IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ アイディーエーシー ホールディングス インコーポレイテッドの特許一覧

特許7288887無線システムにおける参照信号測定のためのシステムおよび方法
<>
  • 特許-無線システムにおける参照信号測定のためのシステムおよび方法 図1A
  • 特許-無線システムにおける参照信号測定のためのシステムおよび方法 図1B
  • 特許-無線システムにおける参照信号測定のためのシステムおよび方法 図1C
  • 特許-無線システムにおける参照信号測定のためのシステムおよび方法 図1D
  • 特許-無線システムにおける参照信号測定のためのシステムおよび方法 図1E
  • 特許-無線システムにおける参照信号測定のためのシステムおよび方法 図2
  • 特許-無線システムにおける参照信号測定のためのシステムおよび方法 図3
  • 特許-無線システムにおける参照信号測定のためのシステムおよび方法 図4
  • 特許-無線システムにおける参照信号測定のためのシステムおよび方法 図5
  • 特許-無線システムにおける参照信号測定のためのシステムおよび方法 図6
  • 特許-無線システムにおける参照信号測定のためのシステムおよび方法 図7
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-05-31
(45)【発行日】2023-06-08
(54)【発明の名称】無線システムにおける参照信号測定のためのシステムおよび方法
(51)【国際特許分類】
   H04W 24/10 20090101AFI20230601BHJP
   H04W 72/23 20230101ALI20230601BHJP
【FI】
H04W24/10
H04W72/23
【請求項の数】 18
(21)【出願番号】P 2020162227
(22)【出願日】2020-09-28
(62)【分割の表示】P 2018551325の分割
【原出願日】2017-03-30
(65)【公開番号】P2020202599
(43)【公開日】2020-12-17
【審査請求日】2020-10-28
(31)【優先権主張番号】62/416,397
(32)【優先日】2016-11-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】62/334,788
(32)【優先日】2016-05-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】62/315,405
(32)【優先日】2016-03-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】316012245
【氏名又は名称】アイディーエーシー ホールディングス インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】弁理士法人谷・阿部特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ジェイ・パトリック・トゥーハー
(72)【発明者】
【氏名】ポール・マリニエ
(72)【発明者】
【氏名】タオ・デン
(72)【発明者】
【氏名】ベノー・ペレティエ
(72)【発明者】
【氏名】ジスレイン・ペレティエ
【審査官】桑原 聡一
(56)【参考文献】
【文献】特表2014-523158(JP,A)
【文献】国際公開第2013/160795(WO,A1)
【文献】国際公開第2013/021531(WO,A1)
【文献】特表2016-509395(JP,A)
【文献】国際公開第2015/133825(WO,A1)
【文献】特表2017-512443(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24-7/26
H04W 4/00-99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線送受信ユニット(WTRU)であって、
参照信号の第1のサブセットに対する第1のリソース要素マッピングと、参照信号の前記第1のサブセットに対する第1の周期性と、参照信号の第2のサブセットに対する第2のリソース要素マッピングと、参照信号の前記第2のサブセットに対する第2の周期性とを含むリソース構成情報を受信し、
1の測定構成情報を受信し、前記第1の測定構成情報は、前記WTRUが前記参照信号の前記第1のサブセットを用いてフィードバック報告のための第1のタイプの測定を行うことであることと、前記第1のタイプの測定がチャネル状態情報(CSI)測定であることと明示的に示し、
2の測定構成情報を受信し、前記第2の測定構成情報は、前記WTRUが前記参照信号の前記第2のサブセットを用いてフィードバック報告のための第2のタイプの測定を行うことであることと、前記第2のタイプの測定が受信電力測定であることとを明示的に示し、
前記リソース構成情報と前記第1の測定構成情報とに基づいて前記CSI測定を行って、CSI測定値を決定し、
前記リソース構成情報と前記第2の測定構成情報とに基づいて前記受信電力測定行って、受信電力測定値を決定し、
前記CSI測定値および前記受信電力測定値を送信する
ように構成されたプロセッサ
を備えたことを特徴とするWTRU。
【請求項2】
参照信号の前記第1のサブセットの前記参照信号および参照信号の前記第2のサブセットの前記参照信号は、非ゼロ電力(NZP)チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)であることを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
【請求項3】
前記プロセッサは、第3の測定構成情報受信し、前記第3の測定構成情報は、前記WTRUが前記参照信号の第3のサブセットを用いて第3のタイプの測定を行うことであることと、前記第3のタイプの測定が無線リンク監視測定であることとを明示的に示すようにさらに構成されることを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
【請求項4】
記CSI測定値は、チャネル品質インジケータ(CQI)、プリコーディングマトリクスインジケータ(PMI)、またはランクインジケータ(RI)のうちの1つまたは複数を含むことを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
【請求項5】
前記プロセッサが前記CSI測定値を送信するように構成されていることは、前記プロセッサが前記CQI、PMI、またはRIのうちの前記1つまたは複数を示すフィードバックレポートを送信するように構成されていることを含むことを特徴とする請求項4に記載のWTRU。
【請求項6】
前記プロセッサが前記受信電力測定値を送信するように構成されていることは、前記プロセッサが前記受信電力測定値を示すフィードバックレポートを送信するように構成されていることを含むことを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
【請求項7】
前記プロセッサは、参照信号の前記第1のサブセットの前記参照信号および参照信号の前記第2のサブセットの前記参照信号のうちの1つまたは複数がアクティブ化されるかまたは非アクティブ化されるかどうかを決定するようにさらに構成されることを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
【請求項8】
前記参照信号のうちの前記1つまたは複数がアクティブ化されるかまたは非アクティブ化されるかどうかの前記決定は、ダウンリンク制御情報(DCI)に基づくことを特徴とする請求項7に記載のWTRU。
【請求項9】
無線送受信ユニット(WTRU)によって実施される方法であって
参照信号の第1のサブセットに対する第1のリソース要素マッピングと、参照信号の前記第1のサブセットに対する第1の周期性と、参照信号の第2のサブセットに対する第2のリソース要素マッピングと、参照信号の前記第2のサブセットに対する第2の周期性とを含むリソース構成情報を受信することと、
1の測定構成情報受信することであって、前記第1の測定構成情報は、前記WTRUが前記参照信号の前記第1のサブセットを用いてフィードバック報告のための第1のタイプの測定を行うことであることと、前記第1のタイプの測定がチャネル状態情報(CSI)測定であることと明示的に示すことと、
2の測定構成情報受信することであって、前記第2の測定構成情報は、前記WTRUが前記参照信号の前記第2のサブセットを用いてフィードバック報告のための第2のタイプの測定を行うことであることと前記第2のタイプの測定が受信電力測定であることと明示的に示すことと、
前記リソース構成情報と前記第1の測定構成情報とに基づいて前記CSI測定を行って、CSI測定値を決定することと、
前記リソース構成情報と前記第2の測定構成情報とに基づいて前記受信電力測定行って、受信電力測定値を決定することと
前記CSI測定値および前記受信電力測定値を送信することと
を備えることを特徴とする方法。
【請求項10】
参照信号の前記第1のサブセットの前記参照信号および参照信号の前記第2のサブセットの前記参照信号は、非ゼロ電力(NZP)チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)であることを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項11】
3の測定構成情報を受信することであって、前記第3の測定構成情報は、前記WTRUが前記参照信号の第3のサブセットを用いて第3のタイプの測定を行うことであることと前記第3のタイプの測定が無線リンク監視測定であることとを明示的に示す、ことをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項12】
記CSI測定値は、チャネル品質インジケータ(CQI)、プリコーディングマトリクスインジケータ(PMI)、またはランクインジケータ(RI)のうちの1つまたは複数を含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項13】
前記CQI、PMI、またはRIのうちの前記1つまたは複数を示すフィードバックレポートを送信することをさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記受信電力測定値を示すフィードバックレポートを送信することをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載方法
【請求項15】
照信号前記第のサブセットの前記参照信号および参照信号の前記第2のサブセットの前記参照信号のうちの1つまたは複数がアクティブ化されるかまたは非アクティブ化されるかどうかを決定することをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載方法
【請求項16】
記参照信号のうちの前記1つまたは複数がアクティブ化されるかまたは非アクティブ化されるかどうかの前記決定は、ダウンリンク制御情報(DCI)に基づくことを特徴とする請求項15に記載方法
【請求項17】
前記1つまたは複数の参照信号がアクティブ化されるかまたは非アクティブ化されるかどうかの前記決定は、媒体アクセス制限(MAC)制御要素(CE)に基づくことを特徴とする請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記参照信号のうちの前記1つまたは複数がアクティブ化されるかまたは非アクティブ化されるかどうかの前記決定は、ダウンリンク制御情報(DCI)媒体アクセス制限(MAC)制御要素(CE)に基づくことを特徴とする請求項7に記載のWTRU。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信に関する。
【背景技術】
【0002】
関連出願の相互参照
本出願は、その各々が「Systems and Methods for Reference Signal Measurements in Wireless Systems」と題され、その各々の全体が参照により本明細書に組み込まれる、2016年3月30日に出願された米国特許仮出願第62/315,405号明細書、2016年5月11日に出願された米国特許仮出願第62/334,788号明細書、および2016年11月2日に出願された米国特許仮出願第62/416,397号明細書の優先権を主張する。
【0003】
セル固有参照信号(CRS)は、物理チャネルのコヒーレント復調を実施するためのチャネル推定のために、送信モード(TM)のためのチャネル状態情報(CSI)を収集するために、並びに/またはセル選択およびハンドオーバ判定において使用され得る上位レイヤ測定のために、無線システムにおいて使用され得る。隣接送信/受信ポイント(TRP)に対する不要な干渉を制限するために、および/またはTRPにおける電力消費を低減するために、参照信号オーバーヘッドが低減されることが望まれることがある。
【発明の概要】
【0004】
本発明の概要は、開示される例示的な、非限定的な概念の選択を、発明を実施するための形態において以下でさらに説明される簡略化された形式で紹介するために与えられる。本発明の概要は、請求される主題の主要な特徴および/または本質的特徴を識別することが意図されず、請求される主題の範囲を限定するために使用されることも意図されない。
【0005】
参照測定リソース(RMR)の指示を含み得るダウンリンク制御情報(DCI)を受信することと、測定構成の指示を受信することと、フィードバックリソース構成の指示を受信することとを行うためのシステム、装置、および方法が開示される。RMRの指示、測定構成の指示、および/またはフィードバックリソース構成の指示に基づく測定報告が、生成され得、ネットワークデバイスに送信され得る。
【0006】
測定構成またはフィードバックリソース構成のうちの少なくとも1つとのRMRの関連付けの指示が受信され得る。DCIは、モビリティ関係測定、チャネル状態情報(CSI)測定、復調プロセス、測位、無線リンク監視、またはセル収集のうちの1つまたは複数に関連付けられ得る情報を含み得る。DCIはまた、または代わりに、RMRのアクティブ化状態の変更の指示を含み得る。DCIはまた、または代わりに、送信をスケジュールするための情報を含み得る。
【0007】
測定構成は、RMRインスタンスおよび/またはRMRリソースの絞り込み選択に関連付けられ得る基準を含み得る。測定構成はまた、または代わりに、RMRプロセスおよび/またはRMRインスタンスの指示を含み得る。測定構成はまた、または代わりに、測定タイプの指示および/または測定目的の指示を含み得る。測定構成はまた、または代わりに、トリガ基準の指示を含み得る。測定報告は、トリガ基準の指示に基づく決定に基づいて、またはそれに応答して、ネットワークデバイスに送信され得る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
添付図面を参照しながら様々な非限定的な例の以下の詳細な説明が行われる。説明の目的で、様々な非限定的な例の説明を支援するために図面が与えられる。企図される主題は、説明または図示される特定の要素および/または手段に限定されない。そうではなく特定の表記なしに、本明細書で説明される主題は、必要および/または本質的として企図されない。説明される例は、全体的にまたは部分的に、任意の組合せで採用され得る。
図1A】1つまたは複数の開示される例が実装され得る例示的な通信システムのシステム図である。
図1B図1Aに示されている例示的な通信システム内で使用され得る例示的な無線送受信ユニット(WTRU)のシステム図である。
図1C図1Aに示されている例示的な通信システム内で使用され得る例示的な無線アクセスネットワークおよび例示的なコアネットワークのシステム図である。
図1D図1Aに示されている例示的な通信システム内で使用され得る別の例示的な無線アクセスネットワークおよび別の例示的なコアネットワークのシステム図である。
図1E図1Aに示されている例示的な通信システム内で使用され得る別の例示的な無線アクセスネットワークおよび別の例示的なコアネットワークのシステム図である。
図2】例示的なチャネル帯域幅を示すグラフである。
図3】例示的なスペクトル割振りを示すグラフである。
図4】例示的なフレーム構造の図である。
図5】別の例示的なフレーム構造の図である。
図6】例示的なDCI構成およびアクティブ化/非アクティブ化プロセスの図である。
図7】例示的なDCI構成およびリソース要求プロセスの図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
様々な図を参照しながら、非限定的な例の詳細な説明がなされる。この説明は考えられる例の詳細な例を与えるが、詳細は例示的なことが意図され、適用例の範囲を決して限定しないことに留意されたい。さらなる修飾または特徴づけなしに、本明細書で使用される冠詞「a」または「an」は、例えば、「1つまたは複数」または「少なくとも1つ」を意味すると理解され得る。また、本明細書で使用される「ユーザ機器」(UE)という句は、「無線送受信ユニット」(WTRU)をも指すものと理解され得る。
【0010】
図1Aは、1つまたは複数の開示される例が実装され得る例示的な通信システム100の図である。通信システム100は、複数の無線ユーザに、音声、データ、ビデオ、メッセージング、ブロードキャストなど、コンテンツを与え得る多元接続システムであり得る。通信システム100は、複数の無線ユーザが、限定はしないが、無線帯域幅を含む、システムリソースの共有を通してそのようなコンテンツにアクセスすることを可能にし得る。例えば、通信システム100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)など、1つまたは複数のチャネルアクセス方法を採用し得る。
【0011】
図1Aに示されているように、通信システム100は、(本明細書では、概してまたはまとめてWTRU102と呼ばれることがある)無線送受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、および/もしくは102d、無線アクセスネットワーク(RAN)103/104/105、コアネットワーク106/107/109、公衆交換電話網(PSTN)108、インターネット110、並びに/または他のネットワーク112を含み得るが、開示される例は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図する。WTRU102a、102b、102c、102dの各々は、無線環境において動作および/または通信するように構成された任意のタイプのデバイスであり得る。例えば、WTRU102a、102b、102c、102dの各々は、無線信号を送信および/または受信するように構成され得、ユーザ機器(UE)、移動局、固定加入者ユニット、モバイル加入者ユニット、ページャ、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサー、コンシューマーエレクトロニクスなど、またはそれらの任意の組合せのいずれかであり得る。
【0012】
通信システム100はまた、基地局114aと基地局114bとを含み得る。基地局114aおよび114bの各々は、コアネットワーク106/107/109、インターネット110、および/または他のネットワーク112など、1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、および102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェースするように構成された任意のタイプのデバイスであり得る。例えば、基地局114aおよび114bの各々は、基地トランシーバ局(BTS)、ノードB、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、無線ルータなど、またはそれらの任意の組合せであり得る。基地局114aおよび114bは各々単一の要素として示されているが、基地局114aおよび114bの各々は、任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含み得ることが企図される。
【0013】
基地局114aはまた、基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、リレーノードなど、任意の数の他の基地局および/またはネットワーク要素(図示せず)を含み得る、RAN103/104/105の一部であり得る。基地局114aおよび/または基地局114bは、セルと呼ばれることがある、地理的領域内で無線信号を送信および/または受信するように構成され得る。セルはセルセクタに分割され得る。例えば、基地局114aに関連付けられたセルは、3つのセルセクタに分割され得る。例では、基地局114aは、例えば、3つのトランシーバを含み、基地局114aに関連付けられたセルの各セクタについて1つのトランシーバを含み得る。別の例では、基地局114aは、多入力多出力(MIMO)技術を採用し得、基地局114aに関連付けられたセルの各セクタについて複数のトランシーバを利用し得る。
【0014】
基地局114aおよび114bは、各々、任意の好適な無線通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光など)であり得る、エアインターフェース115/116/117を介してWTRU102a、102b、102c、および102dのうちの1つまたは複数と通信し得る。エアインターフェース115/116/117は、任意の好適な無線アクセス技術(RAT)を使用して確立され得る。
【0015】
通信システム100は、多元接続システムであり得、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMAなど、1つまたは複数のチャネルアクセス方式を採用し得る。例えば、RAN103/104/105における基地局114a並びにWTRU102a、102b、および102cの各々は、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))を使用してエアインターフェース115/116/117を確立し得る、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)地上波無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装し得る。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA)および/または発展型HSPA(HSPA+)など、通信プロトコルの使用を含み得る。HSPAは、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)および/または高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)を含み得る。
【0016】
別の例では、基地局114a並びにWTRU102a、102b、および102cは、ロングタームエボリューション(LTE)および/またはLTE-アドバンスト(LTE-A)を使用してエアインターフェース115/116/117を確立し得る、発展型UMTS地上波無線アクセス(E-UTRA)などの無線技術を実装し得る。
【0017】
他の例では、基地局114a並びにWTRU102a、102b、および102cは、IEEE802.16(すなわち、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access))、CDMA2000、CDMA2000 IX、CDMA2000 EV-DO、暫定規格2000(IS-2000)、暫定規格95(IS-95)、暫定規格856(IS-856)、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))、GSM進化型高速データレート(EDGE)、GSMエッジ(GERAN)など、無線技術を実装し得る。
