(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-05-31
(45)【発行日】2023-06-08
(54)【発明の名称】第2のユーザの視聴アクティビティに基づいて第2のユーザのための再生リストに含めるための第1のユーザのメディアアセットに対する推奨のための方法およびシステム
(51)【国際特許分類】
H04N 21/482 20110101AFI20230601BHJP
H04N 21/475 20110101ALI20230601BHJP
G06F 16/735 20190101ALI20230601BHJP
G06F 16/9536 20190101ALI20230601BHJP
【FI】
H04N21/482
H04N21/475
G06F16/735
G06F16/9536
(21)【出願番号】P 2021153921
(22)【出願日】2021-09-22
(62)【分割の表示】P 2018566964の分割
【原出願日】2017-06-01
【審査請求日】2021-09-22
(32)【優先日】2016-06-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】518345664
【氏名又は名称】ロヴィ ガイズ, インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】デイビッド ディー. チュン
【審査官】大西 宏
(56)【参考文献】
【文献】特開2005-258989(JP,A)
【文献】特開2008-271570(JP,A)
【文献】特開2012-065119(JP,A)
【文献】特開2015-053709(JP,A)
【文献】特開2015-146212(JP,A)
【文献】特開2015-220541(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2011/0099572(US,A1)
【文献】国際公開第2010/089961(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00 -21/858
G06F 16/00 -16/958
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第2のユーザのための再生リストに含むために、メディアアセットを第1のユーザに推奨するための方法であって、前記方法は、
前記第2のユーザから、第1の複数のコンテンツ属性を有する第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信することと、
ある期間の間に前記第2のユーザから受信された無関心の表現の数が、無関心の表現の閾値数を超えるかどうかを決定することと、
前記期間の間に前記第2のユーザから受信された無関心の表現の前記数が前記閾値を超えないことを決定することに応答して、少なくとも1つのコンテンツ属性に関連付けられた加重を減少させることであって、複数の加重のうちの各加重は、第2の複数のコンテンツ属性のうちのそれぞれのコンテンツ属性に関連付けられている、ことと、
前記減少された加重に基づいて、前記再生リストに含むために前記第1のユーザへの推奨のための第2のメディアアセットを決定することと、
前記第1のユーザへの表示のために、前記再生リストに含むために前記第2のメディアアセットのための推奨を生成することと
を含む、方法。
【請求項2】
前記方法は、
前記ユーザから、前記第2のメディアアセットのための前記推奨への無関心の表現を受信することと、
前記第2のメディアアセットのための前記推奨への前記無関心の表現を受信することに応答して、
前記推奨への前記無関心の表現に基づいて、前記ユーザに関連付けられたユーザプロファイルを更新することと、
前記ユーザに関連付けられた前記更新されたユーザプロファイルに基づいて、前記ユーザのための前記再生リストに含むために、第3のメディアアセットのための推奨を決定することと、
前記第3のメディアアセットのための前記推奨を表示のために生成することと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1のメディアアセットへの前記無関心の表現を受信することは、前記第1のメディアアセットの再生に先立って、前記ユーザから、前記第1のメディアアセットを前記再生リストから除去する要求を受信することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1のメディアアセットへの前記無関心の表現を受信することは、前記第1のメディアアセットの再生の開始時間から閾値時間が経過する前に、前記第1のメディアアセットの再生を終了する要求を受信することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第1のメディアアセットへの前記無関心の表現を受信することは、前記ユーザによって中断されることなく視聴された前記第1のメディアアセットの割合が閾値割合未満であることを決定することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1のメディアアセットへの前記無関心の表現を受信することは、
前記ユーザから前記第1のメディアアセットについてのフィードバックを受信することと、
前記フィードバックが事前に定義された無関心の表現に対応することを決定することと
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記方法は、
前記第2のユーザのための表示のために、前記ユーザのための前記再生リストに含まれている複数のメディアアセットの描写を生成することと、
前記第2のユーザから、前記ユーザのための前記再生リストに含まれている前記複数のメディアアセットのうちのあるメディアアセットの選択を受信することと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記方法は、
前記無関心の表現を受信することに先立って、前記第1のユーザによって選択される、前記第1のメディアアセットを含む複数のメディアアセットの描写を表示のために生成することと、
前記第1のメディアアセットの前記第1の複数のコンテンツ属性から前記少なくとも1つのコンテンツ属性を識別することと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
請求項1~8のいずれかに記載の方法を実行するように構成されている制御回路を備えるシステム。
【請求項10】
コンピュータ読み取り可能な命令がエンコードされている非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体であって、前記命令は、制御回路によって実行されると、請求項1~8のいずれかに記載の方法を実行することを前記制御回路に行わせる、非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
両親は、子供が、両親からコンテンツを視聴する許可を継続的に要求する必要なく、承認されたコンテンツを視聴し得るように、その子供のための再生リストを作成し得る。しかしながら、子供のコンテンツの趣味が急速に変化するため、両親がその子供が反対しないであろうコンテンツを識別することは、非常に困難であり得る。本問題はさらに、選定するために利用可能な多数のコンテンツによって悪化される。両親が、その子供の再生リストに、その子供が好まないコンテンツを継続的に含む場合、それらは、その子供から、新しいコンテンツのための頻繁な要求を受信するであろう。これは、両親および子供が従事している現在のアクティビティに対して非常に混乱をもたらし、両者の苛立ちの源になり得る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0002】
第1のユーザに、第2のユーザの視聴アクティビティに基づいて、第2のユーザのための再生リストへの含有のためのメディアアセットの推奨を提供するためのシステムおよび方法が、本明細書に提供される。これらのシステムおよび方法は、第2のユーザから、第2のユーザのための再生リスト内に含まれるメディアアセットへの無関心の表現を受信し、無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新し、第2のユーザと関連付けられた更新されたユーザプロファイルに基づいて、別のメディアアセットのための推奨を判定する。これらのシステムおよび方法は、次いで、第1のユーザのための表示のために、別のメディアアセットのための推奨を生成する。
【0003】
双方向メディアガイドアプリケーションは、第1のユーザから、第2のユーザのための再生リスト内に含まれるための複数のメディアアセットの選択を受信する。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、表示のために、複数のメディアアセット識別子(例えば、テキスト一覧、グラフィカル一覧、オーディオ一覧、および他の好適な識別子)および対応する選択可能オプション(例えば、「選択」、「再生リストに追加」、および他の好適なオプション)を生成し、第1のユーザが、再生リストへの含有のための複数のメディアアセットを選択することを可能にしてもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、表示のために、これらのメディアアセット識別子のそれぞれに対応する選択可能「再生リストに追加」オプションとともに、メディアアセットA-Zのためのメディアアセット識別子を生成してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、第1のユーザ(例えば、母親)から、メディアアセットA、B、およびCのためのメディアアセット識別子に対応する選択可能「再生リストに追加」オプションの選択を受信してもよい。
【0004】
双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザのための表示のために、複数のメディアアセットを再生リスト内に生成する。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、表示のために、第2のユーザ(例えば、Teddy)のためのメディアアセットA、B、およびCに対応するメディアアセット識別子を生成してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザから、複数のメディアアセットの第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信する。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、Teddyから、メディアアセットAへの無関心の表現を受信してもよい。メディアアセットへの無関心の表現は、いくつかの側面では、メディアアセットが第2のユーザを満足させることに失敗したことを通信する任意の好適な手段である。
【0005】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションが第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信するステップは、第1のメディアアセットの再生に先立って、双方向メディアガイドアプリケーションが、第2のユーザから、第1のメディアアセットを再生リストから除去する要求を受信するステップを含む。双方向メディアガイドアプリケーションは、表示のために、第2のユーザのための再生リスト内の各メディアアセット識別子に対応する種々の選択可能オプションを生成してもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、表示のために、メディアアセットAのためのメディアアセット識別子に対応する選択可能オプション「再生」および「再生リストから除去」を生成してもよい。メディアアセットAのための「再生」オプションの任意の選択の受信に先立った、メディアアセットAのための「再生リストから除去」オプションの選択の受信に応じて、双方向メディアガイドアプリケーションは、双方向メディアガイドアプリケーションがメディアアセットAへの無関心の表現を第2のユーザから受信したことを判定する。
【0006】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションが第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信するステップは、閾値時間が第1のメディアアセットの再生の開始時間から経過する前に、双方向メディアガイドアプリケーションが、第1のメディアアセットの再生を終了する要求を受信するステップを含む。閾値時間は、第2のユーザがメディアアセットに無関心ではない場合、第2のユーザがメディアアセットの視聴に費やすであろう最小期間を定義する。閾値時間は、メディアアセットの長さ(例えば、メディアアセットの長さの25%)に基づいて判定された一定期間(例えば、10分)または可変期間であってもよい。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザのアクティビティと関連付けられた再生リストに基づいて、閾値時間を判定してもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションが、第2のユーザの集中力が一般に非常に短いことを判定する場合、双方向メディアガイドアプリケーションは、閾値時間をより高い値に設定してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルと関連付けられたデータ構造(例えば、閾値パラメータデータ構造)または閾値時間に対応する値を判定するための別個のデータ構造にアクセスしてもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、ブール比較関数を使用して、第1のメディアアセットの再生の開始時間からの経過時間が閾値時間を超えるかどうかを判定してもよい。例えば、閾値時間が、10分であって、双方向メディアガイドアプリケーションが、再生から5分後、第2のユーザから、メディアアセットAの再生を終了する要求を受信する場合、双方向メディアガイドアプリケーションは、双方向メディアガイドアプリケーションがメディアアセットAへの無関心の表現を第2のユーザから受信したことを判定する。
【0007】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、閾値時間が経過する前に第1のメディアアセットの再生を終了する要求を受信することに応じて、要求が第1のメディアアセットへの無関心の表現を構成することを判定する前に、所定の時間を待機してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、所定の期間の終了時、第1のメディアのための総再生時間を判定してもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、総再生時間データ構造を維持してもよく、双方向メディアガイドアプリケーションは、現在の時間および第1のメディアアセットの再生に基づいて、本データ構造内の第1のメディアアセットの総再生時間の値を更新してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、ブール比較関数を使用し、所定の期間の終了時の第1のメディアアセットのための総再生時間が閾値時間未満であるかどうかを判定してもよい。所定の期間の終了時の第1のメディアアセットのための総再生時間が閾値時間未満であることの判定に応じて、双方向メディアガイドアプリケーションは、双方向メディアガイドアプリケーションが第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信したことを判定してもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、再生から5分後、メディアアセットAの再生を終了する第2のユーザ要求の受信に応じて、要求がメディアアセットAへの無関心の表現を構成するかどうかを判定する前に、24時間の期間にわたって待機してもよい。例えば、第2のユーザが、24時間の期間の間、別の15分にわたって、メディアアセットAの再生を再開する場合、双方向メディアガイドアプリケーションは、事前に定義された期間の終了時のメディアアセットAのための総再生時間が20分であることを判定してもよい。この場合、双方向メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットAのための総再生時間が閾値時間を超えるため、要求がメディアアセットAへの無関心の表現を構成しないことを判定してもよい。
【0008】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションが第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信するステップは、双方向メディアガイドアプリケーションが、第2のユーザによって中断されず視聴された第1のメディアアセットの割合が閾値割合未満であることを判定するステップを含む。閾値割合は、第2のユーザがメディアアセットに無関心ではない場合、第2のユーザが中断されず視聴に費やすであろうメディアアセットの最小割合(例えば、メディアアセットの60%)を定義する。双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルと関連付けられたデータ構造(例えば、閾値パラメータデータ構造)または閾値割合に対応する値を判定するための別個のデータ構造にアクセスしてもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、ブール比較関数を使用し、第2のユーザによって中断されず視聴された第1のメディアアセットの割合が閾値割合未満であるかどうかを判定してもよい(例えば、「中断されず視聴された割合<閾値割合」ブール関数)。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザのアクティビティと関連付けられた再生リストに基づいて、閾値割合の値を適合させてもよい(例えば、第2のユーザが、頻繁に、中断を伴ってメディアアセットを視聴する場合、閾値は、40%に設定されてもよい)。視聴の中断は、再生の一時停止、高速早送り、メディアアセットの再生と同時の他のアクティビティの実施(例えば、同時に、別のメディアアセットを再生する、ソーシャルメディアをブラウジングする、別のアプリケーションを実行する)、および他の好適な中断であってもよい。例えば、閾値割合は、50%であってもよい。第2のユーザが、メディアアセットAの65%を通して高速早送りする場合、双方向メディアガイドアプリケーションは、中断されず視聴された第1のメディアアセットの割合が35%であることを判定する。この場合、双方向メディアガイドアプリケーションは、「真」値を「中断されず視聴された割合<閾値割合」ブール関数から受信し、双方向メディアガイドアプリケーションは、双方向メディアガイドアプリケーションがメディアアセットAへの無関心の表現を第2のユーザから受信したことを判定する。
【0009】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションが第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信するステップは、双方向メディアガイドアプリケーションが、第1のメディアアセットについてのフィードバックを第2のユーザから受信するステップと、双方向メディアガイドアプリケーションが、フィードバックが事前に定義された無関心の表現に対応することを判定するステップとを含む。第1のメディアアセットについてのフィードバックは、構造化された応答(例えば、スコア、「このメディアアセットは面白かったですか?」等のプロンプトへの応答)、非構造化コメント、および第1のメディアアセットへの第2のユーザの無関心レベルを通信する任意の他の好適な手段であってもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルと関連付けられたデータ構造(例えば、閾値パラメータデータ構造)または事前に定義された無関心の表現を判定するための別個のデータ構造にアクセスしてもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、ブール比較関数を使用して、フィードバックが事前に定義された無関心の表現に対応することを判定してもよい。
【0010】
例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、表示のために、再生リスト内の各メディアアセットに対応する選択可能オプション「本メディアアセットの評価」を生成してもよい。「本メディアアセットの評価」オプションの選択の受信に応じて、双方向メディアガイドアプリケーションは、表示のために、評価を第2のユーザから受信するための選択可能オプション(例えば、文字評価システム、数値評価システム、および任意の他の好適な評価基準)を生成してもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットAに対応する「本メディアアセットの評価」オプションの選択を第2のユーザから受信してもよい。それに応答して、双方向メディアガイドアプリケーションは、表示のために、選択可能オプションA、B、C、D、E、およびFを生成してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、オプションCの選択を第2のユーザから受信してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、次いで、再生リストと関連付けられたデータ構造(例えば、閾値パラメータデータ構造)にアクセスし、事前に定義された無関心の表現に対応する値を判定してもよい。例えば、閾値パラメータデータ構造は、C、D、E、およびFを事前に定義された無関心の表現として含んでもよい。この場合、双方向メディアガイドアプリケーションは、「真」結果を「フィードバック==事前に定義された無関心の表現」ブール関数から受信する。「真」結果の受信に応じて、双方向メディアガイドアプリケーションは、双方向メディアガイドアプリケーションがメディアアセットAへの無関心の表現を第2のユーザから受信したことを判定してもよい。
【0011】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、非構造化テキスト(例えば、プロンプト「コメントを残してください」の何らかの均等物に対する応答)、ソーシャルメディアアクティビティ(例えば、「メディアアセットAを見たけど、あまり面白くなかった」等のソーシャルメディア上へのメディアアセットについての情報へのポスト)、オーディオおよび/またはビデオフィードバック、ならびに他の好適な非構造化フィードバック等の非構造化フィードバックを受信する。これらの場合では、双方向メディアガイドアプリケーションは、付加的分析ステップを実施し、第2のユーザによって表される無関心レベルを判定してもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットAに対応する「コメントを残してください」選択可能オプションに対して、テキスト応答「代わりに宿題をやれば良かったと思うほどつまらなかった」を受信し得る。双方向メディアガイドアプリケーションは、セマンティック分析をテキストに実施し、テキスト応答内に表される無関心レベルを判定してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、次いで、再生リストと関連付けられたデータ構造(例えば、閾値パラメータデータ構造)または別個のデータ構造内に無関心の表現として事前に定義されている無関心レベルに基づいて、テキスト応答が無関心の表現を構成するかどうかを判定してもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、セマンティック分析に基づいて、テキスト応答「代わりに宿題をやれば良かったと思うほどつまらなかった」内に表される無関心レベルが85%であることを判定してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、閾値パラメータデータ構造にアクセスし、無関心の表現として事前に定義された無関心レベルが50%であることを判定してもよい。この場合、双方向メディアガイドアプリケーションは、双方向メディアガイドアプリケーションがメディアアセットAへの無関心の表現を第2のユーザから受信したことを判定する。
【0012】
双方向メディアガイドアプリケーションは、無関心の表現の受信に基づいて、第2のユーザからの第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新する。例えば、TeddyからのメディアアセットAへの無関心の表現の受信に応じて、双方向メディアガイドアプリケーションは、Teddyのユーザプロファイルを更新する。いくつかの実施形態では、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルは、複数の属性および対応する加重を含む。属性は、典型的には、限定ではないがジャンル(例えば、ドラマ、コメディ、アニメ、空想科学小説)、俳優、監督、制作会社、スタジオ(例えば、Walt Disney Studios、Warner Bros. Entertainment、NBC Universal)プロット、キーワード、キーシーケンス等のメディアコンテンツと関連付けられた記述子であってもよい。例えば、Teddyのユーザプロファイルは、属性「アニメ」、「空想科学小説」、「Walt Disney Studios」、「プロットx」、および「プロットy」、ならびに対応する加重を含む、属性データ構造を含んでもよい。いくつかの実施形態では、加重は、第2のユーザの年齢に基づいて、デフォルト値に初期化される。
【0013】
双方向メディアガイドアプリケーションは、例えば、Teddyが11歳であることを判定し得る。双方向メディアガイドアプリケーションは、次いで、データ構造(例えば、デフォルト属性設定データ構造)にアクセスし、11歳に関するTeddyのユーザプロファイル内の属性データ構造内に含まれる属性に対応する加重のデフォルト値を判定してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、次いで、Teddyのユーザプロファイル内の属性データ構造内の属性に対応する加重の値をデフォルト属性設定データ構造からの11歳に関する加重のデフォルト値で初期化してもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、デフォルト属性設定データ構造にアクセスすることによって、11歳に関する属性「アニメ」、「空想科学小説」、「Walt Disney Studios」、「プロットx」、および「プロットy」に対応する加重のデフォルト値が、それぞれ、3、1、3、2、および1であることを判定してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、次いで、属性「アニメ」、「空想科学小説」、「Walt Disney Studios」、「プロットx」、および「プロットy」に対応する加重の値を、Teddyのユーザプロファイル内の属性データ構造内において、それぞれ、3、1、3、2、および1に設定してもよい。
