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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-05-26
(45)【発行日】2023-06-05
(54)【発明の名称】輻輳処理のための方法及び機器
(51)【国際特許分類】
   H04W 36/22 20090101AFI20230529BHJP
   H04W 36/14 20090101ALI20230529BHJP
   H04W 92/14 20090101ALI20230529BHJP
【FI】
H04W36/22
H04W36/14
H04W92/14
【請求項の数】 20
(21)【出願番号】P 2021202034
(22)【出願日】2021-12-13
(62)【分割の表示】P 2019557464の分割
【原出願日】2017-04-28
(65)【公開番号】P2022033964
(43)【公開日】2022-03-02
【審査請求日】2021-12-13
(73)【特許権者】
【識別番号】516227559
【氏名又は名称】オッポ広東移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
【住所又は居所原語表記】No. 18 Haibin Road,Wusha, Chang’an,Dongguan, Guangdong 523860 China
(74)【代理人】
【識別番号】100091487
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 行孝
(74)【代理人】
【識別番号】100120031
【弁理士】
【氏名又は名称】宮嶋 学
(74)【代理人】
【識別番号】100107582
【弁理士】
【氏名又は名称】関根 毅
(74)【代理人】
【識別番号】100152205
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 昌司
(74)【代理人】
【識別番号】100137523
【弁理士】
【氏名又は名称】出口 智也
(72)【発明者】
【氏名】ヤン、ニン
(72)【発明者】
【氏名】リウ、ジェンファ
【審査官】深津 始
(56)【参考文献】
【文献】特開2016-158281(JP,A)
【文献】国際公開第2015/002290(WO,A1)
【文献】特開2016-134741(JP,A)
【文献】Huawei,Discussion on inter-system intra-RAT handove[online],3GPP TSG RAN WG3 #95bis R3-171241,2017年03月25日,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG3_Iu/TSGR3_95bis/Docs/R3-171241.zip>
【文献】3GPP TS 36.331 V14.2.2,2017年04月20日,pages 263-268
【文献】Intel Corporation,Initial access and mode selection in (e)LTE networks[online],3GPP TSG RAN WG2 adhoc_2017_01_NR R2-1700318,2017年01月07日,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_AHs/2017_01_NR/Docs/R2-1700318.zip>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24 -H04B 7/26
H04W 4/00 -H04W 99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
輻輳処理のための方法であって、
アクセスネットワーク機器はソースコアネットワーク機器が送信した第1メッセージを受信し、前記第1メッセージは前記ソースコアネットワーク機器の過負荷を指示することに用いられることと、
前記アクセスネットワーク機器は前記第1メッセージに従って、端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作を行い、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器は異なる通信システムをサポートし、前記アクセスネットワーク機器は、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器と接続するように構成されることと、を含み、
前記端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作は、
前記端末機器に第2メッセージを送信し、前記第2メッセージは前記端末機器が第1接続を解放して、且つ前記アクセスネットワーク機器と前記ターゲットコアネットワーク機器に関連する第2接続を確立することを指示することに用いられ、前記第1接続は、前記端末機器と前記アクセスネットワーク機器との間に確立した前記ソースコアネットワーク機器に関連する接続であることを含む、ことを特徴とする輻輳処理のための方法。
【請求項2】
前記第2メッセージに前記ターゲットコアネットワーク機器を指示することに用いられる第2指示情報が含まれる、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第2指示情報は前記ターゲットコアネットワーク機器のタイプを指示することに用いられる、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作は、
前記端末機器が送信した第3メッセージを受信し、前記第3メッセージは前記アクセスネットワーク機器と前記第2接続を確立することを要求することに用いられること、及び
前記第3メッセージに従って、前記端末機器と前記第2接続を確立することを更に含む、ことを特徴とする請求項2又は3に記載の方法。
【請求項5】
前記第1メッセージは、前記ソースコアネットワーク機器によって自分が過負荷であることを確定する場合に、前記アクセスネットワーク機器に送信され、
前記第1メッセージに前記ターゲットコアネットワーク機器の識別子が携えられる、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作は、
前記端末機器に再構成メッセージを送信し、前記再構成メッセージに前記ターゲットコアネットワークに関連するパラメータが含まれ、前記再構成メッセージは前記端末機器が前記パラメータに従って第1接続を再構成することを指示することに用いられ、前記第1接続は、前記端末機器と前記アクセスネットワーク機器との間に確立した前記ソースコアネットワーク機器に関連する接続であることを更に含む、ことを特徴とする請求項1又はに記載の方法。
【請求項7】
前記再構成メッセージに第4指示情報及び/又は第5指示情報が含まれ、前記第4指示情報は前記第1接続を再構成する理由を指示することに用いられ、前記第5指示情報は前記パラメータの発効時間を指示することに用いられ、
前記パラメータは、サービス品質QoSに関連するパラメータ、セキュリティキー、及び前記ターゲットコアネットワーク機器が属するネットワークスライスに関連するパラメータの中の少なくとも1つを含む、ことを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項8】
端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作は、
前記ターゲットコアネットワーク機器に第5メッセージを送信し、前記第5メッセージは前記ターゲットコアネットワーク機器が前記パラメータを構成することを要求することに用いられ、及び/又は、前記第5メッセージは前記ターゲットコアネットワーク機器との間のベアラーを確立することを要求することに用いられることを更に含む、ことを特徴とする請求項5~7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作は、
前記ターゲットコアネットワーク機器との間のベアラーを確立することをさらに含み、
前記アクセスネットワーク機器は前記ターゲットコアネットワーク機器との間のベアラーを確立した後に、前記方法は、
前記アクセスネットワーク機器は前記ターゲットコアネットワーク機器に第7メッセージを送信し、前記第7メッセージは前記アクセスネットワーク機器が最後に受信したデータを指示することに用いられること、を更に含む、ことを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
輻輳処理のための方法であって、
ソースコアネットワーク機器は第1メッセージを確定し、前記第1メッセージは前記ソースコアネットワーク機器の過負荷を指示することと、
前記ソースコアネットワーク機器はアクセスネットワーク機器に前記第1メッセージを送信し、前記第1メッセージは、前記アクセスネットワーク機器が端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作を行うことに用いられ、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器は異なる通信システムをサポートし、前記アクセスネットワーク機器は、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器と接続するように構成されることと、を含み、
前記第1メッセージは、
前記アクセスネットワーク機器は前記端末機器に第2メッセージを送信することに具体的に用いられ、前記第2メッセージは前記端末機器が第1接続を解放して、且つ前記アクセスネットワーク機器と前記ターゲットコアネットワーク機器に関連する第2接続を確立することを指示することに用いられ、前記第1接続は、前記端末機器と前記アクセスネットワーク機器との間に確立した前記ソースコアネットワーク機器に関連する接続である、ことを特徴とする輻輳処理のための方法。
【請求項11】
前記第1メッセージは、前記ソースコアネットワーク機器によって自分が過負荷であることを確定する場合に、前記アクセスネットワーク機器に送信され、
前記第1メッセージに前記ターゲットコアネットワーク機器の識別子が携えられる、ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項12】
輻輳処理のための方法であって、
端末機器はアクセスネットワーク機器が送信した第2メッセージを受信し、前記第2メッセージは前記端末機器が第1接続を解放して、且つ前記アクセスネットワーク機器と前記ターゲットコアネットワーク機器に関連する第2接続を確立することを指示することに用いられ、ソースコアネットワーク機器から前記ターゲットコアネットワーク機器に移行することと、
前記第1接続は、前記端末機器と前記アクセスネットワーク機器との間に確立した前記ソースコアネットワーク機器に関連する接続であり、
記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器は異なる通信システムをサポートし、前記アクセスネットワーク機器は、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器と接続するように構成されることと、を含み、
前記第2メッセージは、前記アクセスネットワーク機器が第1メッセージを受信した後に送信するものであり、前記第1メッセージは、前記ソースコアネットワーク機器から前記アクセスネットワーク機器に送信され、前記ソースコアネットワーク機器の過負荷を指示するために用いられる、ことを特徴とする輻輳処理のための方法。
【請求項13】
前記第1メッセージは、前記ソースコアネットワーク機器によって自分が過負荷であることを確定する場合に、前記アクセスネットワーク機器に送信され、
前記第1メッセージに前記ターゲットコアネットワーク機器の識別子が携えられる、ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項14】
アクセスネットワーク機器であって、
ソースコアネットワーク機器が送信した第1メッセージを受信することに用いられるトランシーバーモジュールであって、前記第1メッセージは前記ソースコアネットワーク機器の過負荷を指示することに用いられるトランシーバーモジュール、及び
前記第1メッセージに従って、端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作を行うことに用いられる処理モジュールであって、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器は異なる通信システムをサポートし、前記アクセスネットワーク機器は、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器と接続するように構成される処理モジュールを備え、
前記端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作は、