【0018】
図1A中の基地局114bは、例えば、無線ルータ、ホームノードB、ホームeノードB、またはアクセスポイントであり得、事業所、自宅、車両、キャンパスなど、局所エリア中の無線接続性を容易にするために任意の好適なRATを利用し得る。例では、基地局114b並びにWTRU102cおよび102dは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立するためにIEEE802.11などの無線技術を実装し得る。別の例では、基地局114b並びにWTRU102cおよび102dは、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立するためにIEEE802.15などの無線技術を実装し得る。また別の例では、基地局114b並びにWTRU102cおよび102dは、ピコセルまたはフェムトセルを確立するためにセルラーベースRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE-Aなど)を利用し得る。図1Aに示されているように、基地局114bは、インターネット110への直接接続を有し得る。基地局114bは、コアネットワーク106/107/109を介してインターネット110にアクセスすることを必要とされないことがある。
【0019】
RAN103/104/105は、コアネットワーク106/107/109と通信していることがある。コアネットワーク106/107/109は、WTRU102a、102b、102c、および102dのうちの1つまたは複数に、音声、データ、アプリケーション、および/またはVoIP(Voice over Internet Protocol)サービスを与えるように構成された任意のタイプのネットワークであり得る。例えば、コアネットワーク106/107/109は、呼制御、課金サービス、モバイル位置情報サービス、プリペイド発呼、インターネット接続性、ビデオ配信などを与え得、および/または、ユーザ認証など、高レベルセキュリティ機能を実施し得る。RAN103/104/105および/またはコアネットワーク106/107/109は、RAN103/104/105と同じRATおよび/または異なるRATを採用し得る、他のRANと直接的および/または間接的に通信していることがある。例えば、E-UTRA無線技術を利用していることがある、RAN103/104/105に接続されることに加えて、コアネットワーク106/107/109は、GSM無線技術を採用する別のRANとも通信していることがある。
【0020】
コアネットワーク106/107/109はまた、PSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするために使用され得るWTRU102a、102b、102c、および102dのうちの1つまたは複数のためのゲートウェイとして働き得る。PSTN108は、簡易電話サービス(POTS)を与え得る回線交換電話ネットワークを含み得る。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコルスイートにおけるTCP、UDP、および/またはIPなど、共通通信プロトコルを使用する、相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスのグローバルシステムを含み得る。他のネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有され、および/または動作させられる有線および/または無線通信ネットワークを含み得る。例えば、他のネットワーク112は、1つまたは複数のRANに接続されたコアネットワークを含み得、それらの各々は、RAN103/104/105と同じRATおよび/または異なるRATを採用し得る。
【0021】
通信システム100におけるWTRU102a、102b、102c、および102dの一部または全部は、マルチモード能力を含み得、例えば、WTRU102a、102b、102c、および102dの各々は、異なる無線リンクを介して異なる無線ネットワークと通信するための複数のトランシーバを含み得る。例えば、図1Aに示されているWTRU102cは、セルラーベース無線技術を採用し得る、基地局114aと通信し、IEEE802無線技術を採用し得る、基地局114bと通信するように構成され得る。
【0022】
図1Bは、WTRU102a、102b、102c、および102dのいずれかなどのWTRUを表し得る、例示的なWTRU102のシステム図である。図1Bに示されているように、WTRU102は、プロセッサ118、トランシーバ120、送受信要素122、スピーカー/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、非リムーバブルメモリ130、リムーバブルメモリ132、電源134、GPSチップセット136、および他の周辺機器138のいずれかを含み得る。WTRU102は、開示される例に一致したままでありながら、上記の要素の任意のサブコンビネーションを含み得る。基地局114aおよび114bの各々、並びに/または、限定はしないが、基地トランシーバ局(BTS)、ノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、ホームノードB、発展型ホームノードB(eノードB)、ホーム発展型ノードB(HeNB)、ホーム発展型ノードBゲートウェイ、およびプロキシノードなど、基地局114aおよび114bが表し得るノードのいずれも、特に、図1Bに示され、本明細書で説明される要素のいずれかまたは全てを含み得ることが企図される。
【0023】
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、1つまたは複数のASIC、1つまたは複数のFPGA回路、他のタイプの集積回路(IC)、状態機械など、またはそれらの任意の組合せであり得る。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理、および/または、WTRU102が無線環境において動作することを可能にする任意の他の機能性を実施し得る。プロセッサ118は、トランシーバ120に結合され得、これは、送受信要素122に結合され得る。図1Bはプロセッサ118およびトランシーバ120を別個の構成要素として示すが、プロセッサ118およびトランシーバ120は、電子パッケージまたはチップ中に互いに組み込まれ得ることが企図される。
【0024】
送受信要素122は、エアインターフェース115/116/117を介して基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信するかまたはそれから信号を受信するように構成され得る。例えば、例では、送受信要素122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナであり得る。別の例では、送受信要素122は、例えば、IR、UV、または可視光信号を送信および/または受信するように構成されたエミッタ/検出器であり得る。別の例では、送受信要素122は、RF信号と光信号の両方を送信および/または受信するように構成され得る。送受信要素122は、無線信号の任意の組合せを送信および/または受信するように構成され得る。
【0025】
図1Bに示されている送受信要素122は単一の要素であり得るが、WTRU102は、任意の数の送受信要素122を含み得る。WTRU102はMIMO技術を採用し得る。例では、WTRU102は、エアインターフェース115/116/117を介して無線信号を送信および/または受信するための2つまたはそれ以上の送受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含み得る。
【0026】
トランシーバ120は、送受信要素122によって送信され得る信号を変調し、および/または送受信要素122によって受信され得る信号を復調するように構成され得る。WTRU102はマルチモード能力を有し得る。トランシーバ120は、WTRU102が、例えば、UTRAおよび/またはIEEE802.11など、複数のRATを介して通信することを可能にし得る複数のトランシーバを含み得る。
【0027】
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカー/マイクロフォン124、キーパッド126、および/もしくは(例えば、液晶ディスプレイ(LCD)ディスプレイユニットまたは有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニットであり得る)ディスプレイ/タッチパッド128に結合され得、並びに/またはそれらからユーザ入力データを受信し得る。プロセッサ118はまた、スピーカー/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128にユーザデータを出力し得る。プロセッサ118は、非リムーバブルメモリ130および/もしくはリムーバブルメモリ132など、任意のタイプの好適なメモリからの情報にアクセスし得、並びに/またはそれにデータを記憶し得る。非リムーバブルメモリ130は、RAM、ROM、ハードディスク、および/または他のタイプのメモリ記憶デバイスを含み得る。リムーバブルメモリ132は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD)メモリカードなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。プロセッサ118は、サーバに位置するメモリまたはホームコンピュータに位置するメモリなど、WTRU102に物理的に位置しないメモリからの情報にアクセスし得、および/またはそれにデータを記憶し得る。
【0028】
プロセッサ118は、電源134から電力を受信し得、WTRU102の他の構成要素に電力を供給および/または制御するように構成され得る。電源134は、WTRU102に電力供給するための任意の好適なデバイスであり得る。例えば、電源134は、1つまたは複数の乾電池(例えば、ニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル金属水素化物(NiMH)、リチウムイオン(Liイオン)など)、太陽電池、燃料電池など、またはそれらの任意の組合せを含み得る。
【0029】
プロセッサ118はまた、WTRU102の現在位置に関するロケーション情報(例えば、経度および緯度)を与えるように構成され得る、GPSチップセット136に結合され得る。GPSチップセット136によって与えられるロケーション情報に加えて、またはそれの代わりに、WTRU102は、基地局(例えば、基地局114a、114b)からエアインターフェース115/116/117を介してロケーション情報を受信し、および/または2つまたはそれ以上の近くの基地局から受信される信号のタイミングに基づいてそれのロケーションを決定し得る。WTRU102は、開示される例に一致したままでありながら、任意の好適なロケーション決定方法によってロケーション情報を収集し得ることが諒解されよう。
【0030】
プロセッサ118は、追加の特徴、機能性および/または接続性(有線および/または無線)を与え得る1つまたは複数のソフトウェアおよび/またはハードウェアモジュールを含み得る、周辺機器138にさらに結合され得る。例えば、周辺機器138は、加速度計、電子コンパス、衛星トランシーバ、(写真および/またはビデオをキャプチャすることが可能な)デジタルカメラ、USBポート、振動デバイス、テレビジョントランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)無線ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。
【0031】
図1Cは、例による、RAN103およびコアネットワーク106のシステム図である。RAN103は、エアインターフェース115を介してWTRU102a、102b、および/または102cと通信するためにUTRA無線技術を採用し得る。RAN103はまた、コアネットワーク106と通信していることがある。RAN103は、ノードB140a、140b、および/または140cを含み得、それらの各々は、エアインターフェース115を介してWTRU102a、102b、および/または102cと通信するための1つまたは複数のトランシーバを含み得る。ノードB140a、140b、および140cは、各々、RAN103内のセルに関連付けられ得る。RAN103は、RNC142aおよび142bの一方もしくは両方、並びに/または任意の他のRNCを含み得る。RAN103は、企図された例に一致したままでありながら、任意の数のノードBおよびRNCを含み得る。
【0032】
ノードB140aおよび140bは、RNC142aと通信していることがある。ノードB140cは、RNC142bと通信していることがある。ノードB140aおよび140bは、Iubインターフェースを介してRNC142aと通信し得る。ノードB140cは、Iubインターフェースを介してRNC142bと通信し得る。RNC142aとRNC142bとは、Iurインターフェースを介して互いに通信していることがある。RNC142aおよび142bの各々は、RNCが接続されたそれぞれのノードB140a、140b、および140cを制御するように構成され得る。RNC142aおよび142bの各々はまた、または代わりに、外部ループ電力制御、負荷制御、承認制御、パケットスケジューリング、ハンドオーバ制御、マクロダイバーシティ、セキュリティ機能、データ暗号化など、またはそれらの任意の組合せなど、他の機能性を行い、および/またはサポートするように構成され得る。
【0033】
図1Cのコアネットワーク106は、メディアゲートウェイ(MGW)144、モバイルスイッチングセンター(MSC)146、サービングGPRSサポートノード(SGSN)148、および/またはゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)150を含み得る。上記の要素の各々はコアネットワーク106の一部として示されているが、これらの要素のうちのいずれか1つまたは複数は、コアネットワーク106の事業者以外のエンティティによって所有され、および/または動作させられ得る。
【0034】
RAN103中のRNC142aは、IuCSインターフェースを介してコアネットワーク106中のMSC146に接続され得る。MSC146はMGW144に接続され得る。MSC146およびMGW144は、WTRU102a、102b、および/または102cと旧来の固定電話回線通信デバイスとの間の通信を容易にするために、WTRU102a、102b、および/または102cに、PSTN108など、回線交換ネットワークへのアクセスを与え得る。
【0035】
RAN103中のRNC142aは、IuPSインターフェースを介してコアネットワーク106中のSGSN148に接続され得る。SGSN148はGGSN150に接続され得る。SGSN148および/またはGGSN150は、WTRU102a、102b、および/または102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、WTRU102a、102b、および/または102cに、インターネット110など、パケット交換ネットワークへのアクセスを与え得る。
【0036】
上述のように、コアネットワーク106はまた、他のサービスプロバイダによって所有され、および/または動作させられ得る他の有線および/または無線ネットワークを含み得る他のネットワーク112に接続され得る。
【0037】
図1Dは、例による、RAN104およびコアネットワーク107のシステム図である。RAN104は、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、および/または102cと通信するために、E-UTRA無線技術を採用し得る。RAN104はまた、または代わりに、コアネットワーク107と通信していることがある。
【0038】
RAN104は、eノードB160a、160b、および/または160cを含み得るが、RAN104は、開示される例に一致したままでありながら、任意の数のeノードBを含み得ることが企図される。eノードB160a、160b、および160cは、各々、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、および/または102cと通信するための1つまたは複数のトランシーバを含み得る。例では、eノードB160a、160b、および160cのうちの1つまたは複数は、MIMO技術を実装し得る。eノードB160aは、例えば、WTRU102aに無線信号を送信するために、および/またはそれから無線信号を受信するために、複数のアンテナを使用し得る。
【0039】
eノードB160a、160b、および160cの各々は、セルに関連付けられ得、並びに/または、無線リソース管理判定、ハンドオーバ判定、アップリンクおよび/もしくはダウンリンク中のユーザのスケジューリングなど、またはそれらの任意の組合せを扱うように構成され得る。eノードB160a、160b、および/または160cは、各々、X2インターフェースを介して互いに通信し得る。
【0040】
図1Dのコアネットワーク107は、モビリティ管理ゲートウェイ(MME)162、サービングゲートウェイ164、および/またはパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ166を含み得る。これらの要素の各々はコアネットワーク107の一部であり得るが、これらの要素のうちのいずれか1つまたは複数は、コアネットワーク事業者以外のエンティティによって所有され、および/または動作させられ得ることが企図される。
【0041】
MME162は、S1インターフェースを介してRAN104中のeノードB160a、160b、および160cのうちの1つまたは複数に接続され得、並びに/または制御ノードとして働き得る。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、および102cのうちの1つまたは複数のユーザを認証すること、ベアラアクティブ化/非アクティブ化、WTRU102a、102b、および/もしくは102cの初期アタッチ中にサービングゲートウェイを選択することなど、またはそれらの任意の組合せを担当し得る。MME162は、GSMまたはWCDMAなど、他の無線技術を採用し得る、RAN104と他のRANとの間で切り替えるための制御プレーン機能を与え得る。
【0042】
サービングゲートウェイ164は、S1インターフェースを介してRAN104中のeノードB160a、160b、および160cのうちの1つまたは複数に接続され得る。サービングゲートウェイ164は、WTRU102a、102b、および/もしくは102cに、並びに/またはそれからユーザデータパケットをルーティングおよび/または転送し得る。サービングゲートウェイ164はまた、または代わりに、eノードB間ハンドオーバ中にユーザプレーンをアンカリングすること、ダウンリンクデータがWTRU102a、102b、および/もしくは102cのために利用可能であるときにページングをトリガすること、WTRU102a、102b、および/もしくは102cのコンテキストを管理並びに/または記憶することなど、またはそれらの任意の組合せなど、他の機能を実施し得る。
【0043】
サービングゲートウェイ164は、WTRU102a、102b、および/または102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、WTRU102a、102b、および/または102cに、インターネット110など、パケット交換ネットワークへのアクセスを与え得る、PDNゲートウェイ166に接続され得る。
【0044】
コアネットワーク107は、他のネットワークとの通信を容易にし得る。例えば、コアネットワーク107は、WTRU102a、102b、および/または102cと旧来の固定電話回線通信デバイスとの間の通信を容易にするために、WTRU102a、102b、および/または102cに、PSTN108など、回線交換ネットワークへのアクセスを与え得る。コアネットワーク107は、コアネットワーク107とPSTN108との間のインターフェースとして働き得るIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含み得、および/またはそれと通信し得る。コアネットワーク107は、WTRU102a、102b、および/または102cに、他のサービスプロバイダによって所有され、および/または動作させられ得る他の有線および/または無線ネットワークを含み得る、他のネットワーク112へのアクセスを与え得る。
【0045】
図1Eは、例による、RAN105およびコアネットワーク109のシステム図である。RAN105は、エアインターフェース117を介してWTRU102a、102b、および102cのうちの1つまたは複数と通信するために、IEEE802.16無線技術を採用し得る、アクセスサービスネットワーク(ASN)であり得る。WTRU102a、102b、および102c、RAN105、並びにコアネットワーク109の異なる機能エンティティ間の通信リンクが、参照点として定義され得る。
【0046】
RAN105は、基地局180a、180b、および/もしくは180c、並びに/またはASNゲートウェイ182を含み得るが、RAN105は、開示される例に一致したままでありながら、任意の数の基地局および/またはASNゲートウェイを含み得ることが企図される。基地局180a、180b、および180cは、各々、RAN105中のセルに関連付けられ得、並びに/または、各々、エアインターフェース117を介してWTRU102a、102b、および/もしくは102cと通信するための1つまたは複数のトランシーバを含み得る。例では、基地局180a、180b、および/または180cは、MIMO技術を実装し得る。基地局180aは、例えば、WTRU102aに無線信号を送信するために、および/またはそれから無線信号を受信するために、複数のアンテナを使用し得る。基地局180a、180b、および/または180cはまた、ハンドオフトリガリング、トンネル確立、無線リソース管理、トラフィック分類、サービス品質(QoS)ポリシー実施など、またはそれらの任意の組合せなど、モビリティ管理機能を与え得る。ASNゲートウェイ182は、トラフィックアグリゲーションポイントとして働き得、および/または、ページング、加入者プロファイルのキャッシング、コアネットワーク109へのルーティングなど、またはそれらの任意の組合せを担当し得る。
【0047】
WTRU102a、102b、および/または102cとRAN105との間のエアインターフェース117は、IEEE802.16仕様を実装し得るR1参照点として定義され得る。WTRU102a、102b、および/または102cの1つまたは複数は、コアネットワーク109との論理インターフェースを確立し得る。WTRU102a、102b、および/または102cとコアネットワーク109との間の論理インターフェースは、認証、許可、IPホスト構成管理、および/もしくはモビリティ管理、またはそれらの任意の組合せのために使用され得る、R2参照点(図示せず)として定義され得る。
【0048】