【0014】
いくつかの実施形態では、第1のメディアアセットは、関連付けられた第1の複数の属性を有する。例えば、メディアアセットAは、属性「空想科学小説」、「Walt Disney Studios」、および「プロットx」を有する。双方向メディアガイドアプリケーションは、第1のメディアアセットに対応するメタデータに関してデータベース(例えば、メディアアセットAを提供するコンテンツソースのコンテンツ一覧データベース)にクエリすることによって、第1のメディアアセットに対応するメタデータを読み出してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、SQL、JAPQL、CODASYL、または別の好適な言語等のデータベース管理言語を使用して、クエリを実施してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、好適なメタデータ抽出ツールを使用して、第1の複数の属性を第1のメディアアセットに対応するメタデータから抽出してもよい。
【0015】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、ユーザプロファイル内の第1の複数の属性に対応する加重を減少させることによって、第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新する。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットAへの無関心の表現の受信に応じて、Teddyのユーザプロファイル内の属性データ構造内の「空想科学小説」、「Walt Disney Studios」、および「プロットx」に対応する加重を減少させてもよい。前の実施例から、双方向メディアガイドアプリケーションは、最初に、属性「空想科学小説」、「Walt Disney Studios」、および「プロットx」に対応する加重を、それぞれ、1、3、および2に設定する。メディアアセットAへの無関心の表現を受信後、双方向メディアガイドアプリケーションは、「空想科学小説」、「Walt Disney Studios」、および「プロットx」に対応する加重を、それぞれ、0、2、および1に減少させてもよい。
【0016】
いくつかの実施形態では、第1のメディアアセットと関連付けられた第1の複数の属性の属性は、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイル内に含まれなくてもよい。そのような事例では、双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを属性を含むように更新してもよい。例えば、メディアアセットAと関連付けられた属性は、俳優Xであってもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、属性俳優XがTeddyのユーザプロファイル内の属性データ構造内に含まれないことを判定してもよい(例えば、ブールクエリ関数を使用することによって)。双方向メディアガイドアプリケーションは、次いで、Teddyのユーザプロファイル内の属性データ構造を属性「俳優X」を含むように更新してもよい。
【0017】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、期間の間に受信された無関心の表現の数が、期間の間、無関心の表現の閾値数を超えるかどうかを判定する。期間(例えば、1時間)および無関心の表現の閾値数(例えば、5回の無関心の表現)は、あるデフォルト値であってもよい、または、第1のユーザによって提供されてもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルと関連付けられたデータ構造(例えば、閾値パラメータデータ構造)または期間および無関心の表現の閾値数に対応する値を判定するための別個のデータ構造にアクセスしてもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、期間の間に受信された無関心の表現の数のカウンタを維持してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、現在の時間およびメディアアセットへの無関心の表現の受信に基づいて、カウンタの値を継続的に更新してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションが無関心の表現を受信する度に、双方向メディアガイドアプリケーションは、カウンタの更新された値と期間の間の無関心の表現の閾値数を比較し、カウンタの値が無関心の表現の閾値数を超えるかどうかを判定してもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、ブール比較関数を使用して(例えば、「カウンタ>閾値数」ブール比較関数)、本判定を実施してもよい。
【0018】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、期間の間に受信された無関心の表現の数が閾値数を超えないことの判定に応答して、第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションが、第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新し得る、前述の技法が、ここに適用可能である。例えば、メディアアセットAへの無関心の表現の受信に応じて、双方向メディアガイドアプリケーションは、1時間の間に受信された無関心の表現の数のカウンタの更新された値が3であることを判定してもよい。この場合、双方向メディアガイドアプリケーションは、「偽」結果を「カウンタ>閾値数」ブール比較関数から受信し、双方向メディアガイドアプリケーションは、カウンタが閾値数を超えないことを判定する。双方向メディアガイドアプリケーションは、次いで、メディアアセットAへの無関心の表現に基づいて、Teddyのユーザプロファイルを更新してもよい。
【0019】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、期間の間に受信された無関心の表現の数が閾値数を超えることの判定に応答して、第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルに変更を行わなくてもよい。例えば、メディアアセットAへの無関心の表現の受信に応じて、双方向メディアガイドアプリケーションは、1時間の間に受信された無関心の表現の数のカウンタの更新された値が6であることを判定してもよい。この場合、双方向メディアガイドアプリケーションは、「真」結果を「カウンタ>閾値数」ブール比較関数から受信し、双方向メディアガイドアプリケーションは、カウンタが閾値数を超えることを判定する。本事例では、双方向メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットAへの無関心の表現に基づいて、Teddyのユーザプロファイルに変更を行わなくてもよい。
【0020】
双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザと関連付けられた更新されたユーザプロファイルに基づいて、第2のユーザのための再生リストへの含有のための第2のメディアアセットのための推奨を判定する。双方向メディアガイドアプリケーションは、任意の好適な推奨アルゴリズムを使用して、更新されたユーザプロファイルに基づいて、第2のメディアアセットのための推奨を判定してもよい。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のメディアアセットと関連付けられた第2の複数の属性を判定してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションが、メディアアセットと関連付けられた属性をメディアアセットに対応するメタデータから判定し得る、前述の様式が、ここに適用可能である。双方向メディアガイドアプリケーションは、第2の複数の属性と第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイル内の複数の属性および対応する加重を比較し、第2のメディアアセットのための類似性係数を判定してもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイル内の第2の複数の属性に対応する加重を総和し、第2のメディアアセットのための類似性係数を判定してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、次いで、ブール比較関数を使用して、第2のメディアアセットのための類似性係数と閾値類似性係数を比較してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルと関連付けられたデータ構造(例えば、閾値パラメータデータ構造)または閾値類似性係数に対応する値を判定するための別個のデータ構造にアクセスしてもよい。いくつかの実施形態では、第2のメディアアセットのための類似性係数が閾値類似性係数を超えることの判定に応じて、双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のメディアアセットが第2のユーザのための再生リストへの含有のために推奨されるべきであることを判定する。
【0021】
前の実施例から、メディアアセットAへの無関心の表現に基づいて、Teddyのユーザプロファイルが更新された後、属性データ構造内の複数の属性は、アニメ、空想科学小説、Walt Disney Studios、プロットx、およびプロットyであって、対応する加重は、それぞれ、3、0、2、1、および1である。例えば、メディアアセットMは、属性「アニメ」および「Walt Disney Studios」を有し、メディアアセットFは、属性「空想科学小説」および「プロットx」を有する。双方向メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットMおよびメディアアセットFのための類似性係数が、それぞれ、5および1であることを判定してもよい。閾値類似性係数は、2であってもよい。この場合、双方向メディアガイドアプリケーションは、ブール比較関数の結果に基づいて、メディアアセットMのみがTeddyのための再生リストへの含有のために推奨されるべきであることを判定してもよい。
【0022】
双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザのための再生リストへの含有のための第2のメディアアセットのための推奨の判定に応じて、第1のユーザのための表示のために、第2のメディアアセットのための推奨を生成する。前の実施例から、双方向メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットMがTeddyのための再生リストへの含有のために推奨されるべきであることの判定に応じて、母親のための表示のために、メディアアセットMをTeddyのための再生リスト内に含む推奨を生成する。
【0023】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、第1のユーザから、第2のメディアアセットのための推奨への無関心の表現を受信する。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットMへの無関心の表現を母親から受信してもよい(例えば、メディアアセットMを推奨から除去する母親からの要求)。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のメディアアセットのための推奨への無関心の表現の受信に応答して、推奨への無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新する。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットMを推奨から除去する母親からの要求に基づいて、Teddyのユーザプロファイルを更新してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションが、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新し得る、前述の技法が、ここに適用可能である。双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザと関連付けられた更新されたユーザプロファイルに基づいて、第2のユーザのための再生リストへの含有のための第3のメディアアセットのための推奨を判定してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションが、本判定を実施する、前述の様式が、ここに適用可能である。双方向メディアガイドアプリケーションは、第1のユーザのための表示のために、第3のメディアアセットのための推奨を生成してもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットXがTeddyのための再生リストへの含有のために推奨されるべきであることを判定してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、次いで、母親のための表示のために、メディアアセットXをTeddyのための再生リスト内に含む推奨を生成してもよい。
【0024】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、第1のユーザから、第2のユーザのための再生リスト内に含まれるための第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきである、複数のメディアアセットのメディアアセットのサブセットの選択を受信する。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、表示のために、各メディアアセット識別子に対応する選択可能オプションを生成し(例えば、「第2のユーザによるメディアアセットへの無関心の表現を無視」の何らかの均等物)、第1のユーザが、第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきであるメディアアセットのサブセットを選択することを可能にしてもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、母親から、メディアアセットA、B、およびCをTeddyのための再生リスト内に含む選択を受信してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションはまた、母親から、メディアアセットAに対応する選択可能オプション「第2のユーザによるメディアアセットへの無関心の表現を無視」の選択を受信してもよい。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきである、第2のユーザのためのメディアアセットのサブセットの選択の受信に応じて、メディアアセットのサブセットに対応するメディアアセット識別子をデータ構造(例えば、「無視リスト」)内に記憶する。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットAのためのメディアアセット識別子を「無視リスト」データ構造内に記憶してもよい。
【0025】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションが、第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新するステップはさらに、双方向メディアガイドアプリケーションが、第1のメディアアセットが、第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきであるメディアアセットのサブセット内に含まれるかどうかを判定するステップを含む。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザからの第1のメディアアセットへの無関心の表現の受信に応じて、ブール比較関数を使用して、第1のメディアアセットのメディアアセット識別子と「無視リスト」データ構造内に記憶されるメディアアセット識別子を比較してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、ブール比較関数が「真」結果を返す場合、第1のメディアアセットが、第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきであるメディアアセットのサブセット内に含まれることを判定してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、ブール比較関数が「偽」結果を返す場合、第1のメディアアセットが、第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきであるメディアアセットのサブセット内に含まれないことを判定してもよい。
【0026】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、第1のメディアアセットが、第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきであるメディアアセットのサブセットに含まれることの判定に応答して、第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルに変更を行わない。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットAへの無関心の表現をTeddyから受信し、双方向メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットAが「無視リスト」データ構造内に含まれることを判定する。本事例では、双方向メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットAへの無関心の表現に基づいて、Teddyのユーザプロファイルに変更を行わない。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、第1のメディアアセットが、第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきであるメディアアセットのサブセット内に含まれないことの判定に応答して、第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新する。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットBへの無関心の表現をTeddyから受信し、双方向メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットBが「無視リスト」データ構造内に含まれないことを判定する。本事例では、双方向メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットBへの無関心の表現に基づいて、Teddyのユーザプロファイルを更新する。双方向メディアガイドアプリケーションが、メディアアセットBへの無関心の表現に基づいて、Teddyのユーザプロファイルを更新し得る、前述の技法が、ここに適用可能である。
【0027】
両親は、子供が、コンテンツを視聴する許可を要求するために継続的に彼らに割り込むことなしに承認されたコンテンツを視聴し得るように、その子供のための再生リストを作成する。割込を最小限にするために、両親は、その子供が反対しないであろう、コンテンツを選定する必要がある。多数の利用可能なコンテンツおよび子供の急速に変化する趣味を前提として、両親が、その子供が典型的に反対するコンテンツのタイプを手動で追跡し、それらの反対に基づいて、反対される可能性が最も低いコンテンツを選択することは、事実上不可能である。その結果、両親は、常に、その子供が反対するコンテンツを含み、その子供から新しいコンテンツの頻繁な要求を受信する。これは、両親および子供が従事している現在のアクティビティに非常に混乱をもたらし、両者の苛立ちの源となり得る。
【0028】
本明細書に提供されるシステムおよび方法は、子供から受信されたコンテンツへの無関心の表現を監視し、無関心の表現に基づいて、子供のユーザプロファイルを更新し、更新された子供のユーザプロファイルに基づいて判定された他のコンテンツのための推奨を両親に提供することによって、本問題に対処する。本アプローチは、推奨するためのコンテンツを判定するためのより完全なパラメータのセットを使用し、その結果、反対される可能性が最も低いコンテンツをより正確に識別することができる。
【0029】
従来のシステムは、子供が鑑賞した内容に基づいて、他のコンテンツのための推奨を判定し得る。その結果、子供から受信されたコンテンツへの無関心の表現を考慮しないため、従来のシステムは、提案される発明より反対されるであろうコンテンツを推奨する可能性が高い。例えば、子供がコンテンツ1を鑑賞したとする。これに基づいて、従来のシステムは、コンテンツ2を推奨し得る。しかしながら、コンテンツ2は、子供が以前に無関心を表した属性Aを有し得る。従来のシステムは、無関心の表現を監視しないため、従来のシステムは、続いて子供によって反対されるであろう、コンテンツ2を推奨するであろう。提案される発明は、以前に受信された無関心の表現に基づいて、コンテンツ2が推奨されるべきではないことを判定し、反対される可能性がより低い他のコンテンツを推奨するであろう。
【0030】
上記に説明されるシステムおよび/または方法は、本開示における他のシステム、方法、および/または装置に適用される、もしくはそれに従って使用されてもよいことに留意されたい。
本願明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
第2のユーザのための再生リストへの含有のためにメディアアセットを第1のユーザに推奨するための方法であって、前記方法は、
前記第1のユーザから、前記第2のユーザのための再生リスト内に含まれるための複数のメディアアセットの選択を受信することと、
前記第2のユーザのための表示のために、前記複数のメディアアセットを前記再生リスト内に生成することと、
前記第2のユーザから、前記複数のメディアアセットの第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信することと、
前記無関心の表現の受信に基づいて、前記第2のユーザからの前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新することと、
前記第2のユーザと関連付けられた更新されたユーザプロファイルに基づいて、前記第2のユーザのための再生リストへの含有のための第2のメディアアセットのための推奨を判定することと、
前記第1のユーザのための表示のために、前記第2のメディアアセットのための推奨を生成することと
を含む、方法。
(項目2)
前記第1のユーザから、前記第2のメディアアセットのための推奨への無関心の表現を受信することと、
前記第2のメディアアセットのための推奨への無関心の表現の受信に応答して、前記推奨への無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新することと、
前記第2のユーザと関連付けられた更新されたユーザプロファイルに基づいて、前記第2のユーザのための再生リストへの含有のための第3のメディアアセットのための推奨を判定することと、
前記第1のユーザのための表示のために、前記第3のメディアアセットのための推奨を生成することと
をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信することは、前記第1のメディアアセットの再生に先立って、前記第2のユーザから、前記第1のメディアアセットを前記再生リストから除去する要求を受信することを含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信することは、閾値時間が前記第1のメディアアセットの再生の開始時間から経過する前に、前記第1のメディアアセットの再生を終了する要求を受信することを含む、項目1に記載の方法。
(項目5)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信することは、前記第2のユーザによって中断されず視聴された前記第1のメディアアセットの割合が閾値割合未満であることを判定することを含む、項目1に記載の方法。
(項目6)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信することは、
前記第1のメディアアセットについてのフィードバックを前記第2のユーザから受信することと、
前記フィードバックが事前に定義された無関心の表現に対応することを判定することと
を含む、項目1に記載の方法。
(項目7)
前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルは、複数の属性および対応する加重を含み、前記対応する加重は、前記第2のユーザの年齢に基づいて、デフォルト値に初期化される、項目1に記載の方法。
(項目8)
前記第1のメディアアセットは、関連付けられた第1の複数の属性を有し、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新することは、前記ユーザプロファイル内の前記第1の複数の属性に対応する加重を減少させることを含む、項目1に記載の方法。
(項目9)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新することはさらに、
期間の間に受信された無関心の表現の数が、前記期間の間、無関心の表現の閾値数を超えるかどうかを判定することと、
期間の間に受信された前記無関心の表現の数が前記閾値数を超えないことの判定に応答して、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新することと、
期間の間に受信された前記無関心の表現の数が前記閾値数を超えることの判定に応答して、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルに変更を行わないことと
を含む、項目1に記載の方法。
(項目10)
前記第1のユーザから、前記第2のユーザのための再生リスト内に含まれるための前記複数のメディアアセットの選択を受信することはさらに、
前記第1のユーザから、前記第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきである前記複数のメディアアセットのメディアアセットのサブセットの選択を受信すること
を含み、
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新することはさらに、
前記第1のメディアアセットが、前記無関心の表現が無視されるべきである前記メディアアセットのサブセット内に含まれるかどうかを判定することと、