前記トランシーバーモジュールは前記端末機器に第2メッセージを送信するのを制御し、前記第2メッセージは前記端末機器が第1接続を解放して、且つ前記アクセスネットワーク機器と前記ターゲットコアネットワーク機器に関連する第2接続を確立することを指示することに用いられ、前記第1接続は、前記端末機器と前記アクセスネットワーク機器との間に確立した前記ソースコアネットワーク機器に関連する接続であることを含む、ことを特徴とするアクセスネットワーク機器。
【請求項15】
前記第1メッセージは、前記ソースコアネットワーク機器によって自分が過負荷であることを確定する場合に、前記アクセスネットワーク機器に送信され、
前記第1メッセージに前記ターゲットコアネットワーク機器の識別子が携えられる、ことを特徴とする請求項14に記載のアクセスネットワーク機器。
【請求項16】
前記処理モジュールは、さらに、
前記トランシーバーモジュールが前記端末機器に再構成メッセージを送信するように制御することに用いられ、前記再構成メッセージに前記ターゲットコアネットワークに関連するパラメータが含まれ、前記再構成メッセージは前記端末機器が前記パラメータに従って第1接続を再構成することを指示することに用いられ、前記第1接続は、前記端末機器と前記アクセスネットワーク機器との間に確立した前記ソースコアネットワーク機器に関連する接続である、ことを特徴とする請求項14又は15に記載のアクセスネットワーク機器。
【請求項17】
コアネットワーク機器であって、
第1メッセージを確定することに用いられる処理モジュールであって、前記第1メッセージが前記コアネットワーク機器の過負荷を指示する処理モジュール、及び
アクセスネットワーク機器に前記第1メッセージを送信することに用いられるトランシーバーモジュールであって、前記第1メッセージは、前記アクセスネットワーク機器が、端末機器を前記コアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作を行うことに用いられ、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記コアネットワーク機器とは異なる通信システムをサポートし、前記アクセスネットワーク機器は、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記コアネットワーク機器と接続するように構成されるトランシーバーモジュール、を備え、
前記第1メッセージは、
前記アクセスネットワーク機器は前記端末機器に第2メッセージを送信することに具体的に用いられ、前記第2メッセージは前記端末機器が第1接続を解放して、且つ前記アクセスネットワーク機器と前記ターゲットコアネットワーク機器に関連する第2接続を確立することを指示することに用いられ、前記第1接続は、前記端末機器と前記アクセスネットワーク機器との間に確立した前記ソースコアネットワーク機器に関連する接続である、ことを特徴とするコアネットワーク機器。
【請求項18】
前記第1メッセージは、前記コアネットワーク機器によって自分が過負荷であることを確定する場合に、前記アクセスネットワーク機器に送信され、
前記第1メッセージに前記ターゲットコアネットワーク機器の識別子が携えられる、ことを特徴とする請求項17に記載のコアネットワーク機器。
【請求項19】
端末機器であって、処理モジュールとトランシーバーモジュールを備え、
前記処理モジュールは、前記トランシーバーモジュールはアクセスネットワーク機器が送信した第2メッセージを受信することを制御することに用いられ、前記第2メッセージは前記端末機器が第1接続を解放して、且つ前記アクセスネットワーク機器と前記ターゲットコアネットワーク機器に関連する第2接続を確立することを指示することに用いられ、ソースコアネットワーク機器から前記ターゲットコアネットワーク機器に移行し、
前記第1接続は、前記端末機器と前記アクセスネットワーク機器との間に確立した前記ソースコアネットワーク機器に関連する接続であり、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器は異なる通信システムをサポートし、前記アクセスネットワーク機器は、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器と接続するように構成され、
前記第2メッセージは、前記アクセスネットワーク機器が第1メッセージを受信した後に送信するものであり、前記第1メッセージは、前記ソースコアネットワーク機器によって前記アクセスネットワーク機器に送信され、前記ソースコアネットワーク機器の過負荷を指示するために用いられる、ことを特徴とする端末機器。
【請求項20】
前記第1メッセージは、前記ソースコアネットワーク機器によって自分が過負荷であることを確定する場合に、前記アクセスネットワーク機器に送信され、
前記第1メッセージに前記ターゲットコアネットワーク機器の識別子が携えられる、ことを特徴とする請求項19に記載の端末機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願の実施例は通信分野に関し、且つより具体的に、輻輳処理のための方法及び機器に関する。
【背景技術】
【0002】
無線通信システムにおいて、基地局は2つのコアネットワーク機器に同時に接続されることができる。例えば、基地局はロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システムにおけるコアネットワーク機器と第5世代移動通信(5th-Generation、5G)システムにおけるコアネットワーク機器を同時に接続することができる。しかしながら、端末機器は接続を確立する際に、1つのコアネットワーク機器のみを選択してアクセスする。数多くの端末機器は同一のコアネットワーク機器にアクセスすると、このコアネットワーク機器が混雑になる。
【0003】
それにより、コアネットワーク機器の輻輳問題を解決し、コアネットワーク機器の間のロードバランシングを実現し、ユーザーエクスペリエンスを向上させるように、輻輳処理のための方法を提供する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願は輻輳処理のための方法及び機器を提供し、コアネットワーク機器の輻輳問題を解決し、コアネットワーク機器の間のロードバランシングを実現し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1態様は、輻輳処理のための方法を提供し、アクセスネットワーク機器はソースコアネットワーク機器が送信した第1メッセージを受信し、前記第1メッセージは前記ソースコアネットワーク機器の過負荷を指示することに用いられるステップと、前記アクセスネットワーク機器は前記第1メッセージに従って、端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作を行い、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器は異なる通信システムをサポートするステップと、を含む。
【0006】
本願の輻輳処理のための方法は、アクセスネットワーク機器はソースコアネットワーク機器が送信した過負荷を指示する第1メッセージを指示した後に、端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行する操作を行い、端末機器をソースコアネットワークからターゲットコアネットワークに移行させることができ、ソースコアネットワーク機器の輻輳問題を解決し、且つコアネットワーク機器の間のロードバランシングを実現することができ、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0007】
第1態様を組み合わせ、第1態様の1つの実現方法において、前記端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作は、前記端末機器に第2メッセージを送信し、前記第2メッセージは前記端末機器が第1接続を解放して、且つ前記アクセスネットワーク機器と前記ターゲットコアネットワーク機器に関連する第2接続を確立することを指示することに用いられ、前記第1接続は、前記端末機器と前記アクセスネットワーク機器との間に確立した前記ソースコアネットワーク機器に関連する接続であることを含む。
【0008】
第1態様及びその上記の実現方法を組み合わせ、第1態様の他の実現方法において、前記第2メッセージに第1指示情報及び/又は第2指示情報が含まれ、前記第1指示情報は前記第1接続を解放する理由を指示することに用いられ、前記第2指示情報は前記ターゲットコアネットワーク機器を指示することに用いられる。
【0009】
第1態様及びその上記の実現方法を組み合わせ、第1態様の他の実現方法において、前記端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作は、前記端末機器が送信した第3メッセージを受信し、前記第3メッセージは前記アクセスネットワーク機器と前記第2接続を確立することを要求することに用いられること、及び前記第3メッセージに従って、前記端末機器と前記第2接続を確立することを含む。
【0010】
第1態様及びその上記の実現方法を組み合わせ、第1態様の他の実現方法において、前記第3メッセージに第3指示情報が含まれ、前記第3指示情報は、前記第2接続を確立するのを要求する理由が前記ソースコアネットワーク機器の過負荷であるのを指示することに用いられる。
【0011】
第1態様及びその上記の実現方法を組み合わせ、第1態様の他の実現方法において、前記端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作は、前記端末機器に第4メッセージを送信し、前記第4メッセージに前記ターゲットコアネットワークに関連するパラメータが含まれ、前記第4メッセージは前記端末機器が前記パラメータに従って第1接続を再構成することを指示することに用いられ、前記第1接続は、前記端末機器と前記アクセスネットワーク機器との間に確立した前記ソースコアネットワーク機器に関連する接続であることを含む。
【0012】
第1態様及びその上記の実現方法を組み合わせ、第1態様の他の実現方法において、前記第4メッセージに第4指示情報及び/又は第5指示情報が含まれ、前記第4指示情報は前記第1接続を再構成する理由を指示することに用いられ、前記第5指示情報は前記パラメータの発効時間を指示することに用いられる。
【0013】
第1態様及びその上記の実現方法を組み合わせ、第1態様の他の実現方法において、前記パラメータは、サービス品質QoSに関連するパラメータ、セキュリティキー、及び前記ターゲットコアネットワーク機器が属するネットワークスライスに関連するパラメータの中の少なくとも1つを含む。
【0014】
第1態様及びその上記の実現方法を組み合わせ、第1態様の他の実現方法において、前記端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作は、前記ターゲットコアネットワーク機器に第5メッセージを送信し、前記第5メッセージは前記ターゲットコアネットワーク機器が前記パラメータを構成することを要求することに用いられ、及び/又は、前記第5メッセージは前記ターゲットコアネットワーク機器との間のベアラーを確立することを要求することに用いられることを更に含む。
【0015】
第1態様及びその上記の実現方法を組み合わせ、第1態様の他の実現方法において、前記端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作は、
前記端末機器に第6メッセージを送信し、前記第6メッセージは前記端末機器がトリガー接続再確立プロセスによって前記アクセスネットワーク機器と前記ターゲットコアネットワーク機器に関連する接続を確立することに用いられることを含む。
【0016】
第1態様及びその上記の実現方法を組み合わせ、第1態様の他の実現方法において、前記第6メッセージに第6指示情報が含まれ、前記第6指示情報は前記接続を確立する理由を指示することに用いられる。
【0017】
第1態様及びその上記の実現方法を組み合わせ、第1態様の他の実現方法において、前記端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作は、前記コアネットワーク機器との間のベアラーを確立することを含む。
【0018】
第1態様及びその上記の実現方法を組み合わせ、第1態様の他の実現方法において、前記アクセスネットワーク機器は前記ターゲットコアネットワーク機器との間のベアラーを確立した後に、前記方法は、前記アクセスネットワーク機器は前記ターゲットコアネットワーク機器に第7メッセージを送信し、前記第7メッセージは前記アクセスネットワーク機器が最後に受信したデータを指示することに用いられるステップを更に含む。
【0019】
第1態様及びその上記の実現方法を組み合わせ、第1態様の他の実現方法において、前記方法は、前記アクセスネットワーク機器は前記ソースコアネットワーク機器に第8メッセージを送信し、前記第8メッセージは前記端末機器が前記ソースコアネットワーク機器から前記ターゲットコアネットワーク機器に移行したことを指示することに用いられるステップを更に含む。