基地局180a、180b、および180cのいずれか間の通信リンクが、基地局間のWTRUハンドオーバおよび/またはデータの転送を容易にするためのプロトコルを含み得るR8参照点として定義され得る。基地局180a、180b、および/または180cとASNゲートウェイ182との間の通信リンクが、R6参照点として定義され得る。R6参照点は、WTRU102a、102b、および102cのうちの1つまたは複数に関連付けられたモビリティイベントに基づくモビリティ管理を容易にするためのプロトコルを含み得る。
【0049】
RAN105はコアネットワーク109に接続され得る。RAN105とコアネットワーク109との間の通信リンクが、例えば、データ転送および/またはモビリティ管理能力を容易にするための、1つまたは複数のプロトコルを含み得るR3参照点として定義され得る。コアネットワーク109は、モバイルIPホームエージェント(MIP-HA)184、認証、許可、アカウンティング(AAA)サーバ186、およびゲートウェイ188のうちの1つまたは複数を含み得る。そのような要素の各々は図1E中でコアネットワーク109の一部として示されているが、これらの要素のうちのいずれか1つまたは複数は、コアネットワーク事業者以外のエンティティによって所有され、および/または動作させられ得ることが企図される。
【0050】
MIP-HA184は、IPアドレス管理を担当し得、WTRU102a、102b、および/または102cが、異なるASNおよび/または異なるコアネットワーク間でローミングすることを可能にし得る。MIP-HA184は、WTRU102a、102b、および/または102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、WTRU102a、102b、および/または102cに、インターネット110など、パケット交換ネットワークへのアクセスを与え得る。AAAサーバ186は、ユーザ認証および/またはユーザサービスをサポートすることを担当し得る。ゲートウェイ188は、他のネットワークと相互作用することを容易にし得る。例えば、ゲートウェイ188は、WTRU102a、102b、および/または102cと旧来の固定電話回線通信デバイスとの間の通信を容易にするために、WTRU102a、102b、および/または102cに、PSTN108など、回線交換ネットワークへのアクセスを与え得る。ゲートウェイ188は、WTRU102a、102b、および/または102cに、他のサービスプロバイダによって所有され、および/または動作させられ得る他の有線および/または無線ネットワークを含み得る、他のネットワーク112へのアクセスを与え得る。
【0051】
RAN105は他のASNに接続され得、および/または、コアネットワーク109は他のコアネットワークに接続され得ることが企図される。RAN105と1つまたは複数の他のASNとの間の通信リンクが、RAN105とそのような他のASNとの間のWTRU102a、102b、および/または102cのモビリティを協調させるためのプロトコルを含み得るR4参照点として定義され得る。コアネットワーク109と1つまたは複数の他のコアネットワークとの間の通信リンクが、1つまたは複数のホームコアネットワークと1つまたは複数の訪問先コアネットワークとの間の相互作用を容易にするためのプロトコルを含み得る、R5参照点として定義され得る。
【0052】
LTE例では、複数のダウンリンク参照信号(RS)が、1つまたは複数の目的のために送信され得る。WTRUは、PCellおよび/またはSCellからセル固有参照信号(CRS)を受信し得る。そのようなCRSは、周波数分割複信(FDD)例では、ダウンリンクサブフレーム中で送信され得る。あるいは、または追加として、そのようなCRSは、時分割複信(TDD)例では、ダウンリンクサブフレームおよび/またはダウンリンクパイロットタイムスロット(DwPTS)中で送信され得る。1つまたは複数のCRSがまた、または代わりに、周波数領域中の1つまたは複数のリソースブロック中で送信され得る。
【0053】
LTEでは、物理リソースブロック(PRB)ごとにアンテナポートごとに8つものリソース要素(RE)が、1つまたは複数のCRSの送信のために使用され得る。他の例では、PRBごとにアンテナポートごとにより少数の、またはより多くの、REが、1つまたは複数のCRSの送信のために使用され得ることに留意されたい。
【0054】
CRSは、1つまたは複数のWTRUが1つまたは複数のダウンリンク物理チャネルのコヒーレント復調のためのチャネル推定を実施するのを支援し得る。例では、1つまたは複数のWTRUは、物理マルチキャストチャネル(PMCH)、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、および/または拡張物理ダウンリンク共有チャネル(EPDCCH)など、いくつかのダウンリンクチャネルの復調のためにCRSを使用しないことがある。CRSは、1つまたは複数の送信モード(TM)、例えば、送信モード1~8についてのチャネル状態情報(CSI)を収集するために使用され得る。CRSは、セル選択のための基礎としておよび/またはハンドオーバ判定のための基礎としてなど、上位レイヤ測定のために使用され得る。
【0055】
PDSCHに関連付けられたWTRU固有参照信号は、復調参照信号(DM-RS)と呼ばれることがある。関連付けられたPDSCHのために使用され得る同じリソースのうちの1つまたは複数を使用して送信され得るDM-RSは、(例えば、送信モード7~10のための)そのようなPDSCHのコヒーレント復調のための、および/または1つまたは複数の他のPDSCHの復調のためのチャネル推定を可能にするために使用され得る。(例えば、同じリソースのうちの1つまたは複数の使用に基づいてPDSCHに関連付けられるのではなく)任意のタイプの構成、指示、および/またはルールのうちの1つまたは複数に基づいてPDSCHに関連付けられ得るDM-RSは、そのような構成、指示、および/またはルールにおいて指定されたPDSCHとともに使用され得る。
【0056】
DM-RSはまた、または代わりに、EPDCCHチャネルの復調を可能にするために使用され得る。DM-RSは、1つまたは複数のアンテナポート上で送信され得、それらの各々は、PDSCHおよび/またはEPDCCHの送信のために使用されるいくつかのレイヤに関連付けられ得る。DM-RSは、1つまたは複数の物理リソースブロック上で送信され得る。例では、1つまたは複数のDM-RSは、対応するPDSCHおよび/またはEPDCCHがマッピングされ得る1つまたは複数の物理リソースブロック上で送信され得る。例では、1つまたは複数のDM-RSは、PRBごとに12個のREなど、PRBごとにある数のREにマッピングされ得る。あるいは、または追加として、1つまたは複数のDM-RSは、8つのポートなど、ある数のポートまでを可能にするために直交カバーコード(OCC)を使用し得、それは、PRBごとに24個のREなど、PRBごとにある数のRE上で送信され得る。
【0057】
CSI参照信号(CSI-RS)リソースは、TM9~10中のWTRUなど、1つまたは複数のTM中の1つまたは複数のWTRUを、CSIを収集する際に可能にするために使用され得る。CSI-RSリソースは、CRSよりも低い時間および/または周波数密度を有し得る。例えば、CSI-RSリソースの周期性は、例えば、80個のサブフレームであり得、ここで、PRBごとにアンテナポートごとに2つのREが、CSI-RSリソースのために使用され得る。
【0058】
TM10中のWTRUなど、TM中のWTRUは、チャネル状態情報干渉測定(CSI-IM)で構成され得る。CSI-IM構成は、WTRUに、WTRUがサービングセルからのゼロ電力送信を予期し得るリソースを示し得る。そのようなCSI-IMリソースは、WTRUによって、例えば、測定された信号が干渉プラス雑音であり得るという仮定に基づいて、測定を行うために使用され得る。
【0059】
WTRUは、いくつかの例では送信モード(TM)に応じて、CRSおよび/またはCSI-RSに対するCSI測定を行うように構成され得る。そのような測定は、ランク指示(RI)、チャネル品質指示(CQI)、プリコーダ行列指示(PMI)、およびプリコーディングタイプインジケータ(PTI)のうちの1つまたは複数を含み得る。WTRUは、(例えば、周期CSI報告のための)1つまたは複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソース中で、および/または(例えば、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上でのUCIのための、または、非周期CSI報告のための)1つまたは複数のPUSCHリソース中でのいずれかでそのようなCSI測定を報告し得る。
【0060】
周期CSI報告および非周期CSI報告のいずれかまたは両方が、複数の報告モードのうちの1つまたは複数を使用して構成され得る。そのようなモードは、広帯域CQIフィードバック報告が使用され得るのか、WTRU選択されたサブバンドCQIフィードバック報告が使用され得るのか、および/または(例えば、非周期報告例では)上位レイヤ構成されたサブバンドCQIフィードバック報告が使用され得るのかを示し得る。報告モードは、PMIフィードバック報告が使用されないことがあるのか、単一のPMIフィードバック報告が使用され得るのか、または(例えば、非周期報告例では)複数のPMIフィードバック報告が使用され得るのかを示し得る。
【0061】
CQI計算のために、WTRUは干渉レベルを決定し得る。WTRUが干渉レベルを決定する方法は、実装形態に依存し得る。例えば、WTRUは、セル固有参照信号上の雑音として干渉レベルを決定し得る。WTRUは、複数のサブフレーム上での干渉レベルを平均化し得る。WTRUが干渉レベルを測定するために使用し得るリソースとして、CSI-IMが使用され得る。
【0062】
WTRUは、例えば、多地点協調(CoMP)をサポートするために、複数のCSIプロセスで構成され得る。CSIプロセスは、CSI-RSとCSI-IMとの組合せを含み得る。WTRUは、いくつかの例では周期的におよび/または非周期的に、各CSIプロセスについて別個のCSIを報告するように構成され得る。
【0063】
WTRUは、セル選択を実施し、および/またはハンドオーバを可能にするように構成され得る。そのようなWTRUは、例えば、参照信号受信電力(RSRP)、参照信号強度インジケータ(RSSI)、および/または参照信号受信品質(RSRQ)など、測定の測定報告を用いた無線リソース制御(RRC)において構成され得る。WTRUは、RRC測定報告中でそのような測定を報告し得る。WTRUは、例えば、複数のセルを絶えず測定するように構成され得る。測定が構成可能な条件を満たすかどうかに基づいて、WTRUは、そのような測定を報告するようにトリガされ得る。
【0064】
例では、新しい無線(NR)アクセスが、例えば、5Gなど、モバイル通信の第5の具体化において使用され得る。NRは、本明細書では5G無線アクセスプロトコルを指すために使用され得る。NRのために企図される多様な使用事例が、NRアクセスを実装するシステムのための能力および/または要件について決定することに寄与し得る。5Gシステムなど、システムの設計のための企図される手法は、そのようなシステムに対する開示される例の適用可能性を限定することなしに、5G要件を満たし得るNRアクセス技術に少なくとも部分的に対応し得る。
【0065】
エアインターフェースは、改善されたブロードバンド性能(例えば、IBB)、産業制御および通信(例えば、ICC)、車両適用例(例えば、V2X)、並びに大規模マシンタイプ通信、(例えば、mMTC)のうちの1つまたは複数を可能にし得る。例えば、NRは、IBB、ICC、V2X、および/またはmMTC通信を扱い、および/または多重化するように設計され得る。
【0066】
周波数領域波形のベースバンドフィルタ処理のサポートが与えられ得る。周波数領域波形のベースバンドフィルタ処理は、RFトランシーバ経路内の総スペクトルの少なくとも150~200MHzのアグリゲーションを可能にし得る。
【0067】
比較的広く分離された動作帯域(例えば、900MHz、3.5GHz)にわたるスペクトルのアグリゲーションは、いくつかの例ではアンテナサイズ要件および/または増幅器最適化設計制約により、複数のRFトランシーバチェーンを使用し得る。例えば、WTRU実装形態は、例えば、1GHzを下回る第1の経路、1.8~3.5GHz周波数範囲のための第2の経路、および4~6GHz周波数範囲のための第3の経路など、3つの別個のRFトランシーバ経路を含み得る。
【0068】
大規模MIMOアンテナ構成のためのネイティブビルトインサポートが2次要件であり得る。
【0069】
IBB例は、各々、変動するサイズのスペクトルを有し得る、複数の周波数帯域を使用し得る。そのような帯域は、例えば、数100Mbps程度であり得る一般的なレートをもつ、(例えば、セルエッジにおける)数10Mbpsから数Gbpsのピークデータレートまでの(例えば、8Gbpsまでの)程度のデータレートを達成するためにアグリゲートされ得る。
【0070】
超低送信レイテンシが、例えば、100μsから250μsの間の1つまたは複数の送信時間間隔(TTI)をサポートすることによって達成され得る、例えば、1msラウンドトリップ時間(RTT)と同程度に低いエアインターフェースレイテンシによってサポートされ得る。超低アクセスレイテンシ(例えば、初期システムアクセスから第1のユーザプレーンデータユニットの送信の完了までの時間)のサポートはまた、または代わりに、例えば、ICCおよび/もしくはV2Xを使用する、並びに/または、例えば、10ms未満のエンドツーエンド(e2e)レイテンシを指定し得る実装形態によってサポートされ得る。
【0071】
超高信頼送信が、例えば、レガシーLTEシステムにおいて見つけられ得るものよりも低いことがある送信信頼性を与えることによってサポートされ得る。0~500km/hの範囲内の速度を有するモビリティのサポートが例では達成され得る。例えば、ICCおよび/またはV2Xを使用する実装形態は、10e-6未満のパケットロスレートを指定し得る。
【0072】
(例えば、狭帯域動作などの)マシンタイプ通信(MTC)動作のサポートが与えられ得る。エアインターフェースが、(例えば、200KHz未満を使用する)狭帯域動作、拡張されたバッテリー寿命(例えば、最高15年の自律性)、並びに/または小さいおよび/もしくはまれなデータ送信(例えば、秒から時間のアクセスレイテンシをもつ1~100kbpsの範囲内の低いデータレート)のための最小通信オーバーヘッドをサポートし得る。大規模MTC(mMTC)例のサポートが、狭帯域動作実装形態によって与えられ得る。関連付けられたリンクバジェットが、LTE拡張カバレージのリンクバジェットに匹敵し得るが、極めて多数の(例えば、最高200k/km2の)MTCデバイスがサポートされ得る。
【0073】
システム設計は、フレキシブルなスペクトル利用、展開ストラテジー、および/または動作を可能にし得る。1つまたは複数の動作が、変動するサイズのスペクトルを使用し得、並びに/または、それは、(1つまたは複数の)同じおよび/もしくは異なる周波数帯域(例えば、認可および/または無認可周波数帯域)中の隣接しないキャリアのアグリゲーションを含み得る。狭帯域および/もしくは広帯域動作、異なる複信方法(例えば、TDD例では、動的に可変のダウンリンク(DL)/アップリンク(UL)割振り)、可変TTI長さ、スケジュールされたおよび/もしくはスケジュールされていない送信、同期および/もしくは非同期送信、制御プレーンからのユーザプレーンの分離、並びに/またはマルチノード接続性がサポートされ得る。
【0074】
システムは、1つまたは複数のレガシーユニバーサル地上波アクセスネットワーク(UTRAN)、発展型ユニバーサル地上波アクセスネットワーク(EUTRAN)、発展型パケットコア(EPC)/コアネットワーク(CN)、および/または関連付けられた態様と一体化し得る。システムは、1つまたは複数のレガシーインターフェースおよび/またはそれに関連付けられた発展インターフェースと一体化し、および/またはそれを用いて動作し得る。システムは、(例えば、S1インターフェース、非アクセス層などを使用することによって)レガシーCNと通信しており、および/または(例えば、LTEエンティティとのデュアル接続性を含み得るX2インターフェースを使用することによって)1つまたは複数のレガシーeノードBと通信していることがある。そのような例示的なシステムは、既存のQoSおよび/またはセキュリティ機構のサポートなど、レガシー態様を可能にし得る。
【0075】
開示される例の要素は、例えば、一部または全部の構成要素の後方互換性を与えるために、LTE発展例中に含まれ得る。例えば、LTEスロット(例えば、0.5ms)よりも短いTTIが、超低レイテンシを可能にするために、LTE発展システムにおいて使用される波形とは異なる波形を使用し得る。例えば、物理レイヤ(DLおよび/またはUL)は、例えば、LTEを用いたTDMにおいておよび/またはFDMにおいて動作させられ得る。レガシーシステムによってサポートされ得る機能性は、デバイスツーデバイス(D2D)機能性および/もしくはサイドリンク機能性、リッスンビフォアトーク(LBT)を使用するライセンス支援型アクセス(LAA)動作、並びに/または中継のサポートを可能にすることによって与えられ得る。
【0076】
OFDMが、LTEおよび/またはIEEE802.11におけるデータ送信のための基本信号フォーマットとして使用され得る。OFDMは、スペクトルを複数の並列直交サブバンドに分割し得る。各サブキャリアは、時間領域中の矩形ウィンドウを使用して整形され得、これは、周波数領域中の同期整形されたサブキャリアにつながり得る。OFDMA例は、例えば、信号間の直交性を維持するために、および/またはキャリア間干渉を最小限に抑えるために、サイクリックプレフィックスの持続時間内のアップリンクタイミング整合の完全な周波数同期および緊密な管理を有し得る。そのような同期は、WTRUが同時に複数のアクセスポイントに接続され得るシステムにおいて使用されないことがある。例えば、WTRUの送信のための断片化されたスペクトルのアグリゲーションの存在下で、隣接する帯域のスペクトル放出要件に準拠するために、電力低減がアップリンク送信に適用され得る。
【0077】
従来のOFDM(例えば、サイクリックプレフィックス(CP)OFDM(CP-OFDM))の態様は、より厳しいRF要件によって対処され得る。そのような例は、アグリゲーションを必要としないことがある大量の連続スペクトルを使用して動作するときに使用され得る。CPベースOFDM送信方式は、パイロット信号密度およびロケーションに対する修正が実装される場合、例えば、レガシーシステムのダウンリンク物理レイヤと同様のダウンリンク物理レイヤにつながり得る。
【0078】
他の波形候補が使用され得るが、従来のOFDMが、ダウンリンク送信方式のための候補と見なされ得る。
【0079】
ダウンリンク送信方式は、高いスペクトル抑制(例えば、より低いサイドローブおよび/またはより低い帯域外(OOB)放出)によって特徴づけられ得るマルチキャリア波形に基づき得る。マルチキャリア(MC)波形候補は、直交周波数分割多重/オフセット直交振幅変調(OFDM/OQAM)およびユニバーサルフィルタマルチキャリア(UFMC)(例えば、ユニバーサルフィルタOFDM(UF-OFDM))を含み得る。マルチキャリア変調波形は、チャネルを1つまたは複数のサブチャネルに分割し得、そのようなサブチャネル中のサブキャリア上のデータシンボルを変調し得る。
【0080】
OFDM-OQAM例では、フィルタが、OOB放出を低減するために、サブキャリアごとに時間領域中でOFDM信号に適用され得る。例ではOFDM-OQAMの使用は、隣接する帯域について極めて低い干渉を生じ得、大きいガードバンドを使用しないことがあり、サイクリックプレフィックスを使用しないことがある。OFDM-OQAM例は、マルチパス効果に、および/または直交性に関して高い遅延拡散に敏感であり得、これは、等化および/またはチャネル推定を複雑にし得る。
【0081】
UFMC(UF-OFDM)例では、フィルタが、OOB放出を低減するために、時間領域中でOFDM信号に適用され得る。フィルタ処理が、スペクトル断片を使用するためにサブバンドごとに適用され得る。帯域中の(1つまたは複数の)未使用スペクトル断片中のOOB放出は、従来のOFDM中のOOB放出と同程度に高くとどまり得る。例えば、UF-OFDMは、フィルタ処理されたスペクトルのエッジにおいてOFDMにわたって改善し得るが、スペクトルホールにおいて改善しないことがある。
【0082】
(異なるサブキャリア間隔などの)非直交特性をもつ信号の周波数における多重化が実装され得る。さらに、またはあるいは、非同期信号の共存が使用され得る。そのような例は、複雑な干渉消去受信機を必要としないことがある。ベースバンド処理におけるスペクトルの断片のアグリゲーションが、RF処理の一部として、スペクトルの断片をアグリゲートするシステムに対する代替であり得る。
【0083】
同じ帯域内の異なる波形の共存が、例えば、(例えば、シングルキャリア多元接続(SCMA)を使用する)mMTC狭帯域動作をサポートするために、使用され得る。同じ帯域が、いずれかまたは全ての開示される態様について、並びに/またはダウンリンクおよびアップリンク送信の一方もしくは両方について、異なる波形、例えば、CP-OFDM、OFDM-OQAM、および/またはUF-OFDMの組合せをサポートし得る。そのような波形共存は、例えば、同時に、いくつかの重複とともに、および/または時間領域中で連続してのいずれかで、異なるWTRU間の異なるタイプの波形を使用し得る送信、および/または同じWTRUとは異なるタイプの波形を使用し得る送信とともに使用され得る。
【0084】
(例えば、ある送信から別の送信への)場合によっては変動するサイクリックプレフィックス(CP)持続時間の少なくとも1つをサポートし得る波形および/または送信、CPと低電力テール(例えば、0テール)との組合せ、(例えば、低電力CPおよび適応低電力テールを使用する)ハイブリッドガードインターバルの形式など、並びにそれらの任意の組合せなど、波形のハイブリッドタイプがサポートされ得る。波形のそのようなハイブリッドタイプは、フィルタ処理の適用など、さらなる態様の動的変動および/または制御をサポートし得る。例えば、波形のハイブリッドタイプは、フィルタ処理が、所与のキャリア周波数についての(1つまたは複数の)送信の受信のために使用され得るスペクトルのエッジにおいて、固有スペクトル動作モード(SOM)に関連付けられた送信の受信のために使用されるスペクトルのエッジにおいて、サブバンドごとに、および/またはそのグループごとに適用され得るかを決定するのを支援し得る。アップリンク送信方式は、ダウンリンク送信のために使用される波形と同じまたは異なる波形を使用し得る。同じセル中の様々なWTRUへのおよび/またはそれからの送信の多重化は、FDMAおよび/またはTDMAに基づき得る。
【0085】
スペクトルフレキシビリティは、同じおよび/または異なる帯域中の連続するおよび/または連続しないスペクトル割振りを含み得る、利用可能なスペクトルの異なる複信構成並びに/または異なるおよび/もしくは可変サイズを含み得る異なる特性をもつ異なる周波数帯域中の展開を可能にし得る。可変タイミング態様がサポートされ得る。複数のTTI長さのサポートおよび/または非同期送信のサポートが与えられ得る。
【0086】
TDDおよび/またはFDD複信方式がサポートされ得る。FDD動作では、補足ダウンリンク動作は、スペクトルアグリゲーションを使用してサポートされ得る。FDD動作は、全二重FDD動作および半二重FDD動作のいずれかまたは両方をサポートし得る。TDD動作について、DL/UL割振りは動的であり得る。例えば、DL/UL割振りは、固定DL/ULフレーム構成に基づかないことがある。DLおよび/またはUL送信間隔の長さは、送信機会ごとに設定され得る。
【0087】
アップリンクおよびダウンリンク上での送信帯域幅は、互いに異なり得る。例えば、アップリンクおよびダウンリンクの各々の帯域幅は、無関係に、公称システム帯域幅からシステム帯域幅に対応する最大値にわたり得る。