前記第1のメディアアセットが、前記第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきである前記メディアアセットのサブセット内に含まれることの判定に応答して、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルに変更を行わないことと、
前記第1のメディアアセットが、前記第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきである前記メディアアセットのサブセット内に含まれないことの判定に応答して、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新することと
を含む、項目1に記載の方法。
(項目11)
第2のユーザのための再生リストへの含有のためにメディアアセットを第1のユーザに推奨するためのシステムであって、前記システムは、
制御回路であって、
前記第1のユーザから、前記第2のユーザのための再生リスト内に含まれるための複数のメディアアセットの選択を受信することと、
前記第2のユーザのための表示のために、前記複数のメディアアセットを前記再生リスト内に生成することと、
前記第2のユーザから、前記複数のメディアアセットの第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信することと、
前記無関心の表現の受信に基づいて、前記第2のユーザからの前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新することと、
前記第2のユーザと関連付けられた更新されたユーザプロファイルに基づいて、前記第2のユーザのための再生リストへの含有のための第2のメディアアセットのための推奨を判定することと、
前記第1のユーザのための表示のために、前記第2のメディアアセットのための推奨を生成することと
を行うように構成される、制御回路
を備える、システム。
(項目12)
前記制御回路はさらに、
前記第1のユーザから、前記第2のメディアアセットのための推奨への無関心の表現を受信することと、
前記第2のメディアアセットのための推奨への無関心の表現の受信に応答して、前記推奨への無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新することと、
前記第2のユーザと関連付けられた更新されたユーザプロファイルに基づいて、前記第2のユーザのための再生リストへの含有のための第3のメディアアセットのための推奨を判定することと、
前記第1のユーザのための表示のために、前記第3のメディアアセットのための推奨を生成することと
を行うように構成される、項目11に記載のシステム。
(項目13)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信することは、前記制御回路が、前記第1のメディアアセットの再生に先立って、前記第2のユーザから、前記第1のメディアアセットを前記再生リストから除去する要求を受信するように構成されることを含む、項目11に記載のシステム。
(項目14)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信することは、前記制御回路が、閾値時間が前記第1のメディアアセットの再生の開始時間から経過する前に、前記第1のメディアアセットの再生を終了する要求を受信するように構成されることを含む、項目11に記載のシステム。
(項目15)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信することは、前記制御回路が、前記第2のユーザによって中断されず視聴された前記第1のメディアアセットの割合が閾値割合未満であることを判定するように構成されることを含む、項目11に記載のシステム。
(項目16)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信することは、前記制御回路が、
前記第1のメディアアセットについてのフィードバックを前記第2のユーザから受信することと、
前記フィードバックが事前に定義された無関心の表現に対応することを判定することと
を行うように構成されることを含む、項目11に記載のシステム。
(項目17)
前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルは、複数の属性および対応する加重を含み、前記制御回路はさらに、前記第2のユーザの年齢に基づいて、前記対応する加重をデフォルト値に初期化するように構成される、項目11に記載のシステム。
(項目18)
前記第1のメディアアセットは、関連付けられた第1の複数の属性を有し、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新することは、前記制御回路が、前記ユーザプロファイル内の前記第1の複数の属性に対応する加重を減少させるように構成されることを含む、項目11に記載のシステム。
(項目19)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新することは、前記制御回路が、
期間の間に受信された無関心の表現の数が、前記期間の間、無関心の表現の閾値数を超えるかどうかを判定することと、
期間の間に受信された前記無関心の表現の数が前記閾値数を超えないことの判定に応答して、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新することと、
期間の間に受信された前記無関心の表現の数が前記閾値数を超えることの判定に応答して、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルに変更を行わないことと
を行うようにさらに構成されることを含む、項目11に記載のシステム。
(項目20)
前記第1のユーザから、前記第2のユーザのための再生リスト内に含まれるための前記複数のメディアアセットの選択を受信することは、
制御回路が、前記第1のユーザから、前記第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきである前記複数のメディアアセットのメディアアセットのサブセットの選択を受信するようにさらに構成されること
を含み、
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新することはさらに、
前記第1のメディアアセットが、前記無関心の表現が無視されるべきである前記メディアアセットのサブセット内に含まれるかどうかを判定することと、
前記第1のメディアアセットが、前記第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきである前記メディアアセットのサブセット内に含まれることの判定に応答して、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルに変更を行わない、ことと、
前記第1のメディアアセットが、前記第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきである前記メディアアセットのサブセット内に含まれないことの判定に応答して、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新することと
を含む、項目11に記載のシステム。
(項目21)
第2のユーザのための再生リストへの含有のためにメディアアセットを第1のユーザに推奨するためのシステムであって、前記システムは、
前記第1のユーザから、前記第2のユーザのための再生リスト内に含まれるための複数のメディアアセットの選択を受信するための手段と、
前記第2のユーザのための表示のために、前記複数のメディアアセットを前記再生リスト内に生成するための手段と、
前記第2のユーザから、前記複数のメディアアセットの第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信するための手段と、
前記無関心の表現の受信に基づいて、前記第2のユーザからの前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新するための手段と、
前記第2のユーザと関連付けられた更新されたユーザプロファイルに基づいて、前記第2のユーザのための再生リストへの含有のための第2のメディアアセットのための推奨を判定するための手段と、
前記第1のユーザのための表示のために、前記第2のメディアアセットのための推奨を生成するための手段と
を備える、システム。
(項目22)
前記第1のユーザから、前記第2のメディアアセットのための推奨への無関心の表現を受信するための手段と、
前記第2のメディアアセットのための推奨への無関心の表現の受信に応答して、前記推奨への無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新するための手段と、
前記第2のユーザと関連付けられた更新されたユーザプロファイルに基づいて、前記第2のユーザのための再生リストへの含有のための第3のメディアアセットのための推奨を判定するための手段と、
前記第1のユーザのための表示のために、前記第3のメディアアセットのための推奨を生成するための手段と
をさらに備える、項目21に記載のシステム。
(項目23)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信するための手段は、前記第1のメディアアセットの再生に先立って、前記第2のユーザから、前記第1のメディアアセットを前記再生リストから除去する要求を受信するための手段を含む、項目21に記載のシステム。
(項目24)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信するための手段は、閾値時間が前記第1のメディアアセットの再生の開始時間から経過する前に、前記第1のメディアアセットの再生を終了する要求を受信するための手段を含む、項目21に記載のシステム。
(項目25)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信するための手段は、前記第2のユーザによって中断されず視聴された前記第1のメディアアセットの割合が閾値割合未満であることを判定するための手段を含む、項目21に記載のシステム。
(項目26)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信するための手段は、
前記第1のメディアアセットについてのフィードバックを前記第2のユーザから受信するための手段と、
前記フィードバックが事前に定義された無関心の表現に対応することを判定するための手段と
を備える、項目21に記載のシステム。
(項目27)
第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルは、複数の属性および対応する加重を含み、前記対応する加重は、前記第2のユーザの年齢に基づいて、デフォルト値に初期化される、項目21に記載のシステム。
(項目28)
第1のメディアアセットは、関連付けられた第1の複数の属性を有し、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新するための手段は、前記ユーザプロファイル内の前記第1の複数の属性に対応する加重を減少させるための手段を含む、項目21に記載のシステム。
(項目29)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新するための手段はさらに、
期間の間に受信された無関心の表現の数が、前記期間の間、無関心の表現の閾値数を超えるかどうかを判定するための手段と、
期間の間に受信された前記無関心の表現の数が前記閾値数を超えないことの判定に応答して、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新するための手段と、
期間の間に受信された前記無関心の表現の数が前記閾値数を超えることの判定に応答して、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルに変更を行わないための手段と
を備える、項目21に記載のシステム。
(項目30)
前記第1のユーザから、前記第2のユーザのための再生リスト内に含まれるための前記複数のメディアアセットの選択を受信するための手段はさらに、
前記第1のユーザから、前記第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきである前記複数のメディアアセットのメディアアセットのサブセットの選択を受信するための手段
を備え、
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新するための手段はさらに、
前記第1のメディアアセットが、前記無関心の表現が無視されるべきである前記メディアアセットのサブセット内に含まれるかどうかを判定するための手段と、
前記第1のメディアアセットが、前記第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきである前記メディアアセットのサブセット内に含まれることの判定に応答して、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルに変更を行わないための手段と、
前記第1のメディアアセットが、前記第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきである前記メディアアセットのサブセット内に含まれないことの判定に応答して、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新するための手段と
を備える、項目21に記載のシステム。
(項目31)
メモリを備える非一過性機械可読媒体であって、前記メモリは、第2のユーザのための再生リストへの含有のためにメディアアセットを第1のユーザに推奨するための前記メモリ上にエンコードされた命令を伴い、前記命令は、
前記第1のユーザから、前記第2のユーザのための再生リスト内に含まれるための複数のメディアアセットの選択を受信するための命令と、
前記第2のユーザのための表示のために、前記複数のメディアアセットを前記再生リスト内に生成するための命令と、
前記第2のユーザから、前記複数のメディアアセットの第1のメディアセットへの無関心の表現を受信するための命令と、
前記無関心の表現の受信に基づいて、前記第2のユーザからの前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新するための命令と、
前記第2のユーザと関連付けられた更新されたユーザプロファイルに基づいて、前記第2のユーザのための再生リストへの含有のための第2のメディアアセットのための推奨を判定するための命令と、
前記第1のユーザのための表示のために、前記第2のメディアアセットのための推奨を生成するための命令と
を備える、非一過性機械可読媒体。
(項目32)
前記命令はさらに、
前記第1のユーザから、前記第2のメディアアセットのための推奨への無関心の表現を受信するための命令と、
前記第2のメディアアセットのための推奨への無関心の表現の受信に応答して、前記推奨への無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新するための命令と、
前記第2のユーザと関連付けられた更新されたユーザプロファイルに基づいて、前記第2のユーザのための再生リストへの含有のための第3のメディアアセットのための推奨を判定するための命令と、
前記第1のユーザのための表示のために、前記第3のメディアアセットのための推奨を生成するための命令と
を備える、項目31に記載の非一過性機械可読媒体。
(項目33)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信するための命令は、前記第1のメディアアセットの再生に先立って、前記第2のユーザから、前記第1のメディアアセットを前記再生リストから除去する要求を受信するための命令を備える、項目31に記載の非一過性機械可読媒体。
(項目34)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信するための命令は、閾値時間が前記第1のメディアアセットの再生の開始時間から経過する前に、前記第1のメディアアセットの再生を終了する要求を受信するための命令を備える、項目31に記載の非一過性機械可読媒体。
(項目35)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信するための命令は、第2のユーザによって中断されず視聴された前記第1のメディアアセットの割合が閾値割合未満であることを判定するための命令を備える、項目31に記載の非一過性機械可読媒体。
(項目36)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信するための命令は、
前記第1のメディアアセットについてのフィードバックを前記第2のユーザから受信するための命令と、
前記フィードバックが事前に定義された無関心の表現に対応することを判定するための命令と
を備える、項目31に記載の非一過性機械可読媒体。
(項目37)
第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルは、複数の属性および対応する加重を含み、前記対応する加重は、前記第2のユーザの年齢に基づいて、デフォルト値に初期化される、項目31に記載の非一過性機械可読媒体。
(項目38)
第1のメディアアセットは、関連付けられた第1の複数の属性を有し、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新するための命令は、前記ユーザプロファイル内の前記第1の複数の属性に対応する加重を減少させるための命令を備える、項目31に記載の非一過性機械可読媒体。
(項目39)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新するための命令はさらに、
期間の間に受信された無関心の表現の数が、前記期間の間、無関心の表現の閾値数を超えるかどうかを判定するための命令と、
期間の間に受信された前記無関心の表現の数が前記閾値数を超えないことの判定に応答して、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新するための命令と、
期間の間に受信された前記無関心の表現の数が前記閾値数を超えることの判定に応答して、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルに変更を行わないための命令と
を備える、項目31に記載の非一過性機械可読媒体。
(項目40)
前記第1のユーザから、前記第2のユーザのための再生リスト内に含まれるための前記複数のメディアアセットの選択を受信するための命令はさらに、
前記第1のユーザから、前記第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきである前記複数のメディアアセットのメディアアセットのサブセットの選択を受信するための命令
を備え、
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新するための命令はさらに、
前記第1のメディアアセットが、前記無関心の表現が無視されるべきである前記メディアアセットのサブセット内に含まれるかどうかを判定するための命令と、
前記第1のメディアアセットが、前記第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきである前記メディアアセットのサブセット内に含まれることの判定に応答して、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルに変更を行わないための命令と、
前記第1のメディアアセットが、前記第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきである前記メディアアセットのサブセット内に含まれないことの判定に応答して、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新するための命令と
を備える、項目31に記載の非一過性機械可読媒体。
(項目41)
第2のユーザのための再生リストへの含有のためにメディアアセットを第1のユーザに推奨するための方法であって、前記方法は、
前記第1のユーザから、前記第2のユーザのための再生リスト内に含まれるための複数のメディアアセットの選択を受信することと、
前記第2のユーザのための表示のために、前記複数のメディアアセットを前記再生リスト内に生成することと、
前記第2のユーザから、前記複数のメディアアセットの第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信することと、
前記無関心の表現の受信に基づいて、前記第2のユーザからの前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新することと、
前記第2のユーザと関連付けられた更新されたユーザプロファイルに基づいて、前記第2のユーザのための再生リストへの含有のための第2のメディアアセットのための推奨を判定することと、
前記第1のユーザのための表示のために、前記第2のメディアアセットのための推奨を生成することと
を含む、方法。
(項目42)
前記第1のユーザから、前記第2のメディアアセットのための推奨への無関心の表現を受信することと、
前記第2のメディアアセットのための推奨への無関心の表現の受信に応答して、前記推奨への無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新することと、
前記第2のユーザと関連付けられた更新されたユーザプロファイルに基づいて、前記第2のユーザのための再生リストへの含有のための第3のメディアアセットのための推奨を判定することと、
前記第1のユーザのための表示のために、前記第3のメディアアセットのための推奨を生成することと
をさらに含む、項目41に記載の方法。
(項目43)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信することは、前記第1のメディアアセットの再生に先立って、前記第2のユーザから、前記第1のメディアアセットを前記再生リストから除去する要求を受信することを含む、項目41または42に記載の方法。
(項目44)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信することは、閾値時間が前記第1のメディアアセットの再生の開始時間から経過する前に、前記第1のメディアアセットの再生を終了する要求を受信することを含む、項目41-43のいずれかに記載の方法。
(項目45)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信することは、前記第2のユーザによって中断されず視聴された前記第1のメディアアセットの割合が閾値割合未満であることを判定することを含む、項目41-44のいずれかに記載の方法。
(項目46)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信することは、
前記第1のメディアアセットについてのフィードバックを前記第2のユーザから受信することと、
前記フィードバックが事前に定義された無関心の表現に対応することを判定することと
を含む、項目41-45のいずれかに記載の方法。
(項目47)
前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルは、複数の属性および対応する加重を含み、前記対応する加重は、前記第2のユーザの年齢に基づいて、デフォルト値に初期化される、項目41-46のいずれかに記載の方法。
(項目48)
前記第1のメディアアセットは、関連付けられた第1の複数の属性を有し、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新することは、前記ユーザプロファイル内の前記第1の複数の属性に対応する加重を減少させることを含む、項目41-47のいずれかに記載の方法。
(項目49)
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新することはさらに、
期間の間に受信された無関心の表現の数が、前記期間の間、無関心の表現の閾値数を超えるかどうかを判定することと、
期間の間に受信された前記無関心の表現の数が前記閾値数を超えないことの判定に応答して、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新することと、
期間の間に受信された前記無関心の表現の数が前記閾値数を超えることの判定に応答して、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルに変更を行わないことと
を含む、項目41-48のいずれかに記載の方法。
(項目50)
前記第1のユーザから、前記第2のユーザのための再生リスト内に含まれるための前記複数のメディアアセットの選択を受信することはさらに、
前記第1のユーザから、前記第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきである前記複数のメディアアセットのメディアアセットのサブセットの選択を受信すること
を含み、
前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新することはさらに、
前記第1のメディアアセットが、前記無関心の表現が無視されるべきである前記メディアアセットのサブセット内に含まれるかどうかを判定することと、
前記第1のメディアアセットが、前記第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきである前記メディアアセットのサブセット内に含まれることの判定に応答して、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルに変更を行わないことと、
前記第1のメディアアセットが、前記第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきである前記メディアアセットのサブセット内に含まれないことの判定に応答して、前記第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、前記第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新することと
を含む、項目41-49のいずれかに記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【0031】
本開示の上記および他の目的ならびに利点は、類似する参照文字が全体を通して類似部品を指す添付図面と併せて解釈される、以下の詳細な説明を考慮することによって明白となるであろう。
【0032】
【
図1】
図1は、本開示のいくつかの実施形態による、双方向メディアガイドアプリケーションの例証的表示を描写する。
【
図2】
図2は、本開示のいくつかの実施形態による、双方向メディアガイドアプリケーションの別の例証的表示を描写する。
【
図3】
図3は、本開示のいくつかの実施形態による、メディアガイドアプリケーション一覧および他のメディアガイド情報を提供するために使用され得る、表示画面の例証的実施形態を示す。