【0020】
第2態様は、輻輳処理のための方法を提供し、ソースコアネットワーク機器は第1メッセージを確定し、前記第1メッセージは前記ソースコアネットワーク機器の過負荷を指示するステップと、前記ソースコアネットワーク機器はアクセスネットワーク機器に前記第1メッセージを送信し、前記アクセスネットワーク機器は前記第1メッセージに従って、端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作を行うことに用いられ、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器は異なる通信システムをサポートするステップと、を含むことを特徴とする。
【0021】
本願の実施例による輻輳処理のための方法は、ソースコアネットワーク機器は自分が過負荷であるのを確定する場合に、アクセスネットワーク機器に過負荷を指示する第1メッセージを送信し、アクセスネットワーク機器は第1メッセージに従って端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行する操作を実行させ、端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させることができ、ソースコアネットワークの輻輳問題を解決し、コアネットワーク機器の間のロードバランシングを実現することができ、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0022】
第2態様を組み合わせ、第2態様の1つの実現方法において、前記方法は、前記ソースコアネットワーク機器は前記ターゲットコアネットワーク機器に第9メッセージを送信し、前記第9メッセージは前記ソースコアネットワーク機器が最後に前記アクセスネットワーク機器に送信したデータを指示することに用いられるステップを更に含む。
【0023】
第2態様及びその上記の実現方法を組み合わせ、第2態様の1つの実現方法において、前記方法は、前記ソースコアネットワーク機器は前記アクセスネットワーク機器が送信した第8メッセージを受信し、前記第8メッセージは前記端末機器が前記ソースコアネットワーク機器から前記ターゲットコアネットワーク機器に移行したことを指示することに用いられるステップを更に含む。
【0024】
第3態様は、輻輳処理のための方法を提供し、端末機器はアクセスネットワーク機器が送信した第2メッセージを受信し、前記第2メッセージは前記端末機器が第1接続を解放して、且つ前記アクセスネットワーク機器と前記ターゲットコアネットワーク機器に関連する第2接続を確立することを指示することに用いられ、前記第1接続は、前記端末機器と前記アクセスネットワーク機器との間に確立した前記ソースコアネットワーク機器に関連する接続であり、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器は異なる通信システムをサポートするステップを含む。
【0025】
本願の輻輳処理のための方法は、端末機器はアクセスネットワーク機器が送信した第2メッセージを受信し、第2メッセージは端末機器がアクセスネットワーク機器との間に確立したソースコアネットワーク機器に関連する第1接続を解放し、且つアクセスネットワーク機器とターゲットコアネットワーク機器に関連する第2接続を確立することを指示することに用いられる。それにより、端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させることができ、ソースコアネットワーク機器の輻輳問題を解決し、コアネットワーク機器の間のロードバランシングを実現し、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0026】
第3態様を組み合わせ、第3態様の1つの実現方法において、前記第2メッセージに第1指示情報及び/又は第2指示情報が含まれ、前記第1指示情報は前記第1接続を解放する理由を指示することに用いられ、前記第2指示情報は前記ターゲットコアネットワーク機器を指示することに用いられる。
【0027】
第3態様及びその上記の実現方法を組み合わせ、第3態様の他の実現方法において、前記方法は、前記端末機器は前記第2メッセージに従って、前記第1接続を解放するステップと、前記端末機器は前記アクセスネットワーク機器に第3メッセージを送信し、前記第3メッセージは前記アクセスネットワーク機器と前記第2接続を確立することを要求することに用いられるステップと、を更に含む。
【0028】
第3態様及びその上記の実現方法を組み合わせ、第3態様の他の実現方法において、前記第3メッセージに第3指示情報が含まれ、前記第3指示情報は前記第2接続を確立するのを要求する理由が前記ソースコアネットワーク機器の過負荷であるのを指示することに用いられる。
【0029】
第4態様は、輻輳処理のための方法を提供し、端末機器はアクセスネットワーク機器が送信した第4メッセージを受信し、前記第4メッセージにターゲットコアネットワーク機器に関連するパラメータが含まれ、前記第4メッセージは前記端末機器が前記パラメータに従って第1接続を再構成することを指示することに用いられ、前記第1接続は、前記端末機器と前記アクセスネットワーク機器との間に確立した前記ソースコアネットワーク機器に関連する接続であり、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器は異なる通信システムをサポートするステップを含む。
【0030】
本願の輻輳処理のための方法は、端末機器はアクセスネットワーク機器が送信した第4メッセージを受信し、第4メッセージは端末機器がターゲットコアネットワーク機器に関連するパラメータに従ってソースコアネットワーク機器に関連する第1接続を再構成することを指示することに用いられる。それにより、端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させることができ、ソースコアネットワーク機器の輻輳問題を解決し、コアネットワーク機器の間のロードバランシングを実現し、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0031】
第4態様を組み合わせ、第4態様の1つの実現方法において、前記第4メッセージに第4指示情報及び/又は第5指示情報が含まれ、前記第4指示情報は前記第1接続を再構成する理由を指示することに用いられ、前記第5指示情報は前記パラメータの発効時間を指示することに用いられる。
【0032】
第4態様及びその上記の実現方法を組み合わせ、第4態様の他の実現方法において、前記パラメータは、サービス品質QoSに関連するパラメータ、セキュリティキー、及び前記ターゲットコアネットワーク機器が属するネットワークスライスに関連するパラメータの中の少なくとも1つを含む。
【0033】
第4態様及びその上記の実現方法を組み合わせ、第4態様の他の実現方法において、前記方法は、前記端末機器は前記パラメータに従って前記第1接続を再構成するステップを更に含む。
【0034】
第4態様及びその上記の実現方法を組み合わせ、第4態様の他の実現方法において、前記第4メッセージに前記第5指示情報が含まれる場合に、前記端末機器は前記パラメータに従って前記第1接続を再構成するのは、前記端末機器が前記発効時間の後に、前記パラメータに従って前記第1接続を再構成することを含む。
【0035】
第5態様は、輻輳処理のための方法を提供し、端末機器はアクセスネットワーク機器が送信した第6メッセージを受信し、前記第6メッセージは前記端末機器が接続再確立プロセスによって前記アクセスネットワーク機器とターゲットコアネットワーク機器に関連する接続を確立するのをトリガーすることに用いられ、前記端末機器をソースコアネットワーク機器から前記ターゲットコアネットワーク機器に移行させ、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器は異なる通信システムをサポートする。
【0036】
本願の輻輳処理のための方法は、端末機器はアクセスネットワーク機器が送信した第6メッセージを受信し、第6メッセージは端末機器が接続再確立プロセスによってアクセスネットワーク機器との間にターゲットコアネットワーク機器に関連する接続を確立することをトリガーすることに用いられる。それにより、端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させることができ、ソースコアネットワーク機器の輻輳問題を解決し、コアネットワーク機器の間のロードバランシングを実現し、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0037】
第5態様を組み合わせ、第5態様の1つの実現方法において、前記第6メッセージに第6指示情報が含まれ、前記第6指示情報は前記接続を確立する理由を指示することに用いられる。
【0038】
第5態様及びその上記の実現方法を組み合わせ、第5態様の1つの実現方法において、前記方法は、前記端末機器は前記第6メッセージに従って、接続再確立プロセスを開始し、前記アクセスネットワーク機器と前記接続を確立するステップを更に含む。
【0039】
第6態様は、アクセスネットワーク機器を提供し、上記第1態様又は第1態様の任意の可能な実現方法における方法を実行することに用いられる。具体的に、前記アクセスネットワーク機器は上記第1態様又は第1態様の任意の可能な実現方法における方法を実行するための機能モジュールを含む。
【0040】
第7態様は、コアネットワーク機器を提供し、上記第2態様又は第2態様の任意の可能な実現方法における方法を実行することに用いられる。具体的に、前記コアネットワーク機器は上記第2態様又は第2態様の任意の可能な実現方法における方法を実行するための機能モジュールを含む。
【0041】
第8態様は、端末機器を提供し、上記第3態様又は第3態様の任意の可能な実現方法における方法を実行することに用いられる。具体的に、前記端末機器は上記第3態様又は第3態様の任意の可能な実現方法における方法を実行するための機能モジュールを含む。
【0042】
第9態様は、端末機器を提供し、上記第4態様又は第4態様の任意の可能な実現方法における方法を実行することに用いられる。具体的に、前記端末機器は上記第4態様又は第4態様の任意の可能な実現方法における方法を実行するための機能モジュールを含む。
【0043】
第10態様は、端末機器を提供し、上記第5態様又は第5態様の任意の可能な実現方法における方法を実行することに用いられる。具体的に、前記端末機器は上記第5態様又は第5態様の任意の可能な実現方法における方法を実行するための機能モジュールを含む。
【0044】
第11態様は、アクセスネットワーク機器を提供し、プロセッサー、メモリ及びトランシーバーを備える。前記プロセッサー、前記メモリ及び前記トランシーバーの間に内部接続通路によって互いに通信し、制御及び/又はデータ信号を伝達し、前記アクセスネットワーク機器は上記第1態様又は第1態様の任意の可能な実現方法における方法を実行させる。
【0045】
第12態様は、コアネットワーク機器を提供し、プロセッサー、メモリ及びトランシーバーを備える。前記プロセッサー、前記メモリ及び前記トランシーバーの間に内部接続通路によって互いに通信し、制御及び/又はデータ信号を伝達し、前記コアネットワーク機器は上記第2態様又は第2態様の任意の可能な実現方法における方法を実行させる。
【0046】
第13態様は、端末機器を提供し、プロセッサー、メモリ及びトランシーバーを備える。前記プロセッサー、前記メモリ及び前記トランシーバーの間に内部接続通路によって互いに通信し、制御及び/又はデータ信号を伝達し、前記端末機器は上記第3態様又は第3態様の任意の可能な実現方法における方法を実行させる。
【0047】
第14態様は、端末機器を提供し、プロセッサー、メモリ及びトランシーバーを備える。前記プロセッサー、前記メモリ及び前記トランシーバーの間に内部接続通路によって互いに通信し、制御及び/又はデータ信号を伝達し、前記端末機器は上記第4態様又は第4態様の任意の可能な実現方法における方法を実行させる。
【0048】
第15態様は、端末機器を提供し、プロセッサー、メモリ及びトランシーバーを備える。前記プロセッサー、前記メモリ及び前記トランシーバーの間に内部接続通路によって互いに通信し、制御及び/又はデータ信号を伝達し、前記端末機器は上記第5態様又は第5態様の任意の可能な実現方法における方法を実行させる。
【0049】
第16態様は、コンピューター読み取り可能な媒体を提供し、コンピュータープログラムを記憶することに用いられ、前記コンピュータープログラムは上記第1態様又は第1態様の任意の可能な実現方法を実行するための命令を含む。
【0050】
第17態様は、コンピューター読み取り可能な媒体を提供し、コンピュータープログラムを記憶することに用いられ、前記コンピュータープログラムは上記第2態様又は第2態様の任意の可能な実現方法を実行するための命令を含む。
【0051】
第18態様は、コンピューター読み取り可能な媒体を提供し、コンピュータープログラムを記憶することに用いられ、前記コンピュータープログラムは上記第3態様又は第3態様の任意の可能な実現方法を実行するための命令を含む。
