDGNNRLAFGKGNQVVVIPNIQNPEPAVYQLKDPRSQDSTLCLFTDFDSQINVPKTMESGTFITDKCVLDMKAMDSKSNGAIAWSNQTSFTCQDIFKETNATYPSSDVPCDATLTEKSFETDMNLNFQNLLVIVLRILLLKVAGFNLLMTLRLWSS
>配列番号167 (タンパク質、人工配列、CER25_T2A_HPV16_E7_TCR タンデムカセット)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLLWNKKRMRGPGKDPTRKCPDPRSASSPKQHPSESVYTALQRRETEVYACIENEDGSSPTAKQSPLSQERPHRFEDDGELNLVYENLLEGGGEGRGSLLTCGDVEENPGPMAPGLLCWALLCLLGAGLVDAGVTQSPTHLIKTRGQQVTLRCSPKSGHDTVSWYQQALGQGPQFIFQYYEEEERQRGNFPDRFSGHQFPNYSSELNVNALLLGDSALYLCASSLGWRGGRYNEQFFGPGTRLTVLEDLRNVTPPKVSLFEPSKAEIANKQKATLVCLARGFFPDHVELSWWVNGKEVHSGVCTDPQAYKESNYSYCLSSRLRVSATFWHNPRNHFRCQVQFHGLSEEDKWPEGSPKPVTQNISAEAWGRADCGITSASYQQGVLSATILYEILLGKATLYAVLVSTLVVMAMVKRKNSRAKRSGSGATNFSLLKQAGDVEENPGPMWGVFLLYVSMKMGGTTGQNIDQPTEMTATEGAIVQINCTYQTSGFNGLFWYQQHAGEAPTFLSYNVLDGLEEKGRFSSFLSRSKGYSYLLLKELQMKDSASYLCASVDGNNRLAFGKGNQVVVIPNIQNPEPAVYQLKDPRSQDSTLCLFTDFDSQINVPKTMESGTFITDKCVLDMKAMDSKSNGAIAWSNQTSFTCQDIFKETNATYPSSDVPCDATLTEKSFETDMNLNFQNLLVIVLRILLLKVAGFNLLMTLRLWSS
>配列番号168 (タンパク質、人工配列、CER27_T2A_HPV16_E7_TCR タンデムカセット)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLHRFHGLWYMKMMWAWLQAKRKPRKAPSRNICYDAFVSYSERDAYWVENLMVQELENFNPPFKLCLHKRDFIPGKWIIDNIIDSIEKSHKTVFVLSENFVKSEWCKYELDFSHFRLFDENNDAAILILLEPIEKKAIPQRFCKLRKIMNTKTYLEWPMDEAQREGFWVNLRAAIKSLEGGGEGRGSLLTCGDVEENPGPMAPGLLCWALLCLLGAGLVDAGVTQSPTHLIKTRGQQVTLRCSPKSGHDTVSWYQQALGQGPQFIFQYYEEEERQRGNFPDRFSGHQFPNYSSELNVNALLLGDSALYLCASSLGWRGGRYNEQFFGPGTRLTVLEDLRNVTPPKVSLFEPSKAEIANKQKATLVCLARGFFPDHVELSWWVNGKEVHSGVCTDPQAYKESNYSYCLSSRLRVSATFWHNPRNHFRCQVQFHGLSEEDKWPEGSPKPVTQNISAEAWGRADCGITSASYQQGVLSATILYEILLGKATLYAVLVSTLVVMAMVKRKNSRAKRSGSGATNFSLLKQAGDVEENPGPMWGVFLLYVSMKMGGTTGQNIDQPTEMTATEGAIVQINCTYQTSGFNGLFWYQQHAGEAPTFLSYNVLDGLEEKGRFSSFLSRSKGYSYLLLKELQMKDSASYLCASVDGNNRLAFGKGNQVVVIPNIQNPEPAVYQLKDPRSQDSTLCLFTDFDSQINVPKTMESGTFITDKCVLDMKAMDSKSNGAIAWSNQTSFTCQDIFKETNATYPSSDVPCDATLTEKSFETDMNLNFQNLLVIVLRILLLKVAGFNLLMTLRLWSS
【0361】
>配列番号169 (タンパク質、人工配列、CER29_T2A_HPV16_E7_TCR タンデムカセット)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLMSLLNCENSCGSSQSESDCCVAMASSCSAVTKDDSVGGTASTGNLSSSFMEEIQGYDVEFDPPLESKYECPICLMALREAVQTPCGHRFCKACIIKSIRDAGHKCPVDNEILLENQLFPDNFAKREILSLMVKCPNEGCLHKMELRHLEDHQAHCEFALMDCPQCQRPFQKFHINIHILKDCPRRQVSCDNCAASMAFEDKEIHDQNCPLANVICEYCNTILIREQMPNHYDLDCPTAPIPCTFSTFGCHEKMQRNHLARHLQENTQSHMRMLALEGGGEGRGSLLTCGDVEENPGPMAPGLLCWALLCLLGAGLVDAGVTQSPTHLIKTRGQQVTLRCSPKSGHDTVSWYQQALGQGPQFIFQYYEEEERQRGNFPDRFSGHQFPNYSSELNVNALLLGDSALYLCASSLGWRGGRYNEQFFGPGTRLTVLEDLRNVTPPKVSLFEPSKAEIANKQKATLVCLARGFFPDHVELSWWVNGKEVHSGVCTDPQAYKESNYSYCLSSRLRVSATFWHNPRNHFRCQVQFHGLSEEDKWPEGSPKPVTQNISAEAWGRADCGITSASYQQGVLSATILYEILLGKATLYAVLVSTLVVMAMVKRKNSRAKRSGSGATNFSLLKQAGDVEENPGPMWGVFLLYVSMKMGGTTGQNIDQPTEMTATEGAIVQINCTYQTSGFNGLFWYQQHAGEAPTFLSYNVLDGLEEKGRFSSFLSRSKGYSYLLLKELQMKDSASYLCASVDGNNRLAFGKGNQVVVIPNIQNPEPAVYQLKDPRSQDSTLCLFTDFDSQINVPKTMESGTFITDKCVLDMKAMDSKSNGAIAWSNQTSFTCQDIFKETNATYPSSDVPCDATLTEKSFETDMNLNFQNLLVIVLRILLLKVAGFNLLMTLRLWSS
>配列番号170 (タンパク質、人工配列、CER31_T2A_HPV16_E7_TCR タンデムカセット)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLMESSKKMDSPGALQTNPPLKLHTDRSAGTPVFVPEQGGYKEKFVKTVEDKYKCEKCHLVLCSPKQTECGHRFCESCMAALLSSSSPKCTACQESIVKDKVFKDNCCKREILALQIYCRNESRGCAEQLMLGHLLVHLKNDCHFEELPCVRPDCKEKVLRKDLRDHVEKACKYREATCSHCKSQVPMIALQKHEDTDCPCVVVSCPHKCSVQTLLRSELSAHLSECVNAPSTCSFKRYGCVFQGTNQQIKAHEASSAVQHVNLLKEWSNSLEKKVLEGGGEGRGSLLTCGDVEENPGPMAPGLLCWALLCLLGAGLVDAGVTQSPTHLIKTRGQQVTLRCSPKSGHDTVSWYQQALGQGPQFIFQYYEEEERQRGNFPDRFSGHQFPNYSSELNVNALLLGDSALYLCASSLGWRGGRYNEQFFGPGTRLTVLEDLRNVTPPKVSLFEPSKAEIANKQKATLVCLARGFFPDHVELSWWVNGKEVHSGVCTDPQAYKESNYSYCLSSRLRVSATFWHNPRNHFRCQVQFHGLSEEDKWPEGSPKPVTQNISAEAWGRADCGITSASYQQGVLSATILYEILLGKATLYAVLVSTLVVMAMVKRKNSRAKRSGSGATNFSLLKQAGDVEENPGPMWGVFLLYVSMKMGGTTGQNIDQPTEMTATEGAIVQINCTYQTSGFNGLFWYQQHAGEAPTFLSYNVLDGLEEKGRFSSFLSRSKGYSYLLLKELQMKDSASYLCASVDGNNRLAFGKGNQVVVIPNIQNPEPAVYQLKDPRSQDSTLCLFTDFDSQINVPKTMESGTFITDKCVLDMKAMDSKSNGAIAWSNQTSFTCQDIFKETNATYPSSDVPCDATLTEKSFETDMNLNFQNLLVIVLRILLLKVAGFNLLMTLRLWSS
>配列番号171 (タンパク質、ヒト、TIRドメイン不含有切断型MyD88 シグナル伝達ドメイン)
MAAGGPGAGSAAPVSSTSSLPLAALNMRVRRRLSLFLNVRTQVAADWTALAEEMDFEYLEIRQLETQADPTGRLLDAWQGRPGASVGRLLELLTKLGRDDVLLELGPSIEEDCQKYILKQQQEEAEKPLQVAAVDSSVPRTAELAGITTLDDPLG
>配列番号172 (タンパク質、ヒト、MyD88 シグナル伝達ドメイン)
MAAGGPGAGSAAPVSSTSSLPLAALNMRVRRRLSLFLNVRTQVAADWTALAEEMDFEYLEIRQLETQADPTGRLLDAWQGRPGASVGRLLELLTKLGRDDVLLELGPSIEEDCQKYILKQQQEEAEKPLQVAAVDSSVPRTAELAGITTLDDPLGHMPERFDAFICYCPSDIQFVQEMIRQLEQTNYRLKLCVSDRDVLPGTCVWSIASELIEKRCRRMVVVVSDDYLQSKECDFQTKFALSLSPGAHQKRLIPIKYKAMKKEFPSILRFITVCDYTNPCTKSWFWTRLAKALSLP
【0362】