【
図4】
図4は、本開示のいくつかの実施形態による、メディアガイドアプリケーション一覧を提供するために使用され得る、表示画面の別の例証的実施形態を示す。
【
図5】
図5は、本開示のいくつかの実施形態による、例証的ユーザ機器(UE)デバイスのブロック図である。
【
図6】
図6は、本開示のいくつかの実施形態による、例証的メディアシステムのブロック図である。
【
図7】
図7は、本開示のいくつかの実施形態による、第1のユーザに、第2のユーザの視聴アクティビティに基づいて、第2のユーザのための再生リストへの含有のためのメディアアセットの推奨を提供することに関わる例証的ステップのフローチャートである。
【
図8】
図8は、本開示のいくつかの実施形態による、第2のユーザから、複数のメディアアセットの第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信するときのステップ706(
図7)に関わる例証的ステップのフローチャートである。
【
図9】
図9は、本開示のいくつかの実施形態による、第2のユーザからの第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新するときのステップ708(
図7)に関わる例証的ステップのフローチャートである。
【
図10-1】
図10は、本開示のいくつかの実施形態による、第2のユーザと関連付けられた更新されたユーザプロファイルに基づいて、第2のユーザのための再生リストへの含有のための第2のメディアアセットのための推奨を判定するときのステップ710(
図7)に関わる例証的ステップのフローチャートである。
【
図10-2】
図10は、本開示のいくつかの実施形態による、第2のユーザと関連付けられた更新されたユーザプロファイルに基づいて、第2のユーザのための再生リストへの含有のための第2のメディアアセットのための推奨を判定するときのステップ710(
図7)に関わる例証的ステップのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0033】
本明細書で参照されるように、「双方向メディアガイドアプリケーション」、または「メディアガイドアプリケーション」、もしくは時として、「ガイドアプリケーション」は、ユーザが、コンテンツを消費する、および/またはそれにナビゲートすることを可能にする、アプリケーションである。いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、オンラインアプリケーション(すなわち、ウェブサイト上で提供される)として、またはサーバもしくはユーザデバイス上の独立型アプリケーションとして、提供されてもよい。いくつかの実施形態では、種々のデバイスおよびプラットフォーム上にインストールされる制御回路は、以下により詳細に説明されるように、メディアガイドアプリケーションを実行してもよい。いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションおよび/または本明細書で議論される実施形態のいずれかを行うための任意の命令は、コンピュータ可読媒体上にエンコードされてもよい。コンピュータ可読媒体は、データを記憶可能な任意の媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、限定ではないが、電気または電磁信号の伝搬を含む、一過性であってもよく、または限定ではないが、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、USBドライブ、DVD、CD、メディアカード、レジスタメモリ、プロセッサキャッシュ、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)等の揮発性および不揮発性コンピュータメモリまたは記憶デバイスを含む、非一過性であってもよい。
【0034】
図1は、本開示のいくつかの実施形態による、双方向メディアガイドアプリケーションの例証的表示を描写する。
図1は、任意のユーザデバイス(例えば、以下の
図6に説明される、ユーザテレビ機器602、ユーザコンピュータ機器604、および無線ユーザ通信デバイス606)上に表示され得る、例証的表示100を描写する。制御回路504は、
図7-10に説明されるプロセスのうちの1つまたはそれを上回るものを使用して、表示をディスプレイ512上に表示させてもよい。
【0035】
表示100は、第2のユーザからの第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第1のユーザに第2のメディアアセットのための推奨を提供するために、双方向メディアガイドアプリケーションによって生成された表示の実施例である。表示100は、表示102、120、および164等の種々の表示を含んでもよい。表示102は、第1のユーザから、第2のユーザのための再生リスト内に含まれるための複数のメディアアセットの選択を受信するために、双方向メディアガイドアプリケーションによって生成された表示の実施例である。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、表示のために、各メディアアセット識別子に対応する選択可能オプション(例えば、「メディアアセットA」104に対応する選択可能オプション「再生リストに追加」106、「メディアアセットB」108に対応する選択可能オプション「再生リストに追加」110、「メディアアセットC」112に対応する選択可能オプション「再生リストに追加」114、「メディアアセットD」116に対応する選択可能オプション「再生リストに追加」118)とともに、「メディアアセットA」104、「メディアアセットB」108、「メディアアセットC」112、および「メディアアセットD」118等の複数のメディアアセット識別子を生成してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、ユーザ入力インターフェース510を介して、オプション「再生リストに追加」106、「再生リストに追加」110、および「再生リストに追加」114の選択の受信に応じて、第1のユーザ(例えば、母親)から、「メディアアセットA」104、「メディアアセットB」108および「メディアアセットC」112を再生リスト内に含む選択を受信してもよい。
【0036】
表示102は、再生リスト内の複数のメディアアセットを第2のユーザに表示するために、双方向メディアガイドアプリケーションによって生成された表示の実施例である。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、表示のために、第1のユーザによって選択された複数のメディアアセット(例えば、「メディアアセットA」122、「メディアアセットB」134、および「メディアアセットC」146)のためのメディアアセット識別子を生成してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションはまた、表示のために、各メディアアセット識別子に対応する1つまたはそれを上回る選択可能オプションを生成し、第2のユーザが、各メディアアセットと関連付けられたアクションを実施することを可能にしてもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、表示のために、「メディアアセットA」122に対応する、選択可能オプション「再生」124、「再生リストから除去」126、「本メディアアセットの評価」128、「いいね」130、「やだね」132、および「コメントを残してください」158を生成してもよい。同様に、双方向メディアガイドアプリケーションは、表示のために、「メディアアセットB」134に対応する、選択可能オプション「再生」136、「再生リストから除去」138、「本メディアアセットの評価」140、「いいね」142、「やだね」144、および「コメントを残してください」160と、「メディアアセットC」146に対応する、選択可能オプション「再生」148、「再生リストから除去」150、「本メディアアセットの評価」152、「いいね」154、「やだね」156、および「コメントを残してください」162とを生成してもよい。
【0037】
双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザから、複数のメディアアセットの第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信する。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、Teddyから、「メディアアセットA」122への無関心の表現を受信し得る。メディアアセットへの無関心の表現は、いくつかの側面では、メディアアセットが第2のユーザを満足させることに失敗したことを通信する任意の好適な手段である。
【0038】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションが第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信するステップは、双方向メディアガイドアプリケーションが、第1のメディアアセットの再生に先立って、第2のユーザから、第1のメディアアセットを再生リストから除去する要求を受信するステップを含む。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、「再生」124オプションの任意の選択に先立って、ユーザ入力インターフェース510を介して、「再生リストから除去」126オプションの選択を受信してもよい。本事例では、双方向メディアガイドアプリケーションは、双方向メディアガイドアプリケーションが「メディアアセットA」122への無関心の表現を第2のユーザから受信したことを判定してもよい。
【0039】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションが第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信するステップは、双方向メディアガイドアプリケーションが、閾値時間が第1のメディアアセットの再生の開始時間から経過する前に、第1のメディアアセットの再生を終了する要求を受信するステップを含む。閾値時間は、第2のユーザがメディアアセットに無関心ではない場合、第2のユーザがメディアアセットの視聴に費やすであろう最小期間を定義する。閾値時間は、メディアアセットの長さ(例えば、メディアアセットの長さの25%)に基づいて判定された一定期間(例えば、10分)または可変期間であってもよい。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザのアクティビティと関連付けられた再生リストに基づいて、閾値時間を判定してもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションが、第2のユーザの集中力が一般に非常に短いことを判定する場合、双方向メディアガイドアプリケーションは、閾値時間をより高い値に設定してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルと関連付けられたデータ構造(例えば、記憶装置508内にローカルで、またはメディアコンテンツソース616およびメディアガイドデータソース618内に遠隔で記憶される閾値パラメータデータ構造)または閾値時間に対応する値を判定するための別個のデータ構造にアクセスしてもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、ブール比較関数を使用して、第1のメディアアセットの再生の開始時間からの経過時間が閾値時間を超えるかどうかを判定してもよい。例えば、閾値時間が、10分であって、双方向メディアガイドアプリケーションが、再生から5分後、第2のユーザから、「メディアアセットA」122の再生を終了する要求(例えば、「再生」124オプションの選択から5分後の終了オプションの選択)を受信する場合、双方向メディアガイドアプリケーションは、双方向メディアガイドアプリケーションが「メディアアセットA」122への無関心の表現を第2のユーザから受信したことを判定する。
【0040】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、閾値時間が経過する前に第1のメディアアセットの再生を終了する要求を受信することに応じて、要求が第1のメディアアセットへの無関心の表現を構成することを判定する前に、所定の時間を待機してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、所定の期間の終了時、第1のメディアのための総再生時間を判定してもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、総再生時間データ構造を維持してもよく、双方向メディアガイドアプリケーションは、現在の時間および第1のメディアアセットの再生に基づいて、本データ構造内の第1のメディアアセットの総再生時間の値を更新してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、ブール比較関数を使用し、所定の期間の終了時の第1のメディアアセットのための総再生時間が閾値時間未満であるかどうかを判定してもよい。所定の期間の終了時の第1のメディアアセットのための総再生時間が閾値時間未満であることの判定に応じて、双方向メディアガイドアプリケーションは、双方向メディアガイドアプリケーションが第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信したことを判定してもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、再生から5分後、「メディアアセットA」122の再生を終了する第2のユーザ要求の受信に応じて、要求がメディアアセットAへの無関心の表現を構成するかどうかを判定する前に、24時間の期間にわたって待機してもよい。例えば、第2のユーザが、24時間の期間の間、別の15分にわたって、「メディアアセットA」122の再生を再開する場合、双方向メディアガイドアプリケーションは、事前に定義された期間の終了時の「メディアアセットA」122のための総再生時間が20分であることを判定してもよい。この場合、双方向メディアガイドアプリケーションは、「メディアアセットA」122のための総再生時間が閾値時間を超えるため、要求が「メディアアセットA」122への無関心の表現を構成しないことを判定してもよい。
【0041】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションが第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信するステップは、双方向メディアガイドアプリケーションが第2のユーザによって中断されず視聴された第1のメディアアセットの割合が閾値割合未満であることを判定するステップを含む。閾値割合は、第2のユーザがメディアアセットに無関心ではない場合、第2のユーザが中断されず視聴に費やすであろうメディアアセットの最小割合(例えば、メディアアセットの60%)を定義する。双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルと関連付けられたデータ構造(例えば、記憶装置508内にローカルで、またはメディアコンテンツソース616およびメディアガイドデータソース618内に遠隔で記憶される閾値パラメータデータ構造)または閾値割合に対応する値を判定するための別個のデータ構造にアクセスしてもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、ブール比較関数を使用し、第2のユーザによって中断されず視聴された第1のメディアアセットの割合が閾値割合未満であるかどうかを判定してもよい(例えば、「中断されず視聴された割合<閾値割合」ブール関数)。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザのアクティビティと関連付けられた再生リストに基づいて、閾値割合の値を適合させてもよい(例えば、第2のユーザが、頻繁に、中断を伴ってメディアアセットを視聴する場合、閾値は、40%に設定されてもよい)。視聴の中断は、再生の一時停止、高速早送り、メディアアセットの再生と同時の他のアクティビティの実施(例えば、同時に、別のメディアアセットを再生する、ソーシャルメディアをブラウジングする、別のアプリケーションを実行する)、および他の好適な中断であってもよい。例えば、閾値割合は、50%であってもよい。第2のユーザが、「メディアアセットA」122の65%を通して高速早送りする場合、双方向メディアガイドアプリケーションは、中断されず視聴された第1のメディアアセットの割合が35%であることを判定する。この場合、双方向メディアガイドアプリケーションは、「真」値を「中断されず視聴された割合<閾値割合」ブール比較関数から受信し、双方向メディアガイドアプリケーションは、双方向メディアガイドアプリケーションが「メディアアセットA」122への無関心の表現を第2のユーザから受信したことを判定する。
【0042】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションが第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信するステップは、双方向メディアガイドアプリケーションが第1のメディアアセットについてのフィードバックを第2のユーザから受信するステップと、双方向メディアガイドアプリケーションがフィードバックが事前に定義された無関心の表現に対応することを判定するステップとを含む。第1のメディアアセットについてのフィードバックは、構造化された応答(例えば、スコア、「このメディアアセットは面白かったですか?」等のプロンプトへの応答)、非構造化コメント、および第1のメディアアセットへの第2のユーザの無関心レベルを通信する任意の他の好適な手段であってもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルと関連付けられたデータ構造(例えば、記憶装置508内にローカルで、またはメディアコンテンツソース616およびメディアガイドデータソース618内に遠隔で記憶される閾値パラメータデータ構造)または事前に定義された無関心の表現を判定するための別個のデータ構造にアクセスしてもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、ブール比較関数を使用して、フィードバックが事前に定義された無関心の表現に対応することを判定してもよい。
【0043】
例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、表示のために、選択可能オプション「本メディアアセットの評価」128、「本メディアアセットの評価」140、および「本メディアアセットの評価」152を生成し、第2のユーザが、それぞれ、「メディアアセットA」122、「メディアアセットA」134、および「メディアアセットA」146を評価することを可能にしてもよい。128、140、および152のいずれかの選択の受信に応じて、双方向メディアガイドアプリケーションは、表示のために、評価を第2のユーザから受信するための選択可能オプション(例えば、文字評価システム、数値評価システム、および任意の他の好適な評価基準)を生成してもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、「メディアアセットA」122に対応する、「本メディアアセットの評価」128」オプションの選択を第2のユーザから受信してもよい。それに応答して、双方向メディアガイドアプリケーションは、表示のために、選択可能オプションA、B、C、D、E、およびFを生成してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、オプションCの選択を第2のユーザから受信してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、次いで、再生リストと関連付けられたデータ構造(例えば、記憶装置508内にローカルで、またはメディアコンテンツソース616およびメディアガイドデータソース618内に遠隔で記憶される閾値パラメータデータ構造)にアクセスし、事前に定義された無関心の表現に対応する値を判定してもよい。例えば、閾値パラメータデータ構造は、C、D、E、およびFを事前に定義された無関心の表現として含んでもよい。この場合、双方向メディアガイドアプリケーションは、「真」結果を「フィードバック==事前に定義された無関心の表現」ブール関数から受信する。「真」結果の受信に応じて、双方向メディアガイドアプリケーションは、双方向メディアガイドアプリケーションが「メディアアセットA」122への無関心の表現を第2のユーザから受信したことを判定してもよい。同様に、双方向メディアガイドアプリケーションは、「やだね」132オプションの選択の受信に応じて、双方向メディアガイドアプリケーションが「メディアアセットA」122への無関心の表現を第2のユーザから受信したことを判定してもよい。
【0044】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、非構造化テキスト(例えば、プロンプト「コメントを残してください」の何らかの均等物に対する応答)、ソーシャルメディアアクティビティ(例えば、「メディアアセットAを見たけど、あまり面白くなかった」等のソーシャルメディア上へのメディアアセットについての情報へのポスト)、オーディオおよび/またはビデオフィードバック、ならびに他の好適な非構造化フィードバック等の非構造化フィードバックを受信する。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、「コメントを残してください」158オプションの選択を受信してもよい。それに応答して、双方向メディアガイドアプリケーションは、ユーザに、ユーザ入力インターフェース510を介してテキストコメントを入力するオプションを提供してもよい。そのような場合、双方向メディアガイドアプリケーションは、付加的分析ステップを実施し、第2のユーザによって表される無関心レベルを判定してもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、「メディアアセットA」122に対応する、「コメントを残してください」158選択可能オプションに対して、テキスト応答「代わりに宿題をやれば良かったと思うほどつまらなかった」を受信し得る。双方向メディアガイドアプリケーションは、セマンティック分析をテキストに実施し、テキスト応答内に表される無関心レベルを判定してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、次いで、無関心の表現として再生リストと関連付けられたデータ構造(例えば、記憶装置508内にローカルで、またはメディアコンテンツソース616およびメディアガイドデータソース618内に遠隔で記憶される閾値パラメータデータ構造)または別個のデータ構造内において事前に定義された無関心レベルに基づいて、テキスト応答が無関心の表現を構成するかどうかを判定してもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、セマンティック分析に基づいて、テキスト応答「代わりに宿題をやれば良かったと思うほどつまらなかった」内に表される無関心レベルが85%であることを判定してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、閾値パラメータデータ構造にアクセスし、無関心の表現として事前に定義された無関心レベルが50%であることを判定してもよい。この場合、双方向メディアガイドアプリケーションは、双方向メディアガイドアプリケーションが「メディアアセットA」122への無関心の表現を第2のユーザから受信したことを判定する。
【0045】
双方向メディアガイドアプリケーションは、無関心の表現の受信に基づいて、第2のユーザからの第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新する。例えば、TeddyからのメディアアセットAへの無関心の表現の受信に応じて、双方向メディアガイドアプリケーションは、Teddyのユーザプロファイルを更新する。いくつかの実施形態では、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルは、複数の属性および対応する加重を含む。属性は、典型的には、限定ではないが、ジャンル(例えば、ドラマ、コメディ、アニメ、空想科学小説)、俳優、監督、制作会社、スタジオ(例えば、Walt Disney Studios、Warner Bros.Entertainment、NBC Universal)プロット、キーワード、キーシーケンス等のメディアコンテンツと関連付けられた記述子であってもよい。例えば、Teddyのユーザプロファイルは、属性「アニメ」、「空想科学小説」、「WaltDisney Studios」、「プロットx」、および「プロットy」、ならびに対応する加重を含む、属性データ構造を含んでもよい。いくつかの実施形態では、加重は、第2のユーザの年齢に基づいて、デフォルト値に初期化される。
【0046】
双方向メディアガイドアプリケーションは、例えば、Teddyが11歳であることを判定し得る。双方向メディアガイドアプリケーションは、次いで、データ構造(例えば、記憶装置508内にローカルで、またはメディアコンテンツソース616およびメディアガイドデータソース618内に遠隔で記憶されるデフォルト属性設定データ構造)にアクセスし、11歳に関するTeddyのユーザプロファイル内の属性データ構造内に含まれる属性に対応する加重のデフォルト値を判定してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、次いで、Teddyのユーザプロファイル内の属性データ構造内の属性に対応する加重の値をデフォルト属性設定データ構造からの11歳に関する加重のデフォルト値で初期化してもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、デフォルト属性設定データ構造にアクセスすることによって、11歳に関する属性「アニメ」、「空想科学小説」、「Walt Disney Studios」、「プロットx」、および「プロットy」に対応する加重のデフォルト値が、それぞれ、3、1、3、2、および1であることを判定してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、次いで、属性「アニメ」、「空想科学小説」、「Walt Disney Studios」、「プロットx」、および「プロットy」に対応する加重の値を、それぞれ、Teddyのユーザプロファイル内の属性データ構造内で3、1、3、2、および1に設定してもよい。
【0047】