【0052】
第19態様は、コンピューター読み取り可能な媒体を提供し、コンピュータープログラムを記憶することに用いられ、前記コンピュータープログラムは上記第4態様又は第4態様の任意の可能な実現方法を実行するための命令を含む。
【0053】
第20態様は、コンピューター読み取り可能な媒体を提供し、コンピュータープログラムを記憶することに用いられ、前記コンピュータープログラムは上記第5態様又は第5態様の任意の可能な実現方法を実行するための命令を含む。
【図面の簡単な説明】
【0054】
図1】本願の実施例による応用シナリオの模式図である。
図2】本願の実施例による輻輳処理のための方法の概略フローチャートである。
図3】本願の一具体的な実施例による輻輳処理のための方法の概略フローチャートである。
図4】本願の他の具体的な実施例による輻輳処理のための方法の概略フローチャートである。
図5】本願の他の実施例による輻輳処理のための方法の概略フローチャートである。
図6】本願の更なる実施例による輻輳処理のための方法の概略フローチャートである。
図7】本願の更なる実施例による輻輳処理のための方法の概略フローチャートである。
図8】本願の更なる実施例による輻輳処理のための方法の概略フローチャートである。
図9】本願の実施例によるアクセスネットワーク機器の概略ブロック図である。
図10】本願の実施例によるコアネットワーク機器の概略ブロック図である。
図11】本願の実施例による端末機器の概略ブロック図である。
図12】本願の他の実施例によるアクセスネットワーク機器の概略ブロック図である。
図13】本願の他の実施例によるコアネットワーク機器の概略ブロック図である。
図14】本願の他の実施例による端末機器の概略ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0055】
以下、本願の実施例における図面を組み合わせ、本願の実施例における技術的解決手段を明らかで、完全に説明する。
【0056】
理解すべきなのは、本願の実施例による技術的解決手段は、例えば、グローバルモバイル通信(Global System of Mobile communication、GSM)システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA)システム、一般パケット無線サービス(General Packet Radio Service、GPRS)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システム、LTE周波数分割デュプレックス(Frequency Division Duplex、FDD)システム、LTE時分割デュプレックス(Time Division Duplex、TDD)、ユニバーサル移動通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、UMTS)又はグローバル相互接続マイクロ波アクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)通信システム、第5世代移動通信(5th-Generation、5G)システム、又は新しい無線(New Radio, NR)システムの様々な通信システムに応用できる。
【0057】
本願の実施例において、端末機器は移動局(Mobile Station、MS)、モバイル端末(Mobile Terminal)、モバイル電話(Mobile Telephone)、ユーザー機器(User Equipment、UE)、携帯電話(handset)及びポータブル機器(portable equipment)、車両(vehicle)等を含んでよいが、これらに制限されなく、該端末機器は無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)を介して1つ又は複数のコアネットワークと通信することができ、例えば、端末機器はモバイル電話(又は「セルラー」電話と呼ばれる)、無線通信機能を有するコンピューター等であってよく、端末機器はポータブル、ポケット、ハンドヘルド、コンピューターに内蔵された又は車載の移動装置であってもよい。
【0058】
本願の実施例に関したアクセスネットワーク機器は無線アクセスネットワークに配置されて端末機器のために無線通信機能を提供するための装置である。前記アクセスネットワーク機器は基地局であってよく、前記基地局は様々な形のマクロ基地局、マイクロ基地局、中継局、アクセスポイント等を含んでよい。異なる無線アクセス技術を採用したシステムにおいて、基地局機能を有する機器の名称は異なる可能性がある。例えばLTEネットワークにおいて、進化したノードB(Evolved NodeB、eNB又はeNodeB)と呼ばれ、第3世代(3rd Generation、3G)ネットワークにおいて、ノードB(Node B)等と呼ばれる。
【0059】
本願の実施例に関したコアネットワーク機器はコアネットワークに配置されて端末機器のために無線通信機能を提供するための装置である。前記コアネットワーク機器はモバイル管理エンティティ(Mobile Management Entity、MME)であってよい。
【0060】
図1は本願の実施例による応用シナリオの模式図である。図1に示すように、基地局は同時に2つの通信システムにおけるコアネットワーク機器(LTEにおけるコアネットワーク機器と5Gにおけるコアネットワーク機器)に接続される。端末機器は接続を確立する必要がある場合に、端末機器はその中の1つのコアネットワーク機器を選択してアクセスする。2つのコアネットワーク機器の中の一方に輻輳がある場合に、このコアネットワーク機器における端末機器を他のコアネットワーク機器に移行する必要があり、コアネットワーク機器の間のロードバランシングを実現する。
【0061】
本願は輻輳処理のための方法を提供し、上記シナリオでのコアネットワーク機器の輻輳問題を解決することができ、コアネットワーク機器の間のロードバランシングを実現し、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0062】
以下、本願の実施例による輻輳処理のための方法を詳細的に説明する。図2は本願の実施例による輻輳処理のための方法を示す。図2に示すように、方法100は、以下のステップを含み、
S110、アクセスネットワーク機器はソースコアネットワーク機器が送信した第1メッセージを受信し、前記第1メッセージは前記ソースコアネットワーク機器の過負荷を指示することに用いられ、
S120、アクセスネットワーク機器は前記第1メッセージに従って、端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作を行い、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器は異なる通信システムをサポートする。
【0063】
選択可能に、S110において、第1メッセージにソースコアネットワーク機器の識別子が携えられ、アクセスネットワーク機器は第1メッセージを受信した後に、第1メッセージにおける識別子に従ってソースコアネットワーク機器に輻輳があるのを確定する。更に、第1メッセージに理由指示情報を更に含んでよく、理由指示情報は輻輳がどのような理由またはどのようなビジネスによって引き起こされるのを指示することに用いられる。
【0064】
選択可能に、S110において、第1メッセージにソースコアネットワーク機器の負荷量が携えられ、アクセスネットワーク機器はソースコアネットワーク機器の負荷量に従ってソースコアネットワークの過負荷を確定する。
【0065】
選択可能に、S120において、アクセスネットワーク機器は第1メッセージに従って、端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行する操作を行う前に、アクセスネットワーク機器は前記ターゲットコアネットワーク機器と前記端末機器を確定する必要がある。
【0066】
例として、第1メッセージにターゲットコアネットワーク機器の識別子が携えられ、アクセスネットワーク機器は第1メッセージにおける識別子に従ってターゲットコアネットワーク機器を確定する。或いは端末機器はアクセスネットワーク機器と接続を確立する際に、端末機器がアクセスネットワーク機器に自分がアクセスできるコアネットワーク機器のタイプ及び/又はコアネットワーク機器の識別子を報告し、アクセスネットワーク機器は端末機器が報告した情報に従ってターゲットコアネットワーク機器を確定する。或いはアクセスネットワーク機器は端末機器がコアネットワーク機器の能力と現在のビジネスに従ってターゲットコアネットワークを確定する。
【0067】
例として、アクセスネットワーク機器は移行する必要がある端末機器を確定する際に、端末機器がコアネットワーク機器をサポートする能力に応じて確定することができる。例えば、仮にソースコアネットワーク機器はLTE通信システムにおけるコアネットワーク機器であり、ターゲットコアネットワーク機器は5G通信システムにおけるコアネットワーク機器であり、1つの端末機器はLTE通信システムにおけるコアネットワーク機器のみをサポートすると、該端末機器がソースコアネットワークからターゲットコアネットワーク機器に移行するには不便である。1つの端末機器はLTE通信システムにおけるコアネットワーク機器と5G通信システムにおけるコアネットワーク機器の両方をサポートすると、該端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行することができ、ソースコアネットワーク機器の負荷を低下させるようにする。
【0068】
更に、1つの端末機器はソースコアネットワーク機器とターゲットコアネットワーク機器の両方をサポートすると、アクセスネットワーク機器は端末機器の現在のビジネスに従って該端末機器を移行するか否かを確定することができる。例えば、ソースコアネットワーク機器のみは端末機器の現在のビジネスをサポートすると、該端末機器をソースコアネットワークからターゲットコアネットワークに切り換えるには不便である。ソースコアネットワーク機器とターゲットコアネットワーク機器とは端末機器の現在ビジネスを同時にサポートすると、該端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行することができ、ソースコアネットワーク機器の負荷を低下させるようにする。
【0069】
本願の実施例において、アクセスネットワーク機器は以下のいくつかの方法によって端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させることができる。
【0070】
方法1
アクセスネットワーク機器は端末機器に第2メッセージを送信し、第2メッセージは端末機器が第1接続を解放して、且つアクセスネットワーク機器とターゲットコアネットワーク機器に関連する第2接続を確立するのを指示することに用いられ、第1接続は端末機器とアクセスネットワーク機器との間に確立したソースコアネットワーク機器に関連する接続である。
【0071】
選択可能に、第2メッセージに第1指示情報及び/又は第2指示情報が含まれ、第1指示情報は第1接続を解放する理由を指示し、第2指示情報はターゲットコアネットワーク機器を指示し、第2指示情報は例えばターゲットコアネットワーク機器の識別子又はターゲットコアネットワーク機器のタイプであってよい。
【0072】
対応的に、端末機器は第2メッセージを受信した後に、第2メッセージに従って第1接続を解放し、且つアクセスネットワーク機器にアクセスネットワーク機器と第2接続を確立するのを要求するための第3メッセージを送信する。
【0073】
更に、第3メッセージに第3指示情報が含まれ、第3指示情報は第2接続を確立するのを要求する理由がソースコアネットワーク機器の過負荷であることを指示することに用いられる。
【0074】
更に、アクセスネットワーク機器は端末機器と第2接続を確立した後に、アクセスネットワーク機器がターゲットコアネットワーク機器とベアラーを確立する。
【0075】
方法2
アクセスネットワーク機器は端末機器に第4メッセージを送信し、第4メッセージにターゲットコアネットワーク機器に関連するパラメータが含まれ、第4メッセージは端末機器が前記パラメータに従って第1接続を再構成するのを指示することに用いられ、第1接続は端末機器とアクセスネットワーク機器との間に確立したソースコアネットワーク機器に関連する接続である。
【0076】
例として、第4メッセージに第4指示情報及び/又は第5指示情報が含まれ、第4指示情報は第1接続を再構成する理由を指示することに用いられ、第5指示情報は前記パラメータの発効時間を指示することに用いられる。
【0077】
対応的に、端末機器は第4メッセージを受信した後に、第4メッセージに従って第1接続を再構成する。更に、第4メッセージに第5指示情報が含まれると、端末機器は前記パラメータの発効時間の後に、第4メッセージに従って第1接続を再構成する。
【0078】