【0088】
シングルキャリア動作では、システム帯域幅は、5、10、20、40、および/または80MHzを含み得る。システム帯域幅は、所与の範囲中の任意の帯域幅、例えば、数MHzから160MHz(またはそれ以上)であり得る。公称帯域幅は、1つまたは複数の固定値を有し得る。200KHzなど、指定された周波数までの狭帯域送信は、MTCデバイスのための動作帯域幅内でサポートされ得る。
【0089】
図2は、例示的な送信帯域幅200を示す。本明細書で使用される「システム帯域幅」は、図2のシステム帯域幅210など、所与のキャリアのためのネットワークによって管理され得るスペクトルの最大部分を指すことがある。そのようなキャリアについて、WTRUがセル収集、測定、および/またはネットワークへの初期アクセスについて最小限にサポートし得る部分は、図2の公称システム帯域幅220など、公称システム帯域幅に対応し得る。WTRUは、システム帯域幅全体の範囲内にあり得るチャネル帯域幅で構成され得る。例えば、図2に示されているようなWTRUxは、公称システム帯域幅220を含む10MHzの帯域幅であり得るチャネル帯域幅230で構成され得る。別の例では、図2に示されているようなWTRUyは、公称システム帯域幅220を含む、システム帯域幅210の全てであり得るチャネル帯域幅240で構成され得る。WTRUによって利用されるチャネル帯域幅の一部または全部は、NRアクセスをサポートし得る。
【0090】
チャネル帯域幅230および240の各々は公称システム帯域幅220を含むが、WTRUの構成されたチャネル帯域幅は、図2の例示的な送信帯域幅200に示されているように、システム帯域幅の公称部分を含むことも含まないこともある。例えば、帯域幅230および240は公称システム帯域幅220を含むが、図2に示されているようなWTRUzは、公称システム帯域幅220を含まないことがあるチャネル帯域幅250で構成され得る。
【0091】
帯域中の最大動作帯域幅についてのRF要件のうちの1つまたは複数のセットは、その動作帯域のための追加の許容されるチャネル帯域幅の導入なしに満たされ得、これは、帯域幅フレキシビリティを可能にし得る。周波数領域波形のベースバンドフィルタ処理がサポートされ得る。物理レイヤは、帯域アグノスティック(agnostic)であり得、並びに/または、例えば、5GHzを下回る認可帯域中の動作、および/もしくは、例えば、5~6GHzの範囲内の無認可帯域中の動作をサポートし得る。LTE LAAと同様であり得る、LBT CAT4ベースチャネルアクセスフレームワークが、例えば、無認可帯域中の動作においてサポートされ得る。
【0092】
ダウンリンク制御チャネルおよび/または信号は、FDM動作をサポートし得る。WTRUは、例えば、システム帯域幅の公称部分を使用して送信を受信することによって、ダウンリンクキャリアを収集し得、ここで、WTRUは、関連付けられたキャリアのためのネットワークによって管理され得る帯域幅全体をカバーする送信を最初に受信しないことがある。
【0093】
ダウンリンクデータチャネルは、公称システム帯域幅に対応することもしないこともある帯域幅上で割り振られ得る。例えば、ダウンリンクデータチャネルが割り振られ得る帯域幅は、WTRUの構成されたチャネル帯域幅内にあること以外の制限なしに決定され得る。例示的な、非限定的な例では、ネットワークは、例えば、最高20MHz相当のチャネル帯域幅をサポートし得る他のWTRUにキャリア周波数の+10から-10MHzを割り振りながら、多くとも5MHz最大RF帯域幅をサポートするデバイスがシステムを収集し、および/またはそれにアクセスすることを可能にし得る5MHz公称帯域幅を使用して、12MHzシステム帯域幅をもつキャリアを動作させ得る。
【0094】
図3は、システム帯域幅310と公称システム帯域幅315とを含む例示的なスペクトル割振りを示すチャート300を示す。異なるサブキャリアが、異なる動作モードに割り当てられ得る。そのような動作モードは、「スペクトル動作モード」または「SOM」と呼ばれることがある。図3は、例示的なサブキャリア320および330を示す。サブキャリア320は、サブキャリア330に関連付けられたSOMとは異なるSOMに割り当てられ得る。
【0095】
異なるSOMが、異なる送信のための異なる要件を満たすために使用され得る。SOMは、サブキャリア間隔、シンボル長、TTI長さ、および(ハイブリッド自動再送要求(HARQ)処理態様などの)信頼性態様のうちの1つまたは複数を含み得、および/またはそれによって特徴づけられ得、および/またはそれによって定義され得、および/またはそれに関連付けられ得る。SOMはまた、または代わりに、特定の2次制御チャネル、特定の波形、任意の物理レイヤ態様のうちの1つまたは複数を含み得、および/またはそれによって特徴づけられ得、および/またはそれによって定義され得、および/またはそれに関連付けられ得る。例えば、LTE信号は、第1のSOMに対応し得る。NR送信の第1のタイプは、第2のSOMに対応し得る。例では、NRは、複数のSOM、例えば、大規模ブロードバンドタイプ使用事例をサポートするNRのための第1のSOM、超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)タイプ使用事例をサポートするNRのための第2のSOM、mMTCタイプ使用事例をサポートするためのNRのための第3のSOMなど、からの送信をサポートし得る。SOMは、特定の波形を指すために使用され得、並びに/または、FDMおよび/もしくはTDMを使用する同じキャリア中の異なる波形の共存をサポートし得る態様など、処理態様に関係し得る。同様に、SOMは、例えば、TDM様式または同様の実装形態において、TDD帯域中のFDD動作の共存がサポートされ得る場合に使用され得る。図3に示されているように、キャリア/スペクトルの部分は、例えば、様々な時点で異なるSOMに関連付けられた送信をサポートするために、可変送信特性に関連付けられ得る。
【0096】
シングルキャリア動作では、スペクトルアグリゲーションがサポートされ得る。WTRUは、同じ動作帯域内の物理リソースブロック(PRB)の連続するおよび/または連続しないセット上での複数のトランスポートブロックの送信および/または受信をサポートし得る。単一のトランスポートブロックは、PRBの別個のセットにマッピングされ得る。異なるSOM要件に関連付けられた同時送信がサポートされ得る。
【0097】
マルチキャリア動作がサポートされ得る。連続するおよび/または連続しないスペクトルブロックが、同じ動作帯域内で、および/または2つまたはそれ以上の動作帯域にわたって使用され得る。異なるモード(例えば、FDDおよびTDD)を使用する、および/または異なるチャネルアクセス方法(例えば、認可および無認可帯域動作)を使用するスペクトルブロックがアグリゲートされ得る。WTRUのマルチキャリアアグリゲーションが、構成され、再構成され、および/または動的に変更され得る。周波数領域中の効率的なベースバンドフィルタ処理により、いくつかの例では、追加のチャネルおよび/または帯域組合せをサポートするためのRF仕様作業が使用されないことがある。
【0098】
ダウンリンクおよびアップリンク送信は、1つまたは複数の固定態様(例えば、ダウンリンク制御情報のロケーション)および1つまたは複数の変動する態様(例えば、送信タイミング、送信のサポートされるタイプ)によって特徴づけられ得る無線フレームに編成され得る。基本時間間隔(BTI)は、整数個の1つまたは複数のシンボルに関して表され得る。シンボル持続時間は、時間周波数リソースに適用可能なサブキャリア間隔の関数であり得る。FDDシステムでは、サブキャリア間隔は、所与のフレームについてアップリンクキャリア周波数fULとダウンリンクキャリア周波数fDLとの間で異なり得る。
【0099】
送信時間間隔(TTI)は、システムによってサポートされ得る連続する送信間の最小時間であり得る。各連続する送信は、ダウンリンク(TTIDL)のための、およびアップリンクトランシーバ(UL TRx)のための異なるトランスポートブロック(TB)に関連付けられ得、プリアンブルを除外し得る。各連続する送信は、制御情報(例えば、ダウンリンクのためのダウンリンク制御情報(DCI)、アップリンクのためのアップリンク制御情報(UCI))を含み得る。TTIは、整数個の1つまたは複数のBTIに関して表され得る。BTIは、固有であり、および/またはSOMに関連付けられ得る。フレーム持続時間は、限定はしないが、100μs、125μs(1/8ms)、142.85μs(例えば、1/7msは、2つのnCP LTE OFDMシンボルであり得る)、および/または1msを含み得る。1つまたは複数のフレーム持続時間は、レガシーLTEタイミング構造との整合を可能にするように選択され得る。
【0100】
フレームは、関連付けられたキャリア周波数、例えばTDDのためのfUL+DLおよびFDDのためのfDLのためのダウンリンクデータ送信(DL TRx)に先行し得る固定持続時間tdciを有し得るDCIで開始し得る。
【0101】
図4のフレーム構造400は、TDD複信例において使用され得る例示的なフレーム構造を示す。TDD複信例は、DCI411と、DL TRx412と、UL TRx413とを含み得るフレーム410など、ダウンリンク部分(DCIおよびDL TRx)とアップリンク部分(UL TRx)の両方からなり得るフレームを使用し得る。また、DCI421と、DL TRx422と、UL TRx423とを含み得るフレーム420が図4に示されている。TDD複信例はまた、または代わりに、アップリンク部分(UL TRx)ではなくダウンリンク部分(DCIおよびDL TRx)からなり得るフレームを使用し得る。swg414およびswg424など、切替えギャップ(swg)が、例えば、所与の構成のフレームについて、フレームのアップリンク部分に先行し得る。
【0102】
TDD例は、(例えば、それぞれのリソースの半静的割振りが使用される場合)そのようなフレームのDCI+DL TRx部分中に、または、(例えば、動的割振りの場合)そのようなフレームのDL TRx部分中にそれぞれのダウンリンク制御および/または順方向送信を含めることによって、フレーム中のD2D、V2X、および/またはサイドリンク動作をサポートし得る。それぞれの逆方向送信は、UL TRx部分中に含まれ得る。
【0103】
図5のフレーム構造500は、FDD複信例において使用され得、ダウンリンク参照TTIおよび/またはアップリンクのための1つまたは複数のTTIを含み得るフレームを使用し得る、例示的なフレーム構造を示す。FDD複信例は、DCI511と、DL TRx512と、UL TRx513とを含み得るフレーム510など、ダウンリンク部分(DCIおよびDL TRx)とアップリンク部分(UL TRx)の両方からなり得るフレームを使用し得る。また、DCI521と、DL TRx522と、UL TRx523とを含み得るフレーム520が図5に示される。フレーム510および520と重複するアップリンク部分514など、アップリンク部分は2つのフレームと重複し得る。
【0104】
アップリンクTTIの開始は、図5に示されているtoffset530など、オフセット(例えば、toffset)を使用して導出され得る。オフセットは、アップリンクフレームの開始と重複し得るダウンリンク参照フレームの開始から適用され得る。
【0105】
FDD例は、(例えば、1つまたは複数のそれぞれのリソースの動的割振りが使用され得る)そのようなフレームのUL TRx部分中にそれぞれのダウンリンク制御、順方向、および/または逆方向送信を含めることによって、フレームのUL TRx部分中のD2D、V2X、および/またはサイドリンク動作をサポートし得る。
【0106】
スケジューリング機能は、媒体アクセス制御(MAC)レイヤにおいてサポートされ得る。2つまたはそれ以上のスケジューリングモードがサポートされ得る。スケジューリングモードは、ダウンリンク送信および/またはアップリンク送信のリソースおよびタイミングおよび送信パラメータに関して緊密なスケジューリングのために使用され得るネットワークベーススケジューリングであり得る。別のスケジューリングモードは、タイミングおよび/または送信パラメータに関してフレキシビリティを与え得るWTRUベーススケジューリングであり得る。そのようなモードのいずれかまたは両方について、スケジューリング情報が、単一のTTIについてまたは複数のTTIについて有効であり得る。
【0107】
ネットワークベーススケジューリングは、例えば、ネットワークが、様々なWTRUに割り当てられ得る利用可能な無線リソースを管理することを可能にするために使用され得る。そのようなスケジューリング方式は、そのようなリソースの共有を改善するために使用され得る。動的スケジューリングがまた、または代わりに、サポートされ得る。
【0108】
WTRUベーススケジューリングは、WTRUが、例えば、(動的にまたは別様に)ネットワークによって割り当てられる共有および/または専用アップリンクリソースのセット内で、必要に応じて最小レイテンシでアップリンクリソースに日和見的にアクセスするのを支援するために使用され得る。同期および非同期日和見的送信が、本開示で企図される。競合ベース送信および競合なし送信が、本開示で企図される。
【0109】
(スケジュールされたまたはスケジュールされていない)日和見的送信のサポートが、いくつかの構成に関連付けられ得る超低レイテンシ要件および/またはいくつかの構成に関連付けられ得る電力節約要件に対処するために使用され得る。
【0110】
送信のために利用可能なデータおよびアップリンク送信のための利用可能なリソースの関連付けがサポートされ得る。同じトランスポートブロック内の異なるQoS要件を有するデータの多重化が、例えば、サポートされ得、ここで、そのような多重化は、厳しいQoS要件をもつサービスに悪影響をもたらさないことがあり、および/またはシステムリソースの不要な浪費をもたらさないことがある。
【0111】
送信は、1つまたは複数の符号化方法を使用して符号化され得る。異なる符号化方法が、異なる特性を有し得る。例えば、符号化方法は、情報ユニットのシーケンスを生成し得る。場合によっては「ブロック」と呼ばれることがある、各情報ユニットは、第1のブロックの送信におけるエラーが第2のブロックを成功裡に復号する受信機の能力を損なわないように、独立型であり得る。例えば、第1のブロックがエラーを有する場合、第2のブロックが成功裡に復号され得るように、第2のブロックはエラーなしであり得、および/または十分な冗長性を有し得る。第2のブロックは、受信機によって復号され得、第1のブロックは、第1のブロックに関連付けられたエラーにより、復号されないことがある。
【0112】
送信がN個のラプターコードのシーケンスからなり得る、ラプター/ファウンテンコードなど、符号化方法が使用され得る。1つまたは複数のそのようなコードが、時間的に1つまたは複数の送信「シンボル」にマッピングされ得る。そのようなシンボルは、情報ビットの1つまたは複数のセット(例えば、1つまたは複数のオクテット)に対応し得る。そのような符号化は、例えば、時間的に重複する別の送信による干渉またはパンクチャリングにより、送信が1つの「シンボル」の損失に対してより回復力があり得るように、送信がN+1またはN+2ラプターコード(またはラプターコードシンボル関係を仮定して、シンボル)を使用し得るように、前方エラー訂正(FEC)を送信に追加するために使用され得る。
【0113】
WTRUは、1つまたは複数のシステムシグネチャを受信および/または検出するように構成され得る。システムシグネチャは、シーケンスを使用し得る信号構造を含み得る。そのようなシステムシグネチャを含む信号は、同期信号と同様(例えば、LTE 1次同期信号(PSS)または2次同期信号(SSS)と同様)であり得る。システムシグネチャは、所与のエリア内の特定のノードおよび/または送信/受信ポイント(TRP)に固有であり(例えば、一意に識別し)得る。あるいは、または追加として、システムシグネチャは、エリア内の複数のノードおよび/またはTRPに共通であり得る。シグネチャがノードおよび/またはTRPに固有であるかどうかは、WTRUに知られていないおよび/または無関係な情報であり得る。NR送信および/または受信をサポートするネットワークTRPは、gNBと呼ばれることがある。
【0114】
WTRUは、システムシグネチャシーケンスを決定および/または検出し得、システムに関連付けられた1つまたは複数のパラメータを決定し得る。例えば、WTRUは、システムシグネチャシーケンスからインデックスを導出し得、例えば、本明細書で説明されるようにアクセステーブルなどのテーブルを使用することによって、関連付けられたパラメータを検索するためにこのインデックスを使用し得る。WTRUは、それが、システムの適用可能なリソースを使用してアクセスおよび/または送信し得ると決定した場合、WTRUは、例えば、初期送信電力を設定するために、開ループ電力制御のためのシステムシグネチャに関連付けられた受信電力を使用し得る。WTRUは、それが、システムの適用可能なリソースを使用してアクセスおよび/または送信し得ると決定した場合、WTRUは、例えば、送信(例えば、PRACHリソース上でのプリアンブル)のタイミングを設定するために、受信されたシグネチャシーケンスのタイミングを使用し得る。
【0115】
WTRUは、1つまたは複数のエントリを有するリストで構成され得る。そのようなリストは、アクセステーブルと呼ばれることがある。アクセステーブルは、各エントリがシステムシグネチャおよび/またはシステムシグネチャに関連付けられたシーケンスに関連付けられ得るように、インデックス付けされ得る。アクセステーブルは、1つまたは複数のエリアのための初期アクセスパラメータを与え得る。各アクセステーブルエントリは、システムへの初期アクセスを実施するために使用され得る1つまたは複数のパラメータを与え得る。アクセステーブル中に含まれるパラメータは、例えば、時間および/または周波数における、1つまたは複数の物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)リソースなど、適用可能な物理レイヤリソース、初期電力レベル、応答の受信のために使用され得る1つまたは複数の物理レイヤリソースなどを任意の組合せにおいて含み得る1つまたは複数のランダムアクセスパラメータのセットを含み得る。
【0116】
アクセステーブルエントリに関連付けられたパラメータはまた、または代わりに、パブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)識別情報および/またはCSG情報など、アクセス制限を含み得る。そのようなパラメータはまた、または代わりに、1つまたは複数の適用可能なルーティングエリアなど、ルーティング関係情報を含み得る。各テーブルエントリは、システムシグネチャに関連付けられ、および/またはそれによってインデックス付けされ得る。1つのエントリは、複数のノードおよび/またはTRPに共通であり得る。
【0117】
WTRUは、RRC構成に関連付けられたリソースなど、専用リソースを使用する送信、および/またはブロードキャストされたリソースを使用し得る送信によって、アクセステーブルを受信または取得し得る。ブロードキャストされたリソースが使用され得る場合、アクセステーブルの送信の周期性は、それが(例えば、100msの範囲内の)シグネチャの送信の周期性よりも長くなり得るように、比較的長く(例えば、最高10240ms)なり得る。
【0118】
送信の低減、およびそれによる帯域幅の使用の低減が望まれ得る。システムにおける信号の低減が、隣接送信ポイント(TRP)のための不要な干渉を低減し、参照信号オーバーヘッドを低減し、および/または送信ポイントにおける電力消費を低減し得る。
【0119】
参照信号オーバーヘッドの低減は、例えば、2つ以上の送信の方法のサポートが与えられ得る(例えば、大規模MIMO、CoMP)環境において、モバイルブロードバンド通信のために有益であり得る。参照信号オーバーヘッド(例えば、パイロット汚染)を低減すること、および/またはTRP間干渉を低減することは、より高次の変調送信のカバレージを増加させ得、そのような環境において動作するWTRUに有益であり得る。TRP間干渉の低減は、超高信頼通信のために有益であり得る。
【0120】
WTRUは、1つまたは複数の参照信号に対する測定を実施し得、受信電力を測定するために、チャネル品質を測定するために、CSIの導出を可能にするために、復調のためのチャネル推定を可能にするためになど、様々な目的のうちの1つまたは複数のためにそのような測定を使用し得る。WTRUは、参照信号の送信をいつ予期すべきかを知っている必要があり得る。WTRUに1つまたは複数の参照信号の存在を示すために使用され得る様々な方法およびシステムが記載される。
【0121】
信号の送信の低減は、いくつかのそのような信号の周期性を低減することによって達成され得る。いくつかの動作モード(例えば、超高信頼通信)では、いくつかの信号の周期性の低減とともに経験されるような、測定されたCSIフィードバックと実際の送信との間のラグをもたらすことが望ましくないことがある。
【0122】
1つまたは複数の参照信号の送信を制限するために、WTRUは、1つまたは複数の(例えば、1つの)参照信号タイプに対して複数の動作を実施し得る。WTRUは、参照信号の目的について知らされ得る。
【0123】
LTEインターフェースとは異なり得る新しい無線インターフェースを識別するために、新しい無線機のための頭字語「NR」が本明細書で使用され得ることに留意されたい。NRはまた、将来のシステムにおいて使用されるものとして企図されるインターフェースを示すために使用され得る。本明細書に記載されるシステムおよび方法は、1つまたは複数の参照測定リソース(RMR)の受信および1つまたは複数のRMRの送信のいずれかまたは両方に適用可能であり得る。
【0124】
WTRUは、1つまたは複数のRMRで構成され得る。ダウンリンクの場合、1つまたは複数のRMRは、少なくとも1つの信号送信に対する測定を実施するために使用され得(例えば、存在する場合、送信信号RMRが、少なくとも1つの信号に対する測定を実施するために使用され得る)、および/または少なくとも1つの信号が予期されないことがあるリソースに対する測定を実施するために使用され得る(例えば、存在する場合、ブランキングされたRMRが、少なくとも1つの信号が予期されないことがある1つまたは複数のリソースに対する測定を実施するために使用され得る)。
【0125】
アップリンクの場合、1つまたは複数のRMRは、少なくとも1つの信号の送信を実施するために使用され得る(例えば、存在する場合、送信信号RMRが、少なくとも1つの信号の送信を実施するために使用され得る)。あるいは、または追加として、(例えば、存在する場合、ブランキングされたRMRに基づいて)送信が実施されないことがある。WTRUによるRMR(例えば、DL RMRまたはSL RMR)の受信に言及する本明細書に記載される例はまた、例えば、WTRUによるRMR(例えば、UL RMRまたはSL RMR)の送信に適用可能であり得ることに留意されたい。
【0126】
WTRUは、WTRUが1つまたは複数の測定を実施し得る1つまたは複数のリソースの存在を検出し得る。そのようなリソースはRMRであり得る。RMRは、少なくとも1つのTRPが信号を送信し得る非ゼロ電力参照信号であり得る。RMRはまた、または代わりに、少なくとも1つのTRPが信号を送信しないことがある(例えば、1つまたは複数のTRPが、未使用リソース上で信号を送信しないことがある)ゼロ電力参照信号であり得る。非ゼロ電力参照信号RMRは、「送信信号RMR」と呼ばれることがある。ゼロ電力参照信号RMRは、「ブランキングされたRMR」と呼ばれることがある。
【0127】
本明細書で使用される「RMRの送信」は、送信信号RMRおよびブランキングされたRMRのいずれかまたは両方を指すことがある。さらに、本明細書で使用される「RMRの送信」は、(例えば、適用可能な物理レイヤリソースのセットを表し得るリソースグリッドにおける)「RMRの存在」と等価なものとして理解されるべきである。