いくつかの実施形態では、第1のメディアアセットは、関連付けられた第1の複数の属性を有する。例えば、「メディアアセットA」122は、属性「空想科学小説」、「Walt Disney Studios」、および「プロットx」を有する。双方向メディアガイドアプリケーションは、第1のメディアアセットに対応するメタデータに関してデータベース(例えば、メディアコンテンツソース616およびメディアガイドデータソース618に位置する、メディアアセットAを提供するコンテンツソースのコンテンツ一覧データベース)にクエリすることによって、第1のメディアアセットに対応するメタデータを読み出してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、SQL、JAPQL、CODASYL、または別の好適な言語等のデータベース管理言語を使用して、クエリを実施してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、好適なメタデータ抽出ツールを使用して、第1の複数の属性を第1のメディアアセットに対応するメタデータから抽出してもよい。
【0048】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、ユーザプロファイル内の第1の複数の属性に対応する加重を減少させることによって、第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新する。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、「メディアアセットA」122への無関心の表現の受信に応じて、Teddyのユーザプロファイル内の属性データ構造内の「空想科学小説」、「Walt Disney Studios」、および「プロットx」に対応する加重を減少させてもよい。前の実施例から、双方向メディアガイドアプリケーションは、最初に、属性「空想科学小説」、「Walt Disney Studios」、および「プロットx」に対応する加重を、それぞれ、1、3、および2に設定する。「メディアアセットA」122への無関心の表現を受信後、双方向メディアガイドアプリケーションは、「空想科学小説」、「Walt Disney Studios」、および「プロットx」に対応する加重を、それぞれ、0、2、および1に減少させてもよい。
【0049】
いくつかの実施形態では、第1のメディアアセットと関連付けられた第1の複数の属性の属性は、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイル内に含まれなくてもよい。そのような事例では、双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを属性を含むように更新してもよい。例えば、「メディアアセットA」122と関連付けられた属性は、俳優Xであってもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、属性俳優XがTeddyのユーザプロファイル内の属性データ構造内に含まれないことを判定してもよい(例えば、ブールクエリ関数を使用することによって)。双方向メディアガイドアプリケーションは、次いで、Teddyのユーザプロファイル内の属性データ構造を属性「俳優X」を含むように更新してもよい。
【0050】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、期間の間に受信された無関心の表現の数が、期間の間、無関心の表現の閾値数を超えるかどうかを判定する。期間(例えば、1時間)および無関心の表現の閾値数(例えば、5回の無関心の表現)は、あるデフォルト値である、または第1のユーザによって提供されてもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルと関連付けられたデータ構造(例えば、記憶装置508内にローカルで、またはメディアコンテンツソース616およびメディアガイドデータソース618内に遠隔で記憶される閾値パラメータデータ構造)または期間および無関心の表現の閾値数に対応する値を判定するための別個のデータ構造にアクセスしてもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、期間の間に受信された無関心の表現の数のカウンタを維持してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、現在の時間およびメディアアセットへの無関心の表現の受信に基づいて、カウンタの値を継続的に更新してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションが無関心の表現を受信する度に、双方向メディアガイドアプリケーションは、カウンタの更新された値と期間の間の無関心の表現の閾値数を比較し、カウンタの値が無関心の表現の閾値数を超えるかどうかを判定してもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、ブール比較関数を使用して(例えば、「カウンタ>閾値数」ブール比較関数)、本判定を実施してもよい。
【0051】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、期間の間に受信された無関心の表現の数が閾値数を超えないことの判定に応答して、第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションが、第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新し得る、前述の技法が、ここに適用可能である。例えば、「メディアアセットA」122への無関心の表現の受信に応じて、双方向メディアガイドアプリケーションは、1時間の間に受信された無関心の表現の数のカウンタの更新された値が3であることを判定してもよい。この場合、双方向メディアガイドアプリケーションは、「偽」結果を「カウンタ>閾値数」ブール比較関数から受信し、双方向メディアガイドアプリケーションは、カウンタが閾値数を超えないことを判定する。双方向メディアガイドアプリケーションは、次いで、「メディアアセットA」122への無関心の表現に基づいて、Teddyのユーザプロファイルを更新してもよい。
【0052】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、期間の間に受信された無関心の表現の数が閾値数を超えることの判定に応答して、第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルに変更を行わなくてもよい。例えば、メディアアセットAへの無関心の表現の受信に応じて、双方向メディアガイドアプリケーションは、1時間の間に受信された無関心の表現の数のカウンタの更新された値が6であることを判定してもよい。この場合、双方向メディアガイドアプリケーションは、「真」結果を「カウンタ>閾値数」ブール比較関数から受信し、双方向メディアガイドアプリケーションは、カウンタが閾値数を超えることを判定する。本事例では、双方向メディアガイドアプリケーションは、「メディアアセットA」122への無関心の表現に基づいて、Teddyのユーザプロファイルに変更を行わなくてもよい。
【0053】
双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザと関連付けられた更新されたユーザプロファイルに基づいて、第2のユーザのための再生リストへの含有のための第2のメディアアセットのための推奨を判定する。双方向メディアガイドアプリケーションは、任意の好適な推奨アルゴリズムを使用して、更新されたユーザプロファイルに基づいて、第2のメディアアセットのための推奨を判定してもよい。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のメディアアセットと関連付けられた第2の複数の属性を判定してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションが、メディアアセットと関連付けられた属性をメディアアセットに対応するメタデータから判定し得る、前述の技法が、ここに適用可能である。
【0054】
双方向メディアガイドアプリケーションは、第2の複数の属性と第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイル内の複数の属性および対応する加重を比較し、第2のメディアアセットのための類似性係数を判定してもよい。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイル内の第2の複数の属性に対応する加重を総和し、第2のメディアアセットのための類似性係数を判定してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、ブール比較関数を使用して、第2のメディアアセットのための類似性係数と閾値類似性係数を比較してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルと関連付けられたデータ構造(例えば、記憶装置508内にローカルで、またはメディアコンテンツソース616およびメディアガイドデータソース618内に遠隔で記憶される閾値パラメータデータ構造)または閾値類似性係数に対応する値を判定するための別個のデータ構造にアクセスしてもよい。いくつかの実施形態では、第2のメディアアセットのための類似性係数が閾値類似性係数を超えることの判定に応じて、双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のメディアアセットが第2のユーザのための再生リストへの含有のために推奨されるべきであることを判定する。
【0055】
前の実施例から、「メディアアセットA」122への無関心の表現に基づいて、Teddyのユーザプロファイルが更新された後、属性データ構造内の複数の属性は、アニメ、空想科学小説、Walt Disney Studios、プロットx、およびプロットyであって、対応する加重は、それぞれ、3、0、2、1、および1である。例えば、「メディアアセットM」166は、属性「アニメ」および「Walt Disney Studios」を有し、メディアアセットFは、属性「空想科学小説」および「プロットx」を有する。双方向メディアガイドアプリケーションは、「メディアアセットM」166およびメディアアセットFのための類似性係数が、それぞれ、5および1であることを判定してもよい。閾値類似性係数は、2であってもよい。この場合、双方向メディアガイドアプリケーションは、ブール比較関数の結果に基づいて、「メディアアセットM」166のみがTeddyのための再生リストへの含有のために推奨されるべきであることを判定してもよい。
【0056】
表示164は、双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザのための再生リストへの含有のための第2のメディアアセットのための推奨の判定に応じて、第1のユーザのための表示のために生成し得る、表示の実施例である。表示164は、第2のメディアアセットのためのメディアアセット識別子「メディアアセットM」166と、選択可能オプション「再生リストに追加」168とを含み、第1のユーザが、「メディアアセットM」166を第2のユーザのための再生リストに含むことを可能にする。
【0057】
図2は、本開示のいくつかの実施形態による、双方向メディアガイドアプリケーションの別の例証的表示を描写する。
図2は、任意のユーザデバイス(例えば、以下の
図6に説明される、ユーザテレビ機器602、ユーザコンピュータ機器604、および無線ユーザ通信デバイス606)上に表示され得る、例証的表示200を描写する。制御回路504は、
図7-10に説明されるプロセスのうちの1つまたはそれを上回るものを使用して、表示をディスプレイ512上に表示させてもよい。
【0058】
表示200は、第1のユーザのために双方向メディアガイドアプリケーションによって生成された表示の実施例である。表示200は、表示202および234等の種々の表示を含んでもよい。表示202は、双方向メディアガイドアプリケーションが第1のユーザに提供し得る、第2のメディアアセットのための推奨の判定に影響を及ぼすであろう、付加的選択可能オプションの実施例である。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、表示のために、各メディアアセット識別子に対応する選択可能オプション(例えば、「メディアアセットA」204に対応する選択可能オプション「再生リストに追加」206および「第2のユーザによるメディアアセットへの無関心の表現を無視」208、「メディアアセットB」210に対応する選択可能オプション「再生リストに追加」212および「第2のユーザによるメディアアセットへの無関心の表現を無視」214、「メディアアセットC」216に対応する選択可能オプション「再生リストに追加」218および「第2のユーザによるメディアアセットへの無関心の表現を無視」220、「メディアアセットD」222に対応する選択可能オプション「再生リストに追加」224および「第2のユーザによるメディアアセットへの無関心の表現を無視」226)とともに、「メディアアセットA」204、「メディアアセットB」210、「メディアアセットC」216、および「メディアアセットD」222等の複数のメディアアセット識別子を生成してもよい。選択可能オプション208、214、220、および226は、第1のユーザが、第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきである、第2のユーザのための再生リスト内に含まれるためのメディアアセットを示すことを可能にする。表示202は、対応する選択可能オプションとともに、再生リストへの含有のために推奨される第2のメディアアセットのためのメディアアセット識別子「メディアアセットM」228を含んでもよい。選択可能オプション「再生リストに追加」230に加え、双方向メディアガイドアプリケーションは、選択可能オプション「推奨から除去」232を提供し、第1のユーザが、第2のメディアアセットのための推奨への無関心の表現を示すことを可能にしてもよい。
【0059】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、第1のユーザから、第2のユーザのための再生リスト内に含まれるための第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきである、複数のメディアアセットのメディアアセットのサブセットの選択を受信する。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、ユーザ入力インターフェース510を介した、「再生リストに追加」206、「再生リストに追加」212、および「再生リストに追加」218の選択の受信に応じて、母親から、メディアアセットA、B、およびCをTeddyのための再生リスト内に含む選択を受信してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションはまた、母親から、「第2のユーザによるメディアアセットへの無関心の表現を無視」208の選択を受信してもよい。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきである第2のユーザのためのメディアアセットのサブセットの選択の受信に応じて、メディアアセットのサブセットに対応するメディアアセット識別子をデータ構造(例えば、記憶装置508内にローカルで、またはメディアコンテンツソース616およびメディアガイドデータソース618内に遠隔で記憶される「無視リスト」)内に記憶する。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、「メディアアセットA」204のためのメディアアセット識別子を「無視リスト」データ構造内に記憶してもよい。
【0060】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションが、第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新するステップはさらに、双方向メディアガイドアプリケーションが、第1のメディアアセットが、第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきであるメディアアセットのサブセット内に含まれるかどうかを判定するステップを含む。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザからの第1のメディアアセットへの無関心の表現の受信に応じて、ブール比較関数を使用して、第1のメディアアセットのメディアアセット識別子と「無視リスト」データ構造内に記憶されるメディアアセット識別子を比較してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、ブール比較関数が「真」結果を返す場合、第1のメディアアセットが、第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきであるメディアアセットのサブセット内に含まれることを判定してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションは、ブール比較関数が「偽」結果を返す場合、第1のメディアアセットが、第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきであるメディアアセットのサブセット内に含まれないことを判定してもよい。
【0061】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、第1のメディアアセットが、第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきであるメディアアセットのサブセット内に含まれることの判定に応答して、第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルに変更を行わない。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、「メディアアセットA」204への無関心の表現をTeddyから受信し、双方向メディアガイドアプリケーションは、「メディアアセットA」204が「無視リスト」データ構造内に含まれることを判定する。本事例では、双方向メディアガイドアプリケーションは、「メディアアセットA」204への無関心の表現に基づいて、Teddyのユーザプロファイルに変更を行わない。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、第1のメディアアセットが、第2のユーザからの無関心の表現が無視されるべきであるメディアアセットのサブセット内に含まれないことの判定に応答して、第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新する。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、「メディアアセットB」210への無関心の表現をTeddyから受信し、双方向メディアガイドアプリケーションは、「メディアアセットB」210が「無視リスト」データ構造内に含まれないことを判定する。本事例では、双方向メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットBへの無関心の表現に基づいて、Teddyのユーザプロファイルを更新する。双方向メディアガイドアプリケーションが、「メディアアセットB」210への無関心の表現に基づいて、Teddyのユーザプロファイルを更新し得る、前述の技法が、ここに適用可能である。
【0062】
いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、第1のユーザから、第2のメディアアセットのための推奨への無関心の表現を受信する。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、ユーザ入力インターフェース510を介した「再生リストから除去」232オプションの選択の受信に応じて、「メディアアセットM」228への無関心の表現を母親から受信してもよい。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のメディアアセットのための推奨への無関心の表現の受信に応答して、推奨への無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新する。例えば、双方向メディアガイドアプリケーションは、母親からの「メディアアセットM」232を推奨から除去する要求に基づいて、Teddyのユーザプロファイルを更新してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションが、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新し得る、前述の技法が、ここに適用可能である。双方向メディアガイドアプリケーションは、第2のユーザと関連付けられた更新されたユーザプロファイルに基づいて、第2のユーザのための再生リストへの含有のための第3のメディアアセットのための推奨を判定してもよい。双方向メディアガイドアプリケーションが本判定を実施する、前述の様式が、ここに適用可能である。双方向メディアガイドアプリケーションは、第1のユーザのための表示のために、第3のメディアアセットのための推奨を生成してもよい。表示234は、双方向メディアガイドアプリケーションが第3のメディアアセットを推奨するために生成し得る、表示の実施例である。例えば、メディアアセットXがTeddyのための再生リストへの含有のために推奨されるべきであることの判定に応じて、双方向メディアガイドアプリケーションは、表示234内の選択可能オプション「再生リストに追加」238および「推奨から除去」240とともに、メディアアセット識別子「メディアアセットX」236を含んでもよい。
【0063】
任意の所与のコンテンツ配信システムでユーザに利用可能なコンテンツの量が、膨大であり得る。その結果、多くのユーザは、ユーザがコンテンツの選択を効率的にナビゲートし、所望し得るコンテンツを容易に識別することを可能にする、インターフェースを通したメディアガイドの形態を所望している。そのようなガイドを提供するアプリケーションは、本明細書では、双方向メディアガイドアプリケーションと称されるが、時として、メディアガイドアプリケーションまたはガイドアプリケーションと称されることもある。
【0064】
双方向メディアガイドアプリケーションは、ガイドを提供するコンテンツに応じて、種々の形態をとってもよい。典型的なタイプのメディアガイドアプリケーションの1つは、双方向テレビ番組ガイドである。双方向テレビ番組ガイド(時として、電子番組ガイドと称される場合もある)は、とりわけ、ユーザが、多くのタイプのコンテンツまたはメディアアセット間をナビゲートし、それを特定することが可能である、公知のガイドアプリケーションである。双方向メディアガイドアプリケーションは、ユーザが、コンテンツ間をナビゲートし、それを特定および選択することを可能にする、グラフィカルユーザインターフェース画面を生成してもよい。本明細書で参照されるように、用語「メディアアセット」および「コンテンツ」とは、電子的に消費可能なユーザアセット、例えば、テレビ番組、ならびに有料番組、オンデマンド番組(ビデオオンデマンド(VOD)システムにおけるような)、インターネットコンテンツ(例えば、ストリーミングコンテンツ、ダウンロード可能コンテンツ、ウェブキャスト等)、ビデオクリップ、オーディオ、コンテンツ情報、写真、回転画像、ドキュメント、再生一覧、ウェブサイト、記事、書籍、電子書籍、ブログ、広告、チャットセッション、ソーシャルメディア、アプリケーション、ゲーム、および/または任意の他のメディアもしくはマルチメディア、および/またはそれらの組み合わせを意味すると理解されたい。ガイドアプリケーションはまた、ユーザが、コンテンツ間をナビゲートし、それを特定することを可能にする。本明細書で参照されるように、用語「マルチメディア」とは、前述の少なくとも2つの異なるコンテンツ形態、例えば、テキスト、オーディオ、画像、ビデオ、または双方向コンテンツ形態を利用する、コンテンツを意味すると理解されたい。コンテンツは、ユーザ機器デバイスによって、録画、再生、表示、またはアクセスされてもよいが、また、ライブパーフォーマンスの一部であることも可能である。
【0065】
本明細書で議論される実施形態のいずれかを行うためのメディアガイドアプリケーションおよび/または任意の命令は、コンピュータ可読媒体上にエンコードされてもよい。コンピュータ可読媒体は、データを記憶することが可能な任意のメディアを含む。コンピュータ可読媒体は、限定ではないが、電気信号または電磁信号の伝搬を含む、一過性であってもよく、または限定ではないが、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、USBドライブ、DVD、CD、メディアカード、レジスタメモリ、プロセッサキャッシュ、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)等の揮発性および不揮発性コンピュータメモリまたは記憶デバイスを含む、非一過性であってもよい。
【0066】
インターネット、モバイルコンピューティング、および高速無線ネットワークの出現に伴って、ユーザは、従来は使用しなかったユーザ機器デバイス上でメディアにアクセスするようになっている。本明細書で参照されるように、語句「ユーザ機器デバイス」、「ユーザ機器」、「ユーザデバイス」、「電子デバイス」、「電子機器」、「メディア機器デバイス」、または「メディアデバイス」は、テレビ、スマートTV、セットトップボックス、衛星テレビに対応するための統合型受信機デコーダ(IRD)、デジタル記憶デバイス、デジタルメディア受信機(DMR)、デジタルメディアアダプタ(DMA)、ストリーミングメディアデバイス、DVDプレーヤ、DVDレコーダ、接続型DVD、ローカルメディアサーバ、BLU-RAY(登録商標)プレーヤ、BLU-RAY(登録商標)レコーダ、パーソナルコンピュータ(PC)、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、ウェブTVボックス、パーソナルコンピュータテレビ(PC/TV)、PCメディアサーバ、PCメディアセンター、ハンドヘルドコンピュータ、固定電話、携帯情報端末(PDA)、携帯電話、ポータブルビデオプレーヤ、ポータブル音楽プレーヤ、ポータブルゲーム機、スマートフォン、または任意の他のテレビ機器、コンピューティング機器、もしくは無線デバイス、および/またはそれらの組み合わせ等の前述のコンテンツにアクセスするための任意のデバイスを意味すると理解されたい。いくつかの実施形態では、ユーザ機器デバイスは、正面画面および裏面画面、複数の正面画面、または複数の角度付き画面を有してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザ機器デバイスは、正面カメラおよび/または背面カメラを有してもよい。これらのユーザ機器デバイス上で、ユーザは、テレビを通して利用可能な同一のコンテンツ間をナビゲートし、それを特定することが可能であってもよい。その結果として、メディアガイドは、これらのデバイス上でも利用可能であってもよい。提供されるガイドは、テレビのみを通して利用可能なコンテンツ、他のタイプのユーザ機器デバイスのうちの1つまたはそれを上回るもののみを通して利用可能なコンテンツ、またはテレビおよび他のタイプのユーザ機器デバイスのうちの1つまたはそれを上回るものの両方を通して利用可能なコンテンツのためのものであってもよい。メディアガイドアプリケーションは、ユーザ機器デバイス上で、オンラインアプリケーション(すなわち、ウェブサイト上で提供される)、もしくは独立型アプリケーションまたはクライアントとして提供されてもよい。メディアガイドアプリケーションを実装し得る、種々のデバイスおよびプラットフォームは、以下でより詳細に説明される。