具体的に、いくつかの実施例において、アクセスネットワーク機器は第5指示情報によって前記パラメータは端末機器が前記第4メッセージを受信した時点から第1時間を経た後に発効することを指示することができる。端末機器は第4メッセージを受信する際にタイマーをオンにし、タイマーのタイミング時間は前記第1時間である。タイマーがタイムアウトする場合に、端末機器は前記パラメータが発効し始めることを考え、前記パラメータに従って第1接続を再構成する。或いは端末機器は第4メッセージを受信する際にタイマーをオンにし、タイマーのタイミング時間は前記第1時間であり、タイマーが終了する際に、端末機器は前記パラメータが発効し始めることを考え、前記パラメータに従って第1接続を構成する。
【0079】
選択可能に、アクセスネットワーク機器は端末機器に第4メッセージを送信する前に、ターゲットコアネットワーク機器に第5メッセージを送信することができ、第5メッセージはターゲットコアネットワーク機器が前記パラメータを構成するのを要求することに用いられ、及び/又は第5メッセージはターゲットコアネットワーク機器との間のベアラーを確立するのを要求することに用いられる。或いはアクセスネットワーク機器は端末機器に第4メッセージを送信した後に、ターゲットコアネットワーク機器に第5メッセージを送信することができる。ターゲットアクセスネットワーク機器は第5メッセージを受信した後に、端末機器のために前記パラメータを構成し及び/又はアクセスネットワーク機器とベアラーを確立する。
【0080】
アクセスネットワーク機器と端末機器との間に接続を確立し、且つターゲットコアネットワーク機器とベアラーを確立した後に、アクセスネットワーク機器はターゲットコアネットワーク機器に第7メッセージを送信し、第7メッセージはアクセスネットワーク機器が最後に受信したデータを指示することに用いられる。及び/又はアクセスネットワーク機器はソースコアネットワーク機器に第8メッセージを送信し、第8メッセージは端末機器がソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行したのを指示することに用いられる。
【0081】
選択可能に、第7メッセージにアクセスネットワーク機器が最後に受信したデータが含まれる。或いは第7メッセージにアクセスネットワーク機器が最後に受信したデータの関連情報が含まれ、ここの関連情報は例えばパケットの識別子であってよい。ターゲットコアネットワーク機器は第7メッセージを受信した後に、第7メッセージに従ってソースコアネットワーク機器がアクセスネットワーク機器に送信したデータを確定することができる。
【0082】
上記実施例において、前記パラメータは、サービス品質(Quality of Service、QoS)に関連するパラメータ、セキュリティキー、及び前記ターゲットコアネットワーク機器が属するネットワークスライスに関連するパラメータの中の少なくとも1つを含む。
【0083】
方法3
アクセスネットワーク機器は端末機器に第6メッセージを送信し、第6メッセージは端末機器が接続再確立プロセスによってアクセスネットワーク機器とターゲットコアネットワーク機器に関連する接続を確立するのをトリガーすることに用いられ、端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させるようにする。
【0084】
対応的に、端末機器は第6メッセージを受信した後に、第6メッセージに従って接続再確立プロセスを開始し、アクセスネットワーク機器と接続を確立する。
【0085】
説明する必要があるのは、本願の実施例における接続再確立プロセスは従来の技術における対応したプロセスと同様である。本願の実施例における接続再確立プロセスはアクセスネットワーク機器によりトリガーされるという違いがある。
【0086】
選択可能に、アクセスネットワーク機器は端末機器に第6メッセージを送信する前に、ターゲットコアネットワーク機器に第5メッセージを送信することができ、第5メッセージはターゲットコアネットワーク機器が前記ターゲットコアネットワーク機器に関連するパラメータを構成するのを要求することに用いられ、及び/又は第5メッセージは、ターゲットコアネットワーク機器との間のベアラーを確立するのを要求することに用いられる。或いはアクセスネットワーク機器は端末機器に第6メッセージを送信した後に、ターゲットコアネットワーク機器に第5メッセージを送信することができる。ターゲットアクセスネットワーク機器は第5メッセージを受信した後に、端末機器のために前記パラメータを構成し及び/又はアクセスネットワーク機器とベアラーを確立する。
【0087】
アクセスネットワーク機器と端末機器との間に接続を確立して、且つターゲットコアネットワーク機器とベアラーを確立した後に、アクセスネットワーク機器はターゲットコアネットワーク機器に第7メッセージを送信し、第7メッセージはアクセスネットワーク機器が最後に受信したデータを指示することに用いられる。或いはアクセスネットワーク機器はソースコアネットワーク機器に第8メッセージを送信し、第8メッセージは端末機器がソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行したのを指示することに用いられる。
【0088】
選択可能に、第7メッセージにアクセスネットワーク機器が最後に受信したデータが含まれる。或いは第7メッセージにアクセスネットワーク機器が最後に受信したデータの関連情報が含まれ、ここの関連情報は例えばパケットの識別子であってよい。ターゲットコアネットワーク機器は第7メッセージを受信した後に、第7メッセージに従ってソースコアネットワーク機器がアクセスネットワーク機器に送信したデータを確定することができる。
【0089】
図3は本願の一具体的な実施例による輻輳処理のための方法の概略フローチャートである。方法200は方法100の方法1に対応して、繰り返しを避けるために、関連説明を適切に省略し、図3に示すように、方法200は以下のステップを含み、
S201、ソースコアネットワーク機器は過負荷を確定し、ソースコアネットワーク機器が基地局にロードバランシング要求を送信する。
【0090】
S202、基地局は端末機器に接続解放メッセージを送信し、
接続解放メッセージに解放理由がソースコアネットワーク機器の過負荷であることが携えられることができ、それと同時に接続解放メッセージは端末機器がターゲットコアネットワーク方法に従って接続確立プロセスを開始することを指示する。
【0091】
S203、端末機器は基地局と接続を確立し、
S204、基地局はターゲットコアネットワーク機器とベアラーを確立する。
【0092】
図4は本願の他の具体的な実施例による輻輳処理のための方法であり、図4に示すような方法300は方法100の方法2と方法3に対応して、繰り返しを避けるために、関連説明を適切に省略する。図4に示すように、方法300は以下のステップを含み、
S301、ソースコアネットワーク機器は過負荷を確定し、ソースコアネットワーク機器は基地局にロードバランシング要求を送信する。
【0093】
S302、基地局はターゲットコアネットワーク機器に切り替え要求を送信する。
【0094】
S302において、切り替え要求はターゲットコアネットワーク機器が端末機器のためにターゲットコアネットワーク機器に関連するパラメータを構成するのを要求することに用いられ、及び/又は切り替え要求はターゲットコアネットワーク機器とベアラーを確立するのを要求することに用いられる。
【0095】
S303、ターゲットコアネットワーク機器は基地局にフィードバック情報を送信する。
【0096】
S303において、フィードバック情報はターゲットコアネットワーク機器に関連するパラメータをフィードバックし、及び確立情報をベアラーすることに用いられる。
【0097】
S304、基地局は端末機器に再構成メッセージを送信する。
【0098】
選択可能に、再構成メッセージに再構成理由情報及び/又はパラメータ発効時間が含まれ、再構成理由情報は再構成理由がソースコアネットワーク機器の過負荷であるのを指示し、パラメータ発効時間はターゲットコアネットワーク機器に関連するパラメータの発効時間を指示することに用いられる。
【0099】
S305、端末機器は基地局に再構成完成メッセージを送信し又は接続再確立プロセスを開始する。
【0100】
S306、基地局はソースコアネットワークにロードバランシング完成メッセージを送信する。
【0101】
S307、コアネットワーク機器の間にインターフェースがあると、ソースコアネットワーク機器はターゲットコアネットワーク機器に最後に基地局に送信したデータ又はデータ関連情報を送信し、アクセスネットワーク機器の間にインターフェースがないと、基地局はターゲットコアネットワーク機器に最後に受信したデータ又はデータ関連情報を送信する。
【0102】
以下、図5を組み合わせてソースコアネットワーク機器側から本願の実施例による輻輳処理のための方法を詳細的に説明する。理解すべきなのは、ソースコアネットワーク機器側から説明するソースコアネットワーク機器、ターゲットコアネットワーク機器、アクセスネットワーク機器及び端末機器の対話はアクセスネットワーク機器側の説明と同様であり、繰り返しを避けるために、関連説明を適切に省略する。図5に示すように、方法400は以下のステップを含み、
S410、ソースコアネットワーク機器は第1メッセージを確定し、前記第1メッセージは前記ソースコアネットワーク機器の過負荷を指示し、
S420、前記ソースコアネットワーク機器はアクセスネットワーク機器に前記第1メッセージを送信し、前記アクセスネットワーク機器は前記第1メッセージに従って、端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作を行うことに用いられ、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器は異なる通信システムをサポートする。
【0103】
このため、本願の実施例による輻輳処理のための方法は、ソースコアネットワーク機器は自分が過負荷であるのを確定する場合に、アクセスネットワーク機器に過負荷を指示する第1メッセージを送信し、アクセスネットワーク機器は第1メッセージに従って端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行する操作を実行させ、端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させることがで、ソースコアネットワークの輻輳問題を解決し、コアネットワーク機器の間のロードバランシングを実現することができ、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0104】
本願の実施例において、選択可能に、前記方法は、前記ソースコアネットワーク機器は前記ターゲットコアネットワーク機器に第9メッセージを送信し、前記第9メッセージは前記ソースコアネットワーク機器が最後に前記アクセスネットワーク機器に送信したデータを指示することに用いられるステップを更に含む。
【0105】
本願の実施例において、選択可能に、前記方法は、前記ソースコアネットワーク機器は前記アクセスネットワーク機器が送信した第8メッセージを受信し、前記第8メッセージは前記端末機器が前記ソースコアネットワーク機器から前記ターゲットコアネットワーク機器に移行したことを指示することに用いられるステップを更に含む。
【0106】
以下、図6図8を組み合わせ端末機器側から本願の実施例による輻輳処理のための方法を詳しく説明する。
【0107】
図6は本願の更なる実施例による輻輳処理のための方法である。図6に示すように、方法500は以下のステップを含み、
S510、端末機器はアクセスネットワーク機器が送信した第2メッセージを受信し、前記第2メッセージは前記端末機器が第1接続を解放して、且つ前記アクセスネットワーク機器と前記ターゲットコアネットワーク機器に関連する第2接続を確立することを指示することに用いられ、前記第1接続は、前記端末機器と前記アクセスネットワーク機器との間に確立した前記ソースコアネットワーク機器に関連する接続であり、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器は異なる通信システムをサポートする。
【0108】
このため、本願の実施例による輻輳処理のための方法は、端末機器はアクセスネットワーク機器が送信した第2メッセージを受信し、第2メッセージは端末機器がアクセスネットワーク機器との間に確立したソースコアネットワーク機器に関連する第1接続を解放し、且つアクセスネットワーク機器とターゲットコアネットワーク機器に関連する第2接続を確立することを指示することに用いられる。それにより、端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させることができ、ソースコアネットワーク機器の輻輳問題を解決し、コアネットワーク機器の間のロードバランシングを実現し、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0109】
本願の実施例において、選択可能に、前記第2メッセージに第1指示情報及び/又は第2指示情報が含まれ、前記第1指示情報は前記第1接続を解放する理由を指示することに用いられ、前記第2指示情報は前記ターゲットコアネットワーク機器を指示することに用いられる。
【0110】