【0128】
送信されたRMRは、UL中でWTRUによって送信され得るRMRであり得るが、ブランキングされたRMRは、WTRUが何も送信しないことがあるリソースのセットであり得る。例えば、ブランキングされたRMRは、WTRUに、WTRUがUL送信をレートマッチングおよび/またはパンクチャし得るリソースのパターンを示し得る。
【0129】
本明細書に記載される例は、1つまたは複数のTRPによって送信され得る参照測定リソースのコンテキストにおいて説明され得、開示される例はまた、デバイスツーデバイス通信モードにおいて動作するときに、例えば、1つまたは複数のRMRを送信していることがあるWTRUに適用可能であり得ることが企図されることに留意されたい。
【0130】
RMRは、1つまたは複数のパラメータによって特徴づけられ得る。1つまたは複数のRMRは、WTRUに対して構成され得る。そのようなWTRUは、少なくとも1つのTRPが信号を送信し得ることを予期し得る。そのようなWTRUは、WTRUが、必要とされる測定を行うために高度検出を使用することを可能にし得る、特定のパラメータを使用し得る。例えば、RMRは、様々なパラメータのうちの少なくとも1つによって定義(および/またはそれで構成)され得る。
【0131】
RMRに関連付けられたパラメータは、限定はしないが、リソース要素マッピングを含み得る。リソース要素マッピングは、1つまたは複数のシンボル中のリソース要素のセットに、および/または1つまたは複数のサブキャリアに、RMRをマッピングし得る。例では、RMRは、複数のリソース要素の連結であり得る。
【0132】
RMRに関連付けられたパラメータは、限定はしないが、いくつかの例では、あらかじめ決定され得るシーケンスを含み得る。例えば、少なくとも1つのTRPによってRMR上で送信された信号は、あらかじめ決定されたシーケンスであり得る。シーケンスは、例えば、擬似ランダムシーケンスを使用して生成され得る。シーケンスは、RMRの1つまたは複数の他のパラメータを使用して生成され得る。
【0133】
RMRに関連付けられたパラメータは、限定はしないが、RMRを送信するために使用され得る、ユニークワードOFDM(UW-OFDM)など、ユニークワードを含み得る。ガード期間は、1つまたは複数のフレーム構造中で(例えば、DLおよびUL部分がガード期間によって分離され得る独立型サブフレーム中で)使用され得る。そのようなガード期間は、RMRを送信するために使用され得る。
【0134】
RMRに関連付けられたパラメータは、限定はしないが、信号構造を含み得る。RMRは、1つまたは複数の並行送信の信号構造とは異なる信号構造を有し得る。例えば、RMRは、第1のサブキャリア間隔を使用し得、1つまたは複数の並行非RMR送信は、第2のサブキャリア間隔を使用し得る。RMRはまた、または代わりに、第1のTTI持続時間またはサブフレーム持続時間を仮定し得、1つまたは複数の並行非RMR送信は、第2のTTI持続時間またはサブフレーム持続時間を使用し得る。
【0135】
RMRに関連付けられたパラメータは、限定はしないが、送信電力を含み得る。RMRの送信電力は、固定であり得るか、または同じRMRの異なる実現形態にわたって可変であり得る。RMR送信電力は、別のチャネルの並行送信に関連付けられ得る。
【0136】
RMRに関連付けられたパラメータは、限定はしないが、アナログビームを含み得る。複数のRMRは、異なるビームを使用して同じまたは重複するリソース中で多重化され得る。
【0137】
RMRに関連付けられたパラメータは、限定はしないが、プリコーディングを含み得る。複数のアンテナポート上でRMRを送信するために使用されるプリコーディングは、固定であり得るか、または可変であり得る。RMRプリコーディングは、別のチャネルの並行送信に結びつけられ得る。
【0138】
RMRに関連付けられたパラメータは、限定はしないが、アンテナポートのセットを含み得る。アンテナポートのセットは、1つまたは複数のTRPからの送信のために使用され得る。
【0139】
RMRに関連付けられたパラメータは、限定はしないが、カバーコードを含み得る。複数のRMRは、直交カバーコードを使用して同じまたは重複するリソース中で多重化され得る。
【0140】
RMRに関連付けられたパラメータは、限定はしないが、タイミング態様を含み得る。RMRは、サブフレーム内のシンボルに関して、サブフレーム(例えば、1つまたは複数のシンボル)に関して、および/または無線フレーム(例えば、複数のサブフレーム)に関してなど、時間に関して周期性に関連付けられ得る。
【0141】
本明細書に記載されるRMRに関連付けられたパラメータのいずれかは、ダウンリンク送信、アップリンク送信、および/またはサイドリンク送信のうちの1つまたは複数に関連付けられ得ることに留意されたい。
【0142】
1つまたは複数のTRPが送信していないことを予期し得るWTRUに対して構成されるRMRは、1つまたは複数のTRPが信号を送信することを予期し得るWTRUに対して構成されるRMRのための本明細書に記載されるパラメータと同じおよび/または同様のパラメータを使用し得る。
【0143】
1つまたは複数のブランキングされたRMRは、干渉および雑音から成るとWTRUによって仮定され得る。そのような例では、WTRUは、エネルギー検出を実施し得る。
【0144】
1つまたは複数のブランキングされたRMRは、干渉の特定のタイプを測定するためにWTRUによって使用され得る。WTRUは、WTRUが、他のRAT(例えば、LTE、Wi-Fiなど)からの干渉を測定することを可能にするために、NRネットワークノードによって、ブランキングされたRMRで構成され得る。そのようなWTRUは、RAT間干渉に関連付けられ得るパラメータで構成され得る。ターゲットにされる干渉測定は、エネルギー検出のためにWTRUによって実施される1つまたは複数の測定とは別個に保たれ得る。
【0145】
1つまたは複数のブランキングされたRMRは、1つまたは複数の他のRATによって送信される1つまたは複数の信号を測定するためにWTRUによって使用され得る。WTRUは、WTRUが通信するTRP(例えば、NR TRP)とコロケートされ得るLTEセルからのLTE CSI-RS(または他のタイプのLTE RS)の送信と一致し得る少なくとも1つのブランキングされたRMRで構成され得る。WTRUはまた、または代わりに、WTRUが通信するTRPとコロケートされないLTEセルからのLTE CSI-RSの送信と一致し得るブランキングされたRMRで構成され得る。WTRUは、RAT間モビリティ測定を可能にし得る少なくとも1つのブランキングされたRMRで構成され得る。
【0146】
WTRUは、1つまたは複数の測定を実施するように構成され得る。そのような測定は、1つまたは複数のRMRに対して実施され得る。そのような1つまたは複数の測定の各々は、特定のプロシージャに対応し得る目的に関連付けられ得る。
【0147】
測定は、限定はしないが、セル、シグネチャ、TRP、TRPグループ(TRPG)、およびサイドリンクWTRUの選択のためのプロシージャを含む、1つまたは複数のWTRUプロシージャに関連付けられ得る。測定はまた、または代わりに、限定はしないが、モビリティ関係測定(例えば、セル/シグネチャ/TRPGまたはRAT内または間)、無線リンク監視(RLM)関係論理、無線リンク障害(RLF)関係論理、復調プロセスなどを含む、1つまたは複数の他のWTRUプロシージャに関連付けられ得る。
【0148】
測定のための目的がSOMに対応し得る。例えば、測定は、特定のサービス、トランスポートチャネル(TrCH)、および/または物理チャネル(またはそれのタイプ)の動作に関連付けられ得る。
【0149】
測定は、例えば、WTRUによってローカルに使用され得、および/またはWTRUによって少なくとも1つのTRPに報告され得るフィードバックを与えるために使用され得る。WTRUは、1つまたは複数のRMRに対する特定の測定を実施するように、動的にまたは半静的に構成され得る。WTRUは、1つまたは複数のRMRに対してとられるべき測定を自律的に決定し得る。
【0150】
いずれか1つまたは複数の測定は、いくつかの目的のうちのいずれか1つまたは複数のために実施され得る。測定は、TRPを識別するために使用され得る。1つまたは複数のRMRが、1つまたは複数のTRPの存在を決定するためにWTRUによって使用され得る場合、そのような1つまたは複数のRMRの測定は、1つまたは複数のTRPを識別するために使用され得る。RMRは、TRP識別子を(例えば、パラメータを介して)暗黙的にまたは明示的に示し得る。本明細書で使用されるTRPは、ノードおよび/または送信設定を指すことがある。例示的な送信設定は、TRPによって使用される特定のビームを含み得る。
【0151】
測定は、別のWTRUを識別するために使用され得る。RMRは、第2のWTRUまたは他のWTRUのセットの存在を決定するために第1のWTRUによって使用され得る。あるいは、または追加として、RMRは、第2のWTRUまたは他のWTRUのセットを識別するために第1のWTRUによって使用され得る。第2のWTRUは、第1のWTRUのために構成されたRMR中に送信するように構成され得る。第2のWTRUは、第1のWTRUに識別情報を明示的にまたは暗黙的に与え得る信号を送信し得る。
【0152】
測定は、同期のために使用され得る。WTRUは、1つまたは複数のTRPとおよび/または別の1つまたは複数のWTRUと同期するためにRMRを使用し得る。RMRは、粗いおよび/または細かい時間同期のために使用され得る。さらに、または代わりに、RMRは、粗いおよび/または細かい周波数同期のために使用され得る。
【0153】
測定は、1つまたは複数のモビリティ測定を実施するために使用され得る。上位レイヤ測定と呼ばれることもある、モビリティ測定は、RMR受信電力(例えば、1つまたは複数のRMR上で測定された電力)、RMR受信品質(例えば、信号強度インジケータによって分割された1つまたは複数のRMR上で測定された電力)、およびRMR信号強度指示(例えば、1つまたは複数のシンボル上で測定された電力)のうちの1つまたは複数を含み得る。
【0154】
測定は、1つまたは複数のTRPおよび/または別の1つまたは複数のWTRUのための経路損失推定(または同様の測定)を決定するために使用され得る。そのような測定は、1つまたは複数の他のパラメータと組み合わせて使用され得る。RMRは、固定送信電力または構成可能な送信電力を有し得、それらのいずれかは、WTRUにおいて知られるか、またはそれに示され得る。このWTRUは、経路損失を決定するためにRMRの送信電力と組み合わせてRMRの受信電力を使用し得る。
【0155】
測定は、CSI測定を実施するために使用され得る。WTRUは、限定はしないが、ランク、好ましいプリコーダ行列、チャネル品質、選択されたサブバンド、干渉、主要な干渉物識別、好ましいビーム、好ましいチャネル、信号対干渉プラス雑音比(SINR)、チャネルアウテージ、WTRU速度、コヒーレンス時間、およびコヒーレンス帯域幅のうちの1つまたは複数を含み得る、CSI測定を取得するためにRMRを使用し得る。
【0156】
測定は、無線リンク監視(RLM)を実施するために使用され得る。WTRUは、RLMを実施するためにRMRを使用し得る。WTRUは、受信信号強度が閾値を上回り得るかどうかを決定し得る。閾値は、必要とされる制御チャネルブロックエラーレート(BLER)性能に関連付けられ得る。そのような閾値は構成可能であり得る。閾値は、WTRUの送信および/または受信のパラメータに依存し得る。例えば、異なるトラフィックタイプ(例えば、eMBB、超高信頼および低レイテンシ通信(「URLLC」)、mMTC)は、異なる関連付けられた閾値を有し得る。
【0157】
測定は、復調を実施するために使用され得る。WTRUは、復調において使用され得るチャネル推定を実施するためにRMRを使用し得る。
【0158】
測定は、擬似コロケーション(QCL)を実施するために使用され得る。WTRUは、細かい周波数および/またはタイミング推定を取得するためにRMRを使用し得る。QCL測定は、ドップラーシフト、ドップラー拡散、平均遅延、および遅延拡散のうちの1つまたは複数を含み得る。第1のRMR上で取得されるQCL情報は、第2または他のRMRとともに使用され得る。
【0159】
測定は、クリアチャネルアセスメントを実施するために使用され得る。WTRUは、例えば、無認可チャネルのためのクリアチャネルアセスメントを決定するために使用され得る1つまたは複数の測定を実施するためにRMRを使用し得る。
【0160】
測定は、信号構造識別を実施するために使用され得る。WTRUは、好ましい信号構造を決定するためにRMRを使用し得る。あるいは、または追加として、WTRUは、使用中であり得る信号構造をブラインドで決定するためにRMRを使用し得る。WTRUは、異なる信号構造を仮定する測定を実施し得、使用中の信号構造を決定するために相関受信機を使用し得る。
【0161】
測定は、チャネル占有の決定を実施するために使用され得る。WTRUは、チャネルを使用していることがあるデバイスの数を決定するためにRMRを使用し得る。例えば、WTRUは、チャネル占有を決定するために他のデバイス(例えば、他のWTRU)からの信号メッセージを検出するためにRMRを使用し得る。あるいは、または追加として、WTRUは、リソースのセットの利用(例えば、データを送信するために他のデバイスによって使用されるリソースの一部分)を測定するためにRMRを使用し得る。リソースのセットの利用は、エネルギー検出および/または制御チャネル検出に基づいて決定され得る。WTRUは、異なるチャネル占有値に結びつけられ得る異なる測定閾値で構成され得る。チャネル占有はまた、または代わりに、測定が測定オケージョンのセット中で測定閾値をどのくらいの頻度で上回るまたは下回るかに応じて決定され得る。
【0162】
測定は、RMRの測定、RMRの存在、および/またはRMRのパラメータに基づいて、チャネル利用のタイプの決定を実施するために使用され得る。WTRUは、現在のチャネル利用タイプに応じて、チャネル(例えば、共有アクセスチャネル)への限定アクセスを有し得る。チャネル利用タイプは、SOM、送信タイプ(例えば、URLLCまたはmMTC)、またはユーザの共有スペクトルティア(例えば、インカンベント、優先アクセスライセンス(PAL)ティア、一般認可アクセス(GAA)ティア)であり得る。WTRUは、ブランキングされたRMRで構成され得る。そのようなWTRUは、例えば、チャネル利用のタイプを決定するために、そのようなブランキングされたRMRの1つまたは複数のリソース内に存在し得る干渉のタイプを決定し得る。例では、そのようなWTRUはまた、干渉のタイプのそのような決定に基づいて、1つまたは複数の他の決定を実施し得る。
【0163】
測定は、速度および/またはドップラー推定を実施するために使用され得る。WTRUは、WTRUの速度を推定するために1つまたは複数のRMRを使用し得る。WTRUはまた、または代わりに、速度推定目的のためにネットワークに測定をフィードバックするために1つまたは複数のRMRを使用し得る。そのような測定は、1つまたは複数の関連付けられた信号の受信の相対的タイミングに基づき得る。
【0164】
測定は、測位を決定するために使用され得る。WTRUは、WTRUの位置を決定するために1つまたは複数のRMRを使用し得る。WTRUはまた、または代わりに、位置決定目的のためにネットワークに測定をフィードバックするために1つまたは複数のRMRを使用し得る。1つまたは複数の関連付けられた信号は、測位を可能にするように設計され得る。
【0165】
任意の測定目的および測定タイプ、並びにそれらの任意の組合せが、本開示に従って実施され得る。任意の測定目的および測定タイプ、並びにそれらの任意の組合せが、本開示による構成態様であり得る。全てのそのような測定目的および測定タイプ、並びにそれらの任意の組合せは、本開示の範囲内のものとして企図される。
【0166】
WTRUは、1つまたは複数のRMR構成を「ブラインドで」決定し得る。そのような決定は、信号および/またはRMRの送信および/または送信パラメータに基づき得、それらのいずれかまたは両方は、WTRUがそれについて構成を決定していることがあるRMRに関連付けられないことがある。WTRUは、信号構造、SOM、および/またはフレーム構造に基づいて、1つまたは複数のRMR構成を決定し得る。使用中の波形が、1つまたは複数のRMR構成を示し得る。
【0167】
WTRUは、例えば、WTRUがそれについて構成を決定することを試みていることがある1つまたは複数のRMRに関連付けられないことがある、ダウンリンク信号に応じて、1つまたは複数のRMR構成を決定し得る。WTRUは、1つまたは複数のアクセスパラメータに応じて1つまたは複数のRMR構成を決定し得る。例えば、WTRUは、TRP識別情報、TRPG識別情報、システムシグネチャ、セル識別情報、および/または例えば、プリアンブルの送信に適用可能であり得る物理リソースを使用してRMR構成を決定し得る。WTRUは、プリアンブル送信(例えば、選択されたプリアンブル、PRACHリソース、適用可能なサブフレーム)に応じて、および/または例えば、ランダムアクセスRNTI(RA-RNTI)など、応答を復号するための無線ネットワーク一時識別子(RNTI)に応じて、1つまたは複数のRMR構成態様を決定し得る。
【0168】
WTRUは、1つまたは複数のRMRの送信および/または受信のために構成され得る。そのような構成は、動的、半静的、または静的であり得る。RMR構成は、物理レイヤおよび/または1つまたは複数の上位レイヤを介して示され得る。WTRUが1つまたは複数のRMR構成で半静的に構成され得る場合、そのような構成のうちの1つまたは複数は、それぞれのRMR IDに結びつけられ得る。半静的構成は、システム情報および/または上位レイヤシグナリング(例えば、RRC)を介して実装され得る。RMRは、いくつかの例ではRMR IDの指示を使用して、動的にアクティブ化および/または非アクティブ化され得る。RMR IDの指示は、PHYレイヤシグナリング(例えば、DCI、または別のデバイスからの制御チャネル)を使用して通信され得る。
【0169】
「RMR」、「RMR構成」、「RMRインスタンス化」、「RMRアクティブ化」、および「RMR非アクティブ化」は、本明細書では互換的に使用され得る。これらの用語のうちのいずれか1つまたは複数に関連付けられるものとして本明細書で説明される任意の態様は、これらの用語のうちの任意の他のもの、並びに任意のそれぞれのデバイス、システム、および方法に適用可能であるものとして企図される。
【0170】
RMR、RMR構成、および/またはRMRインスタンス化は、それぞれのRMR、RMR構成、および/またはRMRインスタンス化を識別し得る、RMR IDなど、関連付けられた識別子を含み得る。
【0171】
RMR、RMR構成、および/またはRMRインスタンス化は、RMRリソースマッピングを含み得る。そのようなリソースマッピングは、サブキャリアおよび/またはシンボルロケーションのうちの1つまたは複数を含み得る。そのようなリソースマッピングはまた、または代わりに、フレーム内にあり得るサブフレームのうちの1つまたは複数を含み得る。そのようなリソースマッピングはまた、または代わりに、サブフレームオフセット、TTIオフセットのうちの1つまたは複数を含み得、それらの各々または両方は、サブフレーム周期性またはTTI周期性に関連付けられ得る。そのようなリソースマッピングはまた、または代わりに、例えば、RMRがWTRUによって受信され得る1つまたは複数のビームに関連付けられ得るアンテナポートの1つまたは複数の指示を含み得る。
【0172】
RMR、RMR構成、および/またはRMRインスタンス化は、RMR存在持続時間および/またはそれの指示を含み得る。そのような構成は、(例えば、1つまたは複数のサブフレーム内にあり得る1つまたは複数のシンボル上の)RMRの単一のインスタンスに関連付けられ得る。そのような構成はまた、または代わりに、RMRの複数のインスタンスに関連付けられ得る。WTRUは、RMRで構成され得、1つまたは複数の関連するシンボルおよび/またはサブフレーム中のこのRMRの存在を仮定し得る。いくつかの例では、そのようなWTRUは、周期性で構成され得、WTRUが、RMRの存在を仮定することを中止するように、関連付けられたTRPまたは他のデバイスによって命令され得るまで、RMRの存在を仮定し得る。あるいは、または代わりに、RMR構成は、構成が有効である期間を含み得る。そのような期間は、シンボル、サブフレーム、フレーム、時間単位、または任意の他の単位または測度において測定され得る。
【0173】
RMR、RMR構成、および/またはRMRインスタンス化は、RMR周波数を含み得る。RMR構成は、サブバンド、サブキャリアのセット、および/または周波数ブロックに関連付けられ得る。WTRUは、サブバンドのセットに適用可能なRMRで構成され得、その後、サブバンドのそのセット内に含まれている特定のサブバンド中のRMRを除去する(または非アクティブ化する)ように構成され得る。
【0174】
RMR、RMR構成、および/またはRMRインスタンス化は、RMR測定目的および/もしくは関連付けられたプロシージャ、またはそれらの指示を含み得る。そのような目的および/またはプロシージャは、RMRのWTRUに1つまたは複数の目的を示し得る。例えば、RMRは、1つまたは複数の並行データ送信とともに送信されるように構成され得る。そのようなRMR構成は、例えば、復調の目的との関連付けを含み得る。同じRMRについて、RMR構成は、例えば、CSIフィードバックの目的との関連付けを含み得る。そのような例では、WTRUは、測定構成と1つまたは複数のプロシージャ(例えば、復調、モビリティ、無線リンク監視など)との間の関連付けを決定し得る。
【0175】
RMR、RMR構成、および/またはRMRインスタンス化は、RMR測定構成を含み得る。RMR測定構成は、WTRUに、複数のRMRおよび/またはRMRの複数のリソース間の関係を示し得る(例えば、RMRの複数のリソースが、例えば、RMRの1つのインスタンス化内で使用される各個々のリソースとして定義され得、および/またはRMRの複数のリソースが、時間期間内に複数回送信されるように定義され得る)。WTRUは、それが同じ測定タイプをそれに対してとり得る複数のRMRで構成され得る。そのような例では、RMR測定構成は、WTRUに、複数の(例えば、全ての)RMRが同じ瞬時チャネル実現形態を表すと仮定され得ることを示し得る。そのようなWTRUは、短期チャネル測定を実施し得る。あるいは、または代わりに、RMR測定構成は、WTRUに、構成されたRMRのセット(またはRMRを含むリソースのセット)が、複数のチャネル実現形態にわたると仮定され得ることを示し得る。そのような例では、WTRUは、長期チャネル統計タイプ測定を実施し得る。
【0176】
RMR、RMR構成、および/またはRMRインスタンス化は、RMRプロセスに関連付けられ得るRMR測定構成を含み得る。そのようなプロセスは、RMRインスタンスのセットに関連付けられ得る。RMR構成(例えば、動的にシグナリングされたRMR構成)は、例えば、情報要素(IE)を介して、RMRプロセスIDを示し得る。このIEは、RMRに対してとられた測定が、識別されたRMRプロセスの前のRMRインスタンスに対してとられた測定と組み合わせられ(例えば、平均化され)得るかどうかをWTRUに示し得る。
【0177】