【0067】
メディアガイドアプリケーションの機能の1つは、メディアガイドデータをユーザに提供することである。本明細書で参照されるように、語句「メディアガイドデータ」または「ガイドデータ」は、コンテンツに関連する任意のデータ、またはガイドアプリケーションを動作させる際に使用されるデータを意味すると理解されたい。例えば、ガイドデータは、番組情報、ガイドアプリケーション設定、ユーザ選好、ユーザプロファイル情報、メディア一覧、メディア関連情報(例えば、放送時間、放送チャンネル、タイトル、内容、評価情報(例えば、ペアレンタルコントロール評価、批評家の評価等)、ジャンルまたはカテゴリ情報、俳優情報、放送会社またはプロバイダのロゴのロゴデータ等)、メディア形式(例えば、標準解像度、高解像度、3D等)、広告情報(例えば、テキスト、画像、メディアクリップ等)、オンデマンド情報、ブログ、ウェブサイト、およびユーザが所望のコンテンツ選択間をナビゲートし、それを特定するために役立つ、任意の他のタイプのガイドデータを含んでもよい。
【0068】
図3-4は、メディアガイドデータを提供するために使用され得る、例証的表示画面を示す。
図3-4に示される表示画面は、任意の好適なユーザ機器デバイスまたはプラットフォーム上に実装されてもよい。
図3-4の表示は、フル画面表示として図示されているが、それらはまた、表示されているコンテンツ上に完全または部分的にオーバーレイされてもよい。ユーザは、表示画面に提供された選択可能なオプション(例えば、メニューオプション、一覧オプション、アイコン、ハイパーリンク等)を選択することによって、もしくはリモートコントロールまたは他のユーザ入力インターフェースもしくはデバイス上の専用ボタン(例えば、「ガイド」ボタン)を押下することによって、コンテンツ情報へのアクセス要望を指示してもよい。ユーザの指示に応答して、メディアガイドアプリケーションは、グリッド内の時間およびチャンネル別、時間別、チャンネル別、ソース別、コンテンツタイプ別、カテゴリ別(例えば、映画、スポーツ、ニュース、子供向け、または他の番組カテゴリ)、または他の所定、ユーザ定義、もしくは他の編成基準等のいくつかの方法のうちの1つにおいて編成されたメディアガイドデータを伴う表示画面を提供してもよい。
【0069】
図3は、単一表示内の異なるタイプのコンテンツへのアクセスも可能にする、時間およびチャンネル別に配列された番組一覧表示300の例証的グリッドを示す。表示300は、以下を伴うグリッド302を含んでもよい。(1)各チャンネル/コンテンツタイプ識別子(列内のセル)が利用可能な異なるチャンネルまたはコンテンツのタイプを識別する、チャンネル/コンテンツタイプ識別子304の列、および(2)各時間識別子(行内のセル)が番組の時間帯を識別する、時間識別子306の行。グリッド302はまた、番組一覧308等の番組一覧のセルも含み、各一覧は、一覧の関連チャンネルおよび時間の上に提供される、番組のタイトルを提供する。ユーザ入力デバイスを用いて、ユーザは、ハイライト領域310を移動させることによって番組一覧を選択することができる。ハイライト領域310によって選択される番組一覧に関する情報が、番組情報領域312内に提供されてもよい。領域312は、例えば、番組タイトル、番組内容、番組が提供される時間(該当する場合)、番組が放送されるチャンネル(該当する場合)、番組の評価、および他の所望の情報を含んでもよい。
【0070】
線形番組(例えば、所定の時間に複数のユーザ機器デバイスに伝送されるようにスケジューリングされ、スケジューリングに従って提供される、コンテンツ)へのアクセスの提供に加え、メディアガイドアプリケーションはまた、非線形番組(例えば、任意の時間においてユーザ機器デバイスにアクセス可能であって、スケジューリングに従って提供されない、コンテンツ)へのアクセスも提供する。非線形番組は、オンデマンドコンテンツ(例えば、VOD)、インターネットコンテンツ(例えば、ストリーミングメディア、ダウンロード可能メディア等)、ローカルに記憶したコンテンツ(例えば、前述の任意のユーザ機器デバイスまたは他の記憶デバイス上に記憶されたコンテンツ)、または時間的制約のない他のコンテンツを含む、異なるコンテンツソースからのコンテンツを含んでもよい。オンデマンドコンテンツは、映画または特定のコンテンツプロバイダ(例えば、「The Sopranos」や「Curb Your Enthusiasm」を提供するHBO On Demand)によって提供される任意の他のコンテンツを含んでもよい。HBO ON DEMANDは、Time Warner Company L.P.らによって所有されるサービスマークであり、THE SOPRANOSおよびCURB YOUR ENTHUSIASMは、Home Box Office, Inc.によって所有される商標である。インターネットコンテンツは、チャットセッションまたはウェブキャスト等のウェブイベント、もしくはインターネットウェブサイトまたは他のインターネットアクセス(例えば、FTP)を通して、ストリーミングコンテンツまたはダウンロード可能なコンテンツとしてオンデマンドで利用可能なコンテンツを含んでもよい。
【0071】
グリッド302は、オンデマンド一覧314、録画コンテンツ一覧316、およびインターネットコンテンツ一覧318を含む、非線形番組のメディアガイドデータを提供してもよい。異なるタイプのコンテンツソースからのコンテンツのためのメディアガイドデータを組み合わせる表示は、時として、「混合メディア」表示と称されることもある。表示300とは異なる、表示され得るメディアガイドデータのタイプの種々の順列は、ユーザ選択またはガイドアプリケーション定義に基づいてもよい(例えば、録画および放送一覧のみの表示、オンデマンドおよび放送一覧のみの表示等)。例証されるように、一覧314、316、および318は、これらの一覧の選択が、それぞれ、オンデマンド一覧、録画一覧、またはインターネット一覧に専用の表示へのアクセスを提供し得ることを示すように、グリッド302内に表示される時間帯全体に及ぶものとして示されている。いくつかの実施形態では、これらのコンテンツタイプの一覧は、グリッド302に直接含まれてもよい。ユーザがナビゲーションアイコン320のうちの1つを選択することに応答して、付加的メディアガイドデータが表示されてもよい(ユーザ入力デバイス上の矢印キーを押下することによって、ナビゲーションアイコン320を選択することと同様に表示に影響を及ぼしてもよい)。
【0072】
表示300はまた、ビデオ領域322、広告324、およびオプション領域326を含んでもよい。ビデオ領域322は、ユーザが、現在利用可能である、今後利用可能となる、またはユーザに利用可能であった番組を視聴および/またはプレビューすることを可能にしてもよい。ビデオ領域322のコンテンツは、グリッド302に表示される一覧のうちの1つに対応するか、またはそれから独立してもよい。ビデオ領域を含むグリッド表示は、時として、ピクチャインガイド(PIG)表示と称されることもある。PIG表示およびそれらの機能は、2003年5月13日発行のSatterfieldらの米国特許第6,564,378号、および2001年5月29日発行のYuenらの米国特許第6,239,794号でさらに詳細に説明されており、それらは全体として参照することによって本明細書に組み込まれる。PIG表示は、本明細書に説明される実施形態の他のメディアガイドアプリケーション表示画面に含まれてもよい。
【0073】
広告324は、(例えば、サブスクプション番組に対する)視聴者のアクセス権に応じて、現在視聴が利用可能である、将来視聴が利用可能となる、または決して視聴利用可能とはなり得ない、コンテンツの広告を提供してもよく、グリッド302内のコンテンツ一覧のうちの1つまたはそれを上回るものに対応するか、または無関係であってもよい。広告324はまた、グリッド302内で表示されるコンテンツに関係するか、または無関係である製品もしくはサービスに対するものであってもよい。広告324は、選択可能であってもよく、コンテンツに関するさらなる情報を提供する、製品またはサービスに関する情報を提供する、コンテンツ、製品、またはサービスを購入することを可能にする、広告に関するコンテンツを提供する等を行ってもよい。広告324は、ユーザのプロファイル/選好、監視されたユーザ活動、提供される表示のタイプ、または他の好適な標的化された広告基盤に基づいて標的化されてもよい。
【0074】
広告324は、長方形またはバナー形状として示されているが、広告は、ガイドアプリケーション表示内の任意の好適なサイズ、形状、および場所で提供されてもよい。例えば、広告324は、グリッド302に水平方向に隣接する長方形として提供されてもよい。これは、時として、パネル広告と称されることもある。加えて、広告は、コンテンツまたはガイドアプリケーション表示上にオーバーレイされるか、または表示内に埋め込まれてもよい。広告はまた、テキスト、画像、回転画像、ビデオクリップ、または前述の他のタイプのコンテンツを含んでもよい。広告は、ガイドアプリケーションを有するユーザ機器デバイス内、ユーザ機器に接続されたデータベース内、遠隔場所(ストリーミングメディアサーバを含む)内、もしくは他の記憶手段またはこれらの場所の組み合わせ上に記憶されてもよい。メディアガイドアプリケーションに広告を提供するステップは、例えば、それらの全体が参照することにより本明細書に組み込まれる、2003年1月17日出願のKnudsonらの米国特許出願公開第2003/0110499号、2004年6月29日発行のWard,IIIらの米国特許第6,756,997号、および2002年5月14日発行のScheinらの米国特許第6,388,714号で、さらに詳細に論じられている。広告は、本明細書に説明される実施形態の他のメディアガイドアプリケーション表示画面に含まれてもよいことが理解されるであろう。
【0075】
オプション領域326は、ユーザが、異なるタイプのコンテンツ、メディアガイドアプリケーション表示、および/またはメディアガイドアプリケーション特徴にアクセスすることを可能にしてもよい。オプション領域326は、ディプレイ300(および本明細書に説明される他の表示画面)の一部であってもよく、もしくは画面上のオプションを選択すること、またはユーザ入力デバイス上の専用または割当可能ボタンを押下することによって、ユーザによって呼び出されてもよい。オプション領域326内の選択可能オプションは、グリッド302内の番組一覧に関連する特徴に関してもよく、またはメインメニュー表示から利用可能なオプションを含んでもよい。番組一覧に関連する特徴は、他の放送時間または番組の受信方法の検索、番組の録画、番組の連続録画の有効化、番組および/またはチャンネルをお気に入りとして設定、番組の購入、もしくは他の特徴を含んでもよい。メインメニュー表示から利用可能なオプションは、検索オプション、VODオプション、ペアレンタルコントロールオプション、インターネットオプション、クラウドベースのオプション、デバイス同期オプション、第2の画面デバイスオプション、種々のタイプのメディアガイドデータ表示にアクセスするためのオプション、プレミアムサービスにサブスクライブするためのオプション、ユーザのプロファイルを編集するためのオプション、ブラウザオーバーレイにアクセスするためのオプション、もしくは他のオプションを含んでもよい。
【0076】
メディアガイドアプリケーションは、ユーザの選好に基づいて個人化されてもよい。個人化されたメディアガイドアプリケーションは、ユーザが、メディアガイドアプリケーションによって個人化された「体験」を生成するように、表示および特徴をカスタマイズすることを可能にする。この個人化された体験は、ユーザがこれらのカスタマイズを入力できるようにすることによって、および/または種々のユーザ選好を判定するようにメディアガイドアプリケーションがユーザ活動を監視することによって、生成されてもよい。ユーザは、ログインすることによって、または別様にガイドアプリケーションに対して自らを識別することによって、それらの個人化されたガイドアプリケーションにアクセスしてもよい。メディアガイドアプリケーションのカスタマイズは、ユーザプロファイルに従って作成されてもよい。カスタマイズは、提示方式(例えば、表示の色方式、テキストのフォントサイズ等)、表示されるコンテンツ一覧の態様(例えば、HDTV番組のみまたは3D番組のみ、お気に入りチャンネル選択に基づいたユーザ指定の放送チャンネル、チャンネルの表示の並び替え、推奨コンテンツ等)、所望の録画特徴(例えば、特定のユーザに対する録画または連続録画、録画品質等)、ペアレンタルコントロール設定、インターネットコンテンツのカスタマイズされた提示(例えば、ソーシャルメディアコンテンツ、電子メール、電子的に配信された記事等の提示)、および他の所望のカスタマイズを変更させるステップを含んでもよい。
【0077】
メディアガイドアプリケーションは、ユーザが、ユーザプロファイル情報を提供することを可能にしてもよく、またはユーザプロファイル情報を自動的にコンパイルしてもよい。メディアガイドアプリケーションは、例えば、ユーザがアクセスするコンテンツ、および/またはユーザがガイドアプリケーションと行ってもよい他の相互作用を監視してもよい。加えて、メディアガイドアプリケーションは、特定のユーザに関連する他のユーザプロファイルの全体または一部を取得し(例えば、www.allrovi.com等のユーザがアクセスするインターネット上の他のウェブサイトから、ユーザがアクセスする他のメディアガイドアプリケーションから、ユーザがアクセスする他の双方向アプリケーションから、ユーザの別のユーザ機器デバイスから等)、および/またはメディアガイドアプリケーションがアクセスし得る他のソースから、ユーザに関する情報を取得してもよい。結果として、ユーザの異なるユーザ機器デバイスにわたって、統一されたガイドアプリケーション体験をユーザに提供することができる。このタイプのユーザ体験は、
図6に関連して、以下でより詳細に説明される。付加的な個人化されたメディアガイドアプリケーション特徴は、2005年7月11日出願のEllisらの米国特許出願公開第2005/0251827号、2007年1月16日発行のBoyerらの米国特許第7,165,098号、および2002年2月21日出願のEllisらの米国特許出願公開第2002/0174430号でさらに詳細に説明されており、それらは全体として参照することにより本明細書に組み込まれる。
【0078】
メディアガイドを提供するための別の表示配列が、
図4に示されている。ビデオモザイク表示400は、コンテンツのタイプ、ジャンル、および/または他の編成基準に基づいて編成されたコンテンツ情報のための選択可能オプション402を含む。表示400では、テレビ一覧オプション404が、選択され、したがって、一覧406、408、410、および412を放送番組一覧として提供する。表示400では、一覧は、カバーアート、コンテンツからの静止画像、ビデオクリップのプレビュー、コンテンツからのライブビデオ、または一覧中のメディアガイドデータによって記述されているコンテンツをユーザに示す他のタイプのコンテンツを含む、グラフィック画像を提供してもよい。グラフィック一覧のそれぞれはまた、一覧と関連付けられたコンテンツに関するさらなる情報を提供するように、テキストを伴ってもよい。例えば、一覧408は、メディア部分414およびテキスト部分416を含む、1つより多くの部分を含んでもよい。メディア部分414および/またはテキスト部分416は、コンテンツをフル画面で視聴するように、またはメディア部分414に表示されるコンテンツに関連する情報を閲覧するように(例えば、ビデオが表示されるチャンネルの一覧を閲覧するように)、選択可能であってもよい。
【0079】
表示400中の一覧は、異なるサイズである(すなわち、一覧406は、一覧408、410、および412より大きい)が、所望の場合、全一覧が同一のサイズであってもよい。一覧は、コンテンツプロバイダの所望に応じて、またはユーザ選好に基づいて、ユーザに関心の程度を示すように、または、あるコンテンツを強調するように、異なるサイズであるか、またはグラフィック的に強調されてもよい。コンテンツ一覧をグラフィック的に強調するための種々のシステムおよび方法は、例えば、全体として参照することにより本明細書に組み込まれる、2009年11月12日に出願されたYatesの米国特許出願公開第2010/0153885号で論じられている。
【0080】
ユーザは、そのユーザ機器デバイスのうちの1つまたはそれを上回るものから、コンテンツおよびメディアガイドアプリケーション(ならびに前述および後述で説明されるその表示画面)にアクセスしてもよい。
図5は、例証的ユーザ機器デバイス500の一般的実施形態を示す。ユーザ機器デバイスのより具体的な実装は、
図6に関連して以下で議論される。ユーザ機器デバイス500は、入出力(以下「I/O」)パス502を介して、コンテンツおよびデータを受信してもよい。I/Oパス502は、処理回路506および記憶装置508を含む制御回路504に、コンテンツ(例えば、放送番組、オンデマンド番組、インターネットコンテンツ、ローカルエリアネットワーク(LAN)または広域ネットワーク(WAN)を経由して利用可能なコンテンツ、および/または他のコンテンツ)およびデータを提供してもよい。制御回路504は、I/Oパス502を使用して、コマンド、要求、および他の好適なデータを送受信するために使用されてもよい。I/Oパス502は、制御回路504(具体的には、処理回路506)を1つまたはそれを上回る通信パス(以下で説明される)に接続してもよい。I/O機能は、これらの通信パスのうちの1つまたはそれを上回るものによって提供されてもよいが、図面が複雑になり過ぎることを回避するため、
図5では単一パスとして示されている。
【0081】
制御回路504は、処理回路506等の任意の好適な処理回路に基づいてもよい。本明細書で参照されるように、処理回路とは、1つまたはそれを上回るマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、プログラマブル論理デバイス、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)等に基づく回路を意味すると理解され、マルチコアプロセッサ(例えば、デュアルコア、クアドコア、ヘクサコア、または任意の好適な数のコア)またはスーパーコンピュータを含んでもよい。いくつかの実施形態では、処理回路は、複数の別個のプロセッサまたは処理ユニット、例えば、複数の同一のタイプの処理ユニット(例えば、2つのIntel Core i7プロセッサ)または複数の異なるプロセッサ(例えば、Intel Core
i5プロセッサおよびIntel Core i7プロセッサ)にわたって分散されてもよい。いくつかの実施形態では、制御回路504は、メモリ(すなわち、記憶装置508)に記憶されたメディアガイドアプリケーションに対する命令を実行する。具体的には、制御回路504は、メディアガイドアプリケーションによって、前述および後述の機能を行うように命令されてもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、制御回路504に、メディアガイド表示を生成するための命令を提供してもよい。いくつかの実装では、制御回路504によって行われるいかなるアクションも、メディアガイドアプリケーションから受信した命令に基づいてもよい。
【0082】
クライアントサーバに基づく実施形態では、制御回路504は、ガイドアプリケーションサーバもしくは他のネットワークまたはサーバと通信するための好適な通信回路を含んでもよい。前述の機能性を実施するための命令は、ガイドアプリケーションサーバ上に記憶されてもよい。通信回路は、ケーブルモデム、総合デジタル通信網(ISDN)モデム、デジタルサブスクライバ回線(DSL)モデム、電話モデム、イーサネット(登録商標)カード、または他の機器との通信用無線モデム、または任意の他の好適な通信回路を含んでもよい。そのような通信は、インターネットもしくは任意の他の好適な通信ネットワークまたはパスを伴ってもよい(
図6に関連してさらに詳細に説明される)。加えて、通信回路は、ユーザ機器デバイスのピアツーピア通信、または相互から遠隔の場所にあるユーザ機器デバイスの通信を可能にする回路を含んでもよい(以下でさらに詳細に説明される)。
【0083】
メモリは、制御回路504の一部である、記憶装置508として提供される、電子記憶デバイスであってもよい。本明細書で参照されるように、語句「電子記憶デバイス」または「記憶デバイス」とは、ランダム-アクセスメモリ、読取専用メモリ、ハードドライブ、光学ドライブ、デジタルビデオディスク(DVD)レコーダ、コンパクトディスク(CD)レコーダ、BLU-RAY(登録商標)ディスク(BD)レコーダ、BLU-RAY(登録商標) 3Dディスクレコーダ、デジタルビデオレコーダ(DVR、時として、パーソナルビデオレコーダと呼ばれる場合もある、またはPVR)、固体デバイス、量子記憶デバイス、ゲームコンソール、ゲームメディア、もしくは任意の他の好適な固定またはリムーバブル記憶デバイス、および/または任意のそれらの組み合わせ等の電子データ、コンピュータソフトウェア、またはファームウェアを記憶するための任意のデバイスを意味すると理解されたい。記憶装置508は、本明細書に説明される種々のタイプのコンテンツ、ならびに前述のメディアガイドデータを記憶するために使用されてもよい。不揮発性メモリもまた、使用されてもよい(例えば、ブートアップルーチンや他の命令を起動するために)。
図6に関連して説明される、クラウドベースの記憶装置が、記憶装置508を補完するために使用される、または記憶装置508の代わりに使用されてもよい。
【0084】
制御回路504は、1つまたはそれを上回るアナログチューナ、1つまたはそれを上回るMPEG-2デコーダ、または他のデジタルデコード回路、高解像度チューナ、または任意の他の好適な同調もしくはビデオ回路、もしくはそのような回路の組み合わせ等のビデオ生成回路および同調回路を含んでもよい。エンコード回路(例えば、記憶のために、無線、アナログ、またはデジタル信号をMPEG信号に変換するためのもの)もまた、提供されてもよい。制御回路504はまた、コンテンツをユーザ機器500の好ましい出力形式に上方変換および下方変換するためのスケーリング回路を含んでもよい。回路504はまた、デジタル信号およびアナログ信号間で変換するためのデジタルからアナログへの変換回路ならびにアナログからデジタルへの変換回路を含んでもよい。同調およびエンコード回路は、コンテンツを受信して表示する、再生する、または録画するために、ユーザ機器デバイスによって使用されてもよい。同調およびエンコード回路はまた、ガイドデータを受信するために使用されてもよい。例えば、同調、ビデオ生成、エンコード、デコード、暗号化、解読、スケーリング、およびアナログ/デジタル回路を含む、本明細書に説明される回路は、1つまたはそれを上回る汎用または特殊プロセッサ上で起動するソフトウェアを使用して実装されてもよい。複数のチューナが、同時同調機能に対処するように提供されてもよい(例えば、視聴および録画機能、ピクチャインピクチャ(PIP)機能、多重チューナ録画機能等)。記憶装置508が、ユーザ機器500とは別のデバイスとして提供される場合、同調およびエンコード回路(複数のチューナを含む)は、記憶装置508と関連付けられてもよい。
【0085】
ユーザは、ユーザ入力インターフェース510を使用して、命令を制御回路504に送信してもよい。ユーザ入力インターフェース510は、リモートコントロール、マウス、トラックボール、キーパッド、キーボード、タッチ画面、タッチパッド、スタイラス入力、ジョイスティック、音声認識インターフェース、または他のユーザ入力インターフェース等、任意の好適なユーザインターフェースであってもよい。ディスプレイ512は、独立型デバイスとして提供されるか、またはユーザ機器デバイス500の他の要素と統合してもよい。例えば、ディスプレイ512は、タッチスクリーンまたはタッチセンサ式表示であってもよい。そのような状況では、ユーザ入力インターフェース510は、ディスプレイ512と統合される、または組み合わせられてもよい。ディスプレイ512は、モニタ、テレビ、モバイルデバイスのための液晶ディスプレイ(LCD)、非晶質シリコンディスプレイ、低温ポリシリコンディスプレイ、電子インクディスプレイ、電気泳動ディスプレイ、アクティブマトリクスディスプレイ、エレクトロウェッティングディスプレイ、電気流体ディスプレイ、ブラウン管ディスプレイ、発光ダイオードディスプレイ、エレクトロルミネセントディスプレイ、プラズマ表示パネル、高性能アドレッシングディスプレイ、薄膜トランジスタディスプレイ、有機発光ダイオードディスプレイ、表面伝導型電子放出素子ディスプレイ(SED)、レーザテレビ、カーボンナノチューブ、量子ドットディスプレイ、干渉変調器ディスプレイ、または視覚的画像を表示するための任意の他の好適な機器のうちの1つまたはそれを上回るものであってもよい。いくつかの実施形態では、ディスプレイ512は、HDTV対応型であってもよい。いくつかの実施形態では、ディスプレイ512は、3D表示であってもよく、双方向メディアガイドアプリケーションおよび任意の好適なコンテンツは、3Dで表示されてもよい。ビデオカードまたはグラフィックカードは、出力をディスプレイ512に生成してもよい。ビデオカードは、3Dシーンおよび2Dグラフィックのレンダリング加速、MPEG-2/MPEG-4デコード、TV出力、または複数のモニタを接続する能力等の種々の機能をもたらしてもよい。ビデオカードは、制御回路504に関連する前述の任意の処理回路であってもよい。ビデオカードは、制御回路504と統合されてもよい。スピーカ514は、ユーザ機器デバイス500の他の要素との統合として提供されてもよく、または独立型ユニットであってもよい。ディスプレイ512上に表示されるビデオおよび他のコンテンツのオーディオコンポーネントは、スピーカ514を通して再生されてもよい。いくつかの実施形態では、音声は、スピーカ514を介して音声を処理および出力する、受信機(図示せず)に配信されてもよい。
【0086】
ガイドアプリケーションは、任意の好適なアーキテクチャを使用して実装されてもよい。例えば、それは、ユーザ機器デバイス500上で完全に実装される、独立型アプリケーションであってもよい。そのようなアプローチでは、アプリケーションの命令は、ローカルに記憶され(例えば、記憶装置508内)、アプリケーションによって使用するためのデータは、周期的にダウンロードされる(例えば、帯域外フィードから、インターネットリソースから、または別の好適なアプローチを使用して)。制御回路504は、記憶装置508からアプリケーションの命令を読み出し、本明細書で議論される表示のいずれかを生成するための命令を処理してもよい。処理された命令に基づいて、制御回路504は、入力が入力インターフェース510から受信されるときに行うアクションを判定してもよい。例えば、表示上のカーソルの上/下への移動は、入力インターフェース510が上/下ボタンが選択されたことを示すとき、処理された命令によって示されてもよい。
【0087】
いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、クライアントサーバベースのアプリケーションである。ユーザ機器デバイス500上に実装される、シックまたはシンクライアントによって使用するためのデータは、ユーザ機器デバイス500の遠隔にあるサーバに要求を発行することによって、オンデマンドで読み出される。クライアントサーバベースのガイドアプリケーションの一実施例では、制御回路504は、遠隔サーバによって提供されるウェブページを解釈する、ウェブブラウザを実行する。例えば、遠隔サーバは、記憶デバイス内にアプリケーションのための命令を記憶してもよい。遠隔サーバは、回路(例えば、制御回路504)を使用して、記憶された命令を処理し、前述および後述の表示を生成してもよい。クライアントデバイスは、遠隔サーバによって生成される表示を受信してもよく、表示のコンテンツを機器デバイス500上でローカルに表示してもよい。このように、命令の処理は、サーバによって遠隔で行われる一方、結果として生じる表示は、機器デバイス500上にローカルに提供される。機器デバイス500は、入力インターフェース510を介して、ユーザからの入力を受信し、対応する表示を処理および生成するために、それらの入力を遠隔サーバに伝送してもよい。例えば、機器デバイス500は、上/下ボタンが入力インターフェース510を介して選択されたことを示す、通信を遠隔サーバに伝送してもよい。遠隔サーバは、その入力に従って命令を処理し、入力に対応するアプリケーションの表示を生成してもよい(例えば、カーソルを上/下に移動させる表示)。生成された表示は、次いで、ユーザへの提示のために、機器デバイス500に伝送される。
【0088】
いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、インタープリタまたは仮想マシン(制御回路504によって起動される)によって、ダウンロードされ、解釈または別様に起動される。いくつかの実施形態では、ガイドアプリケーションは、ETVバイナリ交換形式(ETV Binary Interchange Format/EBIF)でエンコードされ、好適なフィードの一部として制御回路504によって受信され、制御回路504上で起動するユーザエージェントによって解釈されてもよい。例えば、ガイドアプリケーションは、EBIFアプリケーションであってもよい。いくつかの実施形態では、ガイドアプリケーションは、制御回路504によって実行されるローカル仮想マシンまたは他の好適なミドルウェアによって受信および起動される、一連のJAVA(登録商標)ベースのファイルによって定義されてもよい。そのような実施形態のうちのいくつか(例えば、MPEG-2または他のデジタルメディアエンコードスキームを採用するもの)では、ガイドアプリケーションは、例えば、番組のMPEGオーディオおよびビデオパケットを用いたMPEG-2オブジェクトカルーセルにおいてエンコードおよび伝送されてもよい。
【0089】
図5のユーザ機器デバイス500は、ユーザテレビ機器602、ユーザコンピュータ機器604、無線ユーザ通信デバイス606、または非携帯型ゲーム機等のコンテンツにアクセスするために好適な任意の他のタイプのユーザ機器として、
図6のシステム600に実装することができる。簡単にするために、これらのデバイスは、本明細書では総称して、ユーザ機器またはユーザ機器デバイスと称されてもよく、前述のユーザ機器デバイスに実質的に類似してもよい。メディアガイドアプリケーションが実装され得る、ユーザ機器デバイスは、独立型デバイスとして機能してもよく、またはデバイスのネットワークの一部であってもよい。デバイスの種々のネットワーク構成が実装されてもよく、以下でさらに詳細に議論される。
【0090】
図5に関連して前述のシステム特徴のうちの少なくともいくつかを利用する、ユーザ機器デバイスは、単に、ユーザテレビ機器602、ユーザコンピュータ機器604、または無線ユーザ通信デバイス606として分類されなくてもよい。例えば、ユーザテレビ機器602は、いくつかのユーザコンピュータ機器604のように、インターネットコンテンツへアクセスすることを可能にするインターネット対応型であってもよい一方で、ユーザコンピュータ機器604は、いくつかのテレビ機器602のように、テレビ番組へアクセスすることを可能にするチューナを含んでもよい。メディアガイドアプリケーションはまた、種々の異なるタイプのユーザ機器上で同一レイアウトを有してもよく、またはユーザ機器の表示能力に合わせられてもよい。例えば、ユーザコンピュータ機器604上では、ガイドアプリケーションは、ウェブブラウザによってアクセスされるウェブサイトとして提供されてもよい。別の実施例では、ガイドアプリケーションは、無線ユーザ通信デバイス606用に縮小されてもよい。
【0091】
システム600では、典型的には、各タイプのユーザ機器デバイスが1つを上回って存在するが、図面が複雑になり過ぎることを回避するように、それぞれ1つだけが
図6に示されている。加えて、各ユーザは、1つを上回るタイプのユーザ機器デバイスと、また、各タイプのユーザ機器デバイスのうちの1つを上回るものとを利用してもよい。
【0092】
いくつかの実施形態では、ユーザ機器デバイス(例えば、ユーザテレビ機器602、ユーザコンピュータ機器604、無線ユーザ通信デバイス606)は、「第2の画面デバイス」と称されてもよい。例えば、第2の画面デバイスは、第1のユーザ機器デバイス上に提示されるコンテンツを補完してもよい。第2の画面デバイス上に提示されるコンテンツは、第1のデバイス上に提示されるコンテンツを補完する、任意の好適なコンテンツであってもよい。いくつかの実施形態では、第2の画面デバイスは、第1のデバイスの設定および表示選好を調節するためのインターフェースを提供する。いくつかの実施形態では、第2の画面デバイスは、他の第2の画面デバイスと相互作用する、またはソーシャルネットワークと相互作用するために構成される。第2の画面デバイスは、第1のデバイスと同一の部屋内に、第1のデバイスと異なる部屋であるが同一の家または建物内に、もしくは第1のデバイスと異なる建物内に位置することができる。
【0093】
ユーザはまた、家庭内デバイスおよび遠隔デバイスにわたって一貫したメディアガイドアプリケーション設定を維持するように、種々の設定を設定してもよい。設定は、本明細書に説明される設定、ならびにお気に入りのチャンネルおよび番組、番組を推奨するためにガイドアプリケーションが利用する番組選好、表示選好、および他の望ましいガイド設定を含む。例えば、ユーザが、オフィスのパソコンで、例えば、ウェブサイトwww.allrovi.comの上で、チャンネルをお気に入りとして設定した場合、所望に応じて、同一のチャンネルが、ユーザの家庭内デバイス(例えば、ユーザテレビ機器およびユーザコンピュータ機器)、ならびにユーザのモバイルデバイス上でお気に入りとして表示されるであろう。したがって、同一タイプのユーザ機器デバイスであるかまたは異なるタイプのユーザ機器デバイスであるかにかかわらず、1つのユーザ機器デバイス上で行われる変更は、別のユーザ機器デバイス上のガイド体験を変更することができる。加えて、行われる変更は、ユーザによる設定入力、ならびにガイドアプリケーションによって監視されるユーザ活動に基づいてもよい。
【0094】
ユーザ機器デバイスは、通信ネットワーク614に結合されてもよい。すなわち、ユーザテレビ機器602、ユーザコンピュータ機器604、および無線ユーザ通信デバイス606は、それぞれ、通信パス608、610、および612を介して、通信ネットワーク614に結合される。通信ネットワーク614は、インターネット、携帯電話ネットワーク、モバイルボイスまたはデータネットワーク(例えば、4GまたはLTEネットワーク)、ケーブルネットワーク、公衆交換電話ネットワーク、または他のタイプの通信ネットワーク、もしくは通信ネットワークの組み合わせを含む、1つまたはそれを上回るネットワークであってもよい。パス608、610、および612は、別個または一緒に、衛星パス、光ファイバパス、ケーブルパス、インターネット通信をサポートするパス(例えば、IPTV)、フリースペース接続(例えば、放送または他の無線信号用)、もしくは任意の他の好適な有線または無線通信パス、もしくはそのようなパスの組み合わせ等、1つまたはそれを上回る通信パスを含んでもよい。パス612は、
図6に示された例示的実施形態において、無線パスであることを示すように破線で描かれ、パス608および610は、有線パスであることを示すように実線で描かれている(しかし、これらのパスは、所望に応じて、無線パスであってもよい)。ユーザ機器デバイスとの通信は、これらの通信パスのうちの1つまたはそれを上回るものによって提供されてもよいが、
図6では、図面が複雑になり過ぎることを回避するように、単一パスとして示されている。
【0095】
通信パスは、ユーザ機器デバイスの間には描かれていないが、これらのデバイスは、パス608、610、および612に関連して上記で説明されるもの、ならびにUSBケーブル、IEEE1394ケーブル、無線パス(例えば、Bluetooth(登録商標)、赤外線、IEEE802-11x等)等の他の短距離ポイントツーポイント通信パス、もしくは有線または無線パスを介した他の短距離通信等の通信パスを介して、相互に直接通信してもよい。BLUETOOTH(登録商標)は、Bluetooth(登録商標)
SIG, INC.によって所有される認証マークである。ユーザ機器デバイスはまた、通信ネットワーク614を介した間接的パスを通して、相互に直接通信してもよい。
【0096】
システム600は、それぞれ、通信パス620および622を介して、通信ネットワーク614に結合される、コンテンツソース616およびメディアガイドデータソース618を含む。パス620および622は、パス608、610、ならびに612に関して上記で説明される通信パスのうちのいずれかを含んでもよい。コンテンツソース616およびメディアガイドデータソース618との通信は、1つまたはそれを上回る通信パスを介して交信されてもよいが、
図6では、図面が複雑になり過ぎることを回避するように、単一パスとして示されている。加えて、コンテンツソース616およびメディアガイドデータソース618のそれぞれのうち1つを上回るものがあってもよいが、
図6では、図面が複雑になり過ぎることを回避するように、それぞれのうち1つのみが示されている。(これらのソースのそれぞれの異なるタイプを以下で論じる)。所望に応じて、コンテンツソース616およびメディアガイドデータソース618は、1つのソースデバイスとして統合されてもよい。ソース616および618とユーザ機器デバイス602、604、606との間の通信は、通信ネットワーク614を通したものとして示されているが、いくつかの実施形態では、ソース616および618は、パス608、610、および612に関連して上記で説明されるもの等の通信パス(図示せず)を介して、ユーザ機器デバイス602、604、606と直接通信してもよい。
【0097】
コンテンツソース616は、テレビ配信施設、ケーブルシステムヘッドエンド、衛星配信施設、番組ソース(例えば、NBC、ABC、HBO等のテレビ放送会社)、中間配信施設および/またはサーバ、インターネットプロバイダ、オンデマンドメディアサーバ、および他のコンテンツプロバイダを含む、1つまたはそれを上回るタイプのコンテンツ配信機器を含んでもよい。NBCは、National Broadcasting Company, Inc.によって所有される商標であり、ABCは、American Broadcasting Company, INC.によって所有される商標であり、HBOは、Home Box Office, Inc.によって所有される商標である。コンテンツソース616は、コンテンツの発信元であってもよく(例えば、テレビ放送会社、ウェブキャストプロバイダ等)、またはコンテンツの発信元でなくてもよい(例えば、オンデマンドコンテンツプロバイダ、ダウンロード用放送番組のコンテンツのインターネットプロバイダ等)。コンテンツソース616は、ケーブルソース、衛星プロバイダ、オンデマンドプロバイダ、インターネットプロバイダ、オーバーザトップコンテンツプロバイダ、または他のコンテンツのプロバイダを含んでもよい。コンテンツソース616はまた、ユーザ機器デバイスのうちのいずれかから遠隔の場所にある、異なるタイプのコンテンツ(ユーザによって選択されるビデオコンテンツを含む)を記憶するために使用される、遠隔メディアサーバを含んでもよい。コンテンツの遠隔記憶のため、および遠隔に記憶されたコンテンツをユーザ機器に提供するためのシステムおよび方法は、全体として参照することにより本明細書に組み込まれる、2010年7月20日出願のEllisらの米国特許出願第7,761,892号に関連して、さらに詳細に論じられている。
【0098】
メディアガイドデータソース618は、前述のメディアガイドデータ等のメディアガイドデータを提供してもよい。メディアガイドデータは、任意の好適なアプローチを使用して、ユーザ機器デバイスに提供されてもよい。いくつかの実施形態では、ガイドアプリケーションは、データフィード(例えば、継続フィードまたはトリクルフィード)を介して、番組ガイドデータを受信する、独立型双方向テレビ番組ガイドであってもよい。番組スケジューリングデータおよび他のガイドデータは、テレビチャンネルのサイドバンド上で、帯域内デジタル信号を使用して、帯域外デジタル信号を使用して、または任意の他の好適なデータ伝送技術によって、ユーザ機器に提供されてもよい。番組スケジューリングデータおよび他のメディアガイドデータは、複数のアナログまたはデジタルテレビチャンネル上でユーザ機器に提供されてもよい。
【0099】
いくつかの実施形態では、メディアガイドデータソース618からのガイドデータは、クライアントサーバアプローチを使用して、ユーザの機器に提供されてもよい。例えば、ユーザ機器デバイスは、メディアガイドデータをサーバからプルしてもよく、またはサーバは、メディアガイドデータをユーザ機器デバイスにプッシュしてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザの機器上に常駐するガイドアプリケーションクライアントは、必要に応じて、例えば、ガイドデータが、古くなっているとき、またはユーザ機器デバイスが、データを受信する要求をユーザから受信するとき、ソース618とセッションを開始し、ガイドデータを取得してもよい。メディアガイドは、任意の好適な頻度で(例えば、継続的に、毎日、ユーザ指定期間で、システム指定期間で、ユーザ機器からの要求に応答して等)ユーザ機器に提供されてもよい。メディアガイドデータソース618は、ユーザ機器デバイス602、604、および606に、メディアガイドアプリケーション自体、またはメディアガイドアプリケーションのソフトウェア更新を提供してもよい。
【0100】
いくつかの実施形態では、メディアガイドデータは、視聴者データを含んでもよい。例えば、視聴者データは、現在および/または履歴ユーザアクティビティ情報(例えば、ユーザが典型的に見るコンテンツ、ユーザがコンテンツを見る時刻、ユーザがソーシャルネットワークと相互作用するかどうか、ユーザがソーシャルネットワークと相互作用し、情報をポストする時間、ユーザが典型的に見るコンテンツのタイプ(例えば、有料TVまたは無料TV)、気分、脳の活動情報等)を含んでもよい。メディアガイドデータはまた、サブスクプションデータを含んでもよい。例えば、サブスクプションデータは、所与のユーザがサブスクライブするソースまたはサービスおよび/または所与のユーザが以前にサブスクライブしていたが、後にアクセスを打ち切ったソースまたはサービスを識別してもよい(例えば、ユーザがプレミアムチャンネルにサブスクライブしているかどうか、ユーザがプレミアムレベルのサービスを追加したかどうか、ユーザがインターネット速度を加速させたかどうか)。いくつかの実施形態では、視聴者データおよび/またはサブスクプションデータは、1年を上回る期間の間の所与のユーザのパターンを識別してもよい。メディアガイドデータは、所与のユーザがサービス/ソースへのアクセスを打ち切るであろう可能性を示すスコアを生成するために使用される、モデル(例えば、残存者モデル)を含んでもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、サブスクプションデータと、所与のユーザが特定のサービスまたはソースへのアクセスを打ち切るであろうかどうかの可能性を示す、値またはスコアを生成するためのモデルを併用して、視聴者データを処理してもよい。特に、より高いスコアは、ユーザが特定のサービスまたはソースへのアクセスを打ち切るであろう、より高いレベルの信頼性を示し得る。スコアに基づいて、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがアクセスを打ち切る可能性が高いであろうものとしてスコアによって示される特定のサービスまたはソースをユーザが維持するように勧誘する宣伝および広告を生成してもよい。
【0101】
メディアガイドアプリケーションは、例えば、ユーザ機器デバイス上に実装される独立型アプリケーションであってもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、記憶装置508内に記憶され、ユーザ機器デバイス500の制御回路504によって実行され得る、ソフトウェアまたは実行可能命令のセットとして実装されてもよい。いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、クライアント-サーバアプリケーションであってもよく、その場合、クライアントアプリケーションのみ、ユーザ機器デバイス上に常駐し、サーバアプリケーションは、遠隔サーバ上に常駐する。例えば、メディアガイドアプリケーションは、部分的に、ユーザ機器デバイス500の制御回路504上のクライアントアプリケーションとして、および部分的に遠隔サーバ上で、遠隔サーバの制御回路上で起動するサーバアプリケーションとして(例えば、メディアガイドデータソース618)、実装されてもよい。遠隔サーバの制御回路(メディアガイドデータソース618等)によって実行されると、メディアガイドアプリケーションは、制御回路に、ガイドアプリケーション表示を生成し、生成された表示をユーザ機器デバイスに伝送するように命令してもよい。サーバアプリケーションは、メディアガイドデータソース618の制御回路に、ユーザ機器上での記憶のためのデータを伝送するように命令してもよい。クライアントアプリケーションは、受信用ユーザ機器の制御回路に、ガイドアプリケーション表示を生成するように命令してもよい。
【0102】
ユーザ機器デバイス602、604、および606に配信されるコンテンツならびに/またはメディアガイドデータは、オーバーザトップコンテンツ(OTT)であってもよい。OTTコンテンツ配信は、前述の任意のユーザ機器デバイスを含む、インターネット対応型ユーザデバイスが、ケーブルまたは衛星接続を経由して受信されるコンテンツに加え、前述の任意のコンテンツを含む、インターネットを経由して転送されるコンテンツを受信することを可能にする。OTTコンテンツは、インターネットサービスプロバイダ(ISP)によって提供されるインターネット接続を介して配信されるが、第三者も、コンテンツを配信する。ISPは、視聴能力、著作権、またはコンテンツの再配信に関与していなくてもよく、OTTコンテンツプロバイダによって提供されるIPパケットのみ転送してもよい。OTTコンテンツプロバイダの実施例として、IPパケットを介して、オーディオおよびビデオを提供する、YOUTUBE(登録商標)、NETFLIX、およびHULUが挙げられる。Youtubeは、Google Inc.によって所有される商標であり、Netflixは、Netflix, Inc.によって所有される商標であり、Huluは、Hulu, LLC.によって所有される商標である。OTTコンテンツプロバイダは、加えて、または代替として、前述のメディアガイドデータを提供してもよい。コンテンツおよび/またはメディアガイドデータに加え、OTTコンテンツのプロバイダは、メディアガイドアプリケーション(例えば、ウェブベースのアプリケーションまたはクラウドベースのアプリケーション)を配信することができ、またはコンテンツは、ユーザ機器デバイス上に記憶されるメディアガイドアプリケーションによって表示されることができる。
【0103】
メディアガイドシステム600は、いくつかのアプローチまたはネットワーク構成を例証することを意図しており、これによって、ユーザ機器デバイスならびにコンテンツおよびガイドデータのソースは、コンテンツにアクセスし、メディアガイドを提供する目的で、相互に通信してもよい。本明細書に説明される実施形態は、これらのアプローチの任意の1つまたは一部において、もしくはコンテンツを配信し、メディアガイドを提供するための他のアプローチを採用するシステムにおいて、適用されてもよい。以下の4つのアプローチは、
図6の一般的実施例の具体的例証を提供する。
【0104】
1つのアプローチでは、ユーザ機器デバイスは、ホームネットワーク内で相互に通信してもよい。ユーザ機器デバイスは、上記で説明される短距離ポイントツーポイント通信方式を介して、ホームネットワーク上に提供されるハブまたは他の類似デバイスを通した間接パスを介して、もしくは通信ネットワーク614を介して、相互に直接通信することができる。1つの家庭内の複数の個人のそれぞれが、ホームネットワーク上の異なるユーザ機器デバイスを操作してもよい。結果として、種々のメディアガイド情報または設定が、異なるユーザ機器デバイス間で伝達されることが望ましくてもよい。例えば、2005年7月11日出願のEllisらの米国特許公開第2005/0251827号でさらに詳細に説明されているように、ホームネットワーク内の異なるユーザ機器デバイス上で、ユーザが一貫したメディアガイドアプリケーション設定を維持することが望ましくてもよい。ホームネットワーク内の異なるタイプのユーザ機器デバイスがまた、相互に通信し、コンテンツを伝送してもよい。例えば、ユーザは、ユーザコンピュータ機器から携帯用ビデオプレーヤまたは携帯用音楽プレーヤにコンテンツを伝送してもよい。
【0105】
第2のアプローチでは、ユーザは、複数のタイプのユーザ機器を有してもよく、これによって、コンテンツにアクセスし、メディアガイドを取得する。例えば、一部のユーザは、家庭内およびモバイルデバイスによってアクセスされる、ホームネットワークを有してもよい。ユーザは、遠隔デバイス上に実装されるメディアガイドアプリケーションを介して、家庭内デバイスを制御してもよい。例えば、ユーザは、オフィスのパーソナルコンピュータ、もしくはPDAまたはウェブ対応携帯電話等のモバイルデバイスを介して、ウェブサイト上のオンラインメディアガイドアプリケーションにアクセスしてもよい。ユーザは、オンラインガイドアプリケーション上で種々の設定(例えば、録画、リマインダ、または他の設定)を設定して、ユーザの家庭内機器を制御してもよい。オンラインガイドは、直接、またはユーザの家庭内機器上のメディアガイドアプリケーションと通信することによって、ユーザの機器を制御してもよい。ユーザ機器デバイスが相互から遠隔の場所にある、ユーザ機器デバイスの通信のための種々のシステムおよび方法は、例えば、その全体を参照することにより本明細書に組み込まれる、Ellisらの2011年10月25日発行の米国特許第8,046,801号で論じられている。
【0106】
第3のアプローチでは、家庭内外のユーザ機器デバイスのユーザは、コンテンツソース616と直接通信し、コンテンツにアクセスするために、そのメディアガイドアプリケーションを使用することができる。具体的には、家庭内では、ユーザテレビ機器602およびユーザコンピュータ機器604のユーザは、メディアガイドアプリケーションにアクセスし、所望のコンテンツ間をナビゲートし、それを特定してもよい。ユーザはまた、無線ユーザ通信デバイス606を使用して、家庭外のメディアガイドアプリケーションにアクセスし、所望のコンテンツ間をナビゲートし、それを特定してもよい。
【0107】
第4のアプローチでは、ユーザ機器デバイスは、クラウドコンピューティング環境内で操作し、クラウドサービスにアクセスしてもよい。クラウドコンピューティング環境では、コンテンツ共有、記憶、または配信のための種々のタイプのコンピューティングサービス(例えば、ビデオ共有サイトまたはソーシャルネットワーキングサイト)が、「クラウド」と称される、ネットワーク-アクセス可能コンピューティングおよび記憶リソースの集合によって提供される。例えば、クラウドは、ネットワークを介して接続される、種々のタイプのユーザおよびデバイスにクラウドベースのサービス、例えば、通信ネットワーク614を介したインターネットを提供する、中央または分散場所に位置し得る、サーバコンピューティングデバイスの集合を含むことができる。これらのクラウドリソースは、1つまたはそれを上回るコンテンツソース616および1つまたはそれを上回るメディアガイドデータソース618を含んでもよい。加えて、または代替として、遠隔コンピューティングサイトは、ユーザテレビ機器602、ユーザコンピュータ機器604、および無線ユーザ通信デバイス606等の他のユーザ機器デバイスを含んでもよい。例えば、他のユーザ機器デバイスは、ビデオの記憶されたコピーまたはストリーミングされたビデオへのアクセスを提供してもよい。そのような実施形態では、ユーザ機器デバイスは、中央サーバと通信せずに、ピアツーピア様式で操作してもよい。
【0108】
クラウドは、ユーザ機器デバイスのために、他の実施例の中でもとりわけ、コンテンツ記憶、コンテンツ共有、またはソーシャルネットワーキングサービス等のサービスへのアクセス、ならびに前述の任意のコンテンツへのアクセスを提供する。サービスは、クラウドコンピューティングサービスプロバイダを通して、またはオンラインサービスの他のプロバイダを通して、クラウド内で提供されることができる。例えば、クラウドベースのサービスは、コンテンツ記憶サービス、コンテンツ共有サイト、ソーシャルネットワーキングサイト、または他のサービスを含むことができ、それを介して、ユーザ供給コンテンツは、接続されたデバイス上の他者によって視聴するために配信される。これらのクラウドベースのサービスは、ユーザ機器デバイスが、コンテンツをローカルに記憶し、ローカルに記憶されたコンテンツにアクセスするのではなく、コンテンツをクラウドに記憶し、コンテンツをクラウドから受信することを可能にしてもよい。
【0109】
ユーザは、カムコーダ、ビデオモード付きデジタルカメラ、オーディオレコーダ、携帯電話、およびハンドヘルドコンピューティングデバイス等の種々のコンテンツ捕捉デバイスを使用して、コンテンツを録画してもよい。ユーザは、直接、例えば、ユーザコンピュータ機器604から、またはコンテンツ捕捉特徴を有する、無線ユーザ通信デバイス606からのいずれかにおいて、クラウド上のコンテンツ記憶サービスにコンテンツをアップロードすることができる。代替として、ユーザは、最初に、コンテンツをユーザコンピュータ機器604等のユーザ機器デバイスに転送することができる。コンテンツを記憶するユーザ機器デバイスは、通信ネットワーク614上のデータ伝送サービスを使用して、コンテンツをクラウドにアップロードする。いくつかの実施形態では、ユーザ機器デバイス自体が、クラウドリソースであって、他のユーザ機器デバイスが、直接、ユーザがコンテンツを記憶したユーザ機器デバイスから、コンテンツにアクセスすることができる。
【0110】