本願の実施例において、選択可能に、前記方法は、前記端末機器は前記第2メッセージに従って、前記第1接続を解放するステップと、前記端末機器は前記アクセスネットワーク機器に第3メッセージを送信し、前記第3メッセージは前記アクセスネットワーク機器と前記第2接続を確立することを要求することに用いられるステップと、を更に含む。
【0111】
本願の実施例において、選択可能に、前記第3メッセージに第3指示情報が含まれ、前記第3指示情報は前記第2接続を確立するのを要求する理由が前記ソースコアネットワーク機器の過負荷であるのを指示することに用いられる。
【0112】
図7は本願の更なる実施例による輻輳処理のための方法を示す。図7に示すように、方法600は以下のステップを含み、
S610、端末機器はアクセスネットワーク機器が送信した第4メッセージを受信し、前記第4メッセージにターゲットコアネットワーク機器に関連するパラメータが含まれ、前記第4メッセージは前記端末機器が前記パラメータに従って第1接続を再構成することを指示することに用いられ、前記第1接続は、前記端末機器と前記アクセスネットワーク機器との間に確立した前記ソースコアネットワーク機器に関連する接続であり、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器は異なる通信システムをサポートする。
【0113】
このため、本願の実施例による輻輳処理のための方法は、端末機器はアクセスネットワーク機器が送信した第4メッセージを受信し、第4メッセージは端末機器がターゲットコアネットワーク機器に関連するパラメータに従ってソースコアネットワーク機器に関連する第1接続を再構成することを指示することに用いられる。それにより、端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させることができ、ソースコアネットワーク機器の輻輳問題を解決し、コアネットワーク機器の間のロードバランシングを実現し、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0114】
本願の実施例において、選択可能に、前記第4メッセージに第4指示情報及び/又は第5指示情報が含まれ、前記第4指示情報は前記第1接続を再構成する理由を指示することに用いられ、前記第5指示情報は前記パラメータの発効時間を指示することに用いられる。
【0115】
本願の実施例において、選択可能に、前記パラメータは、サービス品質QoSに関連するパラメータ、セキュリティキー、及び前記ターゲットコアネットワーク機器が属するネットワークスライスに関連するパラメータの中の少なくとも1つを含む。
【0116】
本願の実施例において、選択可能に、前記方法は、前記端末機器は前記パラメータに従って前記第1接続を再構成するステップを更に含む。
【0117】
本願の実施例において、選択可能に、前記第4メッセージに前記第5指示情報が含まれる場合に、前記端末機器は前記パラメータに従って前記第1接続を再構成するのは、前記端末機器が前記発効時間の後に、前記パラメータに従って前記第1接続を再構成することを含む。
【0118】
図8は本願の更なる実施例による輻輳処理のための方法を示す。図8に示すように、方法700は以下のステップを含み、
S710、端末機器はアクセスネットワーク機器が送信した第6メッセージを受信し、前記第6メッセージは前記端末機器が接続再確立プロセスによって前記アクセスネットワーク機器とターゲットコアネットワーク機器に関連する接続を確立するのをトリガーすることに用いられ、前記端末機器をソースコアネットワーク機器から前記ターゲットコアネットワーク機器に移行させ、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器は異なる通信システムをサポートする。
【0119】
このため、本願による輻輳処理のための方法は、端末機器はアクセスネットワーク機器が送信した第6メッセージを受信し、第6メッセージは端末機器が接続再確立プロセスによってアクセスネットワーク機器との間にターゲットコアネットワーク機器に関連する接続を確立することをトリガーすることに用いられる、それにより、端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させることができ、ソースコアネットワーク機器の輻輳問題を解決し、コアネットワーク機器の間のロードバランシングを実現し、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0120】
本願の実施例において、選択可能に、前記第6メッセージに第6指示情報が含まれ、前記第6指示情報は前記接続を確立する理由を指示することに用いられる。
【0121】
本願の実施例において、選択可能に、前記方法は、前記端末機器は前記第6メッセージに従って、接続再確立プロセスを開始し、前記アクセスネットワーク機器と前記接続を確立するステップを更に含む。
【0122】
以上で図2図8を組み合わせ本願の実施例による輻輳処理のための方法を詳しく説明しており、以下、図9を組み合わせて本願の実施例によるアクセスネットワーク機器を詳しく説明し、図9に示すように、アクセスネットワーク機器10は、
ソースコアネットワーク機器が送信した第1メッセージを受信することに用いられ、前記第1メッセージは前記ソースコアネットワーク機器の過負荷を指示することに用いられるトランシーバーモジュール11、及び
前記第1メッセージに従って、端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作を行うことに用いられ、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器は異なる通信システムをサポートする処理モジュール12、を備える。
【0123】
このため、本願の実施例によるアクセスネットワーク機器はソースコアネットワーク機器が送信した過負荷を指示する第1メッセージを指示した後に、端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行する操作を行い、端末機器をソースコアネットワークからターゲットコアネットワークに移行させることができ、ソースコアネットワーク機器の輻輳問題を解決し、且つコアネットワーク機器の間のロードバランシングを実現することができ、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0124】
本願の実施例において、選択可能に、前記端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作は、前記トランシーバーモジュールは前記端末機器に第2メッセージを送信するのを制御し、前記第2メッセージは前記端末機器が第1接続を解放して、且つ前記アクセスネットワーク機器と前記ターゲットコアネットワーク機器に関連する第2接続を確立することを指示することに用いられ、前記第1接続は、前記端末機器と前記アクセスネットワーク機器との間に確立した前記ソースコアネットワーク機器に関連する接続であることを含む。
【0125】
本願の実施例において、選択可能に、前記第2メッセージに第1指示情報及び/又は第2指示情報が含まれ、前記第1指示情報は前記第1接続を解放する理由を指示することに用いられ、前記第2指示情報は前記ターゲットコアネットワーク機器を指示することに用いられる。
【0126】
本願の実施例において、選択可能に、前記端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作は、前記トランシーバーモジュールは前記端末機器が送信した第3メッセージを受信するのを制御し、前記第3メッセージは前記アクセスネットワーク機器と前記第2接続を確立することを要求することに用いられ、前記第3メッセージに従って、前記端末機器と前記第2接続を確立することを更に含む。
【0127】
本願の実施例において、選択可能に、前記第3メッセージに第3指示情報が含まれ、前記第3指示情報は前記第2接続を確立するのを要求する理由が前記ソースコアネットワーク機器の過負荷であるのを指示することに用いられる。
【0128】
本願の実施例において、選択可能に、前記端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作は、前記トランシーバーモジュールは前記端末機器に第4メッセージを送信するのを制御し、前記第4メッセージに前記ターゲットコアネットワークに関連するパラメータが含まれ、前記第4メッセージは前記端末機器が前記パラメータに従って第1接続を再構成することを指示することに用いられ、前記第1接続は、前記端末機器と前記アクセスネットワーク機器との間に確立した前記ソースコアネットワーク機器に関連する接続であることを含む。
【0129】
本願の実施例において、選択可能に、前記第4メッセージに第4指示情報及び/又は第5指示情報が含まれ、前記第4指示情報は前記第1接続を再構成する理由を指示することに用いられ、前記第5指示情報は前記パラメータの発効時間を指示することに用いられる。
【0130】
本願の実施例において、選択可能に、前記パラメータは、サービス品質QoSに関連するパラメータ、セキュリティキー、及び前記ターゲットコアネットワーク機器が属するネットワークスライスに関連するパラメータの中の少なくとも1つを含む。
【0131】
本願の実施例において、選択可能に、前記端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作は、前記トランシーバーモジュールは前記ターゲットコアネットワーク機器に第5メッセージを送信するのを制御し、前記第5メッセージは前記ターゲットコアネットワーク機器が前記パラメータを構成することを要求することに用いられ、及び/又は、前記第5メッセージは前記ターゲットコアネットワーク機器との間のベアラーを確立することを要求することに用いられることを更に含む。
【0132】
本願の実施例において、選択可能に、前記端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作は、前記トランシーバーモジュールは前記端末機器に第6メッセージを送信するのを制御し、前記第6メッセージは前記端末機器がトリガー接続再確立プロセスによって前記アクセスネットワーク機器と前記ターゲットコアネットワーク機器に関連する接続を確立することに用いられることを含む。
【0133】
本願の実施例において、選択可能に、前記第6メッセージに第6指示情報が含まれ、前記第6指示情報は前記接続を確立する理由を指示することに用いられる。
【0134】
本願の実施例において、選択可能に、前記端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作は、前記ターゲットコアネットワーク機器に第7メッセージを送信することに用いられことを含む。
【0135】
本願の実施例において、選択可能に、前記アクセスネットワーク機器は前記ターゲットコアネットワーク機器との間のベアラーを確立した後に、前記トランシーバーモジュール11は更に、前記ターゲットコアネットワーク機器に第7メッセージを送信することに用いられ、前記第7メッセージは前記トランシーバーモジュールが最後に受信したデータを指示することに用いられる。
【0136】
本願の実施例において、選択可能に、前記トランシーバーモジュール11は更に、前記ソースコアネットワーク機器に第8メッセージを送信することに用いられ、前記第8メッセージは前記端末機器が前記ソースコアネットワーク機器から前記ターゲットコアネットワーク機器に移行したことを指示することに用いられる。
【0137】
本願の実施例によるアクセスネットワーク機器は対応した本願の実施例の方法100のプロセスを参照することができ、且つ、該アクセスネットワーク機器における各ユニット/モジュール及び上記のその他の操作及び/又は機能はそれぞれ方法100における対応したプロセスを実現するためのものであり、簡潔にするために、ここでは繰り返さない。
【0138】
図10は本願の実施例によるコアネットワーク機器を示し、図10に示すように、コアネットワーク機器20は、
第1メッセージを確定することに用いられ、前記第1メッセージが前記コアネットワーク機器の過負荷を指示する処理モジュール21、及び
アクセスネットワーク機器に前記第1メッセージを送信することに用いられ、前記アクセスネットワーク機器は前記第1メッセージに従って、端末機器を前記コアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行する操作を行うことに用いられ、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記コアネットワーク機器とは異なる通信システムをサポートするトランシーバーモジュール22、を備える。
【0139】
このため、本願の実施例によるコアネットワーク機器は自分が過負荷であるのを確定する場合に、アクセスネットワーク機器に過負荷を指示する第1メッセージを送信し、アクセスネットワーク機器は第1メッセージに従って端末機器を該コアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行する操作を実行させ、端末機器を該コアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行することができ、該コアネットワークの輻輳問題を解決し、コアネットワーク機器の間のロードバランシングを実現することができ、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0140】