RMR、RMR構成、および/またはRMRインスタンス化は、RMR依存性の指示を含み得る。第1のRMRまたはRMRプロセスは、第2のRMRもしくはRMRプロセスに対する依存性、またはそれとの関連付けで構成され得る。WTRUは、第2のRMRまたはRMRプロセスのWTRUの使用に基づいて、そのような第1のRMRまたはRMRプロセスのそれの使用を修正し得る。例えば、WTRUは、復調のためのチャネル推定の目的を有し得る第1のRMRまたはRMRプロセスで構成され得る。この第1のRMRまたはRMRプロセスは、単独で、WTRUが十分なチャネル推定を取得することを可能にしないことがある。このWTRUは、それが、第1のRMRまたはRMRプロセスを使用して実施されるチャネル推定を改善し得る1つまたは複数の測定をそれを用いて行い得る第2のRMRまたはRMRプロセスで構成され得る。WTRUは、第2のRMRまたはRMRプロセスのためのQCL情報(例えば、ドップラーシフト、ドップラー拡散、平均遅延、遅延拡散)を取得し、第1のRMRまたはRMRプロセスのためのチャネル推定を実施するとき、第2のRMRに関連付けられたそのようなQCL情報を使用し得る。あるいは、または代わりに、第1のRMRまたはRMRプロセスは、参照(第1の)RMRまたはRMRプロセスに対する依存性を有するように構成され得る第2のRMRまたはRMRプロセスを用いて使用され得る参照RMRまたはRMRプロセスとして構成され得る。
【0178】
RMR、RMR構成、および/またはRMRインスタンス化は、1つまたは複数の関連付けられたTRPおよび/またはWTRUの指示を含み得る。この指示は、測定され得る信号のソースを示し得る。測定され得る信号のソースが別のWTRUであり得る場合、TRP/WTRU値は、例えば、直接通信のために使用され得るL2 WTRU識別情報に対応し得る。測定され得る信号のソースがeノードBであり得る場合、TRP/WTRU値は、例えば、セルID、TRP識別情報、TRPG識別情報、および/またはそれらの(例えば、アクセステーブルからのおよび/またはシステム情報からの)アクセスパラメータに対応し得る。
【0179】
RMRの開示されるパラメータのうちのいずれか1つまたは複数が、WTRUによって自律的に決定され得る。WTRUは、RMRのセットまたはRMRを含むリソースのセットが瞬時チャネル実現形態をカバーし得ると自律的に決定し得る。あるいは、または追加として、WTRUは、RMRのセットまたはRMRを含むリソースのセットが複数のチャネル実現形態をカバーし得ると自律的に決定し得る。WTRUは、例えば、WTRUの速度、遅延拡散推定値、コヒーレンス時間、および/またはコヒーレンス帯域幅に基づいて、そのような決定を行い得る。
【0180】
WTRUは、1つまたは複数の測定をフィードバックすると、ネットワークにRMR構成パラメータに関連付けられたWTRUの仮定のうちの1つまたは複数を示し得る(例えば、そのような1つまたは複数の測定は、WTRUの仮定のうちの1つまたは複数に依存し得る1つまたは複数のそれぞれの値に関連付けられ得る)。ネットワークにそのような仮定および/または測定を与えるべきかどうかの決定が、RMRの同じまたは他のセットに関連付けられた結果など、別の測定結果に応じて行われ得る。例えば、WTRUは、RMRの第1のセット上のコヒーレンス時間を測定し得、RMRの第2のセットが単一のチャネル実現形態にわたり得るのか複数のチャネル実現形態にわたり得るのかを自律的に決定するためにその値を使用し得る。
【0181】
RMR構成、アクティブ化、および/または非アクティブ化は、動的な様式でWTRUに示され得る。例えば、RMR構成、アクティブ化、および/または非アクティブ化は、TRP固有、(例えば、TRPおよび/またはデバイスによってサービスされるWTRUのサブグループのための)グループ固有、および/またはWTRU固有であり得る。そのようなRMR構成、アクティブ化、および/または非アクティブ化は、ブロードキャストメッセージ中で示され得る。
【0182】
アクセステーブルは、TRPに関連付けられたシステム情報の少なくとも一部を与えるために使用され得る。アクセステーブルは、1つまたは複数のRMRを構成するために使用され得る1つまたは複数の要素を含み得る。
【0183】
RMRは、システム情報のWTRU固有送信においてまたはそれによって構成され得る。
【0184】
RMR指示は、制御チャネルおよび/またはそれの部分を使用して与えられ得る。例えば、ダウンリンク制御情報(DCI)が、RMR指示を与えるために使用され得る。RMR構成DCIが、WTRUにまたはWTRUのグループに送信され得る。そのようなDCIは、一部または全部のRMR構成を含み得る。
【0185】
RMRはまた、または代わりに、セル固有目的のために使用され得る。WTRUは、1つまたは複数の目的のためにRMRに関連付けられたダウンリンク制御情報(例えば、スケジューリング、アクティブ化、および/または非アクティブ化)の受信のために使用され得るRNTI(例えばRMR-RNTI)で構成され得る。共通RNTIが、WTRUに対して使用および構成され得る。RMRに関連付けられた目的は、モビリティ関係測定を実施すること、測位を実施すること、無線リンク監視を実施すること、およびセル収集を実施することのうちの1つまたは複数であり得る。
【0186】
WTRUは、共通探索空間中のRMR構成に関連付けられたDCIを復号し得る。そのようなDCIは、RMRの1つまたは複数の特性を示し、および/またはRMRのアクティブ化状態の変更を示し得る。DCI指示は、1つまたは複数のWTRUに関連付けられた共通参照信号のために、および/または任意の他の1つまたは複数の目的のために、1つまたは複数の送信の動的制御を与えるために使用され得る。
【0187】
DCIを使用するRMR指示はまた、1つまたは複数の他の送信に関連付けられた情報を与え得る。例えば、1つまたは複数のDL送信のスケジューリングのために使用されるDCIはまた、RMRを構成、アクティブ化、および/または非アクティブ化するために使用され得る要素を含み得る。
【0188】
RMR指示は、1つまたは複数のセル固有目的のために使用され得る。RMR関係制御情報は、別の送信(例えば、1つまたは複数のマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)送信)、別個の測位参照信号(PRS)、および/またはシステム情報ブロードキャストをスケジュールし、および/または示し得る、DCI中に含まれ得る。
【0189】
RMR指示は、スプリットDCI手法を使用して実装され得る。例えば、WTRUは、マルチステップ物理レイヤシグナリング(例えば、DCI)を予期し得る。本明細書で使用される「DCI」は、任意の物理レイヤシグナリング方法を指すことがある。
【0190】
WTRUは2ステップDCI手法を予期し得る。図6は、例示的なDCI構成およびアクティブ化/非アクティブ化プロセスを示す図600を示す。ブロック651において、RMR601および602など、少なくとも1つのRMRの構成を送信するために、第1のDCI610(例えば、長期、広帯域、および/またはより頻度が低いDCI、ここで、より頻度が低いDCIは複数のWTRUに適用可能であり得る)が使用され得る。第1のDCI610の構成は、1つの、(例えば、複数のWTRUに共通の)複数の、または(例えば、単一のWTRUに専用の)全てのRMRパラメータを含み得る。第1のDCI610はまた、または代わりに、例えば、1つまたは複数の測定のために、リソースとして使用され得る、RS631およびRS632など、1つまたは複数のRSを示し得る。
【0191】
ブロック652において、RMR602など、第1のDCI610中でもそれのためのパラメータが与えられ得る同じRMRのためのパラメータを与えるために、第2のDCI620(例えば、短期、サブバンド、および/または単一のWTRUまたは送信に適用可能であり得るより頻繁に送信されるDCI)が使用され得る。第2のDCI620は、(例えば、同じくRMR602に関連付けられ得る)第1のDCI610中で示されるパラメータよりもしばしば変化し得る、RMR602など、RMRに関連付けられたパラメータを示し得る。
【0192】
例えば、WTRUは、ブロック651において第1のDCI610中で、RMRのためのパラメータおよび/またはRMR(例えば、RMR602)に関連付けられた構成に対する参照を受信し得る。そのようなWTRUは、WTRUがそのようなRMRを使用してさらなるアクションを実施すべきであるかどうかを決定し得る。例では、(例えば、サブバンドまたはサブバンドを制御するチャネル中にあるかまたはそれにわたる制御領域中で送信され得る)ブロック652における第2のDCI620の受信は、そのようなWTRUを、いくつかの例では、第2のDCI620によって使用されるサブバンド上でのRMRの実際の送信を予期するようにトリガし得る。
【0193】
WTRUは、ブロック652において、第2のDCI620など、DCIを受信し得、DCIは、RMR602など、1つまたは複数のRMRが、オンにされる(例えば、アクティブ化され、および/または、関連付けられた送信のために適用可能である)かまたはオフにされる(非アクティブ化される)ことがあることを示し得る。例えば、第2のDCI620は、例えば、特定の時間スケール上でRMR602を動的にオンおよび/またはオフにするためにブロック652において使用され得る。そのような時間スケールは、シンボル(またはそれの複数)、サブフレームおよび/もしくはTTI(またはそれの複数)、並びに/またはサブバンド(またはそれの複数)に対応し得る。
【0194】
第2のDCI620など、DCIは、限定はしないが、時間、周波数、コード、および/または空間など、パラメータを含み得る構成に基づいて、RMR601およびRMR602の一方または両方など、RMRを動的にオンおよび/またはオフにするために使用され得る。そのようなパラメータは、RMRをどのようにおよび/またはいつ動的にオンおよび/またはオフにすべきかを決定するために使用され得る。あるいは、または追加として、第2のDCI620などのDCIは、異なるサブフレーム(またはTTI)および/またはサブバンドのためのRMRの目的を示し得る。
【0195】
第2のDCI620は、比較的短い時間フレーム内で、RMR601など、RMRのパラメータを変更または調整するために使用され得る。例では、ブロック653において、第2のDCI620は、固定持続時間(例えば、ライフスパン)など、1つまたは複数のパラメータを用いてRMR601をアクティブ化し得る。そのような例では、第2のDCI620は、ブロック653において使用されるパラメータとは異なり得る1つまたは複数のパラメータを用いて、ブロック654においてRMR601をアクティブ化し得る。
【0196】
第2のDCI620は、RMR601など、RMRを非アクティブ化するために使用され得る。例では、ブロック655において、第2のDCI620は、RMR601を非アクティブ化し得る。
【0197】
ブロック656において、第1のDCI610は、RMR603および604など、少なくとも1つの他のRMRの構成を送信するために使用され得る。
【0198】
第2のDCI620など、第2のDCIは、第1のDCI610など、第1のDCIとの1つまたは複数の組合せにおいて適用可能であり得る。適切な第1のDCIと適切な第2のDCIとの組合せが、(例えば、第1のDCI610および第2のDCI620など、第1のおよび/または第2のDCI中で)明示的に示され得る。第1のDCI610など、第1のDCIは、第2のDCI620など、第2のDCIのためのスケジューリング情報および/または存在情報(例えば、存在指示)を含み得る。
【0199】
第1のDCIと第2のDCIとの間の関係が、暗黙的に決定され得る。第1のDCI610など、第1のDCIは、1つまたは複数のサブバンド、シンボル、および/またはサブフレームのセットに関連付けられ得る。そのような第1のDCIに関連付けられたサブフレームおよび/またはサブバンドのセット内でWTRUによって受信され得る、第2のDCI620など、第2のDCIは、そのようなWTRUによって、そのような第1のDCIに関連付けられると仮定され得る。
【0200】
図7は、例示的なDCIプロセスを示す図700を示す。ブロック710において、WTRUは、例えば、UL上で1つまたは複数のRSについての要求を送信し得、ここで、そのようなWTRUは、それが性能劣化を経験し得ると決定し得る。例では、そのような要求は送信されないことがある。
【0201】
ブロック720において、DCI721が、DL上でRS731およびRS741を示し得る。DCI721は、RS731およびRS741がCSI測定のために使用され得るリソースであり得ることを示し得る。RS731は、ブロック730において与えられ得、RS741は、ブロック740において与えられ得る。
【0202】
ブロック750において、後続のDCI751が、DL中でCSI報告761を要求し得る。例では、RS731は信号に関連付けられ得、RS741は干渉に関連付けられ得る。あるいは、RS741は信号に関連付けられ得、RS731は干渉に関連付けられ得る。ブロック760において、CSI報告761はUL中で送信され得る。
【0203】
WTRUはRMRアクティブ化を逃し得る。そのようなWTRUは、1つまたは複数の構成された測定を実施しないことがある。そのようなRMRに関連付けられた測定および/またはチャネル推定プロシージャ(例えば、データ復調、測定フィードバック)は、実施することが困難であり得る。いくつかの例では、そのような測定プロシージャは、実施されることが可能でないことがある。そのような例では、WTRUは、例えば、1つまたは複数の関連付けられたサービングTRPに、関連付けられたプロシージャを実施することに失敗したことを報告し得る。そのようなWTRUは、失敗の原因を、RMRがないこととして示し得る。
【0204】
WTRUはRMR非アクティブ化を逃し得る。そのようなWTRUは、非アクティブ化がそれについて逃されたRMRに関連付けられた1つまたは複数の目的に関連付けられた1つまたは複数の測定および/または他のタスクを実施することを試み続け得る。そのようなWTRUは、RMRが存在することをWTRUが間違って予期する、1つまたは複数のリソースを使用して、そのような1つまたは複数の測定および/または他のタスクを実施することを試み得る。例では、WTRUは、例えば、第1のRMRインスタンスへのある程度の依存を有したとWTRUが仮定し得る第2のRMRインスタンスとの比較に基づいて、第1のRMRインスタンスに対してとられていることがある1つまたは複数の測定の異常な変化を決定することが可能であり得る。そのようなWTRUは、それが予期されない変化を経験したことをTRPに報告し得る。そのような報告に基づいて、TRPは、WTRUがRMR非アクティブ化を成功裡に受信しなかったと決定し得る。
【0205】
RMRプロセスは、複数のRMRインスタンスを含み得る。WTRUは、第1のRMRプロセスの異なるRMRインスタンスに基づいてとられる測定の類似度を予期し得る。測定が、例えば、(構成可能であり得る)閾値量だけ変化した場合、WTRUは、予期されない変化が起こっていることがあると決定し得、そのような予期されない変化の指示をTRPに与え得る。
【0206】
WTRUは、チャネル推定のためにRMRプロセスを使用し得、および/または、信号強度が、例えば、2つの連続するRMR値を上回る閾値量超だけ変化したと決定し得る。そのようなWTRUは、そのような決定をTRPに示し得る。
【0207】
WTRUは、RMR非アクティブ化および/またはRMRアクティブ化の受信に肯定応答し得る。WTRUは、1つまたは複数の長期RMRプロセスのためのRMR非アクティブ化および/またはRMRアクティブ化の受信に肯定応答し得る。WTRUは、フィードバック測定がそれについて適用可能であり得る1つまたは複数のRMRインスタンスを示し得る。
【0208】
RMRの存在は、暗黙的様式でWTRUに示され得る。例えば、WTRUは、暗黙的手段を介してRMRの存在を決定し得る。1つまたは複数のDLリソースを付与し得るDCIは、例えば、1つまたは複数のDL送信を復調する際に使用するために、RMRの存在を、暗黙的に構成し、アクティブ化し(例えば、1つまたは複数の送信に適用可能であり)、および/または示し(例えば、関連付けられた送信に適用可能であり)得る。
【0209】
RMRの存在は、WTRUに測定フィードバックを要求すると、決定され得る。
【0210】
第2のRMRの受信は、第1のRMRの受信に依存し得る。例えば、WTRUは、送信されることを含むかもしくはそれに関連付けられ得る第1のRMRによって構成および/またはアクティブ化され得、そのような構成は、第1のRMRの存在をWTRUに暗黙的に示し得る。
【0211】
1つまたは複数の参照信号、またはそれらの、第2のRMRのための1つまたは複数の測定の受信は、第1のRMRの受信への依存性を有し得る。例えば、WTRUは、第2のRMRの同様の構成および/またはアクティブ化状態(例えば、アクティブ化または存在)を示し得る第1のRMRで構成され、および/またはそれの存在を予期するためにアクティブ化され得る。そのようなWTRUは、例えば、そのような第2のRMRに対する1つまたは複数の測定をトリガするために使用され得る成果を決定するために、そのような第1のRMRに対する測定を受信および/または実施し得る。
【0212】
RMRの指示は、例えば、1つまたは複数の送信パラメータの構成された変更に基づいて、暗黙的に決定され得る。WTRUは、SOM、フレーム構造、および/もしくは信号構造を再構成するようにとの指示並びに/または命令を受信し得る。関連付けられたRMRはまた、再構成され得る。そのようなRMR再構成は、あらかじめ決定され得る。
【0213】
RMR再構成は、新しい信号構造の機能に基づき得る。あるいは、または追加として、RMR構成は、信号構造に関連付けられると仮定され得る。そのような信号構造の変更は、関連付けられたRMRの非アクティブ化を示し得る。WTRUは、(信号構造などの)1つまたは複数の送信パラメータのためのRMR構成を記憶し得る。例えば、前に使用された送信パラメータのセットを使用するように再構成されると、そのようなWTRUは、送信パラメータのそのようなセットに関連付けられた1つまたは複数の前に構成されたRMRおよび/または1つまたは複数のRMR構成を再利用し得る。
【0214】
RMR構成は、1つまたは複数のTRP、TRPG、システムシグネチャ、セル識別情報など、またはそれらの任意の組合せに関連付けられ得る。そのようなTRP、TRPG、システムシグネチャ、セル識別情報など、またはそれらの任意の組合せ(例えば、モビリティイベント)のうちの1つまたは複数を修正し得るWTRUの再構成は、関連付けられたRMR構成を再構成し得る。例えば、WTRUは、事前構成および/またはRMR構成のリストに基づいて、適用可能なRMR構成を決定し得、それらの各々は、1つまたは複数のTRP、TRPG、システムシグネチャ、セル識別情報など、またはそれらの任意の組合せに関連付けられ得る。
【0215】
WTRUに送信され、および/またはそれから受信され得る1つまたは複数のDLおよび/またはUL送信のために、例示的なフレーム構造が使用され得る。そのような例示的なフレーム構造は、TRPによって送信され、WTRUおよび/または別のTRPによって受信され得るプリアンブルを含み得る。このプリアンブルは、フレーム構造の始まりより前にまたは始まりにおいて、いくつかの例では、フレーム構造の始まりの直前に、送信および/または受信され得る。そのようなプリアンブルは、半静的に構成され得るRMRを含み得る。そのようなRMRは、プリアンブル内で送信され得る情報の復調を可能にし得る。
【0216】
プリアンブルは、そのようなプリアンブルがそれについて送信され得るフレームおよび/またはサブフレームのセットのうちの少なくとも1つ中にあり得る1つまたは複数の制御領域のために使用され得るRMR(例えば、プリアンブルに並行して送信され得るRMR)を含んでいることがある。あるいは、または代わりに、プリアンブルは、そのようなプリアンブルがそれについて送信され得るフレームおよび/またはサブフレームのセットのうちの少なくとも1つ中の1つまたは複数の制御領域のために使用され得るRMRの存在および/または1つまたは複数のパラメータを決定するようにそのようなWTRUに示し、および/または命令するWTRUへの指示を含み得る。プリアンブルの送信は、限定はしないが、本明細書で説明されるように、第1のDCIおよび/または第2のDCIなど、DCIの送信を含み得る。
【0217】
プリアンブルは、1つまたは複数のRMRのための構成を含み得る。そのようなプリアンブルに関連付けられ、および/またはそれとともに含まれるRMR構成は、プリアンブルがそれについて送信され得るフレームまたはフレームのセットについて有効であり得る。そのようなプリアンブルに関連付けられ、および/またはそれとともに含まれるRMR構成は、プリアンブルがそれについて送信されたフレーム(またはサブフレーム)のサブセットについて有効であり得る。プリアンブル送信は、限定はしないが本明細書で説明されるように、第1のDCIおよび/または第2のDCIなど、DCIの送信を含み得る。
【0218】
WTRUは、1つまたは複数のTRP、TRPG、システムシグネチャ、セル識別情報など、またはそれらの任意の組合せのための1つまたは複数のダウンリンクおよび/またはアップリンク送信のために適用可能であり得るRMRを決定し得る。あるいは、または追加として、WTRUは、ランダムアクセス(RA)プリアンブルの送信の関数であり得るランダムアクセス応答(RAR)を含んでいることがある1つまたは複数のダウンリンクおよび/またはアップリンク送信のために適用可能であり得るRMRを決定し得る。あるいは、または追加として、WTRUは、1つまたは複数のTRP、TRPGの識別情報、システムシグネチャ、セル識別情報など、またはそれらの任意の組合せに応じてRARを含み得る送信のために適用可能であり得るRMRを決定し得る。
【0219】
RMRは、WTRUが専用シグナリングを使用してRMR(例えば、代替RMRパラメータ)を用いて再構成され得るまで、適用可能であり得る。そのようなRMRは、1つまたは複数のプロシージャに関連付けられた送信のために、例えば、ランダムアクセスプロシージャのために、モビリティ関係再構成のために、モビリティ関係プロシージャ中に、および/またはWTRUが適用可能なUu関連付けのための専用シグナリングを受信し得るまで、適用可能であり得る。例えば、WTRUは、RAプリアンブルの送信のために時間および/または周波数において使用され得る1つまたは複数のリソースに応じて、および/またはRAプリアンブルの送信のために使用されるRMRに応じて、適用可能なRMRを決定し得る。そのような決定は、関連付けられたRARの受信に適用可能であり得るRA-RNTIに応じて実施され得る。例では、そのような決定は、適用可能な識別情報と組み合わせて実施され得る。
【0220】
WTRUは、データ送信および/または受信のために使用され得る1つまたは複数のリソースに基づいて、RMRを決定する(例えば、RMRを暗黙的に決定する)ように構成され得る。第1のWTRUは、別の(第2の)WTRUとの接続を確立し得るか、または場合によってはそれとの通信を始め得る。第1および第2のWTRUは、互いと通信するために使用され得る1つまたは複数のリソースのセットを決定し得る。送信WTRUであり得るそのようなWTRUのうちの1つは、所与の時間期間(例えば、スケジューリング期間)の間の1つまたは複数の送信のためのリソースのセットを選定し得る。関連付けられたRMRは、所与の時間期間(例えば、スケジューリング期間)の持続時間の間有効であり得る。あるいは、または追加として、RMRは、1つまたは複数のリソース定義の一部として定義され得る。
【0221】
WTRUは、それが、1つまたは複数のRMRの送信および/または様々な機能のための1つまたは複数の既存のRMRの再構成を使用し得ると決定し得る。WTRUは、例えば、測位目的のために、オンデマンドPRS要求機構をサポートし得る。そのような要求は、適用可能なプロシージャ、所望の精度、速度推定などのうちの1つまたは複数など、1つまたは複数の要求パラメータを含み、および/または示し得る。WTRUは、WTRU自律モビリティを実施するために、オンデマンドRMR要求機構をサポートし得る。
【0222】