クラウドリソースは、例えば、ウェブブラウザ、メディアガイドアプリケーション、デスクトップアプリケーション、モバイルアプリケーション、および/またはそれらのアクセスアプリケーションの任意の組み合わせを使用して、ユーザ機器デバイスによってアクセスされてもよい。ユーザ機器デバイスは、アプリケーション配信のために、クラウドコンピューティングに依拠する、クラウドクライアントであってもよく、またはユーザ機器デバイスは、クラウドリソースにアクセスせずに、いくつかの機能性を有してもよい。例えば、ユーザ機器デバイス上で起動するいくつかのアプリケーションは、クラウドアプリケーション、すなわち、インターネットを経由して、サービスとして配信されるアプリケーションであってもよい一方、他のアプリケーションは、ユーザ機器デバイス上に記憶され、起動されてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザデバイスは、コンテンツを複数のクラウドリソースから同時に受信してもよい。例えば、ユーザデバイスは、オーディオを1つのクラウドリソースからストリーミングする一方、コンテンツを第2のクラウドリソースからダウンロードすることができる。または、ユーザデバイスは、より効率的ダウンロードのために、コンテンツを複数のクラウドリソースからダウンロードすることができる。いくつかの実施形態では、ユーザ機器デバイスは、
図5に関連して説明される処理回路によって行われる処理操作等の処理操作のために、クラウドリソースを使用することができる。
【0111】
本明細書で参照されるように、用語「~に応答して」は、「~の結果として開始される」ことを指す。例えば、第2のアクションに応答して行われている第1のアクションは、第1のアクションと第2のアクションとの間に介在ステップを含んでもよい。本明細書で参照されるように、用語「~に直接応答して」は、「~によって引き起こされる」ことを指す。例えば、第2のアクションに直接応答して行われている第1のアクションは、第1のアクションと第2のアクションとの間に介在ステップを含まなくてもよい。
【0112】
図7は、本開示のいくつかの実施形態による、第1のユーザに、第2のユーザの視聴アクティビティに基づいて、第2のユーザのための再生リストへの含有のためのメディアアセットの推奨を提供することに関わる例証的ステップのフローチャートである。プロセス700またはその任意のステップは、
図5-6に示されるデバイスのいずれか上で実施される、またはそれによって提供され得ることに留意されたい。例えば、プロセス700は、ユーザ機器602、604、および/または606(
図6)上に実装される双方向メディアガイドアプリケーションによって命令されるように、制御回路504(
図5)によって実行されてもよい。加えて、プロセス700の1つまたはそれを上回るステップは、任意の他のプロセスまたは実施形態の1つまたはそれを上回るステップの中に組み込まれる、またはそれと組み合わせられてもよい。
【0113】
プロセス700は、702から開始し、制御回路504は、第1のユーザから、第2のユーザのための再生リスト内に含まれるための複数のメディアアセットの選択を受信する。例えば、制御回路504は、ユーザ入力インターフェース510を介した、オプション「再生リストに追加」106、「再生リストに追加」110、「再生リストに追加」114の選択の受信に応じて、母親から、「メディアアセットA」104、「メディアアセットB」108、および「メディアアセットC」112を再生リスト内に含む選択を受信してもよい。プロセス700は、704に進み、制御回路504は、第2のユーザのための表示のために、複数のメディアアセットを再生リスト内に生成する。例えば、制御回路504は、表示のために、対応する選択可能オプションとともに、第1のユーザによって選択された複数のメディアアセットのためのメディアアセット識別子(例えば、「メディアアセットA」122、「メディアアセットB」134、および「メディアアセットC」146)を生成してもよい。
【0114】
プロセス700は、706に進み、制御回路504は、第2のユーザから、複数のメディアアセットの第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信する。例えば、制御回路504は、「再生」124オプションの任意の選択の受信に先立って、「再生リストから除去」126オプションの選択の受信に応じて、Teddyから、「メディアアセットA」122への無関心の表現を受信し得る。プロセス700は、708に進み、制御回路504は、無関心の表現の受信に基づいて、第2のユーザからの第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新する。例えば、制御回路504は、「メディアアセットA」122を再生リストから除去する要求に基づいて、Teddyのユーザプロファイルを更新してもよい(記憶装置508内にローカルで、またはメディアコンテンツソース616およびメディアガイドデータソース618内に遠隔で記憶される)。制御回路504が本更新を実施し得る、前述の技法が、ここに適用可能である。
【0115】
プロセス700は、710に進み、制御回路504は、第2のユーザと関連付けられた更新されたユーザプロファイルに基づいて、第2のユーザのための再生リストへの含有のために推奨されるべきである、第2のメディアアセットが存在するかどうかを判定する。制御回路504が本判定を実施し得る、前述の技法が、ここに適用可能である。710において、制御回路504が、第2のユーザと関連付けられた更新されたユーザプロファイルに基づいて、第2のユーザのための再生リストへの含有のために推奨されるべきである第2のメディアアセットが存在することを判定する場合、プロセス700は、712に進む。712において、制御回路504は、第1のユーザのための表示のために、第2のメディアアセットのための推奨を生成する。例えば、制御回路504は、メディアアセットMが、母親に、Teddyのための再生リストへの含有のために推奨されるべきであることを判定してもよい。この場合、制御回路504は、表示のために、第2のメディアアセットのためのメディアアセット識別子「メディアアセットM」166と、母親が「メディアアセットM」166をTeddyのための再生リスト内に含むことを可能にするための選択可能オプション「再生リストに追加」168とを含む、表示164を生成してもよい。710において、制御回路504が、第2のユーザと関連付けられた更新されたユーザプロファイルに基づいて、第2のユーザのための再生リストへの含有のために推奨されるべきである、第2のメディアアセットが存在しないことを判定する場合、プロセス700は、714に進む。714において、プロセス700は、終了する。
【0116】
図7のステップまたは説明は、本開示の任意の他の実施形態とともに使用され得ることが考慮される。加えて、
図7に関して説明されるステップおよび説明は、本開示の目的を促進するように、代替的な順序で、または並行して行われてもよい。例えば、これらのステップはそれぞれ、システムまたは方法の遅延を低減させる、もしくは速度を増加させるように、任意の順序で、または並行して、もしくは実質的に同時に行われてもよい。
【0117】
図8は、本開示のいくつかの実施形態による、第2のユーザから、複数のメディアアセットの第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信するときのステップ706(
図7)に関わる例証的ステップのフローチャートである。プロセス800またはその任意のステップは、
図5-6に示されるデバイスのいずれか上で実施される、またはそれによって提供され得ることに留意されたい。例えば、プロセス700は、ユーザ機器602、604、および/または606(
図6)上に実装される双方向メディアガイドアプリケーションによって命令されるように、制御回路504(
図5)によって実行されてもよい。加えて、プロセス700の1つまたはそれを上回るステップは、任意の他のプロセスまたは実施形態の1つまたはそれを上回るステップの中に組み込まれる、またはそれと組み合わせられてもよい。
【0118】
プロセス800は、802から開始し、制御回路504は、第2のユーザから、複数のメディアアセットの第1のメディアアセットへの無関心の表現を受信するためのプロセスを開始する。プロセス800は、804に進み、制御回路504は、第1のメディアアセットの再生に先立って、第1のメディアアセットを再生リストから除去する要求が第2のユーザから受信されたかどうかを判定する。例えば、制御回路504は、「再生」124オプションの任意の選択に先立って、「再生リストから除去」126オプションの選択が受信されたかどうかを判定する。804において、制御回路504が、第1のメディアアセットの再生に先立って、第1のメディアアセットを再生リストから除去する要求が第2のユーザから受信されたことを判定する場合、プロセス800は、806に進む。806において、制御回路504は、第2のユーザからの第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新する。例えば、制御回路504は、「メディアアセットA」122への無関心の表現に基づいて、Teddyのユーザプロファイルを更新する。
【0119】
804において、制御回路504が、第1のメディアアセットの再生に先立って、第1のメディアアセットを再生リストから除去する要求が第2のユーザから受信されていないことを判定する場合、プロセス800は、808に進む。808において、制御回路504は、第1のメディアアセットの再生を終了する要求が受信されたかどうかを判定する。808において、制御回路504が、第1のメディアアセットの再生を終了する要求が受信されたことを判定する場合、プロセス800は、810に進む。810において、制御回路504は、第1のメディアアセットの再生の開始時間から経過した時間が閾値時間未満であるかどうかを判定する。例えば、制御回路504は、Teddyのユーザプロファイルと関連付けられたデータ構造(例えば、記憶装置508内にローカルで、またはメディアコンテンツソース616およびメディアガイドデータソース618内に遠隔で記憶される閾値パラメータデータ構造)または閾値時間の値を判定するための別個のデータ構造にアクセスしてもよい。制御回路504が判定を実施し得る、前述の技法が、ここに適用可能である。
【0120】
810において、制御回路504が、第1のメディアアセットの再生の開始時間から経過した時間が閾値時間未満であることを判定する場合、プロセス800は、806に戻り、制御回路504は、第2のユーザからの第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新する。例えば、制御回路504は、Teddyから、「再生」124オプションの選択から5分後、終了オプションの選択を受信する。閾値時間が、10分である場合、制御回路504は、「メディアアセットA」122への無関心の表現をTeddyから受信したことを判定する。810において、制御回路504は、第1のメディアアセットの再生の開始時間から経過した時間が閾値時間未満ではないことを判定する場合、プロセス800は、812に進む。同様に、808において、制御回路504が、第1のメディアアセットの再生を終了する要求が受信されていないことを判定する場合、プロセス800は、812に進む。
【0121】
812において、制御回路504は、第2のユーザによって中断されず視聴された第1のメディアアセットの割合が閾値割合未満であるかどうかを判定する。812において、制御回路504が、第2のユーザによって中断されず視聴された第1のメディアアセットの割合が閾値割合未満であることを判定する場合、プロセス800は、806に戻る。例えば、閾値割合は、50%であってもよい。Teddyが、「メディアアセットA」122の65%を通して高速早送りする場合、制御回路504は、中断されず視聴された「メディアアセットA」122の割合が35%であることを判定する。この場合、制御回路504は、双方向メディアガイドアプリケーションが「メディアアセットA」122への無関心の表現をTeddyから受信したことを判定する。806において、制御回路504が、第2のユーザからの第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新する。この場合、制御回路504は、「メディアアセットA」122への無関心の表現に基づいて、Teddyのユーザプロファイルを更新する。812において、制御回路504が、第2のユーザによって中断されず視聴された第1のメディアアセットの割合が閾値割合未満ではないことを判定する場合、プロセス800は、814に進む。
【0122】
814において、制御回路504が、第1のメディアアセットについてのフィードバックが第2のユーザから受信されたかどうかを判定する。例えば、制御回路504は、「本メディアアセットの評価」128、「やだね」132、および「コメントを残してください」158のいずれかの選択が受信されたかどうかを判定する。814において、制御回路504が、第1のメディアアセットについてのフィードバックが第2のユーザから受信されたことを判定する場合、プロセス800は、816に進む。例えば、制御回路504は、「やだね」132オプションの選択を受信する。816において、制御回路504は、フィードバックが事前に定義された無関心の表現に対応するかどうかを判定する。例えば、制御回路504は、Teddyのユーザプロファイルと関連付けられたデータ構造(例えば、記憶装置508内にローカルで、またはメディアコンテンツソース616およびメディアガイドデータソース618内に遠隔で記憶される閾値パラメータデータ構造)または「やだね」132オプションの選択が事前に定義された無関心の表現であるかどうかを判定するための別個のデータ構造にアクセスする。制御回路504が本判定を実施し得る、前述の技法が、ここに適用可能である。816において、制御回路504が、フィードバックが事前に定義された無関心の表現に対応することを判定する場合、プロセス800は、806に戻る。806において、制御回路504は、第2のユーザからの第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新する。816において、制御回路504が、フィードバックが事前に定義された無関心の表現に対応しないことを判定する場合、プロセス800は、818に進む。同様に、814において、制御回路504が、第1のメディアアセットについてのフィードバックが第2のユーザから受信されていないことを判定する場合、プロセス800は、818に進む。818において、プロセス800は、終了する。
【0123】
図8のステップまたは説明は、本開示の任意の他の実施形態とともに使用され得ることが考慮される。加えて、
図8に関して説明されるステップおよび説明は、本開示の目的を促進するように、代替的な順序で、または並行して行われてもよい。例えば、これらのステップはそれぞれ、システムまたは方法の遅延を低減させる、もしくは速度を増加させるように、任意の順序で、または並行して、もしくは実質的に同時に行われてもよい。
【0124】
図9は、本開示のいくつかの実施形態による、第2のユーザからの第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新するときのステップ708(
図7)に関わる例証的ステップのフローチャートである。プロセス900またはその任意のステップは、
図5-6に示されるデバイスのいずれか上で実施される、またはそれによって提供され得ることに留意されたい。例えば、プロセス900は、ユーザ機器602、604、および/または606(
図6)上に実装される双方向メディアガイドアプリケーションによって命令されるように、制御回路504(
図5)によって実行されてもよい。加えて、プロセス700の1つまたはそれを上回るステップは、任意の他のプロセスまたは実施形態の1つまたはそれを上回るステップの中に組み込まれる、またはそれと組み合わせられてもよい。
【0125】
プロセス900は、902から開始し、制御回路504は、無関心の表現の受信に基づいて、第2のユーザからの第1のメディアアセットへの無関心の表現に基づいて、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルを更新するためのプロセスを開始する。プロセス900は、904に進み、制御回路504は、第1のメディアアセットと関連付けられたメタデータを解析し、第1の複数の属性を判定する。例えば、制御回路504は、「メディアアセットA」122に対応するメタデータに関してデータベース(例えば、メディアコンテンツソース616およびメディアガイドデータソース618に位置する、メディアアセットAを提供するコンテンツソースのコンテンツ一覧データベース)にクエリすることによって、第1のメディアアセットに対応するメタデータを読み出す。制御回路504は、「メディアアセットA」122と関連付けられたメタデータを解析し、「メディアアセットA」122が、属性「空想科学小説」、「Walt Disney Studios」、および「プロットx」を有することを判定してもよい。プロセス900は、906に進み、制御回路504は、第2の複数の属性および第2の複数の属性に対応する加重を含む、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルと関連付けられたデータ構造にアクセスする。例えば、制御回路504は、3、1、3、2、および1の対応する加重とともに、属性「アニメ」、「空想科学小説」、「Walt Disney Studios」、「プロットx」、および「プロットy」を含む、Teddyのユーザプロファイル内の属性データ構造にアクセスする。
【0126】
プロセス900は、908に進み、制御回路504は、第1の複数の属性の属性を選択する。例えば、制御回路504は、空想科学小説を選択する。プロセス900は、910に進み、制御回路504は、第1の複数の属性の属性が第2の複数の属性内に含まれるかどうかを判定する。910において、制御回路504が、第1の複数の属性の属性が第2の複数の属性内に含まれることを判定する場合、プロセス900は、912に進む。912において、制御回路504は、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルと関連付けられたデータ構造内の属性に対応する加重を減少させる。例えば、制御回路504は、属性データ構造内の空想科学小説に対応する加重を0に減少させる。プロセス900は、916に進み、制御回路504は、第1の複数の属性の全ての属性が選択されたかどうかを判定する。例えば、制御回路504は、「メディアアセットA」122の3つ全ての属性(すなわち、「空想科学小説」、「Walt Disney Studios」、および「プロットx」)が選択されたかどうかを判定する。
【0127】
916において、制御回路504が、第1の複数の属性の全ての属性が選択されていないことを判定する場合、プロセス900は、908に戻る。908において、制御回路504は、第1の複数の属性の属性を選択する。916において、制御回路504が、第1の複数の属性の全ての属性が選択されたことを判定する場合、プロセス900は、918に進む。918において、プロセス900は、終了する。910において、制御回路504が、第1の複数の属性の属性が、第2の複数の属性内に含まれないことを判定する場合、プロセス900は、914に進む。
【0128】
914において、制御回路504は、その属性を含み、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルと関連付けられたデータ構造内の属性に対応する加重を割り当てるように第2の複数の属性を更新する。プロセス900は、916に進み、制御回路504は、第1の複数の属性の全ての属性が選択されたかどうかを判定する。916において、制御回路504が、第1の複数の属性の全ての属性が選択されていないことを判定する場合、プロセス900は、908に戻る。908において、制御回路504は、第1の複数の属性の属性を選択する。916において、制御回路504が、第1の複数の属性の全ての属性が選択されたことを判定する場合、プロセス900は、918に進む。918において、プロセス900は、終了する。
【0129】
図9のステップまたは説明は、本開示の任意の他の実施形態とともに使用され得ることが考慮される。加えて、
図9に関して説明されるステップおよび説明は、本開示の目的を促進するように、代替的な順序で、または並行して行われてもよい。例えば、これらのステップはそれぞれ、システムまたは方法の遅延を低減させる、もしくは速度を増加させるように、任意の順序で、または並行して、もしくは実質的に同時に行われてもよい。
【0130】
図10は、本開示のいくつかの実施形態による、第2のユーザと関連付けられた更新されたユーザプロファイルに基づいて、第2のユーザのための再生リストへの含有のための第2のメディアアセットのための推奨を判定するときのステップ710(
図7)に関わる例証的ステップのフローチャートである。プロセス1000またはその任意のステップは、
図5-6に示されるデバイスのいずれか上で実施される、またはそれによって提供され得ることに留意されたい。例えば、プロセス1000は、ユーザ機器602、604、および/または606(
図6)上に実装される双方向メディアガイドアプリケーションによって命令されるように、制御回路504(
図5)によって実行されてもよい。加えて、プロセス700の1つまたはそれを上回るステップは、任意の他のプロセスまたは実施形態の1つまたはそれを上回るステップの中に組み込まれる、またはそれと組み合わせられてもよい。
【0131】
プロセス1000は、1002から開始し、制御回路504は、第2のユーザと関連付けられた更新されたユーザプロファイルに基づいて、第2のユーザのための再生リストへの含有のための第2のメディアアセットのための推奨を判定するためのプロセスを開始する。プロセス1000は、1004に進み、制御回路504は、メディアアセットのために利用可能なメディアアセットのリストを含有する、データベースにクエリする。例えば、制御回路504は、第2のユーザの年齢のために好適なメディアアセットに関して、メディアコンテンツソース616およびメディアガイドデータソース618に位置するコンテンツ一覧データベースにクエリしてもよい。プロセス1000は、1006に進み、制御回路504は、クエリがメディアアセットのリストを返したかどうかを判定する。1006において、制御回路504が、クエリがメディアアセットのリストを返さなかったことを判定する場合、プロセス1000は、1026に進む。1026において、プロセス1000は、終了する。1006において、制御回路504が、クエリがメディアアセットのリストを返すことを判定する場合、プロセス1000は、1008に進む。
【0132】
1008において、制御回路504は、メディアアセットをクエリによって返されたメディアアセットのリストから選択する。例えば、クエリは、「メディアアセットM」166を返す。プロセス1000は、1010に進み、制御回路504は、メディアアセットと関連付けられたメタデータを解析し、第3の複数の属性を判定する。例えば、制御回路504は、「メディアアセットM」166が、属性「アニメ」および「Walt Disney Studios」を有することを判定してもよい。プロセス1000は、1012に進み、制御回路504は、第3の複数の属性の属性を選択する。例えば、制御回路504は、アニメ属性を選択してもよい。プロセス1000は、1014に進み、制御回路504は、属性が第2の複数の属性内に含まれるかどうかを判定する。1014において、制御回路504が、属性が第2の複数の属性内に含まれることを判定する場合、プロセス1000は、1016に進む。1016において、制御回路504は、第2のユーザと関連付けられたユーザプロファイルと関連付けられたデータ構造内の属性の加重に基づいて、メディアアセットに関する類似性係数の値を更新する。例えば、制御回路504は、アニメがTeddyのユーザプロファイル内の属性データ構造内に含まれ、それに対応する加重が、3であることを判定する。制御回路504は、次いで、3をメディアアセット「メディアアセットM」166のための類似性係数の現在の値に追加してもよい。
【0133】
プロセス1000は、1018に進む。1014において、制御回路504が、属性が第2の複数の属性内に含まれないことを判定する場合、プロセス1000は、1018に進む。1018において、制御回路504は、第3の複数の属性の全ての属性が考慮されたかどうかを判定する。1018において、制御回路504が、第3の複数の属性の全ての属性が考慮されていないことを判定する場合、プロセス1000は、1012に戻り、制御回路504は、第3の複数の属性の属性を選択する。1018において、制御回路504が、第3の複数の属性の全ての属性が考慮されたことを判定する場合、プロセス1000は、1020に進む。1020において、制御回路504は、メディアアセットのための類似性係数の値が閾値を上回るかどうかを判定する。制御回路504が本判定を実施する、前述の様式が、ここに適用可能である。
【0134】
1020において、制御回路504が、メディアアセットのための類似性係数の値が閾値を上回ることを判定する場合、プロセス1000は、1022に進む。1022において、制御回路504は、第1のユーザのための表示のために、メディアアセットのための推奨を生成する。例えば、制御回路504は、「メディアアセットM」166のための類似性係数が閾値を上回ることを判定し、第1のユーザのための表示のために、表示164を生成してもよい。プロセス1000は、1024に進む。1020において、制御回路504が、メディアアセットのための類似性係数の値が閾値を上回らないことを判定する場合、プロセス1000は、1024に進む。1024において、制御回路504は、クエリによって返されたメディアアセットのリストの全てのメディアアセットが考慮されたかどうかを判定する。
【0135】
1024において、制御回路504が、クエリによって返されたメディアアセットのリストの全てのメディアアセットが考慮されていないことを判定する場合、プロセス1000は、1008に戻り、制御回路504は、クエリによって返されたメディアアセットのリストからメディアアセットを選択する。1024において、制御回路504が、クエリによって返されたメディアアセットのリストの全てのメディアアセットが考慮されたことを判定する場合、プロセス1000は、1026に進む。1026において、プロセス1000は、終了する。
【0136】
図10のステップまたは説明は、本開示の任意の他の実施形態とともに使用され得ることが考慮される。加えて、
図10に関して説明されるステップおよび説明は、本開示の目的を促進するように、代替的な順序で、または並行して行われてもよい。例えば、これらのステップはそれぞれ、システムまたは方法の遅延を低減させる、もしくは速度を増加させるように、任意の順序で、または並行して、もしくは実質的に同時に行われてもよい。
【0137】
前述のプロセスは、例証であって、限定ではないことが意図される。当業者は、本明細書で議論されるプロセスのステップが、本発明の範囲から逸脱することなく、省略される、修正される、組み合わせられる、および/または並べ替えされてもよく、任意の付加的ステップが、行われてもよいことを理解するであろう。より一般的には、前述の開示は、例示であって、限定ではないことが意図される。続く請求項のみが、本発明が含むものに関する境界として設定するように意図される。さらに、いずれか1つの実施形態で説明される特徴および制限は、本明細書の任意の他の実施形態に適用され得、一実施形態に関するフローチャートまたは実施例は、好適な様式で任意の他の実施形態と組み合わせられ、異なる順序で行われ、または並行して行われ得ることに留意されたい。加えて、本明細書で説明されるシステムおよび方法は、リアルタイムで行われてもよい。また、上記で説明されるシステムおよび/または方法は、他のシステムならびに/もしくは方法に適用され、またはそれらに従って使用され得ることにも留意されたい。