本願の実施例において、選択可能に、前記トランシーバーモジュール22は更に、前記ターゲットコアネットワーク機器に第9メッセージを送信することに用いられ、前記第9メッセージは前記コアネットワーク機器が最後に前記アクセスネットワーク機器に送信したデータを指示することに用いられる。
【0141】
本願の実施例において、選択可能に、前記トランシーバーモジュール22は更に、前記アクセスネットワーク機器が送信した第8メッセージを受信することに用いられ、前記第8メッセージは前記端末機器が前記コアネットワーク機器から前記ターゲットコアネットワーク機器に移行したのを指示することに用いられる。
【0142】
本願の実施例によるコアネットワーク機器は対応した本願の実施例の方法400のプロセスを参照することができ、且つ、該コアネットワーク機器における各ユニット/モジュール及び上記のその他の操作及び/又は機能はそれぞれ方法400における対応したプロセスを実現するためのものであり、簡潔にするために、ここでは繰り返さない。
【0143】
図11は本願の実施例による端末機器を示す。図11に示すように、端末機器30は処理モジュール31とトランシーバーモジュール32を備え、
前記処理モジュール31は、前記トランシーバーモジュール32はアクセスネットワーク機器が送信した第2メッセージを受信するのを制御することに用いられ、前記第2メッセージは前記端末機器が第1接続を解放して、且つ前記アクセスネットワーク機器と前記ターゲットコアネットワーク機器に関連する第2接続を確立することを指示することに用いられ、前記第1接続は、前記端末機器と前記アクセスネットワーク機器との間に確立した前記ソースコアネットワーク機器に関連する接続であり、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器は異なる通信システムをサポートする。
【0144】
このため、本願の実施例による端末機器はアクセスネットワーク機器が送信した第2メッセージを受信し、第2メッセージは端末機器がアクセスネットワーク機器との間に確立したソースコアネットワーク機器に関連する第1接続を解放し、且つアクセスネットワーク機器とターゲットコアネットワーク機器に関連する第2接続を確立することを指示することに用いられる。それにより、端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させることができ、ソースコアネットワーク機器の輻輳問題を解決し、コアネットワーク機器の間のロードバランシングを実現し、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0145】
本願の実施例において、選択可能に、前記第2メッセージに第1指示情報及び/又は第2指示情報が含まれ、前記第1指示情報は前記第1接続を解放する理由を指示することに用いられ、前記第2指示情報は前記ターゲットコアネットワーク機器を指示することに用いられる。
【0146】
本願の実施例において、選択可能に、前記処理モジュール31は更に、前記第2メッセージに従って、前記第1接続を解放することに用いられ、
前記トランシーバーモジュール32は更に、前記アクセスネットワーク機器に第3メッセージを送信することに用いられ、前記第3メッセージは前記アクセスネットワーク機器と前記第2接続を確立することを要求することに用いられる。
【0147】
本願の実施例において、選択可能に、前記第3メッセージに第3指示情報が含まれ、前記第3指示情報は前記第2接続を確立するのを要求する理由が前記ソースコアネットワーク機器の過負荷であるのを指示することに用いられる。
【0148】
本願の実施例による端末機器は対応した本願の実施例の方法500のプロセスを参照することができ、且つ、該端末機器における各ユニット/モジュール及び上記のその他の操作及び/又は機能はそれぞれ方法500における対応したプロセスを実現するためのものであり、簡潔にするために、ここでは繰り返さない。
【0149】
或いは、前記処理モジュール31は、前記トランシーバーモジュール32はアクセスネットワーク機器が送信した第4メッセージを受信するのを制御することに用いられ、前記第4メッセージにターゲットコアネットワーク機器に関連するパラメータが含まれ、前記第4メッセージは前記端末機器が前記パラメータに従って第1接続を再構成することを指示することに用いられ、前記第1接続は、前記端末機器と前記アクセスネットワーク機器との間に確立した前記ソースコアネットワーク機器に関連する接続であり、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器は異なる通信システムをサポートする。
【0150】
このため、本願の実施例による端末機器はアクセスネットワーク機器が送信した第4メッセージを受信し、第4メッセージは端末機器がターゲットコアネットワーク機器に関連するパラメータに従ってソースコアネットワーク機器に関連する第1接続を再構成することを指示することに用いられる。それにより、端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させることができ、ソースコアネットワーク機器の輻輳問題を解決し、コアネットワーク機器の間のロードバランシングを実現し、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0151】
本願の実施例において、選択可能に、前記第4メッセージに第4指示情報及び/又は第5指示情報が含まれ、前記第4指示情報は前記第1接続を再構成する理由を指示することに用いられ、前記第5指示情報は前記パラメータの発効時間を指示することに用いられる。
【0152】
本願の実施例において、選択可能に、前記パラメータは、サービス品質QoSに関連するパラメータ、セキュリティキー、及び前記ターゲットコアネットワーク機器が属するネットワークスライスに関連するパラメータの中の少なくとも1つを含む。
【0153】
本願の実施例において、選択可能に、前記処理モジュール31は更に、前記パラメータに従って前記第1接続を再構成することに用いられる。
【0154】
本願の実施例において、選択可能に、前記第4メッセージに前記第5指示情報が含まれる場合に、前記処理モジュール31は具体的に、前記発効時間の後に、前記パラメータに従って前記第1接続を再構成することに用いられる。
【0155】
本願の実施例による端末機器は対応した本願の実施例の方法600のプロセスを参照することができ、且つ、該端末機器における各ユニット/モジュール及び上記のその他の操作及び/又は機能はそれぞれ方法600における対応したプロセスを実現するためのものであり、簡潔にするために、ここでは繰り返さない。
【0156】
或いは、前記処理モジュール31は、前記トランシーバーモジュール32はアクセスネットワーク機器が送信した第6メッセージを受信するのを制御することに用いられ、前記第6メッセージは前記端末機器が接続再確立プロセスによって前記アクセスネットワーク機器とターゲットコアネットワーク機器に関連する接続を確立するのをトリガーすることに用いられ、前記端末機器をソースコアネットワーク機器から前記ターゲットコアネットワーク機器に移行させ、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器は異なる通信システムをサポートする。
【0157】
このため、本願の実施例による端末機器はアクセスネットワーク機器が送信した第6メッセージを受信し、第6メッセージは端末機器が接続再確立プロセスによってアクセスネットワーク機器との間にターゲットコアネットワーク機器に関連する接続を確立することをトリガーすることに用いられる。それにより、端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させることができ、ソースコアネットワーク機器の輻輳問題を解決し、コアネットワーク機器の間のロードバランシングを実現し、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0158】
本願の実施例において、選択可能に、前記第6メッセージに第6指示情報が含まれ、前記第6指示情報は前記接続を確立する理由を指示することに用いられる。
【0159】
本願の実施例において、選択可能に、前記処理モジュール31は更に、前記第6メッセージに従って、接続再確立プロセスを開始し、前記端末機器と前記アクセスネットワーク機器とは前記接続を確立させることに用いられる。
【0160】
本願の実施例による端末機器は対応した本願の実施例の方法700のプロセスを参照することができ、且つ、該端末機器における各ユニット/モジュール及び上記のその他の操作及び/又は機能はそれぞれ方法700における対応したプロセスを実現するためのものであり、簡潔にするために、ここでは繰り返さない。
【0161】
図12は本願の他の実施例によるアクセスネットワーク機器を示す。図12に示すように、アクセスネットワーク機器100はプロセッサー110及びトランシーバー120を備え、プロセッサー110がトランシーバー120に接続され、選択可能に、該アクセスネットワーク機器100はメモリ130を更に備え、メモリ130がプロセッサー110に接続される。プロセッサー110、メモリ130及びトランシーバー120は内部接続通路によって互いに通信することができる。前記トランシーバー120は、ソースコアネットワーク機器が送信した第1メッセージを受信することに用いられ、前記第1メッセージは前記ソースコアネットワーク機器の過負荷を指示することに用いられ、前記プロセッサー110は、前記第1メッセージに従って、端末機器を前記ソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させる操作を行うことに用いられ、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器は異なる通信システムをサポートする。
【0162】
このため、本願の実施例によるアクセスネットワーク機器はソースコアネットワーク機器が送信した過負荷を指示する第1メッセージを指示した後に、端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行する操作を行い、端末機器をソースコアネットワークからターゲットコアネットワークに移行させることができ、ソースコアネットワーク機器の輻輳問題を解決し、且つコアネットワーク機器の間のロードバランシングを実現することができ、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0163】
本願の実施例によるアクセスネットワーク機器100は本願の実施例に対応したアクセスネットワーク機器10を参照することができ、且つ、該アクセスネットワーク機器における各ユニット/モジュール及び上記のその他の操作及び/又は機能はそれぞれ方法100における対応したプロセスを実現するためのものであり、簡潔にするために、ここでは繰り返さない。
【0164】
図13は本願の実施例によるコアネットワーク機器の概略ブロック図を示し、図13に示すように、コアネットワーク機器200は、プロセッサー210及びトランシーバー220を備え、プロセッサー210がトランシーバー220に接続され、選択可能に、前記コアネットワーク機器200はメモリ230を更に備え、メモリ230がプロセッサー210に接続される。プロセッサー210、メモリ230及びトランシーバー220は内部接続通路によって互いに通信することができる。前記トランシーバー220は、第1メッセージを確定することに用いられ、前記第1メッセージが前記コアネットワーク機器の過負荷を指示し、前記トランシーバー220は、アクセスネットワーク機器に前記第1メッセージを送信することに用いられ、前記アクセスネットワーク機器は前記第1メッセージに従って、端末機器を前記コアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行する操作を行うことに用いられ、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記コアネットワーク機器とは異なる通信システムをサポートする。
【0165】
このため、本願の実施例によるコアネットワーク機器は自分が過負荷であるのを確定する場合に、アクセスネットワーク機器に過負荷を指示する第1メッセージを送信し、アクセスネットワーク機器は第1メッセージに従って端末機器を該コアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行する操作を実行させ、端末機器を該コアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行することができ、該コアネットワークの輻輳問題を解決し、コアネットワーク機器の間のロードバランシングを実現することができ、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0166】