WTRUは、例えば、UL送信中でRMR要求を送信することによって、RMRの送信を要求し得る。WTRUは、それがRMRを要求し得る、周期ULリソースを有し得る。そのようなWTRUは、それが1つまたは複数のRMRの送信を望むとき、信号を送信し得、それは、それが1つまたは複数のRMRの送信を望まないとき、サイレントのままであり得る。WTRUは、WTRUがRMRを望むかどうかを示し得るコードポイントを送信し得る。
【0223】
WTRUは、1つまたは複数の要求、情報、および/またはRMR要求でない任意の他のデータを含み得るUL送信上のRMR要求を「ピギーバック」し得る(例えば、WTRUは、RMR要求を、それが場合によってはRMR要求でないことがあるUL送信に伴うように、送信し得る)。WTRUは、データの送信のためのULリソースを付与され得、そのようなWTRUは、付与されたULリソースにRMR要求を付加し得る。あるいは、または追加として、WTRUは、それが送信することを望み得るULフィードバックを有し得、それがULフィードバックおよび/または1つまたは複数のUCI送信とともに送り得るRMR要求に付加し得る。例では、WTRUは、DL送信の後にUL HARQを送信し得る。例では、WTRUは、以前のRMR構成に基づいて報告すべきフィードバックを有し得る。そのようなWTRUは、そのようなフィードバックとともに、そのようなフィードバックを与える送信を用いたRMR構成の変更についての要求を含み得る。WTRUは、WTRUが1つまたは複数のHARQフィードバックリソース中の1つまたは複数のRMRの送信を望み得ることをTRPに示し得る。
【0224】
WTRUは、RMRについての要求を示すためにUL制御領域を使用し得る。WTRUは、UL送信を自律的にスケジュールし得、UL制御領域を使用してそうすることがある。制御領域(またはUL制御領域中で送信されるUCI中のフィールド)内のチャネルが、1つまたは複数のRMR送信を要求するためにそのようなWTRUによって使用され得る。
【0225】
RMRについてのWTRU要求は、RMRの目的の指示など、RMRの1つまたは複数のパラメータを含み得る。そのような要求は、要求のために使用される(例えば、時間、周波数、空間、および/または適用可能なヌメロロジーにおける)リソース、コードポイント、および/または要求の送信に関連付けられ得る任意の他の態様に応じて、(例えば、RMRの目的の指示を使用することによって)RMRの1つまたは複数の態様を暗黙的に示し得る。
【0226】
WTRUは、1つまたは複数の様々な基準および/またはイベントによってRMRの送信または再構成を要求するようにトリガされ得る。そのような基準および/またはイベントは、復調性能の変化であり得る。WTRUが、あらゆるDL送信中で復調のために使用されるRMRを受信するとは限らないことがある場合、そのようなWTRUは、前のDL送信と比較して、受信されたDL送信のSINRの変化を決定し得る。
【0227】
WTRUは、WTRUのデコーダの性能が変化したと決定し得る。そのようなWTRUは、1つまたは複数の将来のおよび/または前のDL送信の復調におけるチャネル推定のために使用され得る新しいまたは再構成されたRMRを要求するようにトリガされ得る。例えば、WTRUは、1つまたは複数のDL送信とともにスケジュールされ得、それのチャネル推定が古いことがあると決定し得る。そのようなWTRUは、1つまたは複数のDL送信をバッファし得、1つまたは複数のスケジュールされたDL送信とともにそのようなものを復調する際に使用するためのRMRの送信を要求し得る。
【0228】
WTRUは、再送信のための要望に基づいて、RMRの送信または再構成を要求するようにトリガされ得る。そのようなWTRUは、同じまたは複数のトランスポートブロックのための、あらかじめ決定されたまたは動的に決定された数のNACKの受信時に、RMRを要求するようにトリガされ得る。そのようなWTRUはまた、または代わりに、同じまたは異なるTRPから受信された、あらかじめ決定されたまたは動的に決定された数のNACKの受信時に、RMRを要求するようにトリガされ得る。そのようなWTRUはまた、または代わりに、同じもしくは複数のトランスポートブロックのための、または同じもしくは異なるTRPからのいくつかのNACKを受信したことに基づいて、RMRの再構成を要求するようにトリガされ得る。そのような要求された再構成は、再構成されることを要求されるRMRの密度とは異なる密度に関連付けられ得る。そのような密度は、再構成されることを要求されるRMRの密度に関連付けられた性能とは異なり得る性能を可能および/または容易にし得る。
【0229】
WTRUは、オーグメントされたHARQフィードバックを与え得る。WTRUは、HARQ報告中に1つまたは複数のチャネル推定性能値(例えば、SINR、平均SINR、測定の分散、最大測定、最小測定)を含め得る。そのような1つまたは複数のチャネル推定性能値は、HARQ報告がNACKであるとき、いくつかの例では、そのようなHARQ報告が1つまたは複数の特定の再送信値についてNACKであるとき、含まれ得る。WTRUは、例では、WTRUがRMRまたはRMR構成の変更を望むかどうかをHARQフィードバック中で明示的に示し得、ここで、そのようなRMRは1つまたは複数のHARQプロセスに関連付けられ得る。WTRUは、それが新しいまたは修正されたRMRを望むことをHARQフィードバック報告中で示し得、ここで、そのような新しいまたは修正されたRMRは目的に関連付けられ得る。例では、WTRUは、それが、例えば、1つまたは複数の現在のトランスポートブロック送信の性能により、1つまたは複数のモビリティ測定を実施する目的に関連付けられた新しいまたは修正されたRMRを望むことを示し得る。
【0230】
WTRUは、RMRの測定に基づいて、RMRの送信または再構成を要求するようにトリガされ得る。例では、WTRUは、例えば、粗い測定のために使用され得る第1のRMRで構成され得る。そのようなWTRUは、より細かい測定を実施するための第2のRMRが要求され得るかどうかを決定するために、(例えば、1つまたは複数の測定閾値に基づいて)1つまたは複数のトリガを使用し得る。第1のRMRまたはRMRの第1のセットに対してとられた1つまたは複数の粗い測定は、WTRUによってTRPにフィードバックされることもフィードバックされないこともある。WTRUが1つまたは複数のより粗い測定を報告する場合、そのような報告は、第2のRMRまたはRMRの第2のセットについての要求の暗黙的指示であり得る。
【0231】
WTRUは、1つまたは複数の送信仮説の絞り込み選択に基づいて、RMRの送信または再構成を要求するようにトリガされ得る。例では、WTRUは、第1のRMRまたはRMRの第1のセットに対する第1のタイプの1つまたは複数の測定を取得し得る。そのような1つまたは複数の測定に基づいて、そのようなWTRUは、例えば、第1のRMRまたはRMRの第1のセットがサポートし得るよりも少数の送信仮説のために、第2のタイプの1つまたは複数の測定を取得するために使用され得る第2のRMRまたはRMRの第2のセットを要求するようにトリガされ得る。例では、WTRUは、第1のRMRまたはRMRの第1のセットに関連付けられ得るビームの第1のセットのための粗いチャネル状態情報を測定し得る。そのようなWTRUは、いくつかの例では、ビームの第1のセットよりも少数のビームを有する潜在的ビームの第2のセットに絞り込み選択するために、1つまたは複数の測定閾値とともに、そのような粗いチャネル状態情報測定を使用し得る。そのようなWTRUは、TRPが、潜在的ビームの第2のセットに関連付けられ得、および/または1つまたは複数のより細かい測定を可能にし得る、第2のRMRまたはRMRの第2のセットを送信することを要求し得る。
【0232】
WTRUは、TRPからの指示に基づいて、RMRの送信または再構成を要求するようにトリガされ得る。WTRUは、第2のTRPの1つまたは複数の測定に対するフィードバックを報告するようにWTRUに命令し得る指示を第1のTRPから受信し得る。WTRUは、それが第2のTRPからの1つまたは複数のDL送信中で第1のTRPから受信し得る干渉を決定し得る。そのようなWTRUは、第1のTRPにRMRを要求し得る。
【0233】
WTRUは、TRPからの送信に基づいて、RMRの送信または再構成を要求するようにトリガされ得る。WTRUは、全二重無線が可能であり得る。そのようなWTRUは、WTRUがまた、第2のTRPにUL送信を送信するためにスケジュールされ得る、同じ、または時間的に近接した時間において、第1のTRPからのDL送信の受信のためにスケジュールされ得る。第2のTRPへのUL送信のためにスケジュールされると、そのようなWTRUは、第1のTRPにRMRを要求し得る。
【0234】
WTRUは、WTRUのRMR要望の変更に基づいて、RMRの送信または再構成を要求するようにトリガされ得る。そのようなWTRUは、WTRUのステータス(例えば、速度)に基づいて、第1の1つまたは複数のRMRパラメータに関連付けられた第1のRMRまたはRMRの第1のセットを望み得る。WTRUのステータスが変化する(例えば、それの速度が変化する)ので、そのようなWTRUは、1つまたは複数のRMRパラメータの変更、または1つまたは複数のRMRの完全に新しいセットを望み得る。WTRUは、第1のRMRを使用し得る第1のタイプの接続(例えば、光接続)を使用することから、第2のRMRを使用し得る第2のタイプの接続(例えば、全接続)に変更し得、したがって、そのような変更に基づいて、RMRの送信または再構成を要求し得る。
【0235】
WTRUは、衝突の検出に基づいて、RMRの送信または再構成を要求するようにトリガされ得る。WTRUは、(例えば、サイドリンク上で)リソース衝突がいつ起きたかを決定するように構成され得、1つまたは複数のネットワークおよび/または隣接デバイスに関連付けられたRMRを要求するように構成され得る。
【0236】
WTRUは、WTRU自律モビリティに基づいて、RMRの送信または再構成を要求するようにトリガされ得る。WTRUは、好適なTRP、TRPG、システムシグネチャ、および/またはセル(例えば、それらのセット)を自律的に決定するように構成され得る。そのようなWTRUは、そのような好適なTRP、TRPG、システムシグネチャ、および/またはセルのための選択プロシージャを起動すると、RMRについての要求を起動し得る。RMRについてのそのような要求は、アクセステーブルに基づいて決定されるリソースなど、特定のリソース上でのプリアンブルの送信に対応し得る。
【0237】
WTRUは、WTRUの位置に基づいて、RMRの送信または再構成を要求するようにトリガされ得る。WTRUは、それの位置を決定するように構成され得る。WTRUによって決定され得るWTRUの位置は、粒度および/またはエラーマージンに関連付けられ得る。WTRUは、そのようなWTRUが、それが現在の位置を改良し、および/または別の位置、例えば、より粒度が細かく、より固有であり得、および/またはより低いエラーマージンを有し得る、位置を取得し得ると決定し得るとき、RMRについての要求を起動し得る(例えば、起動するようにトリガされ得る)。要求されたRMRは、例えば、位置が取得および/または決定され得るとWTRUが決定したとき、PRSとして使用され得る。
【0238】
WTRUは、粗い位置および/または粗い位置情報を有し、取得し、および/または決定し得る。そのようなWTRUは、そのような粗い位置および/または粗い位置情報の追加の改良が実施され得るとさらに決定し得る。そのようなWTRUは、例えば、そのようなPRSの周波数を増加させる目的のために、および/または(例えば、時間におけるおよび/または周波数における)1つまたは複数の異なる特性をもつPRS信号を有する目的のために、要求を起動し得る。追加の改良のためのそのような決定は、例えば、異なるRMR-PRSが異なる粒度に関連付けられ得る、測位の目的のために1つまたは複数のRMRの構成に基づき得る。
【0239】
WTRUは、無線リンク監視および/または無線リンク回復に基づいて、RMRの送信または再構成を要求するようにトリガされ得る。WTRUは、それが、1つまたは複数の無線リンク問題であり、および/またはそれを経験したと決定し得る。この決定は、限定はしないが、RMRを使用する測定、およびLTEシステムにおいて使用される方法(例えば、同期外れ検出)と同様であり得る方法に基づく測定など、様々な測定のいずれかに基づき得る。例では、WTRUは、それが無線リンクおよび/またはチャネル品質推定を実施するために1つまたは複数の参照信号を使用し得ると決定し得、ここで、そのような推定は、1つまたは複数の無線リンク問題に対処するために使用され得る。そのような例では、それを決定したことに応答して、WTRUは、1つまたは複数の無線リンク問題に対処するために無線リンクおよび/またはチャネル品質推定を実施するために1つまたは複数の参照信号を使用し得る。例えば、WTRUは、例えば、回復目的のために、および/または無線リンク問題の確認のために、RMRについての要求を起動し得る。
【0240】
TRPは、例えば、任意のRMRの指示について本明細書で説明される様式と同様の様式で、WTRU要求されたRMRの存在を示し得る。TRPは、WTRUによって要求されていることがある1つまたは複数のRMRパラメータの変更が行われた肯定応答を示し得る。例えば、RMR密度の1つまたは複数のあらかじめ決定された値があり得る。WTRUは、RMR密度の第1の値で構成され得る。そのようなWTRUは、第2の値へのRMR密度の変更を要求し得る。TRPは、要求された変更がRMR構成の全てを再送信することなしに行われたことを示す肯定応答を送信し得る。
【0241】
WTRUは、それがRMRを送信するために使用し得る1つまたは複数のリソースを要求し得る。限定はしないが、1つまたは複数のRMRのDL送信のためのWTRUからの要求をトリガし得る、本明細書に記載されるイベントのいずれかなどのイベントは、UL RMRを送信するために使用され得る1つまたは複数のリソースを要求するようにそのようなWTRUをトリガし得る。WTRUをRMRのUL送信を要求するようにトリガし得るイベントが、ULまたはSLデータを送信したいという要望として検出され得る。例では、WTRUは、データのWTRU自律送信が可能であり得、復調を可能にするためにRMRを含め得る。
【0242】
限定はしないが、本明細書に記載されるイベントのいずれかなどのイベントは、WTRUを、RMRのUL送信を自律的に実施するようにトリガし得る。WTRUは、それがイベントトリガ型UL RMRをそれの上で送信し得るリソースを事前構成し得る。そのようなリソースは、WTRUのセットのために構成され得、および/または競合ベースであり得る。WTRUのそのようなセット内の各WTRUは、RMR送信識別情報を有し得る。RMR送信の1つまたは複数のパラメータは、例えば、競合解消を容易にするために、WTRU識別情報に依存し得る。
【0243】
WTRUは、1つまたは複数のRMRに関連付けられた1つまたは複数の測定を実施し、および/または報告するように構成され得る。測定構成は、1つまたは複数のRMRの構成と並行して、および/または1つまたは複数のフィードバックリソースの構成と並行して実装され得る。例えば、WTRUは、測定および/または1つまたは複数のフィードバックリソースで構成され得、そのようなWTRUに、1つまたは複数のRMRに1つまたは複数の測定および/または1つまたは複数のフィードバックリソースを関連付けるように命令する指示をTRPから受信し得る。例えば、WTRUは、RMRの少なくとも1つのインスタンス、少なくとも1つの関連する測定(または測定目的)、および/またはフィードバックリソースの少なくとも1つのインスタンスの存在を示され(例えば、それらを示す指示メッセージを受信し)得る。例では、指示メッセージは、RMRのインスタンス、関連する測定(または測定目的)、およびフィードバックリソースのインスタンスの存在の各々の1つまたは複数を示し得る。
【0244】
測定構成は、半静的に構成され得るRMRに関連付けられ得る。例えば、プリアンブルまたは制御チャネル内に位置するRMRは、半静的に構成され得る。測定構成はまた、または代わりに、動的に制御されるRMRに関連付けられ得る。
【0245】
測定構成は、周期フィードバック、非周期フィードバック、および/またはトリガされたフィードバックのために使用され得る。測定構成は、1つまたは複数のRMRのための構成および/またはアクティブ化情報を含み得る。例えば、測定フィードバック構成は、1つまたは複数のRMR構成を含み、および/または指すことがある。
【0246】
測定構成は、RMR構成のサブセットを含み得る。測定構成は、RMRのリソースのサブセットに適用され得る。例では、RMRは、複数のサブキャリアにわたるリソース上で送信され得、測定構成は、そのような複数のサブキャリアのサブセットに適用可能であり得る。RMRは、複数のシンボル、サブフレーム、および/またはTTIにわたり得るリソース上で送信され得、測定構成は、複数のシンボル、サブフレーム、および/またはTTIのサブセットに適用可能であり得る。
【0247】
測定構成は、1つまたは複数のRMRを絞り込み選択するための1つまたは複数のWTRUルールを含み得る。測定構成は、RMRおよび/またはRMRプロセスに結びつけられ得る。WTRUは、RMR構成に関連付けられたRMRインスタンスまたはRMRリソースのサブセットを決定し得る。そのようなWTRUは、RMRインスタンスまたはRMRリソースのそのようなサブセットに対する1つまたは複数の測定を実施し得る。そのような1つまたは複数の測定は、各々、ネットワークに折り返し報告され得る最終測定であり得る。RMRインスタンスおよび/またはRMRリソースを絞り込み選択するときにWTRUが従い得る1つまたは複数のルールは、あらかじめ決定され、前に構成され、並びに/または動的に構成および/もしくは決定され得る。
【0248】
測定構成は、RMR測定構成を含み得る。そのようなRMR測定構成は、複数のRMRおよび/またはRMRの複数のリソース間の関係をWTRUに示し得る(例えば、ここで、RMRの複数のリソースが、例えば、RMRの1つのインスタンス化を用意するために使用される各個々のリソースとして定義され得、またはRMRの各インスタンス化が、時間期間内に複数回送信されるように定義され得る)。
【0249】
WTRUは、そのようなWTRUがそれらの各々に基づいて同じ測定タイプをとり得る、複数のRMRで構成され得る。RMR測定構成は、そのような複数のRMRのすべてが同じ瞬時チャネル実現形態を表し得ることをWTRUに示し得る。例では、WTRUは、短期チャネル測定を実施し得る。例では、RMR測定構成は、WTRUに、構成されたRMRのセット(または1つまたは複数のRMRに関連付けられたリソースのセット)が、複数のチャネル実現形態にわたり得、または複数のチャネル実現形態にわたると仮定され得ることを示し得る。そのようなWTRUは、長期チャネル測定(例えば、長期チャネル統計値タイプ測定)を実施し得る。
【0250】
WTRUは、RMRプロセスで構成され得る。そのようなRMRプロセスは、1つまたは複数のRMRインスタンスのセットに関連付けられ得る。測定構成(例えば、動的シグナリングによって与えられる構成)は、測定を取得するために組み合わせられ(例えば、平均化され)得るそのようなRMRプロセスに関連付けられたRMRインスタンスのセットを示し得る。そのような測定構成は、1つまたは複数のRMR、RMRプロセス、並びに/またはRMRおよび/もしくはRMRプロセスに関連付けられたRMRインスタンスを示し得る。そのような測定構成は、RMR、RMRプロセス、またはRMRインスタンスの少なくとも1つのための測定目的を示し得る。例えば、そのような測定構成は、複数のRMR(またはそれらの指示)を含み得、それらの各々は、異なる測定目的に関連付けられ得る(例えば、第1のRMRは、信号強度を測定するためにWTRUによって使用され得る、第2のRMRは、ドップラーを測定するためにWTRUによって使用され得る、第3のRMRは、チャネル占有を測定するためにWTRUによって使用され得るなど)。
【0251】
測定構成は、1つまたは複数の測定タイプを含み得る。測定タイプは、限定はしないが、本明細書で説明される測定目的など、測定目的と同様であり得るが、同様である必要はない。測定タイプは、WTRUに、(例えば、特定の)CSI測定が、関連付けられたRMRに対して実施され得ることを示し得る。測定タイプは、1つまたは複数のRMRのとられ得る測定のセットの機能に基づいて取得され得る。例えば、WTRUは、第1のRMR(またはRMRプロセスもしくはRMRインスタンス)に対する第1の測定と第2のRMR(またはRMRプロセスもしくはRMRインスタンス)に対する第2の測定とを取得し得る。測定構成中で示される測定タイプは、そのようなWTRUに、第3の測定を決定または生成するために、第1の測定と第2の測定とを組み合わせるためにWTRUが使用し得る機能を示し得る。そのような第3の測定は、測定構成の意図された結果であり得、および/またはトリガイベントまたは基準が満たされたかどうかを決定するために使用され得、ここで、そのようなトリガイベントまたは基準は、満たされた場合、測定報告をトリガし得る。
【0252】
測定構成は、1つまたは複数の測定フィードバックリソースを含み得る。そのような1つまたは複数の測定フィードバックリソースは、例えば、周期的に、非周期的に、および/またはトリガされたフィードバックを報告するためにWTRUによって使用され得る。
【0253】
測定構成は、測定または関連付けられたプロシージャの目的の指示を含み得る。測定構成は、1つまたは複数のRMRに関連付けられた単一の目的を示し、および/またはそれに関連付けられ得る。あるいは、または追加として、測定構成は、1つまたは複数のRMRに関連付けられた複数の目的を示し、および/またはそれに関連付けられ得る。例では、WTRUは、(例えば、復調、モビリティ、無線リンク監視など)測定構成とプロシージャとの間の関連付けを決定し得る。
【0254】
WTRUは、WTRUが実施し、アクセスし、および/または、取得していることがある1つまたは複数の測定へのアクセスを記憶および/または場合によっては維持しないことがある。測定構成は、1つまたは複数の測定トリガを含み得、それらの各々は、関連付けられたWTRUを、1つまたは複数の測定を実施するようにトリガし得る。
【0255】
第1の測定構成において構成される測定トリガが、第2の測定構成に基づいて実施され得る1つまたは複数の測定の1つまたは複数の結果に関連付けられ得る。そのような第2の測定構成は、限定はしないが、第2の測定構成に関連付けられ得る第2のRMR上の長期チャネル統計値の集合など、1つまたは複数の測定を実施するようにWTRUを構成し得る。そのような1つまたは複数のそのような測定および関連付けられたトリガに基づいて、WTRUは、第1の測定構成において構成され得る1つまたは複数の測定を実施するようにトリガされ得る。さらに、または代わりに、WTRUは、第1の測定構成において与えられ得るトリガによってトリガされ得る、
測定構成は、WTRUに、独立RMR、RMRプロセス、および/またはRMRインスタンスであり得る1つまたは複数の測定のリストを示し得る。あるいは、そのようなリストは、独立RMR、RMRプロセス、および/またはRMRインスタンスでないことがある1つまたは複数の測定のものであり得る。測定構成は、後続の測定が取得されるべきであるかどうかの決定を起動するために使用され得る1つまたは複数の測定トリガを示し得る。例では、WTRUは、第1のRMRに対する第1の測定および第2のRMRに対する第2の測定で構成され得る。そのようなWTRUはまた、例えば、閾値を達成することに基づくトリガなど、そのような第1の測定に基づき得る測定トリガで構成され得る。そのような第1の測定が、そのような測定トリガのトリガ条件を満たすか、または場合によってはそのような測定トリガをアクティブ化する(例えば、ここで、そのような第1の測定が、閾値を満たすかまたは超える)と、WTRUは、第3の測定を実施および/または計算し得る。そのような第3の測定は、第3のRMR並びに/または第1および/もしくは第2の測定の機能のものであり得る。