>配列番号173 (CER119A、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLSYLDLPWYLRMVCQWTQTRRRARNIPLEELQRNLQFHAFISYSGHDSFWVKNELLPNLEKEGMQICLHERNFVPGKSIVENIITCIEKSYKSIFVLSPNFVQSEWCHYELYFAHHNLFHEGSNSLILILLEPIPQYSIPSSYHKLKSLMARRTYLEWPKEKSKRGLFWANLRAAINIKLTEQAKKDSKAGMEEDHTYEGLDIDQTATYEDIVTLRTGEVKWSVGEHPGQE
>配列番号174 (CER126、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLHRFHGLWYMKMMWAWLQAKRKPRKAPSRNICYDAFVSYSERDAYWVENLMVQELENFNPPFKLCLHKRDFIPGKWIIDNIIDSIEKSHKTVFVLSENFVKSEWCKYELDFSHFRLFDENNDAAILILLEPIEKKAIPQRFCKLRKIMNTKTYLEWPMDEAQREGFWVNLRAAIKSMAAASVTPPGSLELLQPGFSKTLLGTKLEAKYLCSACRNVLRRPFQAQCGHRYCSFCLASILSSGPQNCAACVHEGIYEEGISILESSSAFPDNAARREVESLPAVCPSDGCTWKGTLKEYESCHEGRCPLMLTECPACKGLVRLGEKERHLEHECPERSLSCRHCRAPCCGADVKAHHEVCPKFPLTCDGCGKKKIPREKFQDHVKTCGKCRVPCRFHAIGCLETVEGEKQQEHEVQWLREHLAMLLSSVLEAKPLLGDQSHAGSELLQRCESLEKKTATFENIVCVLNREVERVAMTAEAC
>配列番号175 (CER127、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLMAAASVTPPGSLELLQPGFSKTLLGTKLEAKYLCSACRNVLRRPFQAQCGHRYCSFCLASILSSGPQNCAACVHEGIYEEGISILESSSAFPDNAARREVESLPAVCPSDGCTWKGTLKEYESCHEGRCPLMLTECPACKGLVRLGEKERHLEHECPERSLSCRHCRAPCCGADVKAHHEVCPKFPLTCDGCGKKKIPREKFQDHVKTCGKCRVPCRFHAIGCLETVEGEKQQEHEVQWLREHLAMLLSSVLEAKPLLGDQSHAGSELLQRCESLEKKTATFENIVCVLNREVERVAMTAEACHRFHGLWYMKMMWAWLQAKRKPRKAPSRNICYDAFVSYSERDAYWVENLMVQELENFNPPFKLCLHKRDFIPGKWIIDNIIDSIEKSHKTVFVLSENFVKSEWCKYELDFSHFRLFDENNDAAILILLEPIEKKAIPQRFCKLRKIMNTKTYLEWPMDEAQREGFWVNLRAAIKS
>配列番号176 (CER128、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
MSKGLLLLWLVTELWWLYLTPAASEDTIIGFLGQPVTLPCHYLSWSQSRNSMCWGKGSCPNSKCNAELLRTDGTRIISRKSTKYTLLGKVQFGEVSLTISNTNRGDSGVYCCRIEVPGWFNDVKKNVRLELRRATTTKKPTTTTRPTTTPYVTTTTPELLPTTVMTTSVLPTTTPPQTLATTAFSTAVTTCPSTTPGSFSQETTKGSAFTTESETLPASNHSQRSMMTISTDIAVLRPTGSNPGILPSTSQLTTQKTTLTTSESLQKTTKSHQINSRQTILIIACCVGFVLMVLLFLAFLMAAASVTPPGSLELLQPGFSKTLLGTKLEAKYLCSACRNVLRRPFQAQCGHRYCSFCLASILSSGPQNCAACVHEGIYEEGISILESSSAFPDNAARREVESLPAVCPSDGCTWKGTLKEYESCHEGRCPLMLTECPACKGLVRLGEKERHLEHECPERSLSCRHCRAPCCGADVKAHHEVCPKFPLTCDGCGKKKIPREKFQDHVKTCGKCRVPCRFHAIGCLETVEGEKQQEHEVQWLREHLAMLLSSVLEAKPLLGDQSHAGSELLQRCESLEKKTATFENIVCVLNREVERVAMTAEACHHLFYWDVWFIYNVCLAKVKGYRSLSTSQTFYDAYISYDTKDASVTDWVINELRYHLEESRDKNVLLCLEERDWDPGLAIIDNLMQSINQSKKTVFVLTKKYAKSWNFKTAFYLALQRLMDENMDVIIFILLEPVLQHSQYLRLRQRICKSSILQWPDNPKAEGLFWQTLRNVVLTENDSRYNNMYVDSIKQY
>配列番号177 (CER129、タンパク質、人工配列、アミノ酸1-22はシグナルペプチドである)
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【配列表】