本願の実施例によるコアネットワーク機器200は本願の実施例に対応したコアネットワーク機器20を参照することができ、且つ、該コアネットワーク機器における各ユニット/モジュール及び上記のその他の操作及び/又は機能はそれぞれ方法400における対応したプロセスを実現するためのものであり、簡潔にするために、ここでは繰り返さない。
【0167】
図14は本願の実施例による端末機器の概略ブロック図を示し、図14に示すように、端末機器300は、プロセッサー310及びトランシーバー320を備え、プロセッサー310がトランシーバー320に接続され、選択可能に、前記端末機器300はメモリ330を更に備え、メモリ330がプロセッサー310に接続される。プロセッサー310、メモリ330及びトランシーバー320は内部接続通路によって互いに通信することができる。前記プロセッサー310は、前記トランシーバー310はアクセスネットワーク機器が送信した第2メッセージを受信するのを制御することに用いられ、前記第2メッセージは前記端末機器が第1接続を解放して、且つ前記アクセスネットワーク機器と前記ターゲットコアネットワーク機器に関連する第2接続を確立することを指示することに用いられ、前記第1接続は、前記端末機器と前記アクセスネットワーク機器との間に確立した前記ソースコアネットワーク機器に関連する接続であり、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器は異なる通信システムをサポートする。
【0168】
このため、本願の実施例による端末機器はアクセスネットワーク機器が送信した第2メッセージを受信し、第2メッセージは端末機器がアクセスネットワーク機器との間に確立したソースコアネットワーク機器に関連する第1接続を解放し、且つアクセスネットワーク機器とターゲットコアネットワーク機器に関連する第2接続を確立することを指示することに用いられる。それにより、端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させることができ、ソースコアネットワーク機器の輻輳問題を解決し、コアネットワーク機器の間のロードバランシングを実現し、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0169】
本願の実施例による端末機器300は本願の実施例に対応した端末機器30を参照することができ、且つ、該端末機器における各ユニット/モジュール及び上記のその他の操作及び/又は機能はそれぞれ方法500における対応したプロセスを実現するためのものであり、簡潔にするために、ここでは繰り返さない。
【0170】
或いは、前記プロセッサー310は、前記トランシーバー320はアクセスネットワーク機器が送信した第4メッセージを受信することを制御し、前記第4メッセージにターゲットコアネットワーク機器に関連するパラメータが含まれ、前記第4メッセージは前記端末機器が前記パラメータに従って第1接続を再構成することを指示することに用いられ、前記第1接続は、前記端末機器と前記アクセスネットワーク機器との間に確立した前記ソースコアネットワーク機器に関連する接続であり、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器は異なる通信システムをサポートする。
【0171】
このため、本願の実施例による端末機器はアクセスネットワーク機器が送信した第4メッセージを受信し、第4メッセージは端末機器がターゲットコアネットワーク機器に関連するパラメータに従ってソースコアネットワーク機器に関連する第1接続を再構成することを指示することに用いられる。それにより、端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させることができ、ソースコアネットワーク機器の輻輳問題を解決し、コアネットワーク機器の間のロードバランシングを実現し、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0172】
本願の実施例による端末機器300は本願の実施例に対応した端末機器30を参照することができ、且つ、該端末機器における各ユニット/モジュール及び上記のその他の操作及び/又は機能はそれぞれ方法600における対応したプロセスを実現するためのものであり、簡潔にするために、ここでは繰り返さない。
【0173】
或いは、前記プロセッサー310は、前記トランシーバー320はアクセスネットワーク機器が送信した第6メッセージを受信することを制御することに用いられ、前記第6メッセージは前記端末機器が接続再確立プロセスによって前記アクセスネットワーク機器とターゲットコアネットワーク機器に関連する接続を確立するのをトリガーすることに用いられ、前記端末機器をソースコアネットワーク機器から前記ターゲットコアネットワーク機器に移行させ、前記ターゲットコアネットワーク機器と前記ソースコアネットワーク機器は異なる通信システムをサポートする。
【0174】
このため、本願の実施例による端末機器はアクセスネットワーク機器が送信した第6メッセージを受信し、第6メッセージは端末機器が接続再確立プロセスによってアクセスネットワーク機器との間にターゲットコアネットワーク機器に関連する接続を確立することをトリガーすることに用いられる。それにより、端末機器をソースコアネットワーク機器からターゲットコアネットワーク機器に移行させることができ、ソースコアネットワーク機器の輻輳問題を解決し、コアネットワーク機器の間のロードバランシングを実現し、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0175】
本願の実施例による端末機器300は本願の実施例に対応した端末機器30を参照することができ、且つ、該端末機器における各ユニット/モジュール及び上記のその他の操作及び/又は機能はそれぞれ方法700における対応したプロセスを実現するためのものであり、簡潔にするために、ここでは繰り返さない。
【0176】
理解すべきなのは、本願の実施例のプロセッサーは集積回路チップである可能性があり、信号の処理能力を有する。実現過程において、上記の方法実施例の各ステップはプロセッサーにおけるハードウェアの集積ロジック回路或いはソフトウェア形式の命令によって完成されることができる。上記のプロセッサーは汎用プロセッサー、デジタル信号プロセッサー(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)或いはその他のプログラマブルロジックデバイス、離散ゲート或いはトランジスタ論理デバイス、離散ハードウェアコンポーネントであってよい。本願の実施例に開示された各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現或いは実行することができる。汎用プロセッサーはマイクロプロセッサーであってよく或いは該プロセッサーは任意の従来のプロセッサー等であってもよい。本発明の実施例に開示された方法を組み合わせたステップはハードウェアデコードプロセッサーにより実行して完成し、或いはデコードプロセッサーにおけるハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせにより実行して完成するように直接に体現することができる。ソフトウェアモジュールはランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラム可能読み出し専用メモリまたは電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなどの本分野において成熟した記憶媒体に位置することができる。該記憶媒体はメモリに位置し、プロセッサーはメモリにおける情報を読み取り、そのハードウェアを組み合わせて上記方法のステップを完成する。
【0177】
理解できるのは、本願の実施例におけるメモリは揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってよく、又は揮発性と不揮発性メモリをともに含んでよい。不揮発性メモリは読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)又はフラッシュメモリであってよい。揮発性メモリはランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)であってよく、外部キャッシュとして使用される。制限ではなく、例示的な説明によって、複数の形式のRAMを利用することができ、例えばスタティックランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータ速率同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、強化型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM)及び直接メモリバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、DR RAM)を利用することができる。注意すべきなのは、本文に記載のシステムと方法のメモリはこれらと任意の他の適合なタイプのメモリを含むが、これらに限定されない。
【0178】
当業者は、本文に開示された実施例に記載の各例示のユニット及びアルゴリズムステップを組み合わせて、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェア及び電子ハードウェアの組み合わせで実現することができることを認識することができる。これらの機能はハードウェアで実行するかソフトウェアで実行するかは、技術案の特定のアプリケーションおよび設計制約によって決められる。当業者は各特定のアプリケーションに対して異なる方法で説明した機能を実現することができるが、このような実現は本発明の範囲を超えると考えられない。
【0179】
当業者は、便利且つ簡単に説明するために、上記に記載のシステム、装置及びユニットの具体的な作業過程は、上記方法の実施例における対応過程を参照することができ、ここで繰り返して説明しないことを明らかに了解する。
【0180】
本願によるいくつかの実施例において、開示したシステム、装置及び方法は、その他の方式によって実現されることができることを理解すべきである。例えば以上のような装置実施例は単に例示的なものだけであり、例えば、前記ユニットの分割は、ロジック機能分割だけであり、実際な実現時に別の分割方式があり、例えば、複数のユニット又は組立部品を結合してもよいし、又は別のシステムに集積してもよいし、又はいくつかの特徴を無視でき、又は実行しなくてもよい。また、表示又は検討した互いの間にカップリング、又は直接カップリング、又は通信接続はいくつかのインターフェース、装置又はユニットによる間接カップリング又は通信接続であってよく、電気的、機械的又はその形式の接続であってもよい。
【0181】
上記の分離部材として説明したユニットは物理的に分離してもよいし、又は分離しなくてもよく、ユニットとして表示する部材は物理ユニットであってもよいし、又は物理ユニットではなくてもよく、即ち1つの場所に位置してもよいし、複数のネットワークユニットに分布してもよい。実際の需要に応じてその中の一部又は全部のユニットを選択して本実施例手段の目的を実現することができる。
【0182】
また、本発明の各実施例における各機能ユニットは1つの処理ユニットに集積されてもよいし、各ユニットは単独に物理的に存在してもよいし、2つ又は2つ以上のユニットは1つのユニットに集積されてもよい。
【0183】
前記機能はソフトウェア機能ユニットの形式で実現するとともに独立した製品として販売又は使用される場合、1つのコンピューター読み取り可能な記憶媒体に記憶することができる。このような理解に基づいて、本願の実施例の技術的解決手段は本質的或いは従来技術に貢献する部分は或いは該技術的解決手段の部分はソフトウェア製品の形式で表現することができ、該コンピュータソフトウェア製品が1つの記憶媒体に記憶され、一台のコンピューター設備(パーソナルコンピュータ、サーバー、或いはネットワーク設備等である)が本発明の各実施例に記載の方法の全部又は一部を実行するための若干の指令を含む。前述の記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、読み出し専用記憶装置(Read-Only Memory、)ROM、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、ディスク或いはCD等の様々なプログラムコードを記憶できる媒体である。
【0184】
以上のように、本願の具体的な実施形態だけであるが、本願の保護範囲はこれに制限されなく、当業者の誰でも本願が開示した技術範囲において、容易に考えた変化又は置換は、全て本願の保護範囲に含まれる。このため、本願の保護範囲を前記請求項の保護範囲を基準とすべきである。
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