【0256】
例では、WTRUは、測定をトリガし得るダウンリンク制御情報(例えば、DCI)を受信し得る。そのようなDCIは、RMR構成および/または適用可能なRMR構成の識別情報を含み得る。そのようなDCIはまた、または代わりに、トリガされた測定に関連付けられ得る報告のためのスケジューリング情報を含み得る。
【0257】
測定構成は、1つまたは複数の報告トリガを含み得る。WTRUは、測定構成によって構成された全ての測定を報告するとは限らないことがある。そのような測定構成は、測定を報告するようにWTRUをトリガするために使用され得る1つまたは複数の基準を与え得る。例では、WTRUは、測定報告をトリガし得るダウンリンク制御情報(例えば、DCI)を受信し得る。そのようなDCIは、適用可能なRMR構成の識別情報を含み得る。そのようなDCIはまた、または代わりに、トリガされた測定に関連付けられ得る報告に関連付けられ得るスケジューリング情報を含み得る。
【0258】
測定構成は、1つまたは複数の関連付けられたTRP、TRPG、システムシグネチャ、セル、およびデバイス識別情報の指示を含み得る。そのような測定構成は、そのような測定が適用され得る、TRPもしくはTRPのセットおよび/またはWTRUまたはWTRUデバイスのセットを与え得る。
【0259】
測定構成は、ランダムアクセス構成を含み得る。WTRUは、1つまたは複数のRMR、および/またはそれに関連付けられた情報で構成され得る。そのようなRMRの各々は、セル、TRP、TRPG、および/またはシステムシグネチャ選択のうちの1つまたは複数を支援するか、またはそれを容易にし得る。
【0260】
WTRUは、アクセス権利、ランダムアクセスパラメータなど、1つまたは複数のアクセス関係パラメータで構成され得、それらのいずれかも、WTRUにおいて、構成された1つまたは複数のRMRに関連付けられ、または構成された情報に関連付けられ得る。そのようなWTRUは、そのような1つまたは複数のRMR構成または情報を使用して1つまたは複数の測定を実施し得る。そのようなWTRUは、そのような測定のうちの1つまたは複数が好適なまたは場合によっては準拠する結果を生じたかどうかを決定し得る。
【0261】
そのようなWTRUは、RMRに関連付けられた構成が、関連付けられたセル、TRP、TRPG、および/またはシステムシグネチャに対応し得るかどうかを決定するために、そのようなRMRに関連付けられたアクセス関係パラメータを比較または場合によっては使用し得る。そのようなセル、TRP、TRPG、および/またはシステムシグネチャが、そのようなRMRに対応すると決定された場合、WTRUは、そのようなパラメータを使用してそのようなRMRのアクセスを起動し、いくつかの例では、それのランダムアクセスを実施し得る。そのようなWTRUは、そのようなRMRのいずれかに関連付けられた構成が、セル、TRP、TRPG、および/またはシステムシグネチャに対応するかどうかを決定するために、並びに、関連付けられたパラメータを使用して任意のそのようなRMRのアクセス(例えば、ランダムアクセス)を起動すべきかどうかを決定するために、アクセス関係パラメータのそのような比較および/または使用を実施し得る。
【0262】
WTRU自律モビリティ例では、WTRUは、そのようなWTRUが、RMRに関連付けられたセル、TRP、TRPG、および/またはシステムシグネチャを、それぞれサービングセル、サービングTRP、サービングTRPG、および/またはサービングシステムシグネチャ(「サービングセット」)として見なすかどうかを決定するために、そのようなRMRを使用し得る。そのようなWTRUは、異なるRMRが、サービングセル、サービングTRP、サービングTRPG、および/またはサービングシステムシグネチャに関連付けられるべきであると決定し得る。
【0263】
RMRがサービングセットに追加され得る場合、WTRUは、そのような追加されたRMRに関連付けられたセル、TRP、TRPG、および/またはシステムシグネチャが、そのようなサービングセットに前に関連付けられたセル、TRP、TRPG、および/またはシステムシグネチャと同じエリアの一部であり得るかどうかを決定し得る。そうでない場合、そのようなWTRUは、限定はしないが、例では、RANベースであり得るロケーション更新など、1つまたは複数の機能を実施するためにそのような追加されたRMRに関連付けられたアクセスパラメータを使用し得る。
【0264】
WTRUは、上位レイヤシグナリングを介した測定構成で構成され得る。WTRUは、DL送信モードで構成され得る。そのような送信モードは、TTI持続時間、信号構造、およびRMRのうちの1つまたは複数を含み得る。測定構成は、送信モード構成と並行して適用され得る。そのような測定構成は、RMRの目的(例えば、復調)の指示を与え得る。
【0265】
測定構成は、動的に制御され得る。動的測定構成は、RMRを構成し得るDCI(または他の制御チャネル)によって実施または場合によっては実装され得る。DCIは、測定構成を与えるために制御領域中で送信され得る。例では、RMR構成のために使用され得る専用DCIが測定構成のために使用され得る。例では、第1の(例えば、長期または広帯域)DCIは、1つまたは複数のRMRを構成し得、第2の(例えば、短期またはサブバンド)DCIは、1つまたは複数の測定構成を与え得る。そのような1つまたは複数のRMRは、そのような第1のDCIによってカバーされ得るリソースにわたって存在し得、そのような1つまたは複数の測定構成は、そのような第2のDCIによってカバーされるリソース(例えば、サブフレームまたはシンボル、サブキャリア、またはサブバンド)に適用され得る。
【0266】
動的測定構成は、DL送信をスケジュールし得るDCI(または他の制御チャネル)によって実施または場合によっては実装され得る。DL送信をスケジュールするDCIは、関連付けられた測定構成を含み得る。そのような測定構成は、関連付けられたDL送信の復調のために使用され得るRMRをマッピングするために使用され得る。
【0267】
動的測定構成は、MAC制御要素(「MAC CE」)によって実施または場合によっては実装され得る。WTRUは、1つまたは複数の測定構成を含み得るMAC CEを受信し得る。そのようなMAC CEは、RAR中に含まれ得る。そのようなMAC CEは、ダウンリンク送信上で受信され得る。WTRUは、そのような受信されたMAC CEとともに含まれるそのような1つまたは複数の測定構成が、そのようなMAC CEを含んだダウンリンク送信に関連付けられた物理チャネル、トランスポートチャネル、および/または制御チャネルに関連付けられ得るSOMに適用可能であり得ると決定し得る。
【0268】
WTRUは、TRPによって構成され得るリソース中で測定を報告し得る。フィードバックリソースの構成は、測定構成内で実施され得る。WTRUは、それ自体の測定に基づいて、並びに、またはそれの代わりに、限定はしないが、本明細書に記載され得、WTRUがそれのために測定を実施し得る、任意の1つまたは複数の目的など、1つまたは複数の目的に対処し得る測定を報告することに基づいて、情報を報告し得る。
【0269】
WTRUは、実施された測定に基づき得る値を報告し得る。そのような実施された測定に関連付けられた目的は、1つまたは複数の様々なフィードバック報告を与え得、それらの各々は、実施された測定に依存し得る。例では、WTRUは、とられた測定の量子化されたバージョンを報告し得る。例では、WTRUは、1つまたは複数の取得された測定に関連付けられた1つまたは複数の測定閾値に基づいてフィードバック報告を与え得る。
【0270】
WTRUは、とられた測定に応じて、チャネル利用の異なるレベルおよび/またはタイプを報告し得る。そのようなWTRUは、それが干渉および干渉タイプを検出することを試み得るRMR(例えば、ブランキングされたRMR)で構成され得る。そのようなWTRUは、構成されたRMR上で遭遇されていることがあるチャネル利用のタイプをフィードバックし得る。あるいは、または追加として、そのようなWTRUは、構成されたRMR上で遭遇されていることがあるチャネル構造のタイプをフィードバックし得る。
【0271】
WTRUによって報告された値は、1つまたは複数のサブRMR測定に基づき得る。WTRUは、それが1つまたは複数の測定を実施し得る、RMRまたはRMRプロセスで構成され得る。そのようなWTRUは、構成されたRMRまたはRMRプロセスの1つまたは複数のサブセットを決定するように構成され得るか、またはそれを自律的に決定し得、そのような1つまたは複数のサブセットに対する1つまたは複数の個々の測定を実施し得る。そのようなWTRUは、構成されたRMRまたはRMRプロセスの全てのリソースのための全体的測定(例えば、平均測定)を報告し得る。あるいは、または追加として、そのようなWTRUは、1つまたは複数の個々のサブRMRまたはサブRMRプロセス測定を報告し得る。例では、WTRUは、干渉を測定すべきRMRプロセスで構成され得る。そのようなWTRUは、干渉が、RMRプロセスのリソースにわたって均一でないと決定し得る。そのようなWTRUは、複数の干渉値をフィードバックし得る。そのような干渉値は、それぞれの関連付けられたRMRリソースの指示とともにフィードバックされ得る。(例えば、URLLC送信による)予期されない干渉変化をもつチャネルへのより速い適応が、そのような例では容易にされ得る。
【0272】
WTRUは、複数のリソースにわたり得るRMRで構成され得、ここで、各そのようなリソースは、異なるアンテナポートに結びつけられ得る。そのようなWTRUは、測定がそれについて有効であり得るリソースのサブセットを決定し得る。そのようなWTRUはまた、または代わりに、測定がそれについて有効であり得るRMRおよび/またはRMRプロセスのリソースのサブセットをネットワークに報告し得る。例では、そのようなWTRUは、そのような報告とともに1つまたは複数のサブRMRリソース識別子を使用し得る。
【0273】
WTRUは、1つまたは複数の新しいおよび/または更新されたRMRについての1つまたは複数の要求を報告し得る。
【0274】
WTRUは、測定が有効であり得るRMRおよび/またはRMRサブリソースの1つまたは複数のセットを報告し得る。WTRUは、そのような測定が、単一のチャネル実現形態のために仮定され得るのか、複数のチャネル実現形態の機能のために仮定され得るのかを示し得る。
【0275】
WTRUは、1つまたは複数のRMRのセットの各RMRの(1つまたは複数の)指示を与え得、それに基づいて、そのようなWTRUは、報告されるべきである測定を決定および/または取得し得る機能を実施するためにWTRUが使用し得る1つまたは測定を実施していることがある。WTRUは、第1の測定がそれについて実施され得る第1のRMR、および第2の測定がそれについて実施され得る第2のRMRで構成され得る。そのようなWTRUは、第3の測定および/または結果を取得するためにそのような第1の測定および第2の測定を使用し得る機能を実施するように構成され得る。
【0276】
WTRUは、測定がそれについて有効であり得るリソースの1つまたは複数のセット(例えば、シンボル、サブフレーム、サブフレームセット、TTI、フレーム、時間の構成可能な単位、サブキャリア、サブバンド、構成可能な周波数ブロックなど)を報告し得る。そのようなWTRUは、広帯域および/またはサブバンド測定を報告し得る。そのようなWTRUはまた、または代わりに、長期および/または短期測定を報告し得る。そのようなWTRUによって報告され得る測定タイプ(例えば、RI、CQI、PMIなど)は、1つまたは複数の長期測定および1つまたは複数の短期測定の各々について同様におよび/または別々に定義され得る。1つまたは複数の長期測定は、チャネルの統計的性能を示し得る。WTRUは、他のTRPおよび/またはWTRUによるそのようなチャネルの平均使用を報告し得る。1つまたは複数の短期測定は、1つまたは複数の瞬時チャネル特性を示し得る。WTRUは、チャネルが現在使用中であり得るかどうかを報告し得る。
【0277】
WTRUは、測定がトリガされていることがある理由を報告し得る。そのような報告は、トリガが測定の関数でないことがあるときを示し得る。例では、第1の測定は、フィードバック報告の送信をトリガする第2の測定により報告され得る。
【0278】
WTRUは、RMR IDおよび/または関連付けられたTRP、TRPG、システムシグネチャ、セル、および/またはWTRU IDを報告し得る。
【0279】
フィードバックリソースは、測定構成中に含まれ得る。フィードバックリソースは、測定リソースとは無関係に送信され得る。例では、WTRUは、RMRのアクティブ化を示し得るRMR構成を受信し得る。そのようなWTRUは、受信されたRMR構成に関連付けられたRMRに対して実施されるべき測定のアクティブ化を示し得る測定構成を受信し得る。そのようなWTRUは、いくつかの例ではそのような測定構成を受信した後に、測定がそれの上でフィードバックされ得る1つまたは複数のリソースを示し得るフィードバックリソース構成を受信し得る。
【0280】
フィードバックリソースおよび/またはそれの指示が、測定構成中に含まれ、および/または測定リソースとは無関係に与えられ得るが、フィードバックリソースはまた、または代わりに、DCIによって構成され得る。例えば、DCIは、WTRUに1つまたは複数のフィードバックリソースを示すものとして定義され得る。そのようなDCIは、WTRUに1つまたは複数のフィードバックリソースを示すことに専用であることも専用でないこともある。2部手法が使用され得、ここで、第1の(例えば、長期または広帯域)DCIが、1つまたは複数のフィードバックパラメータを与えるために使用され得、第2の(例えば、短期またはサブバンド)DCIが、1つまたは複数の他のフィードバックパラメータを与えるために使用され得る。そのような第2のDCIは、チャネルリソースのサブセット(例えば、総帯域幅のサブセットまたはシンボルのサブセット)上の1つまたは複数のフィードバックリソースを動的にアクティブ化または非アクティブ化するために使用され得る。
【0281】
フィードバックリソースはまた、または代わりに、ULリソースを付与するために使用され得るDCIによって構成され、および/またはそれとともに含まれ得る。そのようなULリソースは、ULデータ送信のために使用され得る。そのようなULリソースは、アップリンク制御情報(UCI)の送信のために使用され得る。
【0282】
フィードバックリソースはまた、または代わりに、独立型サブフレーム送信のためのDCIによって構成され、および/またはそれに含まれ得る。そのようなDCIは、独立型サブフレームのDL制御領域中で送信され得る。そのようなDCIは、1つまたは複数の目的をサービスし得る。例では、そのようなDCIは、DLリソースおよび/またはULフィードバックリソースを割り当て得る。そのようなDCIは、測定をフィードバックするために使用され得るリソースを与え得るフィードバック構成を含み得る。
【0283】
DCIは、チャネルリソースのサブセット(例えば、総帯域幅のサブセット、シンボルのサブセット)上の1つまたは複数のフィードバックリソースを動的にアクティブ化または非アクティブ化するために使用され得る。DCIは、限定はしないが、本明細書で説明される任意の目的を含む、1つまたは複数の目的に関連付けられ得る構成へのインデックスを示し得る。
【0284】
WTRUは、依存参照測定リソース、測定構成、および/またはフィードバックリソース構成のセットに基づいて、測定(例えば、CSI報告)を報告するように構成され得る。WTRUはまた、または代わりに、1つまたは複数の参照測定リソース、測定構成、および/またはフィードバックリソース構成の指示で構成され、および/またはそれを含み得、それらの各々は無関係であり得る。そのような構成は、例えば、上位レイヤシグナリングを介した、半静的様式で実装され得る。WTRUは、参照測定リソースのセット、測定構成のセット、および/またはフィードバックリソースのセットを有し得る。そのようなWTRUは、例えば、各そのようなセットからの1つの要素(例えば、1つの参照測定リソース、1つの測定構成、および1つのフィードバックリソース)を、測定報告プロセスおよび/または測定報告に動的に関連付けるように構成され得る。
【0285】
WTRUは、各々、異なる、および、いくつかの例では、独立リソース要素にわたり得る少なくとも2つのRMRで構成され得る(例示目的のために、RMR AおよびRMR Bが、そのような少なくとも2つのRMRのうちの2つの例として本明細書で言及され得る)。そのようなWTRUは、例えば、2つの測定構成(例えば、測定報告トリガの第1のセットに結びつけられる長期CSI報告のための第1の測定構成「1」、並びに測定報告トリガの第2のセットに結びつけられる短期CSI報告のための第2の測定構成「2」)で構成され得る。そのようなWTRUは、例えば、少なくとも3つのフィードバックリソースで構成され得る(例示目的のために、X、Y、Zが、そのような少なくとも3つのフィードバックリソースのうちの3つの例として本明細書で言及され得る)。各そのようなフィードバックリソースは、別のそのようなフィードバックリソース中で示される報告オケージョンおよび/または時間/周波数/コード/ビームリソースとは異なり得る報告オケージョンおよび/または時間/周波数/コード/ビームリソースを含むかまたは示し得る。
【0286】
そのようなWTRUは、動的におよび/または上位レイヤ信号を介して、1つまたは複数のリソース要素、測定構成、および/またはフィードバックリソースを組み合わせるように示されるかまたは命令され得る。そのような組合せは、測定報告プロセスと呼ばれることがある。例では、WTRUは、RMR Aと、測定構成2と、フィードバックリソースYとを組み合わせて測定報告プロセスにするように構成され得る。そのような測定報告プロセスの有効性は、RMR送信、測定発生、および/またはフィードバック送信の単一の発生に適用可能であり得る。あるいは、そのような測定報告プロセスの有効性は、(例えば、半永続的様式で)RMR送信、測定発生、および/またはフィードバック送信の各々の複数の発生に適用可能であり得る。
【0287】
測定報告プロセスの構成または指示は、そのような測定報告プロセスがワンショット(例えば、ワンタイム測定リソース、測定構成、および/もしくはフィードバック報告またはそれらの任意の組合せ)であるのか、マルチショット(例えば、複数の測定リソース、測定構成、および/もしくはフィードバック報告またはそれらの組合せのセット)であるのか、または周期的(例えば、それらの各々が、さらなる再構成まで有効であり、および/または使用され得る、複数の周期測定リソース、測定構成、および/もしくはフィードバック報告またはそれらの組合せ)であるのかを示し得る。そのような測定報告プロセスの構成または指示はまた、または代わりに、マルチショットまたは周期プロセスのアクティブ化または非アクティブ化を示し得る。
【0288】
WTRUは、1つまたは複数のRMRに対する1つまたは複数の測定を実施するように構成され得る。そのようなWTRUは、そのような1つまたは複数の測定がフィードバックされ得るかどうかを決定するためにWTRUが使用し得る1つまたは複数のトリガで構成され得る。測定フィードバックトリガは、関連付けられた測定に基づき得る。例では、測定フィードバックトリガは、関連付けられた測定値がオフセットおよび/または閾値を満たし得るのか超え得るのかに基づき得る。例では、測定フィードバックトリガは、いくつかの例では、オフセットに加えて、関連付けられた測定値が、別の測定値(例えば、別のRMRから取得され得る測定値)を満たすのか、またはそれより上位であるのか下位であるのかに基づき得る。
【0289】
トリガ基準は、RMRまたはRMRのセットごとに評価され得る。例では、トリガ基準は、所与のTRP、TRPG、システムシグネチャ、セル、および/またはWTRUとともにアクティブ化され、および/またはそれに関連付けられた一部または全部のRMRについて評価され得る。WTRUは、第1のRMRのための測定されたオフセットが、例では、オフセット値だけ、第2のRMRの測定されたオフセットよりも「より良く」なるか、またはそれと比較して有利になり得るとき、フィードバックの送信を起動し得る。そのような第1のRMRおよび第2のRMRは、同じTRPおよび/またはセルに関連付けられ得る。
【0290】
そのような1つまたは複数の測定、トリガ、および/または評価は、例えば、リンク適応の目的のために、使用され得る。WTRUは、第1のRMRが、閾値を満たすかまたはそれを超え得る測定されたオフセットを有し得るとき、および/または、第1のRMRの測定されたオフセットが、第2のRMRのための測定されたオフセットよりも「良い」かまたは場合によってはそれと比較して有利になるとき、フィードバックの送信を起動し得る。そのような第1のRMRは、第1のTRPまたはTRPのセット(例えば、第1のシステムシグネチャ)に関連付けられ得る。そのような第2のRMRは、サービングTRPまたはサービングTRPのセット(例えば、第2のシステムシグネチャ)に関連付けられ得る。そのようなフィードバックは、ネットワーク制御されたモビリティの目的のために使用され得る。
【0291】
そのような1つまたは複数の測定、トリガ、および/または評価は、例えば、TBが成功裡に復号されていることがあるかどうかを決定するために使用され得る。TBが適切に復号されていないことがある、および/またはNACKが必要とされていることがあると(例えば、そのような1つまたは複数の測定、トリガ、および/または評価を使用して)WTRUが決定した場合、WTRUは、RMRに対する1つまたは複数の測定を実施するように構成され得、そのような1つまたは複数の測定をフィードバックし得る。例では、そのようなフィードバックは、例えば、TBの再送信のために、TRPがリンク適応を実施するのを容易にし得る。
【0292】
RMRは、TBの送信のために使用されていることがある1つまたは複数のリソースを再利用し得る。WTRUは、1つまたは複数の測定を実施するために1つまたは複数のデータREを使用し得る。そのようなWTRUは、例えば、1つまたは複数の測定の有効性を保証するために、TBが適切に復号されていることがあるとWTRUが決定した場合、そのような1つまたは複数の測定をフィードバックするようにトリガされ得る。
【0293】
WTRUは、アップリンクフィードバックの送信の代わりに、またはそれに加えてモビリティ関係プロシージャを起動し得る。モビリティ関係プロシージャのそのような起動は、本明細書に記載のように、1つまたは複数の測定、トリガ、および/または評価に基づき得る。
【0294】
特徴および要素が特定の組合せで上述されたが、各特徴または要素は、単独で、または他の特徴および要素との任意の組合せで使用され得ることを当業者は諒解されよう。また、本明細書で説明される方法は、コンピュータまたはプロセッサが実行するためにコンピュータ可読媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェアまたはファームウェアにおいて実装され得る。コンピュータ可読媒体の例は、(有線または無線接続を介して送信される)電子信号、およびコンピュータ可読記憶媒体を含む。コンピュータ可読記憶媒体の例は、限定はしないが、ROM、RAM、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよびリムーバブルディスクなどの磁気媒体、磁気光学的メディア、並びにCD-ROMディスクおよびデジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含む。ソフトウェアに関連するプロセッサは、WTRU、UE、端末、基地局、RNC、または任意のホストコンピュータにおいて使用するための無線周波数トランシーバを実装するために使用され得る。
図1A
図1B
図1C
図1D
図1E
図2
図3
図4
図5
図6
図7